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JP6358981B2 - 圧縮空気貯蔵発電装置及び圧縮空気貯蔵発電方法 - Google Patents

圧縮空気貯蔵発電装置及び圧縮空気貯蔵発電方法 Download PDF

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Description

本発明は、圧縮空気貯蔵発電装置及び圧縮空気貯蔵発電方法に関する。
風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用した発電は、気象条件に依存するため、出力が安定しないことがある。このため、圧縮空気貯蔵(CAES:compressed air energy storage)発電システム等のエネルギー貯蔵システムを使用して出力を平準化する必要がある。
従来の圧縮空気貯蔵発電装置は、電力プラントのオフピーク時間中に電気エネルギーを圧縮空気として蓄圧タンクに蓄え、高電力需要時間中に圧縮空気により膨張機を駆動して発電機を作動させて電気エネルギーを生成するのが一般的である。
特許文献1には、このようなCAES発電装置のうち、圧縮と膨張の両機能を有する圧縮膨張兼用機からなるものが開示されている。
特表2013−509529号公報
特許文献1のCAES発電装置は、圧縮膨張兼用機のみから構成されるため、圧縮専用機や圧縮膨張機を使用した場合に比べてコストが高くなる。また、再生可能エネルギーによって発電される入力電力や需要先から要求される需要電力に応じたシステムの最適な運用についても考慮されていない。さらに、圧縮膨張兼用機は、圧縮と膨張を同時に行うことはできない。従って、CAES発電装置が圧縮膨張兼用機のみから構成される場合、蓄圧と発電を同時に行うことができず、システム効率が低下するおそれがある。
本発明は、圧縮機又は膨張機の設置台数が減り、小型化及びコストダウン可能なCAES発電装置を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、再生可能エネルギーを用いて発電した入力電力により駆動される、互いに電気的に並列に接続された複数の電動機と、前記電動機と機械的に接続され、空気を圧縮する複数の圧縮機と、前記圧縮機と流体的に接続され、前記圧縮機により圧縮された空気を貯蔵する蓄圧タンクと、前記蓄圧タンクと流体的に接続され、前記蓄圧タンクから供給される圧縮空気によって駆動される複数の膨張機と、前記膨張機と機械的に接続され、互いに電気的に並列に接続され、需要先へ供給する電力を発電する複数の発電機と、前記圧縮機で圧縮された空気と熱媒とで熱交換し、前記熱媒を加熱するための第1熱交換器と、前記第1熱交換器と流体的に接続され、前記熱媒を貯蔵する蓄熱タンクと、前記蓄熱タンクと流体的に接続され、前記蓄熱タンクから供給される前記熱媒と前記膨張機に供給される圧縮空気とで熱交換し、圧縮空気を加熱するための第2熱交換器と、前記圧縮機及び前記膨張機の両方の機能を有する圧縮膨張兼用機と、前記圧縮膨張兼用機と電気的に接続され、前記圧縮膨張兼用機における圧縮と膨張を切り替える制御装置とを備える圧縮空気貯蔵発電装置を提供する。
この構成により、圧縮膨張兼用機の圧縮と膨張を切り替えて必要に応じて使用することで、圧縮機又は膨張機の設置台数が減り、CAES発電装置を小型化及びコストダウンできる。
前記制御装置は、前記自然エネルギーを用いて発電した前記入力電力と、前記需要先の要求する需要電力とに基づいて前記圧縮膨張兼用機の圧縮と膨張の切り替えることが好ましい。
これにより、入力電力と需要電力に基づいて、圧縮膨張兼用機の圧縮と膨張を切り替えて使用することで、システムの最適な制御を行うことができる。圧縮のみ及び膨張のみのCAES発電装置に対して、圧縮膨張兼用機を追加したとき、入力電力や需要電力によって、効率のよい最適な運転方法が異なる。従って、システムの効率を最大化するためには、これらに基づいて圧縮膨張兼用機の切り替えを制御し、システムの最適な運用を行う必要がある。
前記蓄圧タンクの内圧を測定し、前記制御装置に出力する圧力センサと、前記蓄熱タンクから前記第2熱交換器への前記熱媒の供給の許容と遮断を切り替え可能な切替弁とをさらに備え、前記圧力センサの圧力値が所定の上限値に達した場合、前記制御装置は、前記第2熱交換器への前記熱媒の供給を遮断するように前記切替弁を切り替えることが好ましい。
これにより、蓄圧タンクに圧縮空気が限界まで貯蔵された場合でも、第2熱交換器で膨張機に供給する圧縮空気を加熱しないことで、膨張効率を低下させて圧縮空気を通常よりも多く消費し、蓄圧タンクの容量に余裕を作る。この場合、蓄熱タンクに貯蔵されている熱媒は、第2熱交換器で熱交換しないため、温度が低下せず高温を維持できる。この高温の熱媒は、蓄圧タンクの容量に余裕ができ需要電力が増加した場合等、必要に応じて使用することで発電効率を向上できる。
前記蓄圧タンクに圧縮空気を貯蔵する充電過程と、前記蓄圧タンクの圧縮空気を使用して前記発電機で発電する放電過程とを同時に行う場合であって、前記入力電力が前記複数の圧縮機の総駆動電力よりも大きい場合、かつ、前記需要電力が前記複数の発電機の総発電電力よりも大きい場合、前記制御装置は、通常時前記圧縮膨張兼用機を膨張機として制御し、前記蓄圧タンクの内圧が減少し、前記圧力センサの圧力値が前記膨張機における所定の膨張効率に対応する圧力値以下となったとき、前記圧縮膨張兼用機を圧縮機として使用するよう切り替える制御をして前記蓄圧タンクの内圧を上昇させ、前記圧力センサの圧力値が前記膨張機における所定の膨張効率に対応する圧力値より大きくなったとき、前記圧縮膨張兼用機を膨張機として使用するよう切り替えることが好ましい。
これにより、複雑な電力の需給関係においても効率よくCAES発電装置を運転できる。特に、入力電力が圧縮機の総駆動電力よりも大きく、需要電力が発電機の総発電電力よりも大きい場合は、圧縮膨張兼用機に対して圧縮機能と膨張機能の両方が求められる場合である。従って、この場合、圧縮膨張兼用機を適時切り替えて使用することにより、システムの最適な運用を行うことができる。具体的には、大きい需要電力に対応するため、通常、圧縮膨張兼用機は膨張機として使用する。しかし、これを続けると圧縮空気消費量が増加し、蓄圧タンク内の圧力が所定の圧力値以下になり、膨張機に供給される圧力が低下し、膨張効率が低下することがある。このとき、圧縮膨張兼用機を継続して膨張機として使用してもCAES発電装置全体としての発電効率は低い状態であるため、有効でない。従ってこのときは、圧縮膨張兼用機を圧縮機として切り替えて使用し、蓄圧タンクに圧縮空気を供給して蓄圧タンクの内圧を上昇させる。そして蓄圧タンクの内圧が所定の膨張効率を達成できるほどに回復した場合、圧縮膨張兼用機を膨張機として切り替えて使用し、再度必要な需要電力に対応する。なお、ここでは蓄圧タンクに圧縮空気を貯蔵する蓄圧過程を充電過程と称し、蓄圧タンクの圧縮空気を使用して発電機で発電する発電過程を放電過程と称している。
本発明の第2の態様は、自然エネルギーを用いて発電した入力電力により駆動される、互いに電気的に並列に接続された複数の電動機と、前記電動機と機械的に接続され、空気を圧縮する複数の圧縮機と、前記圧縮機と流体的に接続され、前記圧縮機により圧縮された空気を貯蔵する蓄圧タンクと、前記蓄圧タンクと流体的に接続され、前記蓄圧タンクから供給される圧縮空気によって駆動される複数の膨張機と、前記膨張機と機械的に接続され、互いに電気的に並列に接続され、需要先へ供給する電力を発電する複数の発電機と、前記圧縮機で圧縮された空気と熱媒とで熱交換し、前記熱媒を加熱するための第1熱交換器と、前記第1熱交換器と流体的に接続され、前記熱媒を貯蔵する蓄熱タンクと、前記蓄熱タンクと流体的に接続され、前記蓄熱タンクから供給される前記熱媒と前記膨張機に供給される圧縮空気とで熱交換し、圧縮空気を加熱するための第2熱交換器と、前記圧縮機及び前記膨張機の両方の機能を有する圧縮膨張兼用機とを備える圧縮空気貯蔵発電装置において、前記再生可能エネルギーを用いて発電した前記入力電力と、前記需要先の要求する需要電力とに基づいて、前記圧縮膨張兼用機における圧縮と膨張を切り替える、圧縮空気貯蔵発電方法を提供する。
本発明によれば、圧縮膨張兼用機の圧縮と膨張を切り替えて必要に応じて使用することで、圧縮機又は膨張機の設置台数が減り、CAES発電装置を小型化及びコストダウン可能である。入力電力と需要電力に基づいて、圧縮膨張兼用機の圧縮と膨張を切り替えて使用することで、システムの最適な制御を行うことができる。
第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の主に空気経路を示す概略構成図。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の主に熱媒経路を示す概略構成図 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第1実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。 第2実施形態の圧縮空気貯蔵(CAES)発電装置の制御方法を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧縮空気貯蔵(CAES:compressed air energy storage)発電装置2の概略構成図を示している。このCAES発電装置2は、再生可能エネルギーを利用して発電する場合に、需要先である電力系統4への出力変動を平準化するとともに、電力系統4における需要電力の変動に合わせた電力を出力する。
図1及び図2を参照して、CAES発電装置2の構成を説明する。
CAES発電装置2は、空気経路と熱媒経路を備える。空気経路には、主に圧縮機(圧縮専用機)6と、蓄圧タンク8と、膨張機(膨張専用機)10とが設けられており、これらが空気配管12により流体的に接続され、その内部には空気が流れている(図1の実線矢印参照)。熱媒経路には、主に第1熱交換器14と、蓄熱タンク16と、第2熱交換器18とが設けられており、これらが熱媒配管20により流体的に接続され、その内部には熱媒が流れている(図1の破線矢印参照)。
第1に、図1を参照して空気経路について説明する。空気経路では、吸い込まれた空気は、複数の圧縮機6で圧縮され、蓄圧タンク8に貯蔵され、必要に応じて複数の膨張機10に供給され発電機22の発電に使用される。
各圧縮機6は、モータ(電動機)24を備える。各モータ24は、圧縮機6に機械的に接続され、互いに電気的に並列に接続されている。再生可能エネルギーにより発電された電力はモータ24に供給され、この電力によりモータ24が駆動される。
圧縮機6は、モータ24を駆動させることで作動する。圧縮機6の吐出口6bは、第1熱交換器14を介して蓄圧タンク8と空気配管12を通じて流体的に接続されている。圧縮機6は、モータ24により駆動されると、吸込口6aより空気を吸引し、圧縮して吐出口6bより吐出し、蓄圧タンク8に圧縮した空気を圧送する。圧縮機6は、互いに流体的に並列に複数台接続されており、本実施形態ではその数は4台である。ただし、圧縮機6の数はこれに限定されず、1台以上であればよい。
蓄圧タンク8は、圧縮機6から圧送された圧縮空気を貯蔵する。従って、蓄圧タンク8には、圧縮空気としてエネルギーを蓄積できる。蓄圧タンク8には内部に貯蔵した圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサ9が設けられている。蓄圧タンク8は、第2熱交換器18を介して膨張機10と空気配管12を通じて流体的に接続されている。蓄圧タンク8で貯蔵された圧縮空気は、膨張機10に供給される。蓄圧タンク8から各膨張機10に延びる複数の空気配管12には、バルブ(切替弁)26gがそれぞれ設けられており、必要に応じてバルブ26gを開閉し、膨張機10への圧縮空気の供給を許容又は遮断できる。
膨張機10は、発電機22を備える。発電機22は膨張機10と機械的に接続され、互いに電気的に並列に接続されている。吸込口10aから圧縮空気を供給された膨張機10は、供給された圧縮空気により作動し、発電機22を駆動する。発電機22は、外部の電力系統4に電気的に接続されており、発電した電力を需要先である電力系統4に供給する。また、膨張機10で膨張された空気は、吐出口10bから外部に排出される。
以上により、基本的なCAES発電装置2の空気経路は構成されている。また、本実施形態のCAES発電装置2は、圧縮膨張兼用機28をさらに備える。
圧縮膨張兼用機28は、圧縮と膨張の両方の機能を有し、これらを必要に応じて切り替えることができる。圧縮膨張兼用機28は、モータ(電動機)24と発電機22とが一体なった発電電動機30を備える。発電電動機30は、圧縮膨張兼用機28に機械的に接続されており、再生可能エネルギーにより発電した電力が発電電動機30に供給されることで圧縮機を動作させ、圧縮空気が膨張機10に供給されることで発電電動機30を駆動して発電できる。なお、本実施形態では、モータ(電動機)24と発電機22とが一体となった発電電動機30を使用しているが、クラッチのような切替手段を介してモータ24と発電機22を個別に接続して使用してもよい。
このように、圧縮膨張兼用機28の圧縮と膨張を切り替えて必要に応じて使用することで、圧縮機6又は膨張機10の設置台数が減り、CAES発電装置2を小型化及びコストダウンできる。
第2に、図2を参照して熱媒経路について説明する。図2は、図1のうち、熱媒経路に関する部分について、圧縮機6、膨張機10、及び圧縮膨張兼用機28が各1台の場合を詳細に表している。熱媒経路では、熱媒により、圧縮機6で発生した熱を第1熱交換器14で熱媒に回収し、蓄熱タンク16で昇温した熱媒を貯蔵し、第2熱交換器18において膨張機10で膨張する前の圧縮空気に熱を戻している。熱媒経路には、ポンプ32が設置されており、熱媒はポンプ32により循環されている。熱媒の種類は特に限定されておらず、例えば水、油などであってもよい。
第1熱交換器14では、圧縮機6と蓄圧タンク8との間の空気配管12内の圧縮空気と、熱媒配管20内の熱媒との間で熱交換し、圧縮機6による圧縮で発生した圧縮熱を熱媒に回収している。即ち、第1熱交換器14では、圧縮空気の温度は低下し、熱媒の温度は上昇する。ここで温度上昇した熱媒は、熱媒配管20を通じて蓄熱タンク16に供給される。
本実施形態の蓄熱タンク16は、高温蓄熱タンク16aと戻りタンク16bを備える。高温蓄熱タンク16aは、第1熱交換器14で熱交換して温度上昇した熱媒を貯蔵する。そしてこの熱媒を、熱媒配管20を通じて第2熱交換器18に供給する。蓄熱タンク16から第2熱交換器18に延びる熱媒配管20には、バルブ(切替弁)26fが設けられ、必要に応じてバルブ26fを開閉し、第2熱交換器18への熱媒の供給を許容又は遮断できる。戻りタンク16bは、第2熱交換器18で熱交換して温度低下した熱媒を貯蔵する。
第2熱交換器18では、蓄圧タンク8と膨張機10との間の空気配管12内の圧縮空気と、熱媒配管20内の熱媒との間で熱交換し、膨張機10による膨張の前に圧縮空気の温度を上昇させている。即ち、第2熱交換器18では、圧縮空気の温度は上昇し、熱媒の温度は低下する。ここで温度低下した熱媒は、戻りタンク16bに供給され貯蔵される。そして貯蔵された熱媒は、ポンプ32により第1熱交換器14に供給され、このように循環している。
以上により、基本的なCAES発電装置2の熱媒経路は構成されている。また、本実施形態のCAES発電装置2は、圧縮膨張兼用機28を備えるため、圧縮膨張兼用機28のための第3熱交換器34を備える。
第3熱交換器34は、圧縮膨張兼用機28と蓄圧タンク8との間の空気配管12に流体的に接続されている。さらに第3熱交換器34は、第1熱交換器14及び第2熱交換器18と同様に熱媒配管20を通じて蓄熱タンク16に流体的に接続されている。従って、圧縮膨張兼用機28が圧縮機として動作するときは、第1熱交換器14のように圧縮熱を熱媒に回収し、膨張機として動作するときは、第2熱交換器18のように圧縮空気を加熱する。
蓄熱タンク16と第3熱交換器34との間の熱媒配管20にはバルブ(切替弁)26d,26eが設けられている。従って、圧縮膨張兼用機28の切り替えに伴い、熱媒配管20に設けられたバルブ26d,26eを切り替えて、圧縮熱の回収及び膨張前の圧縮空気の加熱を行う。具体的には、圧縮膨張兼用機28が圧縮機として動作するとき、バルブ26dを開き、バルブ26eを閉じ、圧縮熱を熱媒に回収する。圧縮膨張兼用機28が膨張機として動作するとき、バルブ26eを開き、バルブ26dを閉じ、膨張前の圧縮空気を加熱する。従って、第3熱交換器34は、第1熱交換器14と第2熱交換器18の両方の機能を有する。
このように第1から第3熱交換器14,18,34を使用すると、CAES発電装置2の発電効率の低下を防止できる。これらを使用しない場合、圧縮熱によって温度上昇した圧縮空気が蓄圧タンク8に供給される。温度上昇した圧縮空気は、蓄圧タンク8に貯蔵されている間に外部へ放熱し、熱エネルギーを損失する。これに対し、第1熱交換器14及び第3熱交換器34を使用すると、蓄圧タンク8に供給される圧縮空気から熱回収して温度を低下させ、外気との温度差を低減できる。従って、蓄圧タンク8における放熱による熱エネルギーの損失を防止できる。さらに、回収した熱を蓄熱タンク16に蓄熱し、第2熱交換器18及び第3熱交換器34を使用して膨張機10へ供給される圧縮空気に対してこの回収及び蓄熱した熱を戻すことで発電効率を低下させることなく発電が可能である。
また、CAES発電装置2は、制御装置36を備える。制御装置36は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)のような記憶装置を含むハードウェアと、それに実装されたソフトウェアにより構築されている。制御装置36は、少なくとも各バルブ26a〜26eと、発電電動機30とに電気的に接続されている(図1及び図2の2点鎖線参照)。蓄圧タンク8の圧力センサ9は、制御装置36に測定した圧力を出力する。制御装置36は、この測定した圧力と、モータ24への入力電力と、需要先である電力系統4からの需要電力とに基づいてCAES発電装置2を制御する。
制御装置36により、入力電力と需要電力に基づいて、圧縮膨張兼用機28の圧縮と膨張を切り替えて使用することで、システムの最適な制御を行うことができる。また、圧縮のみ及び膨張のみのCAES発電装置2に対して、圧縮膨張兼用機28を追加したとき、入力電力や需要電力によって、効率のよい最適な運転方法が異なる。従って、システムの効率を最大化するためには、これらに基づいて圧縮膨張兼用機28の切り替えを制御し、システムの最適な運用を行う必要がある。
次に、CAES発電装置2の制御方法について説明する。
CAES発電装置2は、圧縮空気を貯蔵する蓄圧過程(充電過程)と圧縮空気を使用した発電過程(放電過程)を同時に行う充放電同時の場合と、別々に行う充放電別々の場合の2つの制御方法を有する。ここでは蓄圧タンク8に圧縮空気を貯蔵する蓄圧過程を充電過程と称し、蓄圧タンク8の圧縮空気を使用して発電機22で発電する発電過程を放電過程と称している。充放電同時は、再生可能エネルギーによる発電が短周期変動する場合によく使用される。充放電別々は、再生可能エネルギーによる発電が長周期変動する場合によく使用される。長周期・短周期を分ける明確な定義は無いが、長周期は数時間から数日程度の変動である。一方、短周期は数分から1時間未満程度の変動である。具体的には、例えば太陽光を利用した発電の場合、長周期の出力変動要因は日中と夜間の違いである。短周期の出力変動要因は一時的に太陽が雲に隠れる場合である。一方、風力を利用した発電の場合、長周期の出力変動は強風や無風による発電停止の場合であり、短周期の出力変動は風速の変動による場合である。
第1に、充放電同時の場合の制御について説明する。
図3を参照して、充放電同時の場合、再生可能エネルギーによる発電量Aがモータ24に供給される(ステップS3−1)。発電量Aがモータ24の総駆動電力(1個当たりのモータ24の駆動電力P×モータ24N個)よりも大きい場合(ステップS3−2)、充放電同時1,2の処理が実行され(ステップS3−3)、それ以下である場合(ステップS3−2)、充放電同時3,4の処理が実行される(ステップS3−4)。これらの処理が完了すると、再びステップS3−2に戻り、処理を繰り返す。なお、本実施形態ではモータ24の個数は4個であるため、N=4である。
図4を参照して、充放電同時1,2の処理が開始されると(ステップS4−1)、圧縮膨張兼用機28を圧縮機として使用し、圧縮専用機6と共に圧縮空気を生成する(ステップS4−2)。そして、バルブ26a,26b,26dを開き、バルブ26eを閉じ、第1熱交換器14及び第3熱交換器34で圧縮熱を回収し(ステップS4−3)、回収した圧縮熱を熱媒と共に蓄熱タンク16に貯蔵する(ステップS4−4)。そして圧縮空気を蓄圧タンク8に貯蔵する(ステップS4−5)。このとき、電力系統4から要求される需要電力が発電機22の総発電量(1個当たりの発電機22の発電電力C×発電機22M個)以下である場合(ステップS4−6)、充放電同時1の処理が実行され(ステップS4−7)、それより大きい場合(ステップS4−6)、充放電同時2の処理が実行される(ステップS4−8)。そして、充放電同時1,2の処理を終了する(ステップS4−9)。なお、本実施形態では発電機22の個数は4個であるため、M=4である。
図5を参照して、充放電同時1の処理が開始されると(ステップS5−1)、圧力センサ9の測定値が所定以上である場合、即ち蓄圧タンク8容量が限界である場合(ステップS5−2)、バルブ26fを閉じ、第2熱交換器18への熱媒の供給を遮断する。従ってこの場合第2熱交換器18で圧縮空気を加熱しない(ステップS5−3)。また、圧力センサ9の測定値が所定未満である場合、即ち蓄圧タンク8容量が限界でない場合(ステップS5−2)、バルブ26fを開き、第2熱交換器18への熱媒の供給を許容する。従ってこの場合第2熱交換器18で圧縮空気を加熱する(ステップS5−4)。いずれの場合でも膨張専用機10のみで圧縮空気を膨張させ(ステップS5−5)、発電機22により平準化した発電電力C×Mを得る(ステップS5−6)。そして充放電同時1の処理を終了する(ステップS5−7)。
図6を参照して、充放電同時2の処理が開始されると(ステップS6−1)、圧力センサ9で測定した蓄圧タンク8の内圧が所定の値以下である場合(ステップS6−2)、圧縮膨張兼用機28を圧縮機として使用し、圧縮専用機6と共に圧縮空気を生成する(ステップS6−3)。そして、バルブ26a,26b,26dを開き、バルブ26eを閉じ、第1熱交換器14及び第3熱交換器34で圧縮熱を回収し(ステップS6−4)、圧縮空気を蓄圧タンク8に貯蔵する(ステップS6−5)。このとき、バルブ26fを開いて第2熱交換器18への熱媒の供給を許容し、第2熱交換器18で圧縮空気を加熱し(ステップS6−6)、膨張専用機10で圧縮空気を膨張させ(ステップS6−7)、平準化した発電電力C×Mを得る(ステップS6−8)。また、蓄圧タンク8の内圧が所定未満である場合(ステップS6−2)、バルブ26fを開いて第2熱交換器18への熱媒の供給を許容し、第2熱交換器18で圧縮空気を加熱する(ステップS6−9)。そして圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用し、膨張専用機10と共に圧縮空気を膨張させ(ステップS6−10)、発電機22により平準化した発電電力C×Mを得る(ステップS6−11)。そして充放電同時2の処理を終了する(ステップS6−12)。
図7を参照して、充放電同時3,4の処理が開始されると(ステップ7−1)、圧縮専用機6のみで圧縮空気を生成する(ステップ7−2)。そして第1熱交換器14で圧縮熱を回収し(ステップS7−3)、回収した圧縮熱を熱媒と共に蓄熱タンク16に貯蔵する(ステップS7−4)。そして圧縮空気を蓄圧タンク8に貯蔵する(ステップS7−5)。このとき第2熱交換器18で圧縮空気を加熱する(ステップS7−6)。電力系統4からの要求される需要電力が発電機22の総発電量(1個当たりの発電機22の発電電力C×発電機22M個)以下である場合(ステップS7−7)、充放電同時3の処理が実行され(ステップS7−8)、それより大きい場合(ステップS7−7)、充放電同時2の処理が実行される(ステップS7−9)。そして、充放電同時3,4の処理を終了する(ステップS7−10)。
図8を参照して、充放電同時3の処理が開始されると(ステップS8−1)、膨張専用機10のみで圧縮空気を膨張させ(ステップS8−2)、発電機22により平準化した発電電力C×Mを得る(ステップS8−3)。そして充放電同時3の処理を終了する(ステップS8−4)。
図9を参照して、充放電同時4の処理が開始されると(ステップS9−1)、圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用し、膨張専用機10と共に圧縮空気を膨張させる(ステップS9−2)。なお、このとき圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用するとともに、バルブ26e,26hを開き、バルブ26aを閉じ、第3熱交換器34では圧縮空気は加熱されている。そして、発電機22により平準化した発電電力C×(M+X)を得る(ステップS9−3)。そして、充放電同時4の処理を終了する(ステップS9−4)。なお、本実施形態では、圧縮膨張兼用機28は1台であるため、X=1である。
以上の制御により、複雑な電力の需給関係においても効率よくCAES発電装置2を運転できる。
特に図5に示されている充放電同時1の処理により、蓄圧タンク8に圧縮空気が限界まで貯蔵された場合でも、第2熱交換器18で膨張機10に供給する圧縮空気を加熱しない。従って、膨張効率を低下させて圧縮空気を通常よりも多く消費し、蓄圧タンク8の容量に余裕を作ることができる。さらにこの場合、蓄熱タンク16に貯蔵されている熱媒は、第2熱交換器18で熱交換しないため、温度が低下せず高温を維持できる。この高温の熱媒は、蓄圧タンク8の容量に余裕ができ需要電力が増加した場合等、必要に応じて使用することで発電効率を向上できる。
特に、特に図6に示されている充放電同時2の処理において、入力電力が圧縮機6の総駆動電力よりも大きく、需要電力が発電機22の総発電電力よりも大きい場合は、圧縮膨張兼用機28に対して圧縮機能と膨張機能の両方が求められる場合である。従って、この場合、圧縮膨張兼用機28を適時切り替えて使用することにより、システムの最適な運用を行うことができる。具体的には、大きい需要電力に対応するため、通常、圧縮膨張兼用機28は膨張機として使用する。しかし、これを続けると圧縮空気消費量が増加し、蓄圧タンク8内の圧力が所定の圧力値以下になり、膨張機10に供給される圧力が低下し、膨張効率が低下することがある。このとき、圧縮膨張兼用機28を継続して膨張機として使用してもCAES発電装置2全体としての発電効率は低い状態であるため、有効でない。従ってこのときは、圧縮膨張兼用機28を圧縮機として切り替えて使用し、蓄圧タンク8に圧縮空気を供給して蓄圧タンク8の内圧を上昇させる。そして蓄圧タンク8の内圧が所定の膨張効率を達成できるほどに回復した場合、圧縮膨張兼用機28を膨張機として切り替えて使用し、再度必要な需要電力に対応する。
第2に、充放電別々の場合の制御について説明する。
図10を参照して、充放電別々の場合、再生可能エネルギーによる発電量Aがモータ24に供給される(ステップS10−1)。発電量Aがモータ24の総駆動電力(1個当たりのモータ24の駆動電力P×モータ24N個)よりも大きい場合(ステップS10−2)、充放電別々1,2の処理が実行され(ステップS10−3)、それ以下である場合(ステップS10−2)、充放電別々3,4の処理が実行される(ステップS10−4)。これらの処理が完了すると、再びステップS10−2に戻り、これを繰り返す。
図11を参照して、充放電別々1,2の処理が開始されると(ステップS11−1)、圧縮膨張兼用機28を圧縮機として使用し、圧縮専用機6と共に圧縮空気を生成する(ステップS11−2)。そしてバルブ26a,26b,26dを開き、バルブ26eを閉じ、第1熱交換器14及び第3熱交換器34で圧縮熱を回収し(ステップS11−3)、回収した圧縮熱を熱媒と共に蓄熱タンク16に貯蔵する(ステップS11−4)。そして圧縮空気を蓄圧タンク8に貯蔵する(ステップS11−5)。このとき、電力系統4から要求される需要電力が発電機22の総発電量(1個当たりの発電機22の発電電力C×発電機22M個)以下である場合(ステップS11−6)、充放電別々1の処理が実行され(ステップS11−7)、それより大きい場合(ステップS11−6)、充放電別々2の処理が実行される(ステップS11−8)。そして、充放電別々1,2の処理を終了する(ステップS11−9)。
図12を参照して、充放電別々1の処理が開始されると(ステップS12−1)、膨張専用機10のみで圧縮空気を膨張させ、発電機22により平準化した発電電力C×Mを得る。そして充放電別々1の処理を終了する(ステップS11−4)。
図13を参照して、充放電別々2の処理が開始されると(ステップS13−1)、圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用し、膨張専用機10と共に圧縮空気を膨張させる(ステップS13−2)。なお、このとき圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用するとともに、バルブ26e,26hを開き、バルブ26aを閉じ、第3熱交換器34では圧縮空気は加熱されている。そして発電機22により平準化した発電電力C×(M+X)を得る。そして充放電別々2の処理を終了する(ステップS12−4)。
図14を参照して、充放電別々3,4の処理が開始されると(ステップ14−1)、圧縮専用機6のみで圧縮空気を生成する(ステップ14−2)。そして第1熱交換器14で圧縮熱を回収し(ステップS14−3)、回収した圧縮熱を熱媒と共に蓄熱タンク16に貯蔵する(ステップS14−4)。そして圧縮空気を蓄圧タンク8に貯蔵する(ステップS14−5)。このとき第2熱交換器18で圧縮空気を加熱する(ステップS14−6)。電力系統4から要求される需要電力が発電機22の総発電量(1個当たりの発電機22の発電電力C×発電機22M個)以下である場合(ステップS14−7)、充放電別々3の処理が実行され(ステップS14−8)、それより大きい場合(ステップS14−7)、充放電別々2の処理が実行される(ステップS14−9)。そして、充放電別々3,4の処理を終了する(ステップS14−10)。
図15を参照して、充放電別々3の処理が開始されると(ステップS15−1)、膨張専用機10のみで圧縮空気を膨張させ(ステップS15−2)、発電機22により平準化した発電電力C×Mを得る(ステップS15−3)。そして充放電別々3の処理を終了する(ステップS15−4)。
図16を参照して、充放電別々4の処理が開始されると(ステップS16−1)、圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用し、膨張専用機10と共に圧縮空気を膨張させる(ステップS16−2)。なお、このとき圧縮膨張兼用機28を膨張機として使用するとともに、バルブ26e,26hを開き、バルブ26aを閉じ、第3熱交換器34では圧縮空気は加熱されている。そして、発電機22により平準化した発電電力C×(M+X)を得る(ステップS16−3)。そして、充放電別々4の処理を終了する(ステップS16−4)。
このように、充放電同時と充放電別々の両方の場合について制御を行うことで、再生可能エネルギーの短周期変動と長周期変動の両方の場合に使用でき、有用である。
以上により、充放電同時の場合と充放電別々の場合のCAES発電装置2の制御について説明したが、いずれの場合においても圧縮膨張兼用機28の数Xは1台でなくてもよい。2台以上の複数台においても本制御は可能である。また、圧縮機6と膨張機10の数は本実施形態では同じ(M=N=4)であったが、これに限定されず、異なっていてもよい。また、本実施形態では各モータ24は同一であるため駆動電力も同一(P一定)であるが、各モータ24は異なっていてもよい。同様に、各発電機22も同一であるため発電電力も同一(C一定)であるが、各発電機22は異なっていてもよい。
2 圧縮空気貯蔵発電装置(CAES発電装置)
4 電力系統
6 圧縮機(圧縮専用機)
6a 吸込口
6b 吐出口
8 蓄圧タンク
9 圧力センサ
10 膨張機(膨張専用機)
10a 吸込口
10b 吐出口
12 空気配管
14 第1熱交換器
16 蓄熱タンク
16a 高温蓄熱タンク
16b 戻りタンク
18 第2熱交換器
20 熱媒配管
22 発電機
24 電動機(モータ)
26a,26b,26c,26d,26e,26f,26g,26h バルブ(切替弁)
28 圧縮膨張兼用機
30 発電電動機
32 ポンプ
34 第3熱交換器
36 制御装置

Claims (5)

  1. 再生可能エネルギーを用いて発電した入力電力により駆動される、互いに電気的に並列に接続された複数の電動機と、
    前記電動機と機械的に接続され、空気を圧縮する複数の圧縮機と、
    前記圧縮機と流体的に接続され、前記圧縮機により圧縮された空気を貯蔵する蓄圧タンクと、
    前記蓄圧タンクと流体的に接続され、前記蓄圧タンクから供給される圧縮空気によって駆動される複数の膨張機と、
    前記膨張機と機械的に接続され、互いに電気的に並列に接続され、需要先へ供給する電力を発電する複数の発電機と、
    前記圧縮機で圧縮された空気と熱媒とで熱交換し、前記熱媒を加熱するための第1熱交換器と、
    前記第1熱交換器と流体的に接続され、前記熱媒を貯蔵する蓄熱タンクと、
    前記蓄熱タンクと流体的に接続され、前記蓄熱タンクから供給される前記熱媒と前記膨張機に供給される圧縮空気とで熱交換し、圧縮空気を加熱するための第2熱交換器と、
    前記圧縮機及び前記膨張機の両方の機能を有する圧縮膨張兼用機と、
    前記圧縮膨張兼用機と電気的に接続され、前記圧縮膨張兼用機における圧縮と膨張を切り替える制御装置と
    を備える圧縮空気貯蔵発電装置。
  2. 前記制御装置は、前記再生可能エネルギーを用いて発電した前記入力電力と、前記需要先の要求する需要電力とに基づいて前記圧縮膨張兼用機の圧縮と膨張の切り替える、請求項1に記載の圧縮空気貯蔵発電装置。
  3. 前記蓄圧タンクの内圧を測定し、前記制御装置に出力する圧力センサと、
    前記蓄熱タンクから前記第2熱交換器への前記熱媒の供給の許容と遮断を切り替え可能な切替弁と
    をさらに備え、
    前記圧力センサの圧力値が所定の上限値に達した場合、前記制御装置は、前記第2熱交換器への前記熱媒の供給を遮断するように前記切替弁を切り替える、請求項2に記載の圧縮空気貯蔵発電装置。
  4. 前記蓄圧タンクに圧縮空気を貯蔵する充電過程と、前記蓄圧タンクの圧縮空気を使用して前記発電機で発電する放電過程とを同時に行う場合であって、前記入力電力が前記複数の圧縮機の総駆動電力よりも大きい場合、かつ、前記需要電力が前記複数の発電機の総発電電力よりも大きい場合、
    前記制御装置は、通常時前記圧縮膨張兼用機を膨張機として制御し、前記蓄圧タンクの内圧が減少し、前記圧力センサの圧力値が前記膨張機における所定の膨張効率に対応する圧力値以下となったとき、前記圧縮膨張兼用機を圧縮機として使用するよう切り替える制御をして前記蓄圧タンクの内圧を上昇させ、前記圧力センサの圧力値が前記膨張機における所定の膨張効率に対応する圧力値より大きくなったとき、前記圧縮膨張兼用機を膨張機として使用するよう切り替える、請求項3に記載の圧縮空気貯蔵発電装置。
  5. 再生可能エネルギーを用いて発電した入力電力により駆動される、互いに電気的に並列に接続された複数の電動機と、
    前記電動機と機械的に接続され、空気を圧縮する複数の圧縮機と、
    前記圧縮機と流体的に接続され、前記圧縮機により圧縮された空気を貯蔵する蓄圧タンクと、
    前記蓄圧タンクと流体的に接続され、前記蓄圧タンクから供給される圧縮空気によって駆動される複数の膨張機と、
    前記膨張機と機械的に接続され、互いに電気的に並列に接続され、需要先へ供給する電力を発電する複数の発電機と、
    前記圧縮機で圧縮された空気と熱媒とで熱交換し、前記熱媒を加熱するための第1熱交換器と、
    前記第1熱交換器と流体的に接続され、前記熱媒を貯蔵する蓄熱タンクと、
    前記蓄熱タンクと流体的に接続され、前記蓄熱タンクから供給される前記熱媒と前記膨張機に供給される圧縮空気とで熱交換し、圧縮空気を加熱するための第2熱交換器と、
    前記圧縮機及び前記膨張機の両方の機能を有する圧縮膨張兼用機とを備える圧縮空気貯蔵発電装置において、
    前記再生可能エネルギーを用いて発電した前記入力電力と、前記需要先の要求する需要電力とに基づいて、前記圧縮膨張兼用機における圧縮と膨張を切り替える、圧縮空気貯蔵発電方法。
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