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JP6033210B2 - 異状態監視装置、異状態監視システム、異状態監視方法、及びプログラム - Google Patents

異状態監視装置、異状態監視システム、異状態監視方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、異状態監視装置、異状態監視システム、異状態監視方法、及びプログラムに関する。
二次電池は、エネルギーの有効利用の観点からハイブリッド自動車や航空機などさまざまな分野で利用されている。二次電池に発火などの異常が発生する前にその異常を予見する技術は重要である。
特許文献1には、関連する技術として、パラメータ値に基づいて二次電池の異常を予見する技術が記載されている。
特許第5148579号公報
ところで、上述のような技術を用いて異常が発生する前に異常な状態に陥る可能性のある二次電池を予見した場合であっても、異常な状態に陥る原因を特定することは困難である。
そのため、異常な状態に陥る可能性がある二次電池を予見した場合に、異常な状態に陥る原因を特定する技術が求められていた。
そこでこの発明は、上記の課題を解決することのできる異状態監視装置、異状態監視システム、異状態監視方法、及びプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置は、電池セル情報取得部と、判定部と、異状態特定部とを備える。前記電池セル情報取得部は、各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、前記複数の電池セルに接続された検知部から取得する。前記判定部は、前記電池セル情報取得部が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。前記異状態特定部は、前記電池セル情報取得部が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと前記判定部が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定し、複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接していない場合、当該異状態と判定された電池セルに内部短絡が発生していると特定する。
また本発明の別の態様によれば、前記異状態監視装置の前記異状態特定部は、前記複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接している場合、当該異状態と判定された電池セル外部短絡が発生していると特定する。
また本発明の別の態様によれば、前記異状態監視装置の前記電池セル情報取得部は、セルバランス動作の回数に関するセルバランス情報を取得する。前記異状態監視装置の前記異状態特定部は、前記電池セル情報取得部が取得したセルバランス情報を含めて前記電池セルにおける異状態の種類が前記内部短絡状態または前記外部短絡状態か否かの判断を行う。
また本発明の別の態様によれば、前記異状態監視装置の前記電池セル情報取得部は、前記電池セルの状態を示す温度に係る情報を取得する。前記異状態特定部は、少なくとも前記各電池セルの状態を示す電圧に係る情報と前記電池セルの状態を示す温度に係る情報に基づいてジュール発熱状態を特定する
また本発明の別の態様によれば、前記異状態監視装置の前記電池セル情報取得部は、前記電池セルの状態を示す電流に係る情報を取得する。前記異状態監視装置の前記異状態特定部は、少なくとも前記各電池セルの状態を示す電圧に係る情報と前記各電池セルの状態を示す電流に係る情報に基づいてジュール発熱状態を特定する。
また本発明の別の態様によれば、異状態監視システムは、前記何れかの異状態監視装置を備える。
また本発明の別の態様によれば、異状態監視方法は、各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、複数の電池セルに接続された検知部から取得し、取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定し、前記取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接していない場合、当該異状態と判定された電池セルに内部短絡が発生していると特定する
また本発明の別の態様によれば、プログラムは、組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置のコンピュータを、各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、前記複数の電池セルに接続された検知部から取得する電池セル情報取得手段と、前記電池セル情報取得手段が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、前記電池セル情報取得手段が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと前記判定手段が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定する異状態特定手段であって、複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接していない場合、当該異状態と判定された電池セルに内部短絡が発生していると特定する異状態特定手段として機能させる。
本発明の実施形態による充電制御装置によれば、異常な状態に陥る可能性がある二次電池を予見した場合に、異常な状態に陥る原因を特定することができる。
本発明の第一の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による異状態監視システム1が備える組電池30の一例を示す図である。 本発明の第一の実施形態による組電池30が備える電池セル301の簡略化した構造の一例を示す図である。 本実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態による制御部90がセルバランス制御を行う回路の一例を示す図である。 本実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。 本発明の第三の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。 本発明の第三の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。 本発明の第四の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。 本発明の第四の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。
<第一の実施形態>
図1は、本発明の第一の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。
図1で示すように、第一の実施形態による異状態監視システム1は、異状態監視装置10と、上位コントローラ20と、組電池30と、検知部40と、遮断器50と、充電器・負荷60と、報知部70と、記憶部80とを備える。
第一の実施形態による異状態監視システム1が備える異状態監視装置10は、電池セル情報取得部101と、判定部102と、異状態特定部103とを備える。
電池セル情報取得部101は、各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、前記複数の電池セルに接続された検知部40から取得する。具体的には、電池セル情報取得部101は、組電池30の各電池セル301a、301b、301c、301d、・・・(以下、各電池セル301)の状態を示す電池セル情報として、各セル電圧V、各セル缶電圧Vc、各セル温度Tを各電池セル301に接続された検知部40から取得する。電池セル情報取得部101は、取得した電池セル情報を判定部102に出力する。なお、各セル電圧Vとは、各電池セル301が発生するセル電圧である。各セル缶電圧Vcとは、各電池セル301の負極と電池容器(缶)との間の電圧である(詳細は後述)。また、各セル温度Tとは、各電池セル301の温度である。
判定部102は、電池セル情報取得部101から入力する各電池セル情報に基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定するために必要となる電池状態情報を演算する。判定部102は、演算した電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。判定部102は、電池状態情報がしきい値を超えたか否かの判定結果を異状態特定部103に出力する。なお、ここで示すしきい値とは、上限と下限の両方を含むしきい値である。
異状態特定部103は、判定部102が電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定する。異状態特定部103は、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を上位コントローラ20に出力する。また、異状態特定部103は、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を報知するための報知制御信号を報知部70に出力する。
上位コントローラ20は、異状態監視装置10が備える異状態特定部103が特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類に基づいて、遮断器50の開状態/閉状態を制御する。また、上位コントローラ20は、異状態特定部103が特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類に基づいて、充電器・負荷60の電圧や電流を制御する。
組電池30は、遮断器50が閉状態である場合、充電器・負荷60に電圧を供給する。また、組電池30は、遮断器50が開状態である場合、充電器・負荷60への電圧の供給が遮断される。また、組電池30は、各電池セル301を備える。
検知部40は、組電池30が備える各電池セル301の電池セル情報(この場合、各セル電圧V、各セル缶電圧Vc、各セル温度T)を検知する。検知部40は、例えば電圧計や温度センサなどの計測器やセンサであり、組電池30が備える各電池セル301の状態を示す電池セル情報として、各セル電圧V、各セル缶電圧Vc、各セル温度Tを常時検知している。
遮断器50は、上位コントローラ20の制御に基づいて、開状態/閉状態となる。
充電器・負荷60は、遮断器50を介して組電池30に接続される、組電池30を充電する充電器や組電池30の負荷である。
報知部70は、異状態特定部103から入力した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を報知するための報知制御信号に基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を報知する。
また、報知部70は、表示部701と、スピーカ702と、振動部703とを備える。表示部701は、異状態特定部103から入力した報知制御信号に基づいて視覚情報を表示する。スピーカ702は、異状態特定部103から入力した報知制御信号に基づいて音情報を出力する。振動部703は、異状態特定部103から入力した報知制御信号に基づいて振動情報を出力する。
記憶部80は、異状態監視システム1における処理に必要な種々の情報を記憶する記憶部である。なお、記憶部80は、適切に情報が送受信される範囲において、どこに備えられていてもよい。また、記憶部80は、1つの記憶部には限定するものではなく、複数の記憶部の集合であってもよい。
図2は、本発明の第一の実施形態による異状態監視システム1が備える組電池30の一例を示す図である。
組電池30は、複数の電池セル301を備える。そして、組電池30が備える各電池セル301には、各電池セルを識別するためのIDが与えられている。例えば組電池30は、図2で示すように、8つの電池セル301、すなわち301a、301b、301c、301d、301e、301f、301g、301hを備える。また、8つの電池セル301a、301b、301c、301d、301e、301f、301g、301hのそれぞれには、例えば、id301a、id301b、id301c、id301d、id301e、id301f、id301g、id301hのようなIDが与えられている。 また、電池セル301は、バスバで直列接続されている。また、8つの電池セル301のうち隣接する2つの電池セルの間には電池セルを互いに絶縁するための絶縁シートが備えられている。
図3は、本発明の第一の実施形態による組電池30が備える電池セル301の簡略化した構造の一例を示す図である。
本発明の第一の実施形態による電池セル301は、例えばリチウムイオン電池のような二次電池である。図3で示すように、電池セル301において、電池容器(缶)は正極と負極を内蔵し、かつ容器内は電解液で満たされている。この正極と負極間の電位差すなわちセル電圧Vは、電池外部からの充電及び放電操作に伴う正極及び負極での化学反応により変化する。
また、図3で示す電池セル301の正極端子と電池容器(缶)の間に備えられた抵抗Rは、電池容器(缶)が化学反応を起こさないように、電池容器(缶)の電位を上昇させるものである。前述した各セル缶電圧Vcとは、図3で示す電池セル301の負極端子と電池容器(缶)との間の電圧である。そのため、電池セル301におけるセル電圧Vとセル缶電圧Vcとの差電圧(V−Vc)は、この図3で示す抵抗に印加される電圧である。
図4は、本実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。
次に、図4を用いて第一の実施形態による異状態監視システム1の処理フローについて説明する。
図4で示す第一の実施形態による異状態監視システム1が行う処理は、図1で示した異状態監視システム1の備える異状態監視装置10が各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(ジュール熱による電池異常加熱、液漏れ、内部短絡、外部短絡)を特定する処理である。
なお、これら組電池30が備える各電池セル301は、各電池セル301を識別するためのIDを有しているものとする。また、各電池セル301は初期状態では正常に動作しており、遮断器50は閉状態であるものとする。
また、検知部40は、各電池セル301の状態を示す電池セル情報(この場合、各セル電圧V、各セル缶電圧Vc、各セル温度T)を常時検知し、対応する各電池セル301のIDと関連付けているものとする。
まず、異状態監視装置10が備える電池セル情報取得部101は、検知部40にアクセスし、検知部40が検知した各電池セル301の電池セル情報と、その電池セル情報と対を成す対応する電池セル301のID(以下、電池セル情報とID)とを取得する(ステップS1)。ここで電池セル情報取得部101が取得する電池セル情報は、組電池30が備える直列接続された8つの電池セル301の状態を示す各セル電圧V、各セル缶電圧Vc、各セル温度Tの電池セル情報である。
電池セル情報取得部101は、検知部40から各電池セル301の電池セル情報とIDとを取得すると、取得した各電池セル301の電池セル情報とIDとを判定部102に出力する。
判定部102は、電池セル情報取得部101から各電池セル301の電池セル情報とIDとを入力すると、入力した各電池セル301の電池セル情報に基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定するために必要となる電池状態情報を演算する(ステップS2)。ここで判定部102が演算する電池状態情報は、各電池セル301におけるセル電圧の平均値からの差分ΔVと、各電池セル301におけるセル電圧の一定時間内の変化dV/dtである。また、判定部102が演算する電池状態情報は、各電池セル301におけるセル缶電圧の平均値からの差分ΔVcと、各電池セル301におけるセル缶電圧の一定時間内の変化dVc/dtである。また、判定部102が演算する電池状態情報は、各電池セル301におけるセル温度の平均値からの差分ΔTと、各電池セル301におけるセル温度の一定時間内の変化dT/dtである。さらに、判定部102が演算する電池状態情報は、各電池セル301におけるセル電圧とセル缶電圧との差電圧の平均値からの差分Δ(V−Vc)と、各電池セル301におけるセル電圧とセル缶電圧との差電圧の一定時間内の変化d(V−Vc)/dtである。
そして、判定部102は、入力した各電池セル301の電池セル情報に基づいて演算した各電池状態情報を、入力した各電池セル301の電池セル情報と対を成すIDに関連付ける(ステップS3)。
なお、各セル缶電圧Vcとは、各電池セル301の負極と電池容器(缶)との間の電圧である。また、各電池セル301におけるセル電圧とセル缶電圧との差電圧(V−Vc)は、各電池セル301の正極と電池容器(缶)との間の電圧である。
判定部102は、演算した各電池状態情報が各電池状態情報に対して予め設定した判定基準となるしきい値を超えたか否かを判定する(ステップS4)。判定部102は、演算した各電池状態情報と各電池状態情報に対して予め設定した判定基準となるしきい値とを比較し、演算した電池状態情報が設定したしきい値よりも大きい場合に、演算した電池状態情報が設定したしきい値を超えたと判定する。判定部102は、各電池状態情報、すなわち各電池セル301におけるセル電圧の平均値からの差分ΔV、セル電圧の一定時間内の変化dV/dt、セル缶電圧の平均値からの差分ΔVc、セル缶電圧の一定時間内の変化dVc/dt、セル温度の平均値からの差分ΔT、セル温度の一定時間内の変化dT/dt、セル電圧とセル缶電圧との差電圧の平均値からの差分Δ(V−Vc)、セル電圧とセル缶電圧との差電圧の一定時間内の変化d(V−Vc)/dtに対してステップS4の判定を行う。
判定部102は、各電池状態情報に対して、設定したしきい値を超えたと判定した電池状態情報と対を成すID、すなわち電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて特定したIDを特定する(ステップS5−1)。そして、判定部102は、各電池状態情報に対して特定したIDを異状態特定部103に出力する。
異状態特定部103は、判定部102から各電池状態情報がしきい値を超えた電池セルのIDを入力すると、そのIDの組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(ジュール熱による電池異常加熱、液漏れ、内部短絡、外部短絡)を特定する(ステップS6)。
なお、電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池セルのIDに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定するステップS6の処理については、ジュール熱による電池異常加熱が発生している電池セルを特定する処理(ステップS6a)、液漏れが発生している電池セルを特定する処理(ステップS6b)、内部短絡が発生している電池セルを特定する処理(ステップS6c)、外部短絡が発生している電池セルを特定する処理(ステップS6d)の各処理がある。これらステップS6a〜S6dの処理について次に説明する。なお、説明における例示は、図2で示した組電池30を例に示したものである。
まず、異状態特定部103がジュール熱による電池異常加熱が発生している電池セルを特定する処理について説明する。
異状態特定部103は、判定部102から入力したΔV、ΔT、dT/dt、ΔVcについてしきい値を超えたと判定された電池セルのIDの中から、ΔTとdT/dtとに対して共にしきい値を超えたと判定された電池セルのIDであって、かつ、ΔVと、ΔVcの少なくとも一方についてしきい値を超えたと判定された電池セルのIDを特定する(ステップS5−2)。異状態特定部103は、そのIDに相当する電池セルにジュール熱による電池異常加熱が発生していると特定する(ステップS6a)。なお、この特定は、温度がしきい値を超えたことを示すΔTとdT/dtとに対して同一のIDであり、かつ、電圧変化がしきい値を超えたことを示すΔVと、ΔVcとに対するIDのうち少なくとも一方がΔTとdT/dtとに対するIDと同一であるということは、同一のIDに対応する電池セルが発熱し、かつ、その電池セルにおいて電圧異常が発生しているという判断に基づくものである。
例えば、図2で示した組電池30に対して、異状態特定部103は、判定部102からΔTとdT/dtとΔVとに対して同一のIDである“id301a”を入力したとする。この場合、異状態特定部103は、ΔTとdT/dtとに対して同一のID(この場合、id301a)であり、かつ、ΔVとΔVcとに対するIDのうち少なくとも一方(この場合、ΔV)がΔTとdT/dtとに対するIDと同一である組み合わせとして、ΔTとdT/dtとΔVを特定する。そして、異状態特定部103は、同一のID“id301a”に対応する電池セル301aにジュール熱による電池異常加熱が発生していると特定する。
なお異状態特定部103は、判定部102から入力したΔV、ΔT、dT/dt、ΔVcに対するIDの組み合わせの中に、ΔTとdT/dtとに対して同一のIDであり、かつ、ΔVとΔVcとに対するIDのうち少なくとも一方がΔTとdT/dtとに対するIDと同一である組み合わせを特定できない場合、ジュール熱による電池異常加熱が発生していないと判定する。
次に、異状態特定部103が、液漏れが発生している電池セルを特定する処理について説明する。
異状態特定部103は、判定部102から入力したΔ(V−Vc)とd(V−Vc)/dtに対するIDの中に、Δ(V−Vc)とd(V−Vc)/dtの少なくとも一方に対して、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在する場合、それらすべてのIDに対応する電池セルに液漏れが発生していると特定する(ステップS6b)。なお、この特定は、液漏れが発生した場合には、隣接する電池セルの間の絶縁シートに液漏れした液が染み込み液絡することで、缶電圧が変動するという判断に基づくものである。
例えば、図2で示した組電池30に対して、異状態特定部103は、判定部102から入力したΔ(V−Vc)とd(V−Vc)/dtに対するIDの中に、Δ(V−Vc)に対してID“id301a”と“id301b”とを入力したとする。この場合、異状態特定部103は、Δ(V−Vc)とd(V−Vc)/dtの少なくとも一方に対して、隣接する電池セル(この場合、電池セル301aと301b)に対応する2つ以上のID(この場合、“id301a”と“id301b”)が存在するため、ID“id301a”と“id301b”に対応する電池セル301aと301bに液漏れが発生していると特定する。
次に、異状態特定部103が、内部短絡が発生している電池セルを特定する処理と外部短絡が発生している電池セルを特定する処理について説明する。
異状態特定部103は、判定部102から入力したΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtに対するIDの中に、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、隣接する電池セルに対応するIDが存在するか否かを判定する(ステップs5−3)。異状態特定部103は、判定部102から入力したΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtに対するIDの中に、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、隣接する電池セルに対応するIDが存在しないと判定した場合(ステップS5−3、NO)、それらすべてのIDに対応する電池セルに内部短絡が発生していると特定する(ステップS6c)。また、異状態特定部103は、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在すると判定した場合(ステップS5−3、YES)、それらすべてのIDに対応する電池セルに外部短絡が発生していると特定する(ステップS6d)。なお、これらの特定は、内部短絡が発生した場合には、隣接する電池セルで電圧異常が発生する可能性が非常に低く、一方、外部短絡が発生している場合には、ケーブル同士の接触や異物の混入などにより隣接する2つ以上の電池セルで電圧異常が発生する可能性が十分に考えられるという判断に基づくものである。
例えば、図2で示した組電池30に対して、異状態特定部103は、判定部102から入力したΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtに対するIDの中に、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、ID“id301a”を入力したとする。この場合、異状態特定部103は、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、隣接する電池セル(この場合、電池セル301b)に対応するID(この場合、“id301b”)が存在しない場合、ID“id301a”に対応する電池セル301aに内部短絡が発生していると特定する。
また、異状態特定部103は、判定部102から入力したΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtに対するIDの中に、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、ID“id301a”と“id301b”とを入力したとする。この場合、異状態特定部103は、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、隣接する電池セル(この場合、電池セル301aと301b)に対応する2つ以上のID(この場合、“id301a”と“id301b”)が存在するため、ID“id301a”と“id301b”に対応する電池セル301aと301bに外部短絡が発生していると特定する。
ステップS6(ステップS6a、S6b、S6c、S6d)の処理が終了すると、異状態特定部103は、特定した異状態の種類を上位コントローラ20に出力する。
上位コントローラ20は、異状態特定部103から異状態の種類を入力すると、入力した異状態が示す危険度の度合いに応じて遮断器50の開状態/閉状態の制御や充電器・負荷60の電圧や電流を制御する(ステップS7)。
例えば、上位コントローラ20は、異状態特定部103から異状態の種類として内部短絡または液漏れを入力した場合、遮断器50が開状態となるように制御する。この制御は、電池セルにおいて内部短絡または液漏れが発生している場合、ユーザが内部短絡や液漏れに直接対応できるものではなく、また、使用し続けると発火などの危険性があるという判断に基づくものである。また、例えば、上位コントローラ20は、異状態特定部103から異状態の種類としてジュール熱による電池異常加熱または外部短絡を入力した場合、充電器・負荷60における電圧や電流を低減するように制御する。この制御は、電池セルにおいてジュール熱による電池異常加熱または外部短絡が発生する主な原因がケーブル同士の短絡や埃などであり、ユーザが直ちに対応すれば比較的容易に原因を取り除くことができるという判断に基づくものである。
また、ステップS6(ステップS6a、S6b、S6c、S6d)の処理が終了すると、異状態特定部103は、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類をユーザに報知するための報知制御信号を報知部70に出力する。
報知部70は、異状態特定部103から報知制御信号を入力すると、入力した報知制御信号に基づいて、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を出力する(ステップS8)。
例えば、報知部70の表示部701は、異状態特定部103から入力した報知制御信号に基づいて、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を文字や図などの視覚情報として表示する。
また、例えば、スピーカ702は、異状態特定部103から入力した報知制御信号に基づいて、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を音声などの音情報として出力する。
また、例えば、振動部703は、異状態特定部103から入力した報知制御信号に基づいて、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類をバイブレーションの長さや振動回数などの振動情報として出力する。
なお、報知部70が行う異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類のユーザへの報知は、表示部701、スピーカ702、振動部703の何れか1つによる報知であってもよいし、何れかを組み合わせた複数による報知であってもよい。
なお、以上の第一の実施形態による異状態監視システム1の処理についての説明では、上位コントローラ20が遮断器50の開状態/閉状態を制御するものとして説明した。しかしながら、遮断器50の開状態/閉状態や、充電器・負荷60の電圧や電流の制御は、それに限定するものではない。例えば、異状態特定部103が特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類に基づいて、異状態監視装置10が遮断器50の開状態/閉状態を制御してもよい。
また、以上の第一の実施形態による異状態監視システム1の処理についての説明では、セル電圧とセル缶電圧との差電圧の平均値からの差分Δ(V−Vc)は、各セル電圧Vと各セル缶電圧Vcとから演算して求めるものとして説明した。しかしながら、セル電圧とセル缶電圧との差電圧の平均値からの差分Δ(V−Vc)の求め方は、それに限定するものではない。例えば、セル電圧とセル缶電圧との差電圧の平均値からの差分Δ(V−Vc)は、図3で示した抵抗に印加される電圧の実測に基づいて求めてもよい。
また、以上の第一の実施形態による異状態監視システム1の処理についての説明では、ステップS6(ステップS6a、S6b、S6c、S6d)の処理を順番に説明したが、説明の都合上そのようになっただけであり、ステップS6a、S6b、S6c、S6dの処理は並行して行われてもよい。
また、ステップS7やステップS8で示した処理は一例であり、それらの処理に限定するものではない。例えば、内部短絡や液漏れがより危険であると判断した場合、異状態監視システム1はシステム全体を停止するような処理を行ってもよい。また、例えば、ジュール熱による電池異常加熱が危険ではないと判断した場合、異状態監視システム1はユーザに報知することなくジュール熱の発生を低減するように負荷が低減されるような処理を行えばよい。また、例えば、外部短絡が危険ではないと判断した場合、異状態監視システム1はユーザにメンテナンスを促すように報知する処理を行えばよい。
以上、本発明の第一の実施形態による異状態監視装置10、及び異状態監視装置10を備える異状態監視システム1について説明した。
本発明の第一の実施形態による組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置10は、電池セル情報取得部101と、判定部102と、異状態特定部103とを備える。電池セル情報取得部101は、各電池セル301の状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、複数の電池セル301に接続された検知部40から取得する。判定部102は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。異状態特定部103は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定部102が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル301及び当該電池セル301における異状態の種類を特定する。
このようにすれば、異常な状態に陥る可能性がある二次電池を予見した場合に、異常な状態に陥る原因を特定することができる。
<第二の実施形態>
図5は、本発明の第二の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。
図5で示すように、第二の実施形態による異状態監視システム1は、第一の実施形態による異状態監視システム1の検知部40の代わりに制御部90を備える。
制御部90は、組電池30が備える各電池セル301の各セル電圧を均等化するよう制御する。制御部90がこの制御を行った時の各セル電圧が均等化する動作がセルバランス動作である。制御部90は、セルバランス動作時の組電池30の各電池セル301の絶対値電圧に基づくセルバランス動作情報を電池セル情報取得部101に出力する。
第二の実施形態による異状態監視システム1が備える異状態監視装置10は、第一の実施形態による異状態監視システム1が備える異状態監視装置10と同様に、電池セル情報取得部101と、判定部102と、異状態特定部103とを備える。ただし、第二の実施形態による異状態監視装置10が備える電池セル情報取得部101と、判定部102は、第一の実施形態による異状態監視装置10が備える電池セル情報取得部101と、判定部102と機能の点で異なる。
第二の実施形態による異状態監視装置10が備える電池セル情報取得部101は、各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、前記複数の電池セルに接続された制御部90から取得する。具体的には、電池セル情報取得部101は、電池セル情報として、セルバランス動作時の組電池30の各電池セル301の絶対値電圧に基づくセルバランス動作情報を各電池セル301に接続された制御部90から取得する。電池セル情報取得部101は、取得したセルバランス動作情報を判定部102に出力する。
判定部102は、電池セル情報取得部101から入力する電池セル情報(セルバランス動作情報)に基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定するために必要となる電池状態情報を演算する。なお、ここでの電池状態情報とは、電池セルのIDに関連付けられた単位時間当たりのセルバランス作動回数を含む情報である。判定部102は、演算した電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。判定部102は、電池状態情報がしきい値を超えたか否かの判定結果を異状態特定部103に出力する。なお、ここで示すしきい値とは、上限と下限の両方を含むしきい値である。
異状態特定部103は、判定部102が電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定する。異状態特定部103は、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を上位コントローラ20に出力する。また、異状態特定部103は、特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を報知するための報知制御信号を報知部70に出力する。
図6は、本発明の第二の実施形態による制御部90がセルバランス制御を行う回路の一例を示す図である。
第二の実施形態による制御部90は、図6で示すように、組電池30が備える各電池セル301に並列に接続された差動アンプと、その差動アンプの入力間に接続された、バイポーラトランジスタと抵抗と、差動アンプの出力とバイポーラトランジスタのベースとに接続されたCPUとを備える。
ところで、組電池30が備える各電池セル301を充放電する場合、各電池セル301の容量や内部抵抗といった性能のばらつきや、各電池セル301が収められる筐体における温度分布等の環境因子により、セルの容量や内部抵抗にばらつきが生じ、セル電圧にばらつきが生じる。
この状態を放置すると、各電池セル301における運用電圧範囲の違いによる性能劣化率がばらつき、組電池30としての性能劣化が促進される。更にこのようなセル電圧のアンバランスが過度に進むと、一部の電池セルが過充電あるいは過放電の領域に入ることとなり、安全性の低下が懸念される。
この対策として、図6で示すような回路を用いて運用時の各電池セルが出力するセル電圧を均等化する。この機能のことをセルバランス機能と称する。
図6で示した回路において、各電池セル301に接続されている差動アンプは、各電池セルが出力するセル電圧を入力し、そのセル電圧に応じた電圧をCPUに出力する。CPUは、差動アンプから入力した最も低いセル電圧に対して規定電圧以上乖離するセル電圧が存在すると、その乖離したセル電圧を出力する電池セルに接続されているバイポーラトランジスタをONさせて充電電流の一部をバイパスすることで、電池セルの電圧上昇を緩やかにする。CPUがバイポーラトランジスタをONする回数がセルバランス動作回数である。
図7は、本実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。
次に、図7を用いて第二の実施形態による異状態監視システム1の処理フローについて説明する。
図7で示す第二の実施形態による異状態監視システム1が行う処理は、電池セル情報(セルバランス動作情報)に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと図5で示した異状態監視装置10が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(内部短絡、外部短絡)を特定する処理である。
第二の実施形態による異状態監視システム1の処理フローにおいて、電池セル情報はセルバランス動作情報であり、異状態の種類は内部短絡と外部短絡である。
なお、制御部90は、組電池30が備える各電池セル301のセルバランス動作時の組電池30の各電池セル301の絶対値電圧に基づくセルバランス動作情報を常時電池セル情報取得部101に出力しているものとする。
まず、異状態監視装置10が備える電池セル情報取得部101は、制御部90にアクセスし、制御部90からセルバランス動作時の組電池30の各電池セル301の絶対値電圧に基づく電池セル情報と、その電池セル情報と対を成す対応する電池セル301のID(以下、電池セル情報とID)とを取得する(ステップS9)。ここで電池セル情報取得部101が取得する電池セル情報は、セルバランス動作時の組電池30の各電池セル301の絶対値電圧に基づくセルバランス動作情報の電池セル情報である。
電池セル情報取得部101は、制御部90から各電池セル301の電池セル情報とIDとを取得すると、取得した各電池セル301の電池セル情報とIDとを判定部102に出力する。
判定部102は、電池セル情報取得部101から入力する電池セル情報(セルバランス動作情報)に基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定するために必要となる電池状態情報を演算する(ステップS10)。ここで判定部102が演算する電池状態情報は、電池セルのIDに関連付けられた単位時間当たりのセルバランス作動回数である。例えば、判定部102は、制御部90が備えるCPUが各電池セルに接続されているバイポーラトランジスタをONさせた回数を単位時間で除算してセルバランス動作回数を算出する。
判定部102は、演算した各電池状態情報が各電池状態情報に対して予め設定した判定基準となるしきい値を超えたか否かを判定する(ステップS11)。判定部102は、演算した各電池状態情報と各電池状態情報に対して予め設定した判定基準となるしきい値とを比較し、演算した電池状態情報が設定したしきい値よりも大きい場合に、演算した電池状態情報が設定したしきい値を超えたと判定する。
判定部102は、各電池状態情報に対して、設定したしきい値を超えたと判定した電池状態情報と対を成すID、すなわち電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて特定したIDを特定する(ステップS12−1)。そして、判定部102は、各電池状態情報に対して特定したIDを異状態特定部103に出力する。
異状態特定部103は、判定部102から各電池状態情報がしきい値を超えた電池セルのIDを入力すると、そのIDの組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(内部短絡、外部短絡)を特定する(ステップS13)。
なお、電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池セルのIDに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定するステップS13の処理については、内部短絡が発生している電池セルを特定する処理をステップS13a、外部短絡が発生している電池セルを特定する処理とをステップS13bとして次に説明する。
まず、異状態特定部103が、内部短絡が発生している電池セルを特定する処理と外部短絡が発生している電池セルを特定する処理について説明する。
異状態特定部103は、電池セル情報取得部101から入力するセルバランス動作情報に対するIDの中に、隣接する電池セルに対応するIDが存在するか否かを判定する(ステップS12−3)。異状態特定部103は、電池セル情報取得部101から入力するセルバランス動作情報に対するIDの中に、隣接する電池セルに対応するIDが存在しないと判定した場合(ステップS12−3、NO)、それらすべてのIDに対応する電池セルに内部短絡が発生していると特定する(ステップS13a)。また、異状態特定部103は、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在すると判定した場合(ステップS12−3、YES)、それらすべてのIDに対応する電池セルに外部短絡が発生していると特定する(ステップS13b)。
例えば、図2で示した組電池30に対して、異状態特定部103は、判定部102から入力したセルバランス動作情報に対するIDの中に、セルバランス動作情報に対して、ID“id301a”を入力したとする。この場合、異状態特定部103は、セルバランス動作情報に対して、隣接する電池セル(この場合、電池セル301b)に対応するID(この場合、“id301b”)が存在しない場合、ID“id301a”に対応する電池セル301aに内部短絡が発生していると特定する。
また、異状態特定部103は、判定部102から入力したセルバランス動作情報に対するIDの中に、セルバランス動作情報に対して、ID“id301a”と“id301b”とを入力したとする。この場合、異状態特定部103は、セルバランス動作情報に対して、隣接する電池セル(この場合、電池セル301aと301b)に対応する2つ以上のID(この場合、“id301a”と“id301b”)が存在するため、ID“id301a”と“id301b”に対応する電池セル301aと301bに外部短絡が発生していると特定する。
ステップS13(ステップS13a、S13b)の処理が終了すると、第一の実施形態による異状態監視システム1の処理と同様に、ステップS7やステップS8の処理を行う。
なお、以上の第一の実施形態による異状態監視システム1の処理についての説明では、上位コントローラ20が遮断器50の開状態/閉状態を制御するものとして説明した。しかしながら、遮断器50の開状態/閉状態や、充電器・負荷60の電圧や電流の制御は、それに限定するものではない。例えば、異状態特定部103が特定した異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類に基づいて、異状態監視装置10が遮断器50の開状態/閉状態を制御してもよい。
以上、本発明の第二の実施形態による異状態監視装置10、及び異状態監視装置10を備える異状態監視システム1について説明した。
本発明の第二の実施形態による組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置10は、電池セル情報取得部101と、判定部102と、異状態特定部103とを備える。電池セル情報取得部101は、各電池セル301の状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、複数の電池セル301に接続された制御部90から取得する。判定部102は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。異状態特定部103は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定部102が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル301及び当該電池セル301における異状態の種類を特定する。
このようにすれば、異常な状態に陥る可能性がある二次電池を予見した場合に、異常な状態に陥る原因を特定することができる。
<第三の実施形態>
図8は、本発明の第三の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。
図8で示すように、第三の実施形態による異状態監視システム1は、第一の実施形態による異状態監視システム1に加え、さらに制御部90を備える。すなわち、第三の実施形態による異状態監視システム1は、第一の実施形態による異状態監視システム1と第二の実施形態による異状態監視システム1の両方の機能部を備える。
図9は、本発明の第三の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。
次に、図9を用いて第三の実施形態による異状態監視システム1の処理フローについて説明する。
図9で示す第三の実施形態による異状態監視システム1が行う処理は、図8で示した異状態監視システム1の備える異状態監視装置10が各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(ジュール熱による電池異常加熱、液漏れ、内部短絡、外部短絡)を特定する処理である。
なお、第三の実施形態による異状態監視システム1の処理フローにおいて、電池セル情報は、第一の実施形態による異状態監視システム1が扱った各セル電圧V、各セル缶電圧Vc、各セル温度Tと、第二の実施形態による異状態監視システム1が扱ったセルバランス動作情報である。また、第三の実施形態による異状態監視システム1の処理フローにおいて、異状態の種類は、ジュール熱による電池異常加熱、液漏れ、内部短絡、外部短絡である。従って、第三の実施形態による異状態監視システム1の処理フローは、第一の実施形態による異状態監視システム1が行う処理に第二の実施形態による異状態監視システム1の対応する処理を追加したものとして、第一の実施形態による異状態監視システム1の処理フローを読みかえればよい。
つまり、第三の実施形態による異状態監視システム1が行う処理は、ステップS14、S2、S3、S10、S15、S16−1、S16−2、S16−3、S17(S17a、S17b、S17c、S17d)、S7、S8の処理であり、ステップS14を(ステップS1+S9)、ステップS15を(ステップS4+S11)、ステップS16−1を(ステップS5−1+S12−1)、ステップS16−2をステップS5−2、ステップS16−3を(ステップS5−3+ステップS12−3)、ステップS17aをステップS6a、ステップS17bをステップS6bとし、新たなステップS17cとS17dとを加えた処理である。
ここでは、新たな処理ステップであるステップS17cとS17dについて説明する。
第三の実施形態による異状態特定部103は、判定部102から各電池状態情報がしきい値を超えた電池セルのIDを入力すると、そのIDの組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(ジュール熱による電池異常加熱、液漏れ、内部短絡、外部短絡)を特定する(ステップS17)。
異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6aの処理と同様に、判定部102から入力したΔV、ΔT、dT/dt、ΔVcについてしきい値を超えたと判定された電池セルのIDの中から、ΔTとdT/dtとに対して共にしきい値を超えたと判定された電池セルのIDであって、かつ、ΔVと、ΔVcの少なくとも一方についてしきい値を超えたと判定された電池セルのIDを特定する(ステップS16−2)。異状態特定部103は、そのIDに相当する電池セルにジュール熱による電池異常加熱が発生していると特定する(ステップS17a)。
また、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6bの処理と同様に、判定部102から入力したΔ(V−Vc)とd(V−Vc)/dtに対するIDの中に、Δ(V−Vc)とd(V−Vc)/dtの少なくとも一方に対して、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在する場合、それらすべてのIDに対応する電池セルに液漏れが発生していると特定する(ステップS17b)。
また、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6cの処理と同様に、判定部102から入力したΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtに対するIDの中に、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、隣接する電池セルに対応するIDが存在しない場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
また、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6dの処理と同様に、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在する場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
また、異状態特定部103は、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13aの処理と同様に、電池セル情報取得部101から入力するセルバランス動作情報に対するIDの中に、隣接する電池セルに対応するIDが存在しない場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
また、異状態特定部103は、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13bの処理と同様に、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在する場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
そして、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6cと同様の処理により特定した電池セルと、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13aと同様の処理により特定した電池セルのすべての電池セルに内部短絡が発生していると特定する(ステップS17c)。
また、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6dと同様の処理により特定した電池セルと、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13bと同様の処理により特定した電池セルのすべての電池セルに外部短絡が発生していると特定する(ステップS17d)。
ステップS17(ステップS17a、S17b、S17c、S17d)の処理が終了すると、第一の実施形態による異状態監視システム1と同様に、ステップS7やステップS8の処理を行う。
以上、本発明の第三の実施形態による異状態監視装置10、及び異状態監視装置10を備える異状態監視システム1について説明した。
本発明の第三の実施形態による組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置10は、電池セル情報取得部101と、判定部102と、異状態特定部103とを備える。電池セル情報取得部101は、各電池セル301の状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、複数の電池セル301に接続された検知部40及び制御部90から取得する。判定部102は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。異状態特定部103は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定部102が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル301及び当該電池セル301における異状態の種類を特定する。
このようにすれば、異常な状態に陥る可能性がある二次電池を予見した場合に、異常な状態に陥る原因を特定することができる。
<第四の実施形態>
図10は、本発明の第四の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の構成の一例を示す図である。
図10で示すように、第四の実施形態による異状態監視システム1は、第三の実施形態による異状態監視システム1と同様の構成である。ただし、検知部40は、電池セル情報として電流Iを電池セル情報取得部101に出力する。また、異状態特定部103が行う処理が異なる。
次に、本発明の第四の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1について説明する。
図11は、本発明の第四の実施形態による異状態監視装置10を備える異状態監視システム1の処理フローの一例を示す図である。
次に、図11を用いて第四の実施形態による異状態監視システム1の処理フローについて説明する。
第四の実施形態による異状態監視システム1が行う処理は、図8で示した異状態監視システム1の備える異状態監視装置10が各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類(ジュール熱による電池異常加熱、液漏れ、内部短絡、外部短絡)を特定する処理である。そして、第四の実施形態による異状態監視システム1が行う処理は、検知部40が電池セル情報として電流Iを電池セル情報取得部101に出力する点と、異状態特定部103が行う処理が異なる点を除けば、第三の実施形態による異状態監視システム1が行う処理と同様である。
第四の実施形態による異状態監視システム1が行うステップS18の処理は、ステップS14の処理における電池セル情報に電流Iを追加して考えればよい。
ここでは、処理ステップS17e、S17f、S17gについて説明する。
異状態特定部103は、ΔVと、ΔVcのIDの特定については、充放電時の電流Iの向きと、ΔVの電圧の変動やΔVcの電圧の変動qとの整合性がとれているという条件を付加し、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6aの処理と同様に、判定部102から入力したΔV、ΔT、dT/dt、ΔVcについてしきい値を超えたと判定された電池セルのIDの中から、ΔTとdT/dtとに対して共にしきい値を超えたと判定されたと判定された電池セルのIDであって、かつ、ΔVと、ΔVcの少なくとも一方についてしきい値を超えたと判定された電池セルのIDを特定する(ステップS19)。異状態特定部103は、そのIDに相当する電池セルにジュール熱による電池異常加熱が発生していると特定する(ステップS17e)。
異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6cの処理と同様に、判定部102から入力したΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtに対するIDの中に、ΔV、dV/dt、ΔVc、dVc/dtのうち少なくとも1つに対して、隣接する電池セルに対応するIDが存在しない場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
また、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6dの処理と同様に、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在する場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
また、異状態特定部103は、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13aの処理と同様に、電池セル情報取得部101から入力するセルバランス動作情報に対するIDの中に、隣接する電池セルに対応するIDが存在しない場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
また、異状態特定部103は、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13bの処理と同様に、隣接する電池セルに対応する2つ以上のIDが存在する場合、それらすべてのIDに対応する電池セルを特定する。
そして、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6cと同様の処理により特定した電池セルと、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13aと同様の処理により特定した電池セルとで共通な電池セルに内部短絡が発生していると特定する(ステップS17f)。
また、異状態特定部103は、第一の実施形態による異状態特定部103が行うステップS6dと同様の処理により特定した電池セルと、第二の実施形態による異状態特定部103が行うステップS13bと同様の処理により特定した電池セルとで共通な電池セルに外部短絡が発生していると特定する(ステップS17g)。
ステップS17(ステップS17e、S17b、S17f、S17g)の処理が終了すると、第一の実施形態による異状態監視システム1と同様に、ステップS7やステップS8の処理を行う。
以上、本発明の第四の実施形態による異状態監視装置10、及び異状態監視装置10を備える異状態監視システム1について説明した。
本発明の第四の実施形態による組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置10は、電池セル情報取得部101と、判定部102と、異状態特定部103とを備える。電池セル情報取得部101は、各電池セル301の状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、複数の電池セル301に接続された検知部40及び制御部90から取得する。判定部102は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する。異状態特定部103は、電池セル情報取得部101が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定部102が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル301及び当該電池セル301における異状態の種類を特定する。
このようにすれば、異常な状態に陥る可能性がある二次電池を予見した場合に、異常な状態に陥る原因を特定することができる。
なお本発明の実施形態における処理フローは、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
なお本発明の実施形態について説明したが、上述の異状態監視装置10は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができるものである。
1・・・異状態監視システム
10・・・異状態監視装置
20・・・上位コントローラ
30・・・組電池
40・・・検知部
50・・・遮断器
60・・・充電器・負荷
70・・・報知部
80・・・記憶部
90・・・制御部
101・・・電池情報取得部
102・・・判定部
103・・・異状態特定部
301a、301b、301c、301d、301e、301f、301g、301h・・・電池セル
701・・・表示部
702・・・スピーカ
703・・・振動部

Claims (8)

  1. 組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置であって、
    各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、前記複数の電池セルに接続された検知部から取得する電池セル情報取得部と、
    前記電池セル情報取得部が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する判定部と、
    前記電池セル情報取得部が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと前記判定部が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定する異状態特定部であって、複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接していない場合、当該異状態と判定された電池セルに内部短絡が発生していると特定する異状態特定部
    を備える異状態監視装置。
  2. 前記異状態特定部は、前記複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接している場合、当該異状態と判定された電池セル外部短絡が発生していると特定する
    請求項1に記載の異状態監視装置。
  3. 前記電池セル情報取得部は、セルバランス動作の回数に関するセルバランス情報を取得し、
    前記異状態特定部は、前記電池セル情報取得部が取得したセルバランス情報を含めて前記電池セルにおける異状態の種類が内部短絡状態または外部短絡状態か否かの判断を行う
    請求項1または請求項に記載の異状態監視装置。
  4. 前記電池セル情報取得部は、前記電池セルの状態を示す温度に係る情報を取得し、
    前記異状態特定部は、少なくとも前記各電池セルの状態を示す電圧に係る情報と前記電池セルの状態を示す温度に係る情報に基づいてジュール発熱状態を特定する
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の異状態監視装置。
  5. 前記電池セル情報取得部は、前記電池セルの状態を示す電流に係る情報を取得し、
    前記異状態特定部は、少なくとも前記各電池セルの状態を示す電圧に係る情報と前記各電池セルの状態を示す電流に係る情報に基づいてジュール発熱状態を特定する
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の異状態監視装置。
  6. 請求項1から請求項の何れか一項に記載の異状態監視装置を備える異状態監視システム。
  7. 各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、複数の電池セルに接続された検知部から取得し、
    取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定し、
    前記取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接していない場合、当該異状態と判定された電池セルに内部短絡が発生していると特定する
    異状態監視方法
  8. 組電池を構成する複数の電池セルの異状態監視する異状態監視装置のコンピュータを、
    各電池セルの状態を示す電池セル情報のうち少なくとも電圧に係る情報を、前記複数の電池セルに接続された検知部から取得する電池セル情報取得手段と、
    前記電池セル情報取得手段が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    前記電池セル情報取得手段が取得した各電池セル情報に基づく電池状態情報がしきい値を超えたと前記判定手段が判定した電池状態情報の組み合わせに基づいて、異状態の電池セル及び当該電池セルにおける異状態の種類を特定する異状態特定手段であって、複数の電圧に係る情報に基づいて異状態と判定された電池セルが異状態と判定された他の電池セルに隣接していない場合、当該異状態と判定された電池セルに内部短絡が発生していると特定する異状態特定手段
    として機能させるプログラム。
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