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JP6519165B2 - 転がり軸受用密封装置、及び密封形転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受用密封装置、及び密封形転がり軸受 Download PDF

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Description

本発明は、転がり軸受用密封装置、及び密封形転がり軸受に関し、特に、エンジン補機用プーリや産業機械用プーリなどに用いられる転がり軸受用密封装置、及び密封形転がり軸受に関する。
従来の転がり軸受では、リップ部を有するシール部材に加えて、密封性向上のため、スリンガを設けるものが多く知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。また、特許文献1及び2に記載の転がり軸受では、軸受トルクへの影響を防ぐため、スリンガとシール部材とを非接触としたラビリンス構造を採用している。
特開2011−158017号公報 特許第4747418号公報
ところで、特許文献1及び2に記載の転がり軸受においては、スリンガを付加することで、シール部材の組立工程に加え、別途スリンガの組立工程が増加してしまうという課題が存在する。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シール部材とスリンガの組立性を向上することができる転がり軸受用密封装置、及び密封形転がり軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、外輪の内周面に取り付けて使用されるシール部材と、
円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、内輪の外周面に前記円筒部を圧入固定して使用されるスリンガと、
を備え、前記シール部材と前記スリンガとが互いに軸方向に対向配置されて、着脱自在に一体となる転がり軸受用密封装置であって、
前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
前記軸方向延出部の内周面は、少なくとも前記フランジ部の前記外径側端部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記フランジ部の外径よりも大径の逃げ部を構成し、
前記軸方向延出部は、その先端部の内周面に、前記フランジ部の外径よりも小径の円環状の凸部を有し、
前記軸方向延出部の凸部と前記フランジ部の外径側端部とが接触することで、前記軸方向延出部が径方向に弾性変形して前記フランジ部を径方向内方に押圧することにより、前記シール部材と前記スリンガとが着脱自在に一体となっており、
前記転がり軸受に組み付ける際には、前記シール部材と前記スリンガとの軸方向相対位置を変えることにより、前記軸方向延出部と前記フランジ部の外径側端部とが非接触となり、前記フランジ部の外径側端部と前記軸方向延出部の逃げ部との間にラビリンス隙間が形成され、前記軸方向延出部の凸部と前記フランジ部の外径側端部とが軸方向から見てオーバーラップすることを特徴とする転がり軸受用密封装置。
(2) 前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出するに従って径方向外方に延びる他のシールリップ部をさらに備え、
前記他のシールリップ部は、前記転がり軸受に組み付ける際には、前記スリンガと接触し、前記シール部材と前記スリンガとが着脱自在に一体となっている際には、前記スリンガと非接触となることを特徴とする(1)に記載の転がり軸受用密封装置。
(3) 外輪と、
内輪と、
前記外輪と前記内輪との間に配置される複数の転動体と、
環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、前記外輪の内周面に取り付けられるシール部材と、
円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、前記内輪の外周面に前記円筒部が圧入固定されるスリンガと、
を備える密封形転がり軸受であって、
前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
前記軸方向延出部の内周面は、前記スリンガの前記フランジ部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも前記フランジ部の外径側端部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記フランジ部の外径よりも大径の逃げ部を構成し、前記フランジ部の外径側端部と前記軸方向延出部の前記逃げ部との間にラビリンス隙間が形成され、
前記軸方向延出部は、その先端部の内周面に、前記フランジ部の外径よりも小径の円環状の凸部を有し、前記軸方向延出部の凸部と前記フランジ部の外径側端部とが軸方向から見てオーバーラップし、前記スリンガが前記内輪に対して、前記シール部材が前記外輪に対して、それぞれ軸方向で突き当て固定されていることを特徴とする密封形転がり軸受。
(4) 前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出するに従って径方向外方に延び、前記スリンガと接触する他のシールリップ部をさらに備えることを特徴とする(3)に記載の密封形転がり軸受。
(5) 環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、外輪の内周面に取り付けて使用されるシール部材と、
円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、内輪の外周面に前記円筒部を圧入固定して使用されるスリンガと、
を備え、前記シール部材と前記スリンガとが互いに軸方向に対向配置されて、着脱自在に一体となる転がり軸受用密封装置であって、
前記スリンガは、前記フランジ部の外径側端部から前記シール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部と、該折り曲げ部から径方向内側に突出する突出部と、をさらに備える単一の部材によって構成され
前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
前記軸方向延出部の外周面は、少なくとも前記フランジ部の前記突出部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記突出部の内径よりも小径の小径逃げ部を構成し、
前記軸方向延出部は、その先端部の外周面に、前記突出部の内径よりも大径の円環状の凸部を有し、
前記スリンガの前記折り曲げ部の内周面は、少なくとも前記凸部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記凸部の外径よりも大径の大径逃げ部を構成し、
前記軸方向延出部の前記凸部と前記スリンガの前記突出部とが接触することで、前記凸部を含む前記軸方向延出部が径方向に弾性変形して前記突出部を径方向外方に押圧することにより、前記シール部材と前記スリンガとが着脱自在に一体となっており、
前記転がり軸受に組み付ける際には、前記シール部材と前記スリンガとの軸方向相対位置を変えることにより、前記軸方向延出部の前記凸部と前記スリンガの前記突出部とが非接触となり、前記スリンガの前記突出部と前記軸方向延出部の前記小径逃げ部との間、及び前記軸方向延出部の前記凸部と前記折り曲げ部の前記大径逃げ部との間に、ラビリンス隙間がそれぞれ形成され、前記軸方向延出部の凸部と前記スリンガの突出部とが軸方向から見てオーバーラップすることを特徴とする転がり軸受用密封装置。
(6) 外輪と、
内輪と、
前記外輪と前記内輪との間に配置される複数の転動体と、
環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、前記外輪の内周面に取り付けられるシール部材と、
円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、前記内輪の外周面に前記円筒部が圧入固定されるスリンガと、
を備える密封形転がり軸受であって、
前記スリンガは、前記フランジ部の外径側端部から前記シール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部と、該折り曲げ部から径方向内側に突出する突出部と、をさらに備える単一の部材によって構成され
前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
前記軸方向延出部の外周面は、前記スリンガの前記突出部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも前記フランジ部の前記突出部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記突出部の内径よりも小径の小径逃げ部を構成し、前記スリンガの前記突出部と前記軸方向延出部の前記小径逃げ部との間にラビリンス隙間を形成し、
前記軸方向延出部は、その先端部の外周面に、前記突出部の内径よりも大径の円環状の凸部を有し、
前記スリンガの前記折り曲げ部の内周面は、前記軸方向延出部の前記凸部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも前記凸部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記凸部の外径よりも大径の大径逃げ部を構成し、前記軸方向延出部の前記凸部と前記折り曲げ部の前記大径逃げ部との間にラビリンス隙間を形成し、前記軸方向延出部の凸部と前記突出部とが軸方向から見てオーバーラップし、前記スリンガが前記内輪に対して、前記シール部材が前記外輪に対して、それぞれ軸方向で突き当て固定されていることを特徴とする密封形転がり軸受。
本発明の転がり軸受用密封装置によれば、弾性部材は、スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、軸方向延出部とフランジ部の外径側端部とが接触することで、軸方向延出部が弾性変形してフランジ部を径方向内方に押圧することにより、シール部材とスリンガとが着脱自在に一体となっており、転がり軸受に組み付ける際には、シール部材とスリンガとの軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部とフランジ部の外径側端部とが非接触となる。これにより、シール部材とスリンガとは、転がり軸受への組み立て前に一体的に取り扱うことができ、シール部材とスリンガの組立性を向上することができる。
また、本発明の密封形転がり軸受によれば、弾性部材は、スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、軸方向延出部の内周面は、スリンガのフランジ部と軸方向同位置で、且つ、少なくともフランジ部の外径側端部の軸方向幅よりも広い範囲において、フランジ部の外径よりも大径の逃げ部を構成し、フランジ部の外径側端部と軸方向延出部の逃げ部との間にラビリンス隙間が形成され、軸方向延出部は、その先端部の内周面に、フランジ部の外径よりも小径の円環状の凸部を有する。これにより、シール部材とスリンガとは、転がり軸受への組み立て前に一体的に取り扱うことができ、シール部材とスリンガの組立性を向上することができる。また、スリンガとシール部材との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
また、本発明の他の転がり軸受用密封装置によれば、スリンガは、フランジ部の外径側端部からシール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部と、該折り曲げ部から径方向内側に突出する突出部と、をさらに備え、弾性部材は、スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備える。また、軸方向延出部の外周面は、少なくともフランジ部の突出部の軸方向幅よりも広い範囲において、突出部の内径よりも小径の小径逃げ部を構成し、軸方向延出部は、その先端部の外周面に、突出部の内径よりも大径の円環状の凸部を有し、スリンガの折り曲げ部の内周面は、少なくとも凸部の軸方向幅よりも広い範囲において、凸部の外径よりも大径の大径逃げ部を構成する。そして、軸方向延出部の凸部とスリンガの突出部とが接触することで、凸部を含む軸方向延出部が弾性変形して突出部を径方向外方に押圧することにより、シール部材とスリンガとが着脱自在に一体となっており、転がり軸受に組み付ける際には、シール部材とスリンガとの軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部の凸部とスリンガの突出部とが非接触となり、スリンガの突出部と軸方向延出部の小径逃げ部との間、及び軸方向延出部の凸部と折り曲げ部の大径逃げ部との間に、ラビリンス隙間がそれぞれ形成される。これにより、シール部材とスリンガとを一体的に取り扱うことができ、シール部材の組立工程の過程で、スリンガを組み立てることができ、シール部材とスリンガの組立性を向上することができる。また、スリンガとシール部材との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
また、本発明の他の密封形転がり軸受によれば、スリンガは、フランジ部の外径側端部からシール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部と、該折り曲げ部から径方向内側に突出する突出部と、をさらに備え、弾性部材は、スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備える。また、軸方向延出部の外周面は、スリンガの突出部と軸方向同位置で、且つ、少なくともフランジ部の突出部の軸方向幅よりも広い範囲において、突出部の内径よりも小径の小径逃げ部を構成し、スリンガの突出部と軸方向延出部の小径逃げ部との間にラビリンス隙間を形成し、軸方向延出部は、その先端部の外周面に、突出部の内径よりも大径の円環状の凸部を有し、スリンガの折り曲げ部の内周面は、軸方向延出部の凸部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも凸部の軸方向幅よりも広い範囲において、凸部の外径よりも大径の大径逃げ部を構成し、軸方向延出部の凸部と折り曲げ部の大径逃げ部との間にラビリンス隙間を形成する。これにより、シール部材とスリンガとは、転がり軸受への組み立て前に一体的に取り扱うことができ、シール部材とスリンガの組立性を向上することができる。また、スリンガとシール部材との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態に係る密封形転がり軸受の半断面図であり、(b)は、(a)のI部拡大図であり、(c)は、シール部材とスリンガとが転がり軸受に固定される前、一体化された状態を示す断面図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の変形例に係る密封形転がり軸受の半断面図であり、(b)は、シール部材とスリンガとが転がり軸受に固定される前、一体化された状態を示す断面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る密封形転がり軸受の半断面図であり、(b)は、(a)のIII部拡大図であり、(c)は、シール部材とスリンガとが転がり軸受に固定される前、一体化された状態を示す断面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る密封形転がり軸受の半断面図であり、(b)は、シール部材とスリンガとが転がり軸受に固定される前、一体化された状態を示す断面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る密封形転がり軸受の半断面図であり、(b)は、シール部材とスリンガとが転がり軸受に固定される前、一体化された状態を示す断面図である。 (a)は、本発明の第5実施形態に係る密封形転がり軸受の半断面図であり、(b)は、(a)のVI部拡大図であり、(c)は、シール部材とスリンガとが転がり軸受に固定される前、一体化された状態を示す断面図である。
以下、本発明の各実施形態に係る密封型転がり軸受、及び転がり軸受用密封装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の密封形転がり軸受10は、内周面に外輪軌道面11aを有する外輪11と、外周面に内輪軌道面12aを有する内輪12と、外輪11の外輪軌道面11aと内輪12の内輪軌道面12aとの間に配置される複数の転動体としての玉1
3と、複数の玉13を円周方向に所定の間隔で保持する保持器14と、を備える。
また、密封形転がり軸受10は、外輪11の内周面に形成されたシール溝11bに取り付けられるシール部材20と、内輪12の外周面に固定されるスリンガ30と、をさらに備える。
なお、図1(a)は、密封形転がり軸受10の半断面図を示しており、軸方向一方側のみのシール部材20及びスリンガ30を示しているが、シール部材20及びスリンガ30は、軸方向両側に配置されてもよい。また、シール部材20とスリンガ30とは、本発明の転がり軸受用密封装置40を構成する。
シール部材20は、環状の芯金21、及び、芯金21の内端部よりも内径側に第1〜第3シールリップ部23a〜23cを備える弾性部材22を有する。内輪12の肩部12bは、軸方向外側において段付き形状に形成されており、第1シールリップ部23aは、肩部12bと近接対向する非接触リップを、第1シールリップ部23aよりも径方向内側の第2シールリップ部23bは、肩部12bの軸方向端面12cと接触する接触リップを、第2シールリップ部23bに対して軸方向外側の第3シールリップ部23cは、スリンガ30と対向する非接触リップをそれぞれ構成している。
また、スリンガ30は、内輪12の外周面に段付き形状により形成された小径外周面12dに圧入固定される円筒部31と、円筒部31の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部32と、を有する。スリンガ30のフランジ部32は、シール部材20の芯金21よりも軸方向外側に配置されており、シール部材20とスリンガ30とは、互いに軸方向に対向配置されている。
また、図1(b)にも示すように、シール部材20の弾性部材22は、スリンガ30のフランジ部32の外径側端部32aより径方向外側で、芯金21の軸方向外側面に固着された軸方向外側部分から軸方向外側(スリンガ側)に延出する軸方向延出部24を有する。さらに、フランジ部32より軸方向外側に位置する軸方向延出部24の先端部の内周面には、径方向内側に僅かに突出する円環状の凸部25が形成される。この凸部25は、フランジ部32の外径d1よりも小径の内径Daで、フランジ部32の外径側端部32aと軸方向から見てオーバーラップしている。
また、軸方向延出部24の内周面は、少なくともフランジ部32の外径側端部32aの軸方向幅w1よりも広い範囲Waにおいて、フランジ部32の外径d1よりも大径の内径Dbを有する逃げ部26を構成する。
図1(c)に示すように、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前の状態では、軸方向延出部24の凸部25は、フランジ部32の外径側端部32aと半径方向において軽く接触し、凸部25を含む軸方向延出部24が半径方向に弾性変形してフランジ部32を径方向内方に押圧することにより、シール部材20とスリンガ30とが着脱可能に一体的に取り扱われる。
一方、図1(a)に示すように、シール部材20とスリンガ30とを外輪11及び内輪12にそれぞれ組み付ける際には、シール部材20とスリンガ30との軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部の凸部25とフランジ部32の外径側端部32aとが非接触となる。これにより、軸方向延出部24の逃げ部26は、スリンガ30のフランジ部32と軸方向同位置となり、フランジ部32の外径側端部32aと軸方向延出部24の逃げ部26との間には、ラビリンス隙間が形成される。したがって、シール部材20とスリンガ30とは、外輪11及び内輪12にそれぞれ装着された状態で、スリンガ30のフランジ部32とシール部材20との間のラビリンス構造を長くすることができ、密封性をさらに向上することができる。
また、図1(c)に示すように一体化されたシール部材20とスリンガ30とを転がり軸受10に組み立てる際には、シール部材20の押し込み量がスリンガ30の押し込み量よりも大きくなるように各押し込み量を調節することで、凸部25でのシール部材20とスリンガ30との係止が解除され、シール部材20とスリンガ30とを外輪11及び内輪12に固定する。したがって、シール部材20とスリンガ30との押し込み量を一度で管理することができる。
なお、シール部材20とスリンガ30との押し込み量を調節することにより、軸方向延出部24と、フランジ部32の外径側端部32aとのクリアランスを小さくし、所望のラビリンス構造を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態の転がり軸受用密封装置40によれば、弾性部材22は、軸方向外側に延出する軸方向延出部24を備え、軸方向延出部24とフランジ部32の外径側端部32aとが接触することで、軸方向延出部24が弾性変形してフランジ部32を径方向内方に押圧することにより、シール部材20とスリンガ30とが着脱自在に一体となる。また、転がり軸受10に組み付ける際には、シール部材20とスリンガ30との軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部24とフランジ部32の外径側端部32aとが非接触となる。これにより、シール部材20とスリンガ30とを一体的に取り扱うことができ、シール部材20の組立工程の過程で、スリンガ30を組み立てることができ、シール部材20とスリンガ30の組立性を向上することができる。
また、軸方向延出部24の内周面は、少なくともフランジ部32の外径側端部32aの軸方向幅よりも広い範囲において、フランジ部32の外径d1よりも大径の逃げ部26を構成し、軸方向延出部24は、その先端部の内周面に、フランジ部32の外径よりも小径の円環状の凸部25を有する。そして、軸方向延出部24の凸部25とフランジ部32の外径側端部とが接触することで、凸部25を含む軸方向延出部24が弾性変形してフランジ部32を径方向内方に押圧することにより、シール部材20とスリンガ30とが着脱自在に一体となる。また、転がり軸受に組み付ける際には、シール部材20とスリンガ30との軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部24の凸部25とフランジ部32の外径側端部とが非接触となり、フランジ部32の外径側端部と軸方向延出部24の逃げ部26との間にラビリンス隙間が形成される。これにより、スリンガ30の組立性向上に加えて、スリンガ30のフランジ部32とシール部材20との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
また、本実施形態の密封形転がり軸受10によれば、弾性部材22は、スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部24を備え、軸方向延出部24の内周面は、スリンガ30のフランジ部32と軸方向同位置で、且つ、少なくともフランジ部23の外径側端部32aの軸方向幅よりも広い範囲において、フランジ部32の外径d1よりも大径の逃げ部26を構成し、フランジ部32の外径側端部32aと軸方向延出部24の逃げ部26との間にラビリンス隙間が形成され、軸方向延出部24は、その先端部の内周面に、フランジ部43の外径d1よりも小径の円環状の凸部25を有する。これにより、シール部材20とスリンガ30とは、転がり軸受10への組み立て前に一体的に取り扱うことができ、シール部材20とスリンガ30の組立性を向上することができる。また、スリンガ30とシール部材20との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
なお、上記実施形態では、シール部材20とスリンガ30とは、外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前、凸部25がフランジ部32の外径側端部32aと半径方向において弾性変形して接触することで、シール部材20とスリンガ30とが互いに係止されて一体的に取り扱われている。
しかしながら、図2に示す変形例のように、シール部材20とスリンガ30とは、外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前、スリンガ30がシール部材20の凸部25の軸方向内側に収容されるようにして、非係止状態で一体的に取り扱われてもよい。したがって、シール部材20とスリンガ30とは、軸方向に互いに離間するように相対移動した際、凸部25がフランジ部32の外径側端部32aと軸方向で接触して、非分離とされる。
また、この変形例では、凸部25とフランジ部32の外径側端部32aとの係止状態を解除する作業が不要となり、より容易にスリンガ30の組み立てを行うことができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の密封形転がり軸受10を示している。この実施形態では、スリンガ30のフランジ部32の長さを短くし、スリンガ30をコンパクト化した点において、第1実施形態と異なる。
この場合、シール部材20の軸方向延出部24は、シール部材20の内径側に形成され、凸部25がフランジ部32の外径側端部32aと接触するように、フランジ部32の外径d1よりも小径の内径Daを有し、フランジ部32の外径側端部32aと軸方向から見てオーバーラップしている。
したがって、この実施形態においても、図3(c)に示すように、凸部25は、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前の状態で、スリンガ30のフランジ部32の外径側端部32aと半径方向において弾性変形して接触し、シール部材20とスリンガ30とを一体的に取り扱うことができる。
一方、シール部材20とスリンガ30との軸方向相対位置を変えることで、図3(a)に示すように、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定されている状態となる。この状態では、軸方向延出部24の逃げ部26は、スリンガ30のフランジ部32と軸方向同位置となり、フランジ部32の外径側端部32aと軸方向延出部24の逃げ部26との間には、ラビリンス隙間が形成される。これにより、シール部材20とスリンガ30の組立性向上に加えて、スリンガ30のフランジ部32とシール部材20との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態の密封形転がり軸受10を示している。この実施形態では、軸方向延出部24の凸部25は、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前の状態では、第1実施形態と同様、スリンガ30のフランジ部32の外径側端部23aと半径方向において弾性変形しながら接触する。
一方、本実施形態のシール部材20は、弾性部材22の軸方向延出部24が短く形成されており、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ組み立てられる際には、第1実施形態とは反対に、スリンガ30は、シール部材20から軸方向に離れるようにして、内輪12に固定される。したがって、シール部材20の押し込み量がスリンガ30の押し込み量よりも大きくなるように各押し込み量を調節することで、凸部25でのシール部材20とスリンガ30との係止が解除され、シール部材20とスリンガ30とを外輪11及び内輪12に固定する。
なお、図4(a)に示すように、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定されている状態では、シール部材20の凸部25とフランジ部32の外径側端部32aとは、ラビリンス構造を構成している。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、本実施形態のシール部材20においては、軸方向延出部24の先端部に凸部25を有しない構成であってもよい。
(第4実施形態)
図5は、第4実施形態の密封形転がり軸受10を示している。この実施形態では、シール部材20の弾性部材22は、半径方向において内径側の第1〜第3シールリップ部23a〜23cと軸方向延出部24との間で、軸方向外側(スリンガ側)に延びる、円環状の他のシールリップ部37をさらに備える。他のシールリップ部37は、スリンガ側へ延出するに従って径方向外方に延び、本実施形態では、軸方向に対して45°以上傾斜している。
そして、図5(b)に示すように、他のシールリップ部37は、輸送時など、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前の状態で、シール部材20とスリンガ30とが着脱自在に一体となっている際には、スリンガ30のフランジ部32と非接触となる。このため、輸送時にスリンガ30への張り付きなどによる、他のシールリップ部37の破損は起こらない。
また、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定されている状態では、他のシールリップ部37は、スリンガ30のフランジ部32と接触する。この場合、他のシールリップ部37は、径方向外方に傾斜しているので、組み付け時にも他のシールリップ部37がめくれたり、巻き込まれたりして、破損することがない。
したがって、本実施形態よれば、弾性部材22が、スリンガ側へ軸方向に延出するに従って径方向外方に延びる他のシールリップ部37をさらに備え、他のシールリップ部37は、転がり軸受10に組み付ける際には、スリンガ30と接触し、シール部材20とスリンガ30とが一体となっている際には、スリンガ30と非接触となるので、他のシールリップ部37の破損を防止しつつ、さらに密封性能を向上することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第5実施形態)
図6は、第5実施形態の密封形転がり軸受10を示している。この実施形態では、スリンガ30は、フランジ部32の外径側端部32aから軸方向内側(シール部材側)に延びる折り曲げ部33と、該折り曲げ部33から径方向内側に突出する突出部34と、をさらに備える。また、弾性部材22は、軸方向外側(スリンガ側)へ延出する軸方向延出部24を備え、軸方向延出部24は、その先端部の外周面に、突出部34の内径d2よりも大径の外径Ddを有する円環状の凸部25aを有する。
図6(b)に示すように、軸方向延出部24の外周面は、少なくともフランジ部32の突出部34の軸方向幅w2よりも広い範囲Wbにおいて、突出部34の内径d2よりも小径の外径Dcを有する小径逃げ部26aを構成する。また、スリンガ30の折り曲げ部33の内周面は、少なくとも凸部25aの軸方向幅Wcよりも広い範囲w3において、凸部25aの外径Ddよりも大径の内径d3を有する大径逃げ部35を構成する。
これにより、凸部25aは、図6(c)に示すように、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定される前の状態で、軸方向延出部24の凸部25aとスリンガ30の突出部34とが接触することで、凸部25aを含む軸方向延出部24が弾性変形して突出部34を径方向外方に押圧することにより、シール部材20とスリンガ30とが着脱自在に一体となる。
また、図6(a)及び(b)に示すように、シール部材20とスリンガ30とが外輪11及び内輪12にそれぞれ固定されている状態で、シール部材20とスリンガ30との軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部24の凸部25aとスリンガ30の突出部とが非接触となり、スリンガ30の突出部34と軸方向延出部24の小径逃げ部26aとの間、及び軸方向延出部24の凸部25aと折り曲げ部33の大径逃げ部35との間に、ラビリンス隙間がそれぞれ形成される。
この場合、シール部材20の押し込み量がスリンガ30の押し込み量よりも大きくなるように各押し込み量を調節することで、凸部25でのシール部材20とスリンガ30との係止が解除され、シール部材20とスリンガ30とを外輪11及び内輪12に固定する。したがって、シール部材20の押し込み量がスリンガ30の押し込み量よりも大きくなるように各押し込み量を調節することで、凸部25でのシール部材20とスリンガ30との係止が解除され、シール部材20とスリンガ30とを外輪11及び内輪12に固定する。
したがって、本実施形態の転がり軸受用密封装置40、及び密封形転がり軸受10によれば、スリンガ30は、フランジ部32の外径側端部からシール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部33と、該折り曲げ部33から径方向内側に突出する突出部34と、をさらに備え、弾性部材22は、スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部24を備え、軸方向延出部24の外周面は、少なくともフランジ部32の突出部34の軸方向幅w2よりも広い範囲Wbにおいて、突出部34の内径d2よりも小径の小径逃げ部26aを構成し、軸方向延出部24は、その先端部の外周面に、突出部34の内径d2よりも大径の円環状の凸部25aを有し、スリンガ30の折り曲げ部33の内周面は、少なくとも凸部25aの軸方向幅Wcよりも広い範囲w3において、凸部25aの外径Ddよりも大径の大径逃げ部35を構成する。したがって、軸方向延出部24の凸部25aとスリンガ30の突出部34とが接触することで、凸部25aを含む軸方向延出部24が弾性変形して突出部34を径方向外方に押圧することにより、シール部材20とスリンガ30とが着脱自在に一体となっており、転がり軸受10に組み付ける際には、シール部材20とスリンガ30との軸方向相対位置を変えることにより、軸方向延出部24の凸部25aとスリンガ30の突出部34とが非接触となり、スリンガ30の突出部34と軸方向延出部24の小径逃げ部26aとの間、及び軸方向延出部24の凸部25aと折り曲げ部33の大径逃げ部35との間に、ラビリンス隙間がそれぞれ形成される。これにより、シール部材20とスリンガ30の組立性向上に加えて、スリンガ30とシール部材20との間のラビリンス構造を長くすることができ、軸受の密封性をさらに向上することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
上記実施形態では、玉軸受について説明したが、本発明の転がり軸受はこれに限定されず、任意の転がり軸受に適用可能である。
また、本発明のシール部材は、リップ部の形状も任意に構成することができる。
10 密封形転がり軸受
11 外輪
11a 外輪軌道面
12 内輪
12a 内輪軌道面
13 玉(転動体)
20 シール部材
21 芯金
22 弾性部材
23a、23b、23c リップ部
24 軸方向延出部
25,25a 凸部
26 逃げ部
26a 小径逃げ部
30 スリンガ
31 円筒部
32 フランジ部
32a 外径側端部
33 折り曲げ部
34 突出部
35 大径逃げ部
40 転がり軸受用密封装置

Claims (6)

  1. 環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、外輪の内周面に取り付けて使用されるシール部材と、
    円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、内輪の外周面に前記円筒部を圧入固定して使用されるスリンガと、
    を備え、前記シール部材と前記スリンガとが互いに軸方向に対向配置されて、着脱自在に一体となる転がり軸受用密封装置であって、
    前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
    前記軸方向延出部の内周面は、少なくとも前記フランジ部の前記外径側端部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記フランジ部の外径よりも大径の逃げ部を構成し、
    前記軸方向延出部は、その先端部の内周面に、前記フランジ部の外径よりも小径の円環状の凸部を有し、
    前記軸方向延出部の凸部と前記フランジ部の外径側端部とが接触することで、前記軸方向延出部が径方向に弾性変形して前記フランジ部を径方向内方に押圧することにより、前記シール部材と前記スリンガとが着脱自在に一体となっており、
    前記転がり軸受に組み付ける際には、前記シール部材と前記スリンガとの軸方向相対位置を変えることにより、前記軸方向延出部と前記フランジ部の外径側端部とが非接触となり、前記フランジ部の外径側端部と前記軸方向延出部の逃げ部との間にラビリンス隙間が形成され、前記軸方向延出部の凸部と前記フランジ部の外径側端部とが軸方向から見てオーバーラップすることを特徴とする転がり軸受用密封装置。
  2. 前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出するに従って径方向外方に延びる他のシールリップ部をさらに備え、
    前記他のシールリップ部は、前記転がり軸受に組み付ける際には、前記スリンガと接触し、前記シール部材と前記スリンガとが着脱自在に一体となっている際には、前記スリンガと非接触となることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受用密封装置。
  3. 外輪と、
    内輪と、
    前記外輪と前記内輪との間に配置される複数の転動体と、
    環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、前記外輪の内周面に取り付けられるシール部材と、
    円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、前記内輪の外周面に前記円筒部が圧入固定されるスリンガと、
    を備える密封形転がり軸受であって、
    前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
    前記軸方向延出部の内周面は、前記スリンガの前記フランジ部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも前記フランジ部の外径側端部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記フランジ部の外径よりも大径の逃げ部を構成し、前記フランジ部の外径側端部と前記軸方向延出部の逃げ部との間にラビリンス隙間が形成され、
    前記軸方向延出部は、その先端部の内周面に、前記フランジ部の外径よりも小径の円環状の凸部を有し、前記軸方向延出部の凸部と前記フランジ部の外径側端部とが軸方向から見てオーバーラップし、前記スリンガが前記内輪に対して、前記シール部材が前記外輪に対して、それぞれ軸方向で突き当て固定されていることを特徴とする密封形転がり軸受。
  4. 前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出するに従って径方向外方に延び、前記スリンガと接触する他のシールリップ部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の密封形転がり軸受。
  5. 環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、外輪の内周面に取り付けて使用されるシール部材と、
    円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、内輪の外周面に前記円筒部を圧入固定して使用されるスリンガと、
    を備え、前記シール部材と前記スリンガとが互いに軸方向に対向配置されて、着脱自在に一体となる転がり軸受用密封装置であって、
    前記スリンガは、前記フランジ部の外径側端部から前記シール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部と、該折り曲げ部から径方向内側に突出する突出部と、をさらに備える単一の部材によって構成され
    前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
    前記軸方向延出部の外周面は、少なくとも前記フランジ部の前記突出部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記突出部の内径よりも小径の小径逃げ部を構成し、
    前記軸方向延出部は、その先端部の外周面に、前記突出部の内径よりも大径の円環状の凸部を有し、
    前記スリンガの前記折り曲げ部の内周面は、少なくとも前記凸部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記凸部の外径よりも大径の大径逃げ部を構成し、
    前記軸方向延出部の前記凸部と前記スリンガの前記突出部とが接触することで、前記凸部を含む前記軸方向延出部が径方向に弾性変形して前記突出部を径方向外方に押圧することにより、前記シール部材と前記スリンガとが着脱自在に一体となっており、
    前記転がり軸受に組み付ける際には、前記シール部材と前記スリンガとの軸方向相対位置を変えることにより、前記軸方向延出部の前記凸部と前記スリンガの前記突出部とが非接触となり、前記スリンガの前記突出部と前記軸方向延出部の前記小径逃げ部との間、及び前記軸方向延出部の前記凸部と前記折り曲げ部の前記大径逃げ部との間に、ラビリンス隙間がそれぞれ形成され、前記軸方向延出部の凸部と前記スリンガの突出部とが軸方向から見てオーバーラップすることを特徴とする転がり軸受用密封装置。
  6. 外輪と、
    内輪と、
    前記外輪と前記内輪との間に配置される複数の転動体と、
    環状の芯金と、内径側にシールリップ部を備える弾性部材とを有し、前記外輪の内周面に取り付けられるシール部材と、
    円筒部と、該円筒部の軸方向端部から径方向外側に延びる環状のフランジ部とを有し、前記内輪の外周面に前記円筒部が圧入固定されるスリンガと、
    を備える密封形転がり軸受であって、
    前記スリンガは、前記フランジ部の外径側端部から前記シール部材側へ軸方向に延びる折り曲げ部と、該折り曲げ部から径方向内側に突出する突出部と、をさらに備える単一の部材によって構成され
    前記弾性部材は、前記スリンガ側へ軸方向に延出する軸方向延出部を備え、前記軸方向延出部は前記芯金よりもスリンガ側に延出すると共に、
    前記軸方向延出部の外周面は、前記スリンガの前記突出部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも前記フランジ部の前記突出部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記突出部の内径よりも小径の小径逃げ部を構成し、前記スリンガの前記突出部と前記軸方向延出部の前記小径逃げ部との間にラビリンス隙間を形成し、
    前記軸方向延出部は、その先端部の外周面に、前記突出部の内径よりも大径の円環状の凸部を有し、
    前記スリンガの前記折り曲げ部の内周面は、前記軸方向延出部の前記凸部と軸方向同位置で、且つ、少なくとも前記凸部の軸方向幅よりも広い範囲において、前記凸部の外径よりも大径の大径逃げ部を構成し、前記軸方向延出部の前記凸部と前記折り曲げ部の前記大径逃げ部との間にラビリンス隙間を形成し、前記軸方向延出部の凸部と前記突出部とが軸方向から見てオーバーラップし、前記スリンガが前記内輪に対して、前記シール部材が前記外輪に対して、それぞれ軸方向で突き当て固定されていることを特徴とする密封形転がり軸受。
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