JP6038540B2 - 高応力シート - Google Patents
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Description
上記したように粘着剤を付与することなく必要な自着性と適度な伸縮性を充足する製品は存在しなかった。また、使用時の手切れ性についても横方向の引裂きによるものが殆どであり、片手で容易に切断可能で、かつ端部を容易に固定できる製品は未だ開発されていない。
a)破断強度が5〜30N/50mm、
b)破断伸度が50%以上、
c)50%伸張後25%回復時の応力が0.8N/50mm以上
d)曲面滑り応力が0.5N/50mm以上であること。
本発明に用いる捲縮繊維は、後述する潜在捲縮繊維に対して熱処理を施すことで捲縮を発現(顕在化)させた繊維であり、いわゆるコイル状の立体捲縮を有する繊維をいう。
本発明に用いる潜在捲縮繊維としては、ジカルボン酸成分のうち75モル%以上がテレフタル酸及び/又はそのエステル形成性誘導体であり、共重合成分として下記式(I)で表される化合物(i)、さらに(ii)としてシクロヘキンサジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体、(iii)として脂肪酸及びそのエステル形成性誘導体で構成されるポリエステル樹脂からなるA成分と、主としてイソフタル酸を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂からなるB成分の少なくとも2成分から構成されるサイドバイサイド型または偏心芯鞘型複合繊維であり、熱処理を施して捲縮を顕在化させた後における捲縮繊維の捲縮数は30個/25mm以上が好ましく、また該捲縮繊維の伸長率は50%以上であることが好ましい。
上記式(I)で表されるスルホイソフタル酸の金属塩(i)は1種類のみをポリエステル中に共重合させても、また2種以上を共重合させてもよい。
上記式(I)で表されるスルホイソフタル酸の金属塩(i)を共重合させることにより、従来のポリエステル繊維に比べて繊維内部構造に非晶部分を保有させることができ、後述するB成分と複合させた複合繊維は、優れた捲縮性と応力特性を兼備する。
また、A成分を構成する樹脂の固有粘度は0.55〜0.70であるのが好ましい。
繊度が細いと、繊維そのものが製造し難くなることに加え、繊維強度を確保し難く、また後の不織布化後の捲縮発現工程において、綺麗なコイル状捲縮を発現させ難くなる場合がある。
また、繊度が太すぎると、繊維のポリエチレンテレフタレート成分が剛直となり、十分な捲縮を発現し難くなるため好ましくない。
また、これら繊維の繊維長は、10〜100mmの範囲内にあることが好ましい。より好ましくは25〜75mmであり、さらに好ましくは40〜60mmである。繊維長が短いと、後の工程での繊維ウェブ形成が難しくなることに加え、後の捲縮発現工程において、繊維同士の交絡が十分に行なわれず、結果として、十分な強度および伸縮性を確保できなくなる場合がある。また、繊維長が長い場合には、均一な目付の繊維ウェブを形成することが難しくなるばかりか、ウェブ形成時点で繊維同士の交絡が多く発現してしまい、その結果、捲縮を発現する際にお互いが邪魔になり、十分な伸縮性を発現できなくなる場合がある。
既に述べた方法により形成した繊維ウェブは、ベルトコンベアにより次工程へ送られ、次いでコンベアベルト上に載置された状態で多孔板からなるドラムとベルトの間を通過する際に、この多孔板ドラムの内側から該ウェブを通してコンベアベルトを通過するようにスプレー状に水を噴出させ、この水がベルト上にある該ウェブを構成する繊維を多孔板の孔以外の部分へ動かし、そこへ繊維を集めて孔部分の繊維量を少なくなるようにする。場合によってはドラムの孔に相当するところにウェブの孔が生じるようにして繊維の偏りを生じさせてもよい。
従って、このときの水の噴出圧力は、繊維交絡ができるだけ軽度となるようできるだけ低いことが望ましく、具体的には0.1〜1.5MPaであり、好ましくは0.3〜1.2MPaであり、最も好ましくは0.6〜1.0MPaである。
例えば、プレートにオリフィスを開けたタイプのノズルを使用する場合、プレートの厚さは、0.5〜1.0mm程度のものが主に用いられる。この場合には、オリフィスの径やピッチに関しては、目的とする捲縮発現と、この発現に伴う繊維交絡が効率よく実現できる条件であれば特に制限はないが、通常、直径0.05〜2.0mmのものを使用するケースが多く、好ましくは0.1〜1.0mm、より好ましくは0.2〜0.5mmである。一方、オリフィスのピッチについては、通常0.5〜3.0mmで使用するケースが多いが、好ましくは1.0〜2.5mm、より好ましくは1.0〜1.5mmである。
また、圧力が弱すぎる場合は、繊維の捲縮発現に必要な熱量を被処理物であるウェブに与えることができなくなったり、水蒸気が繊維ウェブを貫通できず、厚さ方向に繊維の捲縮発現斑を生ずる等の問題が発生したり、ノズルからの水蒸気の均一噴出の制御が困難になる等の不具合が発生しやすくなる場合がある。
ここで平均曲率半径は、該捲縮繊維のコイルにより形成される円のいわば平均的大きさをあらわす指標であり、この値が大きい場合は、形成されたコイルがルーズな形状を有して
り、言い換えれば捲縮数の少ない形状を有しているということができる。また、このことにより、繊維同士の交絡も少なくなるため、十分な伸縮性能を発現するためには不利となる。また、逆にこの値が50μmより小さくなるようなコイル状捲縮を発現させた場合は、繊維同士の交絡が十分行われず、ウェブ強度を確保することが困難となるばかりか、このような捲縮を発現する潜在捲縮繊維の製造も非常に難しくなる。
また包帯を製造する際、該不織布を包帯に必要な幅や長さにあわせて加工することが必要となるが、この工程は通常スリッターリワインダーを用いることで容易に加工できる。
本発明においては、良好な製造工程性を確保する観点からも上記範囲の破断強度が包帯
の長さ方向において達成されていることが好ましい。
フェノールとテトラクロロエタンの等質量混合溶媒を用い、該当するカチオン可染ポリエチレンテレフタレート試料を1g/0.1Lの濃度で溶解した溶液について、粘度計を用いて30℃での溶媒および溶液の流下時間を測定し、固有粘度[η]を算出した。
JIS L1015「化学繊維ステープル試験方法」(8.12.1)に準じて評価した。
走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、不織布断面を100倍に拡大した写真を撮影した。撮影した不織布断面写真に写っている繊維で、かつその繊維が1周以上の螺旋(コイル)を形成しているものについて、その螺旋に沿って円を描いたときの円の半径を求め、これを曲率半径とした。なお、繊維が楕円状に螺旋を描いている場合は、楕円をあてはめ、この長径と短径の和の1/2を曲率半径とした。ただし、捲縮繊維が充分なコイル捲縮を発現していない場合や繊維の螺旋形状を斜めから観察しているケースを排除するために、繊維の螺旋にあてはめる楕円の長径と短径の比が0.8〜1.2の範囲に入るものだけを測定対象とした。
なお測定は、任意の断面について撮影したSEM画像について行い、n数=100にて測定し、その平均値を用いた。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて厚さを測定し、この値と(4)の方法で測定した目付とから密度を算出した。
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて測定した。なお、破断強度および破断伸度は不織布の流れ(MD)方向および幅(CD)方向について測定した。
JIS L1092「繊維製品の防水性試験方法」(6.2 スプレー試験)に準じて評価した。
以下に示した方法により、測定した。
まず、測定対象となる不織布を50mm幅×600mm長の大きさにカットし、サンプルとした。次に、図1(1)に示すように、サンプル1の一方の端をセロハンテープ2で巻芯3(外径30mm×長さ150mmのポリプロピレン樹脂製パイプロール)に固定した後、このサンプルのもう一方の端にワニ口クリップ4(掴み幅50mm、使用にあたり口部内側に0.5mm厚のゴムシートを両面テープで固定した)を使用してサンプル全幅に対し均一に加重が掛かるように150gの錘5を取り付けた。
サンプルを固定したパイプロールを、サンプルおよび錘が吊り下がるように持ち上げた状態で、サンプルがパイプロールに巻付くと共に錘が持ち上がるようにパイプロールを錘が大きく揺れないよう5周巻き上げた(図1(2)参照)。この状態で、サンプルが巻きついているパイプロールと、サンプルの錘側における最外周部分との接点(パイプロールへ巻きついているサンプル部分と、錘側へ向かうサンプル部分との境界線)を基点6とし、この基点が変化しないようにゆっくりとワニ口クリップおよび錘を取り外した。次に、この基点からパイプロールを半周(180°)した地点7で、サンプルの最外周部分を内層のサンプルを傷つけぬようカミソリ刃で切断し、切れ目8を設けた(図2参照)。
この最外層のサンプル部分と、その下(内層)でパイプロールに巻きつけられているサンプル部分との間の曲面滑り応力を測定した。この測定には、引張試験機(島津製作所社製、「オートグラフ」)を用いた。引張試験機の固定側チャック台座に設置した治具9へパイプロールを固定(図3参照)し、サンプルにおける錘がついていた側の端をロードセル側のチャック10で掴んで引張速度200mm/分にて引張り、サンプル同士が外れたときの測定値(引張強度)を曲面滑り応力とした。なお、曲面滑り応力が破断強度を超える程度に強すぎて、サンプルが外れる前に破断してしまった場合には、「破断」と表記した。
JIS L1096「一般織物試験方法」に準拠して測定した。ただし、本発明における評価は、一律、伸度50%での回復率とし、また50%伸長後、元の位置に戻った後は待ち時間無しに次の動作に入った。なお測定は、不織布の流れ(MD)方向および幅(CD)方向について行った。
上記(9)の伸長回復率測定における最初の伸長過程において、25%伸長したときの伸長応力を伸び応力(X)とし、50%伸長後の戻り過程において25%伸度まで戻ったときの戻り応力を回復応力(Y)とした。測定結果よりY/Xを算出した。なお測定は、不織布の流れ(MD)方向および幅(CD)方向について行った。
ジカルボン酸成分のうち88.3モル%がテレフタル酸(TA)であり、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1.7モル%、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(CHDA)を5.0モル%、アジピン酸を5.0モル%、それぞれ含んだ全カルボン酸成分と、エチレングリコール、及び所定の添加剤とでエステル交換反応及び重縮合反応をさせて作った樹脂(A成分)と、イソフタル酸20モル%およびジエチレングリコール5モル%を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂(B成分)とからなるサイドバイサイド型複合ステープル繊維(1.7dtex×51mm長、機械捲縮数12個/25mm、130℃×1分熱処理後における捲縮数62個/25mm)を準備した。 上記サイドバイサイド型複合ステープル繊維を100質量%用いてカード法により目付32.1g/m2のカードウェブとした。
孔のあいた多孔板ドラムとの間を通過させ、この多孔板ドラムの内部からウェブおよびコ
ンベアネットに向かって、0.8MPaでスプレー状に水流を噴出して、繊維同士が実質
的な交絡を生じず、繊維がわずかに動く程度に濡らした。
このカードウェブを、30メッシュ、幅500mmの樹脂製エンドレスベルトを装備し
たベルトコンベアに移送した。
このとき、次の水蒸気処理工程での収縮を阻害しないように、ウェブを200%程度に
オーバーフィードさせた。なお、該ベルトコンベアのベルトの上部には同じベルトが装備
されており、それぞれが同じ速度で同方向に回転し、これら両ベルトの間隔を任意に調整
可能なベルトコンベアを使用した。
次いで、ベルトコンベアに備えられた水蒸気噴射装置へカードウェブを導入し、該装置
から0.4MPaの水蒸気をカードウェブに対し垂直に噴出して水蒸気処理を施して、潜
在捲縮繊維のコイル状捲縮を発現させるとともに繊維を交絡させ不織布を得た。該水蒸気
噴射装置は、一方のコンベア内に、コンベアベルトを介して水蒸気をウェブに向かって吹
き付けるようにノズルが設置され、もう一方のコンベアにサクション装置が設置されてい
た。しかしながら、このサクションは稼働させなかった。なお、水蒸気噴射ノズルの孔径
は0.3mmであり、該ノズルがコンベア幅方向に沿って2mmピッチで1列に並べられ
たものを使用した。加工速度は10m/分であり、ノズルとサクション側のコンベアベル
トとの距離は10mmとした。
D方向のいずれにもよく伸縮し、また破断しない程度に軽く手で伸ばした後、応力を解除
するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着
性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻きつけた後、強く引き伸ばした結果、容易に破
断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に強く固定されていた。
ポリエステル樹脂の上記化学式(I)で表される化合物、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸及びイソフタル酸(IPA)の共重合成分および共重合量を表1に示すように変更した以外は実施例1と同様にして共重合物を得た。更に、この重合物を実施例1と同様の手法で同様の方法で加工することにより不織布を得た。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
実施例1で用いたサイドバイサイド型複合ステープル繊維95質量%と、ポリエチレンテレフタレート繊維(1.6dtex×51mm長、機械捲縮数15個/25mm)5質量%とを混綿し、カード法により目付34.3g/m2のカードウェブとした。このウェブをベルトコンベアに移送する際、120%程度にオーバーフィードさせたこと以外は実施例1と同様の方法で加工することにより不織布を得た。
得られた不織布は、収縮により目付が62.7g/m2に上がっており、MD方向およびCD方向によく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
ジカルボン酸成分のうち88.3モル%がテレフタル酸(TA)であり、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1.7モル%、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(CHDA)を5.0モル%、アジピン酸を5.0モル%、それぞれ含んだ全カルボン酸成分と、エチレングリコール、及び所定の添加剤とでエステル交換反応及び重縮合反応をさせて作った樹脂(A成分)と、イソフタル酸30モル%およびジエチレングリコール7モル%を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂(B成分)とからなるサイドバイサイド型複合ステープル繊維(1.7dtex×51mm長、機械捲縮数12個/インチ、130℃×1分熱処理後における捲縮数74個/25mm)を100質量%用い、実施例1と同様に目付38.3g/m2のカードウェブを作製した。このウェブを実施例1と同様の方法で加工することにより不織布を得た。
得られた不織布は、目付が108.0g/m2であった。該不織布は、MD方向および
CD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除すると
すぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着
性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばしたところ、目付が高い分高
強度であったが、すぐに破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されて
いた。
ジカルボン酸成分のうち88.3モル%がテレフタル酸(TA)であり、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1.7モル%、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸(CHDA)を5.0モル%、アジピン酸を5.0モル%、それぞれ含んだ全カルボン酸成分と、エチレングリコール、及び所定の添加剤とでエステル交換反応及び重縮合反応をさせて作った樹脂(A成分)と、と、イソフタル酸15モル%を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂(B成分)とからなるサイドバイサイド型複合ステープル繊維(1.7dtex×51mm長、機械捲縮数12個/インチ、130℃×1分熱処理後における捲縮数48個/25mm)を100質量%用い、実施例1と同様に目付33.4g/m2のカードウェブを作製した。このウェブを実施例1と同様の方法で加工することにより不織布を得た。 得られた不織布は、目付が58.1g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着
性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分
は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
実施例1で用いたサイドバイサイド型複合ステープル繊維を100質量%用い、カード法により目付18.3g/m2のカードウェブとしたこと以外は、実施例1と同様にして不織布を得た。得られた不織布は、目付が40.2g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
実施例1で用いたサイドバイサイド型複合ステープル繊維を100質量%用いカード法により目付76.8g/m2のカードウェブとしたこと以外は、実施例1と同様にして不織布を得た。
得られた不織布は、目付が150.3g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
水蒸気の噴射圧を1.2MPaとしたこと以外は、実施例1と同様にして不織布を得た。得られた不織布は、目付が79.3g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表2に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
潜在捲縮性繊維として、固有粘度0.65のポリエチレンテレフタラート樹脂(A成分)と、イソフタル酸20モル%およびジエチレングリコール5モル%を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂(B成分)とからなるサイドバイサイド型複合ステープル繊維(1.7dtex×51mm長、機械捲縮数12個/25mm、130℃×1分熱処理後における捲縮数62個/25mm)を準備した。上記サイドバイサイド型複合ステープル繊維を100質量%用いてカード法により目付32.2g/m2のカードウェブとした。
このカードウェブを、30メッシュ、幅500mmの樹脂製エンドレスベルトを装備したベルトコンベアに移送した。
このとき、次の水蒸気処理工程での収縮を阻害しないように、ウェブを200%程度にオーバーフィードさせた。なお、該ベルトコンベアのベルトの上部には同じベルトが装備されており、それぞれが同じ速度で同方向に回転し、これら両ベルトの間隔を任意に調整可能なベルトコンベアを使用した。
次いで、ベルトコンベアに備えられた水蒸気噴射装置へカードウェブを導入し、該装置から0.4MPaの水蒸気をカードウェブに対し垂直に噴出して水蒸気処理を施して、潜在捲縮繊維のコイル状捲縮を発現させるとともに繊維を交絡させ不織布を得た。該水蒸気噴射装置は、一方のコンベア内に、コンベアベルトを介して水蒸気をウェブに向かって吹き付けるようにノズルが設置され、もう一方のコンベアにサクション装置が設置されていた。しかしながら、このサクションは稼働させなかった。なお、水蒸気噴射ノズルの孔径は0.3mmであり、該ノズルがコンベア幅方向に沿って2mmピッチで1列に並べられたものを使用した。加工速度は10m/分であり、ノズルとサクション側のコンベアベルトとの距離は10mmとした。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻きつけた後、強く引き伸ばした結果、容易に破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に強く固定されていた。
比較例1で用いたサイドバイサイド型複合ステープル繊維95質量%と、ポリエチレンテレフタレート繊維(1.6dtex×51mm長、機械捲縮数15個/25mm)5質量%とを混綿し、カード法により目付34.3g/m2のカードウェブとした。このウェブをベルトコンベアに移送する際、120%程度にオーバーフィードさせたこと以外は実施例1と同様の方法で加工することにより不織布を得た。
得られた不織布は、収縮により目付が62.7g/m2に上がっており、MD方向およびCD方向によく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表3に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
潜在捲縮性繊維として、固有粘度0.65のポリエチレンテレフタラート樹脂(A成分)と、と、イソフタル酸15モル%を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂(B成分)とからなるサイドバイサイド型複合ステープル繊維(1.7dtex×51mm長、機械捲縮数12個/インチ、130℃×1分熱処理後における捲縮数48個/25mm)を100質量%用い、実施例1と同様に目付33.4g/m2のカードウェブを作製した。このウェブを実施例1と同様の方法で加工することにより不織布を得た。 得られた不織布は、目付が58.1g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表3に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着
性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分
は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
比較例1で用いたサイドバイサイド型複合ステープル繊維を100質量%用い、カード法により目付18.3g/m2のカードウェブとしたこと以外は、実施例1と同様にして不織布を得た。得られた不織布は、目付が40.2g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表3に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
水蒸気の噴射圧を1.2MPaとしたこと以外は、比較例1と同様にして不織布を得た。得られた不織布は、目付が79.3g/m2であった。該不織布は、MD方向およびCD方向のいずれにもよく伸縮し、破断しない程度に手で伸ばした後、応力を解除するとすぐに元の形に戻った。結果を表3に示す。
この不織布を5cm幅で長さ方向にスリットし、ロール状に巻き上げ本発明の伸縮自着性包帯を得た。この包帯を3周ほど指に巻き、強く引き伸ばした結果、破断し、破断部分は、指に巻きついている不織布上に固定されていた。
2:セロハンテープ
3:巻芯(パイプロール)
4:クリップ
5:錘
6:基点
7:基点からパイプロールを半周した地点
8:切れ目
9:治具
10:チャック
Claims (5)
- ジカルボン酸成分のうち75モル%以上がテレフタル酸及び/又はそのエステル形成性誘導体であり、共重合成分として下記式(I)で表される化合物(i)さらに(ii)としてシクロヘキンサジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体、(iii)として脂肪酸及びそのエステル形成性誘導体からなるポリエステル樹脂と、イソフタル酸を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂とを含む少なくとも2成分から構成され、平均曲率半径が50〜200μmである捲縮繊維を80質量%以上含む不織布からなり、該不織布の少なくとも一方向において、以下a)〜d)の物性を満足することを特徴とする高応力シート。
a)破断強度が5〜30N/50mm、
b)破断伸度が50%以上、
c)50%伸張後25%回復時の応力が0.8N/50mm以上
d)曲面滑り応力が0.5N/50mm以上であること。
[上記式中、Rは水素又は炭素数1〜10個のアルキル基又はエステル形成性官能基を表し、Xは4級ホスホニウム塩、4級アンモニウム塩又はアルカリ金属塩を表す。] - 実質的に粘着剤を含有しないことを特徴とする請求項1記載の高応力シート。
- 該不織布の少なくとも一方向における50%伸長回復挙動において、25%伸長時における伸び応力(X)と回復応力(Y)との比、Y/Xの値が0.1以上である請求項1または2に記載の高応力シート。
- JIS L1092スプレー試験法により測定される、不織布表面の撥水度が3点以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の高応力シート。
- 請求項1記載のポリエステル樹脂を含む少なくとも2成分から構成され、平均曲率半径が50〜200μmである捲縮繊維を80質量%以上含む繊維ウェブを、多孔板からなるドラムとこれに接するベルトとの間を走行させ、0.1〜1.5MPaの圧力でスプレー状に噴出させた水を、該多孔板を通してウェブ上に噴射し、次いでこの繊維ウェブに対し水蒸気を噴射して該潜在捲縮繊維の捲縮を発現させるとともに該繊維ウェブを構成する繊維同士を交絡させることを特徴とする高応力シートの製造方法。
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