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JP6075161B2 - スイッチトリラクタンスモータの制御装置 - Google Patents

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JP6075161B2 JP2013074808A JP2013074808A JP6075161B2 JP 6075161 B2 JP6075161 B2 JP 6075161B2 JP 2013074808 A JP2013074808 A JP 2013074808A JP 2013074808 A JP2013074808 A JP 2013074808A JP 6075161 B2 JP6075161 B2 JP 6075161B2
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Description

本発明は、複数の突極を有する固定子と、前記固定子に対して相対回転可能に軸支された回転子と、前記固定子の有する前記複数の突極のうち対向する突極のそれぞれに巻回された同相コイルと、を備えるスイッチトリラクタンスモータに適用されるスイッチトリラクタンスモータの制御装置に関する。
この種の制御装置としては、下記特許文献1に見られるように、3相のそれぞれについて対向する突極を2組有する固定子と、対向する突極のそれぞれに巻回された単一の同相コイルとを備えるスイッチトリラクタンスモータ(以下、SRモータ)に適用されるものが知られている。
詳しくは、この装置は、対向する同相コイルのそれぞれに対応した個別のコイル駆動回路(ヒステリシスコンパレータ回路)を備えている。そして、3相のそれぞれについて、2組の対向する同相コイルのうち一方に対応するコイル駆動回路の励磁動作及び消磁動作の位相と、他方に対応するコイル駆動回路の励磁動作及び消磁動作の位相とを異ならせている。こうした構成により、同相コイルに並列接続されたコンデンサに流れる電流リプルの低減を図っている。
特許第5050455号公報
ここで、上記特許文献1に記載された制御装置では、コンデンサに流れる電流リプルを低減させることはできるものの、コイル駆動回路の励磁動作及び消磁動作が交互に行われることにより、コイルの鎖交磁束波形が歪み得る。この場合、コイルの鎖交磁束波形に高調波成分が多く含まれることとなり、SRモータの高調波鉄損が増大するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、SRモータの高調波鉄損を好適に低減できるSRモータの制御装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、発明は、複数の突極(18¥1,18¥2:¥=u,v,w)を有する固定子(12)と、前記固定子に対して相対回転可能に軸支された回転子(14)と、前記固定子の有する前記複数の突極のうち対向する突極のそれぞれに巻回された同相コイル(20¥1〜20¥4)と、を備えるスイッチトリラクタンスモータ(10)に適用される。こうした構成を前提として、発明では、前記固定子の有する前記複数の突極のそれぞれに、複数個の前記同相コイルが巻回されている。そして、発明は、前記複数の突極のそれぞれにおいて、複数の前記同相コイルのそれぞれに対応して個別に設けられた駆動手段(S¥1〜S¥4,D¥1〜D¥4、Su1〜Su8,Du1〜Du8)を備え、前記駆動手段は、変調波及びキャリア信号の大小比較に基づくパルス幅変調によって前記同相コイルの印加電圧を指令電圧に制御する電圧制御手段を備え、複数の前記同相コイルのうち対となる同相コイルのそれぞれに対応する前記電圧制御手段同士の前記キャリア信号の位相をずらす位相シフト手段を備えることを特徴とする。
上記発明では、変調波及びキャリア信号の大小比較に基づくパルス幅変調によって電圧印加対象の印加電圧を指令電圧に制御している。こうした構成では、キャリア信号周波数の整数倍近傍の周波数成分を含む高調波成分が同相コイルの鎖交磁束波形に含まれることとなり、SRモータの高調波鉄損が増大する懸念がある。
ここで、上記発明では、複数の同相コイルのそれぞれに対応して個別に駆動手段が設けられている。このため、位相シフト手段により、複数の同相コイルのうち対となる同相コイルのそれぞれに対応する電圧制御手段同士のキャリア信号の位相をずらすことができる。これにより、複数の同相コイル同士の合成鎖交磁束の変化を滑らかにすることができる。
特に、上記発明では、固定子の有する複数の突極のそれぞれに複数の同相コイルが巻回されていることから、1つの突極に対して互いに磁気結合する対となる同相コイルを備えることとなる。対となる同相コイルに電圧を印加する場合、対となる同相コイルが共有する磁気回路が形成されることとなる。ここで、1つの突極に対となる同相コイルを備えることから、上記磁気回路における鎖交磁束であってかつ、同相コイルの合成鎖交磁束の変化を滑らかにすることに寄与する鎖交磁束の数を増大させることができる。このため、位相シフト手段によってキャリア信号の位相をずらす場合における複数の同相コイル同士の合成鎖交磁束の変化をより滑らかにすることができる。これにより、同相コイルの鎖交磁束に含まれる高調波成分を好適に低減させることができ、ひいてはSRモータの高調波鉄損を好適に低減させることができる。
第1の実施形態にかかるSRモータの構成図。 同実施形態にかかるSRモータの制御システムの構成図。 同実施形態にかかるスイッチング素子の操作に関するブロック図。 同実施形態にかかる指令電圧の設定手法を示す図。 同実施形態にかかる変調波生成処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる電圧制御処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる正電圧印加時に形成される閉回路を示す図。 同実施形態にかかるゼロ電圧印加時に形成される閉回路を示す図。 同実施形態にかかる負電圧印加時に形成される閉回路を示す図。 同実施形態にかかるゼロ電圧を用いた場合の効果を示す図。 同実施形態にかかるキャリア信号の生成手法を示す図。 同実施形態にかかるSRモータにおける磁束経路を示す図。 同実施形態にかかるキャリア信号のシフトによる効果を示す図。 同実施形態にかかるキャリア信号のシフトによる効果を示す図。 同実施形態にかかるキャリア信号のシフトによる高調波鉄損の低減効果を示す図。 同実施形態にかかるキャリア信号のシフトによる渦電流損の低減効果を示す図。 第2の実施形態にかかるSRモータの制御システムの構成図。 同実施形態にかかるスイッチング素子の操作に関するブロック図。 同実施形態にかかるキャリア信号の生成手法を示す図。 同実施形態にかかるキャリア信号のシフトによる効果を示す図。 第3の実施形態にかかるキャリア信号の生成手法を示す図。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる制御装置を車載主機としてのスイッチトリラクタンスモータ(以下、SRモータ)に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、SRモータ10は、固定子(ステータ12)及び回転子(ロータ14)を備え、車載主機としてのモータジェネレータである。本実施形態では、SRモータとして、3相SRモータを用いている。
ロータ14は、回転軸16に固定され、ステータ12に対して相対回転可能とされている。ロータ14は、その周方向に等間隔(90度)をなして複数個(4個)の突極を有している。
ステータ12は、その周方向に等間隔(60度)をなして複数個(6個)の突極(ステータティース)を有している。本実施形態では、複数のステータティースのうち、U相に関して対向するものを、第1のU相ティース18u1及び第2のU相ティース18u2と称すこととし、V相に関して対向するものを、第1のV相ティース18v1及び第2のV相ティース18v2と称すこととし、W相に関して対向するものを、第1のW相ティース18w1及び第2のW相ティース18w2と称すこととする。
第1の¥相ティース18¥1(¥=u,v,w)には、第1の¥相コイル20¥1と、第2の¥相コイル20¥2とが巻回されている。これら¥相コイル20¥1,20¥2の巻方向は、互いに同じである。また、第2の¥相ティース18¥2には、第3の¥相コイル20¥3と、第4の¥相コイル20¥4とが巻回されている。これら¥相コイル20¥3,20¥4の巻方向は、互いに同じである。
なお、本実施形態において、U相を例にすると、第1〜第4のU相コイル20u1〜20u4が、複数のステータティース18u1,18u2,18v1,18v2,18w1,18w2のうち対応するステータティース18u1,18u2のそれぞれに巻回された「同相コイル」に相当する。また、本実施形態において、U相を例にすると、第1のU相コイル20u1及び第2のU相コイル20u2(又は第3のU相コイル20u3及び第4のU相コイル20u4)のそれぞれが「複数の電圧印加対象のそれぞれ」に相当する。また、図中、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の一端に表記された「+」は、後述する高電圧バッテリ30の正極端子側に接続されることを示し、「−」は、高電圧バッテリ30の負極端子側に接続されることを示す。
続いて、図2を用いて、SRモータ10の制御システムについて説明する。
図示されるように、「直流電源」としての高電圧バッテリ30は、端子電圧が例えば百V以上(288V)となる2次電池である。なお、高電圧バッテリ30としては、例えば、リチウムイオン2次電池やニッケル水素2次電池を用いることができる。
高電圧バッテリ30には、平滑コンデンサ32を介して、U相電力変換回路40u、W相電力変換回路40w及びW相電力変換回路40wの並列接続体が接続されている。
U相電力変換回路40uは、第1のU相スイッチング素子Su1及び第2のU相ダイオードDu2の直列接続体、第1のU相ダイオードDu1及び第2のU相スイッチング素子Su2の直列接続体、第3のU相スイッチング素子Su3及び第4のU相ダイオードDu4の直列接続体、及び第3のU相ダイオードDu3及び第4のU相スイッチング素子Su4の直列接続体を備えている。ここで、本実施形態では、第1〜第4のU相スイッチング素子Su1〜Su4として、IGBTを用いている。
詳しくは、第1のU相スイッチング素子Su1及び第2のU相ダイオードDu2の接続点と、第1のU相ダイオードDu1及び第2のU相スイッチング素子Su2の接続点とは、第1のU相コイル20u1及び第3のU相コイル20u3の並列接続体によって接続されている。第1のU相スイッチング素子Su1のエミッタ及び第2のU相ダイオードDu2のカソード同士は接続され、第1のU相スイッチング素子Su1のコレクタは、高電圧バッテリ30の正極端子に接続されている。また、第2のU相ダイオードDu2のアノードは、高電圧バッテリ30の負極端子に接続されている。一方、第1のU相ダイオードDu1のアノード及び第2のU相スイッチング素子Su2のコレクタ同士は接続され、第1のU相ダイオードDu1のカソードは、高電圧バッテリ30の正極端子に接続されている。また、第2のU相スイッチング素子Su2のエミッタは、高電圧バッテリ30の負極端子に接続されている。
一方、第3のU相スイッチング素子Su3及び第4のU相ダイオードDu4の接続点と、第3のU相ダイオードDu3及び第4のU相スイッチング素子Su4の接続点とは、第2のU相コイル20u2及び第4のU相コイル20u4の並列接続体によって接続されている。第3のU相スイッチング素子Su3のエミッタ及び第4のU相ダイオードDu4のカソード同士は接続され、第3のU相スイッチング素子Su3のコレクタは、高電圧バッテリ30の正極端子に接続されている。また、第4のU相ダイオードDu4のアノードは、高電圧バッテリ30の負極端子に接続されている。一方、第3のU相ダイオードDu3のアノード及び第4のU相スイッチング素子Su4のコレクタ同士は接続され、第3のU相ダイオードDu3のカソードは、高電圧バッテリ30の正極端子に接続されている。また、第4のU相スイッチング素子Su4のエミッタは、高電圧バッテリ30の負極端子に接続されている。
なお、V相電力変換回路40を構成する第1〜第4のV相スイッチング素子Sv1〜Sv4及び第1〜第4のV相ダイオードDv1〜Dv4の接続態様と、W相電力変換回路40wを構成する第1〜第4のW相スイッチング素子Sw1〜Sw4及び第1〜第4のW相ダイオードDw1〜Dw4の接続態様とは、U相電力変換回路40uと同様である。このため、本実施形態では、V相及びW相についての接続態様の詳細な説明を省略する。
ちなみに、本実施形態において、第1,第3の¥相ダイオードD¥1,D¥3が「上アーム整流素子」に相当し、第2,第4の¥相ダイオードD¥2,D¥4が「下アーム整流素子」に相当する。また、本実施形態において、第1,第3の¥相スイッチング素子S¥1,S¥3が「上アームスイッチング素子」に相当し、第2,第4の¥相スイッチング素子S¥2,S¥4が「下アームスイッチング素子」に相当する。さらに、本実施形態において、第1,第2の¥相スイッチング素子S¥1,S¥2、第1,第2の¥相ダイオードD¥1,D¥2が、「電圧印加対象」としての第1,第3の¥相コイル20¥1,20¥3に対応して個別に設けられた「駆動手段」を構成する。加えて、第3,第4の¥相スイッチング素子S¥3,S¥4、第3,第4の¥相ダイオードD¥3,D¥4が、「電圧印加対象」としての第2,第4の¥相コイル20¥2,20¥4に対応して個別に設けられた「駆動手段」を構成する。
制御装置50は、図示しない中央演算装置(CPU)及びメモリを備え、メモリに記憶された各種プログラムを中央演算装置によって実行することでSRモータ10の制御量(出力トルク)をその指令値(以下、指令トルクTrq*)に制御する。制御装置50には、平滑コンデンサ32の端子間電圧(高電圧バッテリ30の出力電圧,U〜W相電力変換回路40u〜40wの入力電圧)を検出する電圧センサ52や、SRモータ10のロータ14の回転角(電気角θe)を検出する回転角センサ54(例えばレゾルバ)の検出値が入力される。制御装置50は、これら各種センサの検出値に基づき、SRモータ10の出力トルクを指令トルクTrq*に制御すべく、¥相電力変換回路40¥を構成する第#の¥相スイッチング素子S¥#(#=1〜4)に対して操作信号g¥#を出力することで、これらスイッチング素子S¥#を操作する。なお、指令トルクTrq*は、例えば、制御装置50よりも上位の制御装置(例えば、車両の走行制御を統括する制御装置)から制御装置50に入力される。
続いて、図3を用いて、制御装置50の行う処理のうち第#の¥相スイッチング素子S¥#の操作処理について説明する。なお、SRモータ10の各相は独立しており、また、制御装置50における各相に関する処理のそれぞれは、基本的には同一の処理となる。
電気角速度算出部50aは、回転角センサ54によって検出された電気角θeの時間微分値として電気角速度ωを算出する。また、変調波生成部50bは、指令トルクTrq*、電気角θe及び電気角速度ωに基づき各相の変調波α¥(¥=u,v,w)を生成する。ここで、U〜W相のそれぞれに対する変調波は、電気角θeで互いに120°ずれた波形として生成される。
第1のPWMコンパレータ50cは、その非反転入力端子に変調波生成部50bから出力される変調波α¥が入力され、反転入力端子にキャリア信号生成部50dから出力される第1のキャリア信号CAが入力される。第1のPWMコンパレータ50cは、変調波α¥及び第1のキャリア信号CAの大小比較に基づくパルス幅変調により、第1,第2の¥相スイッチング素子S¥1,S¥2を操作するための操作信号g¥1,g¥2を生成する。
一方、第2のPWMコンパレータ50eは、その非反転入力端子に変調波生成部50bから出力される変調波α¥が入力され、反転入力端子にキャリア信号生成部50dから出力される第2のキャリア信号CBが入力される。第2のPWMコンパレータ50eは、変調波α¥及び第2のキャリア信号CBの大小比較に基づくパルス幅変調により、第3,第4の¥相スイッチング素子S¥3,S¥4を操作するための操作信号g¥3,g¥4を生成する。ここで、本実施形態では、第1のキャリア信号CA及び第2のキャリア信号CBとして、三角波信号を用いている。また、本実施形態において、第1のキャリア信号CA及び第2のキャリア信号CBのそれぞれは、その最小値が「−1」に設定されてかつ最大値が「1」に設定され、キャリア周波数(例えば20kHz)が互いに同じである。なお、キャリア信号生成部50dにおける第1のキャリア信号CA及び第2のキャリア信号CBの生成手法については、後に詳述する。
続いて、図4を用いて、本実施形態にかかる第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の指令電圧の設定手法について説明する。ここで、図4(a)は、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の指令電圧V¥*の推移を示し、図4(b)は、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束ψ¥の推移を示す。なお、図4は、電気角速度ωが一定となる場合における推移を示している。
図示されるように、本実施形態では、指令電圧V¥*の立ち上がり期間(時刻t1〜t2、t4〜t5)及び立ち下がり期間(時刻t2〜t4)の双方における指令電圧V¥*を徐変させて設定し、また、電気角θeの1周期(時刻t1〜t6)において指令電圧V¥*の描く波形が連続するように指令電圧V¥*を設定する。ここで、立ち上がり期間とは、指令電圧V¥*が上昇する期間(換言すれば、指令電圧V¥*の変化速度が0よりも高い期間)のことであり、立ち下がり期間とは、指令電圧V¥*が下降する期間(換言すれば、指令電圧V¥*の変化速度が0よりも低い期間)のことである。
特に、本実施形態では、電気角θeの1周期に含まれる期間であってかつ第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4に対する通電を指示する通電指示期間(時刻t1〜t5)において、指令電圧V¥*の描く第1の正弦波形(時刻t1〜t3までに指令電圧V¥*の描く波形であり、「第1の波形」に相当)の後に、指令電圧V¥*の「0」を規定する第1の軸線L1及び第1の軸線L1と直交してかつ通電指示期間の中央を通る第2の軸線L2の交点γに対して第1の波形と点対称である第2の正弦波形(時刻t3〜t5までに指令電圧V¥*の描く波形であり、「第2の波形」に相当)を隣接させるように指令電圧V¥*を設定する。ここで、第1の正弦波形及び第1の軸線L1によって囲まれる面積と、第2の正弦波形及び第1の軸線L1によって囲まれる面積とは等しくなる。
指令電圧V¥*の上記設定は、SRモータ10の高調波鉄損を低減させることを目的としてなされる。つまり、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束ψ¥の変化を緩やかにすることで、SRモータ10の高調波鉄損を低減させることができる。ここで、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧の時間積分値が第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束ψ¥となる関係から、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧の立ち上がり期間や立ち下がり期間において第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧を徐変させることで、鎖交磁束ψ¥の変化を緩やかにできる。特に、指令電圧V¥*の描く波形が正弦波形(理想的な正弦波)となるように指令電圧V¥*を設定することで、図4(b)に示すように、電気角θeの1周期において鎖交磁束ψ¥の描く波形を正弦波形とすることができ、高調波鉄損の低減効果を大きくすることができる。なお、図4(a)では、電気角θeの1周期において指令電圧V¥*が「0」に設定される期間(時刻t5〜t6)をゼロ電圧期間として表記している。
図5に、上記指令電圧V¥*を高電圧バッテリ30から出力される直流電圧Vdcで除算した値である変調波α¥の生成処理の手順を示す。この処理は、制御装置50の備える変調波生成部50bによって例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において指令トルクTrq*、電気角θe及び電気角速度ωを取得する。
続くステップS12では、取得された指令トルクTrq*、電気角θe及び電気角速度ωに基づき、指令変調率α0、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4への通電開始を指示する電気角θeであるON位相θon(先の図4の時刻t1)、及びON位相θonからの通電継続期間を指示する電気角θeの幅である通電指示幅θw(先の図4の時刻t1〜t5)を設定する。ここで、指令変調率α0とは、正弦波形として設定される指令電圧V¥*の振幅を高電圧バッテリ30から出力される直流電圧Vdcで除算した値のことである。また、電気角θeがON位相θonとなってから、通電指示幅θwが経過するまでの期間が上記通電指示期間である。なお、指令変調率α0、ON位相θon及び通電指示幅θwは、指令トルクTrq*及び電気角速度ωと関係付けられて指令変調率α0、ON位相θon及び通電指示幅θwが規定されたマップや数式を用いて設定すればよい。
続くステップS14では、現在の電気角θeが通電指示期間であるか否かを判断する。具体的には、現在の電気角θeからON位相θonを減算した値を分子とし、通電指示幅θwを分母とする値を判定パラメータと定義すると、判定パラメータが「0」以上であってかつ「1」以下であるか否かを判断する。
ステップS14において否定判断された場合には、現在の電気角θeが通電指示期間ではないと判断し、ステップS16に進む。ステップS16では、変調波α¥を「0」とする。一方、上記ステップS14において肯定判断された場合には、現在の電気角θeが通電指示期間であると判断し、ステップS18に進む。ステップS18では、判定パラメータ及び「360°」の乗算値を独立変数とする正弦関数に指令変調率α0を乗算することで、変調波α¥を生成する。
なお、ステップS16、S18の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
続いて、図6に、第1〜第4の¥相コイルの印加電圧を指令電圧V¥*に制御する電圧制御処理の手順を示す。この処理は、制御装置50によって例えば所定周期で繰り返し実行される。なお、本実施形態では、第1,第2の¥相スイッチング素子S¥1,S¥2の組と、第3,第4の¥相スイッチング素子S¥3,S¥4の組とで操作態様が同じである。このため、図6では、第1,第2の¥相スイッチング素子S¥1,S¥2の組を例にして説明する。また、本実施形態において、図6に示す一連の処理が「電圧制御手段」を構成する。
この一連の処理では、まずステップS20において、変調波α¥が「0」以上であるか否かを判断する。
ステップS20において肯定判断された場合には、ステップS22〜S24において、変調波α¥及び第1のキャリア信号CAの大小比較に基づくパルス幅変調によって第2の¥相スイッチング素子S¥2をオンオフ操作してかつ、第1の¥相スイッチング素子S¥1をオン操作固定する。詳しくは、ステップS22において変調波α¥が第1のキャリア信号CA以上であると判断された場合、ステップS22に進み、第1の¥相スイッチング素子S¥1及び第2の¥相スイッチング素子S¥2の双方をオン操作する。これにより、図7に示すように、高電圧バッテリ30、第1の¥相スイッチング素子S¥1、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3の並列接続体、並びに第2の¥相スイッチング素子S¥2を含む閉回路に電流が流れ、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3のそれぞれに正電圧「Vdc」が印加される。
一方、上記ステップS22において否定判断された場合には、ステップS24に進み、第1の¥相スイッチング素子S¥1をオン操作してかつ第2の¥相スイッチング素子S¥2をオフ操作する。これにより、図8に示すように、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3の並列接続体、第1の¥相ダイオードD¥1、並びに第1の¥相スイッチング素子S¥1を含む閉回路に電流が流れ、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3のそれぞれにゼロ電圧が印加される。
上記ステップS20において変調波α¥が「0」未満であると判断された場合には、ステップS24〜S28において、変調波α¥の符号反転値及び第1のキャリア信号CAの大小比較に基づくパルス幅変調によって第1の¥相スイッチング素子S¥1をオンオフ操作してかつ、第2の¥相スイッチング素子S¥2をオフ操作固定する。詳しくは、ステップS26において変調波α¥の符号反転値が第1のキャリア信号CA以上であると判断された場合、ステップS28に進み、第1の¥相スイッチング素子S¥1及び第2の¥相スイッチング素子S¥2の双方をオフ操作する。これにより、図9に示すように、高電圧バッテリ30、第2の¥相ダイオード、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3の並列接続体、並びに第1の¥相ダイオードD¥1を含む閉回路に電流が流れ、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3のそれぞれに負電圧「−Vdc」が印加される。
一方、上記ステップS26において否定判断された場合には、上記ステップS24に進み、第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3のそれぞれにゼロ電圧を印加する。
なお、ステップS22、S24、S28の処理が完了した場合には、この一連の処理を一旦終了する。
上述した電圧制御処理によれば、第1のキャリア信号CAの各周期における第1の¥相コイル20¥1及び第3の¥相コイル20¥3のそれぞれの平均印加電圧を指令電圧V¥*に制御することができる。
ちなみに、上述したように本実施形態では、変調波α¥の符号に応じて、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧として正電圧及びゼロ電圧の組、又は負電圧及びゼロ電圧の組を使い分けた。このため、図10に示すように、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4のそれぞれに流れる電流の変化量ΔI2は、上記印加電圧として正電圧及び負電圧を用いる場合の上記電流の変化量ΔI1よりも小さくなる。これにより、第1,第2のキャリア信号CA,CBの各周期における第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の平均印加電圧を指令電圧V¥*により高精度に制御することができる。したがって、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束ψ¥の描く波形を正弦波形に近づけることができ、SRモータ10の高調波鉄損をより低減させることができる。なお、図10には、コイルに流れる電流のうちキャリア周波数近傍の高調波成分(キャリア1次成分)を示している。
続いて、図11を用いて、キャリア信号生成部50dによる第1のキャリア信号CA及び第2のキャリア信号CBの生成手法について説明する。
図示されるように、本実施形態では、「位相シフト手段」を構成するキャリア信号生成部50dにおいて、第1のキャリア信号CAの位相と、第2のキャリア信号CBの位相とを、キャリア信号CA,CBの半周期「T/2」だけずらす。こうした設定は、SRモータ10の高調波鉄損を低減させるためのものである。
つまり、パルス幅変調に基づき第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧を指令電圧V¥*に制御する手法では、キャリア周波数のM倍近傍(Mは1以上の整数)の高調波成分(キャリアM次成分)が第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束波形に含まれ、SRモータ10の高調波鉄損が増大する懸念がある。ここで、第1のキャリア信号CAの位相と、第2のキャリア信号CBの位相とを、キャリア信号の周期Tを2のM乗で除算した値だけずらすと、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4に流れる電流からキャリアM次成分を除去することができ、ひいては合成鎖交磁束からキャリアM次成分を除去することができる。本実施形態では、キャリア信号の半周期(M=1)だけ第1,第2のキャリア信号CA,CB同士の位相をずらすことから、合成鎖交磁束からキャリア1次成分を除去することができる。
特に、本実施形態では、第1の¥相ティース18¥1(又は第2の¥相ティース18¥2)に2個の同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)が巻回されていることから、第1の¥相ティース18¥1(又は第2の¥相ティース18¥2)に対して互いに磁気結合する2個の同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)を備えることとなる。そして、これら同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)に電圧を印加する場合、図12に示すように、これら同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)が共有する磁気回路が形成されることとなる。ここで、図12には、第1〜第4のU相コイル20u1〜20u4に通電した場合における磁束をφ1〜φ6にて示した。第1の¥相ティース18¥1(又は第2の¥相ティース18¥2)に同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)を備えることから、上記磁気回路における鎖交磁束であってかつ、同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)の合成鎖交磁束の変化を滑らかにすることに寄与する鎖交磁束φ1〜φ4(又はφ1,φ2,φ5,φ6)の数を増大させることができる。これにより、第1,第2のU相コイル20u1,20u2の組と、第3,第4のU相コイル20u3,20u4の組とのそれぞれについて、合成鎖交磁束の変化をより滑らかにすることができる。したがって、本実施形態によれば、合成鎖交磁束に含まれるキャリア1次成分を好適に除去することができ、ひいてはSRモータ10の高調波鉄損を好適に低減させることができる。
続いて、図13〜図16を用いて、第1,第2のキャリア信号CA,CB同士の位相をずらす効果について説明する。
まず、図13に、(a)コイルの印加電圧の推移、(b)起磁力の推移、(c)コイルの鎖交磁束の推移を示す。詳しくは、図13では、第1のキャリア信号CAを用いる場合の第1,第3の¥相コイル20¥1,20¥3に関する推移、第2のキャリア信号CBを用いる場合の第2,第4の¥相コイル20¥2,20¥4に関する推移、及びこれら推移の合成波形の推移を示す。なお、図13には、SRモータ10のロータ14の回転速度及び指令トルクTrq*を一定にした場合の推移を示す。
図示されるように、本実施形態によれば、第1のキャリア信号CA及び第2のキャリア信号CB同士の位相をキャリア信号の半周期「T/2」だけずらすことにより、起磁力からキャリア1次成分を除去することができる。このため、鎖交磁束波形からもキャリア1次成分を除去することができ、ひいてはSRモータ10の高調波鉄損を低減させることができる。なお、図14には、起磁力の合成波形の推移を拡大して示した。
図15に、SRモータ10における損失の内訳を示す。詳しくは、図15(a)は、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧を理想的な正弦波とする場合の内訳を示し、図15(b)は、本実施形態にかかる内訳を示し、図15(c)は、第1,第2のキャリア信号CA,CB同士を同位相とした場合の内訳を示す。
図示されるように、本実施形態によれば、SRモータ10における損失のうち、SRモータ10のステータ12における渦電流損を大きく低減させることができる。これは、図16に示すように、ステータ12における渦電流損のうちキャリア1次成分(20kHZ近傍の成分)を大きく低減させることができるためである。なお、図16は、ステータ12における渦電流損の周波数解析(FFT)結果であり、図16(a)〜図16(c)の試験条件は、先の図15(a)〜図15(c)の試験条件に対応している。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)第1の¥相ティース18¥1(又は第2の¥相ティース18¥2)に2個の同相コイル20¥1,20¥2(又は同相コイル20¥3,20¥4)が巻回されるSRモータ10において、第1,第2のキャリア信号CA,CB同士の位相をキャリア信号の半周期「T/2」だけずらした。このため、合成鎖交磁束に含まれるキャリア1次成分を除去することができ、ひいてはSRモータ10の高調波鉄損を好適に低減させることができる。
特に、本実施形態では、1つのステータティースに偶数個の同相コイルを備え、これら同相コイルを2等分したそれぞれに対応する駆動手段同士の第1,第2のキャリア信号CA,CBの位相をずらしたこと、及び第1,第2のキャリア信号CA,CB同士の位相をキャリア信号の半周期「T/2」だけずらしたことが、合成鎖交磁束の変化を滑らかにしてSRモータ10の高調波鉄損の低減効果を大きくすることに寄与している。
なお、こうした高調波鉄損の低減効果は、キャリア周波数を高周波数化することによる高調波鉄損の低減効果よりも大きい。
(2)第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の印加電圧として、正電圧「Vdc」、ゼロ電圧及び負電圧「−Vdc」を用いた。こうした構成によれば、鎖交磁束波形を正弦波形に近づけることができることから、SRモータ10における高調波鉄損の低減効果を大きくするといった効果を得ることができる。さらに、キャリア信号の1周期におけるコイルに流れる電流の変化量を小さくするといった効果を得ることもできる。このため、何らかの要因によって第1のキャリア信号CAの位相と第2のキャリア信号CBの位相とのずれ量が、キャリア信号の半周期「T/2」からずれた場合であっても、鎖交磁束波形に含まれるキャリア1次成分の除去度合いが過度に低下することを回避するなどの効果が期待できる。
(3)指令電圧V¥*の立ち上がり期間及び立ち下がり期間の双方における指令電圧V¥*を正弦波形に設定し、また、電気角θeの1周期において指令電圧V¥*の描く波形が連続するように指令電圧V¥*を設定した。このため、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束の変化を緩やかにすることができ、鎖交磁束の高調波成分を低減させることができる。これにより、SRモータ10の高調波鉄損の低減効果を更に大きくすることができる。
特に、本実施形態では、指令電圧V¥*を正弦波形に設定したこと、及び電気角θeの1周期において指令電圧V¥*の描く波形が連続するように指令電圧V¥*を設定したことが、高調波鉄損の低減効果を大きくすることに寄与している。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4の鎖交磁束波形から、キャリア1次成分に加えて、キャリア2次成分を除去する。
図17に、本実施形態にかかるSRモータ10の制御システムを示す。なお、図17において、先の図2に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付している。また、本実施形態において、U,V,W相のそれぞれで電力変換回路の構成が基本的には同一であることから、U相を例にして説明する。
図示されるように、本実施形態にかかるU相電力変換回路40uは、第1〜第8のU相スイッチング素子Su1〜Su8、及び第1〜第8のU相ダイオードDu1〜Du8を備えている。詳しくは、第1のU相スイッチング素子Su1及び第2のU相ダイオードDu2の接続点と、第1のU相ダイオードDu1及び第2のU相スイッチング素子Su2の接続点とは、第1のU相コイル20u1によって接続されている。第1のU相スイッチング素子Su1のエミッタ及び第2のU相ダイオードDu2のカソード同士は接続され、第1のU相スイッチング素子Su1のコレクタは、高電圧バッテリ30の正極端子に接続されている。また、第2のU相ダイオードDu2のアノードは、高電圧バッテリ30の負極端子に接続されている。
なお、U相電力変換回路40uを構成する第3〜第8のU相スイッチング素子Su3〜Su8及び第3〜第8のU相ダイオードDu3〜Du8の接続態様は、第1,2のU相スイッチング素子Su1,Su2及び第1,2のU相ダイオードDu2,Du3の接続態様と同様である。このため、本実施形態では、第3〜第8のU相スイッチング素子Su3〜Su8及び第3〜第8のU相ダイオードDu3〜Du8の接続態様の詳細な説明を省略する。
ちなみに、本実施形態において、第1,第3,第5,第7のU相スイッチング素子Su1,Su3,Su5,Su7が「上アームスイッチング素子」に相当し、第2,第4,第6,第8のU相スイッチング素子Su2,Su4,Su6,Su8が「下アームスイッチング素子」に相当する。また、本実施形態において、第1,第3,第5,第7のU相ダイオードDu1,Du3,Du5,Du7が「上アーム整流素子」に相当し、第2,第4,第6,第8のU相ダイオードDu2,Du4,Du6,Du8が「下アーム整流素子」に相当する。
上述した構成によれば、第1〜第4のU相コイル20u1〜20u4のそれぞれに対して、「駆動手段」が個別に設けられることとなり、独立した印加電圧の制御が可能となる。
続いて、図18を用いて、制御装置50の行う処理のうち第1〜第8の¥相スイッチング素子S¥1〜S¥8の操作処理について説明する。なお、図18において、先の図3に示した部材等と同一の部材等については、便宜上、同一の符号を付している。
図示されるように、第3のPWMコンパレータ50fは、その非反転入力端子に変調波生成部50bから出力される変調波α¥が入力され、反転入力端子にキャリア信号生成部50dから出力される第3のキャリア信号CCが入力される。第3のPWMコンパレータ50fは、変調波α¥及び第3のキャリア信号CCの大小比較に基づくパルス幅変調により、第5,第6の¥相スイッチング素子S¥5,S¥6を操作するための操作信号g¥5,g¥6を生成する。
一方、第4のPWMコンパレータ50gは、その非反転入力端子に変調波生成部50bから出力される変調波α¥が入力され、反転入力端子にキャリア信号生成部50dから出力される第4のキャリア信号CDが入力される。第4のPWMコンパレータ50gは、変調波α¥及び第4のキャリア信号CDの大小比較に基づくパルス幅変調により、第7,第8の¥相スイッチング素子S¥7,S¥8を操作するための操作信号g¥7,g¥8を生成する。
ここで、本実施形態では、第1〜第4のキャリア信号CA〜CDとして、三角波信号を用いている。また、本実施形態において、第1〜第4のキャリア信号CA〜CDのそれぞれは、その最小値が「−1」に設定されてかつ最大値が「1」に設定され、キャリア周波数が互いに同じである。
続いて、図19を用いて、キャリア信号生成部50dによる第1〜第4のキャリア信号CA〜CDの生成手法について説明する。
図示されるように、本実施形態では、第3のキャリア信号CCの位相と、第4のキャリア信号CDの位相とを、キャリア信号CC,CDの半周期「T/2」だけずらす。こうした設定に加えて、対向する対となるステータティース18¥1,18¥2のうち一方の第1,第2の¥相コイル20¥1,20¥2に対応する第1,第2のキャリア信号CA,CBの位相と、他方の第3,第4の¥相コイル20¥3,20¥4に対応する第3,第4のキャリア信号CC,CDの位相とを、キャリア信号の周期Tを2のN乗(Nは2以上の整数)で除算した値「T/(2^N)」だけずらす。特に、本実施形態では、「N=2」としている。以下、図20を用いて、こうした設定の効果について説明する。
図20は、第1〜第4の¥相コイル20¥1〜20¥4に流れる電流に含まれるキャリア2次成分の低減効果を説明するための図である。ここで、図20(a)は、第1,第2のキャリア信号CA,CBの推移を示し、図20(b)は、第1,第2の¥相コイル20¥1,20¥2に流れる電流に含まれるキャリア2次成分の推移を示す。また、図20(c)は、第3,第4のキャリア信号CC,CDの推移を示し、図20(d)は、第3,第4の¥相コイル20¥3,20¥4に流れる電流に含まれるキャリア2次成分の推移を示す。
図示されるように、先の図19に示したように、第1、第2のキャリア信号CA,CBの位相と、第3、第4のキャリア信号CC,CDの位相とをキャリア信号の「1/4」周期だけずらすと、図20(b),(d)に示すように、コイル電流に含まれるキャリア2次成分の位相が180°相違することとなる。キャリア2次成分の位相が180°相違すること、及び第1,第2の¥相コイル20¥1,20¥2と第3,第4の¥相コイル20¥3,20¥4とが磁気結合することにより、鎖交磁束波形から、キャリア1次成分に加えてキャリア2次成分を除去することができる。これにより、SRモータ10の高調波鉄損に含まれるキャリア1次成分に加えて、キャリア2次成分を更に除去できるといった効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、第1,第2のキャリア信号CA,CBの生成手法を変更する。
図21に、本実施形態にかかる第1,第2のキャリア信号CA,CBの生成手法を示す。詳しくは、図21(a)は、変調波α¥の推移を示し、図21(b)は、第1のキャリア信号CAの推移を示し、図21(c)は、第2のキャリア信号CBの推移を示す。
図示されるように、本実施形態では、電気角θeの1周期に含まれる期間(時刻t1〜t3)であってかつ通電指示期間(時刻t1〜t2)において第1,第2のキャリア信号CA,CBを生成する。そして、キャリア信号生成部50dにおいて、通電指示期間において第1,第2のキャリア信号CA,CBの位相をキャリア信号の半周期だけずらす。なお、図中、電気角θeの1周期のうち第1,第2のキャリア信号CA,CBが生成されない期間(時刻t2〜t3)をキャリア信号休止期間として示した。
以上説明した本実施形態によっても、上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・「位相シフト手段」としては、上記各実施形態に例示したものに限らず、例えば以下(A)〜(E)に説明するものであってもよい。
(A)1つのステータティースに備えられる同相コイルの数としては、2個に限らず、3個以上であってもよい。この場合、「電圧印加対象」としては、2つに限らず3つ以上であってもよい。ここで、1つのステータティースに同相コイルが3個備えられ、電圧印加対象を3つとする場合、「位相シフト手段」としては、3つの電圧印加対象のうち1つに対応するキャリア信号の位相と、残余2つに対応するキャリア信号の位相とをキャリア信号の半周期ずらすものであってもよい。この場合であっても、SRモータ10の高調波鉄損のうちキャリア1次成分を低減させることはできる。
また、電圧印加対象を3つとする場合、「位相シフト手段」としては、3つの電圧印加対象のうち2つに対応するキャリア信号同士の位相をキャリア信号の半周期ずらしてかつ、残余1つに対応するキャリア信号の位相を、上記2つに対応するキャリア信号の位相のうちいずれかとキャリア信号の「1/4」周期ずらしてもよい。
(B)1つのステータティースに4個の同相コイルが備えられてもよい。この場合、これら4個の同相コイルのそれぞれを「電圧印加対象」としてもよい。このとき、「位相シフト手段」としては、4つの電圧印加対象を2等分し、上記第2の実施形態で説明したように、2等分されたそれぞれを構成する電圧印加対象同士のキャリア信号の位相をキャリア信号の半周期だけずらしつつ、2等分された電圧印加対象同士の位相をキャリア信号の「1/4」周期だけずらすものであってもよい。この場合、4つの電圧印加対象のそれぞれが共有する磁気回路が形成されることとなるため、SRモータ10の高調波鉄損に含まれるキャリア2次成分の低減効果が大きくなると考えられる。
(C)上記第1の実施形態において、第1のキャリア信号CAの位相と第2のキャリア信号CBの位相とを、キャリア信号の周期を2のN乗(Nは2以上の整数)で除算した値値だけずらしてもよい。ここで、例えば「N=3」とする場合、SRモータ10の高調波鉄損のうちキャリア4次成分(80kHz近傍)の高調波成分を除去することはできる。
(D)上記第2の実施形態において、対向する対となるステータティース18¥1,18¥2のうち一方の第1,第2の¥相コイル20¥1,20¥2に対応する第1,第2のキャリア信号CA,CBの位相と、他方の第3,第4の¥相コイル20¥3,20¥4に対応する第3,第4のキャリア信号CC,CDの位相とを、キャリア信号の周期を2のL乗(Lは3以上の整数)で除算した値だけずらしてもよい。この場合、キャリア2^(L−1)次成分の高調波成分を除去することができる。
(E)複数の電圧印加対象同士の合成鎖交磁束の変化を滑らかにするようであれば、キャリア信号の半周期以外の周期でキャリア信号の位相をずらしてもよい。この場合であっても、SRモータ10の高調波鉄損の低減効果を得ることはできる。
・ゼロ電圧の設定手法としては、上記第1の実施形態の図8に示したものに限らない。第1の¥相スイッチング素子S¥1をオフ操作してかつ、第2の¥相スイッチング素子S¥2をオン操作することでゼロ電圧を設定してもよい。
・「電圧制御手段」によってゼロ電圧を用いる場合における上アームスイッチング素子(S¥1)及び下アームスイッチング素子(S¥2)の操作手法としては、上記第1の実施形態の図6に例示したものに限らない。例えば、通電指示期間の前半において、電圧印加対象の印加電圧として正電圧及びゼロ電圧を用いるべく、上アームスイッチング素子及び下アームスイッチング素子のうち一方をパルス幅変調によってオンオフ操作してかつ他方をオン操作固定し、通電指示期間の後半において、電圧印加対象の印加電圧として負電圧及びゼロ電圧を用いるべく、上アームスイッチング素子及び下アームスイッチング素子のうち一方をパルス幅変調によってオンオフ操作してかつ他方をオフ操作固定してもよい。
・上記第1の実施形態の図6では、上アームスイッチング素子(S¥1)及び下アームスイッチング素子(S¥2)のうちいずれか一方を正電圧及びゼロ電圧を用いる場合におけるパルス幅変調によるオンオフ操作対象とし、他方を負電圧及びゼロ電圧を用いる場合におけるパルス幅変調によるオンオフ操作対象としたがこれに限らない。例えば、正電圧及びゼロ電圧を用いる場合、並びに負電圧及びゼロ電圧を用いる場合の双方において、パルス幅変調によるオンオフ操作対象を上アームスイッチング素子及び下アームスイッチング素子のうちいずれか一方に固定してもよい。
・指令電圧V¥*の設定手法としては、上記第1の実施形態の図4に例示したものに限らない。例えば、電気角θeの1周期において指令電圧V¥*の描く波形に、正弦波状の波形、三角波状の波形、台形波状の波形及びP角形状の波形(Pは4以上の整数)のうち少なくとも1つが含まれるように指令電圧V¥*を設定してもよい。
また、「指令電圧設定手段」による指令電圧V¥*の設定手法としては、さらに、以下(F)〜(I)に説明するものであってもよい。
(F)指令電圧V¥*の立ち上がり期間又は立ち下がり期間のいずれかのみにおいて指令電圧V¥*を徐変させて設定してもよい。この場合、電気角θeの1周期において指令電圧V¥*の描く波形が不連続となるものの、立ち上がり期間及び立ち下がり期間のうちいずれかにおける鎖交磁束の変化を緩やかにすることができる。このため、SRモータ10の高調波鉄損を低減させることはできる。
(G)指令電圧V¥*の立ち上がり期間又は立ち下がり期間の双方において指令電圧V¥*を徐変させずに設定してもよい。この場合、電気角θeの1周期において指令電圧V¥*の描く波形が不連続となるものの、キャリア信号の位相をずらすことによるSRモータ10の高調波鉄損の低減効果を得ることはできる。
(H)電気角θeの1周期において指令電圧V¥*の描く波形に含まれる波形としては、理想的な正弦波である正弦波形等に限らない。正弦波形に高調波成分が若干含まれる程度の鎖交磁束となるならば、正弦波形が若干歪んだ波形(正弦波状の波形)や、三角波形が若干歪んだ波形(三角波状の波形)、台形波形が若干歪んだ波形(台形波状の波形)であってもよい。この場合であっても、鎖交磁束の変化を緩やかにできることから、SRモータ10の高調波損失の低減効果を得ることはできる。
(I)通電指示期間の途中にゼロ電圧波形を挿入するように指令電圧V¥*を設定してもよい。
・ステータの突極の数は、6個に限らずそれ以外(例えば12個)であってもよい。また、ロータの突極の数も、4個に限らずそれ以外(例えば8個)であってもよい。
・「キャリア信号」としては、三角波信号に限らず、例えばのこぎり波信号であってもよい。
・「上アーム整流素子」としては、ダイオードに限らない。要は、一対の端子のうち一方から他方への電流の流通を許容してかつ逆方向の電流の流通を阻止する機能を有する素子であれば、他の素子であってもよい。なお、「下アーム整流素子」についても同様である。
・「上アームスイッチング素子」及び「下アームスイッチング素子」としては、IGBTに限らない。例えば、MOSFETやバイポーラトランジスタであってもよい。
・「直流電源」としてはバッテリに限らない。例えば、交流電源と、交流電源から出力される交流電圧を直流電圧に変換して出力する整流回路とで直流電源を構成してもよい。
・「駆動手段」としては、上記第1の実施形態の図2に示した非対称Hブリッジ駆動回路を備えるものに限らず、他の駆動回路を備えるものであってもよい。ここで、駆動回路としては、例えば、「永久磁石電動機,リラクタンスモータの駆動回路技術と制御技術 電気学会技術報告第1034号 2005年10月25日」のp.54−56に記載されたものを採用することができる。より具体的に例示すると、上記文献の図4.11に記載された改良型非対称Hブリッジ駆動回路や、図4.13に記載された汎用インバータを用いた共用形非対称Hブリッジ駆動回路、図4.16に記載されたCダンプコンバータを採用することができる。これらの場合であっても、パルス幅変調によって電圧印加対象の印加電圧を指令電圧に制御することはできる。
・本発明の適用対象としては、車載主機としてのSRモータに限らず、例えば車載補機としてのSRモータであってもよい。また、本発明の適用対象としては、車載SRモータに限らない。
10…SRモータ、12…ステータ、14…ロータ、18¥1,18¥2(¥=u,v,w)…第1,第2の¥相ティース、20¥1〜20¥4…第1〜第4の¥相コイル、30…高電圧バッテリ、S¥1〜S¥4…第1〜第4の¥相スイッチング素子、D¥1〜D¥4…第1〜第4の¥相ダイオード。

Claims (5)

  1. 複数の突極(18¥1,18¥2:¥=u,v,w)を有する固定子(12)と、
    前記固定子に対して相対回転可能に軸支された回転子(14)と、
    前記固定子の有する前記複数の突極のうち対向する突極のそれぞれに巻回された同相コイル(20¥1〜20¥4)と、
    を備えるスイッチトリラクタンスモータ(10)に適用され、
    前記固定子の有する前記複数の突極のそれぞれには、複数個の前記同相コイルが巻回され、
    複数の前記同相コイルのそれぞれに対応して個別に設けられた駆動手段(S¥1〜S¥4,D¥1〜D¥4、Su1〜Su8,Du1〜Du8)を備え、
    前記駆動手段は、変調波及びキャリア信号の大小比較に基づくパルス幅変調によって前記同相コイルの印加電圧を指令電圧に制御する電圧制御手段を備え、
    複数の前記同相コイルのうち対となる同相コイルのそれぞれに対応する前記電圧制御手段同士の前記キャリア信号の位相をずらす位相シフト手段を備え
    前記位相シフト手段は、前記キャリア信号の周期を2のM乗(Mは1以上の整数)で除算した値だけ該キャリア信号の位相をずらすことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  2. 前記位相シフト手段は、前記キャリア信号の半周期だけ該キャリア信号の位相をずらすことを特徴とする請求項記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  3. 前記位相シフト手段は、前記対向する突極のうち一方の前記同相コイルに対応する前記電圧制御手段の前記キャリア信号の位相と、他方の前記同相コイルに対応する前記電圧制御手段の前記キャリア信号の位相とを、前記キャリア信号の周期を2のN乗(Nは2以上の整数)で除算した値だけずらすことを特徴とする請求項記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  4. 前記電圧制御手段は、前記モータの電気角の1周期に含まれる期間であってかつ前記同相コイルに対する通電を指示する通電指示期間において前記キャリア信号を生成し、
    前記位相シフト手段は、前記通電指示期間において前記キャリア信号の位相をずらすことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
  5. 前記駆動手段は、
    前記同相コイルの一端及び直流電源(30)の正極端子の間に接続された上アームスイッチング素子(S¥1,S¥3,Su1,Su3,Su5,Su7)と、
    前記同相コイルの他端及び前記直流電源の負極端子の間に接続された下アームスイッチング素子(S¥2,S¥4,Su2,Su4,Su6,Su8)と、
    前記同相コイル及び前記下アームスイッチング素子の接続点、並びに前記上アームスイッチング素子の両端のうち前記同相コイルとの接続点とは反対側を接続するとともに、前記下アームスイッチング素子側から前記上アームスイッチング素子側へと向かう方向の電流の流通を許容し、逆方向の電流の流通を阻止する上アーム整流素子(D¥1,D¥3,Du1,Du3,Du5,Du7)と、
    前記同相コイル及び前記上アームスイッチング素子の接続点、並びに前記下アームスイッチング素子の両端のうち前記同相コイルとの接続点とは反対側を接続するとともに、前記下アームスイッチング素子側から前記上アームスイッチング素子側へと向かう方向の電流の流通を許容し、逆方向の電流の流通を阻止する下アーム整流素子(D¥2,D¥4,Du2,Du4,Du6,Du8)と、
    を更に備え、
    前記電圧制御手段は、前記パルス幅変調によって前記上アームスイッチング素子及び前記下アームスイッチング素子のうち少なくとも一方をオンオフ操作することで、前記同相コイルの印加電圧を指令電圧に制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御装置。
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