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JP6310891B2 - 着色組成物、インクジェット記録用インク、及びインクジェット記録方法 - Google Patents

着色組成物、インクジェット記録用インク、及びインクジェット記録方法 Download PDF

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JP6310891B2
JP6310891B2 JP2015192376A JP2015192376A JP6310891B2 JP 6310891 B2 JP6310891 B2 JP 6310891B2 JP 2015192376 A JP2015192376 A JP 2015192376A JP 2015192376 A JP2015192376 A JP 2015192376A JP 6310891 B2 JP6310891 B2 JP 6310891B2
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Description

本発明は、着色組成物、インクジェット記録用インク、及びインクジェット記録方法に関する。
インクジェット記録方法は、周知のごとくインクの小滴を飛翔させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う方法である。この印刷方法は、安価な装置で高解像度、高品位な画像を高速かつ簡便に印刷をする事ができ、特にカラー印刷においては、近年写真に代わりうる画像形成方法として技術開発が行われている。
インクジェット記録方法を用いてカラー画像を形成する場合、少なくともイエローインク、マゼンタインク、シアンインク、及びブラックインクを用いるのが一般的である。これらのインクには粘度、表面張力等の物性値が適正範囲内にあること、ノズルの目詰まり、保存安定性に優れ、かつ高い濃度の記録画像を与えること、また耐光性、耐オゾン性、耐水性、耐湿性に優れていること等の性質が要求される。
これらの性能は、水又は水と水溶性有機溶剤との混合液を主溶媒とする水性インクを用いることにより、要求される水準を満たすことが多いが、特に色調、鮮やかさ、耐光性、耐オゾン性、耐水性、耐湿性等は着色剤及び添加剤に左右されるところが大きく、従来さまざまな染料及び添加剤の研究がされてきている。
たとえば、特許文献1及び2には、耐光性を向上させるための添加剤と染料を含有するインクが開示されている。
特開2002−348512号公報 特開2002−317135号公報
しかしながら、染料の分野については更なる性能の向上が求められており、耐光性、耐湿性等の画像堅牢性をより向上させることができる着色組成物が要求されている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、耐光性及び耐湿性に優れた着色組成物を提供することを目的とする。また、上記着色組成物を含有するインクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクを用いたインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討を行った結果、特定の水に可溶なキサンテン化合物を含む着色組成物中に、特定の褪色防止剤を添加することによって耐光性を大きく向上できることを見出した。また、上記着色組成物は耐湿性にも優れるという予想外の効果が得られることを見出した。
即ち、本発明は以下の通りである。
<1>
一般式(1’)で表される化合物、一般式(2’)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物の少なくともいずれか1種と、一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される少なくとも1種の水に可溶な褪色防止剤とを含む着色組成物。
Figure 0006310891

Figure 0006310891

一般式(1’)及び一般式(2’)中、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 10 、R 11 、R 12 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 、R 19 及びR 20 は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X 、X 、X 及びX は各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
一般式(3):
Figure 0006310891

一般式(3)中、L は2価の連結基を表し、D は一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造を表す。n は、2〜100を表す。
一般式(4):
Figure 0006310891

一般式(4)中、L はn 価の連結基を表し、D は一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造を表す。n は、2〜6の整数を表す。
Figure 0006310891


Figure 0006310891


一般式(1)及び一般式(2)中、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 10 、R 11 、R 12 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 、R 19 及びR 20 は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X 、X 、X 及びX は各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
一般式(a):
Figure 0006310891


一般式(a)中、Xa 及びXa は各々独立に置換基を表す。na 及びna は各々独立に0〜4の整数を表す。na 及びna がそれぞれ2以上であるとき、複数のXa 及びXa はそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(a)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(b):
Figure 0006310891


一般式(b)中、Rb は置換若しくは無置換のアルキル基、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のアリールチオ基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表し、Xb 及びXb は各々独立に置換基を表す。nb 及びnb は各々独立に0〜4の整数を表す。nb 及びnb がそれぞれ2以上であるとき、複数のXb 及びXb はそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(b)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(c):
Figure 0006310891


一般式(c)中、Xc 及びXc は各々独立に置換基を表す。nc 及びnc は各々独立に0〜4の整数を表す。nc 及びnc がそれぞれ2以上であるとき、複数のXc 及びXc はそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(c)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(d):
Figure 0006310891


一般式(d)中、Rd は水素原子又は置換若しくは無置換のアルキル基を表し、Xd 及びXd は各々独立に置換基を表す。
nd 及びnd は各々独立に0〜4の整数を表す。nd 及びnd がそれぞれ2以上であるとき、複数のXd 及びXd はそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(d)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(e):
Figure 0006310891


一般式(e)中、Re 及びRe は各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xe は置換基を表す。ne は0〜3の整数を表す。ne が2以上であるとき、複数のXe は同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(e)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(f):
Figure 0006310891


一般式(f)中、Rf 、Rf 、Rf 及びRf は各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xf は置換基を表し、Y は水素原子、酸素ラジカル、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアルコキシ基を表す。nf は0〜2nf +2の整数を表す。nf が2以上であるとき、複数のXf は同じであっても異なっていてもよい。nf は1〜5の整数を表す。但し、一般式(f)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(g):
Figure 0006310891


一般式(g)中、Xg 及びXg は各々独立に置換基を表す。ng 及びng は各々独立に0〜4の整数を表す。ng 及びng がそれぞれ2以上であるとき、複数のXg 及びXg はそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(g)で表される化合物は、下記条件g1及び条件g2の少なくとも一方を満たす。
条件g1:一般式(g)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
条件g2:一般式(g)中、親水性基を少なくとも2つ有する。
一般式(h):
Figure 0006310891


一般式(h)中、Rh 及びRh は各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、−ORh は、−ORh に対してオルト位又はパラ位となる。Xh は置換基を表す。nh は0〜4の整数を表す。nh が2以上であるとき、複数のXh は同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(h)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(i):
Figure 0006310891


一般式(i)中、Ri 及びRi は各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、イオン性親水性基を少なくとも一つ有する。
<2>
上記一般式(1’)、一般式(2’)、一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物が下記一般式(1−1)又は一般式(2−1)で表される化合物である<1>に記載の着色組成物。
Figure 0006310891


Figure 0006310891


一般式(1−1)及び一般式(2−1)中、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 10 、R 11 、R 12 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 、R 19 及びR 20 は各々独立に水素原子又は置換基を表し、R 101 、R 102 、R 103 及びR 104 は各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
<3>
上記R 101 、R 102 、R 103 及びR 104 が各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す、<2>に記載の着色組成物。
<4>
上記一般式(1’)、一般式(2’)、一般式(1)、一般式(2)、一般式(1−1)又は一般式(2−1)中のR 、R 、R 、R 10 、R 11 、R 15 、R 16 及びR 20 が各々独立に炭素数1〜6のアルキル基を表す<1>〜<3>のいずれか1項に記載の着色組成物。
<5>
上記一般式(1’)、一般式(1)又は一般式(1−1)中のR 及びR が各々独立にスルホ基を表す<1>〜<4>のいずれか1項に記載の着色組成物。
<6>
一般式(1’)で表される化合物、一般式(2’)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかを1〜20質量%含有する、<1>〜<5>のいずれか1項に記載の着色組成物。
<7>
一般式(1’)で表される化合物、一般式(2’)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかの含有量と一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物から選択される水に可溶な褪色防止剤の含有量との質量比が350/1〜7/3である<1>〜<6>のいずれか1項に記載の着色組成物。
<8>
<1>〜<7>のいずれか1項に記載の着色組成物を含有するインクジェット記録用インク。
<9>
<1>〜<7>のいずれか1項に記載の着色組成物又は<8>に記載のインクジェット記録用インクを用いて、画像形成するインクジェット記録方法。
本発明は、上記<1>〜<9>に係る発明であるが、以下、それ以外の事項(例えば、下記〔1〕〜〔9〕)についても記載している。
〔1〕
一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物の少なくともいずれか1種と、一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される少なくとも1種の水に可溶な褪色防止剤とを含む着色組成物。
Figure 0006310891

Figure 0006310891



一般式(1)及び一般式(2)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X、X、X及びXは各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
一般式(3):
Figure 0006310891
一般式(3)中、Lは2価の連結基を表し、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造を表す。nは、2〜100を表す。
一般式(4):
Figure 0006310891
一般式(4)中、Lはn価の連結基を表し、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造を表す。nは、2〜6の整数を表す。
一般式(a):
Figure 0006310891

一般式(a)中、Xa及びXaは各々独立に置換基を表す。
na及びnaは各々独立に0〜4の整数を表す。na及びnaがそれぞれ2以上であるとき、複数のXa及びXaはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(a)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(b):
Figure 0006310891

一般式(b)中、Rbは置換若しくは無置換のアルキル基、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のアリールチオ基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表し、Xb及びXbは各々独立に置換基を表す。
nb及びnbは各々独立に0〜4の整数を表す。nb及びnbがそれぞれ2以上であるとき、複数のXb及びXbはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(b)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(c):
Figure 0006310891

一般式(c)中、Xc及びXcは各々独立に置換基を表す。
nc及びncは各々独立に0〜4の整数を表す。nc及びncがそれぞれ2以上であるとき、複数のXc及びXcはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(c)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(d):
Figure 0006310891

一般式(d)中、Rdは水素原子又は置換若しくは無置換のアルキル基を表し、Xd及びXdは各々独立に置換基を表す。
nd及びndは各々独立に0〜4の整数を表す。nd及びndがそれぞれ2以上であるとき、複数のXd及びXdはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(d)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(e):
Figure 0006310891

一般式(e)中、Re及びReは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xeは置換基を表す。
neは0〜3の整数を表す。neが2以上であるとき、複数のXeは同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(e)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(f):
Figure 0006310891

一般式(f)中、Rf、Rf、Rf及びRfは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xfは置換基を表し、Yは水素原子、酸素ラジカル(−O・)、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアルコキシ基を表す。
nfは0〜2nf+2の整数を表す。nfが2以上であるとき、複数のXfは同じであっても異なっていてもよい。
nfは1〜5の整数を表す。
但し、一般式(f)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(g):
Figure 0006310891

一般式(g)中、Xg及びXgは各々独立に置換基を表す。
ng及びngは各々独立に0〜4の整数を表す。ng及びngがそれぞれ2以上であるとき、複数のXg及びXgはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(g)で表される化合物は、下記条件g1及び条件g2の少なくとも一方を満たす。
条件g1:一般式(g)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
条件g2:一般式(g)中、親水性基を少なくとも2つ有する。
一般式(h):
Figure 0006310891

一般式(h)中、Rh及びRhは各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、−ORhは、−ORhに対してオルト位又はパラ位となる。
Xhは置換基を表す。
nhは0〜4の整数を表す。nhが2以上であるとき、複数のXhは同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(h)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(i):
Figure 0006310891

一般式(i)中、Ri及びRiは各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、イオン性親水性基を少なくとも一つ有する。
〔2〕
上記一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物が下記一般式(1−1)又は一般式(2−1)で表される化合物である〔1〕に記載の着色組成物。
一般式(1−1):
Figure 0006310891

一般式(2−1)
Figure 0006310891

一般式(1−1)及び一般式(2−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表し、R101、R102、R103及びR104は各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のカルボニル基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
〔3〕
上記R101、R102、R103及びR104が各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す、〔2〕に記載の着色組成物。
〔4〕
上記一般式(1)、一般式(2)、一般式(1−1)又は一般式(2−1)中のR、R、R、R10、R11、R15、R16及びR20が各々独立に炭素数1〜6のアルキル基を表す〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の着色組成物。
〔5〕
上記一般式(1)又は一般式(1−1)中のR及びRが各々独立にスルホ基を表す〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載の着色組成物。
〔6〕
一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかを1〜20質量%含有する、〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載の着色組成物。
〔7〕
一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかの含有量と一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物から選択される水に可溶な褪色防止剤の含有量との質量比が350/1〜7/3である〔1〕〜〔6〕のいずれか1項に記載の着色組成物。
〔8〕
〔1〕〜〔7〕のいずれか1項に記載の着色組成物を含有するインクジェット記録用インク。
〔9〕
〔1〕〜〔7〕のいずれか1項に記載の着色組成物又は〔8〕に記載のインクジェット記録用インクを用いて、画像形成するインクジェット記録方法。
本発明によれば、耐光性及び耐湿性に優れた着色組成物が提供できる。また、上記着色組成物を含有するインクジェット記録用インク、インクジェット記録用インクを用いたインクジェット記録方法を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明における置換基の具体例を、置換基群Aとして定義する。
(置換基群A)
ハロゲン原子、アルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキル又はアリールスルホニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、アルキル又はアリールスルフィニル基、アルキル又はアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アリール又はヘテロ環アゾ基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、シリル基、イオン性親水性基が例として挙げられる。これらの置換基は更に置換されてもよく、更なる置換基としては、以上に説明した置換基群Aから選択される基を挙げることができる。
ハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子が挙げられる。
アルキル基としては、直鎖、分岐、環状の置換若しくは無置換のアルキル基が挙げられ、シクロアルキル基、ビシクロアルキル基、更に環構造が多いトリシクロ構造なども包含するものである。以下に説明する置換基の中のアルキル基(例えば、アルコキシ基、アルキルチオ基のアルキル基)もこのような概念のアルキル基を表す。
アルキル基としては、好ましくは、炭素数1から30のアルキル基、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、t−ブチル基、n−オクチル基、エイコシル基、2−クロロエチル基、2−シアノエチル基、2―エチルヘキシル基等が挙げられ、シクロアルキル基としては、好ましくは、炭素数3から30の置換又は無置換のシクロアルキル基、例えば、シクロヘキシル基、シクロペンチル基、4−n−ドデシルシクロヘキシル基等が挙げられ、ビシクロアルキル基としては、好ましくは、炭素数5から30の置換若しくは無置換のビシクロアルキル基、つまり、炭素数5から30のビシクロアルカンから水素原子を一個取り去った一価の基、例えば、ビシクロ[1,2,2]ヘプタン−2−イル基、ビシクロ[2,2,2]オクタン−3−イル基等が挙げられる。
アラルキル基としては、置換若しくは無置換のアラルキル基が挙げられ、置換若しくは無置換のアラルキル基としては、炭素原子数が7〜30のアラルキル基が好ましい。例えばベンジル基及び2−フェネチル基を挙げられる。
アルケニル基としては、直鎖、分岐、環状の置換若しくは無置換のアルケニル基が挙げられ、シクロアルケニル基、ビシクロアルケニル基を包含する。
アルケニル基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換又は無置換のアルケニル基、例えば、ビニル基、アリル基、プレニル基、ゲラニル基、オレイル基等が挙げられ、シクロアルケニル基としては、好ましくは、炭素数3から30の置換若しくは無置換のシクロアルケニル基、つまり、炭素数3から30のシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基、例えば、2−シクロペンテン−1−イル基、2−シクロヘキセン−1−イル基等が挙げられ、ビシクロアルケニル基としては、置換若しくは無置換のビシクロアルケニル基、好ましくは、炭素数5から30の置換若しくは無置換のビシクロアルケニル基、つまり二重結合を一個持つビシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基、例えば、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−1−イル基、ビシクロ[2,2,2]オクト−2−エン−4−イル基等が挙げられる。
アルキニル基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換又は無置換のアルキニル基、例えば、エチニル基、プロパルギル基、トリメチルシリルエチニル基等が挙げられる。
アリール基としては、好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリール基、例えば、フェニル基、p−トリル基、ナフチル基、m−クロロフェニル基、o−ヘキサデカノイルアミノフェニル基等が挙げられる。
ヘテロ環基としては、好ましくは、5又は6員の置換若しくは無置換の芳香族若しくは非芳香族のヘテロ環化合物から一個の水素原子を取り除いた一価の基であり、更に好ましくは、炭素数3から30の5又は6員の芳香族のヘテロ環基、例えば、2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基、2−ベンゾチアゾリル基等が挙げられる。非芳香族のヘテロ環基の例としては、モルホリニル基等が挙げられる。
アルコキシ基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルコキシ基、例えば、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基、n−オクチルオキシ基、2−メトキシエトキシ基等が挙げられる。
アリールオキシ基としては、好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールオキシ基、例えば、フェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、4−t−ブチルフェノキシ基、3−ニトロフェノキシ基、2−テトラデカノイルアミノフェノキシ基等が挙げられる。
シリルオキシ基としては、好ましくは、炭素数0から20の置換若しくは無置換のシリルオキシ基、例えば、トリメチルシリルオキシ基、ジフェニルメチルシリルオキシ基等が挙げられる。
ヘテロ環オキシ基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、例えば、1−フェニルテトラゾール−5−オキシ基、2−テトラヒドロピラニルオキシ基等が挙げられる。
アシルオキシ基としては、好ましくは、ホルミルオキシ基、炭素数2から30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニルオキシ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールカルボニルオキシ基、例えば、アセチルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ステアロイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、p−メトキシフェニルカルボニルオキシ基等が挙げられる。
カルバモイルオキシ基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のカルバモイルオキシ基、例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ基、N,N−ジエチルカルバモイルオキシ基、モルホリノカルボニルオキシ基、N,N−ジ−n−オクチルアミノカルボニルオキシ基、N−n−オクチルカルバモイルオキシ基等が挙げられる。
アルコキシカルボニルオキシ基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニルオキシ基、例えば、メトキシカルボニルオキシ基、エトキシカルボニルオキシ基、t−ブトキシカルボニルオキシ基、n−オクチルカルボニルオキシ基等が挙げられる。
アリールオキシカルボニルオキシ基としては、好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルオキシ基、例えば、フェノキシカルボニルオキシ基、p−メトキシフェノキシカルボニルオキシ基、p−n−ヘキサデシルオキシフェノキシカルボニルオキシ基等が挙げられる。
アミノ基としては、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、ヘテロ環アミノ基を含み、好ましくは、アミノ基、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアニリノ基、例えば、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、アニリノ基、N−メチル−アニリノ基、ジフェニルアミノ基、トリアジニルアミノ基等が挙げられる。
アシルアミノ基としては、好ましくは、ホルミルアミノ基、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールカルボニルアミノ基、例えば、アセチルアミノ基、ピバロイルアミノ基、ラウロイルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、3,4,5−トリ−n−オクチルオキシフェニルカルボニルアミノ基等が挙げられる。
アミノカルボニルアミノ基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアミノカルボニルアミノ基、例えば、カルバモイルアミノ基、N,N−ジメチルアミノカルボニルアミノ基、N,N−ジエチルアミノカルボニルアミノ基、モルホリノカルボニルアミノ基等が挙げられる。
アルコキシカルボニルアミノ基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニルアミノ基、例えば、メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、t−ブトキシカルボニルアミノ基、n−オクタデシルオキシカルボニルアミノ基、N−メチルーメトキシカルボニルアミノ基等が挙げられる。
アリールオキシカルボニルアミノ基としては、好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、例えば、フェノキシカルボニルアミノ基、p−クロロフェノキシカルボニルアミノ基、m−n−オクチルオキシフェノキシカルボニルアミノ基等が挙げられる。
スルファモイルアミノ基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のスルファモイルアミノ基、例えば、スルファモイルアミノ基、N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノ基、N−n−オクチルアミノスルホニルアミノ基等が挙げられる。
アルキル又はアリールスルホニルアミノ基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基、例えば、メチルスルホニルアミノ基、ブチルスルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基、2,3,5−トリクロロフェニルスルホニルアミノ基、p−メチルフェニルスルホニルアミノ基等が挙げられる。
アルキルチオ基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルチオ基、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、n−ヘキサデシルチオ基等が挙げられる。
アリールチオ基としては、好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールチオ基、例えば、フェニルチオ基、p−クロロフェニルチオ基、m−メトキシフェニルチオ基等が挙げられる。
ヘテロ環チオ基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換又は無置換のヘテロ環チオ基、例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ基、1−フェニルテトラゾール−5−イルチオ基等が挙げられる。
スルファモイル基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のスルファモイル基、例えば、N−エチルスルファモイル基、N−(3−ドデシルオキシプロピル)スルファモイル基、N,N−ジメチルスルファモイル基、N−アセチルスルファモイル基、N−ベンゾイルスルファモイル基、N−(N’−フェニルカルバモイル)スルファモイル基等が挙げられる。
アルキル又はアリールスルフィニル基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換又は無置換のアルキルスルフィニル基、炭素数6から30の置換又は無置換のアリールスルフィニル基、例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、フェニルスルフィニル基、p−メチルフェニルスルフィニル基等が挙げられる。
アルキル又はアリールスルホニル基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換又は無置換のアルキルスルホニル基、炭素数6から30の置換又は無置換のアリールスルホニル基、例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、フェニルスルホニル基、p−メチルフェニルスルホニル基等が挙げられる。
アシル基としては、好ましくは、ホルミル基、炭素数2から30の置換又は無置換のアルキルカルボニル基、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールカルボニル基、炭素数2から30の置換若しくは無置換の炭素原子でカルボニル基と結合しているヘテロ環カルボニル基、例えば、アセチル基、ピバロイル基、2−クロロアセチル基、ステアロイル基、ベンゾイル基、p−n−オクチルオキシフェニルカルボニル基、2−ピリジルカルボニル基、2−フリルカルボニル基等が挙げられる。
アリールオキシカルボニル基としては、好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、例えば、フェノキシカルボニル基、o−クロロフェノキシカルボニル基、m−ニトロフェノキシカルボニル基、p−t−ブチルフェノキシカルボニル基等が挙げられる。
アルコキシカルボニル基としては、好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、n−オクタデシルオキシカルボニル基等が挙げられる。
カルバモイル基としては、好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のカルバモイル基、例えば、カルバモイル基、N−メチルカルバモイル基、N,N−ジメチルカルバモイル基、N,N−ジ−n−オクチルカルバモイル基、N−(メチルスルホニル)カルバモイル基等が挙げられる。
アリール又はヘテロ環アゾ基としては、好ましくは炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールアゾ基、炭素数3から30の置換若しくは無置換のヘテロ環アゾ基、例えば、フェニルアゾ基、p−クロロフェニルアゾ基、5−エチルチオ−1,3,4−チアジアゾール−2−イルアゾ基等が挙げられる。
イミド基としては、好ましくは、N−スクシンイミド基、N−フタルイミド基等が挙げられる。
ホスフィノ基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のホスフィノ基、例えば、ジメチルホスフィノ基、ジフェニルホスフィノ基、メチルフェノキシホスフィノ基等が挙げられる。
ホスフィニル基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のホスフィニル基、例えば、ホスフィニル基、ジオクチルオキシホスフィニル基、ジエトキシホスフィニル基等が挙げられる。
ホスフィニルオキシ基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のホスフィニルオキシ基、例えば、ジフェノキシホスフィニルオキシ基、ジオクチルオキシホスフィニルオキシ基等が挙げられる。
ホスフィニルアミノ基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のホスフィニルアミノ基、例えば、ジメトキシホスフィニルアミノ基、ジメチルアミノホスフィニルアミノ基が挙げられる。
シリル基としては、好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のシリル基、例えば、トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、フェニルジメチルシリル基等が挙げられる。
イオン性親水性基としては、スルホ基、カルボキシル基、チオカルボキシル基、スルフィノ基、ホスホノ基、ジヒドロキシホスフィノ基、4級アンモニウム基などが挙げられる。特に好ましくはスルホ基、カルボキシル基である。またイオン性親水性基はカチオン又はアニオンを含んでいてもよく、カチオン又はアニオンを含む状態を塩の状態と呼ぶ。カルボキシル基、ホスホノ基及びスルホ基は塩の状態であってもよく、塩を形成する対カチオンの例には、アンモニウムイオン、アルカリ金属イオン(例、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン)及び有機カチオン(例、テトラメチルアンモニウムイオン、テトラメチルグアニジウムイオン、テトラメチルホスホニウム)が含まれ、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩が好ましく、ナトリウム塩又はナトリウム塩を主成分とする混合塩が更に好ましく、ナトリウム塩が最も好ましい。
なお、本発明においては、化合物が塩である場合は、水溶性インク中では塩はイオンに解離して存在している。
本発明は一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかと、一般式(a)〜一般式(i)で表わされる化合物から選択される水に可溶な褪色防止剤とを含む着色組成物に関する。
〔キサンテン化合物〕
本発明の着色組成物には、一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物の少なくともいずれか1種のキサンテン化合物が含まれる。上記キサンテン化合物は水に可溶であることが好ましい。ここで、「水に可溶な」とは、25℃において、水に対し0.5質量%以上の割合で溶解することを意味する。
(一般式(1)又は(2)で表される化合物)
一般式(1):
Figure 0006310891


Figure 0006310891
一般式(1)及び一般式(2)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X、X、X及びXは各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
一般式(1)及び一般式(2)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表す。R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20が置換基を表す場合の置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(1)及び一般式(2)中、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は、原材料の入手性と合成の容易性の観点から、各々独立に水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、カルボキシル基、又はハロゲン原子を表すことが好ましく、より好ましくは置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルコキシ基であり、特に好ましくは置換若しくは無置換のアルキル基である。アルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。また、各基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(1)中、R及びRは、原材料の入手性と合成の容易性、耐光性、印画濃度、及び彩度の観点から、各々独立に水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアシルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルウレイド基、置換若しくは無置換のアリールウレイド基、スルホ基、カルボキシル基、又はハロゲン原子を表すことが好ましく、より好ましくは置換若しくは無置換のアシルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルウレイド基、置換若しくは無置換のアリールウレイド基、又はスルホ基であり、特に好ましくはスルホ基である。また、各基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(1)中、R及びRは、原材料の入手性と合成の容易性の観点から、各々独立に水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアシルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルウレイド基、置換若しくは無置換のアリールウレイド基、スルホ基、カルボキシル基、又はハロゲン原子を表すことが好ましく、より好ましくは水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、又はスルホ基であり、特に好ましくは置換若しくは無置換のアルキル基である。アルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましく、メチル基が更に好ましい。また、各基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(1)及び一般式(2)中、X、X、X及びXは各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表す。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアルコキシ基を表す場合のアルコキシ基としては、炭素数1〜18のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜8のアルコキシ基がより好ましい。アルコキシ基としては直鎖状、分岐鎖状、又は環状のいずれであってもよい。アルコキシ基としては具体的には、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、イソプロピルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基が好ましい。また、アルコキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、カルボキシル基が更に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアリールオキシ基を表す場合のアリールオキシ基としては、炭素数6〜14のアリールオキシ基が好ましく、炭素数6〜10のアリールオキシ基がより好ましく、フェニルオキシ基が更に好ましい。また、アリールオキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、カルボキシル基が更に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基を表す場合のヘテロ環オキシ基に含まれるヘテロ環基としてはトリアジン基、チアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、又はチアジアゾリル基が好ましい。また、ヘテロ環オキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のスルファモイル基が好ましく、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルスルファモイル基がより好ましく、イオン性親水性基(好ましくはカルボキシル基又はスルホ基、より好ましくはカルボキシル基)が置換した、アルキルアミノ基又はアルキルスルファモイル基が特に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアルキルアミノ基を表す場合のアルキルアミノ基としては、ジアルキルアミノ基であってもモノアルキルアミノ基でもよいが、合成の容易性、水への溶解性の観点から、モノアルキルアミノ基であることが好ましい。アルキルアミノ基中のアルキル基としては、炭素数1〜8のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましい。また、アルキルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアリールアミノ基を表す場合のアリールアミノ基としては、ジアリールアミノ基であってもモノアリールアミノ基でもよいが、合成の容易性、水への溶解性の観点から、モノアリールアミノ基であることが好ましい。炭素数6〜14のアリールアミノ基が好ましく、炭素数6〜10のアリールアミノ基がより好ましく、フェニルアミノ基が更に好ましい。また、アリールアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基を表す場合のヘテリルアミノ基に含まれるヘテロ環基としてはトリアジン基、チアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、又はチアジアゾリル基が好ましい。また、ヘテリルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のスルファモイル基が好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のカルボニルアミノ基を表す場合、置換カルボニルアミノ基としては、置換若しくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、又は置換若しくは無置換のアリールカルボニルアミノ基が好ましい。無置換のカルボニルアミノ基を表す場合は、−NHCO−となり、一般式(3)のL又は一般式(4)のLに結合することが好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基を表す場合のアルキルカルボニルアミノ基としては、ジアルキルカルボニルアミノ基であってもモノアルキルカルボニルアミノ基でもよいが、合成の容易性、水への溶解性の観点から、モノアルキルカルボニルアミノ基であることが好ましい。アルキルカルボニルアミノ基中のアルキル基としては、炭素数1〜8のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましい。また、アルキルカルボニルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
、X、X及び、Xが置換若しくは無置換のアリールカルボニルアミノ基を表す場合のアリールカルボニルアミノ基としては、ジアリールカルボニルアミノ基であってもモノアリールカルボニルアミノ基でもよいが、合成の容易性、水への溶解性の観点から、モノアリールカルボニルアミノ基であることが好ましい。アリールカルボニルアミノ基中のアリール基としては、炭素数6〜14のアリール基が好ましく、炭素数6〜10のアリール基がより好ましい。具体的には、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基が好ましく、フェニル基がより好ましい。また、アリールカルボニルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基、ヒドロキシル基、ホスホノ基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜6のアルコキシ基であり、より好ましくはシクロヘキシルオキシ基)が特に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアシルオキシ基を表す場合のアシルオキシ基としては、炭素数1〜18のアシルオキシ基が好ましく、炭素数1〜8のアシルオキシ基がより好ましい。アシルオキシ基としては、アセチルオキシ基、ベンソイルオキシ基が具体的に挙げられ、アセチルオキシ基が好ましい。また、アシルオキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、カルボキシル基が更に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基を表す場合のアミノカルボニルオキシ基としては、炭素数1〜18のアミノカルボニルオキシ基が好ましく、炭素数1〜8のアミノカルボニルオキシ基がより好ましい。アミノカルボニルオキシ基としては、無置換のアミノカルボニルオキシ基、ジメチルアミノカルボニルオキシ基、フェニルアミノカルボニルオキシ基が具体的に挙げられ、無置換のアミノカルボニルオキシ基、ジメチルアミノカルボニルオキシ基が好ましい。また、アミノカルボニルオキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、カルボキシル基が更に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基を表す場合、置換スルホニルアミノ基としては、置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基、又は置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基が好ましい。無置換のスルホニルアミノ基を表す場合は、−NHSO−となり、一般式(3)のL又は一般式(4)のLに結合することが好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基を表す場合のアルキルスルホニルアミノ基としては、炭素数1〜6のアルキルスルホニルアミノ基が好ましく、炭素数1〜3のアルキルスルホニルアミノ基がより好ましく、メチルスルホニルアミノ基が更に好ましい。また、アルキルスルホニルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基を表す場合のアリールスルホニルアミノ基としては、炭素数6〜14のアリールスルホニルアミノ基が好ましく、炭素数6〜10のアリールスルホニルアミノ基がより好ましく、フェニルスルホニルアミノ基が更に好ましい。またアリールスルホニルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基が特に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基を表す場合のアルコキシカルボニルアミノ基中のアルコキシ基としては、炭素数1〜8のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜3のアルコキシ基がより好ましい。アルコキシカルボニルアミノ基としては直鎖状、分岐鎖状、又は環状のいずれであってもよい。また、アルコキシカルボニルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基を表す場合のアリールオキシカルボニルアミノ基中のアリールオキシ基としては、炭素数6〜14のアリールオキシ基が好ましく、炭素数6〜10のアリールオキシ基がより好ましい。アリールオキシカルボニルアミノ基としては、フェニルオキシカルボニルアミノ基が更に好ましい。また、アリールオキシカルボニルアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のウレイド基を表す場合、置換ウレイド基が有する置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、ヘテロ環基、アルキル基、又はアリール基が好ましく、アルキル基又はアリール基がより好ましい。置換ウレイド基としては、ジ置換ウレイド基であってもモノ置換ウレイド基でもよいが、合成の容易性、水への溶解性の観点から、モノ置換ウレイド基であることが好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアルキルチオ基を表す場合のアルキルチオ基としては、炭素数1〜18のアルキルチオ基が好ましく、炭素数1〜8のアルキルチオ基がより好ましい。アルキルチオ基としては具体的には、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基が挙げられ、メチルチオ基、エチルチオ基が好ましく、メチルチオ基がより好ましい。また、アルキルチオ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、カルボキシル基が更に好ましい。
、X、X及びXが置換若しくは無置換のアリールチオ基を表す場合のアリールチオ基としては、炭素数6〜14のアリールチオ基が好ましく、炭素数6〜10のアリールチオ基がより好ましく、フェニルチオ基が更に好ましい。また、アリールチオ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、カルボキシル基が更に好ましい。
、X、X及び、Xは、彩度及び耐光性の観点から、置換若しくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ基、又は置換若しくは無置換のウレイド基を表すことが好ましい。
Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表す。アルカリ金属としてはリチウム、ナトリウム、カリウムが挙げられる。原材料の入手性の観点からはナトリウム、カリウムが好ましい。
n1、n2、n3及びn4は、各々独立に0又は1を表す。合成の観点からn1とn2、n3とn4は同じであることが好ましい。
また、水への溶解性の観点から、一般式(1)中のn1およびn2がともに0の場合、R、R、R、R、R、R、R、R10、X、及びXの少なくとも1つ、又は一般式(2)中のn3およびn4がともに0の場合、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19、R20、X、及びXの少なくとも1つはカルボキシル基、スルホ基、又はホスホノ基などのイオン性親水性基を有することが好ましい。イオン性親水基を有することで水に可溶な化合物となる。これらのイオン性親水性基の対カチオンとしては、水素原子(プロトン)、アルカリ金属カチオン(リチウムイオン、ナトリウムイオン、又はカリウムイオン)、アンモニウムイオンなどが挙げられる。
一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物は、25℃において、水に対して、1〜70質量%溶解することが好ましく、2〜50質量%溶解することがより好ましい。一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物中、イオン性親水基の数としては、1〜9であることが好ましく、より好ましくは1〜5である。
上記一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物は、彩度及び耐光性の観点から下記、一般式(1−1)又は一般式(2−1)で表される化合物であることが好ましい。
一般式(1−1):
Figure 0006310891
一般式(2−1):
Figure 0006310891
一般式(1−1)及び一般式(2−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表し、R101、R102、R103及びR104は各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のカルボニル基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
一般式(1−1)及び一般式(2−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19、R20、M、n1、n2、n3及びn4の具体例及び好ましい範囲は、一般式(1)及び一般式(2)における、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19、R20、M、n1、n2、n3及びn4と同じである。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアルキル基を表す場合のアルキル基としては、炭素数1〜8のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアリール基を表す場合のアリール基としては、炭素数6〜14のアリール基が好ましく、炭素数6〜10のアリール基がより好ましく、フェニル基が更に好ましい。また、アリール基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す場合のヘテロ環基としては、トリアジン基、チアゾリル基、ベンゾチアゾリル基、又はチアジアゾリル基が好ましい。また、のヘテロ環基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のスルファモイル基が好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のカルボニル基を表す場合、置換カルボニル基としては、置換若しくは無置換のアルキルカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアリールカルボニル基が好ましい。無置換のカルボニル基を表す場合は、−CO−となり、一般式(3)のL又は一般式(4)のLに結合することが好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアルキルカルボニル基を表す場合のアルキルカルボニル基中のアルキル基としては、炭素数1〜8のアルキル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がより好ましい。また、アルキルカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアリールカルボニル基を表す場合のアリールカルボニル基中のアリール基としては、炭素数6〜14のアリール基が好ましく、炭素数6〜10のアリール基がより好ましい。アリールカルボニル基としては、具体的には、フェニルカルボニル基、ビフェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基が好ましく、フェニルカルボニル基がより好ましい。また、アリールカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基、ヒドロキシル基、ホスホノ基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜6のアルコキシ基であり、より好ましくはシクロヘキシルオキシ基)が特に好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のスルホニル基を表す場合、置換スルホニル基としては、置換若しくは無置換のアルキルスルホニル基、又は置換若しくは無置換のアリールスルホニル基が好ましい。無置換のスルホニル基を表す場合は、−SO−となり、一般式(3)のL又は一般式(4)のLに結合することが好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアルキルスルホニル基を表す場合のアルキルスルホニル基としては、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基が好ましく、炭素数1〜3のアルキルスルホニル基がより好ましく、メチルスルホニル基が更に好ましい。また、アルキルスルホニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアリールスルホニル基を表す場合のアリールスルホニル基としては、炭素数6〜14のアリールスルホニル基が好ましく、炭素数6〜10のアリールスルホニル基がより好ましく、フェニルスルホニル基が更に好ましい。また、アリールスルホニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基が特に好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基を表す場合のアルコキシカルボニル基中のアルコキシ基としては、炭素数1〜8のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜3のアルコキシ基がより好ましい。また、アルコキシカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基を表す場合のアリールオキシカルボニル基中のアリールオキシ基としては、炭素数6〜14のアリールオキシ基が好ましく、炭素数6〜10のアリールオキシ基がより好ましい。アリールオキシカルボニル基としては、フェニルオキシカルボニル基が更に好ましい。また、アリールオキシカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、ニトロ基が特に好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基を表す場合のモノアルキルアミノカルボニル基としては、−CONHR203で表されることが好ましい。ここでR203は炭素数1〜12のアルキル基を表し、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基がより好ましく、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ドデシル基、シクロヘキシル基が更に好ましく、イソプロピル基が特に好ましい。また、モノアルキルアミノカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、フェニル基、カルボキシル基、置換若しくは無置換のアミノ基、ヒドロキシル基が特に好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基を表す場合のジアルキルアミノカルボニル基としては、−CONR204205で表されることが好ましい。ここでR204及びR205は各々独立に炭素数1〜10のアルキル基を表し、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、メチル基、イソプロピル基がより好ましい。また、ジアルキルアミノカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基、アルキルオキシカルボニル基(好ましくは炭素数2〜6のアルキルオキシカルボニル基であり、より好ましくはエチルオキシカルボニル基)が特に好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基を表す場合のモノアリールアミノカルボニル基としては、−CONHR206で表されることが好ましい。ここでR206は炭素数6〜14のアリール基を表し、炭素数6〜12のアリール基が好ましく、炭素数6〜10のアリール基がより好ましい。具体的には、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基が好ましく、フェニル基がより好ましい。また、モノアリールアミノカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基、ヒドロキシル基、ホスホノ基、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜6のアルコキシ基であり、より好ましくはシクロヘキシルオキシ基)が特に好ましい。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基を表す場合のジアリールアミノカルボニル基としては、−CONR207208で表されることが好ましい。ここでR207及びR208は各々独立に炭素数6〜14のアリール基を表し、炭素数6〜10のアリール基が好ましく、フェニル基がより好ましい。また、ジアリールアミノカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104が置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す場合のアルキルアリールアミノカルボニル基としては、−CONR209210で表されることが好ましい。ここでR209は炭素数1〜12のアルキル基を表し、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基がより好ましく、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ドデシル基、シクロヘキシル基が更に好ましく、メチル基が特に好ましい。R210は炭素数6〜14のアリール基を表し、炭素数6〜12のアリール基が好ましく、炭素数6〜10のアリール基がより好ましい。具体的には、フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基が好ましく、フェニル基がより好ましい。また、アルキルアリールアミノカルボニル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
101、R102、R103及びR104は各々独立に、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表すことが好ましく、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表すことがより好ましい。
(一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物)
一般式(3):
Figure 0006310891
一般式(3)中、Lは2価の連結基を表し、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造を表す。nは、2〜100を表す。
一般式(3)中、Lは2価の連結基を表し、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のアリーレン基、置換若しくは無置換のアルケニレン基、又はこれらから選ばれる2種以上を組み合わせてなる2価の連結基であることが好ましい。
アルキレン基としては、直鎖状、分岐鎖状、又は環状のいずれであってもよい。アルキレン基の好ましい炭素数は1〜18であり、より好ましくは2〜16であり、更に好ましくは4〜8である。アルキレン基の好ましい具体例としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、シクロヘキシレン基(好ましくは1,3−シクロヘキシレン基若しくは1,4−シクロヘキシレン基)が好ましい。アルキレン基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、1,4−シクロヘキシレン基が好ましい。
アリーレン基としては、炭素数6〜14のアリーレン基が好ましく、炭素数6〜10のアリーレン基がより好ましく、フェニレン基(好ましくは1,3−フェニレン基若しくは1,4−フェニレン基)又はナフチレン基(好ましくは1,5−ナフチレン基)が更に好ましい。また、アリールオキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、イオン性親水性基が好ましく、カルボキシル基又はスルホ基がより好ましく、スルホ基が更に好ましい。
アルケニレン基としては、炭素数は2〜18のアルケニレン基が好ましく、炭素数は2〜12のアルケニレン基がより好ましく、炭素数は2〜8のアルケニレン基が更に好ましい。アルケニレン基の好ましい具体例としては、ビニレン基、2−ブテニレン基が好ましい。アルケニレン基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、アルキル基が好ましい。
また、Lは、上述の置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のアリーレン基、及び置換若しくは無置換のアルケニレン基から選ばれる2種以上を組み合わせてなる2価の連結基であってもよい。
2価の連結基としては、以下の連結基が具体的には挙げられる。下記連結基中、*は結合位置を表す。
Figure 0006310891
一般式(3)中、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造を表す。一般式(1)及び一般式(2)は上述のとおりである。
溶解性の観点からは、Dが表す一般式(1)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造中のR、R、R、R、R、R、R及びR10の少なくとも1つ、並びに一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造中のR11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20の少なくとも1つはカルボキシル基、スルホ基、又はホスホノ基などのイオン性親水性基を有することが好ましく、少なくとも2つがイオン性親水性基であることがより好ましく、イオン性親水性基のなかでもスルホ基を表すことが好ましい。これらのイオン性親水性基の対カチオンとしては、水素原子(プロトン)、アルカリ金属カチオン(リチウムイオン、ナトリウムイオン、又はカリウムイオン)、アンモニウムイオンなどが挙げられるが、合成の容易性(染料粉末としての取り扱いの容易さ)の観点からアルカリ金属カチオンであることが好ましい。
一般式(3)中、nは2〜100を表し、溶解性及び耐湿性の観点から2〜50が好ましく、2〜30がより好ましく、2〜15が更に好ましい。nは整数である必要はなく、小数である場合は混合物の平均値を表しており、GPC測定による分子量測定から算出できる。本明細書において、GPCは、特に断らない限り、HLC−8020GPC(東ソー(株)製)を用い、カラムをTSKgel SuperHZM−H、TSKgel SuperHZ4000、TSKgel SuperHZ200(東ソー社製)で測定し、数平均分子量はポリスチレン換算により算出した。キャリアは適宜選定すればよいが、溶解可能であるかぎり、テトラヒドロフランを用いた。
また、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物の末端の構造は、特に限定されず、合成に用いる化合物等によるものである。
また、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物の末端の構造は、特に限定されず、合成に用いる化合物等によるものである。
一般式(3)は、彩度及び耐光性の観点から、下記一般式(3−1)〜(3−4)のいずれかで表される繰り返し単位を有する化合物であることが好ましい。
一般式(3−1):
Figure 0006310891
一般式(3−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R301、R302、R303及び304は各々独立に水素原子又は置換基を表し、L101は2価の連結基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n101は2〜100を表す。
一般式(3−1)中、n101は一般式(3)におけるnと同義であり、好ましい範囲も同様である。
一般式(3−1)中、L101は一般式(3)におけるLと同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
一般式(3−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、M、n1及びn2は、一般式(1)におけるR、R、R、R、R、R、R、R10、M、n1及びn2と同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
また、溶解性の観点からは、一般式(3−1)中のn1及びn2がともに0の場合、R、R、R、R、R、R、R及びR10の少なくとも1つは、カルボキシル基、スルホ基、又はホスホノ基などのイオン性親水性基を有することが好ましく、少なくとも2つがイオン性親水性基であることがより好ましく、イオン性親水性基のなかでもスルホ基を表すことが好ましい。これらのイオン性親水性基の対カチオンとしては、水素原子(プロトン)、アルカリ金属カチオン(リチウムイオン、ナトリウムイオン、又はカリウムイオン)、アンモニウムイオンなどが挙げられるが、合成の容易性(染料粉末としての取り扱いの容易さ)の観点からアルカリ金属カチオンであることが好ましい。
一般式(3−1)中、R301、R302、R303及び304は各々独立に水素原子又は置換基を表し、原材料の入手性の観点から水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基が好ましく、水素原子又は置換若しくは無置換のアルキル基がより好ましく、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基が更に好ましく、水素原子が最も好ましい。
一般式(3−2):
Figure 0006310891
一般式(3−2)中、R、R、R、R、R、R、R、及びR10は各々独立に水素原子又は置換基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、L102は2価の連結基を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n102は2〜100を表す。
一般式(3−2)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、L102、M、n1、n2及びn102は、一般式(3−1)中のR、R、R、R、R、R、R、R10、L101、M、n1、n2及びn101と同義であり、好ましい範囲も同様である。
一般式(3−3):
Figure 0006310891
一般式(3−3)中、R、R、R、R、R、R、R、及びR10は各々独立に水素原子又は置換基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、L103は2価の連結基を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n103は2〜100を表す。
一般式(3−3)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、L103、M、n1、n2及びn103は、一般式(3−1)中のR、R、R、R、R、R、R、R10、L101、M、n1、n2及びn101と同義であり、好ましい範囲も同様である。
一般式(3−4):
Figure 0006310891
一般式(3−4)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R305及びR306は各々独立に水素原子又は置換基を表し、L104は2価の連結基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n401は2〜100を表す。
一般式(3−4)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、L104、M、n1、n2及びn401は、一般式(3−1)中のR、R、R、R、R、R、R、R10、L101、M、n1、n2及びn101と同義であり、好ましい範囲も同様である。
一般式(3−4)中、R305及びR306は各々一般式(3−1)中のR302及びR303と同義であり、好ましい範囲も同様である。
(一般式(4)で表される化合物)
一般式(4):
Figure 0006310891
一般式(4)中、Lはn価の連結基を表し、Dは上記一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造を表す。nは、2〜6の整数を表す。
一般式(4)中、Lはn価の連結基を表し、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のアリーレン基、置換若しくは無置換のアルケニレン基、エーテル基、トリアジン基、シアヌル基、アミノ基、ペンタエリスリトール誘導体、ジペンタエリスリトール誘導体又はこれらから選ばれる2種以上を組み合わせてなる2〜6価の連結基であることが好ましい。
一般式(4)におけるLがアルキレン基、アリーレン基、アルケニレン基であるときの具体例や好ましい範囲は、一般式(3)におけるLのアルキレン基、アリーレン基、アルケニレン基と同じである。
が表す連結基としては、以下の連結基が具体的には挙げられる。下記連結基中、*は結合位置を表す。
Figure 0006310891
一般式(4)中、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造を表す。一般式(1)又は一般式(2)は上述のとおりである。
溶解性の観点からは、Dが表す一般式(1)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造中のR、R、R、R、R、R、R及びR10の少なくとも1つ、並びに一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造中のR11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20の少なくとも1つはカルボキシル基、スルホ基、又はホスホノ基などのイオン性親水性基を有することが好ましく、少なくとも2つがイオン性親水性基であることがより好ましく、イオン性親水性基のなかでもスルホ基を表すことが好ましい。これらのイオン性親水性基の対カチオンとしては、水素原子(プロトン)、アルカリ金属カチオン(リチウムイオン、ナトリウムイオン、又はカリウムイオン)、アンモニウムイオンなどが挙げられるが、合成の容易性(染料粉末としての取り扱いの容易さ)の観点からアルカリ金属カチオンであることが好ましい。
一般式(4)中、nは、2〜6の整数を表し、原料入手性、合成の容易性、水への溶解性の観点から2又は3が好ましく、2が最も好ましい。
一般式(4)で表わされる化合物は、彩度及び耐光性の観点から、一般式(4−1)〜(4−4)のいずれかで表される化合物であることが好ましい。
一般式(4−1):
Figure 0006310891
一般式(4−1)中、R、R、R、R、R、R、R及びR10は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X1aは、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のカルボニル基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n201は2〜6の整数を表す。一般式(4−1)中、L201はn201価の連結基を表す。
一般式(4−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、M、n1及びn2は、一般式(1)におけるR、R、R、R、R、R、R、R10、M、n1及びn2と同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
また、溶解性の観点からは、n1及びn2がともに0である場合、Dが表す一般式(1)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造中のR、R、R、R、R、R、R及びR10の少なくとも1つはカルボキシル基、スルホ基、又はホスホノ基などのイオン性親水性基を有することが好ましく、少なくとも2つがイオン性親水性基であることがより好ましく、イオン性親水性基のなかでもスルホ基を表すことが好ましい。これらのイオン性親水性基の対カチオンとしては、水素原子(プロトン)、アルカリ金属カチオン(リチウムイオン、ナトリウムイオン、又はカリウムイオン)、アンモニウムイオンなどが挙げられるが、合成の容易性(染料粉末としての取り扱いの容易さ)の観点からアルカリ金属カチオンであることが好ましい。
一般式(4−1)中、X1aは、一般式(1−1)におけるR101と同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
一般式(4−1)中、L201は一般式(4)におけるLと同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
一般式(4−1)中、n201は一般式(4)におけるnと同義であり、好ましい範囲も同様である。
一般式(4−2):
Figure 0006310891
一般式(4−2)中、R、R、R、R、R、R、R及びR10は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X1aは、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のカルボニル基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す。Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n202は2〜6の整数を表す。一般式(4−2)中、L202はn202価の連結基を表す。
一般式(4−2)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、X1a、L202、M、n1、n2及びn202は一般式(4−1)におけるR、R、R、R、R、R、R、R10、X1a、L201、M、n1、n2及びn201と同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
一般式(4−3):
Figure 0006310891
一般式(4−3)中、R、R、R、R、R、R、R及びR10は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X1aは、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のカルボニル基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す。Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n203は2〜6の整数を表す。一般式(4−3)中、L203はn203価の連結基を表す。
一般式(4−3)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、X1a、L203、M、n1、n2及びn203は一般式(4−1)におけるR、R、R、R、R、R、R、R10、X1a、L201、M、n1、n2及びn201と同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
一般式(4−4):
Figure 0006310891
一般式(4−4)中、R、R、R、R、R、R、R及びR10は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X1aは、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のカルボニル基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す。Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1及びn2は各々独立に0又は1を表し、n204は2〜6の整数を表す。
一般式(4−4)中、L204はn204価の連結基を表す。
一般式(4−4)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、X1a、L204、M、n1、n2及びn204は一般式(4−1)におけるR、R、R、R、R、R、R、R10、X1a、L201、M、n1、n2及びn201と同義であり、具体例及び好ましい範囲も同様である。
以下に一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物の具体例を挙げるが、これらに限定されるわけではない。下記具体的化合物の構造式中、Meはメチル基を表し、Etはエチル基を表し、i−Prはイソプロピル基を表し、Phはフェニル基を表す。
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
上記具体的化合物において、いずれも末端の構造はフェニルエステル基(下記中間体(1−B)に基づく残基)またはアミノ基(下記中間体(1−A)に基づく残基、または連結基(1)に基づく残基)となっている。
Figure 0006310891
Figure 0006310891
*は結合位置を表す
上記具体的化合物において、例示化合物(3−1−1)〜(3−1−10)と同様に末端の構造はアミノ基、若しくはフェニルエステル基となっている。
Figure 0006310891
上記具体的化合物において、いずれも末端の構造はアミノ基(前述の中間体(1A)に基づく残基)、若しくはスルホ基(L102−SOH)となっている。
Figure 0006310891
*は結合位置を表す
上記具体的化合物において、例示化合物(3−2−1)〜(3−2−4)と同様に、いずれも末端の構造はアミノ基、若しくはスルホ基となっている。
Figure 0006310891
上記具体的化合物において、いずれも末端の構造はヒドロキシル基、若しくは−L103−Cl基となっている。
Figure 0006310891
上記具体的化合物において、いずれも末端の構造はアミノ基、若しくはカルボキシル基(−L104−COH)となっている。
Figure 0006310891
*は結合位置を表す
上記具体的化合物において、例示化合物(3−4−1)〜(3−4−5)と同様に、いずれも末端の構造はアミノ基、若しくはカルボキシル基となっている。
Figure 0006310891
Figure 0006310891
*は結合位置を表す
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
〔水に可溶な褪色防止剤〕
本発明の着色組成物には、水に可溶な褪色防止剤が含まれる。ここで、「水に可溶な」とは、25℃において、水に対し0.5質量%以上の割合で溶解することを意味する。
本発明に用いられる褪色防止剤は、耐光性の観点から、下記一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物から選択される少なくとも一種であることが好ましい。
一般式(a):
Figure 0006310891
一般式(a)中、Xa及びXaは各々独立に置換基を表す。
na及びnaは各々独立に0〜4の整数を表す。na及びnaがそれぞれ2以上であるとき、複数のXa及びXaはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(a)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(a)中、Xa及びXaは各々独立に置換基を表す。Xa及びXaが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xa及びXaは、水溶性及び合成適正の観点から、各々独立にアルコキシ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、又はスルホ基を表すことが好ましく、より好ましくはカルボキシ基、スルホ基である。
アルコキシ基としては、炭素数1〜3のアルコキシ基が好ましく、メトキシ基がより好ましい。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(a)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、スルホ基、カルボキシル基、チオカルボキシル基、スルフィノ基、ホスホノ基、ジヒドロキシホスフィノ基、4級アンモニウム基などが挙げられる。特に好ましくはスルホ基、カルボキシル基である。またカルボキシル基、ホスホノ基及びスルホ基は塩の状態であってもよく、塩を形成する対カチオンの例には、アンモニウムイオン、アルカリ金属イオン(例、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン)及び有機カチオン(例、テトラメチルアンモニウムイオン、テトラメチルグアニジウムイオン、テトラメチルホスホニウム)が含まれ、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩が好ましい。
一般式(a)中イオン性親水性基を1〜4個有することが好ましく、1〜3個有することがより好ましく、1個有することが更に好ましい。
一般式(a)中、na及びnaはそれぞれ0〜4の整数を表す。na及びnaがそれぞれ2以上であるとき、複数のXa及びXaはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
na及びnaは、合成適正の観点から、0〜2が好ましく、1〜2がより好ましい。
一般式(b):
Figure 0006310891
一般式(b)中、Rbは置換若しくは無置換のアルキル基、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のアリールチオ基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表し、Xb及びXbは各々独立に置換基を表す。
nb及びnbは各々独立に0〜4の整数を表す。nb及びnbがそれぞれ2以上であるとき、複数のXb及びXbはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(b)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(b)中、Rbは置換若しくは無置換のアルキル基、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のアリールチオ基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。
Rbが置換若しくは無置換のアルキル基を表す場合のアルキル基としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、エチル基、ブチル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、アルキルオキシ基、アルキルチオ基が好ましい。
Rbがハロゲン原子を表す場合のハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子が挙げられ、塩素原子が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアルキルオキシ基を表す場合のアルキルオキシ基としては、炭素数1〜4のアルキルオキシ基が好ましく、メチル基、エチル基、ブチル基が好ましい。また、アルキルオキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、ヒドロキシ基、アルキルオキシ基、アルキルチオ基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアミノ基を表す場合、置換アミノ基が有する置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、アルキル基、アミノカルボニル基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアルキルチオ基を表す場合のアルキルチオ基としては、炭素数1〜4のアルキルチオ基が好ましく、メチル基、エチル基が好ましい。また、アルキルチオ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシ基、アルキルオキシ基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアリール基を表す場合のアリール基としては、炭素数6〜10のアリール基が好ましく、炭素数6のアリール基がより好ましい。アリール基としては具体的には、フェニル基が好ましい。また、アリール基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアリールオキシ基を表す場合のアリールオキシ基としては、炭素数6〜10のアリールオキシ基が好ましく、フェニルオキシ基が好ましい。また、アリールオキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、メトキシ基、ヒドロキシ基、メチル基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアリールアミノ基を表す場合のアリールアミノ基としては、炭素数6〜10のアリールアミノ基が好ましく、フェニルアミノ基が好ましい。また、アリールアミノ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシ基、メトキシ基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のアリールチオ基を表す場合のアリールチオ基としては、炭素数6〜10のアリールチオ基が好ましく、フェニルチオ基が好ましい。また、アリールチオ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、メトキシ基、カルボキシ基が好ましい。
Rbが置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す場合のヘテロ環基としては、ピリジル基、ピラゾリル基が好ましい。また、ヘテロ環基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、メチル基、メトキシ基が好ましい。
Rbは置換若しくは無置換のアリール基であることが好ましく、フェニル基であることがより好ましい。
一般式(b)中、Xb及びXbは各々独立に置換基を表す。Xb及びXbが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xb及びXbは、水溶性の観点から、各々独立にカルボキシ基、スルホ基を表すことが好ましく、より好ましくはカルボキシ基である。
また、各基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(b)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。
一般式(b)中、イオン性親水性基を1〜4個有することが好ましく、2〜4個有することがより好ましく、2個有することが更に好ましい。
一般式(b)中、nb及びnbはそれぞれ0〜4の整数を表す。nb及びnbがそれぞれ2以上であるとき、複数のXb及びXbはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
nb及びnbは、水溶性及び合成適正の観点から、0〜4が好ましく、0〜2がより好ましい。
一般式(c):
Figure 0006310891
一般式(c)中、Xc及びXcは各々独立に置換基を表す。
nc及びncは各々独立に0〜4の整数を表す。nc及びncがそれぞれ2以上であるとき、複数のXc及びXcはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(c)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(c)中、Xc及びXcは各々独立に置換基を表す。Xc及びXcが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xc及びXcは、合成適正の観点から、各々独立にハロゲン原子、アミノ基、アルキル基、又はアルキルオキシ基を表すことが好ましく、より好ましくはアミノ基である。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(c)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。
一般式(c)中、イオン性親水性基を1〜4個有することが好ましく、1〜3個有することがより好ましく、2個有することが更に好ましい。
一般式(c)中、nc及びncはそれぞれ0〜4の整数を表す。nc及びncがそれぞれ2以上であるとき、複数のXc及びXcはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
nc及びncは、水溶性及び合成適正の観点から、0〜4が好ましく、0〜2がより好ましい。
一般式(d):
Figure 0006310891
一般式(d)中、Rdは水素原子又は置換若しくは無置換のアルキル基を表し、Xd及びXdは各々独立に置換基を表す。
nd及びndは各々独立に0〜4の整数を表す。nd及びndがそれぞれ2以上であるとき、複数のXd及びXdはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(d)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(d)中、Rdは水素原子又は置換若しくは無置換のアルキル基を表す。
Rdが置換若しくは無置換のアルキル基を表す場合のアルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。アルキル基としては具体的には、メチル基、エチル基、ブチル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Rdは水溶性の観点から、水素原子又はメチル基であることが好ましい。
一般式(d)中、Xd及びXdは各々独立に置換基を表す。Xd及びXdが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xd及びXdは、合成適正の観点から、各々独立にアルコキシ基、ハロゲン原子、アルキル基又はヒドロキシ基を表すことが好ましく、より好ましくはアルコキシ基である。
アルコキシ基としては、炭素数1〜4のアルコキシ基が好ましく、メトキシ基がより好ましい。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(d)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。
一般式(d)中、イオン性親水性基を1〜4個有することが好ましく、1〜2個有することがより好ましく、1個有することが更に好ましい。
一般式(d)中、nd及びndはそれぞれ0〜4の整数を表す。nd及びndがそれぞれ2以上であるとき、複数のXd及びXdはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
nd及びndは、合成適正の観点から、0〜4が好ましく、0〜2がより好ましい。
一般式(e):
Figure 0006310891
一般式(e)中、Re及びReは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xeは置換基を表す。
neは0〜4の整数を表す。neが2以上であるとき、複数のXeは同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(e)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(e)中、Re及びReは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表す。
アルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数2〜4のアルキル基がより好ましい。アルキル基としては直鎖状、分岐鎖状、又は環状のいずれであってもよく、分岐鎖状が好ましい。アルキル基としては具体的には、t−ブチル基、i-プロピル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Re及びReはラジカル補足能の観点から、t−ブチル基又はi-プロピル基であることが好ましい。
一般式(e)中、Xeは置換基を表す。Xeが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xeは、水溶性及び合成適正の観点から、アルキル基、アルコキシ基又はアミノ基を表すことが好ましく、より好ましくはアルキル基、アミノ基である。
アルキル基としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、エチル基がより好ましい。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(e)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。
一般式(e)中、イオン性親水性基を1〜2個有することが好ましく、1個有することがより好ましい。
一般式(e)中、neは0〜4の整数を表す。neが2以上であるとき、複数のXeは同じであっても異なっていてもよい。
neは、合成適正の観点から、0〜2が好ましく、0〜1がより好ましい。
一般式(f):
Figure 0006310891
一般式(f)中、Rf、Rf、Rf及びRfは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xfは置換基を表し、Yは水素原子、酸素ラジカル(−O・)、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアルコキシ基を表す。
nfは0〜2nf+2の整数を表す。nfが2以上であるとき、複数のXfは同じであっても異なっていてもよい。
nfは1〜5の整数を表す。
但し、一般式(f)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(f)中、Rf、Rf、Rf及びRfは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表す。
アルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。アルキル基としては具体的には、メチル基、エチル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Rf、Rf、Rf及びRfはラジカル補足能の観点から、メチル基又はエチル基であることが好ましい。
一般式(f)中、Xfは置換基を表す。Xfが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xfは、合成適正の観点から、アミノ基、ヒドロキシ基又はアルキル基を表すことが好ましく、より好ましくはアルキル基である。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(f)中、Yは水素原子、酸素ラジカル(−O・)、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアルコキシ基を表す。
アルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。アルキル基としては具体的には、エチル基、メチル基、ブチル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
アルコキシ基としては、炭素数1〜6のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜4のアルコキシ基がより好ましい。アルコキシ基としては具体的には、エチル基、ブチル基が好ましい。また、アルコキシ基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
はラジカル補足能の観点から、水素原子、酸素ラジカル(−O・)であることが好ましい。
一般式(f)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。
一般式(f)中、イオン性親水性基を1〜2個有することが好ましく、1個有することがより好ましい。
一般式(f)中、nfは0〜2nf+2の整数を表す。nfが2以上であるとき、複数のXfは同じであっても異なっていてもよい。
nfは1〜5の整数を表す。
nfは、合成適正の観点から、0〜2が好ましく、0がより好ましい。
nfは1〜5の整数を表す。nfは、合成適正の観点から、1〜2が好ましく、2がより好ましい。
一般式(g):
Figure 0006310891
一般式(g)中、Xg及びXgは各々独立に置換基を表す。
ng及びngは各々独立に0〜4の整数を表す。ng及びngがそれぞれ2以上であるとき、複数のXg及びXgはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(g)で表される化合物は、下記条件g1及び条件g2の少なくとも一方を満たす。
条件g1:一般式(g)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
条件g2:一般式(g)中、親水性基を少なくとも2つ有する。
一般式(g)中、Xg及びXgは各々独立に置換基を表す。Xg及びXgが表す置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xg及びXgは、合成適正及び水溶性の観点から、各々独立にヒドロキシ基、ハロゲン原子、又はアルキル基を表すことが好ましく、より好ましくはヒドロキシ基である。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(g)で表される化合物は、下記条件g1及び条件g2の少なくとも一方を満たす。
条件g1:一般式(g)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
条件g2:一般式(g)中、親水性基を少なくとも2つ有する。
イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。一般式(g)中、イオン性親水性基を1〜4個有することが好ましく、1〜3個有することがより好ましく、2個有することが更に好ましい。
親水性基としては、イオン性親水性基の他に、ヒドロキシ基が挙げられる。一般式(g)中、イオン性親水性基以外の親水性基を2〜8個有することが好ましく、4〜6個有することがより好ましく、6個有することが更に好ましい。
一般式(g)中、ng及びngはそれぞれ0〜4の整数を表す。ng及びngがそれぞれ2以上であるとき、複数のXg及びXgはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。
ng及びngは、合成適正の観点から、0〜4が好ましく、0〜2がより好ましい。
一般式(h):
Figure 0006310891
一般式(h)中、Rh及びRhは各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、−ORhは、−ORhに対してオルト位又はパラ位となる。
Xhは置換基を表す。
nhは0〜4の整数を表す。nhが2以上であるとき、複数のXhは同じであっても異なっていてもよい。
但し、一般式(h)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
一般式(h)中、Rh及びRhは各々独立に水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、−ORhは、−ORhに対してオルト位又はパラ位となる。
Rh及びRhが置換若しくは無置換のアルキル基を表す場合のアルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル基が好ましく、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。アルキル基としては具体的には、メチル基、エチル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Rh及びRhが置換若しくは無置換のアリール基を表す場合のアリール基としては、炭素数6〜10のアリール基が好ましく、フェニル基が好ましい。また、アリール基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Rh及びRhが置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す場合のヘテロ環基としては、ピリジル基、ピリミジル基、ピラゾリル基が好ましい。また、ヘテロ環基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Rh及びRhは酸化能及び合成適正の観点から、水素原子又はアルキル基であることが好ましい。
一般式(h)中、Xhは置換基を表す。Xhが置換基を表す場合の置換基としては、上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
Xhは、酸化能及び着色の観点から、アルキル基、又はハロゲン原子を表すことが好ましく、より好ましくはアルキル基である。
アルキル基としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、エチル基、メチル基がより好ましい。
また、各基は更に置換基を有してもよく、更なる置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられる。
一般式(h)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。イオン性親水性基としては、上記一般式(a)中のイオン性親水性基と同様の具体例が挙げられ、好ましい例も同様である。
一般式(h)中、イオン性親水性基を1〜2個有することが好ましく、1個有することがより好ましい。
一般式(h)中、nhは0〜4の整数を表す。nhが2以上であるとき、複数のXhは同じであっても異なっていてもよい。
nhは、合成適正の観点から、0〜2が好ましく、0〜1がより好ましい。
一般式(i):
Figure 0006310891
一般式(i)中、Ri及びRiは各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、イオン性親水性基を少なくとも一つ有する。
Ri及びRiが置換若しくは無置換のアルキル基を表す場合のアルキル基としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、炭素数1〜2のアルキル基がより好ましい。アルキル基としては具体的には、エチル基、メチル基、ブチル基が好ましい。また、アルキル基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、カルボキシル基、スルホ基、が好ましい。
Ri及びRiが置換若しくは無置換のアリール基を表す場合のアリール基としては、炭素数6〜10のアリール基が好ましく、フェニル基が好ましい。また、アリール基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、スルホ基、カルボキシ基が好ましい。
Ri及びRiが置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す場合のヘテロ環基としては、ピリジル基、ピラゾリル基が好ましい。また、ヘテロ環基が置換基を有する場合の置換基としては上記置換基群Aから選ばれる置換基が挙げられ、スルホ基、カルボキシ基が好ましい。
Ri及びRiは水溶性及び合成適正の観点から、アルキル基又はアリール基であることが好ましい。
一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物は、25℃において、水に対して、1〜70質量%溶解することが好ましく、2〜50質量%溶解することがより好ましい。
一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物中、耐光性の観点から、一般式(b)、(e)又は(h)で表される化合物が好ましく、一般式(e)で表される化合
物がより好ましい。
以下に一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物の具体例を挙げるが、これらに限定されるわけではない。
Figure 0006310891
Figure 0006310891
〔着色組成物〕
本発明の着色組成物は、一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかのキサンテン化合物と、一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される水に可溶な褪色防止剤とを含有する。
本発明で使用するキサンテン化合物に一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される水に可溶な褪色防止剤を加えることで、耐光性が特に向上した。作用機構としては、一般式(a)、(b)、(c)、(d)の化合物においては、キサンテンの光褪色は主に紫外光で起こるため、UV領域の光を遮断することで向上しているものと推測される。一般式(e)、(f)の化合物においては光照射によって生じた染料ラジカルを消光し、続くラジカル連鎖反応を抑制することで、また、一般式(h)、(i)の化合物においては光照射によって生じた活性酸素種が染料を酸化することを防ぐことで各々耐光性が向上しているものと推測される。
また、耐湿性にも優れるという予想外の効果が得られることを見出した。作用機構は不明だが、カチオン性骨格のキサンテン化合物と褪色防止剤が有するアニオン性基が相互作用することで、印画紙上での滲みが押さえられたためと推察している。一般式(g)については作用機構は不明である。
本発明の着色組成物は、媒体を含有させることができるが、媒体として溶媒を用いた場合は特にインクジェット記録用インクとして好適である。本発明の着色組成物は、媒体として、親油性媒体や水性媒体を用いて、それらの中に、本発明の化合物を溶解及び/又は分散させることによって作製することができる。好ましくは、水性媒体を用いる場合である。本発明の着色組成物には、媒体を除いたインク用組成物も含まれる。
本発明において、着色組成物中に含まれる一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物から選択される水に可溶なキサンテン化合物の含有量は、用いられるキサンテン化合物の種類、及び着色組成物を製造するために用いる溶媒成分の種類等により決められるが、着色組成物中のキサンテン化合物の含有量が、着色組成物の総質量に対して1〜20質量%含まれることが好ましく、1〜10質量%含まれることがより好ましく、2〜6質量%含まれることが更に好ましい。
着色組成物中に含まれる水に可溶なキサンテン化合物の含有量を1質量%以上にすることで、印刷したときの記録媒体上におけるインクの発色性を良好にでき、かつ必要とされる画像濃度を確保できる。また、着色組成物中に含まれる水に可溶なキサンテン化合物の合計量を20質量%以下にすることで、インクジェット記録方法に用いた場合に着色組成物の吐出性を良好にでき、しかもインクジェットノズルが目詰まりしにくい等の効果が得られる。
本発明において、着色組成物中に含まれる一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される少なくとも1種の水に可溶な褪色防止剤の含有量としては、0.05〜5質量%含まれることが好ましく、0.1〜4質量%含まれることがより好ましく、0.25〜1.5質量%含まれることが更に好ましい。この範囲とすることにより、色材が有する色相を損なうことなく、良好な耐光性を有する記録画像を実現できる。
一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかの含有量と一般式(a)〜一般式(i)で表される化合物から選択される水に可溶な褪色防止剤の含有量との質量比としては、350/1〜7/3であることが好ましく、35/1〜7/3であることがより好ましく、14/1〜7/3であることが更に好ましい。350/1〜7/3の範囲とすることで、色相を損なうことなく、良好な耐光性を有する記録画像を実現でき、またインク液での保存安定性、インクジェット印刷における目詰まりなどへの信頼性に優れる。
本発明の着色組成物は、必要に応じてその他の添加剤を、本発明の効果を害しない範囲内において含有しうる。その他の添加剤としては、後述のインクジェット記録用インクに使用しうる添加剤が挙げられる。
[インクジェット記録用インク]
次に本発明のインクジェット記録用インクについて説明する。
本発明のインクジェット記録用インクは、本発明の一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかの水に可溶なキサンテン化合物と、一般式(a)〜一般式(i)で表わされる化合物から選択される水に可溶な褪色防止剤とを含有する。
インクジェット記録用インクは、親油性媒体や水性媒体中に本発明の化合物を溶解及び/又は分散させることによって作製することができる。インクジェット記録用インクは、好ましくは水性媒体を用いたインクである。
インクジェット記録用インクは必要に応じてその他の添加剤を、本発明の効果を害しない範囲内において含有することができる。その他の添加剤としては、例えば、乾燥防止剤(湿潤剤)、褪色防止剤、乳化安定剤、浸透促進剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防黴剤、pH調整剤、表面張力調整剤、消泡剤、粘度調整剤、分散剤、分散安定剤、防錆剤、キレート剤等の公知の添加剤が挙げられる。これらの各種添加剤は、水溶性インクの場合にはインク液に直接添加する。油溶性染料を分散物の形で用いる場合には、染料分散物の調製後分散物に添加するのが一般的であるが、調製時に油相又は水相に添加してもよい。
本発明で使用することができる添加剤としては、特開2013−133394公報〔0091〕〜〔0101〕記載の添加剤を使用することができる。使用形態や使用方法などについては、上記特許文献に記載されている内容を好ましく使用することができる。
本発明のインクジェット記録用インク100質量部中、水に可溶なキサンテン化合物を0.2質量%以上10質量%以下含有するのが好ましく、1質量%以上6質量%以下含有するのがより好ましい。また、本発明のインクジェット記録用インクには、水に可溶なキサンテン化合物とともに、他の色素を併用してもよい。2種類以上の色素を併用する場合は、色素の含有量の合計が上記範囲となっているのが好ましい。
本発明のインクジェット記録用インクは、粘度が30mPa・s以下であるのが好ましい。また、その表面張力は25mN/m以上70mN/m以下であるのが好ましい。粘度及び表面張力は、種々の添加剤、例えば、粘度調整剤、表面張力調整剤、比抵抗調整剤、皮膜調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、褪色防止剤、防黴剤、防錆剤、分散剤及び界面活性剤を添加することによって、調整できる。
本発明のインクジェット記録用インクは、様々な色調のインク用いることができるが、マゼンタ色調インクに用いることが好ましい。また、単色の画像形成のみならず、フルカラーの画像形成に用いることができる。フルカラー画像を形成するために、マゼンタ色調インク、シアン色調インク、及びイエロー色調インクを用いることができ、また、色調を整えるために、更にブラック色調インクを用いてもよい。
適用できる色素としては、任意のものを使用することが出来る。例えば、特開2013−133394公報〔0105〕〜〔0108〕記載の色素などが挙げられる。
本発明のインク組成物は、印捺、複写、マーキング、筆記、製図、スタンピングなどの記録方法に使用でき、特にインクジェット記録方法における使用に適する。
[インクジェット記録方法]
本発明は、本発明の着色組成物又はインクジェット記録用インクを用いて、画像形成するインクジェット記録方法にも関する。
本発明のインクジェット記録方法は、インクジェット記録用インクにエネルギーを供与して、公知の受像材料、即ち普通紙、樹脂コート紙、例えば特開平8−169172号公報、同8−27693号公報、同2−276670号公報、同7−276789号公報、同9−323475号公報、特開昭62−238783号公報、特開平10−153989号公報、同10−217473号公報、同10−235995号公報、同10−337947号公報、同10−217597号公報、同10−337947号公報等に記載されているインクジェット専用紙、フィルム、電子写真共用紙、布帛、ガラス、金属、陶磁器等に画像を形成する。
画像を形成する際に、光沢性や耐水性を与えたり耐候性を改善する目的からポリマー微粒子分散物(ポリマーラテックスともいう)を併用してもよい。ポリマーラテックスを受像材料に付与する時期については、着色剤を付与する前であっても,後であっても、また同時であってもよく、したがって添加する場所も受像紙中であっても、インク中であってもよく、あるいはポリマーラテックス単独の液状物として使用しても良い。具体的には、特願2000−363090号、同2000−315231号、同2000−354380号、同2000−343944号、同2000−268952号、同2000−299465号、同2000−297365号等の各明細書に記載された方法を好ましく用いることができる。
[インクジェットプリンタカートリッジ、及びインクジェット記録物]
本発明のインクジェット記録用インクカートリッジは、上記した本発明のインクジェット記録用インクを充填したものである。また、本発明のインクジェット記録物は、上記した本発明のインクジェット記録用インクを用いて、被記録材に着色画像を形成したものである。
本発明のインクを用いてインクジェットプリントをするのに用いられる記録紙及び記録フィルムについては、例えば、特開2013−133394公報〔0112〕〜〔0121〕に記載のものを適用することができる。
本発明のインクは、インクジェットの記録方式に制限はなく、公知の方式、例えば静電誘引力を利用してインクを吐出させる電荷制御方式、ピエゾ素子の振動圧力を利用するドロップオンデマンド方式(圧力パルス方式)、電気信号を音響ビームに変えインクに照射して、放射圧を利用してインクを吐出させる音響インクジェット方式、及びインクを加熱して気泡を形成し、生じた圧力を利用するサーマルインクジェット方式等に用いられる。インクジェット記録方式には、フォトインクと称する濃度の低いインクを小さい体積で多数射出する方式、実質的に同じ色相で濃度の異なる複数のインクを用いて画質を改良する方式や無色透明のインクを用いる方式が含まれる。
以下、実施例を示して本発明を詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。例中の「%」及び「部」は、特記ない限り、質量%及び質量部である。
(合成例1)例示化合物(1−8)の合成
例示化合物(1−8)は、例えば下記スキームに従い、合成することができる。
Figure 0006310891

(中間体(B)の合成)
3',6'-ジクロロスピロ[3H−2,1−ベンゾオキサチオール−3,9'−[9H]キサンテン]−1,1−ジオキシド(中外化成製、DCSF(商品名))20g、2,4−ジアミノメシチレン−6−スルホン酸46g、ジアザビシクロウンデセン(DBU)30g、塩化亜鉛6.7gをエチレングリコール250gに添加し、150℃で6時間反応させた。得られた反応液を室温に冷却し、アセトニトリル1Lに注ぎ入れ、得られた結晶をカラムクロマトグラフィ(充填剤:セファデックスLH−20(ファルマシア製)、展開溶媒:水/メタノール)で精製し、中間体(B)を得た。収量7.7g、収率19%、MS(m/z)=836([M−1]、100%)。
(例示化合物(1−8)の合成)
中間体(B)4gを、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)56mLに溶解させ、内温を0℃まで冷却した。ここにクロロぎ酸フェニル(東京化成製)4.8mLを内温を5℃以下に保ちながら滴下した後に、室温で90分反応させた。再度内温を0℃まで冷却し、イソプロピルアミン(和光純薬製)4.0mLを内温10℃以下で滴下した後に、室温で30分撹拌した。得られた反応液を大過剰の酢酸エチルに注ぎ入れ、析出した固体をろ別した。得られた固体を水に溶解させ、希水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整し、得られた水溶液をカラムクロマトグラフィ(充填剤:セファデックスLH−20(ファルマシア製)、展開溶媒:水/メタノール)で精製した。ロータリーエバポレーターで濃縮したのちに、再度水に溶解させ、強酸性イオン交換樹脂(アンバーライトIR120−H(商品名)、オレガノ社製)を通液させた後に、希水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを7に調整し、メンブレンフィルターを用いて除塵ろ過を行ったのちに、ロータリーエバポレーターを用いて濃縮乾固して、例示化合物(1−8)の緑色光沢固体を得た。収量3.1g、収率67%。MS(m/z)=962([M−1]、100%)。例示化合物(1−8)の希薄水溶液中での吸収スペクトルの吸収極大波長は531nm、モル吸光係数は65000であった。
(合成例2)例示化合物(4−1−1)の合成
例示化合物(4−1−1)は例えば以下スキームに従って合成することができる。
Figure 0006310891
〔中間体(C)の合成〕
中間体(B)20gをN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)120mLに溶解させ、内温を0℃まで冷却した。ここにイソブチリルクロリド(東京化成製)10mLを内温を5℃以下に保ちながら滴下した後に、0〜5℃で90分反応させた。得られた反応液を酢酸エチル1500mLに注ぎ入れ、析出した結晶をろ別した後に水200mLに溶解させ、希水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整し、得られた水溶液をカラムクロマトグラフィ(充填剤:セファデックスLH−20(ファルマシア製)、展開溶媒:水/メタノール)で精製した。ロータリーエバポレーターで濃縮したのちに、再度水に溶解させ、強酸性イオン交換樹脂(アンバーライトIR124−H(商品名)、オレガノ社製)を通液させた後に、希水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを7に調整し、メンブレンフィルターを用いて除塵ろ過を行ったのちに、ロータリーエバポレーターを用いて濃縮乾固して、中間体(C)の緑色光沢固体を得た。収量22g、MS(m/z)=884.2([M−Na]、100%)。
〔中間体(D)の合成〕
中間体(C)22gをN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)120mLに溶解させ、内温を0℃まで冷却した。ここにクロロぎ酸フェニル(東京化成製)5mLを内温を5℃以下に保ちながら滴下した後に、0〜5℃で90分反応させた。得られた反応液を酢酸エチル1500mLに注ぎ入れ、析出した結晶をろ別した後に水200mLに溶解させ、希水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整し、得られた水溶液をカラムクロマトグラフィ(充填剤:セファデックスLH−20(ファルマシア製)、展開溶媒:水/メタノール)で精製した。ロータリーエバポレーターで濃縮したのちに、再度水に溶解させ、強酸性イオン交換樹脂(アンバーライトIR124−H(商品名)、オレガノ社製)を通液させた後に、希水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを7に調整し、メンブレンフィルターを用いて除塵ろ過を行ったのちに、ロータリーエバポレーターを用いて濃縮乾固して、中間体(D)の緑色光沢固体を得た。収量20g、MS(m/z)=1004([M−Na]、100%)。
〔例示化合物(4−1−1)の合成〕
中間体(D)3.0gをN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)30mLに溶解させ、内温を0℃まで冷却した。ここにエチレンジアミン0.2gをN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)10mLに溶解させた液を30分間かけて滴下したのちに室温で24時間反応させた。反応液を300mLのイソプロピルアルコール中に注ぎ入れ析出した結晶をろ別し、水100mLに再溶解させた。強酸性イオン交換樹脂(アンバーライトIR−124H(商品名)、オルガノ製)に通液した後に、希水酸化ナトリウム水溶液を用いて、pHを7.0に調整した。水溶液を透析膜(分画分子量3500、Spectra/Por3 Dialysis Membrane(商品名、スペクトラム=ラボラトリー社製))を用いて、無機塩を除去した後に、濃縮乾固し例示化合物(4−1−1)の金属光沢結晶2.5gを得た。例示化合物(4−1−1)の希薄水溶液のUV-Visスペクトルの吸収極大波長は532nmであった。
その他の例示化合物に関しても、上記方法に準じて合成することができる。
〔実施例1〜45、比較例1〜19〕
<インク組成物の調製>
下記の組成からなるインク組成物を、30〜40℃で加熱しながら1時間撹拌した。その後KOH 10mol/LにてpH=9に調製し、平均孔径0.25μmのミクロフィルターで減圧濾過しマゼンタ用インク液を調製した。
なお、下記表1中の数値は、各成分の質量比を表す。
実施例26〜37、及び43は、それぞれ参考例26〜37、及び43に読み替えるものとする。
インク組成物
表1記載の染料化合物 表1記載の添加量
表1記載の褪色防止剤 0.2質量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10質量%
グリセリン 10質量%
トリエチレングリコール 5質量%
オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面活性剤、日信化学工業製)
2質量%
水 残量
Figure 0006310891
Figure 0006310891
Figure 0006310891
(画像記録及び評価)
以上の各実施例及び比較例のインクジェット記録用インクについて、下記評価を行った。その結果を表1に示した。
なお、表1において、耐光性及び耐湿性は、各インクジェット記録用インクを、インクジェットプリンター(EPSON(株)社製;PM−700C)でフォト光沢紙(EPSON社製PM写真紙<光沢>(KA420PSK、EPSON))に画像を記録した後で評価したものである。
<耐光性>
OD(Optical Density)が0.9〜1.1の範囲に入るように印加Dutyを調整して、マゼンタのベタ印字を行い、得られた印刷物を、Xenon耐光性試験機XL−75s(商品名:(株)スガ試験機製)を用い、23℃、相対湿度50%、照度75000lux条件にて10日間の曝露を行った。
曝露後、印刷物のOD値を、反射濃度計(「Spectrilino」(商品名:Gretag社製)を用いて測定し、次式より光学濃度残存率(ROD)を求め、下記判定基準により評価した。
ROD(%)=(D/D0)×100
D:暴露試験後のOD
D0:暴露試験前のOD
(測定条件 光源:D50、視野角:2°、DIN−NB)
S: RODが95%以上の場合
A: RODが90%以上95%未満の場合
B: RODが80%以上90%未満の場合
C: RODが70%以上80%未満の場合
D: RODが60%以上70%未満の場合
E: RODが60%未満の場合
<耐湿性>
インクジェット記録の際、チェック柄のパターン(濃度100%と0%の1.5mm角を有する正方形を交互に組み合わせたパターン)を作成し、コントラストの高いマゼンタ−ホワイトのチェック柄の印画物を得た。印画後、24時間乾燥を行ったチェック柄の印画物を80℃、相対湿度70%の条件で7日間放置し、着色部分からホワイト部分へのにじみの程度を目視で評価し、にじまない場合をA、少しにじむ場合をB、大きくにじむ場合をCとして、三段階で評価した。
本願例示化合物以外に、実施例及び比較例に用いた化合物を以下に示す。
Figure 0006310891
Figure 0006310891

Figure 0006310891
結果からわかるように、一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかと、一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される水に可溶な褪色防止剤とを含む本発明の着色組成物を用いた実施例のインクは、耐光性及び耐湿性に優れている。

Claims (9)

  1. 一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物の少なくともいずれか1種と、一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される少なくとも1種の水に可溶な褪色防止剤とを含む着色組成物。
    Figure 0006310891

    Figure 0006310891

    一般式(1)及び一般式(2)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X、X、X及びXは各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
    一般式(3):
    Figure 0006310891

    一般式(3)中、Lは2価の連結基を表し、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を2個取り除いた部分構造を表す。nは、2〜100を表
    す。
    一般式(4):
    Figure 0006310891

    一般式(4)中、Lはn価の連結基を表し、Dは一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物から水素原子を1個取り除いた部分構造を表す。nは、2〜6の整数を表す。
    Figure 0006310891

    Figure 0006310891

    一般式(1)及び一般式(2)中、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 、R 10 、R 11 、R 12 、R 14 、R 15 、R 16 、R 17 、R 19 及びR 20 は各々独立に水素原子又は置換基を表し、X 、X 、X 及びX は各々独立に、ヒドロキシル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基、置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のヘテリルアミノ基、置換若しくは無置換のカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアシルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノカルボニルオキシ基、置換若しくは無置換のスルホニルアミノ基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、置換若しくは無置換のウレイド基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、又は置換若しくは無置換のアリールチオ基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
    一般式(a):
    Figure 0006310891

    一般式(a)中、Xa及びXaは各々独立に置換基を表す。na及びnaは各々独立に0〜4の整数を表す。na及びnaがそれぞれ2以上であるとき、複数のXa及びXaはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(a)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(b):
    Figure 0006310891

    一般式(b)中、Rbは置換若しくは無置換のアルキル基、ハロゲン原子、置換若しくは無置換のアルキルオキシ基、置換若しくは無置換のアミノ基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアリールオキシ基、置換若しくは無置換のアリールアミノ基、置換若しくは無置換のアリールチオ基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表し、Xb及びXbは各々独立に置換基を表す。nb及びnbは各々独立に0〜4の整数を表す。nb及びnbがそれぞれ2以上であるとき、複数のXb及びXbはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(b)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(c):
    Figure 0006310891


    一般式(c)中、Xc及びXcは各々独立に置換基を表す。nc及びncは各々独立に0〜4の整数を表す。nc及びncがそれぞれ2以上であるとき、複数のXc及びXcはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(c)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(d):
    Figure 0006310891


    一般式(d)中、Rdは水素原子又は置換若しくは無置換のアルキル基を表し、Xd及びXdは各々独立に置換基を表す。
    nd及びndは各々独立に0〜4の整数を表す。nd及びndがそれぞれ2以上であるとき、複数のXd及びXdはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(d)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(e):
    Figure 0006310891


    一般式(e)中、Re及びReは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xeは置換基を表す。neは0〜3の整数を表す。neが2以上であるとき、複数のXeは同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(e)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(f):
    Figure 0006310891

    一般式(f)中、Rf、Rf、Rf及びRfは各々独立に置換又は無置換のアルキル基を表し、Xfは置換基を表し、Yは水素原子、酸素ラジカル、ヒドロキシ基、置換若しくは無置換のアルキル基又は置換若しくは無置換のアルコキシ基を表す。nfは0〜2nf+2の整数を表す。nfが2以上であるとき、複数のXfは同じであっても異なっていてもよい。nfは1〜5の整数を表す。但し、一般式(f)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(g):
    Figure 0006310891

    一般式(g)中、Xg及びXgは各々独立に置換基を表す。ng及びngは各々独立に0〜4の整数を表す。ng及びngがそれぞれ2以上であるとき、複数のXg及びXgはそれぞれ同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(g)で表される化合物は、下記条件g1及び条件g2の少なくとも一方を満たす。
    条件g1:一般式(g)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    条件g2:一般式(g)中、親水性基を少なくとも2つ有する。
    一般式(h):
    Figure 0006310891


    一般式(h)中、Rh及びRhは各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、−ORhは、−ORhに対してオルト位又はパラ位となる。Xhは置換基を表す。nhは0〜4の整数を表す。nhが2以上であるとき、複数のXhは同じであっても異なっていてもよい。但し、一般式(h)中、イオン性親水性基を少なくとも1つ有する。
    一般式(i):
    Figure 0006310891

    一般式(i)中、Ri及びRiは各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基を表す。但し、イオン性親水性基を少なくとも一つ有する。
  2. 前記一般式(1’)、一般式(2’)、一般式(1)又は一般式(2)で表される化合物が下記一般式(1−1)又は一般式(2−1)で表される化合物である請求項1に記載の着色組成物。
    Figure 0006310891

    Figure 0006310891

    一般式(1−1)及び一般式(2−1)中、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、R14、R15、R16、R17、R19及びR20は各々独立に水素原子又は置換基を表し、R101、R102、R103及びR104は各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表し、Mは各々独立に水素原子又はアルカリ金属を表し、n1、n2、n3及びn4は各々独立に0又は1を表す。
  3. 前記R101、R102、R103及びR104が各々独立に置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のヘテロ環基、置換若しくは無置換のスルホニル基、置換若しくは無置換のアルコキシカルボニル基、置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、置換若しくは無置換のモノアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアルキルアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のモノアリールアミノカルボニル基、置換若しくは無置換のジアリールアミノカルボニル基、又は置換若しくは無置換のアルキルアリールアミノカルボニル基を表す、請求項2に記載の着色組成物。
  4. 前記一般式(1’)、一般式(2’)、一般式(1)、一般式(2)、一般式(1−1)又は一般式(2−1)中のR、R、R、R10、R11、R15、R16及びR20が各々独立に炭素数1〜6のアルキル基を表す請求項1〜3のいずれか1項に記載の着色組成物。
  5. 前記一般式(1’)、一般式(1)又は一般式(1−1)中のR及びRが各々独立にスルホ基を表す請求項1〜4のいずれか1項に記載の着色組成物。
  6. 一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかを1〜20質量%含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の着色組成物。
  7. 一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、一般式(3)で表される繰り返し単位を有する化合物、及び一般式(4)で表される化合物のいずれかの含有量と一般式(a)〜一般式(i)のいずれかで表される化合物から選択される水に可溶な褪色防止剤の含有量との質量比が350/1〜7/3である請求項1〜6のいずれか1項に記載の着色組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の着色組成物を含有するインクジェット記録用インク。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の着色組成物又は請求項8に記載のインクジェット記録用インクを用いて、画像形成するインクジェット記録方法。
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