JP6872586B2 - 有機elデバイスの製造方法 - Google Patents
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発されている。薄膜封止技術は、無機バリア層と有機バリア層とを交互に積層することによって、薄膜で十分な水蒸気バリア性を得ようとするものである。OLED表示装置の耐湿信頼性の観点から、薄膜封止構造のWVTR(Water Vapor Transmission Rate:WV
TR)としては、典型的には1×10-4g/m2/day以下が求められている。
第1の無機材料層の凸部の側面と基板表面との境界部に偏在する。その後、有機材料を硬化させることによって、境界部に第1の樹脂材が形成される。特許文献3にも同様の薄膜封止構造を有するOLED表示装置が開示されている。また、特許文献4はOLED表示装置の製造に用いられる成膜装置を開示している。
を形成する工程Hと、前記光硬化性樹脂の前記液状の膜に光を照射することによって、光硬化樹脂層を形成する工程Iと、前記光硬化樹脂層を部分的にアッシングすることによって、前記有機バリア層を形成する工程Jとを包含する。
iO2層(100nm)(上層/下層)である。無機保護層2Paは、この他、例えば、
SiO2層/SiNx層/SiO2層という3層の構成でも良く、各層の厚さは、例えば2
00nm/300nm/100nmである。有機平坦化層2Pbは、例えば厚さが4μmの感光性アクリル樹脂層または感光性ポリイミド層である。OLED3の厚さは例えば1μmである。TFE構造10の厚さは例えば2.5μm以下である。
リア層12の上に有機バリア層(例えばアクリル樹脂層)14が形成されており、有機バリア層14の上に第2無機バリア層(例えばSiNx層)16が形成されている。
機バリア層16は例えば厚さが800nmのSiNx層であり、有機バリア層14は例え
ば厚さが100nm未満のアクリル樹脂層である。第1無機バリア層12および第2無機バリア層16の厚さはそれぞれ独立に、200nm以上1500nm以下であり、有機バリア層14の厚さは50nm以上200nm未満である。TFE構造10の厚さは400nm以上3μm未満であることが好ましく、400nm以上2.5μm以下であることがさらに好ましい。
層16とが直接接触している部分を「無機バリア層接合部」という。
って、図6〜図8に示す比較例のOLED表示装置100Cの有機平坦化層2Pbcのように、その一部が大気(周辺雰囲気)に晒されていると、そこから水分を吸収する。その結果、有機平坦化層2Pbcが大気中の水蒸気をアクティブ領域R1内へ導く経路となってしまう。上述した様に、実施形態によるOLED表示装置100においては、有機平坦化層2Pbは、無機保護層2Paと第1無機バリア層12とが直接接触した接合部によって包囲さているので、有機平坦化層2Pbから水分がアクティブ領域R1内に導かれることが防止される。
プラズマCVD法で、アクティブ領域R1を覆うように所定の領域だけに選択的に形成される。
機材料の毛細管現象または表面張力によって、第1無機バリア層12の凸部の側面と平坦部との境界部に偏在させる。その後、有機材料に例えば紫外線を照射することによって、凸部の周辺の境界部に有機バリア層(例えばアクリル樹脂層)14の中実部を形成する。この方法によって形成される有機バリア層14は、平坦部には中実部が実質的に存在しない。有機バリア層の形成方法に関して、特許文献2および3の開示内容を参考のために本明細書に援用する。
シングによって行われ得る。
こでは図示されていない。有機バリア層(中実部)14は、第1無機バリア層12と第2無機バリア層16とが直接接触している無機バリア層接合部によって包囲されている。
る。
および第1無機バリア層12B1の側面テーパー角θ(12B1)が90°以上であると
、TFE構造10B1の第1無機バリア層12B1の側面に沿って、第1無機バリア層12B1と第2無機バリア層16B1との間に有機バリア層(中実部)14B1が形成される。なお、OLED表示装置100B1は、例えば、実施形態によるOLED表示装置100における無機保護層Paを省略し、かつ、引出し配線32の側面テーパー角θ(32)および第1無機バリア層12の側面テーパー角θ(12)を90°以上に改変したもの
であってよい。
2B1)が90°以上であると、TFE構造10B2の第1無機バリア層12B2の側面に沿って、第1無機バリア層12B2と第2無機バリア層16B2との間に有機バリア層(中実部)14B2が形成される。なお、OLED表示装置100B2は、例えば、実施形態によるOLED表示装置100における引出し配線32の側面テーパー角θ(32)および第1無機バリア層12の側面テーパー角θ(12)を90°以上に改変したもので
あってよい。
って有機バリア層14が形成されることが無い。したがって、アクティブ領域R1内に有機バリア層(中実部)14を介して大気中の水分が到達することが無く、優れた耐湿信頼性を有し得る。ここでは、テーパー角θ(32)、θ(2Pa)およびθ(12)がいず
れも90°未満である例を示したが、これに限られず、少なくとも、有機バリア層14の直下の表面を構成する第1無機バリア層12の側面のテーパー角θ(12)が90°未満
であれば、図4(b)に示した積層構造(無機保護層2Paと第1無機バリア層12とが直接接触している部分(有機平坦化層2Pbが存在しない)、および第1無機バリア層12と第2無機バリア層16とが直接接触している部分(有機バリア層14が存在しない)が形成されるので、アクティブ領域R1内に、有機平坦化層2Paまたは有機バリア層14を介して大気中の水分が侵入することを抑制・防止することができる。また、無機保護層2Paを有することによって、第1無機バリア層12のテーパー角θ(12)を低減することができるので、引出し配線32のテーパー角θ(32)を比較的大きくしても(例えば90°)、第1無機バリア層12のテーパー角θ(12)を90°未満にすることができる。すなわち、引出し配線32のテーパー角θ(32)を90°または90°に近づけることができるので、引出し配線32のL/Sを小さくすることができるという利点が得られる。
ア層12のテーパー角θ(12)を70°未満とすることが好ましく、60°未満とすることがさらに好ましい。
TFTである。
リコン層2Pse上に形成されたゲート絶縁層2Pgiと、ゲート絶縁層2Pgi上に形成
されたゲート電極2Pgと、ゲート電極2Pg上に形成された層間絶縁層2Piと、層間絶
縁層2Pi上に形成されたソース電極2Pssおよびドレイン電極2Psdとを有している
。ソース電極2Pssおよびドレイン電極2Psdは、層間絶縁層2Piおよびゲート絶縁
層2Pgiに形成されたコンタクトホール内で、ポリシリコン層2Pseのソース領域およ
びドレイン領域にそれぞれ接続されている。
ートメタル層およびソースメタル層を用いて、引出し配線および端子が形成される(図10を参照して後述する)。
ライン等を形成する)。
2OTはOLED表示装置100Aの回路2に含まれ得る。TFT2OTは、ボトムゲート
型のTFTである。
ート電極2Og上に形成されたゲート絶縁層2Ogiと、ゲート絶縁層2Ogi上に形成さ
れた酸化物半導体層2Oseと、酸化物半導体層2Oseのソース領域上およびドレイン領域上にそれぞれ接続されたソース電極2Ossおよびドレイン電極2Osdとを有している。ソース電極2Ossおよびドレイン電極2Osdは、層間絶縁層2Oiに覆われている。
ートメタル層およびソースメタル層を用いて、引出し配線および端子が形成され、図10を参照して後述する構造を有し得る。
応し、対応する構成要素の参照符号に「A」を付すことにする。また、図10中のベースコート2pは、図9(a)中のベースコート2Ppおよび図9(b)中のベースコート2Opに対応し、図10中のゲート絶縁層2giは、図9(a)中のゲート絶縁層2Pgiお
よび図9(b)中のゲート絶縁層2Ogiに対応し、図10中の層間絶縁層2iは、図9
(a)中の層間絶縁層2Piおよび図9(b)中の層間絶縁層2Oiにそれぞれ対応する。
によって原料供給装置が構成されている。
ガスを用いたプラズマアッシング、または、これらにさらに紫外線照射とを組合せて行われ得る。第1無機バリア層12および第2無機バリア層16としてSiNx膜をCVD法
で成膜する場合、原料ガスとして、N2Oを用いるので、N2Oをアッシングに用いると装置を簡略化できるという利点が得られる。
2 :バックプレーン(回路)
3 :有機EL素子
4 :偏光板
10 :薄膜封止構造(TFE構造)
12 :第1無機バリア層(SiNx層)
14 :有機バリア層(アクリル樹脂層)
16 :第2無機バリア層(SiNx層)
20 :素子基板
26 :アクリルモノマー
26p :アクリルモノマーの蒸気または霧状のアクリルモノマー
100、100C :有機EL表示装置
200 :成膜装置
Claims (3)
- 有機ELデバイスの製造方法であって、
前記有機ELデバイスは、
基板と、
前記基板上に形成された複数のTFTと、それぞれが前記複数のTFTのいずれかに接続された複数のゲートバスラインおよび複数のソースバスラインと、複数の端子と、前記複数の端子と前記複数のゲートバスラインまたは前記複数のソースバスラインのいずれかとを接続する複数の引出し配線とを有する、駆動回路層と、
前記駆動回路層上に形成され、少なくとも前記複数の端子を露出する無機保護層と、
前記無機保護層上に形成された有機平坦化層と、
前記有機平坦化層上に形成され、それぞれが前記複数のTFTのいずれかに接続された複数の有機EL素子を有する有機EL素子層と、
前記有機EL素子層を覆うように形成され、第1無機バリア層と、前記第1無機バリア層の上面に接する有機バリア層と、前記有機バリア層の上面に接する第2無機バリア層とを有し、前記有機バリア層は、前記第1無機バリア層と前記第2無機バリア層とが直接接触している無機バリア層接合部によって包囲されている領域内に形成されている、薄膜封止構造とを有し、
前記基板の法線方向から見たとき、前記無機保護層が形成された領域内に、前記有機平坦化層が形成されており、前記有機平坦化層が形成された領域内に、前記複数の有機EL素子が配置されており、前記薄膜封止構造の外縁は、前記複数の引出し配線と交差し、かつ、前記有機平坦化層の外縁と前記無機保護層の外縁との間に存在し、
前記複数の引出し配線の上で前記無機保護層と前記第1無機バリア層とが直接接触する部分において、前記第1無機バリア層の、前記複数の引出し配線の線幅方向に平行な断面の形状における側面のテーパー角は、90°未満であり、
前記製造方法は、
前記基板上に前記駆動回路層を形成する工程と、
前記駆動回路層上に前記無機保護層を形成する工程と、
前記無機保護層上に前記有機平坦化層を形成する工程と、
前記有機平坦化層上に、前記有機EL素子層を形成する工程と
を包含し、
前記有機平坦化層を形成した後、前記有機EL素子層を形成する工程までに、前記有機平坦化層を200℃以上に加熱する工程を包含しない、製造方法。 - 前記有機EL素子層を形成する工程の後で、前記複数の有機EL素子が形成されたアクティブ領域に選択的に前記第1無機バリア層を形成する工程と、
前記第1無機バリア層を形成する工程の後で、前記基板をチャンバー内に配置し、前記チャンバー内に蒸気または霧状の光硬化性樹脂を供給する工程と、
前記第1無機バリア層上で光硬化性樹脂を凝縮させる工程であって、前記テーパー角が90°未満の前記第1無機バリア層の部分の上には、前記光硬化性樹脂を存在させないように、前記光硬化性樹脂を凝縮させる工程と、
前記凝縮された前記光硬化性樹脂に光を照射することによって、光硬化樹脂からなる前記有機バリア層を形成する工程と
を包含する、請求項1に記載の製造方法。 - 前記有機EL素子層を形成する工程の後で、前記複数の有機EL素子が形成されたアクティブ領域に選択的に前記第1無機バリア層を形成する工程と、
前記第1無機バリア層を形成する工程の後で、前記基板をチャンバー内に配置し、前記チャンバー内に蒸気または霧状の光硬化性樹脂を供給する工程と、
前記第1無機バリア層上で前記光硬化性樹脂を凝縮させ、液状の膜を形成する工程と、
前記光硬化性樹脂の前記液状の膜に光を照射することによって、光硬化樹脂層を形成する工程と、
前記光硬化樹脂層をアッシングすることによって、前記第1無機バリア層上の凸部の周囲に前記有機バリア層を形成する工程と
を包含する、請求項1に記載の製造方法。
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