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JP6397955B1 - 端末装置、通信システムおよび通信品質測定方法 - Google Patents

端末装置、通信システムおよび通信品質測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮できるようにする。【解決手段】端末が現在在圏する在圏セルの帯域に関する情報などに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択する。例えば、在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、在圏セルが最も広帯域なセルでない場合に、第2の測定方式を選択する。そして、第1の測定方式を選択した場合には、周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報、および各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報に基づいて、周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する。【選択図】図9

Description

本発明は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を通信制御装置に報告する端末装置、通信システムおよび通信品質測定方法に関するものである。
近年、LTE(Long Term Evolution)などの様々な無線通信方式が普及しており、現在検討が進められている5G(次世代移動通信システム)では、低SHF帯や高SHF帯を利用した無線通信方式が加わることで、端末での接続先の選択肢がさらに広がる。一方、端末において最適な接続先を探し出す接続先探索(セルサーチ)の処理では、接続先の通信品質を測定するが、接続先の選択肢が多いと、通信品質の測定に長時間を要する。そこで、通信品質測定に要する時間を短縮するために測定対象を絞り込むことが考えられる。
このような通信品質の測定対象を絞り込むことに関連する技術として、従来、制御プレーンの基地局(マクロセル基地局)において、端末の位置情報などに基づいて、接続先の候補となる基地局を抽出し、また、履歴データベースに登録された無線周波数ごとの過去の使用実績に基づいて、通信に割り当てる無線周波数の候補を決定する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2016−116085号公報
さて、前記従来の技術では、制御プレーンの基地局において、接続先の候補を絞り込んで端末に通知するため、通信品質の測定対象が限定され、通信品質測定に要する時間を短縮することができる。しかしながら、このような従来の技術では、接続先の選択肢が多くなり、また、端末数が増大すると、制御プレーンの基地局の負荷が増大するという問題があった。
そこで、本発明は、端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる端末装置、通信システムおよび通信品質測定方法を提供することを主な目的とする。
本発明の端末装置は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置であって、前記通信制御装置と通信を行う通信部と、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、を備え、前記制御部は、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する構成とする。
また、本発明の通信システムは、通信制御装置から端末装置に周辺セルを通知し、前記端末装置において、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する通信システムであって、前記端末装置は、前記通信制御装置と通信を行う通信部と、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、を備え、前記制御部は、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する構成とする。
また、本発明の通信品質測定方法は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置の通信品質測定方法であって、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記端末装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報、および各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定し、前記通信品質の測定結果を前記通信制御装置に送信する構成とする。
本発明によれば、第2の測定方式が選択されると、対象を絞り込んで通信品質を測定するため、測定時間を短縮することができる。また、状況に応じて第1の測定方式と第2の測定方式とを切り替えるため、第2の測定方式の場合に適切なセルに遷移できない不具合を避けることができる。
本実施形態に係る通信システムの全体構成図 端末1およびマクロセルの基地局2の動作の概要を示すシーケンス図 通信品質測定の状況を示す説明図 通信品質測定の状況を示す説明図 測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図 測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図 端末1の概略構成を示すブロック図 履歴データベースの登録内容の一例を示す説明図 測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図 測定対象抽出部23および通信品質測定部24で行われる処理の手順を示すフロー図 測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図 測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図 測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図 第1の測定方式および第2の測定方式の優劣を示す説明図 第2実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図 第3実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図 第4実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図 第5実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図 第6実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置であって、前記通信制御装置と通信を行う通信部と、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、を備え、前記制御部は、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する構成とする。
これによると、第2の測定方式が選択されると、対象を絞り込んで通信品質を測定するため、測定時間を短縮することができる。また、状況に応じて第1の測定方式と第2の測定方式とを切り替えるため、第2の測定方式の場合に適切なセルに遷移できない不具合を避けることができる。
また、第2の発明は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置であって、前記通信制御装置と通信を行う通信部と、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、を備え、前記制御部は、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルであるか否かの前記在圏セルの帯域に関する情報、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記周辺セルの帯域に関する情報、および自装置の近傍に存在するセルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記近傍に存在するセルの帯域に関する情報の少なくともいずれかに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する構成とする。
これによると、第2の測定方式が選択されると、対象を絞り込んで通信品質を測定するため、測定時間を短縮することができる。また、状況に応じて第1の測定方式と第2の測定方式とを切り替えるため、第2の測定方式の場合に適切なセルに遷移できない不具合を避けることができる。
また、第3の発明は、前記制御部は、前記自装置の現在の位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記自装置の近傍に存在するセルの帯域に関する情報を取得する構成とする。
これによると、自装置の近傍に存在するセルの帯域に関する情報を取得することができる。
また、第4の発明は、前記制御部は、前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルでない場合に、前記第2の測定方式を選択する構成とする。
これによると、適切な測定方式を選択することができる。
また、第5の発明は、前記制御部は、前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、前記第2の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在する場合に、前記第2の測定方式を選択する構成とする。
これによると、適切な測定方式を選択することができる。
また、第6の発明は、前記制御部は、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在する場合に、前記第2の測定方式を選択する構成とする。
これによると、適切な測定方式を選択することができる。
また、第7の発明は、前記制御部は、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在する場合に、前記第2の測定方式を選択する構成とする。
これによると、適切な測定方式を選択することができる。
また、第8の発明は、前記制御部は、前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、前記第2の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在する場合に、前記第2の測定方式を選択する構成とする。
これによると、適切な測定方式を選択することができる。
また、第9の発明は、前記制御部は、前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、前記第2の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在し、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在し、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在する場合に、前記第2の測定方式を選択する構成とする。
これによると、適切な測定方式を選択することができる。
また、第10の発明は、通信制御装置から端末装置に周辺セルを通知し、前記端末装置において、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する通信システムであって、前記端末装置は、前記通信制御装置と通信を行う通信部と、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、を備え、前記制御部は、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる。
また、第11の発明は、通信制御装置から端末装置に周辺セルを通知し、前記端末装置において、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する通信システムであって、前記端末装置は、前記通信制御装置と通信を行う通信部と、自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、を備え、前記制御部は、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルであるか否かの前記在圏セルの帯域に関する情報、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記周辺セルの帯域に関する情報、および自装置の近傍に存在するセルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記近傍に存在するセルの帯域に関する情報の少なくともいずれかに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定する構成とする。
これによると、第2の発明と同様に、端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる。
また、第12の発明は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置の通信品質測定方法であって、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記端末装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報、および各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定し、前記通信品質の測定結果を前記通信制御装置に送信する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる。
また、第13の発明は、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置の通信品質測定方法であって、前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルであるか否かの前記在圏セルの帯域に関する情報、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記周辺セルの帯域に関する情報、および自装置の近傍に存在するセルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記近傍に存在するセルの帯域に関する情報の少なくともいずれかに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択し、前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報、および各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定し、前記通信品質の測定結果を前記通信制御装置に送信する構成とする。
これによると、第2の発明と同様に、端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る通信システムの全体構成図である。
この通信システムは、端末1と、マクロセルの基地局2(通信制御装置)と、スモールセルの基地局3と、スポットセルの基地局4と、を備えている。スモールセルはマクロセルに重畳して配置され、スポットセルはマクロセルおよびスモールセルに重畳して配置される。
端末1は、スマートフォンやタブレット端末などである。この端末1は、マクロセルの基地局2、スモールセルの基地局3、およびスポットセルの基地局4と通信を行うことができる。
マクロセルの基地局2は、LTE(Long Term Evolution)などのUHF帯を利用した無線通信を行うものである。このマクロセルの基地局2は、制御信号を伝送するための制御プレーン(C−Plane)の基地局となる。なお、マクロセルの基地局2は、ユーザデータを伝送するためのユーザプレーン(U−Plane)の基地局として使用される場合もある。
スモールセルの基地局3は、低SHF帯を利用した無線通信を行うものである。スポットセルの基地局4は、高SHF帯を利用した無線通信を行うものである。このスモールセルの基地局3およびスポットセルの基地局4は、ユーザデータを伝送するためのユーザプレーン(U−Plane)の基地局となる。
なお、スポットセルの基地局4は、EHF帯を利用した無線通信を行うものであってもよい。また、スモールセルの基地局3およびスポットセルの基地局4は、WiFi(登録商標)やWiGig(登録商標)などの無線LAN通信を行うものであってもよい。
次に、端末1およびマクロセルの基地局2の動作について説明する。図2は、端末1およびマクロセルの基地局2の動作の概要を示すシーケンス図である。
マクロセルの基地局2では、まず、対象となる端末1の周辺セル、すなわち、その端末1と接続可能なセルを、接続先候補としてリストアップする。そして、その周辺セルに関する情報を含む測定制御(Measurement Control)のメッセージを端末1に送信する。
端末1では、マクロセルの基地局2から送信される測定制御(Measurement Control)のメッセージを受信すると、まず、在圏セル(端末1が現在在圏するセル)などの情報に基づいて、通信品質の測定方式を選択する。次に、選択された測定方式に応じて、通信品質の測定対象とするセルを抽出する。次に、選択された測定方式に応じて、抽出したセル、または測定制御のメッセージで通知された周辺セルの全てを対象にして、通信品質(受信電力)の測定を実施する。そして、その通信品質の測定結果に関する報告情報を含む測定報告(Measurement Report)のメッセージをマクロセルの基地局2に送信する。
マクロセルの基地局2では、端末1から送信される測定報告(Measurement Report)のメッセージを受信すると、そのメッセージに含まれる報告情報に基づいて、対象となる端末1の接続先となるセルを決定して、ハンドオーバに関する制御を進める。このとき、測定報告のメッセージで端末1から1つのセルのみの測定結果が通知されると、そのセルを接続先として決定し、端末1から複数のセルの測定結果が通知されると、通信品質の最も良好なセルを接続先として決定する。
次に、端末1で行われる通信品質測定について説明する。図3および図4は、通信品質測定の状況を示す説明図である。
図3に示す例では、セルA(例えばマクロセル)に、セルAより広帯域なセルB(例えばスモールセルやスポットセル)が重畳されている。図4に示す例では、セルA(例えばマクロセル)に、セルAより広帯域なセルB,C(例えばスモールセルやスポットセル)が重畳されている。この図3および図4に示す例では、端末1が、セルAの通信エリアに位置している状態からセルBの通信エリアに移動するものとする。
図3に示す例では、セルA,Bの2つのセルが周辺セルとなり、図4に示す例では、セルA,B,Cの3つのセルが周辺セルとなる。ここで、周辺セルのうち在圏セル(端末1が現在在圏するセル)については、すでに通信品質(電波強度)が既知であるため、通信品質の測定対象とならない。したがって、図3に示す例では、1つのセル(1周波)を対象として通信品質測定が行われ、図4に示す例では、2つのセル(2周波)を対象として通信品質測定が行われる。
端末1がセルAに在圏している状態(初期位置)で、測定制御(Measurement Control)のメッセージを受信して、通信品質測定が開始される。ここで、端末1がセルBの通信エリア外に位置する状態では、セル検出の条件、すなわち、通信品質測定が可能な程度に電波強度が高い状態(受信電力>−125dB/15KHz)を満たさないが、端末1がセルBの通信エリア内に入ると、セル検出の条件を満たす状態となり、所定回数(例えば8回)連続してセル検出の条件を満たすと、セルが検出されたものと判定して、セルの測定結果を含む測定報告(Measurement Report)のメッセージを送信する。そして、基地局から送信されるハンドオーバのメッセージに応じて、U−Plane接続先がセルAからセルBに切り替えられて、セルBを経由したユーザデータの通信が開始される。
ここで、通信品質測定は、ユーザデータの通信などの中心的な処理と平行して、バッググラウンドで実施され、例えば480msecの中の60msecが通信品質測定に割り当てられている。また、この60msecの測定で受信電力が所定のしきい値を超えた状態が8回連続した場合に、セルが検出されたものと判定することから、1つのセルを検出するために、480msec×8=3.84secの時間が必要である。
したがって、図3に示すように、1つのセル(1周波数)を対象として通信品質測定を行う場合には、通信品質測定に要する時間は3.84secとなる。一方、図4に示すように、2つのセル(2周波)を対象として通信品質測定を行う場合には、通信品質測定に要する時間は7.68sec(3.84sec×2)となる。また、図示しないが、周辺セルが4つ存在し、在圏セルを除く3つのセルを対象として通信品質測定を行う場合には、通信品質測定に要する時間は15.36sec(3.84sec×3)となる。
なお、図4に示すように、複数のセルを対象として通信品質測定を行う場合には、60msecの測定を、対象となるセル(周波数)を変更しながら順に行い、この1回分の測定が8回繰り返される。
このように、通信品質の測定対象が少ない方が、通信品質測定に要する時間が短くて済む。
そこで、本実施形態では、通信品質の測定対象を1つに絞り込む制御を行う。これにより、測定時間を短縮することができるため、ハンドオーバを短時間で完了させて、スループットを早期に上昇させることができる。
また、本実施形態では、各位置での接続セル(端末1が接続したセル)を通信履歴情報として蓄積して、その通信履歴情報と端末1の位置情報とに基づいて、端末1の現在位置において過去に通信を行ったときの接続セルを、通信品質の測定対象として抽出して、そのセルのみを対象にして通信品質測定を行う。
次に、測定方式に応じたセルの遷移状況について説明する。図5および図6は、測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図である。
本実施形態では、前記のように、通信品質の測定対象を1つに絞り込む制御を行うが、この測定対象を絞り込む方式は、以下に説明するように、マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージで通知された周辺セルの全てを対象にして通信品質測定を行う標準的な方式より劣る場合がある。
ここで本実施形態では、通知された周辺セルの全てを対象にして通信品質測定を行う標準的な方式を、第1の測定方式とし、通信品質の測定対象を1つに絞り込んで通信品質測定を行う方式を、第2の測定方式とする。
図5に示す例は、接続先が狭帯域のセルから広帯域のセルに順次遷移する場合、具体的には、接続先がマクロセル、スモールセル、スポットセルの順に遷移する場合である。
図5(A−1)、(A−2)に示す例は、在圏セルを除く周辺セル(接続先候補)として2つのセル、具体的には、1つのスモールセルおよび1つのスポットセルが、基地局から端末に通知された場合である。
この場合、第1の測定方式では、マクロセルからスモールセルに遷移する際に、在圏セルを除く周辺セルとしてスモールセルおよびスポットセルの2つのセルが通知されるため、この2つのセルを対象にして測定が行われ、測定に7.68secの時間を要する。次に、スモールセルからスポットセルに遷移する際に、在圏セルを除く周辺セルとして1つのセル(スポットセル)が通知されるため、この1つのセルを対象にして測定が行われ、測定に3.84secの時間を要する。
一方、第2の測定方式では、マクロセルからスモールセルに遷移する際に、測定対象としてスモールセルが1つだけ選択されて、この1つのセルを対象にして測定が行われるため、測定時間は3.84secとなり、第1の測定方式より測定時間を短縮することができる。次に、スモールセルからスポットセルに遷移する際に、測定対象としてスポットセルが1つだけ選択されて、この1つのセルを対象にして測定が行われるため、第1の測定方式と同様に、測定時間は3.84secとなる。
図5(B−1)、(B−2)に示す例は、在圏セルを除く周辺セル(接続先候補)として4つのセル、具体的には、2つのスモールセルおよび2つのスポットセルが、基地局から端末に通知された場合である。
この場合、第1の測定方式では、マクロセルからスモールセルに遷移する際に、在圏セルを除く周辺セルとして4つのセル(2つのスモールセルおよび2つのスポットセル)が通知されるため、この4つのセルを対象にして測定が行われ、測定時間は15.36secとなる。次に、スモールセルからスポットセルに遷移する際に、在圏セルを除く周辺セルとして3つのセル(1つのスモールセルおよび2つのスポットセル)が通知されるため、この3つのセルを対象にして測定が行われ、測定時間は11.52secとなる。
一方、第2の測定方式では、マクロセルからスモールセルに遷移する際に、測定対象としてスモールセルが1つだけ選択されて、この1つのセルを対象にして測定が行われるため、測定時間は3.84secとなり、第1の測定方式より測定時間を短縮することができる。次に、スモールセルからスポットセルに遷移する際に、測定対象としてスポットセルが1つだけ選択されて、この1つのセルを対象にして測定が行われるため、測定時間は3.84secとなり、第1の測定方式より測定時間を短縮することができる。
このように、接続先が狭帯域のセルから広帯域なセルに遷移する場合には、第2の測定方式を採用することで、測定時間を短縮することができ、スループットを速やかに上昇させることができる。また、マクロセルの基地局2から通知される周辺セルの数が増えると、測定時間を短縮する効果が大きくなる。
図6に示す例は、接続先が広帯域のセルから狭帯域のセルに順次遷移する場合、具体的には、接続先がスポットセル、スモールセル、マクロセルの順に遷移する場合である。
図6(A−1)、(A−2)に示す例は、在圏セルを除く周辺セル(接続先候補)として1つのセル、具体的には、1つのスモールセルが通知された場合である。
この場合、第1の測定方式では、スポットセルに在圏している際に、在圏セルを除く周辺セルとしてスモールセルが通知され、このスモールセルを対象にして測定が行われる。このため、スポットセルの圏外となるタイミングで、接続先がスモールセルに遷移する。次に、スモールセルに在圏している際に、在圏セルであるスモールセルを除く周辺セルはないため、測定は行われず、スモールセルの圏外となるタイミングで、接続先がマクロセルに遷移する。
一方、第2の測定方式では、スポットセルに在圏している際に、在圏セルであるスポットセルの測定は行われず、また、スモールセルの測定も行われないため、スポットセルの圏外となるタイミングで、接続先がマクロセルに遷移する。そして、マクロセルに在圏している際に、測定対象としてスモールセルが選択されて、このスモールセルを対象にして測定(測定時間:3.84sec)が行われた後に、スモールセルに遷移する。次に、第1の測定方式と同様にして、スモールセルの圏外となるタイミングで、接続先がマクロセルに遷移する。
図6(B−1)、(B−2)に示す例は、在圏セルを除く周辺セル(接続先候補)として3つのセル、具体的には、2つのスモールセルおよび1つのスポットセルが通知された場合である。
この場合、第1の測定方式では、通知される周辺セルの数が図6(A)に示す例と異なるが、セルの遷移状況およびスループットの変化状況は図6(A)に示す例と同様である。また、第2の測定方式でも、図6(A)に示す例と同様である。
このように、接続先が広帯域のセルから狭帯域のセルに遷移する場合、第2の測定方式では、広帯域のセルに在圏している状態では、測定対象として広帯域のセルが優先的に選択され、狭帯域のセルの測定が行われないため、スポットセルからスモールセルに遷移する際に、スモールセルに直接遷移することができず、一旦、マクロセルに遷移した後にスモールセルに遷移する。このため、一時的にスループットが低下する問題が生じる。これは、周辺セルの数が増えても変わりない。
以上のように、接続先が狭帯域のセルから広帯域のセルに遷移する場合には、第2の測定方式の方が、スループットを速やかに上昇させることができるため、第1の測定方式より優れているが、接続先が広帯域のセルから狭帯域のセルに遷移する場合には、第2の測定方式において、一時的にスループットが低下する問題が生じることから、第1の測定方式の方が第2の測定方式より優れている。
そこで、本実施形態では、在圏セル(端末1が現在在圏するセル)に応じて場合分けして、第2の測定方式が優位となる状況で、できるだけ第2の測定方式が選択されるように測定方式を選択する。特に本実施形態では、端末1がスポットセル、すなわち、最も広帯域なセルに在圏するか否かに応じて、測定方式を選択する。具体的には、端末1がスポットセルに在圏する場合には第1の測定方式を選択し、端末1がスポットセルに在圏しない場合、すなわち端末1がマクロセルまたはスモールセルに在圏する場合には、第2の測定方式を選択する。
次に、端末1の概略構成について説明する。図7は、端末1の概略構成を示すブロック図である。
端末1は、通信部11と、位置情報取得部12と、制御部13と、情報格納部14と、を備えている。
通信部11は、マクロセルの基地局2、スモールセルの基地局3、およびスポットセルの基地局4との間で通信を行う。
位置情報取得部12は、GPS(Global Positioning System)衛星測位システムなどにより端末1の位置情報を取得する。
情報格納部14は、制御部13で管理される履歴データベースに関する情報や、制御部13を構成するプロセッサで実行されるプログラムなどを格納する。履歴データベースには、通信エリアの各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報が登録されている。
制御部13は、通信制御部21と、測定方式選択部22と、測定対象抽出部23と、通信品質測定部24と、履歴登録部25と、を備えている。この制御部13はプロセッサで構成され、制御部13の各部は、情報格納部14に格納された所定のプログラムをプロセッサに実行させることで実現される。
通信制御部21は、通信部11で行われるマクロセルの基地局2、スモールセルの基地局3、およびスポットセルの基地局4との間での通信を制御する。
測定方式選択部22は、在圏セル(端末1が現在在圏するセル)に関する情報を通信制御部21から取得して、その在圏セルに基づいて、通信品質の測定方式(第1の測定方式および第2の測定方式)を選択する。
測定対象抽出部23は、測定方式選択部22で第2の測定方式が選択された場合に、位置情報取得部12から取得した端末1の現在位置における通信履歴情報を、情報格納部14の履歴データベースから取得して、その端末1の現在位置における通信履歴情報に基づいて、通信品質の測定対象とするセルを抽出する。
通信品質測定部24は、測定方式選択部22で第1の測定方式が選択された場合に、マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージで通知された周辺セルの全てを対象にして通信品質(受信電力など)を測定する。また、測定方式選択部22で第2の測定方式が選択された場合に、測定対象抽出部23で抽出されたセルを対象にして通信品質(受信電力など)を測定する。
履歴登録部25は、現在の通信状況に関する情報(接続先情報および通信品質情報)を取得して、その情報を、位置情報取得部12で取得した端末1の現在位置における通信履歴情報として履歴データベースに登録する。この履歴登録処理を周期的に行うことで、端末1が通過した全ての位置での通信履歴情報を履歴データベースに登録することができる。
次に、履歴データベースについて説明する。図8は、履歴データベースの登録内容の一例を示す説明図である。
履歴データベースには、各位置における接続先情報として、接続先識別子、周波数および通信方式が登録され、また、通信品質情報として、受信電力、スループットおよび通信データ量が登録されている。ここで、接続先識別子は、接続先のセル(基地局2〜4)の識別情報(セルIDなど)である。
なお、通信品質情報は、受信電力、スループットおよび通信データ量に限定されるものではなく、干渉量、切断率、誤り率、接続率などを登録するようにしてもよい。
また、時間帯ごとに履歴情報を履歴データベースに登録するようにしてもよい。これにより、時間帯に応じて最適な接続先が異なる場合に、最適な接続先に接続することが可能となる。
また、端末1が過去に通過したことがない区域では通信の実績がないため、このような区域には履歴情報が登録されていない。この場合、履歴情報が登録されていない区域の周辺の履歴情報を用いて履歴情報の補間を行うようにしてもよい。
また、履歴データベースを他の端末1と共有するようにしてもよい。例えば、各端末1の履歴情報をサーバにアップロードして、サーバにおいて、各端末1の履歴情報を統合して、その統合された履歴情報を各端末1に配信する。これにより、端末1が過去に通過したことがない区域の履歴情報を利用することができる。
また、位置は緯度、経度および高度や独自の座標で規定されるものとしてもよいが、マクロセル、スモールセルおよびスポットセルの通信エリアの全てを含むエリアを対象にして、所定の形状(例えば正方形、円、楕円)の均一な大きさのメッシュを設定して、このメッシュ単位で履歴情報を登録するようにしてもよい。
次に、測定方式選択部22で行われる処理について説明する。図9は、測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図である。
測定方式選択部22では、まず、端末1がスポットセルに在圏するか否かを判定する(ST101)。ここで、端末1がスポットセルに在圏する場合には(ST101でYes)、第1の測定方式を選択する(ST102)。一方、端末1がスポットセルに在圏しない場合(ST101でNo)、すなわち端末1がマクロセルまたはスモールセルに在圏する場合には、第2の測定方式を選択する(ST103)。
次に、測定対象抽出部23および通信品質測定部24で行われる処理について説明する。図10は、測定対象抽出部23および通信品質測定部24で行われる処理の手順を示すフロー図である。
図10(A)に示すように、第1の測定方式では、通信品質測定部24において、マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージで通知された周辺セルのすべてを対象にして通信品質測定を実施する(ST201)。
また、図10(B)に示すように、第2の測定方式では、まず、測定対象抽出部23において、位置情報取得部12から端末1の現在位置を取得する(ST211)。次に、情報格納部14の履歴データベースから、端末1の現在位置の通信履歴情報、具体的には、端末1の現在位置における過去の接続セル(端末1が過去に接続したセル)と、その接続セルに関する過去の通信品質情報と、を取得する(ST222)。
次に、過去の接続セルで、要求される通信品質を満足し、かつ、測定制御のメッセージで通知された周辺セルの中にあるセルを、通信品質の測定対象として抽出する(ST223)。そして、通信品質測定部24において、測定対象抽出部23で抽出したセルを対象にして通信品質測定を実施する(ST224)。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図11、図12および図13は、測定方式に応じたセルの遷移状況およびスループットの変化状況を示す説明図である。図14は、第1の測定方式および第2の測定方式の優劣を示す説明図である。図15は、第2実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図である。
図11は、端末1がスポットセルに在圏している場合である。この場合、図11(A−1)に示すように、接続先がスポットセルから別のスポットセルに遷移する場合と、図11(B−1)に示すように、接続先がスポットセルからスモールセルに遷移する場合と、図11(C−1)に示すように、接続先がスポットセルからマクロセルに遷移する場合とがある。
図11(A−1)に示すように、接続先がスポットセルから別のスポットセルに遷移する場合、図11(A−2)に示すように、第1の測定方式の場合も第2の測定方式の場合も、接続先がスポットセルから直接、別のスポットセルに遷移する。このため、第1の測定方式と第2の測定方式とで変わりない。
図11(B−1)に示すように、接続先がスポットセルからスモールセルに遷移する場合、図11(B−2)に示すように、第1の測定方式では、接続先がスポットセルから直接、スモールセルに遷移する。一方、第2の測定方式では、接続先がスポットセルから一旦、マクロセルに遷移した後に、スモールセルに遷移する。このため、第1の測定方式が第2の測定方式より優れている。
図11(C−1)に示すように、接続先がスポットセルからマクロセルに遷移する場合、図11(C−2)に示すように、第1の測定方式および第2の測定方式では、同様に、接続先がスポットセルからマクロセルに遷移する。このため、第1方式と第2方式とで変わりない。
図12は、端末1がスモールセルに在圏している場合である。この場合、図12(A−1)に示すように、接続先がスモールセルから別のスモールセルに遷移する場合と、図12(B−1)に示すように、接続先がスモールセルからスポットセルに遷移する場合と、図12(C−1)に示すように、接続先がスモールセルからマクロセルに遷移する場合とがある。
図12(A−1)に示すように、接続先がスモールセルから別のスモールセルに遷移する場合、図12(A−2)に示すように、第1の測定方式の場合も第2の方式の場合も、接続先がスモールセルから直接、別のスモールセルに遷移する。このため、第1の測定方式と第2の測定方式とで変わりない。
図12(B−1)に示すように、接続先がスモールセルからスポットセルに遷移する場合、図12(B−2)に示すように、第1の測定方式および第2の測定方式では、同様に、接続先がスモールセルからスポットセルに遷移するが、第1の測定方式では、測定対象となるセルが2つ(スポットセルと別のスモールセル)となるため、測定時間が長くなる。一方、第2の測定方式では、測定対象となるセルが1つ(スポットセル)となるため、測定時間が短くなる。このため、第2の測定方式が第1の測定方式より優れている。
図12(C−1)に示すように、接続先がスモールセルからマクロセルに遷移する場合、図12(C−2)に示すように、第1の測定方式および第2の測定方式では、同様に、接続先がスモールセルからマクロセルに遷移する。このため、第1方式と第2方式とで変わりない。
図13は、端末1がマクロセルに在圏している場合である。この場合、図13(A−1)に示すように、接続先がマクロセルから別のマクロセルに遷移する場合と、図13(B−1)に示すように、接続先がマクロセルからスポットセルに遷移する場合と、図13(C−1)に示すように、接続先がマクロセルからスモールセルに遷移する場合とがある。
図13(A−1)に示すように、接続先がマクロセルから別のマクロセルに遷移する場合、図13(A−2)に示すように、第1の測定方式および第2の測定方式では、同様に、接続先がマクロセルから別のマクロセルに遷移する。このため、第1方式と第2方式とで変わりない。
図13(B−1)に示すように、接続先がマクロセルからスポットセルに遷移する場合、図13(B−2)に示すように、第1の測定方式では、測定対象となるセルが2つとなるため、測定時間が長くなる。一方、第2の測定方式では、測定対象となるセルが1つとなるため、測定時間が短くなる。このため、第2の測定方式が第1の測定方式より優れている。
図13(C−1)に示すように、接続先がマクロセルからスモールセルに遷移する場合、図13(C−2)に示すように、第1の測定方式では、測定対象となるセルが2つとなるため、測定時間が長くなる。一方、第2の測定方式では、測定対象となるセルが1つとなるため、測定時間が短くなる。このため、第2の測定方式が第1の測定方式より優れている。
以上のように、在圏セルと遷移先のセルとの組み合わせに応じて、第1の測定方式が優位な場合と第2の測定方式が優位な場合とがあり、これをまとめると図14に示すようになる。
端末1がスポットセルに在圏している場合には、第1の測定方式が優れているかまたは同等である。また、端末1がスモールセルまたはマクロセルに在圏している場合には、第2の測定方式が優れているかまたは同等である。
また、在圏セルと遷移先のセルとの帯域を比較すると、接続先が在圏セルより広帯域なセルに遷移する場合には、第2の測定方式が優れている。一方、接続先が在圏セルより狭帯域のセルに遷移する場合には、第1の測定方式が優れているかまたは同等である。接続先が在圏セルと同帯域の場合は同等である。
したがって、接続先が在圏セルより広帯域なセルに遷移する可能性が高い場合には、第2の測定方式を選択するとよく、接続先が在圏セルより広帯域なセルに遷移する可能性が低い場合には、第1の測定方式を選択するとよい。
また、広帯域なセルに遷移する可能性は、端末1の近傍に広帯域なセルが存在するか否かで判断することができる。したがって、端末1の近傍に広帯域なセルが存在する場合には、第2の測定方式を選択するとよく、端末1の近傍に広帯域なセルが存在しない場合には、第1の測定方式を選択するとよい。
そこで、本実施形態では、端末1がスポットセルに在圏している場合には、第1の測定方式を選択し、端末1がマクロセルに在圏している場合には、第2の測定方式を選択する。一方、端末1がスモールセルに在圏している場合には、端末1の近傍にスポットセルが存在するか否かを判定し、端末1の近傍にスポットセルが存在する場合には、第2の測定方式を選択し、端末1の近傍にスポットセルが存在しない場合には、第1の測定方式を選択する。
ここで、端末1の近傍に広帯域なセルが存在するか否かに関する判定は、履歴データベースに登録された通信履歴情報を用いて行う。履歴データベースには、各位置での過去の接続セル(端末1が過去に接続したセル)と、その接続セルの無線通信方式が登録されており、この情報に基づいて、端末1の現在位置の近傍に広帯域なセルが存在するか否かを判定することができる。
具体的には、図15に示すように、測定方式選択部22において、まず、端末1がマクロセル、スモールセルおよびスポットセルのいずれに在圏するかを判定する(ST111)。
ここで、端末1がスポットセルに在圏する場合には(ST111でスポットセル)、第1の測定方式を選択する(ST102)。また、端末1がマクロセルに在圏する場合には(ST111でマクロセル)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
一方、端末1がスモールセルに在圏する場合には(ST111でスモールセル)、位置情報取得部12から端末1の現在位置を取得する(ST112)。次に、情報格納部14の履歴データベースから、端末1の現在位置の近傍の通信履歴情報、具体的には、端末1の現在位置の近傍における過去の接続セル(端末1が過去に接続したセル)と、その接続セルの無線通信方式を取得する(ST113)。そして、端末1の現在位置の近傍に、広帯域セル、すなわち、在圏セル(端末1が現在在圏するセル)より広帯域なスポットセルがあるか否かを判定する(ST114)。
ここで、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在しない場合(ST114でNo)、すなわち、マクロセルまたはスモールセルしか存在しない場合には、第1の測定方式を選択する(ST102)。一方、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在する場合には(ST114でYes)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
なお、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在する場合でも、端末1の移動方向と大きく異なる方向に広帯域セルが存在する場合には、接続先が広帯域セルに遷移する可能性が低いため、端末1の移動方向も考慮して、測定方式を選択するようにしてもよい。すなわち、端末1の移動方向の近傍に広帯域セルが存在する場合には、第2の測定方式を選択し、端末1の移動方向の近傍に広帯域セルが存在しない場合には、第1の測定方式を選択する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図16は、第3実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図である。
本実施形態では、第2実施形態(図15参照)における在圏セルの種類(帯域)に基づく場合分けの判定を省略して、通信履歴情報および位置情報に基づく広帯域セルの有無に関する判定のみで、測定方式を選択するようにしている。
具体的には、図16に示すように、まず、測定方式選択部22において、位置情報取得部12から端末1の現在位置を取得する(ST112)。次に、情報格納部14の履歴データベースから、端末1の現在位置の近傍の通信履歴情報、具体的には、端末1の現在位置の近傍における過去の接続セルと、その接続セルの無線通信方式を取得する(ST113)。そして、端末1の現在位置の近傍に、広帯域セル、すなわち、在圏セルより広帯域なセルがあるか否かを判定する(ST114)。
ここで、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在しない場合(ST114でNo)、第1の測定方式を選択する(ST102)。一方、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在する場合には(ST114でYes)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図17は、第4実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図である。
マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージ(通知情報)により、周辺セル(端末1の接続先の候補となるセル)が端末1に通知され、この周辺セルの中に、広帯域セル、すなわち、在圏セル(端末1が現在在圏するセル)より広帯域なセルがある場合には、そのセルに接続する可能性がある。そこで、本実施形態では、周辺セルに基づいて広帯域セルの有無を判定して測定方式を選択する。
具体的には、図17に示すように、測定方式選択部22において、まず、マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージで通知された周辺セルの中に、広帯域セル、すなわち、在圏セルより広帯域なセルがあるか否かを判定する(ST121)。
ここで、周辺セルの中に広帯域セルがない場合には(ST121でNo)、第1の測定方式を選択する(ST102)。一方、周辺セルの中に広帯域セルがある場合には(ST121でYes)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図18は、第5実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図である。
本実施形態では、在圏セルの種類(帯域)に基づく場合分けの判定と、マクロセルの基地局から通知される周辺セルに基づく広帯域セルの有無に関する判定と、を組み合わせて測定方式を選択するようにしている。
具体的には、図18に示すように、測定方式選択部22において、まず、端末1がマクロセル、スモールセルおよびスポットセルのいずれに在圏するかを判定する(ST111)。
ここで、端末1がスポットセルに在圏する場合には(ST111でスポットセル)、第1の測定方式を選択する(ST102)。また、端末1がマクロセルに在圏する場合には(ST111でマクロセル)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
一方、端末1がスモールセルに在圏する場合には(ST111でスモールセル)、次に、マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージで通知された周辺セルの中に、広帯域セル、すなわち、在圏セルより広帯域なセルがあるか否かを判定する(ST121)。
ここで、周辺セルの中に広帯域セルがない場合には(ST121でNo)、第1の測定方式を選択する(ST102)。一方、周辺セルの中に広帯域セルがある場合には(ST121でYes)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図19は、第6実施形態に係る測定方式選択部22で行われる処理の手順を示すフロー図である。
本実施形態では、在圏セルの種類(帯域)に基づく場合分けの判定と、マクロセルの基地局2から通知される周辺セルに基づく広帯域セルの有無に関する判定と、通信履歴情報および位置情報に基づく広帯域セルの有無に関する判定と、を組み合わせて測定方式を選択するようにしている。
ここで、マクロセルの基地局2から通知される周辺セルには、端末1から離れているためセル検出ができないセルも含まれ、このようなセルは広帯域セルであっても、端末1の接続先には不適である。このため、周辺セルに基づく広帯域セルの有無に関する判定と、通信履歴情報および位置情報に基づく広帯域セルの有無に関する判定と、を組み合わせて測定方式を選択することに意義がある。
また、通信履歴情報および位置情報に基づく広帯域セルの有無に関する判定は、周辺セルに基づく広帯域セルの有無に関する判定より煩雑であるため、周辺セルに基づく広帯域セルの有無に関する判定の後に、通信履歴情報および位置情報に基づく広帯域セルの有無に関する判定を行う。
具体的には、図19に示すように、測定方式選択部22において、まず、端末1がマクロセル、スモールセルおよびスポットセルのいずれに在圏するかを判定する(ST111)。
ここで、端末1がスポットセルに在圏する場合には(ST111でスポットセル)、第1の測定方式を選択する(ST102)。また、端末1がマクロセルに在圏する場合には(ST111でマクロセル)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
一方、端末1がスモールセルに在圏する場合には(ST111でスモールセル)、次に、マクロセルの基地局2から送信された測定制御(Measurement Control)のメッセージで通知された周辺セルの中に、広帯域セル、すなわち、在圏セルより広帯域なセルがあるか否かを判定する(ST121)。
ここで、周辺セルの中に広帯域セルがない場合には(ST121でNo)、第1の測定方式を選択する(ST102)。
一方、周辺セルの中に広帯域セルがある場合には(ST121でYes)、次に、位置情報取得部12から端末1の現在位置を取得する(ST112)。次に、情報格納部14の履歴データベースから、端末1の現在位置の近傍の通信履歴情報、具体的には、端末1の現在位置の近傍における過去の接続セルと、その接続セルの無線通信方式を取得する(ST113)。そして、端末1の現在位置の近傍に、広帯域セル、すなわち、在圏セルより広帯域なスポットセルがあるか否かを判定する(ST114)。
ここで、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在しない場合(ST114でNo)、すなわち、マクロセルまたはスモールセルしか存在しない場合には、第1の測定方式を選択する(ST102)。一方、端末1の現在位置の近傍に広帯域セルが存在する場合には(ST114でYes)、第2の測定方式を選択する(ST103)。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
例えば、前記の実施形態では、在圏セルの帯域と、制御プレーンの基地局から通知される周辺セルの帯域と、端末の位置情報および通信履歴情報から求められる端末の近傍に存在するセルの帯域と、を判定基準として、この3つの判定基準を適宜に組み合わせて、通信品質の測定方式を選択するようにしたが、これらの実施形態に開示していない判定基準の組み合わせで、通信品質の測定方式を選択するようにしてもよい。例えば、制御プレーンの基地局から通知される周辺セルの帯域と、端末の位置情報および通信履歴情報から求められる端末の近傍に存在するセルの帯域との2つの判定基準で、通信品質の測定方式を選択するようにしてもよい。
また、前記の実施形態では、第2の測定方式において、通信品質の測定対象を1つに絞り込むようにしたが、通信品質の測定対象を複数に絞り込むものとしてもよい。この場合でも、制御プレーンの基地局から通知される周辺セルより少数のセルに絞り込むことで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる。
また、前記の実施形態では、マクロセル、スモールセルおよびスポットセルの3種類のセルが存在する、すなわち、帯域が3段階に異なるセルが存在する例について説明したが、帯域が4段階以上に異なるセルが存在する場合でも同様な制御が可能である。
本発明に係る端末装置、通信システムおよび通信品質測定方法は、端末装置において通信品質の測定対象を適切に絞り込んで、通信品質測定に要する時間を短縮することができる効果を有し、通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を通信制御装置に報告する端末装置、通信システムおよび通信品質測定方法などとして有用である。
1 端末
2 マクロセルの基地局(通信制御装置)
3 スモールセルの基地局
4 スポットセルの基地局
11 通信部
12 位置情報取得部
13 制御部
14 情報格納部
21 通信制御部
22 測定方式選択部
23 測定対象抽出部
24 通信品質測定部
25 履歴登録部

Claims (13)

  1. 通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置であって、
    前記通信制御装置と通信を行う通信部と、
    自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、
    前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、
    前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、
    前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定することを特徴とする端末装置。
  2. 通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置であって、
    前記通信制御装置と通信を行う通信部と、
    自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、
    前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルであるか否かの前記在圏セルの帯域に関する情報、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記周辺セルの帯域に関する情報、および自装置の近傍に存在するセルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記近傍に存在するセルの帯域に関する情報の少なくともいずれかに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択し、
    前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、
    前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定することを特徴とする端末装置。
  3. 前記制御部は、
    前記自装置の現在の位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記自装置の近傍に存在するセルの帯域に関する情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記制御部は、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルでない場合に、前記第2の測定方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  5. 前記制御部は、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、前記第2の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在する場合に、前記第2の測定方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  6. 前記制御部は、
    前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在する場合に、前記第2の測定方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  7. 前記制御部は、
    前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在する場合に、前記第2の測定方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  8. 前記制御部は、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、前記第2の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在する場合に、前記第2の測定方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  9. 前記制御部は、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、前記第2の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在し、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在しない場合に、前記第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も広帯域なセルおよび最も狭帯域なセルのいずれでもなく、かつ、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルが存在し、かつ、前記在圏セルより広帯域なセルが自装置の近傍に存在する場合に、前記第2の測定方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  10. 通信制御装置から端末装置に周辺セルを通知し、前記端末装置において、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する通信システムであって、
    前記端末装置は、
    前記通信制御装置と通信を行う通信部と、
    自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、
    前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、
    前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、
    前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定することを特徴とする通信システム。
  11. 通信制御装置から端末装置に周辺セルを通知し、前記端末装置において、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する通信システムであって、
    前記端末装置は、
    前記通信制御装置と通信を行う通信部と、
    自装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報を蓄積する情報格納部と、
    前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、前記周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に送信する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルであるか否かの前記在圏セルの帯域に関する情報、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記周辺セルの帯域に関する情報、および自装置の近傍に存在するセルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記近傍に存在するセルの帯域に関する情報の少なくともいずれかに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択し、
    前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、
    前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報および前記通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定することを特徴とする通信システム。
  12. 通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置の通信品質測定方法であって、
    前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、
    前記端末装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルである場合に、第1の測定方式を選択し、
    前記在圏セルが最も狭帯域なセルである場合に、第2の測定方式を選択し、
    前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、
    前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報、および各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定し、
    前記通信品質の測定結果を前記通信制御装置に送信することを特徴とする通信品質測定方法。
  13. 通信制御装置から通知される周辺セルを対象にして通信品質を測定して、その測定結果を前記通信制御装置に報告する端末装置の通信品質測定方法であって、
    前記周辺セルに関する情報を前記通信制御装置から受信すると、
    自装置が現在在圏する在圏セルが最も広帯域なセルであるか否かの前記在圏セルの帯域に関する情報、前記周辺セルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記周辺セルの帯域に関する情報、および自装置の近傍に存在するセルの中に前記在圏セルより広帯域なセルがあるか否かの前記近傍に存在するセルの帯域に関する情報の少なくともいずれかに基づいて、第1の測定方式および第2の測定方式のいずれかを選択し、
    前記第1の測定方式を選択した場合には、前記周辺セルの全てを対象にして通信品質を測定し、
    前記第2の測定方式を選択した場合には、自装置の現在の位置情報を取得して、その位置情報、および各位置での過去の通信状況に関する通信履歴情報に基づいて、前記周辺セルの少なくとも1つのセルを抽出して、そのセルを対象として通信品質を測定し、
    前記通信品質の測定結果を前記通信制御装置に送信することを特徴とする通信品質測定方法。
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