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JP6039968B2 - ブラシの製造方法 - Google Patents

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JP6039968B2
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Description

本発明は、歯ブラシ等のブラシの製造方法に関する。
歯ブラシの製造方法として、成形型内のキャビティに用毛束の片端部を挿入し、該用毛束の片端部を溶融させた後に、該キャビティに成形材料を導入し、成形材料を固化させて用毛束を植毛部に一体固着させる技術が提案されている。
しかし、この技術は、成形型に直接成形材料を注入するため、成形型と用毛束との隙間から成形材料が漏れ出す問題を有している。また、高価な成形型が必要となるため、多品種の製品の生産には不向きである。
本出願人は、先に、植毛基部の該植毛孔に用毛束を挿入した後に、該植毛孔の開口周縁部を溶融変形させて該植毛孔の開口面積を狭くして該開口周縁部を該用毛束の外周に密着させ、その後、該植毛孔から突出する該用毛束の片端部を加熱して溶融塊を形成し、該溶融塊を被覆材で被覆するブラシの製造方法を提案した(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のブラシの製造方法によれば、植毛孔の開口周縁部を溶融変形させて該開口周縁部を該用毛束の外周に密着させるとともに、さらに用毛束に形成された溶融塊を被覆材で被覆するため、隙間から溶融した樹脂材料が漏れ出し難い。そして、特許文献1に記載のブラシの製造方法は、高価な成形型も必要とせず、多品種の製品を製造することができる。
特開2005−65870号公報
しかし、特許文献1に記載のブラシの製造方法のように、植毛孔の開口周縁部を溶融変形させて前記植毛孔の開口面積を狭くすると、用毛の太さや量によっては、用毛束を構成する一部の用毛が、溶融変形時の熱影響により軟化するとともに開口周縁部によって用毛束が押されるようになり折れて倒れてしまう場合があった。このように用毛が倒れてしまうと、場合によっては、倒れた用毛を被覆材で被覆しきれず、倒れた用毛の端が飛び出た成形不良のブラシとなってしまう。このように、特許文献1に記載のブラシの製造方法には、更なる改良の余地があった。
したがって、本発明の課題は、樹脂充填の際の樹脂洩れが抑えられ、植毛状態を良好にするとともに樹脂充填の際の成形状態も良好なブラシの製造方法を提供することにある。
本発明は、植毛基部に設けられた複数の植毛孔に用毛束が挿入され、該用毛束の外周に該植毛孔の開口周縁部が溶融変形されて密着しており、該植毛孔から突出する該用毛束の片端部に溶融塊が形成され、該溶融塊が被覆材で被覆されているブラシの製造方法であって、前記植毛基部の前記複数の植毛孔に前記用毛束を挿入する用毛束挿入工程と、挿入された前記用毛束の前記植毛孔から突出する片端部を加熱して仮固定する仮固定工程と、前記植毛孔の前記開口周縁部を溶融変形させ該植毛孔の開口面積を狭くして、仮固定された前記用毛束の外周に該開口周縁部を密着させる密着工程と、密着した前記用毛束における仮固定された前記片端部を加熱して溶融塊を形成する熱加工工程と、前記溶融塊を被覆材で被覆する被覆工程とを有するブラシの製造方法を提供するものである。
本発明によれば、樹脂充填の際の樹脂洩れが抑えられ、用毛束の抜け強度が高く植毛状態が良好になるとともに樹脂充填の際の成形状態も良好なブラシの製造方法が提供される。
図1は、本発明のブラシの一実施態様を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は要部の側断面図である。 図2は、植毛孔に挿入された用毛束を仮固定した植毛基部を背面側から視た要部の平面図である。 図3は、図1(b)のI−I線における、用毛束の植毛状態を示す部分拡大平断面図である。 図4は、本発明のブラシの製造方法の第1実施態様において用いられる歯ブラシ本体の成形金型及び歯ブラシ本体を模式的に示す図であり、(a)は歯ブラシ本体の側断面図、(b)は成形金型の断面図である。 図5は、図4(a)の歯ブラシ本体の先端部の形態を模式的に示す要部側断面図である。 図6は、図4(a)の歯ブラシ本体の植毛孔に用毛束を挿入した状態を模式的に示す要部側断面図である。 図7は、レーザービームの走査照射にかかる工程を模式的に示す要部拡大断面図であり、(a)は用毛束を挿入孔に挿入した状態を示す図、(b)は仮固定部が形成された状態を示す図、(c)は開口周縁部へのレーザービームの照射状態を示す図、(d)は開口周縁部及び開口内周面部の溶融変形状態を示す図、(e)は用毛束の片端部へのレーザービームの照射状態を示す図、(f)は溶融塊が形成された状態を示す図、(g)は樹脂充填された状態を示す図である。 図8は、レーザービームの走査照射にかかる工程を模式的に示す図であり、(a)は用毛束を挿入孔に挿入した状態を示す図、(b)は用毛束を仮固定するためのレーザービームの走査照射の軌道を示す図、(c)は仮固定部が形成された状態と開口周縁部へのレーザービームの走査照射の軌道を示す図、(d)は開口周縁部が用毛束の周縁部に密着した状態を示す図、(e)は用毛束へのレーザービームの走査照射の軌道を示す図、(f)は溶融塊が形成された状態を示す図である。 図9は、マスクプレートを用いた溶融塊の形成工程を模式的に示す要部断面図である。 図10は、被覆材による溶融塊の被覆工程を模式的に示す要部断面図である。 図11は、熱プレス手段による植毛基部の溶融変形及び溶融塊の形成工程を模式的に示す要部拡大断面図であり、(a)は用毛束の片端部への仮固定工程を示す図、(b)は仮固定部の形成状態と開口周縁部の溶融変形工程を示す図、(c)は開口周縁部及び開口内周面部の溶融変形状態を示す図、(d)は溶融塊の形成状態を示す図、(e)は溶融塊が形成された状態を示す図である。 図12は、用毛束を仮固定するためのレーザービームの走査照射の他の軌道を示す図である(図8(b)相当図)。 図13は、レーザービームの走査照射にかかる工程を模式的に示す要部拡大断面図であり、仮固定部が形成された状態を示す図である(図7(b)相当図)。
以下、本発明のブラシの製造方法を、その好ましい実施態様に基づき図面を参照しながら説明する。
本実施態様で製造するブラシは、図1に示すように、例えば、歯ブラシである。そこで、先ず、本実施態様により製造される歯ブラシ1(以下、「歯ブラシ1」ともいう。)について説明する。
歯ブラシ1は、図1(a)に示すように、歯ブラシ本体10の先端部に植毛基部2を有している。図1(b),図2に示すように、植毛基部2は、歯ブラシ1においては、その外周縁に沿って起立壁部201を有している。起立壁部201は、植毛基部2の扁平な基礎部200の外周縁に沿って配されており、該基礎部200の背面200a側から隆起して形成されている。また、植毛基部2には複数の植毛孔21が設けられている。具体的には、植毛基部2には、植毛基部2の基礎部200を背面200aから正面200bに貫通する複数の植毛孔21が形成されている。そして、植毛基部2に設けられた複数の植毛孔21に用毛束3がそれぞれ挿入されている。尚、以下の説明においては、植毛基部2に対して基礎部200の背面200a側を「上方側」ともいい、植毛基部2に対して基礎部200の正面200b側を「下方側」ともいう(図1(b)参照)。
歯ブラシ1においては、図1(b),図3に示すように、用毛束3の外周31に、植毛孔21の開口周縁部210が溶融変形されて密着している。具体的には、複数の用毛300が束状に集められて形成された用毛束3の外周31全域に亘って、植毛孔21の開口周縁部210が密着している。ここで、植毛孔21の開口周縁部210とは、植毛孔21における背面200a側(上方側)の周縁部を意味し、植毛孔21における正面200b側(下方側)の周縁部は含まれない。そして、植毛孔21から背面200a側(上方側)に突出する用毛束3の片端部には溶融塊33が形成されている。さらに、溶融塊33が被覆材4で被覆されている。このように、植毛基部2と被覆材4とが一体化されると、歯ブラシ本体10の先端部に、歯ブラシヘッド部分20が形成される。このように形成された歯ブラシヘッド部分20は、溶融塊33を有しているので、用毛束3の抜けを防止できる。
歯ブラシ1は起立壁部201を有しているので、起立壁部201の底部分よりも大きい設計の側面部分が接着する面積になり、被覆材4で溶融塊33を被覆するときに被覆材4と植毛基部2との接着面積を増大させ、被覆材4との接着強度を増大させるとともに、溶融塊33を形成する際の溶融塊33の植毛基部2の外側への流れ出しを防ぐ役割を担う部分となる。
上述したように、植毛孔21の開口周縁部210が溶融変形されて用毛束3の外周31全域に亘って密着されているのみならず、歯ブラシ1においては、開口周縁部210に連なる開口内周面部211も、図1(b),図3に示すように、溶融変形されて用毛束3の外周31全域に亘って密着されている。このように、開口周縁部210及び開口内周面部211(以下、「開口周縁部210等」ともいう。)が用毛束3の外周31に密着されているため、用毛束3の抜け強度が高められる。また、溶融塊33を形成するときや溶融樹脂からなる被覆材4で溶融塊33を被覆するときの該溶融樹脂の植毛孔21からの漏れ出しを防ぐことができる。
植毛孔21の開口周縁部210等と用毛束3の外周31との溶融変形による密着状態は、例えば、用毛束3を植毛基部2から取り外して、植毛孔21の開口内周面部211の形状が取り外した用毛束3の外周形状に相似状態になった部分が存在する事で確認できる。
歯ブラシ1の歯ブラシヘッド部分20(植毛部分)の好ましい厚みt1(図1(b)参照)は、口腔内での良好な操作性を考慮すると、5.5mm以下であり、薄ければ口腔内の操作性が一層向上するが、歯ブラシとしての強度を確保し、用毛束3を安定的に植毛基部2に保持する上で一層好ましい植毛部分の厚みt1の範囲は3mm以上5mm以下である。
植毛基部2を構成する基礎部200の底面部分の厚みt2(図1(b)参照)は、大きくなる程、成形性が容易で曲げ強度も大きくなるが、歯ブラシ1の操作性や実用性を考慮するとt2は、1mm以上、そして、4mm以下が好ましく、一層好ましくは2mm以下、より具体的には、1mm以上4mm以下であることが好ましく、1mm以上2mm以下であることが一層好ましい。
従って、歯ブラシ1において、植毛基部2を構成する起立壁部201の高さh(図1(b)参照)は、前記厚みt1、t2との関係や、溶融塊33の被覆厚みを考慮すると、1mm以上、そして、4mm以下が好ましく、一層好ましくは2mm以下、より具体的には、1mm以上4mm以下であることが好ましく、更に歯ブラシ1の操作性を重要視するならば1mm以上2mm以下であることが一層好ましい。
溶融変形させる前の植毛孔21の断面形状は、略円形のほか、略長円形状、略楕円形状、各種三角形状及び各種矩形状等を適宜選択することができる。また、植毛孔21は、植毛基部2の先端部、中央部及び両側部にそれぞれ大きさや形の異なるものを設けることができる。ここで、植毛基部2の先端部、中央部及び両側部それぞれを、図2を用いて説明すると、植毛基部2の先端部とは図2の左端側に位置する部分であり、植毛基部2の中央部とは図2に示す起立壁部201に沿って延びる周縁部よりも内側に位置する領域であり、植毛基部2の両側部とは図2に示す起立壁部201に沿って延びる周縁部の内の上下側に位置する部分である。
歯ブラシ本体10には、従来から歯ブラシ本体に用いられている通常の熱可塑性樹脂を特に制限なく用いることができる。該熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体等が挙げられる。該熱可塑性樹脂は、単独で又は複数を適宜選択して用いることができる。
用毛束3を構成する個々の用毛300の太さ、長さあるいは断面形状は、歯ブラシ1の機能等に応じて適宜選択することができる。また、該用毛300には、従来から歯ブラシの用毛に用いられている材質のものを特に制限なく用いることができる。用毛束3を構成する用毛300の材質としては、例えば、ナイロン等のポリアミド、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル等が挙げられる。
特に、歯ブラシ本体10に、ポリプロピレン樹脂〔溶解度パラメーター(SP値)=17.0〕やポリエチレンテレフタレート〔溶解度パラメーター(SP値)=21.8〕、用毛束3に、ナイロン〔溶解度パラメーター(SP値)=20.5〕やポリブチレンテレフタレート〔溶解度パラメーター(SP値)=20.5〕を用いる場合のように、植毛基部2を構成する材と用毛束3の用毛を構成する材とに、溶解度パラメーターの差が1以上大きい材料を組み合わせる場合(接着性に乏しい材料どうし組み合わせる場合)に、本発明の効果が十分に奏される。なお、上記SP値は、独立行政法人 物質・材料研究機構 高分子データベース(https://polymer.nims.go.jp/)を出典とする。
被覆材4は、植毛基部2と一体化可能な材であれば、特に制限なく使用することができる。被覆材4は、植毛基部2と同じ材とすることもできるし、異なる材としてもよい。
歯ブラシ1は、植毛孔21の開口周縁部210と、更に開口内周面部211とが溶融変形されて用毛束3の外周31に密着されているため、溶融塊33を形成するときや被覆材4の樹脂充填の際の樹脂洩れが抑えられ、用毛束3の抜け強度が高く植毛状態も良好である。
以下、本発明のブラシの製造方法の第1実施態様を、前記歯ブラシ1の製造方法に基づいて説明する。
先ず、図4(a)に示すような、先端部に植毛基部2を有する歯ブラシ本体10を準備する。歯ブラシ本体10は成形されたものを用いる。歯ブラシ本体10の成形には、図4(b)に示すような、歯ブラシ本体10の形態に対応したキャビティ11及びキャビティ11に通じる樹脂注入路12を有する成形金型100を用いる。そして、成形金型100を射出成形機(図示せず)にセットし、所定の射出成形圧で樹脂注入路12から該キャビティ11内に熱可塑性樹脂(図示せず)を溶融状態で射出し、冷却、固化させた後に脱型する。
図5に示すように、用毛束3を挿入する前の植毛孔21どうしの間隔dは、少なくとも0.3mm以上とするのが好ましく、0.5mm以上とするのが一層好ましい。ここで、間隔dは最も隣接する植毛孔21どうしの最小距離を意味する。植毛孔21どうしの間隔が狭すぎると、植毛孔21への用毛束3の挿入に支障を来したり、植毛基部2の強度が低下したり、植毛基部2の成形時における樹脂の流路の確保が困難になるおそれがある。尚、間隔dの上限値は、ハブラシの機能性、歯ブラシのデザイン性が良好であれば、特に制限されるものではない。
図5に示すように、熱変形させる前の植毛孔21の上方側の開口周縁部210には、植毛孔21の全周に亘って上方に向けて拡開するテーパー状の部分が設けられていることが好ましい。この部分のテーパーの角度αは、20°以上が好ましく、30°以上が更に好ましく、そして、120°以下が好ましく、90°以下が更に好ましく、より具体的には、20°以上120°以下が好ましく、特に30°以上90°以下であることが好ましい。
角度αを前記好ましい範囲に設定すると、植毛孔21への用毛束3の挿入が一層容易となる。また、開口周縁部210を溶融変形させたときに、植毛孔21の深い位置で用毛束3の外周31と開口周縁部210及び開口周縁部210に連なる開口内周面部211(開口周縁部210等)を隙間なく確実に密着させることができる。また、前記テーパー状の部分の深さ方向の寸法Lは、植毛基部2を構成する基礎部200の底面部分の厚みt2の、10%以上が好ましく、25%以上が更に好ましく、そして、75%以下が好ましく、より具体的には、10%以上75%以下が好ましく、特に25%以上75%以下が好ましい。具体的には、0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上が更に好ましく、そして、2mm以下が好ましく、1.5mm以下が更に好ましく、より具体的には、0.3mm以上2mm以下が好ましく、特に0.5mm以上1.5mm以下が好ましい。
次に、図6に示すように、植毛基部2の複数の植毛孔21に用毛束3を挿入する(用毛束挿入工程)。植毛孔21への用毛束3の挿入方法に特に制限はないが、切断済みの用毛300を所定本数束ねて挿入する方法が好ましい。用毛束3の挿入時には、植毛孔21に対応した位置に挿入孔130を有する用毛束保持治具13を用いることが好ましい。
植毛基部2の基礎部200背面200a(上面)からの用毛束3の突出長さL1(図7(a)参照)は、所望の大きさの溶融塊33を得るために、1mm以上が好ましく、1.5mm以上が更に好ましく、そして、5mm以下が好ましく、3.5mm以下が更に好ましく、より具体的には、1mm以上5mm以下が好ましく、特に1.5mm以上3.5mm以下が好ましい。
次に、図6に示すように用毛束3が用毛孔21に挿入された状態で、図7(a)に示すように、挿入された用毛束3の植毛孔21から(背面200a側に)突出する片端部を加熱して、図7(b)に示すように仮固定する(仮固定工程)。仮固定部32は少なくとも用毛束3の周囲部の用毛300が溶融接着していることが好ましく、用毛束3の全ての用毛300が溶融接着していることが更に好ましい。
第1実施態様においては、非接触式溶融手段(図示せず)を用いて、図7(a),(b)に示すように、用毛束3の片端部を加熱して仮固定部32を形成して、用毛300で構成される用毛束3が束状を維持するように仮固定する。
仮固定工程は、倒れた用毛束3を被覆材4で被覆しきれず、倒れた用毛300の端が飛び出た成形不良のブラシとならないために、植毛基部2の複数の植毛孔21に挿入された用毛束3の中の、少なくとも起立壁部201に沿う該起立壁部201近傍の用毛束3(図2参照)に行うことが好ましく、複数の植毛孔21に挿入された用毛束3全てに行うことが更に好ましい。
仮固定された用毛束3における植毛孔21から突出する高さ、即ち、植毛基部2の基礎部200背面200a(上面)から仮固定部32の頂点までの突出長さL2(図7(b)参照)は、仮固定部32の固定が弱く万が一用毛300が倒れても被覆材4で被覆できるように、起立壁部201の高さh以下であることが好ましく、具体的には、0.5mm以上が好ましく、そして、5mm以下が好ましく、2mm以下が更に好ましく、より具体的には、0.5mm以上5mm以下が好ましく、特に0.5mm以上2mm以下が好ましい。
仮固定部32の大きさ(直径)は、次工程の密着工程での溶融の妨げにならないために、植毛孔21の断面積(熱変形後の植毛孔21の断面積)の、0.8倍以上が好ましく、そして、1.4倍以下が好ましく、1.2倍以下が更に好ましく、より具体的には、0.8倍以上1.4倍以下が好ましく、更に0.8倍以上1.2倍以下が好ましい。ここで仮固定部32の大きさ(直径)が植毛孔21の断面積の1倍より小さい0.8倍が下限値となるのは、用毛束3を溶融した際に用毛束3を構成する用毛300どうしの間の空隙が少なくなり、用毛束3の大きさ(直径)が収縮するような場合が想定されるからである。
次に、図7(c),(d)に示すように、植毛孔21の開口周縁部210を溶融変形させ植毛孔21の開口面積を狭くして、仮固定された用毛束3の外周31に開口周縁部210を密着させる(密着工程)。第1実施態様においては、図7(c)に示すように、植毛孔21の開口周縁部210を非接触式溶融手段(図示せず)で加熱して、図7(d)に示すように、開口周縁部210等を溶融変形させて植毛孔21の上方側の開口面積を狭くし、開口周縁部210等を用毛束3の外周31に密着させる。この開口周縁部210及び開口内周面部211の用毛束3の外周31への密着は、樹脂の溶融流動、溶融後の固化収縮及び樹脂の弾性変形等による。
前記溶融流動については、開口周縁部210にテーパー状の部分があることで、溶融樹脂が該テーパー状の部分に沿って用毛束3の挿入方向に流動する為、用毛束3と植毛孔21の変形密着が一層効果的になされる。
次に、図7(e),(f)に示すように、密着した用毛束3における仮固定された片端部を加熱して溶融塊33を形成する(熱加工工程)。第1実施態様においては、図7(e)に示すように、用毛束3の片端部に形成された仮固定部32を非接触式溶融手段で更に加熱し、図7(f)に示すように、溶融塊33を形成して当該溶融塊33と植毛孔21の開口周縁部210とを固着させる。このとき、溶融塊33を押圧せずに形成できれば、用毛束3に応力がかかり難く用毛300のねじれや乱れが発生し難く、一層程度の高い植毛状態が達成できる。また、溶融塊33形成後に押圧手段(図示せず)で用毛束3の配向に影響を与えない範囲で溶融箇所(溶融塊33が固まる前のもの)を押圧し、溶融塊33と開口周縁部210との密着性をさらに高めることもできる。
溶融塊33の大きさは、仮固定部32の大きさよりも大きいことが好ましく、用毛束3の所望の抜け強度(JIS S3016に準拠で8N以上)を確保する観点から、植毛孔21の断面積(熱変形後の植毛孔21の断面積)の1.05倍以上が好ましく、更に1.2倍以上が好ましく、そして、6.5倍以下が好ましく、更に4倍以下が好ましい。
第1実施態様において、前記非接触式溶融手段はレーザービームであり、仮固定部32の形成、開口周縁部210等の溶融変形及び溶融塊33の形成手段として、所定のレーザー発振器からレーザービームを照射する方法が採用されている。この方法は、個々の溶融塊を必要形状に精度良く且つ効率よく形成する上で好ましい。密着工程と熱加工工程とで、非接触式溶融手段は同じ装置を用いてもよく、別の装置で行ってもよい。
第1実施態様においては、レーザー発振器から結像レンズに至るレーザー光の光路において、植毛孔21及び各用毛束3の片端部の断面形態に応じ、予め記憶部に登録された照射パターン(走査パターン)に基づいて、コントローラーが前記光路内に配された反射鏡の角度をサーボー制御するとともにフォーカスレンズの位置を制御することで、結像レンズから照射されるレーザービームを正確に各用毛束3の片端部に走査照射する。
前記レーザービームのビームの太さ(ビーム径)は、植毛孔21及び用毛束3の断面形態、数、位置等に応じて適宜設定する。
第1実施態様においては、個々の用毛束3の片端部、個々の植毛孔21の開口周縁部210及び個々の用毛束3の仮固定部32に走査照射するために、ビーム径は0.1mm以上4mm以下であることが好ましい。なお、レーザービームのエネルギーを高めて細かな走査形態で行う場合は、0.1mm以上1mm以下であることが更に好ましい。
前記レーザービームの照射パターンについては、前記各用毛束3の用毛300の長さ、各用毛束3の断面寸法、各用毛束3の植毛基部2における植毛位置、各用毛束3の植毛基部2に対する角度、各用毛束3の用毛密度、各用毛束3の用毛300の種類(太さ、色(光吸収率))、又は各用毛束3の先端形状等に基づいて、最適なパラメーター(走査軌道、照射スポット径、照射熱量、照射時間、走査速度、走査ピッチなど)を設定し、個々の用毛束3に対応した走査照射を行うことで、良好な仮固定部32及び良好な溶融塊33の形成がなされる。
例えば、図8(a)に示す略円形の断面形態の植毛孔21に挿入された用毛束3において、図8(b)に示すように、ビームのスポット径に応じた所定ピッチで用毛束3の片端部の外側から中央部に向かう渦巻状の軌道R1で走査照射する。これにより、図8(c)に示すように、最適な仮固定部32の形成を行う。このように形成された仮固定部32は、植毛孔21に挿入された用毛束3が植毛孔21から抜ける(孔の下から抜ける)程度のものである。その後、図8(c)に示すように植毛孔21の開口周縁部210に沿った軌道R2でレーザービームを走査照射する。そして、図8(d)に示すように、開口周縁部210及び開口内周面部211を溶融変形させる。その後、図8(e)に示すように、ビームのスポット径に応じた所定ピッチで用毛束3の仮固定部32の中央部から外側に向かう渦巻状の軌道R3で走査照射する。これにより、図8(f)に示すように、最適な溶融塊33の形成を行うとともに、当該溶融塊33と開口周縁部210と密着させる。このように形成された溶融塊33は、植毛孔21に挿入された用毛束3が植毛孔21から抜けない程度のもの(上述した所望の抜け強度を有するもの)である。
レーザービームの走査ピッチは、レーザービームのスポット径、走査速度、又は出力にもよるが、0.05mm以上2mm以下とすることが好ましい。
また、レーザービームの走査速度は、仮固定部32の形成、開口周縁部210等の溶融変形及び溶融塊33の形成に必要な熱容量と溶融時間を確保する観点から60mm/秒以上800mm/秒以下(出力12W以上50W以下において)であることが好ましい。
前記レーザービームの照射パルスは、高い出力が得られ、且つパルス化が図れる観点から、1kHz以上10kHz以下であることが好ましい。また、前記レーザービームの出力は、レーザービームの走査形態への対応性と簡素な設備の点から、10W以上100W以下であることが好ましい。
照射するレーザービームは、仮固定部32の形成、前記開口周縁部210等の溶融及び溶融塊33の形成を行うことができる出力を発生するものであれば、そのレーザービームの発生源は特に制限はない。該レーザービームの発生源としては、CO2、Ar、TEA CO2、エキシマ、He−cd、YAG等が挙げられ、これらの中でも、プラスチック材料を効率良く溶融する点ではCO2が好ましい。
第1実施態様においては、小径のレーザー光で、用毛束3の片端部及び個々の植毛孔21の開口周縁部210に、照射するパラメーターを変化させ、最適な溶融条件にて、仮固定部32を形成し、その後、開口周縁部210等を溶融変形させた後、溶融塊33を形成する。このため、例えば、溶融塊33の形成においては、仮固定部32の形成に比べて、走査軌道、照射時間、走査ピッチなどのパラメーターを変更し、走査照射時に一層多くの熱量を加え、上述した所望の抜け強度を有する溶融塊33を形成している。また、仮固定部32及び溶融塊33を形成する際に、例えば、各用毛束3の突出長さが異なる場合には、突出量の多い形態、又は用毛束断面積の大きい形態に対しては、走査軌道、照射時間、走査ピッチなどのパラメーターを変更し、走査照射時に一層多くの熱量を加えて、適切に形成する。逆に、用毛束3の突出量が少なく、用毛束3の断面積が小さい場合には、前記と逆にパラメーターを変化させ、走査照射時に加える熱量を少なくする。特に、一つの用毛束3の片端部の形態において、個々の用毛300の突出量が変化している場合(例えば、一つの用毛束3の片端部の断面が斜めになっていたり、凹凸を有していたりする場合)には、その高い部分を一度走査照射し、さらに片端部の全体を再度重ねて走査照射することで、高さが均一な仮固定部32及び溶融塊33を形成することができる。
レーザービームの走査照射は、用毛束3の背面200aからの突出量が長い部分(多く溶融させたい部分)に集中して熱量を与えることができるほか、走査ピッチを部分的に狭くしたり、走査速度を部分的に変更したりして、必要な部分に集中して溶融熱量を多く加えることができるため、その特徴を活かした適切な形態の溶融塊を形成することができる。
レーザービームの走査照射で、植毛孔21の開口周縁部210を加熱し、溶融変形させる際は、個々の植毛孔21の大きさや形にあわせた適切な照射範囲が選択可能であり、又、必要により、該開口周縁部210の周囲をさらに部分的に追加照射することで、融解した樹脂の流動量や流動状態の細かい制御が可能であり、最適な溶融変形と開口周縁部210及び開口内周面部211の用毛束3の密着状態を実現できる。これらの点からもレーザービームによる走査照射が非常に好ましい形態である。なお、レーザービームの照射による開口周縁部210の好ましい溶融範囲(幅)は、照射する部位の状況により、適宜調整することができる。該溶融範囲(幅)は、例えば、植毛孔21の開口周縁部210の近傍に、0.3mm以上が好ましく、0.4mm以上が更に好ましく、そして、1.5mm以下が好ましく、1mm以下が更に好ましく、より具体的には、0.3mm以上1.5mm以下が好ましく、特に0.4mm以上1mm以下とすることが好ましい。
非接触式溶融手段としてレーザービームを用いると、仮固定部32又は溶融塊33の形成時にかかる用毛300への応力も低く抑えることができる。さらにレーザービームでは、仮固定部32又は溶融塊33の形成時に、溶融する箇所のみに熱を加え、加熱不要な部分には熱を加えないようにすることができる。また、植毛基板20の植毛孔開口周縁部210等の溶融についても、狭い範囲での集中溶融が可能であり不要な部分への熱影響が少ない。これらの点からも、熱風方式や全体的に熱源でプレスする方式に比べ、植毛基部2の変形やそりが極めて小さい歯ブラシの製造が可能となる。
前記レーザービームの照射は、図9に示すように、マスクプレート14で起立壁部201を遮蔽し覆った状態で行うことが好ましい。このようにマスクプレート14を用いことで、植毛基部2における溶融の不要な部分にレーザービームが照射されることを防ぐことができるほか、レーザーが発する熱の影響で植毛基部2のそり又は変形を防止することができる。
レーザービームの照射による、仮固定部32の形成、開口周縁部210等の溶融変形及び溶融塊33の形成の際は、マスクプレート14にスリット状のノズル140を有するものを用い、当該ノズル140から不活性ガスの気流を吹き付けながらレーザービームを照射し、仮固定部32の形成中に仮固定部32及び植毛基部2を冷却するとともに、不活性ガス雰囲気又は低酸素濃度雰囲気下で仮固定部32を形成することが好ましく、また、溶融塊33の形成中に溶融塊33及び植毛基部2を冷却するとともに、不活性ガス雰囲気又は低酸素濃度雰囲気下で溶融塊33を形成することが好ましい。なお、該気流の吹き付けは、仮固定部32の形成、開口周縁部210等の溶融変形及び溶融塊33の形成直後に行うこともできる。
第1実施態様においては、個々の用毛束3毎に走査レーザー方式で仮固定部32又は溶融塊33をつくり、さらに気流で随時冷却できるため、仮固定部32同士又は溶融塊33同士が連なった状態でも仮固定部32又は溶融塊33の固化収縮は個別に行われる。このため、用毛束3の植毛角度のズレを防止することができる。
また、仮固定部32又は溶融塊33形成時における気流の吹き付けによって用毛300の焦げ、変色を防止することができるとともに、用毛300の溶融樹脂がマスクプレート14へ付着することを防止することができる。吹き付ける該不活性ガスとしては、窒素、アルゴン等が挙げられる。
次に、図7(g)に示すように、溶融塊33を被覆材4で被覆する(被覆工程)。溶融塊33の被覆は、図10に示すように、用毛束3が固着されたブラシ本体10を、用毛束保持治具13と共に射出成形装置15に取り付けて、植毛基部2に前記被覆材4用の樹脂を充填し、固化させて行う。
そして、被覆材4による溶融塊33の被覆後、用毛束保持治具13を射出成型用金型から取り外し、さらに、歯ブラシ1を用毛束保持治具13からはずしてその製造を完了する。
以上説明したように、第1実施態様の歯ブラシ1の製造方法によれば、密着工程の前に、仮固定工程を備えており、仮固定工程で、用毛束3の片端部を加熱して仮固定部32を形成し、用毛束3を構成する複数の用毛300を束状に仮固定しているので、密着工程において、開口周縁部210等を溶融変形させて前記植毛孔21の開口面積を狭くして、開口周縁部210等によって用毛束3が押されたとしても、用毛束3を構成する用毛300が折れ倒れ難く、成形不良のブラシが製造され難く、歯ブラシ1を好適に製造することができる。
また、第1実施態様の歯ブラシ1の製造方法によれば、密着工程及び熱加工工程を備え、溶融塊33を形成して当該溶融塊33と植毛孔21の開口周縁部210とを固着させているので、樹脂充填の際の樹脂洩れが抑えられるとともに植毛状態も良好な歯ブラシ1を好適に製造することができる。特に、密着工程において、植毛孔周縁部210を溶融変形(孔面積の減少)させ、用毛束3の外周31に密着させることで、樹脂洩れ不良を抑えることができるとともに、用毛束3の抜け強度についても、所望の抜け強度の安定化が確保できる。
次に、本発明のブラシの製造方法の第2実施態様を前記歯ブラシ1の製造方法に基づいて説明するが、この第2実施態様の歯ブラシの製造方法は、歯ブラシ1の製造工程における仮固定工程、密着工程及び熱加熱工程で用いる手段が異なる以外は、第1実施態様の歯ブラシ1の製造方法と同じである。従って、以下の説明では、該工程についてのみ説明する。
図11は、本発明のブラシの製造方法の第2実施態様による歯ブラシ1の製造工程における、仮固定部32の形成工程、開口周縁部210等の溶融変形並びに溶融塊33の形成工程を模式的に示したものである。図11において、前記第1実施態様と共通する部分については同一符号を付している。従って、特に説明のない部分については、前記第1実施態様の説明が適宜適用される。
第2実施態様のブラシの製造方法は、仮固定部32の形成、開口周縁部210等の溶融変形及び溶融塊33の形成を、非接触式溶融手段に代えて、接触式溶融手段で行うものである。図11(a)に示すように、第2実施態様では、熱プレス手段16が接触式溶融手段として用いられる。この熱プレス手段16は、開口周縁部210を溶融変形させる筒状の第1加熱部材161と第1加熱部材161内で上下動可能に配された第2加熱部材162とを備えている。第2加熱部材162の先端部は、所望の曲面加工が施されており、当該先端部で仮固定部32及び溶融塊33を形成する。
具体的には、熱プレス手段16が、開口周縁部210を溶融変形させる第1加熱部材161と片端部に仮固定部32を形成すると共に溶融塊33を形成する第2加熱部材162とを備えており、第2加熱部材162で用毛束3の片端部を仮固定させた後に、第1加熱部材161で開口周縁部210を溶融変形させ、その後に第2加熱部材162で溶融塊33を形成する。更に詳述すると、熱プレス手段16の第2加熱部材162を下降させ第1加熱部材161の先端側に移動させ、図11(a)に示すように、第2加熱部材162を用毛束3の片端部に当接させ、所望の形状の仮固定部32を形成する。次に、熱プレス手段16の第2加熱部材162を上昇させると共に第1加熱部材161を下降させ、図11(b)に示すように、熱プレス手段16の第1加熱部材161を開口周縁部210に当接させて開口周縁部210及び開口内周面部211を加熱し、図11(c)に示すように、開口周縁部210等を溶融変形させ植毛孔21の開口面積を狭くして、用毛束3の外周31に密着させる。このときの第1加熱部材161の厚みtzは、植毛孔の大きさや植毛孔ピッチの状態により適宜変化させることができるが、部材の強度や加熱溶融範囲を考慮すると、tzは0.4mm以上1.5mm以下が好ましい。また、加熱溶融状態の最適化のため、第1加熱部材161の温度は適宜調整する。その温度範囲は、第1加熱部材161の加圧力条件と前記温度条件とを考慮した上で適宜設定することができる。該温度は、例えば、150℃以上250℃以下が好ましい。次に、熱プレス手段16の第1加熱部材161を上昇させると共に第2加熱部材162を下降させ、再度、第2加熱部材162を第1加熱部材161の先端側に移動させ、図11(d)に示すように、第2加熱部材162を用毛束3の仮固定部32に当接させる。そして、図11(e)に示すように、密着した用毛束3における仮固定された片端部を加熱して所望の形状の溶融塊33を形成する。溶融塊33を形成することで、当該溶融塊33と植毛孔21の開口周縁部210とを固着させる。なお、第1加熱部材161及び第2加熱部材162の上昇又は下降の際は、加熱部材に植毛基部2(開口周縁部210)の樹脂、仮固定部32又は溶融塊33の樹脂等が付着する事を防止する上で、上昇又は下降の前に第1加熱部材161と第2加熱部材162を気流等で冷却し、その後に移動させることが好ましい。
第2実施態様の歯ブラシ製造方法においても、前記第1実施態様の歯ブラシ1の製造方法と同様に、歯ブラシ1を好適に製造することができる。
本発明は上述した第1実施態様又は第2実施態様の歯ブラシ製造方法に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
第1実施態様の仮固定工程において、レーザービームの照射パターンに関し、図8(b)には、所定ピッチで用毛束3の片端部の外側から中央部に向かう渦巻状の軌道R1で走査照射するパターンを示したが、中央部から外側に向かう渦巻状の軌道でもよい。また、該パターン以外に、図12に示すように、レーザービームを用毛束3に対して同心円状の軌道で植毛孔21より少し大きめの領域を所定のピッチで走査照射するパターンであってもよい。同心円状の軌道の場合も用毛束3の片端部の外側から中央部に走査照射することが好ましいが、中央部から外側に向かって走査照射してもよい。尚、溶融塊33を形成する(熱加工工程)においては、外方に効率よく広がった溶融塊33を形成するために、用毛束3の仮固定部の中央部から外側(植毛孔21より少し大きめの領域)に向かう同心円又は渦巻状の軌道で照射するのが好ましい。
また、上述した第1実施態様においては、歯ブラシ1が、図7に示すように、植毛基部2の外周縁に沿って起立壁部201を有しているが、図13に示すように、起立壁部201を有していなくてもよい。起立壁部201が無い場合においては、図13に示すように、仮固定された用毛束における植毛孔21から突出する高さL2’は、植毛孔21から植毛基部2の外周縁の端部までの距離M以下であることが好ましい。該距離Mは、前記長さL2と同様な観点から、0.5mm以上が好ましく、そして、5mm以下が好ましく、2mm以下が更に好ましく、より具体的には、0.5mm以上5mm以下が好ましく、特に0.5mm以上2mm以下が好ましい。また、例えば、植毛基部2に起立壁部201が無い場合に、マスクプレート14を用いてレーザービーム照射を行う際には、マスクプレート14を植毛基部2の外周縁を覆うように配して行うことが好ましい。
また、本発明のブラシの製造方法は、上述した第1実施態様においては、前記非接触式溶融手段による用毛束3の片端部及び開口周縁部210等の溶融が、レーザービームを移動させ走査させて行われているが、レーザービームを固定し、植毛基部を移動させて行ってもよい。
また、レーザービームを走査させず、全体又は部分的に照射しても良い。この場合はレーザーの光源を部分的に規制する遮蔽機構で適切な照射形状を確保することが好ましい。
また、前記非接触式溶融手段には、ハロゲンランプ等の光源を備えたものを採用することができ、該光源から発せられる光を集光させることで、レーザービームと同様の効果を得ることができる。この場合は、前記同様に、集光した光源を固定し、植毛基部を移動する方式が、装置構成上好ましい。また、これ以外に、熱風の送風手段を備えた非接触式溶融手段を採用することもできる。
接触式溶融手段には、前記第2実施態様のような部分的な熱プレス手段以外に、全体的な熱プレスでも条件や熱プレス形状等を適宜設定することで本発明の効果が得られる。
また、前記非接触式溶融手段と、前記接触式溶融手段とを適宜組み合わせて、仮固定部32の形成、開口周縁部210等の溶融及び溶融塊33の形成を行うこともできる。
また、本発明は、上述した第1実施態様又は第2実施態様のように、植毛基部における植毛孔の開口周縁部に、テーパー状の部分を設けておくことが好ましいが、開口周縁部にテーパー状の部分を設けなくてもよい。
また、本発明は、上述した第1実施態様又は第2実施態様のように、用毛束3は、植毛基部2の背面200a側から植毛孔21に挿入することが好ましいが、植毛基部の正面側から植毛孔21に挿入することもできる。
また、本発明は、上述した第1実施態様又は第2実施態様のように、予め所定長さに切断された用毛300を用いることが好ましいが、リールに巻きとられた用毛束3を用いることもできる。この場合には、用毛束3を植毛基部2の正面側から植毛孔21に挿入し、用毛束3を所望の長さに切断してもよい。
本発明は、歯ブラシ、ヘアブラシ、マッサージブラシ、洗浄ブラシ、その他各種のブラシの製造方法に適用される。
上述した実施形態に関し、さらに以下のブラシの製造方法を開示する。
<1>植毛基部に設けられた複数の植毛孔に用毛束が挿入され、該用毛束の外周に該植毛孔の開口周縁部が溶融変形されて密着しており、該植毛孔から突出する該用毛束の片端部に溶融塊が形成され、該溶融塊が被覆材で被覆されているブラシの製造方法であって、
前記植毛基部の前記複数の植毛孔に前記用毛束を挿入する用毛束挿入工程と、
挿入された前記用毛束の前記植毛孔から突出する片端部を加熱して仮固定する仮固定工程と、
前記植毛孔の前記開口周縁部を溶融変形させ該植毛孔の開口面積を狭くして、仮固定された前記用毛束の外周に該開口周縁部を密着させる密着工程と、
密着した前記用毛束における仮固定された前記片端部を加熱して溶融塊を形成する熱加工工程と、
前記溶融塊を被覆材で被覆する被覆工程とを有するブラシの製造方法。
<2>仮固定された前記用毛束における前記植毛孔から突出する高さは、前記植毛基部の外周縁に沿って起立壁部を有する場合においては、該起立壁部の高さ以下である前記<1>に記載のブラシの製造方法。
<3>仮固定された前記用毛束における前記植毛孔から突出する高さは、前記植毛基部の外周縁に沿って起立する起立壁部が無い場合においては、前記植毛孔から該植毛基部の外周縁の端部までの距離以下である前記<1>に記載のブラシの製造方法。
<4>前記仮固定工程は、前記植毛基部の前記複数の植毛孔に挿入された前記用毛束の中の前記植毛基部の外周縁に沿う該外周縁近傍の該用毛束に行う前記<1>〜<3>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<5>前記仮固定工程における加熱、前記密着工程における前記開口周縁部の溶融変形、又は前記熱加工工程における加熱は、非接触式溶融手段を用いて行う前記<1>〜<4>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<6>前記非接触式溶融手段は、レーザービームである前記<5>に記載のブラシの製造方法。
<7>前記仮固定工程は、前記レーザービームを前記用毛束に対して渦巻状の軌道で走査照射する前記<6>記載のブラシの製造方法。
<8>前記仮固定工程は、前記レーザービームを前記用毛束に対して同心円状の軌道で走査照射する前記<6>記載のブラシの製造方法。
<9>前記仮固定工程は、前記レーザービームを外側から中央部に向かう軌道で走査照射する前記<7>又は<8>記載のブラシの製造方法。
<10>前記仮固定工程における加熱、前記密着工程における前記開口周縁部の溶融変形、又は前記熱加工工程における加熱は、熱プレス手段を用いて行う前記<1>〜<4>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<11>前記熱プレス手段が、前記開口周縁部を溶融変形させる第1加熱部材と前記片端部に仮固定部を形成すると共に前記溶融塊を形成する第2加熱部材とを備えており、前記第2加熱部材で前記用毛束の片端部を仮固定させた後に、前記第1加熱部材で前記開口周縁部を溶融変形させ、その後に前記第2加熱部材で前記溶融塊を形成する前記<10>に記載のブラシの製造方法。
<12>前記植毛基部を構成する材と前記用毛束の用毛を構成する材とに、溶解度パラメーターの差が1以上大きい材料を組み合わせる前記<1>〜<11>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<13>前記植毛基部を構成する材としてポリプロピレン樹脂又はポリエチレンテレフタレートを用い、前記用毛束としてナイロン又はポリブチレンテレフタレートを用いる前記<1>〜<12>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<14>前記植毛孔の上方側の開口周縁部には、該植毛孔の全周に亘って上方に向けて拡開するテーパー状の部分が設けられている前記<1>〜<13>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<15>前記テーパー状の部分の深さ方向の寸法は、前記植毛基部を構成する基礎部の底面部分の厚みの10%以上が好ましく、25%以上が更に好ましく、そして、75%以下が好ましく、より具体的には、10%以上75%以下が好ましく、特に25%以上75%以下が好ましい前記<14>に記載のブラシの製造方法。
<16>前記植毛基部の基礎部背面からの前記用毛束の突出長さは、1mm以上が好ましく、1.5mm以上が更に好ましく、そして、5mm以下が好ましく、3.5mm以下が更に好ましく、より具体的には、1mm以上5mm以下が好ましく、特に1.5mm以上3.5mm以下が好ましい前記<1>〜<15>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<17>仮固定工程は、前記用毛束の周囲部の用毛が溶融接着するように加熱するか、又は該用毛束の全ての用毛が溶融接着するように加熱する前記<1>〜<16>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<18>仮固定工程は、前記植毛基部の前記複数の植毛孔に挿入された前記用毛束全てに行う前記<1>〜<17>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<19>仮固定された前記用毛束における前記植毛孔から突出する前記高さは、0.5mm以上が好ましく、そして、5mm以下が好ましく、2mm以下が更に好ましく、より具体的には、0.5mm以上5mm以下が好ましく、特に0.5mm以上2mm以下が好ましい前記<1>〜<18>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<20>前記仮固定部の大きさは、前記植毛孔の断面積の0.8倍以上が好ましく、そして、1.4倍以下が好ましく、1.2倍以下が更に好ましく、より具体的には、0.8倍以上1.4倍以下が好ましく、更に0.8倍以上1.2倍以下が好ましい前記<1>〜<19>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<21>前記溶融塊の大きさは、前記植毛孔の断面積の1.05倍以上であるか、又は1.2倍以上であり、6.5倍以下であるか、又は4倍以下である前記<1>〜<20>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<22>前記密着工程は、植毛孔の開口周縁部を非接触式溶融手段で加熱して、溶融変形させて植毛孔の上方側の開口面積を狭くし、開口周縁部を用毛束の外周に密着させる前記<1>〜<21>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<23>前記熱加工工程は、用毛束の片端部に形成された仮固定部を非接触式溶融手段で更に溶融し、溶融塊を形成して当該溶融塊と植毛孔の開口周縁部とを固着させる前記<1>〜<22>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<24>前記熱加工工程は、前記用毛束の仮固定部に対して渦巻状又は同心円状の軌道で、レーザービームを走査照射する前記<1>〜<23>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
<25>前記熱加工工程は、前記レーザービームを前記用毛束の仮固定部の中央部から外側に向かう軌道で照射する前記<24>に記載のブラシの製造方法。
<26>前記ブラシが、歯ブラシ、ヘアブラシ、マッサージブラシ、又は洗浄ブラシである前記<1>〜<25>の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
1 歯ブラシ
10 ブラシ本体
20 ヘッド部分
2 植毛基部
200 基礎部
201 起立壁部
21 植毛孔
210 開口周縁部
211 開口内周面部
3 用毛束
31 外周
32 仮固定部
33 溶融塊
300 用毛
4 被覆材
100 成形金型
11 キャビティ
12 樹脂注入路
13 用毛束保持治具
130 挿入孔
14 マスクプレート
140 ノズル
15 射出成形用金型
16 熱プレス手段
161 第1加熱部材
162 第2加熱部材

Claims (10)

  1. 植毛基部に設けられた複数の植毛孔に用毛束が挿入され、該用毛束の外周に該植毛孔の開口周縁部が溶融変形されて密着しており、該植毛孔から突出する該用毛束の片端部に溶融塊が形成され、該溶融塊が被覆材で被覆されているブラシの製造方法であって、
    前記植毛基部の前記複数の植毛孔に前記用毛束を挿入する用毛束挿入工程と、
    挿入された前記用毛束の前記植毛孔から突出する片端部を加熱して前記用毛束が束状を維持するように仮固定する仮固定部を形成し、該仮固定部を前記植毛基部の基礎部背面から突出する位置に形成する仮固定工程と、
    前記植毛孔の前記開口周縁部を溶融変形させ該植毛孔の開口面積を狭くして、仮固定された前記用毛束の外周に該開口周縁部を密着させる密着工程と、
    密着した前記用毛束における仮固定された前記片端部を加熱して溶融塊を形成する熱加工工程と、
    前記溶融塊を被覆材で被覆する被覆工程とを有するブラシの製造方法。
  2. 仮固定された前記用毛束における前記植毛孔から突出する高さは、前記植毛基部の外周縁に沿って起立壁部を有する場合においては、該起立壁部の高さ以下である請求項1に記載のブラシの製造方法。
  3. 仮固定された前記用毛束における前記植毛孔から突出する高さは、前記植毛基部の外周縁に沿って起立する起立壁部が無い場合においては、前記植毛孔から該植毛基部の外周縁の端部までの距離以下である請求項1に記載のブラシの製造方法。
  4. 前記仮固定工程は、前記植毛基部の前記複数の植毛孔に挿入された前記用毛束の中の前記植毛基部の外周縁に沿う該外周縁近傍の該用毛束に行う請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
  5. 前記仮固定工程における加熱、前記密着工程における前記開口周縁部の溶融変形、又は前記熱加工工程における加熱は、非接触式溶融手段を用いて行う請求項1〜4の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
  6. 前記非接触式溶融手段は、レーザービームである請求項5に記載のブラシの製造方法。
  7. 前記仮固定工程は、前記レーザービームを前記用毛束に対して渦巻状の軌道で走査照射する請求項6記載のブラシの製造方法。
  8. 前記仮固定工程は、前記レーザービームを前記用毛束に対して同心円状の軌道で走査照射する請求項6記載のブラシの製造方法。
  9. 前記仮固定工程における加熱、前記密着工程における前記開口周縁部の溶融変形、又は前記熱加工工程における加熱は、熱プレス手段を用いて行う請求項1〜4の何れか1項に記載のブラシの製造方法。
  10. 前記熱プレス手段が、前記開口周縁部を溶融変形させる第1加熱部材と前記片端部に仮固定部を形成すると共に前記溶融塊を形成する第2加熱部材とを備えており、前記第2加熱部材で前記用毛束の片端部を仮固定させた後に、前記第1加熱部材で前記開口周縁部を溶融変形させ、その後に前記第2加熱部材で前記溶融塊を形成する請求項9に記載のブラシの製造方法。
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