JP6221501B2 - ネットワークシステム、その制御方法、ネットワーク制御装置及びその制御プログラム - Google Patents
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Description
図29は、従来例としてのネットワークシステムの構成を模式的に示す図である。
図29に例示するネットワークシステム5は、12個のスイッチ50及び8つのサーバ装置60を備える。
t=(v*((h-1)*v))*h=h*(h-1)*v*v
で求められる。
すなわち、高々64個のVM61同士の通信で3584のフローが必要となる。一般的に運用されるネットワークシステムは、図29に示すサーバ装置60(VM61)より多くのサーバ装置(VM)を備えるものがあり、フローの数は更に多くなる。
OpenFlowにおけるフロー定義のルールは、スイッチが備えるTernary Content Addressable Memory(TCAM)に実装される。
しかしながら、TCAMは、実装面積や消費電力が大きいため、ACLのエントリ数(フロー登録数)が少ない。
図29を用いて上述したように、高々64個のVM61を備えるネットワークシステム5においては、3584のフローが必要となり、従来のコモディティスイッチではACLのエントリ数が不足する。そのため、OpenFlowで管理できるネットワークの規模が制限されるという課題がある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
以下、図中において、同一の各符号は同様の部分を示しているので、その説明は省略する。
〔A〕実施形態の一例
〔A−1〕システム構成
図1は、実施形態の一例としてのネットワークシステムの機能構成を模式的に示す図である。
コントローラ20は、複数のスイッチ10を制御し、各スイッチ10に対してフロー制御を行なうための設定を行なう。コントローラ20は、図1に示すようにCPU21,メモリ22及び記憶装置23を備える。
メモリ22は、Read Only Memory(ROM)及びRandom Access Memory(RAM)を含む記憶装置である。メモリ22のROMには、Basic Input/Output System(BIOS)等のプログラムが書き込まれている。メモリ22上のソフトウェアプログラムは、CPU21に適宜読み込まれて実行される。また、メモリ22のRAMは、一次記録メモリあるいはワーキングメモリとして利用される。
なお、この送信部211としての機能を実現するためのプログラム(制御プログラム)は、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体から図示しない読取装置を介してプログラムを読み取って内部記録装置または外部記録装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供してもよい。
送信部211は、複数のスイッチ10に対して、複数のパケット伝送制御手法に従った、パケット伝送のためのルール情報を送信する。具体的には、送信部211は、記憶装置23に格納されているフローリスト100を読み出し、読み出したフローリスト100に含まれるルール情報を対象のスイッチ10へ送信する。
スイッチ10は、各サーバ装置30間で送受信されるパケットを伝送する。スイッチ10は、図2に示すようにCPU11,スイッチングモジュール12,受信ポート14−1〜14−N(以下、Nは1以上の整数),送信ポート15−1〜15−N及び管理用ポート16を備える。
なお、この設定部110(ACL設定部111及びFDB設定部112)としての機能を実現するためのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体から図示しない読取装置を介してプログラムを読み取って内部記録装置または外部記録装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供してもよい。
ACL設定部111は、ACLに従ったフロー制御に関するフローテーブルの設定を行なう。具体的には、ACL設定部111は、コントローラ20の送信部211から受信したフローリスト100に基づき、複数のパケット伝送制御手法のうち、ACLに従ったパケットの伝送を制御するACLテーブル(第1のルール情報;図14等を用いて後述)200を登録する。
TCAM120は、キーで検索しデータにアクセスする通常のCAM(連想メモリ)に、マスク値を記憶する領域を付加した記憶装置である。TCAM120は、図2に示すようにACL記憶部(第1の記憶部)121として機能する。
ACL制御部122は、ACLに従ったフロー制御を行なう。具体的には、ACL制御部122は、ACL記憶部121に格納されているACLテーブル200に従ってパケット伝送の制御を行なう。
FDB記憶部131は、FDBテーブル300を格納する。すなわち、CPU11のFDB設定部112は、FDBテーブル300をFDB記憶部131に格納する。
本実施形態の一例におけるスイッチ10においては、ACL設定部111,TCAM120及びACL制御部122が第1のパケット伝送制御部として機能し、FDB設定部112,メモリ130及びFDB制御部132が第2のパケット伝送制御部として機能する。
本実施形態の一例におけるネットワークシステム1は、OpenFlowを用いてネットワーク制御を行なう。図3に例示するネットワークシステム1は、3つのスイッチ10,コントローラ20及び2つのサーバ装置30を備える。
コントローラ20は、各スイッチ10の管理を行なう。例えば、コントローラ20は、各スイッチ10間のパケット伝送に先立って、各スイッチ10に対してRule,Action及びStatisticsの各フィールドが互いに関連付けられたフローリスト100を設定する。
図4は、実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるOpenFlowのフロー定義を示す図である。
Actionフィールドには図示するようにForward packet to port(s)の情報が含まれる。スイッチ10は、Actionフィールドに基づいて、Ruleフィールドにマッチしたパケットの処理(送信ポート15の番号指定)を行なう。
図5は、実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるフロー制御を説明する図である。
本実施形態の一例におけるネットワークシステム1は、図5に示すように、パケットの伝送経路を領域〔1〕(第1のパケット伝送制御領域)及び領域〔2〕(第2のパケット伝送制御領域)の2つの領域に分けてパケットの伝送を行なう。具体的には、本ネットワークシステム1は、領域〔1〕においてACLに従ったフロー制御を行ない、又、領域〔2〕においてFDBに従ったフロー制御を行なう。言い換えれば、本ネットワークシステム1は、第1のパケット伝送制御部に従う第1のパケット伝送制御領域と、第2のパケット伝送制御部に従う第2のパケット伝送制御領域とを含む。また、領域〔1〕と領域〔2〕とは、図5に示すように折り返し点Aで区切られている。
る領域である。言い換えれば、領域〔1〕は、送信元のサーバ装置30から送信先のサーバ装置30までのパケット伝送経路のうち、送信先のサーバ装置30への経路が一意に決まらない折り返し点Aまでの領域である。
図6は、実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるフロー制御を説明する図である。
以下、図6を参照しながら説明する際には、特定のスイッチ10を指す場合には「SW#1」,「SW#2」,「SW#3」又は「SW#4」と表記する。また、以下、図6を参照しながら説明する際には、特定のサーバ装置30を指す場合には「Svr#1」,「Svr#2」,「Svr#3」又は「Svr#4」と表記する。
図6に示す例においては、Svr#1からSvr#4へパケットを送信する経路は2つ存在する。すなわち、Svr#1からSvr#4へ伝送されるパケットの経路は、図中の破線矢印で示すSW#3を経由する経路の他に、SW#4を経由する経路が存在する。また、SW#3からSvr#4への経路は一意に決まり、SW#4からSvr#4への経路も一意に決まる。
そして、各スイッチ10は、送信元装置から折り返し点Aまでの領域〔1〕においてはACLに従ったフロー制御を行ない、折り返し点Aから送信先装置までの領域〔2〕においてはFDBに従ったフロー制御を行なう。図6に示す例においては、SW#1のACL制御部122はACLに従ったフロー制御を行ない、SW#3及びSW#2のFDB制御部132はFDBに従ったフロー制御を行なう。
図7(a)は実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるACLベースのフロー定義のRuleフィールドを示す図であり、図7(b)はそのActionフィールドを示す図である。
WMTの構築は、コントローラ20がスイッチ10に対して原則Proactiveに行なう(事前設定)。例えば、コントローラ20の送信部211は、ネットワークシステム1の起動時やトポロジ情報が変更された際に事前設定を行なう。また、トポロジ情報の変更は、動的に検出しても良く、又、オペレータの操作によって検出しても良い。
図8(a)は実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるFDBベースのフロー定義のRuleフィールドを示す図であり、図8(b)はそのActionフィールドを示す図である。
EMTの構築は、コントローラ20がスイッチ10に対して原則Proactiveに行なう(事前設定)。コントローラ20による事前設定のタイミングは、WMTの構築と同じタイミングに加え、サーバ装置30やサーバ装置30が展開するVMの起動/停止/移動時等でも良い。このように、コントローラ20の設定によってEMTを構築する方式は、ネットワークシステム1におけるUnicast,Multicast及びBroadcastの全ての動作が対象になる。
図9(a)〜(d)は、実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるACLベースのフロー制御のマッチングを例示する図である。
ACL制御部122は、図9(a)に示す各フィールドのデータ(Data)と、図9(b)に示すビットマスク値(Bit Mask Value)とのビット論理積をとり(矢印B1参照)、図9(c)に示すマスク後データ(Data after masking)を得る(矢印B2参照)。更に、ACL制御部122は、L4 sportのマスク後データを図9(d)に示すルールとマッチングする(矢印B3参照)。
ACL制御部122は、L4sportを0x0001でマスクすることにより、L4sportを0又は1にマップし、2つのルールのどちらにマッチするかを判定する。図9(a)〜(d)に示す例においては、L4sportのマスク後データが1であるため、ACL制御部122は、ルール2(Rule2)にマッチすると判定する(矢印B4参照)。
すなわち、複数のスイッチのうち、第1のパケット伝送制御領域に含まれるスイッチは、入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に複数の第1のルール情報200の数に応じたマスクを適用し、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて第1の記憶部121から選択した第1のルール情報200に従って入力パケットの制御を行なう。
図10は、実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるVXLANを説明する図である。
サーバ装置30は、図10に示すように、例えば図示しないCPU上にApplication/Operating System(APP/OS)31及びVXLAN Terminal End-Point(VTEP)32を展開する。
VXLANにおいては、VXLAN Network Identifier(VNI)という24ビットの識別子をVXLANヘッダに持つことにより、最大で1600万のオーバーレイネットワークを定義できる。
図10に示す例においては、APP/OS31は、VTEP32に対してオリジナルフレームを送信する(矢印C1参照)。VTEP32は、VMが送信したフレームからVNIを特定し、VXLANヘッダでカプセル化し、L2/L3 network2へ送信する(矢印C2参照)。送信先装置のVTEP32は、VNI及びオリジナルデータの宛先から宛先VMを特定し、VXLANヘッダを削除して図示しないVMへ渡す(矢印C3参照)。
図11(a)は実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるVXLANパケットの概略を示す図であり、図11(b)はその詳細を示す図である。
図11(a)に示すように、VXLANパケットのフォーマットは、VTEP32間のUDP通信として転送するOuter Header及びOriginal Frameを含む。
図12は、従来例としてのネットワークシステムが用いるVXLANのトラフィック特性を説明する図である。
NIC63は、サーバ装置60を、例えば、LAN等の外部ネットワークに接続する通信アダプタであり、例えばLANカードである。
図13は、実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるマルチパスの分散を説明する図である。
図13では、図11(b)に示した実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるVXLANパケットのうち、Outer Headerの詳細を示している。
図14に例示するネットワークシステム1は、Back to Back構成になっており、2つのスイッチ10(SW1,SW2),コントローラ20及び4つのサーバ装置30(S1〜S4)を備える。
符号Eに示すように、パケット(Packet)のDestination Address(DA;送信先アドレス),Source Address(SA;送信元アドレス)及びL4sportには、S4,S1及び1がそれぞれ設定されている。
SW1のFDB制御部132は、FDBテーブル300を参照し、DA=S4の場合のアクションが格納されているかを確認する。ここでは、SW1のFDBフローテーブル300にS4が格納されていないため、SW1のACL制御部122は、ACLテーブル200を参照し、L4sport=1の場合のアクションを確認する。ここでは、SW1のACLテーブル200にL4sport=1に対してPort=P4が格納されているため、SW1のACL制御部122は、符号Eに示すようにアクション(Action)としてP4ポートを選択する。すなわち、ACL制御部122は、SW1のP4ポートを介してSW2に対してパケットを伝送させる。
図15は、実施形態の一例としてのネットワークシステムのFat Tree構成におけるフロー制御を説明する図である。
図15に例示するネットワークシステム1は、Fat Tree構成になっており、4つのスイッチ10(SW1〜SW4),コントローラ20及び4つのサーバ装置30(S1〜S4)を備える。また、図15では簡単のため省略しているが、ACLを検索する際のL4sportの値はマスク値0x0001でマスクされているものとする。
まず、コントローラ20の送信部211は、Proactive(事前)にFDB及びACLのエントリ(FDBテーブル300及びACLテーブル200)を各スイッチ10に対して設定(送信)する。具体的には、送信部211は、メモリ130のFDB記憶部131にFDBテーブル300を格納させ、又、TCAM120のACL記憶部121にACLテーブル200を格納させる。なお、図15においては、SW3及びSW4のACLテーブル200の図示を省略したが、設定部112は、SW3及びSW4に対してもACLテーブル200を設定しても良い。
符号F1に示すように、パケット#1のDA,SA及びL4sportには、S2,S1及び0がそれぞれ設定されている。
SW1のFDB制御部132は、FDBテーブル300を参照し、DA=S2の場合のアクションが格納されているかを確認する。ここでは、SW1のFDBテーブル300にServer=S2に対してPort=P2が格納されているため、FDB制御部132は、アクションとしてP2ポートからパケットを出力する。すなわち、FDB制御部132は、SW1のP2ポートを介してS2に対してパケットを伝送させる。
次に、S1がS3に対してパケット#2を伝送する例について説明する。
符号F2に示すように、パケット#2のDA,SA及びL4sportには、S3,S1及び0がそれぞれ設定されている。
SW2のFDB制御部132は、FDBテーブル300を参照し、DA=S3の場合のアクションが格納されているかを確認する。ここでは、SW3のFDBテーブル300にServer=S3に対してPort=P1が格納されているため、FDB制御部132は、アクションとしてP1ポートからパケットを出力する。すなわち、FDB制御部132は、SW2のP1ポートを介してS3に対してパケットを伝送させる。
図16(c)に示すハッシュ計算方式は、図16(b)とほぼ同様であるが、第1のハッシュ値の計算にInner 5-tupleのみでなく、VXLAN Network Identifier(VNI)を含めてハッシュ計算を行なうことで、より詳細なフロー識別を可能とする。
〔A−2〕動作
上述の如く構成された実施形態の一例としてのネットワークシステム1が備えるコントローラ20におけるフローリスト100の設定処理を図17に示すフローチャート(ステップS10〜S60)に従って説明する。
フローリスト100が空である場合には(ステップS10のYESルート参照)、コントローラ20におけるフローリスト100の設定処理が完了する。
送信部211は、対象スイッチ10と通信し、フローリスト100を設定する(ステップS30)。
送信部211は、スイッチ10からの返信に基づき、設定が成功したか否かを判定する(ステップS50)。
設定が成功した場合には(ステップS50のYESルート参照)、フローリスト100の次の行に移り、ステップS10に戻る。
図18は、実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるフローリストの作成処理に用いるアルゴリズムを例示する図である。
function Search Tree (n)は、入力としてノード情報nを受け、ノード情報n配下のサーバリストSを返す。また、フローリストLに対して、ノード情報nに設定されるべきエントリ群を追加する。
次に、実施形態の一例としてのネットワークシステム1が備えるスイッチ10におけるフローリスト100の設定処理を図19に示すフローチャート(ステップS110〜S150)に従って説明する。
設定部110は、フロー設定情報のルールを検査し、マスク無∧MAC dst/IP dst(+ VLAN ID)であるか否かを判定する(ステップS120)。なお、ステップS120における判定条件の“∧”及び“/”は“且つ”及び“又は”をそれぞれ示しており、MAC dst又はIP dst以外にVLAN IDを含んでいても判定結果がYESであることを示している。
マスク無∧MAC dst/IP dst(+ VLAN ID)でない場合には(ステップS120のNOルート参照)、ACL設定部111は、図20を用いて後述するACL操作を実行し(ステップS140)、ステップS150に移行する。
次に、図19のステップS140に示したACL操作の詳細を図20に示すフローチャート(ステップS141〜S147)に従って説明する。
ACL設定部111は、操作が追加であるか否かを判定する(ステップS141)。
対象フローがデータベースに未登録、且つ、エントリに空きが有る場合には(ステップS142のYESルート参照)、ACL設定部111は、データベースにフローを追加し、又、ACLにエントリを追加し(ステップS143)、ACL操作が成功する。
また、操作が追加でない場合には(ステップS141のNOルート参照)、ACL設定部111は、対象フローがデータベースに登録済みであるか否かを判定する(ステップS144)。
操作が削除である場合には(ステップS145の削除ルート参照)、ACL設定部111は、データベース及びACLから該当フローのエントリを削除し(ステップS146)、ACL操作が成功する。
また、対象フローがデータベースに未登録の場合には(ステップS144のNOルート参照)、ACL操作はエラーとなる。
FDB設定部112は、操作が追加であるか否かを判定する(ステップS131)。
操作が追加である場合には(ステップS131のYESルート参照)、FDB設定部112は、対象フローがデータベースに未登録であるか否かを判定する(ステップS132)。
対象フローがデータベースに登録可能である場合には(ステップS133のYESルート参照)、FDB設定部112は、データベースにフローを追加し、又、FDBに静的エントリを登録し(ステップS134)、FDB操作が成功する。
また、対象フローがデータベースに登録済みである場合には(ステップS132のNOルート参照)、FDB操作はエラーとなる。
更に、操作が追加でない場合には(ステップS131のNOルート参照)、FDB設定部112は、対象フローがデータベースに登録済みであるか否かを判定する(ステップS135)。
操作が削除である場合には(ステップS136の削除ルート参照)、FDB設定部112は、データベース及びFDBから該当フローのエントリを削除し(ステップS137)、FDB操作が成功する。
また、対象フローがデータベースに未登録の場合には(ステップS135のNOルート参照)、FDB操作がエラーとなる。
以下、図22〜図25を参照しながら、本実施形態の一例としてのネットワークシステム1により奏することができる効果を説明する。
図22(a)は実施形態の一例としてのネットワークシステムが用いるOpenFlowテーブルを模式的に示す図であり、図22(b)はそのコモディティスイッチを模式的に示す図である。
これにより、OpenFlow 1.0 capable switchのセマンティクスにおいて、コモディティスイッチに大容量に存在するFDBを活用したハードウェアへのマッピングが可能となり、ACLの使用量を削減できる。
図23に示すネットワークシステム1は、Back to Back構成になっており、2つのスイッチ(SW)10,2つのサーバ装置30及び図示しないコントローラ20を備える。
図25に示すように、図23に例示するBack to Back構成においては、従来のネットワークシステムは、Total #Flow table entries per switchとして1つのスイッチにつき128エントリ消費する。一方、本実施形態の一例におけるネットワークシステム1は、Total #Flow table entries per switchとして1つのスイッチ10につき3エントリ消費する。
サーバ装置30は、図23に示したサーバ装置30と同様の仮想環境30aを構成しており、VTEP32及び8つのVM33を展開する。
図25に示すように、図24に例示するFat Tree構成においては、従来のネットワークシステムは、Total #Flow table entries per switchとして1つのスイッチにつき3584エントリ消費する。一方、本実施形態の一例におけるネットワークシステム1は、Total #Flow table entries per switchとして1つのスイッチ10につき12エントリ消費する。
また、スイッチ10は、入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に複数の第1のルール情報200の数に応じたマスクを適用し、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて第1の記憶部121から選択した第1のルール情報200に従って入力パケットの制御を行なう。すなわち、各スイッチ10と上流の別のスイッチ10との間の接続数に応じてマスク値を決定することで、VM数やサーバ数に依らず接続数に応じて消費エントリ数が決まる。これにより、各スイッチ10で使用するエントリ数を削減することができる。
開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
〔B−1〕第1変形例
図26は、実施形態の第1変形例としてのネットワークシステムのFat Tree構成におけるフロー制御を説明する図である。
図26に例示するネットワークシステム1−1は、Fat Tree構成になっており、4つのスイッチ10(SW1〜SW4),コントローラ20及び4つのサーバ装置30(S1〜S4)を備える。
以下、図26を参照しながら説明する際に、特定のVM33を指す場合には、単に「VM1」,「VM2」,「VM3」又は「VM4」と表記する。
符号I1に示すように、パケット#1のDA,SA,DIP(LSB)には、VM2,VM1及び0がそれぞれ設定されている。なお、DIP及びLSBはDestination IP address及びLeast Small Bitをそれぞれ示しており、DIP(LSB)はDIPの最下位ビットを示している。
次に、VM1(S1)がVM3(S3)に対してパケット#2を伝送する例について説明する。
符号I2に示すように、パケット#2のDA,SA,DIP(LSB)には、VM3,VM1及び0がそれぞれ設定されている。
SW2のFDB制御部132は、FDBテーブル310を参照し、DA=VM3の場合のアクションが格納されているかを確認する。ここでは、SW3のFDBテーブル310にVM MAC=VM3に対してPort=P1が格納されているため、FDB制御部132は、アクションとしてP1ポートからパケットを出力する。すなわち、FDB制御部132は、SW2のP1ポートを介してS3に対してパケットを伝送させる。
図27は、実施形態の第2変形例としてのネットワークシステムのFat Tree構成におけるフロー制御を説明する図である。
上述した実施形態の一例においてはVXLANのオーバーレイ環境におけるネットワークシステム1について説明したが、本実施形態の第2変形例においてはパケットのカプセル化を行なわずFDBに静的IPルーティングテーブルを使用する場合について説明する。
以下、図27を参照しながら説明する際に、特定のスイッチ10を指す場合には、単に「SW1」,「SW2」,「SW3」又は「SW4」と表記する。また、以下、図27を参照しながら説明する際に、特定のサーバ装置30を指す場合には、単に「S1」,「S2」,「S3」又は「S4」と表記する。また、図27では簡単のため省略しているが、DIP(LSB)の値はDIPに対してマスク値0x000000000001でマスクした結果であり、ACL検索の際には前記マスク値によりDIPをマスクしているものとする。
以下、図27を参照しながら説明する際に、特定のVM33を指す場合には、単に「VM1」,「VM2」,「VM3」又は「VM4」と表記する。
符号J1に示すように、パケット#1のDIP,SIP,DIP(LSB)には、VM2IP,VM1IP及び0がそれぞれ設定されている。なお、SIPは、Source IP addressを示している。
次に、VM1(S1)がVM3(S3)に対してパケット#2を伝送する例について説明する。
符号J2に示すように、パケット#2のDIP,SIP,DIP(LSB)には、VM3IP,VM1IP及び0がそれぞれ設定されている。
SW2のFDB制御部132は、FDBテーブル320を参照し、DIP=VM3IPの場合のアクションが格納されているかを確認する。ここでは、SW3のFDBテーブル320にVM IP=VM3IPに対してPort=P1が格納されているため、FDB制御部132は、アクションとしてP1ポートからパケットを出力する。すなわち、FDB制御部132は、SW2のP1ポートを介してS3に対してパケットを伝送させる。
以下、図28を参照しながら、本実施形態の第1変形例及び第2変形例としてのネットワークシステム1−1,1−2により奏することができる効果を説明する。
図28は、従来のネットワークシステムと本実施形態の第1変形例及び第2変形例におけるネットワークシステムとにおける使用エントリ数を示す図である。
〔C〕付記
(付記1)
送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムであって、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
当該ネットワークシステムは、
前記第1のパケット伝送制御部に従う第1のパケット伝送制御領域と、
前記第2のパケット伝送制御部に従う第2のパケット伝送制御領域とを含み、
前記複数のスイッチのうち、前記第1のパケット伝送制御領域に含まれるスイッチは、
前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第1のルール情報を記憶する第1の記憶部を前記第1のパケット伝送制御部に備え、
入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用し、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行なう、
ことを特徴とする、ネットワークシステム。
前記複数のスイッチのうち、前記第2のパケット伝送制御領域に含まれるスイッチは、
前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第2のルール情報を記憶する第2の記憶部を前記第2のパケット伝送制御部に備え、
入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、対応するかの検索を行ない、対応する第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を行なう、
ことを特徴とする、付記1に記載のネットワークシステム。
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されている場合には、前記第2のパケット伝送制御部は、前記第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御し、
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されていない場合には、前記第1のパケット伝送制御部は、前記入力パケットに対応する第1のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御することを特徴とする、付記2に記載のネットワークシステム。
送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムの制御方法であって、
当該ネットワークシステムは、
第1のパケット伝送制御手法に従う第1のパケット伝送制御領域と、
第2のパケット伝送制御手法に従う第2のパケット伝送制御領域とを含み、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
前記第1のパケット伝送制御領域においては、
前記第1のパケット伝送制御部に備えられる第1の記憶部に、前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第1のルール情報を記憶させ、
入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用し、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行なう、
ことを特徴とする、ネットワークシステムの制御方法。
前記スイッチは、前記第2のパケット伝送制御領域においては、
前記第2のパケット伝送制御部に備えられる第2の記憶部に、前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第2のルール情報を記憶させ、
入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、対応するかの検索を行ない、対応する第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を行なう、
ことを特徴とする、付記4に記載のネットワークシステムの制御方法。
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されている場合には、前記第2のパケット伝送制御部は、前記第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御し、
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されていない場合には、前記第1のパケット伝送制御部は、前記入力パケットに対応する第1のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御することを特徴とする、付記5に記載のネットワークシステムの制御方法。
送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムにおいて、前記複数のスイッチを制御するネットワーク制御装置であって、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
前記ネットワークシステムは、
前記第1のパケット伝送制御部に従う第1のパケット伝送制御領域と、
前記第2のパケット伝送制御部に従う第2のパケット伝送制御領域とを含み、
当該ネットワーク制御装置は、前記第1のパケット伝送制御領域においては、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、複数の第1のルール情報を通知し、
前記第1のパケット伝送制御部に備えられる第1の記憶部に、前記複数の第1のルール情報を記憶させ、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用させ、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行なわせる、
ことを特徴とする、ネットワーク制御装置。
前記第2のパケット伝送制御領域においては、
前記第2のパケット伝送制御部に対して、複数の第2のルール情報を通知し、
前記第2のパケット伝送制御部に備えられる第2の記憶部に、前記複数の第2のルール情報を記憶させ、
前記第2のパケット伝送制御部に対して、入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、対応するかの検索を行ない、対応する第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を行なわせる、
ことを特徴とする、付記7に記載のネットワーク制御装置。
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されている場合には、前記第2のパケット伝送制御部に、前記第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御させ、
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されていない場合には、前記第1のパケット伝送制御部に、前記入力パケットに対応する第1のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御させることを特徴とする、付記8に記載のネットワーク制御装置。
送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムにおいて、前記複数のスイッチを制御するネットワーク制御装置の制御プログラムであって、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
前記ネットワークシステムは、
前記第1のパケット伝送制御部に従う第1のパケット伝送制御領域と、
前記第2のパケット伝送制御部に従う第2のパケット伝送制御領域とを含み、
当該ネットワーク制御装置に備えられるコンピュータに、
前記第1のパケット伝送制御領域においては、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、複数の第1のルール情報を通知し、
前記第1のパケット伝送制御部に備えられる第1の記憶部に、前記複数の第1のルール情報を記憶させ、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用させ、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行なわせる、
処理を実行させることを特徴とする、ネットワーク制御装置の制御プログラム。
前記第2のパケット伝送制御領域においては、
前記第2のパケット伝送制御部に対して、複数の第2のルール情報を通知し、
前記第2のパケット伝送制御部に備えられる第2の記憶部に、前記複数の第2のルール情報を記憶させ、
前記第2のパケット伝送制御部に対して、入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、対応するかの検索を行ない、対応する第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を行なわせる、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記10に記載のネットワーク制御装置の制御プログラム。
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されている場合には、前記第2のパケット伝送制御部に、前記第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御させ、
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されていない場合には、前記第1のパケット伝送制御部に、前記入力パケットに対応する第1のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御させる、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記11に記載のネットワーク制御装置の制御プログラム。
100 フローリスト
10 スイッチ
11 CPU(コンピュータ)
110 設定部
111 ACL設定部(第1のパケット伝送制御部)
112 FDB設定部(第2のパケット伝送制御部)
12 スイッチングモジュール
120 TCAM(第1のパケット伝送制御部)
121 ACL記憶部(第1の記憶部)
122 ACL制御部(第1のパケット伝送制御部)
130 メモリ(第2のパケット伝送制御部)
131 FDB記憶部(第2の記憶部)
132 FDB制御部(第2のパケット伝送制御部)
14 受信ポート
15 送信ポート
16 管理用ポート
2 L2/L3 network
200 ACLテーブル(第1のルール情報)
210 ACLテーブル(第1のルール情報)
20 コントローラ(ネットワーク制御装置)
21 CPU(コンピュータ)
211 送信部
22 メモリ
23 記憶装置
3 VXLAN network
300 FDBテーブル(第2のルール情報)
310 FDBテーブル(第2のルール情報)
320 FDBテーブル(第2のルール情報)
30 サーバ装置(送受信装置)
30a 仮想環境
31 APP/OS
32 VTEP
33 VM
34 NIC
40 LAG
5 ネットワークシステム
50 スイッチ
60 サーバ装置
60a 仮想環境
61 VM
A 折り返し点
Claims (5)
- 送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムであって、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
当該ネットワークシステムは、
前記第1のパケット伝送制御部に従い、受信装置までの経路が一意に決まらない領域である第1のパケット伝送制御領域と、
前記第2のパケット伝送制御部に従い、受信装置までの経路が一意に決まる領域である第2のパケット伝送制御領域とを含み、
前記複数のスイッチのうち、前記第1のパケット伝送制御領域に含まれるスイッチは、
前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第1のルール情報を記憶する第1の記憶部を前記第1のパケット伝送制御部に備え、
入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用し、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行ない、
前記複数のスイッチのうち、前記第2のパケット伝送制御領域に含まれるスイッチは、
前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第2のルール情報を記憶する第2の記憶部を前記第2のパケット伝送制御部に備え、
入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、完全一致するかの検索を行ない、完全一致する第2のルール情報に従って前記入力パケットの前記宛先情報に応じたパケットの中継先を一意に決定する制御を行なう、
ことを特徴とする、ネットワークシステム。 - 入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されている場合には、前記第2のパケット伝送制御部は、前記第2のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御し、
入力パケットの宛先に対応する第2のルール情報が前記第2の記憶部に格納されていない場合には、前記第1のパケット伝送制御部は、前記入力パケットに対応する第1のルール情報に従って前記入力パケットの伝送を制御することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークシステム。 - 送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムの制御方法であって、
当該ネットワークシステムは、
第1のパケット伝送制御手法に従い、受信装置までの経路が一意に決まらない領域である第1のパケット伝送制御領域と、
第2のパケット伝送制御手法に従い、受信装置までの経路が一意に決まる領域である第2のパケット伝送制御領域とを含み、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
前記第1のパケット伝送制御領域においては、
前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第1のルール情報を第1の記憶部に記憶させ、
入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用し、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行ない、
前記第2のパケット伝送制御領域においては、
前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第2のルール情報を第2の記憶部に記憶させ、
入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、完全一致するかの検索を行ない、完全一致する第2のルール情報に従って前記入力パケットの前記宛先情報に応じたパケットの中継先を一意に決定する制御を行なう、
ことを特徴とする、ネットワークシステムの制御方法。 - 送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムにおいて、前記複数のスイッチを制御するネットワーク制御装置であって、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
前記ネットワークシステムは、
前記第1のパケット伝送制御部に従い、受信装置までの経路が一意に決まらない領域である第1のパケット伝送制御領域と、
前記第2のパケット伝送制御部に従い、受信装置までの経路が一意に決まる領域である第2のパケット伝送制御領域とを含み、
当該ネットワーク制御装置は、
前記第1のパケット伝送制御領域においては、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、複数の第1のルール情報を通知し、
前記第1のパケット伝送制御部に備えられる第1の記憶部に、前記複数の第1のルール情報を記憶させ、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用させ、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行なわせ、
前記第2のパケット伝送制御領域においては、
前記第2のパケット伝送制御部に備えられる第2の記憶部に、当該ネットワーク制御装置から通知される複数の第2のルール情報を記憶させ、
入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、完全一致するかの検索を行ない、完全一致する第2のルール情報に従って前記入力パケットの前記宛先情報に応じたパケットの中継先を一意に決定する制御を行なわせる、
ことを特徴とする、ネットワーク制御装置。 - 送受信装置と複数のスイッチとネットワーク制御装置とを有するネットワークシステムにおいて、前記複数のスイッチを制御するネットワーク制御装置の制御プログラムであって、
前記スイッチは、
第1のパケット伝送制御部と第2のパケット伝送制御部とを備え、
前記ネットワークシステムは、
前記第1のパケット伝送制御部に従い、受信装置までの経路が一意に決まらない領域である第1のパケット伝送制御領域と、
前記第2のパケット伝送制御部に従い、受信装置までの経路が一意に決まる領域である第2のパケット伝送制御領域とを含み、
当該ネットワーク制御装置に備えられるコンピュータに、
前記第1のパケット伝送制御領域においては、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、複数の第1のルール情報を通知し、
前記第1のパケット伝送制御部に備えられる第1の記憶部に、前記複数の第1のルール情報を記憶させ、
前記第1のパケット伝送制御部に対して、入力パケットのヘッダ情報の所定の位置に前記複数の第1のルール情報の数に応じたマスクを適用させ、マスク適用後のヘッダ情報に基づいて前記第1の記憶部から選択した第1のルール情報に従って前記入力パケットの制御を行なわせ、
前記第2のパケット伝送制御領域においては、
前記第2のパケット伝送制御部に備えられる第2の記憶部に、前記ネットワーク制御装置から通知される複数の第2のルール情報を記憶させ、
入力パケットの宛先情報と、前記複数の第2のルール情報のうちいずれかとが、完全一致するかの検索を行ない、完全一致する第2のルール情報に従って前記入力パケットの前記宛先情報に応じたパケットの中継先を一意に決定する制御を行なわせる、
処理を実行させることを特徴とする、ネットワーク制御装置の制御プログラム。
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