(本開示の基礎となった知見)
上記のように、従来、掃除又は点検などの所定のタスクを自律移動しながら実行するロボット装置は、充電するために基地局に帰還する必要がある。そのため、基地局は、ロボット装置を基地局に誘導するための誘導信号を送信しており、ロボット装置は、基地局から送信された誘導信号を検出しながら当該基地局に帰還する。
従来の基地局は、ロボット装置が帰還してドッキングすると、誘導信号の送信を停止する。そのため、システムが、複数のロボット装置と、複数のロボット装置のそれぞれが帰還する複数の基地局とを備える場合、ロボット装置が帰還した基地局は、誘導信号の送信を停止し、他のロボット装置の帰還に寄与することはない。したがって、他のロボット装置が、基地局を探索するのに時間がかかり、複数のロボット装置の全てが帰還するのに時間がかかるおそれがある。
以上の課題を解決するために、本開示の一態様に係る移動体基地複合体は、複数の移動体が接続される移動体基地複合体であって、前記複数の移動体のそれぞれが接続される複数の基地と、前記複数の移動体を前記複数の基地へ誘導する誘導制御部と、備え、前記複数の基地の各々は、前記移動体を前記基地の一方側から他方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は前記移動体を前記基地の前記他方側から前記一方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を前記基地の前記一方側に向かって送信する第1誘導信号送信部と、前記第1誘導信号又は前記第2誘導信号を前記基地の前記他方側に向かって送信する第2誘導信号送信部と、前記移動体が前記基地に接続されたか否かを検知する接続検知部と、を備え、前記誘導制御部は、前記複数の基地のうちの第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていないことが検知された場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部に前記第1誘導信号を送信させるとともに、前記第1基地の前記第2誘導信号送信部に前記第2誘導信号を送信させ、前記第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第1基地の一方側に存在する前記移動体が接続されていない前記第1基地に最も近い第2基地と前記第1基地との間の距離が、前記第1基地の他方側に存在する前記移動体が接続されていない前記第1基地に最も近い第3基地と前記第1基地との間の距離より長い場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部の両方に前記第1誘導信号を送信させ、前記第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第2基地と前記第1基地との間の距離が、前記第3基地と前記第1基地との間の距離より短い場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部の両方に前記第2誘導信号を送信させ、前記第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第2基地と前記第1基地との間の距離が、前記第3基地と前記第1基地との間の距離と等しい場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部に前記第2誘導信号を送信させるとともに、前記第1基地の前記第2誘導信号送信部に前記第1誘導信号を送信させる。
この構成によれば、複数の基地には、複数の移動体のそれぞれが接続される。誘導制御部によって、複数の移動体が複数の基地へ誘導される。第1誘導信号送信部は、移動体を基地の一方側から他方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は移動体を基地の他方側から一方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を基地の一方側に向かって送信する。第2誘導信号送信部は、第1誘導信号又は第2誘導信号を基地の他方側に向かって送信する。接続検知部は、移動体が基地に接続されたか否かを検知する。そして、複数の基地のうちの第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていないことが検知された場合、第1基地の第1誘導信号送信部によって、第1誘導信号が送信されるとともに、第1基地の第2誘導信号送信部によって、第2誘導信号が送信される。第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていることが検知され、かつ、第1基地の一方側に存在する移動体が接続されていない第1基地に最も近い第2基地と第1基地との間の距離が、第1基地の他方側に存在する移動体が接続されていない第1基地に最も近い第3基地と第1基地との間の距離より長い場合、第1基地の第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部の両方によって、第1誘導信号が送信される。第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていることが検知され、かつ、第2基地と第1基地との間の距離が、第3基地と第1基地との間の距離より短い場合、第1基地の第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部の両方によって、第2誘導信号が送信される。第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていることが検知され、かつ、第2基地と第1基地との間の距離が、第3基地と第1基地との間の距離と等しい場合、第1基地の第1誘導信号送信部によって、第2誘導信号が送信されるとともに、第1基地の第2誘導信号送信部によって、第1誘導信号が送信される。
したがって、既に移動体が接続されている基地から送信される第1誘導信号又は第2誘導信号を用いて、基地に接続していない他の移動体を、移動体が接続されていない他の基地に誘導することができ、複数の移動体を複数の基地のそれぞれに確実に帰還させることができるとともに、複数の移動体の全てが複数の基地のそれぞれに帰還する時間を短縮することができる。
また、上記の移動体基地複合体において、前記距離は、ユークリッド距離であってもよい。この構成によれば、第2基地と第1基地との間の距離、及び第3基地と第1基地との間の距離がユークリッド距離で表されるので、第2基地と第1基地との間の距離、及び第3基地と第1基地との間の距離の比較を正確に行うことができる。
また、上記の移動体基地複合体において、前記距離は、前記第2基地又は前記第3基地と前記第1基地との間に存在する、前記移動体が接続されている基地の数で表されてもよい。
この構成によれば、第2基地と第1基地との間の距離、及び第3基地と第1基地との間の距離が、第2基地又は第3基地と第1基地との間に存在する、移動体が接続されている基地の数で表されるので、第2基地と第1基地との間の距離、及び第3基地と第1基地との間の距離の比較を容易に行うことができる。
また、上記の移動体基地複合体において、前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部は、前記第1誘導信号が送信される領域と前記第2誘導信号が送信される領域とが重複する重複領域が前記基地の正面に形成されるように配置されており、前記移動体は、前記重複領域を検出しながら前記基地の正面に誘導されてもよい。
この構成によれば、第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部は、第1誘導信号が送信される領域と第2誘導信号が送信される領域とが重複する重複領域が基地の正面に形成されるように配置される。移動体は、重複領域を検出しながら基地の正面に誘導される。
したがって、第1誘導信号が送信される領域と第2誘導信号が送信される領域とが重複する重複領域により、移動体を基地の正面に誘導することができる。
また、上記の移動体基地複合体において、前記各基地は、前記第1誘導信号送信部と前記第2誘導信号送信部との間に配置される、前記移動体を前記基地の正面に誘導するための正面誘導信号を送信する正面誘導信号送信部をさらに備えてもよい。
この構成によれば、第1誘導信号送信部と第2誘導信号送信部との間に配置される正面誘導信号送信部によって、移動体を基地の正面に誘導するための正面誘導信号が送信される。
したがって、第1誘導信号送信部と第2誘導信号送信部との間から送信される正面誘導信号により、移動体を基地の正面に誘導することができる。
また、上記の移動体基地複合体において、前記移動体基地複合体は、前記誘導制御部を含む本体部をさらに備え、前記複数の基地は、前記本体部に対して放射状に配置されてもよい。
この構成によれば、複数の基地は、本体部に対して放射状に配置されるので、移動体基地複合体を小型化することができる。
また、上記の移動体基地複合体において、前記移動体基地複合体は、前記各基地間の距離を記憶する距離記憶部をさらに備え、前記誘導制御部は、前記距離記憶部に記憶されている前記距離に基づいて、前記第2基地と前記第1基地との間の距離と、前記第3基地と前記第1基地との間の距離とを算出してもよい。
この構成によれば、距離記憶部は、各基地間の距離を記憶する。距離記憶部に記憶されている距離に基づいて、第2基地と第1基地との間の距離と、第3基地と第1基地との間の距離とが算出されるので、第2基地と第1基地との間の距離、及び第3基地と第1基地との間の距離を容易に算出することができる。
本開示の他の態様に係る移動体基地は、複数の移動体のうちの一の移動体が接続される移動体基地であって、前記一の移動体を前記移動体基地の一方側から他方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は前記一の移動体を前記移動体基地の前記他方側から前記一方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を前記移動体基地の前記一方側に向かって送信する第1誘導信号送信部と、前記第1誘導信号又は前記第2誘導信号を前記移動体基地の前記他方側に向かって送信する第2誘導信号送信部と、前記一の移動体が前記移動体基地に接続されたか否かを検知する接続検知部と、前記一の移動体を前記移動体基地へ誘導するとともに、他の移動体を他の移動体基地へ誘導する誘導制御部と、を備え、前記誘導制御部は、前記接続検知部によって前記一の移動体が接続されていないことが検知された場合、前記第1誘導信号送信部に前記第1誘導信号を送信させるとともに、前記第2誘導信号送信部に前記第2誘導信号を送信させ、前記接続検知部によって前記一の移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記移動体基地の一方側に存在する第1の他の移動体が接続されていない前記移動体基地に最も近い第1の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離が、前記移動体基地の他方側に存在する前記第2の他の移動体が接続されていない前記移動体基地に最も近い第2の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離より長い場合、前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部の両方に前記第1誘導信号を送信させ、前記接続検知部によって前記一の移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第1の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離が、前記第2の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離より短い場合、前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部の両方に前記第2誘導信号を送信させ、前記接続検知部によって前記一の移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第1の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離が、前記第2の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離と等しい場合、前記第1誘導信号送信部に前記第2誘導信号を送信させるとともに、前記第2誘導信号送信部に前記第1誘導信号を送信させる。
この構成によれば、移動体基地は、複数の移動体のうちの一の移動体が接続される。第1誘導信号送信部は、一の移動体を移動体基地の一方側から他方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は一の移動体を移動体基地の他方側から一方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を移動体基地の一方側に向かって送信する。第2誘導信号送信部は、第1誘導信号又は第2誘導信号を移動体基地の他方側に向かって送信する。接続検知部は、一の移動体が移動体基地に接続されたか否かを検知する。誘導制御部は、一の移動体を移動体基地へ誘導するとともに、他の移動体を他の移動体基地へ誘導する。そして、接続検知部によって一の移動体が接続されていないことが検知された場合、第1誘導信号送信部によって、第1誘導信号が送信されるとともに、第2誘導信号送信部によって、第2誘導信号が送信される。接続検知部によって一の移動体が接続されていることが検知され、かつ、移動体基地の一方側に存在する第1の他の移動体が接続されていない移動体基地に最も近い第1の他の移動体基地と移動体基地との間の距離が、移動体基地の他方側に存在する第2の他の移動体が接続されていない移動体基地に最も近い第2の他の移動体基地と移動体基地との間の距離より長い場合、第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部の両方によって、第1誘導信号が送信される。接続検知部によって一の移動体が接続されていることが検知され、かつ、第1の他の移動体基地と移動体基地との間の距離が、第2の他の移動体基地と移動体基地との間の距離より短い場合、第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部の両方によって、第2誘導信号が送信される。接続検知部によって一の移動体が接続されていることが検知され、かつ、第1の他の移動体基地と移動体基地との間の距離が、第2の他の移動体基地と移動体基地との間の距離と等しい場合、第1誘導信号送信部によって、第2誘導信号が送信されるとともに、第2誘導信号送信部によって、第1誘導信号が送信される。
したがって、既に移動体が接続されている移動体基地から送信される第1誘導信号又は第2誘導信号を用いて、移動体基地に接続していない他の移動体を、移動体が接続されていない他の移動体基地に誘導することができ、複数の移動体を複数の移動体基地のそれぞれに確実に帰還させることができるとともに、複数の移動体の全てが複数の移動体基地のそれぞれに帰還する時間を短縮することができる。
また、上記の移動体基地において、前記一の移動体が前記移動体基地に接続されているか否かを示す接続情報を前記他の移動体基地に送信する接続情報送信部と、前記他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離を記憶する距離記憶部と、前記他の移動体基地によって送信された前記接続情報を受信する接続情報受信部と、をさらに備え、前記誘導制御部は、前記距離記憶部に記憶されている前記距離と、前記接続情報受信部によって受信された前記接続情報とに基づいて、前記第1の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離と、前記第2の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離とを算出してもよい。
この構成によれば、一の移動体が移動体基地に接続されているか否かを示す接続情報が他の移動体基地に送信される。距離記憶部は、他の移動体基地と移動体基地との間の距離を記憶している。他の移動体基地によって送信された接続情報が受信される。距離記憶部に記憶されている距離と、接続情報受信部によって受信された接続情報とに基づいて、第1の他の移動体基地と移動体基地との間の距離と、第2の他の移動体基地と移動体基地との間の距離とが算出される。
したがって、第1の他の移動体基地と移動体基地との間の距離、及び第2の他の移動体基地と移動体基地との間の距離を容易に算出することができる。
また、上記の移動体基地において、前記一の移動体が前記移動体基地に接続されているか否かを示す接続情報を、前記移動体基地とネットワークを介して接続された管理装置に送信する接続情報送信部と、前記第1の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離と、前記第2の他の移動体基地と前記移動体基地との間の距離とを示す距離情報を前記管理装置から受信する距離受信部と、をさらに備えてもよい。
この構成によれば、一の移動体が移動体基地に接続されているか否かを示す接続情報が、移動体基地とネットワークを介して接続された管理装置に送信される。第1の他の移動体基地と移動体基地との間の距離と、第2の他の移動体基地と移動体基地との間の距離とを示す距離情報が管理装置から受信される。
したがって、移動体基地とネットワークを介して接続された管理装置から接続情報及び距離情報が受信されるので、移動体基地は、接続情報及び距離情報を記憶する必要がなく、メモリの記憶容量を少なくすることができる。
本開示の他の態様に係る移動体誘導方法は、複数の移動体のそれぞれが接続される複数の基地と、前記複数の移動体を前記複数の基地へ誘導する誘導制御部とを備える移動体基地複合体における移動体誘導方法であって、前記複数の基地の各々は、前記移動体を前記基地の一方側から他方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は前記移動体を前記基地の前記他方側から前記一方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を前記基地の前記一方側に向かって送信する第1誘導信号送信部と、前記第1誘導信号又は前記第2誘導信号を前記基地の前記他方側に向かって送信する第2誘導信号送信部と、前記移動体が前記基地に接続されたか否かを検知する接続検知部と、を備え、前記誘導制御部は、前記複数の基地のうちの第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていないことが検知された場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部に前記第1誘導信号を送信させるとともに、前記第1基地の前記第2誘導信号送信部に前記第2誘導信号を送信させ、前記誘導制御部は、前記第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第1基地の一方側に存在する前記移動体が接続されていない前記第1基地に最も近い第2基地と前記第1基地との間の距離が、前記第1基地の他方側に存在する前記移動体が接続されていない前記第1基地に最も近い第3基地と前記第1基地との間の距離より長い場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部の両方に前記第1誘導信号を送信させ、前記誘導制御部は、前記第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第2基地と前記第1基地との間の距離が、前記第3基地と前記第1基地との間の距離より短い場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部及び前記第2誘導信号送信部の両方に前記第2誘導信号を送信させ、前記誘導制御部は、前記第1基地の前記接続検知部によって前記移動体が接続されていることが検知され、かつ、前記第2基地と前記第1基地との間の距離が、前記第3基地と前記第1基地との間の距離と等しい場合、前記第1基地の前記第1誘導信号送信部に前記第2誘導信号を送信させるとともに、前記第1基地の前記第2誘導信号送信部に前記第1誘導信号を送信させる。
この構成によれば、複数の基地には、複数の移動体のそれぞれが接続される。誘導制御部によって、複数の移動体が複数の基地へ誘導される。第1誘導信号送信部は、移動体を基地の一方側から他方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は移動体を基地の他方側から一方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を基地の一方側に向かって送信する。第2誘導信号送信部は、第1誘導信号又は第2誘導信号を基地の他方側に向かって送信する。接続検知部は、移動体が基地に接続されたか否かを検知する。複数の基地のうちの第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていないことが検知された場合、第1基地の第1誘導信号送信部によって、第1誘導信号が送信されるとともに、第1基地の第2誘導信号送信部によって、第2誘導信号が送信される。第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていることが検知され、かつ、第1基地の一方側に存在する移動体が接続されていない第1基地に最も近い第2基地と第1基地との間の距離が、第1基地の他方側に存在する移動体が接続されていない第1基地に最も近い第3基地と第1基地との間の距離より長い場合、第1基地の第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部の両方によって、第1誘導信号が送信される。第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていることが検知され、かつ、第2基地と第1基地との間の距離が、第3基地と第1基地との間の距離より短い場合、第1基地の第1誘導信号送信部及び第2誘導信号送信部の両方によって、第2誘導信号が送信される。第1基地の接続検知部によって移動体が接続されていることが検知され、かつ、第2基地と第1基地との間の距離が、第3基地と第1基地との間の距離と等しい場合、第1基地の第1誘導信号送信部によって、第2誘導信号が送信されるとともに、第1基地の第2誘導信号送信部によって、第1誘導信号が送信される。
したがって、既に移動体が接続されている基地から送信される第1誘導信号又は第2誘導信号を用いて、基地に接続していない他の移動体を、移動体が接続されていない他の基地に誘導することができ、複数の移動体を複数の基地のそれぞれに確実に帰還させることができるとともに、複数の移動体の全てが複数の基地のそれぞれに帰還する時間を短縮することができる。
以下添付図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1におけるロボット基地複合体の全体構成の一例を示す図であり、図2は、本開示の実施の形態1におけるロボット基地複合体の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図1は、ロボット基地複合体1を上方から見た図である。
図1及び図2に示すロボット基地複合体1は、第1基地111、第2基地112、第3基地113、第4基地114、距離記憶部12、誘導制御部13及び充電部16を備える。ロボット基地複合体1は、移動体基地複合体の一例であり、複数のロボットが接続される。
第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114には、それぞれロボットが接続される。なお、ロボット基地複合体1は、誘導制御部13を含む本体部30をさらに備えており、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114は、本体部30に対して放射状に配置される。なお、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114は、図1に示す配置に限定されず、例えば直線状に配置されてもよく、他の配置であってもよい。
誘導制御部13は、複数のロボットを第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114へ誘導する。距離記憶部12は、各基地間の距離を記憶する。例えば、距離記憶部12は、第1基地111と、第1基地111の左側(左回り)及び右側(右回り)に存在する他の基地(第2基地112、第3基地113及び第4基地114)との間の距離を記憶してもよく、第2基地112と他の基地との距離、第3基地113と他の基地との距離及び第4基地114と他の基地との距離を記憶してもよい。例えば、第1基地111の左側には、第2基地112、第3基地113及び第4基地114が順に配置されているので、第1基地111の左側において、第1基地111と第2基地112との距離を“1”とし、第1基地111と第3基地113との距離を“2”とし、第1基地111と第4基地114との距離を“3”としてもよい。また、例えば、第1基地111の右側には、第4基地114、第3基地113及び第2基地112が順に配置されているので、第1基地111の右側において、第1基地111と第4基地114との距離を“1”とし、第1基地111と第3基地113との距離を“2”とし、第1基地111と第2基地112との距離を“3”としてもよい。このように、各基地間の距離は、一の基地と他の基地との間に存在する基地の数で表されてもよい。
なお、本実施の形態1では、距離記憶部12が予め距離に関する情報を記憶しているが、本開示は特にこれに限定されず、ロボット基地複合体1は、サーバなどの外部機器から距離に関する情報を取得してもよい。
第1基地111は、左側誘導信号送信部1011、右側誘導信号送信部1021、狭域信号送信部1031及び接続検知部1041を備える。
左側誘導信号送信部1011は、ロボットを第1基地111の左方側(一方側)から右方側(他方側)へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又はロボットを第1基地111の右方側(他方側)から左方側(一方側)へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号を第1基地111の左方側(一方側)に向かって送信する。左側誘導信号送信部1011は、第1誘導信号送信部の一例である。また、第1誘導信号及び第2誘導信号は、例えば、赤外線信号である。
右側誘導信号送信部1021は、第1誘導信号又は第2誘導信号を第1基地111の右方側(他方側)に向かって送信する。右側誘導信号送信部1021は、第2誘導信号送信部の一例である。
狭域信号送信部1031は、左側誘導信号送信部1011と右側誘導信号送信部1021との間に配置され、ロボット2を第1基地111の正面に誘導するための狭域信号(正面誘導信号)を送信する。狭域信号送信部1031は、第1基地111の正面に向かって狭域信号を送信する。狭域信号は、第1誘導信号及び第2誘導信号よりも狭い角度を有しており、例えば、30度〜60度の出射角度を有する。なお、狭域信号送信部1031は、左側誘導信号送信部1011が第1誘導信号を送信するとともに、右側誘導信号送信部1021が第2誘導信号を送信する場合にのみ、狭域信号を送信してもよい。
接続検知部1041は、ロボットが第1基地111に接続されたか否かを検知する。
第2基地112は、左側誘導信号送信部1012、右側誘導信号送信部1022、狭域信号送信部1032及び接続検知部1042を備える。第3基地113は、左側誘導信号送信部1013、右側誘導信号送信部1023、狭域信号送信部1033及び接続検知部1043を備える。第4基地114は、左側誘導信号送信部1014、右側誘導信号送信部1024、狭域信号送信部1034及び接続検知部1044を備える。
なお、左側誘導信号送信部1012、左側誘導信号送信部1013及び左側誘導信号送信部1014の構成は、左側誘導信号送信部1011と同じであるので、説明を省略する。また、右側誘導信号送信部1022、右側誘導信号送信部1023及び右側誘導信号送信部1024の構成は、右側誘導信号送信部1021と同じであるので、説明を省略する。また、狭域信号送信部1032、狭域信号送信部1033及び狭域信号送信部1034の構成は、狭域信号送信部1031と同じであるので、説明を省略する。また、接続検知部1042、接続検知部1043及び接続検知部1044の構成は、接続検知部1041と同じであるので、説明を省略する。
誘導制御部13は、複数の基地のうちの第1基地111の接続検知部1041によってロボットが接続されていないことが検知された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011に第1誘導信号を送信させるとともに、第1基地111の右側誘導信号送信部1021に第2誘導信号を送信させる。
また、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボットが接続されていることが検知され、かつ、第1基地111の左方側(一方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離が、第1基地111の右方側(他方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離より長い場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011及び右側誘導信号送信部1021の両方に第1誘導信号を送信させる。
なお、誘導制御部13は、距離記憶部12に記憶されている距離に基づいて、第1基地111の左方側(一方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側(他方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
また、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボットが接続されていることが検知され、かつ、第1基地111の左方側(一方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離が、第1基地111の右方側(他方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離より短い場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011及び右側誘導信号送信部1021の両方に第2誘導信号を送信させる。
また、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボットが接続されていることが検知され、かつ、第1基地111の左方側(一方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離が、第1基地111の右方側(他方側)に存在するロボットが接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離と等しい場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011に第2誘導信号を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1021に第1誘導信号を送信させる。
なお、第2基地112、第3基地113及び第4基地114に対する誘導制御部13の動作は、第1基地111に対する誘導制御部13の動作と同じであるので、説明を省略する。
充電部16は、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114に接続されたロボット2が備える蓄電池に対して充電を行う。第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114のそれぞれには充電接点(不図示)が配置され、ロボット2の下面には充電接点が配置されている。ロボット2が第1基地111、第2基地112、第3基地113又は第4基地114に接続されると、第1基地111、第2基地112、第3基地113又は第4基地114の充電接点と、ロボット2の充電接点とが接触し、ロボット2の蓄電池への充電が開始される。
続いて、本実施の形態1におけるロボットについて説明する。
図3は、本開示の実施の形態1におけるロボットの全体構成の一例を示す図であり、図4は、本開示の実施の形態1におけるロボットの機能構成の一例を示すブロック図である。なお、ロボット2は、移動体の一例である。本実施の形態1では、自律的に移動しながら吸引清掃を行う掃除ロボットを移動体の一例として説明する。
ロボット2は、2次元平面上を自律的に移動しながら所定のタスクを実行する。ロボット2が実行する所定のタスクは、床面の掃除である。ロボット2は、制御部21、光学信号センサ22及び駆動部23を備える。なお、本実施の形態1におけるロボット2は、吸引清掃を行うための構成、距離センサ及び接触センサなどを備えているが、図3では省略している。また、ロボット2は、床面を自律的に移動しながら検査する検査ロボットであってもよく、自律的に移動しながら所定のタスクを実行する他のロボットであってもよい。
光学信号センサ22は、ロボット2の前方部分に設置されており、ロボット基地複合体1から送信される第1誘導信号、第2誘導信号及び狭域信号を受信する。
駆動部23は、ロボット2を移動させる。駆動部23は、ロボット2を移動させるための駆動輪及び駆動輪を駆動するモータを含む。駆動輪はロボット2の底部に設置されている。
制御部21は、例えば、CPU(中央演算処理装置)であり、ロボット2の移動を制御する。制御部21は、清掃などの所定のタスクが完了した場合、又は内蔵する蓄電池(不図示)の残量が閾値以下になった場合、ロボット2をロボット基地複合体1へ帰還させる。制御部21は、光学信号センサ22によって第2誘導信号が受信された場合、ロボット2を進行方向に対して右方(基地から見て左方)に移動させる。また、制御部21は、光学信号センサ22によって第1誘導信号が受信された場合、ロボット2を進行方向に対して左方(基地から見て右方)に移動させる。これにより、ロボット2は、各基地の中心に向かって誘導される。
また、制御部21は、光学信号センサ22によって狭域信号が受信された場合、光学信号センサ22が狭域信号を常に受信するようにロボット2の移動を制御し、ロボット2を基地に接近させる。これにより、ロボット2は、基地の中心部分に向かって正確に移動し、基地にドッキングする。ロボット2が基地にドッキングされると、充電部16は、ロボット2が備える蓄電池への充電を開始する。
続いて、ロボット基地複合体1によって送信される第1誘導信号、第2誘導信号及び狭域信号について説明する。
図5は、本開示の実施の形態1において、ロボット基地複合体にロボットが接続されていない場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号、第2誘導信号及び狭域信号について説明するための模式図である。
図5に示すように、ロボット基地複合体1にロボット2が接続されていない場合、各基地111,112,113,114の左側誘導信号送信部1011,1012,1013,1014は、ロボット2を各基地111,112,113,114の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を各基地111,112,113,114の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1011,1012,1013,1014は、ロボット2を各基地111,112,113,114の左方側から各基地111,112,113,114の中心軸へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を各基地111,112,113,114の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1にロボット2が接続されていない場合、各基地111,112,113,114の右側誘導信号送信部1021,1022,1023,1024は、ロボット2を各基地111,112,113,114の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を各基地111,112,113,114の右方側に向かって送信する。すなわち、各基地111,112,113,114の右側誘導信号送信部1021,1022,1023,1024は、ロボット2を各基地111,112,113,114の右方側から各基地111,112,113,114の中心軸へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を各基地111,112,113,114の右方側に向かって送信する。
さらに、各基地111,112,113,114の狭域信号送信部1031,1032,1033,1034は、ロボット2を各基地111,112,113,114の正面へ誘導する狭域信号303を各基地111,112,113,114の正面に向かって送信する。なお、以下に説明する図面では、狭域信号303を省略する。
なお、図5における第1誘導信号301、第2誘導信号302及び狭域信号303が届く範囲は、それぞれ模式的に表したものであり、実際の大きさは異なる。また、矢印3011,3021は、ロボット2を誘導する方向を示している。
また、本実施の形態1では、ロボット基地複合体1は、4つの基地111,112,113,114を備えているが、本開示は特にこれに限定されず、2つの基地、3つの基地及び5つ以上の基地を備えてもよい。
図6は、本開示の実施の形態1において、ロボット基地複合体に1台のロボットが接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図6では、第1基地111のみにロボット2が接続されている。なお、ロボット2が接続される基地は、特に決められておらず、ロボット2は、複数の基地のうちのどの基地に接続してもよい。
図6に示すように、ロボット基地複合体1の第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第1基地111の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の中心軸から第1基地111の左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の中心軸から第1基地111の右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1のロボット2が接続されていない基地112,113,114の左側誘導信号送信部1012,1013,1014は、ロボット2を各基地112,113,114の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を各基地112,113,114の左方側に向かって送信し、基地112,113,114の右側誘導信号送信部1022,1023,1024は、ロボット2を各基地112,113,114の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を各基地112,113,114の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第2基地112であるので、誘導制御部13は、第2基地112と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図6では、第2基地112と第1基地111との間の距離は0である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地114と第1基地111との間の距離を算出する。図6では、第4基地114と第1基地111との間の距離は0である。
第2基地112と第1基地111との間の距離が、第4基地114と第1基地111との間の距離と等しいので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1021に第1誘導信号301を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1の第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられる。図6中の一点鎖線401は、ロボット2が帰還した基地の左方に存在するロボット2が帰還していない基地と、ロボット2が帰還した基地の右方に存在するロボット2が帰還していない基地との間の距離を2等分する境界線を示している。本実施の形態1では、境界線の左方及び右方の誘導方向が再配分されることになり、当該誘導方向は反転することになる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第2基地112が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第2基地112に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第4基地114が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第4基地114に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態1では、距離は、第1基地111の左方側(一方側)に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表されるとともに、第1基地111の右方側(他方側)に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表されるが、本開示は特にこれに限定されず、距離は、ユークリッド距離で表されてもよい。
図7は、本開示の実施の形態1において、ロボット基地複合体に2台のロボットが隣接して接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図7では、隣接する第1基地111及び第2基地112にロボット2が接続され、第3基地113及び第4基地114にはロボット2が接続されていない。
図7に示すように、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の左方側から第1基地111の中心軸へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の中心軸から第1基地111の右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第2基地112の左側誘導信号送信部1012は、ロボット2を第2基地112の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第2基地112の右側誘導信号送信部1022は、ロボット2を第2基地112の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1のロボット2が接続されていない基地113,114の左側誘導信号送信部1013,1014は、ロボット2を各基地113,114の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を各基地113,114の左方側に向かって送信し、基地113,114の右側誘導信号送信部1023,1024は、ロボット2を各基地113,114の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を各基地113,114の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第3基地113と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図7では、第3基地113と第1基地111との間に第2基地112があるため、第3基地113と第1基地111との間の距離は1である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地112と第1基地111との間の距離を算出する。図7では、第4基地114と第1基地111との間の距離は0である。
第3基地113と第1基地111との間の距離が、第4基地114と第1基地111との間の距離より長いので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011及び右側誘導信号送信部1021の両方に第1誘導信号301を送信させる。
さらに、誘導制御部13は、第2基地112の接続検知部1042によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第2基地112の左方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地と第2基地112との間の距離を算出するとともに、第2基地112の右方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地と第2基地112との間の距離を算出する。
第2基地112の左方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第2基地112との間の距離を算出する。なお、距離は、第3基地113と第2基地112との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図7では、第3基地113と第2基地112との間の距離は0である。
また、第2基地112の右方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地112と第2基地112との間の距離を算出する。図7では、第4基地114と第2基地112との間に第1基地111があるため、第4基地114と第2基地112との間の距離は1である。
第3基地113と第2基地112との間の距離が、第4基地114と第2基地112との間の距離より短いので、誘導制御部13は、第2基地112の左側誘導信号送信部1012及び右側誘導信号送信部1022の両方に第2誘導信号302を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられ、第2基地112の左側誘導信号送信部1012から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられる。図7中の一点鎖線401は、ロボット2が帰還した2つの基地の左方に存在するロボット2が帰還していない基地と、ロボット2が帰還した2つの基地の右方に存在するロボット2が帰還していない基地との間の距離を2等分する境界線を示している。本実施の形態1では、境界線の左方及び右方の誘導方向が再配分されることになり、当該誘導方向は反転することになる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第1誘導信号301及び右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第4基地114が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第4基地114に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第2基地112の左側誘導信号送信部1012から送信された第2誘導信号302及び右側誘導信号送信部1022から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第3基地113が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第3基地113に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
図8は、本開示の実施の形態1において、ロボット基地複合体に2台のロボットが対向して接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図8では、対向する第1基地111及び第3基地113にロボット2が接続され、第2基地112及び第4基地114にはロボット2が接続されていない。
図8に示すように、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第1基地111の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の中心軸から第1基地111の左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の中心軸から第1基地111の右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第3基地113の左側誘導信号送信部1013は、ロボット2を第3基地113の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1013は、ロボット2を第3基地113の中心軸から第3基地113の左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第3基地113の右側誘導信号送信部1023は、ロボット2を第3基地113の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第3基地113の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1023は、ロボット2を第3基地113の中心軸から第3基地113の右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第3基地113の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1のロボット2が接続されていない基地112,114の左側誘導信号送信部1012,1014は、ロボット2を各基地112,114の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を各基地112,114の左方側に向かって送信し、基地112,114の右側誘導信号送信部1022,1024は、ロボット2を各基地112,114の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を各基地112,114の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第2基地112であるので、誘導制御部13は、第2基地112と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図8では、第2基地112と第1基地111との間の距離は0である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地112と第1基地111との間の距離を算出する。図8では、第4基地114と第1基地111との間の距離は0である。
第2基地112と第1基地111との間の距離が、第4基地114と第1基地111との間の距離と等しいので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1021に第1誘導信号301を送信させる。
さらに、誘導制御部13は、第3基地113の接続検知部1043によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第3基地113の左方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地と第3基地113との間の距離を算出するとともに、第3基地113の右方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地と第3基地113との間の距離を算出する。
第3基地113の左方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地114と第3基地113との間の距離を算出する。図8では、第4基地114と第3基地113との間の距離は0である。
また、第3基地113の右方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地は、第2基地112であるので、誘導制御部13は、第2基地112と第3基地113との間の距離を算出する。図8では、第2基地112と第3基地113との間の距離は0である。
第4基地114と第3基地113との間の距離が、第2基地112と第3基地113との間の距離と等しいので、誘導制御部13は、第3基地113の左側誘導信号送信部1013に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1023に第1誘導信号301を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1の第1基地111及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられ、第3基地113の左側誘導信号送信部1013から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第3基地113の右側誘導信号送信部1023から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられる。図8中の一点鎖線401は、ロボット2が帰還した基地の左方に存在するロボット2が帰還していない基地と、ロボット2が帰還した基地の右方に存在するロボット2が帰還していない基地との間の距離を2等分する境界線を示している。本実施の形態1では、境界線の左方及び右方の誘導方向が再配分されることになり、当該誘導方向は反転することになる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第2基地112が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第2基地112に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第4基地114が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第4基地114に向かって誘導されることになる。
さらに、ロボット2が接続された第3基地113の左側誘導信号送信部1013から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第4基地114が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第4基地114に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第3基地113の右側誘導信号送信部1023から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第2基地112が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第2基地112に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
図9は、本開示の実施の形態1において、ロボット基地複合体に3台のロボットが接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図9では、隣接する第1基地111、第2基地112及び第3基地113にロボット2が接続され、第4基地114にはロボット2が接続されていない。
図9に示すように、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の左方側から第1基地111の中心軸へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の中心軸から第1基地111の右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第2基地112の左側誘導信号送信部1012は、ロボット2を第2基地112の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1012は、ロボット2を第2基地112の中心軸から第2基地112の左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第2基地112の右側誘導信号送信部1022は、ロボット2を第2基地112の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第2基地112の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1022は、ロボット2を第2基地112の中心軸から第2基地112の右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第2基地112の右方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第3基地111の左側誘導信号送信部1013は、ロボット2を第3基地113の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の左方側に向かって送信する。すなわち、左側誘導信号送信部1013は、ロボット2を第3基地113の中心軸から第3基地113の左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第3基地113の右側誘導信号送信部1023は、ロボット2を第3基地113の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の右方側に向かって送信する。すなわち、右側誘導信号送信部1023は、ロボット2を第3基地113の右方側から第3基地113の中心軸へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1のロボット2が接続されていない第4基地114の左側誘導信号送信部1014は、ロボット2を第4基地114の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第4基地114の左方側に向かって送信し、第4基地114の右側誘導信号送信部1024は、ロボット2を第4基地114の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第4基地114の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地114と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第1基地111の左方側に存在し、かつ第4基地114と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図9では、第1基地111の左方側の第4基地114と第1基地111との間に第2基地112及び第3基地113があるため、第1基地111の左方側の第4基地114と第1基地111との間の距離は2である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地112と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第1基地111の右方側に存在し、かつ第4基地114と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図9では、第1基地111の右方側の第4基地114と第1基地111との間の距離は0である。
第1基地111の左方側の第4基地114と第1基地111との間の距離が、第1基地111の右方側の第4基地114と第1基地111との間の距離より長いので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011及び右側誘導信号送信部1021の両方に第1誘導信号301を送信させる。
さらに、誘導制御部13は、第2基地112の接続検知部1042によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第2基地112の左方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地と第2基地112との間の距離を算出するとともに、第2基地112の右方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地と第2基地112との間の距離を算出する。
第2基地112の左方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地114と第2基地112との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112の左方側に存在し、かつ第4基地114と第2基地112との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図9では、第2基地112の左方側の第4基地114と第2基地112との間に第3基地113があるため、第2基地112の左方側の第4基地114と第2基地112との間の距離は1である。
また、第2基地112の右方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地112と第2基地112との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112の右方側に存在し、かつ第4基地114と第2基地112との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図9では、第2基地112の右方側の第4基地114と第2基地112との間に第1基地111があるため、第2基地112の右方側の第4基地114と第2基地112との間の距離は1である。
第2基地112の左方側の第4基地114と第2基地112との間の距離が、第2基地112の右方側の第4基地114と第2基地112との間の距離と等しいので、誘導制御部13は、第2基地112の左側誘導信号送信部1012に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1022に第1誘導信号301を送信させる。
さらにまた、誘導制御部13は、第3基地113の接続検知部1043によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第3基地113の左方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地と第3基地113との間の距離を算出するとともに、第3基地113の右方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地と第3基地113との間の距離を算出する。
第3基地113の左方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地114と第3基地113との間の距離を算出する。なお、距離は、第3基地113の左方側に存在し、かつ第4基地114と第3基地113との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図9では、第3基地113の左方側の第4基地114と第3基地113との間の距離は0である。
また、第3基地113の右方側に存在するロボット2が接続されていない第3基地113に最も近い基地は、第4基地114であるので、誘導制御部13は、第4基地112と第3基地113との間の距離を算出する。なお、距離は、第3基地113の右方側に存在し、かつ第4基地114と第3基地113との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図9では、第3基地113の右方側の第4基地114と第3基地113との間に第1基地111及び第2基地112があるため、第3基地113の右方側の第4基地114と第3基地113との間の距離は2である。
第3基地113の左方側の第4基地114と第3基地113との間の距離が、第3基地113の右方側の第4基地114と第3基地113との間の距離より短いので、誘導制御部13は、第3基地113の左側誘導信号送信部1013及び右側誘導信号送信部1023の両方に第2誘導信号302を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられ、第2基地112の左側誘導信号送信部1012から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第2基地112の右側誘導信号送信部1022から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられ、第3基地113の左側誘導信号送信部1012から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられる。図9中の一点鎖線401は、ロボット2が帰還した3つ基地の左方に存在するロボット2が帰還していない基地と、ロボット2が帰還した3つ基地の右方に存在するロボット2が帰還していない基地との間の距離を2等分する境界線を示している。本実施の形態1では、境界線の左方及び右方の誘導方向が再配分されることになり、当該誘導方向は反転することになる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第1誘導信号301及び右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第4基地114が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第4基地114に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第2基地112の右側誘導信号送信部1022から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第1基地111が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第1基地111に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第2基地112の左側誘導信号送信部1012から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第3基地113が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第3基地113に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第3基地113の左側誘導信号送信部1013から送信された第2誘導信号302及び右側誘導信号送信部1023から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第4基地114が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第4基地114に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
図10は、本開示の実施の形態1において、ロボット基地複合体に4台のロボットが接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図10では、隣接する第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114にロボット2が接続されている。
図10に示すように、ロボット基地複合体1の第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114の全てにロボット2が接続された場合、各基地111,112,113,114の左側誘導信号送信部1011,1012,1013,1014は、第1誘導信号301及び第2誘導信号302のいずれも送信せず、各基地111,112,113,114の右側誘導信号送信部1021,1022,1023,1024は、第1誘導信号301及び第2誘導信号302のいずれも送信しない。また、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114の全てにロボット2が接続された場合、各基地111,112,113,114の狭域信号送信部1031,1032,1033,1034は、狭域信号を送信しない。
このように、ロボット基地複合体1の全ての基地にロボット2が接続された場合、誘導制御部13は、全ての誘導信号の送信を停止する。
なお、本実施の形態1では、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114は、狭域信号送信部1031,1032,1033,1034を備え、ロボット2は、狭域信号送信部1031,1032,1033,1034から送信される狭域信号を検知しながら、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114の正面に誘導されるが、本開示は特にこれに限定されず、ロボット2は、左側誘導信号送信部1011,1012,1013,1014から送信される第1誘導信号と、右側誘導信号送信部1021,1022,1023,1024から送信される第2誘導信号との重畳領域を検知しながら、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114の正面に誘導されてもよい。
図11は、本開示の実施の形態1の第1の変形例において、ロボット基地複合体にロボットが接続されていない場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
実施の形態1の第1の変形例における第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114は、狭域信号送信部1031,1032,1033,1034を備えていない。
第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114の左側誘導信号送信部1011,1012,1013,1014及び右側誘導信号送信部1021,1022,1023,1024は、第1誘導信号が送信される領域と第2誘導信号が送信される領域とが重複する重複領域304が第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114のそれぞれの正面に形成されるように配置されている。ロボット2は、重複領域304を検出しながら第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114のそれぞれの正面に誘導される。
なお、実施の形態1の第1の変形例では、隣接する基地から送信される誘導信号が重複しないことが好ましい。例えば、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される第2誘導信号302と、第4基地114の左側誘導信号送信部1014から送信される第1誘導信号301とは、重複しないことが好ましい。
図12は、本開示の実施の形態1の第2の変形例において、ロボット基地複合体にロボットが接続されていない場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
上記の実施の形態1におけるロボット基地複合体1は4つの基地を備えているが、実施の形態1の第2の変形例におけるロボット基地複合体1aは2つの基地を備えている。図12に示すロボット基地複合体1aは、第1基地111及び第2基地112を備える。なお、実施の形態1の第2の変形例における第1基地111及び第2基地112の構成は、実施の形態1の第1基地111及び第2基地112の構成と同じである。
図12に示すように、ロボット基地複合体1aにロボット2が接続されていない場合、各基地111,112の左側誘導信号送信部1011,1012は、ロボット2を各基地111,112の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を各基地111,112の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1aにロボット2が接続されていない場合、各基地111,112の右側誘導信号送信部1021,1022は、ロボット2を各基地111,112の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を各基地111,112の右方側に向かって送信する。
図13は、本開示の実施の形態1の第2の変形例において、ロボット基地複合体に1台のロボットが接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図13では、第1基地111のみにロボット2が接続されている。なお、ロボット2が接続される基地は、特に決められておらず、ロボット2は、複数の基地のうちのどの基地に接続してもよい。
図13に示すように、ロボット基地複合体1aの第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1aの第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1aのロボット2が接続されていない第2基地112の左側誘導信号送信部1012は、ロボット2を第2基地112の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第2各基地112の左方側に向かって送信し、第2基地112の右側誘導信号送信部1022は、ロボット2を第2基地112の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第2基地112であるので、誘導制御部13は、第2基地112と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図13では、第2基地112と第1基地111との間の距離は0である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第2基地112であるので、誘導制御部13は、第2基地112と第1基地111との間の距離を算出する。図13では、第2基地112と第1基地111との間の距離は0である。
第1基地111の左方側の第2基地112と第1基地111との間の距離が、第1基地111の右方側の第2基地112と第1基地111との間の距離と等しいので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1021に第1誘導信号301を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1aの第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第2基地112が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第2基地112に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第2基地112が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第2基地112に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
図14は、本開示の実施の形態1の第3の変形例において、ロボット基地複合体にロボットが接続されていない場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
上記の実施の形態1におけるロボット基地複合体1は4つの基地を備えているが、実施の形態1の第3の変形例におけるロボット基地複合体1bは3つの基地を備えている。図14に示すロボット基地複合体1bは、第1基地111、第2基地112及び第3基地113を備える。なお、実施の形態1の第3の変形例における第1基地111、第2基地112及び第3基地113の構成は、実施の形態1の第1基地111、第2基地112及び第3基地113の構成と同じである。
図14に示すように、ロボット基地複合体1bにロボット2が接続されていない場合、各基地111,112,113の左側誘導信号送信部1011,1012,1013は、ロボット2を各基地111,112,113の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を各基地111,112,113の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1bにロボット2が接続されていない場合、各基地111,112,113の右側誘導信号送信部1021,1022,1023は、ロボット2を各基地111,112,113の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を各基地111,112,113の右方側に向かって送信する。
図15は、本開示の実施の形態1の第3の変形例において、ロボット基地複合体に1台のロボットが接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図15では、第1基地111のみにロボット2が接続されている。なお、ロボット2が接続される基地は、特に決められておらず、ロボット2は、複数の基地のうちのどの基地に接続してもよい。
図15に示すように、ロボット基地複合体1bの第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1bの第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1bのロボット2が接続されていない基地112,113の左側誘導信号送信部1012,1013は、ロボット2を各基地112,113の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を各基地112,113の左方側に向かって送信し、基地112,113の右側誘導信号送信部1022,1023は、ロボット2を各基地112,113の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を各基地112,113の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第2基地112であるので、誘導制御部13は、第2基地112と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図15では、第2基地112と第1基地111との間の距離は0である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第1基地111との間の距離を算出する。図15では、第3基地113と第1基地111との間の距離は0である。
第2基地112と第1基地111との間の距離が、第3基地114と第1基地111との間の距離と等しいので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部1021に第1誘導信号301を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1bの第1基地111のみにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第2基地112が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第2基地112に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第3基地113が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第3基地113に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
図16は、本開示の実施の形態1の第3の変形例において、ロボット基地複合体に2台のロボットが接続された場合に、ロボット基地複合体から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図16では、第1基地111及び第2基地112にロボット2が接続され、第3基地113にはロボット2が接続されていない。
図16に示すように、ロボット基地複合体1bの第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の左側誘導信号送信部1011は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1bの第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021は、ロボット2を第1基地111の左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1基地111の右方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1bの第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第2基地112の左側誘導信号送信部1012は、ロボット2を第2基地112の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の左方側に向かって送信する。
また、ロボット基地複合体1bの第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第2基地112の右側誘導信号送信部1022は、ロボット2を第2基地112の右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第2基地112の右方側に向かって送信する。
一方、ロボット基地複合体1bのロボット2が接続されていない第3基地113の左側誘導信号送信部1013は、ロボット2を第3基地113の左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を第3基地113の左方側に向かって送信し、第3基地113の右側誘導信号送信部1023は、ロボット2を第3基地113の右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を第3基地113の右方側に向かって送信する。
すなわち、誘導制御部13は、第1基地111の接続検知部1041によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出するとともに、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地と第1基地111との間の距離を算出する。
第1基地111の左方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第1基地111の左方側に存在し、かつ第3基地113と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図16では、第1基地111の左方側の第3基地113と第1基地111との間に第2基地112があるため、第1基地111の左方側の第3基地113と第1基地111との間の距離は1である。
また、第1基地111の右方側に存在するロボット2が接続されていない第1基地111に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第1基地111との間の距離を算出する。なお、距離は、第1基地111の右方側に存在し、かつ第3基地113と第1基地111との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図16では、第1基地111の右方側の第3基地113と第1基地111との間の距離は0である。
第1基地111の左方側の第3基地113と第1基地111との間の距離が、第1基地111の右方側の第3基地113と第1基地111との間の距離より長いので、誘導制御部13は、第1基地111の左側誘導信号送信部1011及び右側誘導信号送信部1021の両方に第1誘導信号301を送信させる。
さらに、誘導制御部13は、第2基地112の接続検知部1042によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第2基地112の左方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地と第2基地112との間の距離を算出するとともに、第2基地112の右方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地と第2基地112との間の距離を算出する。
第2基地112の左方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第2基地112との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112の左方側に存在し、かつ第3基地113と第2基地112との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図16では、第2基地112の左方側の第3基地113と第2基地112との間の距離は0である。
また、第2基地112の右方側に存在するロボット2が接続されていない第2基地112に最も近い基地は、第3基地113であるので、誘導制御部13は、第3基地113と第2基地112との間の距離を算出する。なお、距離は、第2基地112の右方側に存在し、かつ第3基地113と第2基地112との間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図16では、第2基地112の右方側の第3基地113と第2基地112との間に第1基地111があるため、第3基地113と第2基地112との間の距離は1である。
第2基地112の左方側の第3基地113と第2基地112との間の距離が、第2基地112の右方側の第3基地113と第2基地112との間の距離より短いので、誘導制御部13は、第2基地112の左側誘導信号送信部1012及び右側誘導信号送信部1022の両方に第2誘導信号302を送信させる。
このように、ロボット基地複合体1bの第1基地111及び第2基地112のそれぞれにロボット2が接続された場合、第1基地111の右側誘導信号送信部1021から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられ、第2基地112の左側誘導信号送信部1012から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられる。
これにより、ロボット2が接続された第1基地111の左側誘導信号送信部1011から送信された第1誘導信号301及び右側誘導信号送信部1021から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第3基地113が存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第3基地113に向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第2基地112の左側誘導信号送信部1012から送信された第2誘導信号302及び右側誘導信号送信部1022から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第3基地113が存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第3基地113に向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されている基地から送信される誘導信号を用いて、基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていない基地に誘導することができ、複数のロボット2を基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てが基地に帰還する時間を短縮することができる。
図17は、本開示の実施の形態1におけるロボット基地複合体の誘導処理を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、誘導制御部13は、ロボット基地複合体1が備える全ての基地でロボットの接続が検知されたか否かを判断する。ここで、全ての基地でロボットの接続が検知されたと判断された場合(ステップS1でYES)、ロボット基地複合体1の誘導処理を終了する。
一方、全ての基地でロボットの接続が検知されていないと判断された場合(ステップS1でNO)、ステップS2において、誘導制御部13は、変数iを1に設定する。なお、変数iは、複数の基地の中から一の基地を特定するための変数である。
次に、ステップS3において、誘導制御部13は、i番目の基地の誘導信号送信処理を実行する。なお、ステップS3におけるi番目の基地の誘導信号送信処理については、図18を用いて後述する。本実施の形態1では、第1基地111、第2基地112、第3基地113及び第4基地114の順番に誘導信号送信処理が実行される。
次に、ステップS4において、誘導制御部13は、全ての基地の誘導信号送信処理が終了したか否かを判断する。ここで、全ての基地の誘導信号送信処理が終了したと判断された場合(ステップS4でYES)、ステップS1の処理に戻る。
一方、全ての基地の誘導信号送信処理が終了していないと判断された場合(ステップS4でNO)、ステップS5において、誘導制御部13は、変数iをインクリメントし、ステップS3の処理に戻る。
続いて、図17のステップS3におけるi番目の基地の誘導信号送信処理について説明する。
図18は、図17のステップS3におけるi番目の基地の誘導信号送信処理について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS11において、誘導制御部13は、i番目の基地でロボットの接続が検知されたか否かを判断する。ここで、i番目の基地でロボットの接続が検知されていないと判断された場合(ステップS11でNO)、ステップS12において、誘導制御部13は、i番目の基地の左側誘導信号送信部に第1誘導信号を送信させ、i番目の基地の右側誘導信号送信部に第2誘導信号を送信させる。
一方、i番目の基地でロボットの接続が検知されたと判断された場合(ステップS11でYES)、ステップS13において、誘導制御部13は、i番目の基地と、左方側及び右方側に存在するロボットが接続されていない基地(ロボット未接続基地)との間にあるロボットが接続されている基地(ロボット接続基地)の数を各々計数する。
次に、ステップS14において、誘導制御部13は、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より多いか否かを判断する。ここで、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より多いと判断された場合(ステップS14でYES)、ステップS15において、誘導制御部13は、i番目の基地の左側誘導信号送信部及び右側誘導信号送信部の両方に第1誘導信号を送信させる。
一方、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より多くない、すなわち、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数以下であると判断された場合(ステップS14でNO)、ステップS16において、誘導制御部13は、右方側のロボット接続基地の数が左方側のロボット接続基地の数より多いか否かを判断する。
ここで、右方側のロボット接続基地の数が左方側のロボット接続基地の数より多い、すなわち、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より少ないと判断された場合(ステップS16でYES)、ステップS17において、誘導制御部13は、i番目の基地の左側誘導信号送信部及び右側誘導信号送信部の両方に第2誘導信号を送信させる。
一方、右方側のロボット接続基地の数が左方側のロボット接続基地の数より多くない、すなわち、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数と等しいと判断された場合(ステップS16でNO)、ステップS18において、誘導制御部13は、i番目の基地の左側誘導信号送信部に第2誘導信号を送信させ、i番目の基地の右側誘導信号送信部に第1誘導信号を送信させる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、複数の基地を備えるロボット基地複合体について説明したが、実施の形態2では、ロボット基地単体について説明する。
図19は、本開示の実施の形態2におけるロボット基地の全体構成の一例を示す図であり、図20は、本開示の実施の形態1におけるロボット基地の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、図19は、ロボット基地11を上方から見た図である。
図19及び図20に示すロボット基地11は、距離記憶部12、誘導制御部13、接続情報送信部14、接続情報受信部15、充電部16、左側誘導信号送信部101、右側誘導信号送信部102、狭域信号送信部103及び接続検知部104を備える。ロボット基地11は、移動体基地の一例であり、複数のロボットのうちの一のロボットが接続される。
左側誘導信号送信部101は、一のロボットをロボット基地11の左方側(一方側)から右方側(他方側)へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号又は一のロボットをロボット基地11の右方側(他方側)から左方側(一方側)へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号をロボット基地11の左方側(一方側)に向かって送信する。
右側誘導信号送信部102は、第1誘導信号又は第2誘導信号をロボット基地11の右方側(他方側)に向かって送信する。
接続検知部104は、一のロボットがロボット基地11に接続されたか否かを検知する。
接続情報送信部14は、一のロボットがロボット基地11に接続されているか否かを示す接続情報を他のロボット基地に送信する。接続情報受信部15は、他のロボット基地によって送信された接続情報を受信する。
距離記憶部12は、他のロボット基地とロボット基地11との間の距離を記憶する。
誘導制御部13は、一のロボットをロボット基地11へ誘導するとともに、他のロボットを他のロボット基地へ誘導する。
誘導制御部13は、接続検知部104によって一のロボットが接続されていないことが検知された場合、左側誘導信号送信部101に第1誘導信号を送信させるとともに、右側誘導信号送信部102に第2誘導信号を送信させる。
また、誘導制御部13は、接続検知部104によって一のロボットが接続されていることが検知され、かつ、ロボット基地11の左方側(一方側)に存在する第1の他のロボットが接続されていないロボット基地に最も近い第1の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離が、ロボット基地11の右方側(他方側)に存在する第2の他のロボットが接続されていないロボット基地11に最も近い第2の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離より長い場合、左側誘導信号送信部101及び右側誘導信号送信部102の両方に第1誘導信号を送信させる。
また、誘導制御部13は、接続検知部104によって一のロボットが接続されていることが検知され、かつ、第1の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離が、第2の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離より短い場合、左側誘導信号送信部101及び右側誘導信号送信部102の両方に第2誘導信号を送信させる。
また、誘導制御部13は、接続検知部104によって一のロボットが接続されていることが検知され、かつ、第1の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離が、第2の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離と等しい場合、左側誘導信号送信部101に第2誘導信号を送信させるとともに、右側誘導信号送信部102に第1誘導信号を送信させる。
なお、誘導制御部13は、距離記憶部12に記憶されている距離と、接続情報受信部15によって受信された接続情報とに基づいて、第1の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離と、第2の他のロボット基地とロボット基地11との間の距離とを算出する。
充電部16は、ロボット基地11に接続されたロボット2が備える蓄電池に対して充電を行う。ロボット2がロボット基地11に接続されると、ロボット基地11の充電接点と、ロボット2の充電接点とが接触し、ロボット2の蓄電池への充電が開始される。
図21は、本開示の実施の形態2におけるロボット基地の誘導処理を説明するための第1のフローチャートであり、図22は、本開示の実施の形態2におけるロボット基地の誘導処理を説明するための第2のフローチャートである。
まず、ステップS21において、誘導制御部13は、ロボット基地11でロボット2の接続が検知されたか否かを判断する。ここで、ロボット基地11でロボット2の接続が検知されていないと判断された場合(ステップS21でNO)、ステップS22において、接続情報送信部14は、ロボット2がロボット基地11に接続されていないことを示す接続情報を他のロボット基地に送信する。
次に、ステップS23において、誘導制御部13は、ロボット基地11の左側誘導信号送信部101に第1誘導信号を送信させ、ロボット基地11の右側誘導信号送信部102に第2誘導信号を送信させる。
一方、ロボット基地11でロボット2の接続が検知されたと判断された場合(ステップS21でYES)、ステップS24において、接続情報送信部14は、ロボット2がロボット基地11に接続されていることを示す接続情報を他のロボット基地に送信する。
次に、ステップS25において、接続情報受信部15は、他のロボット基地にロボット2が接続されているか否かを示す接続情報を他のロボット基地から受信する。なお、本実施の形態1では、ステップS25で他のロボット基地から接続情報を受信しているが、接続情報受信部15が他のロボット基地から接続情報を受信するタイミングは、特にこれに限定されない。接続情報受信部15は、他のロボット基地から接続情報を受信すると、他のロボット基地と、他のロボット基地にロボットが接続されているか否かを示す情報とを対応付けたテーブルを不図示のメモリに記憶してもよい。また、接続情報送信部14は、自身の接続情報を他のロボット基地に送信した後、他のロボット基地に対して接続情報を要求してもよい。この場合、他のロボット基地は、ロボット基地11からの要求を受信すると、自身の接続情報をロボット基地11へ返信してもよい。
次に、ステップS26において、誘導制御部13は、ロボット2が接続されていない他のロボット基地が存在するか否かを判断する。ここで、ロボット2が接続されていない他のロボット基地が存在しないと判断された場合、すなわち、システム内の全てのロボット基地にロボットが接続されていると判断された場合(ステップS26でNO)、ロボット基地11の誘導処理を終了する。誘導制御部13は、不図示のメモリに記憶されたテーブルを参照し、他のロボット基地にロボットが接続されているか否かを判断する。
一方、ロボット2が接続されていない他のロボット基地が存在すると判断された場合(ステップS26でYES)、ステップS27において、誘導制御部13は、ロボット基地11と、左方側及び右方側に存在するロボットが接続されていない他のロボット基地(ロボット未接続基地)との間にあるロボットが接続されている他のロボット基地(ロボット接続基地)の数を各々計数する。
次に、ステップS28において、誘導制御部13は、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より多いか否かを判断する。ここで、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より多いと判断された場合(ステップS28でYES)、ステップS29において、誘導制御部13は、左側誘導信号送信部101及び右側誘導信号送信部102の両方に第1誘導信号を送信させる。
一方、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より多くない、すなわち、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数以下であると判断された場合(ステップS28でNO)、ステップS30において、誘導制御部13は、右方側のロボット接続基地の数が左方側のロボット接続基地の数より多いか否かを判断する。
ここで、右方側のロボット接続基地の数が左方側のロボット接続基地の数より多い、すなわち、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数より少ないと判断された場合(ステップS30でYES)、ステップS31において、誘導制御部13は、左側誘導信号送信部101及び右側誘導信号送信部102の両方に第2誘導信号を送信させる。
一方、右方側のロボット接続基地の数が左方側のロボット接続基地の数より多くない、すなわち、左方側のロボット接続基地の数が右方側のロボット接続基地の数と等しいと判断された場合(ステップS30でNO)、ステップS32において、誘導制御部13は、左側誘導信号送信部101に第2誘導信号を送信させ、右側誘導信号送信部102に第1誘導信号を送信させる。
続いて、複数のロボット基地11によって送信される第1誘導信号、第2誘導信号及び狭域信号について説明する。
図23は、本開示の実施の形態2において、複数のロボット基地にロボットが接続されていない場合に、複数のロボット基地から送信される第1誘導信号、第2誘導信号及び狭域信号について説明するための模式図である。なお、図23では、第1ロボット基地11a、第2ロボット基地11b、第3ロボット基地11c及び第4ロボット基地11dが、四角形の部屋501の4つの壁のそれぞれに接して配置されている。
第1ロボット基地11a、第2ロボット基地11b、第3ロボット基地11c及び第4ロボット基地11dの構成は、図20に示すロボット基地11の構成と同じである。
図23に示すように、複数のロボット基地11a,11b,11c,11dの全てにロボット2が接続されていない場合、各ロボット基地11a,11b,11c,11dの左側誘導信号送信部101は、ロボット2を各ロボット基地11a,11b,11c,11dの左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を各ロボット基地11a,11b,11c,11dの左方側に向かって送信する。
また、複数のロボット基地11a,11b,11c,11dの全てにロボット2が接続されていない場合、各ロボット基地11a,11b,11c,11dの右側誘導信号送信部102は、ロボット2を各ロボット基地11a,11b,11c,11dの右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を各ロボット基地11a,11b,11c,11dの右方側に向かって送信する。
さらに、各ロボット基地11a,11b,11c,11dの狭域信号送信部103は、ロボット2を各ロボット基地11a,11b,11c,11dの正面へ誘導する狭域信号303を各ロボット基地11a,11b,11c,11dの正面に向かって送信する。なお、図23では、狭域信号303を省略している。
なお、図23における第1誘導信号301及び第2誘導信号302が届く範囲は、それぞれ模式的に表したものであり、実際の大きさは異なる。また、矢印3011,3021は、ロボット2を誘導する方向を示している。
また、図23では、複数のロボット基地11a,11b,11c,11dは、それぞれ等間隔に配置されているが、本開示は特にこれに限定されず、複数のロボット基地11a,11b,11c,11dは、等間隔に配置されていなくてもよい。また、複数のロボット基地11a,11b,11c,11dは、部屋501の壁に接して配置される必要はない。
また、本実施の形態2では、4つのロボット基地11が配置されているが、本開示は特にこれに限定されず、2つのロボット基地11、3つのロボット基地11及び5つ以上のロボット基地11が配置されてもよい。
図24は、本開示の実施の形態2において、複数のロボット基地のうちの1のロボット基地にロボットが接続された場合に、複数のロボット基地から送信される第1誘導信号及び第2誘導信号について説明するための模式図である。
図24では、第1ロボット基地11aのみにロボット2が接続されている。なお、ロボット2が接続されるロボット基地は、特に決められておらず、ロボット2は、複数のロボット基地のうちのどのロボット基地に接続してもよい。
図24に示すように、第1ロボット基地11aのみにロボット2が接続された場合、第1ロボット基地11aの左側誘導信号送信部101は、ロボット2を第1ロボット基地11aの右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を第1ロボット基地11aの左方側に向かって送信する。
また、第1ロボット基地11aのみにロボット2が接続された場合、第1ロボット基地11aの右側誘導信号送信部102は、ロボット2を第1ロボット基地11aの左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を第1ロボット基地11aの右方側に向かって送信する。
一方、ロボット2が接続されていないロボット基地11b,11c,11dの左側誘導信号送信部101は、ロボット2を各ロボット基地11b,11c,11dの左方側から右方側へ向かう方向へ誘導する第1誘導信号301を各ロボット基地11b,11c,11dの左方側に向かって送信し、ロボット基地11b,11c,11dの右側誘導信号送信部102は、ロボット2を各ロボット基地11b,11c,11dの右方側から左方側へ向かう方向へ誘導する第2誘導信号302を各ロボット基地11b,11c,11dの右方側に向かって送信する。
すなわち、第1ロボット基地11aの誘導制御部13は、接続検知部104によってロボット2が接続されていることが検知された場合、第1ロボット基地11aの左方側に存在するロボット2が接続されていない第1ロボット基地11aに最も近い基地と第1ロボット基地11aとの間の距離を算出するとともに、第1ロボット基地11aの右方側に存在するロボット2が接続されていない第1ロボット基地11aに最も近い基地と第1ロボット基地11aとの間の距離を算出する。
第1ロボット基地11aの左方側に存在するロボット2が接続されていない第1ロボット基地11aに最も近い基地は、第2ロボット基地11bであるので、誘導制御部13は、第2ロボット基地11bと第1ロボット基地11aとの間の距離を算出する。なお、距離は、第2ロボット基地11bと第1ロボット基地11aとの間に存在する、ロボット2が接続されている基地の数で表される。図24では、第2ロボット基地11bと第1ロボット基地11aとの間の距離は0である。
また、第1ロボット基地11aの右方側に存在するロボット2が接続されていない第1ロボット基地11aに最も近い基地は、第4ロボット基地11dであるので、誘導制御部13は、第4ロボット基地11dと第1ロボット基地11aとの間の距離を算出する。図24では、第4ロボット基地11dと第1ロボット基地11aとの間の距離は0である。
第2ロボット基地11bと第1ロボット基地11aとの間の距離が、第4ロボット基地11dと第1ロボット基地11aとの間の距離と等しいので、第1ロボット基地11aの誘導制御部13は、左側誘導信号送信部101に第2誘導信号302を送信させるとともに、右側誘導信号送信部102に第1誘導信号301を送信させる。
このように、第1ロボット基地11aのみにロボット2が接続された場合、第1ロボット基地11aの左側誘導信号送信部101から送信される誘導信号が、第1誘導信号301から第2誘導信号302に切り替えられ、第1ロボット基地11aの右側誘導信号送信部102から送信される誘導信号が、第2誘導信号302から第1誘導信号301に切り替えられる。
これにより、ロボット2が接続された第1ロボット基地11aの左側誘導信号送信部101から送信された第2誘導信号302を検知した他のロボット2は、第2ロボット基地11bが存在する矢印3021の方向へ移動することになり、第2ロボット基地11bに向かって誘導されることになる。また、ロボット2が接続された第1ロボット基地11aの右側誘導信号送信部102から送信された第1誘導信号301を検知した他のロボット2は、第4ロボット基地11dが存在する矢印3011の方向へ移動することになり、第4ロボット基地11dに向かって誘導されることになる。
したがって、既にロボット2が接続されているロボット基地から送信される誘導信号を用いて、ロボット基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていないロボット基地に誘導することができ、複数のロボット2をロボット基地に確実に帰還させることができるとともに、複数のロボット2の全てがロボット基地に帰還する時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態2において、1〜4台のロボット2が複数のロボット基地11a,11b,11c,11dに接続された場合の動作は、実施の形態1における複数の基地111,112,113,114の動作と同じである。
図25は、本開示の実施の形態2において、直線状に並んだ複数のロボット基地にロボットが接続されていない場合に、複数のロボット基地から送信される第1誘導信号、第2誘導信号及び狭域信号について説明するための模式図である。なお、図25では、第1ロボット基地11a、第2ロボット基地11b及び第3ロボット基地11cが、部屋の壁502にそれぞれに接して配置されるとともに、壁502に対して直線状に並んで配置されている。
第1ロボット基地11a、第2ロボット基地11b及び第3ロボット基地11cの構成は、図20に示すロボット基地11の構成と同じである。
図25に示すように、複数のロボット基地11a,11b,11cの全てにロボット2が接続されていない場合、各ロボット基地11a,11b,11cの左側誘導信号送信部101は、ロボット2を各ロボット基地11a,11b,11cの左方側から右方側へ向かう方向(矢印3011の方向)へ誘導する第1誘導信号301を各ロボット基地11a,11b,11cの左方側に向かって送信する。
また、複数のロボット基地11a,11b,11cの全てにロボット2が接続されていない場合、各ロボット基地11a,11b,11cの右側誘導信号送信部102は、ロボット2を各ロボット基地11a,11b,11cの右方側から左方側へ向かう方向(矢印3021の方向)へ誘導する第2誘導信号302を各ロボット基地11a,11b,11cの右方側に向かって送信する。
さらに、各ロボット基地11a,11b,11cの狭域信号送信部103は、ロボット2を各ロボット基地11a,11b,11cの正面へ誘導する狭域信号303を各ロボット基地11a,11b,11cの正面に向かって送信する。なお、図25では、狭域信号303を省略している。
なお、図25における第1誘導信号301及び第2誘導信号302が届く範囲は、それぞれ模式的に表したものであり、実際の大きさは異なる。また、矢印3011,3021は、ロボット2を誘導する方向を示している。
また、図25では、複数のロボット基地11a,11b,11cは、それぞれ等間隔に配置されているが、本開示は特にこれに限定されず、複数のロボット基地11a,11b,11cは、等間隔に配置されていなくてもよい。また、複数のロボット基地11a,11b,11cは、部屋の壁502に接して配置される必要はない。
また、本実施の形態2では、3つのロボット基地11が配置されているが、本開示は特にこれに限定されず、2つのロボット基地11及び4つ以上のロボット基地11が配置されてもよい。
図25に示すように、複数のロボット基地11a,11b,11cが、壁502に沿って直線状に並んで配置されている場合であっても、ロボット基地に接続していない他のロボット2を、ロボット2が接続されていないロボット基地に誘導することができる。
なお、図25に示す第2ロボット基地11bは、左方側に他のロボット基地が存在していない。このように、一方側(左方側)に他のロボット基地が存在していない場合は、誘導制御部13は、第2ロボット基地11bの一方側(左方側)に存在するロボット2が接続されていない第2ロボット基地11bに最も近い基地と第2ロボット基地11bとの間の距離を例えば∞としてもよい。そして、誘導制御部13は、第2ロボット基地11bの一方側(左方側)に存在するロボット2が接続されていない第2ロボット基地11bに最も近い他のロボット基地と第2ロボット基地11bとの間の距離が、第2ロボット基地11bの他方側(右方側)に存在するロボット2が接続されていない第2ロボット基地11bに最も近い他のロボット基地と第2ロボット基地11bとの間の距離より長いと判断し、第2ロボット基地11bの左側誘導信号送信部101及び右側誘導信号送信部102の両方に第1誘導信号を送信させてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3では、ロボット基地は、他のロボット基地から接続情報を受信するのではなく、サーバから他のロボット基地の接続情報を受信するとともに、他のロボットとの距離に関する距離情報を受信する。
図26は、本開示の実施の形態3におけるロボット誘導システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図26に示すロボット誘導システムは、ロボット基地51とサーバ3とを備える。なお、実施の形態2におけるロボット基地11と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
ロボット基地11とサーバ3とはネットワーク4を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク4は、例えばインターネットである。
ロボット基地51は、誘導制御部13、接続情報送信部14、充電部16、接続/距離情報受信部17、左側誘導信号送信部101、右側誘導信号送信部102、狭域信号送信部103及び接続検知部104を備える。
接続情報送信部14は、一のロボットがロボット基地51に接続されているか否かを示す接続情報をサーバ3に送信する。
接続/距離情報受信部17は、ロボットが他のロボット基地に接続されているか否かを示す接続情報及び他のロボット基地との間の距離を示す距離情報をサーバ3から受信する。接続/距離情報受信部17は、ロボット基地51の左方側(一方側)に存在する第1の他の移動体基地とロボット基地51との間の距離と、ロボット基地51の右方側(他方側)に存在する第2の他の移動体基地とロボット基地51との間の距離を含む距離情報をサーバ3から受信する。
サーバ3は、距離記憶部31、接続情報受信部32、接続状態記憶部33及び接続/距離情報送信部34を備える。なお、サーバ3は、管理装置の一例である。
距離記憶部31は、複数のロボット基地間の距離を記憶する。接続情報受信部32は、複数のロボット基地によって送信された接続情報を受信する。接続状態記憶部33は、複数のロボット基地と、複数のロボット基地のそれぞれにロボットが接続されているか否かを示す情報とを対応付けたテーブルを記憶する。
接続/距離情報送信部34は、ロボットが複数のロボット基地に接続されているか否かを示す接続情報及び複数のロボット基地間の距離を示す距離情報を複数のロボット基地へ送信する。なお、接続/距離情報送信部34は、同一の部屋に配置されている複数のロボット基地のそれぞれにロボットが接続されているか否かを示す接続情報及び同一の部屋に配置されている複数のロボット基地のそれぞれと、他のロボット基地との間の距離を示す距離情報を複数のロボット基地のそれぞれへ送信してもよい。また、接続/距離情報送信部34は、同一の部屋に配置されている複数のロボット基地のうちの送信先以外の少なくとも1つのロボット基地にロボットが接続されているか否かを示す接続情報及び同一の部屋に配置されている複数のロボット基地のうちの送信先のロボット基地と、送信先以外の少なくとも1つのロボット基地との間の距離を示す距離情報を複数のロボット基地のそれぞれへ送信してもよい。
なお、ロボット基地51の動作は、実施の形態2におけるロボット基地11の動作とほぼ同じである。実施の形態3では、図21のステップS22において、接続情報送信部14は、ロボット2がロボット基地11に接続されていないことを示す接続情報をサーバ3に送信し、図21のステップS24において、接続情報送信部14は、ロボット2がロボット基地11に接続されていることを示す接続情報をサーバ3に送信する。また、図21のステップS25において、接続/距離情報受信部17は、他のロボット基地にロボット2が接続されているか否かを示す接続情報及びロボット基地51と他のロボット基地との間の距離を示す距離情報をサーバ3から受信する。