JP6357561B2 - 化粧料塗布装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の化粧料塗布装置によれば、塗布のかすれを防止し、且つ化粧料を均一に塗布することが可能な化粧料塗布具を有する化粧料塗布装置を提供することができる。
なお、本実施形態では、容器を有底の細長い円筒状に形成したが、容器は、例えば、口部以外の形状を四角柱等の角柱形状としても良い。
またしごき弁34は、容器3の口部30から底部に向けて縮径した漏斗状の形状をしており、その下端に挿通部33が設けられている。挿通部33は、容器3の横断面視において、しごき弁34の略中央部に形成されており、しごき弁34が弾性変形していない状態おいて、略円孔となっている。挿通部33は、しごき弁34が弾性変形していない状態おいて、中心が容器3の軸上に位置するように設けられている。なお、容器3の横断面とは、容器3の軸方向と直交する断面をいう。
なお、図1においては、しごき弁34は、容器3の縦断面視において、しごき部材32の高さ方向における略中央部に設けられているが、これに代えて、しごき部材32の高さ方向における下端部に位置するように設けても良い。
なお、本実施形態では、支持軸本体25を略円柱状に形成したが、支持軸本体25は、多角柱形状であっても良い。支持軸本体25は、円柱状又は多角柱形状のように、スキージされた化粧料、即ち摺接するしごき弁によって錐体部27に送られた化粧料を該錐体部27に適量に保持させる点から、該支持軸本体25の軸方向に沿って外形が一定の柱状であることが好ましい。
図3(a)に示すように挿着部26は、略円柱状に形成されており、支持軸本体25と同一の軸上に位置するように、支持軸本体25の被挿着部25aに挿着可能に形成されている。挿着部26は、外径が、被挿着部25aの内径よりも僅かに細くなるように形成されており、被挿着部25aに押し込むことで被挿着部25aと嵌合し、結合されるようになっている。なお、塗布部21の芯体28の挿着部26と支持軸本体25の被挿着部25aと結合させる場合、両者を嵌合させて結合することが好ましいが、結合の方法としては、ポンチ打ちなどで塗布部21の芯体28又は支持軸本体25の被挿着部25aを塑性変形させて固定する方法であっても良い。また、接着剤による接着など、公知の技術を適宜採用してもよい。
このように、挿着部26は、被挿着部25aに押し込むことで被挿着部25aと嵌合するので、錐体部27のみが露出され、錐体部27のみが塗布部21として使用されることになる。
また、錐体部27の基端部27aの外径D3(図3(b)及び(d)参照)としては、錐体部27に適量の化粧料を付着させる観点から、支持軸本体25の外径D2(図2及び図3(d)参照)の、好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上であり、また好ましくは110%以下、更に好ましくは100%以下であり、また好ましくは80%以上110%以下、更に好ましくは90%以上100%以下である。
また、錐体部27の基端部27aの外径D3(図3(b)参照)としては、しごき弁34によってスキージされた化粧料を錐体部27に適量付着させる観点から、挿通部33の直径D1(図1参照)の、好ましくは80%以上、更に好ましくは85%以上であり、また好ましくは100%以下、更に好ましくは95%以下であり、また好ましくは80%以上100%以下、更に好ましくは85%以上95%以下である。
錐体部27の最大外径、該錐体部27の基端部27aの外径D3、及び後述する該錐体部27の先端部27bの外径D4は、何れも該錐体部27の表面に植毛がない状態で測定する。本実施形態において錐体部27の最大外径は、該錐体部27の基端部27aの外径D3である。尚、図3(d)には、便宜上、錐体部27を植毛のない状態で示している。
芯体28は、熱可塑性ポリエステル/エステルエラストマー、熱可塑性ポリエーテル/エステルエラストマー、アクリロニトリル、ブタジエン及びスチレンのコポリマー(ABS)、ポリオキシメチレン(POM)又はポリブチルテレフタレート(PBT)を構成樹脂とすることが好ましい。ポリオキシメチレンは、オキシメチレン(−CH2O−)を単位構造にもつポリマーであり、ホルムアルデヒドのみが重合した ホモポリマーでも良いし、オキシエチレン単位を含むコポリマーでも良い。
芯体28が前述の材質からなると、例えば、液状化粧料4を唇に押し付けながら塗布する場合にも、芯体28がいびつに変形しにくくなり、塗布部21による塗布の均一性が向上する。
なお、本実施形態では、芯体28と支持軸22とを別体に形成したが、芯体28と支持軸22とを一体で形成しても良い。芯体28と支持軸22とを一体で形成する場合においても、上述と同様に、ショアA硬度40度以上の熱可塑性プラスチックからなることが好ましく、またショアD硬度70度以下の熱可塑性プラスチックからなることが好ましい。また、芯体28と支持軸22とを一体で形成する場合においても、熱可塑性ポリエステル/エステルエラストマー、熱可塑性ポリエーテル/エステルエラストマー、アクリロニトリル、ブタジエン及びスチレンのコポリマー(ABS)、ポリオキシメチレン(POM)又はポリブチルテレフタレート(PBT)を構成樹脂とすることが好ましい。ポリオキシメチレンは、オキシメチレン(−CH2O−)を単位構造にもつポリマーであり、ホルムアルデヒドのみが重合した ホモポリマーでも良いし、オキシエチレン単位を含むコポリマーでも良い。塗布部21と支持軸22とを一体で形成したものが、前述の材質からなると、例えば、液状化粧料4を唇に押し付けながら塗布する場合にも、支持軸22及び芯体28がいびつに変形しにくくなり、塗布部21による塗布の均一性が向上する。
錐体部27の表面に植毛29を設ける方法としては、特に制限されず、例えば、静電植毛、散布植毛、吹き付け植毛等の各種植毛加工方法を使用することができるが、そのなかでも、本発明においては、より高密度にかつ芯部から略垂直に植毛29を植毛できる静電植毛に用いることが好ましい。
また、植毛29の長さは、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは2.5mm以下、より好ましくは2mm以下であり、また、好ましくは0.5〜2.5mmであり、より好ましくは1〜2mmである。また、植毛29は、芯体28から略垂直に起立していることが好ましい。 植毛29の長さを0.5mm以上、より好ましくは1mm以上とすることにより、塗布部21が液状化粧料4の保持性に優れたものとなり、液状化粧料を良好に保持することが可能になる。他方、植毛29の長さを2.5mm以下、好ましくは2mm以下とすることにより、植毛が倒れやすくなることに起因する液状化粧料4の保持性の低下を防止でき、また、植毛29が倒れやすくなることを防止するために植毛29を太くする必要もないので、肌への刺激の問題も生じない。
液状化粧料の保持性や肌への低刺激性の観点から、植毛29は、直径が1.7〜3.3デシテックス程度であることが好ましく、植毛29の形成材料は、合成樹脂であることが好ましい。植毛29の構成樹脂としては、例えば、ナイロン等のポリアミド、PET、PBT等のポリエステル樹脂、レーヨン、絹、綿等のセルロース繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、またはそれらが混合された繊維などが挙げられる。これらのなかでも、ナイロン等のポリアミドが好ましい。
例えば本実施形態では、塗布部21の錐体部27を円錐状に形成したが、錐体部27としてはこれに限らず、例えば、三角錐形状や四角錐形状、好ましくは、6角錐以上の多角錐形状等の錐体状としても良い。塗布部21の錐体部は、唇に液状化粧料4を塗布する際に、軸方向を中心に、該錐体部を回転させながら唇に液状化粧料4を塗布可能な形状であればよい。
<1>
化粧料を口唇に塗布するための塗布部と、先端に該塗布部が連結された支持軸とを有する化粧料塗布具であって、前記塗布部は、錐体状に形成された錐体部を有する芯体と、該芯体の該錐体部の表面を覆う植毛とを備えており、前記芯体の前記錐体部は、前記支持軸と同軸上に配されている、化粧料塗布具。
<2>
前記錐体部の軸方向の長さが、好ましくは7mm以上、更に好ましくは10mm以上であり、また好ましくは15mm以下、更に好ましくは13mm以下であり、また好ましくは7mm以上15mm以下、更に好ましくは10mm以上13mm以下である、前記<1>に記載の化粧料塗布具。
<3>
前記錐体部の軸方向の長さは、前記塗布部の軸方向の長さの、好ましくは70%以上であり、更に好ましくは90%以上である、前記<1>又は<2>に記載の化粧料塗布具。
<4>
前記錐体部の基端部の外径が、前記支持軸の外径の、好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上であり、また好ましくは110%以下、更に好ましくは100%以下であり、また好ましくは80%以上110%以下、更に好ましくは90%以上100%以下である、前記<1>〜<3>の何れか1に記載の化粧料塗布具。
<5>
前記錐体部は、円錐状に形成されている、前記<1>〜<4>の何れか1に記載の化粧料塗布具。
<6>
前記錐体部の最大外径は、前記支持軸の外径以下である、前記<1>〜<5>の何れか1に記載の化粧料塗布具。
前記芯体は、硬度(JIS−K6253)が、好ましくはショアA40以上、更に好ましくはショアA70以上、また好ましくはショアD70以下、更に好ましくはショアD55以下であり、また好ましくはショアA40以上ショアD70以下であり、更に好ましくはショアA70以上ショアD55以下である、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の化粧料塗布具。
<8>
前記錐体部は、先端部の外径が基端部の外径の、好ましくは5%以上、更に好ましくは8%以上であり、また好ましくは50%以下、更に好ましくは30%以下であり、また好ましくは5%以上50%以下、更に好ましくは8%以上30%以下である、前記<1>〜<7>の何れか1に記載の化粧料塗布具。
<9>
前記<1>〜<8>の何れか1に記載の化粧料塗布具を用いた口唇の化粧方法であって、液状化粧料を保持した前記錐体部を回転させながら口唇に沿って移動させることによって、該液状化粧料を口唇に塗布する、口唇の化粧方法。
<10>
前記<1>〜<8>の何れか1に記載の化粧料塗布具と、化粧料を収容するための容器とを備え、前記塗布部が該容器の口部から該容器内に出入自在な化粧料塗布装置であって、前記容器は、前記塗布部及び前記支持軸が挿通自在な挿通部及びその周囲に形成されたしごき弁を備えており、前記挿通部の内径は、前記塗布部の前記錐体部の基端部の外径以上、前記支持軸の外径以下である、化粧料塗布装置。
<11>
化粧料塗布具と、化粧料を収容するための容器とを備え、前記塗布部が該容器の口部から該容器内に出入自在な化粧料塗布装置であって、
前記化粧料塗布具は、化粧料を口唇に塗布するための塗布部と、先端に該塗布部が連結された支持軸とを有しており、
前記塗布部は、錐体状に形成された錐体部を有する芯体と、該芯体の該錐体部の表面を覆う植毛とを備えており、
前記芯体の前記錐体部は、前記支持軸と同軸上に配されており、
前記容器は、前記塗布部及び前記支持軸が挿通自在な挿通部及びその周囲に形成されたしごき弁を備えている、化粧料塗布装置。
<12>
前記挿通部の内径は、前記塗布部の前記錐体部の基端部の外径以上である、前記<11>に記載の化粧料塗布装置。
<13>
前記挿通部の内径は、前記支持軸の外径以下である、前記<11>に記載の化粧料塗布装置。
<14>
前記錐体部の基端部の外径が、前記挿通部の直径の、好ましくは80%以上、更に好ましくは85%以上であり、また好ましくは100%以下、更に好ましくは95%以下であり、また好ましくは80%以上100%以下、更に好ましくは85%以上95%以下である、前記<10>〜<13>の何れか1に記載の化粧料塗布装置。
2 化粧料塗布具
3 容器
4 液状化粧料
21 塗布部
22 支持軸
23 蓋体
25 支持軸本体
26 挿着部
27 錐体部
27a 錐体部の基端部
27b 錐体部の先端部
28 芯体
29 植毛
30 口部
31 ネジ部
32 しごき部材
33 挿通部
34 しごき弁
D1 挿通部の直径
D2 支持軸本体の外径
D3 錐体部の基端部の外径
D4 錐体部の先端部の外径
Claims (5)
- 化粧料塗布具と、化粧料を収容するための容器とを備える化粧料塗布装置であって、
前記化粧料塗布具は、化粧料を口唇に塗布するための塗布部と、先端に該塗布部が連結された支持軸とを有し、該塗布部が前記容器の口部から該容器内に出入自在であり、
前記塗布部は、錐体状に形成された錐体部を有する芯体と、該芯体の該錐体部の表面を覆う植毛とを備えており、
前記芯体の前記錐体部は、前記支持軸と同軸上に配されており、
前記容器は、前記塗布部及び前記支持軸が挿通自在な挿通部及びその周囲に形成されたしごき弁を備えており、
前記錐体部は、外形が円錐状であり、且つ最大外径が前記支持軸の外径未満であり、
前記塗布部は、植毛部分を含めた外形が円錐状であり、且つ該植毛部分を含めた最大外径が前記支持軸の外径よりも大きくなっており、
前記挿通部の内径は、前記錐体部の最大外径よりも大きく、前記支持軸の外径以下である、化粧料塗布装置。 - 前記錐体部の基端部の外径は、前記支持軸の外径の90%以上100%未満である、請求項1に記載の化粧料塗布装置。
- 前記植毛は前記芯体から略垂直に起立しており、その長さは0.5mm以上2.5mm以下である、請求項1又は2に記載の化粧料塗布装置。
- 前記芯体は、硬度(JIS−K6253)がショアA40以上ショアD70以下である、請求項1〜3の何れか1項に記載の化粧料塗布装置。
- 前記錐体部は、先端より軸方向に1mm基端部側にある部分の外径である先端部の外径が、該錐体部の基端部の外径の5%以上50%以下である、請求項1〜4の何れか1項に記載の化粧料塗布装置。
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