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JP6245381B2 - 粘着シート及び電子機器 - Google Patents

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JP6245381B2
JP6245381B2 JP2016563628A JP2016563628A JP6245381B2 JP 6245381 B2 JP6245381 B2 JP 6245381B2 JP 2016563628 A JP2016563628 A JP 2016563628A JP 2016563628 A JP2016563628 A JP 2016563628A JP 6245381 B2 JP6245381 B2 JP 6245381B2
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Description

本発明は、例えば電子機器等をはじめとする様々な物品の製造場面で使用可能な粘着シートに関する。
発泡体を基材とする粘着シートは、例えば電子機器を構成する2以上のきょう体、充電池、回路基板等を固定する場面で広く使用されている。
前記粘着シートとしては、例えばポリオレフィン系樹脂とポリオレフィン系樹脂に対する非相容樹脂を90:10〜60:40の割合で含む樹脂組成物を発泡させた樹脂発泡体であって、前記ポリオレフィン系樹脂と非相容樹脂とによって形成される海島構造の島部の平均長径が1μm以上であることを特徴とする発泡シートを基材とした粘着シートが知られている(例えば特許文献1参照。)。
ところで、前記携帯電子端末の情報表示部の大画面化や、前記携帯電子端末の薄型化が進むなかで、それらの製造に使用する粘着シートとしては、薄型で細幅の粘着シートが求められている。
しかし、薄型で細幅化された粘着シートは、一般に、被着体の段差部に対する追従性の点で十分でなく、また、前記携帯電子端末を落下等した際の衝撃の際に、発泡体の割れ等に起因した剥がれを引き起こしやすい等、耐衝撃性の点で十分でない場合があった。
これまで、粘着シートには、その面方向(厚さ方向)の衝撃を受けた場合の発泡体の割れ等に起因した剥がれを防止できるレベルの耐衝撃性が求められることが多かった。
しかし、近年、粘着シートの適用場面が拡大するなかで、前記衝撃が粘着シートのせん断方向に加わった場合であっても、発泡体の割れ等に起因した剥がれを防止可能なレベルの耐衝撃性(せん断方向の衝撃に対する耐衝撃性)を備えた粘着シートが求められている。
また、被着体の段差部に対する追従性と、前記せん断方向の衝撃に対する耐衝撃性とは、一般にトレードオフの関係にあるため、前記追従性と、せん断方向の衝撃に対する耐衝撃性とを両立した粘着シートは、これまで見出されていなかった。
特開2008−274073号公報
本発明が解決しようとする課題は、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを防止可能なレベルの耐衝撃性を有し、かつ、被着体の段差部に対して良好な追従性を有する粘着シートを提供することである。
本発明者等は、前記せん断方向の衝撃に対する耐衝撃性と、前記追従性とを両立するためには、特定の見かけ密度の範囲を選択し、かつ、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲及び厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数を選択し、それらを組み合わせた場合に、前記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、見かけ密度が0.40g/cm〜0.59g/cmの範囲である発泡体の片面側または両面側に、粘着剤層を有する粘着シートであって、前記発泡体を幅方向に裁断した面のうち、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であり、かつ、前記発泡体を流れ方向に裁断した面のうち、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であることを特徴とする粘着シートに関するものである。
本発明の粘着シートは、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、被着体の段差部に対して良好な追従性を備える。前記粘着シートは、例えば携帯電子端末等の電子機器の製造、自動車部品の固定、建築内外装の固定等をはじめとする様々な場面で使用することができる。
せん断方向の耐衝撃性の評価に使用する試験片の概念図である。 せん断方向の耐衝撃性の評価方法を示す概念図である。
本発明の粘着シートは、見かけ密度が0.40g/cm〜0.59g/cmの範囲である発泡体の片面側または両面側に、粘着剤層を有する粘着シートであって、前記発泡体を幅方向に裁断した面のうち、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であり、かつ、前記発泡体を流れ方向に裁断した面のうち、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であることを特徴とするものである。
本発明の粘着シートとしては、その基材(中芯)を構成するものとして、見かけ密度が0.40g/cm〜0.59g/cmの範囲の発泡体を使用する。前記範囲の密度を有する発泡体を使用することによって、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、被着体の段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで好ましい。
前記発泡体としては、0.42g/cm〜0.58g/cmの範囲の見かけ密度を有する発泡体を使用することが好ましく、0.45g/cm〜0.56g/cmの範囲の見かけ密度を有するものを使用することが、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、被着体の段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえでより好ましい。なお、前記見かけ密度は、JISK6767に準じて測定される見かけ密度をいい、4cm×5cmの長方形に切断した発泡体を15cm分用意しその質量を測定し、前記質量と前記体積とに基づいて算出された値を指す。
また、前記発泡体としては、それを幅方向に裁断した面(裁断面)のうち、任意の、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であるものを使用する。前記発泡体としては、前記気泡の数が、25個以上のものを使用することが好ましく、30個〜150個であるものを使用することがより好ましく、30個〜120個のものを使用することがさらに好ましく、30個〜50個のものを使用することがさらに好ましく、30個〜45個のものを使用することが、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れや被着体からの剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで特に好ましい。なお、前記厚さは、発泡体の厚さを指す。したがって、上記気泡の個数は、発泡体の後述する好適な範囲の厚さ(好ましくは50μm〜400μm、より好ましくは100μm〜300μm、さらに好ましくは110μm〜250μm)×流れ方向距離(1.5mm)または幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数であるとすることができる。
また、前記発泡体としては、それを流れ方向に裁断した面(裁断面)のうち、任意の、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であるものを使用する。前記発泡体としては、前記気泡の数が、30個〜150個であるものを使用することがより好ましく、30個〜120個のものを使用することがさらに好ましく、30個〜50個のものを使用することがさらに好ましく、30個〜45個のものを使用することが、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、被着体の段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで特に好ましい。
なお、前記厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上である発泡体が、必ずしもその厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に20個以上の気泡を有するとは限らない。
本発明では、単に、前記発泡体の厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であるものを使用するのではなく、さらに、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であるものを使用することが、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、被着体の段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで好適である。
前記発泡体の厚さ×幅方向距離(1.5mm)及び厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数は、下記の要領で測定した値を指す。
はじめに厚さを測定した発泡体を幅方向2cm及び流れ方向2cmに裁断する。次に、発泡体の切断面を、デジタルマイクロスコープ(商品名「KH−7700」、HiROX社製)で200倍に拡大し、その幅方向及び流れ方向に裁断した面(裁断面)を撮影する。
次に、前記発泡体の幅方向の裁断面のうち、任意の、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数を数える。また、前記発泡体の流れ方向の裁断面のうち、任意の、前記発泡体の厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数を数える。
前記発泡体としては、厚さ方向の平均気泡径に対する幅方向の平均気泡径の比(B)が0.3〜4の範囲であるものを使用することが好ましく、1〜4の範囲であるものを使用することがより好ましく、1〜3の範囲であるものを使用することがより好ましく、2〜3の範囲であるものを使用することが、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れや被着体からの剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで特に好ましい。
前記発泡体としては、厚さ方向の平均気泡径に対する流れ方向の平均気泡径の比(A)が0.3〜4の範囲であるものを使用することが好ましく、1〜4の範囲であるものを使用することがより好ましく、1〜3の範囲であるものを使用することがより好ましく、2〜3の範囲であるものを使用することが、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで特に好ましい。
前記発泡体としては、その流れ方向の平均気泡径の下限が好ましくは20μm以上、より好ましくは30μm以上、より好ましくは80μm以上、さらに好ましくは90μm以上のものを使用することができ、その上限が好ましくは160μm以下、より好ましくは140μm以下、さらに好ましくは120以下のものを使用することができる。
また、前記発泡体としては、その幅方向の平均気泡径の下限が好ましくは20μm以上、より好ましくは30μm以上、より好ましくは80μm以上、さらに好ましくは90μm以上のものを使用することができ、その上限が好ましくは160μm以下、より好ましくは140μm以下、さらに好ましくは120以下のものを使用することができる。
上記範囲の平均気泡径を有する発泡体を使用することによって、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合であっても発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るうえで特に好ましい。
前記発泡体としては、独立気泡構造を有するものを使用することが、発泡体の切断面からの浸水等を効果的に防ぐことができるため好ましい。
なお、前記発泡体の幅方向、流れ方向、厚さ方向の平均気泡径は、下記の要領で測定した値を指す。はじめに発泡体を幅方向2cm及び流れ方向2cmに裁断することによって、幅方向2cm及び流れ方向2cmの試験片を10個作製した。次に、前記試験片の裁断面を、デジタルマイクロスコープ(商品名「KH−7700」、HiROX社製)で200倍に拡大し、その幅方向及び流れ方向の裁断面を撮影した。
次に、前記試験片の流れ方向の裁断面のうち、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の直径をすべて測定した。前記試験片の前記裁断面のうち、任意の10か所で上記測定を行い測定された直径を平均した値を、前記発泡体の流れ方向の平均気泡径とした。前記発泡体の幅方向の平均気泡径は、前記試験片の幅方向の裁断面のうち、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の直径をすべて測定した。前記試験片の前記裁断面のうち、任意の10か所で上記測定を行い測定された直径を平均した値を、前記発泡体の幅方向の平均気泡径とした。
前記発泡体としては、その厚さが50μm〜400μmの範囲であるものを使用することが好ましく、100μm〜300μmの範囲であるものを使用することがより好ましく、110μm〜250μmの範囲であるものを使用することが、例えば携帯電子端末の薄型化に貢献可能なレベルの薄さであっても、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合の発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対してより一層優れた追従性を備えた粘着シートを得ることができるため好ましい。
前記発泡体としては、その層間強度が20N/cm以上であるものを使用することが好ましく、30N/cm〜150N/cmであるものを使用することがより好ましく、35N/cm〜100N/cmであるものを使用することがさらに好ましく、35N/cm〜60N/cmであるものを使用することが特に好ましい。
前記範囲の層間強度を有する発泡体を使用することによって、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合の発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引きこすことがなく、被着体の段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得ることができる。また、前記粘着シートを用い電子機器等を製造する際、その歩留まりを向上させるために、電子機器等から粘着シートによって固定された部品を分離等する場合がある。その際、前記層間強度を有する発泡体を用いて得られた粘着シートは、発泡体の層間割れを引き起こしにくく、また、前記層間割れを引き起こした場合であっても、前記部品の表面から、前記粘着シートの残部(発泡体の一部など)を容易に除去しやすい。
上記層間強度は、以下の方法により測定された値を指す。
発泡体の両面に、厚さ50μmの強粘着性(下記高速剥離試験時に被着体および発泡体から剥離しないもの)の粘着剤層を1枚ずつ貼り合わせたのち、40℃で48時間熟成し、層間強度測定用の両面粘着シートを作成する。
次に、片側の粘着面を厚さ25μmのポリエステルフィルムで裏打ちした幅1cm及び長さ15cmの大きさの片面粘着シートを、23℃及び50%RH下で厚さ50μm、幅3cm、長さ20cmのポリエステルフィルムの表面に貼付し、2kgローラーを1往復させることでそれらを加圧貼付した後、60℃の環境下に48時間静置し、次に23℃環境下に24時間静置する。
その後、23℃及び50%RH下、前記厚さ50μmmのポリエステルフィルム側の面を高速剥離試験機の取り付け治具に固定し、前記厚さ25μmのポリエステルフィルムを引張速度15m/分で、90度方向に引っ張り発泡体を引き裂いた際に測定された最大強度を、上記層間強度とする。
前記発泡体としては、その25%圧縮強度が380kPa以上であるものを使用することが好ましく、380kPa〜1300kPaであるものを使用することが好ましく、450kPa〜1100kPaであるものを使用することが好ましく、500kPa〜1000kPaであるものを使用することが、凹凸形状や粗面を備えた被着体に対して優れた追従性を備え、かつ、それを粘着シートの基材に使用した場合には、前記被着体に対して優れた追従性を備えた粘着シートを得ることができるためさらに好ましい。
なお、25%圧縮強度は、JISK6767に準じて測定した値を指す。具体的には、25mm角に切断した発泡体を厚さ約10mmになるまで重ね合わせ、それをステンレス板ではさみ、23℃下で10mm/分の速度で約2.5mm(もとの厚さの25%分)だけ圧縮した時の強度を測定することによって得られた値である。
前記発泡体としては、その流れ方向と幅方向の引張弾性率がそれぞれ200N/cm以上であるものを使用することが好ましく、300N/cm〜1800N/cmであるものを使用することがより好ましい。
前記流れ方向及び幅方向のうち引張弾性率のうち、低い値である引張弾性率は、500N/cm〜1400N/cmであることが好ましく、600N/cm〜1300N/cmであることがより好ましい。また、前記流れ方向及び幅方向のうち引張弾性率のうち、高い値である引張弾性率は、700N/cm〜1800N/cmであることが好ましく、800N/cm〜1600N/cmであることがより好ましい。
なお、前記発泡体の流れ方向と幅方向の引張弾性率は、JISK6767に準じて測定した値を指す。具体的には、標線長さ2cm、幅1cmの発泡体を、テンシロン引張試験機を用い、23℃及び50%RHの環境下で、引張速度300mm/minの測定条件で測定した最大強度である。
また、前記発泡体の、引張試験における切断時の引張伸度は、流れ方向の引張伸度が200%〜1500%であることが好ましく、400%〜1000%であることがより好ましく、450%〜800%であることがさらに好ましい。前記引張弾性率や引張伸度が前記範囲である発泡体は、層間破壊や千切れ等を引き起こしにくいことから、一般的な発泡体を用いて得た粘着シートに生じうる加工性や貼付作業性の低下を抑制することができる。また、前記発泡体を用いて得られた粘着シートは、被着体の表面から除去しやすい
前記発泡体としては、ポリオレフィン、ポリウレタン及びアクリル重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種等を用いて得られるものを使用することができ、具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合ポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合ポリマー等を用いて得られるポリオレフィン系発泡体、ポリウレタン系発泡体、アクリル系ゴムやその他のエラストマー等を用いて得られるゴム系発泡体等を使用することができる。なかでも、前記発泡体としては、薄型であっても被着体が有する表面凹凸への追従性や、面方向やせん断方向に対する耐衝撃性等に優れることから、ポリオレフィン系発泡体を使用することが好ましい。
前記ポリオレフィン系発泡体としては、ポリオレフィン系樹脂を用いて得られるものを使用することができる。なかでも、前記ポリオレフィン系発泡体としては、ポリエチレン系樹脂を用いて得られる発泡体を使用することが、均一な厚みで製造しやすく、また好適な柔軟性を付与できるため好ましい。
前記ポリエチレン系樹脂としては、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を、単独または二種以上組み合わせ使用することができる。
前記エチレン−α−オレフィン共重合体を構成するオレフィンとしては、例えばプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテンなどが挙げられる。
前記ポリエチレン系樹脂は、前記発泡体の製造に使用するポリオレフィン系樹脂の全量に対して、40質量%以上含まれることが好ましく、50質量%以上含まれることがより好ましく、60質量%以上含まれることがさらに好ましく、80質量%以上含まれることが特に好ましい。
前記ポリエチレン系樹脂としては、重合触媒として四価の遷移金属を含むメタロセン化合物を用いて得られたものを使用することが、比較的均一に延伸しやすく、厚さも全体的に均一なポリオレフィン系発泡体を得ることができるため好ましい。
前記ポリエチレン系樹脂は、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合の発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得るために、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、エチレン・α−オレフィン系熱可塑性エラストマーなどのエラストマーを使用できる。
前記発泡体の製造方法としては、特に限定されず、例えば、重合触媒として四価の遷移金属を含むメタロセン化合物を用いて得られたポリエチレン系樹脂を含有するポリオレフィン系樹脂、必要に応じて熱分解型発泡剤、発泡助剤、及び、着色剤を含有する発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物を押出機に供給して溶融混練し、押出機からシート状に押出すことによって発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを製造する工程と、必要に応じて前記発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを架橋させる工程と、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを発泡させる工程を有する方法が挙げられる。
前記方法で得られた発泡体は、必要に応じて溶融又は軟化され、その流れ方向または幅方向の何れか一方又は双方の方向に延伸させてもよい。前記延伸は、必要に応じて複数回行ってもよい。
前記発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを製造する方法としては、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物を構成するポリオレフィン系樹脂、熱分解型発泡剤、発泡助剤、着色剤、及びその他の任意成分を、単軸押出機、二軸押出機等の押出成形機に供給して、熱分解型発泡剤の分解温度未満の温度で溶融、混練して、押出成形等により押し出すことによって製造することができる。
前記方法で得た発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを架橋させる工程は、例えば、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートに電離性放射線を照射する方法、有機過酸化物を含有する発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物を用意し、それを用いて得られた発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを加熱する方法などで行うことができる。
前記電離性放射線としては、電子線、α線、β線、γ線などが挙げられる。電離性放射線の線量は、ポリオレフィン系樹脂発泡体のゲル分率が前記の好ましい範囲になるように適宜調整されるが、5〜200kGyの範囲が好ましい。また、電離性放射線の照射は、均一な発泡状態を得やすいことから、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートの両面に照射するのが好ましく、両面に照射する線量を同じにするのがより好ましい。
有機過酸化物としては、例えば、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)オクタン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾイルパーオキサイド、クミルパーオキシネオデカネート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシアリルカーボネートなどが挙げられ、これらは単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
有機過酸化物の添加量は、ポリオレフィン系樹脂100質量部に対し、0.01質量部〜5質量部が好ましく、0.1質量部〜3質量部がより好ましい。
また、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを発泡させる工程は、例えば、熱風により加熱する方法、赤外線により加熱する方法、塩浴による方法、オイルバスによる方法等により行うことができる。なかでも熱風により加熱する方法や赤外線により加熱する方法が好ましい。
前記発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを発泡させる際には、熱分解型発泡剤を含有する発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを使用することができる。
前記熱分解型発泡剤は、前記ポリオレフィン系樹脂発泡体の発泡倍率に応じて適宜決定してよいが、ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して0.5質量部〜40質量部の範囲で使用することが好ましく、1質量部〜30質量部の範囲で使用することがより好ましく、1質量部〜20質量部の範囲で使用することが好ましく、1質量部〜10質量部の範囲で使用することがより好ましく、1質量部〜5質量部の範囲で使用することがより好ましい。
熱分解型発泡剤としては、その分解温度がポリオレフィン系樹脂の溶融温度より高いものが好ましく、分解温度が160℃〜270℃であることがより好ましく、160℃〜220℃であることがさらに好ましい。
熱分解型発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等のアゾ化合物、N,N‘−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ化合物、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)等のヒドラジン化合物などの有機系発泡剤や、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモニウム等の炭酸塩、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナトリウム、無水クエン酸ナトリウム等の無機系発泡体が挙げられるが、アゾ化合物やニトロソ化合物が好ましく、アゾジカルボンアミドやN,N‘−ジニトロソペンタメチレンテトラミンがより好ましい。
熱分解型発泡剤としては、粉末状のものを使用することが好ましく、50%平均粒子径(メジアン径)が50μm以下であるものを使用することが好ましく、40μm以下であるものを使用することがより好ましく、30μm以下であるものを使用することが、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個であり、かつ、前記発泡体を流れ方向に裁断した面のうち、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個である発泡体を製造するうえで好ましい。
前記延伸工程は、前記方法で得られた発泡体に対して行ってもよく、発泡性ポリオレフィン系樹脂シートを発泡させる工程と並行して行ってもよい。
前記延伸工程は、前記発泡工程での溶融状態を維持した状態で、引き続き行ってもよく、また、前記発泡工程を経た後、冷却し、再度、発泡体を加熱し行ってもよい。
前記発泡体として、前記延伸工程を経た発泡体を使用することによって、前記特定の平均気泡径の比(A)及び(B)を備えた発泡体を得ることができ、かかる発泡体を使用することによって、衝撃による割れ等をより一層引き起こしにくく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得ることができる。
ここで、発泡体の溶融状態とは、発泡体を構成するポリオレフィン系樹脂等の樹脂の融点以上に加熱した状態をいう。また、発泡体の軟化とは、発泡体を構成しているポリオレフィン系樹脂等の樹脂の軟化点以上融点未満の温度に加熱した状態をいう。
上記方法で得られた前記ポリオレフィン系発泡体としては、架橋構造を有するものを使用することができる。
前記架橋構造を有するポリオレフィン系発泡体は、その架橋度が10質量%〜80質量%となる発泡体であることが好ましく、15質量%〜75質量%がより好ましく、20質量%〜70質量%が、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合の発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を備えた粘着シートを得ることができるため好ましい。
なお、架橋度は、ポリオレフィン系発泡体を105℃のキシレン中に24時間浸漬放置した時の不溶解分の割合より算出される。
本発明の発泡体としては、意匠性、遮光性、隠蔽性、光反射性、耐光性を付与することを目的として、着色されたものを使用することができる。前記着色に使用可能な着色剤としては、例えば黒色の着色剤を使用することができ、具体的には
カーボンブラック、グラファイト、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、ペリレンブラック、チタンブラック、シアニンブラック、活性炭、フェライト、マグネタイト、酸化クロム、酸化鉄、二硫化モリブデン、クロム錯体、複合酸化物系黒色色素、アントラキノン系有機黒色色素などを用いることができる。なかでも、着色剤としては、コスト、入手性、絶縁性、耐熱性を維持するうえでカーボンブラックを使用することが好ましい。
前記着色剤としては、白色の着色剤を使用することができ、具体的には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化カルシウム、酸化スズ、酸化バリウム、酸化セシウム、酸化イットリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸亜鉛、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化亜鉛、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、亜鉛華、タルク、シリカ、アルミナ、クレー、カオリン、リン酸チタン、マイカ、石膏、ホワイトカーボン、珪藻土、ベントナイト、リトポン、ゼオライト、セリサイト、などの無機系白色着色剤やシリコーン系樹脂粒子、アクリル系樹脂粒子、ウレタン系樹脂粒子、メラミン系樹脂粒子などの有機系白色着色剤などを用いることができる。なかでも、着色剤としては、コスト、入手性、色調、耐熱性を維持するうえで、酸化アルミニウムや酸化亜鉛を使用することが好ましい。
また、本発明の発泡体としては、その物性を損なわない範囲で、必要に応じて、可塑剤、酸化防止剤、酸化亜鉛などの発泡助剤、気泡核調整材、熱安定剤、金属不活性剤、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの難燃剤、帯電防止剤、ガラス製やプラスチック製の中空バルーン・ビーズ、金属粉末、金属化合物等の充填材、導電性フィラー、熱伝導性フィラー等の添加剤を含有するものを使用することができる。
前記発泡体としては、適度な追従性とクッション性を維持するうえで、前記添加剤を、ポリオレフィン系樹脂等の樹脂に対して0.1質量%〜10質量%が好ましく、1質量%〜7質量%が好ましい。
前記着色剤や熱分解性発泡剤や発泡助剤等の添加剤を含有する発泡体を製造する場合、色ムラや部分的な過剰発泡や発泡不足等を防止するうえで、発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物と相溶性が高い熱可塑性樹脂と、前記添加剤とを予め混練しマスターバッチ化したものを使用することが、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上であり、かつ、前記発泡体を流れ方向に裁断した面のうち、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20個以上である発泡体を製造するうえで好ましい。
前記発泡体としては、粘着剤層や他の層との密着性を向上させることを目的として、ぬれ試薬によるぬれ指数が36mN/m以上である表面を有するものを使用することが好ましく、40mN/m以上の表面を有するものを使用することがより好ましく48mN/m以上の表面を有するものを使用することがさらに好ましい。前記発泡体の表面のぬれ指数を上記範囲に調整する方法としては、コロナ処理、火炎処理、プラズマ処理、熱風処理、オゾン処理、紫外線処理、易接着処理剤の塗布等の表面処理方法が挙げられる。
本発明の粘着シートとしては、前記発泡体の片面または両面に、直接、粘着剤層が積層された構成を有するものや、前記発泡体の片面側または両面側に、他の層を介して粘着剤層が積層された構成を有するものが挙げられる。
前記粘着剤層の形成に使用可能な粘着剤としては、例えばアクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を使用することができるが、(メタ)アクリル単量体を含む単量体成分の重合体であるアクリル系重合体を含有し、必要に応じて粘着付与樹脂や架橋剤等を含有するアクリル系粘着剤を使用することが好ましい。
前記アクリル系重合体の製造に使用可能な(メタ)アクリル単量体としては、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等の炭素原子数が1〜12であるアルキル基を有する(メタ)アクリレート等を使用することができる。
なかでも、(メタ)アクリル単量体としては、炭素原子数が4〜12であるアルキル基を有する(メタ)アクリレートを使用することが好ましく、炭素原子数が4〜8であるアルキル基を有する(メタ)アクリレートを使用することがさらに好ましく、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートのいずれか一方または両方を使用することが、優れた接着力と優れた追従性とを両立するうえで特に好ましい。
前記炭素原子数1〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリレートは、前記アクリル系重合体の製造に使用する単量体の全量に対し、60質量%以上使用することが好ましく、80質量%〜98.5質量%の範囲で使用することがより好ましく、90質量%〜98.5質量%の範囲で使用することが、優れた接着力と優れた追従性とを両立するうえでさらに好ましい。
また、前記アクリル系重合体を製造する際には、単量体として高極性ビニル単量体を使用することができる。前記高極性ビニル単量体としては、水酸基を有するビニル単量体、カルボキシル基を有するビニル単量体、アミド基を有するビニル単量体等を1種または2種以上組み合わせ使用することができる。
水酸基を有する単量体としては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリレートを使用することができる。
カルボキシル基を有するビニル単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、(メタ)アクリル酸2量体、クロトン酸、エチレンオキサイド変性琥珀酸アクリレート等を使用することができ、なかでもアクリル酸を使用することが好ましい。
アミド基を有する単量体としては、例えばN−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロイルモルホリン、アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド等を使用することができる。
前記高極性ビニル単量体としては、前記したものの他に、酢酸ビニル、エチレンオキサイド変性琥珀酸アクリレート、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸等を使用することもできる。
前記高極性ビニル単量体は、前記アクリル系重合体の製造に使用する単量体の全量に対して1.5質量%〜20質量%の範囲で使用することが好ましく、1.5質量%〜10質量%の範囲で使用することがより好ましく、2質量%〜8質量%の範囲で使用することが、優れた接着力と優れた追従性とを両立するうえでさらに好ましい。
前記粘着剤として後述する架橋剤を含有するものを使用する場合、前記アクリル系重合体としては、前記架橋剤が有する官能基と反応する官能基を有するアクリル系重合体を使用することが好ましい。前記アクリル系重合体が有していてもよい官能基としては、例えば水酸基が挙げられる。
前記水酸基は、例えば前記単量体として水酸基を有するビニル単量体を使用することによって、アクリル系重合体に導入することができる。
前記水酸基を有するビニル単量体は、アクリル系重合体の製造に使用する単量体の全量に対し、0.01質量%〜1.0質量%の範囲で使用することが好ましく、0.03質量%〜0.3質量%の範囲で使用することがより好ましい。
前記アクリル系重合体は、前記単量体を、溶液重合法、塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法等の方法で重合させることによって製造することができ、溶液重合法を採用することが、アクリル系重合体の生産効率を向上するうえで好ましい。
前記溶液重合法としては、例えば前記単量体と、重合開始剤と、有機溶剤とを、好ましくは40℃〜90℃の温度下で混合、攪拌し、ラジカル重合させる方法が挙げられる。
前記重合開始剤としては、例えば過酸化ベンゾイルや過酸化ラウリル等の過酸化物、アゾビスイソブチルニトリル等のアゾ系熱重合開始剤、アセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾインエーテル系光重合開始剤、ベンジルケタール系光重合開始剤、アシルフォスフィンオキシド系光重合開始剤、ベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン系の光重合開始剤等を使用することができる。
前記方法で得たアクリル系重合体は、例えば溶液重合法で製造した場合であれば、有機溶剤に溶解または分散した状態であってもよい。
上記アクリル系重合体としては、40万〜300万の重量平均分子量を有するものを使用することが好ましく、70万〜250万の重量平均分子量を有するものを使用することがより好ましい。
なお、前記重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ法(GPC法)により測定され、標準ポリスチレン換算して算出された値を指す。具体的には、前記重量平均分子量は、東ソー株式会社製GPC装置(HLC−8320GPC)を用い、以下の条件で測定することができる。
サンプル濃度:0.2質量%(テトラヒドロフラン溶液)
サンプル注入量:100μl
溶離液:テトラヒドロフラン
流速:1.0ml/分
測定温度:40℃
本カラム:TSKgel GMHHR−H(20)2本
ガードカラム:TSKgel HXL−H
検出器:示差屈折計
標準ポリスチレンの重量平均分子量:1万〜2000万(東ソー株式会社製)
前記粘着剤層の形成に使用できる粘着剤としては、被着体や発泡体に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立するうえで、粘着付与樹脂を含有するものを使用することが好ましい。
前記粘着付与樹脂としては、例えばロジン系粘着付与樹脂、重合ロジン系粘着付与樹脂、重合ロジンエステル系粘着付与樹脂、ロジンフェノール系粘着付与樹脂、安定化ロジンエステル系粘着付与樹脂、不均化ロジンエステル系粘着付与樹脂、水添ロジンエステル系粘着付与樹脂、テルペン系粘着付与樹脂、テルペンフェノール系粘着付与樹脂、石油樹脂系粘着付与樹脂、(メタ)アクリレート樹脂系粘着付与樹脂等を使用することができる。前記粘着剤としてエマルジョン型粘着剤を使用する場合には、前記粘着付与樹脂としてもエマルジョン型粘着付与樹脂を使用することが好ましい。
前記粘着付与樹脂としては、前記したなかでも不均化ロジンエステル系粘着付与樹脂、重合ロジンエステル系粘着付与樹脂、ロジンフェノール系粘着付与樹脂、水添ロジンエステル系粘着付与樹脂、(メタ)アクリレート系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、石油系樹脂から1種または2種以上を組み合わせ使用することが好ましい。
前記粘着付与樹脂としては、軟化点30℃〜180℃の範囲のものを使用することが好ましく、70℃〜140℃の範囲のものを使用することが、被着体や発泡体基材(B)に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立するうえでより好ましい。前記(メタ)アクリレート粘着付与樹脂を使用する場合、(メタ)アクリレート粘着付与樹脂としては、ガラス転移温度30℃〜200℃のものを使用することが好ましく、50℃〜160℃のものを使用することがより好ましい。
前記粘着付与樹脂は、前記アクリル系重合体100質量部に対し、5質量部〜65質量部の範囲で使用することが好ましく、8質量部〜55質量部の範囲で使用することが、被着体や発泡体に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立するうえでより好ましい。
前記粘着剤層の形成に使用する粘着剤としては、被着体や発泡体に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立した粘着剤層を形成するうえで、架橋剤を使用することが好ましい。
前記架橋剤としては、例えばイソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、金属キレート系架橋剤、アジリジン系架橋剤等を使用することができる。なかでも、前記架橋剤としては、アクリル系重合体との反応性に富むイソシアネート系架橋剤及びエポキシ系架橋剤のいずれか一方または両方を使用することが好ましく、イソシアネート系架橋剤を使用することがより好ましい。
前記イソシアネート系架橋剤としては、例えばトリレンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリメチロールプロパン変性トリレンジイソシアネート等を使用することができ、トリレンジイソシアネート、トリメチロールプロパン変性トリレンジイソシアネートを使用することが好ましい。
前記架橋剤は、粘着剤層のトルエンに対するゲル分率が70質量%以下となる量を選択し使用することが好ましく、ゲル分率が20質量%〜60質量%となる量を選択し使用することがより好ましく、ゲル分率が25質量%〜55質量%となる量を選択し使用することが、被着体や発泡体基材に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立した粘着シートを得るうえでさらに好ましい。
なお、前記ゲル分率は、下記に示す方法で測定した値を指す。
剥離ライナーの離型処理面に、乾燥後の厚さが50μmになるように、前記粘着剤を塗工したものを、100℃の環境下で3分間乾燥した後、40℃の環境下で2日間エージングさせることによって粘着剤層を形成した。
前記粘着剤層を縦50mm及び横50mmの正方形に裁断したものを試験片とした。
上記試験片の質量(G1)を測定した後、23℃の環境下で、上記試験片をトルエンに24時間浸漬させた。
前記浸漬後、前記試験片とトルエンとの混合物を、300メッシュ金網を用いて濾過することによって、トルエンへの不溶成分を抽出した。前記不溶成分を110℃の環境下で1時間乾燥させたものの質量(G2)を測定した。
前記質量(G1)と質量(G2)と下記式に基づいて、そのゲル分率を算出した。
ゲル分率(質量%)=(G2/G1)×100
前記粘着剤としては、例えば可塑剤、軟化剤、酸化防止剤、難燃剤、ガラスやプラスチック製の繊維・バルーン、ビーズ、金属、金属酸化物、金属窒化物等の充填剤、顔料、染料等の着色剤、レベリング剤、増粘剤、撥水剤、消泡剤等の添加剤を含有するものを使用することができる。
前記粘着剤を用いて形成できる粘着剤層は、周波数1Hzにおける損失正接(tanδ)のピーク値を示す温度が好ましくは温度が−40℃〜15℃であることが好ましい。粘着剤層の損失正接のピーク値を当該範囲とすることで、常温下での被着体との良好な密着性を付与しやすくなる。特に低温環境下での耐落下衝撃性の向上に際しては、−35℃〜10℃であることがより好ましく、−30℃〜6℃であることがさらに好ましい。
周波数1Hzにおける損失正接(tanδ)は、温度分散による動的粘弾性測定で得られた貯蔵弾性率(G’)、損失弾性率(G”)から、tanδ=G”/G’の式より求められる。動的粘弾性の測定においては、粘弾性試験機(ティ・エイ・インスツルメント・ジャパン社製、商品名:ARES G2)を用いて、厚さ約2mmに形成した粘着剤層を同試験機の測定部である直径8mmの平行円盤の間に試験片を挟み込み、周波数1Hzで−50℃から150℃までの貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G”)を測定する。
本発明に使用する粘着剤層の厚さは、被着体や発泡体に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立するうえで、5μm〜100μmであることが好ましく、10μm〜80μmであることがより好ましく、15μm〜80μmであることが特に好ましい。
本発明の粘着シートは、例えば、前記発泡体に直接、前記粘着剤を塗布して乾燥させる直接法や、剥離シートに粘着剤を塗布して乾燥させることによって粘着剤層を形成した後、発泡体に貼り合せる転写法によって製造することができる。前記粘着剤層を形成する粘着剤としてアクリル系重合体と架橋剤とを含有する粘着剤を使用する場合、前記直接法または転写法によって発泡体の片面または両面に粘着剤層を積層したものを、好ましくは20℃〜50℃、より好ましくは23℃〜45℃の環境下で2日〜7日間程度、熟成させることが、被着体や発泡体基材に対する優れた接着力と、優れた追従性とを両立するうえで好ましい。
本発明の粘着シートとしては、総厚さが500μm以下であるものを使用することが、小型電子機器の薄型化に貢献しやすいため好ましく、80μm〜400μmであるものを使用することがより好ましく、100μm〜350μmであるものを使用することがより好ましく、150μm〜300μmであるものを使用することが特に好ましい。前記粘着シートは、前記特定の見かけ密度及び気泡数を有する発泡体を使用していることから、粘着シートの総厚さが前記したように薄型であっても、せん断方向の力(衝撃)が加わった場合の発泡体の割れ等に起因した被着体の剥がれを引き起こすことがなく、段差部に対して良好な追従性を両立することができる。
前記粘着シートとしては、前記発泡体及び粘着剤層の他に必要に応じてその他の層を有するものを使用することができる。
前記その他の層としては、例えば粘着シートの寸法安定性や良好な引張強さやリワーク適性等を付与するうえで、ポリエステルフィルム等のラミネート層、遮光層、光反射層、金属層等の熱伝導層が挙げられる。
本発明の粘着シートとしては、その粘着剤層の表面に剥離シートが積層されていてもよい。
前記剥離シートとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂を用いて得られるフィルム、紙、不織布、布、発泡シート、金属基材、及び、それらの積層体の少なくとも片面に、シリコーン系処理、長鎖アルキル系処理、フッ素系処理などの剥離処理が施されたものを使用することができる。
本発明の粘着シートは、例えば貼付部位や形状等の制約によって、粘着シートの最狭部分の幅が5mm以下に制限される部材の固定等に使用することができる。
前記狭幅の部材は、例えば携帯電話機等の電子端末、自動車、建材、OA、家電業界などの工業用途における部材として使用されることが多い。
前記部材としては、具体的には電子端末を構成する2以上のきょう体、レンズ部材、情報表示装置を構成する情報表示モジュール、各種センサー、バッテリー、加飾部品、鏡等が挙げられる。
本発明の粘着シートを用いて2以上のきょう体やレンズ部材が固定された電子端末等の物品は、落下等の衝撃によって容易に解体等することなく、また、優れた防水性を備える。
以下、本発明を実施例と比較例により、一層、具体的に説明する。
[調製例1]アクリル重合体(A−1)の製造方法
攪拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート95.9質量部、アクリル酸4質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1質量部、及び、酢酸エチル200質量部を仕込み、攪拌下、窒素を吹き込みながら72℃まで昇温させた。
次に、前記混合物に、予め酢酸エチルに溶解した2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)溶液2質量部(固形分0.1質量%)を添加し、攪拌下、72℃で4時間ホールドした後、75℃で5時間ホールドした。
次に、前記混合物を200メッシュ金網でろ過することによって、重量平均分子量186万のアクリル重合体(A−1)溶液(不揮発分33.3質量%)を得た。
[調製例2]アクリル重合体(A−2)の製造方法
攪拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート63.9質量部、2−エチルヘキシルアクリレート32質量部、アクリル酸4質量部、4−ヒドロキシブチルアクリレート0.1質量部、及び、酢酸エチル200質量部を仕込み、攪拌下、窒素を吹き込みながら72℃まで昇温させた。
次に、前記混合物に、予め酢酸エチルに溶解した2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)溶液2質量部(固形分0.1質量%)を添加し、攪拌下、72℃で4時間ホールドした後、75℃で5時間ホールドした。
次に、前記混合物を200メッシュ金網でろ過することによって、重量平均分子量75万のアクリル重合体(A−2)溶液(不揮発分33.3質量%)を得た。
[実施例1]
容器に、前記アクリル重合体(A−1)100質量部に対して、重合ロジンエステル系粘着付与樹脂D−125(荒川化学工業株式会社製)10質量部と不均化ロジンエステル系粘着付与樹脂A−100(荒川化学工業株式会社製)15質量部とを混合攪拌したのち、酢酸エチルを加えることによって固形分31質量%の粘着剤組成物(A)を得た。
次に、前記粘着剤組成物(A)100質量部に対し、架橋剤としてバーノックD−40(DIC(株)製、トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体、イソシアネート基含有率7質量%、不揮発分40質量%)1.4質量部を添加し、均一になるよう攪拌混合した後、100メッシュ金網で濾過することによって粘着剤(A)を得た。
次に、離型ライナーの表面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが50μmとなるように、バーコーターを用いて前記粘着剤(A)を塗工し、80℃で3分間乾燥させることによって粘着剤層を作製した。
次に、前記粘着剤層を、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体1の表面をコロナ処理することによってぬれ指数を54mN/mに調整したものの両面に貼付し、40℃の環境下で48時間養生することによって粘着シートを作製した。
[実施例2]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体2を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例3]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体3を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例4]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体4を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例5]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体5を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例6]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体6を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例7]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体7を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例8]
容器に、前記アクリル重合体(A−2)100質量部に対して、重合ロジンエステル系粘着付与樹脂D−125(荒川化学工業株式会社製)10質量部と不均化ロジンエステル系粘着付与樹脂A−100(荒川化学工業株式会社製)15質量部とを混合攪拌したのち、酢酸エチルを加えることによって固形分31質量%の粘着剤組成物(B)を得た。
次に、前記粘着剤組成物(B)100質量部に対し、架橋剤としてバーノックD−40(DIC(株)製、トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト体、イソシアネート基含有率7質量%、不揮発分40質量%)1.4質量部を添加し、均一になるよう攪拌混合した後、100メッシュ金網で濾過することによって粘着剤(B)を得た。
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表1に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体4を使用し、かつ、粘着剤(A)の代わりに粘着剤(B)を使用すること以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例9]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体8を使用し、かつ、粘着剤(A)の乾燥後の粘着剤層の厚さを40μmにしたこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例10]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体13を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例11]
ポリオレフィン樹脂系発泡体4の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体14を使用したこと以外は、実施例8と同様の方法で粘着シートを得た。
[実施例12]
ポリオレフィン樹脂系発泡体8の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体15を使用したこと以外は、実施例9と同様の方法で粘着シートを得た。
[比較例1]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体9を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[比較例2]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体10を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[比較例3]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体11を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
[比較例4]
ポリオレフィン樹脂系発泡体1の代わりに、表2に記載のポリオレフィン樹脂系発泡体12を使用したこと以外は、実施例1と同様の方法で粘着シートを得た。
Figure 0006245381
Figure 0006245381
表1及び2中の発泡体の見かけ密度、平均気泡径、平均気泡径の比及び気泡の数は、本願明細書の記載した方法と同様の方法で測定した。表1及び2中のMDは流れ方向を表し、CDは幅方向を表し、VDは厚さ方向を表す。「MD/VD」は厚さ方向の平均気泡径に対する流れ方向の平均気泡径の比を表し、「CD/VD」は厚さ方向の平均気泡径に対する流れ方向の平均気泡径の比を表す。表1及び2中の発泡体の厚さは、尾崎製作所製のダイヤルシクネスゲージG型を用いて測定した値を表す。
[せん断方向の耐衝撃性の評価方法]
実施例及び比較例で得た粘着シートを幅1mm及び長さ1.5cmの大きさに裁断することによって試験用テープを得た。
次に、厚さ2mm、幅2cm及び長さ2cmのガラス板の片面に、4枚の前記試験用テープを2枚ずつ水平になるよう貼付した。
次に、前記試験用テープの表面に、厚さ2mm、幅5cm及び長さ5cmのポリカーボネート板(表面は平滑)を載置し、その上面を、2kgローラー(JISZ0237(2009)の第8頁(「10.2.4 圧着装置」)に記載の、直径85±2.5mm、幅45±1.5mm及び質量2000±100gのローラー)を1往復させることで加圧した後、23℃で24時間放置したものを試験片とした(図1参照)。
前記試験片を構成するガラス板の側面に、重さ100gの金属錘を高さ5cmから2回連続して落下させた(図2)。前記落下後の試験片を構成する発泡体の割れの有無を、目視で確認した。前記発泡体の割れを確認できなかった試験片は、さらに5cm高い位置(高さ10cm)から5回連続して落下させ、その試験片を構成する発泡体の割れの有無を目視で確認した。上記試験を繰り返し行い、発泡体の割れが確認された高さを表2及び3に記載した。
上記試験の結果、前記落下高さが25cm以上であったものを「◎◎」、20cmであったものを「◎」、15cmであったものを「○」、10cmであったものを「△」、5cmであったものを「×」と評価した。
[段差追従性の評価方法]
実施例及び比較例で得た粘着シートを、外形64mm×43mmで、幅2mmの額縁状に裁断し、それを、厚さ2mm、外形65mm×45mmのアクリル板に貼付することによって、額縁粘着シート付アクリル板を得た。
次に、上記とは別の厚さ2mm、外形65mm×45mmのアクリル板の中央部に、ポリエチレンテレフタレート基材の片面に粘着剤層を有する片面粘着テープ(厚さ30μm、幅5mm及び長さ45mm)2枚を、縦方向に1cm間隔で平行に貼付することによって、段差部を有するアクリル板を作成した。
23℃下、上記段差部を有するアクリル板の段差部を有する面に、上記額縁粘着シート付アクリル板の粘着剤層を有する面をのせ、それらの上部を、2kgローラーで1往復加圧することによって積層体を得た。
前記積層体を構成する上記記段差部を有するアクリル板側から、前記段差部に対する粘着シートの追従性を目視で評価した。
◎:段差部と粘着シートとの界面に気泡等の空隙がまったく確認されなかった。
○:段差部と粘着シートとの界面に、微細な気泡等の空隙が確認されたが、実用上問題ないレベルであった。
△:段差部と粘着シートとの界面に、気泡等の空隙が確認された。
×:段差部と粘着シートとの界面に、大きな気泡等の明確な空隙が確認された。
Figure 0006245381

Figure 0006245381
1 ガラス板
2 試験用テープ
3 錘
4 ポリカーボネート板

Claims (7)

  1. 見かけ密度が0.40g/cm〜0.59g/cmの範囲である発泡体の片面側または両面側に、粘着剤層を有する粘着シートであって、前記発泡体を幅方向に裁断した面のうち、厚さ×幅方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20〜150個であり、かつ、前記発泡体を流れ方向に裁断した面のうち、厚さ×流れ方向距離(1.5mm)の範囲に存在する気泡の数が20〜150個であり、流れ方向の平均気泡径が20μm〜160μmであり、かつ、幅方向の平均気泡径が20μm〜160μmであり、前記発泡体がポリオレフィン系発泡体であり、前記発泡体の厚さが50〜400μmであることを特徴とする粘着シート。
  2. 厚さ方向の平均気泡径に対する流れ方向の平均気泡径の比(A)が0.3〜4の範囲であり、かつ、厚さ方向の平均気泡径に対する幅方向の平均気泡径の比(B)が0.3〜4である気泡を有する請求項1に記載の粘着シート。
  3. 前記発泡体が50μm〜400μmの範囲の厚さを有するものである請求項1又は2に記載の粘着シート。
  4. 前記発泡体の25%圧縮強度が500kPa〜1000kPaである請求項1〜のいずれか1項に記載の粘着シート。
  5. 前記粘着剤層の厚さが10μm〜80μmである請求項1〜のいずれか1項に記載の粘着シート。
  6. 前記粘着剤層が重量平均分子量70万〜250万のアクリル系重合体を含有するものである請求項1〜のいずれか1項に記載の粘着シート。
  7. 2以上の被着体が、請求項1〜のいずれか1項に記載の粘着シートによって接着された構成を有することを特徴とする電子機器。
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