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JP6399381B2 - 吐水装置 - Google Patents

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JP6399381B2
JP6399381B2 JP2013272915A JP2013272915A JP6399381B2 JP 6399381 B2 JP6399381 B2 JP 6399381B2 JP 2013272915 A JP2013272915 A JP 2013272915A JP 2013272915 A JP2013272915 A JP 2013272915A JP 6399381 B2 JP6399381 B2 JP 6399381B2
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Description

本発明は、吐水部から自動的に水を吐出する吐水装置に関する。
便器や洗面台等に設置される吐水装置として、使用者の接近や手の動き等を検知し、これに基づいて水の吐出を自動的に行うものが知られている。このような吐水装置は、使用者の接近等を赤外線センサーによって検知するものが一般的であるが、マイクロ波ドップラーセンサー等のドップラーセンサーによって検知するものも開発されており、既にその普及が始まっている。
ドップラーセンサーは、所定周波数の電波(例えばマイクロ波)を送信し、検知対象(例えば使用者)によって反射された電波を受信することにより、検知対象の動作を検知するものである。具体的には、送信した電波と受信した電波とに基づいてドップラー信号を生成し、当該ドップラー信号の周波数等に基づいて検知対象の動作を検知するものである。赤外線とは異なり、電波は陶器によって遮られることなく透過するため、吐水装置のドップラーセンサーが例えば便器の背面側に配置された場合であっても、検知対象の動作を検知することが可能である。
ところで、公共のトイレ室には複数の便器が並んだ状態で設置されていることが多く、また、手洗い器も複数並んだ状態で設置されていることが多い。この場合、ドップラーセンサーを備えた吐水装置がそれぞれの便器及び手洗い器に設置されるため、一つのトイレ室内に複数のドップラーセンサーが存在することになる。
ドップラーセンサーを備えた便器等がこのように複数並んだ状態で設置された場合には、複数のドップラーセンサー間で電波が干渉することにより、ドップラーセンサーの誤検知が生じてしまう場合がある。すなわち、複数の便器のうち一の便器に搭載された吐水装置のドップラーセンサーが、他の便器に搭載された吐水装置のドップラーセンサーから送信された電波を受信してしまい、これにより(使用者が存在していないにも拘わらず)当該一の便器において水の吐出が開始されてしまう場合がある。
このような誤検知の対策として、下記特許文献1に記載された吐水装置では、電波を水平方向ではなく斜め下方に向けて送信することにより、送信した電波が他の吐水装置に到達して誤検知を生じさせてしまうことを防止している。また、下記特許文献2に記載された吐水装置では、電波の送信タイミングを吐水装置毎に異ならせたり、受信した電波をフィルタリング処理したりすることにより、誤検知の発生を防止している。
特開2002−285826号公報 特開2007−239271号公報
しかしながら、同一の空間(トイレ室)内に設置された吐水装置が多くなる程、すなわちドップラーセンサーの数が多くなる程、上記のような電波の干渉による誤検知は生じやすくなる。その結果、上記特許文献1のように電波の送信方向を工夫したり、上記特許文献2のように電波の送信タイミング等を工夫したりするだけでは、誤検知を完全に防止することができない場合がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、同一の空間内に複数設置された場合であっても、電波の干渉による誤検知の発生を防止することのできる吐水装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る吐水装置は、吐水部から自動的に水を吐出する吐水装置であって、使用者の接近又は使用状況を検知しようとする検知領域に向けて電波を送信する送信アンテナと、前記検知領域内の検知対象によって反射された電波を受信する受信アンテナと、前記送信アンテナが送信した電波と、前記受信アンテナが受信した電波とに基づいてドップラー信号を生成するドップラー信号生成部と、前記ドップラー信号に基づいて前記検知対象の動作を検知し、当該動作に基づいて吐水部からの水の吐出を制御する制御部と、を備えており、前記受信アンテナの半値角が、前記送信アンテナの半値角よりも小さいことを特徴とする。
本発明に係る吐水装置は、所謂ドップラーセンサーによって使用者の接近又は使用状況を検知して、これに基づいて吐水部から自動的に水を吐出する装置である。例えば使用者を検知対象とし、使用者の接近を検知したタイミングで水の吐出を開始する構成とすることができる。また、例えば使用者の排泄物を検知対象とし、使用者による使用状況(便器における排泄の開始)に応じたタイミングで水の吐出を開始する構成とすることもできる。
本発明に係る吐水装置は、送信アンテナと、受信アンテナと、ドップラー信号生成部と、を備えており、これらにより上記ドップラーセンサーを構成している。送信アンテナは、使用者の接近又は使用状況を検知しようとする検知領域に向けて電波を送信するためのアンテナである。受信アンテナは、検知領域内の検知対象によって反射された電波を受信するためのアンテナである。
ドップラー信号生成部は、送信アンテナが送信した電波と、受信アンテナが受信した電波とに基づいてドップラー信号を生成するものである。生成されたドップラー信号は、電波を反射した検知対象の動作速度に応じた周波数(AC成分)を有し、検知対象から受信アンテナまでの距離に応じた強度(DC成分)を有する信号となっている。
本発明に係る吐水装置は制御部を更に備えており、当該制御部により、ドップラー信号生成部からのドップラー信号に基づいて検知対象の動作を検知する。また、制御部は、検知対象の動作に基づいて吐水部からの水の吐出を制御する。このような構成により、使用者の接近や手の動き等に基づいて、吐水部からの水の吐出が自動的に行われる。
本発明に係る吐水装置においては、受信アンテナの半値角が送信アンテナの半値角よりも小さい。送信アンテナの半値角を比較的大きくすることにより、吐水装置に対してどのような方向から検知対象が接近した場合であっても、検知対象に対して確実に電波を到達させることができる。一方、受信アンテナの半値角は比較的小さくすることにより、検知領域内の検知対象から反射された電波以外の電波(例えば、他の吐水装置から送信された電波)を受信してしまうこと、すなわち誤検知を防止することができる。
また、本発明に係る吐水装置では、前記受信アンテナの実効開口面積が、前記送信アンテナの実効開口面積よりも広いことも好ましい。
この好ましい態様では、受信アンテナの実効開口面積が送信アンテナの実効開口面積よりも広くなっており、その結果として、受信アンテナの半値角が送信アンテナの半値角よりも小さくなっている。受信アンテナの実効開口面積が比較的広いため、受信アンテナの指向性利得が高くなり、検知領域から到達した電波のみを確実に受信することができる。また、送信された電波が他の吐水装置に到達することのないよう、送信アンテナの電力ゲイン(増幅率)を下げた場合であっても、検知領域内の検知対象から反射された電波を確実に受信することができる。
また、本発明に係る吐水装置では、前記受信アンテナは複数に分割されていることも好ましい。
この好ましい態様では、受信アンテナが複数に分割されている。すなわち、受信アンテナが単一のアンテナとして構成されているのではなく、複数のアンテナが互いに離間して配置された構成となっている。このため、大面積のアンテナを用いることなく、小面積のアンテナを複数用いることで、受信アンテナの実効開口面積を広くすることができる。その結果、受信アンテナの部品コストを低減することができる。
また、本発明に係る吐水装置では、前記受信アンテナを覆うことにより前記受信アンテナの半値角を小さくする集約レンズを更に備えたことも好ましい。
この好ましい態様では、集約レンズを更に備えている。集約レンズは、電波が透過する材料によって構成されたレンズ(例えば誘電体レンズ)であって、受信アンテナを覆うことにより受信アンテナの半値角を小さくするように配置されている。このような集約レンズを備えたことにより、受信アンテナの半値角を小さくしてその指向性利得を高め、誤検知の発生をより確実に防止することが可能となる。
本発明によれば、同一の空間内に複数設置された場合であっても、電波の干渉による誤検知の発生を防止することのできる吐水装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る吐水装置が、男性用小便器に設置された状態を模式的に示す図である。 図1に示した吐水装置のうち、アンテナユニットの構成を説明するための図である。 図1に示した男性用小便器が、トイレ室内に複数設置された状態を示す図である。 図1に示した吐水装置のアンテナユニットを示す斜視図である。 図4に示したアンテナユニットの他の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る吐水装置が、手洗い器に設置された状態を模式的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る吐水装置10が、男性用小便器CPに設置された状態を模式的に示す図である。吐水装置10は、男性用小便器CPのボウル部BWに対して上方から洗浄水を供給するための装置として設置されている。吐水装置10は、給水配管PIと、開閉弁100と、アンテナユニット200と、制御部300と、スプレッダ400とを備えている。
給水配管PIは、不図示の水道管(給水路)から水の供給を受けるための配管である。給水配管PIの下流側端部はスプレッダ400に繋がっている。スプレッダ400は、吐水装置10から吐出される水の出口(吐水部)であって、ボウル部BWのうち上方部分に配置されている。水道管から供給された水は、給水配管PIを通過した後にスプレッダ400から吐出され、洗浄水としてボウル部BWの略全体に供給される。
開閉弁100は電磁式の開閉弁であって、給水配管PIの途中に配置されている。後述の制御部300によって開閉弁100が開閉し、スプレッダ400からの水の吐出が開始又は停止される。
アンテナユニット200は、男性用小便器CPに使用者HBが接近したことを非接触で検知するためのセンサーである。アンテナユニット200は所謂ドップラーセンサーであって、使用者HBの接近を検知しようとする検知領域SAに向けて、所定周波数のマイクロ波を送信することにより、検知領域SAに存在する検知対象(本実施形態では使用者HB)の動作を検知するものである。
アンテナユニット200は、男性用小便器CPの背面側(使用者HBの立つ位置とは反対側)であり且つスプレッダ400の近傍となる位置に配置されている。アンテナユニット200から送信されたマイクロ波は、陶器である男性用小便器CPを透過して検知領域SAに向かい進行する。その後、検知対象によって反射されたマイクロ波は、再び男性用小便器CPを透過してアンテナユニット200に到達し、アンテナユニット200により受信される。
アンテナユニット200は男性用小便器CPのうち上部に配置されている。このため、アンテナユニット200からマイクロ波を送信する方向、すなわち、使用者HBの接近を検知しようとする検知領域SAに向かう方向は、図1に示したように使用者HB側且つ下方側に向かう方向となっている。
アンテナユニット200は、送信したマイクロ波(以下、「送信波SW」とも称する)と、受信したマイクロ波(以下、「反射波RW」とも称する)とに基づいてドップラー信号を生成し、かかるドップラー信号を制御部300に送信する。ドップラー信号とは、送信波SWの周波数と反射波RWの周波数との差分に相当する周波数(AC成分)を有する信号である。また、検知対象からアンテナユニット200までの距離に応じた強度(DC成分)を有する信号ともなっている。
制御部300は、アンテナユニット200から入力された上記ドップラー信号に基づいて検知対象の動作(使用者HBの接近)を検知し、これに基づいて開閉弁100を動作させることによりスプレッダ400からの水の吐出を制御するものである。このような制御部300は、CPU、RAM等を備えたコンピュータ装置で構成されている。
尚、本実施形態に係る吐水装置10は、上記のように使用者HBの接近を検知して水の吐出を開始する構成となっているが、使用者HBによる排泄の開始(使用状況)を検知して水の吐出を開始する構成であってもよい。この場合、アンテナユニット200は尿URの動きをマイクロ波によって検知することとなる。また、検知領域SAは、尿URの動きを検知するための領域(図1に示した検知領域SAとほぼ同じ領域である)として設定される。
図2を参照しながら、アンテナユニット200の構成について説明する。図2に示したように、アンテナユニット200は、発振回路210と、送信アンテナ220と、受信アンテナ230と、ミキサ回路240とを有している。
発振回路210は、制御部300からの指令に基づいて所定周波数のマイクロ波信号(出力信号)を生成し、これを送信アンテナ220に向けて出力する回路である。尚、発振回路210からの上記出力信号は、伝送線路を介し送信アンテナ220に入力されるほか、後述のミキサ回路240にも入力される。
送信アンテナ220は、検知領域SAに向けて送信波SWを送信するためのアンテナである。送信アンテナ220に発振回路210からの出力信号が入力されると、送信アンテナ220から送信波SWとして検知領域SAに向けて送信される。送信波SWの周波数は、出力信号の周波数と同一である。
受信アンテナ230は、検知領域SAの検知対象(使用者HB)によって反射されたマイクロ波(反射波RW)を受信するためのアンテナである。受信アンテナ230が反射波RWを受信すると、反射波RWは受信アンテナ230によって電気信号(受信信号)に変換されて、ミキサ回路240に入力される。受信信号の周波数は反射波RWの周波数と同一である。
送信波SWを反射した検知対象が静止していた場合には、送信波SWの周波数と反射波RWの周波数とは一致する。一方、送信波SWを反射した検知対象が動いていた場合には、ドップラー効果により、送信波SWの周波数と反射波RWの周波数とは一致しない。これら周波数の差は、検知対象の動作速度によって変化する。
上記のように、ミキサ回路240には、発振回路210からの出力信号と、受信アンテナ230からの受信信号とが入力される。ミキサ回路240は、これらに基づいてドップラー信号を生成し、当該ドップラー信号を制御部300に送信する。既に説明したように、ドップラー信号は、送信波SWの周波数と反射波RWの周波数との差分に相当する周波数(AC成分)を有する信号であり、検知対象からアンテナユニット200までの距離に応じた強度(DC成分)を有する信号である。従って、制御部300は、ドップラー信号を受信することによって検知対象の動きを検知することができ、当該動きに基づいてスプレッダ400からの水の吐出(開閉弁100の開閉)を制御することができる。
ところで、公共のトイレ室では、複数の男性用小便器CPが並んだ状態で設置されていることが多い。図3は、このようなトイレ室RMの一例を模式的に示した図である。トイレ室RMでは、4台の男性用小便器CPが一つの壁面に沿って並んでおり、このような壁面が互いに対向している。その結果、トイレ室RM内には計8台の男性用小便器CP(及び吐水装置10)が配置されている。
吐水装置10を備えた男性用小便器CPがこのように複数並んだ状態で設置された場合には、複数の吐水装置10間でマイクロ波が干渉することにより、誤検知が生じてしまう場合がある。すなわち、一の男性用小便器CPに搭載された吐水装置10の受信アンテナ230が、他の男性用小便器CP(特に、対向配置された他の男性用小便器CP)に搭載された吐水装置10の送信アンテナ220から送信されたマイクロ波を受信してしまい、これにより(使用者HBが存在していないにも拘わらず)当該一の男性用小便器CPにおいて水の吐出が開始されてしまう場合が生じ得る。
逆に、図3に示した動線FLに沿って使用者HBが男性用小便器CPに接近したにも拘わらず、マイクロ波の干渉によって、当該男性用小便器CPに搭載された吐水装置10が使用者HBの接近を検知できない場合も生じ得る。
更に、トイレ室RMには複数の男性用小便器CPの他、複数の手洗い器HWが設置されているのが一般的であり、それぞれの手洗い器HWにも、使用者HBの手の動きを検知するためのマイクロ波ドップラーセンサーが内蔵されていることが多い。このため、手洗い器HWのマイクロ波ドップラーセンサーから送信されたマイクロ波により、吐水装置10における誤検知が生じてしまう可能性は更に高くなる。
そこで、本実施形態に係る吐水装置10では、送信アンテナ220及び受信アンテナ230のそれぞれの半値角を適切に設定することにより、上記のような誤検知の発生を防止している。以下、図4を参照しながら、送信アンテナ220等の半値角の設定及びその効果について説明する。
図4は、アンテナユニット200を示す斜視図である。図4に示したように、アンテナユニット200は、平板状の基板201の一方の面上に、6枚のパッチアンテナ(221、222、231、232、233、234)が配置され、基板201の他方の略全面には、送信波SWの周波数に対してグランドとして作用する図示しない接地電極が配置された構成となっている。これらパッチアンテナは、全て同一形状、同一仕様となっている。全てのパッチアンテナの励振方向は、長方形状である基板201の長辺に沿った方向(図4で矢印AR1で示した方向)である。また、各パッチアンテナは指向性のアンテナとなっており、その法線方向(図4では上方向)に沿って送信されるマイクロ波の強度が最も強い。また、その法線方向に沿って到達したマイクロ波を、最も感度良く受信することができる。尚、パッチアンテナ(221、222、231、232、233、234)の実効開口面積は、個々のアンテナの形状や大きさ、複数のアンテナ間の配置関係で適宜変更しても良い。
これらのうち、2枚のパッチアンテナ(221、222)は、図4に示したように互いに離間して配置され、図示しない電力均等分配回路からなる伝送線路にて相互に接続されており、これらによって送信アンテナ220が構成されている。つまり、送信アンテナ220は全体が一つの電波送信面となっているのではなく、二つに分割された電波送信面を有する構成であるということができる。パッチアンテナ221、222の全体の外形を隙間なく包含する単一の長方形状の領域(図4で、点線DL1で囲まれた領域)の面積が、送信アンテナ220の実効開口面積である。
また、4枚のパッチアンテナ(231、232、233、234)は、図4に示したように互いに離間して、且つ正方形状の領域の4隅にそれぞれ配置され、図示しない電力均等分配回路からなる伝送線路にて相互に接続されており、これらによって受信アンテナ230が構成されている。つまり、受信アンテナ230は全体が一つの電波送信面となっているのではなく、四つに分割された電波送信面を有する構成であるということができる。パッチアンテナ231、232、233、234の全体の外形を隙間なく包含する単一の正方形状の領域(図4で、点線DL2で囲まれた領域)の面積が、受信アンテナ230の実効開口面積である。
4枚のパッチアンテナ(231、232、233、234)で構成された受信アンテナ230の実効開口面積は、2枚のパッチアンテナ(221、222)で構成された送信アンテナ220の実効開口面積よりも広くなっている。その結果、受信アンテナ230の半値角は送信アンテナ220の半値角よりも小さくなっている。換言すれば、送信アンテナ220は、マイクロ波を比較的広い範囲に向けて送信するように構成されており、受信アンテナ230は、比較的狭い範囲から到達したマイクロ波のみを受信するように構成されている。
送信アンテナ220の半値角が比較的大きいため、吐水装置10に対してどのような方向から使用者HBが接近した場合であっても、使用者HBに対して確実にマイクロ波を到達させることが可能となっている。一方、受信アンテナ230の半値角は比較的小さいため、検知領域SAの使用者HBから反射されたマイクロ波以外のマイクロ波(例えば、他の吐水装置10から送信されたマイクロ波)を受信してしまうこと、すなわち誤検知を防止することが可能となっている。
また、受信アンテナ230の実効開口面積が比較的広いため、受信アンテナ230の指向性利得が高くなっており、且つ電力ゲイン(増幅率)も高くなっている。このため、検知領域SAから到達した反射波RWのみを確実に受信して、高い強度の受信信号に変換することが可能となっている。
これに対し、送信アンテナ220は実効開口面積が比較的狭く、またパッチアンテナの枚数が小さい為に電力ゲイン(増幅率)も小さくなっている。その結果、送信アンテナ220は、マイクロ波を比較的広い範囲に向けて送信するのであるが、送信されたマイクロ波の強度は比較的低い。このため、送信されたマイクロ波(送信波SW)が他の吐水装置に到達して誤検知を生じさせてしまう可能性は極めて小さくなっている。
尚、送信アンテナ220の電力ゲインが上記のように小さいため、検知領域SAに向けて送信される送信波SW及び戻ってくる反射波RWの強度はいずれも小さい。しかしながら、上記のように受信アンテナ230の電力ゲイン(増幅率)が高くなっているため、受信アンテナ230は確実に反射波RWを受信して使用者HBの動作を検知することが可能となっている。
既に述べたように、本実施形態においては、送信アンテナ220及び受信アンテナ230はそれぞれ単一のアンテナとして構成されているのではなく、複数のパッチアンテナが互いに離間して配置された構成となっている。このため、全体を単一のアンテナとして構成する場合に比べて、部品コストが低減されている。特に、実効開口面積を比較的広くする必要のある受信アンテナ230の部品コストが大きく低減されている。また、送信アンテナ220及び受信アンテナ230の指向性(最大放射強度方向や半値角)は、図示しない伝送線路の長さを調整し各アンテナ間の位相を制御することにより容易に適宜変えることができる。
続いて、アンテナユニット200の他の構成例について、図5を参照しながら説明する。図5に示したように、本構成例においては、図4に示したものと同一のアンテナユニット200に対して、誘電体レンズLSが取り付けられた構成となっている。誘電体レンズLSは、マイクロ波が透過する材料により形成されている。誘電体レンズLSは半球形状であって、その平坦面(円形の面)によって受信アンテナ230の全体が覆われている。一方、送信アンテナ220は誘電体レンズLSによって覆われておらず、全体が露出している。
検知領域SAからの反射波RWは、先ず誘電体レンズLSの球面部分に入射して、誘電体レンズLSの内部を通った後、受信アンテナ230に到達する。その結果、受信アンテナ230の半値角は、誘電体レンズLSが無い場合に比べて更に小さくなっている。
つまり、誘電体レンズLSは、受信アンテナ230を覆うことにより受信アンテナ230の半値角を小さくするように配置された集約レンズということができる。本構成例では、誘電体レンズLSを備えたことにより、受信アンテナ230の半値角を小さくしてその指向性利得を高め、誤検知の発生をより確実に防止することが可能となっている。
以上においては、本発明の実施形態に係る吐水装置10を男性用小便器CPに設置した例を説明したが、本発明の適用範囲は男性用小便器CPに限られるものではない。本発明は、人体に向けて水を吐出する様々な装置(シャワー、手洗い器、大便器の局部洗浄装置など)に適用することができる。
図6は、本発明の他の実施形態に係る吐水装置10aが、手洗い器HWに設置された状態を模式的に示す図である。図6に示した例においては、手洗い器HWの背面側にアンテナユニット200aを配置して、使用者HB側(斜め上方側)に向けてマイクロ波が送信され、使用者HBの手の動きが検知される。アンテナユニット200aにより、使用者HBの手がスパウト400aに接近したことが検知されると、制御部300aが開閉弁100aを開き、スパウト400aからの水の吐出が開始される。
この実施形態においてもアンテナユニット200aは図4に示したアンテナユニット200と同様の構成となっており、受信アンテナ230a(不図示)の半値角は送信アンテナ220a(不図示)の半値角よりも小さくなっている。その結果、他の手洗い器HWや男性用小便器CPからマイクロ波が到達した場合であっても、これにより誤検知が生じてしまうことが防止されている。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10,10a:吐水装置
100,100a:開閉弁
200,200a:アンテナユニット
201:基板
210:発振回路
220,220a:送信アンテナ
221,222:パッチアンテナ
230,230a:受信アンテナ
231,232,233,234:パッチアンテナ
240:ミキサ回路
300,300a:制御部
400:スプレッダ
400a:スパウト
CP:男性用小便器
BW:ボウル部
HB:使用者
HW:手洗い器
LS:誘電体レンズ
PI:給水配管
RM:トイレ室
RW:反射波
SW:送信波
SA:検知領域
UR:尿

Claims (4)

  1. 同一の空間内に複数設置される便器に対して、吐水部から自動的に水を吐出する吐水装置であって、
    使用者の接近又は使用状況を検知しようとする検知領域に向けて電波を送信する送信アンテナと、
    前記検知領域内の検知対象によって反射された電波を受信する受信アンテナと、
    前記送信アンテナが送信した電波と、前記受信アンテナが受信した電波とに基づいてドップラー信号を生成するドップラー信号生成部と、
    前記ドップラー信号に基づいて前記検知対象の動作を検知し、当該動作に基づいて吐水部からの水の吐出を制御する制御部と、を備えており、
    前記受信アンテナの水平方向の半値角が、前記送信アンテナの水平方向の半値角よりも小さいことを特徴とする吐水装置。
  2. 前記受信アンテナの実効開口面積が、前記送信アンテナの実効開口面積よりも広いことを特徴とする、請求項1に記載の吐水装置。
  3. 前記受信アンテナは複数に分割されていることを特徴とする、請求項2に記載の吐水装置。
  4. 前記受信アンテナを覆うことにより前記受信アンテナの半値角を小さくする集約レンズを更に備えたことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吐水装置。
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