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JP6330312B2 - 顔画像処理装置、投影システム、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

顔画像処理装置、投影システム、画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、顔画像処理装置、投影システム、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来、撮像した画像中の被写体の顔領域と表情を表現するための制御点とに基づいて、顔画像を変形させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
他方、近年、人型に成型された投影スクリーンに映像を投影する、所謂「バーチャルマネキン」が提案されている(例えば、特許文献2参照)。バーチャルマネキンは、あたかもそこに人間が立っているかのような存在感のある投影像が得られ、展示会等にて斬新で効果的な展示の演出を行うことができる。
特開2012−185624号公報 特開2011−150221号公報
ところで、上記特許文献1等のように、1枚の画像を用いてリップシンクや表情を表現する場合、当該画像内から目や口等の顔構成部を検出して変形させるが、顔構成部の検出が不適切であると、違和感の大きい表現になってしまうという問題があった。特に、上述した顔画像を変形させる技術をバーチャルマネキンに適用した場合に、違和感の大きい表現になると、商品価値が低下してしまう虞がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、顔構成部の検出を適正に行うことができる顔画像処理装置、投影システム、画像処理方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る顔画像処理装置は、
顔画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する第一の検出手段と、前記第一の検出手段により検出された顔構成部に対応する検出領域の連続する輪郭線上の画素値の変化を検出する第二の検出手段と、前記第二の検出手段による検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭線の形状又は位置を変化させる変化手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る投影システムは、
本発明の顔画像処理装置と、スクリーンに顔画像を投影する投影装置と、を備えた投影システムであって、前記変化手段は、前記第一の検出手段により検出された顔構成部及び前記配置手段により配置された顔構成部画像に対して変形処理を施す変形手段を含み、前記投影装置は、前記変形手段により変形処理が施された顔構成部及び顔構成部画像を前記スクリーンに投影することを特徴としている。
また、本発明に係る画像処理方法は、
顔画像処理装置を用いた画像処理方法であって、顔画像を取得する処理と、取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する処理と、検出された顔構成部に対応する検出領域の連続する輪郭線の画素値の変化を検出する処理と、前記検出領域の輪郭の画素値の変化の検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭線の形状又は位置を変化させる処理と、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、
顔画像処理装置のコンピュータを、顔画像を取得する取得手段、前記取得手段により取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する第一の検出手段、前記第一の検出手段により検出された顔構成部に対応する検出領域の連続する輪郭の画素値の変化を検出する第二の検出手段、前記第二の検出手段による検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭線の形状又は位置を変化させる変化手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、顔構成部の検出を適正に行うことができる。
本発明を適用した一実施形態の投影システムの全体構成を模式的に示す図である。 図1の投影システムによる投影状態を模式的に示す図である。 図1の投影システムを構成する画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図1の投影システムによる投影処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図4の投影処理における顔画像特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図5の顔画像特定処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図5の顔画像特定処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の投影システム100の全体構成を模式的に示す図である。また、図2(a)は、映像コンテンツの非投影状態を模式的に示す投影システム100の正面図であり、図2(b)は、映像コンテンツの投影状態を模式的に示す投影システム100の正面図である。
図1に示すように、本実施形態の投影システム100は、画像処理装置1と、撮像装置2と、投影装置3と、スピーカ4と、スクリーン5等を備えて構成されている。また、投影システム100は、例えば、人物、キャラクタ、動物等の投影対象物が商品等の説明を行う映像コンテンツをスクリーン5に投影するものであり、図1には、映像コンテンツの聴衆Oと当該投影システム100の各構成要素との位置関係を模式的に表している。
なお、聴衆Oは、一人の場合もあるし、複数人の場合もある。
図3は、画像処理装置1の機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像処理装置1は、中央制御部101と、操作入力部102と、表示部103と、記録部104と、画像処理部105と、第1〜第3I/F106、107、108等を備えて構成されている。また、中央制御部101、表示部103、記録部104、画像処理部105並びに第1〜第3I/F106、107、108は、バスライン109を介して接続されている。
なお、画像処理装置1としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータ、端末装置等が適用可能である。また、画像処理装置1は、スクリーン5に投影される映像コンテンツの投影像が聴衆O側を向くように、映像コンテンツの各フレームの投影画像(フレーム画像)を補正する構成としても良い。
中央制御部101は、図示は省略するが、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成される。中央制御部101のCPUは、記録部104の所定の記録領域に記録されているプログラムを読み出し、RAMのワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って各種処理を実行する。中央制御部101のRAMは、揮発性のメモリであり、CPUにより実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を記憶するワークエリアを有する。
操作入力部102は、例えば、数値、文字等を入力するためのデータ入力キーや、データの選択、送り操作等を行うための上下左右移動キーや各種機能キー等によって構成されるキーボードやマウス等の操作部を備え、これらの操作部の操作に応じて所定の操作信号を中央制御部101に出力する。
表示部103は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、中央制御部101からの表示制御信号に従って、各種情報を表示領域に表示する。
記録部104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。また、記録部104は、中央制御部101で実行されるシステムプログラムや各種処理プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等を記録している。プログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で所定の記録領域に格納されている。
また、記録部104は、投影用の映像コンテンツの映像データ104aを記録している。
映像データ104aは、例えば、三次元モデルの動画データを構成する各フレームの投影画像(例えば、投影対象物が正面方向を向いている画像等)のデータ及び各投影画像に対応する音声データにより構成されている。三次元モデルとは、三次元ポリゴン、三次元曲面、テクスチャ画像等によって構成された立体物の画像である。
また、映像データ104aは、映像コンテンツに含まれる投影対象物(特に、人の顔)の動きを表現するための動き情報(例えば、各顔構成部の動き情報等)を含んでいる。動き情報は、所定空間内における複数の制御点の動きを示す情報であり、例えば、複数の制御点の所定空間での位置座標(x, y)を示す情報や変形ベクトル等が時間軸に沿って並べられている。
また、記録部104は、例えば、左右各々の目、鼻、口、眉、顔輪郭等の顔構成部P毎に、対応する顔構成部画像D(図7(b)参照)に係る顔構成部画像データ104bを複数記録している。
顔構成部画像データ104bは、顔構成部P毎に、各種様々な形状や色のものが用意されている。また、顔構成部画像Dの所定位置には、当該顔構成部画像Dの変形処理に係る制御点が複数設定されている。
画像処理部105は、画像取得部105aと、顔検出部105bと、顔構成部検出部105cと、輪郭状態検出部105dと、輪郭変位部105eと、消去部105fと、配置部105gと、画像変形部105hとを具備している。
なお、画像処理部105の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
画像取得部(取得手段)105aは、顔を含む画像を取得する。
すなわち、画像取得部105aは、例えば、撮像装置2により撮像された聴衆Oの顔を含む画像(例えば、顔のみの画像や胸から上の画像等)の画像データの複製を取得する。具体的には、画像取得部105aは、撮像装置2により撮像されたライブビュー画像や撮像画像の画像データの複製を処理対象画像として取得する。
なお、画像取得部105aは、撮像装置2による聴衆Oを撮像後に記録部104に記録されている画像を読み出して取得しても良い。また、後述する画像処理部105による各処理は、処理対象画像の画像データ自体に対して行われても良いし、必要に応じて画像データを所定の比率で縮小した所定サイズ(例えば、VGAサイズ等)の縮小画像データに対して行われても良い。
顔検出部105bは、処理対象画像から顔領域A1を検出する。
すなわち、顔検出部105bは、画像取得部105aにより取得された処理対象画像の画像データに対して所定の顔検出処理を行って、顔が含まれる顔領域A1(図6(a)参照)を検出する。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
顔構成部検出部(第一の検出手段)105cは、画像取得部105aにより処理対象画像として取得された顔を含む画像から顔を構成する顔構成部Pを検出する。
すなわち、顔構成部検出部105cは、顔検出処理により検出された処理対象画像内の顔領域A1から、所定の検出処理(例えば、AAM(Active Appearance Model)等)を用いて、例えば、左右各々の目、鼻、口、眉、顔輪郭等の主要な顔構成部Pを検出する(図6(a)参照)。
ここで、AAMとは、視覚的事象のモデル化の一手法であり、任意の顔領域の画像のモデル化を行う処理である。例えば、複数のサンプル顔画像における所定の特徴部位(例えば、目じりや鼻頭やフェイスライン等)の位置や画素値(例えば、輝度値)の統計的分析結果を用意しておき、顔構成部検出部105cは、上記の特徴部位の位置を基準として、顔の形状を表す形状モデルや平均的な形状における「Appearance」を表すテクスチャーモデルを設定し、これらのモデルを用いて顔画像をモデル化する。これにより、顔領域A1内で、例えば、左右各々の目、鼻、口、眉、顔輪郭等の顔構成部Pがモデル化される。
なお、検出処理としては、例えば、エッジ抽出処理、非等方拡散処理、テンプレートマッチング等の各種の処理を用いても良い。
輪郭状態検出部(第二の検出手段)105dは、顔構成部検出部105cにより検出された顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の画素値の変化を検出する。
すなわち、輪郭状態検出部105dは、例えば、左右各々の目や口等の顔構成部Pの検出領域Bの輪郭を構成する複数の画素を特定し、当該輪郭に沿って各画素の画素値(例えば、輝度値等)を探索して、テクスチャ(輝度値の繰り返しパターン)の変化を検出する。例えば、顔構成部Pとして目を例示すると(図6(b)参照)、顔構成部検出部105cにより検出された目の上瞼側の輪郭が黒目(虹彩領域)の部分と白目の部分とに跨がっていると、画素値が大きく変化するためテクスチャの変化が相対的に大きくなる一方で、下瞼にかかっている部分の画素値は略一様となりテクスチャの変化が相対的に小さくなる。
つまり、顔構成部検出部105cによる顔構成部Pの検出精度が悪いと、顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の画素値の変化が相対的に大きくなると考えられる。
輪郭変位部(変位手段)105eは、輪郭状態検出部105dによる検出結果に基づいて、顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭を変位させる。
すなわち、輪郭変位部105eは、輪郭状態検出部105dにより検出された顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の画素値の変化に応じて、顔構成部Pの輪郭の位置を変位させる。具体的には、輪郭変位部105eは、検出領域Bの輪郭の画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分を、当該検出領域Bの所定位置(例えば、重心等)を基準として外側に拡げるように輪郭を変位させる。
例えば、輪郭変位部105eは、顔構成部検出部105cにより検出された顔構成部Pに対応する検出領域Bを構成する複数の画素の位置座標の平均値を重心として算出して特定する。このとき、輪郭変位部105eは、輪郭が変位される毎に、輪郭変位後の検出領域Bを構成する複数の画素の位置座標の平均値を重心として算出して特定しても良い。そして、輪郭変位部105eは、検出領域Bの輪郭を構成する複数の画素の中で、画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分(例えば、黒目の部分と白目の部分とに跨がっている上瞼側の部分等)を、当該検出領域Bの重心を基準として外側に拡げるように輪郭の位置を変位させる。例えば、輪郭変位部105eは、検出領域Bの輪郭を構成する複数の画素の中で、画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分ほど検出領域Bの重心から離れるように輪郭の位置を変位させる。図6(b)では、検出領域Bの変位前の輪郭C1を一点鎖線で表し、変位後の輪郭C2を二点鎖線で表している。
このとき、輪郭変位部105eは、例えば、目の場合には黒目の幅方向の長さから当該黒目が略円形であると仮定して、変位させる輪郭部分の位置や変位度合を決定しても良い。また、輪郭変位部105eは、画素値の変化が相対的に小さい輪郭部分については、変位させなくても良い。
このようにして、輪郭変位部105eは、顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭を構成する複数の画素について、当該輪郭に沿った全ての画素値の変化が相対的に小さくなるように輪郭の位置を変位させる。
消去部105fは、顔を含む画像内における顔構成部Pを消去する。
すなわち、消去部(消去手段)105fは、画像取得部105aにより処理対象画像として取得された顔を含む画像の顔領域A1内における検出領域Bの輪郭の内側部分を塗り潰して、当該検出領域Bに対応する顔構成部Pを消去する(図7(a)参照)。具体的には、消去部105fは、顔を含む画像の顔領域A1内にて、輪郭変位部105eにより変位させられた検出領域Bの輪郭の内側部分を塗り潰す。例えば、消去部105fは、検出領域Bの輪郭を構成する複数の画素の画素値を取得して、当該複数の画素の画素値を用いて輪郭から検出領域Bの重心に向かって輪郭の内側部分を塗り潰す処理を行う。図7(a)では、検出領域Bを変位させた一対の目並びに口が塗り潰され、検出領域Bを変位させていない鼻が塗り潰されていない状態を模式的に表している。
なお、所定の範囲を塗り潰す処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
ここで、消去部105fは、顔を含む画像の顔領域A1内で、例えば、一対の目のうち、何れか一方の目(例えば、左目等)の輪郭の内側部分を塗り潰した場合には、他方の目(例えば、右目等)の輪郭の内側部分を塗り潰して、当該一対の目を消去するようにしても良い。すなわち、後述する顔構成部画像D(図7(b)参照)の配置処理にて、一対の目のうち、何れか一方の目(例えば、左目等)のみが目画像で置換され、他方の目は目画像で置換されないという状態を防止するためである。
配置部105gは、顔を含む画像内にて、顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dを配置する。
すなわち、配置部(配置手段)105gは、画像取得部105aにより処理対象画像として取得された顔を含む画像の顔領域A1における、顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の内側に、消去部105fにより消去された顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dを配置する(図7(b)参照)。具体的には、配置部105gは、顔を含む画像の顔領域A1内にて、輪郭変位部105eにより変位させられた検出領域Bの輪郭を特定する。また、配置部105gは、記録部104の顔構成部画像データ104bを参照して、消去部105fにより消去された顔構成部Pに対応する顔構成部画像D(例えば、顔構成部Pとの形状や色の類似度が最も高い顔構成部画像D等)を取得する。そして、配置部105gは、特定された検出領域Bの輪郭の所定位置(例えば、重心等)に顔構成部画像Dの対応する位置(例えば、重心等)を一致させるようにして、当該輪郭の内側に顔構成部画像Dを配置する。
なお、顔構成部画像Dの配置の手法として、補間対象領域とそれ以外の領域との境界部分や複数の置換画像どうしの境界部分の色や勾配をより自然に変化させた画像を生成するポアソン画像合成(Poisson Image Editing)を用いても良いが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
画像変形部(変形手段)105hは、配置部105gにより配置された顔構成部画像Dに対して変形処理を施す。
すなわち、画像変形部105hは、例えば、顔構成部画像Dに予め対応付けられている複数の制御点の位置を変位させることで、当該顔構成部画像Dを変形させる変形処理を行う。また、画像変形部105hは、顔構成部検出部105cにより検出された顔構成部Pの所定位置に複数の制御点を設定し、設定された制御点の位置を変位させることで、当該顔構成部Pを変形させる変形処理を行う。
なお、変形処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
また、画像変形部105hは、何れの顔構成部Pの輪郭を変位させていない場合、投影装置3から投影される映像コンテンツに含まれる投影対象物の顔領域に、顔検出部105bにより検出された顔領域A1の画像(或いは、顔構成部Pのみ)を合成して、当該映像コンテンツと対応付けられている各顔構成部の動き情報(例えば、変形ベクトル等)に基づいて、顔構成部Pを変形させる変形処理を行う。一方、少なくとも何れか一の顔構成部Pの輪郭を変位させた場合、画像変形部105hは、投影装置3から投影される映像コンテンツに含まれる投影対象物の顔領域に、配置部105gにより顔構成部画像Dが配置された顔を含む画像を合成して、当該映像コンテンツと対応付けられている各顔構成部の動き情報に基づいて、顔構成部Pや顔構成部画像Dを変形させる変形処理を行う。
また、画像処理部105は、画像変形部105hによる変形処理が施された顔構成部Pや顔構成部画像Dを含む画像の画像データを映像データ104aとともに投影装置3に出力する。
第1I/F106は、撮像装置2と接続され、当該撮像装置2との間でデータ送受信を行うためのインターフェースである。
撮像装置2は、スクリーン5を見ている聴衆Oを撮像するための撮像手段である。撮像装置2は、スクリーン5の直上に、その光軸方向がスクリーン5の面に垂直な方向となるように配置され、画像処理装置1からの指示に従って、スクリーン5の前面方向を撮像し、得られた撮像画像を第1I/F106を介して画像処理装置1に送信する。
第1I/F107は、投影装置3と接続され、当該投影装置3との間でデータ送受信を行うためのインターフェースである。
投影装置3は、例えば、画像処理装置1から送信された投影画像に基づいてスクリーン5の背面から映像コンテンツを投影する背面投射型の投影装置3である。投影装置3は、例えば、投影画像に基づいて、アレイ状に配列された複数個(例えば、XGAの場合、横1024画素×縦768画素)の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することでその反射光により光像を形成する表示素子であるDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を利用したDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタが適用可能である。投影画像における投影対象物の領域に対応する位置の微小ミラーをオンし、その他の領域をオフすることで、投影対象物のみをスクリーン5に投影することが可能となる。
また、投影装置3は、画像処理部105から出力された画像変形部105hによる変形処理が施された顔構成部Pや顔構成部画像Dを含む画像の画像データ及び映像コンテンツの映像データ104aが第1I/F107を介して入力されると、映像コンテンツに含まれる投影対象物の顔領域内にて顔構成部Pや顔構成部画像Dが当該コンテンツの内容に応じて変形するような(例えば、口画像をリップシンクさせたり、目画像や眉画像等により表情を変化させるような)映像コンテンツを投影する。
スクリーン5は、支持台51により床面に垂直になるように支持され、投影装置3の出力光照射方向に配置されている。
また、スクリーン5は、図1に示すように、投影対象物の形状に成型された透明アクリル板等の基材52の前面上側に背面投影用のスクリーンフィルム53が貼付され、下側に投影対象物の下半身が印刷されたフィルム54が貼付されて構成されている。
なお、本実施形態においては、投影システム100は投影対象物の上半身の映像コンテンツをスクリーン5に投影する構成としているが、一例であってこれに限られるものではなく、例えば、スクリーン5の基材52の全面に背面投影用のスクリーンフィルム53を貼付した構成とし、投影対象物の全身の映像コンテンツをスクリーン5に投影することとしても良い。
第3I/F108は、スピーカ4と接続され、当該スピーカ4との間でデータ送受信を行うためのインターフェースである。
スピーカ4は、中央制御部101から出力されて第3I/F108を介して入力された指示に応じて、所定の音声データ(例えば、映像データ104aに含まれる音声データ等)を音声信号に変換して出力する。
<投影処理>
次に、投影システム100による投影処理について、図4〜図7を参照して説明する。
図4は、投影処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、先ず、撮像装置2は、聴衆Oを撮像して顔を含む画像(例えば、顔のみの画像や胸から上の画像等)を生成し、画像処理装置1の画像取得部105aは、生成された撮像画像の画像データの複製を処理対象画像として取得する(ステップS1)。例えば、撮像装置2は、スピーカ4から発せられる音声案内にしたがって、所定のタイミングで聴衆Oの撮像を行う。
次に、顔検出部105bは、画像取得部105aにより取得された処理対象画像の画像データに対して所定の顔検出処理を行って、顔が含まれる顔領域A1(図6(a)参照)を検出する(ステップS2)。続けて、画像処理部105は、顔検出部105bにより顔領域A1が検出されたか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3にて、顔領域A1が検出されていないと判定されると(ステップS3;NO)、画像処理部105は、処理をステップS2に戻し、所定の時間間隔毎に顔検出処理を行う。
一方、ステップS3にて、顔領域A1が検出されたと判定されると(ステップS3;YES)、画像処理部105は、投影される映像コンテンツに合成される顔画像を特定する顔画像特定処理(図5参照)を行う(ステップS4)。
以下に、顔画像特定処理について、図5を参照して詳細に説明する。
<顔画像特定処理>
図5は、顔画像特定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、図6(a)〜図7(b)は、顔画像特定処理に係る画像の一例を模式的に示す図であり、これらに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
図5に示すように、先ず、顔構成部検出部105cは、顔検出処理により検出された処理対象画像内の顔領域A1から、所定の検出処理(例えば、AAM等)を用いて、例えば、左右各々の目、鼻、口、眉、顔輪郭等の顔構成部Pを検出する(ステップS11)。
次に、画像処理部105は、顔構成部検出部105cにより検出された顔構成部Pの中で、何れか一の顔構成部P(例えば、右目等)を指定する(ステップS12)。そして、輪郭状態検出部105dは、指定された顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭に沿って当該輪郭を構成する各画素の画素値(例えば、輝度値等)を探索して、画素値の変化(例えば、テクスチャの変化等)を検出する(ステップS13)。
続けて、輪郭変位部105eは、輪郭状態検出部105dによる検出結果に基づいて、検出領域Bの輪郭に画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分が含まれているか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14にて、画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分が含まれていると判定されると(ステップS14;YES)、輪郭変位部105eは、検出領域Bを構成する複数の画素の位置座標の平均値を重心として算出して特定する(ステップS15)。続けて、輪郭変位部105eは、検出領域Bの輪郭を構成する複数の画素の中で、画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分(例えば、黒目の部分と白目の部分とに跨がっている上瞼側の部分等)を、特定された検出領域Bの重心を基準として外側に拡げるように輪郭の位置を変位させる(ステップS16)。
その後、画像処理部105は、処理をステップS13に戻し、上記と略同様に、輪郭状態検出部105dは、検出領域Bの変位後の輪郭の画素値の変化を検出し(ステップS13)、輪郭変位部105eは、検出領域Bの輪郭に画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分が含まれているか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14にて、画素値の変化が相対的に大きい輪郭部分が含まれていないと判定されると(ステップS14;NO)、画像処理部105は、輪郭変位部105eにより検出領域Bの輪郭が変位されているか否かを判定する(ステップS17)。
ここで、輪郭変位部105eにより検出領域Bの輪郭が変位されていると判定されると(ステップS17;YES)、消去部105fは、処理対象画像としての顔を含む画像内にて、輪郭変位部105eにより変位させられた検出領域Bの輪郭の内側部分を塗り潰して、当該検出領域Bに対応する顔構成部Pを消去する(ステップS18;図7(a)参照)。
次に、配置部105gは、記録部104の顔構成部画像データ104bを参照して、消去部105fにより消去された顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dを取得し、処理対象画像としての顔を含む画像における検出領域Bの輪郭の内側に、取得された顔構成部画像Dを配置する(ステップS19;図7(b)参照)。
続けて、画像変形部105hは、顔構成部画像Dに予め対応付けられている複数の制御点の位置を取得して、当該複数の制御点を変形処理に用いられる制御点として登録する(ステップS20)。
次に、画像処理部105は、顔構成部検出部105cにより検出された全ての顔構成部Pについて処理したか否かを判定する(ステップS21)。
ここで、全ての顔構成部Pについて処理していないと判定されると(ステップS21;NO)、画像処理部105は、処理をステップS12に戻し、それ以降の各処理を実行する。
一方、ステップS17にて、輪郭変位部105eにより輪郭が変位されていないと判定されると(ステップS17;NO)、画像変形部105hは、検出された顔構成部Pの所定位置に複数の制御点を設定し、当該複数の制御点を変形処理に用いられる制御点として登録する(ステップS22)。
その後、画像処理部105は、処理をステップS21に移行して、顔構成部検出部105cにより検出された全ての顔構成部Pについて処理したか否かを判定する(ステップS21)。
上記の各処理は、ステップS21にて、全ての顔構成部Pについて処理したと判定(ステップS21;YES)されるまで繰り返し実行される。
ステップS21にて、全ての顔構成部Pについて処理したと判定されると(ステップS21;YES)、画像処理部105は、顔画像特定処理を終了する。
図4に戻り、画像処理部105は、記録部104から指定されている映像コンテンツの映像データ104aを読み出して取得する(ステップS5)。ここで、映像コンテンツは、ユーザによる操作入力部102の所定操作に基づいて所望の映像コンテンツが中央制御部101のCPUにより予め指定されるようになっているが、例えば、聴衆Oが選択可能な複数の映像コンテンツを用意しておき、聴衆Oが所望の映像コンテンツを選択して指定するような構成としても良い。
次に、画像変形部105hは、変形処理により顔構成部Pや顔構成部画像Dを変形させた画像の画像データを生成し、画像処理部105は、画像変形部105hにより生成された画像データを映像コンテンツの映像データ104aとともに、第1I/F107を介して投影装置3に出力する(ステップS6)。
そして、投影装置3は、第1I/F107を介して入力された映像コンテンツの映像データ104a及び画像変形部105hにより生成された画像データに基づいて、映像コンテンツの内容に応じて投影対象物の顔を変形させるようにして映像コンテンツをスクリーン5に投影する(ステップS7)。具体的には、投影装置3は、例えば、映像コンテンツに含まれる投影対象物の顔領域内にて顔構成部Pや顔構成部画像Dをリップシンクさせたり表情を変化させるように変形させた映像コンテンツを投影する。
次に、画像処理装置1にあっては、中央制御部101のCPUは、投影装置3による映像コンテンツの投影が終了したか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、映像コンテンツの投影が終了していないと判定(ステップS8;NO)、中央制御部101のCPUは、当該判定処理を所定の時間間隔毎に行う。
一方、映像コンテンツの投影が終了したと判定されると(ステップS8;YES)、中央制御部101のCPUは、当該投影処理を終了させる。
以上のように、本実施形態の投影システム100によれば、顔画像から検出された顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の画素値の変化を検出し、当該検出結果に基づいて、検出領域Bの輪郭を変位させるので、顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の画素値を用いて当該検出領域Bの輪郭の位置を調整することができる。具体的には、検出領域Bの輪郭の画素値の変化が相対的に大きい部分を、当該検出領域Bの所定位置を基準として外側に拡げるように輪郭を変位させるので、顔構成部Pの誤検出により検出領域Bの輪郭(例えば、目に対応する検出領域Bの変位前の輪郭C1)に画素値の変化が相対的に大きい部分が含まれていても、変位後の検出領域Bの輪郭(例えば、目に対応する検出領域Bの変位後の輪郭C2)の画素値の変化を相対的に小さくすることができる。結果として、顔画像からの顔構成部Pの検出を適正に行うことができる。
これにより、顔構成部Pや顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dに対する変形処理にて、当該顔構成部Pや顔構成部画像Dとの境界部分の表現を適正に行うことができ、例えば、変形処理が施された顔構成部Pや顔構成部画像Dをスクリーン5に投影した場合に、リップシンクや表情の表現をより自然なものとすることができる。
また、顔画像内で検出領域Bの輪郭の内側部分を塗り潰して、当該検出領域Bに対応する顔構成部Pを消去する処理にて、輪郭を変位させた検出領域Bを用いることで、当該検出領域Bに対応する顔構成部Pの境界部分の表現を適正に行うことができる。特に、検出領域Bの輪郭の内側部分を当該輪郭の画素値を用いて塗り潰すことで、検出領域Bに対応する顔構成部Pを消去するので、顔構成部Pが消去された顔画像にて本来顔構成部Pが存するべき部分とそれ以外の部分との境界部分の表現を適正に行うことができる。
さらに、顔画像における顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の内側に、消去された顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dを配置するので、顔画像からの顔構成部Pの検出精度が低い場合であっても、検出領域Bに対応する顔構成部Pを消去して、当該顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dを配置することで、当該顔構成部画像Dを利用して変形処理を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、スクリーン5に映像を投影する投影システム100を例示したが、一例であってこれに限られるものではなく、投影装置3を備えずに画像処理装置1単体から構成されていても良い。
また、上記実施形態では、画像処理装置1は、顔を含む画像内で検出領域Bに対応する顔構成部Pを消去するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも顔構成部Pを消去する消去部105fを具備する必要はない。
さらに、画像処理装置1は、消去された顔構成部Pに対応する顔構成部画像Dを配置するようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも顔構成部画像Dを配置する配置部105gを具備する必要はない。
また、画像処理装置1は、顔構成部Pや顔構成部画像Dに対して変形処理を施すようにしたが、一例であってこれに限られるものではなく、必ずしも顔構成部Pや顔構成部画像Dを変形する画像変形部105hを具備する必要はない。
加えて、上記実施形態にあっては、取得手段、第一の検出手段、第二の検出手段、変位手段としての機能を、画像処理装置1の中央制御部101の制御下にて、画像取得部105a、顔構成部検出部105c、輪郭状態検出部105d、輪郭変位部105eが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部101のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
すなわち、プログラムを記憶するプログラムメモリに、取得処理ルーチン、第一の検出処理ルーチン、第二の検出処理ルーチン、変位処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、顔画像を取得する手段として機能させるようにしても良い。また、第一の検出処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、取得された顔画像から顔を構成する顔構成部Pを検出する手段として機能させるようにしても良い。また、第二の検出処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、検出された顔構成部Pに対応する検出領域Bの輪郭の画素値の変化を検出する手段として機能させるようにしても良い。また、変位処理ルーチンにより中央制御部101のCPUを、検出領域Bの輪郭の画素値の変化の検出結果に基づいて、前記検出領域Bの輪郭を変位させる手段として機能させるようにしても良い。
同様に、消去手段、配置手段、変形手段についても、中央制御部101のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
顔画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する第一の検出手段と、
前記第一の検出手段により検出された顔構成部に対応する検出領域の輪郭の画素値の変化を検出する第二の検出手段と、
前記第二の検出手段による検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭を変位させる変位手段と、
を備えたことを特徴とする顔画像処理装置。
<請求項2>
前記変位手段は、更に、
前記第二の検出手段により検出された前記検出領域の輪郭の画素値の変化が相対的に大きい部分を、当該検出領域の所定位置を基準として外側に拡げるように輪郭を変位させることを特徴とする請求項1に記載の顔画像処理装置。
<請求項3>
前記顔画像内における前記検出領域の輪郭の内側部分を塗り潰して、当該検出領域に対応する顔構成部を消去する消去手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の顔画像処理装置。
<請求項4>
前記消去手段は、更に、
前記検出領域の輪郭の内側部分を当該輪郭の画素値を用いて塗り潰すことで、前記検出領域に対応する顔構成部を消去することを特徴とする請求項3に記載の顔画像処理装置。
<請求項5>
前記顔構成部は、一対の目を含み、
前記消去手段は、更に、
前記顔画像内で、前記一対の目のうち、何れか一方の目の輪郭の内側部分を塗り潰した場合には、他方の目の輪郭の内側部分を塗り潰して、当該一対の目を消去することを特徴とする請求項3又は4に記載の顔画像処理装置。
<請求項6>
前記顔画像における前記顔構成部に対応する検出領域の輪郭の内側に、前記消去手段により消去された顔構成部に対応する顔構成部画像を配置する配置手段を更に備えることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の顔画像処理装置。
<請求項7>
請求項6に記載の顔画像処理装置と、スクリーンに顔画像を投影する投影装置と、を備えた投影システムであって、
前記顔画像処理装置は、
前記第一の検出手段により検出された顔構成部及び前記配置手段により配置された顔構成部画像に対して変形処理を施す変形手段を更に備え、
前記投影装置は、
前記変形手段により変形処理が施された顔構成部及び顔構成部画像を前記スクリーンに投影することを特徴とする投影システム。
<請求項8>
顔画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
顔画像を取得する処理と、
取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する処理と、
検出された顔構成部に対応する検出領域の輪郭の画素値の変化を検出する処理と、
前記検出領域の輪郭の画素値の変化の検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭を変位させる処理と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
<請求項9>
顔画像処理装置のコンピュータを、
顔画像を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する第一の検出手段、
前記第一の検出手段により検出された顔構成部に対応する検出領域の輪郭の画素値の変化を検出する第二の検出手段、
前記第二の検出手段による検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭を変位させる変位手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 投影システム
1 画像処理装置
101 中央制御部
105 画像処理部
105a 画像取得部
105c 顔構成部検出部
105d 輪郭状態検出部
105e 輪郭変位部
105f 消去部
105g 配置部
105h 画像変形部
2 撮像装置
3 投影装置

Claims (9)

  1. 顔画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する第一の検出手段と、
    前記第一の検出手段により検出された顔構成部に対応する検出領域の連続する輪郭線上の画素値の変化を検出する第二の検出手段と、
    前記第二の検出手段による検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭線の形状又は位置を変化させる変化手段と、
    を備えたことを特徴とする顔画像処理装置。
  2. 前記変化手段は、更に、
    前記第二の検出手段により検出された前記検出領域の輪郭の画素値の変化が相対的に大きい部分を、当該検出領域の所定位置を基準として外側に拡げるように輪郭を変位させることを特徴とする請求項1に記載の顔画像処理装置。
  3. 前記顔画像内における前記検出領域の輪郭の内側部分を塗り潰して、当該検出領域に対応する顔構成部を消去する消去手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の顔画像処理装置。
  4. 前記消去手段は、更に、
    前記検出領域の輪郭の内側部分を当該輪郭の画素値を用いて塗り潰すことで、前記検出領域に対応する顔構成部を消去することを特徴とする請求項3に記載の顔画像処理装置。
  5. 前記顔構成部は、一対の目を含み、
    前記消去手段は、更に、
    前記顔画像内で、前記一対の目のうち、何れか一方の目の輪郭の内側部分を塗り潰した場合には、他方の目の輪郭の内側部分を塗り潰して、当該一対の目を消去することを特徴とする請求項3又は4に記載の顔画像処理装置。
  6. 前記顔画像における前記顔構成部に対応する検出領域の輪郭の内側に、前記消去手段により消去された顔構成部に対応する顔構成部画像を配置する配置手段を更に備えることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の顔画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の顔画像処理装置と、スクリーンに顔画像を投影する投影装置と、を備えた投影システムであって、
    前記変化手段は、前記第一の検出手段により検出された顔構成部及び前記配置手段により配置された顔構成部画像に対して変形処理を施す変形手段を含み
    前記投影装置は、
    前記変形手段により変形処理が施された顔構成部及び顔構成部画像を前記スクリーンに投影することを特徴とする投影システム。
  8. 顔画像処理装置を用いた画像処理方法であって、
    顔画像を取得する処理と、
    得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する処理と、
    検出された顔構成部に対応する検出領域の連続する輪郭線上の画素値の変化を検出する処理と、
    前記検出領域の輪郭の画素値の変化の検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭線の形状又は位置を変化させる処理と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 顔画像処理装置のコンピュータを、
    顔画像を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された顔画像から顔を構成する顔構成部を検出する第一の検出手段、
    前記第一の検出手段により検出された顔構成部に対応する検出領域の連続する輪郭線上の画素値の変化を検出する第二の検出手段、
    前記第二の検出手段による検出結果に基づいて、前記検出領域の輪郭線の形状又は位置を変化させる変化手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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