[go: up one dir, main page]

JP6164949B2 - 盛土の補強構造 - Google Patents

盛土の補強構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6164949B2
JP6164949B2 JP2013133456A JP2013133456A JP6164949B2 JP 6164949 B2 JP6164949 B2 JP 6164949B2 JP 2013133456 A JP2013133456 A JP 2013133456A JP 2013133456 A JP2013133456 A JP 2013133456A JP 6164949 B2 JP6164949 B2 JP 6164949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embankment
steel sheet
water
sheet pile
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013133456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015007354A (ja
Inventor
忠 原
忠 原
秀雄 古市
秀雄 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kochi University NUC
Giken Ltd
Original Assignee
Kochi University NUC
Giken Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kochi University NUC, Giken Ltd filed Critical Kochi University NUC
Priority to JP2013133456A priority Critical patent/JP6164949B2/ja
Publication of JP2015007354A publication Critical patent/JP2015007354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6164949B2 publication Critical patent/JP6164949B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

本発明は、盛土の特に耐震・耐津波等の補強構造に関する。
従来、河川・海岸堤防、道路、鉄道などの盛土を補強するために各種の補強構造が提案されている。
特許文献1には、地震時や洪水時等の外力に対して盛土を補強する発明であって、盛土内部に1列もしくは2列の鋼矢板を支持地盤まで貫通し、連続的に設置するもの、2列の場合は、鋼矢板壁を連結材で互いに連結し、盛土を補強する構造が記載されている。
特許文献2には、下部の軟弱地盤の変形や地震時に液状化した場合、その変形や崩壊を防止するため、双方の法面を連結した抑え部材で覆う盛土補強構造、さらには法尻部に穴あき鋼管杭によるグラベルドレーンを造成し、地震時の過剰間隙水圧を消散させるものが記載されている。
特許文献3には、2列の地中鋼製壁体に面状補強材が架け渡されることなく接続され、地中鋼製体が外側に変形するのを防止する盛土の補強構造が記載されている。
特許文献4には、洪水時の越流による盛土法面の崩壊防止、洗掘を抑制するため、法面に沿って斜めに鋼矢板が打設された盛土の補強構造が記載されている。
特開2003−13451号公報 特開2008−25222号公報 特開2011−214248号公報 特開2011−214254号公報
以上の従来の盛土の補強構造にあっては、地震や洪水時等の外力に対して盛土体の変形や崩壊を防ぐもので、陸地近傍で発生する海溝型地震や活断層による内陸直下で生じる大きな地震動(レベル2地震動)による強い揺れや液状化に対して一定の補強効果が担保される。
しかし、特許文献1に記載の発明にあっては、巨大地震による大規模な液状化時の過剰間隙水圧の消散が終わらない短時間のうちに津波が来襲し、壁体が大津波の繰返し外力を受けると、鋼矢板は全塑性モーメントを超える可能性がある。鋼矢板間の連結材は棒部材であるため、越流により中詰土が流出すれば、機能しなくなるという問題がある。
特許文献2に記載の発明にあっては、津波による越流や浸透破壊は考慮されていない。
特許文献3に記載の発明にあっては、面状補強材の摩擦抵抗を利用して鋼矢板壁の変形を防止するもので、液状化時の変形抑制の確実性が低い。
特許文献4に記載の発明にあっては、液状化が発生した場合は、壁体の沈下を抑制する効果は小さい。
これらの従来の盛土の補強構造は、超軟弱地盤や液状化層が非常に厚い場合などでは、二重締切り内の盛土天端沈下量が大きくなり、地震後に到達する津波に抵抗できないおそれがある。また、液状化時の過剰間隙水圧の消散が終わらない短時間のうちに津波が来襲すると、中詰土に期待される反力が得られないため、二重締切り堤体部が津波に十分に対抗できないおそれがある。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、主として海溝型地震で生じる液状化の可能性のある地盤上に築堤された河川・海岸堤防あるいは液状化し易い材料で築堤された盛土に対して、液状化と津波の複合災害から盛土体の変形を抑制し崩壊を防ぐことができる盛土の補強構造を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、盛土の天端から盛土を貫通し、盛土下の地盤に埋入され、盛土の連続方向に沿って2列に延設された鋼矢板からなる二重締切鋼矢板壁と、前記二重締切鋼矢板壁内の中詰土を貫通し盛土下の地盤まで設けられたグラベルドレーンと、を有し、前記中詰土の上面が前記天端より低位置に配置され、
さらに、前記二重締切鋼矢板壁内に、
前記中詰土の上を渡って前記2列の鋼矢板を互いに連結する連結材と、
前記中詰土の上面を覆う遮水シートと、
前記連結材及び遮水シートの上に形成された基礎捨石層と、
盛土の連続方向に沿って延設された集水パイプが内包され前記基礎捨石層の上に形成された保水層と、を有し、
前記グラベルドレーンが前記遮水シートに設けられた開口を介して前記基礎捨石層に接続され、前記集水パイプが前記二重締切り鋼矢板壁外への排水構造に接続されたことを特徴とする盛土の補強構造である。
請求項2記載の発明は、前記グラベルドレーンは、盛土の連続方向に沿って間隔を隔てて連続的に複数設けられて列をなしている請求項1に記載の盛土の補強構造である。
請求項3記載の発明は、前記グラベルドレーンの盛土の連続方向に沿った列は、前記2列の鋼矢板間の中央線の両側それぞれに1列又は2列以上設けられている請求項2に記載の盛土の補強構造である。
請求項4記載の発明は、前記連結材は、前記2列の鋼矢板の間を渡る方向に長尺なシート材を主体とし、盛土の連続方向に沿って間隔を隔てて連続的に複数設けられている請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の盛土の補強構造である。
請求項5記載の発明は、前記保水層内であって前記集水パイプ外には保水のための間隙を保持する単粒度砕石が配置されている請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載の盛土の補強構造である。
本発明によれば、主として海溝型地震により液状化と津波の複合災害が生じても、盛土に構成された二重締切り鋼矢板壁内では、グラベルドレーンの間隙水圧消散効果が発揮され、過剰間隙水はグラベルドレーンを通じて上昇し、基礎捨石層を経て保水層に一時的に貯留されるとともに、集水パイプを通して二重締切鋼矢板壁外に排出される。したがって、二重締切鋼矢板壁内での液状化が抑制される。
また、盛土を越流する津波が生じても、遮水シートにより二重締切鋼矢板壁内の中詰土の流出が抑制される。
以上のように液状化と津波の複合災害が生じても、二重締切鋼矢板壁内の液状化と中詰土の流出が抑制されるので、2列の鋼矢板を互いに連結する連結材も中詰土に支持されて機能し、天端部の沈下、地盤剛性の低下が抑制されて盛土体の変形を抑制し崩壊を防ぐことができる。
また、グラベルドレーンを通じて上昇した過剰間隙水は、基礎捨石層を経て保水層に一時的に貯留されるので、盛土の天端表面からの噴砂・噴水は発生せず、噴砂・噴水による盛土の天端表面部の損傷は防がれる。
本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造の断面図である。 本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造の断面図であり、既存堤防に嵩上げを行うとともに補強構造を施した場合を示す。 本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造の断面図であり、盛土の天端を含む上部の詳細断面を示す。 本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造の施工途中の様子を示す盛土の天端部の概略平面図である。 本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造における2列の鋼矢板と連結材の掛け渡しの構造を示すための平面図である。 本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造における遮水シートの上面等を描いた平面図(a)及びA−A断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造における排水構造を示すための平面図(a)及びB−B断面図(b)である。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
まず、本発明の一実施形態に係る盛土の補強構造につき説明する。図1及び図2に本実施形態の盛土の補強構造が概ね示される。なお、図2に示されるのは既存堤防に嵩上げを行った場合である。盛土の補強構造としては図1と図2とで異なるものではない。本補強構造は、新規堤防にも既存堤防にも適用でき、既存堤防に施工する際に図2に示すように嵩上げを行うことも可能である。
図1及び図2に示すように、地盤10上に盛土20が築かれている。図2において盛土20は嵩上げ盛土21を含む。本実施形態の盛土の補強構造は、2列に延設された鋼矢板1,1からなる二重締切鋼矢板壁1,1と、グラベルドレーン2とを有する。
鋼矢板1は、盛土20の天端22から盛土20を貫通し、盛土20下の地盤10に埋入されている。詳しくは鋼矢板1は、表層11及び軟質層12を貫き、硬質層13に埋入されている。盛土内の過剰間隙水の上昇に伴い中詰土3、軟質層12は液状化の可能性の高い地盤であり、鋼矢板1はこれを貫通して設けられる。
図4に示すように鋼矢板1は盛土20の連続方向に沿って2列に延設されている。具体的には鋼矢板1は、盛土20の天端22の幅方向の中央線Cを中心に略対称な位置に配列される。
グラベルドレーン2は、二重締切鋼矢板壁1,1内の中詰土3を貫通し盛土20下の地盤10まで設けられている。グラベルドレーン2は、地震時に軟質層12からの過剰間隙水を排水するためのものであるため、少なくとも軟質層12に侵入して設けられ、図示するように全体に亘って設けられることが好ましく、さらに軟質層12の下の硬質層13に侵入していてもよい。
図示するように中詰土3の上面が天端22より低位置に配置されている。グラベルドレーン2は中詰土3から下方へ掘削して施工されるため、グラベルドレーン2の上端は中詰土3の上面に露出している。
2列の鋼矢板1,1の上端は中詰土3の上面より上方に突出している。中詰土3の上面を底面として竪穴が形成され、ここに次の要素が設けられている。詳細は図3に示される。
すなわち、本実施形態の盛土の補強構造は、二重締切鋼矢板壁1,1内に、中詰土3の上を渡って2列の鋼矢板1,1を互いに連結する連結材4と、中詰土3の上面を覆う遮水シート5と、連結材4及び遮水シート5の上に形成された基礎捨石層6と、基礎捨石層6の上に形成された保水層7とを有する。なお、天端22にはコンクリート8が敷かれている。
保水層7には、集水パイプ7aが内包されている。集水パイプ7aとしては、ポーラスコンクリートパイプが好ましい。保水層7内であって集水パイプ7a外には保水のための間隙を保持する単粒度砕石7b,7cが配置されている。グラベルドレーン2の上方領域に配置された単粒度砕石7bより、集水パイプ7aの周りに配置された単粒度砕石7cの粒度を小さくしている。なお、基礎捨石6aの下地に敷砂9aが、単粒度砕石7cの下地に敷砂9bが敷かれている。
集水パイプ7aも、図4及び図7(a)に示すように盛土20の連続方向に沿って延設されている。
グラベルドレーン2は、盛土の連続方向に沿って間隔を隔てて連続的に複数設けられて列をなしている。本実施形態では2列とされている。さらに過剰間隙水の排水性を上げるために、グラベルドレーン2の列数を増やしても良い。その場合、グラベルドレーン2の盛土の連続方向に沿った列は、2列の鋼矢板1,1間の中央線Cの両側それぞれに1列又は2列以上設けられていることが好ましい。図4に示すように1列の矢板壁をそれぞれ施工するオーガ併用圧入機100、100により、自機に近い側を担当してグラベルドレーン2を構築するための鉛直孔を掘削することが容易であるからである。例えば、片側のオーガ併圧入機100がそれぞれ2列にグラベルドレーン2を施工することで、片側で2列、両側で4列となる。
集水パイプ7aは、鋼矢板1近傍に配置されて両側で2列の構成である。平面視で集水パイプ7a,7aの間にグラベルドレーン2が配置されている。
連結材4は、炭素繊維シートなどの引張剛性の高いシート材で構成される。図5に示すように2列の鋼矢板1,1の間を渡る方向に長尺なシート材を主体とする。2列の鋼矢板1,1を互いに連結するために、本実施形態では溝型鋼材41及びターンバックル42をさらに適用する。
図6に示すように溝型鋼材41が鋼矢板1の内側面に配されて隣接する鋼矢板1,1,1,・・・を連結するように水平方向に渡されて固定されている。図6(b)に示すように連結材4の端部が鋼矢板1と溝型鋼材41との間の空間に通されて溝型鋼材41を一周し、含浸接着樹脂43によってループ状に固定されることで、連結材4が溝型鋼材41を介して鋼矢板1に連結される。連結材4が両側の鋼矢板1に同様に連結され、中間のターンバックル42で引張力が調整される。図5に示すように、連結材4(ターンバックル42を含む)が盛土の連続方向に沿って間隔を隔てて連続的に複数設けられている。
遮水シート5は、連結材4の上側に配置されている。遮水シート5は、グラベルドレーン2の上端面に相当する部分に開口が設けられたものである。この開口を介してグラベルドレーン2が基礎捨石層6に接続され、グラベルドレーン2から基礎捨石層6さらには、保水層7への排水が可能となる。この開口は、グラベルドレーン2の上端面の全体を露出させる1つの開口であってもよいし、グラベルドレーン2の上端面に配置される複数の孔であってもよいし、グラベルドレーン2の上端面を覆うメッシュ状の部材であってもよい。
遮水シート5は、二重締切鋼矢板壁1,1内の軟質層12からグラベルドレーン2を通じて過剰間隙水の効果的な排水を促進する目的、また津波による越流によって中詰土3が吸い出されることを防止する目的のものであるため、グラベルドレーン2の周囲の中詰土3の表面全体を覆うように設けられる。図6(b)に示すように遮水シート5の側縁は鋼矢板1の内側面まで延ばし中詰土3に巻き込む。遮水シート5として、例えば遮水性のある不織布が適用される。
集水パイプ7aは、二重締切鋼矢板壁1,1外への排水構造に接続されている。図7はその構成例である。
例えば図7に示すような集水枡7dが盛土の連続方向に沿って所定の間隔で保水層7内に設けられる。集水パイプ7aの端部が集水枡7dに接続され、集水枡7dには排水管14が接続されている。排水管14が二重締切鋼矢板壁1,1外へ延設されている。排水管14を通す部分については、鋼矢板1に適宜に孔又は切欠きが設けられる。排水管14に続き、法面流下路15、側溝16が設けられた構造を例示した。集水パイプ7aから二重締切鋼矢板壁1,1外に排水できれば、より単純な構造など、いかなる排水構造でもよい。
次に、本実施形態の盛土の補強構造の施工手順を説明する。
オーガ併用圧入機100は、鋼矢板を把持するチャック及びオーガを備えており、鋼矢板を圧入する空間の一部をオーガにより掘削して鋼矢板を圧入するオーガ併用圧入工法を実施可能である。
まず、図4に示すようにオーガ併用圧入機100により、天端22に鋼矢板1を圧入し、所定長の鋼矢板壁を構成したら適宜にチャック及びオーガが搭載された旋回部100aを内側に旋回させて、グラベルドレーン2の形成位置上にオーガスクリューを配置し、オーガスクリューを回転及び下降させてグラベルドレーン2を構築するための鉛直孔を掘削する。オーガスクリューを上昇させながら砕石をその鉛直孔に投入し、グラベルドレーン2を形成する。なお、中詰土3の掘り下げ、埋め戻し、締め固め作業を適宜に行う。
さらに、オーガ併用圧入機100により鋼矢板壁の延設とグラベルドレーン2の形成とを順番に繰り返す。
天端22の両側部で、オーガ併用圧入機100を稼動させ鋼矢板壁の延設とグラベルドレーン2の形成とを繰り返すことで盛土の連続方向に本補強構造における二重締切鋼矢板壁1,1とグラベルドレーン2とを構築する。
天端22の一方の側部でオーガ併用圧入機100を稼動させると同時に、天端22の他方の側部で他のオーガ併用圧入機100を稼動させることで工期を短縮することが好ましい。
次に、二重締切鋼矢板壁1,1及びグラベルドレーン2の構築が終わった部分から、溝型鋼材41の鋼矢板1への連結固定、連結材4(ターンバックル42を含む)による連結を実施する。さらに中詰土3及び連結材4(ターンバックル42を含む)の上に遮水シート5を敷設する。
次に、遮水シート5の上部に基礎捨石6aを敷き並べ、さらに基礎捨石層6の上部に集水パイプ7aを設置するとともに単粒度砕石7b,7cを充填して表層部を保水層7とする。
さらに、上述した二重締切鋼矢板壁1,1外への排水構造の設置位置では、これを施工する。
以上説明した本実施形態の盛土の補強構造によれば、主として海溝型地震により液状化と津波の複合災害が生じても、盛土20に構成された二重締切鋼矢板壁1,1内では、グラベルドレーン2の間隙水圧消散効果が発揮され、過剰間隙水はグラベルドレーン2を通じて上昇し、基礎捨石層6を経て保水層7に一時的に貯留されるとともに、集水パイプ7aを通して二重締切鋼矢板壁1,1外に排出される。したがって、二重締切鋼矢板壁1,1内での液状化が抑制される。
また、盛土20を越流する津波が生じても、遮水シート5により二重締切鋼矢板壁1,1内の中詰土3の流出が抑制される。
津波により法面を構成する盛土の流出が進んでしまっても二重締切鋼矢板壁1,1内の中詰土3の流出が抑制されているとともに、二重締切鋼矢板壁1,1は連結材4で互いに拘束されているから、二重締切鋼矢板壁1,1で仕切られた堤体部分の耐力が維持され、堤防機能が維持される。
以上のように液状化と津波の複合災害が生じても、二重締切鋼矢板壁1,1内の液状化と中詰土3の流出が抑制されるので、2列の鋼矢板1,1を互いに連結する連結材4も中詰土3に支持されて機能し、天端部の沈下、地盤剛性の低下が抑制されて盛土体の変形を抑制し崩壊を防ぐことができる。
また、グラベルドレーン2を通じて上昇した過剰間隙水は、基礎捨石層6を経て保水層7に一時的に貯留されるので、盛土の天端22表面からの噴砂・噴水は発生せず、噴砂・噴水による盛土の天端22表面部の損傷は防がれる。
1 鋼矢板
2 グラベルドレーン
3 中詰土
4 連結材
5 遮水シート
6 基礎捨石層
6a 基礎捨石
7 保水層
7a 集水パイプ
7b,7c 単粒度砕石
7d 集水枡
8 コンクリート
9a 敷砂
9b 敷砂
10 地盤
11 表層
12 軟質層
13 硬質層
14 排水管
20 盛土
21 嵩上げ盛土
22 天端
41 溝型鋼材
42 ターンバックル
43 含浸接着樹脂
C 中央線

Claims (5)

  1. 盛土の天端から盛土を貫通し、盛土下の地盤に埋入され、盛土の連続方向に沿って2列に延設された鋼矢板からなる二重締切鋼矢板壁と、
    前記二重締切鋼矢板壁内の中詰土を貫通し盛土下の地盤まで設けられたグラベルドレーンと、を有し、
    前記中詰土の上面が前記天端より低位置に配置され、
    さらに、前記二重締切鋼矢板壁内に、
    前記中詰土の上を渡って前記2列の鋼矢板を互いに連結する連結材と、
    前記中詰土の上面を覆う遮水シートと、
    前記連結材及び遮水シートの上に形成された基礎捨石層と、
    盛土の連続方向に沿って延設された集水パイプが内包され前記基礎捨石層の上に形成された保水層と、を有し、
    前記グラベルドレーンが前記遮水シートに設けられた開口を介して前記基礎捨石層に接続され、前記集水パイプが前記二重締切鋼矢板壁外への排水構造に接続されたことを特徴とする盛土の補強構造。
  2. 前記グラベルドレーンは、盛土の連続方向に沿って間隔を隔てて連続的に複数設けられて列をなしている請求項1に記載の盛土の補強構造。
  3. 前記グラベルドレーンの盛土の連続方向に沿った列は、前記2列の鋼矢板間の中央線の両側それぞれに1列又は2列以上設けられている請求項2に記載の盛土の補強構造。
  4. 前記連結材は、前記2列の鋼矢板の間を渡る方向に長尺なシート材を主体とし、盛土の連続方向に沿って間隔を隔てて連続的に複数設けられている請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の盛土の補強構造。
  5. 前記保水層内であって前記集水パイプ外には保水のための間隙を保持する単粒度砕石が配置されている請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載の盛土の補強構造。
JP2013133456A 2013-06-26 2013-06-26 盛土の補強構造 Active JP6164949B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013133456A JP6164949B2 (ja) 2013-06-26 2013-06-26 盛土の補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013133456A JP6164949B2 (ja) 2013-06-26 2013-06-26 盛土の補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015007354A JP2015007354A (ja) 2015-01-15
JP6164949B2 true JP6164949B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=52337786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013133456A Active JP6164949B2 (ja) 2013-06-26 2013-06-26 盛土の補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6164949B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7073163B2 (ja) * 2018-03-29 2022-05-23 株式会社熊谷組 盛土構造
CN108755721A (zh) * 2018-06-14 2018-11-06 中国十七冶集团有限公司 一种新型过水河道内管廊施工的围堰支护方法
CN111287203B (zh) * 2020-02-23 2021-09-14 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 一种箱式充水围堰结构及安装和拆除施工方法
CN112064625A (zh) * 2020-09-02 2020-12-11 劳业鸿 一种超强预应力抗水防塌型混凝土管桩
CN115354624B (zh) * 2022-08-18 2024-05-10 浙江华东工程建设管理有限公司 一种适用于强涌潮地区跨桩式丁坝的围堰结构及其施工方法
CN115419092B (zh) * 2022-10-10 2025-08-29 中南大学 一种防渗围堰及其施工方法
CN115595843B (zh) * 2022-10-31 2025-08-01 中交第三公路工程局有限公司 沿海公路软基地基处理与路基填筑成套施工工艺
CN116856428A (zh) * 2023-05-25 2023-10-10 中交广州航道局有限公司 砂垫层抛填施工系统和砂垫层抛填施工方法
KR20250079636A (ko) 2023-11-27 2025-06-04 한국건설기술연구원 제방의 차수 및 월류 손상 최소화를 위한 매립형 차수판 조립체, 이를 이용하여 제작되는 차수-월류 손상 방지 구조체, 및 이를 포함하여 구축되는 제방

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155705A (en) * 1976-06-22 1977-12-24 Toyo Bussan Kk Method of reinforcing track board
JPH01278612A (ja) * 1988-04-28 1989-11-09 Nkk Corp 地中に埋設した線状構造物の液状化対策工法
JP3669288B2 (ja) * 2001-04-24 2005-07-06 美好 忠平 液状化防止工法
JP2003013451A (ja) * 2001-07-02 2003-01-15 Sumitomo Metal Ind Ltd 盛土の補強構造
JP5418369B2 (ja) * 2010-03-31 2014-02-19 新日鐵住金株式会社 盛土の補強構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015007354A (ja) 2015-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6164949B2 (ja) 盛土の補強構造
JP5157710B2 (ja) 堤防の補強構造
JP5817272B2 (ja) 堤防の補強構造
JP5445351B2 (ja) 盛土の補強構造
JP4835940B2 (ja) 堤脚保護擁壁およびその構築工法
KR101156873B1 (ko) 댐 마루 높임용 상부 구조물
JP5407995B2 (ja) 盛土の補強構造
JP2012167496A (ja) 液状化対策を施した壁体および液状化抑止機能を有する鋼矢板
KR20110046209A (ko) 교량 교각기초 보강 및 세굴방지 시공 방법 및 그 구조물
JP2018044337A (ja) 盛土の補強構造及び盛土の補強方法
JP4900972B2 (ja) 地盤排水構造、およびその施工方法
JP5348054B2 (ja) 盛土の補強構造
JP7320362B2 (ja) 堤体の補強構造の設計方法
KR100709572B1 (ko) 하천 제방 유실 방지시설
JP2020117962A (ja) 堤体の浸透破壊抑止構造
JP2020070540A (ja) 堤防の補強構造
JPH01226920A (ja) 河川堤防の耐震構造
JP2006299605A (ja) 地中構造物の直下地盤の液状化対策設備並びに盛土の直下地盤の液状化対策設備及び工法
JP2012031622A (ja) ドレーン構造およびドレーン構造の施工方法
CN108611941B (zh) 一种用于饱和高填方路基处理的方法
JP5457047B2 (ja) 地下水排除構造
JP4097222B2 (ja) 河川・砂防構造物および河川・砂防構造物構築用ブロック材
CN222666700U (zh) 一种用于河道抗冲刷边坡结构
CN206928301U (zh) 一种钢筋石笼边坡支护结构
KR102536278B1 (ko) 제방 지수구조 및 그 시공방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6164949

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250