JP6325655B2 - 交通管制サーバ及びシステム - Google Patents
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Description
本発明は、交通管制サーバ及びシステムに係り、特に無人車両及び有人車両が走行する作業現場における両者の干渉を抑止する技術に関する。
露天掘り鉱山などでは、掘削した鉱石を搬送する無人ダンプなどの複数の自律走行車両(以下「無人車両」という)と、道路を整備するドーザやグレーダ、埃が立たないようにする散水車、パトロールをするサービスカー等の有人車両と、が混在して走行することがある。無人車両は管制局からの指示に従って自律走行しているので、無人車両同士の干渉は管制局による交通管制により抑止することができる。しかし、有人車両は、その有人車両を運転する運転手の判断で走行しており、管制局が有人車両の進行方法を把握していない。そのため、現状では、無人車両及び有人車両の干渉回避は有人車両の運転手の注意力や運転技術に大きく依存しており、より安全性を向上させたいという要望がある。
このような干渉回避のための技術として、特許文献1には、車両間の車間距離が所定距離より近づいたら有人車両に警報を出したり、無人車両を減速・停止させたりする構成が開示されている。また、特許文献2には、各車両が所定時間内に移動可能な範囲を予測し、それらの予測範囲が相互に重なる場合に有人車両に警報を出したり、無人車両を減速・停止させたりする構成が開示されている。
上記特許文献1、2では、車間距離が近づく、あるいは予測範囲が重なった段階で有人車両に警報が出る。運転手はこの警報が出てから危険回避の行動を取るが、運転手が警報に気が付かなかったり反応が遅かったりすることに起因して、有人車両が回避行動を取り損ねたり、回避行動をとるまでに時間がかかりすぎることがある。この場合、干渉の危険性が大きくなることで安全性が十分に確保できない。
一方、無人車両に対し、有人車両の回避行動の不十分さを考慮して減速・停止指示を出すタイミングを早めすぎると、無人車両の減速・停止が頻回に生じる。無人車両は、鉱石の運搬などに用いられていることが多く、無人車両に対する頻回の減速・停止は、鉱山全体の生産性の低下につながる。
特許文献1,2は、有人車両及び無人車両の干渉回避に役立つ技術を提供しているが、干渉に対する危険性の増大を抑止することと、鉱山全体の生産性の低下の抑止することとの両立については考慮されていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、鉱山内を走行する有人車両及び無人車両の安全性の確保及び生産性の低下抑止を両立させる交通管制サーバ及び交通管制システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る交通管制サーバは、鉱山内の予め定められた走行経路に沿って自律走行する無人車両、及び前記鉱山内を運転手が搭乗して走行する有人車両の干渉回避のための交通管制を行う交通管制サーバであって、前記無人車両に対し、前記走行経路上の部分区間を当該無人車両の走行を許可する走行許可区間として設定する走行許可区間設定部と、前記有人車両が前記無人車両に干渉するかを判断するためのパラメータに基づいて、前記干渉を回避するための動作レベルを複数段階から一つ決定する干渉制御部であって、前記各動作レベルにおいて、前記運転手に対する警告情報の出力を、前記無人車両に制動動作を行わせるための制動指示情報の出力に優先して実行する干渉制御部と、前記警告情報を前記有人車両に対して送信すると共に、前記制動指示情報を前記無人車両に対して送信する制御を行うサーバ側通信制御部と、を備えることを特徴する。
干渉制御部は、有人車両及び走行許可区間の干渉を回避するための動作レベルを、パラメータに基づいて複数段階から一つ設定するので、有人車両及び無人車両は、パラメータに応じた、即ち侵入の可能性に応じた動作レベルで干渉回避が行える。加えて各動作レベルでは、有人車両への警告を無人車両の制動動作よりも優先させる。これにより、有人車両の運転手による回避行動をより早く行わせて干渉回避を行って安全性を確保すると共に、無人車両の制動動作の回数・制動量を減らして鉱山の生産性の低下も抑止することができる。
また、本発明は上記構成において、前記干渉制御部は、前記動作レベルとして、前記警告情報のみを出力し、前記制動指示情報は出力しないレベルを含む。
上記動作レベルでは、干渉を回避するための動作として、有人車両の運転手に対する警告のみを行い、無人ダンプの制動動作を伴わない。そのため、上記構成によれば、鉱山の生産性に影響を与えることなく、干渉回避の動作を行うことができる。
また、本発明は上記構成において、前記複数段階の段階数を任意に設定できる設定部を更に備えてもよい。
これにより、ユーザが所望する段階数で動作レベルを決定することができる。例えば、より細やかに動作レベルを設定したい場合には段階数を増し、警告、制動動作の種類を少なくしたければ段階数を減らすことができる。
また、本発明は上記構成において、前記干渉制御部は、前記パラメータとして、前記有人車両の現在位置から前記走行許可区間に前記有人車両が侵入すると予想される干渉地点までの第一距離、前記無人車両の現在位置から前記干渉地点までの第二距離、前記有人車両の速度、及び前記無人車両の速度のうちの少なくとも一つを用いる、ことを特徴とする。
有人車両又は無人車両と干渉地点との位置関係や、有人車両や無人車両の速度に応じて干渉が生じる可能性が異なる。そこで上記に影響を及ぼすパラメータに基づいて動作レベルを決定することで、位置関係等に合った動作レベルの回避行動をとることができる。
また、本発明は上記構成において、前記干渉制御部は、前記有人車両の速度に基づいて当該有人車両が制動動作を開始してから停止するまでに必要な有人車両停止可能距離を算出し、当該有人車両停止可能距離及び前記第一距離を比較した結果、及び前記無人車両の速度に基づいて当該無人車両が制動動作を開始してから停止するまでに必要な無人車両停止可能距離を算出し、当該無人車両停止可能距離及び前記第二距離を比較した結果、の少なくとも一つに基づいて前記動作レベルを決定する、ことを特徴とする。
停止可能距離は速度により変動する。そこで、上記構成によれば、停止可能距離を考慮して動作レベルを決定することで、有人車両や無人車両の走行状態に応じて動作レベルを決定することができる。
また、本発明は上記構成において、前記制動指示情報は、前記無人車両の減速動作、前記無人車両の通常停止動作、及び前記無人車両の緊急停止動作のうちの一つを実行するための情報である、ことを特徴とする。
上記構成によれば、無人車両の制動動作を減速、通常停止、緊急停止に切り替えることで、無人車両の過剰な制動動作を避けることができる。
また本発明に係る交通管制システムは、鉱山内の予め定められた走行経路に沿って自律走行する無人車両、及び前記鉱山内を運転手が搭乗して走行する有人車両の干渉回避のための交通管制を行う交通管制システムであって、前記無人車両に対し、前記走行経路上の部分区間を当該無人車両の走行を許可する走行許可区間として設定する走行許可区間設定部と、前記有人車両が前記無人車両に干渉するかを判断するためのパラメータに基づいて、前記干渉を回避するための動作レベルを複数段階から一つ決定する干渉制御部であって、前記各動作レベルにおいて、前記運転手に対する警告情報の出力を、前記無人車両に制動動作を行わせるための制動指示情報の出力に優先して実行する干渉制御部と、前記警告情報に基づいて前記運転手への警告を発する処理を行う警告処理部と、前記制動指示情報に基づいて、前記無人車両に備えられた制動装置の駆動制御を行う制動制御部と、を備えることを特徴とする。
干渉制御部は、有人車両及び走行許可区間の干渉を回避するための動作レベルを、パラメータに基づいて複数段階から一つ設定する。そして警告処理部は、動作レベルに応じた警告情報に基づいて運転手への警告を行う。また制動制御部も、動作レベルに応じた制動指示情報に基づいて無人車両の駆動制御を行う。これにより、有人車両及び無人車両は、パラメータに応じた、即ち侵入の可能性に応じた動作レベルで干渉回避が行える。加えて各動作レベルでは、有人車両への警告を無人車両の制動動作よりも優先させる。これにより、有人車両の運転手による回避行動をより早く行わせて干渉回避を行って安全性を確保すると共に、無人車両の制動動作の回数・制動量を減らして鉱山の生産性の低下も抑止することができる。
本発明によれば、鉱山内を走行する有人車両及び無人車両の安全性の確保及び生産性の低下抑止を両立させる交通管制サーバ及び交通管制システムを提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一または関連する符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
<第一実施形態>
第一実施形態は、鉱山においてショベルやホイールローダ等の積込機が積み込んだ土砂や鉱石を搬送し、運転手が搭乗することなく自律走行する無人ダンプ(無人車両に相当する)と、ドーザやグレーダ、散水車、及びサービスカーのような運転手が搭乗して走行する有人車両と、これら無人ダンプ及び有人車両の干渉を回避するために交通管制を行う交通管制サーバと、を無線通信回線で接続した交通管制システムに係り、特に生産性と安全性との両立を図りつつ、無人ダンプ及び有人車両の干渉を抑止するための構成に特徴がある。以下、本発明の第一実施形態に係る交通管制システムについて、図面を参照しながら説明する。
第一実施形態は、鉱山においてショベルやホイールローダ等の積込機が積み込んだ土砂や鉱石を搬送し、運転手が搭乗することなく自律走行する無人ダンプ(無人車両に相当する)と、ドーザやグレーダ、散水車、及びサービスカーのような運転手が搭乗して走行する有人車両と、これら無人ダンプ及び有人車両の干渉を回避するために交通管制を行う交通管制サーバと、を無線通信回線で接続した交通管制システムに係り、特に生産性と安全性との両立を図りつつ、無人ダンプ及び有人車両の干渉を抑止するための構成に特徴がある。以下、本発明の第一実施形態に係る交通管制システムについて、図面を参照しながら説明する。
まず、図1に基づいて第一実施形態に係る交通管制システムの概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る交通管制システムの概略構成を示す図である。図1に示す交通管制システム1は、鉱山などの採石場で、土砂や鉱石の積込作業を行うショベル10−1、10−2から積み込まれた土砂や鉱石等の積荷を搬送するための鉱山用の無人ダンプ20−1、20−2、及び散水車やサービスカーなどの有人車両70−1、70−2のそれぞれと、採石場の近傍若しくは遠隔の管制センタ30に設置された交通管制サーバ31とを、無線通信回線40を介して互いに通信接続して構成される。
各無人ダンプ20−1、20−2は、鉱山内であらかじめ設定された搬送路60に沿ってショベル10−1又は10−2、及び図示しない放土場の間を往復し、積荷を搬送する。
鉱山内には、複数の無線基地局41−1、41−2、41−3が設置される。そしてこれらの無線基地局41−1、41−2、41−3を経由して、無線通信の電波が送受信される。
ショベル10−1、10−2及び各無人ダンプ20−1、20−2は、全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation System)の少なくとも3つの航法衛星50−1、50−2、50−3から測位電波を受信して自車両の位置を取得するための位置算出装置(図1では図示を省略する)を備える。GNSSとして、例えばGPS(Global Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、GALILEOを用いてもよい。無人ダンプ20−1、20−2や有人車両70−1、70−2は実際には複数存在し、それぞれが交通管制サーバ31と無線で通信を行うが、その構成は同じであるので、以下ではショベル10−1、ダンプ20−1、及び有人車両70−1を例に挙げて説明する。
ショベル10−1は、超大型の油圧ショベルであって、走行体11と、この走行体11上に旋回可能に設けた旋回体12と、運転室13と、旋回体12の前部中央に設けたフロント作業機14と、を備えて構成される。フロント作業機14は、旋回体12に対し俯仰動可能に設けられたブーム15と、このブーム15の先端に回動可能に設けられたアーム16と、そのアーム16の先端に取り付けられたバケット17とを含む。ショベル10−1における見通しの良い場所、例えば運転室13の上部に、無線通信回線40に接続するためのアンテナ18が設置されている。
無人ダンプ20−1は、本体を形成するフレーム21と、前輪22及び後輪23と、フレーム21の後方部分に設けられたヒンジピン(図示せず)を回動中心として上下方向に回動可能な荷台24と、この荷台24を上下方向に回動させる左右一対のホイストシリンダ(図示せず)と、を含む。また、無人ダンプ20−1は、見通しの良い場所、例えば、無人ダンプ20−1の上面前方に、無線通信回線40に接続するためのアンテナ25が設置される。
更に無人ダンプ20−1は、交通管制サーバ31からの指示に従って自律走行をするための車載端末装置(以下「ダンプ端末装置」と略記する)26を搭載する。
有人車両70−1は、交通管制サーバ31からの指示に従って運転手に対してブレーキ操作を促すための警告を発報するための警告装置を含む車載端末装置(以下「有人車両端末装置」と略記する)76を搭載する。
交通管制サーバ31は、無線通信回線40に接続するためのアンテナ32に接続される。そして、交通管制サーバ31は、アンテナ32、無線基地局41−1、41−2、41−3を経由してダンプ端末装置26及び有人車両端末装置76の其々と通信する。
図2は、図1の搬送路60を詳述した図であり、無人ダンプや有人車両が走行する露天掘り鉱山現場の構成例を示す。図2の符号61はショベルによる掘削現場を示す。ショベル10−1は、このエリアで掘った表土や鉱石を無人ダンプ20−1に積み込む。よって、掘削現場61は、積込位置を含む。
図2の符号62は表土を展開する放土場である。無人ダンプ20−1が掘削現場から搬送した表土等は、この場所で放土され、層状あるいは放射状に展開される。
図2の符号63は、鉱石を破砕処理するクラッシャ(不図示)などが設置された放土場である。クラッシャが破砕した鉱石は、ベルトコンベアなどにより貨車による積み出し場あるいは処理設備などに搬送される。無人ダンプ20−1は、掘削現場61で表土や鉱石を積込む。そして、無人ダンプ20−1は搬送路60を走行してそれらを放土場62又は63に搬送する。
掘削現場61において、ショベル10−1が表土を掘削している場合、無人ダンプ20−1は、掘削現場61及び放土場62の間を往復する。掘削現場61において、ショベルが鉱石を掘削している場合は、無人ダンプ20−1は、掘削現場61及び放土場63の間を往復する。このため、搬送路60は、掘削現場61及び放土場62を結ぶ搬送路と、掘削現場61及び放土場63を結ぶ搬送路と、を含み、これらの搬送路が交差点67において交差する。そこで、複数の無人ダンプがそれぞれ異なる積荷、表土又は鉱石を搬送している場合は、無人ダンプ同士が交差点67などにおいて干渉する恐れがある。
また搬送路60上には、無人ダンプ20−1の進行方向が異なる二つの走行経路64が備えられる。各走行経路64は、上り車線及び下り車線を構成する。そして、無人ダンプ20−1は、搬送路60上を一般の道路などと同じように例えば右側通行で走行する。
走行経路64は、地図上で設定された座標値として与えられる。より具他的には、交通管制サーバ31と各無人ダンプ20−1とに同一の地図情報を格納しておく。この地図情報は、地図上にある地点(以下「ノード」という)65と、このノード65の座標値とを含む。走行経路64は、複数のノード65、及び隣接するノードを接続するサブリンク66により定義される。
次に図3及び図4を参照して、図1の交通管制サーバ31、無人ダンプ20及びダンプ端末装置26、及び有人車両端末装置76のハードウェア構成について説明する。図3は、交通管制サーバ31、無人ダンプ20及びダンプ端末装置26のハードウェア構成図である。図4は、有人車両端末装置76のハードウェア構成図である。
図3に示すように、交通管制サーバ31は、サーバ側制御装置311、サーバ側入力装置312、サーバ側表示装置313、サーバ側通信装置314、通信バス315、マスタ地図情報データベース(以下データベースを「DB」と略記する)316、及び走行許可区間情報DB317(以下「区間情報DB」と略記する)を含んで構成される。
サーバ側制御装置311は、交通管制サーバ31の各構成要素の動作を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)等の演算・制御装置の他、交通管制サーバ31で実行されるプログラムを格納するROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置、また、CPUがプログラムを実行する際の作業領域となるRAM(Random Access Memory)、を含むハードウェアを用いて構成される。交通管制サーバ31で実行されるプログラムの機能構成は図5を参照して後述する。また、サーバ側制御装置311は、交通管制サーバ31で実行される機能を実現するための集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)を用いて構成してもよい。
サーバ側入力装置312は、マウス、キーボードなどの入力装置により構成され、無人ダンプ20−1の状態表示や無人ダンプ20−1へのマニュアル指示を入力するためのユーザインタフェースとして機能する。
サーバ側表示装置313は、液晶モニタ等により構成され、オペレータに対して情報を表示して提供するインターフェースとして機能する。
サーバ側通信装置314は、有線/無線ネットワークとの通信接続を行う装置により構成される。交通管制サーバ31は有線通信回線33を介してアンテナ32と接続され、無線通信回線40を介して無線基地局41−1、41−2、41−3と接続される。
通信バス315は、各構成要素を互いに電気的に接続する。
マスタ地図情報DB316は、HDDなど情報を固定的に記憶する記憶装置を用いて構成され、搬送路60上の各ノードの位置情報(座標値)と、各ノードを連結するサブリンクとにより定義された地図情報(走行経路情報)を記憶する。また、鉱山の地形情報や、各ノードの絶対座標(測位電波を基に算出される3次元実座標)を含んでもよい。各ノードには、そのノードを固有に識別する位置識別情報(以下「ノードID」という)が付与される。
区間情報DB317は、HDDなど情報を固定的に記憶する記憶装置を用いて構成され、各無人ダンプ20−1を固有に識別する車両識別情報と、各無人ダンプに割り当てられた走行許可区間を示す位置情報、各無人ダンプの現在位置、走行速度を含む区間情報を記憶する。車両識別情報は、無人ダンプ及び有人車両の区別がつく情報であることが望ましい。または、区間情報DB317は、車両識別情報に無人ダンプ又は有人車両の区別をつけるためのフラグを関連付けて格納してもよい。
上記の各データベースは、地図情報や区間情報を記憶する記憶部だけを備え、サーバ側制御装置311がそれらのデータベースの更新・検索処理を行ってもよいし、各DBに情報の更新・検索処理を行うエンジンを搭載したものでもよい。
一方、無人ダンプ20−1は、電気駆動ダンプトラックであって、ダンプ端末装置26の他、ダンプ端末装置26の指示を受けて無人ダンプの加減速やステアリングを制御する車両制御装置27、外界センサ装置28、及び位置検出装置29を備える。
ダンプ端末装置26は、端末側制御装置261、端末側入力装置262、端末側表示装置263、端末側通信装置264、通信バス265、及び端末側地図情報DB266を含んで構成される。
端末側制御装置261、端末側入力装置262、端末側表示装置263、端末側通信装置264、通信バス265、及び端末側地図情報DB266のそれぞれは、サーバ側制御装置311、サーバ側入力装置312、サーバ側表示装置313、サーバ側通信装置314、通信バス315、及びマスタ地図情報DB316のそれぞれと同一の構成であるので、重複説明を省略する。上記端末側地図情報DB266は、マスタ地図情報DB316に格納された地図情報と同じ地図情報を格納する。
車両制御装置27は、リターダブレーキ271、サービスブレーキ272、ステアリング制御装置273、及び加速制御装置274を含む。車両制御装置27は、ダンプ端末装置26に電気的に接続され、交通管制サーバ31からの指示に従って無人ダンプ20−1を自律走行させる。
リターダブレーキ271は、通常制動時に使用するブレーキである。リターダブレーキ271は、電気駆動エンジンを構成する電動機を発電機としてとして作動させ、運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回生電力を生成し、これを抵抗器に印加して熱エネルギーとして消費させることで制動力を得るものである。
サービスブレーキ272は、緊急制動時に使用するブレーキであり、機械ブレーキにより構成される。サービスブレーキ272の頻回の使用は、機械ブレーキの構成部品、例えばブレーキパッドやディスクの摩耗を招く。従って、本実施形態では、緊急度に合わせてリターダブレーキ271とサービスブレーキ272とを使い分ける。このブレーキの使い分けに係る構成については後述する。
ステアリング制御装置273は、無人ダンプ20−1のステアリング角度を調整する。
加速制御装置274は、無人ダンプ20−1の加速、減速の調整を行う。
外界センサ装置28は、ミリ波レーダや前方カメラなど、ダンプ20−1の走行方向(進行方向)前方の障害物を検知するためのセンサでありその種類は問わない。外界センサ装置28の検知結果はダンプ端末装置26の端末側制御装置261に出力され、通常時は走行経路から離脱しないように走行位置の監視や加減速に用いられ、緊急時には緊急回避行動に必要な制動動作に用いられる。
位置算出装置29は、航法衛星50−1、50−2、50−3(図1参照)からの測位電波を基に自車両の現在位置を算出する。算出された自車両の現在位置は、ダンプ端末装置26から交通管制サーバ31に対して送信される。
ダンプ端末装置26は、無線基地局41−1、41−2、41−3を経由して交通管制サーバ31と無線通信接続される。
図4に示すように、有人車両端末装置76もダンプ端末装置26と同様、端末側制御装置761、端末側入力装置762、端末側表示装置763、端末側通信装置764、及び通信バス765を含む。これらの各構成要素はダンプ端末装置26の構成と同様であるので重複説明を省略する。
有人車両端末装置76は、上記の構成に加え、交通管制サーバ31からの指示に従って有人車両70−1の運転手に対して干渉回避動作(ブレーキ操作やステアリング操作)を促すための警告を発する警告装置768を備える。
警告装置768は、警告音や警告メッセージを発声するスピーカや点滅ライトなど、オペレータの五感に対して作用する警告を発報するものであればその種類を問わない。また、警告装置768は、端末側表示装置763の画面に警告表示を行うものとして構成してもよい。有人車両端末装置76は、ダンプ端末装置26と同様、有人車両70−1の現在位置を検出する位置算出装置79に電気的に接続される。
有人車両端末装置76は、無線基地局41−1、41−2、41−3を経由して交通管制サーバ31と無線通信接続される。
次に図5を参照して、図1の交通管制サーバ31、ダンプ端末装置26、及び有人車両端末装置76の機能構成について説明する。図5は、交通管制サーバ及びダンプ端末装置の主な機能を示す機能ブロック図である。図6は、有人車両端末装置の主な機能を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、交通管制サーバ31のサーバ側制御装置311は、配送管理部311a、走行許可区間設定部311b、干渉制御部311c、サーバ側通信制御部311d、及び通信インターフェース(以下「通信I/F」と略記する)311eを備える。
配送管理部311aは、無人ダンプ20−1の目的地を設定し、マスタ地図情報DB316に格納された地図情報を参照して現在位置から目的地に至る走行経路を決定する。
配車管理部311aの処理例として、例えば無人ダンプ20−1が駐機場にいる場合には、積込位置を含む積込場の入口を目的として設定する。そして配車管理部311aは駐機場から積込上の入口に至るまでの走行経路を設定する。この走行経路の設定に際し、配車管理部311aは、積込位置の移動に伴って動的に走行経路を生成してもよい。更に、配車管理部311aは、無人ダンプ20−1が積込位置に入る場合には積載物の内容によって放土場62、63のいずれかを目的地として設定し、それに至るまでの走行経路を生成する。
走行許可区間設定部311bは、無人ダンプ20−1に対し、マスタ地図情報DB316に格納された地図情報を参照し、上記で決定された走行経路上の部分区間を無人ダンプ20−の走行を許可する走行許可区間として設定し、当該走行許可区間の位置を示す区間情報を生成する。走行許可区間設定部311bは、区間情報DB317に格納された区間情報に対し、新たに生成した区間情報を上書きして更新する。区間情報には、走行許可区間の最前端のノードである前方境界点のノードID、及び最後端のノードである後方境界点のノードIDが含まれる。走行許可区間設定部311bは、ダンプ端末装置26から新たな走行許可区間の設定を要求する情報(以下「要求情報」という)を受信すると、これに応じて走行許可区間の設定処理を行う。走行許可区間設定部311bは、新たな走行許可区間を設定した際にはその走行許可区間の区間情報を生成し、出来なかった場合には走行不許可を示す応答情報を生成する。
干渉制御部311cは、区間情報DB317に格納された区間情報を参照し、有人車両70−1が走行許可区間に接近すると、有人車両70−1の運転手に対して警告を発するための警告情報を生成したり、無人ダンプ20−1に減速、リターダブレーキ271を用いた通常停止動作、又はサービスブレーキ272を用いた(リターダブレーキ271を併用する場合もある)緊急停止動作を指示するための制動指示情報を生成する。より詳しくは、干渉制御部311cは、有人車両70−1が走行許可区間に侵入するかを判断するためのパラメータに基づいて、干渉を回避するための動作レベルを複数段階から一つ決定する。上記パラメータには、有人車両70−1及び無人ダンプ20−1の干渉の危険性を判断するためのパラメータを更に含んでもよい。上記パラメータについては、図7を参照して後述する。
干渉制御部311cは、各動作レベルにおいて、運転手に対する警告情報の出力を、無人ダンプ20−1に制動動作を行わせるための制動指示情報の出力に優先して実行する。ここでいう「優先」とは、警告情報の出力タイミングを制動指示情報の出力タイミングよりも早くする態様の他、警告情報のみを出力し、制動指示情報の出力を行わない態様も含む。
交通管制サーバ31は、干渉制御部311cにおける動作レベルの段階数を任意に設定できる設定部を更に備えてもよい。例えばサーバ側入力装置312を用いて、ユーザが任意の段階数を入力してもよい。この場合、各段階に応じた警告レベル、制動動作も設定する。
サーバ側通信制御部311dは、ダンプ端末装置26及び有人車両端末装置76との間の無線通信制御を行う。具体的は、制動指示情報と、区間情報又は応答情報と、をダンプ端末装置26に送信する。またダンプ端末装置26から、要求情報、無人ダンプ20−1の位置算出装置29が算出した自車両の位置を示す無人ダンプ位置情報、及び無人ダンプ20−1の速度情報を受信する。速度情報は、位置情報の変化量を基に走行方向及び速さ(スカラ量)を含む速度(ベクトル)を示す情報として構成してもよいし、無人ダンプ20−1に搭載したジャイロセンサのような車体の向きを検出するセンサの出力結果と車輪の回転数から求めた速さとを組み合わせた情報として構成してもよい。
通信I/F311eは、USB(Universal Serial Bus)規格の接続端子等、サーバ側通信装置314と通信接続をするためのハードウェアにより構成される。
次にダンプ端末装置26について説明する。ダンプ端末装置26の端末側制御装置261は、自律走行制御部261a、端末側通信制御部261b、通信I/F261c、及び要求情報処理部261dを備える。
自律走行制御部261aは、位置算出装置29から自車両の現在位置を取得し、端末側地図情報DB266の地図情報を参照して、区間情報に含まれる走行許可区間に従って自車両を走行させるための制御を車両制御装置27に対して行う。また、自律走行制御部261aは、外界センサ装置28の検知結果に基づいて前方障害物の有無を判定し、障害物との干渉、衝突の回避動作の有無も判定し、必要があれば制動動作のための制御を行う。更に自律走行制御部261aは、交通管制サーバ31からの指示に従って、車両制御装置27に含まれる制動装置に対する駆動制御を行い、減速動作、通常停止動作、又は緊急停止動作を行う。従って、自律走行制御部261aは、制動制御部としての機能も有する。
端末側通信制御部261bは、交通管制サーバ31との間で行う無線通信の制御を行う。端末側通信制御部261bは要求情報の送信と、区間情報又は応答情報、制動指示情報の受信と、を行う。
通信I/F261cは、USB規格の接続端子等、端末側通信装置264と通信接続をするためのハードウェアにより構成される。
要求情報処理部261dは、端末側地図情報DB266に格納された地図情報及び位置算出装置29が算出した現在位置を基に、無人ダンプ20−1が要求情報を送信する地点に到達したかを判断し、要求地点に到達すると要求情報を生成して端末側通信制御部261bを介して交通管制サーバ31に対して要求情報を送信する。
また、図6に示すように有人車両70−1に搭載する有人車両端末装置76の端末側制御装置761は、警告処理部761a、端末側通信制御部761b、及び通信I/F761cを備える。端末側通信制御部761b、及び通信I/F761cは、ダンプ端末装置26の構成と同様であるので重複説明を省略する。なお、有人車両70−1に搭載される位置算出装置79が算出した自車両の現在位置を示す位置情報は、端末側通信制御部761bを介して交通管制サーバ31に送信される。
警告処理部761aは、交通管制サーバ31から受信した警告情報に示す警告レベルに応じた警告を、警告装置768が発するように制御する。また警告処理部761aは、上記警告レベルに応じた警告表示を端末側表示装置763に表示する。
交通管制サーバ31が備える配車管理部311a、走行許可区間設定部311b、干渉制御311c、サーバ側通信制御部311dは、これらの機能を実現するプログラムが図3に示すサーバ側制御装置311(ハードウェア)により実行されることにより実現する。同様に、ダンプ端末装置26に備えられる自律走行制御部261a、端末側通信制御部261b、及び要求情報処理部261dは、これらの機能を実現するプログラムが図3に示す端末側制御装置261(ハードウェア)により実行されることにより実現する。更に有人車両端末装置76に備えられる警告処理部761a及び端末側通信制御部761bは、これらの機能を実現するプログラムが図4に示す端末側制御装置761(ハードウェア)により実行されることにより実現する。
次に、図7を参照して、交通管制サーバ31による走行許可設定処理について説明する。図7は、走行許可区間設定処理を示す図であって、(a)は各無人ダンプに対して設定された走行許可区間を示し、(b)は、無人ダンプに対して新たに設定された走行許可区間を示し、(c)は、解放区間を示す。交通管制サーバ31は、排他的に走行許可区間を設定するので走行許可区間処理の説明は、無人ダンプ同士の干渉を回避するための処理の説明も兼ねる。
図7の(a)に示す無人ダンプ20−1、20−2は、矢印A方向に向かって走行中の無人ダンプである。走行許可区間83aは無人ダンプ20−1に対して設定された走行許可区間である。走行許可区間83bは無人ダンプ20−2に対して設定された走行許可区間である。D1は、無人ダンプ20−1の現在位置から走行許可区間83aの前方境界点(終端)までの走行経路に沿った距離を示す走行許可残存距離である。D2は、要求情報の送信を開始する走行許可要求開始距離である。
走行許可要求開始距離D2は、無人ダンプ20−1が停止可能な距離(以下「停止可能距離」といい、UVSLで表す)よりも長い距離であり、例えばUVSLに所定のオフセット距離mを加えた距離として定義される。この場合、走行許可要求開始距離D2は下式(1)で表せる。また、UVSLは、無人ダンプ20−1の現在の速度から通常の制動操作、即ちリターダブレーキを主に用いる制動動作で停止できる距離を基に算出され、例えば下式(2)により表せる。
所定のオフセット距離mの値は、例えば無線通信にかかる時間や無線通信の障害の発生度合いなどを考慮して設定する。無人ダンプ20−1の速度vは、無人ダンプ20−1の現在速度を車輪の回転数などから測定したものであってもよく、また、無人ダンプの現在の走行位置に対してマスタ地図情報DB316及び端末側地図情報DB266に格納された地図情報に設定されている最大許容速度を用いてもよい。
無人ダンプ20−1の走行許可残存距離D1が走行許可要求開始距離D2以下となったとき、無人ダンプ20−1は、交通管制サーバ31に対して要求情報を送信する。要求情報は無人ダンプ20−1の現在位置情報を含む。
走行許可区間設定部311bは、無人ダンプ20−1から要求情報を受信すると、送られてきた要求情報に含まれる位置情報に基づいて無人ダンプ20−1の存在する区間(隣接するノード間の走行経路に相当する)を特定する。そして、無人ダンプ20−1の進行方向前方に向かって、無人ダンプ20−1の存在する区間の終端から走行許可付与長さ以上となる区間について走行許可を与える。但し、他の車両に許可が与えられている区間がある場合には、その手前までについて走行許可区間を与える。
図7の(b)に示す例では、無人ダンプ20−1の存在する区間は90であり、その終端から走行許可付与長さ95に含まれる区間は、区間91、92、93、94となる。但し、区間93、94は、既に無人ダンプ20−2に走行許可区間83bとして与えられている。そこで無人ダンプ20−1に対して新たに設定できる走行許可区間の候補は、区間91、92となるが、区間91は既に無人ダンプ20−1に対して設定されている走行許可区間83aに含まれている。従って、走行許可区間設定部311bは、区間92のみを新たな走行許可区間として設定する。
走行許可区間設定部311bは、走行許可を与えられた区間のうち無人ダンプ20−1が通過した区間を所定のタイミングで解除する。具体的には、図7の(c)に示すように、走行許可区間設定部311bは、解除対象となる区間の終端から無人ダンプ20−1の位置までの距離D4が、予め定められた走行許可解除距離D3以上となったときに解除する。解除された区間は、後続の無人ダンプ20−1の走行許可区間として設定可能になる。
無人ダンプ同士、例えば20−1、20−2は以上のような走行許可区間の割り当てによって相互に干渉することを防止することができる。しかし、有人車両70−1には走行許可区間を設定しないので、走行許可区間設定部311bによる走行許可区間設定処理だけでは干渉を回避できない。そこで、本実施形態では、干渉制御部311cが有人車両と無人車両との干渉回避処理を実行する。以下、干渉回避処理について説明する。
まず図8を参照して、干渉回避処理が必要となる状態について説明する。図8は、有人車両による無人ダンプの走行許可区間への干渉状態を示す図である。図8に示すように、搬送路60を形成する幹線80は、脇道81との合流点において交差する。また、走行許可区間設定部311bが、幹線80に無人ダンプ20−1に対して合流点を含む走行許可区間83を付与しているとする。走行許可区間83は、座標値により定義されるデータにより構成されるので、有人車両70−1の運転手は走行許可区間83を視認できない。従って、脇道81から幹線80に進入しようとすると、結果的に合流点において走行許可区間83に侵入する。従って、合流点は、走行許可区間83と有人車両70−1との干渉地点となる。以下、合流点を干渉地点82と見做して説明する。
干渉地点82の位置は、干渉制御部311cが有人車両70−1の速度情報(ベクトル情報)を受信し、有人車両70−1の進行方向を算出して走行許可区間に侵入する地点を予測し、干渉地点を算出してもよい。
なお、無人ダンプ20−1に対して設定された走行許可区間83は、有人車両70−1から見ると本来は進入禁止の区間である。従って、無人ダンプ20−1以外の車両の立場から、走行許可区間ではなく閉塞区間と言い換えてもよい。
次に、図9乃至図14を参照して本実施形態に係る交通管制システムの処理内容について説明する。図9は、本実施形態に係る交通管制サーバの処理の流れを示すフローチャートである。図10は、干渉回避処理において用いられるパラメータを説明する図である。図11は、干渉回避処理の流れを示すフローチャートである。図12は、有人車両及び無人ダンプの位置関係を示す図であって、(a)は、第1レベルの回避動作を行う位置関係を示し、(b)は、第2レベルの回避動作を行う位置関係を示す。図13は、有人車両及び無人ダンプの位置関係を示す図であって、(a)は、第3レベルの回避動作を行う位置関係を示し、(b)は、第4レベルの回避動作を行う位置関係を示す。図14は、有人車両及び無人ダンプの位置関係を示す図であって、第5レベルの回避動作を行う位置関係を示す。以下、図9の各ステップ順に沿って交通管制システムの処理の概要について説明する。
交通管制サーバ31は、主電源が投入されると走行許可区間設定処理(S901〜S905)及び有人車両が無人ダンプの走行許可区間に干渉することを防ぐための干渉回避処理に関する処理(S906〜S907)を開始する。これら二つの処理は並列に実行され、干渉回避処理において走行許可区間設定処理の処理結果も参照される。
より詳しくは、交通管制サーバ31の主電源が投入されると、配車管理部311aは、無人ダンプ20−1から要求情報の受信を待機する(S901)。
サーバ側通信装置314、通信I/F311e、サーバ側通信制御部311dを経由して、配車管理部311aが要求情報を受信すると(S901/Yes)、要求情報を送信したダンプ端末装置26を搭載した無人ダンプ20−1の走行経路が既に決定しているかを判定し、走行経路が既に決まっていれば(S902/Yes)ステップS904へ進む。
無人ダンプ20−1の走行経路が未だ決定していない場合(S902/No)、配車管理部311aは無人ダンプ20−1の目的地とそこへ至る走行経路をマスタ地図情報DB316に格納された地図情報を参照して決定する(S903)。
ステップS902又はステップS903に続いて、走行許可区間設定部311bは、要求情報を送信したダンプ端末装置26が搭載された無人ダンプ20−1についての走行許可区間設定処理を行う。走行許可区間設定部311bは、要求情報に含まれる無人ダンプ位置情報、マスタ地図情報DB316の地図情報、及び他のダンプに付与された走行許可区間の情報を登録した区間情報DB317内の区間情報を参照して、無人ダンプ20−1に新たな走行許可区間を付与するための処理を行う(図7参照)。
走行許可区間設定部311bは、走行許可区間を設定できた場合には新たに設定した走行許可区間の前方境界点及び後方境界点を含む区間情報を生成し、要求情報を送信したダンプ端末装置26に返信する。区間情報は、当該区間の制限速度を示す情報を更に含んでもよい。走行許可区間設定部311bは、走行許可区間を設定できなかった場合には走行不許可を示す応答情報を生成し、無人ダンプ20−1に返送する(S904)。
無人ダンプ20−1は、応答情報を受信すると走行許可区間83の終端に到達するまで要求情報の送信を繰り返す。無人ダンプ20−1は区間情報を受信すると要求情報の再送を停止し、要求情報を受信することなく終端に到達すると停車する。
走行許可区間設定部311bは、走行許可区間を設定できた場合には、無人ダンプ20−1に新たに設定した走行許可区間を示す情報を区間情報DBに更新登録する(S905)。その後、ステップS901へ戻り要求情報の受信を待機する。
一方、干渉制御部311cは、交通管制サーバ31の主電源の投入後、有人車両70−1に搭載された有人車両端末装置76から有人車両70−1の位置情報の受信を待機する(S906/No)。
有人車両70−1の運転手は、有人車両70−1の運転開始前に有人車両端末装置76の主電源をONにする。これにより、有人車両70−1に搭載された位置算出装置79による現在位置の検出が開始する。有人車両端末装置76は、無線通信回線40を介して有人車両位置情報を交通管制サーバ31に送信する。
サーバ側通信装置314、通信I/F311e、サーバ側通信制御部311dを経由して、干渉制御部311cが有人車両70−1の位置情報を受信すると(S906/Yes)、干渉回避処理を開始する(S907)。
干渉回避処理の詳細な説明に先立ち、干渉回避処理に用いるパラメータについて図10を参照して説明する。図10に示すように、干渉回避処理に用いるパラメータのうち、有人車両70−1に関するパラメータとして、有人車両70−1の現在位置から干渉地点82までの第一距離(以下「L1」で示す)、有人車両70−1の現在速度における停止可能距離(以下「MVSL」で示す)、及び有人車両70−1に対する警告段階に応じて設定されたマージン距離(以下「ML1」、又は「ML2」で示す。但し、ML1>ML2)がある。マージン距離ML1、ML2は、警告段階に応じて使い分けられるものであり、有人車両70−1に対してのみの警告を行う際にはML1を、有人車両70−1に対して行う警告とともに無人ダンプ20−1に対する減速・停止動作を伴う際にはML2を用いる。
ML1は、有人車両70−1が警告を認識して反応するまでに若干のタイムラグがあると仮定して定めた距離である。ML2は、ML1よりも短い距離であり、有人車両70−1が警告を即時に認識し、ブレーキ操作を行うと仮定して定めた距離である。ML1、ML2ともに、有人車両70−1が所定の速度、例えば脇道81の制限速度で走行したと仮定し、ML1、ML2を定めるために考慮した時間、走行したと仮定して定めた距離である。なお、ML1、ML2の決め方は一例にすぎず、上記に限定されない。
MVSLは有人車両70−1の現在の速度で走行中に制動動作を開始してから停止するまでに必要な距離を基に算出される。より具体的には、有人車両の停止可能距離(MVSL)は、式(3)の通り表せる。
無人ダンプ20−1に関するパラメータは、無人ダンプ20−1の現在位置から干渉地点82までの第二距離(以下「L2」で示す)、及び既述のUVSLがある。
上記各パラメータの算出は、干渉制御部311cが行う。
以下、図11の各ステップ順に沿って干渉回避処理の処理について説明する。
干渉制御部311cは、L1及びMVSLを算出する。そして有人車両70−1の現在位置から干渉地点まで距離L1が式(4)を満たすか否かを判定する(S1101)。
L1>MVSL+ML1・・・(4)
L1>MVSL+ML1・・・(4)
L1が式(4)を満たす場合(図10の位置関係に相当、S1101/Yes)、早すぎる警告は、有人車両70−1の運転手に無駄なブレーキ操作をさせることになるので、干渉制御部311cは警告処理を行うことなく、ステップS1101の処理を繰り返す。
L1が式(4)を満たさない場合(S1101/No)、干渉制御部311cは距離L1が式(5)を満たすか否かを判定する(S1102)。
L1>MVSL+ML2・・・(5)
L1>MVSL+ML2・・・(5)
L1が式(5)を満たす場合(S1102/Yes)、即ち、図12の(a)に示すように、L1が、MVSL+M2よりも大きく、かつMVSL+M1以下の場合、有人車両70−1の運転手が警告に気が付いてブレーキ操作を行えば干渉を回避することができる。そこで、干渉制御部311cは有人車両70−1の運転手に対して、最も軽微な警告(警告レベル1)の発報を指示する警告情報を出力する。この警告情報の出力を含む回避動作を第1レベルの回避動作という(S1103)。第1レベルの回避動作には、無人ダンプ20−1に対する制動指示は含まない。第1レベルの回避動作では、干渉回避処理のために無人ダンプ20−1が減速しないので、鉱山の生産性の低下に影響を及ぼすことがない。
L1が式(5)を満たさない場合(S1102/No)、干渉制御部311cは距離L1、L2が式(6)、(7)を満たすか否かを判定する。
L1>MVSL・・・(6)
L2>UVSL・・・(7)
L1>MVSL・・・(6)
L2>UVSL・・・(7)
L1が式(6)を満たし(S1104/Yes)、かつL2が式(7)を満たす場合(S1105/Yes)、即ち、図12の(b)に示すように、L1がMVSLよりも大きく、かつL2もUVSLよりも大きい場合、干渉制御部311cは、有人車両70−1が無人車両に許可されている走行許可区間に接近していることを知らせるため、有人車両の運転者に軽微な警告(警告レベル2)の発報を指示する警告情報を出力し、これに続いて無人ダンプ20−1を停止に向けて制動させることを指示する制動指示情報を出力する。これら警告情報及び制動指示情報を含む回避動作を第2レベルの回避動作という(S1106)。
L1が式(6)を満たし(S1104/Yes)、かつL2が式(6)を満たさない場合(S1106/No)、即ち、図13の(a)に示すように、L1がMVSLよりも大きく、かつL2がUVSL以下の場合、有人車両70−1が無人ダンプ20−1に許可されている走行許可区間に接近していることを知らせるため、有人車両70−1の運転者に対して、上述の軽微な警告よりはレベルが高い中程度の警告(警告レベル3)の発報を指示する警告情報を出力し、これに続いて無人ダンプ20−1を停止に向けて通常の制動をさせる、即ちリターダブレーキ271を主に用いる制動動作を行うこと指示する制動指示情報を出力する。これらの警告情報及び制動指示情報を含む回避動作を第3レベルの回避動作という(S1107)。なお、通常の制動においても無人ダンプ20−1は完全に停止する直前、サービスブレーキ272を用いることがある。
L1が式(6)を満たさず(S1104/No)、かつL2が式(6)を満たす場合(S1108/Yes)、即ち、図13の(b)に示すように、L1がMVSL以下、かつ、L2がUVSLより長い場合は、有人車両70−1が無人ダンプ20−1の走行許可区間に侵入することが確定的となるが、無人ダンプ20−1が停止することで干渉が回避される。そこで、有人車両70−1の運転者には、侵入タイミングを少しでも遅らせるために減速・停止を強く指示する警告(第4レベルの警告)の発報を指示する警告情報を出力し、これに続いて無人ダンプ20−1を停止に向けて通常の制動動作をさせる、即ちリターダブレーキ271を主に用いる制動動作を行うことを指示する制動指示情報を出力する。これらの警告情報及び制動指示情報を含む回避動作を第4レベルの回避動作という(S1109)。
L1が式(6)を満たさず(S1104/No)、かつL2も式(7)を満たさない場合(S1108/No)、即ち、図14に示すように、L1がMVSL以下で、かつ、L2もUVSL以下の場合、有人車両70−1が無人ダンプ20−1の走行許可区間に侵入することが確定的であり、無人ダンプ20−1が通常停止しても干渉が回避できない。この場合、有人車両70−1の運転手によるステアリング操作により干渉を回避する必要がある。そこで、有人車両70−1の運転者に最大程度の警告(警告レベル5)の発報を指示する警告情報を出力し、これに続いて無人ダンプ20−1に緊急停止させる、即ちリターダブレーキ271及びサービスブレーキ272を併用する制動動作を行うこと指示する制動指示信号を出力する。これらの警告情報及び制動指示情報を含む回避動作を第5レベルの回避動作という(S1110)。
本実施形態により、有人車両が無人ダンプの走行許可区間(閉塞区間)に近付いた際に、まだ干渉の危険が非常に小さい段階で有人車両に軽微な警報を出すことで、有人車両の運転手は閉塞区間への接近に気づき、早めに対処することができる。これにより、無人ダンプを停止させなくても干渉を回避することができる。更に、有人車両が走行許可区間に近づくにつれて段階的に警告レベルを上げつつ、無人ダンプの減速・停止・急停止を切り替える。これにより、有人車両の運転手が警告に対して反応しやすくするとともに、無人車両に対する過剰な制動を抑止してたがいの干渉を回避することができ、鉱山の生産性を維持及び安全性の確保を両立できる。
<第二実施形態>
第二実施形態は、有人車両端末装置に無人ダンプ及び有人車両の位置関係を表示する実施形態である。以下、図15及び図16を参照して第二実施形態について説明する。図15は、第二実施形態に係る有人車両端末装置76のハードウェア構成を示す図である。図16は、第二実施形態に係る画面表示例を示す図である。
第二実施形態は、有人車両端末装置に無人ダンプ及び有人車両の位置関係を表示する実施形態である。以下、図15及び図16を参照して第二実施形態について説明する。図15は、第二実施形態に係る有人車両端末装置76のハードウェア構成を示す図である。図16は、第二実施形態に係る画面表示例を示す図である。
図15に示すように、第二実施形態に係る有人車両端末装置76aは、第一実施形態に係る有人車両端末装置76の構成に加え、地図情報を格納した端末側地図情報DB766を備えたものである。この端末側地図情報DB766に格納される地図情報は、交通管制サーバ31に搭載したマスタ地図情報DB316に格納した地図情報と同一の内容である。
また、有人車両端末装置76aの機能ブロックは、第一実施形態と同様であるので省略するが、警告処理部761aの機能が下記の通り異なる。
本実施形態では、端末側通信制御部761bが無人ダンプ20−1に対して与えられる走行許可区間を示す区間情報を受信し、警告処理部761aに出力する。ここで、有人車両70−1及び無人ダンプ20−1は同じ無線通信回線40を用いて交通管制サーバ31と無線通信をしており、かつ無線基地局41−1、41−2、41−3から送信される電波の送受信範囲は限定的である。従って、有人車両70−1が受信する区間情報は、必然的に有人車両70−1が使用している無線基地局41−1、41−2、41−3から送信されたものに限定される。その結果、有人車両端末装置76aは、有人車両70−1の現在地からみて限定的な範囲に位置する無人ダンプ20−1についての区間情報を受信する。
警告処理部761aは、上記区間情報、位置算出装置79から取得した現在位置情報と、端末側地図情報DB766から読み出した地図情報を基に、地図情報に自車両の位置及び区間情報に含まれる走行許可区間を重畳した画像を生成し、端末側表示装置763の画面に表示する。
また、本実施形態では、干渉制御部311cが、有人車両70−1に対して、当該車両の付近を走行する無人ダンプ20−1の位置情報及び有人車両70−1の停止可能距離(MVSL)を送信してもよい。そして、警告処理部761aが、無人ダンプ20−1の位置や有人車両70−1の位置、及びMVSLも画面に重畳表示してもよい(図16参照)。これにより、有人車両70−1の運転者は走行許可区間、無人ダンプ20−1及び有人車両70−1の現在位置、及び有人車両70−1のMVSLが分かるので、運転手がブレーキ操作をすれば干渉を回避できるかどうかの判断や、干渉を予測してそれを回避するための動作を行うことができる。
上記実施形態は、本発明の一実施形態を例示したものに過ぎず、本発明を限定するものではない。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、さまざまな変更態様がありうる。例えば、干渉制御部の機能を車載端末装置に備えてもよい。
また、上記では配車管理部及び走行許可設定部を異なる構成として説明したが、走行許可区間に配車管理部の機能を兼ね備えてもよい。即ち、走行許可設定部が走行経路を算出し、これに基づいて走行許可区間を設定してもよい。
また上記実施形態では、干渉回避動作のレベルを5段階として説明したが、段階数は複数あればよく、5段階に限定されない。サーバ側入力装置312から上記段階数を設定できるように構成してもよい。すなわち、サーバ側入力装置312が段階数の設定部として機能する。
また、上記実施形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。また上記実施形態に含まれる構成要素(処理ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須ではなく、適宜省略できる場合がある。
1 交通管制システム
10−1、10−2 ショベル
20−1、20−2 無人ダンプ(無人車両)
26 ダンプ端末装置
31 交通管制サーバ
70−1、70−2 有人車両
76、76a 有人車両端末装置
10−1、10−2 ショベル
20−1、20−2 無人ダンプ(無人車両)
26 ダンプ端末装置
31 交通管制サーバ
70−1、70−2 有人車両
76、76a 有人車両端末装置
Claims (6)
- 鉱山内の予め定められた走行経路に沿って自律走行する無人車両(20−1及び/又は20−2)と、前記鉱山内を運転手が搭乗して走行する有人車両(70−1及び/又は70−2)とのそれぞれに無線通信接続された、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)及び有人車両(70−1及び/又は70−2)の干渉回避のための交通管制を行う交通管制サーバ(31)であって、
前記交通管制サーバ(31)は、各無人車両(20−1及び/又は20−2)に対し、前記走行経路上の部分区間を当該無人車両(20−1及び/又は20−2)の走行を許可する走行許可区間(83)として設定する走行許可区間設定部(311b)と、
前記有人車両(70−1及び/又は70−2)が前記走行許可区間に接近すると、当該有人車両(70−1及び/又は70−2)に対して警告を発信し、当該有人車両(70−1及び/又は70−2)と前記接近した走行許可区間内を走行する無人車両(20−1及び/又は20−2)との干渉を回避させるための干渉制御部(311c)と、
前記無人車両(20−1及び/又は20−2)及び前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の走行経路を示す地図情報を格納するマスタ地図情報記憶部(316)と、
前記設定された走行許可区間を示す区間応答情報を前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に送信し、前記警告を発するための警告情報を前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に送信するとともに、前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に搭載された位置算出装置(79)が算出した前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の位置情報、および前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の位置算出装置(29)が算出した前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の位置情報を受信するサーバ側通信制御部(311d)と、を備え、
前記干渉制御部(311c)は、受信した前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の位置情報、及び前記マスタ地図情報記憶部(316)に格納された地図情報に規定された当該有人車両(70−1及び/又は70−2)の走行経路と前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の走行経路との合流点の位置情報を用いて、前記有人車両(70−1及び/又は70−2)と前記無人車両(20−1及び/又は20−2)との干渉を回避するための動作レベルを複数段階から一つ決定し、前記各動作レベルにおいて、前記運転手に対する警告情報の出力を、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に制動動作を行わせるための制動指示情報の出力に優先して実行し、
前記サーバ側通信制御部(311d)は、前記警告情報を前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に対して送信すると共に、前記制動指示情報を前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に対して送信する制御を行う、
ことを備えることを特徴する交通管制サーバ。 - 前記干渉制御部(311c)は、前記動作レベルとして、前記警告情報のみを出力し、前記制動指示情報は出力しないレベルを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の交通管制サーバ。 - 前記複数段階の段階数を任意に設定できる設定部(312)を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の交通管制サーバ。 - 前記干渉制御部(311c)は、前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の速度に基づいて当該有人車両(70−1及び/又は70−2)が制動動作を開始してから停止するまでに必要な有人車両停止可能距離(MVSL)を算出し、当該有人車両停止可能距離(MVSL)及び前記第一距離(L1)を比較した結果、及び前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の速度に基づいて当該無人車両(20−1及び/又は20−2)が制動動作を開始してから停止するまでに必要な無人車両停止可能距離(UVSL)を算出し、当該無人車両停止可能距離(UVSL)及び前記第二距離(L2)を比較した結果、の少なくとも一つに基づいて前記動作レベルを決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の交通管制サーバ。 - 前記制動指示情報は、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の減速動作、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の通常停止動作、及び前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の緊急停止動作のうちの一つを実行するための情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の交通管制サーバ。 - 鉱山内の予め定められた走行経路に沿って自律走行する無人車両(20−1及び/又は20−2)と、前記鉱山内を運転手が搭乗して走行する有人車両(70−1及び/又は70−2)とのそれぞれに無線通信接続された、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)及び有人車両(70−1及び/又は70−2)の干渉回避のための交通管制を行う交通管制サーバ(31)であって、
前記交通管制サーバ(31)は、各無人車両(20−1及び/又は20−2)に対し、前記走行経路上の部分区間を当該無人車両(20−1及び/又は20−2)の走行を許可する走行許可区間(83)として設定する走行許可区間設定部(311b)と、
前記有人車両(70−1及び/又は70−2)が前記走行許可区間に接近すると、当該有人車両(70−1及び/又は70−2)に対して警告を発信し、当該有人車両(70−1及び/又は70−2)と前記接近した走行許可区間内を走行する無人車両(20−1及び/又は20−2)との干渉を回避させるための干渉制御部(311c)と、
前記無人車両(20−1及び/又は20−2)及び前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の走行経路を示す地図情報を格納するマスタ地図情報記憶部(316)と、
前記設定された走行許可区間を示す区間応答情報を前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に送信し、前記警告を発するための警告情報を前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に送信するとともに、前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に搭載された位置算出装置(79)が算出した前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の位置情報、および前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の位置算出装置(29)が算出した前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の位置情報を受信するサーバ側通信制御部(311d)と、を備え、
前記有人車両(70−1及び/又は70−2)は、
前記警告情報を受信するとともに、前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に搭載された位置算出装置(79)が算出した位置情報を前記交通管制サーバ(31)に送信する有人端末側通信制御部(761b)と、
前記警告情報に基づいて前記運転手への警告を発する処理を行う警告処理部(761a)と、を備え、
前記無人車両(20−1及び/又は20−2)は、
前記制動指示情報を受信するとともに、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に搭載された位置算出装置(29)が算出した前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の位置情報を送信する無人端末側通信制御部(261b)と、
前記制動指示情報に基づいて、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に備えられた制動装置の駆動制御を行う制動制御部(261a)と、
を備え、
前記干渉制御部(311c)は、受信した前記有人車両(70−1及び/又は70−2)の位置情報、及び前記マスタ地図情報記憶部(316)に格納された地図情報に規定された当該有人車両(70−1及び/又は70−2)の走行経路と前記無人車両(20−1及び/又は20−2)の走行経路との合流点の位置情報を用いて、前記有人車両(70−1及び/又は70−2)と前記無人車両(20−1及び/又は20−2)との干渉を回避するための動作レベルを複数段階から一つ決定し、前記各動作レベルにおいて、前記運転手に対する警告情報の出力を、前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に制動動作を行わせるための制動指示情報の出力に優先して実行し、
前記サーバ側通信制御部(311d)は、前記警告情報を前記有人車両(70−1及び/又は70−2)に対して送信すると共に、前記制動指示情報を前記無人車両(20−1及び/又は20−2)に対して送信する制御を行う、
ことを備えることを特徴することを特徴とする交通管制システム。
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