JP6144623B2 - 核酸測定用の核酸プローブ - Google Patents
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Description
例えば、TAMRAで標識された標的核酸A用の核酸プローブ1と、BODIPY−FLで標識された標的核酸B用の核酸プローブ2を同一のサンプルに添加して、TAMRAの蛍光強度とBODIPY−FLの蛍光強度を測定することにより、1反応チューブ内で2種類の標的核酸(標的核酸A、B)を同時に検出することができる。
従って、本発明の目的は、蛍光消光プローブを用いる標的核酸の測定を、コストと労力の増加を抑えながら、一層高速化することにある。
また、本発明は、標的核酸中の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、600nm〜750nmの波長帯における所定波長の蛍光強度が、上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記標的核酸配列とハイブリダイズしていない場合と比べて40%以下となる核酸プローブを提供する。
「オリゴヌクレオチド」というときは、ヌクレオチドモノマーから構成されるオリゴマーのことをいい、このオリゴマーは、デオキシリボヌクレオチド、リボヌクレオチド、LNAまたはPNAのみから構成されていてもよいし、これらのキメラ分子であってもよい。
また、本発明において「核酸」、「ポリヌクレオチド」というときは、上記ヌクレオチドから構成されたポリマーのことを意味する。
また、本発明でいう「標的核酸配列」とは、標的核酸中の塩基配列領域であって、本発明の核酸プローブがハイブリダイズしたときに、本発明の核酸プローブと対をなす塩基配列領域を意味する。標的核酸が遺伝子やプラスミドのような塩基長の長い核酸である場合に、本発明の核酸プローブと対をなす塩基配列領域を特定するために使用する。
上記蛍光消光物質の標識位置はヌクレオチドの糖部位、リン酸部位、塩基部位のいずれでもよい。糖部位においては、3’末端の3’位又は2’位CのOH基、又は5’末端を脱リン酸化して得られる5’位CのOH基である。リン酸部位をスルホン酸基またはスルホニル基に置換してから標識してもよい。
なお、オリゴヌクレオチドの5’末端に蛍光消光物質を標識した核酸プローブをポリメラーゼとともに使用する場合、3’末端をリン酸化するなど、3’末端からの伸長を防ぐ措置を講じるべきである。
[式1] 蛍光消光率(%)=(F1−F2)/F1×100
式中、F1は標的核酸配列が存在しない条件、または、標的核酸配列と本発明の核酸プローブとがハイブリダイズしない条件での蛍光強度、
F2は、標的核酸配列と本発明の核酸プローブとが共存した条件、または、標的核酸配列と本発明の核酸プローブとがハイブリダイズする条件での蛍光強度である。
標的核酸の測定を行う場合、測定波長や絶対的な蛍光強度にも依存し一概には言えないが、蛍光消光率が40%以上であれば蛍光消光を明確に識別できるので好ましい。より好ましくは50%以上、さらに好ましくは60%以上である。
[化学式2]
本発明者らは、末端のシトシン塩基をATTO655で標識した核酸プローブが標的核酸中の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在する場合、図2に丸(○)で示されるように680nm〜800nmの波長域で、ハイブリダイズ前と比べて顕著に蛍光が消光することを見いだした。ATTO655で標識した核酸プローブを用いて標的核酸を測定する場合、蛍光消光率が最大となる684nm近辺で行うことが好ましい。励起波長としては663nm近辺を用いることが好ましい。
本発明者らは、末端のシトシン塩基をATTO680で標識した核酸プローブが標的核酸配列中の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在する場合、図3に丸(○)で示されるように690nm〜760nmの波長域でハイブリダイズ前と比べて顕著な蛍光消光を示すことを見いだした。ATTO680で標識した核酸プローブを用いて標的核酸を測定する場合、蛍光消光率が最大となる700nm近辺で行うことが好ましい。励起波長としては680nm近辺を用いることが好ましい。
本発明者らは、末端のシトシン塩基をATTO700で標識した核酸プローブが標的核酸中の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在する場合、図4に丸(○)で示されるように720nm〜760nmの波長域でハイブリダイズ前と比べて顕著な蛍光消光を示すことを見いだした。ATTO700で標識した核酸プローブを用いて標的核酸を測定する場合、蛍光消光率が大きく、かつ、遊離状態での蛍光強度も強い720nm近辺で行うことが好ましい。励起波長としては700nm近辺を用いることが好ましい。
上記の通り、従来用いられてきた蛍光消光プローブの蛍光測定波長は、440〜590nmの波長域に限られていた。従来の蛍光測定装置の観測可能な波長域は通常200nm〜1000nmの範囲である。このため、例えば、600nm〜750nmの波長域における所定波長の蛍光強度が、グアニンとの近接により大きく減少(例えば、40%以下)する蛍光消光プローブを用いることにより、従来の蛍光測定装置を用いて、1つの系で同時検出できる標的核酸配列の種類が増加する。
第2の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記第2の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記第2の標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記第2の標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がATTO465、ATTO655、ATTO680およびATTO700からなる群より選ばれるいずれかである第2の核酸プローブ、とを含む標的核酸配列測定用キットが提供される。
(1)第1の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がBODIPY−FLである第1の核酸プローブ、
(2)第2の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がPacific Blueである第2の核酸プローブ、
(3)第3の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がTAMRAである第3の核酸プローブ、
(4)第4の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がCR6Gである第4の核酸プローブ、
(5)第5の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がATTO465である第5の核酸プローブ、
(6)第6の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がATTO655である第5の核酸プローブ、
(7)第7の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がATTO680である第6の核酸プローブ、および、
(8)第8の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該標識された塩基がシトシンであり、該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がATTO700である第7の核酸プローブ、からなる群より選ばれる5つ以上の核酸プローブを含む標的核酸配列測定用キットが挙げられる。
サンプル中の標的核酸配列を検出する方法であって、第1の核酸プローブと第2の核酸プローブを上記サンプルに添加する工程、このサンプルを、上記核酸プローブとそれらの標的核酸配列とがハイブリダイズする条件に保ちながら、上記第1の核酸プローブに由来する蛍光と第2の核酸プローブに由来する蛍光を測定する工程、および、上記サンプルを、上記核酸プローブとそれらの標的核酸配列とがハイブリダイズしない条件に保ちながら、上記第1の核酸プローブに由来する蛍光と第2の核酸プローブに由来する蛍光を測定する工程を有し、
上記第1の核酸プローブは、第1の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有し、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、この蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、第1の核酸プローブが第1の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる第1の標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる第1の標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がBODIPY−FL、Pacific Blue、TAMRAおよびCR6Gからなる群より選ばれるいずれかであり、
上記第2の核酸プローブは、第2の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有し、少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、この蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、第2の核酸プローブが第2の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる第2の標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる第2の標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、上記蛍光消光物質がATTO465、ATTO655、ATTO680およびATTO700からなる群より選ばれるいずれかである標的核酸配列の検出方法が提供される。
第1、第2の核酸プローブとは塩基配列の異なる、第3、第4の核酸プローブを用いてもよく、それにより、1サンプル中のさらに多くの標的核酸配列を検出することができる。
バインディングプローブと蛍光プローブからなる核酸プローブセットであって、
上記バインディングプローブは、オリゴヌクレオチドからなり、標的核酸配列とハイブリダイズする標的核酸結合領域と、上記蛍光プローブとハイブリダイズする蛍光プローブ結合領域とを含み、
上記標的核酸結合領域は、上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、該標的核酸結合領域中の末端塩基のうち蛍光プローブ結合領域側の塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも1つのグアニン塩基が存在するように、その塩基配列が設計され、
上記蛍光プローブは、オリゴヌクレオチドからなり、上記蛍光プローブ結合領域が上記バインディングプローブの3’末端側にあるときは、3’末端塩基が蛍光消光物質で標識され、上記蛍光プローブ結合領域が上記バインディングプローブの5’末端側にあるときは、5’末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該蛍光消光物質が、ATTO465、ATTO655、ATTO680およびATTO700からなる群より選ばれる核酸プローブセットが提供される。
蛍光プローブ6中の、蛍光消光物質4が標識された末端塩基は、アデニンまたはチミンとすることが好ましい。
バインディングプローブ、第1の蛍光プローブおよび第2の蛍光プローブからなる核酸プローブセットであって、
上記バインディングプローブは、オリゴヌクレオチドからなり、5’末端側から、上記第1の蛍光プローブとハイブリダイズする第1の蛍光プローブ結合領域、標的核酸配列とハイブリダイズする標的核酸結合領域、および、上記第2の蛍光プローブとハイブリダイズする第2の蛍光プローブ結合領域を有し、
上記標的核酸結合領域は、上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、該標的核酸結合領域中の5’側末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも1つのグアニン塩基が存在し、かつ、上記標的核酸結合領域中の3’側末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも1つのグアニン塩基が存在するように、その塩基配列が設計され、
上記第1の蛍光プローブは、オリゴヌクレオチドからなり、5’末端塩基が第1の蛍光消光物質で標識され、
上記第2の蛍光プローブは、オリゴヌクレオチドからなり、3’末端塩基が第2の蛍光消光物質で標識され、
上記第1の蛍光消光物質は、上記第2の蛍光消光物質とは異なり、
上記第1の蛍光消光物質と第2の蛍光消光物質のうちの一方は、ATTO465、ATTO655、ATTO680およびATTO700からなる群より選ばれる蛍光消光物質であり、
もう一方の蛍光消光物質は、BODIPY−FL、Pacific Blue、TAMRA、CR6G、ATTO465、ATTO655、ATTO680およびATTO700からなる群より選ばれる蛍光消光物質である核酸プローブセットが提供される。
配列番号1に示すオリゴヌクレオチドの3’末端のシトシンにC6リンカーを介してATTO655(ATTO−TEC社製)を標識し、核酸プローブ1を作製した。なお、プローブの作製は、つくばオリゴサービス株式会社(つくば市)に委託した。
配列番号1:5’−TTTTTTCCCCCCCCCCCC−3’
KCl:50mM、MgCl2:1.5mMを含む10mM Tris−HCl緩衝液(pH8.3)中に、上記核酸プローブ1を終濃度40nM、配列番号2の標的核酸を終濃度320nMとなるように添加し、サンプル1を調製した。
配列番号2:5’−GGGGGGGGGGGGAAAAAA−3’
サンプル1に配列番号2の標的核酸を添加しなかったこと以外は測定1と同様にして蛍光強度を測定した。結果を図2にバツ印(×)で示す。
図2に示す結果から、ATTO655で標識した核酸プローブ1が配列番号2の標的核酸とハイブリダイズすることにより、標的核酸中のグアニンとATTO655とが相互作用し、ATTO655が著しく蛍光消光することが明らかとなった。蛍光消光の程度は680nmより長波長側で顕著であり、682〜800nmの間で90%を超え、684nmでの消光率は90.9%であった。
配列番号1に示すオリゴヌクレオチドの3’末端のシトシンにC6リンカーを介してATTO680(ATTO−TEC社製)を標識し、核酸プローブ2を作製した。なお、プローブの作製は、つくばオリゴサービス株式会社(つくば市)に委託した。
KCl:50mM、MgCl2:1.5mMを含む10mM Tris−HCl緩衝液(pH8.3)中に、上記核酸プローブ2を終濃度40nM、配列番号2の標的核酸を終濃度320nMとなるように添加し、サンプル2を調製した。
サンプル2に配列番号2の標的核酸を添加しなかったこと以外は測定3と同様にして蛍光強度を測定した。結果を図3にバツ印(×)で示す。
図3に示す結果から、ATTO680で標識した核酸プローブ2が配列番号2の標的核酸とハイブリダイズして、ATTO680とグアニンとが近接することにより、ATTO680が著しく蛍光消光することが明らかとなった。694nmより長波長側での消光率は80%以上であり、700nmでの消光率は84.8%であった。
配列番号1に示すオリゴヌクレオチドの3’末端のシトシンにC6リンカーを介してATTO700(ATTO−TEC社製)を標識し、核酸プローブ3を作製した。なお、プローブの作製は、つくばオリゴサービス株式会社(つくば市)に委託した。
KCl:50mM、MgCl2:1.5mMを含む10mM Tris−HCl緩衝液(pH8.3)中に、上記核酸プローブ3を終濃度40nM、配列番号2の標的核酸を終濃度320nMとなるように添加し、サンプル3を調製した。
サンプル3に配列番号2の標的核酸を添加しなかったこと以外は測定5と同様にして蛍光強度を測定した。結果を図4にバツ印(×)で示す。
図4に示す結果から、ATTO700で標識した核酸プローブ3が配列番号2の標的核酸とハイブリダイズして、ATTO700とグアニンとが近接することにより、ATTO700が著しく蛍光消光することが明らかとなった。716nmより長波長側での消光率は60%以上であり、720nmでの消光率は68.3%であった。
配列番号3に示すオリゴヌクレオチドの3’末端のシトシンにC6リンカーを介してATTO655(ATTO−TEC社製)を標識し、核酸プローブ4を作製した。
配列番号3:5’−CCCGTTCACCTCCACCAAGTACCTGATC−3’
KCl:50mM、MgCl2:1.5mMを含む10mM Tris−HCl緩衝液(pH8.7)中に、上記核酸プローブ4を終濃度50nM、配列番号4の標的核酸を終濃度1.6μMとなるように添加し、サンプル4を調製した。
配列番号4:5’−GATCAGGTACTTGGTGGAGGTGAACGGG−3’
サンプル4に標的核酸を添加しなかったこと以外は測定7と同様にして蛍光強度の測定を行った。結果を図7に黒丸(●)で示す。
図7に示す結果から、75℃以下の条件であれば核酸プローブ4を用いて標的核酸を検出できることが明らかである。
図9に、測定7と測定8で得られた蛍光強度(F)を温度(T)で微分した値(−dF/dT)のグラフを示す。測定7の値を四角(□)で、測定8の値を黒丸(●)で示している。このグラフから、50%の核酸プローブが遊離状態にある温度(Tm)を極小値として判別することができる。サンプル中に標的核酸が存在しない測定8では明確な極小は見られないが、サンプル中に標的核酸が存在する測定7では70℃から80℃の間に明確な極小を確認でき、Tmは72.3℃であった。
本発明の核酸プローブを用いて標的核酸の定量を行うことができるか確認するために、核酸プローブ4を用いてリアルタイムPCRを行い、標的核酸の測定を行った。
リアルタイムPCR測定は、リアルタイムPCR装置(ロシュアプライドサイエンス社製LightCycler(登録商標)480)を用いて行った。PCR反応液はいずれも20μLとし、プローブとして上記核酸プローブ4(終濃度0.2μM)、フォワードプライマー(配列番号5、終濃度0.3μM)、リバースプライマー(配列番号6、終濃度1μM)、標的核酸として日鉄環境エンジニアリング株式会社が分離したノニオン界面活性剤分解菌由来のITS遺伝子、dNTP PLUS(ロッシュ社製、終濃度:各0.2mM)、BSA(終濃度0.25mg/mL)、所定量のTITANIUM Taq DNAポリメラーゼ(クロンテック社製)およびTITANIUM Taq PCR緩衝液(クロンテック社製)を含む。
配列番号5:5’−AGTATTCTGCGCATGCGGG−3’
配列番号6:5’−CATAACATTGCCAGCAACGCTA−3’
(1)ホットスタート:95℃、300秒、1回
(2)PCRサイクル:50回
(2−1)95℃、10秒 熱変性工程
(2−2)62℃、20秒 アニーリング工程
(2−3)72℃、10秒 伸長工程
蛍光の励起波長は610nm、検出波長は670nmとした。
[式2]
蛍光消光率=[1−(G62,n/G95,n)/(G62/G95)]×100
ここで、
G62:顕著な蛍光変化が見られる前の任意サイクル(本試験の場合14サイクル目)におけるアニーリング工程時の蛍光強度
G95:顕著な蛍光変化が見られる前の任意サイクル(本試験の場合14サイクル目)における熱変性工程時の蛍光強度
G62,n:nサイクル目におけるアニーリング工程時の蛍光強度
G95,n:nサイクル目における熱変性工程時の蛍光強度
である。
以上の結果から、この実験から本発明の核酸プローブを用いて標的核酸を正確に定量できることが明らかとなった。
ATTO655で標識した本発明の核酸プローブ(核酸プローブ5)を用いて、ヒトPPARγ遺伝子(C/G)を標的とするSNPタイピング解析を行った。
ボランティアの口腔細胞からゲノムDNAを抽出し、PPARγ遺伝子の3種の遺伝型(Cアレルホモ、GアレルホモおよびCGヘテロ)についてそれぞれゲノムDNAを調製した。なお、Cアレルホモは野生型遺伝子のホモ接合型(w)、Gアレルホモは変異型遺伝子のホモ接合型(m)、CGヘテロは野生型と変異型のヘテロ接合型(h)である。
鋳型としての上記3種のゲノムDNA、フォワードプライマー(配列番号7;終濃度0.15μM)、リバースプライマー(配列番号8;終濃度0.5μM)、下記の核酸プローブ5(終濃度0.15μM)、BSA(終濃度0.25mg/mL)、所定量のLC480 Genotyping Master(ロシュアプライドサイエンス社製)をPCR反応容器に添加してPCRを行い増幅産物を得た後、増幅産物を標的核酸として核酸プローブ5との間の解離曲線解析を行った。なお、PCR反応液は、いずれも20μLとした。
配列番号7:5’−TCCATGCTGTTATGGGTG−3’
配列番号8:5’−ACCTTGTGATATGTTTGCAGA−3’
配列番号9:5’−TGACCCAGAAAGCGATTCCTTCAC−3’
PCRは以下のサイクルで行った。
(1)ホットスタート:95℃、300秒、1回
(2)PCRサイクル:50回
(2−1)95℃、10秒 熱変性工程
(2−2)62℃、20秒 アニーリング工程
(2−3)72℃、10秒 伸長工程
また、変異型、ヘテロ接合型および標的核酸を含まない対照サンプル(c)についても同様に測定を行った。
配列番号9に示すオリゴヌクレオチドの3’末端のシトシンにC6リンカーを介してATTO465(ATTO−TEC社製)を標識し、核酸プローブ6を作製した。なお、プローブの作製は、つくばオリゴサービス株式会社(つくば市)に委託した。
KCl:50mM、MgCl2:1.5mMを含む10mM Tris−HCl緩衝液(pH8.7)中に、上記核酸プローブ6を終濃度50nM、配列番号10の標的核酸を終濃度1.6μMとなるように添加し、サンプル5を調製した。
配列番号10:5’−GTGAAGGAATCGCTTTCTGGGTCA−3’
サンプル5に標的核酸を添加しなかったこと以外は測定9と同様にして蛍光強度の測定を行った。結果を図12に破線で示す。図12に示す結果から、75℃以下の条件であればATTO465で標識した核酸プローブ6を用いて標的核酸を検出できることが明らかである。
ATTO465で標識した本発明の核酸プローブを用いて、PPARγ遺伝子(C/G)を標的とするSNPタイピング解析を行った。
核酸プローブ5の代わりに核酸プローブ6を使用したこと以外は実施例6と同様の手順にてPCRを行い、増幅産物を得た。次いで増幅産物を標的核酸として核酸プローブ6との間の解離曲線解析を行った。励起波長を450nmとし、測定波長500nmにて蛍光強度を測定した。得られた蛍光強度値を温度で微分した値を図14にバツ(×)で示す。
また、変異型(m)および標的核酸を含まない対照サンプル(c)についても同様に測定を行った。
本発明の核酸プローブセットを用いてヒトβアクチン遺伝子量を定量する例を示す。
まず、ヒトβアクチン遺伝子の全長配列を有するmRNAを市場から入手し、これを102、103、104、105、106、107又は108コピー含む7種の試料を調製する。次いで、逆転写酵素を用いる周知の方法によりこれらの試料からぞれぞれcDNAを調製する。
配列番号11:5’−CATGTACGTTGCTATCCAGGC−3'
配列番号12:5’−CTCCTTAATGTCACGCACGAT−3'
配列番号13:5’−GTGAGGATCTTCATGAGGTAGTCAGTCAG−3’
配列番号14:5’−CTGACTGACTACCTCATGAAGATCCTCACTATGAGGTGGTAGGATGGGTAGTGGT−3’
配列番号15:5’−ACCACTACCCATCCTACCACCTCATA−ATTO465−3’
また、蛍光プローブの蛍光消光物質として、ATTO465に代えて、ATTO655、ATTO680またはATTO700を用いても、蛍光の励起波長と測定波長を変更することによって、同様に標的核酸を定量することができる。
1〜3:塩基1を中心とする5塩基の範囲の塩基
4:蛍光消光物質
5:本発明の核酸プローブ
6:蛍光プローブ
7:蛍光プローブ結合領域
8:標的核酸結合領域
9:バインディングプローブ
10:標的核酸
11:標的核酸配列
12:標的核酸結合領域中の末端塩基のうち蛍光プローブ結合領域側の塩基
13:標的核酸結合領域中の5’側末端塩基
14:標的核酸結合領域中の3’側末端塩基
41:第1の蛍光消光物質
42:第2の蛍光消光物質
61:第1の蛍光プローブ
62:第2の蛍光プローブ
71:第1の蛍光プローブ結合領域
72:第2の蛍光プローブ結合領域
Claims (5)
- 標的核酸中の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、
少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、
該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、
該核酸プローブが上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、
上記蛍光消光物質が、ATTO(商標)680又はATTO(商標)700のいずれかの蛍光消光物質である核酸プローブ。 - 第1の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、
少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、
該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、
該核酸プローブが上記第1の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記第1の標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記第1の標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、
上記蛍光消光物質が4,4−ジフルオロ−5,7−ジメチル−4−ボラ−3a,4a−ジアザ−s−インダセン−3−プロピオン酸(BODIPY(商標)−FL)、2−オキソ−6,8−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸(Pacific Blue(商標))、TAMRA(商標)およびCR6G(商標)からなる群より選ばれるいずれかである第1の核酸プローブと、
第2の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有する核酸プローブであって、
少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、
該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、
該核酸プローブが上記第2の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記第2の標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記第2の標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、
上記蛍光消光物質が、ATTO(商標)680又はATTO(商標)700のいずれかである第2の核酸プローブ、とを含む標的核酸配列測定用キット。 - サンプル中の標的核酸配列を検出する方法であって、
第1の核酸プローブと第2の核酸プローブを上記サンプルに添加する工程、
該サンプルを、上記核酸プローブとそれらの標的核酸配列とがハイブリダイズする条件に保ちながら、上記第1の核酸プローブに由来する蛍光と第2の核酸プローブに由来する蛍光を測定する工程、および、
該サンプルを、上記核酸プローブとそれらの標的核酸配列とがハイブリダイズしない条件に保ちながら、上記第1の核酸プローブに由来する蛍光と第2の核酸プローブに由来する蛍光を測定する工程を有し、
上記第1の核酸プローブは、第1の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有し、
少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、
該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、
該核酸プローブが上記第1の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、
上記蛍光消光物質が4,4−ジフルオロ−5,7−ジメチル−4−ボラ−3a,4a−ジアザ−s−インダセン−3−プロピオン酸(BODIPY(商標)−FL)、2−オキソ−6,8−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸(Pacific Blue(商標))、TAMRA(商標)およびCR6G(商標)からなる群より選ばれるいずれかであり、
上記第2の核酸プローブは、第2の標的核酸配列とハイブリダイズしうる塩基配列を有し、
少なくとも一方の末端塩基が蛍光消光物質で標識され、
該蛍光消光物質で標識された塩基がシトシンであり、
該核酸プローブが上記第2の標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、上記シトシン塩基と対となる上記第2の標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記シトシン塩基と対となる上記第2の標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも一つのグアニン塩基が存在するように、上記塩基配列が設計され、かつ、
上記蛍光消光物質が、ATTO(商標)680又はATTO(商標)700のいずれかである標的核酸配列の検出方法。 - バインディングプローブと蛍光プローブからなる核酸プローブセットであって、
上記バインディングプローブは、オリゴヌクレオチドからなり、標的核酸配列とハイブリダイズする標的核酸結合領域と、上記蛍光プローブとハイブリダイズする蛍光プローブ結合領域とを含み、
上記標的核酸結合領域は、上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、該標的核酸結合領域中の末端塩基のうち蛍光プローブ結合領域側の塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも1つのグアニン塩基が存在するように、その塩基配列が設計され、
上記蛍光プローブは、オリゴヌクレオチドからなり、上記蛍光プローブ結合領域が上記バインディングプローブの3’末端側にあるときは、3’末端塩基が蛍光消光物質で標識され、上記蛍光プローブ結合領域が上記バインディングプローブの5’末端側にあるときは、5’末端塩基が蛍光消光物質で標識され、該蛍光消光物質が、ATTO(商標)680又はATTO(商標)700のいずれかの核酸プローブセット。 - バインディングプローブ、第1の蛍光プローブおよび第2の蛍光プローブからなる核酸プローブセットであって、
上記バインディングプローブは、オリゴヌクレオチドからなり、5’末端側から、上記第1の蛍光プローブとハイブリダイズする第1の蛍光プローブ結合領域、標的核酸配列とハイブリダイズする標的核酸結合領域、および、上記第2の蛍光プローブとハイブリダイズする第2の蛍光プローブ結合領域を有し、
上記標的核酸結合領域は、上記標的核酸配列とハイブリダイズしたときに、該標的核酸結合領域中の5’側末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも1つのグアニン塩基が存在し、かつ、上記標的核酸結合領域中の3’側末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基がグアニン塩基であるか、または、上記末端塩基と対となる上記標的核酸配列中の塩基を中心とする5塩基の範囲に少なくとも1つのグアニン塩基が存在するように、その塩基配列が設計され、
上記第1の蛍光プローブは、オリゴヌクレオチドからなり、5’末端塩基が第1の蛍光消光物質で標識され、
上記第2の蛍光プローブは、オリゴヌクレオチドからなり、3’末端塩基が第2の蛍光消光物質で標識され、
上記第1の蛍光消光物質は、上記第2の蛍光消光物質とは異なり、
上記第1の蛍光消光物質と第2の蛍光消光物質のうちの一方は、ATTO(商標)680又はATTO(商標)700のいずれかである蛍光消光物質であり、
もう一方の蛍光消光物質は、4,4−ジフルオロ−5,7−ジメチル−4−ボラ−3a,4a−ジアザ−s−インダセン−3−プロピオン酸(BODIPY(商標)−FL)、2−オキソ−6,8−ジフルオロ−7−ヒドロキシ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸(Pacific Blue(商標))、TAMRA(商標)、CR6G(商標)、ATTO(商標)465およびATTO(商標)655からなる群より選ばれる蛍光消光物質である核酸プローブセット。
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