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JP6632781B1 - レーザ加工装置、レーザ加工方法、および誤差調整方法 - Google Patents

レーザ加工装置、レーザ加工方法、および誤差調整方法 Download PDF

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JP6632781B1 JP2019542251A JP2019542251A JP6632781B1 JP 6632781 B1 JP6632781 B1 JP 6632781B1 JP 2019542251 A JP2019542251 A JP 2019542251A JP 2019542251 A JP2019542251 A JP 2019542251A JP 6632781 B1 JP6632781 B1 JP 6632781B1
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Abstract

レーザ加工装置(100)が、加工テーブル(2A)と、ガルバノミラー(4A)を駆動するガルバノスキャナ(5A)と、加工テーブルの面上を観察するカメラ(7A)と、加工ワーク(3A)のレーザ加工を制御する制御装置(10)と、を備え、複数の基準マーク(M)が配置された基準板(8)が加工テーブル(2A)上に載置され、制御装置(10)は、4箇所以上の基準マーク(M)の測定位置(MQ)に基づいて、加工テーブル(2A)の位置決め誤差を算出し、カメラ(7A)と加工テーブル(2A)とを連動させることで、基準マーク(M)を測定する処理を繰り返し、制御装置(10)は、加工テーブル(2A)の全領域にわたって位置決め誤差を算出し、算出した位置決め誤差に基づいて、加工対象物のレーザ加工を制御する。

Description

本発明は、加工テーブルに載せた加工ワークのレーザ加工を行うレーザ加工装置、レーザ加工方法、および誤差調整方法に関する。
レーザ加工装置は、加工ワークを載せた加工テーブルを移動させることによって、加工ワーク上の種々の位置にレーザ加工を行う。このレーザ加工装置には加工テーブルに位置決め誤差があるので、レーザ加工装置は、位置決め誤差に基づいて、レーザ光の照射位置を補正する必要がある。
特許文献1に記載のレーザ加工装置は、ガルバノスキャナを介して加工対象面を観察できるカメラで、ガルバノスキャナ上のガラススケールに形成されたスケールマークの位置を検出し、スケールマークの位置と検出結果とから、ガルバノスキャナの駆動量を補正するための補正値を求めている。
特開2008−264789号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、カメラとガルバノスキャナが連動していないので、ガルバノスキャナの可動によって加工対象の画像を撮像できる範囲でしか補正ができず、ガルバノスキャンエリアよりも広範囲な加工テーブル上の加工対象エリアに対しては補正できないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ガルバノスキャンエリアよりも広範囲な加工テーブル上の加工対象エリアを精度良く加工できるレーザ加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のレーザ加工装置は、加工対象物を載置する加工テーブルと、加工対象物にレーザ光を照射してスキャンするガルバノミラーと、ガルバノミラーを駆動するガルバノスキャナと、を備える。本発明のレーザ加工装置は、矩形領域内に4箇所以上の基準マークが配置された基準板が加工テーブル上に載せられた際には4箇所以上の基準マークを測定し、加工対象物が加工テーブル上に載せられた際には加工対象物の加工面に設けられたアライメントマークの位置を測定する測定装置を備える。本発明のレーザ加工装置は、4箇所以上の基準マークの測定位置に基づいて加工テーブルの位置決め誤差および位置決め誤差を補正する補正係数を算出し、補正係数を用いてアライメントマークの測定位置を補正し、かつ補正したアライメントマークの測定位置に基づいて、位置決め誤差を補正するための、ガルバノスキャナの駆動補正量を算出し、かつ駆動補正量を用いてガルバノスキャナを駆動しながら加工対象物のレーザ加工を制御する制御装置を備える。本発明のレーザ加工装置では、補正係数を算出する際には測定装置と加工テーブルとを連動させることで、4箇所以上の基準マークを測定する処理を繰り返し、制御装置は、加工テーブルの全領域にわたって補正係数を算出する
本発明にかかるレーザ加工装置は、ガルバノスキャンエリアよりも広範囲な加工テーブル上の加工対象エリアを精度良く加工できるという効果を奏する。
実施の形態にかかるレーザ加工装置の構成を示す図 実施の形態にかかるレーザ加工装置が備える制御装置の構成を示す図 実施の形態にかかるレーザ加工装置による補正係数の算出処理手順を示すフローチャート 実施の形態にかかるレーザ加工装置で用いられる基準板の測定エリアを説明するための図 実施の形態にかかるレーザ加工装置が測定する基準マークを説明するための図 実施の形態にかかるレーザ加工装置が取得する、基準マークの実位置と測定位置との関係を説明するための図 実施の形態にかかるレーザ加工装置によるガルバノ補正量の算出処理手順を示すフローチャート 実施の形態にかかるレーザ加工装置が用いるアライメントマークを説明するための図 実施の形態にかかる制御装置のハードウェア構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるレーザ加工装置、レーザ加工方法、および誤差調整方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかるレーザ加工装置の構成を示す図である。レーザ加工装置100は、加工対象物である加工ワーク3A,3Bを載置するための加工テーブル2A,2Bの位置決め誤差を補正しつつ加工ワーク3A,3Bにレーザ穴あけ加工を行う装置である。レーザ加工装置100による加工テーブル2A,2Bの位置補正は、ガルバノスキャナ5A,5Bと、加工テーブル2A,2Bと、を連動させて加工を行うことに対して有効である。
レーザ加工装置100は、位置決め誤差を測定するための基準板を加工テーブル2A,2B上に載せて、基準板に配置されている基準マークの位置を測定する。基準板は、加工テーブル2A,2Bに載せられた状態で基準マークの位置が測定される板である。レーザ加工装置100は、基準マークの実際の位置と、基準マークの測定位置との差分に基づいて、加工テーブル2A,2Bの位置決め誤差を算出し、位置決め誤差を補正するための補正係数を算出する。基準マークの実際の位置は、基準マークの設計上の位置(設計値)であり、基準マークの測定位置は、基準板が加工テーブル2A,2Bに載せられた状態で測定された基準マークの位置である。
レーザ加工装置100は、カメラ7A,7Bと加工テーブル2A,2Bとを連動させることで、基準マークを測定する処理を繰り返し、加工テーブル2A,2Bの全領域にわたって補正係数を算出する。補正係数は、加工テーブル2A,2Bの位置を補正する際に用いられる。レーザ加工装置100は、加工テーブル2A,2B上の加工ワーク3A,3Bに配置されているアライメントマークの位置を補正係数で補正することによって加工テーブル2A,2Bの位置を補正する。アライメントマークは、加工ワーク3A,3Bが加工テーブル2A,2Bに載せられた状態で位置が測定されるマークであり、加工ワーク3A,3Bの位置を補正する際に用いられる。アライメントマークの詳細については後述する。
レーザ加工装置100は、被加工物である加工ワーク3A,3Bにレーザ加工処理を行う加工機構20と、加工機構20を制御する制御装置10とを備えている。制御装置10は、基準マークが配置されている測定エリア毎に最小二乗近似などを用いて補正係数を算出する。制御装置10は、補正係数と測定エリアとの対応関係を示すキャリブレーションテーブルを作成する。キャリブレーションテーブルは、加工テーブル2A,2Bの位置決め誤差を補正するためのテーブルである。制御装置10は、レーザ加工を制御する際に、キャリブレーションテーブルに基づいて、測定エリア毎に補正係数を抽出し、抽出した補正係数を各測定エリアに適用してレーザ光1A,1Bを照射する位置を補正する。
加工機構20は、レーザ発振器(図示せず)から出力されたレーザ光(レーザビーム)を光路上でレーザ光1A,1Bに分離して加工テーブル2A,2B上の加工ワーク3A,3Bを同時にレーザ加工する。
加工機構20は、レーザ光1Aを加工ワーク3Aに照射する第1の加工部と、レーザ光1Bを加工ワーク3Bに照射する第2の加工部とを備えている。第1の加工部は、ガルバノスキャナ5Aと、ガルバノミラー4Aと、カメラ7Aと、fθレンズ6Aと、加工テーブル2Aとを有しており、第2の加工部は、ガルバノスキャナ5Bと、ガルバノミラー4Bと、カメラ7Bと、fθレンズ6Bと、加工テーブル2Bとを有している。
また、加工機構20は、加工テーブル2A,2Bを駆動する駆動テーブル21を備えている。加工テーブル2A,2Bは、水平面といったXY平面内を移動可能なXY加工テーブルである。加工テーブル2A,2Bは、それぞれX軸方向およびY軸方向に移動することによって、加工ワーク3A,3BをXY平面内で移動させ、これによりレーザ光1A,1Bの加工ワーク3A,3B上への照射位置を調節する。
加工テーブル2Aは、加工ワーク3Aを吸着することによって加工ワーク3Aを加工テーブル2A上に固定し、加工テーブル2Bは、加工ワーク3Bを吸着することによって加工ワーク3Bを加工テーブル2B上に固定する。このように、加工機構20は、駆動テーブル21に2つの加工テーブル2A,2Bが取付けられており、同時に2つの加工ワーク3A,3Bを加工できるよう構成されている。
加工テーブル2A,2Bは、ともに駆動テーブル21上に載置されているが、加工テーブル2Aの位置決め誤差と、加工テーブル2Bの位置決め誤差とは誤差量が異なる。このため、制御装置10は、加工テーブル2Aに対する補正係数と、加工テーブル2Bに対する補正係数とを別々に算出する。
なお、加工機構20は、レーザ光を分離することなく、1つのレーザ光で1つの加工ワークをレーザ加工する加工機構であってもよい。すなわち、加工機構20は、第1の加工部および第2の加工部の一方を有する加工機構であってもよい。第1の加工部と第2の加工部とは同じ構成で同様の動作を実行するので、以下では、第1の加工部の構成および動作について説明する。
ガルバノスキャナ5Aは、レーザ光1Aの照射位置を加工ワーク3A上の加工目標位置に高速に位置決めする。ガルバノスキャナ5Aは、ガルバノミラー4Aと、ガルバノミラー4Aを駆動するサーボモータ(図示せず)と、サーボモータの駆動制御を行う駆動制御装置(図示せず)とを備えている。ガルバノスキャナ5Aでは、駆動制御装置がガルバノミラー4Aを駆動し、ガルバノミラー4Aが、レーザ発振器からのレーザ光1Aで加工ワーク3Aをスキャンする。
ガルバノスキャナ5Aでは、駆動制御装置が、例えばガルバノミラー4Aを特定の振り角の範囲内で回転させる。ガルバノスキャナ5Aは、制御装置10から指令を受けて、スキャンエリア内の目標の加工位置にレーザ光1Aが照射されるよう、レーザ光1Aの照射位置を移動させる。このように、ガルバノスキャナ5Aでは、駆動制御装置が、加工ワーク3Aの加工面内のそれぞれのスキャンエリア内の特定位置にレーザ光1Aが照射されるようガルバノミラー4Aを駆動する。スキャンエリアは、ガルバノミラー4Aによってスキャンされるエリアである。スキャンエリアは、ガルバノスキャナ5Aの駆動可能領域に対応している。ガルバノスキャナ5Aは、レーザ光1Aが照射された後に、次の目標の位置にレーザ光1Aの照射位置を移動させて停止する動作を繰り返す。
第1の加工部は、2つのガルバノスキャナ5Aと、2つのガルバノミラー4Aを有している。第1の加工部では、一方のガルバノスキャナ5Aのガルバノミラー4Aを回転させることにより、加工ワーク3Aに対するレーザ光1Aの照射位置をX軸方向に移動させる。また、第1の加工部では、他方のガルバノスキャナ5Aのガルバノミラー4Aを回転させることにより、加工ワーク3Aに対するレーザ光1Aの照射位置をY軸方向に移動させる。一方のガルバノミラー4Aが反射したレーザ光1Aは、他方のガルバノミラー4Aに送られ、他方のガルバノミラー4Aで反射される。他方のガルバノミラー4Aが反射したレーザ光1Aは、加工ワーク3Aに照射される。
fθレンズ6Aは、加工テーブル2Aに置かれた加工ワーク3A上にレーザ光1Aを集光させる。測定装置であるカメラ7Aは、加工テーブル2Aの面上を観察し、種々のマークの位置を測定する。カメラ7Aは、補正係数を算出する際には、加工テーブル2A上の基準板に配置されている基準マークの位置(座標)を検出する。カメラ7Aは、加工テーブル2A上に加工ワーク3Aが置かれている場合には、加工ワーク3Aに配置されているアライメントマークの位置(座標)を検出する。
アライメントマークは、加工ワーク3Aの位置を補正するためのマークである。加工テーブル2Aに置かれた加工ワーク3Aは、歪み、伸縮等によって位置ずれを発生させている場合がある。レーザ加工装置100は、アライメントマークの位置を検出し、アライメントマークの位置および補正係数に基づいて、加工ワーク3A内の座標を補正する。
カメラ7Aは、基準マークの検出結果である基準マークの位置、およびアライメントマークの検出結果であるアライメントマークの位置を制御装置10に送る。
レーザ加工装置100では、レーザ発振器からのレーザ光1Aが、軸ごとに取り付けられたガルバノミラー4Aと、fθレンズ6Aとを介して、加工ワーク3Aのスキャンエリア内に照射される。
スキャンエリアの面積に対して加工ワーク3Aの面積が大きいので、レーザ加工装置100は、スキャンエリアから次のスキャンエリアまで加工テーブル2Aを移動させ、スキャンエリア内のレーザ光1Aの照射位置をガルバノスキャナ5Aで移動させる。すなわち、レーザ加工装置100は、加工テーブル2Aによってレーザ光1Aの照射位置をスキャンエリア間で移動させ、ガルバノスキャナ5Aによってレーザ光1Aの照射位置をスキャンエリア内で移動させる。レーザ加工装置100は、各スキャンエリアでレーザ光1Aを照射することによって、加工ワーク3Aの全加工領域をレーザ加工する。すなわち、レーザ加工装置100は、各スキャンエリアに加工テーブル2Aを移動させる処理と、各スキャンエリアでレーザ光1Aを照射する処理とを繰り返すことによって、加工ワーク3Aの全領域を加工する構成となっている。
制御装置10は、加工機構20を制御するコンピュータである。制御装置10は、加工テーブル2A、レーザ発振器、ガルバノスキャナ5A,5B等の駆動を制御する。実施の形態の制御装置10は、加工機構20から送られてくる情報に基づいて、キャリブレーションテーブルを算出し、キャリブレーションテーブルを用いて加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正する。制御装置10は、キャリブレーションテーブルに格納されている補正係数を用いて、加工ワーク3Aの位置を補正し、補正した位置に基づいて、ガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正する。制御装置10は、ガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正することによってガルバノミラー4Aの位置を補正し、これにより、レーザ光1Aの照射位置を補正する。
ここで、制御装置10の構成について説明する。図2は、実施の形態にかかるレーザ加工装置が備える制御装置の構成を示す図である。制御装置10は、入力部11と、補正係数算出部12と、記憶部13と、補正量算出部14と、制御部15とを備えている。
入力部11は、加工機構20のカメラ7Aから送られてくる基準マークの位置を受け付けて制御部15に入力する。以下、カメラ7Aから送られてくる基準マークの位置を測定位置という。入力部11は、加工機構20のカメラ7Aから送られてくるアライメントマークの位置を受け付けて補正量算出部14に入力する。
補正係数算出部12は、基準板の各測定エリアに配置されている基準マークの実際の位置と測定エリアとの対応関係を示す情報を記憶部13から読み出す。また、補正係数算出部12は、基準マークの測定位置と測定エリアとの対応関係を示す情報を記憶部13から読み出す。
基準板の測定エリアの位置は、加工テーブル2Aの位置に対応している。基準マークの実際の位置は、設計値である。以下、基準マークの実際の位置を実位置といい、実位置と測定エリアとの対応関係を示す情報を実位置情報という。また、測定位置と測定エリアとの対応関係を示す情報を測定位置情報という。
補正係数算出部12は、実位置情報および測定位置情報に基づいて、実位置と測定位置との差分を算出する。補正係数算出部12は、実位置と測定位置との差分に基づいて、測定エリアの位置を補正するための補正係数を算出する。補正係数算出部12は、測定エリア毎に補正係数を算出し、補正係数と測定エリアとの対応関係を示す情報を記憶部13に送る。以下、補正係数と測定エリアとの対応関係を示す情報を補正係数情報という。
記憶部13は、実位置情報を記憶しておく。また、記憶部13は、制御部15から送られてくる測定位置情報を記憶する。また、記憶部13は、補正係数算出部12から送られてくる補正係数情報を記憶する。
補正量算出部14は、記憶部13から補正係数情報を読み出す。補正量算出部14は、補正係数情報を用いてアライメントマークの位置(座標)を補正する。具体的には、補正量算出部14は、アライメントマークの位置に対応する測定エリアを特定し、特定した測定エリアに対応する補正係数を補正係数情報から抽出する。補正量算出部14は、抽出した補正係数を用いてアライメントマークの位置を補正する。補正係数を用いて補正されたアライメントマークの位置が、加工テーブル2Aの位置誤差および加工ワーク3Aの位置ずれ等が考慮された正確なアライメントマークの位置である。したがって、補正量算出部14は、補正されたアライメントマークの位置に基づいて、加工テーブル2Aの位置とガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正するための駆動補正量(以下、ガルバノ補正量という)との対応関係を示す数式を算出する。この数式は、加工テーブル2A上のX座標およびY座標を代入することによって、加工テーブル2A上の座標に対応するガルバノ補正量を求めることができる数式である。加工テーブル2Aの座標(X座標およびY座標)は、ガルバノスキャナ5Aによるスキャンエリアの中心座標である。
補正量算出部14は、加工プログラムで規定された加工テーブル2Aの位置に基づいて、この位置に対応するガルバノ補正量を算出する。補正量算出部14は、算出したガルバノ補正量を制御部15に送る。
制御部15は、加工機構20を制御する。制御部15は、ガルバノスキャナ5A、加工テーブル2A等に駆動指示を送る。制御部15は、補正係数情報が算出される際に、加工テーブル2Aを移動させることによって、カメラ7Aの撮像位置を測定エリアに配置されている基準マークの位置に移動させる。カメラ7Aの撮像位置は、スキャンエリアの中心位置である。制御部15は、カメラ7Aの撮像位置に対応する測定エリアと、入力部11から送られてくる実位置とを対応付けした測定位置情報を生成する。入力部11から送られてくる実位置は、カメラ7Aの撮像位置に対応する測定エリアで測定された実位置である。制御部15は、測定位置情報を記憶部13に送る。
また、制御部15は、ガルバノスキャナ5Aを駆動する際に、加工テーブル2Aの位置であるテーブル位置毎に、ガルバノ補正量を用いてガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正する。制御部15は、ガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正した駆動指示を加工機構20に送る。これにより、ガルバノミラー4Aの振り角が補正されるので、レーザ光1Aの照射位置が補正される。
このように、実施の形態の制御装置10は、加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正するためのガルバノ補正量を、基準マークの測定位置を用いて算出し、ガルバノ補正量を用いてガルバノスキャナ5Aを駆動する。
つぎに、レーザ加工装置100による補正係数の算出処理手順について説明する。図3は、実施の形態にかかるレーザ加工装置による補正係数の算出処理手順を示すフローチャートである。図4は、実施の形態にかかるレーザ加工装置で用いられる基準板の測定エリアを説明するための図である。図5は、実施の形態にかかるレーザ加工装置が測定する基準マークを説明するための図である。
レーザ加工装置100は、補正係数を算出する際には、加工テーブル2Aの位置補正を無効にした状態で基準マークMの位置を測定し、測定した位置に基づいて補正係数を算出する。位置補正を有効にすると基準マークMの位置ずれを測定できないからである。このため、レーザ加工装置100の制御装置10は、加工テーブル2Aの位置補正が有効になっている場合、加工テーブル2Aの位置補正を無効にする(ステップS1)。すなわち、レーザ加工装置100は、ガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正する設定が有効である場合、ガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正する設定を無効にする。
加工テーブル2Aには、キャリブレーションテーブルを作成するための基準となる基準板8が載せられる。基準板8は、基準板8の上面に等間隔で印字されている複数の基準マークMを有している。基準マークMは、加工テーブル2Aの全面を覆うことができる領域に格子状に配置されている。なお、基準マークMは、印字以外の方法によって基準板8の上面に配置されていてもよい。また、基準マークMは、格子状以外の形状で配置されていてもよい。基準板8は、基準マークMの配置精度が良い石英ガラス板等である。レーザ加工装置100では、基準板8を加工テーブル2Aのマスタースケール、すなわち基準スケールとする。
図4に示すように、基準板8には、測定エリア30n、測定エリア30(n+1)といった複数の測定エリアが全面に設けられている。ここでのnは自然数である。基準板8に設定される各測定エリアは、同様の形状およびサイズを有しているので、以下、測定エリア30nについて説明する。測定エリア30nは、矩形領域であり、4つの頂点のそれぞれに基準マークMが配置されている。図5では、測定エリア30nにおける4つの基準マークMを、基準マークP1〜P4で図示している。基準板8上の測定エリアは、エリア数が多いほど、すなわち各測定エリアが狭いほど正確な位置ずれ補正を行うことができる。
基準板8は、例えば、X軸方向が800mm、Y軸方向が600mmの板状部材を用いて形成されている。また、ガルバノスキャナ5Aの稼動可能領域に対応するスキャンエリアの例は、30mm×30mmである。
基準板8では、互いに隣接する測定エリアが、2つの基準マークM(2つの基準マークM間の線分領域である1つの辺)を共有している。例えば、測定エリア30nに隣接する測定エリア30(n+1)と、測定エリア30nとは、2つの基準マークMを共有している。具体的には、基準マークP3,P4は、測定エリア30nの右辺に配置された基準マークであり、且つ測定エリア30(n+1)の左辺に配置された基準マークである。同様に、測定エリア30nの下辺は、他の測定エリアに共有されている。このように、隣接する測定エリアが、1つの辺を共有することにより、基準板8では、格子状に測定エリアが設定されている。
レーザ加工装置100は、カメラ7Aの撮像位置を測定エリア30nの基準マークPm上へ移動させる処理と、基準マークPmの位置を測定する処理と、測定データを保存する処理とをm=1〜4まで繰り返す。具体的には、制御部15は、カメラ7Aの撮像位置が、測定エリア30nの基準マークP1上となるテーブル位置へ加工テーブル2Aを移動させる。カメラ7Aの撮像位置は、カメラ7Aが撮像する基準板8上の位置である。すなわち、レーザ加工装置100は、基準板8を載せた加工テーブル2Aを加工テーブル2Aのテーブル面に平行な面内で移動させることによって、カメラ7Aの撮像位置を、測定エリア30nの基準マークP1上へ移動させる(ステップS2)。
レーザ加工装置100は、カメラ7Aで基準マークP1の位置を測定する(ステップS3)。図5では、基準マークP1の測定結果である測定位置を測定位置Q1で図示している。レーザ加工装置100は、測定位置Q1を制御装置10に送る。これにより、レーザ加工装置100は、測定データを保存する(ステップS4)。具体的には、レーザ加工装置100は、測定エリア30nと、基準マークP1の測定位置Q1とを対応付けして記憶部13で保存する。
レーザ加工装置100は、基準マークP1から基準マークP4まで位置を測定したか否かを判定する(ステップS5)。基準マークP4まで位置を測定していない場合(ステップS5、No)、レーザ加工装置100は、ステップS2からステップS5の処理を繰り返す。すなわち、レーザ加工装置100は、基準マークP4の位置を測定するまで(m=4となるまで)、ステップS2からステップS5の処理を繰り返す。
すなわち、レーザ加工装置100は、加工テーブル2Aを基準マークP2の位置に移動させ(ステップS2)、基準マークP2の位置を測定し(ステップS3)、測定エリア30nと、基準マークP2の測定結果である測定位置Q2とを対応付けして記憶部13で保存する(ステップS4)。
同様に、レーザ加工装置100は、加工テーブル2Aを基準マークP3の位置に移動させ(ステップS2)、基準マークP3の位置を測定し(ステップS3)、測定エリア30nと、基準マークP3の測定結果である測定位置Q3とを対応付けして記憶部13で保存する(ステップS4)。
同様に、レーザ加工装置100は、加工テーブル2Aを基準マークP4の位置に移動させ(ステップS2)、基準マークP4の位置を測定し(ステップS3)、測定エリア30nと、基準マークP4の測定結果である測定位置Q4とを対応付けして記憶部13で保存する(ステップS4)。このように、加工テーブル2Aは、移動することによって基準マークを、カメラ7Aによる測定位置に順番に移動させる。測定エリア30nと測定位置Q1〜Q4とが対応付けられた情報が測定位置情報である。
基準マークP4まで位置を測定すると(ステップS5、Yes)、補正係数算出部12は、記憶部13から実位置情報および測定位置情報を読み出し、実位置情報および測定位置情報に基づいて、実位置と測定位置との差分を算出する。補正係数算出部12は、実位置と測定位置との差分に基づいて、測定エリア毎の補正係数を算出し、記憶部13で保存する(ステップS6)。このとき、補正係数算出部12は、基準マークP1〜P4の4つの実位置と、測定位置である4つの測定位置Q1〜Q4とを用い、最小二乗近似によって補正係数を算出する。具体的には、補正係数算出部12は、4つの実位置と4つの測定位置Q1〜Q4との差分に最小二乗近似を適用して補正係数を算出する。また、補正係数算出部12は、補正係数の算出に加えて、平行四辺形補正または台形補正を行うことにより、測定エリア30n内のテーブル位置に対する補正係数を算出してもよい。
なお、カメラ7Aは、測定エリア30n内で4箇所の基準マークP1〜P4の位置を測定する場合に限らず、5箇所以上で基準マークの位置を測定してもよい。すなわち、測定エリア30n内には、4箇所以上(少なくとも4箇所)の基準マークが配置されていればよい。この場合、カメラ7Aは、測定エリア30n内の4箇所以上の基準マークを測定し、補正係数算出部12は、4箇所以上の基準マークの測定位置情報を用いて補正係数を算出する。ここで、4箇所以上の基準マークの位置を測定することとしたのは、4箇所以上の基準マークの位置が分かれば、X軸方向およびY軸方向の補正係数を容易かつ正確に算出できるからである。
制御部15は、全ての測定エリアに対して補正係数を算出したか否かを判定する(ステップS7)。補正係数を算出していない測定エリアがある場合(ステップS7、No)、レーザ加工装置100は、制御部15からの指示に従って、補正係数を算出していない測定エリアに対し、ステップS2からステップS6の処理を実行する。レーザ加工装置100は、全ての測定エリアに対して補正係数を算出するまで、各測定エリアにステップS2からステップS6の処理を実行する。補正係数を算出していない測定エリアが無くなると(ステップS7、Yes)、レーザ加工装置100は、補正係数の算出処理を終了する。
補正係数算出部12は、算出した全ての測定エリアに対する補正係数を用いて、補正係数と測定エリアとの対応関係を示すキャリブレーションテーブルを作成する。補正係数算出部12は、平行四辺形補正または台形補正を行うことによって各測定エリア内での補正係数を算出する場合、測定エリア30n内の基準マーク間のテーブル位置についても高い精度でキャリブレーションテーブルを作成することが可能となる。
図6は、実施の形態にかかるレーザ加工装置が取得する、基準マークの実位置と測定位置との関係を説明するための図である。図6では、基準板8に配置されている基準マークMの実位置APと、測定位置MQとの対応関係を示している。なお、図6では、実位置APと測定位置MQとの差分を1000倍にして図示している。実位置APは、基準板8の全面に配置されており、レーザ加工装置100は、各実位置APに対して測定位置MQを測定する。実位置APに重なっている測定位置MQが、実位置APに対応する測定位置MQである。なお、基準板8の全領域のうちの左上の位置にある基準点BPを基準として基準板8が加工テーブル2Aに固定された場合、基準点BPから離れた位置ほど基準位置と実位置との間の差分(誤差)が大きくなる。
レーザ加工装置100は、補正係数情報を算出した後に、ガルバノ補正量を算出し、ガルバノ補正量を用いて加工ワーク3Aのレーザ加工を実行する。ここで、レーザ加工装置100によるガルバノ補正量の算出処理手順について説明する。
図7は、実施の形態にかかるレーザ加工装置によるガルバノ補正量の算出処理手順を示すフローチャートである。レーザ加工装置100は、基準板8が加工テーブル2Aから外され、加工ワーク3Aが加工テーブル2Aに載せられた状態で、加工ワーク3Aの加工を開始する。
レーザ加工装置100は、加工テーブル2Aの位置補正を有効にする(ステップS11)。レーザ加工装置100は、カメラ7Aの撮像位置を、加工ワーク3Aのアライメントマークの位置へ移動させる(ステップS12)。すなわち、レーザ加工装置100は、加工テーブル2Aを移動させることによって、カメラ7Aの撮像位置を、アライメントマークに対応するテーブル位置へ移動させる。カメラ7Aは、アライメントマークの位置を測定する(ステップS13)。
図8は、実施の形態にかかるレーザ加工装置が用いるアライメントマークを説明するための図である。図8では、加工テーブル2Aに載置された加工ワーク3Aを上面側から見た場合の加工ワーク3Aを示している。加工ワーク3Aの4つの頂点の位置または頂点の位置の近くには、それぞれアライメントマーク9が配置されている。
カメラ7Aは、アライメントマーク9の測定結果であるアライメントマーク9の位置を、制御装置10に送る。制御装置10の補正量算出部14は、アライメントマーク9の位置および補正係数情報に基づいて、アライメント補正量を算出し、アライメントマーク9の位置の補正に適用する(ステップS14)。アライメント補正量は、アライメントマーク9の位置を補正するための補正量である。
制御部15は、全てのアライメントマーク9に対してアライメント補正量を算出したか否かを判定する(ステップS15)。アライメント補正量を算出していないアライメントマーク9がある場合(ステップS15、No)、レーザ加工装置100は、制御部15からの指示に従って、アライメント補正量を算出していないアライメントマーク9に対し、ステップS12からステップS14の処理を実行する。レーザ加工装置100は、全てのアライメントマーク9に対してアライメント補正量を算出するまで、各測定エリアにステップS12からステップS14の処理を実行する。アライメント補正量を算出していないアライメントマーク9が無くなると(ステップS15、Yes)、補正量算出部14は、算出した複数のアライメント補正量に基づいて、各テーブル位置のレーザ加工時のガルバノ補正量を算出する(ステップS16)。
このように、制御装置10は、基準マークの測定位置MQに基づいて各測定エリアにおける加工テーブル2Aの位置決め誤差を算出し、位置決め誤差に基づいて位置決め誤差を補正する補正係数を算出し、補正係数を用いてアライメントマーク9の位置を補正し、補正したアライメントマーク9の位置に基づいてガルバノ補正量を算出する。
補正量算出部14は、テーブル位置毎にガルバノ補正量を算出し、制御部15は、テーブル位置毎にガルバノ補正量を用いてガルバノスキャナ5Aの駆動量を補正しながらレーザ加工を実行する。これにより、テーブル位置毎にガルバノミラー4Aの振り角が補正されるので、テーブル位置毎にレーザ光1Aの照射位置が補正される。このレーザ光1Aの照射位置の補正は、加工テーブル2Aの位置決め誤差に対応する補正であるので、レーザ加工装置100は、テーブル位置毎に加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正した状態で、加工ワーク3Aのレーザ加工を実行することができる。
本実施の形態により、加工テーブル2Aの位置決め精度が、13.33μmから6.46μmに改善された。すなわち、加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正しなかった場合の位置決め誤差が13.33μmであったのに対し、レーザ加工装置100が基準板8を用いて加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正した場合の位置決め誤差は6.46μmとなった。
また、本実施の形態により、加工テーブル2Bの位置決め精度が、11.65μmから7.62μmに改善された。すなわち、加工テーブル2Bの位置決め誤差を補正しなかった場合の位置決め誤差が11.65μmであったのに対し、レーザ加工装置100が基準板8を用いて加工テーブル2Bの位置決め誤差を補正した場合の位置決め誤差は7.62μmとなった。
加工テーブル2Aには、加工テーブル2A自体の加工精度に依存する、直角度または真直度が存在する。そのため、加工テーブル2Aを移動させた際には、移動軸毎の一次元ずれだけではなく、二次元ずれ(回転ずれ)が発生する。本実施の形態では、測定エリア30nに対し、基準マークP1〜P4の4つの実位置と、4つの測定位置Q1〜Q4とを用い、最小二乗近似によって補正係数を算出しているので、加工テーブル2Aの移動の二次元ずれを補正することができる。
また、本実施の形態では、ガルバノスキャナ5Aを駆動することなく加工テーブル2Aを移動させて、加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正するためのキャリブレーションテーブルを作成している。このため、一度のテーブル作成にて基準マークMの実位置APにおける加工テーブル2Aの位置決め誤差を0に近づけることができる補正係数を得ることが可能となる。したがって、キャリブレーションテーブルの作成時間を削減することができるとともに、位置決め誤差の補正精度を向上させることができるので、効率良く高精度なレーザ加工を実現できる。
また、平行四辺形補正または台形補正を行うことによって、測定エリア30n内のテーブル位置に対しても補正係数を得ることができるので、基準マークM間に対しても高い精度で加工テーブル2Aの位置決め誤差を補正することができる。
ここで、制御装置10のハードウェア構成について説明する。図9は、実施の形態にかかる制御装置のハードウェア構成例を示す図である。制御装置10は、図9に示したプロセッサ301、メモリ302、およびインタフェース回路303により実現することができる。プロセッサ301、メモリ302、およびインタフェース回路303は、バスによって互いにデータの送受信が可能である。プロセッサ301の例は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)またはシステムLSI(Large Scale Integration)である。メモリ302の例は、RAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)である。
制御装置10は、プロセッサ301が、メモリ302で記憶されている、制御装置10の動作を実行するためのプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、このプログラムは、制御装置10の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ302は、プロセッサ301が各種処理を実行する際の一時メモリにも使用される。
プロセッサ301が実行するプログラムは、コンピュータで実行可能な、データ処理を行うための複数の命令を含むコンピュータ読取り可能かつ非遷移的な(non-transitory)記録媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトであってもよい。プロセッサ301が実行するプログラムは、複数の命令がデータ処理を行うことをコンピュータに実行させる。
また、制御装置10を専用のハードウェアで実現してもよい。また、制御装置10の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、加工機構20が、レーザ光を2つのレーザ光1A,1Bに分離して、2つの加工テーブル2A,2Bで同時に2つの加工ワーク3A,3Bのレーザ加工を行う場合について説明したが、加工機構20の構成は、この構成に限定されない。加工機構20は、1つの加工テーブルで複数の加工ワークを加工する構成であってもよいし、複数の駆動系に複数の加工テーブルを取付けて複数の加工ワークを加工する構成であってもよい。
このように実施の形態によれば、4箇所以上の基準マークの測定位置に基づいて、加工テーブル2Aの位置決め誤差を算出し、カメラ7Aと加工テーブル2Aとを連動させることで、基準マークを測定する処理を繰り返し、加工テーブル2Aの全領域にわたって位置決め誤差を算出するので、ガルバノスキャナ5Aが対応可能な範囲(ガルバノスキャナ5Aの可動によって加工対象の画像を撮像できる範囲)、すなわちガルバノスキャンエリアよりも大きな加工対象エリアに対して、位置決め誤差に対するガルバノ補正量を算出できる。したがって、ガルバノスキャナ5Aが対応可能な範囲よりも大きな加工対象エリアを精度良く加工できる。また、4箇所以上の基準マークMの測定位置MQに基づいて、加工テーブル2Aの位置決め誤差を算出し、位置決め誤差に基づいてガルバノ補正量を算出するので、加工テーブル2Aの位置決め誤差に対応する精度の高いガルバノ補正量を短時間で算出することができる。したがって、精度の高い加工を短時間で実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1A,1B レーザ光、2A,2B 加工テーブル、3A,3B 加工ワーク、4A,4B ガルバノミラー、5A,5B ガルバノスキャナ、6A,6B fθレンズ、7A,7B カメラ、8 基準板、9 アライメントマーク、10 制御装置、11 入力部、12 補正係数算出部、13 記憶部、14 補正量算出部、15 制御部、20 加工機構、21 駆動テーブル、30n,30(n+1) 測定エリア、100 レーザ加工装置、AP 実位置、BP 基準点、M,P1〜P4 基準マーク、MQ,Q1〜Q4 測定位置。

Claims (7)

  1. 加工対象物を載置する加工テーブルと、
    前記加工対象物にレーザ光を照射してスキャンするガルバノミラーと、
    前記ガルバノミラーを駆動するガルバノスキャナと、
    矩形領域内に4箇所以上の基準マークが配置された基準板が前記加工テーブル上に載せられた際には前記4箇所以上の基準マークを測定し、前記加工対象物が前記加工テーブル上に載せられた際には前記加工対象物の加工面に設けられたアライメントマークの位置を測定する測定装置と、
    前記4箇所以上の基準マークの測定位置に基づいて前記加工テーブルの位置決め誤差および前記位置決め誤差を補正する補正係数を算出し、前記補正係数を用いて前記アライメントマークの測定位置を補正し、かつ補正した前記アライメントマークの測定位置に基づいて、前記位置決め誤差を補正するための、前記ガルバノスキャナの駆動補正量を算出し、かつ前記駆動補正量を用いて前記ガルバノスキャナを駆動しながら前記加工対象物のレーザ加工を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記補正係数を算出する際には前記測定装置と前記加工テーブルとを連動させることで、前記4箇所以上の基準マークを測定する処理を繰り返し、前記制御装置は、前記加工テーブルの全領域にわたって前記補正係数を算出する、
    ことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記制御装置は、前記位置決め誤差のうちの前記アライメントマークの位置に対応する矩形領域の位置決め誤差を用いて前記駆動補正量を算出する、
    ことを特徴とする請求項に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記制御装置は、前記基準マークの実際の位置と前記測定位置との差分に最小二乗近似を適用して、前記矩形領域の前記位置決め誤差を算出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記制御装置は、平行四辺形補正または台形補正によって、前記矩形領域内の位置決め誤差を算出する、
    ことを特徴とする請求項に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記矩形領域は、隣の矩形領域に隣接し隣接する辺を共有している、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のレーザ加工装置。
  6. 加工対象物を載置する加工テーブルと、前記加工対象物にレーザ光を照射してスキャンするガルバノミラーと、前記ガルバノミラーを駆動するガルバノスキャナと、前記加工テーブルの面上を観察する測定装置と、前記加工対象物のレーザ加工を制御する制御装置と、を備えた、レーザ加工装置に対し、矩形領域内に4箇所以上の基準マークが配置された基準板を前記加工テーブル上に載置する載置ステップと、
    前記測定装置が、前記4箇所以上の基準マークを測定する第1の測定ステップと、
    前記制御装置が、前記4箇所以上の前記基準マークの測定位置に基づいて、前記加工テーブルの位置決め誤差および前記位置決め誤差を補正する補正係数を算出する第1の算出ステップと、
    前記加工対象物が前記加工テーブルに載せられた状態で、前記測定装置が、前記加工対象物の加工面に設けられたアライメントマークの位置を測定する第2の測定ステップと、
    前記制御装置が、前記補正係数を用いて前記アライメントマークの測定位置を補正する補正ステップと、
    前記制御装置が、補正した前記アライメントマークの測定位置に基づいて、前記位置決め誤差を補正するための、前記ガルバノスキャナの駆動補正量を算出する第2の算出ステップと、
    前記制御装置が、前記駆動補正量を用いて前記ガルバノスキャナを駆動しながら前記加工対象物のレーザ加工を制御する制御ステップと、
    を含み、
    前記補正係数を算出する際には前記測定装置と前記加工テーブルとを連動させることで、前記基準マークを測定する処理を繰り返し、前記制御装置が、前記加工テーブルの全領域にわたって前記補正係数を算出する、
    ことを特徴とするレーザ加工方法。
  7. 加工対象物を載置する加工テーブルと、前記加工対象物にレーザ光を照射してスキャンするガルバノミラーと、前記ガルバノミラーを駆動するガルバノスキャナと、前記加工テーブルの面上を観察する測定装置と、前記加工対象物のレーザ加工を制御する制御装置と、を備えた、レーザ加工装置に対し、矩形領域内に4箇所以上の基準マークが配置された基準板を前記加工テーブル上に載置する載置ステップと、
    前記測定装置が、前記4箇所以上の基準マークを測定する第1の測定ステップと、
    前記制御装置が、前記4箇所以上の前記基準マークの測定位置に基づいて、前記加工テーブルの位置決め誤差および前記位置決め誤差を補正する補正係数を算出する第1の算出ステップと、
    前記加工対象物が前記加工テーブルに載せられた状態で、前記測定装置が、前記加工対象物の加工面に設けられたアライメントマークの位置を測定する第2の測定ステップと、
    前記制御装置が、前記補正係数を用いて前記アライメントマークの測定位置を補正する補正ステップと、
    前記制御装置が、補正した前記アライメントマークの測定位置に基づいて、前記位置決め誤差を補正するための、前記ガルバノスキャナの駆動補正量を算出する第2の算出ステップと、
    前記制御装置が、前記駆動補正量を用いて前記ガルバノスキャナを駆動しながら前記加工対象物のレーザ加工を制御する制御ステップと、
    を含み、
    前記補正係数を算出する際には前記測定装置と前記加工テーブルとを連動させることで、前記基準マークを測定する処理を繰り返し、前記制御装置が、前記加工テーブルの全領域にわたって前記補正係数を算出し、
    前記制御装置は、前記加工対象物のレーザ加工を制御する際に、前記補正係数で前記位置決め誤差を補正する、
    ことを特徴とする誤差調整方法。
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