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JP6087990B2 - スパークプラグ - Google Patents

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JP6087990B2
JP6087990B2 JP2015124316A JP2015124316A JP6087990B2 JP 6087990 B2 JP6087990 B2 JP 6087990B2 JP 2015124316 A JP2015124316 A JP 2015124316A JP 2015124316 A JP2015124316 A JP 2015124316A JP 6087990 B2 JP6087990 B2 JP 6087990B2
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Description

本発明は、スパークプラグに関する。
スパークプラグは、燃焼室内の混合気に点火するために、火花放電を発生させる部品である。スパークプラグの構造として、軸線に沿って延びる軸孔が内部に設けられた絶縁碍子と、絶縁碍子を内部に保持する主体金具と、軸孔内に保持される中心電極と、中心電極を軸孔内に保持するための導電性のシール体と、を備える構造が知られている(特許文献1)。特許文献1に開示された構造の場合、中心電極が、径方向に張り出した鍔部と、鍔部から後端側に突き出る頭部と、を備え、この構造を利用して、中心電極を絶縁碍子に保持している。具体的には、軸孔に設けられた段部に鍔部を突き当てることによって、中心電極が先端側に移動しないようにしている。さらに、頭部と鍔部との周囲にシール体を充填することによって、中心電極の耐衝撃性を確保することで、燃焼によって衝撃を受けても中心電極が緩み難いようになっている。
国際公開第2012/105255号
スパークプラグは、繰り返しの火花放電に対する電極の耐久性が要求される。この耐久性を向上させるためには、主体金具と、絶縁碍子の内部に配置された導体との間の静電容量を低減することが有効である。この導体とは、シール体または中心電極のことである。静電容量の低減は、例えば、頭部を短くし、且つ、頭部を短くした分、シール体の軸線方向の高さを低くすることによって実現される。しかし、頭部を短くすると、シール体による保持力が低下するので、中心電極の耐衝撃性が低下して、中心電極が緩みやすくなってしまう。本願発明は、上記に鑑み、静電容量の低減と、中心電極の耐衝撃性の確保と、を両立することを解決課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、以下の形態として実現できる。
(1)本発明の一形態によれば、先端側に接地電極を有する略筒状の主体金具と;小径部と、前記小径部よりも径が大きく、前記小径部の後端に段部を介して接続する大径部と、を有する軸孔が内部に設けられ、前記主体金具内に保持される筒状の絶縁碍子と;前記大径部内に配置される抵抗体と;前記大径部内において径方向に張り出して前記段部に接触する鍔部と、前記鍔部から先端側に延び、前記小径部内に配置される脚部と、前記鍔部から後端側に延びる頭部と、を有する中心電極と;前記大径部内に配置され、前記中心電極と前記抵抗体とを電気的に接続する導電性のシール体と;を備えるスパークプラグが提供される。このスパークプラグは;前記中心電極は、導電材からなる導電部と、絶縁材からなる絶縁部との接合によって形成され;前記シール体は、前記導電部と前記抵抗体とを電気的に接続し;前記絶縁部は、前記シール体の後端よりも後端側に位置する突出部を有し;前記突出部は、前記抵抗体に埋設されていることを特徴とする。この形態によれば、シール体の軸線方向の長さを減少させることで静電容量を減少させても、突出部が抵抗体に埋設されているので、中心電極の耐衝撃性を確保できる。加えて、突出部のうち、絶縁部によって形成された部位は、静電容量を大きくしない。つまり、静電容量の低減と、中心電極の耐衝撃性の確保と、を両立できる。さらに、突出部のうち、絶縁部によって形成された部位は、抵抗体と良好に固着するので、中心電極の耐衝撃性が向上する。
(2)上記形態において、前記導電部は、前記絶縁部と前記シール体とによって、前記抵抗体から隔離されていてもよい。この形態によれば、濡れ性が絶縁材よりも劣る導電材が抵抗体から隔離されているため、中心電極と抵抗体との固着が良好になり、耐衝撃性の確保が向上する。
(3)上記形態において、前記導電部は、先端側に向かって窪む凹部を、自身の後端部に備え;前記絶縁部は、先端側に向かって突き出る凸部を、自身の先端部に備え;前記凸部が前記凹部に嵌合されていてもよい。この形態によれば、導電材と絶縁材との接合を容易な手法で実現しつつ、接合のための形状によって静電容量が増大することを回避できる。
(4)上記形態において、前記導電部は、後端側に向かって突き出る凸部を、自身の後端部に備え;前記絶縁部は、後端側に向かって窪む凹部を、自身の先端部に備え;前記凸部が前記凹部に嵌合されていてもよい。この形態によれば、導電材と絶縁材との接合を容易な手法で実現できる。
(5)上記形態において、前記絶縁材の熱膨張係数は、前記導電材の熱膨張係数と前記抵抗体の熱膨張係数との間の値でもよい。絶縁材の熱膨張係数は、製造時や使用時におけるクラックを抑制するために、導電材の熱膨張係数からも抵抗体の熱膨張係数からも乖離しないことが好ましい。この形態によれば、この乖離を回避できる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現できる。例えば、スパークプラグの製造方法の形態で実現できる。
スパークプラグを示す断面図。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図。 スパークプラグの製造手順を示すフローチャート。 抵抗体の基材の製造手順を示すフローチャート。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図(実施形態2)。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図(実施形態3)。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図(実施形態4)。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図(実施形態5)。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図(実施形態6)。 導電性ガラスシール層付近の拡大断面図(実施形態7)。
実施形態1を説明する。図1は、スパークプラグ101を示す断面図である。スパークプラグ101は、主体金具1と、絶縁碍子2と、中心電極3と、接地電極4と、端子金具13とを備えている。図1において、スパークプラグ101の長手方向の中心を軸線Oとして表した。また軸線Oに沿って、接地電極4側をスパークプラグ101の先端側と呼び、端子金具13側を後端側と呼ぶ。
主体金具1は、炭素鋼等の金属によって中空円筒状に形成されており、スパークプラグ101のハウジングを構成する。絶縁碍子2は、セラミック焼結体によって構成され、主体金具1の内部に先端側が収納されている。絶縁碍子2は、筒状の部材であり、内部には軸線Oに沿った軸孔6が形成されている。軸孔6の一方の端部側には端子金具13の一部が挿入及び固定され、他方の端部側には中心電極3が挿入及び固定されている。また、軸孔6内において、端子金具13と中心電極3との間には抵抗体15が配置されている。抵抗体15の両端部は、導電性ガラスシール層16および端子金具側導電性ガラスシール層17を介して、中心電極3及び端子金具13にそれぞれ電気的に接続されている。
抵抗体15は、端子金具13と中心電極3との間における電気抵抗として機能することによって、火花放電時の電波雑音(ノイズ)の発生を抑制する。抵抗体15は、セラミック粉末と導電材とガラスとバインダ(接着剤)とから構成されている。本実施形態において、抵抗体15は、後述する製造手順を経て製造される。
中心電極3は、先端に発火部31が形成されており、発火部31が露出した状態で軸孔6に配置されている。接地電極4は、一端が主体金具1に溶接されている。また、接地電極4の他端側は側方に曲げ返され、その先端部32が中心電極3の発火部31に間隙を介して対向するように配置されている。
上記構成を有するスパークプラグ101の主体金具1の外周には、ねじ部5が形成されている。スパークプラグ101は、ねじ部5を用いて、エンジンのシリンダヘッドに装着される。
図2は、導電性ガラスシール層16付近の拡大断面図である。軸孔6は、大径部6wと、小径部6nとを備える。大径部6wは、小径部6nよりも内径が大きい。大径部6wは、段部6sを備え、小径部6nの後端に段部6sを介して接続する。
中心電極3は、鍔部3Fと、脚部3Lと、頭部3Hとを備える。鍔部3Fは、大径部6w内において径方向に張り出して、段部6sに突き当てられている。脚部3Lは、鍔部3Fから先端側に延び、小径部6n内に配置される。頭部3Hは、鍔部3Fから後端側に延びる。
図3は、導電性ガラスシール層16付近の拡大断面図である。中心電極3は、絶縁部3iと、導電部3cとが接合されることによって形成される。絶縁部3iは、導電部3cに対して後端側に配置される。
導電部3cは、ニッケル合金や銅合金などの金属材料によって形成される。絶縁部3iは、絶縁性の材料によって形成される。具体的には、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(SiN)、ムライト(3Al23・2SiO2〜2Al23・SiO2)等によって形成される。
絶縁部3iを構成する絶縁材の熱膨張係数は、導電部3cを構成する導電材の熱膨張係数と、抵抗体15の熱膨張係数との間の値である。本実施形態においては、導電材の熱膨張係数は12×10-6/℃、抵抗体15の熱膨張係数は5.7×10-6/℃である。よって、絶縁材の熱膨張係数は、5.7×10-6/℃を超え、且つ、12×10-6/℃未満の任意の値である。
抵抗体15の熱膨張係数は、スパークプラグ101から抵抗体15のみを切り出して測定することができる。熱膨張係数の測定には、例えば、熱機械分析(TMA:Thermo-mechanical Analysis)を用いる。
絶縁部3iは、凹部3idを備える。凹部3idは、絶縁部3iの先端面において、後端側に向かって窪む部位である。導電部3cは、凸部3ctを備える。凸部3ctは、導電部3cの後端面において、後端側に突き出た部位である。凸部3ctが凹部3idに嵌合することによって、絶縁部3iと導電部3cとの接合が実現されている。
絶縁部3iは、突出部3pを備える。突出部3pは、導電性ガラスシール層16の後端よりも後端側に突出した部位である。本実施形態においては、絶縁部3iの全体が、突出部3pである。突出部3pは、抵抗体15に埋設されている。絶縁部3iは、絶縁材で形成されているため濡れ性が良好である。このため、頭部3Hのうち、絶縁部3iによって形成された部位は、抵抗体15と良好に固着する。
脚部3Lは、導電部3cによって形成される。本実施形態においては、頭部3Hは、絶縁部3iと導電部3cとによって形成され、鍔部3Fは、導電部3cによって形成される。
ここで、導電性ガラスシール層16の先端から抵抗体15の後端までにおいて形成されるコンデンサの静電容量について説明する。このコンデンサは、主体金具1と、軸孔6に配置された導体(以下、内部導体という)との間に形成される。本実施形態における内部導体は、導電性ガラスシール層16及び導電部3cである。以下、上記の静電容量のことを、静電容量Cの後に、実施形態を示す数字(1〜7)を記すことで表記する。例えば実施形態1の場合、静電容量C1と表記する。
静電容量C1は、C1=C3ct+C3H+C16と表記できる。静電容量C3ctは、内部導体を凸部3ct、誘電体を絶縁碍子2、抵抗体15及び絶縁部3iとするコンデンサの静電容量である。静電容量C3Hは、内部導体を頭部3H、誘電体を絶縁碍子2及び抵抗体15とするコンデンサの静電容量である。静電容量C16は、内部導体を導電性ガラスシール層16、誘電体を絶縁碍子2とするコンデンサの静電容量である。静電容量C3ct,C3H,C16は、並列接続の関係にあるので、上記のように加算すると、合成値としての静電容量C1に等しくなる。
一般的に、同軸円筒形状のコンデンサの静電容量Cは、C=2πεL/log(b/a)で算出される。Lは円筒の軸線方向の長さ(以下、単に「長さ」といえば、軸線Oの方向の長さを意味する。また、単に「短い」といえば、軸線Oの方向の長さが短いことを意味する。)、εは比誘電率、aは円筒の内径、bは円筒の外径を示す。よって、長さLが短ければ短いほど、また、外径bが一定ならば、内径aが小さければ小さいほど、静電容量Cは小さくなる。
図3に示された仮想線16hは、比較例における導電性ガラスシール層16の後端を示す。この比較例と対比すると、静電容量C1は、長さL0だけ短縮されていることによって、値が小さくなる。長さL0は、凸部3ctの後端から、比較例における導電性ガラスシール層16の後端までの長さである。
図3に示すように、頭部3Hの外径は、導電性ガラスシール層16の外径よりも小さい。よって、静電容量C3Hは、導電性ガラスシール層16によってコンデンサが形成される場合に比べて、内径aに相当する値が小さくなるので、静電容量としての値も小さくなる。同様な理由で、静電容量C3ctは、導電性ガラスシール層16によってコンデンサが形成される場合に比べて、値が小さくなる。この結果、静電容量C1は、導電性ガラスシール層16が内部導体の全体である場合に比べて、値が小さくなる。
また、上記のように導電性ガラスシール層16を短くすることによって、静電容量C1を減少させつつも、中心電極3の耐久性は確保されている。中心電極3の耐久性が確保されるのは、導電性ガラスシール層16の長さよりも長い頭部3Hが、抵抗体15及び導電性ガラスシール層16に埋設されているからである。
図4は、スパークプラグ101の製造手順を示すフローチャートである。まず、抵抗体15の基材を製造する(S105)。
図5は、抵抗体15の基材の製造手順を示すフローチャートである。まず、材料を湿式ボールミルによって混合する(S205)。この材料とは、セラミック粉末と、導電材と、バインダとである。セラミック粉末は、例えば、ZrO2及びTiO2を含むセラミック粉末である。導電材は、例えば、カーボンブラックである。バインダ(有機バインダ)は、例えば、ポリカルボン酸等の分散剤である。これらの材料に溶媒としての水を加えて湿式ボールミルを用いて攪拌して混合する。このとき、各材料は混合されるが、各材料の分散度合いは比較的低い。
次に、混合後の各材料を、高速剪断ミキサによって分散させる(S210)。高速剪断ミキサとは、ブレード(攪拌羽根)による強力な剪断力によって材料を大きく分散させながら混合するミキサである。高速剪断ミキサは、例えば、アキシャルミキサ(Axial mixer)である。
S210によって得られた材料を、すぐにスプレードライ法によって造粒する(S215)。S215で得られた粉体にガラス(粗粒ガラス粉末)に水を加えて混合し(S220)、乾燥させることで(S225)、抵抗体15の基材(粉体)が完成する。なお、前述のS220の混合に用いる混合器としては、例えば、万能混合器を用いることができる。
次に、図4に示すように、絶縁部3iと導電部3cとを接合する(S107)。この接合は、凸部3ctを凹部3idに圧入し、嵌合させることによって実現する。S107によれば、絶縁部3iと導電部3cとを接合できる。
次に、絶縁碍子2の軸孔6に中心電極3を挿入する(S110)。導電性ガラス粉末を軸孔6に充填して圧縮する(S115)。この圧縮は、例えば、軸孔6に棒状の冶具を挿入し、堆積した導電性ガラス粉末を押すことによって実現する。この治具は、頭部3Hとの干渉を避けるために、圧縮面に凹みが設けられている。この凹みは、内径が頭部3Hの外径よりも大きく、深さが頭部3Hの長さよりも深い。S115によって形成される導電性ガラス粉末の層は、後述する加熱圧縮工程を経て、導電性ガラスシール層16となる。導電性ガラス粉末は、例えば、銅粉末とホウケイ酸カルシウムガラス粉末とを混合した粉末である。
次に、抵抗体15の基材(粉体)を、軸孔6に充填して圧縮し(S120)、さらに、導電性ガラス粉末を軸孔6に充填して圧縮する(S125)。S120によって形成される粉末の層は、後述する加熱圧縮工程を経て、抵抗体15となる。同様に、S125によって形成される粉末の層は、後述する加熱圧縮工程を経て、端子金具側導電性ガラスシール層17となる。なお、S125において用いられる導電性ガラス粉末は、S115で用いた導電性ガラス粉末と同じ粉末である。また、S120,S125における圧縮方法は、S115における圧縮方法と同じ方法である。但し、S120,S125に用いる治具は、頭部3Hと干渉することは無いので、凹みが設けられていない。
次に、端子金具13の一部を軸孔6に挿入して、絶縁碍子2全体を加熱しながら端子金具13側から所定の圧力を加える(S130)。この加熱圧縮工程によって、軸孔6に充填された各材料が圧縮及び焼成されて、軸孔6内に、導電性ガラスシール層16と、端子金具側導電性ガラスシール層17と、抵抗体15とが形成される。
先述したように、絶縁部3iの熱膨張係数が、導電部3cの熱膨張係数と、抵抗体15の熱膨張係数との間の値であるので、S130におけるクラックの発生が抑制されている。
次に、主体金具1に接地電極を接合し(S135)、絶縁碍子2を主体金具1に挿入して(S140)、主体金具1を加締める(S145)。S145の加締め工程によって、絶縁碍子2が主体金具1に固定される。次に、主体金具1に接合された接地電極の先端が曲げ加工され(S150)、接地電極4が完成する。その後、ガスケット(図示しない)が主体金具1に取り付けられ(S155)、スパークプラグ101が完成する。
図6を用いて、スパークプラグ102による実施形態2を説明する。実施形態2及び後述する実施形態3〜7において、特に説明しない内容については、実施形態1と同じである。
スパークプラグ102の場合、突出部3pは、絶縁部3iの一部である。さらに、絶縁部3iの一部は、導電性ガラスシール層16に埋設されている。このため、導電部3cは、絶縁部3iと導電性ガラスシール層16とによって、抵抗体15から隔離されている。従って、頭部3Hのうち、抵抗体15と接触する部位は、絶縁部3iのみである。以下、頭部3Hのうち抵抗体15と固着する部位が絶縁部3iのみであることを、「絶縁部3iのみによる固着」という。絶縁部3iのみによる固着は、実施形態3〜7においても共通である。
絶縁部3iのみによる固着が採用されていることによって、中心電極3と抵抗体15との固着が良好になり、耐衝撃性が向上する。絶縁部3iは、導電部3cよりも濡れ性が良好だからである。
スパークプラグ102における静電容量C2は、C2=C3ct+C16によって算出される。実施形態1と異なり、絶縁部3iのみによる固着が採用されているため、必然的に静電容量C3Hに対応するコンデンサは存在しない。
図7を用いて、スパークプラグ103による実施形態3を説明する。スパークプラグ103の場合、頭部3Hの表面全体が、絶縁部3iによって形成されている。このため、導電性ガラスシール層16を短くすることで静電容量C16を小さくしても、絶縁部3iのみによる固着が実現できる。
さらに、スパークプラグ103の場合、凸部3ctの後端が、導電性ガラスシール層16の後端よりも、先端側に位置する。このため、静電容量C3ctに対応するコンデンサは存在しない。よって、静電容量C3は、静電容量C16に等しい。
図8を用いて、スパークプラグ104による実施形態4を説明する。スパークプラグ104の場合、頭部3Hの全体と、鍔部3Fの一部とが、絶縁部3iによって形成される。このため、鍔部3Fは、導電部3cと、絶縁部3iとによって構成される。
上記の通り鍔部3Fの一部が絶縁部3iによって形成されるため、スパークプラグ103に比べて、更に導電性ガラスシール層16を短くすることができる。加えて、鍔部3Fの一部においても抵抗体15と絶縁部3iとの固着が実現されるため、抵抗体15と中心電極3との固着が更に良好になる。
図9を用いて、スパークプラグ105による実施形態5を説明する。スパークプラグ105の場合、頭部3Hは、絶縁部3iと導電部3cとによって形成され、鍔部3Fは、導電部3cによって形成される。
スパークプラグ105の場合、導電部3cが凹部3cdを有し、絶縁部3iが凸部3itを有する。凸部3itが凹部3cdに圧入されることによって、中心電極3が形成される。ここで説明した凹部3cd及び凸部3itに関する内容は、実施形態6,7にも共通である。
上記のように凹部3cd及び凸部3itを備える構成においては、必然的に、凸部3itを内部導体とするコンデンサは存在しない。そして、絶縁部3iのみによる固着が採用されているため、静電容量C3cも存在しない。よって、静電容量C5は、静電容量C16に等しい。このため、絶縁部3iと導電部3cとの接合力を向上させるために凸部3itを長くすることと、静電容量C5を増大させないこととの両立が容易になる。
図10を用いて、スパークプラグ106による実施形態6を説明する。スパークプラグ106の場合、スパークプラグ103(図7)と同様に、頭部3Hは、絶縁部3iによって形成され、鍔部3Fは、導電部3cによって形成される。
スパークプラグ106によれば、スパークプラグ103と同様に、導電性ガラスシール層16を短くすることで静電容量C16を小さくしても、絶縁部3iのみによる固着が実現できる。さらに、スパークプラグ106によれば、実施形態5と同様に、絶縁部3iと導電部3cとの接合力の向上と、静電容量C6を増大させないこととの両立が容易になる。
図11を用いて、スパークプラグ107による実施形態7を説明する。スパークプラグ107の場合、スパークプラグ104(図8)と同様に、頭部3Hは、絶縁部3iによって形成され、鍔部3Fは、絶縁部3iと導電部3cとによって形成される。
スパークプラグ107によれば、導電性ガラスシール層16を短くすることで静電容量C16を小さくでき、且つ、静電容量C7が静電容量C16に等しい。よって、静電容量C7は、小さな値に抑制される。
本発明は、本明細書の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下のものが例示される。
導電性ガラスシール層16の材料として、銅粉末以外の導電性物質を用いてもよいし、ホウケイ酸カルシウムガラス粉末以外のガラス粉末を用いてもよい。例えば、導電性物質として、カーボンブラックやグラファイトの粉末を用いてもよい。
導電材の熱膨張係数は、抵抗体15の熱膨張係数より小さくてもよい。この場合、絶縁材の熱膨張係数は、導電材の熱膨張係数と、抵抗体15の熱膨張係数との間の値として、導電材の熱膨張係数を超え、且つ、抵抗体15の熱膨張係数未満であってもよい。
絶縁部3iと導電部3cとの接合は、絶縁部3i及び導電部3cの一方に設けられた凸部、並びに他方に設けられた凹部との嵌合によらなくてもよい。例えば、絶縁部3iと導電部3cとの両方に凹部を設け、これら凹部に嵌まる棒状部材によって、嵌合を実現してもよい。この棒状部材の材料は、例えば、絶縁部3iの材料と同じ絶縁材でもよいし、他の絶縁材でもよいし、導電部3cの材料と同じでもよい。或いは、凸部と凹部とを設けた上で、接着剤によって接合してもよい。この他、絶縁部と導電部との接合面を平らにして、接着剤によって接合してもよい。
1…主体金具
2…絶縁碍子
3…中心電極
3F…鍔部
3H…頭部
3L…脚部
3c…導電部
3cd…凹部
3ct…凸部
3i…絶縁部
3id…凹部
3it…凸部
3p…突出部
4…接地電極
5…ねじ部
6…軸孔
6n…小径部
6s…段部
6w…大径部
13…端子金具
15…抵抗体
16…導電性ガラスシール層
16h…仮想線
17…端子金具側導電性ガラスシール層
31…発火部
32…先端部
101…スパークプラグ
102…スパークプラグ
103…スパークプラグ
104…スパークプラグ
105…スパークプラグ
106…スパークプラグ
107…スパークプラグ

Claims (4)

  1. 先端側に接地電極を有する略筒状の主体金具と、
    小径部と、前記小径部よりも径が大きく、前記小径部の後端に段部を介して接続する大径部と、を有する軸孔が内部に設けられ、前記主体金具内に保持される筒状の絶縁碍子と、
    前記大径部内に配置される抵抗体と、
    前記大径部内において径方向に張り出して前記段部に接触する鍔部と、前記鍔部から先端側に延び、前記小径部内に配置される脚部と、前記鍔部から後端側に延びる頭部と、を有する中心電極と、
    前記大径部内に配置され、前記中心電極と前記抵抗体とを電気的に接続する導電性のシール体と、
    を備えるスパークプラグであって、
    前記中心電極は、導電材からなる導電部と、絶縁材からなる絶縁部との接合によって形成され、
    前記シール体は、前記導電部と前記抵抗体とを電気的に接続し、
    前記絶縁部は、前記シール体の後端よりも後端側に位置する突出部を有し、
    前記突出部は、前記抵抗体に埋設され
    前記導電部は、先端側に向かって窪む凹部を、自身の後端部に備え、
    前記絶縁部は棒状をなし、先端側に向かって突き出る棒状の凸部を、自身の先端部に備え、
    前記凸部が前記凹部に嵌合されている
    ことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 先端側に接地電極を有する略筒状の主体金具と、
    小径部と、前記小径部よりも径が大きく、前記小径部の後端に段部を介して接続する大径部と、を有する軸孔が内部に設けられ、前記主体金具内に保持される筒状の絶縁碍子と、
    前記大径部内に配置される抵抗体と、
    前記大径部内において径方向に張り出して前記段部に接触する鍔部と、前記鍔部から先端側に延び、前記小径部内に配置される脚部と、前記鍔部から後端側に延びる頭部と、を有する中心電極と、
    前記大径部内に配置され、前記中心電極と前記抵抗体とを電気的に接続する導電性のシール体と、
    を備えるスパークプラグであって、
    前記中心電極は、導電材からなる導電部と、絶縁材からなる絶縁部との接合によって形成され、
    前記シール体は、前記導電部と前記抵抗体とを電気的に接続し、
    前記絶縁部は、前記シール体の後端よりも後端側に位置する突出部を有し、
    前記突出部は、前記抵抗体に埋設され
    前記導電部は、後端側に向かって突き出る凸部を、自身の後端部に備え、
    前記絶縁部は棒状をなし、後端側に向かって窪む凹部を、自身の先端部に備え、
    前記凸部が前記凹部に嵌合されている
    ことを特徴とするスパークプラグ。
  3. 前記導電部は、前記絶縁部と前記シール体とによって、前記抵抗体から隔離されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記絶縁材の熱膨張係数は、前記導電材の熱膨張係数と前記抵抗体の熱膨張係数との間の値である
    ことを特徴とする請求項1から請求項までの何れか一項に記載のスパークプラグ。
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