以下、図面を参照して、本発明による各実施形態のロールスクリーン1を説明する。尚、本願明細書中、図1等に示すロールスクリーン1の正面図に対して、図示上方及び図示下方をスクリーン4の吊り下げ方向に準じてそれぞれ上方向(又は上側)及び下方向(又は下側)と定義し、図示左方向をロールスクリーン1の左側、及び、図示右方向をロールスクリーン1の右側と定義して説明する。また、以下に説明する例では、図1に示すロールスクリーン1の正面図に対して、視認する側を前側(又は室内側)、その反対側を後側(又は室外側)とし、ロールスクリーン1の前後方向と称するときは、図1の正面図における図示面に対して垂直な方向を云う。
〔第1実施形態〕
まず、図1乃至図4を参照して、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図1は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図2は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す側面図である。図3は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図4(a),(b),(c)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の動作説明図である。
図1及び図2に示すロールスクリーン1は、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。
巻取パイプ9の右端部には操作プーリー10が設けられ、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されており、操作コード3が掛回される操作プーリー10の表面は高摩擦性の表面形状を有する。尚、この操作コード3をボールチェーンで構成し、このボールチェーンが掛回される操作プーリー10の表面を、そのボールチェーンのボール部に適合する形状の凹凸を有するように構成することもできる。
支持部材2aと操作プーリー10との間には、操作プレート6が巻取パイプ9に対して相対回動可能に設けられている。操作プレート6の下方には、支持部材2a,2b間に延びる円筒状の支持軸7の一端が取着されている。尚、操作プレート6の具体的な構成及び動作については詳細に後述する。
また、支持部材2bと巻取パイプ9の左端部との間には、支持プレート8が巻取パイプ9に対して相対回動可能に設けられ、支持プレート8の下方にて支持軸7の他端が取着されている。本実施形態の支持プレート8の形状は、後述するコード案内部12,13が設けられていない点を除き、操作プレート6の形状とほぼ同様となっている。ただし、支持プレート8の外形形状は、巻取パイプ9に対して相対回動可能とし、支持軸7の他端を取着する形態であれば、操作プレート6の外形形状とは異なる形状としてもよい。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一辺を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するボトムレール5を介して折り返されたスクリーン4の他辺は支持軸7に取着されている。そして、巻取パイプ9と支持軸7との間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ボトムレール5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。従って、スクリーン4はボトムレール5の重量に基づいて張設される。
そして、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとボトムレール5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとボトムレール5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。
次に、図1及び図2とともに、図3を参照して、操作プレート6及びその周辺の具体的な構成について説明する。操作プーリー10は、支持部材2aから延びる固定軸11を回転軸とするための透孔が設けられ、この固定軸11によって、操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9が回転可能に支持される。このため、操作プーリー10の左端側には巻取パイプ9の右端内周面に嵌合する嵌合部25が設けられる。また、操作プーリー10の左端部は巻取パイプ9内に収容されるストッパ装置に連結するギア機構と噛合するようになっている(図示せず)。このギア機構は増・減速不要であれば省略し巻取パイプ9と操作プーリー10を単に直結する構成でかまわない。
操作プーリー10の右端部には略円柱状の回動支持部24が設けられ、該回動支持部24よりもわずかに大きい径の丸孔状の回動受部23が、操作プレート6に設けられている。従って、操作プレート6は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して、相対回動可能に支持される。
操作プレート6の下方には、支持軸7を支持可能な孔部22が設けられている。支持軸7はリベット等の保持部材21により支持軸7の一端を取着可能であり、支持部材2a,2b間に延びるよう保持される。支持軸7は、操作プレート6に対して回転可能に取着してもよいし、回転不能に取着してもよい。回転可能且つ回転位置で保持できるラチェット機構等を設ければスクリーン4の下限状態におけるボトムレール5の高さを微調整することができる。
尚、図2で操作プレート6の時計方向の回転を一定角度以上の相対回動を阻止することが可能な構成としてもよい。
また、操作プーリー10に掛回する操作コード3が操作プーリー10から外れず滑りを生じないようコードカバー20が、固定軸11(又は支持部材2a)に固定される固定部材(図示せず)に設けられている。
操作プレート6の左端面上には、図示する例では円柱状に延びる2本のコード案内部12,13が設けられる。コード案内部12は、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3の一方(前側)をコード案内部12の上方から垂下されるよう案内し、コード案内部13は、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3の他方(後側)をコード案内部13の上方、且つコード案内部12の下方から垂下されるよう案内する(図2参照)。
このように構成された操作プレート6は、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作するように構成されている。特に、操作プレート6は、巻取パイプ9と支持軸7との位置関係が、静止時と操作時との間で変化するように振り子動作する。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
より具体的に、図4を参照して、操作プレート6の動作について説明する。まず、図4(a)を参照するに、操作プレート6は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作プレート6には自重(スクリーン4・ボトムレール5・操作プレート6・支持プレート8・支持軸7の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向、つまり手前側に(図4で時計回りに)トルクが働く。操作コード3は、コード案内部12,13を基準に垂下される。
この静止時では、ボトムレール5が下限位置にあるとき、或いはボトムレール5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9に巻取径Rでスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。尚、下限状態において、巻取パイプ9及び支持軸7におけるスクリーン4の吊下げ位置を前後方向で重なる配置となるよう、スクリーン4の上端を巻取パイプ9及び支持軸7に取着するのが、二重のスクリーン4の遮光性を高める上で好適である。
次に、図4(b)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置や中間位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部12に当接して操作プレート6に時計回りのトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
同様に、図4(c)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部13に当接して操作プレート6に時計回りのトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。尚、スクリーン4の生地が巻き太る上限付近の一部では摩擦が発生したとしても、摩擦力が低減される方向に作用する。
従って、第1実施形態のロールスクリーン1によれば、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作プレート6が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる(又は低減される)。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作プレート6がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、図5乃至図7を参照して、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図5は、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図6は、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図7(a),(b),(c)は、本発明による第2実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の動作説明図である。尚、第1実施形態と同様に機能する構成要素には、同一の参照番号を付している。
図5に示す第2実施形態のロールスクリーン1は、支持部材2a(並びに支持部材2b)及び操作プレート6(並びに支持プレート8)の形態が異なる点を除き、第1実施形態とほぼ同様の構成となっている。従って、以下の説明では、第2実施形態の支持部材2a及び操作プレート6について主に説明する。
図6を参照して、第2実施形態の操作プレート6及びその周辺の具体的な構成について説明する。巻取パイプ9の右端部では、第1実施形態と同様に、支持部材2aから延びる固定軸11に対し巻取パイプ9が回転可能に支持される。操作プーリー10には、固定軸11に対し回転軸とするための透孔が設けられる。操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9を回転可能となっている。
操作プーリー10の右端部には、第1実施形態と同様に、略円柱状の回動支持部24が設けられる。ただし、第2実施形態の操作プレート6には、該回動支持部24よりも大きい径の長孔状の回動受部23が設けられている。この長孔状の回動受部23は、固定軸11を跨いで、後述の支軸16に対して相対回動可能とするとともに、一定角度以上、相対回動しないように規制するように形成されている。本実施形態の支持プレート8の形状は、本実施形態の操作プレート6の形状とほぼ同様となっており、本実施形態の操作プレート6と同様の長孔状の回動受部23(図示せず)が設けられている。
また、第2実施形態の操作プレート6には、支持部材2aから延びる支軸16を回動軸として操作プレート6の振り子動作を行うよう、室外側上方に、支軸16を挿通する回動軸孔部27が設けられている。同様に、支持プレート8にも、支持部材2bから延びる支軸16を回動軸として支持プレート8の振り子動作を行うよう、室外側上方に、支軸16を挿通する回動軸孔部27(図示せず)が設けられている。尚、操作プレート6及び支持プレート8にそれぞれ支軸16を設け、支持部材2a,2bにそれぞれ回動軸孔部27を設ける構成としてもよい。
従って、第2実施形態の操作プレート6及び支持プレート8は、支軸16を回動軸として、長孔状の回動受部23によって回動範囲が規制された状態で、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能となっている。
操作プレート6の上方には、第1実施形態と同様にコードカバー20を備える図示しない別部品が固定軸11上に設けられている。尚、コードカバー20は、支持部材2aに取着する形態とすることもできる。操作プレート6の下方には、支持軸7を支持可能な孔部22が設けられている。支持軸7はリベット等の保持部材21により支持軸7の一端を取着可能であり、支持部材2a,2b間に延びるよう保持される。支持軸7は、操作プレート6に対して回転可能に取着してもよいし、回転不能に取着してもよい。回転可能且つ回転位置で保持できるラチェット機構等を設ければスクリーン4の下限状態におけるボトムレール5の高さを微調整することができる。
ただし、第2実施形態の操作プレート6には、第1実施形態のような2本のコード案内部12,13が設けられていない。代わりに、支持軸7がスクリーン4の手前側に配置され操作コード3が支持軸7の背面側を通っている。従って、本実施形態では、第1実施形態のコード案内部12,13に相当する機能を支持軸7が有するように構成される。また、支持部材2aの下端部にはコード案内部14が設けられ、操作コード3の垂下位置を手前側にしている。即ち、コード案内部14は、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3が支持軸7の室外側へ掛回された後、コード案内部14の上方から垂下されるよう案内する(図5参照)。尚、支持部材2bの形状は、コード案内部14が設けられていない点を除き、支持部材2aの形状とほぼ同様である。
従って、第2実施形態の操作プレート6においても、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作するように構成されている。特に、操作プレート6は、巻取パイプ9と支持軸7との位置関係が、静止時と操作時との間で変化するように振り子動作する。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。尚、振り子動作に対しコード案内部14は必須ではない。また、第1実施形態のような2本のコード案内部12,13を巻き取り軸下方のスクリーン4手前側に設け、操作コード3をコード案内部12,13のそれぞれ背面側を挿通させるようにしてもよい。操作コード3が接触する支持軸7の部分は回転可能な別部品として抵抗を減らすようにしてもよい。
より具体的に、図7を参照して、第2実施形態の操作プレート6の動作について説明する。まず、図7(a)を参照するに、操作プレート6は、支軸16を回動軸として、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作プレート6には自重(スクリーン4・ボトムレール5・操作プレート6・支持プレート8・支持軸7の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向、つまり手前側に(図7で時計回りに)トルクが働く。そして、操作コード3は、支持部材2aに設けられるコード案内部14を基準に垂下される。
この静止時では、ボトムレール5が下限位置にあるとき、或いはボトムレール5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9に巻取径Rでスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。尚、下限状態において、巻取パイプ9及び支持軸7におけるスクリーン4の吊下げ位置を前後方向で重なる配置となるよう、スクリーン4の上端を巻取パイプ9及び支持軸7に取着するのが、二重のスクリーン4の遮光性を高める上で好適である。
次に、図7(b)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置や中間位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3によりコード案内部14を支軸として、支持軸7にトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
同様に、図7(c)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3によりコード案内部14を支軸として、支持軸7にトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
従って、第2実施形態のロールスクリーン1によれば、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作プレート6が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作プレート6がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
特に、第2実施形態のロールスクリーン1によれば、操作プレート6の振り子動作を鑑みて定められるロールスクリーン1の前後幅の設置スペースを、第1実施形態よりも縮小させることができる。また、コード案内部14を設けたことにより、操作コード3を下方に引くことにより操作プレート6及び支持プレート8を離間方向に回転させることができる。
〔第3実施形態〕
次に、図8乃至図12を参照して、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図8は、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図9は、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図10(a),(b),(c)は、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の動作説明図である。図11(a),(b)は、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の操作時の動作説明図である。図12(a),(b)は、本発明による第3実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の比較例を伴う説明図である。尚、第1実施形態と同様に機能する構成要素には同一の参照番号を付している。
図8に示す第3実施形態のロールスクリーン1は、操作プーリー10、支持部材2a(並びに支持部材2b)及び操作プレート6(並びに支持プレート8)の形態が異なる点を除き、第1実施形態とほぼ同様の構成となっている。従って、以下の説明では、第3実施形態の支持部材2a及び操作プレート6について主に説明する。
図9を参照して、第3実施形態の操作プレート6及びその周辺の具体的な構成について説明する。巻取パイプ9の右端部では、第1実施形態と同様に、支持部材2aから延びる固定軸11に対し巻取パイプ9が回転可能に支持される。操作プーリー10には、固定軸11に対し回転軸とするための透孔が設けられる。操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9を回転可能となっている。
第3実施形態の操作プレート6は、細長状の形状を有し、固定軸11を避けるように室外側にて、操作プーリー10と支持部材2aとの間に配置され、支持部材2aから延びる支軸16を回動軸として操作プレート6の振り子動作を行うよう、支軸16を挿通する回動軸孔部27が設けられている。操作プレート6の下方には、第1実施形態と同様に、リベット等の保持部材21により支持部材2a,2b間に延びる支持軸7の一端を取着するための孔部22が設けられている。
本実施形態の支持プレート8も、本実施形態の操作プレート6とほぼ同様の形状を有している。支持軸7は、操作プレート6及び支持プレート8に対して回転可能に取着してもよいし、回転不能に取着してもよい。また、操作プレート6及び支持プレート8に支軸16を設け、それぞれ支持部材2a,2bに回動軸孔部27を設ける構成としてもよい。
第3実施形態の操作プレート6及び支持プレート8は、支軸16を回動軸として、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能となっている。支持軸7と巻取パイプ9とで吊下支持されるスクリーン4の下端部に位置するスクリーン4等の自重によって振り子動作の位置が定まるようになっている。
このように構成された第3実施形態の操作プレート6及び支持プレート8では、支軸16を回動軸として、スクリーン4等の自重によって振り子動作で、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能となっている。
支持部材2aの上方には、操作プーリー10に掛回する操作コード3が外れないようコードカバー20が配置される(図示せず)。尚、コードカバー20は、固定軸11に固定する別部品で構成してもよい。
そして、第3実施形態の操作プレート6には、第1実施形態のような2本のコード案内部12,13が設けられていない。代わりに、支持軸7がスクリーン4の手前側に配置され操作コード3が支持軸7の背面側を通っている。従って、本実施形態では、第1実施形態のコード案内部12,13に相当する機能を支持軸7が有するように構成される。また、支持部材2aの下端部にはコード案内部14が設けられ、操作コード3の垂下位置を手前側にしている。即ち、コード案内部14は、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3が支持軸7の室外側へ掛回された後、コード案内部14の上方から垂下されるよう案内する(図8参照)。尚、支持部材2bの形状は、コード案内部14が設けられていない点を除き、支持部材2aの形状とほぼ同様である。
従って、第3実施形態の操作プレート6においても、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作するように構成されている。特に、操作プレート6は、巻取パイプ9と支持軸7との位置関係が、静止時と操作時との間で変化するように振り子動作する。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
より具体的に、図10乃至図12を参照して、第3実施形態の操作プレート6の動作について説明する。まず、図10(a)を参照するに、操作プレート6は、支軸16を回動軸として、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置の静止時では、操作プレート6には自重(スクリーン4・ボトムレール5・操作プレート6・支持プレート8・支持軸7の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向、つまり手前側に(図11で時計回りに)トルクが働く。そして、操作コード3は、支持部材2aに設けられるコード案内部14を基準に垂下される。
このボトムレール5が下限位置にあるときの静止時では、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。尚、下限状態において、巻取パイプ9及び支持軸7におけるスクリーン4の吊下げ位置を前後方向で重なる配置となるよう、スクリーン4の上端を巻取パイプ9及び支持軸7に取着するのが、二重のスクリーン4の遮光性を高める上で好適である。
また、図10(b)を参照するに、このボトムレール5が中間位置にあるときの静止時では、ボトムレール5が下限位置から上限位置に移行するほど、巻取パイプ9に巻き取られているスクリーン4の巻取径Rは拡径し、スクリーン4等の自重によって垂下されるスクリーン4の位置は室外側に移行するが、所定高さまでは二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置は変化しないように(二重のスクリーン4の間隔d1’≒d1)なっている。従って、スクリーン4を中間位置より下方に下げた位置では二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
また、図10(c)を参照するに、このボトムレール5が上限位置にあるときの静止時では、巻取パイプ9に巻き取られているスクリーン4の巻取径Rは最大に拡径し、スクリーン4等の自重によって垂下されるスクリーン4の位置は更に室外側に移行するが、この状態でも、二重のスクリーン4の間隔を近接させる位置で安定化するようになっている。ただし、この状態では、スクリーン4自体が開状態であることから、静止時における二重のスクリーン4の近接性に関して実用上の問題は生じない点に留意する。
次に、図11(a)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3によりコード案内部14を支軸として、支持軸7にトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するためスクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
同様に、図11(b)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3によりコード案内部14を支軸として、支持軸7にトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
ここで、第3実施形態の操作プレート6における振り子動作に関して、その留意点を説明するに、図12(a)に示す本実施形態とは相違して、操作プレート6の支軸16の位置を固定軸11寄りに配置した比較例を図12(b)に示している。図12(a)に示す本実施形態では、ボトムレール5の下限位置の静止時にて、支持軸7と巻取パイプ9とで吊下支持されるスクリーン4等の自重によって、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。
一方、図12(b)に示す比較例では、支軸16をより固定軸11寄りに配置しているため、二重のスクリーン4の間隔D(D>d1)が大きくなり好ましくない。従って、支軸16の好適な位置は、支持軸7や巻取パイプ9の径、並びに支持軸7と巻取パイプ9との間の距離で左右されるものの、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密接するよう、ボトムレール5の下限位置の静止時を基準に定めるようにするのが好適である。
従って、第3実施形態のロールスクリーン1によれば、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作プレート6が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作プレート6がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
特に、第3実施形態のロールスクリーン1によれば、支持軸7を部屋内側に配置して部屋内側下方にスイングするプレート構造としたため、操作プレート6の振り子動作を鑑みて定められるロールスクリーン1の前後幅の設置スペースを、第1実施形態よりも縮小させることができる。
〔第4実施形態〕
次に、図13乃至図14を参照して、第1実施形態の変形例として、本発明による第4実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。図13は、本発明による第4実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図14(a),(b),(c)は、本発明による第1実施形態のロールスクリーン1における操作プレート6の動作説明図である。尚、第1実施形態と同様に機能する構成要素には、同一の参照番号を付している。
図13及び図14に示すロールスクリーン1は、操作プレート6と操作プーリー10との間に巻取ギア機構(駆動歯車31、伝達歯車32、被動歯車33)が設けられる点を除き、第1実施形態と同一の構成となっている。従って、以下の説明では、第3実施形態の操作プレート6、操作プーリー10及び巻取ギア機構(駆動歯車31、伝達歯車32、被動歯車33)について主に説明する。
図13を参照して、第4実施形態の操作プレート6及びその周辺の具体的な構成について説明する。巻取パイプ9の右端部では、第1実施形態と同様に、支持部材2aから延びる固定軸11に対し巻取パイプ9が回転可能に支持される。操作プーリー10には、固定軸11に対し回転軸とするための透孔が設けられる。操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9を回転可能となっている。
操作プーリー10の右端部には、操作プーリー10の回転に伴い回転する駆動歯車31が固定され、その右端には、第1実施形態と同様に、略円柱状の回動支持部24が設けられている。そして、操作プレート6には該回動支持部24よりもわずかに大きい径の丸孔状の回動受部23が設けられている。従って、操作プレート6は、固定軸11及び操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して、相対回動可能に支持される。
また、支持部材2a,2b間に延びる支持軸7の右端部には、支持軸7を回転させるための被動歯車33が設けられ、リベット等の保持部材21により、この被動歯車33を操作プレート6に対し回転可能に支持するための孔部22が操作プレート6に設けられている。
そして、駆動歯車31の回転を被動歯車33に伝達する伝達歯車32が、操作プレート6に対して回転可能に取着されている。伝達歯車32は、駆動歯車31の回転を被動歯車33に伝達するように構成されている。
従って、巻取パイプ9をスクリーン4に対する第1の巻取軸とすると、支持軸7はスクリーン4に対する第2の巻取軸として機能する。また、第1の巻取軸の径は第2の巻取軸の径より大きい。駆動歯車31と被動歯車33の歯数は同じであり、第1の巻取軸の回転と同じだけ第2の巻取軸が回転する。従って、第1の巻取軸の単位回転当たりのスクリーン4の巻き取り長さと第2の巻取軸の単位回転当たりのスクリーン4の巻き取り長さが異なる。操作コード3を引き操作プーリー10を巻き取り方向に回転させると、第1の巻取軸が回転してスクリーン4を巻きき取るとともに第2の巻取軸もスクリーン4を巻き取り、ボトムレール5が上昇する。上昇中、第1の巻取軸に巻き取られる手前側のスクリーン4と第2の巻取軸に巻き取られる後側のスクリーン4の上昇速度が異なる(第1の巻取軸の回転>第2の巻取軸の回転)ため、遮光部4aと透過部4bが重なる状態と遮光部4aと遮光部4bが重なる状態が交互に現れるようになる。巻き戻し時も同様である。スクリーン4の下限状態では遮光部4aと透過部4bが重なる状態となり遮光状態となるようになっている。
このように構成された第4実施形態の操作プレート6においても、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作する。特に、操作プレート6は、巻取パイプ9と支持軸7との位置関係が、静止時と操作時との間で変化するように振り子動作する。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
より具体的に、図14を参照して、操作プレート6の動作について説明する。まず、図14(a)を参照するに、操作プレート6は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作プレート6には自重(スクリーン4・ボトムレール5・操作プレート6・支持プレート8・支持軸7の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向、つまり手前側に(図14で時計回りに)トルクが働く。操作コード3は、コード案内部12,13を基準に垂下される。
本例では、ボトムレール5が下限位置にあるときの静止位置で、スクリーン4は、巻取パイプ9及び支持軸7に巻き取られていない状態に設定され、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。尚、下限状態において、巻取パイプ9及び支持軸7におけるスクリーン4の吊下げ位置を前後方向で重なる配置となるよう、スクリーン4の上端を巻取パイプ9及び支持軸7に取着するのが、二重のスクリーン4の遮光性を高める上で好適である。
そして、ボトムレール5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9及び支持軸7にそれぞれ巻取径R1,R2でスクリーン4が巻き取られている状態にあるときも、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置で安定化するようになっている。尚、第4実施形態では、巻取ギア機構(駆動歯車31、伝達歯車32、被動歯車33)が設けられるため、巻取パイプ9及び支持軸7にそれぞれ巻取径R1,R2でスクリーン4が巻き取られることにより、ボトムレール5の下限位置から上限位置に亘って、二重のスクリーン4の密着性が高まるようになる。
従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
次に、図14(b)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置や中間位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9及び支持軸7にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3によりコード案内部12にトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、前後のスクリーン4の上昇速度差に起因する相対移動があっても、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
同様に、図14(c)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9及び支持軸7に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3によりコード案内部13にトルクが加わることにより操作プレート6が振り子動作し、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、前後のスクリーン4の下降速度差に起因する相対移動があっても、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
従って、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作プレート6が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作プレート6がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
特に、第4実施形態のロールスクリーン1によれば、巻取ギア機構(駆動歯車31、伝達歯車32、被動歯車33)が設けられるため、巻取パイプ9及び支持軸7にそれぞれ巻取径R1,R2でスクリーン4が巻き取られることにより、ボトムレール5の下限位置から上限位置に亘って、二重のスクリーン4の密着性が高まるようになる。
また、上述した構成だけでも、前後のスクリーン4における遮光部4aと透過部4bが重なる状態と、前後のスクリーン4におけるそれぞれの遮光部4a(或いは透過部4b)が重なる状態とを切り替え可能ではあるが、下記構成を追加することにより切り替え時のボトムレール5の上下する移動量を減らすこともできる。巻取ギア機構(駆動歯車31、伝達歯車32、被動歯車33)に関して、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させた遮光状態から、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とするまでの移動距離に相当する回転量を空回りさせる空回り装置を駆動歯車31と被動歯車33のいずれか一方、或いは双方にさらに設ければよい。このような空回り装置の詳細は、例えば特開2012−77501号公報を参照されたい。
以上では、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、第1実施形態の変形例として、巻取ギア機構(駆動歯車31、伝達歯車32、被動歯車33)を設けて第4実施形態とする例を説明したが、第2実施形態又は第3実施形態の変形例として、各実施形態の技法を組み合わせて応用し、当該巻取ギア機構を設けた形態とすることもできる。
更に、この第2実施形態又は第3実施形態の変形例として当該巻取ギア機構を設けたときに、当該空回り装置を設けるように構成することも可能である。
また、前述した各実施形態の例では、1枚のスクリーンを折り返した二重のスクリーン4として、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成されている例を説明したが、本発明に係る操作プレート6は、1枚のスクリーンでなくとも、或いは透過部4bと遮光部4aとを交互に形成した態様でなくとも、二重のスクリーンであれば、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作プレート6が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動させることが可能となる点で有効である。
また、支持部材2a,2bや操作プレート6及び支持プレート8の外形形状、コード案内部12,13,14の形状等、本発明の作用・効果を生じさせる限りにおいて様々な形状とすることができる。
また、各実施形態において、操作プレート6の振り子動作に伴って支持プレート8も振り子動作する形態を説明したが、各実施形態の技法を組み合わせて応用し、操作プレート6のみの振り子動作で、静止時に近接又は密着させていた二重のスクリーンの間隔を操作時には離れる形態とすることも可能である。例えば、第1実施形態と第2実施形態(或いは第4実施形態やその変形例)を組み合わせ、支持プレート8を設けずに、支持部材2bに支持軸7の端部の移動用案内孔を設け、この移動用案内孔により、好適には回動規制機能を持たせつつ、操作プレート6の振り子動作に伴って移動する支持軸7の端部を案内させるよう構成することで、操作プレート6のみの振り子動作で、静止時に近接又は密着させていた二重のスクリーンの間隔を操作時には離れるよう形態とすることができる。
また、支持軸7から上方に向け立ち上がる壁部(カバー)を設け、巻取パイプ9と取付フレーム2・天井側の取付面との間の光漏れを防ぐ構成とすることもできる。
〔第5実施形態〕
次に、図15乃至図18を参照して、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。前述した各実施形態では、巻取パイプ9に一辺を取着したスクリーン4の他辺を支持軸7に取着する例を説明したが、本実施形態は、巻取パイプ9に一辺を取着したスクリーン4の他辺は、取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部2cに取着する例である。図15は、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図16は、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す側面図である。図17は、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1における操作ユニット60周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図18(a),(b),(c)は、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1における操作ユニット60の動作説明図である。尚、前述の各実施形態と同様な構成要素には、同一の参照番号を付している。
図15及び図16に示すロールスクリーン1は、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。
巻取パイプ9の右端部には、巻取パイプ9及び支持部材2a,2bに対して相対回動可能な操作ユニット60が設けられている。また、操作ユニット60内には、操作プーリー10が収容され、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されており、操作コード3が掛回される操作プーリー10の表面は高摩擦性の表面形状を有する。尚、この操作コード3をボールチェーンで構成し、このボールチェーンが掛回される操作プーリー10の表面を、そのボールチェーンのボール部に適合する形状の凹凸を有するように構成することもできる。尚、操作ユニット60の具体的な構成及び動作については詳細に後述する。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一辺を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するボトムレール5を介して折り返されたスクリーン4の他辺は、巻取パイプ9よりも上部に位置する取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部2cに取着されている。例えば、固定部2cは、スクリーン4の端部に溶着等で係着された生地押さえを着脱可能に係止するよう構成することができる。そして、巻取パイプ9と固定部2cとの間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ボトムレール5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。これにより、スクリーン4はボトムレール5の重量に基づいて張設される。
従って、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとボトムレール5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとボトムレール5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。
次に、図15及び図16とともに、図17を参照して、操作ユニット60及びその周辺の具体的な構成について説明する。操作ユニット60は、操作プーリー10及びコードカバー20を内側に収容可能に挟み込んで一体化する2つの操作プレート部材6a,6bから構成される。操作プレート部材6bには、操作プレート部材6aに向けて立直する突起状のコード案内部12,13が設けられている。操作プーリー10から掛回される無端状の操作コード3は、コード案内部12,13に案内されて下方に垂下される。コードカバー20は、支持部材2aに対して固定される。尚、コードカバー20は、操作プーリー10に掛回する操作コード3が操作プーリー10から外れず滑りを生じないよう設けられるものであれば如何なる態様でもよく、例えば、図示するような操作ユニット60の内側に収容する形態のほか、固定軸11又は支持部材2aに固定する形態とすることができる。
本例におけるコード案内部12は、コード案内部13の上方にて2箇所に設けられ、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3の一方(前側)は、コード案内部12(前側)とコード案内部13との間を通して垂下されるよう案内され、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3の一方(後側)は、コード案内部12(後側)とコード案内部13との間を通して垂下されるよう案内される(図16参照)。
操作プーリー10は、支持部材2aから延びる固定軸11を回転軸とするための透孔が設けられ、この固定軸11によって、操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9が回転可能に支持される。このため、操作プーリー10の左端側には巻取パイプ9の右端内周面に嵌合する嵌合部25が設けられる。また、操作プーリー10の左端部は巻取パイプ9内に収容されるストッパ装置に連結するギア機構と噛合するようになっている(図示せず)。このギア機構は増・減速不要であれば省略し巻取パイプ9と操作プーリー10を単に直結する構成でかまわない。
操作プレート部材6aには操作プーリー10の縁枠の外径よりも拡径した丸孔状の回動受部23aが設けられ、操作プレート部材6bには、巻取パイプ9の外径よりも拡径した半丸孔状の回動受部23bが設けられている。従って、操作ユニット60は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して、相対回動可能に支持される。また、支持部材2aに対して固定されるコードカバー20の上方には凹部20aが設けられ、操作プレート部材6aの上方には略逆台形状の突出片61が設けられている。2つの操作プレート部材6a,6bが、操作プーリー10及びコードカバー20を内側に収容可能に挟み込んで一体化された状態では、突出片61が凹部20aに所定の回動範囲内で係合するよう構成される。また、操作プレート部材6bを内側に収容可能にするコードカバー20の上部突出片の内壁には、操作ユニット60の相対回動を一定角度内で規制する段差部20bが設けられている。即ち、この段差部20bは、操作ユニット60の相対回動の際に、操作プレート部材6bにおけるコード案内部12の上端両側の縁部26と当接可能となっている。このため、操作ユニット60の相対回動は、縁部26と段差部20bとの当接により一定角度内で規制されるようになっている。
一方、支持部材2a,2bで両端が固定される取付フレーム2には、その底面における室外側端部にて、略鑓状の可動フィン40がその基軸で回動可能に吊り下げられている。そして、スクリーン4は、取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部2cから垂下されているため、この可動フィン40が、操作ユニット60の相対回動により操作プレート部材6aの突出片61の側端部で押圧されると、可動フィン40が回動して室外側のスクリーン4が、より室外側へと移動するようになっている。
このように構成された操作ユニット60は、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作するように構成されている。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
より具体的に、図18を参照して、操作ユニット60の動作について説明する。まず、図18(a)を参照するに、操作ユニット60は、操作プーリー10(及び巻取パイプ9)に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作ユニット60には自重(スクリーン4やボトムレール5等の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向にトルクが働く。これにより、操作コード3はコード案内部12,13を基準に垂下される。
この静止時では、ボトムレール5が下限位置にあるとき、或いはボトムレール5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9に所定の巻取径でスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
次に、図18(b)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置や中間位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部12に当接して操作ユニット60に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット60が振り子動作し、操作プレート部材6aの突出片61の側端部が可動フィン40を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。
同様に、図18(c)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部13に当接して操作ユニット60に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット60が振り子動作し、操作プレート部材6aの突出片61の側端部が可動フィン40を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。尚、スクリーン4の生地が巻き太る上限付近の一部では摩擦が発生したとしても、摩擦力が低減される方向に作用する。
従って、第5実施形態のロールスクリーン1によれば、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作ユニット60が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる(又は低減される)。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作ユニット60がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
ここで、操作ユニット60を構成する操作プレート部材6a,6bやコードカバー20等の形態は、例えば図19に示すように、上述した作用をもたらす機能を有するものであれば他の形態でもよい。図19(a),(b),(c)は、本発明による第5実施形態のロールスクリーン1に対する変形例の操作ユニット60の動作説明図である。図19に示す例では、操作ユニット60にはコード案内部12,13が1つずつ設けられる。また、操作プレート部材6aの突出片61には回動規制軸63が設けられ、コードカバー20の上方に延びる突出片上に設けられた回動規制溝62により、操作ユニット60の相対回動を一定角度内で規制するよう構成されている。尚、操作プレート部材6aの突出片61に回動規制溝62を設け、コードカバー20の上方に延びる突出片上に回動規制軸63を設ける形態としてもよいし、操作ユニット60の相対回動を一定角度内で規制する必要が無い場合には、操作ユニット60の相対回動を規制する機構を設ける必要はない。
図19に示す変形例の動作について説明する。まず、図19(a)を参照するに、操作ユニット60は、操作プーリー10(及び巻取パイプ9)に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作ユニット60には自重(スクリーン4やボトムレール5等の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向にトルクが働く。これにより、操作コード3はコード案内部12,13を基準に垂下される。
この静止時では、ボトムレール5が下限位置にあるとき、或いはボトムレール5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9に所定の巻取径でスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化する。
次に、図19(b)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置や中間位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部12に当接して操作ユニット60に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット60が振り子動作し、操作プレート部材6aの突出片61の側端部が可動フィン40を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなる。
同様に、図18(c)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部13に当接して操作ユニット60に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット60が振り子動作し、操作プレート部材6aの突出片61の側端部が可動フィン40を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなる。
従って、図19に示す例においても、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作ユニット60が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる(又は低減される)。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作ユニット60がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
〔第6実施形態〕
次に、図20及び図21を参照して、本発明による第6実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。第6実施形態では、第5実施形態と同様に、巻取パイプ9に一辺を取着したスクリーン4の他辺は、取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部2cに取着される。図20は、本発明による第6実施形態のロールスクリーン1の概略構成を示す正面図であり、図21は、本発明による第6実施形態のロールスクリーン1における操作ユニット60周辺の概略構成を示す分解斜視図である。尚、前述の各実施形態と同様な構成要素には、同一の参照番号を付している。
第6実施形態は、第5実施形態と比較して、巻取パイプ9の左端部には支持プレート8が設けられ、可動フィン60が取付フレーム2に設けられずに、固体バー50が操作ユニット60と支持プレート8との間に固定されている点で相違する。
図20に示すように、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。
巻取パイプ9の右端部には、第5実施形態と同様に、巻取パイプ9及び支持部材2a,2bに対して相対回動可能な操作ユニット60が設けられている。また、操作ユニット60内には、操作プーリー10が収容され、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されている。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一辺を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するボトムレール5を介して折り返されたスクリーン4の他辺は、第5実施形態と同様に、取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部に取着されている。そして、巻取パイプ9と当該固定部との間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ボトムレール5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。これにより、スクリーン4はボトムレール5の重量に基づいて張設される。
従って、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとボトムレール5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとボトムレール5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。
次に、図21を参照して、操作ユニット60及びその周辺の具体的な構成について説明する。第6実施形態の操作ユニット60は、操作プレート部材6aの突出片61の形状を除き、第5実施形態と同様である。
操作プレート部材6aの突出片61は、略フの字状に室外側に延びる形状で構成され、その先端部には、固体バー50の一端が取着される。巻取パイプ9と支持部材2bとの間に設けられる支持プレート8は、操作プレート部材6aとほぼ同様な形状で突出片を有するよう構成され、この支持プレート8の突出片に固体バー50の他端が取着される(図20参照)。
スクリーン4は、取付フレーム2の室外側端面に設けられた当該固定部から垂下されているため、操作ユニット60の相対回動により操作プレート部材6aの突出片61から後方に位置して巻取パイプ9と略平行に延びる固体バー50が変位し、固体バー50により、室外側のスクリーン4が、より室外側へと移動するよう押圧するようになっている。
従って、第6実施形態においても、第5実施形態と同様の作用・効果を生じさせることができ、操作ユニット60は、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作するように構成されている。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
特に、第5及び第6実施形態の例では、第1乃至第4実施形態の例と比較して、巻取パイプ9の下方に支持軸7を設ける必要がないことから、ロールスクリーン1の前後方向の幅の大型化を回避することができる。また、第1乃至第4実施形態の例では、振り子動作する操作プレート6上に支持軸7を設け、操作プレート6を相対回動させるよう構成していたため、振り子動作に伴う回動角度が大きくなる傾向にあるが、第5及び第6実施形態の例では、回動角度を大きくとることなく操作ユニット60を振り子動作させて、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成することが可能となる。
より具体的には、第5及び第6実施形態の例では、操作ユニット60の振り子動作に応じて二重のスクリーン4の操作時の間隔が静止時の間隔より大きくなるよう補助する、可動フィン40や固定バー50などの生地間隔調整手段を設けることにより、振り子動作を伴う操作ユニット60を備えるロールスクリーン1の前後方向の幅を、より薄型化することが可能となる。
〔第7実施形態〕
次に、図22乃至図24を参照して、本発明による第7実施形態のロールスクリーン1の構成を説明する。第7実施形態のロールスクリーン1は、第5実施形態のロールスクリーン1とほぼ同様の構成要素で構成されるが、取付フレーム2、支持部材2a、コードカバー20、可動フィン40、操作ユニット60、及びボールチェーンで構成される操作コード3とその操作プーリー10の各形状が、第5実施形態とは相違している。
図22は、本発明による第7実施形態のロールスクリーンの概略構成を示す正面図である。図23は、本発明による第7実施形態のロールスクリーン1における操作ユニット60周辺の概略構成を示す分解斜視図である。また、図24(a),(b),(c)は、本発明による第7実施形態のロールスクリーン1における操作ユニット60の動作説明図である。尚、第5実施形態と同様な構成要素には、同一の参照番号を付している。
図22に示すように、第7実施形態のロールスクリーン1は、第5実施形態と同様に、取付フレーム2の両端に支持部材2a,2bが固定され、その支持部材2a,2bから延びる固定軸11によって、支持部材2a,2b間に円筒状の巻取パイプ9が回転可能に支持される。
巻取パイプ9の右端部には、巻取パイプ9及び支持部材2a,2bに対して相対回動可能な操作ユニット60が設けられている。また、操作ユニット60内には、操作プーリー10が収容され、この操作プーリー10に掛回される無端状の操作コード3が垂下されている。そして、操作コード3の操作により巻取パイプ9を回転操作可能となるよう構成されている。この操作コード3は、所定ピッチで連続するボール部3a及びチェーン部3bからなる無端状のボールチェーンで構成され、操作プーリー10の表面は、そのボール部3aに適合する形状の凹凸を有するように構成される。
巻取パイプ9は、スクリーン4の一辺を取着して巻き取り可能に吊下支持しており、巻取パイプ9から垂下し、錘部材として機能するボトムレール5を介して折り返されたスクリーン4の他辺は、巻取パイプ9よりも上部に位置する取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部2cに取着されている。本実施形態に係る固定部2cは、図24に示すように、スクリーン4の端部を巻付けて、その長さを調整可能とする生地押さえ80を着脱可能に係止するよう構成されている。そして、巻取パイプ9と固定部2cとの間で垂下されるスクリーン4の下端部には、ボトムレール5の両端部で回転可能に支持されるローラー15が挿通されている。これにより、スクリーン4はボトムレール5の重量に基づいて張設される。
従って、操作コード3を操作して巻取パイプ9をスクリーン巻取り方向へ回転させるとボトムレール5が上昇し、巻取パイプ9をスクリーン巻戻し方向へ回転させるとボトムレール5が下降する。
また、巻取パイプ9内において、その左端側にはスクリーン4の巻上時の操作力を軽減するスプリングモーター、右端側にはスクリーン4の自重降下を防止するストッパ装置等が収容されている(図示せず)。
スクリーン4は、光を一部透過させる透過部4bと、光を遮る遮光部4aとが縞状に交互に形成され、このスクリーン4が二重に重ね合わされた状態で吊下支持されているため、操作コード3の操作により、前後のスクリーン4を上下方向に相対移動させて、透過部4bと遮光部4aとの重なり具合を調整することにより、採光量が調節可能となっている。
次に、図22とともに、図23を参照して、操作ユニット60及びその周辺の具体的な構成について説明する。操作ユニット60は、操作プーリー10及びコードカバー20を内側に収容可能に挟み込んで一体化する2つの操作プレート部材6a,6bから構成される。操作ユニット60には、コード案内部12,13が設けられている。
本実施形態のコード案内部12について詳細に説明するに、略V字状の全体形状を有する操作プレート部材6bには、その前後方向の端部からそれぞれ操作プレート部材6aと対向する固定軸11の軸方向に突出する側片が形成され、この側片の一部には係合片12aが形成されている。操作プレート部材6aからも、その前後方向の端部からそれぞれ操作プレート部材6bと対向する当該軸方向に突出する側片12cが形成されており、側片12cは操作プレート部材6bの係合片12aと係合可能となっている。そして、操作プレート部材6aの側片12cには嵌合凸部12dが設けられ、操作プレート部材6bの係合片12aには当該嵌合凸部12dと嵌合可能な嵌合受部12bが形成されている。従って、操作プーリー10及びコードカバー20を内側に収容可能に挟み込んで操作プレート部材6a,6bを一体化すると、操作プレート部材6aの側片12cが操作プレート部材6bの係合片12aと係合し、当該嵌合凸部12d及び嵌合受部12bが嵌合することにより、操作プレート部材6bから突出する当該側片と操作プレート部材6aから突出する側片12cとが一体化して、本実施形態のコード案内部12が構成される。
また、本実施形態のコード案内部13について詳細に説明するに、操作プレート部材6bの当該中央側下方の面から、コード案内部13を構成するべく操作プレート部材6aと対向する固定軸11の軸方向に突出する縦長の突起部が立直して形成されている。この縦長の突起部の面13a(操作プレート部材6bに対向する面)は、操作プレート部材6aの当該中央側下方の面に設けられた係合溝13bと当接し係合可能となっている。従って、操作プーリー10及びコードカバー20を内側に収容可能に挟み込んで操作プレート部材6a,6bを一体化すると、操作プレート部材6bにおける当該縦長の突起部の面13aが操作プレート部材6aにおける係合溝13bと係合して、本実施形態のコード案内部13が構成される。尚、操作プレート部材6aにおける係合溝13bには、ビス孔13cが形成され、操作プレート部材6bにおける当該縦長の突起部の面13aにもビス孔13cと同様なビス孔(図示せず)が設けられている。そして、取付ビス70によりこれらのビス孔を介して操作プレート部材6a,6bを一体化し固定させ、操作ユニット60を構成することができる。尚、取付ビス70により操作プレート部材6a,6bの下端部を固定させる代わりに、操作プレート部材6a,6bの下端部を嵌合させる形態としてもよい。或いは、操作プレート部材6a,6bの一体化を安定させるべく嵌合凸部12d及び嵌合受部12bの形状の最適化や個数の増大を図るようにしてもよい。
操作プーリー10から掛回される無端状の操作コード3は、コード案内部12,13に案内されて下方に垂下される。特に、第7実施形態におけるコード案内部12は、コード案内部13の前後側で概ねコード案内部13を挟むよう2箇所に設けられ、前側のコード案内部12とコード案内部13との間、及び、後側のコード案内部12とコード案内部13との間で、操作コード3のボール部3aの外形よりわずかに大きい案内経路を形成し、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3の一方(前側)は、コード案内部12(前側)とコード案内部13との間を通して垂下されるよう案内され、操作プーリー10から垂下される無端状の操作コード3の一方(後側)は、コード案内部12(後側)とコード案内部13との間を通して垂下されるよう案内される(図24参照)。
また、前側のコード案内部12とコード案内部13との間、及び、後側のコード案内部12とコード案内部13との間で、操作コード3のボール部3aの外形よりわずかに大きい案内経路は、所定ピッチで連続する少なくとも2つのボール部3aがコード案内部12,13のいずれ一方に常時当接するよう形成されている。このように構成することで、操作コード3の操作時における操作ユニット60内のガタツキを抑制するとともに、ボール部3aとコード案内部12,13との間の干渉で生じうる操作音を軽減させることができる。
コードカバー20は、図23に示すように、主に、挿通孔20dを有する筒部を基軸とするフランジ状の本体と、その本体の上部縁から固定軸11の軸方向に突出する上部突出片からなり、操作プーリー10に掛回する操作コード3の外れを防止するよう構成され、支持部材2aに対して回転不能に固定される。本例では、固定軸11を四角棒状で構成し、この固定軸11を挿通孔20dに挿通して係合させることで、コードカバー20を支持部材2aに対して回転不能に固定できるようにしている。ただし、コードカバー20は、操作プーリー10に掛回する操作コード3が操作プーリー10から外れず滑りを生じないよう設けられるものであれば如何なる態様でもよい。
操作プーリー10は、支持部材2aから延びる固定軸11を回転軸とするための透孔が設けられている。また、操作プーリー10の右端側には筒状に突起した突起部が形成されており(図示せず)、この突起部がコードカバー20の挿通孔20dの周囲に設けられた係合溝20cと係合することで、コードカバー20及び支持部材2aに対して回転不能に支持される。操作プーリー10の左端側には操作コード3を掛装する外周よりも拡径したフランジを介して、巻取パイプ9の右端内周面に嵌合する嵌合部25が設けられる。このため、操作プーリー10の回転に伴い巻取パイプ9が回転可能に支持される。また、操作プーリー10の左端部は巻取パイプ9内に収容されるストッパ装置に連結するギア機構と噛合するようになっている(図示せず)。このギア機構は増・減速不要であれば省略し巻取パイプ9と操作プーリー10を単に直結する構成でかまわない。
一方、コードカバー20の右端側には筒状に突起した突起部が形成されており(図示せず)、この突起部と係合するべく、操作プレート部材6aには、当該突起部の外径よりも拡径した丸孔状の回動受部23aが設けられている。そして、操作プレート部材6bには、巻取パイプ9の外径よりも拡径した半丸孔状の回動受部23bが設けられている。また、支持部材2aに対して固定されるコードカバー20の右端側の上部突出片には凹部20aが設けられ、操作プレート部材6aの上方には略逆台形状の突出片61が設けられている。本例の突出片61は、操作ユニット60の左右方向幅と略同一の厚みを有し、突出片61の下面がコードカバー20の上面に沿って支持され、これにより操作プーリー10及び巻取パイプ9に対する操作ユニット60の相対回動が安定化するようになっている。従って、操作ユニット60は、操作プーリー10及び巻取パイプ9に対して、相対回動可能に支持される。
そして、2つの操作プレート部材6a,6bが、操作プーリー10及びコードカバー20を内側に収容可能に挟み込んで一体化された状態では、突出片61が凹部20aに所定の回動範囲内で係合するよう構成される。また、操作プレート部材6bを内側に収容可能にするコードカバー20の左端側の上部突出片の内壁には、操作ユニット60の相対回動を一定角度内で規制する段差部20bが設けられている。即ち、この段差部20bは、操作ユニット60の相対回動の際に、操作プレート部材6aにおけるコード案内部12の上端両側の縁部26と当接可能となっている。このため、操作ユニット60の相対回動は、縁部26と段差部20bとの当接により一定角度内で規制されるようになっている。
一方、支持部材2a,2bで両端が固定される取付フレーム2には、その底面における室外側端部にて、略鑓状の可動フィン40がその基軸で回動可能に吊り下げられている。第7実施形態の可動フィン40は、第5実施形態と比較して取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間が無くなるよう長尺に構成し、且つ内側を肉抜きして強度を保持しつつ軽量化している。このように長尺に構成した可動フィン40は、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から入射しうる外光をより遮蔽できるようになり、当該軽量化により振り子動作に係る可動フィン40の変位に対する負荷を低減させることができる。そして、スクリーン4は、取付フレーム2の室外側端面に設けられた固定部2cから垂下されているため、この可動フィン40が、操作ユニット60の相対回動により操作プレート部材6aの突出片61の側端部で押圧されると、可動フィン40が回動して室外側のスクリーン4が、より室外側へと移動するようになっている。
このように構成された操作ユニット60は、操作コード3の操作時には、相対移動可能な二重のスクリーン4の間隔が離れるよう振り子動作するように構成されている。そして、二重のスクリーン4の操作時の間隔が、静止時の間隔より大きくなるよう構成されている。
より具体的に、図24を参照して、操作ユニット60の動作について説明する。まず、図24(a)を参照するに、操作ユニット60は、操作プーリー10(及び巻取パイプ9)に対して相対回動可能に支持され、ボトムレール5の下限位置、中間位置及び上限位置のそれぞれの静止時では、操作ユニット60には自重(スクリーン4やボトムレール5等の重量)で前後のスクリーン4が密着する方向にトルクが働く。これにより、操作コード3はコード案内部12,13を基準に垂下される。
この静止時では、ボトムレール5が下限位置にあるとき、或いはボトムレール5の中間位置及び上限位置で巻取パイプ9に所定の巻取径でスクリーン4が巻き取られている状態にあるとき、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させる位置(二重のスクリーン4の間隔d1)で安定化するようになっている。従って、二重のスクリーン4の透過部4bと遮光部4aとをずらして半透過状態とすることや、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態とすることができ、特に、遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。特に、本実施形態の取付フレーム2の固定部2cは、スクリーン4の端部を巻いて、その長さを調整可能とする生地押さえ80を着脱可能に係止するよう構成されているため、例えばボトムレール5が下限位置にあるときに遮蔽状態とするようスクリーン4の長さを調整するのが容易な構造となっている。また、長尺に構成した可動フィン40は、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から入射しうる外光をより遮蔽することができる。
次に、図24(b)を参照するに、例えばボトムレール5が下限位置や中間位置にある状態からボトムレール5を上昇させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9にスクリーン4が巻き取られる。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部12に当接して操作ユニット60に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット60が振り子動作し、操作プレート部材6aの突出片61の側端部が可動フィン40を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d2が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、上昇操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。また、前側のコード案内部12とコード案内部13との間、及び、後側のコード案内部12とコード案内部13との間で、操作コード3のボール部3aの外形よりわずかに大きい案内経路は、所定ピッチで連続する少なくとも2つのボール部3aがコード案内部12,13のいずれ一方に常時当接するよう形成されているため、操作コード3の操作時における操作ユニット60内のガタツキを抑制するとともに、ボール部3aとコード案内部12,13との間の干渉で生じうる操作音を軽減させることができる。
同様に、図24(c)を参照するに、例えばボトムレール5が中間位置や上限位置にある状態からボトムレール5を下降させるよう操作コード3を操作すると、巻取パイプ9に巻き取られていたスクリーン4が下降する。このとき、操作コード3が室内側のコード案内部13に当接して操作ユニット60に時計回りのトルクが加わることにより操作ユニット60が振り子動作し、操作プレート部材6aの突出片61の側端部が可動フィン40を回動させ、室外側のスクリーン4を押圧する。このため、二重のスクリーン4の操作時の間隔d3が、静止時の間隔d1より大きくなるよう構成されている。従って、下降操作時に二重のスクリーン4が摩擦することなく、或いは摩擦はしても昇降中の一部分的か、又は摩擦力が低減されて相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる。尚、スクリーン4の生地が巻き太る上限付近の一部では摩擦が発生したとしても、摩擦力が低減される方向に作用する。
従って、第7実施形態のロールスクリーン1によれば、昇降操作時に操作コード3の引張力により操作ユニット60が回動し二重のスクリーン4が離れ、摩擦することなく(又は摩擦したとしても摩擦が低減されて)相対移動するため、スクリーン4を痛めるおそれが無くなる(又は低減される)。また、静止時には、操作コード3にテンションが無くなり、操作ユニット60がスクリーン4等の自重により二重のスクリーン4が近付く方向に回動するため、二重のスクリーン4の間隔を近接又は密着させることができ、スクリーン4の透過部4bと遮光部4aとを一致させて遮光状態としたときの遮光性を向上させることができる。
また、第7実施形態のロールスクリーン1によれば、取付フレーム2の固定部2cで、スクリーン4の長さを巻付けにより調整可能とする生地押さえ80を着脱可能に係止するよう構成したため、例えばボトムレール5が下限位置にあるときに遮蔽状態とするようスクリーン4の長さを調整するのが容易となる。
また、第7実施形態のロールスクリーン1によれば、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間を塞ぐのに十分な長さで可動フィン40を構成したため、取付フレーム2と巻取パイプ9との間の隙間から入射しうる外光をより遮蔽することができる。
また、第7実施形態のロールスクリーン1によれば、前側のコード案内部12とコード案内部13との間、及び、後側のコード案内部12とコード案内部13との間で、所定ピッチで連続する少なくとも2つのボール部3aがコード案内部12,13のいずれ一方に常時当接して案内されるよう構成したため、操作コード3の操作時における操作ユニット60内のガタツキを抑制するとともに、ボール部3aとコード案内部12,13との間の干渉で生じうる操作音を軽減させることができる。
以上のように、特定の実施形態の例を挙げて本発明を説明したが、本発明は前述の実施形態の例に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、各実施形態において、室内側と室内側を特定して説明したが、室内側と室内側を逆向きに設置してもよい。
また、操作時にスクリーン4を確実に離間させるためスクリーン4が離間する方向に移動する振り子動作を補助するスプリング等の付勢手段をさらに設けてもよい。