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JP6318761B2 - 半導体モジュール - Google Patents

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JP6318761B2
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Description

本発明は半導体モジュールに関し、特にLSIチップ及びインターポーザを備えるものに関する。
大規模集積回路(Large Scale Integration, LSI)から伝導電磁ノイズが発生する。かかる電磁ノイズはしばしば高周波電磁ノイズである。かかる電磁ノイズはLSIから電源−グランド配線を伝わって外部に伝搬する。
LSIが実装されたプリント配線基板においては、LSIの動作に伴いその電源-グランド配線を伝わって上記電磁ノイズが外部に伝搬し得る。さらにかかる電磁ノイズが配線基板内部に流れ込むことがある。このとき、配線基板から意図しない電磁放射ノイズが発生し得る。
上述の通りLSIは強いノイズを発生する。したがって、LSIの周辺の集積回路にも、プリント基板の電源系を通じて電磁ノイズが混入し得る。ここで電源系とは電源−グランド層を含む。このように電磁ノイズが集積回路に混入すると、電子機器が誤動作し得る。
特許文献1〜3に示すように従来から、配線基板におけるこのような電磁ノイズの抑制手法が知られている。特許文献1においては、誘電体が電源とグランドの間に介在する。かかる誘電体は電源配線の直下に埋設されていることを特徴とする。このため簡素な構造で高周波ノイズを低減できる。
特許文献2においては信号配線とグランド配線とを囲むようにフェライトが配置されている。フェライトはプリント配線板に直交する平面と平行な閉環状となっている。一のフェライトはプリント配線板の両面に現出している。このためノイズの伝搬を抑制できる。
各特許文献に記載の手法はいずれもノイズの抑制に有効である。しかしながら、これらの手法はプリント基板に誘電体又はフェライトを実装するものである。このため、プリント基板に実装されたLSIチップから、そのプリント基板へのノイズの侵入を防止することが出来ない。
特許文献3においては、実施可能な一例として、導体パターンを囲む閉環状の磁性パターンを形成する。磁性パターンは電子部品基板上で電子部品から遠い側の面上に位置し、マザー配線基板に対向する。磁性パターンは導体からなる端子又はパターンと離間している。このためフェライトビーズを用いることなく、高周波の電磁ノイズを除去できる。
特許文献3に記載の手法は、電子部品から漏れ出すノイズのマザー配線基板への侵入の抑制に有効である。しかしながら、電子部品と導体パターンが電子部品基板の実装面上で接しているため、磁性パターンは実装面上で導体パターンの周囲を完全に取り囲むことが出来ない。このためノイズはマザー配線基板の近傍まで侵入する可能性がある。磁性パターンは閉環状であるため、導体パターンの形状や大きさを制限する可能性がある。
次に、図9を用いて、上記の公知技術に係る課題を解決するための、発明者らの着想を紹介する。以下の記載は、発明者らの着想が公知の技術であることを示すものではない。
図9においてチップインダクタ80のようなチップ型のインダクタを配線基板に実装する。LSI60の動作に伴い高周波ノイズがLSI60より漏れ出す。具体的には高周波ノイズはLSI60中の電源−グランド配線及びボンディングワイヤ50中を伝搬する。
さらに図9に示すように、高周波ノイズは配線基板中の電源配線10及びグランド配線20に到達する。ここで電源配線10は配線基板中の電源層である。またグランド配線20は配線基板内中のグランド層である。配線基板はさらに信号配線30を有する。
一方、図9に示すように、電源配線10上に実装されているチップインダクタ80は、インピーダンスの不連続を形成している。このためチップインダクタ80が高周波ノイズを反射する。また、チップインダクタ80は、高周波を損失する効果を有する。このためチップインダクタ80は電磁ノイズを吸収する。
上記のとおり、図9に示すチップインダクタ80が伝導電磁ノイズを反射し、さらに吸収する。したがって、電磁ノイズは、ビア40を通じて配線基板内部の電源層、又はグランド層に漏洩しにくい。このため、上述した電磁ノイズにまつわる電磁放射ノイズや誤動作等の問題を回避することが可能である。
特開平11−330647号公報 特開平10−135643号公報 特開平11−054861号公報
図9に示すチップインダクタ80をインターポーザに実装する場合、多数個のインダクタの実装が必要である。このため、実装されたインダクタの占有面積や厚みによって、半導体モジュールや電子機器の小型化、薄型化が妨げられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。すなわち本発明は、配線基板にチップインダクタを実装せずとも、伝導電磁ノイズをLSI近傍領域で反射することを課題とする。さらに本発明は上記電磁放射ノイズの発生、及び上記電子機器の誤動作を防止することを課題とする。本発明はLSIチップ由来のノイズを抑制しつつ半導体モジュールや電子機器を小型化、薄型化することを目的としている。
本発明の半導体モジュールはインターポーザと、前記インターポーザ上のLSIチップと、前記インターポーザ及び前記LSIチップを導通接続するボンディングワイヤと、を備える。
前記インターポーザは、表面、電源配線、グランド配線、信号配線、パッド及び膜を有する。前記表面は前記LSIチップに面し、前記電源配線、グランド配線、信号配線、パッド及び膜は前記表面に接し、かつ前記表面と平行な方向に伸展する。
前記電源配線及び前記グランド配線の内のいずれかの非信号配線は、前記表面上に、一方及び他方の末端並びに側端を有する。前記一方の末端は、前記インターポーザの裏面と導通接続する。前記他方の末端は、パッドと接し、又は一体になっている。前記パッドは、前記ボンディングワイヤと接する。
前記側端は、前記一方及び他方の末端の間に位置し、かつ前記膜と接する。前記膜は磁性体及び/又は誘電体からなる。前記インターポーザを前記表面側から上面視すると、前記非信号配線の占める領域と前記膜の占める領域とは互いに接しかつ分離している。
本発明はLSIチップ由来のノイズを抑制しつつ半導体モジュールや電子機器を小型化、薄型化することを目的としている。
第1実施形態にかかる半導体モジュールの上面図である。 第1実施形態にかかる半導体モジュールの側面図である。 第1実施形態にかかるインターポーザの上面図である。 第1実施形態にかかるインターポーザの底面図である。 第1実施形態にかかる配線と膜のパターン図である。 第2実施形態にかかる配線と膜のパターン図である。 第3実施形態にかかる配線と膜のパターン図である。 第4実施形態にかかる配線と膜のパターン図である。 課題に係る半導体モジュールの上面図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。各実施形態において同等の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態の概要]
図1は、本実施形態の半導体モジュール55の上面図である。半導体モジュール55はインターポーザ90と、LSIチップ60と、ボンディングワイヤ51,52とを備える。LSIチップ60はインターポーザ90上に位置する。ボンディングワイヤ51,52はインターポーザ90及びLSIチップ60を導通接続する。
図1に示すインターポーザ90は、表面91、電源配線10、グランド配線20、信号配線30、パッド71,72,73及び膜140を有する。表面91はLSIチップ60に面する。電源配線10、グランド配線20、信号配線30、パッド71,72,73及び膜140は表面91に接し、かつ表面91と平行な方向に伸展している。
図1に示す電源配線10及びグランド配線20の内のいずれかの非信号配線は、表面91上に、一方及び他方の末端並びに側端を有する。一例として、電源配線10は、一方の末端13、他方の末端14、及び側端11,12を有する。
側端12は側端11よりもグランド配線に近い。側端12は側端11よりも信号配線30に近い。側端11は、電源配線10に対して、側端12の反対側に位置する。またグランド配線20は、一方の末端23、他方の末端24、及び側端21,22を有する。側端22は側端21よりも電源配線10に近い。
膜140は、電源配線10とグランド配線20との間に位置する。このとき電源配線10とグランド配線20との間に、他の電源配線、グランド配線、及び信号配線が位置しないことが好ましい。
側端11,12,21,22は、それぞれ一方の末端13,23及び他方の末端14,24の間に位置する。一例において膜140は側端12と接し、グランド配線20と離間する。他の実施形態においては膜は側端22と接し、電源配線10と離間する(図6参照)。
一方の末端13,23は、それぞれインターポーザ90の裏面と導通接続する。他方の末端14,24は、それぞれパッド71,72と接している、又は一体になっている。パッド71,72は、それぞれボンディングワイヤ51,52と接している。図1には信号配線と導通接続するボンディングワイヤ53とパッド73とも同様に示されている。
膜140は磁性体及び/又は誘電体からなる。インターポーザ90を表面91側から上面視すると、非信号配線の占める領域と膜140の占める領域とは互いに接しかつ分離している。
図1に示すインターポーザ90には、電磁ノイズを反射させる対策として膜140が施されている。このためインターポーザ90は電源−グランド間を伝わる電磁ノイズを反射する。このため、LSIチップ60から外部に伝搬するノイズの、プリント基板110への漏洩を抑えることが出来る。
[第1実施形態の詳細]
図2は本実施形態の配線基板105を表す側面図である。プリント基板110の有する表(おもて)面111上に半田ボール100が位置する。プリント基板110はプリント配線基板である。
図2に示すように、半田ボール100はプリント基板110とインターポーザ90との間にある。すなわちプリント基板110の上に半田ボール100を介して半導体モジュール55が実装されている。インターポーザ90は基板形状を有する。
図2中、インターポーザ90の上にはLSIチップ60が位置する。インターポーザ90のLSIチップ60側の表(おもて)面91は、LSIチップ60のインターポーザ90側の裏面62と接する。インターポーザ90中、表面91の反対側に裏面92が位置する。裏面92と表面111とは互いに対向する。裏面92は半田ボール100と接する。
図2に示すように、表面111上にインターポーザ90を介してLSIチップ60が実装されている。インターポーザ90はLSIチップ60を実装するための構造体、すなわちインターポーザ基板である。LSIチップ60とプリント基板110との間に、図1に示す膜140を備えるインターポーザ90が介在する。
図2に示すようにボンディングワイヤ50はLSIチップ60とインターポーザ90との間を電気的に接続している。ボンディングワイヤ50の一方端は表面91に接し、特に表面91上のパッド70(図3、後述)に接する。ボンディングワイヤ50の例は、ボンディングワイヤ51,52,53である(図1)。ボンディングワイヤ50の他方端は、LSIチップ60の、インターポーザ90とは反対側の表(おもて)面61に接する。
図3は本実施形態のインターポーザ基板の一例を示す上面図である。図3は表面91の詳細を表す。インターポーザ90は一例として平面サイズが8.2mm角の平板状とすることが出来る。インターポーザ90は一例として二層構造である。
図3に示す表面91にはLSIチップ60(図1)が実装される。表面91は、配線120、ワイヤボンディング用のパッド70を有する。パッド70は配線120と一繋がりに成形されていてもよい。表面91にはビア40が到達している。配線120はビア40を介して裏面92(図2)と導通接続する。
図4は本実施形態のインターポーザ基板の一例を示す底面図である。図4はインターポーザ90のプリント基板110側の裏面92を表す。裏面92にはビア40が到達している。裏面92は配線125及び半田ボール用パッド130を有する。半田ボール用パッド130は配線125と一繋がりに成形されていてもよい。
上述の通り、非信号配線の側端は膜と接する(図1)。図5に示すように、本実施形態の非信号配線は電源配線10である。このため膜140はグランド配線20と離間している。
図5は表面91(図3)の詳細である。電源配線10、グランド配線20、信号配線30は、図3に示す配線120に相当する。図5中のパッド71,72,73は、図3に示すパッド70に相当する。図5中のビア41,42,43は、図3に示すビア40に相当する。
図5にはインターポーザ90中の電源配線10が表されている。インターポーザ90は図2に示すようにLSIチップ60とプリント基板110との間に介在する。図5に図示していないLSIチップ60はワイヤボンディング用のパッド71と導通接続する。電源配線10はパッド71と接する。ビア41は電源配線10と接する。プリント基板はビア41を通じて電源配線10と導通接続する。
図5に示すように電源配線10に隣接して磁性体からなる膜140が形成されている。膜140の一部又は全部を誘電体(強誘電体)からなる膜に置き換えてもよい。膜140の構成として、磁性膜(磁性薄膜)及び強誘電体膜はいずれか一方を選択してもよい。磁性膜の材料はNi−Znフェライト、Mn−Znフェライト又はこれらの材料と樹脂が混合された複合材料等の磁性体が好ましい。強誘電体膜の材料は、チタン酸バリウム(BaTiO)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)又はこれらの材料と樹脂が混合された複合材料等の誘電体が好ましい。本実施形態において強誘電体とは、特に外部電場を印加しない状態でも自発分極を持つ誘電体のうち、特にその分極の向きを外部電場の印加だけで変えることができる誘電体をいう。 本実施形態の強誘電体は一例において、比誘電率が10よりも高い。
図5に示すように、信号配線30の末端33はビア43と接する。電源配線10の末端13はビア41と接する。グランド配線20の末端23はビア42と接する。信号配線30の末端34はパッド73と接する。電源配線10の末端14はパッド71と接する。グランド配線20の末端24はパッド72と接する。
図5に示すように、一例において電源配線10はグランド配線20と信号配線30との間に位置する。このとき、パッド71はパッド72とパッド73との間に位置する。このとき、ビア41はビア42とビア43との間に位置する。
図5に示すように、一例において、ビア43,41及び42を図中の上側に、パッド73,71及び72を図中の下側にして、各配線を図中の上下方向に並べることが出来る。このとき、信号配線30、電源配線10、及びグランド配線20は図中の左側からこの順に並ぶ。このとき、パッド73,71及び72は、左右方向に列を成してもよい。このとき、ビア43,41及び42は左上方向から右下方向に列を成してもよい。
図5に示すように電源配線10、グランド配線20及び信号配線30は表面91上で所定の幅と線路長とを有する。各配線において線路長とはそれぞれ末端13,23,33から、末端14,24,34までの長さをいう。幅は線路長と直交する方向の長さをいう。
図5に示すように各配線の線路長は幅よりも大きいことが好ましい。電源配線10はグランド配線20よりも長い線路長を有することが好ましく、信号配線30は電源配線10よりも長い線路長を有することが好ましい。
図5に示すように、各配線はそれぞれ曲線状又は折れ線状であってもよい。一例において、信号配線30は湾曲していてもよい。このとき、信号配線30の中で、電源配線10から遠い側の側端31は凸部35を有してもよい。このとき、信号配線30の中で、電源配線10に近い側の側端32は凹部36を有していてもよい。
図5に示すように、一例において、電源配線10は湾曲していてもよい。このとき、電源配線10の中で、信号配線30に近い側の側端11は凸部15を有してもよい。このとき、電源配線10の中で、信号配線30から遠い側の側端12は凹部16を有していてもよい。
図5に示すように、一例において、グランド配線20は湾曲していてもよい。このとき、グランド配線20の中で、電源配線10から遠い側の側端21は凸部25を有してもよい。このとき、グランド配線20の中で、電源配線10に近い側の側端22は凹部26を有していてもよい。
一例において、図5に示す凹部36及び凸部15は互いに対向している。また凹部16及び末端23は互いに対向している。
図5とは異なる一例において、信号配線30、電源配線10、及びグランド配線20は図5とは線対称な形状及び配置をとってもよい。このとき、パッド73,71及び72は、左右方向に列を成してもよい。このとき、ビア43,41及び42は右上方向から左下方向に列を成してもよい。
図2に示す表面91側からインターポーザ90を上面視したとき、図5に示す膜140は電源配線10と重なっていないことが好ましい。また膜140はグランド配線20、信号配線30と重なっていないことが好ましい。表面91側からインターポーザ90を上面視したとき(図3)、電源配線10の占める領域と膜140の占める領域とは、互いに接しかつ分離していることが好ましい。
一例において、図5に示す膜140の厚みは電源配線10の厚み以下であることが好ましい。膜140の最大厚みは電源配線10の最大厚み以下であることが好ましい。一例において、膜140の平均厚みは電源配線10の平均厚み以下であることが好ましい。一例において、膜140の最大厚みは電源配線10の平均厚み以下であることが好ましい。
図5に示す、膜140はめっき法により形成できる。この際、例えば所望のパターン形状を得るためのマスクを用いてもよい。膜140のパターン形状は表面91上において、実質的に多角形でもよい。パターン形状は電源配線10から遠い側が実質的に矩形状でもよい。
一例として、図5に示す膜140は辺141,142,143,144を有する。辺141は側端12又は凹部16と接する。辺142は辺141と反対側にある。辺143は末端13側にあり、辺142と接する。辺144は末端14側にあり、辺142と接する。辺143,144は辺142と実質的に直交する。辺143と辺144とは実質的に平行である。辺142,143及び144は実質的に矩形状である。
図5に示す膜140は、LSIチップ60より発生し、電源−グランド配線に伝わる、伝導ノイズを反射する、又は吸収する。このためインターポーザ90はプリント基板110へのノイズの漏洩を抑えることが出来る。
また、図5に示すように、膜140は信号配線30上には存在しないことが好ましい。また信号配線30は膜140と離間していることが好ましい。膜140は信号配線から30から遠い側において、電源配線10に隣接することが好ましい。膜140及び末端23は互いに対向することが好ましい。電源配線10は膜140と信号配線30との間に位置することが好ましい。膜140は電源配線10とグランド配線20とで囲まれた領域内にあることが好ましい。
図5に示すように、膜140と信号配線30との位置関係を上述の通り設計することで、信号の減衰を防ぐことが出来る。また、かかる設計により、配線における特性インピーダンスの不連続によって生じる信号の反射も防ぐことができる。
図5に示すような膜140と他の配線の位置関係により、背景技術で説明したようなチップインダクタを用いずともノイズのプリント基板110への漏洩を抑えることが出来る。ここでいうノイズは特にLSIチップ60から電源−グランド配線を伝わって外部に伝搬するノイズである。
また図5に示すインターポーザ90を備える本実施形態の配線基板は、チップインダクタを実装せずとも、伝導電磁ノイズをLSIチップ60の近傍領域で反射することが出来る。他の観点から見ると、本実施形態の配線基板は伝導電磁ノイズの伝搬を抑制することが出来る。
他の観点から見ると、図5に詳細を示したインターポーザ90により電源−グランド配線でノイズを反射・吸収させることが可能となる。したがって、図2に示すインターポーザ90は、LSIチップ60からプリント基板110へのノイズの漏洩を抑えることが出来る。
本実施形態の配線基板によれば、LSIにおける入出力信号の品質を劣化させることなく、LSIの電源系からプリント基板電源系へ伝播するノイズを抑えることができる。上記作用効果により、本実施形態の配線基板は、プリント基板で発生し得る電磁放射ノイズや伝導電磁ノイズによる機器の誤動作を防止することが可能である。
[第2実施形態]
第1実施形態と異なり、非信号配線の側端は膜と接する。図6に示すように、本実施形態の非信号配線はグランド配線20である。膜150は電源配線10と離間している。
図6は本実施形態にかかるインターポーザの備える配線及び膜150を示す。膜150はグランド配線20に隣接している。膜150は、膜140(図1)と同様に形成できる。インターポーザ90(図1)は膜140に加えて膜150を有していてもよい。膜150は表面91(図2)に接し、かつ表面91と平行な方向に伸展している。
側端22は膜150と接する。側端21が膜150に接してもよい。膜150はグランド配線20と重なっていないことが好ましい。また膜150は電源配線10、信号配線30と重なっていないことが好ましい。インターポーザを表面91(図1)側から上面視すると、グランド配線20の占める領域と膜150の占める領域とは互いに接しかつ分離している。
一例において、図6に示す膜150の厚みはグランド配線20の厚み以下であることが好ましい。膜150の最大厚みはグランド配線20の最大厚み以下であることが好ましい。一例において、膜150の平均厚みはグランド配線20の平均厚み以下であることが好ましい。一例において、膜150の最大厚みはグランド配線20の平均厚み以下であることが好ましい。
図6に示す膜150のパターン形状は表面91上において、実質的に多角形でもよい。パターン形状はグランド配線20から遠い側が実質的に矩形状でもよい。膜150は信号配線30上には存在しないことが好ましい。また信号配線30は膜150と離間していることが好ましい。膜150及び側端12は互いに対向することが好ましい。膜150は電源配線10とグランド配線20とで囲まれた領域内にあることが好ましい。
図6に示す膜150は、LSIチップ60(図1)の電源−グランド配線に生ずる伝導ノイズを表面91(図1)にて反射・吸収する。このため膜150はプリント基板110(図2)へのノイズ漏洩を抑えることが出来る。
図8に示す膜150が膜140によるノイズの反射・吸収の一部又は全部を代替可能である。このため、本実施形態のモジュールは、膜140の一部又は全部の設置が困難な場合に、効果的である。膜150は特にグランドへのノイズの漏洩の防止に効果的である。
[第3実施形態]
図7は本実施形態にかかるインターポーザの備える配線、膜140及び膜160を示す。膜160は補助膜である。電源配線10は補助側端として側端11を有する。膜160は、膜140(図1)と同様に形成できる。膜160は表面91(図1)に接し、かつ表面91と平行な方向に伸展している。
図7に示す側端11は膜160に接する。膜160は膜140と別体である。膜160及び膜140は電源配線10を挟んで互いに対向する。膜160は信号配線30と離間している。
図7に示すように、インターポーザを表面91(図1)側から上面視すると、電源配線10の占める領域と膜160の占める領域とは互いに接しかつ分離している。また膜140の占める領域と膜160の占める領域とは互いに分離している。
一例において、図7に示す膜160の厚みは電源配線10の厚み以下であることが好ましい。膜160の最大厚みは電源配線10の最大厚み以下であることが好ましい。一例において、膜160の平均厚みは電源配線10の平均厚み以下であることが好ましい。一例において、膜160の最大厚みは電源配線10の平均厚み以下であることが好ましい。
図7に示す膜160のパターン形状は表面91上において、実質的に多角形でもよい。パターン形状はグランド配線20から遠い側が実質的に矩形状でもよい。膜160は信号配線30上には存在しないことが好ましい。また信号配線30は膜160と離間していることが好ましい。
一例として、図7に示す膜160は辺161,162,163,164を有する。辺162は側端11又は凸部15と接する。辺161は辺162と反対側にある。辺163は末端13側にあり、辺161と接する。辺164は末端14側にあり、辺161と接する。
図7に示す辺163,164は辺161と実質的に直交する。辺163と辺164とは実質的に平行である。辺161,163及び164は実質的に矩形状である。辺143,144と辺163,164はそれぞれ実質的に同一直線状にある。辺161と辺142は実質的に平行である。膜140と膜160とは、これらが電源配線10と接する部分を除外した、長方形を形成してもよい。
図7に示す膜160は、LSIチップ60(図1)の電源−グランド配線に生ずる伝導ノイズを表面91(図1)にて反射・吸収する。このため膜160はプリント基板110(図2)へのノイズ漏洩を抑えることが出来る。
図7に示す膜160は、電源配線10を伝播するノイズを効果的に減衰する一方で、信号配線30を伝播する信号を減衰させにくい。また膜160は、信号配線30上に特性インピーダンスの不連続を生じにくい。このため膜160は、信号配線30を伝播する信号を反射しにくい。
図8に示す膜160が膜140によるノイズの反射・吸収を補完する。このため、本実施形態のモジュールは、膜140によるノイズの反射・吸収が不十分な場合に、効果的である。
[第4実施形態]
図8は本実施形態にかかるインターポーザの備える配線及び膜170を示す。膜170は電源配線10に隣接して形成されている。膜170は配線の長手方向で膜の存在範囲が徐々に変化する領域を有する。
図8に示す膜170は、膜140(図1)と同様に形成できる。膜170は表面91(図1)に接し、かつ表面91と平行な方向に伸展している。膜170は辺171側に向かって広くなる、実質的な台形状でもよい。膜170の形状を他の膜150、膜160に応用してもよい。
一例として、図8に示す膜170は辺171,172,173,174を有する。辺171は側端12又は凹部16と接する。辺172は辺171と反対側にある。辺173は末端13側にあり、辺172と接する。辺174は末端14側にあり、辺172と接する。
図8に示す辺173,辺174は電源配線10の長手方向に対し斜行する。辺173,174は、辺171に近づくほど、それぞれ末端13,14に近づく曲線、折れ線、又は直線である。辺173,174はそれぞれ170の内部に向かって張り出す一様な円弧状であるのが好ましい。
図8に示す膜170は、末端13側に領域175を、末端14側に領域176を有する。領域175,176は、それぞれ電源配線10の長手方向又は伸展方向と直交する方向における幅177,178を有する。幅177,178はそれぞれ末端13,14に近づくにつれて小さくなる。
図8に示す膜170は、LSIチップ60(図1)の電源−グランド配線に生ずる伝導ノイズを表面91(図1)にて反射・吸収する。このため膜170はプリント基板110(図2)へのノイズ漏洩を抑えることが出来る。
図8に示す膜170は上述の領域を有する。このため当該領域で電源配線10の特性インピーダンスが、電源配線10の伸展方向に沿って漸進的に、連続的に、又は段階的に変化する。
このため、図8に示す膜170はノイズの反射・吸収帯域を広帯域化することができる。すなわち、本実施形態のモジュールは、抑制したいノイズの周波数が一周波数でなく、ある幅を持っている場合に特に効果的である。
各実施形態はさらに、伝導ノイズに起因する電磁放射ノイズの発生、及び上記電子機器の誤動作を防止する。また、実装された磁性膜又は強誘電体膜の占有面積や厚みは小さいにもかかわらず、伝導ノイズを効率的に反射・吸収する。このため、半導体モジュールや電子機器を小型化、薄型化することができる。
以下に、図3,4に表すインターポーザ90となる基板の作成方法を示す。図3に示す配線120中、図5に示す電源配線10とグランド配線20を形成する。図3に示す各配線120は、それぞれLSIチップ60のデジタル回路ブロックにある電源用の導体路と、グランド用の導体路に導通接続させる。
図3に示す配線120中、図5に示す電源配線10に隣接して、図5に示す膜140をフェライト膜で形成する。膜140の形成前に表面91(図3)にマスクを用いてレジスト剤を塗布する。
マスクは図5に示す膜140を形成すべき領域に配置する。レジスト剤は膜140を形成しない領域に塗布する。レジスト剤は硬化しレジストになる。レジストを用いて図4に示す形状と、3μmの厚さを有する膜140をフェライトめっき膜として形成する。膜140の形成後にレジストをアセトンで除去する。
図4に示す膜140は磁性膜となるので、LSIチップ60の電源−グランド配線より生ずる伝導ノイズをインターポーザ90にて反射・吸収する。このため、膜140はプリント基板へのノイズ漏洩を抑えることが出来る。
実施例1との相違点を中心に説明する。本実施例では表面91(図3)上のグランド配線20(図4)に隣接して強誘電体膜を形成する。印刷用の原料として、BaTiO系微粒子材料とエポキシ樹脂とを用いる。かかる微粒子材料は強誘電体粒子である。
次に原料を混合撹拌してペーストを得る。ペーストは強誘電体粒子を60体積%含有する。このようにしてペースト状の強誘電体材料を得る。
次に表面91にスクリーン印刷用のマスクを設置する。マスクには強誘電体膜が図6に示す膜150の形状となるように穴が設けられている。ペーストを用いて表面91にスクリーン印刷する。印刷後、所定の乾燥工程等を実施し、厚さ10μmの強誘電体膜を得る。
図5に示す膜150は強誘電体膜となるので、上述の通り、LSIチップ60の電源−グランド配線より生ずる伝導ノイズをインターポーザ90にて反射・吸収する。このため、膜150はプリント基板へのノイズ漏洩を抑えることが出来る。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施例1,2の変形として、フェライト膜はグランド配線に隣接して形成してもよく、強誘電体膜は電極配線に隣接してもよい。
10 電源配線 11,12 側端
13,14 末端 20 グランド配線
21,22 側端 23,23 末端
30 信号配線 40,41,42 ビア
50,51,52 ボンディングワイヤ 55 半導体モジュール
60 LSIチップ 70,71,72 パッド
90 インターポーザ 91 表(おもて)面
92 裏面 120 配線
140 膜 150 膜
160 膜 170 膜
175,176 領域 177,178 幅

Claims (8)

  1. インターポーザと、
    前記インターポーザ上のLSIチップと、
    前記インターポーザ及び前記LSIチップを導通接続するボンディングワイヤと、を備え、
    前記インターポーザは、表面、電源配線、グランド配線、信号配線、パッド及び膜を有し、
    前記表面は前記LSIチップに面し、
    前記電源配線、グランド配線、信号配線、パッド及び膜は前記表面に接し、かつ前記表面と平行な方向に伸展し、
    前記電源配線及び前記グランド配線の内のいずれかの非信号配線は、前記表面上に、一方及び他方の末端並びに側端を有し、
    前記一方の末端は、前記インターポーザの裏面と導通接続し、
    前記他方の末端は、パッドと接し、又は一体になっており、
    前記パッドは、前記ボンディングワイヤと接し、
    前記側端は、前記一方及び他方の末端の間に位置し、かつ前記膜と接し、
    前記膜は磁性体及び/又は誘電体からなり、
    前記インターポーザを前記表面側から上面視すると、前記非信号配線の占める領域と前記膜の占める領域とは互いに接しかつ分離しており、
    前記膜は、前記一方及び前記他方の末端側に所定の領域を有し、
    前記所定の領域は、前記非信号配線の長手方向と直交する方向における幅を有し、
    前記幅は前記一方及び前記他方の末端に近づくにつれて小さくなる、
    半導体モジュール。
  2. 前記信号配線は、前記膜と離間している、
    請求項1に記載の半導体モジュール。
  3. 前記膜は、前記電源配線と前記グランド配線との間に位置し、
    前記電源配線と前記グランド配線との間に、他の電源配線、グランド配線、及び信号配線が位置しない、
    請求項2に記載の半導体モジュール。
  4. 前記非信号配線は前記電源配線であり、
    前記膜は前記グランド配線と離間している、
    請求項3に記載の半導体モジュール。
  5. 前記インターポーザは、補助膜をさらに有し、
    前記電源配線は、補助側端を有し、
    前記補助側端は、前記一方及び他方の末端の間に、かつ前記側端の反対側に位置し、
    前記補助側端は、前記補助膜と接し、
    前記補助膜は磁性体及び/又は誘電体からなり、
    前記インターポーザを前記表面側から上面視すると、前記電源配線の占める領域と前記補助膜の占める領域とは互いに接しかつ分離しており、
    前記補助膜の厚みは前記非信号配線の厚み以下であり、
    前記信号配線は、前記補助膜と離間している、
    請求項4に記載の半導体モジュール。
  6. 前記非信号配線は前記グランド配線であり、
    前記膜は前記電源配線と離間している、
    請求項3に記載の半導体モジュール。
  7. 前記補助膜は、前記一方及び前記他方の末端側に所定の領域を有し、
    前記補助膜の前記所定の領域は、前記非信号配線の長手方向と直交する方向における幅を有し、
    前記補助膜の前記所定の領域の前記幅は前記一方及び前記他方の末端に近づくにつれて小さくなる、
    請求項に記載の半導体モジュール。
  8. 前記膜の厚みは前記非信号配線の厚み以下である、
    請求項1〜7のいずれかに記載の半導体モジュール。
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