[go: up one dir, main page]

JP6310045B1 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路 Download PDF

Info

Publication number
JP6310045B1
JP6310045B1 JP2016239343A JP2016239343A JP6310045B1 JP 6310045 B1 JP6310045 B1 JP 6310045B1 JP 2016239343 A JP2016239343 A JP 2016239343A JP 2016239343 A JP2016239343 A JP 2016239343A JP 6310045 B1 JP6310045 B1 JP 6310045B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
sub
output
circuit
main amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016239343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018098565A (ja
Inventor
貴幸 宮島
貴幸 宮島
Original Assignee
アキュフェーズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アキュフェーズ株式会社 filed Critical アキュフェーズ株式会社
Priority to JP2016239343A priority Critical patent/JP6310045B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6310045B1 publication Critical patent/JP6310045B1/ja
Publication of JP2018098565A publication Critical patent/JP2018098565A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】歪性能を向上させた増幅回路を提供する。【解決手段】増幅する信号Sを入力する主増幅器反転入力端子12aと、接地に接続した主増幅器非反転入力端子12b、および増幅された信号を出力する主増幅器増幅出力端子12cを有し、前記主増幅器増幅出力端子12cの信号を前記主増幅器非反転入力端子12bにフィードバックする主増幅器帰還回路121を有する主増幅器12と、主増幅器12の主増幅器反転入力端子12aと主増幅器非反転入力端子12bに現れる電位との差分を増幅して副増幅器増幅出力として出力する副増幅器14と、主増幅器12の主増幅器増幅出力端子12cに接続されて、当該主増幅器12の主増幅器増幅出力から前記副増幅器14の副増幅器増幅出力を減算する出力合成回路15を具備し、合成回路15の出力を回路の出力とした。【選択図】図1

Description

本発明は、増幅回路に係り、特にフィードフォワードを用いた反転増幅回路の出力における歪成分等を低減した増幅回路に関する。
オーディオ機器や測定器などの増幅回路の出力に残留する歪成分は、当該オーディオ機器や測定器などの商品価値を著しく低下させる。この種の増幅回路には、演算増幅器(オペアンプ)を用いるのが一般的である。演算増幅器はFETなどの増幅素子を含む複数素子で構成され、これら素子が有する非直線性が増幅出力に歪成分として現れる。この歪成分を減少させるため、従来から所謂、フィードフォワードやフィードバックなどの利得制御が行われている。この種の従来技術を開示したものとしては、例えば、特許文献1を挙げることができる。
図6は、従来のフィードフォワードを用いたオーディオ信号増幅回路の基本構成例を説明する回路図で、特許文献1に開示された回路である。図6において、信号入力端子10の入力信号Sは、入力側合成回路11の一方の入力端子(第1入力端子)と差動増幅器14の一方の入力に接続される。入力側合成回路11の出力は増幅器(主増幅器)12の第1入力端子に入力され、増幅されて出力側合成器15の一方の入力となる。また、主増幅器12の出力は帰還率β1の帰還回路13を経由して入力側合成回路11の一方の入力に印加されると共に、差動増幅回路14の他方の入力に接続される。そして、差動増幅回路14の出力は出力側合成器15の他方の入力に接続される。
以下、図6に示した従来技術における歪成分の低減メカニズムについて説明する。主増幅器12は利得(裸利得)A1で、その出力に歪成分Nを含む。帰還回路13によって帰還率β1のフィードバックがかけられている。これにより、主増幅器12の歪は、略々[N/(1+β1・A1)]となる。帰還率β1の帰還回路13を経由して戻った信号には出力のβ1倍の歪が含まれているので、差動増幅回路14で入力信号と帰還信号の差をとり、逆相の歪成分を増幅し、出力側合成器15で主増幅器12の出力と加算することで歪成分を打ち消している。
差動増幅回路14の利得をA2とし、出力側合成器15の出力における歪レベルは、
[N/(1+β1・A1)]−β1[N/(1+β1・A1)]・A2
=(1−β1・A2)・[N/(1+β1・A1)]
となって、A2≒1/β1のときに歪は大幅に低減する。
一方、入力信号をSとしたとき、
主増幅器12の出力=A1/(1+β1・A1)・S
帰還回路13の出力=[β1・A1/(1+β1・A1)]・S
差動増幅回路14の出力={S−β1・[A1/(1+β1・A1)]・S}・A2=[A2/(1+β1・A1)]・S
であり、
出力側合成器15の出力={[A1/(1+β1・A1)]・S}+{[A2/(1+β1・A1)]・S}=[(A1+A2)/(1+β1・A1)]・S
となる。
特公平04−6129号公報
図7は、図6に示したオーディオ増幅回路の具体例を説明する回路図である。図7中、図6と同じ参照符号は同一機能部分を示し、17は第1の副増幅器、18は第2の副増幅器で、これら第1の副増幅器17、第2の副増幅器18および抵抗R3乃至R6、可変抵抗R7で差動増幅回路14を構成している。主増幅器12の非反転入力には信号入力端子10に印加される外部からの入力信号(オーディオ信号等)が印加される。そして、反転入力端子には帰還回路13を経由した負帰還信号が印加される。
非反転増幅器である主増幅器12の入力信号電圧と出力信号電圧との電位差を取り出すために差動増幅回路14(比較器)が設けられている。ここで、差動増幅回路14を構成する第1の副増幅器17、第2の副増幅器18には、主増幅器12よりも低歪の増幅器を用いなければ歪の低減効果が得られない。第1の副増幅器17の入力は主増幅器12の出力電圧にその帰還率を掛け合わせた電圧である。一方、差動増幅回路14の増幅率はその帰還率の逆数に設定する必要がある。従って、第1の副増幅器17、第2の副増幅器18の歪が出力端子16に現れる。
上記したように、この種の従来技術の増幅回路では、以下に列挙するような課題を有している。すなわち、
(1)主増幅器の入力端子間電位差の取り出しに差動増幅回路14(比較器)が必要であり、第1の副増幅器17、第2の副増幅器18として主増幅器12よりも低歪の増幅器を用いる必要がある。
(2)従来の回路構成では歪の置き換えをしていることに過ぎず、歪性能の改善限界は個々の増幅器の持つ歪性能と同等であり、これを超える歪性能の改善は得られない。
(3)また、当該回路構成では、差動増幅器14を構成する第1の副増幅器17と第2の副増幅器18の二基分のノイズが足し込まれるため、ノイズ低減の点において不利である。
(4)さらに、差動増幅回路として二基の増幅器(第1の副増幅器17、第2の副増幅器18)を追加する必要があり、実装基板の面積とフットプリントの増加をもたらし、製造コストが増す。
本発明の目的は、前記従来技術が持つ諸課題を解決して歪性能を向上させた増幅回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、主増幅器として用いる反転増幅器の非反転入力端子を接地して使用する。すなわち、反転増幅器の入力端子と出力端子の間の差分信号は反転入力端子に現れる信号そのものであることから、前記した従来の回路構成における比較器14を不要とし、追加する副増幅器をフィードフォワード用の一基のみで構成した。本発明の代表的な構成を記述すれば、以下のようになる。なお、構成の説明を明確にするため、後述する実施例の図面に付した参照符号を参考として併記する。
(一)主増幅器の増幅出力における信号歪と雑音を低減して高品質の増幅信号を得るための増幅回路であって、
増幅する信号(S)を入力する主増幅器反転入力端子(12a)と、前記増幅回路の共通電位に接続した主増幅器非反転入力端子(12b)、および増幅された信号を出力する主増幅器増幅出力端子(12c)を有し、前記主増幅器増幅出力端子(12c)の信号を前記主増幅器反転入力端子(12a)にフィードバックする主増幅器帰還回路(121)を有する主増幅器(12)と、
前記主増幅器(12)の主増幅器反転入力端子(12a)と前記主増幅器非反転入力端子(12b)に現れる電位との差分を増幅して副増幅器増幅出力として出力する副増幅器(14)と、
前記主増幅器(12)の主増幅器増幅出力端子(12c)に接続されて、当該主増幅器(12)の主増幅器増幅出力から前記副増幅器(14)の副増幅器増幅出力を減算する出力合成回路(15)を具備し、
前記合成回路(15)の出力を回路の出力としたことを特徴とする。
(二)前記副増幅器(14)は、副増幅器反転入力端子(14a)と副増幅器非反転入力端子(14b)および副増幅器増幅出力端子(14c)を有し、
前記副増幅器増幅出力端子(14c)を前記副増幅器反転入力端子(14a)にフィードバックする副増幅器帰還回路(141)を有し、
前記副増幅器反転入力端子(14a)を抵抗を介して前記増幅回路の共通電位に接続してなり、
前記主増幅器(12)の前記主増幅器反転入力端子(12a)に入力する前記主増幅器帰還回路(121)の帰還信号を前記副増幅器非反転入力端子(14b)に接続してなることを特徴とする。
本発明は上記の構成及び後述する実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明によれば、増幅回路の共通電位を基準として主増幅器反転入力端子と非反転入力端子の差分を取り出す構成としたことで、従来の比較器が不要となる。すなわち、副増幅器の歪率が主増幅器のそれよりも低歪である必要がなく、採用する増幅器(オペアンプ)の歪特性に特別な配慮をする必要がないため、全体として低コスト化を図ることができる。
本発明に係る増幅回路では、その副増幅器に入力される電圧は主増幅器の歪やノイズなどの誤差信号のみであり、副増幅器の歪が影響を及ぼすのはこれらの誤差要因に対してである。主増幅器の歪は出力に比較して小さいが、副増幅器による歪の影響も又小さいため、結果として歪は極小化されて全体に与える影響は小さい。
従来の技術では、個々の増幅器の歪性能を超える歪性能を得ることはできなかったが、本発明に係る回路構成によれば、個々の増幅器の歪性能を超える歪性能を得ることが可能である。
そして、主増幅器のノイズは、副増幅器から出力され、減算器により逆相で足し込まれるノイズにより打ち消される為、出力信号に現れるノイズは副増幅器一基分のノイズのみである。さらに、前記したように、増幅器が一基で足りる回路構成であるため、基板の面積を低減でき、全体としてのコスト低減を図ることができる。
本発明に係る増幅回路の実施例1を説明する回路図である。 図1に示した本発明に係る増幅回路の歪低減の機能と動作を詳細に説明するための回路図である。 図1に示した本発明に係る増幅回路のノイズ低減の機能と動作を詳細に説明するための回路図である。 本発明に係る増幅回路の応用例1の説明図である。 本発明に係る増幅回路の応用例2の説明図である。 従来のフィードフォワードを用いたオーディオ信号増幅回路の基本構成例を説明する回路図である。 図6に示したオーディオ増幅回路の具体例を説明する回路図である。
以下、本発明に係る増幅回路の実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る増幅回路の実施例1を説明する回路図である。図1において、この増幅回路は、増幅する信号Vi(S)を入力する主増幅器反転入力端子12aと、接地に接続した主増幅器非反転入力端子12b、および増幅された信号を出力する主増幅器増幅出力端子12cを有する主増幅器12を具備する。主増幅器12は、その主増幅器出力端子12cの信号を前記主増幅器反転入力端子12aにフィードバックする主増幅器帰還回路121を有する。なお、図1乃至図5における主増幅器帰還回路121は、図6および図7で説明した帰還率β1の帰還回路13に対応する。
そして、主増幅器12の主増幅器反転入力端子12aと主増幅器非反転入力端子12bに現れる電位との差分を増幅して副増幅器増幅出力として出力する副増幅器14を備える。また、主増幅器12の主増幅器増幅出力端子12cに接続されて、当該主増幅器12の主増幅器増幅出力から前記副増幅器14の副増幅器増幅出力を減算する出力合成回路15を具備し、合成回路15の出力を増幅回路の出力としている。
図2は、図1に示した本発明に係る増幅回路の歪低減の機能と動作を詳細に説明するための回路図である。図1と同一符号は同一機能部分に対応する。図2において、参照符号20で示した“X”は主増幅器12で発生する歪成分を、参照符号21で示した“Y”は副増幅器14で発生する歪成分をそれぞれ模式的に示したものである。
主増幅器12は反転増幅器で、この増幅器が理想的な増幅器であるとすると、入力Viに対するその出力V0は(1)式で表わされる。ただし、帰還率βは(2)式とする。
0=(1−β)Vi/β……(1)
β=R1/(R1+R2)……(2)
ただし、現実には主増幅器12が理想的な特性を持たないため、出力に歪が発生する。この歪は理想的な出力Voに対し“X”の割合で発生するものとして表わせるので、歪成分をVo・Xと示すことができる。したがって、実際の出力は理想的な出力にVo・Xを加算して(3)式で表される。
0+V0・X……(3)
主増幅器12の主増幅器反転入力端子の電圧V-は、帰還率βを用いて(4)式で表される。
-=(V0+V0・X)・β+(1−β)・Vi
=−(1−β)・Vi+Vo・X・β+(1−β)・Vi
=V0・X・β……(4)
一方、副増幅器14は非反転増幅器であり、その入力は主増幅器12の主増幅器反転入力端子12aの電圧V-である。主増幅器12と同様に、副増幅器14を理想的な増幅器とした出力をVEとし、このVEに対して“Y”の割合で歪が発生するものとすると、その出力は(5)式で表される。また、帰還率βEを(7)として、増幅器14の出力は(6)式で表される。
E+VE・Y……(5)
E=(1/βE)・V-……(6)
βE=R3/(R3+R4)……(7)
βE=βと設定し、(5)式に(6)式および(4)式を代入して纏めると、副増幅器14の増幅出力は(8)式と求まる。回路全体の出力VSは主増幅器12の増幅出力から副増幅器の増幅出力を差し引いたものであるから、(3)式から(8)式を減算して(9)式で表わされる。
E+VE・Y=V0・X+V0・X・Y……(8)
S=V0+V0・X−(V0・X+V0・X・Y)
=V0−V0・X・Y……(9)
(9)式より、回路全体の出力(増幅回路の出力)VSについて、第一項は主増幅器12の理想的な増幅出力を表している。第二項は出力の歪を示す。主増幅器12の歪に対し、副増幅器l4の歪の割合が掛け合わされている。通常、増幅器の出力に対する歪の割合は1を大きく下回る値であるから、主増幅器12の歪と副増幅器14の歪が掛け合わされることで、回路全体の出力VSに現れる歪は主増幅器12のみの場合より大幅に低減される。歪の低減効果は副増幅器14の歪の割合が1未満の時に現れる。これは十分容易に実現可能である。
従来技術の増幅回路について上記と同様の機能と動作を前記図78を参照して説明する。主増幅器12の出力は、その理想的な出力V0に、当該理想的な出力に対しXの割合で発生する歪“X”を加え、前記(3)式で示される。第1の副増幅器17の入力信号はV-であり、これは主増幅器12の帰還信号であるから、(10)式で表わされる。
-=β(V0+V0・X)……(10) β=R1/(R1+R2
ここで、歪の打ち消し効果を最大とするには、特許文献1に記載され図7で説明したように比較器の増幅率を[1/β]に設定する必要がある。比較器として同相入力除去作用を最大としつつ[1/β]の増幅率とするために、非反転増幅器である第1の副増幅器17の仕上がり利得を(11)式、反転増幅器である第2の副増幅器18の仕上がり利得を(12)式とする。
1/(1−β)……(11)
(1−β)/β……(12)
第1の副増幅器17の出力は、入力信号がV-、利得が(11)式のとおりであり、加えて当該第1の副増幅器17自身の出力に対しYの割合で歪が発生するから、
1+V1・Y=[1/(1−β)]・V-+[1/(1−β)]・V-・Y
=[β/(1−β)]・(V0+V0・X)
+[β・Y/(1−β)]・(V0+V0・X)……(13)
である。
同様に、第2の副増幅器18の出力は、非反転入力がViであることに注目して、歪の割合をZとすると、
2+V2・Z=(1/β)・Vi−(1−β)/β[(V1+V1・Y)
+(V1+V1・Y)・Z]
=V0−(1−β)/β{[β/(1−β)]・(V0+V0・X)
+[β・Y/(1−β)]・(V0+V0・X)
+[β・Z/(1−β)]・(V0+V0・X)
+[β・Y・Z/(1−β)]・(V0+V0・X)}
=V0−V0−V0・X−V0・Y−V0・Z−V0・X・Y
−V0・X・Z−V0・Y・Z−V0・X・Y・Z
……(14)
である。
したがって、出力VSは(15)式のとおりの、
S=V0−V0・Y-V0・Z−V0・X・Y−V0・X・Z
−V0・Y・Z−V0・X・Y・Z……(15)
上記(15)式において、第一項が回路の理想的な出力である。第二項以降は歪を示している。特に問題となるのが第二項及び第三項であり、理想的な出力に対し第1の副増幅器17の歪が直接掛け合わされている。即ち、出力VSには第1の副増幅器17及び第2の副増幅器18による歪がそのまま現れることを示している。つまり、第1の副増幅器17及び第2の副増幅器18には少なくとも主増幅器12よりも歪性能の良い増幅器を用いなければ歪の低減効果が得られないことを示している。
つまり、従来の技術では、主増幅器12の歪を差動増幅器14の歪に置き換えているに過ぎず、個々の増幅器の性能を上回る歪性能を得ることはできない。
上記の説明から明らかなように、図2に示した本発明に係る増幅回路の構成とすることにより、個々の増幅器の歪性能を上回る歪低減効果を得ることができる。
図3は、図1に示した本発明に係る増幅回路のノイズ低減の機能と動作を詳細に説明するための回路図である。図1と同一符号は同一機能部分に対応する。図中に各点の電圧を付記してある。VN、VNEはノイズ成分を模式的に示す。ノイズは回路の各点の電圧に関係なく現れるものであるから、主増幅器12のノイズをVN、副増幅器14のノイズをVNEとし、それぞれの増幅器の出力に加算されるものと考える。
これを解析すると当該増幅回路の出力VSは(16)式で示される。
S=V0+VN−(VN+VNE
=V0+VNE……(16)
つまり、VSに現れるノイズは副増幅器14のノイズのみであり、主増幅器14のノイnズについては打ち消されて出力には現れない。したがって、VNE<VNの場合、ノイズが低減される。
ところで、副増幅器14の出力に現れるのは、主増幅器12の歪、ノイズなどの誤差成分である。これらは主増幅器12の出力に比較して振幅が非常に小さい。つまり、副増幅器14の許容出力は主増幅器12のそれに比べて非常に小さくてよい。
さらに、(9)式に示されたとおり、副増幅器14の歪性能がそれほど良くなくても出力の歪が改善されることが分かっている。このことから、本発明に係る回路構成における副増幅器14の出力振幅、出力電流、歪、の各特性にはそれほど高性能であることが要求されない。
このように、副増幅器14として低ノイズ性能に特化した増幅器を用いることで歪およびノイズの改善効果を同時に得ることができる。通常は、両立が困難である歪とノイズの改善を同時に、かつ容易に実現できることが本発明に係る増幅回路の利点である。
応用例1
図4は、本発明に係る増幅回路の応用例1の説明図である。前記実施例1で説明した本発明に係る主増幅器12が接地電位を基準として出力を取り出す場合、出力合成回路15として第3の増幅器(差動増幅器)19で構成した減算回路とする。主増幅器12と副増幅器14の増幅出力を合成する第3の増幅器19で構成した出力合成回路15は、主増幅器12の主増幅器増幅出力を入力とする第3の増幅器反転入力端子19aと、副増幅器14の副増幅器増幅出力を入力とする第3の増幅器非反転入力19bと、第3の増幅器帰還回路191、および回路出力となる第3の増幅器増幅出力端子19cを有する減算回路である。減算器である第3の増幅器19はフィルタや他の入力信号の加減算器を兼ねることができるため、後段にこのような機能を必要とする回路設計の応用に有効である。
応用例2
図5は、本発明に係る増幅回路の応用例2の説明図である。この回路は電流―電圧変換増幅器に本発明に係る増幅回路を応用したものである。本発明に係る増幅回路の基本構成である主増幅器非反転入力端子12bが接地された主増幅器12の主増幅器反転入力端子12aに入力した電流信号Iiは、主増幅器12の主増幅器増幅出力端子12cと副増幅器14の副増幅器増幅出力端子14c間の電位差Vsとして出力される。すなわち、電流―電圧変換増幅器(I/V増幅器)として動作する。
このように、本発明に係る増幅回路は、オーディオ信号の増幅回路のみでなく、応用例1、応用例2で説明される回路以外にも多種の回路に応用できる。
10・・信号入力端子
11・・入力側合成回路
12・・主増幅器(反転増幅器)
13・・帰還率β1の帰還回路
14・・副増幅器(差動増幅器回路)
15・・出力合成回路
16・・信号出力端子
17・・第1の副増幅器
18・・第2の副増幅器
19・・合成回路(減算回路)
20・・主増幅器の増幅誤差成分(歪、又はノイズ)
21・・副増幅器の増幅誤差成分(歪、又はノイズ)

Claims (2)

  1. 主増幅器の増幅出力における信号歪と雑音を低減して高品質の増幅信号を得るための増幅回路であって、
    増幅する信号を入力する主増幅器反転入力端子と、増幅回路の共通電位に接続した主増幅器非反転入力端子、および増幅された信号を出力する主増幅器増幅出力端子を有し、前記主増幅器増幅出力端子の信号を前記主増幅器反転入力端子にフィードバックする主増幅器帰還回路を有する主増幅器と、
    前記主増幅器の主増幅器反転入力端子と前記主増幅器非反転入力端子に現れる電位との差分を増幅して副増幅器増幅出力として出力する副増幅器と、
    前記主増幅器の主増幅器増幅出力端子に接続されて、当該主増幅器の主増幅器増幅出力から前記副増幅器の副増幅器増幅出力を減算する出力合成回路を具備し、
    前記合成回路の出力を回路の出力としたことを特徴とする増幅回路。
  2. 前記副増幅器は、副増幅器反転入力端子と副増幅器非反転入力端子および副増幅器増幅出力端子を有し、
    前記副増幅器増幅出力端子を前記副増幅器反転入力端子にフィードバックする副増幅器帰還回路を有し、
    前記副増幅器反転入力端子を抵抗を介して前記増幅回路の共通電位に接続してなり、
    前記主増幅器の前記主増幅器反転入力端子に入力する前記主増幅器帰還回路の帰還信号を前記副増幅器非反転入力端子に接続してなることを特徴とする請求項1に記載の増幅回路。
JP2016239343A 2016-12-09 2016-12-09 増幅回路 Active JP6310045B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016239343A JP6310045B1 (ja) 2016-12-09 2016-12-09 増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016239343A JP6310045B1 (ja) 2016-12-09 2016-12-09 増幅回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6310045B1 true JP6310045B1 (ja) 2018-04-11
JP2018098565A JP2018098565A (ja) 2018-06-21

Family

ID=61901995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016239343A Active JP6310045B1 (ja) 2016-12-09 2016-12-09 増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6310045B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6983411B2 (ja) * 2018-09-11 2021-12-17 アキュフェーズ株式会社 増幅回路
FI3719993T3 (fi) 2019-04-02 2023-03-20 QuantalRF AG Radiotaajuustehovahvistinjärjestelmä ja menetelmä sen lähtösignaalin linearisoimiseksi
WO2022067203A1 (en) 2020-09-28 2022-03-31 QuantalRF AG Differential amplifier including dual magnetically coupled feedback loops
US12149216B2 (en) 2021-02-09 2024-11-19 QuantalRF AG System and method for adjusting amplifier bias using envelope tracking
US12424976B2 (en) 2021-02-09 2025-09-23 QuantalRF AG System and method for adjusting amplifier bias current based on input signal envelope tracking
US20240072766A1 (en) 2022-08-31 2024-02-29 QuantalRF AG System and method for coupled resonator filtering

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533518U (ja) * 1978-08-23 1980-03-04
JPH046129B2 (ja) * 1981-09-03 1992-02-04 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH07321569A (ja) * 1994-05-19 1995-12-08 Sony Tektronix Corp 広帯域反転増幅器
JP2004260230A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Nec Kansai Ltd 光電流・電圧変換回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533518U (ja) * 1978-08-23 1980-03-04
JPH046129B2 (ja) * 1981-09-03 1992-02-04 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH07321569A (ja) * 1994-05-19 1995-12-08 Sony Tektronix Corp 広帯域反転増幅器
JP2004260230A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Nec Kansai Ltd 光電流・電圧変換回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018098565A (ja) 2018-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6310045B1 (ja) 増幅回路
US10554189B2 (en) Analogue signal paths
US6329876B1 (en) Noise reduction scheme for operational amplifiers
US8289077B2 (en) Signal processor comprising an amplifier
US20190363679A1 (en) Negative capacitance circuits including temperature-compensation biasings
JP5144704B2 (ja) 差動トランスインピーダンス増幅器
US20080284634A1 (en) Differential amplifying circuit
EP3331160B1 (en) Mems sensor
US10146239B2 (en) Voltage regulator with noise cancellation function
US12088258B2 (en) Preamplifying circuit
US20130113566A1 (en) Variable gain amplifier
JP6509726B2 (ja) 可変の供給電圧のためのスイッチング増幅器
WO2019097870A1 (ja) 計装アンプ
JP3476454B1 (ja) 信号増幅回路
US20020030544A1 (en) System and method providing level shifting in single ended to differential conversion
JP6983411B2 (ja) 増幅回路
JP2010220195A (ja) カレントコンベアベースの計器増幅器
CN109167583B (zh) 跨导放大器
US9900018B1 (en) Methods and systems for reducing transient kickback from an analog-to-digital converter
JP7533034B2 (ja) 電圧増幅回路
US7057463B2 (en) Differential amplifier with improved frequency characteristic
JP2019024153A (ja) デジタルアンプ
JP7191598B2 (ja) 増幅装置
KR20120140550A (ko) 가변 이득 증폭회로 및 이를 포함하는 수신기
US11018634B2 (en) Audio codec circuit and method for processing audio data

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6310045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250