JP6771091B2 - 鞍乗型車両の前照灯装置 - Google Patents
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Description
本発明は、鞍乗型車両の前照灯装置に係り、特に、光源の照射光を導光部材によって面発光させる灯火装置を含む鞍乗型車両の前照灯装置に関する。
従来から、光源の照射光を所定方向に導いて面発光させる導光部材を適用した灯火装置が知られている。
特許文献1には、単一のハウジングに、ヘッドライトのロービームおよびハイビーム、ポジションライト、ウインカライトを収納した前照灯装置が開示されている。導光部材によって構成される長尺形状のポジションライトの一部は、ロービームリフレクタの下縁に沿うように近接配置されている。
しかし、特許文献1に開示された前照灯装置は、前照灯装置が消灯している際に、ポジションライトを構成する導光部材とロービームリフレクタとの境界が認識しにくくなり、消灯時の被視認性に関して検討の余地があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、消灯時であっても導光部材の輪郭を明確に認識させて被視認性を高められる鞍乗型車両の前照灯装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、光源(132)の光を所定方向に導いて面発光する導光部(85)が形成された導光部材(80)と、前記導光部材(80)を支持するエクステンション部材(60)とを有する鞍乗型車両の前照灯装置(30)において、有色不透明の彩色部材(100)を備え、前記彩色部材(100)が、前記導光部材(80)の裏面側に配設されており、前記導光部(85)の外縁部に、前記彩色部材(100)を透過して視認させる透過部(86,87)が設けられている点に第1の特徴がある。
また、前記導光部材(80)の表面側に近接配置されるアウタレンズ(31)と、前記アウタレンズ(31)の表面に取り付けられるカバー部材(6)とを備え、前記透過部(87)が、前記カバー部材(6)の輪郭に沿うように形成されている点に第2の特徴がある。
また、前記導光部(85)に導かれた光を、前記導光部(85)から前記透過部(86)に導く複数の副導光部(86a)を備え、前記副導光部(86a)が、前記透過部(86)に形成された溝であり、前記副導光部(86a)の幅(T1)が、前記副導光部(86a)同士の間隔(T2)より狭い点に第3の特徴がある。
また、前記導光部材(80)を前記エクステンション部材(60)の裏面側に取り付けることで、前記エクステンション部材(60)に形成された開口(61)から前記導光部(85)および透過部(86,87)のみが露出するように構成されている点に第4の特徴がある。
また、前記透過部(86,87)が、前記導光部(85)の上側に位置する上側透過部(86)と、前記導光部(85)の下側に位置する下側透過部(87)とからなり、前記副導光部(86a)が、前記上側透過部(86)に形成されている点に第5の特徴がある。
また、前記導光部材(80)が、車幅方向に左右一対の長尺部材であり、前記透過部(86)の幅が、前記導光部(85)の幅の略半分とされる点に第6の特徴がある。
さらに、前記透過部(86,87)が、前記導光部(85)の外縁に連なる補強壁として機能する点に第7の特徴がある。
第1の特徴によれば、光源(132)の光を所定方向に導いて面発光する導光部(85)が形成された導光部材(80)と、前記導光部材(80)を支持するエクステンション部材(60)とを有する鞍乗型車両の前照灯装置(30)において、有色不透明の彩色部材(100)を備え、前記彩色部材(100)が、前記導光部材(80)の裏面側に配設されており、前記導光部(85)の外縁部に、前記彩色部材(100)を透過して視認させる透過部(86,87)が設けられているので、車両の駐車中等、導光部材が発光していない場合でも、透過部の部分で彩色部材の色を視認させることができる。これにより、導光部材の輪郭を際立たせることが可能となり、消灯時における前照灯装置の被視認性を高めることができる。
第2の特徴によれば、前記導光部材(80)の表面側に近接配置されるアウタレンズ(31)と、前記アウタレンズ(31)の表面に取り付けられるカバー部材(6)とを備え、前記透過部(87)が、前記カバー部材(6)の輪郭に沿うように形成されているので、カバー部材と導光部材との間に透過部が位置することとなり、透過部によってカバー部材の輪郭を明確に視認させると共に、導光部材による灯火器とカバー部材との境界を明確にすることができる。
第3の特徴によれば、前記導光部(85)に導かれた光を、前記導光部(85)から前記透過部(86)に導く複数の副導光部(86a)を備え、前記副導光部(86a)が、前記透過部(86)に形成された溝であり、前記副導光部(86a)の幅(T1)が、前記副導光部(86a)同士の間隔(T2)より狭いので、導光部材の発光時には副導光部が線状に発光することで斬新な外観が得られると共に、消灯時には副導光部同士の間から彩色部材が透けて見えることで導光部材の輪郭を際立たせることができる。
第4の特徴によれば、前記導光部材(80)を前記エクステンション部材(60)の裏面側に取り付けることで、前記エクステンション部材(60)に形成された開口(61)から前記導光部(85)および透過部(86,87)のみが露出するように構成されているので、エクステンション部材によって、導光部材の発光面の輪郭を明確に視認させることができる。これにより、導光部材の被視認性が高められる。
第5の特徴によれば、前記透過部(86,87)が、前記導光部(85)の上側に位置する上側透過部(86)と、前記導光部(85)の下側に位置する下側透過部(87)とからなり、前記副導光部(86a)が、前記上側透過部(86)に形成されているので、導光部の上下で彩色部材による色を認識させ、透過部を導光部材のアクセントとして強調させることが可能となる。また、副導光部が上側透過部に形成されていることにより、眉毛が存在するような視覚的効果を与えて、導光部材の輪郭をより一層際立たせることができる。
第6の特徴によれば、前記導光部材(80)が、車幅方向に左右一対の長尺部材であり、前記透過部(86)の幅が、前記導光部(85)の幅の略半分とされるので、導光部および透過部の面積を異ならせることで、外観上の差異を大きくして導光部材を目立たせることができる。
第7の特徴によれば、前記透過部(86)が、前記導光部(85)の外縁に連なる補強壁として機能するので、透過部によって導光部を保護することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の前照灯装置30を適用した自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は、操向ハンドル2とシート19との間に運転者が足を乗せる低床フロア11が設けられたスクータ型の鞍乗型車両である。鋼管製のメインフレームF4の前端部には、ステアリングステムF1を回動自在に軸支するヘッドパイプF2が固定されている。ステアリングステムF1の上端部には操向ハンドル2が固定されており、一方の下端部にはボトムブリッジF3が固定されている。ボトムブリッジF3には、前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク8が固定されており、フロントフォーク8には前輪WFの上方を覆うフロントフェンダ7が取り付けられている。
ヘッドパイプF2から車体後方下方に延びるメインフレームF4は、車体後方に指向するアンダフレームF5につらなる。アンダフレームF5の後端部には、車体後方に延びるリヤフレームF7が連結されており、メインフレームF4とリヤフレームF7との間には、補強パイプF6が配設されている。アンダーカウル9に覆われるアンダフレームF5の後端部には、エンジンと変速機を一体に構成したスイングユニット13のリンク機構12が回転自在に軸支されている。駆動輪としての後輪WRを回転自在に軸支するスイングユニット13の後端部は、リヤクッション16によってリヤフレームF7に吊り下げられている。スイングユニット13の上部には、エアクリーナボックス15が配設されている。
ヘッドパイプF2の車体前方は、フロントコンビネーションライトとしての前照灯装置30を支持するフロントカウル5で覆われており、ヘッドパイプF2の車体後方はリヤパネル3で覆われている。細長い形状のカバー部材6が取り付けられる前照灯装置30の上方には、防風スクリーン4が配設されている。
リヤパネル3の下方には、低床フロア11を有するフロアパネル10が連結されている。フロアパネル10の後方上方には、リヤフレームF7を覆う左右一対のリヤカウル18が連結されている。リヤカウル18の後部には、乗員が把持するグラブバー17が取り付けられており、グラブバー17の下方にリヤコンビネーションライトとしての尾灯装置20が配設されている。尾灯装置20の下方には、リヤフェンダ14が配設されている。
図2は、前照灯装置30まわりの正面図である。また、図3は前照灯装置30の正面図である。左右対称形状の単一ユニットである前照灯装置30は、外装部品としてのセンタカバー21および左右一対のフロントカウル5によって形成される開口から、車体前方に発光面を露出させるようにして車体側に支持されている。前照灯装置30の発光面(図示点描部)の上縁の輪郭は、防風スクリーン4を支持するセンタカバー21の下縁によって形成され、また、発光面の左右縁から下縁にかけての輪郭は、フロントカウル5の内側縁によって形成される。
前照灯装置30の表面には、左右一対のカバー部材6が取り付けられている。車体中央に向かって徐々に細くなる形状のカバー部材6は、フロントカウル5およびセンタカバー21と同色の外装部品とされる。このカバー部材6によって、前照灯装置30の発光面が下側発光面30aと上側発光面30bとに視覚的に区分けされると共に、上下の発光面が車体中央寄りの位置で連結されるという斬新なデザインを実現する。カバー部材6は、遮光性のある有色不透明の樹脂で形成するほか、遮光性のある塗装を施した材料等で形成することができる。
前照灯装置30は、単一のハウジング32に、ヘッドライトを構成する主灯体、左右一対のウインカライトW、第1副灯体としての第1ポジションライトP1、第2副灯体としての第2ポジションライトP2を収納し、これらを単一のアウタレンズ31で覆った構成とされる。主灯体は、ハイビームH、左右一対の第1ロービームL1および第2ロービームL2からなる。
下側発光面30aは、ハイビームH、第1ロービームL1、第2ロービームL2および第2ポジションライトP2によって構成される。また、上側発光面30bは、ウインカライトWおよび第1ポジションライトP1によって構成される。上側発光面30bの下端部は、車体中央寄りの位置で下側発光面30aに接続される。
第1ポジションライトP1は、カバー部材6の上縁に沿って外側上方に伸び、ウインカライトWの外側にまで達する長尺形状とされる。また、第2ポジションライトP2は、ハイビームHの外側下部からロービームL1,L2の下縁に沿って外側上方に延びて、第2ロービームL2の上方にまで達する長尺形状とされる。
前照灯装置30の各灯火器は、自動二輪車1の電源がオンにされている間、第1ポジションライトP1、ロービームL1,L2、第2ポジションライトP2が同時に点灯するように構成されている。ハイビームHは、ディマースイッチ操作による選択時に追加点灯し、ウインカライトWはウインカスイッチ操作による選択時に点滅作動する。
図4は、本実施形態に係る前照灯装置30と従来品Cとの発光状態の比較図である。(a)に示す前照灯装置30は、第1ポジションライトP1、ロービームL1,L2、第2ポジションライトP2を点灯した状態を示す。(b)に示す従来品Cは、左右のロービームと、ロービームの縁部を覆う略U字型のポジションライトとを点灯した状態を示す。
本実施形態では、アウタレンズ31の表面に取り付けられるカバー部材6が、主灯体(ロービームL1,L2およびハイビームH)と第1ポジションライトP1との間に配設されるので、主灯体および第1ポジションライトP1が近接配置されて同時点灯している場合でも、カバー部材6が存在することによって互いの照射光が従来品Cのように溶け込みにくくなり、主灯体および第1ポジションライトP1をそれぞれ独立した灯体として認識することが可能となる。これにより、主灯体および第1ポジションライトP1が単一のハウジング32に収納されている場合でも、主灯体および第1ポジションライトP1の輪郭を際立たせることができる。また、カバー部材6が、主灯体と第1ポジションライトP1とを区分けして、車幅方向外側から中央側に向かって延出する長尺形状とされるので、上下に配置される主灯体および第1ポジションライトP1が、カバー部材6によって視覚的に区分けされる。さらに、上側発光面30bの下端部が、車体中央寄りの位置で下側発光面30aに接続されるので、主灯体および第1ポジションライトP1をそれぞれ独立した灯体として認識させることができるだけでなく、主灯体と第1ポジションライトP1とが連続的に発光する斬新なデザインを得ることができる。
また、主灯体から見てカバー部材6の反対側の位置に、第2ポジションライトP2が配設されるので、第1ポジションライトP1および第2ポジションライトP2によって、主灯体およびカバー部材6を上下から挟むことが可能となる。これにより、主灯体の上下に、主灯体の輪郭を強調する第1ポジションライトP1および第2ポジションライトP2が配設されることとなり、前照灯装置30の被視認性がさらに高められる。
再び、図3を参照して、第2ポジションライトP2は、ロービームL1,L2の下縁に沿って配置されており、第2ポジションライトP2の下縁に沿ってフロントカウル5(図2参照)が配設される。これにより、第2ポジションライトP2によってロービームL1,L2および前照灯装置30の下縁の輪郭が強調されることとなる。
有色樹脂等からなるハウジング32の周縁には、前照灯装置30を車体側に支持するための第1ステー32a、第2ステー32b、第3ステー32c、第4ステー32dが、それぞれ左右一対で設けられている。
無色透明の樹脂等からなるアウタレンズ31には、車幅方向中央でセンタカバー21の下端部を支持する第5ステー32eが形成されている。アウタレンズ31の表面には、カバー部材6が収まる左右一対の第1凹部33が形成されている。第1凹部33の深さ寸法は、カバー部材6の厚さ寸法と略同一とされ、第1凹部33にカバー部材6を取り付けた際に、アウタレンズ31の表面とカバー部材6の表面とが略面一となるように構成されている。第1凹部33の底面には、車体中央寄りの位置に、カバー部材6の位置決めを行うための第2凹部34が形成されている。
図5は、車幅方向左側のカバー部材6の正面図である。また、図6はカバー部材6の背面図である。カバー部材6の本体部6aは、車体中央側の鋭角部6cから車幅方向外側に向かって徐々に上下幅が大きくなる形状とされ、車幅方向外側端部には、フロントカウル5に固定するための係合部6bが形成されている。カバー部材6の裏面側には、両面に接着剤が塗布されたシート等からなる接着部材6fが貼り付けられている。接着部材6fの外周側には、接着面側に立設する第2突出部6g(図22参照)が全周にわたって形成されている。また、カバー部材6の裏面側には、アウタレンズ31に形成された第2凹部34に収まる第1突出部6eが形成されており、接着部材6fには、この第1突出部6eを通す貫通孔6dが設けられている。第1突出部6eは、側面視で略台形をなすように半円筒の一部を切り取ったような形状とされており、湾曲面6hおよび一対の傾斜面6iを有する。
図7は、前照灯装置30の左側面図である。また、図8は同平面図であり、図9は同背面図である。前照灯装置30は、主灯体の車幅方向外側端部が上方に延出してウインカライトWおよび第1ポジションライトP1の配設スペースを確保すると共に、主灯体の車幅方向中央部が車体前方端部に突出した形状を有する。加えて、下側発光面30aおよび上側発光面30bのいずれも車体後方側に向かって後上がりとなる傾斜面とされており、ウインカライトWは主灯体より車体後方側に位置する。このような形状に対応し、アウタレンズ31の第1凹部33に貼り付けられるカバー部材6は、車体前後方向で主灯体と少なくとも一部が重なるように配設されている。これにより、前照灯装置30を車体斜め前方や車体側方から視認した際でも、主灯体および第1ポジションライトP1をそれぞれ独立した灯体として認識させることができる。
ハウジング32の裏面側には、ハイビームHおよびロービームL1,L2の上下方向の光軸調整ねじ35、前照灯装置30に電力を供給するハーネス36、左右一対の換気口37が設けられている。
図10は、前照灯装置30からアウタレンズ31を取り外した状態を示す正面図である。前記したように、ハウジング32には、主灯体(ロービームL1,L2、ハイビームH)、第1ポジションライトP1、ウインカライトW、第2ポジションライトP2が収納されている。ロービームL1,L2およびハイビームHは、主灯体リフレクタ70に形成されたハイビームリフレクタ70a、第1ロービームリフレクタ70b、第2ロービームリフレクタ70cによって構成される。また、第1ポジションライトP1は、第1エクステンション部材60(60L,60R)に形成される開口61から前方にのぞく第1導光部材80によって構成される。また、ウインカライトWを構成する第1ウインカライトW1および第2ウインカライトW2は、第1エクステンション部材60に形成された第1ウインカリフレクタ65aおよび第2ウインカリフレクタ65bによって構成される。さらに、第2ポジションライトP2は、第2エクステンション部材50に形成される開口51から前方にのぞく第2導光部材90によって構成される。
上記した各灯体の構成部品は、車体後方側から、主灯体リフレクタ70、第2導光部材90、第2エクステンション部材50、第1導光部材80、第1エクステンション部材60の順で、ハウジング32内に配設されている。ロービームL1,L2およびハイビームHは、第2エクステンション部材50に形成された開口52から前方にのぞくように構成されている。第1エクステンション部材60には、アウタレンズ31に形成された第2凹部34に対応する逃げ凹部62が形成されている。また、第1ウインカリフレクタ65aと第2ウインカリフレクタ65bとの間には、互いの照射光を区画するために車体前方側に立設した区画部66が形成されている。
第1エクステンション部材60は、前照灯装置30の車体正面視で、第1ポジションライトP1とカバー部材6との間に、第1ポジションライトP1に沿った細長い形状で視認することができる。これにより、第1エクステンション部材60によってカバー部材6および第1ポジションライトP1の輪郭を際立たせることができる。
図11は、図10の状態から第1エクステンション部材60を取り外した正面図である。また、図12は図11の状態から導光部材80を取り外した正面図である。長尺形状の導光部材80は、有色透明または無色透明の樹脂等で形成されている。これに対し、導光部材80の外形に沿った形状とされると共に、導光部材80の裏面側に近接配置される彩色部材100(100L,100R)は、任意の着色が施された有色不透明の樹脂等で形成される。図11および図12では、説明のために、彩色部材100および導光部材80が第2エクステンション部材50側に取り付けられているように示しているが、実際には、彩色部材100の下ステー101、中ステー102および上ステー103を用いて、導光部材80と共に第1エクステンション部材60の裏面側に共締め固定される。
図13は、図12の状態から彩色部材100を取り外した正面図である。また、図14は図13の状態から第2エクステンション部材50を取り外した正面図であり、図15は図14の状態から第2導光部材90を取り外した正面図である。
長尺形状の第2導光部材90は、有色透明または無色透明の樹脂等で形成されている。これに対し、第2導光部材90の外形をカバーする形状とされ、第2導光部材90の裏面側に近接配置される第2彩色部材110は、任意の着色が施された有色不透明の樹脂等で形成される。第2導光部材90は、第2エクステンション部材50の開口51から外方に露出する導光部94の上下に、第2彩色部材110の塗色を透過させる透過部93,95を設けた構成を有する。第2導光部材90の下縁側には、第2彩色部材110に対する位置決めを行う係合突起91,92が形成され、上端寄りの車幅方向内側には、共締め固定のためのステー90が形成されている。図13および図14では、説明のために、第2彩色部材110および第2導光部材90がハウジング32側に取り付けられているように示しているが、実際には、第2彩色部材110の下ステー111、中ステー112および上ステー113を用いて、第2導光部材90と共に第2エクステンション部材50の裏面側に共締め固定される。
ハイビームHのハイビームリフレクタ70aの天井壁には、不図示のLED光源がのぞく2つの光源窓73が形成されている。同様に、ロービームリフレクタ70b,70cの天井壁にもそれぞれ光源窓71,72が形成されている(図2,10参照)。
図16は、右側の第1エクステンション部材60の正面図である。また、図17は第1エクステンション部材60の背面図である。左右対称形状とされるエクステンション部材60の上端部には、第1ウインカリフレクタ65aおよび第2ウインカリフレクタ65bが形成されている。ウインカリフレクタ65a,65bは、それぞれ湾曲した底面を有する凹形状とされており、車幅方向内側の立設壁63には、ウインカ光源133a,133bがのぞくウインカ光源窓H1,H2が形成されている。車幅方向外側の立設壁64は、ウインカライトWからの照射光が第1導光部材80に干渉するのを防ぐ遮光壁として機能するように構成されている(図28参照)。これにより、ウインカライトWを導光部材80に近接配置しても照射光が溶け込みにくくすることができ、互いの輪郭を際立たせることができる。
また、第1エクステンション部材60にウインカリフレクタ65a,65bを形成することで、第1エクステンション部材60にリフレクタおよび支持部材の機能を与えて、部品点数を低減すると共に前照灯装置30の小型化を図ることができる。
前記したように、導光部材80および彩色部材100は、第1エクステンション部材60の裏面側に固定されている。詳しくは、第1エクステンション部材60の開口61に導光部材80の発光面を係合させ、彩色部材100の下ステー101、中ステー102および上ステー103をそれぞれ貫通するねじ105によって、第1エクステンション部材60の裏面側に共締め固定される。
彩色部材100の上ステー103の近傍には、導光部材80に照射光を入射するLEDからなる副灯体光源123を実装する副灯体光源基板120が、ねじ121によって固定されている。また、ウインカリフレクタ65a,65bの車幅方向内側の立設壁63には、LEDからなるウインカ光源を実装するウインカ光源基板130が固定されている(図26,27参照)。
副灯体光源基板120は、その平面部が車体前後方向に指向するのに対し、ウインカ光源基板130は、その平面部が車幅方向に指向している。これにより、車幅方向の灯体寸法の増大を抑えつつ、ウインカライトWと導光部材80とを車幅方向に近接配置することが可能となる。
また、導光部材80の上部は、ウインカリフレクタ65a,65bの車幅方向外側の縁部に沿って配置されており、ウインカリフレクタ65a,65bから見て導光部材80の反対側の位置に、ウインカライトW1,W2のウインカ光源133が配置されている。これにより、ウインカリフレクタ65a,65bを挟んで、一方側に導光部材80を配置すると共に他方側にウインカ光源133を配置することで、ウインカリフレクタ65a,65bと導光部材80とを近接配置しながら灯体寸法の増加を防ぐことができる。また、第1ポジションライトP1の副灯体光源123は、ウインカリフレクタ65a,65bの外縁に沿って配置されているので、導光部材80側の位置に副灯体光源123を配置することで、副灯体光源123の照射光を導光部材80に入射させることが容易となる。
さらに、ウインカリフレクタ65a,65bの一部は、導光部材80の近傍で、導光部材80より車体前方に突出している。これにより、ウインカライトWの部分において、第1ポジションライトP1よりウインカライトWの方を目立たせることができる。
図18は、導光部材80の正面図である。また、図19は導光部材80の一部拡大図である。有色透明または無色透明の樹脂等で形成される導光部材80は、その上端部に形成された入射部84の裏面側から副灯体光源123の照射光を入射し、導光部85の全体を面発光させるように構成されている。
第1導光部材としての導光部材80は、多数の直線状のレンズカットが施された導光部85と、導光部85の上縁に沿って形成される上側透過部86と、導光部85の下縁に沿って形成される下側透過部87と、上側透過部86の上縁および下側透過部87の下縁に沿って形成される外縁部81とを含む。外縁部81の車幅方向内側下部には、彩色部材100の下ステー101と共締め固定される内側取付部82が形成されており、また、外縁部81の車幅方向外側には、彩色部材100の中ステー102と共締め固定される外側取付部83が形成されている。
第1エクステンション部材60の開口61からは、導光部85、上側透過部86および下側透過部87のみが車体前方に露出する。これにより、第1エクステンション部材60によって、導光部材80の発光面の輪郭を明確に視認させることが可能となる。
図18の破線円Aの部分を拡大した図19を参照して、導光部85の直線状のレンズカットは、導光部85の裏面側に施されている。一方、上側透過部86の裏面側には、所定幅T1の直線状の溝である副導光部86aが、所定間隔T2毎に設けられている。これにより、第1ポジションライトP1の発光時には、導光部85の全体が面発光すると共に、上側透過部86の副導光部86aが線状に発光する。
ここで、第1ポジションライトP1の消灯時には、多数のレンズカットが施された導光部85に明確な発色がなくなるのに対し、上側透過部86および下側透過部87においては、彩色部材100の塗色を透過して外観することができる。これにより、車両の駐車中等、第1ポジションライトP1が発光していない場合でも、上側透過部86および下側透過部87の部分で彩色部材100の色を視認させて、導光部材80の輪郭を際立たせることが可能となる(図20,21参照)。
また、上側透過部86は、アウタレンズ31に貼り付けられるカバー部材6の下側の輪郭に沿うように形成されているので、カバー部材6と導光部材80との間に上側透過部86が位置することとなり、上側透過部86によってカバー部材6の輪郭を明確に視認させると共に、第1ポジションライトP1とカバー部材6との境界を明確にすることができる(図2参照)。
さらに、副導光部86aの幅T1が、副導光部86a同士の間隔T2より狭く形成されているため、第1ポジションライトP1の発光時には副導光部86aが線状に発光することで斬新な外観が得られると共に、消灯時には副導光部86a同士の間から彩色部材100が透けて見えることで導光部材80の輪郭を際立たせることができる。
このとき、上側透過部86が導光部85の車体上方側に位置するので、導光部85の上側で彩色部材100による色を認識させ、上側透過部86を導光部材80のアクセントとして強調させることが可能となる。また、上側透過部86の幅が導光部85の幅の略半分とされているので、導光部85および上側透過部86の面積を異ならせることで、外観上の差異を大きくして導光部材80を目立たせることができる。
図20は、図2のXX−XX線断面図である。また、図21は図20の一部拡大図である。前記したように、アウタレンズ31の発光面は、センタカバー21の下縁と、フロントカウル5の上縁との間に位置する。導光部材80の裏面側には彩色部材100が近接配置されており、第2導光部材90の裏面側には第2彩色部材110が近接配設されている。第2ロービームL2の光源窓71の上方には、ロービームL1,L2およびハイビームHの計6個の主灯体光源を実装する主灯体光源基板140が配設されている。
第1ポジションライトP1は、第1導光部材80の導光部85が面発光すると共に、副導光部86aが複数の線状に発光する。一方、第1ポジションライトP1が消灯しても、上下幅T3の上側透過部86において副導光部86a同士の間から彩色部材100が透けて見えると共に、上下幅T4の下側透過部87において彩色部材100が透けて見えることとなり、第1導光部材80の輪郭を際立たせることができる。また、第2ポジションライトP2は、第2導光部材90の導光部94が面発光する。一方、第2ポジションライトP2が消灯しても、上下の透過部93,95において第2彩色部材110が透けて見えることとなり、第2導光部材90の輪郭を際立たせることができる。そして、第1導光部材80の上側透過部86および下側透過部87が、導光部85の上下に連なる補強壁として導光部85を保護する機能を有するのと同様に、第2導光部材90の透過部93,95は、導光部94の上下に連なる補強壁として導光部94を保護する機能を有する。
図22は、図2のXXII−XXII線断面図である。また、図23は図2のXXIII−XXIII線断面図である。前記したように、アウタレンズ31の表面には、カバー部材6の外形に沿った形状の第1凹部33と、第1凹部33の底面をさらに凹ませた第2凹部34とが形成されている。カバー部材6をアウタレンズ31に貼り付ける際には、この第2凹部34にカバー部材6の第1突出部6eを挿入する。これにより、第2凹部34に第1突出部6eを係合させて位置決めをしながらカバー部材6の貼り付け作業ができ、第1凹部33にカバー部材6を収めるという、わずかなずれが目立つ貼り付け作業を正確に行うことが容易となり、カバー部材6の表面とアウタレンズ31の表面とが面一をなす高級感のある外観を得ることができる。なお、第2凹部34に対応する逃げ凹部62の裏面側には、逃げ凹部62の形状に対応する凸部62aが形成されている。
また、第1突出部6eおよび第2凹部34は、アウタレンズ31の車体中央寄りの位置に形成されているため、カバー部材6をアウタレンズ31に取り付ける際に、車体中央寄りの位置で位置決めを行いつつ、車幅方向外側に向かって貼り進めることができる。
さらに、図5,6に示したように、カバー部材6が車体中央寄りに向かって先細りの形状とされているため、カバー部材6の鋭角をなす先端部分を先に接触させつつ、第1突出部6eを第2凹部34に係合させることができ、最初の接触時に若干のずれが生じても微修正がしやすく、確実に位置決めを行うことができる。
上記した構成により、カバー部材6の貼り付け作業は容易となっているが、本実施形態では、第1突出部6eおよび第1凹部33および第2凹部34の形状にさらに工夫が施されている。
第1突出部6eは、第1突出部6eは、側面視で略台形をなすように半円筒の一部を切り取ったような形状とされ、車体上下方向の断面形状は湾曲面6h(図6参照)によって構成される。これに対応し、第2凹部34には、図22に示すように、第1突出部6eを第2凹部34の車体上下方向の中央へ導く湾曲面としての第1ガイド面34aが形成されている。これにより、車体上下方向において湾曲形状の第1突出部6eを、同様に湾曲した第2凹部34に押し込むにつれて、第1突出部6eが上下方向の中央に導かれることとなり、カバー部材6の上下方向の位置決めが容易となる。
一方、第1突出部6eの車幅方向の断面形状は、一対の傾斜面6i(図6参照)とその間の直線部によって略台形をなす。これに対し、第2凹部34には、図23に示すように、第1突出部6eを第2凹部34の車体左右方向の中央へ導く傾斜面としての第2ガイド面34bが形成されている。これにより、車体左右方向において台形をなす第1突出部6eを、同様に台形をなす第2凹部34に押し込むにつれて、第1突出部6eが左右方向の中央に導かれることとなり、カバー部材6の左右方向の位置決めが容易となる。
また、第1凹部33の上下の縁部には、カバー部材6を第1凹部33の車体上下方向の所定位置へ導く第3ガイド面33aが形成されている。第3ガイド面33aは、アウタレンズ31の表面と第1凹部33の底部との段差を面取りした傾斜面とされる。この第3ガイド面33aによれば、第1突出部6eを第2凹部34に収めつつ、カバー部材6全体を第1凹部33に貼り付ける際に、カバー部材6の外縁部分で上下方向の位置決めがしやすく、貼り付け作業が容易になる。
さらに、カバー部材6の接着面側の外周縁部に、第1凹部33の表面に接する第2突出部6gが形成されているので、第2突出部6gが第1凹部33の底面に当接することで、貼り付け時の押し当て作業が十分であることが認識しやすく、作業性を向上させることができる。また、カバー部材6の周囲に接着部材6fが露出することがなく、接合部分の外観性を向上させることができる。
図24は、図17に示した第1エクステンション部材60から副灯体光源基板120を取り外した背面図である。ボス121aに螺合されるねじ121を取り外すと、副灯体光源基板120を取り外すことができる。彩色部材100の上端部には、第1ウインカリフレクタ65aまで延びる延出ステー103aが設けられており、延出ステー103aの部分でもねじ105による固定が行われる。副灯体光源123(図17参照)の照射光は、延出ステー103aに形成された貫通孔123aから、導光部材80の入射部84に入射される。
図25は、エクステンション部材60の一部拡大斜視図である。また、図26は図25のB矢視図であり、図27は図26の状態から基板130を取り外した状態を示す図である。前記したように、副灯体光源基板120の平面部が車体前後方向に指向するのに対し、ウインカ光源基板130の平面部は車幅方向に指向している。副灯体光源基板120は、2つの位置決め突起122を係合させてねじ121を螺合することで延出ステー103aに固定され、ウインカ光源基板130は、2つの位置決め突起132を係合させてねじ131を螺合することで、車幅方向内側の立設壁63に固定されている。副灯体光源基板120には、配線125の端部に設けられるコネクタ126が接続されており、ウインカ光源基板130には、配線135の端部に設けられるコネクタ136が接続されている。
立設壁63には、ウインカ光源133をのぞませるウインカ光源窓H1,H2が形成されている。ウインカ光源基板130に実装されるウインカ光源133は、ウインカリフレクタ65a,65bの車体後方寄りの位置に配置されている。これにより、ウインカリフレクタ65a,65bの後方寄りの位置からウインカ光源133の照射光を当てることで、ウインカリフレクタの発光面積を拡大しやすく、ウインカライトWの被視認性を高めることができる。
ウインカ光源133は、上側の第1ウインカリフレクタ65aに対応する第1ウインカ光源133aと、下側の第2ウインカリフレクタ65bに対応する第2ウインカ光源133bとからなる。そして、ウインカ光源基板130の固定部134は、第2ウインカリフレクタ65bの後方かつ第1ウインカリフレクタ65aの下方に設けられている。これにより、上下方向に2つのウインカライトW1,W2を配設した際に、上下のウインカリフレクタ65a,65b間のデッドスペースを利用して基板130の固定部134を設けることで、前照灯装置30の小型化を図ることができる。固定部134は、基板130を固定するねじ131の締め付けトルクに対応できるよう、第1ウインカリフレクタ65aと第2ウインカリフレクタ65bとの間に設けられる区画部66の側部に形成されている。
図28は、図16のXXVIII−XXVIII線断面図である。前記したように、第1エクステンション部材60の第2ウインカライトW2に形成される車幅方向内側の立設壁63には、第2ウインカ光源133bがのぞくウインカ光源窓H2が形成されている。車幅方向外側の立設壁64は、ウインカライトWからの照射光が第1導光部材80に干渉するのを防ぐ遮光壁として機能する。これにより、ウインカライトWを導光部材80に近接配置しても照射光が溶け込みにくくすることができ、互いの輪郭を際立たせることができる。
図29は、本願発明の第2実施形態に係る前照灯装置200の正面図である。本実施形態では、アウタレンズ31の表面に取り付けるカバー部材6を単一部材とする点に特徴がある。前照灯装置200は、円形の外形を有する灯体の車幅方向中央上部に、略扇型のカバー部材6を取り付けた構成を有する。副灯体としての第1ポジションライトP1は、カバー部材6の下縁に沿って左右一対で設けられている。また、略扇型のロービームLは、第1ポジションライトP1の下縁に沿って左右一対で設けられており、灯体の下部には、略半円形状のハイビームHが配設されている。この構成によれば、カバー部材6の下縁によって第1ポジションライトP1の輪郭を際立たせることができる。また、カバー部材6を取り付ける部分のアウタレンズ31には、カバー部材6の位置決めを行う第2凹部34が形成されており、大型のカバー部材6を貼り付ける作業の簡易化が図られる。
また、カバー部材6には文字や図形等からなるロゴマークMを設けることができる。ロゴマークMは、カバー部材6表面の凹凸加工や塗装仕上げ、貼り付ける方式の薄板部品やステッカー等で形成することが可能であり、図示する車幅方向の中央下部のほか、上方左右の任意の位置に設けることができる。
図30は、第2実施形態の変形例に係る前照灯装置250の正面図である。前照灯装置250は、円形の外形を有する灯体の車幅方向中央下部に、略扇型のカバー部材6を取り付けた構成を有する。直線状の第1ポジションライトP1は、カバー部材6の上縁に沿って左右一対で設けられている。また、略扇型のハイビームHは、第1ポジションライトP1の上縁に沿って左右一対で設けられており、灯体の上部には、略半円形状のロービームLが配設されている。
図31は、第2実施形態の第2変形例に係る前照灯装置300の正面図である。前照灯装置300は、円形の外形を有する灯体の車幅方向中央上部に、略V字形状に湾曲した帯状のカバー部材6を取り付けた構成を有する。カバー部材6と同様に湾曲した第1ポジションライトP1は、カバー部材6の下縁に沿って設けられている。また、略扇型のハイビームHは、第1ポジションライトP1の上縁に沿って設けられており、大型のロービームLは、第1ポジションライトP1の下縁に沿って配設されている。この構成によれば、カバー部材6を備えることで、第1ポジションライトP1の照射光がハイビームHの照射光に溶け込むことを防ぎ、両者の輪郭を際立たせて前照灯装置300の被視認性を高めることが可能となる。また、カバー部材6を取り付ける部分のアウタレンズ31には、カバー部材6の位置決めを行う第2凹部34が形成されており、大型のカバー部材6を貼り付ける作業の簡易化が図られる。
図32は、第2実施形態の第3変形例に係る前照灯装置350の正面図である。前照灯装置350は、円形の外形を有する灯体の車幅方向中央下部に、山形に湾曲した帯状のカバー部材6を取り付けた構成を有する。カバー部材6と同様に湾曲した第1ポジションライトP1は、カバー部材6の上縁に沿って設けられている。また、略扇型のハイビームHは、第1ポジションライトP1の下縁に沿って設けられており、大型のロービームLは、第1ポジションライトP1の上縁に沿って配設されている。この構成によれば、カバー部材6を備えることで、第1ポジションライトP1の照射光がハイビームHの照射光に溶け込むことを防ぎ、両者の輪郭を際立たせて前照灯装置350の被視認性を高めることが可能となる。
なお、前照灯装置の形状や構造、アウタレンズやカバー部材の形状や構造、発光面の面積や形状、主灯体および副灯体の構成、導光部材の形状や構造、光源の数や種類、光源の配設位置等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係る鞍乗型車両の前照灯装置は、自動二輪車に限られず、鞍乗型の三輪車や四輪車等に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、5…フロントカウル(外装部材)、6…カバー部材、6e…第1突出部、6f…接着部材、6g…第2突出部、21…センタカバー、30…前照灯装置、30a…下側発光面、30b…上側発光面、31…アウタレンズ、33…第1凹部、33a…第3ガイド面、34…第2凹部、34a…第1ガイド面、34b…第2ガイド面、50…第2エクステンション部材、60…第1エクステンション部材(エクステンション部材)、61…開口、64…遮光壁、65a…第1ウインカリフレクタ、65b…第2ウインカリフレクタ、70…主灯体リフレクタ、70a…ハイビームリフレクタ、70b…第1ロービームリフレクタ、70c…第2ロービームリフレクタ、80…導光部材、85…導光部、86…上側透過部(透過部)、87…下側透過部(透過部)、86a…副導光部、100…彩色部材、120…副灯体光源基板、123…副灯体光源、130…ウインカ光源基板、133…ウインカ光源、133a…第1ウインカ光源、133b…第2ウインカ光源、L1,L2,H…主灯体、L1…第1ロービーム、L2…第2ロービーム、H…ハイビーム、P1…第1ポジションライト(副灯体)、P2…第2ポジションライト(第2副灯体)、W…ウインカライト、W1…第1ウインカライト、W2…第2ウインカライト
Claims (7)
- 光源(132)の光を所定方向に導いて面発光する導光部(85)が形成された導光部材(80)と、前記導光部材(80)を支持するエクステンション部材(60)とを有する鞍乗型車両の前照灯装置(30)において、
有色不透明の彩色部材(100)を備え、
前記彩色部材(100)が、前記導光部材(80)の裏面側に配設されており、
前記導光部(85)の外縁部に、前記彩色部材(100)を透過して視認させる透過部(86,87)が設けられていることを特徴とする鞍乗型車両の前照灯装置。 - 前記導光部材(80)の表面側に近接配置されるアウタレンズ(31)と、前記アウタレンズ(31)の表面に取り付けられるカバー部材(6)とを備え、
前記透過部(87)が、前記カバー部材(6)の輪郭に沿うように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の前照灯装置。 - 前記導光部(85)に導かれた光を、前記導光部(85)から前記透過部(86)に導く複数の副導光部(86a)を備え、
前記副導光部(86a)が、前記透過部(86)に形成された溝であり、
前記副導光部(86a)の幅(T1)が、前記副導光部(86a)同士の間隔(T2)より狭いことを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両の前照灯装置。 - 前記導光部材(80)を前記エクステンション部材(60)の裏面側に取り付けることで、前記エクステンション部材(60)に形成された開口(61)から前記導光部(85)および透過部(86,87)のみが露出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の鞍乗型車両の前照灯装置。
- 前記透過部(86,87)が、前記導光部(85)の上側に位置する上側透過部(86)と、前記導光部(85)の下側に位置する下側透過部(87)とからなり、
前記副導光部(86a)が、前記上側透過部(86)に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の鞍乗型車両の前照灯装置。 - 前記導光部材(80)が、車幅方向に左右一対の長尺部材であり、
前記透過部(86)の幅が、前記導光部(85)の幅の略半分とされることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両の前照灯装置。 - 前記透過部(86,87)が、前記導光部(85)の外縁に連なる補強壁として機能することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の鞍乗型車両の前照灯装置。
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