JP6668599B2 - 水分検出用rficデバイス - Google Patents
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Description
前記RFIC素子と接続された平板状のアンテナ素子と、
を備え、
前記アンテナ素子は、表面又は側面に水分を保持できる孔又は凹凸を有する。
前記RFIC素子と接続された平板状のアンテナ素子と、
を備え、
前記アンテナ素子は、表面又は側面に水分を保持できる孔又は凹凸を有する。
前記難吸水材との間に前記アンテナ素子を挟むと共に、前記孔又は凹凸に面するように設けられた吸水材と、
をさらに備えてもよい。
図1(a)は、実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイス10の構成を示す概略斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の側面図であり、図1(c)は、図1(a)の平面図であり、図1(c)は、実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイス10の等価回路図である。
実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイス10は、RFIC素子1と、RFIC素子に接続され、互いに反対方向に延在する平板状の第1及び第2アンテナ素子11、12と、を備える。なお、図1では、アンテナ素子として2つの第1及び第2アンテナ素子11、12を有しているが、これに限られず、1つのアンテナ素子であってもよい。あるいは、2つ以上、例えば4つのアンテナ素子であってもよい。第1及び第2アンテナ素子11、12は、その表面に水分を保持できる複数の孔13を有する。孔13によって水分を保持する機構は、例えば、毛細管現象によるものと考えられる。孔13は、貫通孔であっても半貫通孔であってもよい。孔13は、表面及び/又は裏面に設けてもよい。孔13の径は、例えば50〜200μmである。孔13のレイアウトは、例えば、アンテナ素子の表面全体にわたって均一であってもよい。あるいは、アンテナ素子のエッジ部分の近傍に集中していてもよい。また、第1及び第2アンテナ素子11、12のそれぞれに孔13が線対称に分布していてもよい。あるいは、第1及び第2アンテナ素子11、12のそれぞれに孔13が点対称に分布していてもよい。上記孔13は、端部、側端部等の電界集中部分に設けることが好ましい。なお、孔13は、それ自体が電界集中する部分となる。また、孔13を設けることによって水分検出用RFICデバイス10の軽量化も実現できる。
また、図1(c)の等価回路図に示すように、水分検出用RFICデバイス10は、RFIC素子1と、第1及び第2アンテナ素子11、12と、キャパシタ6と、を有する。キャパシタ6は、例えば、RFIC素子1内のCパターン又は浮遊容量であってもよい。
RFIC素子1は、RFICチップ21と、RFICチップ21と導電性接合材22及び端子電極23を介して接続された多層基板25とを備える。RFICチップ21は封止樹脂24で封止されている。また、多層基板25には、L1及びL2等のLパターン及びC1、C2及びCIC等のCパターンからなる給電回路が内蔵されている。CICは、RFICチップ21の浮遊容量である。給電回路によって共振回路が形成されており、その共振周波数はキャリア周波数に対応する。このように給電回路を設けることによって、アンテナの電気長が変化してもキャリア周波数の中心周波数は大きく変化しないようにすることができる。
つまり、初期状態でのアンテナ素子の電気長を最大利得状態(2/λ)にあわせておけば、吸水量が多くなってアンテナ素子の電気長が変化しても通信可能距離が低下するだけで、同じキャリア周波数で読み取りは可能である。そこで、読み取り可能距離の検出や読み取り成功回数の計数により、吸水の程度も検出できる。
なお、図2(a)及び(b)では、RFIC素子1において、給電回路を内蔵する多層基板25を設けているがこれに限られず、給電回路を設けない場合であってもよい。給電回路を設けないことによって、第1及び第2アンテナ素子11、12の表面に設けられた孔13に水分を保持することによってアンテナの電気長が変化してキャリア周波数が変化し、無線通信状態を変化させることができる。さらには無線通信自体を不可能にすることもできる。無線通信状態の変化を検知することで水分の存在を検出できる。
第1アンテナ素子11及び第2アンテナ素子12は、通常のアンテナ素子に用いられる銅箔、銅板、銅めっき膜、金箔、金板、金めっき膜等の材料を用いることができる。材料は上記の例に限られず、通常使用されるものであれば使用できる。
また、アンテナ素子の表面は、例えば、ポリイミドなどで表面を封止する構造と、表面は封止せず防錆処理などの表面処理をする場合の、2通りが考えられる。さらに、アンテナ素子の表面に親水性処理を行ってもよい。
水分検出用RFICデバイス10は、以下の製造方法によって得られる。
(1)平板状の第1及び第2アンテナ素子11、12の表面に複数の孔13を形成する。例えば、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をエッチング処理して複数の孔13を形成してもよい。あるいは、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をレーザ加工して複数の孔13を形成してもよい。なお、孔13と孔13を設けない部分の面積比は、例えば1:1であってもよい。
(2)RFIC素子1に上記複数の孔13を設けた第1及び第2アンテナ素子11、12を接続して水分検出用RFICデバイス10を得る。第1及び第2アンテナ素子11、12とRFIC素子1との接続は、直接接続、容量結合、磁界結合等のいずれであってもよい。
なお、アンテナ素子の表面には酸化防止のために防錆加工を施してもよい。
図3に示すように、実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイス10をおむつ30に貼り付けておく、おむつ30の中に小便等による水分が生じた場合には、第1及び第2アンテナ素子11、12の表面の孔、溝、凹凸に水分が保持され、アンテナ長が変化して、通信距離が短くなるため無線通信状態が変化する。さらには無線通信状態の変化によって無線通信自体ができなくなる。外部からリーダ/ライタ40によってRFICデバイス10との無線通信を行い、おむつ30に装着したRFICデバイス10との無線通信可能な通信距離の検出、及び、無線通信成功回数の計数等によって、RFICデバイス10による水分の存在状態を検出できる。
(1)水分検出用RFICデバイス10を装着したおむつ30を要介護者が装着し、介護者とおむつ30とのペアリングを行う(S01)。
(2)次いで、最初に水分検出用RFICデバイス10のリーダ40による読み取りを行う(S02)。リーダ40は、据え置き型でもハンディタイプでもよい。なお、この時点では、装着時におむつ30の中に水分はなく、通信可能であると考えられる。
(3)前回の読み取りから一定時間が経過したか判断し(S03)、一定時間が経過していなければ(NO)戻って、一定時間が経過するまでこの判断を繰り返す。一定時間とは、例えば、30秒程度である。一定時間が経過した時点(YES)で、次のステップに移る。
(3)水分検出用RFICデバイス10のリーダ40による読み取りを行う(S04)。
(4)水分検出用RFICデバイス10との通信が可能か判断し(S05)、通信ができれば(YES)、おむつの中にはまだ水分は存在しないということであり、おむつ交換は行わず、一定時間経過の判断(S03)にもどる。一方、水分検出用RFICデバイス10との通信が不可能(NO)となっていれば、おむつ30の中に水分、つまり小便又は大便等が存在することになる。そこで、次のステップS06に移る。
(5)リーダ40におむつ30内の水分状態を表示する(S06)。なお、リーダ40とは別の通信モジュール等を介護者が持っておき、リーダ40から通信モジュールに情報を送信するようにしてもよい。また、水分状態の表示は必ずしも行わなくてもよく、例えば、ランプの点滅等で水分の存在を知らせるようにしてもよい。
(6)その後、介護者がおむつ30を除去し、要介護者が水分検出用RFICデバイス10を装着した新しいおむつを装着する。
以上によって、水分検出用RFICデバイス10をおむつ30に装着した用途例におけるおむつ交換が行われる。なお、上記フローチャートでは、一回のおむつ交換の流れを模式的に示しているので、ステップS06でフローが終了している。
なお、上記では、水分検出用RFICデバイス10の用途例として、おむつ30に水分検出用RFICデバイス10を装着する場合を挙げたが、上記用途例に限定されるものではない。例えば、水道管の外側にRFICデバイス10を貼り付けておき、水漏れを検出する、水漏れ検出用のRFICデバイスとしても使用できる。この他、水分の有無を検出するだけでなく、水分が乾いた状態との乾湿サイクルを検出するように構成してもよい。
図5は、実施の形態2に係る水分検出用RFICデバイス10aの構成を示す概略斜視図である。
実施の形態2に係る水分検出用RFICデバイス10aは、実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイスと対比すると、第1及び第2アンテナ素子11、12の表面に孔ではなく、第1及び第2アンテナ素子11、12の長手方向に沿った溝13aを設けている点で相違する。溝13aのレイアウトも、孔と同様に表面及び/又は裏面に設けてもよい。溝13aは、短手方向の幅が、例えば50〜200μmである。溝13aのレイアウトは、例えば、アンテナ素子の表面全体にわたって均一であってもよい。あるいは、アンテナ素子のエッジ部分の近傍に集中していてもよい。また、第1及び第2アンテナ素子11、12のそれぞれに溝13aが線対称に分布していてもよい。あるいは、第1及び第2アンテナ素子11、12のそれぞれに溝13aが点対称に分布していてもよい。上記溝13aは、端部、側端部等の電界集中部分に設けることが好ましい。なお、溝13aは、それ自体が電界集中する部分となる。また、溝13aを設けることによって水分検出用RFICデバイス10の軽量化も実現できる。この場合も実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイスと同様に、溝13aに水分を保持することによって、無線通信状態が変化する。さらに無線通信状態によっては無線通信自体が不可能になる。そこで、無線通信状態の変化を検知することで水分の存在を検出できる。
なお、無線通信状態が変化する作用については実施の形態1の場合と同様であるので説明を省略する。
水分検出用RFICデバイス10aは、以下の製造方法によって得られる。
(1)平板状の第1及び第2アンテナ素子11、12の表面に複数の溝13aを形成する。例えば、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をレーザ加工して複数の溝13aを形成してもよい。あるいは、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をダイシング加工して溝13aを形成してもよい。さらに、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をグラインダ加工して溝13aを形成してもよい。溝の凹凸部分の比率は、凹部と凸部との比率が、例えば1:1であってもよい。
(2)RFIC素子1に上記複数の溝13aを設けた第1及び第2アンテナ素子11、12を接続して水分検出用RFICデバイス10を得る。第1及び第2アンテナ素子11、12とRFIC素子1との接続は、直接接続、容量結合、磁界結合等のいずれであってもよい。
なお、アンテナ素子の表面には酸化防止のために防錆加工を施してもよい。
図6は、実施の形態3に係る水分検出用RFICデバイス10bの構成を示す平面図である。
実施の形態3に係る水分検出用RFICデバイス10bは、実施の形態1及び2に係る水分検出用RFICデバイスと対比すると、第1及び第2アンテナ素子11、12の表面の孔ではなく、側面に三角形状の複数の凸部とその間の凹部とからなる凹凸13bを設けている点で相違する。凹凸13bのレイアウトも、孔と同様に、片側面又は両側面に設けてもよい。また、例えば、アンテナ素子の側面全体にわたって均一であってもよい。あるいは、アンテナ素子のエッジ部分の近傍に集中していてもよい。また、第1及び第2アンテナ素子11、12のそれぞれの側面に凹凸13bが線対称に分布していてもよい。あるいは、第1及び第2アンテナ素子11、12のそれぞれの側面に凹凸13bが点対称に分布していてもよい。上記凹凸13bは、端部、側端部等の電界集中部分に設けることが好ましい。なお、凹凸13bは、それ自体が電界集中する部分となる。また、凹凸13bを設けることによって水分検出用RFICデバイス10の軽量化も実現できる。
この場合も実施の形態1に係る水分検出用RFICデバイスと同様に、凹凸13bに水分を保持することによって、無線通信状態が変化する。このとき無線通信状態によっては無線通信自体が不可能になる。そこで、無線通信状態の変化を検知することで水分の存在を検出できる。
水分検出用RFICデバイス10bは、以下の製造方法によって得られる。
(1)平板状の第1及び第2アンテナ素子11、12の側面に複数の凹凸13bを形成する。例えば、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をエッチング加工して側面に複数の凹凸13bを形成してもよい。あるいは、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12をレーザ加工して側面に凹凸13bを形成してもよい。さらに、銅箔からなる第1及び第2アンテナ素子11、12を切断加工して側面に凹凸13bを形成してもよい。凹凸の比率は、凹部と凸部との比率が、例えば1:1であってもよい。
(2)RFIC素子1に上記複数の溝13aを設けた第1及び第2アンテナ素子11、12を接続して水分検出用RFICデバイス10を得る。第1及び第2アンテナ素子11、12とRFIC素子1との接続は、直接接続、容量結合、磁界結合等のいずれであってもよい。
なお、アンテナ素子の表面には酸化防止のために防錆加工を施してもよい。
図7は、実施の形態4に係る水分検出用RFICデバイス10cの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態4に係る水分検出用RFICデバイス10cは、実施の形態1乃至3に係る水分検出用RFICデバイスと対比すると、RFIC素子1と、第1及び第2アンテナ素子11、12とを支持する吸水材2をさらに備える点で相違する。吸水材2が吸水することによって、第1及び第2アンテナ素子11、12の表面の孔13、溝13a、又は側面の凹凸13bに水分を導いて、孔13、溝13a、又は側面の凹凸13bに水分を保持させることができる。吸水材2から孔13、溝13a、又は側面の凹凸13bへの水分の移動は、毛細管現象によるものと考えられる。孔13、溝13a、又は側面の凹凸13bに水分を保持することによって、アンテナ素子の、無線通信状態が変化する。このとき無線通信状態によっては無線通信自体が不可能になる。そこで、無線通信状態の変化を検知することで水分の存在を検出できる。
吸水材2には、例えば高分子吸水材(ポリマー系吸水材)等を使用できる。無機系の吸水材を用いることもできる。無機系吸水材では、体積変化量が小さいので、クレイ系に代表される多孔質タイプの吸水材が特に好ましい。吸水材2は、RFIC素子1と、第1アンテナ素子11及び第2アンテナ素子12と、を支持、つまり載せることができればよい。これによって、吸水材2が基材シートを兼ねることができ、水分検出用RFICデバイス全体の厚さを薄くできる。また、吸水材2は、それ自体で剛性等を有する必要はないが、剛性を有する場合には耐機械的衝撃を向上させることができる。一方、吸水材2が柔軟性を有するものであれば、水分検出用RFICデバイス10を曲面状のものに貼り付けることができる。
図8は、実施の形態5に係る水分検出用RFICデバイス10dの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態5に係る水分検出用RFICデバイス10dは、実施の形態4に係る水分検出用RFICデバイスと対比すると、RFIC素子1と、第1及び第2アンテナ素子11、12と、を支持する難吸水材2aを備えると共に、吸水材4を第1及び第2アンテナ素子11、12の上に設けている点で相違する。この場合、難吸水材2aと吸水材4とによって第1及び第2アンテナ素子11、12を挟んでいる。
難吸水材2aを基材シートとすることによって、機械的強度を向上させることができる。難吸水材2aとは、水分をほとんど吸収しないか、あるいは水分を吸収しくい材料からなる部材である。難吸水材2aとしては、例えばPET樹脂からなる膜状部材又は薄板状部材を用いることができる。吸水材4は、上面を保護するカバーシートとなる。
なお、上記とは逆に、基材シートとして吸水材を用い、カバーシートとして難吸水材を用いてもよい。
図9は、実施の形態6に係る水分検出用RFICデバイス10eの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態6に係る水分検出用RFICデバイス10eは、実施の形態4に係る水分検出用RFICデバイスと対比すると、第1及び第2アンテナ素子11、12の上面にさらに吸水材4を備える点で相違する。第1及び第2アンテナ素子11、12の上下両面を2層の吸水材2、4で挟むので、上下両面の吸水材2、4が徐々に水分を吸水する。これによって、第1及び第2アンテナ素子11、12の表面の孔13、溝13a、又は側面の凹凸13bに水分を保持させることができる。その結果、無線通信状態が変化する。このとき無線通信状態によっては無線通信自体が不可能になる。そこで、無線通信状態の変化を検知することで水分の存在を検出できる。この場合、アンテナ素子の上限両面に吸水材2、4を有するので、水分を保持しやすくなり水分の検出性能を高めることができる。
図10は、実施の形態7に係る水分検出用RFICデバイス10fの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態7に係る水分検出用RFICデバイス10fは、実施の形態6に係る水分検出用RFICデバイスと対比すると、第1及び第2アンテナ素子11、12の下面の吸水材2のさらに下面に第1の難吸水材5aを備えると共に、第1及び第2アンテナ素子11、12の上面の吸水材4のさらに上面に第2の難吸水材5bを備える点で相違する。
第1の難吸水材5aと第2の難吸水材5bとの間に、吸水材2、第1及び第2アンテナ素子11、12、及び、吸水材4を挟んでいる。つまり水分検出用RFICデバイス10fの両主面を難吸水材5a、5bで挟むと共に、短手方向の両側面も難吸水材5a、5bで覆っている。つまり、吸水材2及び吸水材4は、長手方向に対してのみ露出している。そこで、水分は第1及び第2アンテナ素子11、12の長手方向に沿ってしか浸入してこない。この場合、水分吸収量は徐々にしか変化しない。このように段階的に水分吸収量が変化するので、吸水の程度を段階的に検出できる。
図11は、実施の形態8に係るハンディタイプのリーダ40を用いた、定期巡回によるおむつ交換方法のフローチャートである。このおむつ交換のフローチャートでは、図4のおむつ交換のフローチャートと対比して、1回のおむつ交換でフローを終了するのではなく、繰り返しおむつ交換を行うようにフローを終了させていない点で相違する。つまり、実際の状態に合わせて何回でもおむつ交換を行うことができる。
(1)水分検出用RFICデバイス10を装着したおむつ30を要介護者が装着する(S11)。
(2)おむつ交換の定期巡回時に、介護者が要介護者のおむつにハンディタイプのリーダ40を当てて、水分検出用RFICデバイス10の読み取りを行う(S12)。
(3)水分検出用RFICデバイス10との通信が可能か判断し(S13)、通信ができれば(YES)、おむつの中にはまだ水分は存在しないということであり、おむつ交換は行わず(S14)、おむつ交換の定期巡回時のリーダ読み取り(S12)にもどる。一方、水分検出用RFICデバイス10との通信が不可能(NO)となっていれば、おむつ30の中に水分、つまり小便又は大便等が存在することになる。そこで、次のステップS15に移る。
(4)介護者が要介護者のおむつ30を除去し(S15)、要介護者が水分検出用RFICデバイス10を装着した新しいおむつを装着する(S16)。
(5)おむつ交換直後におむつにリーダを当てて、水分検出用RFIDデバイスの読み取りを行う(S17)。その後、水分検出用RFICデバイス10との通信が可能か判断するステップS13に移行する。このようにおむつ交換直後にRFIDデバイスの読み取りを行うことによって、RFIDの初期不良を検出できる。この場合には、おむつ交換が行われてもフローは終了しない。
なお、おむつ交換直後のRFIDデバイスの読み取りを行わず、おむつ交換の定期巡回時のリーダ読み取り(S12)にもどるようにしてもよい。つまり、おむつ交換直後のRFIDデバイスの読み取りを省略してもよい。
以上によって、ハンディタイプのリーダ40を用いた定期巡回によるおむつ交換を行うことができる。また、このフローチャートでは、実際の状態に合わせておむつ交換を必要な回数だけ繰り返して行うことができる。
2 吸水材
2a 難吸水材
4 吸水材
5a、5b 難吸水材
6 キャパシタ
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f 水分検出用RFICデバイス
11 第1アンテナ素子
12 第2アンテナ素子
13 孔
13a 溝
13b 凹凸
21 RFICチップ
22 導電性接合材
23 端子電極
24 封止樹脂
25 多層基板
26 端子電極
30 おむつ
40 リーダ
Claims (7)
- RFIC素子と、
前記RFIC素子と接続された平板状導体のアンテナ素子と、
を備え、
前記アンテナ素子は、表面又は側面に水分を保持できる孔又は凹凸を有し、
前記孔又は凹凸は、電界集中部分に設けられる、水分検出用RFICデバイス。 - 前記アンテナ素子は、表面の長手方向に沿った溝を含む、請求項1に記載の水分検出用RFICデバイス。
- 前記アンテナ素子は、側面に凹凸を含む、請求項1に記載の水分検出用RFICデバイス。
- 前記アンテナ素子は、前記RFIC素子に接続され、互いに異なる方向に延在する第1アンテナ素子と第2アンテナ素子とを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の水分検出用RFICデバイス。
- 前記アンテナ素子を支持すると共に、前記孔又は凹凸に面するように設けられた吸水材をさらに備えた、請求項1から4のいずれか一項に記載の水分検出用RFICデバイス。
- 前記アンテナ素子を支持する難吸水材と、
前記難吸水材との間に前記アンテナ素子を挟むと共に、前記孔又は凹凸に面するように設けられた吸水材と、
をさらに備えた、請求項1から4のいずれか一項に記載の水分検出用RFICデバイス。 - 前記アンテナ素子を挟む上下の前記吸水材を、さらに上下から挟む2つの難吸水材をさらに備えた、請求項5に記載の水分検出用RFICデバイス。
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