[go: up one dir, main page]

JP6271925B2 - ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム - Google Patents

ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6271925B2
JP6271925B2 JP2013191994A JP2013191994A JP6271925B2 JP 6271925 B2 JP6271925 B2 JP 6271925B2 JP 2013191994 A JP2013191994 A JP 2013191994A JP 2013191994 A JP2013191994 A JP 2013191994A JP 6271925 B2 JP6271925 B2 JP 6271925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stepping motor
circuit
motor drive
failure
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013191994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015061341A (ja
Inventor
宗之 岩邊
宗之 岩邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2013191994A priority Critical patent/JP6271925B2/ja
Publication of JP2015061341A publication Critical patent/JP2015061341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6271925B2 publication Critical patent/JP6271925B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

本発明は、ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステムに関する。
ステッピングモータ(以下モータと略称することがある)は、パルス電流をモータに供給して回転速度や回転方向を制御して動作する同期電動機である。パルスモータとも言われ、簡単な回路構成で正確な位置決め制御を実現できるので、装置の位置決めを行なう場合などによく使われている。
図11は一般的なステッピングモータを示す図で、(a)は結線図、(b)は2相励磁バイポーラ駆動させた場合、(c)は1相励磁バイポーラ駆動させた場合の駆動パルス波形図である。(b)、(c)に示すように巻線(以下コイルとも称する)に駆動制御パルス電流を流す。このような電流を与えるたびに、決められたステップ角だけロータが回転する。
2相ステッピングモータのコイル故障を検出するには、一般的には駆動パルスのパルス幅、デューティ、駆動開始指令から駆動タイミングを計るロジック回路を用いる。ロジック回路でタイミングを計り、駆動パルスの中心やピークとなるタイミングで故障検出を行っている。タイミングを計る理由は、モータ駆動時、電流を流す相を切替えるため、電流が流れない期間が存在するためである。
特許文献1(特開2003−259545号公報)には、制御信号によって制御されるアクチュエータ電流の値を、断線判定値と比較してアクチュエータの断線を検出する装置であって、断線判定値の絶対値が、断線時のノイズピーク値より大きく、かつ、アクチュエータ電流の絶対値の最高値の75%以下の値に設定され、制御信号のパラメータがアクチュエータ電流の絶対値を断線判定値以上とするパラメータ値であり、かつ、アクチュエータ電流の値と断線判定値の比較結果が所定の断線判定条件を満たす場合に異常とすることが記載されている。
特許文献1は断線検出の対象がアクチュエータであるため、故障検出のタイミングを計ることは何ら記載されていない。
特開2003−259545号公報
モータ駆動中にモータコイルの断線、ショート等の故障検出を行う場合、検出タイミングを計るロジック回路が必要であり、回路規模が大きくなる。また、L、C成分により検出タイミングがずれ、正しく検出できない可能性がある。
その理由は以下の通りである。コイルの故障を検出する場合、コイルに流れるパルス電流を電圧に変換して故障判定値(以下閾値と称することがある)と比較して断線、ショートを検出するが、モータを駆動する際、図11で述べたようにパルス電流を流す相(Phase)を切替えて駆動する。そのため相切替え時等、電流を流していない期間が存在する。この電流を流していないタイミングや、コイルのL成分によりパルス電流の立ち上がりが遅れているタイミングでは、電圧が閾値を下回り、正しく検出できない。
そのため既存の回路では、検出タイミングを計るロジック回路を使って、電流が流れている期間に検出を行っていた。
本発明の目的は、検出タイミングを計るロジック回路が不要なステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置及びステッピングモータドライブシステムを提供することにある。
本発明は検出した信号と故障判定値とを比較してステッピングモータの故障を検出するコンパレータ回路を有するステッピングモータ故障検出回路であって、前記コンパレータ回路の入力側に積分回路を設けたことを特徴とするステッピングモータ故障検出回路である。
また本発明は、上記ステッピングモータ故障検出回路と、ステッピングモータを駆動するステッピングモータ駆動回路と、前記ステッピングモータ駆動回路を制御するステッピングモータ駆動制御回路を備えたステッピングモータ駆動装置である。
また本発明は、上記ステッピングモータ駆動装置で駆動されるステッピングモータを有するステッピングモータドライブシステムである。
本発明によれば、故障検出タイミングを計るロジック回路が不要になり、ステッピングモータ故障検出回路を大幅に簡易化できる。
本発明の第1実施形態のステッピングモータ故障検出回路を含むステッピングモータドライブシステムを示すブロック図である。 本発明の第2実施形態のステッピングモータ故障検出回路を含む冗長巻線式2相ステッピングモータドライブシステムを示すブロック図である。 一般的なステッピングモータ故障検出回路を示す回路図である。 本発明の第2実施形態のステッピングモータ故障検出回路を示す回路図である。 冗長巻線ステッピングモータの片側断線時、両側断線時、正常時、ショート時の検出波形図である。 モータの駆動制御パルス、駆動電流、故障検出回路401に積分回路が無い場合と有る場合の検出電圧を示す図である。 本発明の第2実施形態で用いる定電流回路を示す回路図である。 本発明の第3実施形態のステッピングモータ故障検出回路を示す回路図である。 本発明の第3実施形態で用いるステッピングモータ駆動制御回路を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態で用いる定電流回路を示す回路図である。 一般的なステッピングモータを示す図で、(a)は結線図、(b)は2相励磁バイポーラ駆動の駆動パルス波形図、(c)は1相励磁バイポーラ駆動の駆動パルス波形図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態のステッピングモータ故障検出回路を含むステッピングモータドライブシステム10を示すブロック図である。
ステッピングモータ駆動回路200(以下駆動回路と略称することがある)はステッピングモータ駆動制御回路300(以下駆動制御回路と略称することがある)からの制御信号を受けて、2相励磁ステッピングモータ100を駆動する。ステッピングモータ故障検出回路400(以下故障検出回路と略称することがある)は、コンデンサ4010、抵抗4030、コンパレータ回路450を備える。コンデンサ4010は故障検出回路400の入力端子とグランド間に挿入される。4030は抵抗である。抵抗4030とコンデンサ4010で積分回路420を構成する。
抵抗4030は新たに挿入するか、故障検出回路400の入力端子とコンパレータ450の間に増幅器等を挿入する場合、増幅器等の出力側に抵抗が付加されていればその抵抗を用いるか、または、駆動制御回路300から故障検出回路400の間の配線等の抵抗成分だけで抵抗値が十分であればその抵抗成分を使う。これらを組み合わせてもよい。
駆動回路200から検出した信号は積分回路420に入力される。検出信号は例えばコイルに流れるパルス電流を電圧に変換したものである。
積分回路420の出力はコンパレータ回路450に入力され、コンパレータ回路450で積分回路420の出力値が故障判定値Refと比較される。比較の結果コイルの断線など故障と判定した時は故障検出ステータス信号451を出力する。
図11に示す2相励磁バイポーラ駆動では、前述のように、相を切替えるとき駆動電流が流れないタイミングがある。積分回路420がないとこのタイミングで検出した検出信号は故障判定値を下回ってしまい、故障が発生したと誤判定してしまう。また、コイルのL成分により検出タイミングがずれ、正しく検出できない可能性もある。電流が流れないタイミングや、コイルのL成分によりパルス電流の立ち上がりが遅れているタイミングでは、電圧が閾値を下回り、正しく検出できない。
しかし本実施形態では積分回路420によって、相切替え時に検出信号が低下するのにかかる時間を遅らせる。積分回路420の時定数RCを適切に設定すれば、駆動電流が流れている期間の信号に近い値を保たせることができ、その結果相切替え時の誤検出を防ぐことが可能になる。積分回路420がないと、設定した駆動パルスのパルス幅、デューティ、駆動指示タイミングから駆動パルスの中心となるタイミングを算出して故障検出ステータス信号をラッチする必要があり、非常に複雑なロジック回路が必要である。複雑なロジック回路を使いたくない場合は、モータ停止時に検出していた。
一方本実施形態では、パルス幅、デューティ、駆動指示タイミングに関係無く断線検出を行えるようになるため、複雑なロジック回路が不要になり回路を大幅に簡易化、低コスト化できる。またモータ駆動中であってもタイミングを考慮することなく故障検出を行うことができる。
(第2実施形態)
図2は本発明の第2実施形態のステッピングモータ故障検出回路を含む冗長巻線式2相ステッピングモータドライブシステムを示すブロック図である。
このシステムは冗長巻線式2相ステッピングモータ101、モータ101を駆動するステッピングモータ駆動回路201、ステッピングモータ駆動制御回路201を制御するステッピングモータ駆動制御回路301、モータ101の断線を検出する故障検出回路401、FET9,10に定電流制御信号(後述)を供給する定電流回路500を備える。駆動回路201はA相用ブリッジ回路とB相用ブリッジ回路で構成された2系統のHブリッジ回路である。
図2に示すように、電源Vccと第1の接続点2001の間にFET1(Field E(Field Effect Transistor)とFET2を直列接続し、これと並列にFET3とFET4を直列に接続し、FET1とFET2の接続点とFET3とFET4の接続点の間にモータの第1の冗長コイルを接続してA相用Hブリッジ回路を構成する。
同様にして電源Vccと第2の接続点2002の間に、FET5とFET6を直列に接続し、これと並列にFET7とFET8を直列に接続し、FET5とFET6の接続点とFET7とFET8の接続点の間にモータの第2の冗長コイルを接続してB相用Hブリッジ回路を構成する。
A相用とB相用のHブリッジ回路で2相励磁バイポーラ駆動を行う。
図3、図4はそれぞれ一般的な故障検出回路と本実施形態の故障検出回路を示す回路図である。
本実施形態では2つある巻線(冗長性を持たせるため2つある)の片側の巻線の断線、両側の巻線とも断線、巻線のショートを検出する。図5に片側断線時、両側断線時、正常時、ショート時の検出電圧波形を示す。片側断線時の検出閾値1(以下閾値1)がVthr1、両側断線時の検出閾値(以下閾値2)がVthr2、ショート時の検出閾値(以下閾値3)がVthr3である。
閾値1(Vthr1)は上流の駆動電圧Vccから冗長巻線の片側が断線した状態でのコイル、計装ケーブル、駆動回路内部による電圧ドロップを差引いた電圧よりやや高い電圧である。閾値1よりも十分0Vに近い電圧を閾値2(Vthr2)、Vccから正常な状態でのコイル、計装ケーブル、駆動回路内部による電圧ドロップを差引いた電圧とVccの中間よりも高い電圧を閾値3(Vthr3)とし、検出電圧が閾値1と閾値2の間にある場合を冗長巻線の片側断線、閾値2を下回った場合を冗長巻線両側断線、閾値3を上回った場合をコイルショート故障と判断する。閾値1と閾値3の間が正常値である。
本実施形態のドライブシステムにて、FET1,4,5,8をONすると、図11に示す2相励磁バイポーラ駆動のPhase1のように電流が流れる。次に一旦全FETをOFFしてからFET3,2,5,8をONするとPhase2のように電流が流れる。同様にFET3,2,7,6,をONするとPhase3、FET1,4,7,6をONするとPhase4のように電流が流れる。Phase1〜4を繰り返すことでモータが回転する。図2ではp型FETを用いている。
このときの制御波形は図6に示す駆動制御パルス波形の通りである。図6はモータの駆動制御パルス、駆動電流、故障検出回路401に積分回路が無い場合と有る場合の検出電圧を示す図である。モータ101のコイルに流れる電流は図6に示す駆動電流のようになり、故障検出回路のコンパレータへの入力電圧Vinも図6に示す検出電圧(積分回路無)のように電流に追随して高くなる。
コイルに流れる電流は相の切替え時に一旦0アンペアまで落ちるため、積分回路がないとVinの値も0Vまで落ち、閾値Vthr1、Vthr2を下回る。従ってタイミングを計るロジック回路が無い場合誤検出してしまう。
本実施形態では、相切替え時の電流が流れない期間でも積分回路により入力電圧Vinの低下が遅くなり、落ちる前に次のパルスが入力される。そのため、電圧波形は図6の検出電圧(積分回路有)で示すように、閾値Vthr1を上回る電圧を維持できる。
冗長巻線の片側が断線した場合、コイルの抵抗値は2倍になり、定電流を流したときコイルによる電圧ドロップが大きくなるため、図5の片側断線時のように検出電圧Vinは下がる。検出電圧VinをコンパレータComp1でVthr1と比較し、断線検出を行う。
VinがVthr1を上回った(正常)とき、コンパレータComp1の出力はLoになる。一方検出電圧がVthr1を下回った(片側断線)とき、コンパレータComp1の出力はHiになる。
同様に、両側断線時は故障検出回路の入力部まで駆動電流が流れないためVinはほぼ0Vになる。VinがVthr2を上回った場合コンパレータComp2の出力はLo、VinがVthr2を下回った(両側断線)場合、コンパレータComp2の出力はHiとなる。
また、コイルがショートすると、断線時とは逆に電圧ドロップが小さくなるためVinは正常時よりも高くなる。VinがVthr3を下回った(正常)場合Comp3の出力はLo、Vthr3を上回った場合Comp3の出力はHiとなる。
図2の第1の接続点2001に接続するFET9、第2の接続点2002と接続するFET10の電圧が、コイルの断線、短絡といった状態によって図5で述べたように変化するため、この電圧を故障検出回路で閾値1,2,3と比較して検出を行う。
これにより、モータ駆動中であっても断線検出でき、しかも故障検出回路の簡易化、低コスト化を実現できる。
ここで故障検出回路について説明する。図3はステッピングモータを2相励磁バイポーラ駆動するときの一般的なステッピングモータ故障検出回路402であり、図4は本実施形態の故障検出回路403である。
まず図3について説明する。各相に流す電流の向きを切替えてモータを駆動する。故障検出回路402は、駆動回路201の第1の接続点2001、第2の接続点2002の電圧をモニタし、非反転増幅器OP31で増幅してからコンパレータComp1、Comp2、Comp3で閾値Vthr1、Vthr2、Vthr3と比較する。
閾値Vthr1と閾値Vthr2の間にある場合は冗長巻線の片側断線、閾値Vthr2を下回った場合は両側断線、閾値Vthr3を上回った場合はショートと判断する。
閾値Vthr1は、定電圧V1を抵抗R2とR3で分割して作り、コンパレータComp1の非反転入力端子に入力する。閾値Vthr2、Vthr3も同様にして作り、それぞれコンパレータComp2、Comp3に入力する。
図3の故障検出回路402では片側断線と判定すると、コンパレータComp1の出力に接続したバッファBuff1から片側断線検出ステータス信号、同様に両側断線と判定するとコンパレータComp2から両側断線ステータス信号、短絡と判定するとコンパレータComp3からは短絡ステータス信号の各故障ステータス信号:Hiを出力する。
コンパレータに入力される検出電圧Vinは駆動電圧Vccの電圧値と、モータのコイルのインピーダンスおよびドライブ回路、計装配線による電圧ドロップ分の差であり(式1)で求められる。閾値VthrはV1の電圧、R2、R3の定数で(式2)のように設定する。尚、(式1)のVccは図2の電源Vccの電圧値、iはコイルに流す電流値、r1はFET1〜8の1個当たりのON抵抗値、r2はコイルのインピーダンス、r3はドライブ回路〜モータ間計装配線1本当たりの抵抗値である。(式2)のV1、R2、R3は、それぞれ図3のV1、R2、R3に対応する。
(式1) Vin= Vcc−{i(2r1+r2+2r3)}
(式2) Vthr= V1*R3/(R2+R3)
本実施形態では図4に示すように、コンパレータの反転入力端子とGND間にコンデンサC1を追加し、非反転増幅器OP41の出力側に元々設けられていた抵抗R32と追加したC32とで積分回路430を構成している。積分回路430の時定数を適切に設定すれば、コンパレータに入力される電圧が落ちる時間を延ばすことができる。
図7は本実施形態で用いる定電流回路500を示す回路図である。抵抗R71,72,OPアンプ71で構成される非反転増幅回路(以下簡略に非反転増幅回路OP71と称する)の非反転入力側には定電流検出電圧Aが入力される。また差動増幅回路OP72の非反転入力側には基準電圧Vref、反転入力側には非反転増幅回路OP71の出力電圧が入力され、FET9に定電流制御信号が出力される。
なお図中の「同上」はこのブロックも同様の定電流回路であることを意味する。この定電流回路には定電流検出電圧Aが入力され、FET10に定電流制御信号が出力される。
定電流の値は基準電圧Vrefの電圧値、非反転増幅回路のゲイン、検出抵抗の抵抗値で決まる。定電流回路は図2のFET9、10の後段にある検出抵抗R90,R100に加わる電圧(それぞれ定電流検出電圧A、B)を非反転増幅回路OP71で増幅した電圧と、基準電圧Vrefを差動増幅回路OP72に入力し、FET9、10に定電流制御信号を出力して定電流を流す。定電流の値は(式3)のようになる。尚、Iは定電流の電流値、Vrefは基準電圧値、rは検出抵抗の抵抗値、Gは非反転増幅回路のゲインを現す。FET9,10はn型FETを用いている。
(式3) I=Vref/(r*G)
(第3実施形態)
2相励磁バイポーラ駆動ステッピングモータは、相の切替え時以外でも、モータのコイルに電流を流していない停止時は駆動電流が0である。そのため故障検出回路の検出電圧が閾値を下回る。例えば第2実施形態の故障検出回路403(図4)で、コンパレータの入力電圧Vinが0Vになる。するとコンパレータComp1、Comp2の出力がHiになってしまう。
これを防ぐために本実施形態のステッピングモータ故障検出回路800では、図8に示すようにステータス生成回路810を付加し、駆動制御信号と故障ステータス信号とのANDをとって故障ステータスを生成する。
具体的には、駆動制御信号(FET1_CNT、FET3_CNT、FET5_CNT、FET7_CNT)のORをとり、それとComp1出力、Comp2出力それぞれのANDをとり、AND出力がLoのとき正常、Hiのとき断線と判断することで、正常に断線検出を行うことができる。
図9は本実施形態で用いる駆動制御回路900を示すブロック図であり、駆動ロジック回路950、8系統のFETドライブ回路901,902,903,904,905,906,907,908を持つ。このFETドライブ回路901―908から、例えば図2で述べたステッピングモータ駆動回路201のFET1―8の駆動信号が供給される。駆動ロジック回路950からの駆動制御信号はFETドライブ回路とステータス生成回路810の両方に出力されている。
(第4実施形態)
冗長巻線の片側が断線した状態で、断線していない状態と同じ電流を流した場合、断線していないコイルにも断線のリスクが高まる可能性がある。その理由は、同じコイルが並列に接続されている冗長巻線の片側が断線した場合、1つのコイルに流れる電流は正常状態で流れる電流の2倍になるからである。従って、W=R*I2(Wは消費電力、Rはコイルの抵抗、Iは電流)より、1つのコイルが消費する電力は4倍になり発熱量が増え、残ったコイルも損傷するリスクが高まる。
これを防ぐため、図10に示す定電流回路600を用いる。これは断線検出ステータス信号で定電流回路の基準電圧Vrefの値を下げるものであり、駆動電流値を自動的に下げることができる。
基準電圧Vrefの値を下げるために本実施形態では基準電圧変更回路650を持つ。基準電圧変更回路650はトランジスタTr601と抵抗R66,R67,R68,R69で構成される。故障検出回路から断線検出ステータス信号がトランジスタ601のベースに入力されると、トランジスタ601がONし、参照電圧Vcntが抵抗R66とR69で抵抗分圧される。
トランジスタ601のON抵抗と抵抗R69の抵抗値の合計を抵抗R66のそれと同じにすれば、基準電圧変更回路650から出力される基準電圧Vrefは半分になり、(式3)より電流値は半分になる。そのためコイルに流す電流値が半減し、断線しないで残ったコイル1本に流れる電流値は正常時と変わらなくなる。これによりモータの駆動トルクは小さくなるものの、残ったコイルにストレスを与えることなく駆動を継続できる。
なお断線検出ステータス信号がトランジスタ601に入力されない場合は、参照電圧Vcntがそのまま基準電圧Vrefになる。Vcnt=Vrefにすれば図7の定電流回路500と同じである。
(他の実施形態)
上記実施形態では2相バイポーラ励磁の例で説明したが、1−2相励磁、5相励磁などの多相励磁でも、相切替え時にコイルに電流が流れていないタイミングが生じるものであれば、本発明の対象になる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
検出した信号と故障判定値とを比較してステッピングモータの故障を検出するコンパレータ回路を有するステッピングモータ故障検出回路であって、前記コンパレータ回路の入力側に積分回路を設けたことを特徴とするステッピングモータ故障検出回路。
(付記2)
前記ステッピングモータは複数相励磁ステッピングモータであり、前記積分回路は、ステッピングモータの相切替え時の検出電圧低下を遅らせるものである付記1に記載のステッピングモータ故障検出回路。
(付記3)
前記ステッピングモータは冗長巻線複数相励磁バイポーラ駆動である付記1または2に記載のステッピングモータ故障検出回路。
(付記4)
前記コンパレータ回路は、ステッピングモータの冗長巻線の片側が断線したか否かを第1の故障判定値と比較して検出する第1のコンパレータと、前記冗長巻線の両側が断線したか否かを第2の故障判定値と比較して検出する第2のコンパレータと、ショートしたか否かを第3の故障判定値と比較して検出する第3のコンパレータ、を備えた付記1から3のいずれか1項に記載のステッピングモータ故障検出回路。
(付記5)
ステッピングモータ駆動回路の駆動制御信号を一方の入力とし、他方の入力を前記コンパレータの出力とするAND回路を有するステータス生成回路を備えた付記1から4のいずれか1項に記載のステッピングモータ故障検出回路。
(付記6)
付記1から5のいずれか1項に記載のステッピングモータ故障検出回路と、ステッピングモータを駆動するステッピングモータ駆動回路と、前記ステッピングモータ駆動回路を制御するステッピングモータ駆動制御回路を備えたステッピングモータ駆動装置。
(付記7)
冗長巻線の片側の断線を検出したときに、前記冗長巻線の残った方に供給する電流を、断線していない場合に前記冗長巻線に流す電流よりも少ない値とする付記6に記載のステッピングモータ駆動装置。
(付記8)
前記ステッピングモータ駆動回路とグランドの間にトランジスタと抵抗を接続し、前記抵抗に印加される電圧を定電流回路に入力し、前記定電流回路は前記入力と基準電圧から前記トランジスタに流す定電流を定める付記6に記載のステッピングモータ駆動装置。
(付記9)
前記定電流回路に前記故障検出回路からの故障ステータス信号を入力し、前記故障ステータス信号が入力された場合、前記基準電圧を低下させて前記定電流値を低減させる付記8に記載のステッピングモータ駆動装置。
(付記10)
付記6から9のいずれか1項に記載のステッピングモータ駆動装置を備えたステッピングモータドライブシステム。
(付記11)
前記ステッピングモータ駆動回路と接続された前記トランジスタの電圧を前記故障検出回路に前記検出した信号として入力する付記6から9に記載のステッピングモータ駆動装置。
(付記12)
前記ステッピングモータ駆動回路は、
電源端子と第1の接続点に、第1のFETと第2のFETを直列接続し、これと並列に第3のFETと第4のFETを直列に接続し、前記第1のFETと前記第2のFETの接続点と前記第3のFETと前記第4のFETの接続点の間に前記ステッピングモータの第1の駆動コイルを接続して第1のブリッジ回路を構成し、
前記電源端子と第2の接続点に、第5のFETと第6のFETを直列に接続し、これと並列に第7のFETと第8のFETを直列に接続し、前記第5のFETと前記第6のFETの接続点と前記第7のFETと前記第8のFETの接続点間に前記ステッピングモータの第2の駆動コイルを接続して第2のブリッジ回路を構成し、
前記第1,第2のブリッジ回路で2相駆動を行う付記6から9及び11のいずれか1項に記載のステッピングモータ駆動装置。
10 ステッピングモータドライブシステム
100、101 ステッピングモータ
200、201 ステッピングモータ駆動回路
300、301 ステッピングモータ駆動制御回路
400、402 ステッピングモータ故障検出回路
420、430 積分回路
450 コンパレータ回路
451 故障検出ステータス信号
500 定電流回路
600 定電流回路
650 基準電圧変更回路
800 ステッピングモータ故障検出回路
810 ステータス生成回路
900 駆動制御回路
901,902,903,904,905,906,907,908 FETドライブ回路
950 駆動ロジック回路
4010 コンデンサ
4030 抵抗

Claims (9)

  1. ステッピングモータの駆動回路から検出した信号と故障判定値とを比較して前記ステッピングモータの故障を検出するコンパレータ回路を有するステッピングモータ故障検出回路であって、前記コンパレータ回路の入力側に前記ステッピングモータの通常動作時及び故障時の両方の場合に前記検出した信号が入力される積分回路を設け、
    前記コンパレータ回路は、前記ステッピングモータの冗長巻線の片側が断線したか否かを第1の故障判定値と比較して検出する第1のコンパレータと、前記冗長巻線の両側が断線したか否かを第2の故障判定値と比較して検出する第2のコンパレータと、ショートしたか否かを第3の故障判定値と比較して検出する第3のコンパレータ、を備えたことを特徴とするステッピングモータ故障検出回路。
  2. 前記ステッピングモータは複数相励磁ステッピングモータであり、前記積分回路は、ステッピングモータの相切替え時の検出電圧低下を遅らせるものである請求項1に記載のステッピングモータ故障検出回路。
  3. 前記ステッピングモータは冗長巻線複数相励磁バイポーラ駆動である請求項1または2に記載のステッピングモータ故障検出回路。
  4. ステッピングモータ駆動回路の駆動制御信号を一方の入力とし、他方の入力を前記コンパレータ回路の出力とするAND回路を有するステータス生成回路を備えた請求項1からのいずれか1項に記載のステッピングモータ故障検出回路。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のステッピングモータ故障検出回路と、ステッピングモータを駆動するステッピングモータ駆動回路と、前記ステッピングモータ駆動回路を制御するステッピングモータ駆動制御回路を備えたステッピングモータ駆動装置。
  6. 冗長巻線の片側の断線を検出したときに、前記冗長巻線の残った方に供給する電流を、断線していない場合に前記冗長巻線に流す電流よりも少ない値とする請求項に記載のステッピングモータ駆動装置。
  7. 前記ステッピングモータ駆動回路とグランドの間にトランジスタと抵抗を接続し、前記抵抗に印加される電圧を定電流回路に入力し、前記定電流回路は前記入力と基準電圧から前記トランジスタに流す定電流を定める請求項に記載のステッピングモータ駆動装置。
  8. 前記定電流回路に前記ステッピングモータ故障検出回路からの故障ステータス信号を入力し、前記故障ステータス信号が入力された場合、前記基準電圧を低下させて前記定電流値を低減させる請求項に記載のステッピングモータ駆動装置。
  9. 請求項からのいずれか1項に記載のステッピングモータ駆動装置を備えたステッピングモータドライブシステム。
JP2013191994A 2013-09-17 2013-09-17 ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム Active JP6271925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191994A JP6271925B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013191994A JP6271925B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015061341A JP2015061341A (ja) 2015-03-30
JP6271925B2 true JP6271925B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=52818500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013191994A Active JP6271925B2 (ja) 2013-09-17 2013-09-17 ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6271925B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7407380B2 (ja) * 2020-06-25 2024-01-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 電源インピーダンス推定及び電源電圧低下検知装置
JP7390621B2 (ja) * 2020-06-25 2023-12-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 ステッピングモータ異常検知装置
CN114279055B (zh) * 2021-12-28 2023-04-07 宁波奥克斯电气股份有限公司 一种故障检测方法、系统及空调器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61247295A (ja) * 1985-03-28 1986-11-04 Fujitsu Ltd ドライバ異常検出方式
JPH03230795A (ja) * 1990-02-06 1991-10-14 Fuji Electric Co Ltd ステッピングモータドライバの保護回路
JPH04261396A (ja) * 1991-02-14 1992-09-17 Nippondenso Co Ltd ステッピングモータの異常監視装置
JPH04334998A (ja) * 1991-05-07 1992-11-24 Nec Corp ステップモータのドライバ装置
JPH07213096A (ja) * 1994-01-21 1995-08-11 Toyota Autom Loom Works Ltd ステップモータの制御方法及び制御装置
JPH07337093A (ja) * 1994-06-08 1995-12-22 Tec Corp モータ駆動装置
JPH08149782A (ja) * 1994-11-14 1996-06-07 Nissan Motor Co Ltd ステップモータ駆動式排気還流弁
JP3798226B2 (ja) * 2000-06-01 2006-07-19 三菱電機株式会社 Egrステップモータの故障検出装置
JP4257603B2 (ja) * 2004-07-09 2009-04-22 サンケン電気株式会社 ステッピングモータ駆動装置の断線検出装置
JP2007028787A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Seiko Instruments Inc ステッピングモータの駆動制御方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015061341A (ja) 2015-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5537272B2 (ja) 負荷駆動回路装置及びこれを用いた電気機器
KR101947934B1 (ko) 전력 변환 장치 및 이것을 사용한 전동 파워 스티어링 장치
US8797768B2 (en) Power conversion device including short circuit detection device
TW201205219A (en) Power stage control circuit
CN106255893B (zh) 电感性负载检测装置
JP6271925B2 (ja) ステッピングモータ故障検出回路、ステッピングモータ駆動装置、及び、ステッピングモータドライブシステム
JPWO2018142829A1 (ja) モータ駆動装置、および電動パワーステアリング装置
KR101787273B1 (ko) 모터구동장치 및 그의 단선감지방법
CN103026249B (zh) 检查永磁发电机和含检测器模块的供电设备的故障的方法
CN104734577B (zh) 马达驱动装置
CN110557057B (zh) 一种永磁直流无刷电机的反电动势过零点检测电路
JP2015192578A (ja) 電圧検出装置及び電圧電流検出装置
JP2012070540A (ja) モータ
CN102339082B (zh) 功率级控制电路
US11303233B2 (en) Motor drive control device
JP2009261107A (ja) モータ制御回路
CN110710091A (zh) Dc/dc转换器的控制装置
JP2009254107A (ja) ブラシレスdcモータの制御装置
JP2010165116A (ja) 電流検出回路
JP6677905B2 (ja) 異常検出装置及び電源装置
CN205509475U (zh) 一种无刷直流电机过流保护电路
JP2009254059A (ja) 車両駆動装置
JP2007170868A (ja) 電流検出回路
CN114762206A (zh) 电压监控电路
JP2026003694A (ja) 電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170524

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171109

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6271925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150