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JP6009955B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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JP6009955B2 JP2013013477A JP2013013477A JP6009955B2 JP 6009955 B2 JP6009955 B2 JP 6009955B2 JP 2013013477 A JP2013013477 A JP 2013013477A JP 2013013477 A JP2013013477 A JP 2013013477A JP 6009955 B2 JP6009955 B2 JP 6009955B2
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Description

本発明は、レンズを光軸に対して直交する方向に移動させて像振れ補正を行うレンズ駆動装置に関する。
従来、このような分野の技術文献として特開2008−191266号がある。この公報には、レンズを保持する移動枠を支持枠に対して光軸と直交する第1の方向に移動させる第1の電動アクチュエータと、移動枠を支持枠に対して光軸と直交し且つ第1の方向とも直交する第2の方向に移動させる第2の電動アクチュエータと、を備えたレンズ駆動装置が記載されている。第1及び第2の電動アクチュエータは、それぞれマグネットと、コイルと、対向ヨークを備えており、マグネットは移動枠に設けられ、コイル及び対向ヨークは支持枠に設けられている。また、この対向ヨークは、四角形を成す平板状に形成されている。
特開2008−191266号公報
ところで、前述したようなレンズ駆動装置では、レンズを保持する移動枠が支持枠に支持されているが、像振れ補正を行った後には移動枠を支持枠に中心復帰させる必要がある。そこで、マグネットを移動枠及び支持枠の一方に配置してコイル及び磁性体を他方に配置して、マグネットに磁性体を吸引させることにより移動枠に中心復帰力を与えることが考えられる。しかしながら、マグネットと磁性体との間に働く磁気吸引力は、光軸方向の成分と、光軸に直交する直交方向の成分とを有しており、中心復帰力を調整する際には二方向の磁気吸引力をコントロールしなければならないため、磁気吸引力の調整が難しいという課題がある。
そこで、本発明は、マグネットと磁性体との間に働く磁気吸引力の調整を容易に行えるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、レンズを保持すると共に、枠体内で光軸に直交する平面内で移動自在に支持されたレンズ保持枠を有するレンズ駆動装置であって、マグネットとコイルとの協働で、レンズ保持枠を光軸に直交する平面内で移動させる駆動部と、マグネットに対し、コイルを間に挟んで光軸の方向で対面する板状の磁性体と、を備え、磁性体は、周縁から重心に向かって凹状に形成された窪み部を有し、光軸に対して直交する平面上において、磁性体は、磁性体の重心を通る直線に対して線対称の形状をなし、窪み部は対向する位置に二箇所設けられていることを特徴とする。
本発明に係るレンズ駆動装置によれば、磁性体が磁性体の重心に向かって凹状に形成された窪み部を、磁性体の重心を通る直線に対して線対称となるように2個有している。ここで、例えば前述したように磁性体が四角形を成す平板状となっている場合は、マグネットと磁性体とによる磁気吸引力は、光軸方向の成分と直交方向の成分とを有することとなる。また、四角形を成す平板状の磁性体では、磁性体のサイズを大きくすると磁気吸引力の光軸方向の成分と直交方向の成分の両方が大きくなり、磁性体のサイズを小さくすると光軸方向の成分と直交方向の成分の両方が小さくなる。よって、四角形を成す平板状の磁性体では、光軸方向の成分を直交方向の成分に対して大きくしたり又は小さくしたりすることができないので、マグネットと磁性体との間に働く磁気吸引力の調整が困難である。また、例えば光軸に対して直交する平面上における磁性体の形状をマグネットの形状と同じにしても、マグネットと磁性体による磁気吸引力が二方向の成分を有することとなり、やはり磁気吸引力の調整が困難である。これに対して、本発明では、磁性体が重心に向かって凹状に形成された窪み部を、磁性体の重心を通る直線に対して線対称となるように2個有しているので、この窪み部によって、マグネットと磁性体とによる磁気吸引力における光軸の直交方向の成分を相対的に小さくすることができる。このように、磁気吸引力の光軸方向の成分に対して光軸の直交方向の成分を小さくすることにより、磁気吸引力の調整を行う際には、光軸方向に働く磁気吸引力のみをコントロールすれば良くなる。従って、磁気吸引力の調整を容易に行うことが可能となる。
また、光軸に対して直交する平面上において、それぞれの窪み部は、磁性体の重心と光軸とを結ぶ直線上、又は直線が延びる方向に対して垂直な直線上に並置されている。
それぞれの窪み部を磁性体の重心と光軸とを結ぶ直線上に並置した場合は、磁気吸引力における光軸の直交方向の成分のうち、磁性体の重心と光軸とを結ぶ直線方向の成分を一層小さくすることができる。また、それぞれの窪み部を磁性体の重心と光軸とを結ぶ直線に対して垂直な方向に延びる直線上に並置した場合は、磁気吸引力における光軸の直交方向の成分のうち、磁性体の重心と光軸とを結ぶ直線に対して垂直な直線が延びる方向の成分を一層小さくすることができる。
本発明によれば、マグネットと磁性体との間に働く磁気吸引力の調整を容易に行うことができる。
本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1のレンズ駆動装置の蓋部を外した状態を示す斜視図である。 図1のレンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 図1のレンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 可動枠及びFPCを示す斜視図である。 ベース部及び可動枠を示す断面図である。 可動枠及びレンズ保持枠を示す断面図である。 マグネット、コイル、及びリターンヨークを示す斜視図及び平面図である。 マグネット、コイル、及びリターンヨークを示す斜視図及び平面図である。 リターンヨークの窪み部間の長さと中心復帰力との関係を示すグラフである。 マグネット、コイル、及びリターンヨークを示す斜視図及び平面図である。 マグネット、コイル、及びリターンヨークを示す斜視図及び平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るレンズ駆動装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示されるレンズ駆動装置は、像振れ補正を行うデジタルカメラ、携帯電話機あるいはスマートフォン等に用いられ、撮像素子であるCCD[Charge Coupled Device]イメージセンサやCMOS[Complementary Metal Oxide Semiconductor]イメージセンサの前方に配置されて利用される。
図1〜図3に示されるように、レンズ駆動装置1は、直方体状の蓋体2と、蓋体2の開口を塞ぐための矩形状のベース部3と、焦点の調節を行う焦点調節用駆動部4と外部回路との間の電気的接続を確保するための焦点調節用のフレキシブルプリント基板(以下、FPCとする)5と、像振れ補正用駆動部(駆動部)6と外部回路との電気的接続を確保するための像振れ補正用のFPC7と、少なくとも1枚以上のレンズRを収容する略円柱状のレンズバレル8と、を備えている。
蓋体2は、レンズRの光軸Cを中心とする円形の開口部2aを有する箱状の部材であり、ベース部3は、光軸Cを中心とする円形の開口部3aを有する矩形枠状の部材である。レンズバレル8は、レンズRを、蓋体2の開口部2a及びベース部3の開口部3aから露出させた状態で保持している。ベース部3は、ベース部3の周縁部の一辺から光軸Cの方向に突出する突起部3bを有しており、この突起部3bの中央部には矩形状の開口部3cが形成されている。この開口部3cには、FPC5の先端部5aに固定されたH形の樹脂製絶縁板9が入り込み、この樹脂製絶縁板9が開口部3cを塞いでいる。
図2に示されるように、FPC7は、蓋体2及びベース部3から外方に延在する延長部7cを有すると共に、蓋体2及びベース部3に近接した部分では二股に分かれた分岐部7aになっている。FPC7の二股に分かれた分岐部7aは、蓋体2の内部においてベース部3の係止突起3gに挟まれて固定されている。また、各分岐部7aの先端部7bは、その内側が可動枠(枠体)10に固定され、先端部7bの外側には像振れ補正用駆動部6の第1のマグネット6a(図3参照)及び第2のマグネット6bの吸着力を増幅させる板状のリターンヨーク(磁性体)11が固定されている。FPC7の分岐部7aの先端部7bにおいて、リターンヨーク11が固定されている面の反対側の面には、磁気検出のためのホール素子12が固定されている。
可動枠10は、ベース部3に光軸C方向に移動自在に支持されている。図3〜図5に示されるように、可動枠10は、光軸Cを中心とする円形の開口部10aと、片側の各隅部に形成された長円状のコイル装填部10bと、可動枠10の外周面に形成された球体13が入り込む3個のボール載置凹部10c(図5参照)と、を有している。可動枠10の開口部10aにはレンズバレル8が入り込むようになっており、可動枠10のコイル装填部10bには、像振れ補正用駆動部6の長円状を成す第1のコイル6c及び第2のコイル6dが嵌合されて固定される。また、可動枠10は、可動枠10の周縁部の片側で光軸Cの方向に突出するマグネット保持部10eと、可動枠10の隅部であって光軸Cを挟んでマグネット保持部10eの対向側に設けられた2個の突起部10fと、を備えている。
可動枠10のマグネット保持部10eは、光軸C方向から見て三日月状に形成されており、マグネット保持部10eの両端に形成された支柱部10gには、その外側において半円柱状に切り欠かれて光軸C方向に延在する球受け部10hが設けられている。一方の球受け部10hには2個の球体15が入り込み、他方の球受け部10hには1個の球体15が入り込んでいるが、他方の球受け部10hに2個の球体15が入り込み、一方の球受け部10hに1個の球体15が入り込んでいてもよい。
ところで、図4に示されるように、ベース部3の突起部3bの両端に形成された支柱部3fには、半円柱状に切り欠かれた球受け部3dが3箇所に形成されており、ベース部3のそれぞれの球受け部3dは、可動枠10の球受け部10hに対応した位置に形成されている。図6に示されるように、ベース部3には、ベース部3の突起部3bの内側にコイル4a及びヨーク16を嵌合させるための嵌合凹部3eが形成されており、この嵌合凹部3eに焦点調節用駆動部4のコイル4aと2個のヨーク16とが嵌合される。焦点調節用駆動部4のコイル4aは、光軸C方向から見て台形の上底部を成す中央部4bと、中央部4bの両側にそれぞれ位置する端部4cとを有しており、端部4cは中央部4bに対して内側に約45度折り曲げられている。コイル4aの端部4cの外側には、それぞれヨーク16が配置されている。
また、図5に示されるように、可動枠10のマグネット保持部10eの外周には、平坦状のマグネット固定部10iと、マグネット固定部10iに対して45度傾いて形成されるマグネット固定部10jと、マグネット固定部10iに対してマグネット固定部10jの逆側に45度傾いて形成されるマグネット固定部10kと、が設けられている。マグネット固定部10i,10j,10kのそれぞれには、焦点調節用駆動部4のマグネット4d,4e,4fが固定される。可動枠10がベース部3に保持された状態では、図6に示されるように、マグネット4dの外側に台形状のコイル4aの中央部4bが対面し、マグネット4e,4fの外側にコイル4aのそれぞれの端部4cが対面している。
また、コイル4aの中央部4bの内側には磁場検出素子であるホール素子17(図3参照)が配置され、ホール素子17はFPC5の先端部5aに固定されている。ホール素子17の両端側には、コイル4aの中央部4bから端部4cにかけて延在する2個の鉄製のリード18が配置されており、リード18におけるコイル4aの端部4c側の端部18aは、図6に示されるように、コイル4aの端部4cの外側に延出された状態で端部4cのコイル線に電気的に接続されている。
上記のコイル4a及びマグネット4d,4e,4fが協働することによって、可動枠10は、ベース部3に対して光軸C方向に移動し、焦点の調節及び焦点距離の変更を行うことが可能となる。また、ヨーク16がコイル4aの端部4cの外側に設けられることにより、ベース部3に嵌合されたヨーク16が可動枠10に固定されたマグネット4e,4fに吸引されて、可動枠10のベース部3に対する光軸Cに直交する方向への磁気吸引力が発生する。また、可動枠10の球受け部10h(図5参照)とベース部3の球受け部3d(図4参照)との間に球体15が介在した状態でベース部3と可動枠10とが引きつけ合うので、可動枠10が球体15を介してベース部3に摺動自在に支持される。
また、図4及び図5に示されるように、可動枠10の隅部に設けられた2個の突起部10fは、レンズ保持枠20の浮き上がりを防止する押さえ板21を接合するための係合突起10mを有している。可動枠10の突起部10fの光軸Cを挟んで対向側に設けられるマグネット保持部10eの支柱部10gには、それぞれ押さえ板21を接合するための係合突起10nが設けられている。可動枠10の係合突起10m,10nは、それぞれ押さえ板21の係合孔21a,21bに係合される。これにより、可動枠10と押さえ板21とがレンズ保持枠20を挟んだ状態で固定される。
図7に示されるように、レンズバレル8を保持するレンズ保持枠20は、可動枠10に対して、光軸Cの直交方向に移動自在に支持されている。レンズ保持枠20は、レンズバレル8を嵌合させる円形の開口部20aと、像振れ補正用駆動部6のマグネット6a,6bを固定させるマグネット嵌合孔20bと、レンズ保持枠20を可動枠10に支持するための第1〜第3の吸引マグネット51,52,53の固定に利用するマグネット嵌合凹部20cと、球体13を受け入れる球受け凹部20d(図4参照)と、を備えている。
レンズ保持枠20のマグネット嵌合孔20bは、可動枠10のコイル装填部10b(図6参照)に対応する位置に2個設けられている。マグネット嵌合孔20bに嵌め込まれた第1のマグネット6aは、コイル装填部10bに嵌め込まれた第1のコイル6cと光軸C方向で対面し、マグネット嵌合孔20bに嵌め込まれた第2のマグネット6bは、コイル装填部10bに嵌め込まれた第2のコイル6dと光軸C方向で対面する。レンズ保持枠20は、第1のマグネット6aとコイル6cとの協働、及び第2のマグネット6bと第2のコイル6dとの協働によって、可動枠10に対して光軸Cの直交方向に移動して像振れ補正を行うことが可能となる。
レンズ保持枠20のマグネット嵌合凹部20cは3個設けられており、それぞれのマグネット嵌合凹部20cには4極着磁された第1〜第3の吸引マグネット51,52,53が嵌め込まれる。また、図5に示されるように、可動枠10は、フォーク状を成す第1〜第3の鉄片41,42,43を挿入するための孔部である金属片挿入部10dを3箇所に有しており、それぞれの金属片挿入部10dはレンズ保持枠20のマグネット嵌合凹部20cに対応する位置に設けられている。レンズ保持枠20のマグネット嵌合凹部20cに嵌め込まれた第1〜第3の吸引マグネット51,52,53は、可動枠10の金属片挿入部10dに挿入された第1〜第3の鉄片41,42,43と光軸C方向に対面する。よって、レンズ保持枠20が可動枠10に配置された状態では、第1〜第3の吸引マグネット51,52,53と第1〜第3の鉄片41,42,43とによって発生する磁気吸引力により、レンズ保持枠20と可動枠10とが引きつけ合っている。
図7に示されるように、第1の吸引マグネット51と第1の鉄片41によって第1の吸引部31が構成され、第2の吸引マグネット52と第2の鉄片42によって第2の吸引部32が構成され、第3の吸引マグネット53と第3の鉄片43によって第3の吸引部33が構成されている。第1〜第3の吸引部31,32,33で発生する磁気吸引力は、像振れ補正用駆動部6のマグネット6a,6bとリターンヨーク11とによって発生する磁気吸引力よりも強くなっている。よって、レンズ保持枠20を可動枠10に対して光軸Cの直交方向に移動させた際に、確実にレンズ保持枠20を可動枠10内の中心位置に移動させることができる。
図4に示されるように、レンズ保持枠20の球受け凹部20dは、可動枠10のボール載置凹部10c(図5参照)に対応する位置に3個設けられている。レンズ保持枠20が可動枠10に配置された状態では、レンズ保持枠20の球受け凹部20dと可動枠10のボール載置凹部10cとにより、球体13が入る程度の大きさの空間が形成される。この球受け凹部20dとボール載置凹部10cとで形成される空間に球体13を入れることにより、球体13でレンズ保持枠20が可動枠10に対して移動自在に支持される。また、光軸Cに直交する平面において、3個の球体13を結ぶと二等辺三角形となり、レンズ保持枠20が可動枠10に三点支持されることとなる。よって、レンズ保持枠20を可動枠10に対して安定した状態で移動させることができる。
また、図3に示されるように、光軸C方向におけるレンズ保持枠20の押さえ板21側には、光軸C方向から見たときの形状が三日月状のバックヨーク25が設けられている。このバックヨーク25は、組み立て時には、レンズ保持枠20のマグネット6a,6b,51,52,53(図7参照)に密着される。
次に、レンズ保持枠20の動作について説明する。
レンズ駆動装置1が組み込まれた機器(例えばカメラ)で撮影しているときに手振れが発生すると、光軸Cの位置が変化することがある。この場合、ジャイロセンサ等の手振れ検出センサが手振れを検知し、制御手段(不図示)は、光軸Cの位置が所定位置に維持されるように、レンズ保持枠20の駆動信号をFPC7を介してコイル6c,6dに出力する。
そして、図7に示されるように、第1のマグネット6a及び第1のコイル6cは、第1のマグネット6aとレンズRの中心Oとを結ぶ直線の方向に働く駆動力F1を発生させ、レンズ保持枠20を可動枠10に対して駆動力F1が働く方向に移動させる。第2のマグネット6b及び第2のコイル6dは、第2のマグネット6bと中心Oとを結ぶ直線の方向に働く駆動力F2を発生させ、レンズ保持枠20を可動枠10に対して駆動力F2が働く方向に移動させる。この駆動力F1,F2が働く方向へのレンズ保持枠20の移動により、光軸Cの位置が定位置に移動され、手振れが補正される。
以下では、このリターンヨーク11について、図7及び図8に示されるように、レンズRの中心Oとリターンヨーク11の重心X1とを結ぶ第1の直線S1が延びる方向をX方向、光軸Cに直交する平面において第1の直線S1に対して垂直な第2の直線S2が延びる方向をY方向として説明する。ところで、図8(a)及び図8(b)に示されるように、レンズ保持枠20に配置された第2のマグネット6bと、可動枠10に配置されて長円状の長辺がY方向に平行な第2のコイル6dと、FPC7に固定されたリターンヨーク11とは、光軸Cが延在するZ方向に並んで配置されている。そして、第2のマグネット6bのN極及びS極は、第2のコイル6dの各長辺に対向している。像振れ補正用駆動部6の第1のマグネット6aと、第1のコイル6cと、リターンヨーク11とも同様に、Z方向に並んで配置されている。また、第1のマグネット6aとリターンヨーク11との協働、及び第2のマグネット6bとリターンヨーク11との協働によって、レンズ保持枠20の可動枠10に対する中心復帰力が生じるようになっている。
図8(a)及び図8(b)に示されるように、リターンヨーク11は、リターンヨーク11の周縁から重心X1に向かって凹状に形成された第1の窪み部61及び第2の窪み部62を有するリボン形状となっている。リターンヨーク11は、光軸Cに対して直交する平面上において、リターンヨーク11の重心X1を通る第1の直線S1に対して線対称の形状を成しており、第1及び第2の窪み部61,62は、対向する位置に二箇所設けられている。第1及び第2の窪み部61,62は、リターンヨーク11の重心X1と光軸Cとを結ぶ第1の直線S1に対して垂直な第2の直線S2上に並置されている。
光軸Cに直交する平面上において、リターンヨーク11の第1の窪み部61は台形状になっており、第1の窪み部61は、上底部61aと、上底部61aの両側に位置する傾斜部61bとを有している。窪み部61において、各傾斜部61bは、直線S1に対して約45度傾斜している。また、第1の窪み部61の上底部61aは、第1の直線S1が延びるX方向に延在している。
リターンヨーク11の第2の窪み部62は、光軸Cに対して直交する平面上において、リターンヨーク11の重心X1を通る第1の直線S1に対して第1の窪み部61と線対称となるように形成されている。リターンヨーク11の第2の窪み部62は、第1の窪み部61と同一形状の上底部62a及び傾斜部62bを有している。以上のことを言い換えれば、第1及び第2の窪み部61,62は、重心X1を通り、リターンヨーク11と対になる第2のマグネット6b及び第2のコイル6dによるレンズ保持枠20の移動方向に平行な第1の直線S1に対して線対称となるように形成されている。
変形例として、図9(a)及び図9(b)に示されるように、前述したリターンヨーク11に代えて、第1及び第2の窪み部161,162がX方向に並置されたリターンヨーク111を用いることができる。リターンヨーク111は、リターンヨーク111の重心X2に向かって凹状に形成された第1及び第2の窪み部161,162を対称に備えている。リターンヨーク111の第1の窪み部161は台形状となっており、第1の窪み部161は、上底部161aと、上底部161aの両側に位置する傾斜部161bとを有している。リターンヨーク111の窪み部161において、各傾斜部161bは、直線S2に対して約45度傾斜しており、第1の窪み部161の上底部161aはY方向に延在している。リターンヨーク111の第2窪み部162は、リターンヨーク111の重心X2を通りY方向に延在する第2の直線S2に対して第1窪み部161と線対称となるように形成されている。リターンヨーク111の第2の窪み部162は、第1の窪み部161と同一形状の上底部162a及び傾斜部162bを有している。以上のことを言い換えれば、第1及び第2の窪み部161,162は、重心X2を通り、リターンヨーク111と対になる第2のマグネット6b及び第2のコイル6dによるレンズ保持枠20の移動方向に垂直な第2の直線S2に対して線対称となるように形成されている。
次に、図8に示される第2の直線S2が延在するY方向に窪み部61,62が並置されたリターンヨーク11と、図9に示される第1の直線S1が延在するX方向に窪み部161,162が並置されたリターンヨーク111と、を用いた場合におけるレンズ保持枠20の可動枠10に対する中心復帰力について図10のグラフを用いて説明する。
図10のL1は、図8に示されたリターンヨーク11において、第1の窪み部61の上底部61aの中点M1と第2の窪み部62の上底部62aの中点M2とを結ぶ線分の長さを示す。図10のL2は、図9に示されたリターンヨーク111において、第1の窪み部161の上底部161aの中点N1と第2の窪み部162の上底部162aの中点N2とを結ぶ線分の長さを示す。また、図10(a)は図8のリターンヨーク11を用いた場合におけるX方向の中心復帰力と窪みの離間距離L1との関係を示し、図10(b)は図8のリターンヨーク11を用いた場合におけるY方向の中心復帰力と窪みの離間距離L1との関係を示し、図10(c)は図9のリターンヨーク111を用いた場合におけるX方向の中心復帰力と窪みの離間距離L2との関係を示し、図10(d)は図9のリターンヨーク111を用いた場合におけるY方向の中心復帰力と窪みの離間距離L2との関係を示している。
図10(a)及び図10(b)に示されるように、図8のリターンヨーク11を用いた場合において、Y方向への窪み量を大きくし窪みの離間距離L1を短くしていくと、Y方向の中心復帰力が急激に減少し、X方向の中心復帰力も緩やかに減少していく。一方、図10(c)及び図10(d)に示されるように、図9のリターンヨーク111を用いた場合において、X方向への窪み量を大きくし窪みの離間距離L2を短くしていくと、X方向の中心復帰力が急激に減少し、Y方向の中心復帰力も緩やかに減少していく。このとき、Z方向すなわち光軸C方向の吸引力量は、大きく減少せずに保つことができる。このように、X方向に窪み部161,162が並置された図9のリターンヨーク111を用いた場合は、磁気吸引力における光軸Cの直交方向の成分のうち、X方向の成分を一層小さくすることができる。また、Y方向に窪み部61,62が並置された図8のリターンヨーク11を用いた場合は、磁気吸引力における光軸Cの直交方向の成分のうち、Y方向の成分を一層小さくすることができる。
以上、レンズ駆動装置1では、図8に示されるように、リターンヨーク11がリターンヨーク11の重心X1に向かって凹状に形成された窪み部61,62を、リターンヨーク11の重心X1を通る直線S1に対して線対称となるように2個有している。そして、これらの窪み部61,62によって、像振れ補正用駆動部6の第2のマグネット6bとリターンヨーク11とによる磁気吸引力における光軸Cの直交方向の成分を相対的に小さくすることができる。このように、磁気吸引力の光軸C方向の成分に対して光軸Cの直交方向の成分を小さくすることにより、磁気吸引力の調整を行う際には、光軸C方向に働く磁気吸引力のみをコントロールすれば良くなる。従って、磁気吸引力の調整を容易に行うことが可能となる。なお、像振れ補正用駆動部6の第1のマグネット6aとリターンヨーク11との関係でも上記同様の効果が得られる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
リターンヨーク11が台形状の窪み部61,62を対称に有していたが、図11(a)及び図11(b)に示されるように、半円形状の窪み部261,262を有するリターンヨーク211であっても良い。また、図12(a)及び図12(b)に示されるように、半長円形状の窪み部361,362を有するリターンヨーク311であっても良い。
また、レンズの中心とリターンヨークの重心とを結ぶ第1の直線S1が延びる方向Xと、リターンヨークと対になるマグネット及びコイルによるレンズ保持枠の移動方向F2とが同じ方向であったが、異なる方向であっても良い。
また、レンズ保持枠20は、可動枠10に対して光軸Cの直交方向に移動可能に支持されたが、枠体をなすベース部3に対して光軸Cの直交方向に移動可能に支持されていても良い。また、レンズ保持枠20に対してレンズRが光軸C方向に移動可能なように保持されていても良い。
1…レンズ駆動装置、6…駆動部、6a,6b…マグネット、6c,6d…コイル、10…可動枠(枠体)、11,111,211,311…リターンヨーク(磁性体)、20…レンズ保持枠、61,62,161,162,261,262,361,362…窪み部、C…光軸、R…レンズ、S1,S2…直線、X1,X2…重心。

Claims (5)

  1. レンズを保持すると共に、枠体内で光軸に直交する平面内で移動自在に支持されたレンズ保持枠を有するレンズ駆動装置であって、
    マグネットとコイルとの協働で、前記レンズ保持枠を前記光軸に直交する平面内で移動させる駆動部と、
    前記マグネットに対し、前記コイルを間に挟んで前記光軸の方向で対面する板状の磁性体と、
    前記枠体及び前記レンズ保持枠のいずれか一方に設けられた吸引マグネットと、他方に設けられた金属片とを有し、前記光軸方向で前記吸引マグネットと前記金属片とが引きつけ合う磁気吸引力によって前記光軸に直交する平面内における前記レンズ保持枠を前記枠体内の中心位置に移動させるための復帰力を発生する吸引部と、を備え、
    前記磁性体は、前記駆動部のマグネットと前記磁性体とによる磁気吸引力における光軸の直交方向の成分を相対的に小さくするための、周縁から重心に向かって凹状に形成された窪み部を有し
    前記吸引部で発生する磁気吸引力は、前記駆動部のマグネットと前記磁性体とによって発生する磁気吸引力よりも強いことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記吸引部と前記駆動部とは、前記光軸と直交する平面において重ならないように配置される、請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記枠体を前記光軸方向に移動自在に支持するベース部と、
    前記マグネットとコイルとの協働で、前記枠を前記光軸方向に移動させる枠体駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、前記光軸と直交する平面において前記レンズの一方側面側に設けられ、
    前記枠体駆動部は、前記光軸と直交する平面において前記レンズの一方側面側に設けられる、請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記光軸に対して直交する平面上において、前記磁性体は、前記磁性体の重心を通る直線に対して線対称の形状をなし、前記窪み部は対向する位置に二箇所設けられる、請求項1ないし3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記光軸に対して直交する平面上において、それぞれの前記窪み部は、前記磁性体の重心と前記光軸とを結ぶ直線上、又は前記直線が延びる方向に対して垂直な直線上に並置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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