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JP6019361B2 - 超音波霧化栽培装置用の栽培容器、超音波霧化栽培システム、超音波霧化栽培方法 - Google Patents

超音波霧化栽培装置用の栽培容器、超音波霧化栽培システム、超音波霧化栽培方法 Download PDF

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Description

本発明は、超音波により霧化された液体肥料を植物に与えて栽培する超音波霧化栽培装置用の栽培容器、超音波霧化栽培システム、超音波霧化栽培方法に関するものである。
従来、超音波により霧化された液体肥料を植物に与えて栽培する超音波霧化栽培装置が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。具体的には、特許文献1の栽培装置では、長尺の栽培管に多数の植物保持穴が設けられており、植物を保持させた植物保持部材がそれら保持穴に装着されている。そして、超音波霧化装置で霧化された液体肥料が栽培管を通して供給され、その液体肥料が植物保持部材の植物の根部で吸収されることで、植物が育成される。このような超音波霧化栽培では、従来の水耕栽培のような大量の水が必要なく、かつその水の排水処理も行うことなく植物を栽培できるといったメリットがある。さらに、植物の栽培に適した量の液体肥料を植物の根部に効率よく与えることができるため、植物の成長を早めることができるといったメリットもある。
ところで、野菜の育成には、種子が発芽して双葉(子葉)が地上に出るまでの地中(暗所)での育成と、地上(明所)に出た双葉が太陽の光を浴びることでの育成との2段階の育成が必要である。従って、従来の超音波霧化栽培装置を用いて、例えばスプラウト(穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた食用の新芽)を栽培する場合、暗所において植物保持部材に植物の種子を蒔き、その植物保持部材上で種子を発芽させた後、植物保持部材を栽培管の植物保持穴に装着するといった作業が必要となる。
暗所でスプラウト用の植物種子を発芽させる手法としては、プラスチック容器などの栽培容器内にウレタンマットなどの植物保持部材を敷き詰め、その上に種子を蒔いて水をかける。その後、栽培容器の外側に黒い布などを被せて遮光性を保った状態で、常温にて1日から3日放置することで種子を発芽させる。
そして、超音波霧化栽培装置を用いて明所でスプラウトを育成させるために、発芽後の植物を保持した植物保持部材をプラスチック容器から取り出す。そして、植物保持部材を栽培管(栽培容器)の各植物保持穴に装着するといった作業を行う。
特開2012−34581号公報
上述したように、従来の超音波霧化栽培装置では、種蒔きから発芽までの期間と発芽から収穫までの期間とで別々の容器で植物を栽培する必要があるため、栽培方法が複雑となる。植物工場などにおいて超音波霧化栽培装置を利用して植物の大量生産をする場合、作業者自身が豊富な栽培知識を有していたり、各工程の作業をマニュアル化したりすることで、栽培方法が多少複雑となっても、超音波霧化栽培を行うことができる。しかしながら、一般家庭などで家庭菜園を行う個々のユーザは、植物の栽培知識が乏しい。このため、栽培方法が複雑となることは、超音波霧化栽培の普及の障害となってしまう。従って、本発明者らは、超音波霧化栽培を容易に行うことができる栽培容器や、その栽培容器を用いた栽培システムなどの開発を検討している。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、種蒔きから発芽までの期間と発芽から収穫までの期間とで別々の容器で植物を栽培する必要がなく、超音波霧化栽培を容易に行うことができる超音波霧化栽培装置用の栽培容器を提供することにある。また別の目的は、上記の栽培容器を用いて超音波霧化栽培を容易に行うことができる超音波霧化栽培システム及び超音波霧化栽培方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、超音波により霧化された液体肥料を植物に与えて栽培する超音波霧化栽培装置の霧化液体肥料供給器にセットされ種蒔きから発芽までの期間及び発芽から収穫までの期間を通じて使用される栽培容器であって、開口部を有する容器本体と、前記容器本体の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、前記容器本体内における底部側に収納され、植物の種子が上面に載置可能であり、発芽した植物の根部が内部に進入可能な多孔性の材料からなる根床部材と、前記容器本体における前記根床部材の収納部位に対応して複数の貫通穴が透設されるとともに、前記種蒔きから前記発芽までの期間において前記複数の貫通穴を一時的に塞いでおくための閉塞部材とを備え、前記閉塞部材は、前記容器本体において少なくとも前記複数の貫通穴が透設された部位を覆うべく、前記容器本体の外表面側にて剥離可能に貼着されたシール材であり、前記複数の貫通穴は、前記シール材の剥離により開通されることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器をその要旨とする。
請求項1に記載の発明によると、容器本体の底部側に根床部材が収納され、その上面に植物の種子が載置される。その後、開口部から容器本体内に水が注入され、根床部材に水を浸した状態で容器本体の開口部が蓋部材で塞がれる。ここで、容器本体には複数の貫通穴が透設されているが、種蒔きから発芽までの期間において各貫通穴は閉塞部材によって一時的に塞がれている。このため、容器本体内に注入された水は外部に漏れることなく容器本体内に保持される。この結果、容器本体内において、植物の種子が発芽して、発芽した植物の根部が根床部材に入り込んでいく。その後、閉塞部材を取り外して複数の貫通穴が開通される。そして、霧化された液体肥料がその貫通穴を介して植物の根部に与えられることにより、容器本体内で植物が育成される。このように、本発明の栽培容器を用いれば、従来技術のように種蒔きから発芽までの期間と発芽から収穫までの期間とで別々の容器で植物を栽培する必要がなく、超音波霧化栽培を容易に行うことができる。従って、本発明の栽培容器を用いれば、大規模な設備を有する植物工場以外に、小売店舗や一般家庭などにおいても、超音波霧化栽培によって植物を効率よく栽培することができる。また、容器本体に形成されている複数の貫通穴がシール材で塞がれているため、種蒔きから発芽までの期間において、容器本体内に水を溜めることができる。従って、根床部材を水で浸すことによりその上面に載置された種子を発芽させることができる。そして、植物の発芽後には、シール材を剥がすことで各貫通穴が開通される。この結果、霧化された液体肥料をその貫通穴を介して植物の根部に与えることができ、栽培容器内において発芽させた植物を確実に育成することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記閉塞部材は、前記容器本体において少なくとも前記複数の貫通穴が透設された部位を覆うべく、前記容器本体の外表面側にて剥離可能に貼着されたシール材であり、前記複数の貫通穴は、前記シール材の剥離により開通されることをその要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、容器本体に形成されている複数の貫通穴がシール材で塞がれているため、種蒔きから発芽までの期間において、容器本体内に水を溜めることができる。従って、根床部材を水で浸すことによりその上面に載置された種子を発芽させることができる。そして、植物の発芽後には、シール材を剥がすことで各貫通穴が開通される。この結果、霧化された液体肥料をその貫通穴を介して植物の根部に与えることができ、栽培容器内において発芽させた植物を確実に育成することができる。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記容器本体及び前記蓋部材は、遮光性を有する紙製であることをその要旨とする。
請求項に記載の発明によると、容器本体及び蓋部材は、遮光性を有するため、種蒔きから発芽までの期間において容器本体内を遮光した状態(暗所)とすることができ、植物の種子を確実に発芽させることができる。また、容器本体及び蓋部材が紙製であるので、焼却処理を行うことができ、栽培容器の廃棄コストを低く抑えることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2において、前記根床部材は、発泡樹脂製であることをその要旨とする。
請求項に記載の発明によると、根床部材は、発泡樹脂製であるので、発芽した植物の根部を確実に絡ませることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1項において、前記根床部材の上面には、あらかじめ前記植物の種子が載置固定されていることをその要旨とする。
請求項に記載の発明によると、植物の種子を別途準備する必要がなく、栽培開始時に根床部材の上面に種子を蒔くといった作業を省略することができる。従って、本発明の栽培容器を用いれば、植物をより簡単に栽培することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の栽培容器と、超音波により液体肥料を霧化する超音波霧化装置と、前記超音波霧化装置にて発生した霧化液体肥料が供給される中空状の供給器本体を有する霧化液体肥料供給器とを備え、前記霧化液体肥料供給器には、前記供給器本体の内外を連通する1つまたは複数の容器保持穴が形成されるとともに、前記容器保持穴には、前記栽培容器の開口部側を外部に突出させた状態で、前記栽培容器の底部側において前記複数の貫通穴が透設された部位が挿入保持されることを特徴とする超音波霧化栽培システムをその要旨とする。
請求項に記載の発明によれば、霧化液体肥料供給器の容器保持穴に栽培容器の底部側が挿入され保持される。そして、超音波霧化装置で発生した霧化液体肥料が中空状の供給器本体内に供給され、栽培容器内で発芽した植物の根部に各貫通穴を介して霧化液体肥料が与えられる。また、栽培容器の開口部側は供給器本体の外部に突出しているので、開口部から容器内部に太陽の光などを採光することができる。従って、本発明の超音波霧化栽培システムを用いると、植物を効率よく育成することができる。さらに、超音波霧化栽培システムは、栽培スペースが限られる家庭菜園などにおいても利用することができるため、超音波霧化栽培を普及させることが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の栽培容器を用いて植物を栽培する超音波霧化栽培方法であって、前記栽培容器における前記蓋部材の一部を剥がし、前記容器本体内に水を供給して前記蓋部材を閉じる発芽準備ステップと、前記容器本体内において前記種子が発芽した後、前記蓋部材を剥がして前記開口部から前記容器本体内に採光するとともに、前記容器本体における前記複数の貫通穴を開通させ、この状態で前記栽培容器を前記霧化液体肥料供給器にセットする容器配置ステップと、超音波霧化により発生させた霧化液体肥料を前記霧化液体肥料供給器内に供給し、発芽した前記植物の根部に対して前記複数の貫通穴を介して前記霧化液体肥料を与えることで前記植物を育てる育成ステップとを含むことを特徴とする超音波霧化栽培方法をその要旨とする。
請求項に記載の発明によると、発芽準備ステップでは、栽培容器における蓋部材の一部を剥がしてその部分から容器本体内に水を供給した後に蓋部材を再度閉じる。この結果、容器本体内において、植物の種子が発芽して、発芽した植物の根部が根床部材に入り込んでいく。その後、容器配置ステップでは、蓋部材を剥がして開口部から容器本体内に採光することにより、発芽した植物の光合成が行われる。また、容器本体から閉塞部材を取り外して複数の貫通穴が開通された後、霧化液体肥料供給器に栽培容器がセットされる。そして、育成ステップにおいて、超音波霧化により発生させた霧化液体肥料が霧化液体肥料供給器内に供給される。このとき、栽培容器内において、発芽した植物の根部に対し各貫通穴を介して霧化液体肥料が与えられて植物が育成される。このようにすると、従来技術のように種蒔きから発芽までの期間と発芽から収穫までの期間とで別々の容器で植物を栽培する必要がなく、同じ栽培容器を用いて超音波霧化栽培を容易に行うことができる。
以上詳述したように、請求項1〜に記載の発明によると、種蒔きから発芽までの期間と発芽から収穫までの期間とで別々の栽培容器で植物を栽培する必要がなく、超音波霧化栽培を容易に行うことができる。
一実施の形態の超音波霧化栽培システムを示す概略構成図。 一実施の形態の栽培容器を装着した霧化液体肥料供給器を示す断面図。 一実施の形態の栽培容器を示す斜視図。 一実施の形態の栽培容器を示す分解斜視図。 別の実施の形態の栽培容器を示す斜視図。
以下、本発明を超音波霧化栽培システムに具体化した一の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1に示されるように、超音波霧化栽培システム1は、超音波により液体肥料を霧化する超音波霧化装置2と、超音波霧化装置2で発生した液体肥料のミストM1(霧化液体肥料)が供給される霧化液体肥料供給器3と、霧化液体肥料供給器3にセットされる複数の栽培容器4とを備える。本実施の形態では、超音波霧化装置2と霧化液体肥料供給器3とによって超音波霧化栽培装置5が構成され、栽培容器4は、超音波霧化栽培装置用の栽培容器として使用される。
霧化液体肥料供給器3は、中空状の供給器本体14を有し、超音波霧化装置2で発生された液体肥料のミストM1が供給ダクト16を介してその供給器本体14の内側に供給される。なお、超音波霧化装置2内には供給ダクト16にミストM1を送る送風機などを設けてもよい。供給器本体14は、四角ボックス形状に形成されており、供給器本体14の上面15に複数の容器保持穴17が所定の間隔をあけて貫通形成されている。これら容器保持穴17は円形穴であり、その容器保持穴17に、円形の外周面を有する栽培容器4が嵌め込まれた状態で装着されている(図2参照)。
図3及び図4に示されるように、栽培容器4は、開口部21を有する容器本体22と、容器本体22の開口部21を塞ぐ蓋部材23と、容器本体22の底部24側に収納されるウレタンスポンジ25とを備える。栽培容器4は、液体肥料のミストM1を発芽した植物(具体的には、ブロッコリーなどのスプラウト)に与えて栽培するスプラウト栽培用の容器であり、種蒔きから発芽までの期間及び発芽から収穫までの期間を通じて使用される。
栽培容器4の容器本体22は、逆円錐台状に形成されており、下側よりも上側の方が幅が広くなるよう傾斜した側面27を有している。容器本体22のサイズは、直径が開口部21側(上側)で10cm、底部24側(下側)で7cm、高さが10cm程度である。容器本体22には、底部24側におけるウレタンスポンジ25の収納部分に対応して複数の貫通穴29が透設されるとともに、各貫通穴29が透設された部位を覆うべく、容器本体22の外表面側にシール材31が剥離可能に粘着されている。貫通穴29は、例えば2mm〜20mm程度の円形穴である。シール材31は、種蒔きから発芽までの期間において複数の貫通穴29を一時的に塞いでおくための閉塞部材である。シール材31としては、容器外部に水が漏れないように水不透過性を有する部材(例えば、樹脂フィルムなど)が用いられる。さらに、本実施の形態において、シール材31の上端部には、容器本体22の外周面に沿ってミシン目等の切れ目32(図3参照)が形成されている。
図2に示されるように、霧化液体肥料供給器3における各容器保持穴17に栽培容器4をセットした時には、栽培容器4の開口部21側を外部に突出させた状態で、栽培容器4の底部24側において複数の貫通穴29が透設された部位が挿入保持される。より詳しくは、容器本体22において複数の貫通穴29が透設された部位よりも上方となる位置であって容器保持穴17の幅に対応した位置にて側面27が係止されることで、容器本体22が容器保持穴17に保持される。ここで、霧化液体肥料供給器3の容器保持穴17は、容器本体22の側面形状(円形状)に合わせて形成されており、容器保持穴17の側面34と容器本体22の側面27との間に隙間がない状態で栽培容器4が保持される。また、容器保持穴17に保持された栽培容器4は、供給器本体14の底面35に対して離間して配置されることで、供給器本体14の上方から吊り下げられた状態となっている。
図3及び図4に示されるように、栽培容器4の蓋部材23は、容器本体22の開口部21を塞ぐため円形のシート状部材となっている。蓋部材23は、接着剤を用いて容器本体22の開口部21に接着固定されている。本実施の形態において、容器本体22及び蓋部材23は、遮光性を有する紙製であり、蓋部材23を装着した状態では容器内部が暗所となる。また、蓋部材23の外縁部にはタブ37が径方向外側に突出するよう設けられている。このタブ37を用いて蓋部材23の接着部分を引き剥がすことにより、蓋部材23が容器本体22の開口部21から取り外される。この栽培容器4を霧化液体肥料供給器3にセットした状態(図2参照)では、容器本体22の開口部21側が外部に突出しているので、開口部21から容器内部に太陽の光などを採光することができる。
ウレタンスポンジ25は、発芽した植物の根部が進入可能な多孔性の根床部材である。本実施の形態のウレタンスポンジ25は、容器本体22の形状に合わせて円柱状に形成されており、容器本体22の底部24側の内径に応じた直径を有している。ウレタンスポンジ25は、容器本体22の底部24側に収納された状態でその上面39が水平面となっている。また、ウレタンスポンジ25に形成されている気孔は、植物の種子40よりも小さくなっている。従って、ウレタンスポンジ25の上面39に、植物の種子40が載置可能となっている。
本実施の形態の栽培容器4を製品として出荷する場合、図3に示されるように、容器本体22内に収納したウレタンスポンジ25の上面39に、あらかじめ植物の種子40が載置固定されるとともに、蓋部材23によって容器本体22が密閉される。
次に、本実施の形態の超音波霧化栽培システム1を用いたスプラウトの栽培方法について説明する。
先ず、作業者は、図3に示す栽培容器4において、蓋部材23のタブ37の部分を手で摘み蓋部材23の一部を剥がし、その部分から容器本体22内に水を供給して蓋部材23を閉じる(発芽準備ステップ)。このとき、ウレタンスポンジ25の上面39に載置されている種子40に水がかかる。またここでは、水の供給量として、例えばウレタンスポンジ25が7割〜8割見える程度とする。この結果、ウレタンスポンジ25上の種子40は、水を吸収して膨潤することで休眠状態から目覚める。なおここでは、蓋部材23を閉じた栽培容器4を霧化液体肥料供給器3の容器保持穴17に仮置きしておく。蓋部材23及び容器本体22は、遮光性を有する紙製であるため、蓋部材23を閉じることで栽培容器4内は暗所となる。このように栽培容器4内を暗所とした状態で温度を常温(20℃〜25℃)に保ちつつ所定期間(例えば、1日〜3日程度)放置する。すると、地中(暗所)での植物の育成と同様に、植物の種子40が発芽し、根部が伸びてウレタンスポンジ25の上面39から内部に進入していく。
このように、植物の種子40が発芽した後、霧化液体肥料供給器3の容器保持穴17から栽培容器4を一旦取り出す。そして、作業者がタブ37を手で摘んで蓋部材23を剥がし、開口部21から容器本体22内に太陽の光などを採光する。また、作業者は、容器本体22の外表面側のシール材31をミシン目等の切れ目32に沿って剥がし、その容器本体22における複数の貫通穴29を開通させる。さらに、作業者は、各貫通穴29を開通させた状態で、栽培容器4を霧化液体肥料供給器3にセットする(容器配置ステップ)。
この後、作業者は、超音波霧化装置2の電源スイッチをオンし、超音波により液体肥料を霧化する。このとき、超音波霧化装置2で発生させた液体肥料のミストM1が供給ダクト16を通して霧化液体肥料供給器3内に供給される。そして、栽培容器4内で発芽した植物の根部に対し複数の貫通穴29を介して液体肥料のミストM1が与えられる(育成ステップ)。
またこのとき、霧化液体肥料供給器3内の温度を常温(20℃〜25℃)に保つ。なお、超音波霧化装置2では、常時液体肥料を霧化するのではなく、スプラウトの栽培に適した所定の育成プログラムに従って、決められたタイミング(例えば、朝、昼、晩の3回の所定タイミング)で液体肥料を霧化する。この結果、植物の根部に液体肥料のミストM1が効率よく吸収され、スプラウトが育成されていく。そして、植物の葉や茎の先端が栽培容器4の開口部21まで育ったときに、作業者は、超音波霧化装置2の電源スイッチをオフする。そして、霧化液体肥料供給器3の容器保持穴17から栽培容器4を取り外し、栽培容器4内のスプラウトを収穫する。このようにして、スプラウトの超音波霧化栽培が行われる。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の栽培容器4を用いると、従来技術のように種蒔きから発芽までの期間と発芽から収穫までの期間とで別々の容器でスプラウトを栽培する必要がなく、同じ栽培容器4を用いて超音波霧化栽培を容易に行うことができる。従って、大規模な設備を有する植物工場以外に、小売店舗や一般家庭などにおいても、超音波霧化栽培によってスプラウトを効率よく栽培することができる。
(2)本実施の形態の栽培容器4では、容器本体22に形成されている複数の貫通穴29が水不透過性を有するシール材31で塞がれているため、各貫通穴29を確実に密封することができる。従って、種蒔きから発芽までの期間に、容器本体22内に水を確実に溜めることができる。このため、シール材31で各貫通穴29を塞いだ状態でウレタンスポンジ25を水で浸すことにより、その上面39に載置された種子40を発芽させることができる。また、植物種子の発芽後に、シール材31を剥がして各貫通穴29を開通することで、霧化された液体肥料のミストM1をその貫通穴29を介して植物の根部に与えることができる。従って、栽培容器4内において発芽させたスプラウトを確実に育成することができる。
(3)本実施の形態において、栽培容器4を構成する容器本体22及び蓋部材23は遮光性を有するため、種蒔きから発芽までの期間において容器本体22内が遮光された状態(暗所)となり、植物の種子40を確実に発芽させることができる。また、容器本体22及び蓋部材23が紙製であり、容器本体22内に収納されるウレタンスポンジ25は可燃性材料である。このため、超音波霧化栽培に使用した栽培容器4を一般ごみとして焼却することができる。従って、栽培容器4を分別して廃棄する必要がなく、その廃棄コストを低く抑えることができる。
(4)本実施の形態の栽培容器4において、根床部材として用いられるウレタンスポンジ25は、発泡樹脂製であるので、発芽した植物の根部を確実に絡ませることができる。また、ウレタンスポンジ25は、植物の種子40よりも小さい気孔を有するので、その上面39に種子40を載置固定し易くなる。さらに、ウレタンスポンジ25は保湿性を有するため、液体肥料のミストM1を常時供給しなくても、そのミストM1を気孔内に取り込むことで、液体肥料をウレタンスポンジ25に保持することができ、植物の根部に液体肥料を効率よく与えることができる。
(5)本実施の形態の栽培容器4において、容器本体22の貫通穴29は、ウレタンスポンジ25の収納部位に対応して形成されている。この場合、貫通穴29がある部分にはウレタンスポンジ25が存在しているため、ウレタンスポンジ25の上方にあるスプラウトの茎や葉の部分に液体肥料のミストM1が付着することがない。従って、ミストM1の付着によってスプラウトが枯れるといった問題を回避することができる。
(6)本実施の形態の栽培容器4では、ウレタンスポンジ25の上面39には、あらかじめ植物の種子40が載置固定されている。この場合、植物の種子40を別途準備する必要がなく、栽培開始時にウレタンスポンジ25の上面39に種子40を蒔くといった作業を省略することができる。従って、栽培容器4を用いれば、スプラウトをより簡単に栽培することができる。
(7)本実施の形態の栽培容器4では、容器本体22において傾斜した側面27が容器保持穴17に係止されることで、容器本体22が容器保持穴17に保持されている。また、容器保持穴17は、容器本体22の側面形状(円形状)に合わせて形成されている。このようにすると、容器保持穴17の側面34と容器本体22の側面27との間に隙間がない状態で栽培容器4が保持される。従って、霧化液体肥料供給器3内に供給された液体肥料のミストM1が容器保持穴17の側面34と容器本体22の側面27との隙間から漏れ出ることを防止することができる。
(8)本実施の形態の超音波霧化栽培システム1では、霧化液体肥料供給器3において、容器保持穴17に保持された栽培容器4は、供給器本体14の底面35に対して離間して配置されることで、供給器本体14の上方から吊り下げられた状態となっている。このように構成すると、霧化液体肥料供給器3から供給器本体14内に供給された液体肥料のミストM1をその供給器本体14内において均一に充満させることができる。このため、複数の栽培容器4内で栽培している植物の根部に液体肥料のミストM1を確実に与えることができる。また、超音波霧化装置2から霧化液体肥料供給器3への液体肥料のミストM1の供給を停止した場合、供給器本体14内においてそのミストM1が底部側に沈み込んでいく。この場合、植物の根部に液体肥料が必要以上に与えられるといった問題を回避することができる。
(9)本実施の形態の超音波霧化栽培システム1は、比較的コンパクトな装置(超音波霧化装置2や霧化液体肥料供給器3)で構成することができる。このため、栽培スペースが限られる家庭菜園などにおいても利用することができ、超音波霧化栽培を普及させることが可能となる。
(10)本実施の形態の栽培容器4において、シール材31の上端部には、容器本体22の外周面に沿ってミシン目等の切れ目32が形成されているので、この切れ目32に沿ってシール材31を容易に剥離することができる。
(11)本実施の形態の栽培容器4では、蓋部材23にタブ37が設けられているので、このタブ37の部分を手で摘むことで蓋部材23を容器本体22の開口部21から容易に取り外すことができる。
(12)本実施の形態で使用される栽培容器4のサイズは、直径が開口部21側で10cm、底部24側で7cm、高さが10cm程度である。このようなサイズの栽培容器4を使用すると、一般家庭で食べるのに適した量のスプラウトを栽培することができ、実用上好ましいものとなる。なお、栽培容器4のサイズは、上記サイズに限定されるものではなく、栽培する植物の種類や、植物工場などの栽培場所に応じて適宜変更してもよい。
なお、本発明の各実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の栽培容器4では、容器本体22の複数の貫通穴29を塞ぐ閉塞部材としてシール材31を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示される栽培容器4Aのように、容器本体22の外表面側にて取り外し可能に装着されるキャップ部材50を閉塞部材として用いてもよい。この場合、製品出荷時の栽培容器4Aは、容器本体22とキャップ部材50とによって二重構造の容器となる。そして、植物の発芽までの期間は、キャップ部材50によって各貫通穴29を塞いだ状態とする。また、植物の発芽から収穫までの期間においては、キャップ部材50を容器本体22から取り外して各貫通穴29を開通させる。そして、上記実施の形態と同様に、容器本体22を霧化液体肥料供給器3にセットし、液体肥料のミストM1を各貫通穴29を介して植物の根部に与えるようにする。
さらに、閉塞部材としては、容器本体22の外表面側にて、位置変更可能に装着されるキャップ部材(図示略)を用いてもよい。具体的には、容器本体22において所定間隔(貫通穴29の直径よりも広い間隔)をあけて複数の貫通穴29を形成し、各貫通穴29と同じサイズ及び同じ配置で貫通穴を形成したキャップ部材を容器本体22の外表面側にて周方向に回転移動可能に装着する。そして、栽培容器4の製品出荷時から種子40の発芽までの期間は、容器本体22の貫通穴29とキャップ部材の貫通穴との位置をずらしておき、容器本体22の貫通穴29をキャップ部材によって塞いだ状態とする。一方、種子40の発芽から収穫までの期間には、キャップ部材を周方向にわずかに回転させることでその位置を変更し、キャップ部材の各貫通穴と容器本体22の各貫通穴29との位置を合わせることで各貫通穴29を開通させる。その後、容器本体22を霧化液体肥料供給器3にセットする。このように構成しても、同じ栽培容器4を用いて超音波霧化栽培を容易に行うことができる。
・上記実施の形態の栽培容器4では、根床部材としてウレタンスポンジ25を用いたが、これに限定されるものではなく、他の発泡樹脂製の部材を用いてもよいし、発泡樹脂以外に不飾布などの多孔性の材料を用いてもよい。また、容器本体22及び蓋部材23は、紙製であったがこれに限定されるものではなく、遮光性の材料であれば他の材料を用いて形成してもよい。但し、容器本体22及び蓋部材23は、可燃性の材料を用いて形成することが好ましい。容器本体22及び蓋部材23を可燃性の材料で形成する場合、栽培容器4を一般ゴミとして焼却することができるため、栽培容器4の廃棄コストを低く抑えることができる。
・上記実施の形態では、容器本体22の側面27に複数の貫通穴29を透設していたが、側面27に加えて容器本体22の底面にも複数の貫通穴29を透設してもよい。なおこの場合、容器本体22の底面にも、各貫通穴29を一時的に塞ぐためのシール材31を貼着させる。また、容器本体22の貫通穴29は円形穴であったが、これに限定されるものではない。例えば、多角形状(四角形状や星型形状など)、楕円状、半円状などの貫通穴29を容器本体22に透設してもよい。
・上記実施の形態の栽培容器4は、略円筒状の容器であったが、これに限定されるものではなく、四角形状などの多角形状の容器としてもよい。また、容器本体22の側面27において、複数の貫通穴29が透設された部位よりも上方となる位置において径方向外側に突出した係止部を有していてもよい。この場合、霧化液体肥料供給器3の容器保持穴17の外縁部に容器本体22の係止部を係止させることで栽培容器4を固定する。この構成において、係止部は、栽培容器4を固定する役割を果たすことに加え、液体肥料のミストM1が容器保持穴17から外部に漏れることを防止する役割を果たす。
・上記実施の形態では、スプラウト栽培用の栽培容器4として具体化したが、スプラウト用植物以外の植物を栽培するための栽培容器に具体化してもよい。
・上記実施の形態の超音波霧化栽培システム1では、霧化液体肥料供給器3に4つの容器保持穴17を有し、4つの栽培容器4を各容器保持穴17にセットしてスプラウトの栽培をしていたが、これに限定されるものではない。例えば、1〜3つの容器保持穴17に栽培容器4をセットしてスプラウトの栽培を行ってもよい。なおこの場合、栽培容器4をセットしない容器保持穴17には蓋部材を装着することでその容器保持穴17を閉じる。これにより、容器保持穴17を通して液体肥料のミストM1が外部に漏れないようにする。また、霧化液体肥料供給器3にセットする栽培容器4のタイミングをずらして超音波霧化栽培を行うことで、栽培容器4毎にスプラウトの収穫時期を異ならせてもよい。さらに、超音波霧化栽培システム1において、栽培容器4毎に異なる種類の植物(ブロッコリー、かいわれ大根、水菜やハーブなど)の種子40を入れておき、それら栽培容器4にて複数種類の植物を同時に栽培してもよい。
・上記実施の形態の栽培容器4では、ウレタンスポンジ25の上面39にあらかじめ植物の種子40が載置固定されていたが、これに限定されるものではない。例えば、種子40を入れた袋を栽培容器4内に収納しておき、栽培開始時に、ユーザが袋から種子40を取り出してウレタンスポンジ25の上面39に蒔くようにしてもよい。また、種子40が同梱されていない栽培容器4と種子40を入れた袋とを別売りの形態としてもよい。この場合も、スプラウトの栽培開始時に、ユーザが袋から種子40を取り出してウレタンスポンジ25の上面39に蒔くようにする。
・上記実施の形態の超音波霧化栽培システム1において、1つの容器保持穴17を有する霧化液体肥料供給器3を用いて超音波霧化栽培を行うように構成してもよい。この場合、霧化液体肥料供給器3を小型化することができる。また、霧化液体肥料供給器3への液体肥料のミストM1の供給量を少なくすることができることから、超音波霧化装置2を小型化できる。このようにすると、超音波霧化栽培システム1の設置スペースや装置コストを抑えることができるため、家庭菜園で利用し易くなる。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記複数の貫通穴は、前記容器本体の側面に加えて底面にも設けられていることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(2)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記複数の貫通穴は、2mm〜20mmの直径を有する円形穴であることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(3)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記蓋部材にはタブが設けられていることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(4)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記栽培容器はスプラウト栽培用の容器であることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(5)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記根床部材は、保湿性を有する材料からなることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(6)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記根床部材は、前記種子よりも小さい気孔を有することを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(7)請求項1乃至6のいずれか1項において、前記閉塞部材は水不透過性を有することを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(8)請求項2において、前記シール材の上端部には、前記容器本体の外周面に沿ってミシン目が形成されていることを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
(9)請求項7において、前記容器本体は、下側よりも上側の方が幅が広くなるよう傾斜した側面を有し、前記複数の貫通穴が透設された部位よりも上方となる位置であって前記容器保持穴の幅に対応した位置にて前記側面が係止されることで前記栽培容器が固定されることを特徴とする超音波霧化栽培システム。
(10)請求項7において、前記容器本体は、その側面における前記複数の貫通穴が透設された部位よりも上方となる位置において径方向外側に突出した係止部を有し、前記容器保持穴の外縁部に前記係止部が係止されることで前記栽培容器が固定されることを特徴とする超音波霧化栽培システム。
(11)請求項7において、前記容器保持穴は前記容器本体の側面形状に合わせて形成されており、前記容器保持穴の側面と前記容器本体の側面との間に隙間がない状態で前記栽培容器が固定されることを特徴とする超音波霧化栽培システム。
(12)請求項7において、前記容器保持穴は前記供給器本体の上面に貫通形成され、その容器保持穴に固定された前記栽培容器は、前記供給器本体の底面に対して離間して配置されることで、前記供給器本体の上方から吊り下げられた状態となっていることを特徴とする超音波霧化栽培システム。
1…超音波霧化栽培システム
2…超音波霧化装置
3…霧化液体肥料供給器
4,4A…超音波霧化栽培装置用の栽培容器
5…超音波霧化栽培装置
14…供給器本体
17…容器保持穴
21…開口部
22…容器本体
23…蓋部材
24…底部
25…根床部材としてのウレタンスポンジ
29…貫通穴
31…閉塞部材としてのシール材
39…根床部材の上面
40…種子
50…閉塞部材としてのキャップ部材
M1…霧化液体肥料としてのミスト

Claims (6)

  1. 超音波により霧化された液体肥料を植物に与えて栽培する超音波霧化栽培装置の霧化液体肥料供給器にセットされ種蒔きから発芽までの期間及び発芽から収穫までの期間を通じて使用される栽培容器であって、
    開口部を有する容器本体と、
    前記容器本体の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、
    前記容器本体内における底部側に収納され、植物の種子が上面に載置可能であり、発芽した植物の根部が内部に進入可能な多孔性の材料からなる根床部材と
    記容器本体における前記根床部材の収納部位に対応して複数の貫通穴が透設されるとともに、前記種蒔きから前記発芽までの期間において前記複数の貫通穴を一時的に塞いでおくための閉塞部材
    を備え、
    前記閉塞部材は、前記容器本体において少なくとも前記複数の貫通穴が透設された部位を覆うべく、前記容器本体の外表面側にて剥離可能に貼着されたシール材であり、前記複数の貫通穴は、前記シール材の剥離により開通される
    ことを特徴とする超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
  2. 前記容器本体及び前記蓋部材は、遮光性を有する紙製であることを特徴とする請求項に記載の超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
  3. 前記根床部材は、発泡樹脂製であることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
  4. 前記根床部材の上面には、あらかじめ前記植物の種子が載置固定されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の超音波霧化栽培装置用の栽培容器。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の栽培容器と、
    超音波により液体肥料を霧化する超音波霧化装置と、
    前記超音波霧化装置にて発生した霧化液体肥料が供給される中空状の供給器本体を有する霧化液体肥料供給器と
    を備え、
    前記霧化液体肥料供給器には、前記供給器本体の内外を連通する1つまたは複数の容器保持穴が形成されるとともに、前記容器保持穴には、前記栽培容器の開口部側を外部に突出させた状態で、前記栽培容器の底部側において前記複数の貫通穴が透設された部位が挿入保持される
    ことを特徴とする超音波霧化栽培システム。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の栽培容器を用いて植物を栽培する超音波霧化栽培方法であって、
    前記栽培容器における前記蓋部材の一部を剥がし、前記容器本体内に水を供給して前記蓋部材を閉じる発芽準備ステップと、
    前記容器本体内において前記種子が発芽した後、前記蓋部材を剥がして前記開口部から前記容器本体内に採光するとともに、前記容器本体における前記複数の貫通穴を開通させ、この状態で前記栽培容器を前記霧化液体肥料供給器にセットする容器配置ステップと、
    超音波霧化により発生させた霧化液体肥料を前記霧化液体肥料供給器内に供給し、発芽した前記植物の根部に対して前記複数の貫通穴を介して前記霧化液体肥料を与えることで前記植物を育てる育成ステップと
    を含むことを特徴とする超音波霧化栽培方法。
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