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JP6269131B2 - ロールフランジ加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パネルの端部にローラを用いてフランジ部を折曲成形するロールフランジ加工方法に関し、より詳しくは、曲げくせのついていないいわゆる平板状態からパネルの端部にフランジ部を折曲成形するロールフランジ加工方法に関する。
自動車のドアパネルに代表されるようなアウタパネルとインナパネルとからなる開閉体を組み立てるにあたり、ヘミング結合方式が広く採用されている。このヘミング結合方式は、アウタパネルの周縁部に予めヘミングフランジ部を直立形成しておき、アウタパネルとインナパネルとを重ね合わせた上で、ヘミングフランジ部に対しプリへミング加工および本ヘミング加工を順次施すことで、ヘミングフランジ部をインナパネル側に折り返していわゆるクリンチ状態とし、これをもってアウタパネルとインナパネルとが堅固にヘミング結合されることになる。そして、上記フランジ立て加工、プリへミング加工および本ヘミング加工のそれぞれにローラを用いたヘミング加工技術が特許文献1,2に開示されている。
特開平5−253626号公報 特開平6−91330号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、フランジ立てに際して、曲げくせのついていないアウタパネルの端部を一気にフランジ部として折り曲げることは困難であることから、同特許文献1の図2に示されているように、アウタパネルの端部4aに予め曲げくせをつけておく必要があり、工数増加が余儀なくされる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、パネルの端部に曲げくせがついていない状態でもフランジ部を折曲成形することができるように考慮されたロールフランジ加工方法を提供するものであり、併せて、縮みフランジ部となるべき部位での「しわ」の発生を抑制して、フランジ部の品質向上を図ることができるロールフランジ加工方法を提供するものである。
本発明は、パネルのうち曲げくせのついていない端部を折り曲げてフランジ部を成形するにあたり、上記パネルのうちフランジ部となるべき端部領域を残して当該端部領域の折曲基部近傍を表裏両面から押さえ型で加圧拘束するパネル位置決め工程と、産業用ロボットに持たせたローラを上記端部領域に対し折り曲げ方向に押し付けながら長手方向に転動させて、このローラによる押し付け転動作業をもって端部領域のうち押さえ型の角部相当位置を曲げ点として曲げくせをつけながら端部領域を折曲基部から折り曲げる予備曲げ工程と、折り曲げ成形された端部領域をローラにより押さえ型に押し付けて、当該押さえ型とローラとで端部領域を加圧拘束して略直立姿勢のフランジ部に仕上げる仕上げ工程と、を含んでいるものである。
そして、上記予備曲げ工程では、ローラによる押し付け転動作業に際して、端部領域のうち縮みフランジ部となる度合いが大きい部位について、他の部位よりも折り曲げ度合いを大きくして折り曲げることを特徴としている。
本発明によれば、パネルの端部に曲げくせがついていない状態でその端部領域を折り曲げてフランジ部として仕上げることができるので、パネルの端部に予め曲げくせをつける必要がなく、加工工数の低減を図ることができる。
また、予備曲げ工程では、ローラによる押し付け転動作業に際して、端部領域のうち縮みフランジ部となる度合いが大きい部位について、他の部位よりも折り曲げ度合いを大きくして折り曲げることにより、特にフランジ部のうち縮みフランジ部となる部位での「しわ」の発生を抑制することができ、フランジ部の品質が向上する。
自動車用フロントドアのアウタパネルの一例を示す図で、(A)はその正面説明図、(B)は同図(A)のa−a線に沿った拡大断面図。 本発明に係るロールフランジ加工方法の実施の形態を示す図で、(A)は第1段階の工程説明図、(B)は第2段階の工程説明図、(C)は第3段階の工程説明図。 図2のロールフランジ加工方法で使用されるローラユニットの一例を示す斜視図。 図3のローラユニットを反対方向から見た斜視図。 図1の(A)に示したアウタパネルとその前後の端面図との関係を示す説明図。 図5の近傍領域e部での加工形態を示す拡大説明図。 図5のコーナー部g部およびh部での加工形態を示す説明図。 自動車用リアドアのアウタパネルの一例を示す正面説明図。
図1〜7は本発明に係るロールフランジ加工方法を実施するためのより具体的な形態を示し、特に図1は自動車用フロントドア(サイドドア)のアウタパネルの概略を示している。
図1の(A),(B)に示すように、前工程にて所定の三次元形状に絞り成形されたアウタパネル1は、次工程でのインナパネルとのヘミング結合に備えて、ドアウエスト部1dを除いた周囲の三辺部、すなわち前縁部1a、後縁部1bおよび下縁部1cの三辺部にヘミングフランジ部2を直立成形することが行われる。そして、図2の(A)〜(C)はそのヘミングフランジ部2のためのロールフランジ加工の基本手順を示している。
図2の(A)に示すように、アウタパネル1は外板面を上側にして押さえ型としての下型3上に図示外のネストブロック等を用いて位置決めされた上で、下型3に対向する同じく押さえ型としての上型4により押し付けられて、それらの下型3と上型4とにより表裏両面側からアウタパネル1が加圧拘束される。
この場合において、アウタパネル1のうちフランジ部2となるべき端部領域2aは未だ曲げくせのついていないいわゆる真直な平板状態(図1の(A)の仮想線で示す状態)のままであり、その端部領域2aを残して当該端部領域2aの曲げ点となる折曲基部2bの近傍を表裏両面から下型3と上型4とで加圧拘束することになる。この後、フランジ曲げ加工用の円筒状のローラ5を端部領域2aに押し当てて当該端部領域2aの長手方向に沿って転動させることで、図2の(B)に示したフランジ部2のための曲げ加工を施すものとする。
そして、アウタパネル1の端部領域2aを図2の(A)の仮想線で示すいわゆる平板状態から図1の(B)のような直立状態のフランジ部2へと一気に折り曲げることなく、複数段階に分けて、例えば図2の(A)〜(C)に示すように3段階に分けてフランジ曲げ加工を施すものとする。ここでは、図2の(A),(B)が予備曲げ工程に相当し、同図の(C)が仕上げ工程に該当する。なお、図2では、わかりやすくするためにアウタパネル1と下型3および上型4との間に隙間を持たせているが、実際には下型3および上型4はアウタパネル2に密着している。
ローラ5としては、例えば図3,4に示すようにローラユニット6としてユニット化されたものが使用されており、ローラユニット6はブラケット7を連結部として図示外の例えばティーチング・プレイバック型の産業用ロボット(以下、単にロボットと言う。)のアーム先端に支持される。ローラユニット6のホルダ8には直径が異なる回転自在な三種類のローラ9A〜9Cを同一軸線上に設けてあり、これら三種類のローラ9A〜9Cを必要に応じて選択的に使い分けることで、フランジ部2のためのフランジ曲げ加工のほか、それに続くプリへミング加工および本ヘミング加工にも対応することができる。なお、これらの三種類のローラ9A〜9Cのうち真ん中のローラ9Bが図2のローラ5に相当していて、ローラ5を動かすべき軌跡(ローラ5の角度または姿勢も含む。)は予めティーチングされている。これにより、ローラ5は予め決められた角度(姿勢)と軌跡のもとで移動することになる。
図2の(A)に示す第1段階では、アウタパネル1のうちいわゆる平板状態にある端部領域2a対して所定角度傾斜させたローラ5の円筒外周面5aを下向きで押し当てながらその端部領域2aの長手方向に沿って転動させるとともに、下型3の角部3aに倣わせるようにして曲げ点となる折曲基部2bに曲げくせを付けながら、いわゆるフランジダウンのかたちで例えば曲げ角度θ1のもとで下向きに折り曲げる加工を行う。
続いて、図2の(B)に示す第2段階では、同図(A)の第1段階よりも傾斜角度を大きくしたローラ5の円筒外周面5aを端部領域2aに下向きで押し当てながらその端部領域2aの長手方向に沿って転動させて、端部領域2aの折曲基部2bからの折曲角度が一段と大きくなるように曲げ角度θ2(θ2>θ1)のもとで折り曲げる加工を行う。
なお、図2の(A),(B)に示す第1,第2段階では、端部領域2aに対するローラ5の当て角度に自由度を持たせるために、ローラ5は下型3や上型4に接触することはない。
さらに、図2の(C)に示す第3段階では、回転中心をほぼ直立姿勢としたローラ5の円筒外周面5aを、端部領域2aに押し当てながらその端部領域2aの長手方向に沿って転動させて、その端部領域2aを目的とするフランジ角度まで折り曲げて略直立姿勢のフランジ部2として仕上げる。この第3段階において、ローラ5は初めて端部領域2a(フランジ部2)を介して下型3と当接することになる。
こうすることにより、ローラ5の姿勢(角度)と移動軌跡を制御するだけで、いわゆる曲げくせをつけていない平板状態から、ほぼ直立姿勢のフランジ部2をスムーズに且つ正確に成形することができる。そして、以上の説明から明らかなように、図2の(A),(B)の第1,第2工程が予備曲げ工程に相当し、同図(C)の第3工程が仕上げ工程に相当することになる。
ここで、図5は、図1の(A)に示したアウタパネル1とその前後(左右)の端面図との関係を示していて、同図に示すように、アウタパネル1全体としては面剛性確保のために外側に向かって凸形状となるように滑らかに湾曲した形状となっているほか、例えばドアウエスト部1d付近では表面側に向かって凸形状のビード部10が車体の前後方向に沿って形成されることがある。このビード部10はアウタパネル1のさらなる面剛性の向上に寄与することになるとともに、ビード部10の稜線部(頂部)が車体前後方向に伸びるキャラクターラインもしくはアクセントラインとして機能することになる。
ビード部10を含む近傍領域eおよびfでは外側に向かって凸形状の断面アール形状部となり、その曲率の度合いは他の一般部よりも大きくなる。そのため、近傍領域eおよびfを含むアウタパネル1の前縁部1aについて先に述べたようなロールフランジ曲げ加工を一律に施すと、近傍領域eおよびfではその曲率が他の部位に比べて大きく、結果として縮みフランジ部となる度合いが他の部位に比べて大きいために、成形後のフランジ部2に「しわ」が発生することになる。
そこで、図2の(A)に示した第1段階のロールフランジ曲げ加工をアウタパネル1の前縁部1aに施すにあたり、図5の近傍領域eを含む要部を拡大した図6に示すように、近傍領域eの前後の領域Q1Q,Q2では、フランジ部2となるべき端部領域2aに対し所定の曲げ角度θ1のもとでローラ5によりロールフランジ曲げ加工を施す一方、ビード部10を含む近傍領域eでは、先の曲げ角度θ1よりも大きな曲げ角度θ1+αのもとでローラ5によりロールフランジ曲げ加工を施すものとする。ただし、θ1+α<θ2とする。
この場合において、近傍領域eとその前後の領域Q1,Q2との間で端部領域2aの曲げ角度が急変することは好ましくないので、例えば領域Q2から近傍領域eに向かって端部領域2aの曲げ角度を角度θ1から角度θ1+αへと滑らかに徐変させる一方、近傍領域eから領域Q1に向かって端部領域2aの曲げ角度を角度θ1+αから角度θへと滑らかに徐変させるものとする。上記のような端部領域2aの曲げ角度の変化はローラ5の回転中心の傾斜角度の変化にほかならないから、フランジ部2となるべき端部領域2aの長手方向に沿ってローラ5を転動させながら、図3,4に示したローラユニット6を支持しているロボットの首振り旋回自由度を使ってローラユニット6全体の姿勢を適宜可変制御するものとする。
このような端部領域eの曲げ角度θ1の可変制御は、図2の(A)に示した第1段階のロールフランジ曲げ加工だけでなく、同図の(B)に示した第2段階のロールフランジ曲げ加工についても同様に実施するものとする。
このように、図2の(A),(B)の第1,第2段階でのロールフランジ曲げ加工において、ビード部10を含む近傍領域eでの曲げ角度θ1を他の部位に比べて相対的に大きくすることにより、当該近傍領域eでは縮みフランジ部となる度合いが他の部位に比べて大きいにもかかわらず、「しわ」発生の原因となる余剰気味の材料ボリュームが端部領域2aの長手方向に分散されて、事前に「しわ」の発生が抑制される。
この後、図2の(C)に示した第3段階のロールフランジ曲げ加工では、先に述べたように、端部領域2aをローラ5と下型3との間に挟み込みながら押しきるかたちで加圧拘束して、目的とするフランジ角度まで折り曲げて略直立姿勢のフランジ部2として仕上げることになる。
図2の(C)に示した第3段階のロールフランジ曲げ加工では、ローラ5を軸心方向で二分する中心線がフランジ部2の折曲基部2bにほぼ一致し、且つフランジ部2の全高がローラ5の円筒外周面5aに接するようにローラ5の位置を制御して、フランジ部2の長手方向に沿って転圧するものとする。これにより、ローラ5は上型4には接触することがなく、ローラ5による押付力はその全てが下型3に負荷されることとなって、フランジ部2はいわゆる押しきられるようにして下型3とローラ5との間に加圧拘束される。
そのため、折曲基部2bにいわゆる「だれ」等の発生がなく、その折曲基部2bの角部(外隅部)の精度が向上するとともに、折り曲げ過程においてフランジ部2に「しわ」へと成長しやすい余剰気味の材料ボリュームが滞留していたとしても、余剰気味の材料ボリュームを完全に伸ばして分散させることができ、最終的に成形されたフランジ部2に「しわ」が発生することがなくなり、フランジ部2の形状精度も向上することになる。
加えて、下型3上に位置決めされたアウタパネル1の端部領域2aが実質的に下型3に倣うかたちでフランジ部2として下向きに折り曲げられることになるので、上型4による押し付け力はフランジ部2の位置や形状精度に影響することがなくなり、これによってもまたフランジ部2の精度が向上することになる。
以上により、図1の(B)に示したフランジ部2の折り曲げ加工が完了する。また、図2の(A)〜(C)に示した加工方法は、図1の(A)に示したアウタパネル1のうち残された二辺部、すなわち後縁部1bおよび下縁部1cについても同様であり、後縁部1bについては、図5,6の前縁部1aと同様に、曲げ角度θ1とθ1+αとの可変制御を併用するものとする。
その一方、図5に示すアウタパネル1のうち前縁部1aと下縁部1cとのなすコーナー部(外隅部)g、および下縁部1cと後縁部1bとのなすコーナー部hに成形されるフランジ部2についても、外側に向かって凸形状の平面アール形状部となって、先の場合と同様に縮みフランジ部となることから、成形後のフランジ部2に「しわ」が発生しやすいものとなる。
そこで、これらのそれぞれのコーナー部g,hにロールフランジ曲げ加工を施す際にも、図6に示した曲げ角度の可変制御の技術思想を適用するものとする。
図7は図5のg部およびh部の拡大図を示していて、同図に示すように、アウタパネル1のうち双方のコーナー部g,hを含む下縁部1cにロールフランジ曲げ加工を施すにあたり、そのロールフランジ曲げ加工の加工開始位置である始端部を前縁部1a側の一般部であるg1位置とし、加工終了位置である終端部を後縁部1b側の一般部であるh2位置とする。そして、g1位置から下縁部1c側のg2位置までの区間では、図6と同様に、フランジ部1となるべき端部領域2aの曲げ角度を相対的に大きなθ1+αとして加工を行い、下縁部1c側のg2位置から同じく一般部であるh1位置までの区間では、フランジ部2となるべき端部領域2aの曲げ角度を相対的に小さなθ1として加工を行うものとする。さらに、下縁部1c側の一般部であるh1位置から後縁部1b側の一般部であるh2位置までの区間では、再びフランジ部2となるべき端部領域2aの曲げ角度を相対的に大きなθ1+αとして加工を行うものとする。なお、それぞれの区間の境界部近傍では、先に述べたように当該境界部近傍での角度変化が急激な変化とならないように徐変区間を含むものとする。
このような曲げ角度の可変制御は、図2の(A)に示した第1段階の加工だけでなく、同図(B)に示した第2段階の加工の際にも同様とし、同図(C)に示した最後の第3段階では、端部領域2aを下型3とローラ5とで押しきるように加圧拘束することでフランジ部2を最終形状に仕上げる。このような加工手順とすることにより、アウタパネル1のコーナー部g,hにおいても、縮みフランジ部のかたちとなるにもかかわらず、「しわ」の発生を抑制してフランジ部2の品質の向上を図ることができる。
また、先に示した図5,6の近傍領域eを含む前縁部1aのフランジ曲げ加工に際して、上記のコーナー部gを含む下縁部1cのフランジ曲げ加工と併用するかたちで、前縁部1aのうち図5のコーナー部g側からドアウエスト部1d側に向かってロールフランジ曲げ加工を施すようにすると良い。具体的には、コーナー部gを含む前縁部1aのロールフランジ曲げ加工に際して、図7に示すように、下縁部1c側の一般部であるg3位置を始端部をとしてフランジ曲げ加工を開始し、前縁部1a側の一般部であるg4位置に至るまでの区間では、フランジ部2となるべき端部領域2aの曲げ角度を相対的に大きなθ1+αとして加工を行い、g4位置以降では端部領域2aの曲げ角度を相対的に小さなθ1として加工を行うものとする。
同様に、コーナー部hを含む後縁部1bのロールフランジ曲げ加工に際して、図7に示すように、下縁部1c側の一般部であるh3位置を始端部をとしてロールフランジ曲げ加工を開始し、後縁部1b側の一般部であるh4位置に至るまでの区間では、フランジ部2となるべき端部領域2aの曲げ角度を相対的に大きなθ1+αとして加工を行い、h4位置以降では端部領域2aの曲げ角度を相対的に小さなθ1として加工を行うものとする。
このような加工手順とすることにより、少なくともコーナー部g,hでのロールフランジ曲げ加工に際しては、一方向ではなく双方向にローラ5を動かして加工することになるので、「しわ」の発生要因となる余剰気味の材料ボリュームをフランジ部2の長手方向に沿って双方向に延ばして分散させることができるので、「しわ」の発生を防止する上で一段と有利となる。
なお、ここでは、アウタパネル1のうち前縁部1a、下縁部1cおよび後縁部1bのそれぞれについて、独立してフランジ曲げ加工を施す場合について例示しているが、前縁部1aから下縁部1c、さらには下縁部1cから後縁部1bへと、アウタパネル1の三辺部に連続してロールフランジ曲げ加工を施す場合にも本発明を適用することができる。また、上記実施の形態では、フランジ部2をいわゆるフランジダウンのかたちで下向きに折り曲げ加工を施す場合の例を示しているが、必要に応じていわゆるフランジアップのかたちでフランジ部2を上向きに折り曲げ加工を施す場合にも本発明を適用することができる。
さらに、上記実施の形態では、図1,5のような自動車用フロントドアのアウタパネル1を例にとって説明したが、図8のような自動車用リアドアのアウタパネル11のロールフランジ曲げ加工をはじめとして、他の開閉体におけるアウタパネルのロールフランジ曲げ加工にも同様に適用することができる。
1…アウタパネル
2…フランジ部
2a…端部領域
2b…折曲基部
3…下型(押さえ型)
4…上型(押さえ型)
5…ローラ
5a…円筒外周面
5b…端面
10…ビード部

Claims (4)

  1. パネルのうち曲げくせのついていない端部を折り曲げてフランジ部を成形する方法であって、
    上記パネルのうちフランジ部となるべき端部領域を残して当該端部領域の折曲基部近傍を表裏両面から押さえ型で加圧拘束するパネル位置決め工程と、
    産業用ロボットに持たせたローラを上記端部領域に対し折り曲げ方向に押し付けながら長手方向に転動させて、このローラによる押し付け転動作業をもって端部領域のうち押さえ型の角部相当位置を曲げ点として曲げくせをつけながら端部領域を折曲基部から折り曲げる予備曲げ工程と、
    折り曲げ成形された端部領域をローラにより押さえ型に押し付けて、当該押さえ型とローラとで端部領域を加圧拘束して略直立姿勢のフランジ部に仕上げる仕上げ工程と、
    を含んでいて、
    上記予備曲げ工程では、ローラによる押し付け転動作業に際して、端部領域のうち縮みフランジ部となる度合いが大きい部位について、他の部位よりも折り曲げ度合いを大きくして折り曲げることを特徴とするロールフランジ加工方法。
  2. 上記予備曲げ工程では、ローラによる押し付け転動作業を、ローラの角度を変えて少なくとも2回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のロールフランジ加工方法。
  3. 上記パネル位置決め工程では、パネルをその表裏両面から上型と下型とで加圧拘束し、
    上記予備曲げ工程および仕上げ工程では、ローラによる押し付け転動作業をもって端部領域を下向きに折り曲げることを特徴とする請求項2に記載のロールフランジ加工方法。
  4. 上記予備曲げ工程および仕上げ工程でのローラによる押し付け転動作業は、共通のローラを用いた上でそのローラの角度を変えて行うものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のロールフランジ加工方法。
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