JP6662275B2 - 粒状物の磁力選別方法及び装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、被選別物をらせん状のスライダに通して、中心からの遠心力により非磁着物を磁石側から引き剥がす方法が提案されている。
また、特許文献2には、磁石を備えた吊り下げ型の磁力選別機を用いる方法において、原料の供給コンベヤと磁石との距離を大きくすることで、非磁着物の巻き込みを防ぐようにした方法が提案されている。
また、特許文献2のように、磁石との距離を大きくして、磁着性粒子を吸着する手法においても、原料を多層の状態(層厚が大きい状態)に供給すると、下層側の磁着性粒子が非磁着性粒子に抱き込まれて非磁着側にロスする問題がある。
[1]磁着性粒子(x)を含む粒状物(A)から磁着性粒子(x)を磁力選別する方法であって、
粒状物(A)を上方からベルトコンベア(1)に向けて落下させるとともに、その落下空間よりもコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に配置された磁場印加手段(2)により、落下途中の粒状物(A)に磁場を印加し、該磁場印加により主たる磁着性粒子(x)の落下軌道をコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に誘導しつつ、粒状物(A)をベルトコンベア(1)上に落下させることにより、ベルトコンベア(1)上に、上層側又は下層側に磁着性粒子(x)が偏析した状態で粒状物(A)を堆積させ、
ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側又は下層側に偏析した磁着性粒子(x)を、磁力選別手段(3)により磁力選別することを特徴とする粒状物の磁力選別方法。
粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)をベルトコンベア(1)に向けて自由落下させ、この落下途中の粒状物(A)に対して、磁場印加手段(2)により磁場を印加することを特徴とする粒状物の磁力選別方法。
[3]上記[1]の磁力選別方法において、ベルトコンベア(1)の上方に、粒状物(A)を供給する粒状物供給手段(4)と、該粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)を受けて滑落させる傾斜シュート(5)が配置されるとともに、該傾斜シュート(5)の下端直下における粒状物(A)の落下空間に面して磁場印加手段(2)が配置され、
粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)を傾斜シュート(5)で受けて滑落させた後、傾斜シュート(5)の下端からベルトコンベア(1)に向けて自由落下させ、この落下途中の粒状物(A)に対して、磁場印加手段(2)により磁場を印加することを特徴とする粒状物の磁力選別方法。
[5]上記[4]の磁力選別方法において、磁力選別手段(3)が、コンベア始端部(30)側のプーリが磁石プーリ(32)で構成され、コンベア搬送方向がベルトコンベア(1)と逆向きであるプーリ型磁力選別機(3a)からなり、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)の上方にプーリ型磁力選別機(3a)のコンベア始端部(30)が近接して位置することを特徴とする粒状物の磁力選別方法。
[6]上記[4]の磁力選別方法において、磁力選別手段(3)が、コンベアベルト(37)の内側に磁石プレート(38)を備え、ベルトコンベア(1)と交差する方向に配置されたベルトコンベア(3b)からなることを特徴とする粒状物の磁力選別方法。
[8]上記[7]の磁力選別方法において、ベルトコンベア(1)が、コンベア終端部(11)側のプーリが磁石プーリ(16)で構成されるプーリ型磁力選別機(1a)からなり、磁力選別手段(3)が磁石プーリ(16)からなることを特徴とする磁力選別方法。
[9]上記[7]の磁力選別方法において、磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)に隣接して配置されたドラム型磁力選別機(3c)からなることを特徴とする粒状物の磁力選別方法。
ベルトコンベア(1)と、
該ベルトコンベア(1)の上方に配置され、粒状物(A)を供給してベルトコンベア(1)に向けて落下させる粒状物供給手段(4)と、
粒状物(A)の落下空間よりもコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に配置され、落下途中の粒状物(A)に磁場を印加することにより、主たる磁着性粒子(x)の落下軌道をコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に誘導する磁場印加手段(2)と、
ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側又は下層側に偏析した磁着性粒子(x)を磁力選別する磁力選別手段(3)を備えることを特徴とする粒状物の磁力選別装置。
[12]上記[10]の磁力選別装置において、粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)を受けて滑落させる傾斜シュート(5)を備え、該傾斜シュート(5)の下端直下における粒状物(A)の落下空間に面して磁場印加手段(2)が配置されたことを特徴とする粒状物の磁力選別装置。
[13]上記[10]〜[12]のいずれかの磁力選別装置において、磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)の上方に配置され、ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側に偏析した磁着性粒子(x)を磁気吸着する手段であることを特徴とする粒状物の磁力選別装置。
[15]上記[13]の磁力選別装置において、磁力選別手段(3)が、コンベアベルト(37)の内側に磁石プレート(38)を備え、ベルトコンベア(1)と交差する方向に配置されたベルトコンベア(3b)からなることを特徴とする粒状物の磁力選別装置。
[16]上記[10]〜[12]のいずれかの磁力選別装置において、磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の下層側に偏析した磁着性粒子(x)を、粒状物(A)をベルトコンベア(1)から払い出す際に磁気吸着する手段であることを特徴とする粒状物の磁力選別装置。
[18]上記[16]の磁力選別装置において、磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)に隣接して配置されたドラム型磁力選別機(3c)からなることを特徴とする粒状物の磁力選別装置。
[19]上記[1]〜[9]のいずれかの磁力選別方法により、粒状物(A)である鉄鋼スラグ又は鉄鉱石から磁着性粒子(x)を磁力選別し、該磁着性粒子(x)を製鉄原料として回収することを特徴とする製鉄原料の製造方法。
本発明の磁力選別装置は、磁力選別の対象である粒状物Aを搬送するベルトコンベア1と、このベルトコンベア1の上方に配置される粒状物供給手段4と、この粒状物供給手段4から供給されてベルトコンベア1に向けて落下する粒状物Aに磁場を印加する磁場印加手段2と、ベルトコンベア1上に堆積した粒状物Aから磁着性粒子xを磁力選別する磁力選別手段3を備えるが、本実施形態の磁力選別装置は、さらに、粒状物供給手段4から供給された粒状物Aを受けて滑落させる傾斜シュート5を備え、この傾斜シュート5の下端近傍に磁場印加手段2が配置されている。
前記粒状物供給手段4は、本実施形態では原料供給フィーダ(振動フィーダ)で構成され、粒状物Aを供給して下方のベルトコンベア1に向けて落下させる。
前記傾斜シュート5は、コンベア搬送方向上流側に向かって下向きに傾斜したシュート面50を有し、粒状物供給手段4から供給された粒状物Aをそのシュート面50で受けて滑落させた後、下端からベルトコンベア1に向けて自由落下させる。このように粒状物供給手段4から供給された粒状物Aを傾斜シュート5を経由して落下させることにより、粒状物Aの落下軌道を安定化させることができる。
本実施形態の磁場印加手段2は、傾斜シュート5の下端に連なるようにして、シュート面50とは反対方向に傾斜して設けられた板状部21と、この板状部21の背面側に配置された磁石20(永久磁石等)で構成され、板状部21の落下空間S1に面した前面が磁力の作用面22を構成している。
ここで、図2に示すように、磁着性粒子xに対して作用面22から安定した磁力を及ぼすことができるようにするため、作用面22と磁石20(磁極)の端面は平行であることが好ましい。さらに、磁石20の磁力(吸引力)により磁着性粒子xの落下軌道をコンベア搬送方向下流側に安定的に誘導するために、作用面22に対して垂直な線L1と垂線L2とがなす角度θが60〜90°程度とすることが好ましい。
また、磁石プーリ32としては、(i)内側の周方向に異なる極性の磁極(永久磁石)が交互に配置され、且つこの磁極が回転可能なプーリー本体から独立して固定的に設置される固定磁石からなるもの、(ii)内側の周方向で間隔をおいて磁極(永久磁石)を配置するとともに、プーリー胴長方向で異なる極性の磁極が交互に並ぶもの、など種々のタイプのものを使用できる。
その他図面において、6は磁力選別手段3で磁力選別された磁着性粒子xを回収する磁着物回収部、7は非磁着性粒子yを回収する非磁着物回収部である。
粒状物供給手段4(原料供給フィーダ)から粒状物Aを供給し、下方のベルトコンベア1に向けて落下させるが、本実施形態では、供給された粒状物Aを、傾斜シュート5で受けて滑落させた後、傾斜シュート5の下端からベルトコンベア1に向けて自由落下させる。このように、粒状物Aを傾斜シュート5を経由して自由落下させることにより、粒状物Aの落下軌道を安定化させることができる。傾斜シュート5の下端から自由落下する途中の粒状物Aに対して、傾斜シュート5の下端直下における粒状物Aの落下空間S1に面して配置された磁場印加手段2(磁石20、作用面22を有する板状部21)により磁場を印加する。ここで、磁場印加手段2により粒状物Aに印加する最大磁場強度(作用面22での磁場強度)は、小さすぎると粒状物A中の磁着性粒子xを磁力で吸引する作用が不十分となり、一方、大きすぎると作用面22に磁着性粒子xが吸着され、磁着性粒子xが凝集して落下空間S1の閉塞などが生じる恐れがある。このため最大磁場強度(作用面22での磁場強度)は、300〜1500ガウス程度が好ましい。また、本発明法により鉄鋼スラグから金属鉄を回収する場合は、最大磁場強度は500ガウス程度が適当である。
図4及び図5は、ベルトコンベア1の上方に配置された磁力選別手段3として、吊下げ型磁力選別機を用いる場合の実施形態を示すものであり、図5は図4のV-V線に沿う矢視図である。
なお、その他の構成は、図1及び図2の実施形態と同様であるので、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
さきに述べたように、本発明では、ベルトコンベア1上に堆積して搬送される粒状物Aの上層側又は下層側に偏析した磁着性粒子xを、その偏析形態(上層側への偏析・下層側への偏析)に応じた磁力選別機能を有する磁力選別手段3により磁力選別するものであり、ベルトコンベア1上に堆積した粒状物Aの下層側に磁着性粒子xを偏析させる場合には、磁力選別手段3として、粒状物Aの下層側に偏析した磁着性粒子xを、粒状物Aをベルトコンベア1から払い出す際に磁気吸着する手段を用いる。
傾斜シュート5は、コンベア搬送方向下流側に向かって下向きに傾斜したシュート面50を有し、粒状物供給手段4から供給された粒状物Aをそのシュート面50で受けて滑落させた後、下端からベルトコンベア1に向けて自由落下させる。
磁場印加手段2は、傾斜シュート5の下端直下における粒状物Aの落下空間S1に面して配置されているが、本実施形態では、落下空間S1よりもコンベア搬送方向上流側に配置され、落下途中の粒状物Aに磁場を印加し、主たる磁着性粒子xの落下軌道をコンベア搬送方向上流側に誘導できるようにしている。この磁場印加手段2の他の構成は、図1の実施形態と同様である。
磁石プーリ16としては、従来公知の種々の構造のもの(例えば、再公表特許WO2014/061256の図7、図8、特開2014−200723号公報の図1などに示される磁石プーリ)を適用できるが、本実施形態の磁石プーリ16は、コンベアベルト17を案内するプーリ本体160の内側に、プーリ本体160とは独立して回転駆動する磁石ロール161を設けたものである。磁石ロール161は、ロール周方向に異なる極性の磁石が交互に配置されている。
また、磁石プーリ16としては、(i)内側の周方向に異なる極性の磁極(永久磁石)が交互に配置され、且つこの磁極が回転可能なプーリー本体から独立して固定的に設置される固定磁石からなるもの、(ii)内側の周方向で間隔をおいて磁極(永久磁石)を配置するとともに、プーリー胴長方向で異なる極性の磁極が交互に並ぶもの、など種々のタイプのものを使用できる。
なお、その他の構成は、図1及び図2の実施形態と同様であるので、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
すなわち、ベルトコンベア1でコンベア終端部11まで搬送された粒状物Aの下層側に偏析した磁着性粒子xは、磁石プーリ16にコンベアベルト17を介して吸着され、この磁石プーリ16に吸着保持された状態でコンベア下側まで搬送される。一方、磁石プーリ16に吸着されない非磁着性粒子yは、コンベア終端部11で先に落下して非磁着物回収部7に回収される。コンベア下側まで搬送された磁着性粒子xは、磁石プーリ16の磁力が弱まった位置で落下して磁着物回収部6に回収される。
図7は、磁力選別手段3として、ベルトコンベア1のコンベア終端部11に隣接して配置されたドラム型磁力選別機3cを用いる場合の実施形態を示すものである。
ドラム型磁力選別機3cは、回転ドラム39と、この回転ドラム39の内側に配置され、回転ドラム39から独立した固定式の磁石40を備えている。この磁石40は、ドラム周方向において、ベルトコンベア1から粒状物Aが払い出される位置からドラム下端位置までの範囲で磁気吸着を行えるように設けられている。
ベルトコンベア1は、そのコンベア終端部11が回転ドラム39の上部に近接するように配置され、搬送した粒状物Aを回転ドラム39の上部に供給(払い出し)できるようにしている。
なお、その他の構成は、図1及び図2や図6の実施形態と同様であるので、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
すなわち、ベルトコンベア1でコンベア終端部11まで搬送された粒状物Aは、コンベア終端部11から回転ドラム39の上部に払い出され、その際に、下層側に偏析した磁着性粒子xは、回転ドラム39に吸着され、この回転ドラム39に吸着保持された状態で回転ドラム下側まで搬送される。一方、回転ドラム39に吸着されない非磁着性粒子yは先に落下して非磁着物回収部7に回収される。回転ドラム下側まで搬送された磁着性粒子xは、磁石40の磁力が弱まった位置で落下して磁着物回収部6に回収される。
図8は、そのような実施形態を示しており、粒状物供給手段4から供給された粒状物Aをそのままベルトコンベア1に向けて自由落下させる落下空間S2に面して磁場印加手段2が配置されている。
本実施形態の磁場印加手段2は、垂直に設けられた板状部21と、この板状部21の背面側に配置された磁石20(永久磁石等)で構成され、板状部21の落下空間S2に面した前面が磁力の作用面22を構成している。磁着性粒子xに対して作用面22から安定した磁力を及ぼすことができるようにするため、作用面22と磁石20(磁極)の端面は平行であることが好ましい。
なお、その他の構成は、図1及び図2の実施形態と同様であるので、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
なお、以上述べた各実施形態において、ベルトコンベア1(プーリ型磁力選別機1aを含む)、ベルトコンベア3a、プーリ型磁力選別機3aでは、これらを構成するいずれかのプーリが駆動プーリとなる。
粒径5mm以下に破砕した鉄鋼スラグ(Fe濃度:約51質量%)のサンプル20kgについて、以下の方法でFe分(金属鉄)の磁力選別を行った。
(1)本発明法:図1に示す実施形態による磁力選別
・磁場印加手段2の作用面での磁場強度:500ガウス
・ベルトコンベア1上での原料層の層厚:10mm
・ベルトコンベア1の搬送速度:15m/min
・ベルトコンベア1上での原料層とプーリ型磁力選別機3aとの距離:0mm
・プーリ型磁力選別機3aの作用面での磁場強度:600ガウス
・ベルトコンベア1上での原料層の層厚:10mm
・ベルトコンベア1の搬送速度:15m/min
・ベルトコンベア1上での原料層とプーリ型磁力選別機1aとの距離:0mm
・プーリ型磁力選別機1aの作用面での磁場強度:600ガウス
(3)従来法2:磁場印加手段2を用いない以外は、図4の実施形態に準じた磁力選別
・ベルトコンベア1上での原料層の層厚:10mm
・ベルトコンベア1の搬送速度:15m/min
・ベルトコンベア1上での原料層と吊り下げ型磁力選別機との距離:5mm
・吊り下げ型磁力選別機3aの作用面での磁場強度:600ガウス
これに対して、本発明法では、磁着側Fe濃度とFe歩留まりが両立する結果となっており、Feとスラグの分離性能が従来法と比較して高いことがわかる。
また、図10に、本発明法と従来法1、2の総合分離効率(総合分離効率=[磁着側のFe量/原料の全Fe量]+[非磁着側のスラグ量/原料の全スラグ量]−1)を示すが、この結果からも本発明法の性能が高いことが判る。
粒径1mm以下に破砕した鉄鋼スラグ(Fe濃度:約20質量%)のサンプル20kgについて、以下の方法でFe分(金属鉄)の磁力選別を行った。
(1)本発明法:図8に示す実施形態による磁力選別。
・磁場印加手段2の作用面での磁場強度:800ガウス
・ベルトコンベア1上での原料層の層厚:10mm
・ベルトコンベア1の搬送速度:15m/min
・ベルトコンベア1上での原料層とプーリ型磁力選別機3aとの距離:0mm
・プーリ型磁力選別機3aの作用面での磁場強度:1500ガウス
・ベルトコンベア1上での原料層の層厚:10mm
・ベルトコンベア1の搬送速度:15m/min
・ベルトコンベア1上での原料層とプーリ型磁力選別機1aとの距離:0mm
・プーリ型磁力選別機1aの作用面での磁場強度:1500ガウス
(3)従来法2:磁場印加手段2を用いない以外は、図4の実施形態に準じた磁力選別
・ベルトコンベア1上での原料層の層厚:10mm
・ベルトコンベア1の搬送速度:15m/min
・ベルトコンベア1上での原料層と吊り下げ型磁力選別機との距離:5mm
・吊り下げ型磁力選別機3aの作用面での磁場強度:1500ガウス
1a プーリ型磁力選別機
2 磁場印加手段
3 磁力選別手段
3a プーリ型磁力選別機
3b ベルトコンベア
3c ドラム型磁力選別機
4 粒状物供給手段
5 傾斜シュート
6 磁着物回収部
7 非磁着物回収部
10 コンベア始端部
11 コンベア終端部
12 プーリ
13 プーリ
14 コンベアベルト
15 プーリ
16 磁石プーリ
17 コンベアベルト
20 磁石
21 板状部
22 作用面
30 コンベア始端部
31 コンベア終端部
32 磁石プーリ
33 プーリ
34 コンベアベルト
35 プーリ
36 プーリ
37 コンベアベルト
38 磁石プレート
39 回転ドラム
40 磁石
50 シュート面
160 プーリ本体
161 磁石ロール
320 プーリ本体
321 磁石ロール
S1 落下空間
S2 落下空間
x 磁着性粒子
y 非磁着性粒子
A 粒状物
Claims (19)
- 磁着性粒子(x)を含む粒状物(A)から磁着性粒子(x)を磁力選別する方法であって、
粒状物(A)を上方からベルトコンベア(1)に向けて落下させるとともに、その落下空間よりもコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に配置された磁場印加手段(2)により、落下途中の粒状物(A)に磁場を印加し、該磁場印加により主たる磁着性粒子(x)の落下軌道をコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に誘導しつつ、粒状物(A)をベルトコンベア(1)上に落下させる(但し、磁場印加手段(2)により磁場を印加した粒状物(A)のすべてをベルトコンベア(1)上に落下させる)ことにより、ベルトコンベア(1)上に、上層側又は下層側に磁着性粒子(x)が偏析した状態で粒状物(A)を堆積させ、
ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側又は下層側に偏析した磁着性粒子(x)を、磁力選別手段(3)により磁力選別することを特徴とする粒状物の磁力選別方法。 - ベルトコンベア(1)の上方に、粒状物(A)を供給してベルトコンベア(1)に向けて自由落下させる粒状物供給手段(4)が配置されるとともに、粒状物(A)の落下空間に面して磁場印加手段(2)が配置され、
粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)をベルトコンベア(1)に向けて自由落下させ、この落下途中の粒状物(A)に対して、磁場印加手段(2)により磁場を印加することを特徴とする請求項1に記載の粒状物の磁力選別方法。 - ベルトコンベア(1)の上方に、粒状物(A)を供給する粒状物供給手段(4)と、該粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)を受けて滑落させる傾斜シュート(5)が配置されるとともに、該傾斜シュート(5)の下端直下における粒状物(A)の落下空間に面して磁場印加手段(2)が配置され、
粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)を傾斜シュート(5)で受けて滑落させた後、傾斜シュート(5)の下端からベルトコンベア(1)に向けて自由落下させ、この落下途中の粒状物(A)に対して、磁場印加手段(2)により磁場を印加することを特徴とする請求項1に記載の粒状物の磁力選別方法。 - ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側に偏析した磁着性粒子(x)を、ベルトコンベア(1)の上方に配置された磁力選別手段(3)に磁気吸着させて磁力選別することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粒状物の磁力選別方法。
- 磁力選別手段(3)が、コンベア始端部(30)側のプーリが磁石プーリ(32)で構成され、コンベア搬送方向がベルトコンベア(1)と逆向きであるプーリ型磁力選別機(3a)からなり、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)の上方にプーリ型磁力選別機(3a)のコンベア始端部(30)が近接して位置することを特徴とする請求項4に記載の粒状物の磁力選別方法。
- 磁力選別手段(3)が、コンベアベルト(37)の内側に磁石プレート(38)を備え、ベルトコンベア(1)と交差する方向に配置されたベルトコンベア(3b)からなることを特徴とする請求項4に記載の粒状物の磁力選別方法。
- ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の下層側に偏析した磁着性粒子(x)を、粒状物(A)をベルトコンベア(1)から払い出す際に磁力選別手段(3)に磁気吸着させて磁力選別することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粒状物の磁力選別方法。
- ベルトコンベア(1)が、コンベア終端部(11)側のプーリが磁石プーリ(16)で構成されるプーリ型磁力選別機(1a)からなり、磁力選別手段(3)が磁石プーリ(16)からなることを特徴とする請求項7に記載の粒状物の磁力選別方法。
- 磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)に隣接して配置されたドラム型磁力選別機(3c)からなることを特徴とする請求項7に記載の粒状物の磁力選別方法。
- 磁着性粒子(x)を含む粒状物(A)から磁着性粒子(x)を磁力選別する装置であって、
ベルトコンベア(1)と、
該ベルトコンベア(1)の上方に配置され、粒状物(A)を供給してベルトコンベア(1)に向けて落下させる粒状物供給手段(4)と、
粒状物(A)の落下空間よりもコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に配置され、落下途中の粒状物(A)に磁場を印加することにより、主たる磁着性粒子(x)の落下軌道をコンベア搬送方向下流側又はコンベア搬送方向上流側に誘導する磁場印加手段(2)(但し、粒状物(A)の磁力選別を行うことなく、磁場を印加した粒状物(A)のすべてをベルトコンベア(1)上に落下させる磁場印加手段)と、
ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側又は下層側に偏析した磁着性粒子(x)を磁力選別する磁力選別手段(3)を備えることを特徴とする粒状物の磁力選別装置。 - 粒状物供給手段(4)から供給されてベルトコンベア(1)に向けて自由落下する粒状物(A)の落下空間に面して磁場印加手段(2)が配置されたことを特徴とする請求項10に記載の粒状物の磁力選別装置。
- 粒状物供給手段(4)から供給された粒状物(A)を受けて滑落させる傾斜シュート(5)を備え、該傾斜シュート(5)の下端直下における粒状物(A)の落下空間に面して磁場印加手段(2)が配置されたことを特徴とする請求項10に記載の粒状物の磁力選別装置。
- 磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)の上方に配置され、ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の上層側に偏析した磁着性粒子(x)を磁気吸着する手段であることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の粒状物の磁力選別装置。
- 磁力選別手段(3)が、コンベア始端部(30)側のプーリが磁石プーリ(32)で構成され、コンベア搬送方向がベルトコンベア(1)と逆向きであるプーリ型磁力選別機(3a)からなり、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)の上方にプーリ型磁力選別機(3a)のコンベア始端部(30)が近接して位置することを特徴とする請求項13に記載の粒状物の磁力選別装置。
- 磁力選別手段(3)が、コンベアベルト(37)の内側に磁石プレート(38)を備え、ベルトコンベア(1)と交差する方向に配置されたベルトコンベア(3b)からなることを特徴とする請求項13に記載の粒状物の磁力選別装置。
- 磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)上に堆積して搬送される粒状物(A)の下層側に偏析した磁着性粒子(x)を、粒状物(A)をベルトコンベア(1)から払い出す際に磁気吸着する手段であることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の粒状物の磁力選別装置。
- ベルトコンベア(1)が、コンベア終端部(11)側のプーリが磁石プーリ(16)で構成されるプーリ型磁力選別機(1a)からなり、磁力選別手段(3)が磁石プーリ(16)からなることを特徴とする請求項16に記載の粒状物の磁力選別装置。
- 磁力選別手段(3)が、ベルトコンベア(1)のコンベア終端部(11)に隣接して配置されたドラム型磁力選別機(3c)からなることを特徴とする請求項16に記載の粒状物の磁力選別装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の磁力選別方法により、粒状物(A)である鉄鋼スラグ又は鉄鉱石から磁着性粒子(x)を磁力選別し、該磁着性粒子(x)を製鉄原料として回収することを特徴とする製鉄原料の製造方法。
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