JP6111960B2 - 蛍光光源装置 - Google Patents
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Description
このような蛍光光源装置の或る種のものは、図4に示すように、AIN焼結体よりなる基板52の表面に、硫酸バリウム層53を介してYAG焼結体よりなる蛍光部材51が配置されてなる波長変換部材を備えている(例えば、特許文献1参照)。この波長変換部材において、基板52の裏面には、放熱用フィン55aを有する放熱部材55が設けられている。この蛍光光源装置においては、蛍光部材51の表面が波長変換部材の表面とされており、この蛍光部材51の表面は励起光受光面および蛍光出射面とされている。
このような構成の蛍光光源装置によれば、波長変換部材を構成する蛍光部材22の表面においては、周期構造23によって当該表面における励起光Lの反射が抑制されることから、蛍光部材22の内部に励起光Lを十分に取り込むことができ、よって高い発光効率を得ることができる。
ここに、蛍光部材22の表面に周期構造23を形成することによって当該表面において励起光Lの反射が抑制される理由について、図6を用いて説明する。
図6は、励起光Lが蛍光部材22の表面に入射した場合において、当該励起光Lが伝播する媒体の屈折率の変化をマクロ的に示した図であり、(a)は蛍光部材22の一部を拡大して模式的に示す断面図であり、(b)は蛍光部材22の表面に対して垂直な方向における位置と屈折率とのマクロ的な関係を示すグラフである。この図6に示すように、励起光Lが、空気(屈折率が1)中から蛍光部材22(屈折率がN1 )の表面に照射されたときに、周期構造23を構成する凸部24のテーパ面に対して傾斜した方向から入射される。このため、マクロ的に見ると、励起光Lが伝播する媒体の屈折率は、蛍光部材22の表面に垂直な方向に向かって1からN1 に緩やかに変化することとなる。従って、蛍光部材22の表面に、屈折率が急激に変化する界面が実質的にないため、蛍光部材22の表面において励起光Lが反射することを抑制することができる。
また、図5に示されているように、波長変換部材の表面、すなわち蛍光部材22の表面から外部に出射される光には、蛍光L3だけでなく励起光が含まれており、しかも励起光Lが指向性を有するものであることから、波長変換部材の表面から出射される光に色むらが生じる、という問題もある。そして、このような問題が生じることから、蛍光光源装置においては、当該蛍光光源装置から出射される光として、波長変換部材の表面から外部に出射される励起光を有効に利用することができない。
図5および図6(a)を用いて具体的に説明すると、波長変換部材の表面、すなわち蛍光部材22の表面から外部に出射される光に含まれる励起光の大部分は、波長変換部材の表面から入射され、蛍光体に吸収されずに当該波長変換部材の裏面を正反射した励起光L4である。そして、波長変換部材を正反射した励起光L4は、当該波長変換部材を構成する蛍光部材22が光を略直線的に進行させるものであることから、指向性をもった状態で波長変換部材の表面から出射される。そのため、波長変換部材の表面から外部に出射される光において、励起光の分布が、当該波長変換部材の内部において蛍光体から等方的に放射される蛍光L3の分布と大きく異なるものとなり、よって波長変換部材の表面から出射される光には色むらが生じることとなる。しかも、蛍光光源装置において、波長変換部材の表面から外部に出射される光に生じた色むらは、光の性質上、波長変換部材の表面から当該蛍光光源装置の光出射口に至るまでの光路上において解消することができない。
この色むらの発生の問題は、蛍光光源装置が、図5に示されているように波長変換部材の表面が励起光受光面とされると共に蛍光出射面とされている構成のものである場合に限らず、波長変換部材の表裏面から光(蛍光および励起光を含む光)が出射される構成のものである場合にも生じるものである。
前記波長変換部材は、励起光受光面に凸部が周期的に配列されてなる周期構造を有する、蛍光体が含有されてなる蛍光部材と、当該蛍光部材の励起光受光面に、前記周期構造を構成する凸部を埋設する状態に形成された励起光拡散層とを備えてなることを特徴とする。
また、蛍光部材が、励起光受光面に凸部が周期的に配列されてなる周期構造を有するものであることから、当該蛍光部材の内部に励起光を十分に取り込むことができると共に、当該蛍光部材を構成する蛍光体から放射される蛍光を高い効率で波長変換部材から外部に取り出すことができる。
従って、本発明の蛍光光源装置によれば、波長変換部材の内部において高い効率で蛍光を生成させ、しかも蛍光を高い効率で外部に出射することができることから、大きな蛍光光量が得られる。また、蛍光と共に波長変換部材から外部に出射される励起光を、色むらが発生するという弊害を伴うことなく利用することができることから、蛍光光源装置から出射される光の光量が大きくなる。そのため、高い発光効率が得られると共に、色むらの発生がなくて高い均一性を有する光を得ることができる。
図1は、本発明の蛍光光源装置の一例における構成の概略を示す説明図であり、図2は、図1の蛍光光源装置における波長変換部材の一部を拡大して示す説明用断面図である。
この蛍光光源装置10は、図1に示すように、例えば半導体レーザよりなる励起光光源11と、励起光光源11から出射される励起光Lによって励起されて蛍光を出射する波長変換部材21を有する蛍光発光部材20とを備えている。この蛍光発光部材20は、励起光光源11に対向するよう、当該励起光光源11の光軸に対して傾斜した姿勢で配置されている。また、励起光光源11と蛍光発光部材20との間における当該励起光光源11に接近した位置には、入射された励起光Lを平行光線として出射するコリメータレンズ15が配置されている。
この波長変換部材21は、図1および図2に示すように、略矩形板状の蛍光部材22と、この蛍光部材22の表面(図1および図2における上面)上に形成された、略矩形板状の励起光拡散層25を有している。
波長変換部材21は、励起光拡散層25の表面(図1および図2における上面)が励起光光源11に対向するように配置されており、この励起光拡散層25の表面が、波長変換部材21の表面とされている。
また、波長変換部材21の裏面、すなわち蛍光部材22の裏面(図1および図2における下面)には、銀(Ag)膜または、多層膜よりなる光反射膜33が設けられている。このように、波長変換部材21は、光反射膜33が設けられることにより、裏面に反射機能を有するものとされている。更に、光反射膜33と基板31との間には、接合部材(図示省略)が介在されており、当該接合部材によって波長変換部材21が基板31上に接合されている。接合部材としては、排熱性の観点から、半田、銀焼結材などが用いられる。また、基板31の裏面には、例えば銅などの金属よりなる放熱部材(図示省略)が配置されている。
周期構造23を構成する凸部24は、図1および図2に示されているように、例えば略錘状などのテーパ面を有する形状とされる。
凸部24がテーパ面を有する形状とされることにより、前述のように(具体的には、図6を用いて説明したように)、蛍光部材22の表面に、屈折率が急激に変化する界面が実質的になくなるため、蛍光部材22の表面において励起光が反射することを防止または抑制することができる。
この図の例において、周期構造23は、略円錐状の凸部24が密集した状態で二次元周期的に配列されてなるモスアイ構造を有するものである。
テーパ面の傾斜角度が5°未満である場合には、テーパ面を屈折率の異なる2つの媒体の境界面とみなすようになるため、その屈折率差に従った反射光(励起光の反射)が生じてしまうおそれがある。
具体的には、周期構造23の周期dは、蛍光体から放射される蛍光のピーク波長を、周期構造23を構成する材料(具体的には、蛍光部材22を構成する蛍光体)の屈折率で割った値(以下、「光学長さ」という。)または光学長さの数倍程度の値である。
ここに、本発明において、周期構造の周期とは、周期構造において互いに隣接する凸部間の中心間距離(nm)を意味する。
周期構造24の周期dが蛍光部材22の内部で生じる蛍光の回折が発生する範囲の大きさとされることにより、蛍光部材22の表面から蛍光を高い効率で出射させて波長変換部材21の表面から外部に取り出すことができる。
周期構造23におけるアスペクト比が0.2以上とされることにより、蛍光部材22の内部で生じる蛍光を高い効率によって蛍光部材22の表面から出射させて波長変換部材21の表面から外部に取り出すことができる。
また、周期構造23におけるアスペクト比が0.2以上とされることによれば、蛍光部材22の表面において励起光が反射することを抑制することができる。そのため、蛍光部材22の表面に励起光が照射されたときに、励起光を蛍光部材22内に十分に取り込むことができる。
ここに、蛍光部材22として用いられる蛍光体とセラミックバインダーとの混合物の焼結体においては、セラミックバインダーとしてナノサイズのアルミナ粒子が用いられる。そして、この焼結体は、蛍光体100質量%に対して数質量%〜数十質量%のセラミックバインダーを混合し、その混合物をプレスした後、焼成することによって得られるものである。
蛍光部材22が単結晶または多結晶の蛍光体によって構成されたものであることにより、蛍光部材22は高い熱伝導性を有するものとなる。そのため、蛍光部材22においては励起光の照射によって発生した熱が効率よく排熱されることから、蛍光部材22が高温となることが抑制される。
また、蛍光部材22を構成する多結晶の蛍光体は、例えば以下のようにして得ることができる。先ず、母材、賦活材および焼成助剤などの原材料をボールミルなどによって粉砕処理することによって、サブミクロン以下の原材料微粒子を得る。次いで、この原材料微粒子を例えばスリップキャスト法によって焼結する。その後、得られた焼結体に対して熱間等方圧加圧加工を施すことによって、気孔率が例えば0.5%以下の多結晶の蛍光体が得られる。
この図の例においては、蛍光部材22の表面全面に励起光拡散層25が形成されており、この励起光拡散層25によって蛍光部材22の表面全面が覆われた状態とされている。
ここに、励起光拡散層25の厚みとは、最大厚みを示す。
励起光拡散層25の厚みが凸部24の高さh以上とされることにより、当該励起光拡散層25によって凸部24を埋設した状態とすることができることから、周期構造23、すなわち周期構造23を構成する凸部24を確実に保護することができる。そのため、例えば蛍光光源装置10の製造過程における構成部材の組み立て工程などにおいて、波長変換部材21の表面、すなわち励起光拡散層25の表面に他の構成部材(例えば、励起光光源11など)が接触した場合であっても、波長変換部材21の表面に破損が生じることが抑制される。その結果、周期構造23(凸部24)が微細であって外部衝撃によって破損が生じやすいものであっても、当該周期構造23に破損が生じることが抑制される。従って、波長変換部材21が外部衝撃によって破損すること起因して、蛍光効率が低減されることが抑制されることから、蛍光光源装置10は取扱が容易で高い信頼性を有するものとなる。
光透過性材料26が無機材料とされることにより、励起光Lの熱、および励起光Lの照射によって発生した熱などの熱の影響によって励起光拡散層25が変形および変質することなどが防止または抑制される。そのため、波長変換部材21には長期間にわたって高い信頼性が得られる。
ここに、ゾルゲル材料としては、具体的に、珪素、チタン、ジルコニウム等のアルコキシドを含んでおり、熱処理することによって反応(加水分解および縮重合)が進むことによって無機材料が形成されるゾル状の材料などが挙げられる。
ここに、蛍光部材22を構成する単結晶または多結晶の蛍光体の屈折率が1.83であることから、光透過性材料26としては、例えば、屈折率が1.45〜2.0の低融点ガラス、および屈折率が1.46のゾルゲル材料の硬化物を用いることができる。
この拡散微小粒子27としては、励起光光源11からの励起光Lの波長、および必要に応じて蛍光部材22の内部で生じる蛍光の波長に応じて適宜のものが用いられるが、無機化合物よりなるものであることが好ましい。
拡散微小粒子27が無機化合物よりなるものとされることにより、励起光Lの熱、および励起光Lの照射によって発生した熱などの熱の影響によって拡散微小粒子27が変形および変質することなどが防止または抑制される。そのため、波長変換部材21には長期間にわたって高い信頼性が得られる。
励起光拡散層25を構成する拡散微小粒子27は、1種類の材質の粒子よりなるものであってもよく、また異なる材質の粒子を組み合わせたものであってもよい。
拡散微小粒子27の平均粒径が数百nm〜数μmとされることにより、ミー散乱を生じさせることができるため、励起光拡散層25に入射された励起光Lを容易に全方方向に拡散させることができる。
拡散微小粒子27の平均粒径が数nm〜数十μmとされることにより、励起光光源11として半導体レーザを用いた場合において、励起光Lとしてのレーザ光を十分に拡散させることができる。
拡散微小粒子27の含有割合が数体積%〜40体積%とされることにより、励起光拡散層25において拡散微小粒子27を均一に分散した状態とすることができ、よって当該励起光拡散層25に入射された励起光を、十分に拡散させた状態で蛍光部材22に入射あるいは波長変換部材21から外部に出射させることができる。
また、光透過性材料26がゾルゲル材料の硬化物である場合には、例えばゾルゲル材料と拡散微小粒子27とを混合し、得られた混合物によって蛍光部材22の表面に混合物層を形成し、その混合物層を、例えば300〜500℃程度の温度で加熱することによって形成することができる。
また、蛍光部材22が、励起光受光面に凸部24が周期的に配列されてなる周期構造23を有するものであることから、当該蛍光部材22内に励起光(拡散光L1)を十分に取り込むことができると共に、蛍光部材22の内部で生じた蛍光体から放射される蛍光を高い効率で波長変換部材21から外部に取り出すことができる。
更に、蛍光部材22が、裏面に反射機能を有するものとされているため、波長変換部材21の内部において生成された蛍光、および波長変換部材21に入射されて蛍光体に吸収されることのなかった励起光を極めて高い効率で利用することができる。従って、より高い発光効率が得られる。
従って、蛍光光源装置10によれば、波長変換部材21の内部において高い効率で蛍光を生成させ、しかも生成された蛍光を高い効率で外部に出射することができることから、大きな蛍光光量が得られる。また、蛍光と共に波長変換部材21から外部に出射される励起光を、色むらが発生するという弊害を伴うことなく利用することができることから、蛍光光源装置から出射される光の光量が大きくなる。そのため、高い発光効率が得られると共に、色むらの発生がなくて高い均一性を有する光を得ることができる。
この蛍光光源装置は、波長変換部材41が、蛍光部材22の励起光受光面に励起光拡散層25が部分的に配置されたものであること以外は、図1の蛍光光源装置と同様の構成を有するものである。
この波長変換部材41において、蛍光部材22の裏面には光反射膜(図示省略)が設けられている。また、蛍光部材22および励起光拡散層25の構成は、励起光拡散層25が部分的に配置されていること以外は、図1に係る波長変換部材21と基本的に同様である。
具体的には、蛍光部材22の厚みは、0.13mm以上であることが好ましい。
蛍光部材22の厚みが0.13mm以上であることにより、波長変換部材41の裏面において反射されて再度表面にまで到達する励起光の強度が小さくなる。そのため、励起光拡散層25を部分的に配置することによって、波長変換部材41から外部に出射される光L2において、蛍光強度と励起光強度との比率を簡単に調整することができる。
具体的に、励起光拡散層25は、蛍光部材22の表面における励起光光源からの励起光Lが照射される領域に、励起光拡散層25が配置された部分(以下、「励起光拡散層部分」ともいう。)と、励起光拡散層25が配置されてない部分(以下、「非励起光拡散層部分」ともいう。)とが存在するように部分配置されることが好ましい。このように励起光Lが照射される領域に励起光拡散層部分と非励起光拡散層部分とを存在させることによれば、波長変換部材41から外部に出射される光L2を、蛍光強度と励起光強度の比率が調整された所期の特性を有するものとすることができる。
具体的には、拡散微小粒子27の含有割合は、光透過性材料と拡散微小粒子との合計100体積%に対して5〜70体積%であることが好ましい。
拡散微小粒子27の含有割合が5〜70体積%であることにより、励起光拡散層25を容易に形成することができる。その理由は、励起光拡散層25の製造過程において、励起光拡散層25を形成するための拡散微小粒子27を含有する混合物が高い均一性を有するものでなくても、得られる励起光拡散層25においては蛍光部材22の表面上の面方向全域に光拡散粒子27が存在した状態となるためである。具体的には、励起光拡散層25の製造過程においては、低融点ガラス粒子と拡散微小粒子27との混合物に高い均一性が得られなくてもよく、またゾルゲル材料と拡散微小粒子27との混合物において、当該拡散微小粒子27の沈降に起因して高い均一性が得られなくてもよい。
また、蛍光部材22が、励起光受光面に凸部24が周期的に配列されてなる周期構造23を有するものであることから、非励起光拡散層部分および励起光拡散層部分に照射された励起光を、高い効率で蛍光部材22に入射させることができる。それと共に、蛍光部材22の内部で生じる蛍光を高い効率で波長変換部材41から外部に取り出すことができる。
更に、蛍光部材22が、裏面に反射機能を有するものとされているため、波長変換部材41の内部において生成された蛍光、および波長変換部材41に入射されて蛍光体に吸収されることのなかった励起光を極めて高い効率で利用することができる。従って、より高い発光効率が得られる。
従って、図3に係る蛍光光源装置によれば、波長変換部材41の内部において高い効率で蛍光を生成させ、しかも生成された蛍光を高い効率で外部に出射することができることから、大きな蛍光光量が得られる。また、蛍光と共に波長変換部材41から外部に出射される励起光を、色むらが発生するという弊害を伴うことなく利用することができることから、蛍光光源装置から出射される光の光量が大きくなる。そのため、高い発光効率が得られると共に、色むらの発生がなくて高い均一性を有する光を得ることができる。
例えば、波長変換部材は、蛍光部材における周期構造が形成された励起光受光面に励起光拡散層が形成されていればよく、波長変換部材の裏面、すなわち蛍光部材の裏面から蛍光を含む光が出射される構成のものであってもよい。
例えば、図1に係る蛍光光源装置10では、1つのレーザ光源(例えば、レーザダイオード)の光を用いているが、レーザ光源が複数あり、波長変換部材の前に集光レンズを配置して、集光光を波長変換部材に照射する形態であってもよい。また、励起光はレーザ光源の光に限るものではなく、波長変換部材を励起できるものであれば、LEDの光を集光したものでもよく、更には、水銀、キセノン等が封入されたランプからの光であってもよい。尚、ランプやLEDのように放射波長に幅を持つ光源を利用した場合、励起光の波長はランプ等から放射される主たる放射波長の領域である。ただし、本発明においては、これに限定されるものではない。
図1および図2に示す構成に基づいて、蛍光部材(22)における周期構造(23)を有する表面全面に励起光拡散層(25)が形成されてなる波長変換部材(21)(以下、「波長変換部材(1)」ともいう。)を作製した。
作製した波長変換部材(1)において、蛍光部材(22)は、Y3 Al5 O12:Ce(YAG:Ce,屈折率=1.83,励起波長=445nm,蛍光波長=545nm)よりなり、寸法が5mm(縦)×5mm(横)×0.13mm(厚み)のものである。また、周期構造(23)においては、凸部(24)は円錐状の形状を有しており、また周期(d)は、蛍光部材(22)を構成する蛍光体から放射される蛍光の回折が発生する範囲の大きさであり、アスペクト比は0.5である。
また、励起光拡散層(25)は、低融点ガラスよりなる光透過性材料(26)中に、TiO2 よりなり、平均粒径0.7μmの拡散微小粒子(27)が、光透過性材料(26)と拡散微小粒子(27)との合計100体積%に対して40体積%の含有割合で含有されてなるものである。また、厚みは30μmである。
ここに、光透過性材料(26)は、励起光および蛍光を透過するものであり、また拡散微小粒子(27)は、励起光を拡散するものである。
蛍光効率(%)=蛍光強度(W)/励起光吸収強度(W)
11 励起光光源
15 コリメータレンズ
20 蛍光発光部材
21 波長変換部材
22 蛍光部材
23 周期構造
24 凸部
25 励起光拡散層
26 光透過性材料
27 微小粒子(拡散微小粒子)
31 基板
33 光反射膜
41 波長変換部材
51 蛍光部材
52 基板
53 硫酸バリウム層
55 放熱部材
55a 放熱用フィン
Claims (4)
- 励起光によって励起される蛍光体による波長変換部材を備えてなる蛍光光源装置であって、
前記波長変換部材は、励起光受光面に凸部が周期的に配列されてなる周期構造を有する、蛍光体が含有されてなる蛍光部材と、当該蛍光部材の励起光受光面に、前記周期構造を構成する凸部を埋設する状態に形成された励起光拡散層とを備えてなることを特徴とする蛍光光源装置。 - 前記励起光拡散層は、励起光および蛍光を透過する光透過性材料中に、少なくとも励起光を拡散する微小粒子が分散されてなるものであることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。
- 前記励起光拡散層が前記蛍光部材の励起光受光面に部分的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。
- 前記蛍光部材が、単結晶若しくは多結晶の蛍光体よりなるもの、または、単結晶若しくは多結晶の蛍光体とセラミックバインダーとの混合物の焼結体よりなるものであり、
前記光透過性材料が低融点ガラスまたはゾルゲル材料の硬化物であることを特徴とする請求項2に記載の蛍光光源装置。
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