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JP6485671B2 - マルチホップ異種無線ネットワークにおけるリソースアウェアマルチタスクルーティング - Google Patents

マルチホップ異種無線ネットワークにおけるリソースアウェアマルチタスクルーティング Download PDF

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Description

本発明は、包括的には、無線ネットワークにおいてパケットをルーティングすることに関し、特に、異種のリソース及び能力を有するノードを備えるマルチホップ無線ネットワークにおいてパケットをルーティングすることに関する。
無線ネットワークは、当該ネットワークのノードのリソース及び能力に基づいて同種ネットワーク及び異種ネットワークに分類することができる。従来の無線センサーネットワーク等の同種ネットワークでは、全てのノードは、同じリソース及び能力を有する。他方、無線のモノのインターネット(IoT)ネットワーク等の異種無線ネットワークでは、ノードは、異なるリソース及び能力を有する。幾つかのノードは、メモリ、記憶装置、プロセス電力、エネルギー供給、及び通信能力等のより多くのリソースを有する。他のノードは、限られたリソース及び能力を有する。その結果、ノードの中には、より多くの機能を実行することができるものもあれば、限られた機能しか実行することができないものもある。
従来の階層型ルーティング方法は、同種無線ネットワーク向けに設計され、ノードが異種であること及びアプリケーションの要件を考慮していない。例えば、特許文献1「methods and apparatus for hierarchical routing in communication networks」は、通信ネットワークにおけるクラスターの境界ノード対を接続する複数の制約付き加重パス(constrained weighted path)を求める。各制約付き加重パスは、それぞれの帯域幅及びそれぞれの重みを有する。制約付き加重パスの選択は、帯域幅閾値に基づいている。この特許文献1は、クラスターをどのように形成するのか及びクラスターを形成するのにどのようなメトリックが用いられるのかを検討していない。特許文献1は、選択されたノードが、他のクラスターとの接続を行うのに十分なリソースを有するか否かを考慮していない。したがって、同種ネットワークしか考慮されていない。
特許文献2「method and apparatus for hierarchical routing in multiprocessor mesh-based systems」は、メッシュシステムにおける階層型ルーティングの方法及び装置を記載している。この方法は、ノードのメッシュネットワークを複数の方形領域に分割し、これらの複数の方形領域のソース領域からデスティネーション領域への分割経路を求め、或る方形領域内のソースノードから同じ方形領域内のデスティネーションノードへの領域経路を提供する。この方法は、これらの分割経路及び領域経路を用いて、ソース領域内のソースノードからデスティネーション領域内のデスティネーションノードにパケットをルーティングすることも含むことができる。しかしながら、この方法も、同種ネットワーク向けに設計されており、ノードリソース、ルーティングメトリック、及び目的関数を考慮しておらず、到達可能性しか考慮していない。
低電力高損失ネットワーク用IPv6ルーティングプロトコル(RPL)は、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)によって開発されたルーティングプロトコルである。RPLは、ネットワークのノードを、デスティネーション指向有向非巡回グラフ(DODAG)と呼ばれるツリー状のトポロジーに編成する。所定のメモリ閾値に基づいて、RPLは、4つの動作モード(MOP)、すなわち、MOP=0、MOP=1、MOP=2及びMOP=3を定義する。しかしながら、RPLは、ネットワーク内の全てのルーターノードが同じMOPを有することができる、すなわち、全てのルーターノードがシンクノードのMOPと同じMOPを有することができることを要件とする。或るノードが、シンクノードのMOPと異なるMOPを有する場合、そのノードは、リーフノードとしてネットワークに参加することしかできず、したがって、ネットワークを拡張することができない。その結果、RPLは、物理的に接続されたネットワークを分割する可能性がある。加えて、RPLは、ネットワーク内では、単一の目的関数及び同じルーティングメトリックを要件とする。その結果、RPLも、同種ネットワーク向けに設計されている。
米国特許第8,773,992号明細書 米国特許出願公開第2009/0274157号明細書
したがって、そのルーティング機能を、ノードの異なるリソース及び能力に基づいて適応させるリソースアウェアルーティング方法を提供することが望まれている。
本発明の幾つかの実施の形態は、マルチホップ異種無線ネットワークでは、異なるアプリケーション要件及びリソース要件に基づいてネットワークトポロジーを構築することができるという認識に基づいている。例えば、目的関数とルーティングメトリックとの適切なセットを選択して、トポロジーのマルチ階層及びマルチクラスターを構築するように、異種の目的関数及びルーティングメトリックがノードに提供されるべきである。
本発明の幾つかの実施の形態は、マルチホップ無線ネットワークでは、異なるリソースを有するノードは、当該ノードによって用いられるルーティングのタイプを規定する異なる動作モード(MOP)を有することができるという認識に基づいている。例えば、MOPは、一方向ルーティングであるのか又は双方向ルーティングであるのか、テーブルルーティングであるのか又はソースルーティングであるのかを規定することができる。例えば、ノードは、当該ノードがもはやルーティングするリソースを有しないことを他のノードに知らせるべきである。
本発明の幾つかの実施の形態は、ノードが、パケットをバッファリングするのに用いられるバッファーセクションと、ネットワークトポロジーを作成及び維持するのに必要とされる情報を記憶するのに用いられるルーティングセクションとを含む異なるセクションにメモリを分割することができるという認識に基づいている。例えば、ルーティングセクションには、ネットワーク識別子、近傍情報及びルーティングテーブルエントリーが記憶される。
本発明の幾つかの実施の形態は、ノードが、配分ルーティングメモリと、必要ルーティングメモリと、サブネットワークサイズのサイズ及び近傍ノードのMOP変化等の検知されたネットワーク状態と、ノードの利用可能メモリ、ノードの処理電力、ノードの利用可能エネルギー量、及びノードの通信能力のうちの1つ又は組み合わせ等の利用可能リソースの変化とに応じて、そのMOPを更新することができるという認識に基づいている。MOPの新たなセットが、異なるMOPがネットワークにおけるノードの異なるルーティングタイプに対応することができるように定義され、ノードがより多くのルーティング機能を実行することができる場合、MOPはより昇格したものとなる。そのようにして、ノードは、そのMOPをルーティングのタイプの表示として他のノードにシグナリングすることができる。例えば、ノードは、MOPを用いて、当該ノードがルーティングを行わないことを示すことができる。
本発明の幾つかの実施の形態では、ノードは、他のノードのMOPによって示されるような当該他のノードのルーティングタイプと、異なるルーティング目的関数及び異なるルーティングメトリックとを考慮してそれらのルーティングを実行する。また、幾つかの実施の形態は、Kホップ近傍ノードの目的関数、ルーティングメトリック及びルーティングプリファレンスを容易にするために階層型ネットワークトポロジーを構築する。
したがって、本発明の幾つかの実施の形態は、異なるMOPを有するノードを備える異種ネットワークを有するとともに、ノードの動作の変化に応じて少なくとも1つのノードのMOPを変更することによって、ネットワークの状態の変化にルーティング方法を適応させる。
したがって、1つの実施の形態は、第1のシンクノードを有する第1のサブネットワークと第2のシンクノードを有する第2のサブネットワークとを含むサブネットワークのセットに分割されたマルチホップ異種無線ネットワークにおいてパケットをルーティングする方法であって、ノードが、前記第1のサブネットワークの少なくとも一部と、前記第2のサブネットワークの少なくとも一部とを形成する、方法を開示する。該方法のステップは、前記ノードのプロセッサを用いて実行される。
前記方法は、
前記ノードにおける配分ルーティングメモリ(ARM)と、前記ノードの残りの予想ルーティング寿命(ERL)との関数として前記ノードの利用可能ルーティングリソースを求めることと、
前記ノードによってサブネットワークに用いられるルーティングプロトコルと、前記サブネットワークにおける前記ノードの論理ロケーションと、前記ノードを通る前記サブネットワークにおけるデータトラフィックとの関数として、前記ノードの少なくとも1つの必要ルーティングリソースを求めることであって、該必要ルーティングリソースを該求めることは、前記第1のサブネットワークのための前記ノードの第1の必要ルーティングリソースを求めることと、前記第2のサブネットワークのための前記ノードの第2の必要ルーティングリソースを求めることと、を含み、前記第1の必要ルーティングリソースは、記第2の必要ルーティングリソースと異なることと、
前記利用可能ルーティングリソース及び前記第1の必要ルーティングリソースを用いて、前記第1のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第1の動作モード(MOP)を求めることと、
前記利用可能ルーティングリソース及び前記第2の必要ルーティングリソースを用いて、前記第2のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第2のMOPを求めることであって、前記第1のMOPは該第2のMOPと異なることと、
前記第1のMOPに従って前記第1のサブネットワークにおいてパケットをルーティングするとともに、前記第2のMOPに従って前記第2のサブネットワークにおいてパケットをルーティングすることと、
を含む。
別の実施の形態は、異なる計算リソース及びエネルギーリソースを有する複数のノードを備えるマルチホップ無線ネットワークであって、該ネットワークは、目的関数とルーティングメトリックとの固有の組み合わせを有する複数のサブネットワークに分割され、少なくとも1つのノードは、複数のサブネットワークに参加し、異なるサブネットワークの異なるタイプのルーティングを指定する異なる動作モード(MOP)に従って動作する、ネットワークを開示する。
更に別の実施の形態は、
パケットを送受信する送受信機と、
前記パケット、経路エントリー、親子エントリー、Kホップ近傍ルーティングプリファレンスの少なくとも一部分を記憶するメモリと、
複数のサブネットワークの目的関数とルーティングメトリックとの組み合わせに基づいて前記サブネットワークに参加し、異なるサブネットワークの異なるタイプのルーティングを指定する異なる動作モード(MOP)を求めるプロセッサと、
備える、異種無線ネットワークにおいてパケットをルーティングするノードを開示する。
物理的に接続されたネットワークの低電力高損失ネットワーク用ルーティングプロトコル(RPL)の分割の一例を示す図である。 ネットワークトポロジー内の異なる位置にあるノードの異なるリソース要件の一例を示す図である。 ノードの電池の寿命に影響を与えるRPLの一例を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態によるマルチホップ異種無線ネットワークの概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による図2Aのネットワークの形成に関与しているノードの構造の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、サブネットワークのセットに分割されたマルチホップ異種無線ネットワークにおいてパケットをルーティングする方法のブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態によるルーティングテーブルエントリーの一例示のフォーマットを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態によるソースルーティングエントリーのフォーマットを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態によるKホップ近傍エントリーのフォーマットを示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による2ホップ近傍要求パケット及び応答パケットの送信の一例を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態によるノードの動作モード(MOP)を変更する方法のブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ソースノードからデスティネーションノードへの複数の中間中継ノードを介したルーティングパスの一例を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、目的関数のセット及びルーティングメトリックのセットを用いて階層型デスティネーション指向有向非巡回グラフ(H−DODAG)を構築する方法のブロック図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ルーティングメトリックの3つのセットを用いた階層型デスティネーション指向有向非巡回グラフ(H−DODAG)の一例を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ノードにMOPを減少させることができる条件の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、ノードにMOPを増加させることができる条件の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、データノードがタスクIDに基づいてシンクノードに上りパケットを送信する概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、データノードがキュー占有インデックス(QOI)に基づいて上りパケットを転送する親を選択する概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、シンクノードがルーティングテーブル及びソースルーティングデータベースを用いて下りパケットをデスティネーションに送信する2つの方法の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、記憶型ノードがルーティングテーブル及びソースルーティングデータベースを用いて下りパケットをデスティネーションに中継する2つの方法の概略図である。 本発明の幾つかの実施形態による、非記憶型ノードがソースルーティングパスを用いて下りパケットをデスティネーションに中継する概略図である。
無線のモノのインターネット(IoT)ネットワーク等の異種無線ネットワークには、数万個のノードが存在する可能性がある。これらのノードは、異なるタスクを実行することが必要とされている。例えば、或るノードグループは、現場監視を行うことができ、別のノードグループは、ファクトリーオートメーションのデータを転送することができ、更に別のノードグループは、ビルセキュリティを監視する。異なるタスクは、異なる要件を有する。現場監視の場合、ノードは、通常、電池電源式である。これらのノードは、測定データをあまり高い頻度で送信しない。パケット損失は決定的に重要なものではない。ここでのルーティングの要件は、電池寿命を延長することである。ファクトリーオートメーションの場合、大量のデータ転送があり、データを確実に送達することが必要とされる。ここでの要件は、通信の信頼性である。ビルセキュリティの場合、多くのデータトラフィックはない。一方、何らかの疑わしいイベントの場合、情報が、コントロールセンターに直ちに送信される可能性がある。ここでの要件はレイテンシーである。
したがって、ネットワークトポロジーは、アプリケーションの要件に基づいて、ネットワークの異なる部分におけるその機能を適応させることが必要とされる。ネットワークトポロジーの特徴は、このトポロジーを作成するのに用いられるルーティングアルゴリズム、メトリック及び目的関数によって決まる。その結果、ルーティングアルゴリズムは、異種ネットワークの異なる部分には異なるルーティングメトリック及び目的関数を適用することができる。例えば、現場監視の場合、残余エネルギー(RE)等のエネルギー関連ルーティングメトリック及び最小エネルギーパス等の寿命関連目的関数が用いられるべきである。ファクトリーオートメーションの場合、予想送信カウント(ETX)等の高スループットルーティングメトリック及び最高信頼性パス等の信頼性関連目的関数が用いられるべきである。セキュリティ監視の場合、ホップカウント(HC)等の遅延関連ルーティングメトリック及び最短パス等の低レイテンシー関連目的関数が用いられるべきである。異なるルーティングメトリック及び目的関数が、ネットワークトポロジーの異なる階層と、ネットワークトポロジーの同じ階層における異なるクラスターとにおいて適用されるように階層型ネットワークトポロジーを用いて、そのような要件を満たすことができる。
そのために、本発明の幾つかの実施形態は、マルチホップ異種無線ネットワークでは、異なるアプリケーション要件及びリソース要件に基づいてネットワークトポロジーを構築することができるという認識に基づいている。例えば、目的関数及びルーティングメトリックの適切なセットを選択して、トポロジーのマルチ階層及びマルチクラスターを構築するように、異種の目的関数及びルーティングメトリックがノードに提供されるべきである。
低電力高損失ネットワーク用IPv6ルーティングプロトコル(RPL)は、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)によって開発されたルーティングプロトコルである。RPLは、ネットワークのノードを、デスティネーション指向有向非巡回グラフ(DODAG)と呼ばれるツリー状のトポロジーに編成する。所定のメモリ閾値に基づいて、RPLは、4つの動作モード(MOP)、すなわち、MOP=0、MOP=1、MOP=2及びMOP=3を定義する。MOP=0の場合、RPLは、データノードからシンクノードへの一方向ルーティング、すなわち、上りルーティングしかサポートしない。RPLは、シンクノードからデータノードへのルーティング、すなわち、下りルーティングをサポートしない。MOP=1の場合、RPLは、双方向ルーティングを可能にし、下りルーティングにソースルーティングを用いる。メモリを節約するために、MOP=1において動作するノードは、他のどのノードの経路エントリーも記憶しない。その結果、MOP=1は、非記憶型動作モードと呼ばれる。MOP=2の場合、RPLは、双方向ルーティングをサポートし、下りルーティングにルーティングテーブルを用いる。MOP=2において動作するノードは、そのサブDODAG、すなわち、サブツリーにおけるノードの経路エントリーを記憶する。しかしながら、MOP=2の場合、下りマルチキャストはサポートされない。したがって、MOP=2は、マルチキャストサポートを有しない記憶型動作モードと呼ばれる。MOP=3の場合、RPLは、下りマルチキャストをサポートすることによってMOP=2を強化する。したがって、MOP=3は、マルチキャストサポートを有する記憶型動作モードと呼ばれる。MOP=2及びMOP=3は、ノードが経路エントリーを記憶するためにより大きなメモリ空間を有することを必要とする。
しかしながら、RPLは、ネットワークにおける全てのルーターノードが同じMOPを有すること、すなわち、全てのルーターノードがシンクノードのMOPと同じMOPを有することができることを要件とする。そのために、本発明の幾つかの実施形態は、ノードがシンクノードのMOPと異なるMOPを有する場合に、そのノードは、リーフノードとしてネットワークに参加することしかができず、したがって、ネットワークを拡張することができないという認識に基づいている。
図1Aは、そのような認識を実証する一例を示している。この例では、全てのノードは、リンク110を介して物理的に接続されている。シンクノードS、ノードN1及びノードN2は、MOP=1を有する。ノードS1及びS2は、MOP=2を有する。ノードS1は、シンクノードのMOPと異なるMOPを有するので、S1は、DODAGトポロジー120にリーフノードとして参加することができる。したがって、S1は、ネットワークを拡張することができない。その結果ノードS2は隔離され、ネットワーク120に参加することができない。
本発明の幾つかの実施形態は、ネットワークトポロジーの位置が異なれば、その位置におけるノードのリソース要件は異なるということをRPLは考慮していないという認識に基づいている。所定のメモリ閾値に基づくMOPの決定は、同種ネットワークにおいても行うことができない。例えば、同じメモリを有する場合、シンクノードから離れているノードは、そのサブツリーにおける全ての経路エントリーを記憶することができる一方、シンクノードに近いノードは、そのサブツリーにおける全ての経路エントリーを記憶することができない。さらに、より小さなメモリを有するノードが全ての経路エントリーを記憶することができ、より大きなメモリを有するノードが経路エントリーを記憶することができない可能性さえある。
図1Bは、そのような認識を実証する一例を示している。この例では、経路エントリー130は200バイトであり、ノードS1は1000バイトのメモリを有し、ノードS2は500バイトのメモリを有する。しかしながら、S2がノードS3の経路エントリーを記憶するには、200バイトのメモリしか必要とされず、S1がノードS2〜S8の経路エントリーを記憶するには、1400バイトのメモリが必要とされる。その結果、より大きなメモリを有するノードS1は、全ての経路エントリーを記憶することができない。
加えて、本発明の幾つかの実施形態は、RPLは、ネットワーク動作における電池エネルギー等の持続可能でないリソースの消費を考慮していないという認識に基づいている。図1Cは、そのような認識を実証する一例を示している。この例では、ノードS1は、ネットワーク始動時140に100%の電池を有し、したがって、MOP=2で動作する。ノードN1〜N7は、それらのパケット160を、ノードS1を介してシンクノードSに転送する。しかしながら、S1は電池電源式である。ネットワークが動作すると、S1は、そのエネルギーを費やして、そのサブツリーにおけるノードN1〜N7のデータパケットを中継する。現時点150において、S1は、5%の電池エネルギーしか有しておらず、そのため、S1は、それ自身のデータを送信することのみにそのエネルギーを用いるべきである。この場合、ノードN1〜N7は、それらのパケット160をN8及びN9を介して転送すべきである。この問題は、ノードN1〜N7がS1の電池レベルを知らず、それらのパケット160を、S1を介して転送し続けるということである。その結果、S1は、すぐにデッド(dead:電源が切れた)ノードになる。
したがって、本発明の種々の実施形態は、リソースアウェアマルチタスクルーティング方法を提供する。この方法は、混合動作モードが物理的に接続されたネットワークの分割を回避することを可能にし、そのルーティング機能をリソース要件に基づいて適応させ、ネットワーク動作におけるリソース使用量を考慮し、異種の目的関数及びルーティングメトリックがネットワークにおける複数のタスクの階層型ルーティングトポロジーを作成することを可能にするものである。
図2Aは、本発明の幾つかの実施形態によるマルチホップ異種無線ネットワーク200の概略図を示している。このネットワークは、異なるメモリリソース及びエネルギーリソース201を有する複数のノードを備える。このネットワークは、シンクノード205と、大きなメモリ及びグリッド電源を有するデータノード210と、大きなメモリ及び大きな電池電源を有するデータノード220と、大きなメモリ及び小さな電池電源を有するデータノード230と、小さなメモリ及びグリッド電源を有するデータノード240と、小さなメモリ及び大きな電池電源を有するデータノード250と、小さなメモリ及び小さな電池電源を有するデータノード260とを備える。全てのノードは、無線リンク208を介して通信する。リンクの方向は、ノードの物理的到達可能性を示している。幾つかのノードは、パケットをシンクノードに直接送信することができる。ノードのうちの幾つかは、いずれのシンクノードにもパケットを直接送信することができない。その代わりに、パケットは、まず、中間ノード又は中継ノードに送信され、次に、これらの中間ノード又は中継ノードが、これらのパケットをシンクノードに中継する。換言すれば、パケット送信は、マルチホップ形式で行われる。
本発明の幾つかの実施形態は、異なる計算リソース及びエネルギーリソースを有する複数のノードを備えるマルチホップ無線ネットワークは、目的関数とルーティングメトリックとの固有の組み合わせを有する複数のサブネットワークに分割することができるという認識に基づいている。その上、そのようなネットワークのノードは、複数のサブネットワークに参加することができ、異なるサブネットワークの異なるタイプのルーティングを指定する異なるMOPに従って動作することができる。
図2Bは、図2Aのネットワークの形成に関与することができるノード270の構造を概略的に示している。このノードは、データパケット及び制御パケット等のパケットを送受信する送受信機を備える。この送受信機は、受信機271及び送信機272のうちの一方又は組み合わせを備えることができる。このノードは、当該ノードにエネルギーを供給する電池274又は電力グリッド275等の電力源273と、プロセッサ276と、メモリ277とを備えることができる。このメモリは、ルーティングメモリセクション278とノードメモリセクション279とを含む2つのセクションに分割されている。
プロセッサ276は、複数のサブネットワークの目的関数とルーティングメトリックとの組み合わせに基づいてそれらのサブネットワークに参加し、異なるMOPを求める。ルーティングメモリセクション278は、ノード270によって受信された中継パケットをバッファリングするルーティングバッファーメモリ280と、ノード270をルーター(すなわち、中継ノード)として用いるノードの経路エントリー(すなわち、ルーティングテーブルエントリー)及び親子(child-parent)エントリー(すなわち、ソースルーティングエントリー)等のルーティングトポロジー情報を記憶するルーティングトポロジーメモリ290とに更に分割される。ノードメモリ279は、ネットワークに参加するためにノード270によって用いられる。ネットワーク識別子及びノード270の識別子等のネットワーク情報は、ノードメモリ279に記憶される。ノードメモリ279は、このノード自身のパケットをバッファリングするのにも用いられる。
ネットワーク200を形成するために、各ノード270は、幾つかの動作を実行し、幾つかの情報を記憶することができる。例えば、各ノードは、経路発見パケットを受信することができ、当該ノードのデータパケットをシンクノードに向けて送信するためにシンクノードID及び次ホップノードIDを記憶することができる。シンクノードID及び次ホップノードIDは、ノードメモリセクション279に記憶される。260等のノードは、他のノードのパケットを中継するだけの十分なメモリ及び電力供給を有していない場合があり、リーフノードとしてネットワークに参加することしかできない。240等のノードは、パケットを中継ルーティングするだけの十分な電力供給を有するが、そのサブツリーにおけるノードのルーティング情報を記憶するだけの十分なルーティングトポロジーメモリ290を有していない。210等のノードは、全てのルーティング機能を実行することができ、全てのルーティング情報を記憶することができる。
図2Cは、本発明の幾つかの実施形態による、第1のシンクノードを有する第1のサブネットワークと、第2のシンクノードを有する第2のサブネットワークとを含むサブネットワークのセットに分割されたマルチホップ異種無線ネットワークにおいてパケットをルーティングする方法のブロック図を示している。これらの実施形態では、1つのノードが、第1のサブネットワークの少なくとも一部と、第2のサブネットワークの少なくとも一部とを形成する。本方法のステップは、ノードのプロセッサ276を用いて実行される。
本方法は、ノードにおける配分ルーティングメモリ(ARM)と、ノードの残りの予想ルーティング寿命(ERL)との関数として、ノードの利用可能ルーティングリソース285を求める(284)。ARMは、ルーティングプロトコルを実行するためにノードによって配分されるメモリの一部分であり、ERLは、ノードがパケットをルーティングすることができる時間であり、この時間は、例えば、ノードの電池のタイプと、ノードが動作する状態とによって左右される可能性がある。特に、幾つかの実施形態では、利用可能ルーティングリソース285は、ノードのサブネットワークから独立しており、ノード自体のパラメーターに基づいて求められる。
本方法は、ノードによってサブネットワークに用いられるルーティングプロトコルと、サブネットワークにおけるノードの論理ロケーションと、ノードを通るサブネットワークにおけるデータトラフィックとの関数として、ノードの少なくとも1つの必要ルーティングリソースも求める(281)。特に、幾つかの実施形態では、必要ルーティングリソース285は、ノードが関与して形成されたサブネットワークに依存する。そのために、このノードは、異なる必要ルーティングリソースを求めることができる。例えば、この求めること281は、第1のサブネットワークのためのこのノードの第1の必要ルーティングリソース282を求めることと、第2のサブネットワークのためのこのノードの第2の必要ルーティングリソース283を求めることとを含む。第1の必要ルーティングリソース282は、第2の必要ルーティングリソース283と異なる可能性がある。例えば、ノードの論理ロケーションが、第2のネットワークの第2のシンクよりも第1のサブネットワークの第1のシンクに近い場合、ノードは、第2のサブネットワークよりも第1のサブネットワークのデータをより多く転送することが必要となる可能性がある。そのために、第1の必要ルーティングリソース282は、第2の必要ルーティングリソース283よりも大きい可能性がある。
本方法は、利用可能ルーティングリソース285及び第1の必要ルーティングリソース282を用いて、第1のサブネットワークにおけるノードのルーティングのタイプを指定する第1のMOPを求める(291)とともに、利用可能ルーティングリソース285及び第2の必要ルーティングリソース283を用いて、第2のサブネットワークにおけるノードのルーティングのタイプを指定する第2のMOPを求める(293)。第1の必要ルーティングリソースと第2の必要ルーティングリソースとの相違に起因して、第1のMOPは第2のMOPと異なる可能性がある。次に、本方法は、第1のMOPに従って第1のサブネットワークにおいてパケットをルーティングするとともに、第2のMOPに従って第2のサブネットワークにおいてパケットをルーティング(295)。
本発明の幾つかの実施形態は、マルチホップ異種無線ネットワークが、配分ルーティングバッファーメモリ280、配分ルーティングトポロジーメモリ290、電源273等のノードリソースと、サブツリーサイズ、必要ルーティングメモリ等の検知されたネットワーク状態とに基づいて階層型ルーティングを実現するための階層型RPL(H−RPL)ルーティングプロトコルを提供する。その結果、H−RPLルーティングプロトコルは、ネットワーク内のノードを階層型DODAG(H−DODAG)トポロジーに編成する。
H−DODAGトポロジーにおけるシンクノードは、H−DODAGルート(root)と呼ばれる。H−DODAGは、3つのパラメーター、すなわち、H−RPLInstanceID、H−DODAG ID及びH−DODAGバージョン番号によって一意に特定される。H−DODAGにおけるノードのランクは、H−DODAGルートを基準とした他のノードに対するこのノードの個々の位置を規定する。H−RPLは、H−DODAG情報オブジェクト(H−DIO)パケットを用いて、データノードからシンクノードへの上り経路を構築する。シンクノードからデータノードへの下り経路を作成するために、H−RPLは、H−DODAGデスティネーションアドバタイズメントオブジェクト(H−DAO)パケットを用いる。H−DODAG情報請求(H−DIS)パケットは、H−DIOパケットをH−RPLノードに請求するのに用いられる。すなわち、新たな経路を発見するのに用いられる。
H−RPLと標準的なRPLとの間の制御パケットの相違は、次のものを含む。すなわち、(1)H−DIOは、異種目的関数、すなわち、ネットワークの異なる部分において変化する目的関数のセットを搬送する;(2)H−DIOは、各目的関数に用いられるルーティングメトリックを指定する1対多マップのセットを搬送する;(3)H−DIOは、固定MOPではなく可変MOPを搬送する;(4)H−DIOは、サブH−DODAG IDを搬送する;(5)MOPは、4つではなく5つの符号化を有する;(6)H−DAOは、対応するターゲットノードのMOPを搬送する;及び(7)H−DISは、好適な目的関数のセット及び好適なルーティングメトリックのセット並びに好適なMOPを指定することができる。
新たな動作モード(MOP)及びMOP符号化
H−DODAGトポロジーでは、ノードは、MOPを用いて、それらのルーティングタイプをアナウンスする。RPLによって定義されたMOPは、異種ネットワークの要件を満たしていない。したがって、RPLにおいて定義されたMOP=0、MOP=1、MOP=2及びMOP=3に加えて、本発明の実施形態は、H−DODAGの新たなMOP、すなわち、MOP=−1を定義する。MOP=−1の場合、ノードは、そのリソースのうちの1つ又は組み合わせが重要であるので、もはやルーティングを実行することができないことをシグナリングする。代わりに、利用可能リソースは、そのノードがそれ自身のパケットを送信することのみ可能にすることができる。新たなMOP=−1の導入に伴い、MOPは4ビットを要する。
H−DODAGトポロジーでは、MOP=−1は、リーフMOPと呼ばれ、MOP=0は、上りMOPと呼ばれ、MOP=1は、非記憶型MOPと呼ばれ、MOP=2は、記憶型MOPと呼ばれ、MOP=3は、マルチキャスト記憶型MOPと呼ばれる。
H−DODAGにおけるノードは、ルーティングのタイプを指定する異なるMOPに従って動作する。リーフMOPに従って動作するノードは、リーフノードとすることができ、したがって、ネットワーク接続を拡張することができない。すなわち、通常のH−DIOパケットを送信しない。上りMOPに従って動作するノードは、下りパケットをルーティングしない。非記憶型MOPに従って動作するノードは、下りルーティング情報を記憶しない。記憶型MOPに従って動作するノードは、経路エントリー、ネットワークの少なくとも一部分の親子ペアを指定する親子エントリー、及びKホップ近傍情報等の下りルーティング情報を記憶する。マルチキャスト記憶型MOPに従って動作するノードは、下りルーティング情報と、マルチキャストグループのメンバー等の下りマルチキャスト情報とを記憶する。
MOP=−1、0、1で動作するノードは、本明細書では、非記憶型ノードと呼ばれる。MOP=2、3で動作するノードは、本明細書では、記憶型ノードと呼ばれる。MOP=−1、0及び1の場合、ノードは、親情報をH−DAOに含めることによってH−DAOをシンクノードに送信する。このH−DAOは、非記憶型H−DAO(N−H−DAO)と呼ばれる。MOP=2及び3の場合、ノードは、親情報をH−DAOに含めずにH−DAOを親に送信する。このH−DAOは、記憶型H−DAO(S−H−DAO)と呼ばれる。
動作モード(MOP)の決定及び変更
H−DODAGトポロジーを構築するために、ネットワーク200におけるノードは、適切なMOPを求める必要がある。このために、本発明の幾つかの実施形態は、2つの新たなパラメーターを用いて、MOPを計算する。第1のパラメーターは、経路エントリー310、親子エントリー320、Kホップ近傍エントリー330を記憶するとともに、中継パケット等をバッファリングするのに必要とされる必要ルーティングメモリ(RRM)である。RRMは、配分ルーティングメモリ(ARM)278と異なる。RRMは、MOPを求める際に重要である。なぜならば、図1Bに示すように、同じARMを有する場合、より小さなサブツリーを有するノードは、経路エントリー及び親子エントリー等の全てのルーティング情報を記憶することができる一方、より大きなサブツリーを有するノードは、全てのルーティングデータを記憶することができないからである。第2のパラメーターは、ノードがルーティングを実行することができる時間を示す予想ルーティング寿命である。ルーティング寿命がクリティカルであるとき、ノードは、リーフノードとしてのみ動作することができる。ネットワーク200では、ノードは、異なる電源及び異なる電池容量を有する。グリッド電源を有するノードは、無限のルーティング寿命を有するとみなされる。一方、電池電源を有するノードは、有限のルーティング寿命を有する。電池容量の変動に起因して、残りのエネルギーのパーセンテージ等の従来の測定値は意味をなさない。なぜならば、同じパーセンテージの残りのエネルギーを有する場合であっても、大きな電池容量を有するノードは、小さな電池容量を有するノードよりも長くルーティングを行うことができるからである。加えて、ノードは、ネットワーク200において異なる役割を果たす場合がある。ルーターは、リーフノードよりも多くのエネルギーを消費する。同じ量の電池エネルギーを有する場合であっても、重い作業負荷のノードの寿命は、軽い作業負荷のノードの寿命よりも短い。したがって、従来の残余エネルギー測定値は、ノードの寿命を示さない場合がある。
H−DODAGトポロジーに参加するために、ノードは、ノードが動作するのに必要とするメモリであるノードメモリ279を十分に有することができる。このノードメモリは、ノードがルーターとして付加的な役割を果たすのに必要とする付加的メモリであるルーティングメモリ278とは異なる。H−DODAGトポロジーでは、必要とされるノードメモリ(RNM)は、以下のように計算することができる。
Figure 0006485671
ここで、
Parent ID:親ID
Parent MOP:MOP
Default Lifetime:デフォルト寿命
Lifetime Unit:寿命単位
H-DOGAG Version Number:H−DODAGバージョン番号
Sub H-DODAG ID:サブH−DODAG ID
Node MOP:ノードMOP
Node Buffer:ノードバッファー
である。
また、Nは親の数であり、親ID(Parent ID)は16バイトであり、デフォルト寿命(Default Lifetime)は1バイトであり、寿命単位(Lifetime Unit:寿命ユニット)は2バイトであり、親MOP(Parent MOP)は0.5バイトであり、H−RPLInstanceIDは1バイトであり、H−DODAG IDは16バイトであり、H−DODAGバージョン番号(H-DOGAG Version Number)は1バイトであり、サブH−DODAG ID(Sub H-DODAG ID)は16バイトであり、ノードMOP(Node MOP)は0.5バイトであり、ノードバッファーサイズは、ノードのパケット生成レートに依存する。したがって、最小RNM(RNMmin)は、少なくとも54+node_buffer_size+other_required_node_memoryバイトであり、これは1つの親のみのものである。
式(1)は、RNMminがノードに依存することを示している。ノードが、より多くの親を選択する場合又はより多くのパケットを生成する場合、RNMminはより大きくなる。そうでない場合、RNMminはより小さくなる。
必要ルーティングメモリ(RRM)の計算
RRMを計算する手法は、全てのルーティングアルゴリズムについて同じである。しかしながら、計算されるRRMは、特定のルーティングアルゴリズムに基づいて変化する。なぜならば、異なるルーティングアルゴリズムは、異なるルーティング情報を記憶するからである。本発明の実施形態は、H−RPLルーティングプロトコルのRRMを計算する方法を提供する。H−RPLには、4つのタイプのルーター、すなわち、上りルーター、非記憶型ルーター、記憶型ルーター及びマルチキャスト記憶型ルーターが存在する。
H−DODAGトポロジーにおけるノードが上りルーターであるためには、このノードは、通常のH−DIOパケットを送信する必要がある。したがって、ノードは、3つのトリクルタイマー構成パラメーター、すなわち、H−DIO間隔最小値(interval minimum)(1バイト)、H−DIO間隔倍増値(interval doublings)(1バイト)、及びH−DIO冗長定数(1バイト)を保持する必要がある。加えて、ノードは、3つのトリクルタイマー変数、すなわち、現在の間隔サイズI(4バイト)、現在の間隔内の時刻T(4バイト)、及びカウンターC(1バイト)も保持する必要がある。加えて、上りルーターは、目的関数のセット及びルーティングメトリックのセット並びに目的関数とルーティングメトリックとの間の1対多マッピングも保持する必要がある。目的関数は、1バイトである目的コードポイント(OCP)によって特定され、ルーティングメトリック(RM)は、少なくとも1バイトである。上りルーターは、親ランク(2バイト)、ノードランク(2バイト)、MaxRankIncrease(2バイト)、及びMinHopRankIncrease(2バイト)も保持する必要がある。しかしながら、上りルーターは、下りパケットをルーティングせず、したがって、デスティネーションアドバタイズメントトリガーシーケンス番号(DTSN)を保持しない。その結果、上りルーターの必要ルーティングメモリ(RRM)は、以下の式によって与えられる。
Figure 0006485671
ここで、
H-DIO Interval Min:H−DIO間隔最小値
H-DIO Interval Doublings:H−DIO間隔倍増値
H-DIO Redundancy Constant:H−DIO冗長定数
OCP to RMs Mappings:OCP対RMマッピング
Parent Rank:親ランク
Node Rank:ノードランク
Upward Routing Buffer:上りルーティングバッファー
である。
また、NOCPは目的関数の数であり、NRMはルーティングメトリックの数である。したがって、上りルーターの最小RRM(
Figure 0006485671
)は、少なくとも22+upward_routing_buffer_size+other_required_routing_memoryバイトであり、これは1つの目的関数、1つのルーティングメトリック及び1つの親についてのものである。
非記憶型ルーターの場合、上りルーターによって必要とされるルーティングメモリに加えて、DTSN(1バイト)を保持することと、下りパケットをバッファリングすることとに、追加のルーティングメモリが必要とされる。したがって、非記憶型ルーターの必要ルーティングメモリ(RRM)は、以下の式によって与えられる。
Figure 0006485671
ここで、
Parenet DTSN:親DTSN
Downward Routing Buffer:下りルーティングバッファー
である。
非記憶型ルーターの最小RRM(
Figure 0006485671
)は、少なくとも23+upward_routing_buffer_size+downward_routing_buffer_size+other_required_routing_memoryバイトであり、これは、1つの目的関数、1つのルーティングメトリック及び1つの親についてのものである。
ノードが記憶型ルーターであるためには、非記憶型ルーターによって必要とされるルーティングメモリに加えて、経路エントリー、親子エントリー及びKホップ近傍情報を記憶するために、追加のルーティングメモリが必要とされる。ノードのKホップ近傍は、このノードのKホップ近傍内にあるノードとして定義される。記憶型ルーターは、その記憶型子によって送信又は転送されたN−DAOパケット及びS−H−DAOパケットの双方に含まれるデスティネーションの数をカウントすることによって、そのルーティングテーブルのサイズを計算する。記憶型ルーターは、その非記憶型子によって送信又は転送されたN−H−DAOパケットに含まれるデスティネーションの数をカウントすることによって、その親子データベースのサイズを計算する。記憶型ルーターは、Kホップ近傍要求パケットをブロードキャストするとともに、応答パケットに含まれるKホップ近傍の数をカウントすることによってKホップ近傍の数を計算する。記憶型ルーターは、そのプリファレンスに基づいてKの値を求める。K=1である場合、Kホップ近傍セットと近傍セットとは同じである。K>1である場合、近傍セットは、Kホップ近傍セットのサブセットである。
図4は、記憶型ルーター(SR)410及び420が2ホップ近傍要求パケット430をブロードキャストし、2ホップ内の近傍が近傍応答パケット440を用いて応答する2ホップ近傍要求近傍応答プロセスの一例を示している。近傍要求パケット及び近傍応答パケットは、1ホップ近傍によって中継される。N1及びN2等の幾つかのノードは、1つの記憶型ルーター410からのみ2ホップ近傍要求430を受信する。一方、N8、N9及びN11等の幾つかのノードは、記憶型ルーター410及び420の双方から2ホップ近傍要求430を受信する。この場合、これらのノードは、それらの第1のルーティングプリファレンス及び第2のルーティングプリファレンスを第1の記憶型ルーター及び第2の記憶型ルーターにそれぞれ送信することができる。ノードは、それらのプリファレンスに基づいて第1の記憶型ルーター及び第2の記憶型ルーターを選択する。例えば、ノードは、より小さなホップカウントを有する第1の記憶型ルーターと、より大きなホップカウントを有する第2の記憶型ルーターとを選択することができる。
記憶型ルーターが、そのルーティングテーブルにN個のエントリーと、その親子データベースにN個のエントリーと、N個のKホップ近傍とを有すると仮定する。この記憶型ルーターのRRM(RRM)は、以下の式によって与えられる。
Figure 0006485671
ここで、
Route Entry:経路エントリー
Child-Parent Entry:親子エントリー
K-Hop Neighbor Entry:Kホップ近傍エントリー
である。
そして、経路エントリーのフォーマットは図3Aに示され、ターゲットIDは16バイトであり、次ホップIDは16バイトであり、MOPは0.5バイトであり、パス寿命は1バイトである。したがって、経路エントリーの最小サイズは33.5バイトである。親子エントリーのフォーマットは図3Bに示され、最小サイズは同じく33.5バイトである。Kホップ近傍エントリーのフォーマットは、図3Cに示されている。近傍IDは16バイトであり、ルーティングプリファレンスは1バイトであり、ホップカウントは1バイトであり、タイムスタンプは4バイトである。Kホップ近傍エントリーの最小サイズは22バイトである。記憶型ルーターであるためには、ノードは、少なくとも1つの親を有し、少なくとも1つの経路エントリー又は親子エントリーと、少なくとも2つのKホップ近傍とを記憶する必要がある。したがって、記憶型ルーターの最小ルーティングメモリ(
Figure 0006485671
)は、少なくとも100.5+upward_routing_buffer_size+downward_routing_buffer_size+other_required_routing_memoryバイトである。
マルチキャスト記憶型ルーターが下りマルチキャストをサポートするために、必要ルーティングメモリRRMに加えて、ノードは、マルチキャストグループのメンバーを記憶する等の、下りマルチキャストを動作させるのに必要とされる追加のマルチキャストメモリを必要とする。したがって、マルチキャストサポートを有する記憶型ルーターのRRM(RRM)は、以下の式によって与えられる。
Figure 0006485671
ここで、
Downward Multicast Memory:下りマルチキャストメモリ
である。
マルチキャストサポートを有する記憶型ルーターの最小ルーティングメモリ(
Figure 0006485671
)は、少なくとも100.5+upward_routing_buffer_size+downward_routing_buffer_size+downward_multicast_memory+other_required_routing_memoryバイトである。
式(2)から式(4)は、閾値
Figure 0006485671
がノードに依存することを示している。例えば、ノードがより多くの親を選択する場合又はより大きなサブツリーを有する場合、これらの閾値はより大きくなる。また、双方向ルーティングには、一方向ルーティングよりも多くのメモリが必要とされる。
計算された閾値
Figure 0006485671
と、配分ルーティングメモリ(ARM)とを用いて、ノードは、そのMOPを以下のように求めることができる。
Figure 0006485671
このMOP計算方法は、ノードが商用電源式である場合又は予想ルーティング寿命が利用可能でない場合に用いることができる。
予想ルーティング寿命の計算
ノードは、ルーティングの際に、中継パケットの受信及び中継パケットの送信によってエネルギーを消費する。商用電源式ノードは、電力供給が無制限であり、したがって、無制限のルーティング寿命を有する。他方、電池電源式ノードは、電力供給が限られている。ノードの電池レベルが低いとき、ルーティング機能を停止することが望ましい。このように、電池ノードは、それ自身のパケットを送信するのに残りのエネルギーを用いることができる。この手法は、ネットワーク寿命を延ばし、デッドノードを回避する。予想ルーティング寿命(ERL)を計算するために提供される方法は以下のとおりである。
商用電源式ノードについて、このノードが親を有する場合、すなわち、親集合(PS)のサイズが0よりも大きい場合、このノードは、無限のルーティング寿命を有するとみなされ、このノードが親を有しない場合、このノードはパケットをルーティングすることができない。その結果、このノードは、ルーティング寿命を有しないとみなされる。したがって、商用電源式ノードのERLは、以下のように規定される。
Figure 0006485671
ここで、
Infinite Routing Lifetime:有限のルーティング寿命
である。
電池電源式ノードの予想ルーティング寿命を計算するために、Eは、時刻t(i=0,1,2,…)における残余エネルギーであり、Eは初期エネルギーであり、PTXは送信電力消費量であり、PRXは受信電力消費量であり、NRは時刻ti−1から時刻tまでに受信された中継パケットの数であり、NTは時刻ti−1から時刻tまでに送信された中継パケットの数であると仮定する。その場合、時刻tにおける予想ルーティング寿命(ERL)は、以下のように推定される。
Figure 0006485671
したがって、時刻tにおける電池電源式ノードのERLは、以下のように規定される。
Figure 0006485671
予想ルーティング時間の4つの閾値
Figure 0006485671
を、
Figure 0006485671
となるように規定する。ここで、
Figure 0006485671
は、上りルーターに必要とされる最小ルーティング寿命であり、
Figure 0006485671
は、非記憶型ルーターに必要とされる最小ルーティング寿命であり、
Figure 0006485671
は、記憶型ルーターに必要とされる最小ルーティング寿命であり、
Figure 0006485671
は、下りマルチキャストをサポートするために記憶型ルーターに必要とされる最小ルーティング寿命である。計算された予想ルーティング寿命(ERL)に基づいて、ノードは、そのMOPを以下のように求めることができる。
Figure 0006485671
このMOP計算は、ノードが無制限のルーティングメモリを有するとともに、配分ルーティングメモリ又は必要ルーティングメモリが利用可能でないときに用いることができる。式(10)は、電池電源式ノードがERL<ERLを有する場合に、このノードはパケットをもはやルーティングしないことを示している。代わりに、このノードは、自身のパケットを送信するのに残りのエネルギーを用いる。
式(6)と式(10)とを組み合わせると、ネットワーク200におけるノードのMOP計算は、以下のように規定される。
Figure 0006485671
図5は、本発明の1つの実施形態による、ノードのMOPを求める及び/又は変更する方法のブロック図を示している。ノードは、まず、ルーティングメモリ278を配分する(500)。ルーティングメモリ510が配分されると、潜在的な記憶型ノード、すなわち、
Figure 0006485671
以上の配分ルーティングメモリ(ARM)510を有するノードは、Kホップ近傍要求パケットを送信する。次に、ノードは、Kホップ近傍応答パケットと、H−DIO及びH−DAO等の他のネットワークトポロジーパケットとの受信を開始する。受信されたパケットに基づいて、ノードは、式(2)、式(3)、式(4)又は式(5)を用いて必要ルーティングメモリ(RRM)を求めることができ(540)、式(7)又は式(9)を用いて予想ルーティング寿命も求めることができる(550)。配分ルーティングメモリ(ARM)と、必要ルーティングメモリ(RRM)と、予想ルーティング寿命(ERL)とに基づいて、ノードは、式(11)を用いてそのMOPを求めることができる(560)。新たなMOPが計算されると、ノードは、この新たなMOP及び必要なトポロジーパケットを送信して(570)、そのルーティングタイプ及び更新された情報をその近傍に知らせる。次に、ノードは、戻ってパケットを受信し、ネットワーク状態と、必要な場合には変更されたMOPとを監視する。
ネットワーク200におけるノードは、配分ルーティングメモリと、必要ルーティングメモリと、予想ルーティング寿命とに基づいて計算された異なるMOPを用いることによって、様々なルーティングタイプをシグナリングするので、幾つかの実施形態は、リソースアウェアマルチタスクルーティングを用いて、データノードからシンクへ及びシンクからデータノードへパケットをルーティングする。本発明の幾つかの実施形態は、H−RPLプロトコルをリソースアウェアマルチタスクルーティングに適応させる。
階層型DODAG(H−DODAG)の構築
ノードの親は、シンクノードに向かうパス上の当該ノードの直近後続ノードとして定義される。ノードの子は、シンクノードに向かうパス上の当該ノードの直近先行ノードとして定義される。図6は、中継ノード650が中継ノード640の親であり、中継ノード640が中継ノード650の子である、ソースノード620からデスティネーションノード630へのルーティングパス610の一例を示している。
本発明の幾つかの実施形態は、ノードが、そのルーティングを、それ自身のリソースと、他のノードのMOPによって示されるような当該他のノードのリソースとを考慮して実行すべきであるとの認識に基づいている。加えて、幾つかの実施形態は、ノードが、それ自身のMOPとその近傍のMOPとを考慮してネットワーク階層に参加するという認識に基づいている。本発明の幾つかの実施形態は、ネットワーク階層が、目的関数のセット及びルーティングメトリックのセットに基づいて作成され、ノードが、それ自身のリソース及びその近傍のリソースを考慮して適切な目的関数及びルーティングメトリックを選択するという認識に基づいている。
図7は、本発明の1つの実施形態によるリソースアウェアマルチタスク階層型DODAG(H−DODAG)を作成するブロック図を示している。シンクノードは、H−DIOパケットをブロードキャストすることによってH−DODAG構築を開始する。標準的なDODAG構築と異なり、シンクノードは、H−DIOに含められる目的関数(OF)のセット及びルーティングメトリック(RM)のセットを求める(700)。シンクノードは、各目的関数に用いられるルーティングメトリックのセットを指定する。例えば、シンクノードは、2つの目的関数OF1及びOF2と、3つのルーティングメトリックRM1、RM2及びRM3とを選択し、これらのOF及びRMを2つのセット(OF1,RM1,RM2)及び(OF2,RM2,RM3)にグループ化する。その結果、RM1及びRM2はそれぞれ、OF1の1次ルーティングメトリック及び2次ルーティングメトリックとなり、RM2及びRM3はそれぞれ、OF2の1次ルーティングメトリック及び2次ルーティングメトリックとなる。指定されていない場合には、セット(OF1,RM1,RM2)が、H−DODAGトポロジーの第1の階層を構築するのに用いられ、セット(OF2,RM2,RM3)が、H−DODAGトポロジーの第2の階層を構築するのに用いられる。シンクノードは、ネットワーク全体の考慮に基づいてセット(OF1,RM1,RM2)を選択し、Kホップ近傍要求応答プロセスにおいて収集されたルーティングプリファレンス情報に基づいてセット(OF2,RM2,RM3)を選択する。H−DODAG IDに加えて、シンクノードは、サブH−DODAG IDも双方のセットとともにそのIPv6アドレスに含める。指定されていない場合には、シンクノードは、他の値を用いることができる場合であっても、MOP=2を設定する。シンクノードは、ルーティングテーブル760を作成し(705)、ソースルーティングデータベース(親子データベース)775を作成する(710)。これらのルーティングテーブル及びソースルーティングデータベースは、H−DAOパケットの受信及び処理において用いられる。次に、シンクノードは、2に設定されたMOPを有するH−DIOパケットをブロードキャストする(715)。H−DIOパケットを送信した後、シンクノードは、次に、H−DAOパケットを受信し(740)、これらのH−DAOパケットを処理する(745)。記憶型子によって送信又は転送されたN−H−DAOパケット又はS−H−DAOパケット750について、シンクノードは、経路エントリーをルーティングテーブル760に加える(755)。非記憶型子によって送信又は転送されたN−H−DAOパケット765について、シンクノードは、親子エントリーをソースルーティングデータベース775に加える(770)。
シンクノードが、H−DODAGの構築を開始すると、データノードは、H−DIOパケットを伝播して、ネットワークトポロジーを拡張する。データノードがH−DIOパケットを受信すると(720)、このノードは、パケットを処理し、受信されたH−DIOパケットに含まれる目的関数のセット、ルーティングメトリックのセット、目的関数とルーティングメトリックとの間の1対多マップのセット、及びMOP値を取得する。ノードは、H−DODAG ID及びサブH−DODAG IDも取得する。データノードは、そのMOP値を求める(725)。記憶型ノードは、ルーティングテーブル760を作成し(705)、ソースルーティングデータベース775を作成する(710)。記憶型データノードは、ルーティングテーブル760及びソースルーティングデータベース775を用いて、そのMOPを変更してもよい(725)。記憶型データノードは、近傍ルーティングプリファレンス780を用いて、目的関数のセット及びルーティングメトリックのセットを変更してもよい(725)。データノードのMOP=−1である場合、このノードは、受信されたH−DIOに含まれる(OF,RM)の第2のセットを用いて親のセットを選択する。第2のセット(OF,RM)は、異なるノードからの異なるH−DIOでは異なる可能性がある。次に、ノードは、デフォルト親を選択し、そのMOPを含むN−H−DAO765を構築し、このN−H−DAOをデフォルト親に転送する(735)。MOP=−1を有するノードは、リードノードとすることができるので、このノードは、H−DIOパケットを送信しない。データノードのMOP=0又は1である場合、このノードは、受信されたH−DIOに含まれる(OF,RM)の第2のセットを用いて親のセットを選択する。記憶型親が存在しない場合、ノードは、1つの非記憶型親をデフォルト親として選択し、このデフォルト親から受信された(OF,RM)の第2のセットを用いることによってそのランクを計算する。記憶型親が存在する場合、ノードは、1つの記憶型親をデフォルト親として選択し、このデフォルト親から受信された(OF,RM)の第2のセットを用いることによってそのランクを計算する。各ルーターが、選択された各親につき1つのDIOパケットを送信する標準的なRPLと異なり、ノードは、対応するサブH−DODAG IDを記憶し、ノードのMOP及び受信された(OF,RM)のセットを含むH−DIOパケットを送信する(730)。最後に、ノードは、そのMOPを含むN−H−DAO765を構築し、このN−H−DAOをデフォルト親に転送する(735)。データノードのMOP=2又は3である場合、ノードは、まず、受信されたH−DIOに含まれる(OF,RM)の第1のセットを用いて親のセットを選択する。そのような親が存在しない場合、すなわち、ノードが、非記憶型ノードからしかH−DIOを受信していなかった場合、このノードは、(OF,RM)の第2のセットを用いて親のセットを選択する。ノードが記憶型親を選択していた場合であっても、このノードは、それでもなお、(OF,RM)の第2のセットを用いることによって非記憶型親のセットをバックアップ親として選択することができる。ノードが、少なくとも1つの記憶型親を有する場合、このノードは、記憶型親をデフォルト親として選択する。この場合、ノードは、このデフォルト親から受信された(OF,RM)の第1のセットを用いてそのランクを計算する。選択された各親について、ノードは、H−DIOパケットにおいてMOP=2又は3を設定することによってH−DIOパケットを送信する(730)。最も重要なこととして、ノードは、サブH−DODAG IDをそのIPv6アドレスに置き換え、ノードは、Kホップ近傍のルーティングプリファレンスを示す、Kホップ近傍応答パケットから収集された情報を用いることによって、(OF,RM)の第2のセットを置き換えることができる(725)。ノードは、ルーティングテーブル760を作成し(705)、ソースルーティングデータベース775を作成する(710)。ノードは、1つのS−H−DAO750パケットを記憶型H−DAO親のそれぞれに送信し、いずれかの非記憶型親がH−DAO親として選択されている場合には1つのN−H−DAO765パケットを非記憶型親のうちの1つに転送する。記憶型親が選択されていない場合には、ノードは、デフォルト親から受信された(OF,RM)の第2のセットを用いることによってそのランクを計算する。次に、ノードは、MOP=1を設定することによってH−DIOパケットを送信する(730)。この場合、記憶型ノードは、非記憶型ノードとして動作し、ルーティングテーブル及びソースルーティングデータベースを作成しない。したがって、このノードは、代理非記憶型ノード(acting non-storing node)と呼ばれる。このMOPの降格は、データパケットの輻輳を回避するためである。なぜならば、このノードは、非記憶型近傍によって囲まれており、このノードが記憶型MOPをアナウンスした場合、全ての近傍がそれらのパケットをこのノードに転送するが、このノードは、実際には、非記憶型デフォルト親を有し、この親は、より多くのパケットを記憶する大きなバッファーを有しないか又はより多くのパケットを中継するより多くの電力供給を有しないからである。このノードは、1つのN−H−DAOをデフォルト親に転送する(735)。
H−DODAG構築プロセス中、データノードは、H−DIOパケットを受信して処理することに加えて、シンクノードからデータノードへの下り経路を作成するのに用いられるH−DAOパケットも受信して処理する。リーフノードは、H−DAOパケットを受信すべきではない。非記憶型ノード及び代理非記憶型ノードは、N−H−DAO765のみを受信すべきである(740)。これらのノードは、受信されたN−H−DAOパケットを処理せず、N−H−DAOパケットをそれらのデフォルト親に中継のみ行う。記憶型データノードは、記憶型子によって送信又は転送されたN−H−DAO又はS−H−DAO750パケットに含まれる各ターゲットの経路エントリーをルーティングテーブル760に加える(755)ことと、非記憶型子によって送信又は転送されたN−H−DAO765パケットに含まれる各ターゲットの親子エントリーをソースルーティングデータベース775に加える(770)こととによって、受信されたH−DAOパケットを処理する(745)。シンクノードは、H−DAOパケットを用いて、ネットワークサイズ、すなわちH−DODAGサイズを計算する。記憶型ノードは、H−DAOパケットを用いて、サブネットワークサイズ、すなわちサブH−DODAGサイズを計算する。
代理非記憶型ノードは、データアグリゲーションを実行するより多くの処理電力と、複数の通信インターフェースとを有する場合に、それ自身のサブDODAGを作成することができる。
図8は、サブネットワークのセットに分割されたH−DODAGトポロジーの一例を示している。シンクノードは、最大パケット送達レート及び高スループットメトリック予想送信カウント(ETX)850を目的関数及びルーティングメトリックの1次セットとして指定し、最小パケット遅延及びホップカウントを目的関数及びルーティングメトリックの2次セットとして指定する。第1のサブネットワークH−DODAG810は、シンクノード、記憶型ノードS1〜S7によって形成される。ETX850は、記憶型ノードS1〜S7によって高スループットを実現するために用いられる。ホップカウントメトリック860は、非記憶型ノードN1〜N7によって用いられる。第2のサブネットワークH−DODAG820は、記憶型ノードS2と、非記憶型ノードN1、N2、N3、N4及びN7とによって形成される。ここで、S2はサブH−DODAGルートと呼ばれる。第2のサブネットワークH−DODAG830は、記憶型ノードS7と、非記憶型ノードN5、N6、N7と、代理非記憶型ノードS8とによって形成される。ここで、S7は、サブH−DODAGルートである。ホップカウントメトリック860は、非記憶型ノードN5、N6、N7及び代理非記憶型ノードS8によって用いられる。この例では、非記憶型ノードN7は、2つの親N1及びN6を選択することによって2つのサブH−DODAG820及び830に参加する。第3のサブネットワークH−DODAG840は、代理非記憶型ノードS8と、非記憶型電池ノードN8、N9及びN10とによって形成される。ここで、代理非記憶型ノードS8はサブH−DODAGルートである。ノードN8、N9及びN10のルーティングプリファレンスに基づいて、代理非記憶型ノードは、目的関数及びルーティングメトリックの第2のセット(最小パケット遅延、ホップカウント)を(最大ネットワーク寿命、残余エネルギーメトリック870)に置き換える。
種々のノードが、1つのサブネットワークに属することもできるし、複数のサブネットワークに属することもでき、前者は、例えばノードN4であり、後者は、例えばノードN7である。そのため、ノードN7は、パケットをサブネットワーク830のシンクS7及びサブネットワーク820のシンクS2にルーティングすることができる。
本発明の様々な実施形態によれば、H−DODAGトポロジーにおけるデータノードは、複数の親を選択して、複数のサブH−DODAG、すなわちサブネットワークに接続する。サブH−DODAGルートは、シンクノード又は記憶型ノードであり、当該サブH−DODAGにおける全てのノードは、このシンクノード又は記憶型ノードへの経路を有する。ノードは、各親に対応するサブH−DODAGルートIDを記憶する。
階層型DODAG(H−DODAG)の維持
リソース使用量及び検知されたネットワーク状態に基づいて、ネットワーク200におけるノードは、そのMOPを変更することができる。ノードは、リソースの障害又は不足に起因してネットワークから離脱することもできる。近傍ノードは、それらの機能を適応的に調整する必要がある。
図9Aは、ノードにそのMOPを減少させる(900)ことができる変化を示している。これらの変化は、必要リソースの増加910、記憶型親MOPの減少920、記憶型親の利用不能930、及びノードリソースの減少940を含む。図9Bは、ノードにそのMOPを増加させる(950)ことができる変化を示している。これらの変化は、必要リソースの減少960、非記憶型親MOPの増加970、リーフ近傍MOPの増加980、及びノードリソースの増加990を含む。
以下の段落では、H−RPLルーティングプロトコルにおけるH−DODAGの維持を説明する。
非記憶型バックアップ親が到達不能になった場合、ノードは、DISパケットを用いて新たな親を発見することができる。非記憶型デフォルト親が到達不能になった場合、ノードは、新たなデフォルト親を選択し、新たなランクを計算し、この変化を示すH−DIOパケットを送信する。ノードは、新たな親を発見することもできる。
記憶型バックアップ親が到達不能になった場合、ノードは、新たな親を発見することができる。記憶型デフォルト親が到達不能になった場合、ノードは、少なくとも1つのバックアップ記憶型親を有する場合に、バックアップ記憶型親をデフォルト親として選択する。次に、ノードは、新たなランクを計算し、そのMOPを変更することなくH−DIOパケットを送信する。ノードがバックアップ記憶型親を有さず、かつ、ノードが非記憶型ノードである場合、ノードは、非記憶型親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算し、そのMOPを変更することなくH−DIOパケットを送信する。一方、ノードがバックアップ記憶型親を有さず、かつ、ノードが記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを1に降格させて代理非記憶型ノードになり、非記憶型親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算し、新たなMOP=1を有するH−DIOパケットを送信する。各場合において、ノードは、新たな親を発見することができる。
バックアップ記憶型親が、そのMOPを−1に変更した場合、子ノードは、その親集合からこの親を除去し、必要な場合には新たな親を発見することができる。バックアップ記憶型親が、そのMOPを0又は1に変更した場合、子ノードは、それに応じて親MOPを更新する。記憶型デフォルト親が、そのMOPを−1に変更した場合、子ノードは、その親集合からこの親を除去することができる。ノードが、少なくとも1つのバックアップ記憶型親を有する場合、ノードは、バックアップ記憶型親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算し、そのMOPを変更することなくH−DIOを送信する。ノードが、バックアップ記憶型バックアップ親を有しない場合、ノードは、非記憶型親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算する。ノードが非記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを変更することなくH−DIOを送信する。一方、ノードが記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを1に変更することができ、MOP=1を有するH−DIOを送信する。記憶型デフォルト親が、そのMOPを0又は1に変更し、かつ、子ノードが、少なくとも1つのバックアップ記憶型親を有する場合、ノードは、バックアップ記憶型親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算し、そのMOPを変更することなくH−DIOを送信する。記憶型デフォルト親が、MOPを0又は1に変更し、かつ、子ノードが、バックアップ記憶型親を有しない場合、ノードは、非記憶型親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算する。ノードが非記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを変更することなくH−DIOを送信する。一方、ノードが記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを1に変更することができ、MOP=1を有するH−DIOを送信する。
非記憶型バックアップ親が、そのMOPを−1に変更した場合、子ノードは、その親集合からこの親を除去し、必要な場合には新たな親を発見することができる。非記憶型バックアップ親が、そのMOPを2又は3に変更し、かつ、子ノードが、記憶型デフォルト親を有する場合、ノードは、デフォルト親を再選択することができる。ノードが非記憶型デフォルト親を有する場合、ノードは、この親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算する。ノードが非記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを変更することなくH−DIOパケットを送信する。一方、ノードが代理非記憶型ノードである場合、ノードは、2又は3に設定されたMOPを有するH−DIOパケットを送信する。非記憶型デフォルト親が、そのMOPを−1に変更した場合、子ノードは、その親集合からこの親を除去することができる。ノードは、非記憶型バックアップ親をデフォルト親として選択し、新たなランクを計算し、そのMOPを変更することなくH−DIOを送信する。ノードは、必要な場合には、新たな親を発見することができる。非記憶型デフォルト親が、そのMOPを2又は3に変更した場合、子ノードは、この親をデフォルト親として維持し、新たなランクを計算する。ノードが非記憶型ノードである場合、ノードは、そのMOPを変更することなくH−DIOを送信する。ノードが代理非記憶型ノードである場合、ノードは、2又は3に設定されたMOPを有するH−DIOパケットを送信する。
リーフノードが、そのMOPを−1から0、1、2又は3に変更することが可能である。例えば、低電池ノードが、その電源を電池から電力グリッドに切り替える。近傍は、このMOP昇格を利用することができる。リーフノードが、そのMOPを−1から0又は1に変更した場合、近傍は、このノードを非記憶型親として加えることができる。リーフノードが、そのMOPを−1から2又は3に変更した場合、近傍は、このノードを記憶型親として加えることができる。最も重要なこととして、代理非記憶型ノードは、そのMOPを記憶型MOPに戻すことができる。
ノードが、MOPを、リーフMOP又は非記憶型MOPから記憶型MOPに変更すると、このノードは、第1の階層ネットワークトポロジーに参加する。
ノードが、MOPを、記憶型MOPからリーフMOP又は非記憶型MOPに変更すると、このノードは、ルーティングテーブル及びソースルーティングデータベースを必要としない。ただし、このノードは、ルーティングテーブル及びソースルーティングデータベースを削除してもよいし、削除しなくてもよい。
H−RPLにおける上りデータパケット送達
目的関数及びルーティングメトリックは、H−DODAGトポロジーにおける複数のルーティングパスの発見、すなわち、複数の親の選択において用いられる。親は、選択されると、或る期間の間、ネットワーク安定性を維持するために用いられる。クリティカルな疑問として、子はどの親にパケットを送信すべきか?という疑問がある。
従来のRPLでは、データノードは、全ての上りパケットをそのデフォルト親に転送する。この手法は、バッファーオーバーフローに起因した深刻なデータパケットドロップと、デフォルト親が利用可能でないことに起因した深刻なパケット遅延とを引き起こす可能性がある。例えば、データノードが、電池ノードをデフォルト親として選択した場合、このデフォルト親は、場合によっては、電池エネルギーを節約するためにスリープする場合がある。この場合、デフォルト親はスリープ状態にあるので、子ノードがパケットをバッファリングしなければならない。これは、子ノードのバッファーオーバーフローを引き起こす可能性がある。別の例では、複数のデータノードが、同じノードをデフォルト親として選択する。したがって、これらの複数のノードは、全てのパケットを同じノードに送信し、これが、デフォルト親のバッファーオーバーフローを引き起こす可能性がある。
本発明の様々な実施形態によれば、データノードは、タスクIDに基づいて求められたサブH−DODAGルートへの経路を有する親にデータパケットを転送し、データノードは、親のバッファー占有率に基づいて上りデータパケットを複数の親に分配する。この目標を達成する方法が提供される。
ネットワークトポロジーH−DODAGを作成及び維持するのに用いられるルーティングメモリセクション290と異なり、ルーティングバッファーメモリセクション280は、ネットワーク動作中にデータパケットをバッファリングするのに用いられる。本発明の実施形態は、バッファー占有率指数(BOI)を導入する。この指数は、バッファリングされた平均パケット数を、バッファーサイズ、すなわち、ルーティングバッファーメモリセクション280のサイズによって除算したものとして定義される。BOIを用いて、H−RPLプロトコルは、全てのパケットをデフォルト親に転送するのではなく、データパケットを親に分配する。
図10Aは、上りパケット送達のブロック図を示している。このブロック図では、ノードは、送信する上りデータパケット1005を有する。H−RPLネットワークには、実行される複数のタスクが存在する。各データパケットは、タスクIDに関連付けられている。タスクIDに基づいて、ノードは、記録された目的関数及びルーティングメトリックを用いることによって、どのサブH−DODAGルートがタスクに関係しているかを判断する(1010)。ノードは、SR1、SR2、…、SRmを含むm個のサブH−DODAGルート1025に当該ノードを接続するn個の親を含む親集合1020を有すると仮定する。サブH−DODAGルートが求められると、ノードは、図10Bにおいて説明されるように、この決定されたサブH−DODAGルートへの経路を有する好適な親Parent−kを選択する(1015)。ノードは、サブH−DODAGルートIDをパケットに含め、このパケットをParent−kに転送する(1030)。Parent−kは、このパケットを受信すると、当該パケットからサブH−DODAGルートIDを取得し(1035)、データノードが行うのと同様に好適な親を選択することによってパケットを中継する(1040)。このデータパケットは、最後にサブH−DODAGルートSRkに到達し(1045)、このサブH−DODAGルートSRkは、H−DODAGトポロジーの第1の階層に従って、パケットをシンクノードに転送する(1050)。
図10Bは、サブH−DODAGルートへの経路を有する複数の親が存在する場合にデータパケットを転送する好適な親選択のブロック図を示している。このブロック図では、子ノードは、n個の親を含む親集合1020を有する。各親は、そのBOIを計算し、BOIを送信する(1060)。子ノードは、親からBOIを受信し、受信されたBOIに従って親をランキングする(1070)。高いBOIを有する親ほど、低いランキングを取得し、低いBOIを有する親ほど高いランキングを取得する。次に、子ノードは、BOIランキングに比例して上りパケットを親に分配する(1080)。最後に、子ノードは、親を選択して、上りデータパケットを転送する(1090)。
パケットを分配する利点として、以下のものがある。(1)ノードがパケットを複数の親に分配するので、負荷が均衡すること、(2)各親が子からパケットの一部分しか受信しないので、親のバッファーオーバーフローが低減されること、(3)子ノードはデフォルト親が利用可能になることのみを待機するのではなく、子ノードは全ての利用可能な親を利用するので、子のバッファーオーバーフローが低減されること、(4)バッファーオーバーフローに起因して廃棄されるパケットが少なくなるので、パケット送達レートが改善されること、及び(5)パケットの分配によってパケットバッファリング時間が減少するので、パケット遅延が低減されること。
親ノードは、そのBOIをデータパケット等の他のパケットに含めて送信することができるか、又はそのBOIを別のパケットとして送信する。BOIを計算する方法は以下のとおりである。
BOIを計算するために、ノードは、まず、所与の期間[ti−1,t]においてバッファリングされた平均パケット数を計算する。時刻tにおいてバッファーにあるパケットの数をNoP(t)とすると、バッファリングされている平均パケット数(ANP)は、数学的に以下のように定義される。
Figure 0006485671
期間[ti−1,t]における測定値を用いて、ANPを推定することができる。期間[ti−1,t]においてバッファーにプッシュされたパケットの数をNoPとし、期間[ti−1,t]においてパケットがバッファリングされている平均時間量をBTとすると、リトルの定理を用いて、ANPは、以下のように推定することができる。
Figure 0006485671
また、BOIは、以下のように推定することができる。
Figure 0006485671
ここで、Bは、バッファー容量、すなわち、ルーティングバッファーメモリセクション280のサイズを平均パケットサイズによって除算したものである。
本発明の様々な実施形態によれば、データノードは、MOP=−1をアナウンスしたノードにパケットを送信することができない。なぜならば、MOP=−1を有するノードは、リーフノードでしかあり得ないからである。
H−RPLにおける下りデータパケット送達
本発明の様々な実施形態によれば、ルート又は記憶型ノードは、下りパケットをデスティネーションに送信又は中継する2つの方法、すなわち、ソースルーティングを用いる方法又はルーティングテーブルを用いる方法を有する。ルート又は記憶型ルーターは、下りパケットを送信する複数の選択肢を有することが可能である。しかしながら、1つの実施形態は、ルーティングテーブルを用いて下りパケットを送信する。なぜならば、ルーティングテーブルはソースルーティングパスを必要とせず、パケットのサイズが小さくなるからである。パケットが小さくなることによって、より高い送達信頼性が得られる。非記憶型ノードは、ソースルーティングパスを用いて下りパケットを中継することしか行わない。
図11Aは、シンクノードが下りパケットを送信する(1100)ブロック図を示している。シンクノードは、まず、デスティネーションノード1190がそのルーティングテーブル760に存在するか否かを確認する(1110)。存在する場合、シンクノードは、パケットを次ホップ記憶型ノードに転送する(1120)。存在しない場合、シンクノードは、そのソースルーティングデータベース775、すなわち親子データベースを用いることによって、シンクからデスティネーションノードへの完全なソースルーティングパスを作成する(1130)。次に、シンクノードは、パケットを次ホップ非記憶型ノードに転送する(1140)。パケットは、最終的には、デスティネーションノード1190に中継される。
図11Bは、記憶型ノードが下りパケットを中継する(1150)ブロック図を示している。記憶型ノードも、まず、デスティネーションノード1190がそのルーティングテーブル760に存在するか否かを確認する(1110)。存在する場合、記憶型ノードは、パケットを次ホップ記憶型ノードに転送する(1120)。存在しない場合、記憶型ノードは、そのソースルーティングデータベース775、すなわち親子データベースを用いることによって、記憶型ノードからデスティネーションノードへの部分的なソースルーティングパスを作成する(1160)。次に、記憶型ノードは、パケットを次ホップ非記憶型ノードに転送する(1140)。パケットは、最終的には、デスティネーションノード1190に中継される。
図11Cは、非記憶型ノードが下りパケットを中継する(1170)ブロック図を示している。非記憶型ノードは、受信されたソースルーティングパスにおいて次ホップ非記憶型ノードを見つける(1180)。次に、非記憶型ノードは、パケットを次ホップ非記憶型ノードに転送する(1140)。パケットは、最終的には、デスティネーションノード1190に中継される。
本発明の様々な実施形態によれば、シンクノード又は記憶型ノードは、MOP=−1又は0をアナウンスしたノードを介して下りパケットを転送することができない。なぜならば、MOP=−1を有するノードは、リーフノードでしかあり得ないからであり、MOP=0を有するノードは、下りルーティングをサポートしていないからである。シンクノード又は記憶型ノードは、MOP=−1又は0をアナウンスしたいずれかのノードを含むソースルーティングパスを作成することもできない。
本発明の上記で説明した実施形態は、多数の方法のうちの任意のもので実施することができる。例えば、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組合せを用いて実施することができる。ソフトウェアで実施される場合、ソフトウェアコードは、単一のコンピューターに設けられるのか又は複数のコンピューター間に分散されるのかにかかわらず、任意の適したプロセッサ又はプロセッサの集合体において実行することができる。そのようなプロセッサは、1つ以上のプロセッサを集積回路部品に有する集積回路として実装することができる。ただし、プロセッサは、任意の適したフォーマットの回路類を用いて実装することができる。プロセッサは、当該技術分野において既知であるように、メモリ、送受信機及び入力/出力インターフェースに接続することができる。
本発明の方法、ネットワーク及びノードは、様々な種類の分野におけるマルチホップ無線ネットワークに利用可能である。

Claims (18)

  1. 第1のシンクノードを有する第1のサブネットワークと第2のシンクノードを有する第2のサブネットワークとを含むサブネットワークのセットに分割されたマルチホップ異種無線ネットワークにおいてパケットをルーティングする方法であって、ノードが、前記第1のサブネットワークの少なくとも一部と、前記第2のサブネットワークの少なくとも一部とを形成し、該方法のステップは、前記ノードのプロセッサを用いて実行され、該方法は、
    前記ノードにおける配分ルーティングメモリ(ARM)と、前記ノードの残りの予想ルーティング寿命(ERL)との関数として、前記ノードの利用可能ルーティングリソースを求めることと、
    前記ノードによってサブネットワークに用いられるルーティングプロトコルと、前記サブネットワークにおける前記ノードの論理ロケーションと、前記ノードを通る前記サブネットワークにおけるデータトラフィックとの関数として、前記ノードの少なくとも1つの必要ルーティングリソースを求めることであって、前記第1のサブネットワークのための前記ノードの第1の必要ルーティングリソースを求めることと、前記第2のサブネットワークのための前記ノードの第2の必要ルーティングリソースを求めることと、を含み、前記第1の必要ルーティングリソースは、前記第2の必要ルーティングリソースと異なるものと、
    前記利用可能ルーティングリソース及び前記第1の必要ルーティングリソースを用いて、前記第1のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第1の動作モード(MOP)を求めることと、
    前記利用可能ルーティングリソース及び前記第2の必要ルーティングリソースを用いて、前記第2のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第2のMOPを求めることであって、前記第1のMOPは該第2のMOPと異なるものと、
    前記第1のMOPに従って前記第1のサブネットワークにおいてパケットをルーティングするとともに、前記第2のMOPに従って前記第2のサブネットワークにおいてパケットをルーティングすることと、
    を含む、方法。
  2. 前記利用可能ルーティングリソース、前記第1の必要ルーティングリソース、及び前記第2の必要ルーティングリソースのうちの少なくとも1つの変化を検出することと、
    前記変化の検出に応答して、前記第1のMOP及び前記第2のMOPのうちの一方又は組み合わせを更新することと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサブネットワーク及び前記第2のサブネットワーク内で送信される対応する制御パケットから、前記第1のサブネットワーク及び前記第2のサブネットワークにおける論理接続を求めること、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 異なる目的関数及び異なるルーティングメトリックのうちの1つ又は組み合わせに従って、各サブネットワークが前記目的関数と前記ルーティングメトリックとの固有の組み合わせを有するように、前記ネットワークを前記サブネットワークに分割すること、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ネットワークの前記目的関数と前記ルーティングメトリックとの組み合わせのリストを、前記ネットワーク内で送信された制御パケットから取り出すことと、
    前記ノードの異なるタスクごとの各組み合わせの適合性を比較して、参加する1つ又は幾つかのサブネットワークを選択することと、
    前記選択されたサブネットワークに参加することと、
    を更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 制御パケットのセットから前記ノードのネットワークパラメーターのセットを求めることを更に含み、前記ネットワークパラメーターのセットは、近傍ノードのMOPと、前記第1のシンク又は前記第2のシンクまでの前記近傍ノードの相対距離を指定する前記近傍ノードのランクと、前記第1のサブネットワーク及び前記第2のサブネットワークのサイズと、前記第1のサブネットワーク及び前記第2のサブネットワークの目的関数のセット及びルーティングメトリックのセットと、Kホップ近傍ノードのルーティングプリファレンスのセットと、前記ノードの経路エントリーのセットと、前記ノードの親子エントリーのセットとのうちの1つ又は組み合わせを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のMOP又は前記第2のMOPは、リーフMOP、上りMOP、非記憶型MOP、記憶型MOP、又はマルチキャスト記憶型MOPであり、前記リーフMOPに従って動作する前記ノードは、パケットをルーティングせず、前記上りMOPに従って動作する前記ノードは、上りパケットのみをルーティングし、前記非記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、経路エントリーを記憶することなく前記パケットをルーティングし、前記記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、前記パケットをルーティングするとともに経路エントリーを記憶し、前記マルチキャスト記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、前記パケットをルーティングするとともに経路エントリー及びマルチキャスト情報を記憶する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ネットワークにおける前記ノードは、前記ノードのMOP、異種目的関数のセット及び異種ルーティングメトリックのセットに基づいて、階層型デスティネーション指向有向非巡回グラフ(H−DODAG)トポロジーに編成され、前記ノードの前記MOP、前記目的関数及び前記ルーティングメトリックは、ネットワークの異なる部分では異なり、前記目的関数及び前記ルーティングメトリックは、目的関数と対応するルーティングメトリックとの間の1対多マップのセットにグループ化され、目的関数及びルーティングメトリックの第1のセットは、前記シンクノード及び記憶型ノードによってH−DODAGトポロジーの第1の階層を作成するのに用いられ、目的関数及びルーティングメトリックの他のセットは、記憶型ノード、非記憶型ノード、上りノード及びリーフノードによってH−DODAGトポロジーの他の階層を作成するのに用いられ、非記憶型ノード、上りノード及びリーフノードは、目的関数及びルーティングメトリックの第2のセットを用いてH−DODAGトポロジーに参加する、請求項1に記載の方法。
  9. 制御パケットは、H−DODAG情報オブジェクト(H−DIO)パケットと、階層型デスティネーションアドバタイズメントオブジェクト(H−DAO)パケットと、H−DODAG情報請求(H−DIS)パケットとを含み、H−DIOパケットは、データノードから前記シンクノードへの上り経路を作成する情報と、前記H−DIOパケットを送信する前記ノードのMOPとを含み、H−DAOパケットは、前記シンクノードから前記データノードへの下り経路を作成する情報と、デスティネーションノードのMOPとを含み、H−DAOは、非記憶型H−DAO(N−H−DAO)と記憶型H−DAO(S−H−DAO)とを含み、N−H−DAOは、親子エントリーを含み、S−H−DAOは、ルーティングエントリーを生成する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ノードは、該ノードの前記ARM及び必要ルーティングメモリ(RRM)に基づいて、以下の式に従ってMOPを求め、
    Figure 0006485671
    ここで、
    Figure 0006485671
    は、正の閾値である、請求項7に記載の方法。
  11. 前記ノードは、該ノードの予想ルーティング寿命(ERL)に基づいて、以下の式に従ってMOPを求め、
    Figure 0006485671
    ここで、
    Figure 0006485671
    は、正の閾値である、請求項7に記載の方法。
  12. 前記ノードは、該ノードの前記ARMと、該ノードの必要ルーティングメモリ(RRM)と、該ノードの予想ルーティング寿命(ERL)との組み合わせに基づいて、以下の式に従ってMOPを求め、
    Figure 0006485671
    ここで、
    Figure 0006485671
    は、正の閾値である、請求項7に記載の方法。
  13. 異なる計算リソース及びエネルギーリソースを有する複数のノードを備えるマルチホップ無線ネットワークであって、該ネットワークは、目的関数とルーティングメトリックとの固有の組み合わせを有する複数のサブネットワークに分割され、少なくとも1つのノードが、複数のサブネットワークに参加し、異なるサブネットワークについて異なるタイプのルーティングを指定する異なる動作モード(MOP)に従って動作し、
    前記ノードは、
    前記ノードにおける配分ルーティングメモリ(ARM)と、前記ノードの残りの予想ルーティング寿命(ERL)との関数として前記ノードの利用可能ルーティングリソースを求めることと、
    前記ノードによってサブネットワークに用いられるルーティングプロトコルと、前記サブネットワークにおける前記ノードの論理ロケーションと、前記ノードを通る前記サブネットワークにおけるデータトラフィックとの関数として、前記ノードの少なくとも1つの必要ルーティングリソースを求めることであって、第1のサブネットワークのための前記ノードの第1の必要ルーティングリソースを求めることと、第2のサブネットワークのための前記ノードの第2の必要ルーティングリソースを求めることと、を含み、前記第1の必要ルーティングリソースは、前記第2の必要ルーティングリソースと異なるものと、
    前記利用可能ルーティングリソース及び前記第1の必要ルーティングリソースを用いて、前記第1のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第1の動作モード(MOP)を求めることと、
    前記利用可能ルーティングリソース及び前記第2の必要ルーティングリソースを用いて、前記第2のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第2のMOPを求めることであって、前記第1のMOPは該第2のMOPと異なるものと、
    前記第1のMOPに従って前記第1のサブネットワークにおいてパケットをルーティングするとともに、前記第2のMOPに従って前記第2のサブネットワークにおいてパケットをルーティングすることと、
    を行うように構成されている、ネットワーク。
  14. 前記ネットワークにおける前記ノードは、該ノードの動作のパラメーターの変更に応答して該ノードの前記MOPを変更する、請求項13に記載のネットワーク。
  15. 前記MOPは、リーフMOP、上りMOP、非記憶型MOP、記憶型MOP、又はマルチキャスト記憶型MOPであり、前記リーフMOPに従って動作する前記ノードは、パケットをルーティングせず、前記上りMOPに従って動作する前記ノードは、上りパケットのみをルーティングし、前記非記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、経路エントリーを記憶することなく前記パケットをルーティングし、前記記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、前記パケットをルーティングするとともに経路エントリーを記憶し、前記マルチキャスト記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、前記パケットをルーティングするとともに経路エントリー及びマルチキャスト情報を記憶する、請求項13に記載のネットワーク。
  16. パケットを送受信する送受信機と、
    前記パケット、経路エントリー、親子エントリー、Kホップ近傍ルーティングプリファレンスの少なくとも一部分を記憶するメモリと、
    複数のサブネットワークの目的関数とルーティングメトリックとの組み合わせに基づいて前記サブネットワークに参加し、異なるサブネットワークの異なるタイプのルーティングを指定する異なる動作モード(MOP)を求めるプロセッサと、
    を備える、異種無線ネットワークにおいてパケットをルーティングするノードであって、
    前記プロセッサは、
    前記ノードにおける配分ルーティングメモリ(ARM)と、前記ノードの残りの予想ルーティング寿命(ERL)との関数として前記ノードの利用可能ルーティングリソースを求めることと、
    前記ノードによってサブネットワークに用いられるルーティングプロトコルと、前記サブネットワークにおける前記ノードの論理ロケーションと、前記ノードを通る前記サブネットワークにおけるデータトラフィックとの関数として、前記ノードの少なくとも1つの必要ルーティングリソースを求めることであって、第1のサブネットワークのための前記ノードの第1の必要ルーティングリソースを求めることと、第2のサブネットワークのための前記ノードの第2の必要ルーティングリソースを求めることと、を含み、前記第1の必要ルーティングリソースは、前記第2の必要ルーティングリソースと異なるものと、
    前記利用可能ルーティングリソース及び前記第1の必要ルーティングリソースを用いて、前記第1のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第1の動作モード(MOP)を求めることと、
    前記利用可能ルーティングリソース及び前記第2の必要ルーティングリソースを用いて、前記第2のサブネットワークにおける前記ノードの前記ルーティングのタイプを指定する第2のMOPを求めることであって、前記第1のMOPは該第2のMOPと異なるものと、
    前記第1のMOPに従って前記第1のサブネットワークにおいてパケットをルーティングするとともに、前記第2のMOPに従って前記第2のサブネットワークにおいてパケットをルーティングすることと、
    を行うように構成されている、ノード。
  17. 前記プロセッサは、
    前記利用可能ルーティングリソース、前記第1の必要ルーティングリソース、及び前記第2の必要ルーティングリソースのうちの少なくとも1つの変化を検出することと、
    前記変化の検出に応答して、前記第1のMOP及び前記第2のMOPのうちの一方又は組み合わせを更新することと、
    を行うように構成されている、請求項16に記載のノード。
  18. 前記MOPは、リーフMOP、上りMOP、非記憶型MOP、記憶型MOP、又はマルチキャスト記憶型MOPであり、前記リーフMOPに従って動作する前記ノードは、パケットをルーティングせず、前記上りMOPに従って動作する前記ノードは、上りパケットのみをルーティングし、前記非記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、経路エントリーを記憶することなく前記パケットをルーティングし、前記記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、前記パケットをルーティングするとともに経路エントリーを記憶し、前記マルチキャスト記憶型MOPに従って動作する前記ノードは、前記パケットをルーティングするとともに経路エントリー及びマルチキャスト情報を記憶する、請求項16に記載のノード。
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