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JP6213271B2 - Uv−led用ポリシルセスキオキサン系封止材組成物及びそのためのアセチルアセトネート系触媒の使用 - Google Patents

Uv−led用ポリシルセスキオキサン系封止材組成物及びそのためのアセチルアセトネート系触媒の使用 Download PDF

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JP6213271B2 JP2014016593A JP2014016593A JP6213271B2 JP 6213271 B2 JP6213271 B2 JP 6213271B2 JP 2014016593 A JP2014016593 A JP 2014016593A JP 2014016593 A JP2014016593 A JP 2014016593A JP 6213271 B2 JP6213271 B2 JP 6213271B2
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Description

本発明は、UV−LED用ポリシルセスキオキサン系封止材組成物及びそのためのアセチルアセトネート系触媒の使用に関する。
特許文献1には、縮合系シリコーン封止材の硬化促進剤として、アルミニウムアセチルアセトネートを用いて得られた封止材が記載されている。
特開2007−112975号公報
しかしながら、かかる封止材は、UV領域に吸収を有するため、UV−LED用の封止材としては、必ずしも満足できるものではなかった。
本発明は、下記〔1〕及び〔2〕記載の発明を含む。
〔1〕硬化物の260nmにおける光の透過率が65%以上であるUV−LED用ポリシルセスキオキサン系封止材の硬化促進剤として、ポリシルセスキオキサン系封止材に対して5ppm〜200ppm(質量百万分率)の範囲でのアセチルアセトネート系触媒の使用;
〔2〕ポリシルセスキオキサン系封止材とアセチルアセトネート系触媒とを含み、アセチルアセトネート系触媒をポリシルセスキオキサン系封止材に対して5ppm〜200ppm(質量百万分率)の範囲で含むUV−LED用ポリシルセスキオキサン系封止材組成物。
本発明の硬化促進剤の使用により、紫外領域(特にUV−C領域)の光を放出する素子の封止に適したポリシルセスキオキサン系封止材組成物及びそのためのアセチルアセトネート系触媒の使用が提供される。
実施例1で得られた硬化物の紫外可視透過率測定結果である。 比較例1で得られた硬化物の紫外可視透過率測定結果である。
以下、本発明を詳細に説明する。
<ポリシルセスキオキサン系封止材>
本発明において、ポリシルセスキオキサン系封止材としては、例えば、アヅマックス株式会社ホームページ「ポリシルセスキオキサン・T−レジン」<URL:http://www.azmax.co.jp/cnt_catalog_chemical/pdf/attach_20110517_135825.pdf>等に記載されたポリシルセスキオキサンが挙げられる。
ポリシルセスキオキサン系封止材の具体例としては、式(1)で表されるオルガノポリシロキサン構造を有する樹脂Aを含む封止材が挙げられる。
Figure 0006213271
(一般式(1)中、Rはそれぞれ独立してアルキル基を表し、Rはそれぞれ独立してアルコキシ基、又は水酸基を表し、p、q、a、及びbは、[p+b×q]:[a×q]=1:0.25〜9となる任意の正数を表す。)
より好ましくは、さらに式(2)で表されるオルガノポリシロキサン構造を有するオリゴマーBを含み、樹脂AとオリゴマーBの混合比率が、樹脂A:オリゴマーB=100:0.1〜20(質量比)であることがさらに好ましい。樹脂Aを主成分とすることにより紫外光による劣化を抑制したり、耐熱性を向上させたりする効果がある。
Figure 0006213271
(一般式(2)中、R及びRは、前記一般式(1)と同じ意味を表し、p、q、r、a、及びbは、[a×q]/[(p+b×q)+a×q+(r+q)]=0〜0.3となる任意の0以上の数を表す。)
で表されるアルキル基としては、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよく、環状構造を有していてもよいが、直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基が好ましく、直鎖状のアルキル基がより好ましい。また、当該アルキル基の炭素数は特に限定されるものではないが、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基がより好ましく、炭素数1〜3のアルキル基がさらに好ましく、炭素数1が特に好ましい。
はそれぞれ独立してアルコキシ基、又は水酸基を表す。
がアルコキシ基の場合、当該アルコキシ基としては、直鎖状であってもよく、分岐鎖状であってもよく、環状構造を有していてもよいが、直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシ基が好ましく、直鎖状のアルコキシ基がより好ましい。また、当該アルコキシ基の炭素数は特に限定されるものではないが、炭素数1〜3のアルコキシ基が好ましく、炭素数1〜2がより好ましく、特に炭素数1が好ましい。
複数あるR及びRは、それぞれ同種の基であってもよく、互いに異なる基であってもよい。
樹脂Aとしては、Rとしてメチル基及びエチル基からなる群より選択される1種以上を有しており、かつ、Rとしてメトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、及び水酸基からなる群より選択される1種以上を有しているものが好ましく、Rとしてメチル基及びエチル基からなる群より選択される1種以上を有しており、かつ、Rとしてメトキシ基、エトキシ基、及びイソプロポキシ基からなる群より選択される1種以上と水酸基とを有しているものがより好ましい。
樹脂Aの重量平均分子量(Mw)は、1500以上8000以下である。樹脂Aの重量平均分子量が小さすぎる場合には、硬化時の体積収縮率が大きくなるために封止体に生じる応力が大きくなりクラックを生じやすくなる。また大きすぎる場合には硬化前の封止体の粘度や硬化時の粘度上昇が大きくなり、縮合反応で生じるアルコールや水が揮発する際に気泡を生じやすくなる。樹脂Aの重量平均分子量は、1500以上7000以下が好ましく、2000以上5000以下がより好ましい。
樹脂Aは、上述した各繰り返し単位に対応し、シロキサン結合を生じ得る官能基を有する有機ケイ素化合物を出発原料として合成することができる。「シロキサン結合を生じ得る官能基」としては、ハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基を挙げることができる。有機ケイ素化合物としては、例えば、オルガノトリハロシランやオルガノトリアルコキシラン等を出発原料とすることができる。樹脂Aは、このような出発原料を各繰り返し単位の存在比に対応した比で加水分解縮合法で反応させることにより合成することができる。また、こうして合成された樹脂Aは、シリコーンレジンやアルコキシオリゴマーとして工業的に市販されているものを用いることもできる。
オリゴマーBとしては、Rとしてメチル基及びエチル基からなる群より選択される1種以上を有しており、Rとして、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、及び水酸基からなる群より選択される1種以上を有しているものが好ましく、Rがメチル基であり、Rとしてメトキシ基または水酸基を有しているものがより好ましい。
オリゴマーBの重量平均分子量は1500未満である。オリゴマーBの重量平均分子量が大きすぎる場合には、硬化後の封止材の耐クラック性が不充分となるおそれがある。オリゴマーBの重量平均分子量は、200以上1500未満が好ましく、250〜1000がより好ましい。
オリゴマーBは、オリゴマーBを構成する上述した各繰り返し単位に対応し、シロキサン結合を生じ得る官能基を有する有機ケイ素化合物を出発原料として合成することができる。「シロキサン結合を生じ得る官能基」は、上述したものと同じ意味を表す。有機ケイ素化合物としては、例えば、オルガノトリハロシランやオルガノトリアルコキシラン等を出発原料とすることができる。シリコーン樹脂は、このような出発原料を各繰り返し単位の存在比に対応した比で加水分解縮合法で反応させることにより合成することができる。
樹脂Aとの重量平均分子量の違いは、例えば、出発原料を加水分解縮合反応させる際の反応温度や、反応系内への出発原料の追加速度を制御することによっても制御することができる。こうして合成されたシリコーン樹脂は、シリコーンレジンやアルコキシオリゴマーとして工業的に市販されているものを用いることもできる。
樹脂AとオリゴマーBの重量平均分子量は、市販のGPC装置を用いて、ポリスチレンを標準に用いて測定することができる。
硬化前のポリシルセスキオキサン系封止材は、基板上に設置した素子へのポッティングを容易にするために、溶媒に溶解させて用いてもよい。この際、得られる溶液の粘度が10mPasから10000mPasになるように調整するとよい。
溶媒としては、用いる硬化前の封止材を、それぞれ溶解し得るものであれば特に限定されず、例えば、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン溶媒;メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ノルマルプロピルアルコール等のアルコール溶媒;ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、ベンゼン等の炭化水素溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等の酢酸エステル溶媒;ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル溶媒;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノエチルヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノエチルヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノベンジルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノヘキシルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルヘキシルエーテル、ジプロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモノベンジルエーテル等のグリコールエーテル溶媒;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノヘキシルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルヘキシルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールモノベンジルエーテルアセテート等の、前記記載のグリコールエーテル溶媒に酢酸基を付加させた、グリコールエステル溶媒;等が挙げられる。
<硬化促進剤>
本発明における硬化促進剤は、アセチルアセトネート系触媒である。アセチルアセトネート系触媒とは、アセチルアセトネート配位子を有する金属錯体である。アセチルアセトネート系触媒が有する金属としては、ジルコニウム、亜鉛、アルミニウム等が挙げられる。アセチルアセトネート配位子が有する水素原子は、その一部又は全部が、他の原子又は他の基で置換されていてもよい。アセチルアセトネート系触媒としては、具体的には、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート、アルミニウムトリアセチルアセトネート、亜鉛ジアセチルアセトネート等が挙げられる。
硬化促進剤は、有機溶媒に溶解させて使用してもよい。この際用いる溶媒はアセチルアセトネート系触媒が溶解するものであればよく、アルコール系、エステル系、エーテル系が好ましい。硬化促進剤の濃度は、一般的には0.01%〜10%であることが好ましい。
硬化促進剤の使用量は、ポリシルセスキオキサン系封止材に対して5ppm〜200ppmの範囲であり、10ppm〜100ppmの範囲であることが好ましい。硬化促進剤の量が少なすぎる場合、硬化が不十分となり、硬化物が脆くなりクラックが生じやすくなる。また量が多すぎる場合、硬化速度が速くなりすぎるために、気泡の発生や急激な体積収縮によるクラックが生じたり、紫外領域、特にUV−C領域の透過率が低下したりする。
効果促進剤は、樹脂A、オリゴマーBとは別の溶液として準備し、使用前にそれらの溶液を混合して使用することが好ましい。
<封止材の硬化>
本発明の使用は、通常、上記のポリシルセスキオキサン系封止材と硬化促進剤とを含む硬化前の封止材を、基板に設置した素子にポッティングし、次いで硬化させることにより行われる。即ち、本発明の使用によるUV−LED用素子の封止方法は、基板に素子を設置する第1工程、第1工程で基板に設置した素子にポリシルセスキオキサン系封止材と下記溶媒aとを含むポリシルセスキオキサン系封止材組成物をポッティングする第2工程、及び、第2工程でポッティングされたポリシルセスキオキサン系封止材を硬化させる工程とを含む。
基板上への素子の設置は、常法により行われる。もちろん、電極や配線等、半導体発光装置に通常必要となる他の構成を設置してもよい。
上記のポッティングは、通常、専用のディスペンサーによって基板上に硬化前の封止材を供給することにより行われる。供給する硬化前の封止材の量は、基板や素子の構造、面積、体積、その他電極やワイヤー配線の構造等によっても異なるが、これらの素子やワイヤー配線を埋め込み、かつ発光素子上を覆う封止材の厚みは可能な限り薄くできる量であることが好ましく、2mm以下の厚みにする量であることがより好ましい。素子上の封止材が厚い場合、素子が発光する際に発生する熱や紫外線によって、封止材が徐々に劣化し、変色することで封止材の透明性が失われ、発光装置としての輝度が経時的に低下する。特に近年開発が進んでいる発光出力電流100mA以上の可視光用パワーLEDや、波長350nm以下の紫外線を発光するUV−LEDにおいてその傾向が顕著であるため、発光素子上の封止材の厚みは薄くすることが有効である。
硬化条件としては、通常の重縮合反応が生じる温度と時間を設定すればよく、具体的には大気圧下、空気中、温度は100〜200℃が好ましく、120〜200℃がより好ましい。時間は1〜5時間程度が好ましい。また、封止材中の残留溶媒の揮発や、重縮合反応を効果的に促進させるために、硬化温度を段階的に上げて硬化させてもよい。
下記実施例に記載している紫外可視透過率測定に用いた装置及び測定条件は以下のとおりである。
<紫外可視透過率測定>
装置名 :島津製作所社製 UV−3600
アタッチメント :積分球 ISR−3100
測定波長 :220〜800nm
バックグラウンド測定:大気
測定速度 :中速
樹脂Aとして、前記式(1)で表されるオルガノポリシロキサン構造を有する樹脂(A−1)(Mw=3500、前記式(1)中、R=メチル基、R=メトキシ基又は水酸基)を用いた。樹脂A−1の各繰り返し単位の存在比率を、表1に示す。また、オリゴマーBとして、前記式(2)で表されるオルガノポリシロキサン構造を有するオリゴマー(Mw=450、前記一般式(2)中、R1=メチル基、R2=メトキシ基)を用いた。オリゴマーB−1の各繰り返し単位の存在比率を、表2に示す。
Figure 0006213271
Figure 0006213271
実施例1
ウォーターバス内に設置したフラスコ内に、前記樹脂(A−1)135g及びイソプロピルアルコール72.7gを加え、内温が85℃になるまで加熱攪拌して前記樹脂(A−1)を溶解させた。次いで、前記オリゴマー(B−1)15gを加え、1時間以上攪拌して前記オリゴマー(B−1)を溶解させて混合物を得た。
得られた混合物に、酢酸2−ブトキシエチル47.2gを加えた後、エバポレーターを用いて、温度が80℃、圧力が4kPaAの条件で、イソプロピルアルコール濃度が1質量%以下になるまでイソプロピルアルコールを留去し、前記樹脂(A−1)と前記オリゴマー(B−1)の混合比が90:10のポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1)を得た。
ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1)100質量部に対し、アルミニウムアセチルアセトネート0.5質量%のメタノール溶液を、アルミニウムアセチルアセトネートが、α1に対して100ppmとなるように添加し、充分に攪拌混合してポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−1)を得た。その後、得られた混合物をアルミニウム製カップ内に約3.8g投入し、オーブンの中で3.7℃/分の速度で室温から150℃まで昇温し、150℃で5時間放置することで、シリコーン樹脂組成物(α1−1)の硬化物を得た。得られた硬化物の厚みは1.7mmであった。この硬化物の紫外可視透過率測定結果を図1に示す。
実施例2
実施例1において、アルミニウムアセチルアセトネートが、α1に対して50ppmとなるように添加した以外は、実施例1と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−2)及びその硬化物を得た。
実施例3
実施例1において、アルミニウムアセチルアセトネートが、α1に対して25ppmとなるように添加した以外は、実施例1と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−3)及びその硬化物を得た。
実施例4
実施例1において、アルミニウムアセチルアセトネートが、α1に対して10ppmとなるように添加した以外は、実施例1と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−4)及びその硬化物を得た。
実施例5
実施例1において、アルミニウムアセチルアセトネート0.5質量%のメタノール溶液に代わり、ジルコニウムアセチルアセトネート0.5質量%のメタノール溶液を用い、ジルコニウムアセチルアセトネートが、α1に対して50ppmとなるように添加した以外は、実施例1と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−5)及びその硬化物を得た。
実施例6
実施例5において、ジルコニウムアセチルアセトネートが、α1に対して25ppmとなるように添加した以外は、実施例5と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−6)及びその硬化物を得た。
実施例7
実施例1において、アルミニウムアセチルアセトネート0.5質量%のメタノール溶液に代わり、亜鉛アセチルアセトネート0.5質量%のメタノール溶液を用い、亜鉛アセチルアセトネートが、α1に対して50ppmとなるように添加した以外は、実施例1と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−7)及びその硬化物を得た。
実施例8
実施例7において、亜鉛アセチルアセトネートが、α1に対して25ppmとなるように添加した以外は、実施例7と同じ手順で、ポリシルセスキオキサン系封止材組成物(α1−8)及びその硬化物を得た。
比較例1
メチルトリメトキシシラン1 2 . 7 g 、ジメチルジメトキシシラン1 1 . 2 g 、メタノール3 . 3 g 、水8 . 1 g 及び5質量%アセチルアセトンアルミニウム塩メタノール溶液4.8gを、フラスコ内にて密栓してスターラーで撹拌しながら50℃の温水バスにて8時間加熱した後、室温に戻し、樹脂液を調液した。
この樹脂液7.3gを直径5cmのテフロン(登録商標)シャーレに入れ、40℃で4時間、ついで65℃まで3時間かけて昇温し、ついで150℃まで1時間かけて昇温し、150℃で3時間保持することにより硬化物を得た。この時の硬化物の厚さは0.9mmであった。この硬化物の紫外可視透過率測定結果を図2に示す。
実施例1〜8及び比較例1でそれぞれ得られた硬化物の紫外可視透過率測定結果を表3に示す。
Figure 0006213271

Claims (2)

  1. 硬化物の260nmにおける光の透過率が65%以上であるUV−LED用ポリシルセスキオキサン系封止材の硬化促進剤として、下記樹脂Aを含むポリシルセスキオキサン系封止材に対して5ppm〜200ppm(質量百万分率)の範囲でのアセチルアセトネート系触媒の使用。
    <樹脂A>
    式(1)で表されるオルガノポリシロキサン構造を有する樹脂
    Figure 0006213271
    (一般式(1)中、R はそれぞれ独立してアルキル基を表し、R はそれぞれ独立してアルコキシ基、又は水酸基を表し、p 、q 、a 、及びb は、[p +b ×q ]:[a ×q ]=1:0.25〜9となる任意の正数を表す。)
  2. 下記樹脂Aを含むポリシルセスキオキサン系封止材とアセチルアセトネート系触媒とを含み、アセチルアセトネート系触媒をポリシルセスキオキサン系封止材に対して5ppm〜200ppm(質量百万分率)の範囲で含むUV−LED用ポリシルセスキオキサン系封止材組成物。
    <樹脂A>
    式(1)で表されるオルガノポリシロキサン構造を有する樹脂
    Figure 0006213271
    (一般式(1)中、R はそれぞれ独立してアルキル基を表し、R はそれぞれ独立してアルコキシ基、又は水酸基を表し、p 、q 、a 、及びb は、[p +b ×q ]:[a ×q ]=1:0.25〜9となる任意の正数を表す。)
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