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JP6035655B2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源に接続された入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する無段変速機が、入力軸の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸と共に回転する偏心部材と、出力軸の外周に枢支された揺動リンクと、偏心部材および揺動リンクを接続して往復運動するコネクティングロッドと、揺動リンクの内周面および出力軸の外周面間に複数のローラを配置したワンウェイクラッチと、出力軸に対して揺動リンクを同軸に支持するためのアンギュラベアリングとを備える車両用動力伝達装置に関する。
入力軸に設けた偏心部材の偏心回転をコネクティングロッドを介して揺動リンクの往復揺動に変換し、揺動リンクの往復揺動をワンウェイクラッチを介して出力軸の一方向の間欠回転に変換するクランク式の無段変速機が、下記特許文献1により公知である。
特開2012−251611号公報
かかるクランク式の無段変速機において、ワンウェイクラッチのインナー部材に対してアウター部材を同軸に保持するために、インナー部材およびアウター部材間に調心用のアンギュラボールベアリングが配置される。しかしながら、ワンウェイクラッチが係合してトルクを伝達するとき、インナー部材とアウター部材との間に形成された楔状の空間にローラが噛み込むことでアウター部材が拡径すると、アンギュラボールベアリングのインナーレースおよびアウターレースの間隔が広がってボールとの間に隙間が発生し、アンギュラボールベアリングの調心機能が失われてしまう可能性がある。
これを防止するには、アンギュラボールベアリングに付与する軸方向のプリロードを大きく設定し、インナーレースおよびアウターレースの間にボールを強く挟持すれば良いが、このようにするとアンギュラボールベアリングのフリクションが増加して動力伝達効率が低下する問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ワンウェイクラッチのアンギュラベアリングのプリロードを増加することなく、その調心機能を維持することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、駆動源に接続された入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する無段変速機が、前記入力軸の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸と共に回転する偏心部材と、前記出力軸の外周に枢支された揺動リンクと、前記偏心部材および前記揺動リンクを接続して往復運動するコネクティングロッドと、前記揺動リンクの内周面および前記出力軸の外周面間に複数のローラを配置したワンウェイクラッチと、前記出力軸に対して前記揺動リンクを同軸に支持するためのアンギュラベアリングとを備える車両用動力伝達装置であって、前記アンギュラベアリングは、前記出力軸と一体に回転し、径方向内側に位置する環状の第1転動面および径方向外側に位置する環状の第4転動面が形成されたインナーレースと、前記揺動リンクと一体に回転し、前記第1転動面の径方向外側に位置する環状の第2転動面および前記第4転動面の径方向内側に位置する環状の第3転動面が形成されたアウターレースと、前記第1転動面および前記第2転動面間に配置された複数の第1転動体と、前記第3転動面および前記第4転動面間に配置された複数の第2転動体とを備えることを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ワンウェイクラッチが係合解除したとき、および前記ワンウェイクラッチが係合して所定値未満のトルクを伝達するときには、前記第3転動面あるいは前記第4転動面の少なくとも一方と前記第2転動体との間に隙間が形成されることを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記ワンウェイクラッチが係合して所定値以上のトルクを伝達するときには、前記第1転動面あるいは前記第2転動面の少なくとも一方と前記第1転動体との間に隙間が形成されることを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記第1転動面および前記第4転動面は前記インナーレースの側面に形成した環状の凹部の内周部および外周部にそれぞれ形成され、前記第2転動面および前記第3転動面は前記アウターレースの側面に形成した環状の凸部の内周部および外周部にそれぞれ形成されることを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、前記第2転動体の直径は前記第1転動体の直径よりも大きいことを特徴とする車両用動力伝達装置が提案される。
尚、実施の形態の偏心ディスク18は本発明の偏心部材に対応し、実施の形態のアンギュラボールベアリング34は本発明のアンギュラベアリングに対応し、実施の形態の第1ボール37iは本発明の第1転動体に対応し、実施の形態の第2ボール37oは本発明の第2転動体に対応し、実施の形態のエンジンEは本発明の駆動源に対応する。
請求項1の構成によれば、駆動源に接続された入力軸の回転を変速して出力軸に伝達する無段変速機は、入力軸の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸と共に回転する偏心部材と、出力軸の外周に枢支された揺動リンクと、偏心部材および揺動リンクを接続して往復運動するコネクティングロッドと、揺動リンクの内周面および出力軸の外周面間に複数のローラを配置したワンウェイクラッチと、出力軸に対して揺動リンクを同軸に支持するためのアンギュラベアリングとを備える。
アンギュラベアリングは、出力軸と一体に回転し、径方向内側に位置する環状の第1転動面および径方向外側に位置する環状の第4転動面が形成されたインナーレースと、揺動リンクと一体に回転し、第1転動面の径方向外側に位置する環状の第2転動面および第4転動面の径方向内側に位置する環状の第3転動面が形成されたアウターレースと、第1転動面および第2転動面間に配置された複数の第1転動体と、第3転動面および第4転動面間に配置された複数の第2転動体とを備えるので、ワンウェイクラッチの伝達トルクが小さいためにアウターレースが拡径しないか、拡径量が小さいときには、第1、第2転動面および第1転動体を接触させ、またワンウェイクラッチの伝達トルクが大きいためにアウターレースの拡径量が大きいときには、第3、第4転動面および第2転動体を接触させることで、インナーレースに対してアウターレースを常に調心することができる。これにより、アンギュラベアリングのプリロードを大きくせずとも調心機能を維持することが可能となり、フリクションロスの増加を最小限に抑えることができる。
また請求項2の構成によれば、ワンウェイクラッチが係合解除したとき、およびワンウェイクラッチが係合して所定値未満のトルクを伝達するときには、第3転動面あるいは第4転動面の少なくとも一方と第2転動体との間に隙間が形成されるので、小径の第1、第2転動面と第1転動体との接触により、最小限のフリクションでインナーレースに対してアウターレースを調心することができる。
また請求項3の構成によれば、ワンウェイクラッチが係合して所定値以上のトルクを伝達するときには、第1転動面あるいは第2転動面の少なくとも一方と第1転動体との間に隙間が形成されるので、大径の第3、第4転動面と第2転動体との接触により、インナーレースに対してアウターレースを精度良く調心し、ワンウェイクラッチのローラのスキューを防止して確実なトルク伝達を可能にすることができる。
また請求項4の構成によれば、第1転動面および第4転動面はインナーレースの側面に形成した環状の凹部の内周部よび外周部にそれぞれ形成され、第2転動面および第3転動面はアウターレースの側面に形成した環状の凸部の内周部および外周部にそれぞれ形成されるので、第1〜第4転動面および第1、第2転動体を径方向に整列させてアンギュラベアリングの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項5の構成によれば、第2転動体の直径は第1転動体の直径よりも大きいので、ワンウェイクラッチが係合解除したとき、およびワンウェイクラッチが係合して所定値未満のトルクを伝達するときに、小さいトルクを小直径の第1転動体で支持するとともに、ワンウェイクラッチが係合して所定値以上のトルクを伝達するときに、大きいトルクを大直径の第2転動体で支持することで、第1、第2転動体の直径を最小限に抑えながら耐久性を確保することができる。
車両用動力伝達装置のスケルトン図。 図1の2部詳細図。 図2の3−3線断面図(OD状態)。 図2の3−3線断面図(GN状態)。 OD状態での作用説明図。 GN状態での作用説明図。 ワンウェイクラッチの周辺の分解斜視図。 図2の8部拡大図。 図8の9部拡大図。 アンギュラボールベアリングの作用説明図。 ワンウェイクラッチの伝達トルクとアンギュラボールベアリングのプリロード量との関係を示すグラフ。
以下、図1〜図11に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、エンジンEの駆動力を左右の車軸10,10を介して駆動輪W,Wに伝達する車両用動力伝達装置は、クランク式の無段変速機TおよびディファレンシャルギヤDを備える。
次に、図2〜図6に基づいて無段変速機Tの構造を説明する。
図2および図3に示すように、本実施の形態の無段変速機Tは同一構造を有する複数個(実施の形態では4個)の変速ユニットU…を軸方向に重ね合わせたもので、それらの変速ユニットU…は平行に配置された共通の入力軸11および共通の出力軸12を備えており、入力軸11の回転が減速または増速されて出力軸12に伝達される。
以下、代表として一つの変速ユニットUの構造を説明する。エンジンEに接続されて回転する入力軸11は、電動モータのような変速アクチュエータ14の中空の回転軸14aの内部を相対回転自在に貫通する。変速アクチュエータ14のロータ14bは回転軸14aに固定されており、ステータ14cはケーシングに固定される。変速アクチュエータ14の回転軸14aは、入力軸11と同速度で回転可能であり、かつ入力軸11に対して異なる速度で相対回転可能である。
変速アクチュエータ14の回転軸14aを貫通した入力軸11には第1ピニオン15が固定されており、この第1ピニオン15を跨ぐように変速アクチュエータ14の回転軸14aにクランク状のキャリヤ16が接続される。第1ピニオン15と同径の2個の第2ピニオン17,17が、第1ピニオン15と協働して正三角形を構成する位置にそれぞれピニオンピン16a,16aを介して支持されており、これら第1ピニオン15および第2ピニオン17,17に、円板形の偏心ディスク18の内部に偏心して形成されたリングギヤ18aが噛合する。偏心ディスク18の外周面に、コネクティングロッド19のロッド部19aの一端に設けたリング部19bがボールベアリング20を介して相対回転自在に嵌合する。
4個の変速ユニットU…はクランク状のキャリヤ16を共有しているが、キャリヤ16に第2ピニオン17,17を介して支持される偏心ディスク18の位相は各々の変速ユニットUで90°ずつ異なっている。
出力軸12の外周に設けられたワンウェイクラッチ21は、コネクティングロッド19のロッド部19aにピン19cを介して枢支された揺動リンク22の内周部をアウター部材とし、出力軸12の外周部をインナー部材とするもので、アウター部材およびインナー部材間に形成された楔状の空間に、エンゲージスプリング24…で付勢された複数のローラ25…を備える。
次に、図7〜図9に基づいて、出力軸12の周辺の構造を説明する。尚、図3〜図6においてワンウェイクラッチ21は模式的に図示されており、その実際の構造は図7〜図9に示されている。
出力軸12の外周に支持されるワンウェイクラッチ21は、揺動リンク22の円形の内周面22aと、出力軸12の波状に屈曲する外周面12aとの間に12個のローラ25…を配置したものであり、揺動リンク22の外周に設けたアーム部22b,22bにピン19cおよびクリップ28,28を介してコネクティングロッド19が接続される。
ワンウェイクラッチ21は、ローラ25…を付勢するエンゲージスプリング24…を支持するためのケージ31を備える。ケージ31は円環状の板材からなる一対の環状部材32,32と、周方向に等間隔で配置されて一対の環状部32,32を相互に接続する12本のスプリング支持ロッド33…とで構成され、一対の環状部材32,32が12個のローラ25…の軸方向両側に配置され、12本のスプリング支持ロッド33…が12個のローラ25…間に配置される。環状部材32の内周部は波状に形成されており、それが出力軸12の波状の外周面12aに凹凸係合することで、ケージ31は出力軸12に相対回転不能に結合される。
エンゲージスプリング24は1枚の弾性板材を断面S字状に屈曲させたもので、その一端側がケージ31のスプリング支持ロッド33に溶接等で固定される。
図8および図9に示すように、各揺動リンク22および出力軸12の間には、ローラ25…の軸方向両側に位置する一対のアンギュラボールベアリング34,34が配置されており、これらのアンギュラボールベアリング34,34によって揺動リンク22および出力軸12が同芯状態を維持しながら相対回転可能に接続される。
各アンギュラボールベアリング34はアウターレース35およびインナーレース36間に複数の第1ボール37i…および複数の第2ボール37o…を配置したものであり、アウターレース35は揺動リンク22の軸方向端部に一体に形成され、インナーレース36は別部材で構成されて出力軸12の外周に圧入等により固定される。
インナーレース36の内側面(アウターレース35に対向する側の面)には軸方向に窪む環状の凹部36aが形成されており、凹部36aには径方向外側を向く第1転動面S1と、径方向内側を向く第4転動面S4とが形成される。一方、アウターレース35の外側面(インナーレース36に対向する側の面)には軸方向に突出する環状の凸部35aが形成されており、凸部35aには径方向内側を向く第2転動面S2と、径方向外側を向く第3転動面S3とが形成される。第1〜第4転動面S1〜S4の直径は、第1転動面S1から第4転動面S4に向けて順次拡大する。そして第1転動面S1および第2転動面S2間に複数の第1ボール37i…が配置され、第3転動面S3および第4転動面S4間に複数の第2ボール37o…が配置される。径方向外側に配置された第2ボール37o…の直径は、径方向内側に配置された第1ボール37i…の直径よりも大きく設定される。
アンギュラボールベアリング34の組み付け時に、アウターレース35およびインナーレース36が相互に接近するように軸方向のプリロードが加えられる。ワンウェイクラッチ21が係合していない状態で、プリロードにより第1転動面S1および第2転動面S2間に第1ボール37i…が隙間なく挟持されるが、第3転動面S3あるいは第4転動面S4と第2ボール37o…との間には所定の隙間が形成される(図10(A)参照)。
アンギュラボールベアリング34とケージ31の一方の環状部材32との間にアキシャルスプリング38が配置されており、アキシャルスプリング38の内周から突出する複数の突起38a…が、前記環状部材32の内周の凹部32a…間を通過してローラ25…の端面に弾発的に当接する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
先ず、無段変速機Tの一つの変速ユニットUの作用を説明する。変速アクチュエータ14の回転軸14aを入力軸11に対して相対回転させると、入力軸11の軸線L1まわりにキャリヤ16が回転する。このとき、キャリヤ16の中心O、つまり第1ピニオン15および2個の第2ピニオン17,17が成す正三角形の中心は入力軸11の軸線L1まわりに回転する。
図3および図5は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と反対側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量が最大になって無段変速機TのレシオはOD(オーバードライブ)状態になる。図4および図6は、キャリヤ16の中心Oが第1ピニオン15(つまり入力軸11)に対して出力軸12と同じ側にある状態を示しており、このとき入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量がゼロになって無段変速機TのレシオはGN(ギヤドニュートラル)状態になる。
図5に示すOD状態で、エンジンEで入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17,17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図5(A)から図5(B)を経て図5(C)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、そのロッド部19aの先端にピン19cで枢支された揺動リンク22を反時計方向(矢印B参照)に回転させる。図5(A)および図5(C)は、揺動リンク22の前記矢印B方向の回転の両端を示している。
このようにして揺動リンク22が矢印B方向に回転すると、ワンウェイクラッチ21の揺動リンク22および出力軸12間の楔状の空間にローラ25…が噛み込み、揺動リンク22の回転が出力軸12を介して出力軸12に伝達されるため、出力軸12は反時計方向(矢印C参照)に回転する。
入力軸11および第1ピニオン15が更に回転すると、第1ピニオン15および第2ピニオン17,17にリングギヤ18aを噛合させた偏心ディスク18が反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。図5(C)から図5(D)を経て図5(A)の状態へと回転する間に、偏心ディスク18の外周にリング部19bをボールベアリング20を介して相対回転自在に支持されたコネクティングロッド19は、そのロッド部19aの先端にピン19cで枢支された揺動リンク22を時計方向(矢印B′参照)に回転させる。図5(C)および図5(A)は、揺動リンク22の前記矢印B′方向の回転の両端を示している。
このようにして揺動リンク22が矢印B′方向に回転すると、揺動リンク22の内周面22aと出力軸12の外周面12aとの間の楔状の空間からローラ25…がエンゲージスプリング24…を圧縮しながら押し出されることで、揺動リンク22が出力軸12に対してスリップして出力軸12は回転しない。
以上のように、揺動リンク22が往復回転したとき、揺動リンク22の回転方向が反時計方向(矢印B参照)のときだけ出力軸12が反時計方向(矢印C参照)に回転するため、出力軸12は間欠回転することになる。
図6は、GN状態で無段変速機Tを運転するときの作用を示すものである。このとき、入力軸11の位置は偏心ディスク18の中心に一致しているので、入力軸11に対する偏心ディスク18の偏心量はゼロになる。この状態でエンジンEで入力軸11を回転させるとともに、入力軸11と同速度で変速アクチュエータ14の回転軸14aを回転させると、入力軸11、回転軸14a、キャリヤ16、第1ピニオン15、2個の第2ピニオン17,17および偏心ディスク18が一体になった状態で、入力軸11を中心に反時計方向(矢印A参照)に偏心回転する。しかしながら、偏心ディスク18の偏心量がゼロであるため、コネクティングロッド19の往復運動のストロークもゼロになり、出力軸12は回転しない。
従って、変速アクチュエータ14を駆動してキャリヤ16の位置を図3のOD状態と図4のGN状態との間に設定すれば、ゼロレシオおよび所定レシオ間の任意のレシオでの運転が可能になる。
無段変速機Tは、並置された4個の変速ユニットU…の偏心ディスク18…の位相が相互に90°ずつずれているため、4個の変速ユニットU…が交互に駆動力を伝達することで、つまり4個のワンウェイクラッチ21…の何れかが必ず係合状態にあることで、出力軸12を連続回転させることができる。
図10(A)に示すように、ワンウェイクラッチ21が係合していない状態、あるいはワンウェイクラッチ21が係合していても伝達トルクが小さい状態では、プリロードによりアンギュラボールベアリング34の第1転動面S1および第2転動面S2に第1ボール37i…が接触し、第3転動面S3あるいは第4転動面S4と第2ボール37o…との間に所定の隙間が形成されることで、アンギュラボールベアリング34は第1、第2転動面S1,S2および第1ボール37i…によって調心機能を発揮し、ワンウェイクラッチ21のインナー部材(出力軸12)に対してアウター部材(揺動リンク22)を同軸に保持することができる。
このとき、第2ボール37o…は第3転動面S3あるいは第4転動面S4に強く接触することがないため、第2ボール37o…によってフリクションが増加することはない。またワンウェイクラッチ21の非係合時に第1ボール37i…は第1転動面S1および第2転動面S2に接触して転動するが、第1ボール37i…は第2ボール37o…に比べて小径であり、かつ第1、第2転動面S1,S2の半径は第3、第4転動面S3,S4の半径に比べて小さいため、第1ボール37i…のフリクションによる駆動力の損失は最小限に抑えられる。
さて、ワンウェイクラッチ21が係合して揺動リンク22から出力軸12に大きなトルクが伝達されるとき、揺動リンク22の内周面22aおよび出力軸12の外周面12a間にローラ25…が強く挟まれるため、ローラ25…から受ける反力で揺動リンク22が拡径する。このようにして揺動リンク22が拡径すると、図10(B)に示すように、揺動リンク22と一体のアウターレース35に設けた凸部35aが拡径するため、第2転動面S2の半径および第3転動面S3の半径が増加する。第2転動面S2の半径の増加により第1転動面S1および第2転動面S2間の間隔が増加し、第1転動面S1あるいは第2転動面S2と第1ボール37i…とが離間し、第1ボール37i…は調心機能を発揮し得なくなる。
しかしながら、第3転動面S3の半径の増加により第3転動面S3および第4転動面S4の間の間隔が減少し、それまでフリーであった第2ボール37o…は第3転動面S3および第4転動面S4間に挟持されるため、第1ボール37i…に代わって第2ボール37o…により調心機能が発揮される。このとき、第2ボール37o…は第1ボール37i…に比べて大径であるために大きな伝達トルクに充分に耐えることができ、しかも第3、第4転動面S3,S4の半径は第1、第2転動面S1,S2の半径に比べて大きいため、安定した調心機能を発揮してワンウェイクラッチ21のローラ25…のスキューを確実に防止することができる。
図11は、ワンウェイクラッチ21の伝達トルク(揺動リンク22の拡径量)に対するアンギュラボールベアリング34のプリロード力の変化を示すグラフである。伝達トルクがゼロから増加すると揺動リンク22が拡径を開始することで、組み付け時に設定した初期プリロード力から第1ボール37i…のプリロード力が次第に減少し、伝達トルクがT1に達すると第1ボール37i…のプリロード力がゼロになる。伝達トルクがT1から更に増加すると、揺動リンク22の更なる拡径によって第2ボール37o…のプリロード力が次第に増加し、伝達トルクがT2に達すると第2ボール37o…のプリロード力が最大値になる。
以上のように、本実施の形態によれば、アンギュラボールベアリング34の初期プリロード力を小さく設定してフリクションロスを最小限におさえながら、ワンウェイクラッチ21の伝達トルクが小さい領域では第1ボール37i…が調心機能を発揮し、ワンウェイクラッチ21の伝達トルクが大きい領域では第2ボール37o…が調心機能を発揮するため、フリクションロスの低減および調心機能を効果的に両立させることができる。
また第1転動面S1および第4転動面S4はインナーレース36の側面に形成した環状の凹部36aの内周部よび外周部にそれぞれ形成され、第2転動面S2および第3転動面S3はアウターレース35の側面に形成した環状の凸部35aの内周部および外周部にそれぞれ形成されるので、第1〜第4転動面S1〜S4および第1、第2ボール37i…,37o…を径方向に整列させてアンギュラボールベアリング34の軸方向寸法を小型化することができる。
また第2ボール37o…の直径は第1ボール37i…の直径よりも大きいので、ワンウェイクラッチ21が係合解除したときや、ワンウェイクラッチ21が係合して所定値未満のトルクを伝達するときに、小さいトルクを小直径の第1ボール37i…で支持するとともに、ワンウェイクラッチ21が係合して所定値以上のトルクを伝達するときに、大きいトルクを大直径の第2ボール37o…で支持することで、第1ボール37i…および第2ボール37o…の直径を最小限に抑えながら耐久性を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のアンギュラベアリングは実施の形態のアンギュラボールベアリング34に限定されず、アンギュラローラベアリングであっても良い。従って、本発明の第1、第2転動体は実施の形態のボールに限定されず、ローラであっても良い。
また実施の形態では揺動リンク22をワンウェイクラッチ21のアウター部材として利用し、出力軸12をワンウェイクラッチ21のインナー部材として利用しているが、アウター部材およびインナー部材をワンウェイクラッチに専用の部材として設けても良い。
また本発明の駆動源は実施の形態のエンジンEに限定されず、モータ・ジェネレータのような他種の駆動源であっても良い。
11 入力軸
12 出力軸
12a 外周面
18 偏心ディスク(偏心部材)
19 コネクティングロッド
21 ワンウェイクラッチ
22 揺動リンク
22a 内周面
25 ローラ
34 アンギュラボールベアリング(アンギュラベアリング)
35 アウターレース
35a 凸部
36 インナーレース
36a 凹部
37i 第1ボール(第1転動体)
37o 第2ボール(第2転動体)
E エンジン(駆動源)
S1 第1転動面
S2 第2転動面
S3 第3転動面
S4 第4転動面
T 無段変速機

Claims (5)

  1. 駆動源(E)に接続された入力軸(11)の回転を変速して出力軸(12)に伝達する無段変速機(T)が、前記入力軸(11)の軸線からの偏心量が可変であって該入力軸(11)と共に回転する偏心部材(18)と、前記出力軸(12)の外周に枢支された揺動リンク(22)と、前記偏心部材(18)および前記揺動リンク(22)を接続して往復運動するコネクティングロッド(19)と、前記揺動リンク(22)の内周面(22a)および前記出力軸(12)の外周面(12a)間に複数のローラ(25)を配置したワンウェイクラッチ(21)と、前記出力軸(12)に対して前記揺動リンク(22)を同軸に支持するためのアンギュラベアリング(34)とを備える車両用動力伝達装置であって、
    前記アンギュラベアリング(34)は、前記出力軸(12)と一体に回転し、径方向内側に位置する環状の第1転動面(S1)および径方向外側に位置する環状の第4転動面(S4)が形成されたインナーレース(36)と、前記揺動リンク(22)と一体に回転し、前記第1転動面(S1)の径方向外側に位置する環状の第2転動面(S2)および前記第4転動面(S4)の径方向内側に位置する環状の第3転動面(S3)が形成されたアウターレース(35)と、前記第1転動面(S1)および前記第2転動面(S2)間に配置された複数の第1転動体(37i)と、前記第3転動面(S3)および前記第4転動面(S4)間に配置された複数の第2転動体(37o)とを備えることを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 前記ワンウェイクラッチ(21)が係合解除したとき、および前記ワンウェイクラッチ(21)が係合して所定値未満のトルクを伝達するときには、前記第3転動面(S3)あるいは前記第4転動面(S4)の少なくとも一方と前記第2転動体(37o)との間に隙間が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
  3. 前記ワンウェイクラッチ(21)が係合して所定値以上のトルクを伝達するときには、前記第1転動面(S1)あるいは前記第2転動面(S2)の少なくとも一方と前記第1転動体(37i)との間に隙間が形成されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用動力伝達装置。
  4. 前記第1転動面(S1)および前記第4転動面(S4)は前記インナーレース(36)の側面に形成した環状の凹部(36a)の内周部および外周部にそれぞれ形成され、前記第2転動面(S2)および前記第3転動面(S3)は前記アウターレース(35)の側面に形成した環状の凸部(35a)の内周部および外周部にそれぞれ形成されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用動力伝達装置。
  5. 前記第2転動体(37o)の直径は前記第1転動体(37i)の直径よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用動力伝達装置。
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