JP6494027B2 - ロック機構、ロック機構を用いた移動制御機構及び移動制御機構を搭載した装置 - Google Patents
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図14に示すように、フランジ100が形成された円筒形状のスライダ101とカラー102を介して図15(a)(b)のようにケース103を天井位置に配置されたフレーム104に取り付けるようにする。ケース103には特許文献1の装置5が吊り下げられている。そして、スライダ101及びカラー102と共にケース103をフレーム104の長手方向に沿ってスライド可能とすることで所望の位置に装置5を配置させるようにすることが可能となっている。また、この移動手段ではプレスバー105がコイルバネ106によって常時中央のカラー102を押圧する方向に付勢されており、カラー102をフレーム104に押しつけることで摩擦力によってブレーキをかけるという方法で任意の位置でケース103を停止させるようになっている。そして、操作紐107を下方に引くことでプレスバー105が上方に揺動してブレーキが解除されケース103の移動が許容される仕組みである。
本発明は、上記課題を解決するためのものである。その目的は、簡単な構造で確実に作動部材の移動を不能にすることができるロック機構、そのようなロック機構を用いた移動制御機構及び移動制御機構を搭載した装置を提供することにある。
このような構成とすることで、ロック部材は作動部材が第1の移動位置と第2の移動位置との間を往復動する際に、第1の回動位置で作動部材と係合した状態で第2の回動位置方向へ回動しないように回動阻止部材とも係合する。そして、作動部材を第1の移動位置で移動不能にロックする。そして回動阻止解除手段の操作によってこのロック状体を解除する。このような構成であるため、2つの位置を採りうる作動部材を使用した種々の装置において安価で確実なロック機構として応用することができる。
「回動阻止部材」とは、例えばロック部材が移動した際に係合するロック部材に隣接した位置に配置される係合プレートであり、ロック部材は回動できないようにこの係合プレートに直接的又は間接的に付勢された状態で当接(干渉)することがよい。
「回動阻止解除手段」としては、例えばロック部材を回動阻止部材と干渉している位置から、干渉しない位置へと移動させることができればよく。例えば、ロック部材から延出される紐状部材や長尺部材のような部材であり、例えばこれを引っ張ることでロック部材を回動阻止部材と干渉している位置から干渉しない位置へと移動させることができる。
つまり、ロック部材の回動方向の前方位置に移動方向に対して交差する方向のベクトルを生じさせるように干渉体を配置し、その干渉体に干渉させることでロック部材を回動阻止部材方向に偏倚させる場合である。交差する方向のベクトルを生じさせるために、例えばロック部材には斜状の当接面を形成し、干渉体に当接面を当接させるようにすることがよい。また、例えば干渉体に回動阻止部材方向に向いた斜面やカーブ面(カーブ接線と直交する方向が回動阻止部材方向に向く)を形成し、その位置にロック部材を当接させるようにしてもよい。
また、第3の手段として、前記作動部材は前記第2の移動位置方向に付勢手段によって付勢されているようにした。
このように作動部材が付勢手段によって付勢されていることで、ロック部材の回動阻止部材との係合状態が解除された際には使用者は一々作動部材を操作しなくとも作動部材は自動的に第1の移動位置から第2の移動位置へと移動することができ便利である。
ここで「付勢手段」とは例えばコイルバネ、板バネのようなバネ手段だけではなく、スポンジやゴムのような弾性部材も含む概念である。
つまり、ロック部材は作動部材と連動して回動し、少なくとも作動部材が第1の移動位置方向から第2の移動位置方向に変位する際にはロック部材は作動部材に押動されて第1の移動位置方向から第2の移動位置方向に変位するようにすることで、ロック部材を第2の移動位置方向に変位させるための駆動手段を不要とすることができ、ロック部材周辺の構造のシンプル化に寄与する。
また、第5の手段として、前記作動部材が前記第2の移動位置から前記第1の移動位置へ移動することに同期して前記ロック部材は前記第2の回動位置から前記第1の回動位置に変位するようにした。
このように構成することで、ロック部材は作動部材が少なくとも第2の移動位置から第1の移動位置へ移動する際に共に第2の回動位置から前記第1の回動位置に変位するので第1の回動位置においては作動部材と係合して作動部材を第1の移動位置に保持させる一連の動きがスムーズとなり、タイムラグなくロック部材を第1の回動位置で回動阻止部材に係合させることができる。
ここでロック部材は作動部材が第2の移動位置から第1の移動位置へ移動する力は作動部材に押されることや、以下の第6の手段のように自身の持つ力のモーメントによるものでも(これら両方でも)よい。
また、第6の手段として、前記ロック部材は回動軸回りの力のモーメントによって前記第2の回動位置から前記第1の回動位置方向に変位するようにした。
つまり、前提としてロック部材が第2の回動位置にある場合にロック部材は、位置エネルギーとして力のモーメントを持ち、このモーメントによって回動軸を中心に回動して第1の回動位置方向に変位することがよい。この位置エネルギーは例えば第4の手段のように作動部材によって押動されてより上方位置となる第1の回動位置にロック部材を変位させて獲得することができる。
これによって係合維持手段によってロック部材が回動阻止部材とよりしっかりと係合状態が維持されることとなり、確実に作動部材を第1の移動位置に保持させることができるようになる。
「係合維持手段」とは例えばロック部材と回動阻止部材との係合関係が解消されにくいようにロック部材の先端を鉤状に形成し回動阻止部材側に挿入させるようにすることがよい。
つまり、ロック機構の作動部材の配置状態を上下方向に上往復移動するように限定したものである。このように構成することで、例えば作動部材が往復動する際に重力によって下動させたり、例えば第6の手段のように自身が有する力のモーメントによってロック部材を回動させるようなことも可能となる。
また、第9の手段として、前記作動部材を支点を揺動中心として前記第1の位置と前記第2の位置との間を往復移動するようにした。
このように支点を設定することによって作動部材をしっかりと支持できるとともに、支点からの距離に応じて作動部材の揺動量を変更でき、例えば作用位置を支点から遠くすることで作動部材を大きく揺動させることができる。
「荷重が付与される部位」とは、作動部材を移動させるための力を加える部位であって、引いたり押したりする部位である。荷重が付与される部位において直接的に作動部材を引いたり押したりして第1の位置や第2の位置に作動部材を移動させる場合だけでなくロック部材と回動阻止部材との係合関係を解除させて例えば付勢手段によって第1の位置や第2の位置に作動部材を移動させるような間接的な場合も含むものである。
また、第11の手段として、前記荷重が付与される部位には前記作動部材に連結される駆動伝達部材が連結されているようにした。
これによって、作動部材を直接押動したるする必要がなく離間した位置から動作させることが可能となる。駆動伝達部材としては引っ張る場合には紐やチェーンのような可撓性を有する引っ張り手段がよく、逆に押す場合には可撓性のない棒のような硬質の部材がよい。
また、第12の手段として、前記駆動伝達部材には前記回動阻止解除手段が連結されているようにした。
これによって、駆動伝達部材を操作して作動部材を移動させると同時にロック部材の回動阻止部材との係合を解除することができ、別々に行う操作を一度に行うことが可能となる。
また、第13の手段として、前記駆動伝達部材は前記回動阻止解除手段が連結された第1の駆動伝達部材と前記回動阻止解除手段とは連結されていない第2の駆動伝達部材の2種類があるようにした。
これによって、第1の駆動伝達部材を操作してロック部材の回動阻止部材との係合を解除し同時に作動部材の第1の移動位置から第2の移動位置への移動を許容する。一方、第2の駆動伝達部材を操作して第2の移動位置から第1の移動位置へ移動を許容する。
これによってベースとともにロック機構の要部である作動部材とロック部材を一体的に取り扱うことができる。「ベース」とは作動部材とロック部材が同時に搭載されるものであればよく、例えば架台やフレームに作動部材とロック部材を搭載するとよい。
また、第15の手段として、前記ベースは同ベースを支持する支持体上に載置され、前記ベースは前記支持体上を所定方向に移動可能とした。
これによって作動部材とロック部材をベースに支持させて支持体上を移動させることが可能となる。
また、第16の手段として、前記ベースを前記支持体上で所定方向に移動可能とするための案内手段を設けるようにした。
これによってベースを支持体上の所望の方向に安定して移動させることが可能となる。
また、第17の手段として、前記作動部材を前記第1の移動位置又は前記第2の移動位置のいずれかで前記支持体側に係合させて前記支持体の長手方向に沿った移動を不能とするための係合手段を設けるようにした。
このような移動制御機構を採用することによって、移動させたベースを支持体上の所望の位置で停止させることが可能となる。
また、第18の手段として、前記係合手段は前記作動部材又は前記支持体のいずれか一方に形成した第1の係合体と前記作動部材又は前記支持体のいずれか他方に形成した第2の係合体を有し、前記第1の係合体と前記第2の係合体との噛み合わせにより移動が不能とされるようにした。
これは係合手段の具体例を示した移動制御機構であって、係合手段として第1の係合体と第2の係合体を噛み合わせることで確実にベースの移動を停止させることができ、一方、第1の係合体と第2の係合体とが離間するだけで噛み合わせは解除されるため、簡単でかつ確実にベースを移動させたり停止させたりできる。
また、第19の手段として、第17の手段と第18の手段の移動制御機構を装置に搭載するようした。
図1〜図3に示すように、トレーニング装置1は四隅に立設された合計4本の柱フレーム2と隣接する柱フレーム2同士を連結する合計4本の梁フレーム3によって全体の骨格が構成されている。図3に示すように、略正方形形状をなす梁フレーム3の対向する一対の梁フレーム3間には支持体としての左右一対のレールフレーム4が連結されている。レールフレーム4は平面視で鏡像対象となるような左右対称の位置に配置されている。これら柱フレーム2、梁フレーム3及びレールフレーム4はいずれも中空のアルミ合金製の長尺体である。梁フレーム3及びレールフレーム4の外周面の対向する第1の面4Aには長手方向に沿った案内溝5が形成されている。レールフレーム4はこの案内溝5を利用するために第1の面4Aが上下面となるように固定されている。
走行部12は連結フレーム11の左右端部に固着された上下一対の支持プレート13と、支持プレート13に取り付けられた複数の車輪15とから構成されている。図4及び図5に示すように、支持プレート13は側面視においてL字状に屈曲された合金製の幅広の板体であり、連結フレーム11の端部位置において連結フレーム11を上下方向から挟むように固定されている。上下一対の支持プレート13の前方寄り屈曲部分は連結フレーム11の端面に略沿った方向にそれぞれ起立及び下垂されて車輪取り付け部13aを形成している。図6及び図7に示すように、上側の支持プレート13には後述する制動バー25が上下する際にその干渉を避けるための切り欠き部23が形成されている。図8に示すように、右側上方の支持プレート13の車輪取り付け部13aに形成された切り欠き部23に隣接した位置(図8では左方)には回動阻止部材としてのストッパプレート24が取り付けられている。ストッパプレート24は略直方体形状の合金製の薄板である。例えば図9(b)に示すように、ストッパプレート24の下面(底面)には奥側ほど高くなるような斜面24Aが形成されている。
図3において左方のレールフレーム4の外方にはレールフレーム4の長手方向に沿ってラック16が配設されている。ラック16はレールフレーム4の上面位置よりも若干高い位置で水平に配置されている。
図1〜図13に示すように、連結フレーム11上には作動部材としての制動バー25が配設されている。制動バー25は断面チャンネル状の合金製の棒状体であり、開口側が下向きとなるように配置されている。制動バー25の開口側の平行な壁部がラック16側と噛み合う歯25aとされている。図1及び図3に示すように、制動バー25は左右のレールフレーム4間の間隔よりも長く構成されており、配設状態で左右のレールフレーム4と直交状態で両端寄りが交差する。図5に示すように、制動バー25は連結フレーム11上の左側端寄りにおいて連結フレーム11上面よりも高い位置にある回動軸26によって回動軸26を中心に上下方向に回動可能に支持されている。図4に示すように、制動バー25は連結フレーム11上の右側端寄りにおいて連結フレーム11に固定されたボルト27によって支持されている。ボルト27上部には規制ナット28が締結されている。制動バー25の下側であってボルト27の外周位置には付勢手段としてのコイルバネ29が配設されている。このような構成とすることによって、制動バー25は回動軸26を回動中心として規制ナット28によって規制された範囲内でボルト27に沿って上下に揺動する。また、制動バー25の後方が下動した際にコイルバネ29が圧縮されることで制動バー25の後端側を上方に押し上げる付勢力が発生する。
図2及び図13(a)に示すように、コイルバネ29が自身の付勢力を開放して最も伸びた状態で制動バー25の回動軸26よりも前方(図1における左側)は下動し、制動バー25の歯25aは前記ラック16の歯16aに係合させられる。一方、逆に回動軸26よりも後方が下動すると図2及び図13(b)に示すように、制動バー25の先端は上動して歯25aとラック16の歯16aとの係合関係は解除される。
制動バー25の右方には所定間隔を開けて駆動伝達部材としての第1の紐30及び第2の紐31が配設されている。2本の紐30、31は右側のレールフレーム4の外方において下垂されている。図1、図3では両紐30、31の下方の図示を省略している。
ロックプレート35は基部Pからそれぞれ約90度程度の角度で2方向にあたかも半島のように延出される第1の延出部35aと第2の延出部35bから構成されている。第1の延出部35aよりも第2の延出部35bのほうが若干長めに構成されている。第1の延出部35aの前方内側部は第2の延出部35b方向に略直角に屈曲され、第2の延出部35bの前方内側部は第1の延出部35a方向に45度程度屈曲されている。両延出部35a、35bの前方はいずれも幅広に構成されており、第1の延出部35aの前方内側部はバー係合部37とされ、第2の延出部35bの前方内側部はストッパ係合部38とされている。図4、図9〜図11等に示すように、第2の延出部35bにはストッパ係合部38に隣接した表面側(レールフレーム4を向いた面)の領域に外側部に沿って縁側が薄くなるような斜面38Aが形成されている。両延出部35a、35bによって入り江状に包囲される領域をここでは係合領域Mとする。図4、図9〜図11等に示すように、第2の延出部35bの表面側(レールフレーム4を向いた面)の外側部に沿って縁側が薄くなるような斜面35Aが形成されている。
係合領域Mの下方位置であって第2の延出部35bの中央付近にはアイボルト39が配設されている。
ロックプレート35は回動軸36によって回動可能に支持されると同時に、回動軸36回りに微少な余裕を有している。また、車輪取り付け部13a外面との間にもごく僅かな隙間を有している(尚、図4、図9〜図11等では隙間を大きめに図示している)。そのため、ロックプレート35は回動軸36によって規制されながらも車輪取り付け部13aとの間で接離するように僅かに揺動可能とされている。
アイボルト39には補助スレッド40の基端が固定され先端が制動バー25から垂下される第2の紐31に連結されている。アイボルト39及び補助スレッド40によって回動阻止解除手段に相当する。
図1及び図2はトレーニング装置1の2台の移動ベース10がレールフレーム4の長手方向のある任意の位置に停止させられている状態である(対応する図4及び図5では制動バー25は実線の位置)。制動バー25はコイルバネ29によってその前方側が下がった位置に保持されて図2及び図13(a)に示すように制動バー25の歯25aはラック16の歯16aに係合させられる。その結果、移動ベース10はこの噛み合いによって制動されて滑走できずにその位置で保持されることとなる。この時、図11(a)(b)のようにロックプレート35はストッパプレート24とは係合しておらず、制動バー25にバー係合部37において係合した状態で上方向に押動されることで時計回り方向に最も回動した位置に保持されている。
このように第2の紐31を下方に引く動作によってロックプレート35は瞬間に非ロック状態となる。次いで、第2の紐31を離すとコイルバネ29の付勢力によって制動バー25の後方側が上動し、ロックプレート35の自重による回転力に抗して再びロックプレート35に時計回り方向の回転力が作用してロックプレート35は時計回り方向に回動する。この時、ストッパプレート24に干渉することなくその前面を通過して再び図11(a)(b)の状態へと変位する。この状態は制動バー25の歯25aがラック16の歯16aに係合させられた状態であり、移動ベース10は再び制動されて滑走できずにその位置で保持されることとなる。
(1)移動ベース10が車輪15によってスムーズに移動でき、所望の位置で停止させる際も軽く第2の紐31を下方に引く動作をするだけでよいため、トレーニング装置1においてトレーニングする者の最適なセッティングを素早く行うことができる。また、車輪15は案内溝5によって案内されるため移動ベース10がふらつくこともなく、脱輪も防止できる。車輪15も上下に複数配置されているため安定したガタつきのない移動が可能である。
(2)摩擦ではなくラック16と制動バー25の係合関係で停止させるようにしているため、強い力が不要となり、また、確実に停止させることができる。
(3)制動バー25を制動と非制動の2つの状態に変位させるために第1の紐30も第2の紐31も引き続けたり特殊な操作をすることもなく単に引くという行為だけでよいため、操作が簡単である。
(4)ロックプレート35は回動すると同時に車輪取り付け部13aとの関係で揺動するという特殊な動きをするためロックプレート35を回動させるだけでロックと非ロック状態を創出することができ、構造が複雑にならずに確実に制動バー25を2つの位置に保持させることができる。また、ロックプレート35は回動してロック状態と非ロック状態の2つの位置を取り得るため、リニアな動きをする同様の部材に比べて移動領域がコンパクトになる。
(5)ロックプレート35とストッパプレート24は係合する際にストッパ係合部38の斜面38Aとストッパプレート24の斜面24Aが互いにより係合状態が増すような傾斜で当接して係合しており、ロックプレート35がストッパプレート24に係合すると一種の食い込み状態になって外れにくい構造となってる。
(6)ロックプレート35は第1の紐30及び第2の紐31を引いた際に自重と制動バー25を引き下げる際の押動力の両方で反時計回りに回動させることができ、ロックプレート35は非常に素早く変位するため操作におけるタイムラグが少ない。
(7)第1の紐30及び第2の紐31はいずれも支点となる回動軸26から離間した位置にあり、一方、作用点である制動バー25の歯25aとラック16の歯16aの係合位置は回動軸26に近いため、てこの原理で大きな力で噛み合わせをさせることができる。
・上記実施の形態ではトレーニング装置1の移動制御手段として実現したが、トレーニング装置1以外であってもよい。また、制動バー25をラック16と噛合させるということで上記では移動制御手段としてロック機構を使用したが、移動制御手段以外の他の手段、例えばスイッチの入り切り手段に適用するようにしてもよい。
・上記実施の形態では支点となる回動軸26の先端側に作用点、後端側に力点を設定したが、この順通りでなくともよい。例えば作用点は支点と力点の間にあってもよい。
・上記では制動バー25がコイルバネ29の作用によって保持される位置で制動位置を採るようになっていたが、逆に非制動位置を採るようにしてもよい。
・上記において具体的な構成、例えば制動バー25、ロックプレート35、ストッパプレート24等の形状は上記は一例であって他の構成で実施するようにしてもよい。
・作動部材として上記では第1の紐30及び第2の紐31を使用したが、これら以外の手段を使用してもよい。例えば、棒状の部材を延出させるように構成してもよい。
・補助スレッド40を第2の紐31に連結させずに使用してもよい。
・上記ではロックプレート35を揺動させるために延出部35bに斜面35Aを形成するようにしたが、逆に(同時に)レールフレーム4側に斜面や面取り部を形成し、ここにロックプレート35が回動した際に当接して横方向に移動させるようにしてもよい。
・ロックプレート35は回動軸36を基点として360度すべての方向に揺動する一種のユニバーサルジョイントのように動作できるが、例えば回動軸36の軸方向(スラスト方向)のみにロックプレート35が移動するように規制してもよい。要はロックプレート35が回動してレールフレーム4に当接することで車輪取り付け部13a方向に移動できればよい。
・ロックプレートの反時計回り方向の回動をバネ等の付勢手段によって実現するようにしてもよい。
・トレーニング装置1以外の装置に応用するようにしてもよい。
・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
Claims (19)
- 第1の移動位置と第2の移動位置との間を往復する作動部材と、
前記作動部材に隣接して回動可能に配置され、第1の回動位置においては前記作動部材と係合して前記作動部材を前記第1の移動位置に保持させ、第2の回動位置においては前記作動部材の前記第1の移動位置から前記第2の移動位置への移動を許容するロック部材と、を備え、
前記ロック部材は前記第2の回動位置から前記第1の回動位置に変位する際に回動阻止部材方向に移動する力を付与され、前記第1の回動位置で前記回動阻止部材と係合することで前記第2の回動位置方向への回動が阻止されるとともに、回動阻止解除手段の操作によって前記回動阻止部材との係合が解除されることを特徴とするロック機構。 - 前記回動阻止部材方向に移動する力は前記第2の回動位置から前記第1の回動位置に変位する際に前記ロック部材の回動方向の前方位置に配置された干渉体に干渉することによって生じる力であることを特徴とする請求項1に記載のロック機構。
- 前記作動部材は前記第2の移動位置方向に付勢手段によって付勢されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のロック機構。
- 前記ロック部材は前記第1の回動位置にある際に前記回動阻止解除手段が操作されて前記回動阻止部材との係合が解除されることで、前記第1の移動位置方向から前記第2の移動位置方向に変位する前記作動部材に押動されて前記第1の回動位置から前記第2の回動位置に変位することを特徴とする請求項3に記載のロック機構。
- 前記作動部材が前記第2の移動位置から前記第1の移動位置へ移動することに同期して前記ロック部材は前記第2の回動位置から前記第1の回動位置に変位することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロック機構。
- 前記ロック部材は回動軸回りの力のモーメントによって前記第2の回動位置から前記第1の回動位置方向に変位することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のロック機構。
- 前記ロック部材と前記回動阻止部材との係合位置には係合状態を維持する係合維持手段が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のロック機構。
- 前記作動部材は鉛直方向に沿って往復移動することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のロック機構。
- 前記作動部材は支点を揺動中心として前記第1の位置と前記第2の位置との間を往復移動することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のロック機構。
- 前記作動部材は前記第1の位置と前記第2の位置の少なくともいずれか一方に移動するための荷重が付与される部位を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のロック機構。
- 前記荷重が付与される部位には前記作動部材に連結される駆動伝達部材が連結されていることを特徴とする請求項10に記載のロック機構。
- 前記駆動伝達部材には前記回動阻止解除手段が連結されていることを特徴とする請求項11に記載のロック機構。
- 前記駆動伝達部材は前記回動阻止解除手段が連結された第1の駆動伝達部材と前記回動阻止解除手段とは連結されていない第2の駆動伝達部材の2種類があることを特徴とする請求項12に記載のロック機構。
- 前記作動部材と前記ロック部材は1つのベースに搭載されていることを特徴とする請求項1〜13いずれかに記載のロック機構。
- 前記ベースは同ベースを支持する支持体上に載置され、前記ベースは前記支持体上を所定方向に移動可能とされていることを特徴とする請求項14に記載のロック機構。
- 前記ベースを前記支持体上で所定方向に移動可能とするための案内手段を設けたことを特徴とする請求項15に記載のロック機構。
- 請求項15又は16のロック機構において、前記作動部材を前記第1の移動位置又は前記第2の移動位置のいずれかで前記支持体側に係合させて前記支持体の長手方向に沿った移動を不能とするための係合手段を設けるようにしたことを特徴とする移動制御機構。
- 前記係合手段は前記作動部材又は前記支持体のいずれか一方に形成した第1の係合体と前記作動部材又は前記支持体のいずれか他方に形成した第2の係合体を有し、前記第1の係合体と前記第2の係合体との噛み合わせにより移動が不能とされることを特徴とする請求項17に記載の移動制御機構。
- 請求項17又は18の移動制御機構を搭載した装置。
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