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JP6194015B2 - センサ装置 - Google Patents

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JP6194015B2 JP2015550598A JP2015550598A JP6194015B2 JP 6194015 B2 JP6194015 B2 JP 6194015B2 JP 2015550598 A JP2015550598 A JP 2015550598A JP 2015550598 A JP2015550598 A JP 2015550598A JP 6194015 B2 JP6194015 B2 JP 6194015B2
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Description

本発明は、検体液の性質あるいは検体液に含まれる成分を測定することができるセンサ装置に関するものである。
弾性表面波素子などの検出素子を用いて、検体液の性質あるいは成分を測定するセンサ装置が知られている(例えば、特許文献1乃至3参照。)。
例えば、弾性表面波素子を用いたセンサ装置は、圧電基板上に検体液の試料に含まれる成分に反応する検出部を設け、この検出部を伝搬した弾性表面波の変化を測定することによって検体液の性質あるいは成分を検出するものである。弾性表面波素子などを用いた測定方法は、他の測定方法(例えば、酵素法など)に比べて、複数の検査項目の同時検出を行ない易いという利点がある。
しかしながら、弾性表面波素子などの検出素子を用いた従来のセンサ装置は、いずれもそれ自体に液体を吸引するような機構を備えていない。そのため、検体液を検出部に流すためには、まずマイクロピペットなどの器具を使用して検体液を吸引し、吸引した検体液を検出部に流し込むという作業が必要となり、測定のための作業が煩雑となる。また、別途器具が必要となるため、測定装置全体として大掛かりなものとなる。
一方、弾性表面波素子などの検出素子を用いた検出方法とは異なる検出方法として、測定用電極に酵素などを含有する試薬を塗布しておき、その部分に検体液に含まれる検出対象を反応させることによって測定用電極の電流変化を読み取るようにしたセンサ装置が知られている(特許文献4参照。)。
特許文献4には、毛細管現象を利用することによってセンサ装置自体が検体液の吸引を行なえるようにした技術が開示されている。この技術は、細長い検体液の供給路を測定用電極の試薬が塗布されている部分まで導出し、毛細管現象によって試薬が塗布されている部分まで検体液を吸引するというものである。
なお、特許文献4のような測定用電極に酵素などを含有する試薬を塗布することによって検体液の測定を行なう方法は、測定可能な検査項目に制限があり、複数項目の検査を行ないたい場合には不便である。
ところで、特許文献4に開示されたセンサ装置は、測定部分の構造が電極に試薬を塗布するものとなっているため、測定部分の厚みは電極の厚み分のみであり非常に薄い。それゆえ、細長い検体液の供給路を、途中で遮られることなく測定部分まで配置することができる。
一方、弾性表面波素子などの検出素子を用いたセンサ装置は、検出素子が圧電基板などを用いて形成されることから、検出素子が所定の厚みを有している。そのため、特許文献4の技術を適用したとしても、検体液の供給路が検出素子によって遮られてしまい、検体液を検出部まで流すことが困難となる。
特開平5−240762号公報 特開2006−184011号公報 特開2010−239477号公報 特開2005−249491号公報
検出部に厚みのある弾性表面波素子などの検出素子を用いた場合であっても、その検出部に検体液を適切に供給できる吸引機構を備えたセンサ装置が求められていた。
本発明の実施形態に係るセンサ装置は、検体液が流入する流入部と、第1カバー部材と、前記第1カバー部材の上面に位置している素子基板および前記素子基板の上面に位置しており且つ検体液に含まれる検出対象の検出を行なう検出部を有する検出素子と、前記第1カバー部材の前記上面に位置しており且つ前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第1上流部を有する中間カバー部材と、前記検出素子を覆うとともに前記第1カバー部材および前記中間カバー部材の少なくとも一方と接合しており、前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第2上流部を有する第2カバー部材と、前記中間カバー部材と前記第2カバー部材とで囲まれており、前記流入部に連続し且つ少なくとも前記検出部まで延びている流路と、を備え、前記第2カバー部材の前記第2上流部の下面の前記検体液に対する接触角θ2aは、前記検出素子の上面の前記検体液に対する接触角θ3よりも小さく、前記接触角θ2aは、前記中間カバー部材の前記第1上流部の上面の前記検体液に対する接触角θ1aよりも小さい。
本発明の実施形態に係るセンサ装置は、検体液が流入する流入部と、第1カバー部材と、前記第1カバー部材の上面に位置している素子基板および前記素子基板の上面に位置しており且つ検体液に含まれる検出対象の検出を行なう検出部を有する検出素子と、前記第1カバー部材の前記上面に位置しており且つ前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第1上流部を有する中間カバー部材と、前記検出素子を覆うとともに前記第1カバー部材および前記中間カバー部材の少なくとも一方と接合しており、前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第2上流部を有する第2カバー部材と、前記中間カバー部材と前記第2カバー部材とで囲まれており、前記流入部に連続し且つ少なくとも前記検出部まで延びている流路とを備え、前記中間カバー部材の前記第1上流部の上面の前記検体液に対する接触角θ1aは、前記検出素子の上面の前記検体液に対する接触角θ3よりも小さく、前記第2カバー部材の前記第2上流部の下面の前記検体液に対する接触角θ2aは、前記接触角θ1aよりも小さい。
このようなセンサ装置によれば、第1カバー部材の上面に、検出素子と流路の少なくとも一部を構成する中間カバー部材とを併設したことから、厚みのある検出素子を用いた場合でも流入部から検出部に至る検体液の流路を確保することができ、毛細管現象などによって流入部から吸引された検体液を検出部まで効率的に流すことができる。すなわち、厚みを有する検出素子を用いつつ、それ自体に検体液の吸引機構を備えており、簡便な測定作業が可能となる。また、検体液の流路において、検出素子よりも上流側に位置している部材表面の検体液に対する接触角θ1a、θ2aは、検出素子の表面の検体液に対する接触角θ3よりも小さく、接触角θ2aが、接触角θ1aよりも小さいことから、流入部から流入した検体液は、上流側に位置する部材表面をスムーズに流れることによって検出素子(検出部)に効果的に到達することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るセンサ装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図、(c)は幅方向の断面図である。 図1のセンサ装置の一部を拡大して示す断面図である。 図1のセンサ装置の検出素子を示す平面図である。 図1のセンサ装置の分解平面図である。 図1のセンサ装置の製造工程を示す平面図である。 図1のセンサ装置の変形例を示す平面図であり、(a)および(b)は図5(d)に対応する図であり、(c)は図1(a)に対応する図である。 図1のセンサ装置の変形例を示す平面図であり、(a)〜(e)はそれぞれ図5(a)〜(e)に対応する図である。 図1のセンサ装置の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図、(c)は幅方向の断面図である。 図8のセンサ装置の製造工程を示す平面図である。 図1のセンサ装置の変形例を示す図であり、特に製造工程を示す図である。 図1のセンサ装置の変形例を示す平面図であり、図5(d)に対応する図である。 本発明の第2の実施形態に係るセンサ装置を示す図であり、図2(a)に対応する図である。 図12のセンサ装置の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図である。 図12のセンサ装置の変形例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図である。 図12のセンサ装置の変形例を示す図であり、長さ方向の断面図である。
以下、本発明に係るセンサ装置の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する各図面において同じ構成部材には同じ符号を付すものとする。また、各部材の大きさや部材同士の間の距離などは模式的に図示しており、現実のものとは異なる場合がある。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係るセンサ装置100について、図1乃至図5を用いて説明する。
本実施形態に係るセンサ装置100は、図1に示すように、主に第1カバー部材1、中間カバー部材1A、第2カバー部材2および検出素子3を備える。
具体的には、センサ装置100は、図1(b)に示すように、検体液が流入する流入部14と、流入部14と連続しており且つ中間カバー部材1Aと第2カバー部材2とで囲まれて少なくとも検出部13まで延びている流路15とを備えている。図1(c)は、図1(a)の断面図を示すものであり、上から順に、a−a断面、b−b断面、c−c断面を示す。流入部14は、図1(b)に示すように、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2の側面に位置している。なお、流入部14は、図15(b)に示すように、第2カバー部材2を厚み方向に貫通するようにしてもよい。流入部14付近の内壁あるいは流入部14付近の外表面を、近接する流路15と比較して疎水性としてもよい。これにより、流入部14付近に存在する検体液を、流路15内に流入し易くすることが可能となる。
本実施形態に係るセンサ装置100では、第1カバー部材の上面に検出素子と流路の少なくとも一部を構成する中間カバー部材とを併設したことから、厚みのある検出素子を用いた場合でも流入部から検出部に至る検体液の流路を確保することができ、毛細管現象などによって流入部から吸引された検体液を検出部まで流すことができる。すなわち、厚みを有する検出素子を用いつつ、それ自体に検体液の吸引機構を備えた測定作業が簡便なセンサ装置を提供することができる。また、検体液の流路において、検出素子よりも上流側に位置している部材表面の検体液に対する接触角θ1a、θ2aは、検出素子の表面の検体液に対する接触角θ3よりも小さいことから、流入部から流入した検体液が上流側に位置する部材表面を通じて検出素子(検出部)に向かってスムーズに流すことが可能となる。
(第1カバー部材1)
第1カバー部材1は、図1(b)に示すように平板状である。厚みは、例えば0.1mm〜1.5mmである。第1カバー部材1の平面形状は概ね長方形状である。第1カバー部材1の長さ方向の長さは、例えば1cm〜8cmであり、幅方向の長さは、例えば1cm〜3cmである。第1カバー部材1の材料としては、例えば、紙、プラスチック、セルロイド、セラミックス、不織布、ガラスなどを用いることができる。必要な強度とコストとを兼ね備える観点からはプラスチックを用いることが好ましい。
また、第1カバー部材1の上面には、図1(a)に示すように、端子6および端子6から検出素子3の近傍まで引き回された配線7が形成されている。端子6は、中間カバー部材1Aの上面において、検出素子3に対して幅方向に両側に形成されている。センサ装置100を外部の測定器(図示せず)で測定する際に、端子6と外部の測定器とが電気的に接続される。また、端子6と検出素子3とは、配線7などを介して電気的に接続されている。そして、外部の測定器からの信号が端子6を介してセンサ装置100に入力されるとともに、センサ装置100からの信号が端子6を介して外部の測定器に出力されることとなる。
(中間カバー部材1A)
本実施形態において、図1(a)に示すように、中間カバー部材1Aが、第1カバー部材1の上面に、検出素子3と並んで位置している。また、中間カバー部材1Aと検出素子3とは間隙を介して位置している。
中間カバー部材1Aは、平板状の板に凹部形成部位4を有する平板枠状であり、その厚みは、例えば0.1mm〜0.5mmである。
本実施形態において、凹部形成部位4は、図1(a)に示すように、第1上流部1Aaおよび第1下流部1Abを分断する部位である。凹部形成部位4が設けられた中間カバー部材1Aを、平板状の第1カバー部材1と接合することによって、第1カバー部材1および中間カバー部材1Aによって素子収容凹部5が形成されることとなる。すなわち、凹部形成部位4の内側に位置する第1カバー部材1の上面が素子収容凹部5の底面となり、凹部形成部位4の内壁が素子収容凹部5の内壁となる。
中間カバー部材1Aの材料としては、例えば、樹脂(プラスチックを含む)、紙、不織布、ガラスを用いることができ、より具体的には、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂材料を用いることが好ましい。なお、第1カバー部材1の材料と中間カバー部材1Aの材料とを異なるようにしてもよい。
また、本実施形態において、中間カバー部材1Aは、第1上流部1Aaと第1下流部1Abとを有しており、図1(a)に示すように、上面視において、検出素子3は、第1上流部1Aaと第1下流部1Abとの間に位置している。これによれば、流路15のうち第1上流部1Aaを通って検出素子3上を流れる検体液は、測定に必要な量を超える量が第1下流部1Ab側に流れていくことから、検出素子3に適切な量の検体液を供給することが可能となる。
なお、中間カバー部材1Aの厚みは、検出素子3の厚みよりも大きいことが好ましい。
(第2カバー部材2)
第2カバー部材2は、図1(b)に示すように、検出素子3の少なくとも一部を覆うとともに中間カバー部材1Aに接合されている。第2カバー部材2の材料としては、例えば、樹脂(プラスチックを含む)、紙、不織布、ガラスを用いることができ、より具体的には、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂材料を用いることが好ましい。なお、第1カバー部材1の材料と第2カバー部材2の材料とを同一としてもよい。これによって、互いの熱膨張係数の差に起因する変形を抑制することが可能となる。なお、第2カバー部材2は、中間カバー部材1Aにのみ接合される構成、あるいは第1カバー部材1および中間カバー部材1Aの双方に接合される構成にしてもよい。
ここで、第2カバー部材2は、第3基板2aと第4基板2bとを有する。
第3基板2aは、中間カバー部材1Aの上面に貼り合わされている。第3基板2aは平板状であり、その厚みは、例えば0.1mm〜0.5mmである。第4基板2bは、第3基板2aの上面に貼り合わされている。第4基板2bは平板状であり、その厚みは、例えば0.1mm〜0.5mmである。そして、第4基板2bが第3基板2aと接合されることによって、図1(b)に示すように、第2カバー部材2の下面に流路15が形成されることとなる。流路15は、流入部14から少なくとも検出部13の直上領域まで延びており、断面形状は、例えば矩形状である。なお、第3基板2aと第4基板2bとは、同一材料としてもよく、両者が一体化されたものを用いてもよい。
本実施形態において、流路15の端部は、図1(b)に示すように、第3基板2aが存在せずに第4基板2bと中間カバー部材1Aとの隙間が排気孔18として機能する。排気孔18は、流路15内の空気などを外部に放出するためのものである。排気孔18の開口の形状は、円形または矩形など、流路15内の空気を抜くことができればどのような形状であってもよい。ただし、排気孔18の開口が大きすぎると、流路15内に存在する検体液が外気に触れる面積が大きくなり、検体液の水分が蒸発しやすくなる。そうすると、検体液の濃度変化が起こりやすくなり、測定精度の低下を招くこととなる。そのため、排気孔18の開口は、必要以上に大きくならないように設定することが好ましい。具体的には、円形の排気孔18の場合にはその直径を2mm以下となるようにし、矩形からなる排気孔18の場合にはその1辺が2mm以下となるようにしている。また、排気孔18付近の内壁あるいは排気孔18付近の外表面を、近接する流路15と比較して疎水性としてもよい。これにより、流路15内に満たされた検体液が排気孔18から外部に漏れ出ることが抑制される。
第1カバー部材1、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2は、すべて同じ材料によって形成することもできる。そのようにすれば、各部材の熱膨張係数をほぼ揃えることができるため、部材ごとの熱膨張係数の差に起因する変形が抑制される。また、検出部13には生体材料が塗布されることがあるが、その中には紫外線などの外部の光によって変質しやすいものもある。その場合は、第1カバー部材1、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2の材料として、遮光性を有する不透明なものを用いるとよい。一方、検出部13の外部の光による変質がほとんど起こらない場合は、流路15を構成する第2カバー部材2を透明に近い材料によって形成してもよい。この場合は、流路15内を流れる検体液の様子を視認することができるため、光による検出方式と組み合わせて用いることも可能となる。
(検出素子3)
検出素子3は、図1(b)に示すように、第1カバー部材1の上面に位置している素子基板10、および素子基板10の上面に位置しており且つ検体液に含まれる検出対象の検出を行なう少なくとも1つの検出部13を有する。検出素子3の詳細については、図2(b)および図3に示している。
なお、本実施形態においては、図3に示すように、素子基板10の上面に電極パターンを設けられており、必要に応じて、電極パターンを覆うように絶縁性部材28が設けられてもよい。なお、電極パターンとしては、検出素子3としてSAW素子を用いる場合にはIDT(InterDigital Transducer)電極が相当する。本実施形態において、素子基板10の上面には、後述する、第1IDT電極11、第2IDT電極12、第1引出し電極19および第2引出し電極20などが設けられている。本実施形態では、図2(b)に示すように、素子基板10の上面に、第2カバー部材2が、例えばIDT電極11、12上に固定されている。
(素子基板10)
素子基板10は、例えば、タンタル酸リチウム(LiTaO)単結晶,ニオブ酸リチウム(LiNbO)単結晶または水晶などの圧電性を有する単結晶の基板からなる。素子基板10の平面形状および各種寸法は適宜に設定されてよい。一例として、素子基板10の厚みは、0.3mm〜1mmである。
(IDT電極11、12)
図3に示すように、第1IDT電極11は、1対の櫛歯電極を有する。各櫛歯電極は、互いに対向する2本のバスバーおよび各バスバーから他のバスバー側へ延びる複数の電極指を有している。そして、1対の櫛歯電極は、複数の電極指が互いに噛み合うように配置されている。第2IDT電極12も、第1IDT電極11と同様に構成されている。第1IDT電極11および第2IDT電極12は、トランスバーサル型のIDT電極を構成している。
第1IDT電極11は、所定の弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)を発生させるためのものであり、第2IDT電極12は、第1IDT電極11で発生したSAWを受信するためのものである。第1IDT電極11で発生したSAWを第2IDT電極12が受信できるように、第1IDT電極11と第2IDT電極とは同一直線上に配置されている。第1IDT電極11および第2IDT電極12の電極指の本数、隣接する電極指同士の距離、ならびに電極指の交差幅などをパラメータとして周波数特性を設計することができる。IDT電極によって励振されるSAWとしては、種々の振動モードのものが存在するが、本実施形態に係る検出素子3においては、例えばSH波と呼ばれる横波の振動モードを利用している。
なお、第1IDT電極11および第2IDT電極12のSAWの伝搬方向(幅方向)における外側に、SAWの反射抑制のための弾性部材を設けてもよい。SAWの周波数は、例えば数メガヘルツ(MHz)から数ギガヘルツ(GHz)の範囲内において設定可能である。中でも、数百MHzから2GHzとすれば、実用的であり、かつ検出素子3の小型化ひいてはセンサ装置100の小型化を実現することができる。
(引出し電極19、20)
図3に示すように、第1引出し電極19は、第1IDT電極11と接続されており、第2引出し電極20は、第2IDT電極12と接続されている。第1引出し電極19は、第1IDT電極11から検出部13とは反対側に引き出され、第1引出し電極19の端部19eは第1カバー部材1に設けた配線7と電気的に接続されている。第2引出し電極20は、第2IDT電極12から検出部13とは反対側に引き出され、第2引出し電極20の端部20eは配線7と電気的に接続されている。
ここで、第1IDT電極11、第2IDT電極12、第1引出し電極19および第2引出し電極20は、例えば、アルミニウムあるいはアルミニウムと銅との合金などからなる。また、これらの電極は、多層構造としてもよい。多層構造とする場合は、例えば、1層目にチタンまたはクロムを含め、2層目にアルミニウムまたはアルミニウム合金を含めることができる。
(検出部13)
図3に示すように、検出部13は、第1IDT電極11と第2IDT電極12との間に設けられている。検出部13は、例えば、金属膜と、金属膜の表面に固定化された核酸やペプチドからなるアプタマーとからなる。金属膜は、例えばクロムおよびクロム上に成膜された金の2層構造とすることができる。検出部13は、検体液中の検出対象と反応を生じさせるためのものであり、具体的には、検体液が検出部13に接触すると、検体液中の特定の検出対象がその検出対象に対応するアプタマーと結合する。
ここで、幅方向に沿って配置された第1IDT電極、第2IDT電極および検出部13を1セットとすると、本実施形態に係るセンサ装置100には、図3に示すように、そのセットが2つ設けられている。これにより、一方の検出部13で反応する検出対象を、他方の検出部13で反応する検出対象と異なるように設定することによって、1つのセンサ装置で2種類の検出対象の検出を行なうことが可能となる。
(検出素子3を用いた検出対象の検出)
SAWを利用した検出素子3において検体液の検出を行なうには、まず、第1IDT電極11に、配線7や第1引出し電極19などを介して外部の測定器から所定の電圧を印加する。そうすると、第1IDT電極11の形成領域において素子基板10の表面が励振され、所定の周波数を有するSAWが発生する。発生したSAWは、その一部が検出部13に向かって伝搬し、検出部13を通過した後、第2IDT電極12に到達する。検出部13では、検出部13のアプタマーが検体液中の特定の検出対象と結合し、結合した分だけ検出部13の重さが変化するため、検出部13の下を通過するSAWの位相などの特性が変化する。このように特性が変化したSAWが第2IDT電極に到達すると、それに応じた電圧が第2IDT電極に生じる。この電圧が第2引出し電極20、配線7などを介して外部に出力され、それを外部の測定器で読み取ることによって、検体液の性質や成分を調べることができる。
ここで、検体液を検出部13に誘導するために、センサ装置100では毛細管現象を利用する。
具体的には、上述のように、流路15は、第2カバー部材2が中間カバー部材1Aに接合されることによって、第2カバー部材2の下面に細長い管状となる。そのため、検体液の種類、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2の材質などを考慮して、流路15の幅あるいは径などを所定の値に設定することによって、細長い管状の流路15に毛細管現象を生じさせることができる。流路15の幅は、例えば0.5mm〜3mmであり、深さは、例えば0.1mm〜0.5mmである。なお、流路15は、検出部13を超えて延びた部分である下流部(延長部)15bを有し、第2カバー部材2には延長部15bにつながった排気孔18が形成されている。そして、検体液が流路15内に入ってくると、流路15内に存在していた空気は排気孔18から外部へ放出される。
このような毛細管現象を生じる管を、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2を含むカバー部材によって形成すれば、流入部14に検体液を接触させることによって、検体液が流路15を流れてカバー部材の内部に吸い込まれていく。このように、センサ装置100は、それ自体が検体液の吸引機構を備えているため、ピペットなどの器具を使用することなく検体液の吸引を行なうことができる。
(流路15の親液性)
本実施形態に係るセンサ装置100においては、流路15の内面全体、あるいは内面の一部、例えば、流路15の底面および壁面などが親液性を有している。流路15の内面が親液性を有することによって毛細管現象が起こり易くなり、検体液が流入部14から吸引され易くなる。
流路15の内面のうち親液性を有する部分は、例えば、水との接触角が60°以下になるようにすればよい。接触角が60°以下であれば、より毛細管現象が起こり易くなり、検体液を流入部に接触させたときの検体液の流路15内への吸引がより確実なものとなる。以下、図2(a)を用いて詳細に説明する。図2(a)は図1(b)のセンサ装置100の一部を拡大して示す断面図である。
本実施形態において、第2カバー部材2の第2上流部2aの下面の検体液に対する接触角θ2a、あるいは中間カバー部材1Aの第1上流部1Aaの上面の検体液に対する接触角θ1aは、検出素子3の上面の検体液に対する接触角θ3よりも小さく設定されている。これによれば、検体液の流路において、検出素子よりも上流側に位置している部材表面の検体液に対する接触角θ1a、θ2aは、検出素子の表面の検体液に対する接触角θ3よりも小さいことから、流入部から毛細管現象で流入した検体液は上流側に位置する部材表面をスムーズに流れることによって、検出素子(検出部)に効果的に到達させることが可能となる。
また、第2カバー部材2における第2上流部2aの下面の検体液に対する接触角θ2aは、中間カバー部材1Aにおける第1上流部1Aaの上面の検体液に対する接触角θ1aと同一かあるいは小さく設定すればよい。このようにすれば、流路15を構成する第2カバー部材2の第2上流部2aの下面と中間カバー部材1Aの第1上流部1Aaの上面とによって、検体液を効率的に検出素子13側に誘導することができる。接触角θ2aを接触角θ1aよりも小さく設定すれば、中間カバー部材1Aのうち第1上流部1Aaの上面と検出素子13との間に間隙が存在する場合であっても、検出部13まで延びている第2カバー部材2における第2上流部2aの下面の表面を伝っていくことによって、検体液をより効率的に検出素子13側に誘導することができる。
また、中間カバー部材1Aにおいて、第1下流部1Abの上面の検体液に対する接触角θ1bは、接触角θ1aよりも大きく設定すればよい。このようにすれば、流路15において、検出素子3(検出部13)が存在する上流側において下流側よりも検体液をスムーズに流すことができる。また、検出素子3(検出部13)に到達した検体液のその後の流れを相対的に低下させることで、有限量の検体を比較的長い時間一定の速度で通過させることができ、ゆるやかに反応を進行させてばらつきの小さな測定が可能となる。また、検出素子3(検出部13)を通過した排液がセンサ装置の外に漏れ出ることを抑制することができる。
また、第2カバー部材2において、第2下流部2bの上面の検体液に対する接触角θ2bは、接触角θ2aよりも大きく設定すればよい。このようにすれば、流路15において、検出素子3が存在する上流側において下流側よりも検体液をスムーズに流すことができる。また、検出素子3(検出部13)に到達した検体液のその後の流れを相対的に低下させることで、有限量の検体を比較的長い時間一定の速度で通過させることができ、ゆるやかに反応を進行させてばらつきの小さな測定が可能となる。また、検出素子3(検出部13)を通過した排液が、センサ装置の外に漏れ出ることを抑制することができる。
また、検出素子3において、上流領域3aの検体液に対する接触角θ3aは、検出部3b(13)の検体液に対する接触角θ3bよりも小さく設定すればよい。このようにすれば、流路15において、検出素子3(検出部13)の上流側において検体液をスムーズに流すことができ、検出素子3(検出部13)へ効果的に誘導することができる。また、中間カバー部材1Aの第1上流部1Aaの上面と検出素子13との間に間隙が存在する場合であっても、検出部13まで延びている第2カバー部材2の第2上流部2aの下面によって、検体液をより効率的に検出素子13側に誘導することができる。また、下流領域3cの検体液に対する接触角θ3cは、検出部3b(13)の検体液に対する接触角θ3bよりも小さく設定すればよい。このようにすれば、検体液を検出部3b(13)よりも下流領域3c側へ誘導する力が相対的に強く働くため、検出部3b(13)において検出工程を終えた検体液が、検出部3b(13)上に滞留することを抑制することができる。また、検出素子3(検出部13)を通過した検体液の流れを相対的に低下させることができ、ゆるやかに反応を進行させてばらつきの小さな測定が可能となる。
そして、接触角θ3aは、接触角θ3cよりも小さく設定することが好ましい。このようにすれば、流路15において、検出素子3(検出部13)の上流領域3aにおいて検体液をスムーズに流すことができ、検出素子3(検出部13)へ効果的に誘導することができる。また、検出素子3(検出部13)を通過した検体液の流れを下流領域3cで低下させることができ、ゆるやかに反応を進行させてばらつきの小さな測定が可能となる。
ここで、上述のような各表面における検体液に対する接触角θは、次のような方法によって測定すればよい。
まず、接触角θを測定する対象表面の上に、検体液を滴下して水滴を形成する。ここで、検体液の代用として水を用い、水滴の容量は1μl〜4μlとする。室温は25〜30℃、湿度は40〜60%の範囲で測定する。
水滴を形成した後、1分以内に、物質表面と水平方向とから画像として水滴の形状を撮影する。
その後、水滴の形状を基に接線法を用いて接触角を算出する。ここで、水滴の端点(物質と水滴と空気との境界点)近辺を球の一部とみなして、円弧上の複数の点から球の中心を求め、水滴の端点における円の接線を求めることができる。そして、この接線と物質表面とのなす角を接触角とする。
なお、水滴の形成位置は、測定対象の表面が単一材料から成る場合は、一様な質量分布および厚み分布があると仮定した際に重心を含む領域とする。また、測定対象となる物質表面が複数材料から成る場合には、各材料において一様な質量分布および厚み分布があると仮定した際に重心を含む領域に水滴を形成する。この場合の物質表面に対する接触角は、各材料の面積比率を重みとして加重平均を計算した値とする。
なお、より正確に測定したい場合は、複数の領域を設定して測定した平均値を求めてもよい。
流路15の内面が親液性を有するようにするには、例えば、流路15の内面に親液化処理を施す方法、流路15の内面に親液性のフィルムを貼り付ける方法、および流路15を構成するカバー部材2を親液性の材料で形成する方法などを採用することができる。中でも、流路15の内面に親液化処理を施す方法および流路15の内面に親液性のフィルムを貼り付ける方法を用いれば、検体液が親液性の部分に沿って流路15内を流れていくため、検体液が意図しない場所へ流れることを抑制して、精度の高い測定をすることができるものとなる。また、これらの方法によれば、疎液性の材料からなるカバー部材を用いる場合においても、毛細管現象を起こすことができるため、カバー部材として使用することができる材料の選択肢が増えるという利点もある。
流路15の内面に親液化処理を施す方法としては、例えば、流路15の内面を酸素プラズマによってアッシングして表面の官能基を変化させた後、シランカップリング剤を塗布し、最後にポリエチレングリコールを塗布すればよい。その他にも、流路15の内面を、ホスホリルコリンを有する処理剤を用いて表面処理するという方法もある。
また、親液性のフィルムを貼り付ける方法において、親液性のフィルムとしては、親液化処理が施された市販のポリエステル系のフィルムあるいはポリエチレン系のフィルムなどを使用することができる。親液性のフィルムは、流路15の上面、側面または下面にのみ形成するようにしてもよく、これらを組み合わせてもよい。
(流路15と検出素子3との位置関係)
本実施形態において、検体液の流路15は深さが0.3mm程度であるのに対し、検出素子3は厚みが0.3mm程度であり、図1(b)に示すように、流路15の深さと検出素子3の厚さとがほぼ等しい。そのため、流路15上に検出素子3をそのまま置くと流路15が塞がれてしまう。そこで、センサ装置100においては、図1(b)および図2に示すように、検出素子3が実装される第1カバー部材1と第1カバー部材1上に接合される中間カバー部材1Aとによって素子収容凹部5を設けている。この素子収容凹部5の中に検出素子3を収容することによって、検体液の流路15が塞がれないようにしている。すなわち、素子収容凹部5の深さを検出素子3の厚みと同程度にし、その素子収容凹部5の中に検出素子3を実装することによって、流路15を確保することができる。
検体液の流路15を十分に確保する観点から、図1(b)および図2に示すように、素子収容凹部5の底面から素子基板10の上面までの高さを、素子収容凹部5の深さと同じかまたはそれよりも小さく(低く)しておくとよい。例えば、素子基板10の上面の素子収容凹部5の底面からの高さを素子収容凹部5の深さと同じにしておけば、流入部14から流路15の内部を見たときに、流路15の底面と検出部13とをほぼ同一高さとすることができる。
なお、素子収容凹部5の平面形状は、例えば素子基板10の平面形状と相似の形状としてもよく、この場合には素子収容凹部5は素子基板10よりも若干大きく設定すればよい。より具体的には、素子収容凹部5は、素子基板10を素子収容凹部5に実装したときに、素子基板10の側面と素子収容凹部5の内壁との間に200μm程度の隙間が形成されるような大きさである。
検出素子3は、例えばエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂またはシリコーン樹脂などを主成分とするダイボンド材によって、素子収容凹部5の底面に固定されている。
第1引出し電極19の端部19eと配線7とは、例えばAuなどからなる金属細線27によって電気的に接続されている。第2引出し電極20の端部20eと配線7との接続も同様である。なお、第1引出し電極19および第2引出し電極20と配線7との接続は、金属細線27によるものに限らず、例えばAgペーストなどの導電性接着材によるものでもよい。第1引出し電極19および第2引出し電極20と配線7との接続部分には空隙が設けられているため、第2カバー部材2を第1カバー部材1に貼り合わせた際に、金属細線27の破損が抑制される。第1引出し電極19、第2引出し電極20、金属細線27および配線7は、絶縁性部材28によって覆われている。第1引出し電極19、第2引出し電極20、金属細線27および配線7が絶縁性部材28で覆われていることによって、これらの電極などが腐食することを抑制することができる。
以上のように、本実施形態に係るセンサ装置100によれば、検出素子3を第1カバー部材1の素子収容凹部5に収容したことによって、流入部14から検出部13に至る検体液の流路15を確保することができ、毛細管現象などによって流入部から吸引された検体液を検出部13まで流すことができる。すなわち、厚みのある検出素子3を用いつつ、それ自体に吸引機構を備えたセンサ装置100を提供することができる。
次に、第1の実施形態に係るセンサ装置100の変形例について説明を行なう。
<変形例>
(変形例1)
図6は、図1のセンサ装置100の変形例に係るセンサ装置100a、100b、100cを示す平面図であり、(a)および(b)は図5(d)に対応する図であり、(c)は図1(a)に対応する図である。
本変形例に係るセンサ装置100a、100bは、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100とは異なり、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2の幅が検出素子3の幅よりも大きい。センサ装置100aは、図6(a)に示すように、検出素子3の下流において、第1カバー部材1の上に中間カバー部材1A(第2下流部1Ab)が設けられていない。それに対して、センサ装置100bは、図6(b)に示すように、検出素子3の下流において、第1カバー部材1の上に中間カバー部材1A(第2下流部1Ab)が設けられている。
次に、本変形例に係るセンサ装置100cは、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100と比較して、検出素子3に対する端子6の配置が異なる。
具体的には、センサ装置100では、図1に示すように、端子6は、検出素子3のうち流入部14側の端部よりも排気孔18側に配置されている。これに対して、本変形例のセンサ装置100cでは、図6(c)に示すように、端子6のうち少なくとも一部は、検出素子3のうち流入部14側の端部よりも流入部14側に配置されている。
また、流路15の長手方向を基準にして検出素子3の一方側に配列している4つの端子6において、外側の2つの端子6に接続される配線7の長さが互いに略同一であり、また、内側の2つの端子6に接続される配線7の長さが互いに略同一である。これによれば、検出素子3で得られる信号が配線7の長さによってばらつくことを抑制することが可能となる。この場合において、例えば、第1IDT電極11に、配線7や第1引出し電極19などを介して外部の測定器から所定の電圧を印加する際に、一方の略同一の長さの配線7をグランドとして、他方の略同一の長さの配線7との間で電位差が発生するように接続される構成とすれば、上記の信号のばらつきを抑制することが可能となり、検出の信頼性を向上させることが可能となる。
(変形例2)
図7は、図1のセンサ装置100の変形例に係るセンサ装置100dを示す平面図であり、図5に対応する図である。
本変形例に係るセンサ装置100dは、上述の変形例に係るセンサ装置100cと同様に、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100と比較して、検出素子3に対する端子6の配置が異なる。そのため、上述の変形例に係るセンサ装置100cと同様の効果を奏することができる。
また、本変形例に係るセンサ装置100dは、上述の変形例に係るセンサ装置100a、100bと同様に、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100とは異なり、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2の幅が検出素子3の幅よりも大きい。これにより、検体液が検出素子3の表面全体を効果的に覆うように流すことが可能となる。
また、流路15の長手方向を基準にして検出素子3の一方側に配列している4つの端子6において、外側の2つの端子6に接続される配線7の長さが互いに略同一であり、また、内側の2つの端子6に接続される配線7の長さが互いに略同一であることで、検体液が素子収容凹部5内で表面に露出している配線7と接する面積について、4つの配線の間で差が小さくなることによって、上記の信号のばらつきを抑制することが可能となる。
そして、上述の変形例に係るセンサ装置100aと同様に、図7(d)に示すように、検出素子3の下流において、第1カバー部材1の上に中間カバー部材1Aのうち第2下流部1Ab)が設けられていない。これにより、中間カバー部材1Aのうち第2上流部1Aa)よりも下流側における気泡の発生を抑制あるいは低減することが可能となる。その結果、検体液を気泡を含むことなく検出素子3上に液体状で到達させることが可能となり、検出の感度あるいは精度を向上させることが可能となる。
(変形例3)
図8は、図1のセンサ装置100の変形例に係るセンサ装置101を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図、(c)は幅方向の断面図である。
本変形例に係るセンサ装置101は、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100とは異なり、第1IDT電極11および第2IDT電極12は絶縁性部材28によって覆われている。
絶縁性部材28は、第1IDT電極11および第2IDT電極12の酸化防止などに寄与するものである。絶縁性部材28は、例えば酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、窒化珪素またはシリコンによって形成されている。絶縁性部材28の厚さは、例えば10nm〜2μmである。絶縁性部材28は、第1引出し電極19の端部19eおよび第2引出し電極20の端部20eを露出するようにして、素子基板10の上面全体に亘って形成されてよい。
また、本変形例に係るセンサ装置101は、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100とは異なり、検出素子3と中間カバー部材1Aとの間隙に充填部材9が設けられている。
充填部材9は、中間カバー部材1Aおよび素子基板10とは異なる材料を含むようにすることができ、例えばPDMSなどの樹脂材料を用いることができる。なお、充填部材9は、検出素子3と中間カバー部材1Aとの間隙の全ての領域に設けられる必要はなく、例えば流路15に対応する部位のみに設けるようにしてもよい。検出素子3と中間カバー部材1Aとの間隙に充填部材9が位置していることから、間隙による毛細管現象の阻害を抑制することができ、検体液をよりスムーズに検出素子3に向けて吸引することが可能となる。
図9は、図8のセンサ装置101の製造工程を示す平面図である。
まず、図9(a)に示すように、端子6および配線7が形成された第1カバー部材1を用意する。
次に、図9(b)に示すように、第1カバー部材1の上に、中間カバー部材1Aを積層する。ここで、中間カバー部材1Aは、第1上流部1Aaと第1下流部1Abとからなる。
次に、図9(c)に示すように、中間カバー部材1Aの第1上流部1Aaと第1下流部1Abとの間に、検出素子3を金属細線27を用いて実装する。ここで、第1カバー部材1の上に中間カバー部材1Aおよび検出素子3を載置する工程は、いずれを先に実行してもよい。
次に、図9(d)に示すように、検出素子3と中間カバー部材1Aとの間の間隙に充填部材9を配置する。
次に、図9(e)に示すように、中間カバー部材1Aの上に、第2カバー部材2の第3基板2aを積層する。
そして、図9(a)に示すように、第3基板2aの上に第4基板2bを積層することによって、本実施形態に係るセンサ装置101が製造される。
(変形例4)
図10は、図1のセンサ装置100の変形例に係るセンサ装置101aを示す図であり、特に製造工程を示す図である。
本変形例に係るセンサ装置101aは、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100とは異なり、上面視において、検出素子3が中間カバー部材1Aで全周を囲まれている。そして、充填部材9は、図10(d)および図10(e)に示すように、検出素子3の外周を囲うように、検出素子3と中間カバー部材1Aとの間隙に位置している。これによれば、流路15において検出素子3とその周囲との段差あるいは隙間を低減することができることから、検体液をスムーズに検出素子3上に流すことが可能となる。また、充填部材9は、検出素子3と端子6との領域において、配線7の一部および検出素子3と配線7とを接続する導線27を覆うことができることから、これらと検体液との接触による検出感度の低下を抑制することが可能となる。
なお、本変形例では、図10(b)に示すように中間カバー部材1Aと検出素子3とを形成した上で、図10(c)に示すように検出素子3と配線7とを導線27によって接続している。これに代えて、検出素子3を形成し、検出素子3と配線7とを導線27によって接続した後で、中間カバー部材1Aを形成するようにしてもよい。
(変形例5)
図11は、図1のセンサ装置100の変形例に係るセンサ装置101b、101cを示す平面図であり、図5(d)に対応する図である。
本変形例に係るセンサ装置101b、101cは、上述の第1の実施形態に係るセンサ装置100とは異なり、充填部材9は、図11(a)および図11(b)に示すように、検出素子3と中間カバー部材1Aとの間隙のうち、流路15の長手方向に沿うように位置している。これによれば、検出素子3とその両側との段差を低くあるいは隙間を狭くすることができることから、検出素子3に対して側方からも検体液をスムーズに流すことが可能となる。また、充填部材9は、検出素子3と端子6との領域において、配線7の一部および検出素子3と配線7とを接続する導線27を覆うことができることから、これらと検体液との接触による検出感度の低下を抑制することが可能となる。
また、図11(b)に示すように、充填部材9を検出素子3と中間カバー部材1Aとの間隙のみならず、検出素子3と配線7とを接続するための導線27のうち検出素子3(素子基板10)の上面に位置している部分をも覆うことができる。これによれば、導線27と検体液との接触による検出感度の低下をさらに抑制することが可能となる。
以上、第1の実施形態に係るセンサ装置100およびその変形例に係るセンサ装置において、後述する各実施形態に係るセンサ装置における構成を、そのまま適用する、あるいは上記構成に適した形で適用することができる。
<第2の実施形態>
図12は、本発明の第2の実施形態に係るセンサ装置200を示す図であり、図2(a)に対応する図である。
本実施形態のセンサ装置200では、中間カバー部材1Aのうち第1下流部1Abの上面であって流路15の終端部に、検体液を所定の速度で吸収する吸液材30が設けられている。これによれば、余分な検体液を吸収することによって、検出部13上を流れる検体液の量を一定化して、安定性の高い測定を行なうことができる。吸液材30としては、スポンジなど液体を吸収することができる多孔質状の材料を用いることができ、例えばニトロセルロースを用いることが好ましい。
本実施形態のセンサ装置200においても、上述した第1の実施形態に係るセンサ装置100と同様に、第1カバー部材1の上面に検出素子3と流路の少なくとも一部を構成する中間カバー部材1Aとを併設したことから、厚みのある検出素子3を用いた場合でも流入部から検出部に至る検体液の流路を確保することができ、毛細管現象などによって流入部から吸引された検体液を検出部まで流すことができる。すなわち、厚みを有する検出素子3を用いつつ、それ自体に検体液の吸引機構を備えた測定作業が簡便なセンサ装置200を提供することができる。また、検体液の流路において、検出素子3よりも上流側に位置している部材表面の検体液に対する接触角θ1a、θ2aは、検出素子3の表面の検体液に対する接触角θ3よりも小さいことから、流入部から流入した検体液を上流側に位置する部材表面を通じて検出素子3(検出部13)に向かってスムーズに流すことが可能となる。
また、本実施形態において、中間カバー部材1Aの第1下流部1Abの上面の検体液に対する接触角θ1bは、接触角θ3よりも大きく設定してもよい。このようにすれば、検出素子3(検出部13)を通過した検体液が、吸液材30によって吸収されるスピードを調整でき、その結果として検出素子3(検出部13)における検体液を所定量に制御することによって、検出の安定性を向上させることが可能となる。
次に、第2の実施形態に係るセンサ装置200の変形例について説明を行なう。
<変形例>
(変形例6)
図13は、図12のセンサ装置200の変形例に係るセンサ装置201を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図である。
本変形例に係るセンサ装置201は、上述の第1実施形態に係るセンサ装置100における中間カバー部材1Aの第1下流部1Abに代えて、第1カバー部材1の上面であって検出素子3に対して中間カバー部材1Aとは反対側に位置している吸液材30を有している。本変形例においても、余分な検体液を吸収することによって、検出部13上を流れる検体液の量を一定化して、安定性の高い測定を行なうことができる。
なお、本変形例において、吸液材30は、流路15の終端部との間に少し隙間を設けて位置させている。これによれば、この隙間が排気孔18として機能することによって、毛細管現象を効果的に発揮させることができる。
(変形例7)
図14は、図12のセンサ装置200の変形例に係るセンサ装置202を示す図であり、(a)は平面図、(b)は長さ方向の断面図である。
本変形例に係るセンサ装置202は、図13に示すセンサ装置201とは異なり、吸液材30は、図14に示すように、第1カバー部材1の上面であって検出素子3に対して中間カバー部材1Aとは反対側に、検出素子3とは間隙を介して配置している。これによれば、流路15を流れる検体液は、検出素子3の上面を通過した後、吸液材30によって吸収されることから、検出素子3の上面において検出への寄与を終えた検体液を吸収することが可能となる。
(変形例8)
図15は、図12のセンサ装置200の変形例に係るセンサ装置203、204の長さ方向を示す断面図である。
本変形例に係るセンサ装置203は、図13に示すセンサ装置201とは異なり、吸液材30は、図15(a)に示すように、第1カバー部材1の上面および第2カバー部材2の下面の両方、すなわち流路15の上下面と接触している。これによれば、上述のように、余分な検体液を吸収することによって、検出部13上を流れる検体液の量を一定化して、安定性の高い測定を行なうことができる。
また、本変形例においては、吸液材30の気孔率を調整することによって、多孔質の吸液材30を排気孔18として機能させることができる。その場合において、吸液材30は、上述のように流路15の上下面と接触するだけでなく、流路15の側壁とも接触することによって、流路15を塞ぐように設けることができる。
次に、他の変形例に係るセンサ装置204は、図13に示すセンサ装置201とは異なり、図15(b)に示すように、吸液材30は、第1カバー部材1の上面にのみ接触している。これによれば、吸液材30は、流路15を流れる検体液との接触などに起因して検体液を吸い寄せる作用を発揮することによって、検体液を進行方向の前方に位置している検出素子3の上面に効果的に誘導することが可能となる。
センサ装置204では、第1の実施形態に係るセンサ装置100と異なり、第4基板2bには、第4基板2bを厚み方向に貫く排気孔18が形成されている。排気孔18は、流路15の端部と繋がる位置に形成されている。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
上述した実施形態においては、検出部13が金属膜と金属膜の表面に固定化されたアプタマーとからなるものについて説明したが、例えば、検体液中の検出対象が金属膜と反応する場合には、アプタマーを使用せずに金属膜だけで検出部13を構成してもよい。さらに、金属膜を用いずに、圧電基板である素子基板10の表面における第1IDT電極11と第2IDT電極12との間の領域を検出部13としてもよい。この場合は、素子基板10の表面に検体液を直接付着させることにより、検体液の粘性などの物理的性質を検出することができる。より具体的には、検出部13上の検体液の粘性などが変化することによるSAWの位相変化を計測する。また、金属膜に代えて、導電性を有さない膜の表面にアプタマーを固定化してもよい。
また、上述した実施形態においては、検出素子3が弾性表面波素子からなるものについて説明したが、検出素子3はこれに限らず、例えば、表面プラズモン共鳴が起こるように光導波路などを形成した検出素子3を用いてもよい。この場合は、例えば検出部における光の屈折率の変化などを計測する。その他、水晶などの圧電基板に振動子を形成した検出素子3を用いることもできる。この場合は、例えば振動子の発振周波数の変化を計測する。
また、検出素子3として、1つの基板上に複数種類のデバイスを混在させても構わない。例えば、SAW素子の隣に酵素電極法の酵素電極を設けてもよい。この場合は、抗体やアプタマーを用いた免疫法に加えて酵素法での測定も可能となり、一度に検査できる項目を増やすことができる。
また、上述した実施形態においては、検出素子3が1個設けられている例について説明したが、検出素子3を複数個設けてもよい。この場合は、検出素子3ごとに素子収容凹部5を設けてもよいし、全ての検出素子3を収容できるような長さあるいは幅を有する素子収容凹部5を形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、第1カバー部材1、中間カバー部材1Aおよび第2カバー部材2がそれぞれ別部材である例を示したが、これに限らず、いずれかの部材同士が一体化されたものを用いてもよい。また、これら全ての部材同士が一体化されたものを用いてもよい。
また、例えば、第1の実施形態におけるセンサ装置100の各種変形例の構成を、第2の実施形態におけるセンサ装置200の構成に適用してもよい。すなわち、上述の各実施形態のセンサ装置に関する変形例および各構成部材の態様は、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で他の実施形態のセンサ装置に適用することができる。
1・・・第1カバー部材
1A・・・中間カバー部材
1Aa・・・第1上流部
θ1a・・・接触角
1Ab・・・第1下流部
θ1b・・・接触角
2・・・第2カバー部材
2a・・・第3基板
2b・・・第4基板
2ba・・・第2上流部
θ2a・・・接触角
2bb・・・第2下流部
θ2b・・・接触角
3・・・検出素子
3a・・・上流領域
θ3a・・・接触角
3b・・・検出領域(検出部)
θ3b・・・接触角
3c・・・下流領域
θ3c・・・接触角
4・・・凹部形成部位
5・・・素子収容凹部
6・・・端子
7・・・配線
9・・・充填部材
10・・・素子基板
11・・・第1IDT電極
12・・・第2IDT電極
13(3b)・・・検出部
14・・・流入部
15・・・流路
15a・・・上流部
15b・・・下流部(延長部)
18・・・排気孔
19・・・第1引出し電極
19e・・・端部
20・・・第2引出し電極
20e・・・端部
27・・・導線(金属細線)
28・・・絶縁性部材
30・・・吸液材

Claims (16)

  1. 検体液が流入する流入部と、
    第1カバー部材と、
    前記第1カバー部材の上面に位置している素子基板および前記素子基板の上面に位置しており且つ検体液に含まれる検出対象の検出を行なう検出部を有する検出素子と、
    前記第1カバー部材の前記上面に位置しており且つ前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第1上流部を有する中間カバー部材と、
    前記検出素子を覆うとともに前記第1カバー部材および前記中間カバー部材の少なくとも一方と接合しており、前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第2上流部を有する第2カバー部材と、
    前記中間カバー部材と前記第2カバー部材とで囲まれており、前記流入部に連続し且つ少なくとも前記検出部まで延びている流路と、を備え、
    前記第2カバー部材の前記第2上流部の下面の前記検体液に対する接触角θ2aは、前記検出素子の上面の前記検体液に対する接触角θ3よりも小さく、
    前記接触角θ2aは、前記中間カバー部材の前記第1上流部の上面の前記検体液に対する接触角θ1aよりも小さい、センサ装置。
  2. 検体液が流入する流入部と、
    第1カバー部材と、
    前記第1カバー部材の上面に位置している素子基板および前記素子基板の上面に位置しており且つ検体液に含まれる検出対象の検出を行なう検出部を有する検出素子と、
    前記第1カバー部材の前記上面に位置しており且つ前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第1上流部を有する中間カバー部材と、
    前記検出素子を覆うとともに前記第1カバー部材および前記中間カバー部材の少なくとも一方と接合しており、前記検出素子よりも前記流入部側に位置している第2上流部を有する第2カバー部材と、
    前記中間カバー部材と前記第2カバー部材とで囲まれており、前記流入部に連続し且つ少なくとも前記検出部まで延びている流路とを備え、
    前記中間カバー部材の前記第1上流部の上面の前記検体液に対する接触角θ1aは、前記検出素子の上面の前記検体液に対する接触角θ3よりも小さく、
    前記第2カバー部材の前記第2上流部の下面の前記検体液に対する接触角θ2aは、前記接触角θ1aよりも小さい、センサ装置。
  3. 前記中間カバー部材は、前記検出素子よりも前記流入部から離れた位置に第1下流部をさらに有し、
    前記第1下流部の上面の前記検体液に対する接触角θ1bは、前記接触角θ1aよりも大きい、請求項1または2に記載のセンサ装置。
  4. 前記第2カバー部材は、前記検出素子よりも前記流入部から離れた位置に第2下流部をさらに有し、
    前記第2下流部の上面の前記検体液に対する接触角θ2bは、前記接触角θ2aよりも大きい、請求項1〜のいずれかに記載のセンサ装置。
  5. 前記検出素子の上面は、前記流路において、前記検出部よりも上流に位置している上流領域を有し、
    前記上流領域の前記検体液に対する接触角θ3aは、前記検出部の前記検体液に対する接触角θ3bよりも小さい、請求項1〜のいずれかに記載のセンサ装置。
  6. 前記検出素子の上面は、前記流路において、前記検出部よりも下流に位置している下流領域をさらに有し、
    前記下流領域の前記検体液に対する接触角θ3cは、前記検出部の前記検体液に対する接触角θ3bよりも小さい、請求項1〜のいずれかに記載のセンサ装置。
  7. 前記接触角θ3aは、前記接触角θ3cよりも小さい、請求項5を引用する請求項に記載のセンサ装置。
  8. 前記中間カバー部材の前記第1上流部の上面は、前記検出素子の上面と同一かあるいは高い位置にある、請求項1〜のいずれかに記載のセンサ装置。
  9. 前記第1カバー部材は、平板状であり、
    前記中間カバー部材の前記第1上流部の厚みは、前記検出素子の厚みよりも大きい、請求項1〜のいずれかに記載のセンサ装置。
  10. 前記第1カバー部材の前記上面であって前記検出素子よりも前記流入部から離れた位置に吸液材をさらに有する、請求項1〜のいずれかに記載のセンサ装置。
  11. 前記中間カバー部材は、前記検出素子よりも前記流入部から離れた位置に第1下流部をさらに有し、
    前記第1下流部の上面の前記検体液に対する接触角θ1bは、前記接触角θ3よりも大きい、請求項10に記載のセンサ装置。
  12. 前記第1カバー部材の前記上面において、前記検出素子と前記中間カバー部材とは間隙を介して位置している、請求項1〜11のいずれかに記載のセンサ装置。
  13. 前記検出素子と前記中間カバー部材との前記間隙に位置している充填部材をさらに備える請求項12に記載のセンサ装置。
  14. 上面視において、前記検出素子は、前記中間カバー部材で囲まれている、請求項1〜13のいずれかに記載のセンサ装置。
  15. 前記流路は、前記第1カバー部材、前記中間カバー部材および前記第2カバー部材で囲まれている、請求項1〜14のいずれかに記載のセンサ装置。
  16. 前記流入部は、前記第2カバー部材を厚み方向に貫通している、請求項1〜15のいずれかに記載のセンサ装置。
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