JP6288122B2 - 手動変速機 - Google Patents
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Description
本発明は、車両に搭載される手動変速機に関する技術分野に属する。
一般に、車両に搭載される手動変速機は、クラッチを介してエンジンの出力軸に連結されたプライマリシャフトと、このプライマリシャフトに平行に配置されたセカンダリシャフト(カウンタシャフトとも呼ばれる)とを有する。これら両軸間には、変速段毎にギヤ列が設けられ、車両の乗員(運転者)によるチェンジレバーの操作により、所望の変速段に対応する1つのギヤ列のみが動力伝達状態となるように構成されている。
このような手動変速機においては、通常、前進変速段用のギヤ列には常時噛合い式のギヤ列が採用される。この常時噛合い式のギヤ列では、プライマリシャフト又はセカンダリシャフトの一方に固定された固定ギヤと、他方のシャフトに遊嵌された遊転ギヤとが常時噛み合っており、車両走行中に乗員の所望の変速段への変速が行われるときに、該変速段のギヤ列における上記遊転ギヤとシャフトとの回転を、前進変速段用同期装置によって同期させることで、該ギヤ列での動力伝達状態が円滑に実現される。
一方、手動変速機のリバース用ギヤ列には、通常、選択摺動式のギヤ列が採用される。この選択摺動式のリバース用ギヤ列は、プライマリシャフトに固定されたリバースプライマリギヤと、セカンダリシャフトに固定されたリバースセカンダリギヤと、プライマリシャフト及びセカンダリシャフトに平行に配置されたリバースシャフト上に軸方向に摺動可能に支持されたリバースアイドルギヤとで構成される。チェンジレバーにより後退段へのシフト操作(リバースシフト操作)が行われると、リバースアイドルギヤは、軸方向に摺動してリバースプライマリギヤとリバースセカンダリギヤとに噛み合い、これにより、後退段での動力伝達状態が実現される。通常、リバースシフト操作は停車状態で行われるため、前進変速段用同期装置と同様のリバース同期装置を用いなくても、リバース用ギヤ列における上記の噛み合いが可能になる。また、この選択摺動式を採用した場合、リバース同期装置を省略することができるため、コストを低減することができるとともに、リバース同期装置による抵抗の低減が可能になる。
ところが、リバース用ギヤ列に選択摺動式のギヤ列を採用した場合において、前進走行状態から停車した直後にリバースシフト操作が行われたときに、ギヤ鳴りと呼ばれる騒音が発生することがある。これは、クラッチを切断して停車する際、クラッチの切断直後はプライマリシャフトが慣性で回転し続けており、プライマリシャフトと共に回転しているリバースプライマリギヤにリバースアイドルギヤを噛み合わせようとするときに、両ギヤの歯が干渉するためである。尚、セカンダリシャフトは、駆動輪に常時駆動連結されているため、停車状態には駆動輪と共に停止している。
この問題に対処するために、例えば特許文献1に開示されているように、チェンジレバーのリバースシフト操作により、所定の前進変速段用同期装置を作動させて、プライマリシャフトの回転を停止させるプレボーク機構が採用されることがある。このプレボーク機構により、リバースアイドルギヤは、共に停止した状態にあるリバースプライマリギヤ及びリバースセカンダリギヤに噛み合うので、ギヤ鳴りが防止される。
ところで、手動変速機には、通常、上記特許文献1のように、乗員によるチェンジレバーのセレクト操作に連動して軸心回りに回動しかつ該チェンジレバーのシフト操作に連動して軸方向に移動する1つのコントロールロッドが設けられている。このコントロールロッドの軸方向の移動によってシフトフォークを移動させて前進変速段用同期装置を作動させるのであるが、チェンジレバーのシフト操作の向きと、前進変速段用同期装置を作動させる向きとが一致しない場合には、コントロールロッドの軸方向の移動の向きを逆向きに変換する反転レバーを介して、シフトフォークを移動させて前進変速段用同期装置を作動させることになる。
これに対して、上記コントロールロッド(第1コントロールロッドとする)とは別のコントロールロッド(第2コントロールロッドとする)を設け、この第2コントロールロッドが、第1コントロールロッドの軸方向の移動により、第1コントロールロッドとは反対向きに移動するように構成しておけば、2つのコントロールロッドのうち、前進変速段用同期装置を作動させる向きと一致するコントロールロッドの軸方向の移動によって該前進変速段用同期装置を作動させることができるようになる。
このように2つのコントロールロッドを備えた手動変速機においては、如何にしてプレボーク機構を実現するかが課題となる。
本発明の目的とするところは、上記のような2つのコントロールロッドを備えた手動変速機において、車両の乗員によるチェンジレバーのリバースシフト操作時にギヤ鳴りを防止することが可能なプレボーク機構を実現しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、車両に搭載される手動変速機を対象として、上記車両の乗員によるチェンジレバーのセレクト操作に連動して軸心回りに回動しかつ該チェンジレバーのシフト操作に連動して軸方向に移動する第1コントロールロッドと、上記第1コントロールロッドと平行に延び、該第1コントロールロッドの軸心回りの回動により、軸心回りに第1コントロールロッドとは反対向きに回動しかつ第1コントロールロッドの軸方向の移動により、第1コントロールロッドとは反対向きに移動するように、第1コントロールロッドと連結された第2コントロールロッドと、上記第1コントロールロッドに対して該第1コントロールロッドの軸方向に移動可能に支持され、上記チェンジレバーの所定の前進変速段へのシフト操作により、該第1コントロールロッドを介して該第1コントロールロッドの軸方向に移動することで、第1の前進変速段用同期装置を該第1コントロールロッドの軸方向に移動させて同期作動させる第1のシフトフォークと、上記第2コントロールロッドと共に該第2コントロールロッドの軸心回りに回動するように設けられたインターロック部材と、上記チェンジレバーのリバースシフト操作により、上記第1コントロールロッドを介して上記手動変速機をリバース状態にするためのリバース機構と、上記チェンジレバーのリバースシフト操作の開始から完了前までの所定の操作期間で、上記第1のシフトフォークを上記第1コントロールロッドの軸方向に移動させることで、上記第1の前進変速段用同期装置を同期作動させるプレボーク機構と、を備え、上記プレボーク機構は、上記インターロック部材に対して回動軸回りに回動自在に支持されたプレボークレバーを有し、上記プレボークレバーは、上記第2コントロールロッドと係合する係合部と、上記チェンジレバーのリバースシフト操作により上記第2コントロールロッドを介して上記係合部が第2コントロールロッドの軸方向に移動することで該プレボークレバーが上記回動軸回りに回動することによって、上記第1の前進変速段用同期装置を同期作動させるように上記第1のシフトフォークを押圧する押圧部と、を有する、という構成とした。
上記の構成により、車両が停車して、その車両の乗員がチェンジレバーのリバースセレクト操作に続いて、リバースシフト操作を行うと、プレボーク機構におけるプレボークレバーの係合部が、そのリバースシフト操作により第2コントロールロッドを介して第2コントロールロッドの軸方向に移動し、この移動により、プレボークレバーが回動軸回りに回動することによって、押圧部が第1のシフトフォークを押圧し、この押圧により、チェンジレバーの所定の前進変速段へのシフト操作がなくても、第1の前進変速段用同期装置が同期作動する。この結果、所定の前進変速段用のギヤ列において常時噛み合っている2つのギヤ(これら2つのギヤは、停車状態で駆動輪と共に停止している)を介して、クラッチの切断直後に惰性で回転しているプライマリシャフトの回転を停止させることができる。
上記手動変速機の一実施形態では、上記第1及び第2コントロールロッドと平行に延びる支持ロッドに支持され、上記チェンジレバーの上記所定の前進変速段とは異なる他の前進変速段へのシフト操作により、上記第2コントロールロッドを介して該支持ロッドの軸方向に移動することで、第2の前進変速段用同期装置を該支持ロッドの軸方向に移動させる第2のシフトフォークを更に備え、上記インターロック部材は、上記チェンジレバーの上記他の前進変速段へのシフト操作時にのみ、上記第2のシフトフォークの、上記支持ロッドの軸方向の移動を許容するためのインターロック部材である。
このことで、チェンジレバーのリバースシフト操作を行っても、第2のシフトフォークが支持ロッドの軸方向に移動するのを防止することができ、よって、後退段で第2の前進変速段用同期装置が作動するのを防止することができる。
上記手動変速機において、上記プレボークレバーの押圧部は、上記チェンジレバーのリバースシフト操作における上記所定の操作期間後に、上記第1のシフトフォークの押圧を解除するように構成され、上記プレボークレバーの押圧部による上記第1のシフトフォークの押圧の解除後に、上記第1のシフトフォークを押圧される前の位置に復帰させる復帰手段を更に備えている、ことが好ましい。
このことにより、チェンジレバーのリバースシフト操作における所定の操作期間後に、プレボークレバーの押圧部による第1のシフトフォークの押圧が解除されて、第1のシフトフォークが、押圧される前の位置に復帰するので、リバースシフト操作が完了したときには、第1の前進変速段用同期装置は同期作動していない状態に戻り、車両を即座に後退させることができるようになる。
上記のように、プレボークレバーの押圧部による第1のシフトフォークの押圧の解除後に、第1のシフトフォークを押圧される前の位置に復帰させる構成の場合、上記プレボークレバーは、上記係合部と上記回動軸の周囲部分とを含むレバー本体と、該レバー本体とは別体で上記押圧部を構成する押圧部構成部材とで構成され、上記押圧部構成部材は、上記第1のシフトフォークの押圧時には、上記レバー本体と一体的に上記回動軸回りに回動する一方、上記第1のシフトフォークが、押圧される前の位置に復帰した後に、上記チェンジレバーが上記リバースシフト操作の開始位置に戻されるときにおいて、上記レバー本体が上記回動軸回りに上記押圧時とは反対向きに回動する際、該レバー本体に対して上記押圧部が該回動による移動の向きとは反対向きの移動が可能となるように、該レバー本体に対して、上記回動軸と平行に延びる支軸回りに回動可能に支持されている、ことが好ましい。
これにより、プレボークレバーの押圧部による第1のシフトフォークの押圧を確実に行えるようにすることができるとともに、チェンジレバーがリバースシフト操作の開始位置に戻されるときには、プレボークレバー全体を押圧前の位置に確実に戻すことができる。すなわち、チェンジレバーがリバースシフト操作の開始位置に戻されるときには、押圧部を含むプレボークレバー全体が押圧前の位置に戻ろうとするが、既に第1のシフトフォークが、押圧される前の位置に復帰しているので、押圧部がレバー本体で構成されている場合には、その押圧部が、上記復帰している第1のシフトフォークに当接して、プレボークレバーが第2コントロールロッドと第1のシフトフォークとの間で突っ張った状態となり、これにより、プレボークレバーが押圧前の位置に戻れなくなる可能性がある。これに対して、上記のように構成することで、押圧部が第1のシフトフォークに当接しても、押圧部が、レバー本体に対して、レバー本体の回動による移動の向きとは反対向きに移動することで、プレボークレバーが第2コントロールロッドと第1のシフトフォークとの間で突っ張るのを防止することができる。よって、プレボークレバー全体を押圧前の位置に確実に戻すことができる。
以上説明したように、本発明の手動変速機によると、第1及び第2コントロールロッドを備えた手動変速機において、車両の乗員によるチェンジレバーのリバースシフト操作時にギヤ鳴りを防止することが可能なプレボーク機構を容易に構成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る手動変速機1の動力伝達系の構成を示す。この手動変速機1は、車両に搭載された、前進6速及び後退1速の手動変速機であって、車両の乗員の踏み込み操作により切断状態とされるクラッチ3を介してエンジン2の出力軸2a(クランク軸)に連結されかつ車両前後方向に延びるプライマリシャフト5と、該プライマリシャフト5に平行に配置されたセカンダリシャフト6とを備える。図1の右側であるエンジン2側が車両の前側であり、図1の左側である反エンジン側が車両の後側である。
セカンダリシャフト6の車両後側の端部には、第1減速ギヤ11が固定されている。プライマリシャフト5の車両後側には、不図示のプロペラシャフトと連結される出力軸7が、プライマリシャフト5と同軸に配設され、この出力軸7には、第1減速ギヤ11と噛み合う第2減速ギヤ12が固定されている。第2減速ギヤ12の歯数は第1減速ギヤ11の歯数よりも多い。第1及び第2減速ギヤ11,12は、減速ギヤ列10を構成する。出力軸7の車両前側端部とプライマリシャフト5の車両後側端部との間には、出力軸7とプライマリシャフト5との間の断接を行う断接クラッチ8(本実施形態では、ドッグクラッチで構成)が設けられている。尚、図1中、9は、プライマリシャフト5、セカンダリシャフト6及び出力軸7を回転可能に支持する軸受である。
プライマリシャフト5とセカンダリシャフト6との間には、車両前側から順に、1速用ギヤ列G1、リバース用ギヤ列GR、2速用ギヤ列G2、4速用ギヤ列G4、3速用ギヤ列G3、及び5速用ギヤ列G5が設けられている。1速用ギヤ列G1及び2速用ギヤ列G2は、それぞれ、プライマリシャフト5に固定された1速用及び2速用プライマリギヤ13,15と、セカンダリシャフト6に遊嵌合された1速用及び2速用セカンダリギヤ14,16とで構成されている。また、3〜5速用の各ギヤ列G3〜G5は、それぞれ、プライマリシャフト5に遊嵌合された3〜5速用プライマリギヤ17,19,21と、セカンダリシャフト6に固定された3〜5速用セカンダリギヤ18,20,22とで構成されている。
セカンダリシャフト6上における1速用セカンダリギヤ14と2速用セカンダリギヤ16との間には、1−2速用同期装置25が配設されている。また、プライマリシャフト5上における3速用プライマリギヤ17と4速用プライマリギヤ19との間には、3−4速用同期装置26が配設されている。さらに、プライマリシャフト5上における5速用プライマリギヤ21の車両後側でかつ上記断接クラッチ8の車両前側には、5−6速用同期装置27が配設されている。
チェンジレバー41(図3参照)により前進変速段へのシフト操作が行われると、上記同期装置25〜27のうち、シフト操作された変速段に対応する1つの同期装置のみが作動し、これにより、前進変速段用ギヤ列G1〜G5のうち、シフト操作された変速段のギヤ列のみが選択的に動力伝達状態となる。
例えば、チェンジレバー41により1速又は2速へのシフト操作が行われると、これに連動して、1−2速用同期装置25のスリーブがセカンダリシャフト6上を車両前側又は後側へスライドして、スライドされた側の遊嵌合ギヤ(1速用又は2速用セカンダリギヤ14,16)がセカンダリシャフト6に固定され、シフト操作された変速段のギヤ列(1速用又は2速用ギヤ列G1,G2)が動力伝達状態となる。
また、チェンジレバー41により3速又は4速へのシフト操作が行われると、これに連動して、3−4速用同期装置26のスリーブがプライマリシャフト5上を車両後側又は前側へスライドして、スライドされた側の遊嵌合ギヤ(3速用又は4速用プライマリギヤ17,19)がプライマリシャフト5に固定され、シフト操作された変速段のギヤ列(3速用又は4速用ギヤ列G3,G4)が動力伝達状態となる。
さらに、チェンジレバー41により5速へのシフト操作が行われると、これに連動して、5−6速用同期装置27のスリーブがプライマリシャフト5上を車両前側へスライドして、遊嵌合された5速用プライマリギヤ21がプライマリシャフト5に固定され、5速用ギヤ列G5が動力伝達状態となる。
1速用〜5速用ギヤ列G1〜G5のいずれか1つが動力伝達状態にあるとき、断接クラッチ8は、出力軸7とプライマリシャフト5とを切断した状態にある。これにより、1速用〜5速用ギヤ列G1〜G5のいずれか1つが動力伝達状態にあるとき、その動力伝達状態にあるギヤ列を介して、プライマリシャフト5からセカンダリシャフト6に動力が伝達され、その動力が、第1出力減速11及び第2減速ギヤ12を介して(つまり、減速されて)出力軸7に出力される。
チェンジレバー41により6速へのシフト操作が行われると、これに連動して、5−6速用同期装置27のスリーブがプライマリシャフト5上を車両後側へスライドして、断接クラッチ8を、出力軸7とプライマリシャフト5とを接続した状態にする。これにより、プライマリシャフト5が出力軸7に直結され、プライマリシャフト5の動力がそのまま出力軸7に出力される。
一方、リバース用ギヤ列GRは、選択摺動式のギヤ列であって、プライマリシャフト5に固定されたリバースプライマリギヤ31と、セカンダリシャフト6に固定されたリバースセカンダリギヤ32と、プライマリシャフト5及びセカンダリシャフト6に平行に延びるリバースアイドルシャフト33の回りに回転可能に設けられたリバースアイドルギヤ34とで構成されている。
尚、本実施形態では、リバースセカンダリギヤ32は、セカンダリシャフト6に直接固定されておらず、1−2速用同期装置25のスリーブに設けられている。このスリーブは、1−2速用同期装置25において、セカンダリシャフト6に固設されたハブにスプライン嵌合している。そのため、厳密に言えば、上記スリーブに設けられたリバースセカンダリギヤ32は、セカンダリシャフト6に対して回転方向には固定されているが、軸方向には移動可能となっている。
チェンジレバー41がリバースシフト操作されると、これに連動して、後に詳細に説明するように、リバースアイドルギヤ34が車両前側へ移動して、リバースプライマリギヤ31とリバースセカンダリギヤ32とに噛み合い、これにより、リバース用ギヤ列GRが動力伝達状態となる(手動変速機1がリバース状態となる)。このときも、断接クラッチ8は、出力軸7とプライマリシャフト5とを切断した状態にあり、リバース用ギヤ列GRを介してプライマリシャフト5からセカンダリシャフト6に動力が伝達される。このときのセカンダリシャフト6の回転の向きは、前進変速段用ギヤ列を介してプライマリシャフト5からセカンダリシャフト6に動力が伝達されるときとは逆になる。そして、セカンダリシャフト6に伝達された動力が、第1減速ギヤ11及び第2減速ギヤ12を介して(つまり、減速されて)出力軸7に出力される。
本実施形態では、チェンジレバー41は、図2に示すシフトパターンに沿って操作される。このシフトパターンは、車幅方向(図2の左右方向)をセレクト方向として、相互に所定間隔をあけて平行に並ぶ3列の前進段用シフトレーン(車両左側から順に、1−2速用シフトレーンr1、3−4速用シフトレーンr2及び5−6速用シフトレーンr3)と、セレクト方向一側(左側)の端部に位置するように、1−2速用シフトレーンr1の左隣に隣接して設けられた後退速用シフトレーンr4とからなっている。これらのシフトレーンr1〜r4に沿う方向(車両前後方向)がシフト方向であり、そのシフト方向の操作が、シフト操作である。図2中、r5は、チェンジレバー41をセレクト方向に操作するセレクト操作が行われるニュートラルレーン(セレクトレーンとも呼ばれる)である。ニュートラル位置は、このニュートラルレーンr5と3−4速用シフトレーンr2との交点上にある。チェンジレバー41は、ニュートラルレーンr5におけるニュートラル位置から外れた位置にあるときには、不図示の付勢手段によってニュートラル位置に戻るように付勢されており、これにより、チェンジレバー41は、シフト操作を行っていない状態では、ニュートラル位置に位置する。
次に、手動変速機1の変速操作機構40について、図3〜図10により説明する。
この変速操作機構40は、車両前後方向に延びる第1コントロールロッド45と、第1コントロールロッド45と平行に延びる第2コントロールロッド46とを備えている。第1コントロールロッド45は、その車両後側に配設されたチェンジロッド43(図3では、簡略化して記載)を介して、チェンジレバー41と連結されている。第1コントロールロッド45は、該第1コントロールロッド45の両端部に配設された不図示の軸受により、該第1コントロールロッド45の軸心回りに回動可能にかつ軸方向に移動可能に支持されている。第2コントロールロッド46も、第1コントロールロッド45と同様の支持構成である。
チェンジレバー41は、図3に簡略化して記載するように、上端部にチェンジノブ41bが取り付けられたチェンジレバー本体41aを有している。このチェンジレバー本体41aの長手方向(上下方向)の中間部に略球状のピボット部41cが設けられており、このピボット部41cを介してチェンジレバー41が不図示の変速機ケースに揺動自在に支持されている。チェンジレバー41は、この揺動により、上記シフトパターンに沿って操作可能に構成されている。
チェンジロッド43は、チェンジレバー本体41aの下端部に、連結部材44(図3では、簡略化して記載)を介して連結されている。この連結部材44は、チェンジレバー41がニュートラルレーンr5においてセレクト方向に操作されたときには、チェンジロッド43と共に、第1コントロールロッド45を、該第1コントロールロッド45の軸心回りに回動させる一方、チェンジレバー41が前進段用シフトレーンr1〜r3又は後退速用シフトレーンr4においてシフト方向に操作されたときには、チェンジロッド43と共に、第1コントロールロッド45を該第1コントロールロッド45の軸方向(車両前後方向)に移動させるように構成されている。チェンジレバー41がニュートラル位置から車両左側にセレクト操作されたときには、第1コントロールロッド45は、車両後側から見て反時計回りに回動する一方、ニュートラル位置から車両右側にセレクト操作されたときには、第1コントロールロッド45は、車両後側から見て時計回りに回動する。また、チェンジレバー41が1速、3速、5速及び後退速のうちのいずれかにシフト操作されたとき(つまり、ニュートラルレーンr5よりも車両前側にシフト操作されたとき)には、第1コントロールロッド45が車両後側(図3の左側)に移動する一方、チェンジレバー41が2速、4速及び6速のうちのいずれかにシフト操作されたとき(つまり、ニュートラルレーンr5よりも車両後側にシフト操作されたとき)には、第1コントロールロッド45が車両前側(図3の右側)に移動することになる。
第2コントロールロッド46は、第1コントロールロッド45の軸心回りの回動により、該第2コントロールロッド46の軸心回りに第1コントロールロッド45とは反対向きに回動しかつ第1コントロールロッド45の軸方向の移動により、第1コントロールロッド45とは反対向きに移動するように、第1コントロールロッド45と連結されている。
具体的には、第1コントロールロッド45と第2コントロールロッド46との間における車両前側部分に、連動機構51が設けられている。この連動機構51は、図4にも示すように、反転レバー52を有している。この反転レバー52は、第1コントロールロッド45に設けられたジョイントスリーブ53から径方向に突出した部分に設けられた回動軸54の回りに回動可能に支持されている。この回動軸54は、チェンジレバー41のニュートラル位置において(図3及び図4において)、第1及び第2コントロールロッド45,46の軸心を含む平面に対して垂直な方向に延びる。
ジョイントスリーブ53は、第1コントロールロッド45の軸方向において他の部分よりも大径とされた大径部45aの周囲に配設されている。この大径部45aは、第1コントロールロッド45の他の部分と一体形成されたものであってもよく、別部材で形成されたものであってもよい。いずれの場合も、第1コントロールロッド45がその軸心回りに回動するときには、それと同じように大径部45aも回動し、第1コントロールロッド45がその軸方向に移動するときには、それと同じように大径部45aも軸方向に移動する。
ジョイントスリーブ53は、大径部45aと共に第1コントロールロッド45の軸心回りに回動するように構成されている。しかし、ジョイントスリーブ53は、変速機ケースに固定された固定ピン56が、ジョイントスリーブ53の外周面に周方向に延びるように形成された溝53aに嵌まることよって、第1コントロールロッド45の軸方向には移動不能とされている。このため、第1コントロールロッド45がその軸方向に移動したときには、大径部45a(第1コントロールロッド45)がジョイントスリーブ53に対して第1コントロールロッド45の軸方向に相対移動することになる。
反転レバー52の第1コントロールロッド45側の端部は、円形状に形成されていて、大径部45aに形成された溝部45bに嵌合している。一方、反転レバー52の第2コントロールロッド46側の端部は、球状に形成されていて、後述の第2コントロールレバー82に設けられた凹状のジョイント部58と嵌合している。このジョイント部58(第2コントロールレバー82)は、第2コントロールロッド46に固定されていて、第2コントロールロッド46と共に、第2コントロールロッド46の軸心回りに回動するとともに、第2コントロールロッド46の軸方向に移動する。
以上のような連動機構51の構成により、第1コントロールロッド45がその軸方向の車両後側(図3の左側)に移動したとき、ジョイントスリーブ53は移動しないので、反転レバー52が回動軸54の回りに図3で反時計回りに回動する。この結果、第2コントロールロッド46は、その軸方向の車両前側(図3の右側)に移動する(図6参照)。また、第1コントロールロッド45がその軸方向の車両前側に移動したとき、第2コントロールロッド46は、その軸方向の車両後側に移動する。こうして、第2コントロールロッド46は、第1コントロールロッド45とは反対向きに移動することになる。
また、第1コントロールロッド45が、車両後側から見て(図4で見て)、例えば反時計回りに回動すると、第2コントロールロッド46は、車両後側から見て時計回りに回動する。こうして、第2コントロールロッド46は、該第2コントロールロッド46の軸心回りに第1コントロールロッド45とは反対向きに回動することになる。
第1コントロールロッド45の車両後側部分には、3−4速用同期装置26(第1の前進変速段用同期装置に相当)を、第1コントロールロッド45の軸方向に移動させて同期作動させる3−4速用シフトフォーク61(第1のシフトフォークに相当)が設けられている。この3−4速用シフトフォーク61は、第1コントロールロッド45が嵌合する筒状部61a(本実施形態では、円筒状部)と、この筒状部61aから径方向外側に突出しかつ3−4速用同期装置26と係合するフォーク部61bと、フォーク部61bの車両前側の面における筒状部61a近傍に形成されたゲート部61cとを有している。筒状部61a(つまり、3−4速用シフトフォーク61)は、第1コントロールロッド45に対してその軸方向に摺動自在になされている。
また、第1コントロールロッド45における大径部45aと3−4速用シフトフォーク61との間には、チェンジレバー41のリバースシフト操作により第1コントロールロッド45を介して手動変速機1をリバース状態にするためのリバース機構64のリバース連結部65が設けられている。
リバース連結部65は、第1コントロールロッド45と、第1コントロールロッド45と平行に延びるリバースシャフト66とを連結する。このリバースシャフト66は、その軸方向に移動可能でかつその軸心回りには回動不能に構成されている。
リバース連結部65の第1コントロールロッド45側の端部には、第1コントロールロッド45が挿通される貫通孔65aと、車両後側に突出するゲート部65bとが形成されている。貫通孔65aの内径は、第1コントロールロッド45の外径よりも大きく、第1コントロールロッド45の軸心回りの回動に連動して、リバース連結部65が回動することはない。
リバース連結部65のリバースシャフト66側の端部は、リバースシャフト66の大径部66aに固定されている。このリバースシャフト66の大径部66aも、第1コントロールロッド45の大径部45aと同様に構成されている。そして、大径部66aの溝部66bに、リバースレバー67の、円形状に形成された一端部が嵌合している。リバースレバー67の他端部は、リバースアイドルシャフト33の端部(他の部分よりも大径とされている)とリバースアイドルギヤ34との間に連結されている。また、リバースレバー67は、変速機ケースに固定された支持プレート68に設けられた回動軸69の回りに回動可能に支持されている。この回動軸69は、リバースシャフト66及びリバースアイドルシャフト33の軸心を含む平面に対して垂直な方向に延びる。
チェンジレバー41が、ニュートラルレーンr5の左端(ニュートラルレーンr5における後退速用シフトレーンr4のシフト操作開始位置)へ操作されるリバースセレクト操作に続いて、後退速用シフトレーンr4に沿ってリバースシフト操作されると、第1コントロールロッド45がその軸方向の車両後側に移動する。これにより、後述の如く、リバース連結部65が第1コントロールロッド45の軸方向の車両後側に移動し、リバースシャフト66もその軸方向の車両後側に移動する。このリバースシャフト66の移動により、リバースレバー67が図3で時計回りに回動し、これにより、リバースアイドルシャフト33及びリバースアイドルギヤ34が車両前側に移動して、リバースアイドルギヤ34が、リバースプライマリギヤ31及びリバースセカンダリギヤ32(図3では図示を省略)に噛み合うことになる。
第1コントロールロッド45における3−4速用シフトフォーク61とリバース連結部65との間には、第1インターロックスリーブ71が設けられている。第1インターロックスリーブ71と第1コントロールロッド45との径方向の間には、図5に示すように、第1コントロールロッド45に固定された第1コントロールレバー72が介在している。第1インターロックスリーブ71は、第1コントロールレバー72と共に第1コントロールロッド45の回動に連動して回動するが、ジョイントスリーブ53と同様に、変速機ケースに固定された固定ピン74が、第1コントロールスリーブ71の外周面に周方向に延びるように形成された溝71bに嵌まることよって、第1コントロールロッド45の軸方向には移動不能とされている。このため、第1コントロールロッド45がその軸方向に移動したとき、第1コントロールロッド45及び第1コントロールレバー72が第1インターロックスリーブ71に対して第1コントロールロッド45の軸方向に相対移動することになる。
第1コントロールレバー72の周方向の一部には、径方向外側に突出するフィンガ部72aが形成され、第1インターロックスリーブ71における周方向のフィンガ部72aに対応する部分には、フィンガ部72aが径方向外側に突出可能なように開口部71aが形成されている。
図5に示すように、第1コントロールロッド45(第1インターロックスリーブ71)の周囲における周方向の2箇所には、3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cと、リバース連結部65のゲート部65bとがそれぞれ位置している。ゲート部61c,65bの、第1コントロールロッド45の周方向の位置は、第1コントロールロッド45が回動しても変化しない。チェンジレバー41がニュートラル位置にあるとき(3速又は4速へのシフト操作開始時)には、図5に示すように、第1コントロールレバー72のフィンガ部72a及び第1インターロックスリーブ71の開口部71aが、第1インターロックスリーブ71の周方向において、3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cと同じ位置に位置する。
そして、チェンジレバー41が3速又は4速(所定の前進変速段)へシフト操作されたとき、第1コントロールロッド45の軸方向の移動によって、フィンガ部72aが第1コントロールロッド45の軸方向に移動する。これにより、フィンガ部72aが3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cと係合して、3−4速用シフトフォーク61を第1コントロールロッド45の軸方向に移動させる(3速へのシフト操作時は車両後側へ、4速へのシフト操作時は、車両前側へ移動させる)。この3−4速用シフトフォーク61の移動によって、3−4速用同期装置26が同期作動することになる。例えば3速へのシフト操作時には、3−4速用同期装置26のスリーブがプライマリシャフト5上を車両後側へスライドして、3速用プライマリギヤ17がプライマリシャフト5に固定されることになる。このようにチェンジレバー41が3速又は4速へシフト操作されたときには、3−4速用シフトフォーク61は、第1コントロールロッド45と共に移動する、つまり、第1コントロールロッド45を介して第1コントロールロッド45の軸方向に移動することで、3−4速用同期装置26を第1コントロールロッド45の軸方向に移動させて同期作動させることになる。
チェンジレバー41がニュートラル位置にあるときには、リバース連結部65のゲート部65bは第1インターロックスリーブ71(開口部71aが形成されていない部分)と係合しており、この第1インターロックスリーブ71との係合により、チェンジレバー41が3速又は4速へシフト操作されたときにリバース連結部65のゲート部65bが第1コントロールロッド45の軸方向に移動すること(二重シフト)が防止される。
チェンジレバー41が後退速用シフトレーンr4の位置にまでセレクト操作されたとき(チェンジレバー41のリバースセレクト操作の完了時)には、該セレクト操作による第1コントロールロッド45の軸心回りの回動により、図7に示すように、第1コントロールレバー72のフィンガ部72a及び第1インターロックスリーブ71の開口部71aが、第1インターロックスリーブ71の周方向において、リバース連結部65のゲート部65bと同じ位置に位置する。そして、チェンジレバー41のリバースシフト操作により、第1コントロールロッド45がその軸方向の車両後側に移動することで、第1コントロールレバー72のフィンガ部72aが第1コントロールロッド45の軸方向の車両後側に移動する。これにより、そのフィンガ部72aがリバース連結部65のゲート部65bと係合して、リバース連結部65を第1コントロールロッド45の軸方向の車両後側へ移動させる。こうして、リバース機構64が上記のように作動して、手動変速機1がリバース状態となる。
ここで、チェンジレバー41が後退速用シフトレーンr4の位置にまでセレクト操作されたときにおいて、3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cは、第1インターロックスリーブ71(開口部71aが形成されていない部分)との係合によって、第1コントロールロッド45の軸方向の車両前側への移動はできないようになっているが、第1コントロールロッド45の軸方向の車両後側への移動は可能になっている(車両前側への移動も可能になっていてもよい)。これは、後に詳細に説明するように、チェンジレバー41のリバースシフト操作時(詳しくは、後述の所定の操作期間)に、後述のプレボーク機構101により、3−4速用シフトフォーク61を第1コントロールロッド45の軸方向の車両後側へ移動させて、3−4速用同期装置26を同期作動させるためである。
但し、3−4速用シフトフォーク61が第1コントロールロッド45の軸方向に容易に移動しないように、3−4速用シフトフォーク61の筒状部61aには、ディテント機構77が設けられている。このディテント機構77は、筒状部61aの周方向に延びる断面V字状の溝部61dと、この溝部61dに対して圧縮コイルスプリング79により押し付けられたボール78とで構成されている。ボール78及び圧縮コイルスプリング79は、第1コントロールロッド45の軸方向において移動不能に固定されている。3−4速用シフトフォーク61が第1コントロールロッド45の軸方向に移動すると、溝部61d(傾斜面)に対して圧縮コイルスプリング79により押し付けられたボール78により、3−4速用シフトフォーク61には、その移動する向きとは反対側への復元力が作用するので、3−4速用シフトフォーク61は容易には移動しない。
上記ジョイント部58は、第2コントロールロッド46に固定された第2コントロールレバー82に一体形成されている。第2コントロールレバー82には、ジョイント部58とは反対側の径方向に延びる、第1コントロールレバー72のフィンガ部72aと同様のフィンガ部82aが形成されている(図4参照)。このフィンガ部82aは、チェンジレバー41が1速又は2速へシフト操作されたときに、第2コントロールロッド46の軸方向の移動によって、1−2速用シフトフォーク84のゲート部84aと係合して該1−2速用シフトフォーク84を第2コントロールロッド46の軸方向(後述のシフトロッド88の軸方向)に移動させる(1速へのシフト操作時は車両前側へ、2速へのシフト操作時は、車両後側へ移動させる)。この1−2速用シフトフォーク84(第2のシフトフォークに相当)の移動によって、1−2速用同期装置25(第2の前進変速段用同期装置に相当)が同期作動することになる。
1−2速用シフトフォーク84は、第1及び第2コントロールロッド45,46と平行に延びるシフトロッド88(支持ロッドに相当)に支持されている。本実施形態では、1−2速用シフトフォーク84は、シフトロッド88に固定されていて、シフトロッド88と共にその軸方向に移動するが、シフトロッド88が変速機ケース等に固定された状態で該シフトロッド88に対して1−2速用シフトフォーク84が移動するようにしてもよい。但し、いずれの場合も、1−2速用シフトフォーク84はシフトロッド88の軸心回りに回動しないように構成する。
また、第2コントロールロッド46には、第1インターロックスリーブ71と同様の第2インターロックスリーブ85が設けられている。この第2インターロックスリーブ85は、第2コントロールレバー82に対して第2コントロールロッド46の軸方向の両側にそれぞれ位置する支持部85aで第2コントロールロッド46と共に回動するように支持されている。このことで、第2インターロックスリーブ82は、第2コントロールロッド46と共に該第2コントロールロッド46の軸心回りに回動するように設けられたインターロック部材に相当する。また、第2インターロックスリーブ85は、第2コントロールロッド46が軸方向に移動しても、2つの固定部材86に挟持されることによって、第2コントロールロッド46と共に移動することはできないようになされている。このため、第2コントロールロッド45がその軸方向に移動したとき、第2コントロールロッド46及び第2コントロールレバー82が第2インターロックスリーブ85に対して第2コントロールロッド46の軸方向に相対移動することになる。
2つの支持部85aは、連結部85bを介して互いに連結されている。この連結部85bには、1−2速用シフトフォーク84と係合する係合部85cがフィンガ部82aを第2コントロールロッド46の周方向に囲むように設けられている。この係合部85cにおけるフィンガ部82aに対応する部分には、フィンガ部82aが突出可能なように開口部85d(図4参照)が形成されている。
チェンジレバー41が1−2速用シフトレーンr1の位置にまでセレクト操作されたとき、第2インターロックレバー82のフィンガ部82a及び第2インターロックスリーブ85の開口部85dが、第2インターロックスリーブの周方向において、1−2速用シフトフォーク84のゲート部84aと同じ位置に位置する。そして、チェンジレバー41が1速又は2速へシフト操作されると、上記のように、フィンガ部82aが、ゲート部84aと係合して1−2速用シフトフォーク84を第2コントロールロッド46の軸方向に移動させる。
また、チェンジレバー41がセレクト方向の1−2速用シフトレーンr1以外の位置に位置しているときには、1−2速用シフトフォーク84のゲート部84aが、第2インターロックスリーブ85の係合部85c(開口部85dが形成されていない部分)と係合しており、このことで、第2インターロックスリーブ85は、チェンジレバー41の1速又は2速へのシフト操作時(上記所定の前進変速段とは異なる他の前進変速段へのシフト操作)にのみ、1−2速用シフトフォーク84(第2のシフトフォーク)の、第2コントロールロッド46の軸方向の移動を許容することになる。
また、第2コントロールロッド46における車両後側の部分には、5−6速用同期装置27を、第2コントロールロッド46の軸方向に移動させて同期作動させる5−6速用シフトフォーク91が設けられている。このシフトフォーク91は、3−4速用シフトフォーク61と同様に、第2コントロールロッド46が嵌合する筒状部91a(本実施形態では、円筒状部)と、この筒状部91aから径方向外側に突出しかつ5−6速用同期装置27と係合するフォーク部91bと、ゲート部91cとを有している。筒状部91a(つまり、5−6速用シフトフォーク91)は、第2コントロールロッド46に対してその軸方向に摺動自在になされている。
第2コントロールロッド46における5−6速用シフトフォーク91の車両前側には、第1インターロックスリーブ71及び第1コントロールレバー72と同様の構成の第3インターロックスリーブ92及び第3コントロールレバー(図3では、第3コントロールレバーは見えていない)が設けられている。第3インターロックスリーブ92は、第1インターロックスリーブ71と同様に、変速機ケースに固定された固定ピン93が、第3コントロールスリーブ92の外周面に周方向に延びるように形成された溝92aに嵌まることよって、第2コントロールロッド46の軸方向には移動不能とされている。
チェンジレバー41がニュートラルレーンr5において5−6速用シフトレーンr3の位置にまでセレクト操作されたときに、第2コントロールロッド46の軸心回りの回動により、第2コントロールロッド46の周方向において、上記第3コントロールレバーに設けられたフィンガ部及び第3インターロックスリーブ92の開口部が、5−6速用シフトフォーク91のゲート部91cと同じ位置に位置する。そして、チェンジレバー415速又は6速へシフト操作されたときに、第2コントロールロッド46の軸方向の移動によって、上記第3コントロールレバーのフィンガ部が、5−6速用シフトフォーク91のゲート部91cと係合して該5−6速用シフトフォーク91を第2コントロールロッド46の軸方向に移動させる。この5−6速用シフトフォーク91の移動によって、5−6速用同期装置27が同期作動することになる。第3インターロックスリーブ92は、チェンジレバー41の5速又は6速へのシフト操作時にのみ、5−6速用シフトフォーク91の、第2コントロールロッド46の軸方向の移動を許容する。
上記手動変速機1には、チェンジレバー41のリバースシフト操作の開始から完了前までの所定の操作期間(本実施形態では、リバースシフト操作の前半の期間)で、3−4速用シフトフォーク61を第1コントロールロッド45の軸方向に移動させることで、3−4速用同期装置26を同期作動させるプレボーク機構101が設けられている。上記所定の操作期間は、チェンジレバー41のリバースシフト操作における該所定の操作期間後に、後述の如く3−4用シフトフォーク61が、押圧される前の位置に復帰できるような期間とすればよい。
具体的に、このプレボーク機構101は、第2インターロックスリーブ85における車両後側の支持部85aから第2コントロールロッド46側に延設された延設部85e(図3及び図5〜図10参照(図4では記載を省略))に対して、回動軸107回りに回動自在に支持されたプレボークレバー102を有している。回動軸107は、チェンジレバー41のリバースセレクト操作の完了状態において(図7において)、第1及び第2コントロールロッド45,46の軸心を含む平面に対して垂直な方向に延びる。回動軸107は、プレボークレバー102の長手方向の略中央部に位置している。
上記プレボークレバー102は、その長手方向の一端部に、第2コントロールロッド46の軸方向において他の部分よりも大径とされた大径部46aと係合する円形状の係合部102aを有している。第2コントロールロッド46の大径部46aも、第1コントロールロッド45の大径部45aと同様に構成されている。そして、大径部46aの溝部46bに、上記係合部102aが嵌合している。
プレボークレバー102の長手方向の他端部には、3−4速用シフトフォーク61を押圧可能な押圧部102bが設けられている。この押圧部102bは、3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cの近傍に位置している。チェンジレバー41が、セレクト方向の、後退速用シフトレーンr4以外の位置に位置しているときには、押圧部102bが、3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cに対して、第1コントロールロッド45の周方向においてずれた位置に位置し(チェンジレバー41が例えばニュートラル位置に位置している図5参照)、このため、プレボークレバー102が回動軸107回りに回動しても、押圧部102bとゲート部61cとが係合することはできない。一方、チェンジレバー41が、セレクト方向の後退速用シフトレーンr4の位置に位置したときには、図7において、第1コントロールロッド45がその軸心回りに反時計回りに回動しかつ第2コントロールロッド46がその軸心回りに時計回りに回動することによって、押圧部102bがゲート部61cに対して、第1コントロールロッド45の周方向において同じ位置に位置し、これにより、プレボークレバー102の回動軸107回りの回動により、押圧部102bとゲート部61cとが係合することになる。
押圧部102bは、チェンジレバー41のリバースシフト操作により第2コントロールロッド46を介して上記係合部102aが第2コントロールロッド46の軸方向に移動することでプレボークレバー102が回動軸107回りに回動することによって、3−4速用同期装置26を同期作動させるように、3−4速用シフトフォーク61を、ディテント機構77の圧縮コイルスプリング79による付勢力に抗して押圧する。本実施形態では、チェンジレバー41のリバースシフト操作により第2コントロールロッド46が車両前側へ移動するので、プレボークレバー102が図3で反時計回りに回動して、押圧部102bが、3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cの車両前側端を車両後側へ押圧する。この押圧により、チェンジレバー41の3速又は4速へのシフト操作がなくても、3−4速用同期装置26が同期作動する。この結果、3速用ギヤ列G3において常時噛み合っている3速用プライマリギヤ17及び3速用セカンダリギヤ18(これらのギヤ17,18は、停車状態で駆動輪と共に停止している)を介して、クラッチ3を切断状態にした直後において惰性で回転しているプライマリシャフト5の回転が停止する。
本実施形態では、押圧部102bは、チェンジレバー41のリバースシフト操作における上記所定の操作期間(リバースシフト操作の前半)で、図8に示すように、押圧部102bが3−4速用シフトフォーク61(ゲート部61c)を車両後側へ押圧する。そして、押圧部102bは、チェンジレバー41のリバースシフト操作における上記所定の操作期間後に、プレボークレバー102の回動の進行によりゲート部61cとの係合が外れて、3−4速用シフトフォーク61の押圧を解除する。その後、チェンジレバー41は、リバースシフト操作の継続により、やがてリバースシフト操作が完了する(図6参照)。
一方、3−4速用シフトフォーク61は、上記解除後に、ディテント機構77の圧縮コイルスプリング79による付勢力によって、押圧部102bにより押圧される前の位置に復帰する(図6参照)。このことで、ディテント機構77は、上記解除後に、3−4速用シフトフォーク61を押圧される前の位置に復帰させる復帰手段を構成することになる。このように3−4速用シフトフォーク61が、押圧される前の位置に復帰することで、リバースシフト操作が完了したときには、3−4速用同期装置26が同期作動していない状態に戻っており、車両を即座に後退させることができるようになる。
チェンジレバー41がリバースシフト操作の完了位置から開始位置(ニュートラルレーンr5の位置)に戻されるときには、図9に示すように、第2コントロールロッド46が車両後側に移動することでプレボークレバー102が図9で時計回りに回動して、3−4速用シフトフォーク61を押圧する前の位置に戻ろうとするが、このとき、既に3−4速用シフトフォーク61が、押圧される前の位置に復帰している(図9参照)ので、プレボークレバー102が1つの部材で構成されている場合には、押圧部102bが、上記復帰している3−4速用シフトフォーク61のゲート部61cに当接して、プレボークレバー102が第2コントロールロッド46とゲート部61cとの間で突っ張った状態となり、これにより、プレボークレバー102が、3−4速用シフトフォーク61を押圧する前の位置に戻れなくなる可能性がある。
そこで、本実施形態では、プレボークレバー102を、上記係合部102aと上記回動軸107の周囲部分(円筒状に形成されている)とを含むレバー本体103と、該レバー本体103とは別体で上記押圧部102bを構成する押圧部構成部材104とで構成する。この押圧部構成部材104は、3−4速用シフトフォーク61(ゲート部61c)の押圧時には、レバー本体103と一体的に回動軸107回りに回動する一方、3−4速用シフトフォーク61が、押圧される前の位置に復帰した後に、チェンジレバー41がリバースシフト操作の開始位置に戻されるときにおいて、レバー本体103が回動軸107回りに上記押圧時とは反対向きに回動する際、該レバー本体103に対して押圧部102bが該回動による移動の向きとは反対向きの移動が可能となるように、該レバー本体103に対して支軸105回りに回動可能に支持されている。支軸105は、プレボークレバー102の長手方向における回動軸107と押圧部102bの中間位置において、回動軸107と平行に延びている。尚、支軸105を回動軸107と同軸にすることも可能である。
すなわち、押圧部構成部材104は、捩りコイルスプリング106(図5及び図7〜図10参照)によって、レバー本体103に対して、図3、図6、図8及び図9で、支軸105回りに時計回りに回動するように付勢されているが、この回動は、レバー本体103に設けられたストッパ部103aによって停止される。図8において、プレボークレバー102が回動軸107回りに反時計回りに回動して押圧部102bが3−4速用シフトフォーク61(ゲート部61c)を押圧するときには、ゲート部61cから押圧部102bに、押圧部構成部材104を支軸105回りに時計回りに回動させようとする反力が作用するが、押圧部構成部材104は、ストッパ部103aによって回動できず、レバー本体103と一体的に回動軸107回りに反時計回りに回動することになる。
一方、図9において、3−4速用シフトフォーク61が、押圧される前の位置に復帰した後に、チェンジレバー41がリバースシフト操作の開始位置に戻されるときには、押圧部102bが、その復帰している3−4速用シフトフォーク61(ゲート部61c)に当接するが、このように押圧部102bがゲート部61cに当接しても、押圧部構成部材104が、捩りコイルスプリング106の付勢力に抗して、支軸105回りに図9で反時計回りに回動して、押圧部102bが、レバー本体103に対して、レバー本体103の回動による移動の向き(車両前側)とは反対向き(車両後側)に移動することになり、このことで、プレボークレバー102(レバー本体103)が第2コントロールロッド46と3−4速用シフトフォーク61との間で突っ張ることなく、回動軸107回りに図9で時計回りに回動する。レバー本体103が或る程度回動すれば、押圧部構成部材104が捩りコイルスプリング106によって、3−4速用シフトフォーク61に当接しないで、支軸105回りに図9で時計回りに回動できるようになり、押圧部構成部材104は、最終的には、ストッパ部103aに当接することになる。こうして、チェンジレバー41がリバースシフト操作の開始位置に戻ったときには、プレボークレバー102全体が押圧前の位置に戻った状態となる(図10参照)。
したがって、本実施形態では、第1及び第2コントロールロッド45,46を備えた手動変速機1において、車両の乗員によるチェンジレバー41のリバースシフト操作時にギヤ鳴りを防止することが可能なプレボーク機構101を容易に構成することができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、車両に搭載される、2つのコントロールロッドを備えた手動変速機において、車両の乗員によるチェンジレバーのリバースシフト操作時にギヤ鳴りを防止するプレボーク機構を設ける場合に有用である。
1 手動変速機
26 3−4速用同期装置(第1の前進変速段用同期装置)
41 チェンジレバー
45 第1コントロールロッド
46 第2コントロールロッド
61 3−4速用シフトフォーク(第1のシフトフォーク)
64 リバース機構
77 ディテント機構(復帰手段)
82 第2インターロックスリーブ(インターロック部材)
84 1−2速用シフトフォーク(第2のシフトフォーク)
88 シフトロッド(支持ロッド)
101 プレボーク機構
102 プレボークレバー
102a 係合部
102b 押圧部
103 レバー本体
104 押圧部構成部材
105 支軸
107 回動軸
26 3−4速用同期装置(第1の前進変速段用同期装置)
41 チェンジレバー
45 第1コントロールロッド
46 第2コントロールロッド
61 3−4速用シフトフォーク(第1のシフトフォーク)
64 リバース機構
77 ディテント機構(復帰手段)
82 第2インターロックスリーブ(インターロック部材)
84 1−2速用シフトフォーク(第2のシフトフォーク)
88 シフトロッド(支持ロッド)
101 プレボーク機構
102 プレボークレバー
102a 係合部
102b 押圧部
103 レバー本体
104 押圧部構成部材
105 支軸
107 回動軸
Claims (4)
- 車両に搭載される手動変速機であって、
上記車両の乗員によるチェンジレバーのセレクト操作に連動して軸心回りに回動しかつ該チェンジレバーのシフト操作に連動して軸方向に移動する第1コントロールロッドと、
上記第1コントロールロッドと平行に延び、該第1コントロールロッドの軸心回りの回動により、軸心回りに第1コントロールロッドとは反対向きに回動しかつ第1コントロールロッドの軸方向の移動により、第1コントロールロッドとは反対向きに移動するように、第1コントロールロッドと連結された第2コントロールロッドと、
上記第1コントロールロッドに対して該第1コントロールロッドの軸方向に移動可能に支持され、上記チェンジレバーの所定の前進変速段へのシフト操作により、該第1コントロールロッドを介して該第1コントロールロッドの軸方向に移動することで、第1の前進変速段用同期装置を該第1コントロールロッドの軸方向に移動させて同期作動させる第1のシフトフォークと、
上記第2コントロールロッドと共に該第2コントロールロッドの軸心回りに回動するように設けられたインターロック部材と、
上記チェンジレバーのリバースシフト操作により、上記第1コントロールロッドを介して上記手動変速機をリバース状態にするためのリバース機構と、
上記チェンジレバーのリバースシフト操作の開始から完了前までの所定の操作期間で、上記第1のシフトフォークを上記第1コントロールロッドの軸方向に移動させることで、上記第1の前進変速段用同期装置を同期作動させるプレボーク機構と、を備え、
上記プレボーク機構は、上記インターロック部材に対して回動軸回りに回動自在に支持されたプレボークレバーを有し、
上記プレボークレバーは、
上記第2コントロールロッドと係合する係合部と、
上記チェンジレバーのリバースシフト操作により上記第2コントロールロッドを介して上記係合部が第2コントロールロッドの軸方向に移動することで該プレボークレバーが上記回動軸回りに回動することによって、上記第1の前進変速段用同期装置を同期作動させるように上記第1のシフトフォークを押圧する押圧部と、
を有することを特徴とする手動変速機。 - 請求項1記載の手動変速機において、
上記第1及び第2コントロールロッドと平行に延びる支持ロッドに支持され、上記チェンジレバーの上記所定の前進変速段とは異なる他の前進変速段へのシフト操作により、上記第2コントロールロッドを介して該支持ロッドの軸方向に移動することで、第2の前進変速段用同期装置を該支持ロッドの軸方向に移動させる第2のシフトフォークを更に備え、
上記インターロック部材は、上記チェンジレバーの上記他の前進変速段へのシフト操作時にのみ、上記第2のシフトフォークの、上記支持ロッドの軸方向の移動を許容するためのインターロック部材であることを特徴とする手動変速機。 - 請求項1又は2記載の手動変速機において、
上記プレボークレバーの押圧部は、上記チェンジレバーのリバースシフト操作における上記所定の操作期間後に、上記第1のシフトフォークの押圧を解除するように構成され、
上記プレボークレバーの押圧部による上記第1のシフトフォークの押圧の解除後に、上記第1のシフトフォークを押圧される前の位置に復帰させる復帰手段を更に備えていることを特徴とする手動変速機。 - 請求項3記載の手動変速機において、
上記プレボークレバーは、上記係合部と上記回動軸の周囲部分とを含むレバー本体と、該レバー本体とは別体で上記押圧部を構成する押圧部構成部材とで構成され、
上記押圧部構成部材は、上記第1のシフトフォークの押圧時には、上記レバー本体と一体的に上記回動軸回りに回動する一方、上記第1のシフトフォークが、押圧される前の位置に復帰した後に、上記チェンジレバーが上記リバースシフト操作の開始位置に戻されるときにおいて、上記レバー本体が上記回動軸回りに上記押圧時とは反対向きに回動する際、該レバー本体に対して上記押圧部が該回動による移動の向きとは反対向きの移動が可能となるように、該レバー本体に対して、上記回動軸と平行に延びる支軸回りに回動可能に支持されていることを特徴とする手動変速機。
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