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JP6365365B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザを用いて被加工部材に通孔を加工するレーザ加工装置に関する。
レーザを用いて燃料噴射弁のノズルボディに噴孔を加工するレーザ加工装置が知られている。レーザ加工装置は、ノズルボディ内において噴孔とレーザの照射方向に位置するノズルボディの内壁との間に位置するレーザ遮蔽部材を備える。レーザ遮蔽部材は、噴孔を通るレーザがノズルボディの内壁を損傷することを防止するようレーザからノズルボディの内壁を遮蔽する。しかしながら、このレーザ遮蔽部材は、照射されるレーザによって損傷するため、一定の頻度で交換する必要がある。そこで、例えば、引用文献1には、レーザ遮蔽部材として光ファイバを備え、照射されたレーザを光ファイバの内部を通してノズルボディの外部に導出するレーザ加工装置が記載されている。
欧州特許第1661658号明細書
しかしながら、特許文献1に記載のレーザ加工装置では、レーザの出力が大きいと光ファイバが破損しやすくなるため、噴孔を加工するレーザの出力を光ファイバが破損しない程度に小さくする必要がある。このため、噴孔の加工工数が比較的長くなる。また、ノズルボディの外部に導出されたレーザを吸収するための装置が別異に必要となるため、装置の体格が大きくなるおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、被加工部材に加工する通孔を通るレーザの出力を維持しつつ、レーザが照射されるレーザ反射部を支持する支持部の交換頻度を低減することが可能なレーザ加工装置を提供することである。
本発明は、レーザを用いて被加工部材に通孔を加工するレーザ加工装置であって、被加工部材に被加工部材の一方の側から通孔を加工するレーザを照射するレーザ照射部と、被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられるレーザ反射部と、レーザ反射部の第一反射面及び第二反射面が形成される側とは反対側に設けられレーザ反射部にレーザが照射されるようレーザ反射部を支持する支持部と、を備える。
本発明のレーザ加工装置は、通孔を加工するレーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面、及び、第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面をレーザ反射部が有することを特徴とする。
レーザを用いて被加工部材に通孔を加工するとき、通孔が貫通すると、レーザは、当該通孔を通り被加工部材のレーザが照射される側とは反対側の空間に突き抜ける。本発明のレーザ加工装置では、この突き抜けたレーザは、被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられているレーザ反射部に照射される。レーザ反射部は、レーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面、及び、第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面を有している。被加工部材のレーザが照射される側とは反対側の空間に突き抜けたレーザは、レーザ反射部において最初に第一反射面に反射した後、第二反射面に反射する。
このように、本発明のレーザ加工装置では、レーザ反射部においてレーザを少なくとも二回以上反射させる。これにより、レーザの強度が第一反射面及び第二反射面との反射によって減衰するため、レーザ反射部のレーザが照射される側とは反対側に設けられている支持部までレーザが到達しても支持部の損傷の度合いは小さくなる。したがって、本発明のレーザ加工装置は、レーザの出力を小さくすることなく、支持部の交換頻度を低減することができる。
また、本発明のレーザ加工装置は、レーザ反射部のみでレーザの強度を減衰することができるため、特許文献1に記載のレーザ加工装置のようにレーザを吸収する装置を備えなくてもよい。これにより、レーザ加工装置の体格を維持することができる。
本発明の第一実施形態によるレーザ加工装置により加工されるノズルボディを備える燃料噴射弁の断面図である。 図1のノズルボディ付近の拡大図である。 本発明の第一実施形態によるレーザ加工装置の全体模式図である。 本発明の第一実施形態によるレーザ加工装置であって、ノズルボディがセットされた状態のレーザ加工装置の拡大図である。 図4のV部の拡大図である。 図5のVI部の拡大図である。 図6のVII部の拡大図である。 本発明の第二実施形態によるレーザ加工装置の全体模式図である。 本発明の第二実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第三実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第四実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第五実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第六実施形態によるレーザ加工装置の全体模式図である。 本発明の第七実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第八実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第九実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材の拡大図である。 本発明の第十実施形態によるレーザ加工装置の全体模式図である。 図17のXVIII部の拡大図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。第三−第五、第八−第十実施形態が特許請求の範囲に記載の発明を実施するための形態に相当する。
(第一実施形態)
第一実施形態によるレーザ加工装置1は、図1に示すディーゼル燃料用の燃料噴射弁90の「被加工部材」としてのノズルボディ93の加工に用いる。
最初に、レーザ加工装置によって加工される燃料噴射弁90の構成を説明する。
燃料噴射弁90は、図1、図2に示すように、ノズルボディ93と、ノズルボディ93が有する「被加工部材のレーザが照射される側とは反対側の壁面」としての弁座94に離間及び当接可能に設けられているニードル95と、ニードル95を軸方向へ駆動可能な電磁駆動部96と、を備えている。
弁座94に当接しているニードル95とノズルボディ93との間には、サック室97が区画形成される。ノズルボディ93は、ノズルボディ93の外側とサック室97とを連通する「通孔」としての噴孔98を有する。ノズルボディ93内に導入される燃料は、ニードル95が弁座94から離間するときサック室97に供給されて噴孔98から外部に噴射される。噴孔98は、レーザ加工装置1によって加工される。
次に、レーザ加工装置1の構成について図3〜図7を参照して説明する。レーザ加工装置1は、レーザ照射部11、ワークチャック12、レーザ遮蔽部材13、ワーク駆動部14、及び、制御部15などを備えている。なお、図3、図5〜7では、レーザ加工装置1におけるレーザの軌跡を二点鎖線Lz0で示す。
レーザ照射部11は、レーザ発振器111、レーザ走査部113などを有する。レーザ照射部11は、ノズルボディ93に外壁側からレーザを照射し噴孔98を加工することが可能である。
レーザ発振器111は、光共振器などを有する。レーザ発振器111は、制御部15と電気的に接続している(図3の実線矢印L111)。レーザ発振器111は、制御部15が出力するON/OFF信号及び照射条件信号に基づいて光を増幅し、レーザを発振する。レーザ発振器111が発振したレーザは、複数のミラー114を介してレーザ走査部113に導かれる。
レーザ走査部113は、制御部15と電気的に接続している(図3の実線矢印L113)。レーザ走査部113は、制御部15が出力する走査条件信号に基づいて光学系112から導かれるレーザを走査する。走査されたレーザは、集光レンズ115によって集光され、ノズルボディ93の外壁に照射される。
ワークチャック12は、ノズルボディ93を保持可能である。ワークチャック12は、後述するワーク駆動部14に固定されている。
レーザ遮蔽部材13は、略棒状の部材である。レーザ遮蔽部材13は、例えば、セラミックスなどから形成されている。レーザ遮蔽部材13は、図3に示すように、ワークチャック12に支持されているノズルボディ93内に挿入されている。
レーザ遮蔽部材13は、「支持部」としての本体部134、レーザ反射部135などを有する。第一実施形態では、本体部134及びレーザ反射部135は一体に形成されている。
本体部134は、レーザ遮蔽部材13の中心軸CA0上に設けられるレーザ遮蔽部材13の中心部分である。本体部134は、略棒状に形成され、レーザ反射部135にレーザが照射されるようレーザ反射部135を支持する。
レーザ反射部135は、本体部134のノズルボディ93に挿入される側の端部の径方向外側に設けられる。レーザ反射部135は、レーザ遮蔽部材13の中心軸CA0を通る断面図である図4に示すように、噴孔98を通るレーザが照射される位置に設けられている。
レーザ反射部135は、図4のV部拡大図である図5に示すように、表面に複数の有底状の穴130を有する。
図6に図5のVI部拡大図であって、一つの穴130の中心軸CA0を通る断面図を示す。穴130を形成する壁面のうち「第一反射面」としての壁面136は、噴孔98を通るレーザLz0の入射方向に対して0度より大きくかつ90度より小さい角度をなすよう形成されている。第一実施形態では、壁面136は、壁面136とレーザLz0の入射方向とがなす角度(図6に示す角度θ1)が40度以下となるよう形成されている。これは、レーザの入射方向と反射面との角度が40度以下になると、吸収率に比べて反射率が大きくなるためであるが、壁面136とレーザLz0の入射方向とがなす角度はこれに限定されない。壁面136は、図6のVII部拡大図である図7に示すように、表面形状が曲面から形成される凹状となっている。なお、図7では、照射されるレーザの中心軸を二点鎖線Lz0で示し、レーザの広がり幅を示す境界を一点鎖線Lz1、Lz2で示す。
また、穴130を形成する壁面のうち「第二反射面」としての壁面137は、壁面136に反射されたレーザLz0を反射可能な位置に設けられている。
ワーク駆動部14は、制御部15と電気的に接続している(図3の実線矢印L114)。ワーク駆動部14は、制御部15が出力する位置信号に基づいてノズルボディ93が所定の姿勢及び所定の位置となるよう駆動する。
制御部15は、マイクロコンピュータを主体として構成されている。制御部15は、レーザ照射部11によるレーザ照射、並びに、ワーク駆動部14によるノズルボディ93の姿勢及び位置を制御する。具体的には、制御部15は、ノズルボディ93に噴孔98を加工することが可能なレーザを照射するよう上述した照射条件信号などをレーザ照射部11に出力する。また、制御部15は、ノズルボディ93の噴孔98を加工する位置に集光レンズ115が集光したレーザが照射されるよう位置信号をワーク駆動部14に出力する。
次に、第一実施形態によるレーザ加工装置1における噴孔98の加工方法について説明する。
最初に、ノズルボディ93をワークチャック12に固定する。次に、ノズルボディ93内にレーザ遮蔽部材13を挿入する。
次に、集光レンズ115に集光されたレーザがノズルボディ93の外壁に照射されるようワーク駆動部14を駆動する。集光レンズ115に対するノズルボディ93の相対位置を固定した後、レーザをノズルボディ93に照射し、所定の径及び所定の噴孔方向を有する噴孔98を形成する噴孔加工を行う。
噴孔98が貫通すると、当該噴孔98を通ってノズルボディ93内にレーザが入る。ノズルボディ93内に入るレーザは、最初に、レーザ反射部135が有する穴130を形成する壁面136に反射される。曲面から形成される凹状の表面を有する壁面136において反射するレーザLz0は、図7に示すように、反射される前のレーザの広がり幅WL0より広がり幅を広げながら(例えば、図7の広がり幅WL1)壁面137に向かい、壁面137に反射される。その後、壁面137を反射したレーザは、穴130を形成する壁面において反射を繰り返し強度が減衰する。
第一実施形態によるレーザ加工装置1では、このようにして、ノズルボディ93に噴孔98を加工する。
従来、レーザによってノズルボディに噴孔を加工する場合、貫通した噴孔を通って当該噴孔を加工したレーザがノズルボディ内に入る。ノズルボディ内に入るレーザは、レーザの照射方向に位置するノズルボディの内壁に照射されるため、ノズルボディの当該内壁は損傷するおそれがある。そこで、噴孔を加工した後のレーザがノズルボディの内壁に届かないようノズルボディの内壁を遮蔽するレーザ遮蔽部材をレーザの照射方向に位置するノズルボディの内壁と噴孔との間に設ける。レーザ遮蔽部材がレーザを受光することによってノズルボディの内壁の損傷を防止することができるが、レーザが照射されるレーザ遮蔽部材は徐々に損傷するため、一定の頻度でレーザ遮蔽部材を交換する必要がある。レーザの出力を小さくして損傷の進行を遅らせることもできるが、この場合であってもある程度の頻度でレーザ遮蔽部材を交換することは避けられない。
(a)第一実施形態によるレーザ加工装置1は、噴孔98を通るレーザの照射方向にレーザ遮蔽部材13を設ける。レーザ遮蔽部材13が有するレーザ反射部135は、レーザの照射方向に対して0度より大きくかつ90度より小さい角度をなすよう形成されている壁面136を有する。レーザ遮蔽部材13に到達したレーザは、最初に壁面136に反射し、次に壁面136に向かい合う壁面137に反射する。これにより、レーザ反射部135に到達したレーザは、複数回の反射を繰り返すことによって強度が減衰するため、たとえ、レーザ遮蔽部材13が有する本体部134までレーザが届いても本体部134が損傷する度合いは小さい。したがって、第一実施形態は、噴孔98を加工するレーザの出力を維持しつつ、レーザの照射方向に位置するノズルボディ93の内壁の損傷を防止するとともにレーザ照射の損傷によるレーザ遮蔽部材13の交換頻度を低減することができる。
(b)また、上述した特許文献1に記載のレーザ加工装置のように、光ファイバなどを使ってレーザを外部に導出しても外部に導出されたレーザを吸収し消滅させる必要があり、レーザを吸収するための装置が別異に必要となる。
一方、レーザ加工装置1では、レーザは、本体部134の表面に設けられているレーザ反射部135において複数回反射されるため、レーザ遮蔽部材13の表面で強度を大きく減衰することができる。これにより、レーザを吸収するための別異の装置が不要となり、装置の体格を維持することができる。
(c)また、レーザが照射されるレーザ遮蔽部材の損傷の度合いを小さくするため、レーザ遮蔽部材をジルコニアやダイヤモンドなどの高融点材料から形成する場合がある。しかしながら、レーザ遮蔽部材を高融点材料から形成してもレーザが照射されると徐々に損傷するため、損傷がある程度進行するとレーザ遮蔽部材を交換する必要がある。このため、比較的高価な高融点材料から形成されているレーザ遮蔽部材を使用すると、燃料噴射弁の製造コストが増大する。
レーザ加工装置1のレーザ遮蔽部材13は、壁面136、137における複数回の反射によってレーザの強度を減衰することができるため、レーザ遮蔽部材13の損傷の度合いを小さくすることができる。これにより、上述したような高融点材料に比べて安価な材料からレーザ遮蔽部材13を形成することができる。したがって、燃料噴射弁90の製造コストを低減することができる。
(d)また、壁面136は、図7に示すように、表面形状が曲面から形成される凹状となっている。これにより、壁面136に反射されたレーザは、図7に示すように、広がり幅が広くなるため、単位面積当たりのレーザの強度が低下する。これにより、当該レーザが本体部134に到達しても本体部134やレーザ反射部135の径方向内側の端部の損傷の度合いを小さくすることができる。したがって、レーザ照射の損傷によるレーザ遮蔽部材13の交換頻度をさらに低減することができる。
また、万が一、レーザ反射部135において反射されたレーザがノズルボディ93の内壁に到達してもレーザの強度は小さいため、損傷の度合いを小さくすることができる。
(e)また、壁面136、137において反射したレーザLz0が穴130から出ても、レーザLz0の強度は、穴130を形成する内壁における複数回の反射によって強度が減衰している。これにより、レーザ反射部135において複数回反射されたレーザLz0がノズルボディ93の内壁に照射されても当該レーザによって損傷する度合いは小さい。これにより、レーザによるノズルボディ93の内壁の損傷の度合いを小さくすることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態によるレーザ加工装置を図8、9に基づいて説明する。第二実施形態は、レーザ遮蔽部材を駆動する遮蔽部材駆動部を備えている点及びレーザ遮蔽部材の形状が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第二実施形態による「レーザ加工装置」としてのレーザ加工装置2を図8に示す。レーザ加工装置2は、レーザ照射部11、ワークチャック12、レーザ遮蔽部材13、ワーク駆動部14、「回転駆動部」及び「軸方向駆動部」としての遮蔽部材駆動部16、及び、制御部15などを備えている。なお、図8では、レーザ加工装置2におけるレーザの軌跡を二点鎖線Lz0で示す。
遮蔽部材駆動部16は、制御部15と電気的に接続している(図8の実線矢印L116)。また、遮蔽部材駆動部16は、レーザ遮蔽部材23のノズルボディ93に挿入される側の端部とは反対側の端部に接続されている。遮蔽部材駆動部16は、中心軸CA0を中心としてレーザ遮蔽部材23を回転、及び、中心軸CA0方向にレーザ遮蔽部材23を移動することが可能である(図8の実線矢印R8、S8)。
レーザ加工装置2が備えるレーザ遮蔽部材23を図9に示す。レーザ遮蔽部材23は、「支持部」としての本体部234、レーザ反射部235などを有する。
本体部234は、レーザ遮蔽部材23の中心軸CA0上に設けられるレーザ遮蔽部材23の中心部分である。本体部234は、略棒状に形成され、レーザ反射部235にレーザが照射されるようレーザ反射部235を支持する。
レーザ反射部235は、本体部234のノズルボディ93に挿入される側の端部の径方向外側に設けられる。レーザ反射部235は、表面に径内方向に向かうに従って内径が小さくなる逆円錐形状の有底状の穴230を複数有する。穴230は、レーザ反射部235の径方向外側の外壁に周方向及び中心軸CA0方向に並ぶよう設けられている。穴230は、レーザLz0が穴230に入ると最初に反射する「第一反射面」としての壁面236、及び、壁面236を反射するレーザLz0が反射する「第二反射面」としての壁面237から形成されている(図9(b)参照)。壁面236は、表面形状が曲面から形成される凹状となるよう形成されている。
第二実施形態では、噴孔98を加工するとき、遮蔽部材駆動部16によってレーザ遮蔽部材23を回転または軸方向への移動の少なくとも一方を行う。噴孔98を通ってノズルボディ93内に入るレーザは、回転するレーザ遮蔽部材23に到達する。このとき、レーザ遮蔽部材23は回転または軸方向に移動しているため、レーザ遮蔽部材23に到達したレーザは、複数の穴230の壁面236、237に反射する。これにより、レーザ反射部235の特定の箇所がレーザLz0を集中して受光することを防止し、当該特定の箇所が他の部位に比べて早く損傷することを防止することができる。したがって、レーザ遮蔽部材23の交換頻度をさらに低減することができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態によるレーザ加工装置を図10に基づいて説明する。第三実施形態は、レーザ遮蔽部材の形状が第二実施形態と異なる。なお、第二実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第三実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材33を図10に示す。レーザ遮蔽部材33は、「支持部」としての本体部334、レーザ反射部335などを有する。
本体部334は、レーザ遮蔽部材33の中心軸CA0上に設けられるレーザ遮蔽部材33の中心部分である。本体部334は、略棒状に形成され、レーザ反射部335にレーザが照射されるようレーザ反射部335を支持する。
レーザ反射部335は、本体部334のノズルボディ93に挿入される側の端部の径方向外側に設けられる。レーザ反射部335は、径方向外側の表面に周方向に形成される溝330を有する。溝330は、ノズルボディ93に挿入される側の端部からノズルボディ93に挿入される側とは反対側の端部に向かってねじ溝状に連続して形成されている。溝330は、レーザが溝330に入ると最初に反射する「第一反射面」としての壁面及び「第一反射面」としての壁面を反射するレーザが反射する「第二反射面」としての壁面から形成されている。
第三実施形態では、噴孔98を加工するとき、遮蔽部材駆動部16によってレーザ遮蔽部材33を回転または軸方向への移動の少なくとも一方を行う。これにより、レーザ反射部335の特定の箇所がレーザLz0を集中して受光することを防止し、当該特定の箇所が他の部位に比べて早く損傷することを防止することができる。したがって、レーザ遮蔽部材33の交換頻度をさらに低減することができる。
(第四実施形態)
次に、本発明の第四実施形態によるレーザ加工装置を図11に基づいて説明する。第四実施形態は、レーザ遮蔽部材の形状が第二実施形態と異なる。なお、第二実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第四実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材43を図11に示す。レーザ遮蔽部材43は、「支持部」としての本体部434、レーザ反射部435などを有する。
本体部434は、レーザ遮蔽部材43の中心軸CA0上に設けられるレーザ遮蔽部材43の中心部分である。本体部434は、略棒状に形成され、レーザ反射部435にレーザが照射されるようレーザ反射部435を支持する。
レーザ反射部435は、本体部434のノズルボディ93に挿入される側の端部の径方向外側に設けられる。レーザ反射部435は、径方向外側の表面に周方向に形成される複数の溝430を有する。溝430は、中心軸CA0を中心とする同心円状に形成されている。溝430は、レーザが溝430入ると最初に反射する「第一反射面」としての壁面及び「第一反射面」としての壁面を反射するレーザが反射する「第二反射面」としての壁面から形成されている。
第四実施形態では、噴孔98を加工するとき、遮蔽部材駆動部16によってレーザ遮蔽部材43を回転または軸方向への移動の少なくとも一方を行う。これにより、レーザ反射部435の特定の箇所がレーザLz0を集中して受光することを防止し、当該特定の箇所が他の部位に比べて早く損傷することを防止することができる。したがって、レーザ遮蔽部材43の交換頻度をさらに低減することができる。
(第五実施形態)
次に、本発明の第五実施形態によるレーザ加工装置を図12に基づいて説明する。第五実施形態は、レーザ遮蔽部材の形状が第二実施形態と異なる。なお、第二実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第五実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材53を図12に示す。レーザ遮蔽部材53は、「支持部」としての本体部534、レーザ反射部535などを有する。
本体部534は、レーザ遮蔽部材53の中心軸CA0上に設けられるレーザ遮蔽部材53の中心部分である。本体部534は、略棒状に形成され、レーザ反射部535にレーザが照射されるようレーザ反射部535を支持する。
レーザ反射部535は、本体部534のノズルボディ93に挿入される側の端部の径方向外側に設けられる。レーザ反射部535は、表面に複数の溝530を有する。溝530は、ノズルボディ93に挿入される側の端部から中心軸CA0に平行となるよう形成されている。溝530は、レーザが溝530に入ると最初に反射する「第一反射面」としての壁面及び「第一反射面」としての壁面を反射するレーザが反射する「第二反射面」としての壁面から形成されている。
第五実施形態では、噴孔98を加工するとき、遮蔽部材駆動部16によってレーザ遮蔽部材53を回転または軸方向への移動の少なくとも一方を行う。これにより、レーザ反射部535の特定の箇所がレーザLz0を集中して受光することを防止し、当該特定の箇所が他の部位に比べて早く損傷することを防止することができる。したがって、レーザ遮蔽部材53の交換頻度をさらに低減することができる。
(第六実施形態)
次に、本発明の第六実施形態によるレーザ加工装置を図13に基づいて説明する。第六実施形態は、レーザ遮蔽部材の形状が第二実施形態と異なる。なお、第二実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第六実施形態によるレーザ加工装置が備えるレーザ遮蔽部材63を図13に示す。レーザ遮蔽部材63は、「支持部」としての本体部634、レーザ反射部635などを有する。
本体部634は、レーザ遮蔽部材63の中心軸CA0上に設けられるレーザ遮蔽部材63の中心部分である。本体部634は、略棒状に形成され、レーザ反射部635にレーザが照射されるようレーザ反射部635を支持する。
レーザ反射部635は、本体部634のノズルボディ93に挿入される側の端部の径方向外側に設けられる。レーザ反射部635は、表面に複数の穴630を有する。
穴630は、袋状に形成されている。具体的には、レーザ反射部635の表面の拡大断面図である図13(b)に示すように、穴630の開口631は、内径D631が穴630の内部の内径D632に比べ小さくなるよう形成されている。
第六実施形態では、噴孔98を加工するとき、遮蔽部材駆動部16によってレーザ遮蔽部材63を回転する。これにより、レーザ反射部635の特定の箇所がレーザLz0を集中して受光することを防止し、当該特定の箇所が他の部位に比べて早く損傷することを防止することができる。したがって、レーザ遮蔽部材63の交換頻度をさらに低減することができる。
また、穴630に入ったレーザは、最初に穴630を形成する「第一反射面」としての内壁636に反射された後、穴630を形成する「第二反射面」としての他の内壁637、638に反射される。第六実施形態では、穴630の開口631は、内径D631が穴630の内部の内径D632に比べ小さくなるよう形成されているため、穴60に入ったレーザは外部に出にくく、内壁636、637、638において多くの反射を繰り返す。これにより、第六実施形態では、レーザ反射部635に照射されるレーザは、開口の内径が内部の内径より大きい穴に入ったレーザに比べ、より多く反射し、その強度は比較的大きく減衰する。したがって、レーザ遮蔽部材63の交換頻度をさらに低減することができる。
(第七実施形態)
次に、本発明の第七実施形態によるレーザ加工装置を図14に基づいて説明する。第七実施形態は、レーザ照射部が照射するレーザの偏光状態を変更可能な点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第七実施形態による「レーザ加工装置」としてのレーザ加工装置3は、レーザ照射部11、ワークチャック12、レーザ遮蔽部材13、ワーク駆動部14、及び、制御部15などを備えている。なお、図14では、レーザ加工装置3におけるレーザの軌跡を二点鎖線Lz0で示す。
レーザ照射部11は、レーザ発振器111、光学系112、レーザ走査部113などを有する。
光学系112は、図14に示すように、レーザ発振器111とレーザ走査部113との間の光路上に設けられる。光学系112は、偏光板などを有する。光学系112は、制御部15と電気的に接続している(図14の実線矢印L112)。光学系112は、制御部15が出力する偏光切替信号に基づいてレーザ発振器111が発振したレーザの偏光状態を所望の状態に変更する。光学系112を通ったレーザは、レーザ走査部113に導かれる。
制御部15は、ノズルボディ93に照射するレーザの強度と噴孔98の加工速度との関係を記憶している。噴孔98を加工するとき、制御部15は、噴孔98が形成される部位の板厚及び照射されるレーザの強度から噴孔98の加工に必要な時間を算出する。レーザによる噴孔98の加工が開始した時刻から噴孔98の加工に必要な時間と推定される時間が経過したとき、制御部15は、レーザのS成分をP成分より大きくする偏光切替信号を光学系112に出力する。これにより、噴孔98を通ってノズルボディ93内に突き抜けるレーザの偏光状態は、S成分がP成分より多い状態となる。
一般に、入射角によっては、入射角が大きい場合、レーザのS成分は、反射率がP成分の反射率に比べて大きいことが知られている。そこで、第七実施形態では、噴孔98が貫通したことを推定してレーザのS成分がP成分より大きくなるよう偏光する。これにより、噴孔98を通ってノズルボディ93内に入るレーザは、噴孔98を加工しているときのレーザに比べ反射率が高くなるため、レーザ遮蔽部材13が吸収するレーザのエネルギは比較的小さくなる。したがって、レーザ遮蔽部材13の交換頻度をさらに低減することができる。
(第八実施形態)
次に、本発明の第八実施形態によるレーザ加工装置を図15に基づいて説明する。第八実施形態は、ノズルボディ内に光センサを備えている点が第七実施形態と異なる。なお、第七実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図15では、レーザの軌跡を二点鎖線Lz0で示す。
第八実施形態によるレーザ加工装置は、「レーザ強度検出手段」としての光センサ18を備える。光センサ18は、ノズルボディ93内においてレーザの反射光が当たらない位置、例えば、レーザ遮蔽部材43のノズルボディ93に挿入される側の端部に設けられている。光センサ18は、制御部15と電気的に接続している。光センサ18は、ノズルボディ93内のレーザ強度を検出し、制御部15に検出したレーザ強度に基づく信号を出力する。
制御部15では、光センサ18が出力する信号に基づいて偏光切替信号を光学系112に出力する。このとき、噴孔98を通ってノズルボディ93内に突き抜けるレーザの偏光状態をP成分よりS成分が多い状態となるよう偏光する。
また、第八実施形態によるレーザ加工装置は、レーザ遮蔽部材13とともにノズルボディ93内に挿入される当接部材131を備えている。当接部材131は、ノズルボディ93内に挿入される側の端面133が弁座94に当接可能に形成されている。レーザ遮蔽部材13は、当接部材131が有する空間132に挿入される。
噴孔98が貫通しレーザがノズルボディ93内に入ると、ノズルボディ93内のレーザ強度が強くなる。光センサ18によってこのレーザ強度の変化を検出し、制御部15に出力する。制御部15は、光センサ18の出力に基づいて、レーザの偏光状態を切り替える偏光切替信号を光学系112に出力する。これにより、レーザ遮蔽部材13が吸収するレーザのエネルギは比較的小さくなる。したがって、レーザ遮蔽部材13の交換頻度をさらに低減することができる。
また、第八実施形態によるレーザ加工装置が備える当接部材131は、ノズルボディ93内に挿入される側の端面133が弁座94に当接するようノズルボディ93内に挿入される。これにより、レーザによって発生するデブリが弁座94に付着することを防止できる。
(第九実施形態)
次に、本発明の第九実施形態によるレーザ加工装置を図16に基づいて説明する。第九実施形態は、温度センサを備えている点が第七実施形態と異なる。なお、第七実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第九実施形態によるレーザ加工装置は、「温度検出手段」としての温度センサ19を備える。温度センサ19は、図16に示すように、レーザ遮蔽部材13の内部に設けられている。温度センサ19は、レーザ遮蔽部材13の温度を検出可能である。温度センサ19は、制御部15と電気的に接続している。温度センサ19は、レーザ遮蔽部材13の温度を検出し、制御部15に検出した温度に基づく信号を出力する。
制御部15では、温度センサ19が出力する信号に基づいて偏光切替信号を光学系112に出力する。
ノズルボディ93内に入ったレーザがレーザ反射部135に照射されると、レーザのエネルギによってレーザ反射部135を含むレーザ遮蔽部材13の温度が上昇する。第九実施形態では、温度センサ19によってレーザ遮蔽部材13の温度の変化を検出し、制御部15に出力する。制御部15は、レーザの偏光状態を切り替える偏光切替信号を光学系112に出力する。これにより、レーザ遮蔽部材13が吸収するレーザのエネルギは比較的小さくなる。したがって、レーザ遮蔽部材13の交換頻度をさらに低減することができる。
(第十実施形態)
次に、本発明の第十実施形態によるレーザ加工装置を図17、18に基づいて説明する。第十実施形態は、「被加工部材」の形状が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第十実施形態によるレーザ加工装置4は、平板状の被加工部材70にレーザを用いて通孔75を加工する。レーザ加工装置4は、レーザ照射部11、「保持部」としての支持台72、レーザ遮蔽部材73、駆動部74、及び、制御部15などを備えている。なお、図17、18では、レーザ加工装置4におけるレーザの軌跡を二点鎖線Lz0で示す。
支持台72は、駆動部74上に設けられている。支持台72は、被加工部材70を保持可能である。
レーザ遮蔽部材73は、被加工部材70のレーザが照射される側とは反対側であって、支持台72に支持されている被加工部材70と駆動部74との間に設けられる。レーザ遮蔽部材73は、「支持部」としての本体部734及びレーザ反射部735を有する。
本体部734は、レーザ遮蔽部材73の駆動部74側に位置する。本体部734は、レーザ反射部735にレーザが照射されるようレーザ反射部735を支持する。
レーザ反射部735は、図17のXVIII部拡大図である図18に示すように、表面が凹凸状に形成されている。レーザ反射部735は、通孔75を通るレーザLz0を最初に反射する「第一反射面」としての壁面736及び壁面736を反射する「第二反射面」としての壁面737を有する。壁面736は、壁面736とレーザLz0の入射方向とがなす角度(図18に示す角度θ2)が40度以下となるよう形成されている。また、壁面736は、表面形状が曲面から形成される凹状となっている。
駆動部74は、制御部15と電気的に接続している(図17の実線矢印L154)。駆動部74は、制御部15が出力する位置信号に基づいて被加工部材70が所定の姿勢及び所定の位置となるよう駆動する。
第十実施形態では、通孔75を通るレーザLz0は、被加工部材70を突き抜けて被加工部材70と駆動部74との間に入る。この被加工部材70の駆動部74側に突き抜けたレーザLz0は、レーザ遮蔽部材73に照射される。レーザ遮蔽部材73が有するレーザ反射部735に照射されるレーザは、壁面736と壁面737とによって反射される。これにより、レーザ遮蔽部材73の本体部734がレーザによって損傷することを防止する。したがって、第十実施形態は、第一実施形態の効果(a)〜(e)を奏する。
(他の実施形態)
(1)第一〜九実施形態では、レーザ加工装置は、ディーゼル燃料用の燃料噴射弁のノズルボディに噴孔を加工するとした。しかしながら、レーザ加工装置が「通孔」を加工する部材は、これに限定されない。ガソリン燃料用の燃料噴射弁のノズルボディに噴孔を加工してもよい。また、第十実施形態に示したように、通孔を有する被加工部材の加工にも適用してもよい。
(2)上述の実施形態では、「第一反射面」としての壁面は、表面形状が曲面から形成される凹状となるよう形成されているとした。しかしながら、表面形状が曲面から形成される凸状であってもよいし、平面であってもよい。また、「第二反射面」としての壁面も、表面形状が曲面から形成される凹状または凸状となるよう形成されていてもよい。
(3)上述の実施形態では、レーザ反射部には、レーザの照射方向となす角度が40℃以下となる第一反射面を有する有底の穴または溝が形成されているとした。しかしながら、レーザ反射部の形状はこれに限定されない。レーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面、及び、第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面を有していればよい。
(4)上述の実施形態では、レーザ加工装置は、ノズルボディが所定の姿勢及び所定の位置となるよう駆動するワーク駆動部を備えるとした。しかしながら、ワーク駆動部はなくてもよい。レーザ照射部がノズルボディの周囲を移動してもよい。
(5)上述の実施形態では、レーザ照射部は、レーザ発振器、レーザ走査部などを有するとした。しかしながら、レーザ照射部の構成はこれに限定されない。
(6)上述の実施形態では、レーザ遮蔽部材は、セラミックスから形成されるとした。しかしながら、レーザ遮蔽部材を形成する材料は、これに限定されない。レーザ遮蔽部材は、レーザの照射によって高温になりやすいため、耐熱材料や熱伝導性がよい材料が望ましいが、これらにも限定はされない。
(7)第二実施形態では、レーザ反射部は、逆円錐形状の穴を有するとした。しかしながら、穴の形状はこれに限定されない。
(8)第二〜六実施形態では、遮蔽部材駆動部は、レーザ遮蔽部材を回転可能及び軸方向に駆動可能であるとした。しかしながら、遮蔽部材駆動部の機能は、レーザ遮蔽部材の形状に応じて、回転可能または軸方向の少なくとも一方向に駆動可能であってもよい。
(9)第七実施形態では、噴孔が貫通する時間を推定してレーザの偏光状態を変更するとした。しかしながら、レーザの偏光状態を変更する時間はこれに限定されない。S成分がP成分より大きい偏光状態のレーザを用いて「通孔」を加工してもよい。
(10)第八実施形態では、光センサは、レーザ遮蔽部材のノズルボディに挿入される側の端部に設けられているとした。しかしながら、光センサが設けられる位置はこれに限定されない。ノズルボディ内のレーザ強度の変化を検出可能な位置であればよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1、2、3、4・・・レーザ加工装置
11 ・・・レーザ照射部
12 ・・・ワークチャック(保持部)
134、234、334、434、534、634、734・・・本体部(支持部)
135、235、335、435、535、635、735・・・レーザ反射部
136、236、636、736・・・第一反射面
137、237、637、638、737・・・第二反射面
70 ・・・被加工部材
75 ・・・通孔
93 ・・・ノズルボディ(被加工部材)
98 ・・・噴孔(通孔)

Claims (9)

  1. レーザを用いて被加工部材(93)に通孔(98)を加工するレーザ加工装置(2)であって、
    前記被加工部材に前記被加工部材の一方の側から前記通孔を加工するレーザを照射するレーザ照射部(11)と、
    前記被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられ、前記通孔を加工するレーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面(236)、及び、前記第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面(237)を有するレーザ反射部(335、435)と、
    前記レーザ反射部にレーザが照射されるよう前記レーザ反射部を支持する支持部(334、434)と、
    前記レーザ反射部を前記支持部の中心軸を中心に回転可能な回転駆動部(16)と、
    を備え
    前記レーザ反射部は、前記支持部の径方向外側に設けられ、径方向外側の表面に周方向に延びるよう形成され、少なくとも前記第一反射面及び前記第二反射面から形成される複数の溝(330、430)を有することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. レーザを用いて被加工部材(93)に通孔(98)を加工するレーザ加工装置(2)であって、
    前記被加工部材に前記被加工部材の一方の側から前記通孔を加工するレーザを照射するレーザ照射部(11)と、
    前記被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられ、前記通孔を加工するレーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面(236)、及び、前記第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面(237)を有するレーザ反射部(535)と、
    前記レーザ反射部にレーザが照射されるよう前記レーザ反射部を支持する支持部(534)と、
    前記レーザ反射部を前記支持部の中心軸方向に移動可能な軸方向駆動部(16)と、
    を備え、
    前記レーザ反射部は、径方向外側の表面に軸方向に延びるよう形成され、少なくとも前記第一反射面及び前記第二反射面から形成される複数の溝(530)を有することを特徴とするレーザ加工装置。
  3. レーザを用いて被加工部材(70、93)に通孔(75、98)を加工するレーザ加工装置(3、4)であって、
    前記被加工部材に前記被加工部材の一方の側から前記通孔を加工するレーザを照射するレーザ照射部(11)と、
    前記被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられ、前記通孔を加工するレーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面(136、736)、及び、前記第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面(137、737)を有するレーザ反射部(135、735)と、
    前記レーザ反射部にレーザが照射されるよう前記レーザ反射部を支持する支持部(134、734)と、
    を備え
    前記レーザ照射部は、前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更可能な光学系(112)を有し、前記通孔の加工を開始した時刻から当該通孔の加工に必要な時間と推定される時間が経過したときに前記通孔を加工するレーザのS成分をP成分より大きくすることを特徴とするレーザ加工装置。
  4. 前記被加工部材と前記レーザ反射部との間のレーザ光の強度を検出可能なレーザ強度検出手段(18)をさらに備え、
    前記レーザ照射部は、前記レーザ強度検出手段が検出するレーザ光の強度に基づいて前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更することを特徴とする請求項に記載のレーザ加工装置。
  5. レーザを用いて被加工部材(93)に通孔(98)を加工するレーザ加工装置(3)であって、
    前記被加工部材に前記被加工部材の一方の側から前記通孔を加工するレーザを照射するレーザ照射部(11)と、
    前記被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられ、前記通孔を加工するレーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面(136)、及び、前記第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面(137)を有するレーザ反射部(135)と、
    前記レーザ反射部にレーザが照射されるよう前記レーザ反射部を支持する支持部(134、734)と、
    前記被加工部材と前記レーザ反射部との間のレーザ光の強度を検出可能なレーザ強度検出手段(18)と、
    を備え
    前記レーザ照射部は、前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更可能な光学系(112)を有し、前記レーザ強度検出手段が検出するレーザ光の強度に基づいて前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更することを特徴とするレーザ加工装置。
  6. 前記レーザ反射部の内部の温度を検出可能な温度検出手段(19)をさらに備え、
    前記レーザ照射部は、前記温度検出手段が検出する前記レーザ反射部の内部の温度に基づいて前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更することを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のレーザ加工装置。
  7. レーザを用いて被加工部材(93)に通孔(98)を加工するレーザ加工装置(3)であって、
    前記被加工部材に前記被加工部材の一方の側から前記通孔を加工するレーザを照射するレーザ照射部(11)と、
    前記被加工部材のレーザが照射される側とは反対側に設けられ、前記通孔を加工するレーザの照射方向となす角度が0度より大きくかつ90度より小さい第一反射面(136)、及び、前記第一反射面に反射されるレーザを反射可能な第二反射面(137)を有するレーザ反射部(135)と、
    前記レーザ反射部にレーザが照射されるよう前記レーザ反射部を支持する支持部(134、734)と、
    前記レーザ反射部の内部の温度を検出可能な温度検出手段(19)と、
    を備え
    前記レーザ照射部は、前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更可能な光学系(112)を有し、前記温度検出手段が検出する前記レーザ反射部の内部の温度に基づいて前記通孔を加工するレーザのS成分とP成分との比率を変更することを特徴とするレーザ加工装置。
  8. 前記第一反射面及び前記第二反射面の少なくとも一方は、表面形状が曲面から形成される凹状または凸状であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のレーザ加工装置。
  9. 前記被加工部材のレーザが照射される側とは反対側の壁面(94)に当接可能な当接部材(131)をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のレーザ加工装置。
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