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JP6039771B2 - 吸入システム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用のエアフィルタに関し、更に詳しくは、本発明は、例えば、限定を伴うことなしに、動力鋸やトリマなどのハンドヘルド型動力工具に使用される2サイクル内燃機関に関する。
2サイクル内燃機関は、ハンドヘルド型動力工具に広く使用されている。通常、2サイクル内燃機関は、内燃機関の吸入チャネル内に設けられたエアフィルタを含む。エアフィルタは、内燃機関の適切な動作を保証するために不可欠である。エアフィルタは、燃焼用空気中に存在する埃やその他の粒子状物質を捕獲し、これにより、清浄な空気を内燃機関に供給する。通常、エアフィルタは、内部チャンバと、1つ又は複数のフィルタ要素と、エアフィルタを内燃機関の吸入チャネルに接続するための吸入開口部と、を含む。内燃機関の動作の際に、燃焼用空気は、1つ又は複数のフィルタ要素を通じて内部チャンバに流入し、且つ、更には、吸入開口部を通じて内燃機関の吸入チャネルに進入する。
当技術分野において周知のように、2サイクル内燃機関においては、吸入チャネルは、更に、クランクケース又はシリンダに接続されている。内燃機関の動作の際には、クランクケース内に存在している燃焼していない燃料と潤滑剤の混合物が吸入チャネルに逆流する場合がある。クランクケースから吸入チャネル内への燃焼していない燃料と潤滑剤の混合物の逆流は、逆流又はバックスピット(back spit)と呼ばれる。逆流又はバックスピットを制御するためのシステムが設けられていない2サイクル内燃機関の場合には、燃焼していない燃料と潤滑剤の混合物が、早期に、エアフィルタを塞いで詰まらせることになり、且つ、その結果、非常に頻繁にエアフィルタを洗浄又は交換する必要がある。
通常、エアフィルタの原価は安く、且つ、その交換は、その他の保守作業と共に実行されており、大して面倒な作業ではない。しかしながら、高性能が要求される用途、産業用の用途、及び農業用の用途などのように、埃っぽい環境において使用される動力工具の場合には、エアフィルタ交換の費用が大きくなる場合があり、且つ、その結果、フィルタの性能及び寿命の大幅な向上が必要とされることになる。従来技術においては、逆流を極小化するために、クランクケース及び/又は吸入チャネル内において弁を使用する場合がある。しかしながら、このような弁の設計及び設置は、それなりに複雑であり且つ費用を所要する。
従って、2サイクル内燃機関における逆流を制御することにより、2サイクル内燃機関の、且つ、具体的には、エアフィルタの、サービス寿命を改善するための手段に対するニーズが存在している。更には、エアフィルタの吸入方向において燃焼用空気の流れを制御するための手段に対するニーズも存在している。
以上の内容に鑑み、上述の問題点を解決又は少なくとも低減することが目的である。具体的には、この目的は、動力工具に使用される2サイクル内燃機関用の改善された空気吸入システムを提供するというものである。この空気吸入システムは、単純な設計を有し、且つ、逆流又はバックスピットによるエアフィルタの閉塞を防止する。
この目的は、新しい空気吸入システムによって実現され、この空気吸入システムは、エアフィルタと、流れ抵抗手段と、を含む。エアフィルタは、1つ又は複数のフィルタ要素と、内部チャンバと、吸入開口部と、を含む。吸入開口部は、内部チャンバを内燃機関の吸入チャネルに対して接続するために設けられている。内燃機関の動作の際に、燃焼用空気は、1つ又は複数のフィルタ要素を通じて内部チャンバに、且つ、内部チャンバから吸入チャネルに流入する。更には、内部チャンバ、吸入開口部、及び吸入チャネルは、燃焼用空気流路を規定しており、且つ、この燃焼用空気流路内に流れ抵抗手段が設けられている。内燃機関の動作の際に、燃焼用空気の一部分が流れ抵抗手段を通じて流れる。流れ抵抗手段を通じて流れる燃焼用空気の部分は、20%〜100%の範囲であってよく、これは、燃焼用空気の少なくとも20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、又は少なくとも90%、或いは、場合によっては、燃焼用空気の100%を意味している。
好ましくは、流れ抵抗手段は、内燃機関からの燃焼用空気の経路を通じた逆流の際に燃焼していない燃料及び/又は潤滑剤を吸収してもよい。この結果、流れ抵抗手段は、燃焼していない燃料と潤滑剤が1つ又は複数のフィルタ要素に到達することを防止することになり、これにより、逆流又はバックスピットに起因したフィルタ要素の閉塞が回避される。
内部チャンバ、吸入開口部、及び吸入チャネルの間に規定された燃焼用空気流路は、燃焼用空気の平均流動方向を実質的に横断するプレーン内に位置した断面積を有する。更には、流れ抵抗手段は、この断面積の少なくとも40%、50%、60%、80%、又は少なくとも90%、或いは、場合によっては、100%などのように、この断面積の少なくとも30%から少なくとも70%をカバーしてもよい。
この空気吸入システムは、2サイクル内燃機関において使用してもよい。この2サイクル内燃機関は、空気供給通路を含み、この空気供給経路は、内部チャンバを内燃機関の1つ又は複数の移送ダクトに接続すると共に追加の空気を1つ又は複数の移送ダクトに供給する。この追加の空気の一部分は、流れ抵抗手段を通じて流れてもよい。流れ抵抗手段を通じて流れる追加の空気の部分は、少なくとも10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、又は90%などのように、追加の空気の10%から100%の範囲であってよい。或いは、この代わりに、追加の空気は、流れ抵抗手段を通じて流れなくてもよい。
流れ抵抗手段は、プラスチック又はゴムの発泡体、或いは、場合によっては、金属構造体を含んでもよい。更には、発泡体/金属構造体は、少なくとも2mmから少なくとも3mmだけ、燃焼用空気の流動方向に延在してもよく、且つ、発泡体/金属構造体の平均セル直径は、約1000μm〜3000μmの範囲である。更には、発泡体/金属構造体は、少なくとも3mmから少なくとも4mmだけ、燃焼用空気の流動方向に延在してもよく、且つ、発泡体/金属構造体の平均セル直径は、約3000μm〜5000μmの範囲である。更には、発泡体/金属構造体は、少なくとも4mmから少なくとも5mmだけ、燃焼用空気の流動方向に延在してもよく、且つ、発泡体/金属構造体の平均セル直径は、約5000μm〜8000μmの範囲である。
発泡体/金属構造体の平均セル直径は、約2000μm〜7000μmの範囲であってよく、発泡体/金属構造体は、エアフィルタの内部チャンバ内に配設される。更には、エアフィルタは、内部チャンバを収容するためのハウジングを含んでもよい。ハウジングは、1つ又は複数のハウジングシェルから形成される。1つのハウジングシェルは、1つ又は複数のフィルタ要素を含んでもよく、別のハウジングシェルは、吸入開口部を含んでもよい。発泡体/金属構造体は、1つ又は複数のフィルタ要素を含むハウジングシェルに装着してもよい。しかしながら、特定の実施形態においては、発泡体/金属構造体は、吸入開口部を含むハウジングシェルに装着してもよい。
発泡体は、ポリエステル材料から製造してもよく、且つ、ポリエステル材料の平均密度は、20kg/cm3〜50kg/m3の範囲であってよい。更には、フィルタ要素は、プラスチック又はゴムの発泡体、ナイロンメッシュ、又はフェルトから製造してもよい。
又、本発明は、燃焼用空気を内燃機関に吸入する方法をも提供する。この方法は、プラスチック又はゴムの発泡体、或いは、場合によっては、金属構造体を燃焼用空気流路内に設けるステップを含んでもよい。本方法は、発泡体を通じて燃焼用空気の一部分を吸入するステップを更に含む。発泡体又は金属構造体を通過する燃焼用空気の部分は、燃焼用空気の少なくとも30%又は少なくとも40%であってよい。好ましくは、発泡体を通過する燃焼用空気の部分は、少なくとも50%、60%、70%、80%、90%、或いは、場合によっては、100%であってよい。
発泡体/金属構造体は、3000〜6000μmなどの、且つ、好ましくは、3800〜5200μmなどのように、2000μm〜7000μmの範囲の平均セル直径を有してもよい。
以下、添付図面を参照し、本発明について更に詳細に説明することとする。
本発明の一実施形態による内燃機関の空気吸入システム100の断面図を示す。 本発明の一実施形態による内燃機関のエアフィルタの第1ハウジングシェル4の斜視図を示す。 本発明の一実施形態による内燃機関のエアフィルタの第2ハウジングシェル5の正面図を示す。
以下、本発明の好適な実施形態を示す添付図面を参照し、本発明について更に詳細に説明することとする。但し、本明細書においては、本発明は、多数の異なる形態において実施されており、これらの実施形態は、本開示が、十分且つ完全なものとなると共に、本発明の範囲を当業者に対して十分に伝達するように、提供されている。添付図面においては、同一の参照符号によって同一の参照内容を示している。
図1は、本発明の一実施形態による内燃機関の空気吸入システム100の断面図を示している。空気吸入システム100は、燃焼用空気を内燃機関に供給する。尚、この例示用の実施形態は、内燃機関との関連において使用されるものとして示されているが、本発明は、任意の適切なタイプの内燃機関又は装置に内蔵することが可能であり、且つ、内燃機関における使用にのみ限定されるものでもなく、且つ、様々なタイプの実施形態に内蔵してもよいことを理解されたい。内燃機関は、一般に、ガソリン内燃機関又はディーゼル内燃機関であってよい。通常、内燃機関は、クランクケースと、少なくとも1つのシリンダと、を含む。ピストンは、シリンダ内において往復運動可能であり、且つ、接続ロッドを介してクランクシャフトに接続される。本発明の様々な実施形態においては、内燃機関は、チェーンソー、動力カッター、トリマなどのハンドヘルド型作業工具用の2サイクル内燃機関であってよい。
内燃機関の空気吸入システム100は、エアフィルタ1と、流れ抵抗手段2と、を含む。エアフィルタ1は、ハウジングと、少なくとも1つのフィルタ要素(図1には示されていない)と、を含む。ハウジングは、内部チャンバ3を収容してもよい。本発明の一実施形態においては、ハウジングは、第1ハウジングシェル4と、第2ハウジングシェル5と、から構成してもよい。本発明の別の実施形態においては、第1ハウジングシェル4は、少なくとも1つのフィルタ要素を含み、第2ハウジングシェル5は、吸入開口部6を含む。吸入開口部6は、内部チャンバ3を内燃機関の吸入チャネル7に接続している。燃焼用空気は、少なくとも1つのフィルタ要素12を通じて内部チャンバ3に、且つ、従って、内部チャンバ3から吸入開口部6を通じて吸入チャネル7に流入する。内部チャンバ3、吸入開口部6、及び吸入チャネル7は、協働して燃焼用空気流路を規定している。この燃焼用空気流路内に、流れ抵抗手段2が配置される。ハウジングシェル4及び5は、留めねじを挿入するための1つ又は複数の孔(図1には示されていない)を含んでもよい。例えば、第1ハウジングシェル4を第2ハウジングシェル5に固定するために、ねじ8を設けてもよい。ねじ8は、第1及び第2ハウジングシェル4及び5に存在している対応する孔に挿入される。
流れ抵抗手段2を通過する燃焼用空気の最小百分率を、以下においては、第1閾値百分率と呼ぶ。第1閾値百分率は、流れ抵抗手段2の設計に依存したものであってよい。本発明の一実施形態においては、第1閾値百分率は、少なくとも20%であってよい。本発明の好適な一実施形態においては、第1閾値百分率は、少なくとも30%であってよい。本発明の別の好適な実施形態においては、第1閾値百分率は、少なくとも40%であってよい。更には、本発明の様々な実施形態において、第1閾値百分率は、少なくとも60%、70%、80%、又は90%などのように、50〜100%の範囲であってよい。
内燃機関サイクルの吸気フェーズにおいて、燃焼用空気は、空気吸入システム100を通じて吸入され、且つ、燃料と混合されて燃焼可能な混合物を形成する。この燃焼可能な混合物は、燃料供給ユニット9内に形成してもよく、この燃焼供給ユニット9は、気化器であってよい。
更には、内燃機関の空気吸入システム100内の空気圧を変更し、これにより、内燃機関に進入する燃料と空気の量の比率を変更するために、チョーク弁10を設けてもよい。内燃機関を始動する際には、チョーク弁10を使用して濃厚な燃料−空気混合物を供給してもよい。更には、内燃機関に進入する燃料−空気混合物の量を調節するために、チョーク弁10の下流にスロットル弁11を設けてもよい。
内燃機関内において、燃焼可能な混合物に点火することにより、内燃機関サイクルの発動行程においてピストンを駆動する。特に発動行程においては、燃焼していない燃料及び/又は潤滑剤の一部が、燃焼用空気と共に、空気吸入システム100に逆流する場合がある。この空気吸入システム100内に逃避する燃料−空気混合物並びに燃焼していない燃料及び/又は潤滑剤を、一般には、逆流又はバックスピットと呼んでいる。
本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2は、内燃機関から逆流する燃料及び/又は潤滑剤を吸収する。更に詳しくは、燃焼用空気流路に沿ってエアフィルタ1に向かって流れるバックスピットは、流れ抵抗手段2を通過しなければならない。この結果、燃料及び/又は潤滑剤の流れがエアフィルタ1の1つ又は複数のフィルタ要素12に到達することが妨げられ、この結果、エアフィルタ1の運用寿命が改善される。
更には、本発明の様々な実施形態においては、流れ抵抗手段2内に吸収された燃料及び/又は潤滑剤を内燃機関の吸気フェーズにおいて内燃機関に引き戻してもよい。この結果、内燃機関からの逆流内に存在している燃料及び/又は潤滑剤が効率的に利用されることになる。
流れ抵抗手段2は、内部チャンバ3と、吸入開口部6と、吸入チャネル7と、によって規定された燃焼用空気流路内に配置されている。この燃焼用空気流路は、燃焼用空気の平均流動方向を実質的に横断するプレーン内に位置した断面積を有する。流れ抵抗手段2によってカバーされる断面積の最小百分率を、以下においては、第2閾値百分率と呼ぶ。本発明の一実施形態においては、第2閾値百分率は、少なくとも30%であってよい。本発明の好適な一実施形態においては、第2閾値百分率は、少なくとも50%であってよい。本発明の別の好適な実施形態においては、第2閾値百分率は、少なくとも70%であってよい。又、第2閾値百分率は、少なくとも40%、60%、80%、90%、或いは、場合によっては、少なくとも95%であってもよい。
図2は、本発明の例示用の実施形態によるエアフィルタ1の第1ハウジングシェル4の斜視図を示している。図2に示されているように、第1ハウジングシェル4は、複数のフィルタ要素12と、流れ抵抗手段2と、を含む。第1ハウジングシェル4を第2ハウジングシェル5(これは、図3に示されている)に固定するために、孔13を設けてもよい。本発明の一実施形態においては、フィルタ要素12のそれぞれは、プラスチック又はゴムの発泡体、ナイロンメッシュ、又はフェルトから製造してもよい。
本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2は、プラスチック又はゴムの発泡体、或いは、金属構造体であってもよい。更には、本発明の様々な実施形態においては、流れ抵抗手段2は、燃焼用空気の流動方向に延在してもよい。本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2は、少なくとも2mmだけ、且つ、好ましくは、少なくとも3mmだけ、燃焼用空気の流動方向に延在してもよく、且つ、流れ抵抗手段2の平均セル直径は、1000〜3000μmの範囲であってよい。本発明の別の実施形態においては、流れ抵抗手段2は、少なくとも4mmだけ、且つ、好ましくは、5mm超だけ、燃焼用空気の流動方向に延在してもよく、且つ、流れ抵抗手段2の平均セル直径は、3000〜5000μmの範囲であってよい。更には、本発明の様々な実施形態においては、流れ抵抗手段2は、少なくとも4mmだけ、且つ、好ましくは、5mm超だけ、燃焼用空気の流動方向に延在してもよく、且つ、流れ抵抗手段2の平均セル直径は、5000〜8000μmの範囲であってよい。
本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2の平均セル直径は、2000〜7000μmの範囲であってよい。本発明の好適な実施形態においては、流れ抵抗手段2の平均セル直径は、3000〜6000μmの範囲であってよい。更には、本発明の別の好適な実施形態においては、流れ抵抗手段2の平均セル直径は、3800〜5200μmの範囲であってよい。本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2は、内部チャンバ3内に配設してもよい。流れ抵抗手段2は、好ましくは、エアフィルタ1の近傍に又はエアフィルタ1の内部に配設してもよい。図2に示されているように、流れ抵抗手段2は、フィルタ要素12を含む第1ハウジングシェル4に装着してもよい。但し、本発明の別の実施形態においては、流れ抵抗手段2は、吸入開口部6を含む第2ハウジングシェル5に装着してもよい。
更には、本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2は、ポリエステル材料から製造された発泡体であってよい。但し、当業者は、流れ抵抗手段2をその他の材料から製造してもよいことを理解するであろう。本発明の一実施形態においては、流れ抵抗手段2の平均密度は、20〜50kg/m3の範囲であってよい。本発明の好適な一実施形態においては、流れ抵抗手段2の平均密度は、23〜35kg/m3の範囲であってよい。
図3は、本発明の例示用の一実施形態によるエアフィルタ1の第2ハウジングシェル5の正面図を示している。第2ハウジングシェル5は、第2ハウジングシェル5を、例えば、気化器などの燃料供給ユニット9(図1にのみ示されている)に固定するための留めねじを挿入するための複数の孔14を含んでもよい。このねじ8は、第1ハウジングシェル4内の孔13(図2にのみ示されている)及び第2ハウジングシェル5内の対応する孔を通過してもよい。一代替構成においては、エアフィルタは、燃料供給ユニットに直接的には装着されていない。この場合には、燃焼用空気及び/又は追加の空気を導くための少なくとも1つの別個のチューブがエアフィルタと燃料供給ユニットの間に存在してもよい。空間の制限又はその他の理由に起因し、これは有利であろう。図3に示されているように、プラスチック又はゴムの発泡体或いは金属構造体であってよい流れ抵抗手段2は、第2ハウジングシェル5に装着される。更には、吸入チャネル7は、内部チャンバ3(図1を参照されたい)内に延在してもよく、且つ、半円形の壁18(図1にも示されている)において終端してもよい。流れ抵抗手段2は、内燃機関が流れ抵抗手段2を通じて空気を吸入するように、燃焼用空気流路内に設けられている。燃焼用空気は、矢印15によって示されているように、流れ抵抗手段2を通過した後に、吸入チャネル7に吸入される。燃焼用空気は、好ましくは、半円形の壁17などの第1ハウジングシェル4及び/又は第2ハウジングシェル5の各壁によってガイドされ、これにより、燃焼用空気は、図3に示されているように、実質的に、延在する吸入チャネルに上方から進入する。本発明の好適な一構成によれば、燃焼用空気は、燃焼用空気の最大で100%が流れ抵抗手段2を通じて流れるように、ガイドしてもよい。
本発明の一実施形態においては、内燃機関は、空気供給通路16を有するクランクケース掃気式2サイクル内燃機関であってよい。空気供給通路は、内部チャンバ3を内燃機関の1つ又は複数の移送ダクト(図示されてはいない)と接続してもよい。本発明の更なる実施形態においては、1つ又は複数の移送ダクトに進入する空気の量を調節するために、空気供給通路16内に空気弁17を設けてもよい。空気供給通路は、クランクケース内の圧力低下の際に、ピストンによって制御されたポートを介して、追加の空気を内燃機関の1つ又は複数の移送ダクトに供給する。この結果、外部空気を1つ又は複数の移送ダクト内において一時的に保存することが可能となり、且つ、1つ又は複数の移送チャネルとの連通状態にある燃焼チャンバを、空気/燃料混合物を供給する前に、外部空気によって浄化することができる。尚、浄化とは、非常にわずかな量の燃焼していない燃料をも内燃機関から除去することを意味している。本発明の一実施形態においては、追加の空気は、流れ抵抗手段2を通じて流れてもよい。流れ抵抗手段2を通じて流れる追加の空気の最小百分率を、以下においては、第3閾値百分率と呼ぶ。本発明の一実施形態においては、第3閾値百分率は、少なくとも10%又は少なくとも20%であってよい。本発明の一代替実施形態においては、第3閾値百分率は、少なくとも30%又は少なくとも40%であってよい。本発明の別の代替実施形態においては、第3閾値百分率は、少なくとも60%、70%、80%、又は90%、或いは、場合によっては、100%などのように、少なくとも50%であってよい。更には、本発明の好適な一実施形態においては、追加の空気は、流れ抵抗手段2を通じて流れなくてもよい。
添付図面及び本明細書には、本発明の好適な実施形態及び実施例が開示されており、且つ、特定の用語が利用されているが、それらの用語は、一般的且つ説明的な意味においてのみ使用されており、従って、限定を意図したものではなく、本発明の範囲は、添付の請求項に記述されているとおりである。

Claims (20)

  1. クランクケース掃気式2サイクル内燃機関用の空気吸入システム(100)であって、
    少なくとも1つのフィルタ要素(12)を含むエアフィルタ(1)と、
    内部チャンバ(3)と、
    内部チャンバ(3)を内燃機関の吸入チャネル(7)に接続するための吸入開口部(6)と、を有し、
    燃焼用空気は、少なくとも1つのフィルタ要素(12)を通じて内部チャンバ(3)に、且つ、内部チャンバ(3)から吸入開口部(6)を通じて吸入チャネル(7)に流入し、且つ、
    内燃機関には、追加の空気を少なくとも1つの移送ダクトに供給するために内部チャンバ(3)を内燃機関の少なくとも1つの移送ダクトと接続する空気供給通路(16)が設けられており、
    空気吸入システム(100)は、流れ抵抗手段(2)を更に有し、
    内部チャンバ(3)と、吸入開口部(6)と、及び吸入チャネル(7)とは、燃焼用空気流路を規定しており、
    燃焼用空気の少なくとも30%が流れ抵抗手段(2)を通じて流れ、これにより、流れ抵抗手段(2)が、燃焼用空気流路を通じて内燃機関から少なくとも1つのフィルタ要素(12)に向かって逆流する燃料及び/又は潤滑剤を吸収し、且つ、これにより、燃料及び/又は潤滑剤が少なくとも1つのフィルタ要素(12)に到達することを防止するように、流れ抵抗手段(2)は、燃焼用空気流路内に配置されたプラスチック又はゴムの発泡体であり、
    前記流れ抵抗手段(2)は、前記内部チャンバ(3)に配設され、前記燃焼用空気流路の方向に少なくとも5mm延在し、内燃機関から逆流する燃料及び/又は潤滑剤を吸収し、
    前記流れ抵抗手段(2)は1000〜8000μmの平均セル直径を有することを特徴とする空気吸入システム(100)。
  2. 燃焼用空気の少なくとも50%が流れ抵抗手段(2)を通じて流れることを特徴とする請求項1に記載の空気吸入システム(100)。
  3. 燃焼用空気の少なくとも80%が流れ抵抗手段(2)を通じて流れることを特徴とする請求項に記載の空気吸入システム(100)。
  4. 追加の空気の少なくとも10%が流れ抵抗手段(2)を通じて流れることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  5. 追加の空気は、流れ抵抗手段(2)を通じて流れないことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  6. エアフィルタ(1)は、内部チャンバ(3)を収容するハウジングを含み、ハウジングは、少なくとも1つのハウジングシェル(4、5)から形成され、これらのハウジングシェルのうちの少なくとも1つのハウジングシェル(4、5)は、少なくとも1つのフィルタ要素(12)を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  7. 1つのハウジングシェル(4、5)は吸入開口部(6)を含むことを特徴とする請求項6に記載の空気吸入システム(100)。
  8. 流れ抵抗手段(2)は少なくとも1つのフィルタ要素(12)を含むハウジングシェル(4、5)に装着されることを特徴とする請求項6又は7に記載の空気吸入システム(100)。
  9. 流れ抵抗手段(2)は吸入開口部(6)を含むハウジングシェル(4、5)に装着されることを特徴とする請求項7又は8に記載の空気吸入システム(100)。
  10. 流れ抵抗手段(2)はポリエステル材料から製造された発泡体であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  11. 流れ抵抗手段(2)は、20〜50kg/m3の平均密度を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  12. フィルタ要素(12)は、プラスチック又はゴムの発泡体、ナイロンメッシュ、又はフェルトから製造されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  13. 前記流れ抵抗手段(2)は、プラスチック又はゴムの発泡体あることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の空気吸入システム(100)。
  14. クランクケース掃気式2サイクル内燃機関に燃焼用空気を吸入する方法であって、内燃機関には、追加の空気を少なくとも1つの移送ダクトに供給するために内部チャンバ(3)を内燃機関の少なくとも1つの移送ダクトと接続する空気供給通路(16)が設けられている、方法であって、
    プラスチック又はゴムの発泡体の形態を有する流れ抵抗手段(2)を設けるステップであって、前記流れ抵抗手段(2)は、燃焼用空気流路内の前記内部チャンバ(3)において、燃焼用空気流路の方向に少なくとも5mm延在し、1000〜8000μmの平均セル直径を有する、ステップと、
    燃焼用空気の少なくとも30%を発泡体を通じて吸入するステップであって、燃焼用空気流路は、エアフィルタ要素(12)と内燃機関の燃料供給ユニット(9)の間に延在する、ステップと、
    流れ抵抗手段(2)により、燃焼用空気流路を通じて内燃機関からフィルタ要素(12)に向かって逆流する燃料及び/又は潤滑剤を吸収するステップと、
    これにより、燃料及び/又は潤滑剤がフィルタ要素(12)に到達することを防止するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  15. 燃焼用空気の少なくとも40%が発泡体を通じて吸入されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 燃焼用空気の少なくとも70%が発泡体を通じて吸入されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 発泡体は、2000〜7000μmの平均セル直径を有することを特徴とする請求項14〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 請求項1〜13の何れか一項に記載の空気吸入システム(100)を備えるクランクケース掃気式2サイクル内燃機関。
  19. 動力工具に使用されることを特徴とする請求項18に記載のクランクケース掃気式2サイクル内燃機関。
  20. 請求項1〜13の何れか一項に記載の空気吸入システム(100)を備える掃気式2サイクル内燃機関を使用する動力工具であって、該動力工具がチェーンソー、動力カッター又はトリマであることを特徴とする動力工具。
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