JP6073953B2 - 2軸ベント式押出機及びゴム製品の製造方法 - Google Patents
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Description
射出成形による方法では、押出機でスクリューの回転により加熱下で可塑化,流動化させたゴム材料,樹脂材料等の押出材料を射出機の射出チャンバ内に押し出し、そして射出チャンバ内に設定したチャージ量で押出材料がチャージされたところで、押出機による押出しを停止した上、射出プランジャの前進により射出チャンバ内の材料を成形型のキャビティ内に射出し、所定形状に成形して製品とする。
一方押出成形による方法、例えばゴム製品を押出成形にて製造する方法では、ゴム材料を押出機から連続押出しし、その後これを加硫処理して製品とする。
また、ゴム製品にはOA機器関連製品としてのロール品等もあり、このロール品等も製造過程でエアが製品中に入り込むと、これが気泡となって外観やばね特性等を悪化させる原因となる。
圧力の作用下でこれを加熱加硫するといったことが必要であった。
圧力を加えない無加圧状態で加硫すると、未加硫のゴム中に含まれているエアが膨張し、発泡を生じてしまうからである。
しかしながら蒸気を用いた加硫設備は、その設置のために多大なコストがかかる問題がある。
このような問題は、押出機から押出材料を押し出したときにエアを十分に除去できれば解決することが可能である。
このベント式押出機としては、スクリューが1本の単軸(1軸)式のものが一般的である。
この単軸のベント式押出機では、軸方向の中間部にベントゾーンを設け、そのベントゾーンにおいてスクリューとシリンダとの間に脱気室を形成するとともに、シリンダの対応する位置にベント孔を設け、そのベント孔を通じて脱気室内部を真空吸引することで、押出材料に含まれているエアを吸引除去する。
以下この点を具体的に説明する。
図8は、単軸ベント式押出機の一例を示している。
図において202は1軸のベント式押出機200のシリンダで、前端部に押出口204を有している。
206は、シリンダ202の内部に回転可能に配置されたスクリューで、スクリュー軸部208(以下単に軸部208とする)と、螺旋を巻くようにして軸部208から突出したフライト部210と、隣接するフライト部210と210との間に形成される溝212とを有している。
脱気室214は、このベント孔216を通じ真空ポンプにより真空引きされる。
このベントゾーン215に位置するスクリュー206の溝212aは、他の溝よりも溝深さが深くされている。
この溝212aの溝空間は脱気室214の一部を形成している。
一方押出機200の前端部においては、柔らかいゴム材料の場合にはスクリュー206の回転に対して滑りを生じ易いことから、スクリュー1回転当りの押出口204からの流出量は少ない。
結果として、柔らかいゴム材料の場合には、脱気室214への流入量に対して押出口204からの流出量は少なくなる傾向となり、この場合、上記のように堰218が高い場合には押出口204からの押出量が不足し易い。
一方で堰218が高いと、ゴム材料の流動性が悪いために、堰218を乗り越えてベントゾーン215に流入するゴム材料の流入量は少ない。
従って堰218が高いと押出機からのゴム材料の押出量が不足し易い。
そこで堰218の高さを低くすると、ゴム材料が堰218を乗り越えてベントゾーン215内に流入する際の表面積の増大が不十分となり易い。
それ故、同一のスクリューを用いて必要な押出量を確保しつつ、脱気室214へのゴム材料の流入量と、脱気室214からのゴム材料の流出量とのバランスを最適のバランスとすることは実際上困難であり、そこで従来にあっては、ゴム材料の性質が異なるごとに専用のスクリューを用いて対応していたのが実情である。
以上ゴム材料の場合を例にとったが、この点は樹脂材料の場合においても基本的に同様である。
例えば下記特許文献1にその一例が開示されている。
この特許文献1に開示のものでは、第1押出機と第2押出機とを上下に離隔して配置してそれらをベント室(脱気室)にて連絡し、第1押出機から糸状に押し出した材料をカッターの回転により切断してペレット状となし、これを下方の第2押出機に供給して、第2押出機により押し出すようにした点が開示されている。
また脱気室内に滞留した材料が長時間高温状態に置かれることによってスコーチを生じたり(ゴム材料の場合)、或いは熱劣化(樹脂材料の場合)を生じたりしてしまう問題も内在する。
また脱気室への押出材料の流入量(流入速度)が、脱気室からの押出材料の流出量(流出速度)よりも多い(速い)ことによって脱気室内に押出材料が累積し、そのことによってベント孔が塞がれるベントアップの発生を良好に防ぐことが可能となる。
これにより第2スクリューへの脱気室内の押出材料の食込みが良好に行われないことによって、脱気室内に押出材料が滞留し累積するのを防ぐことができ、そのことによってベント孔が押出材料で塞がれるベントアップをより一層良好に防ぐことができる。
このようなゴム押出機に適用することで、脱気室内でのゴム材料の滞留によるスコーチを防ぎ、焼けゴムが正規のゴム材料中に混ざり込み、そのままゴム製品中に入り込むことによってゴム製品の不良をもたらす問題を良好に解決することができる。
またゴム押出機に適用した場合、第1スクリューにおける受渡し部のゴム材料を第2スクリューのフライト部で掻き取って行く際に、ゴム材料を引張して引き伸ばし、表面積を増大させることができるために、そのことによって脱気効率を高めることができる利点が得られる。
このようにした場合、第2スクリューのフライト部が受渡し部にある押出材料をより良好に掻き取って行くことができ、脱気室内に押出材料が累積し滞留するのをより効果的に防ぐことができるようになる。
このようにすることで、受渡し部において第1スクリューと第2スクリューとをより接近させること、詳しくは、第1スクリューの受渡し部に対して、第2スクリューのフライト部を上記堰の外周端よりも第1スクリューの径方向内方により深く入り込んだ状態となる位置に接近させることができ、より効率高く押出材料を第2スクリューのフライト部にて掻き取ることができる。
このようにすることで、堰の上流側直前に到った押出材料を円滑に小溝内に導き且つ小溝に沿って流動させることができ、押出材料が小溝を通じて堰を円滑に越流できないことによって堰の直前で滞留するのを改善することができる。
このようにすることで、押出材料を案内部で堰の外周側の小溝に向けて流動案内することができ、堰の上流直前位置で押出材料が滞留してしまうのを更に有効に改善することができる。
この場合においてその案内部はテーパ形状となし、また最大径部が堰の外周面に一致して繋がる形状となしておくことができる。
例えば上流側の1軸目のスクリューが上下向きに配向されていた場合、押出材料の供給口を最適位置に設けることが難しいが、第1スクリューと第2スクリューとを水平方向に配向した場合、供給口を近くの通路側の適宜の位置に配置することが容易であり、押出作業に際しての作業性を良くすることができる。
このようにすると、堰によって形成された狭小通路を通過して交差部の受渡し部に送り込まれて来た押出材料を、第2スクリューの回転によりその送り方向に良好に引張することができ、そのことにより押出材料の表面積をより大きくして脱気効率を高めることができる。
通常、スクリューは軸方向の一端側でのみ回転可能に支持されること、つまり片持ちとされることが多いが、請求項10に従って第1スクリューを両持ちとした場合、第1スクリューを剛性高くしっかりと支持することができ、第1スクリューの芯振れによって第2スクリューとの間のクリアランスが変動してしまうのを良好に防ぐことができる。
またそのことによって、第2スクリューのフライト部と第1スクリューの受渡し部との位置関係を設定した適正な位置関係に保つことができ、受渡し部に流れ込んで来た押出材料に対する第2スクリューのフライト部による良好な掻取りを確保することができる。
このようにすることで第1スクリューの剛性をより一層高剛性とすることができ、そのことによって第1スクリューの芯振れをより一層効果的に防ぐことができる。
これにより押出材料を効果的に薄肉化しつつ交差部の受渡し部即ち脱気室内に流入させることができるとともに、その流入量を多くすることができる。
従って、脱気室内への押出材料の流入量を多くできないことによって、シリンダ前端部の押出口からの押出量を多くできないといった問題を良好に解決でき、脱気室内に流入する押出材料の表面積を大きくすることで脱気効率を高めながら、十分な押出量を確保し易くなる。
この場合には押出機の供給口(投入口)にゴム材料を供給する際、スクリューがゴム材料を噛み込む際に巻き込んだエアや、予めゴム材料中に含まれているエア等を良好に押出機にて除去し、エアを十分に除去した状態でゴム材料を成形型に供給することができる。
但しこの請求項15の製造方法では、請求項2〜12の何れかに記載の2軸ベント式押出機を用いてゴム材料の連続押出しを行い、その後無加圧の状態で加硫して長尺ゴム製品を製造する。
この請求項15のゴム製品の製造方法では、押出機からゴム材料を連続押出しした段階で、ゴム材料中のエアを十分に取り除いておくことができるため、その後において連続押出しした未加硫の押出し品を加硫処理するに際し、蒸気加硫設備を用いなくても、電気式オーブン等の加硫設備を用いて無加圧で加硫処理を行うことが可能となる。
連続押出しした未加硫のゴム成形品中にエアが含まれていると、これを無加圧状態で加硫した場合、含まれているエアによって加硫品が発泡してしまう。
而して無加圧で、即ち蒸気を用いないで加硫処理することができるため、容易に連続加硫を実現することができるとともに、蒸気による加硫のための高価な設備設置費やランニングコストを削減することが可能となる。
図1において、10は射出成形装置で、キャビティ13を内部に備えた成形型12と、射出機14と、押出機16とを有している。
射出機14は、射出シリンダ17内部に射出チャンバ18を有しており、この射出チャンバ18内に設定チャージ量でチャージされたゴム材料を、射出プランジャ20の図中下向きの前進により、射出シリンダ17の前端部のノズル21から成形型12のキャビティ13内に一挙に射出する。
尚射出シリンダ17には、射出チャンバ18内のゴム材料を加熱する加熱手段としての加熱媒体の流路22が設けられている。
また射出シリンダ17には、射出チャンバ18に続いてノズル21に到るストレート形状の射出通路24が形成されている。
この押出機16では、図2に示す供給口30から内部に供給されたテープ状の未加硫のゴム材料が、第1スクリュー32の回転により加熱下で可塑化され、流動化されつつ図2中下向きに前進送りされ、その後第2押出機28の第2スクリュー34(図1参照)に受け渡される。
そして第2スクリュー34に受け渡されたゴム材料が、図1において左向きに前進送りされ、そして第2押出機28の前端部の押出口36から押出通路38を通じて、射出機14の射出チャンバ18内に押し出される。
そして一定時間かけての加硫処理が終了したところで成形型12が開かれて、内部のゴム製品が外部に取り出される。
尚、上記の押出通路38上には逆止弁(逆流防止弁)40が設けられており、射出チャンバ18から第2押出機28内へのゴム材料の逆流が防止されている。
また第2押出機28は第2シリンダ44を有しており、その内側に第2スクリュー34が回転可能に保持されている。
これら第1シリンダ42と第2シリンダ44とには、加熱手段としての熱媒体の流路22が設けられている。
尚連結ブロック46は、第1スクリュー32及び第2スクリュー34のそれぞれの基端側の共通のハウジングをなしている。
即ち第1押出機26及び第2押出機28の共通の構成要素をなしている。
尚、第1押出機26は第2押出機28の上側に配置されており、従って第1押出機26の第1スクリュー32は、第2押出機28の第2スクリュー34の上側に配置されている。
第2スクリュー34は、この駆動モータ48により回転駆動される。
図2に示しているように、第2押出機28には、第2スクリュー34の回転数(回転速度)を検出するセンサ56が設けられており、このセンサ56がコントローラ58に電気的に接続されている。そしてセンサ56からの回転数の情報がコントローラ58へと送られるようになっている。
即ち第1スクリュー32は、軸方向の両端部で両持ち支持されている。
この第1スクリュー32は、図2中下端側で駆動モータ64に作動的に連結され、第1スクリュー32がこの駆動モータ64にて回転駆動されるようになっている。
このコントローラ58にはまた、第2押出機28の駆動モータ48と第1押出機26の駆動モータ64とが電気的に接続され、それぞれがコントローラ58にて回転数制御されるようになっている。
この場合には流量制御弁の弁開度が制御されることで、各駆動モータ48及び64の回転数制御がなされる。
尚、第1スクリュー32の外径D1は、第2スクリュー34の外径D2よりも大径とされている。
またこの第1スクリュー32は、第2スクリュー34よりも短く構成されている。
上流側の第1スクリュー32もまた、図2に示しているように、スクリュー軸部74(以下単に軸部74とする)と、軸部74の外周面から突出し、軸部74の外周面周りに螺旋形状をなすフライト部76と、隣接するフライト部76と76との間に形成される溝(スクリュー溝)78とを有している。
第1スクリュー32には、第2スクリュー34との交差部に隣接した上流部位に、フライト部76と同じ外径を有する堰80が全周に亘り設けられている。
この実施形態において、ゴム材料はこれら小溝84を図6中右向きに通過して流れることで、糸状となって堰80の下流側に隣接した、即ち交差部に形成された受渡し部88に流入する。
つまり小溝84のそれぞれは、第1スクリュー32の軸方向に対して、図6(A)中軸直角方向視においてフライト部76と同じ側に傾斜した形状をなしている。
ここで受渡し部88はその外周側に、図3に示す連結ブロック46に形成された凹所96とともに脱気室98を形成している。
この受渡し部88は、周方向に沿って環状に溝空間89を形成している。溝空間89は上記の脱気室98の一部を成している。
図3において100は、この脱気室98に開口したベント孔であり、脱気室98の内部は、このベント孔100を通じて真空ポンプ102により真空引きされる。
この挿通空間104はまた、図4,図5にも示しているように、その一部が図3に示す連結ブロック46内の凹所96とも繋がっており、従ってこの挿通空間104もまた凹所96と繋がった部分の外周部、つまり第2スクリュー34を除いた部分が脱気室98の一部を形成している。
尚この挿通空間104は、第2スクリュー34の断面円形の且つフライト部52と同じ外径の基部106にて閉鎖されている。
具体的には、受渡し部88は堰80側の端部88aが、堰80の最大外径と同じ外径の端位置から図6(B)中右方向に進むに連れて小径化する円弧形状とされ、またこの端部88aに続く中間部88cが軸方向のストレート形状とされ、更にその中間部88cに続く中径部94側の端部88bが、中間部88cから中径部94に向うに連れて漸次大径化し、そして図中右端で中径部94の外径と一致してその外周面に繋がる円弧形状とされている。
そしてくびれ形状をなす受渡し部88の外周側に形成される溝空間89内部に、第2スクリュー34の軸方向視において、そのフライト部52の外周部が入り込んでいる。
つまり下流側の第2スクリュー34は、第2スクリュー34のフライト部52が、受渡し部88に向けて堰80の外周端よりも第1スクリュー32の径方向内方に入り込んだ位置を通過する状態に、第1スクリュー32に近接して配置してある。
この実施形態において、図2の供給口30から連続的に第1押出機26内部に供給されたテープ状の未加硫のゴム材料は、第1スクリュー32の回転に伴って加熱下に可塑化されつつ流動化して図2中下向きに前進送りされ、図6の堰80の直前上流位置に到る。
ここに到ったゴム材料はテーパ形状の案内部90による案内の下に、第1スクリュー32の軸部74の外周面から堰80の外周部へと移動する。
そして堰80の外周部に到ったゴム材料は、堰80の外周部に沿って一定間隔で多数設けられた小溝84内部に流入した上、その小溝84内部を図中右向きに流動する。
従ってゴム材料は円滑に小溝84を通過することができる。
このときゴム材料は表面積が増大しており、その状態で脱気室98内で真空引きされることで、ゴム材料中に含まれていたエアが良好に吸引除去される。
そうすると受渡し部88に累積し滞留したゴム材料が高温下でスコーチを起してしまう恐れが生ずる。
そして最終的に第2押出機28の前端部の押出口36から射出機14内部に押し出され、その後射出プランジャ20の図1中下向きの前進により、成形型12のキャビティ13内に射出され、成形型12内で所定時間加熱加硫されてゴム製品となる。
とすることが可能である。
また脱気室98へのゴム材料の流入量(流入速度)が、脱気室98からのゴム材料の流出量(流出速度)よりも多い(速い)ことによって脱気室98内にゴム材料が累積し、そのことによってベント孔100が塞がれるベントアップの発生を良好に防ぐことが可能となる。
更に第2スクリュー34のフライト部52が受渡し部88からのゴム材料を掻き取る際に、ゴム材料を引張し引き伸ばすために脱気室98での脱気の効率をより一層高めることができる。
特に受渡し部88の形状が第2スクリュー34のフライト部52の外周形状に対応したくびれ形状となしてあるため、受渡し部88のゴム材料を確実に掻き取って行くことができる。
これにより脱気室98内にゴム材料が累積し滞留するのをより確実に防ぐことができるようになる。
またそのことによって、第2スクリュー34のフライト部52と第1スクリュー32の受渡し部88との位置関係を設定した適正な位置関係に保つことができ、受渡し部88に流れ込んで来たゴム材料に対する第2スクリュー34のフライト部52による良好な掻取りを確保することができる。
これによりゴム材料を効果的に薄肉化しつつ、交差部の受渡し部88即ち脱気室98内に流入させることができるとともに、第1スクリュー32の回転数を特に高めないでも(回転数を高めるとゴム材料による発熱が大となってしまう)その流入量を多くすることができる。
従って、脱気室98内へのゴム材料の流入量を多くできないことによって、第2シリンダ44前端部の押出口36からの押出量を多くできないといった問題を良好に解決でき、脱気室98内に流入するゴム材料の表面積を大きくすることで脱気効率を高めながら、十分な押出量を確保し易くなる。
尚、本例で示した防振ゴム品には、本体がゴムのみからなる防振ゴム品、内部に非圧縮性流体が封入された流体室を備える防振ゴム品等、あらゆる防振ゴム品が含まれる。
また、本例では防振ゴム品を例にして本発明を説明したが、OA機器関連製品としてのロール品等のゴム製品にも好適に適用され得る。
図7は、その一例としてゴムホースを製造する際の押出機として用いた例を示している。
この例では、押出機16の先端部に設けたヘッド120に対して樹脂製のマンドレル122を連続的に通過させながら、ヘッド120においてマンドレル122を被覆する状態にゴム材料を連続押出しする。
そしてヘッド120から、マンドレル122を被覆する状態に円筒状に押し出された未加硫のゴムホース124Aを、その進行方向下流側に配置した電気式オーブンから成る無加圧の加硫設備126に連続的に通し、加硫設備126内で未加硫のゴムホース124Aを連続加硫し、長尺の加硫後のゴムホース124を製造する。
尚、加硫後のゴムホース124とマンドレル122とはその後に分離され、また加硫後の長尺のゴムホース124はその後において適宜の長さに切断される。
連続押出しした未加硫ゴムホース124Aにエアが含まれていると、これを無加圧状態で加硫した場合、含まれているエアによって加硫品が発泡してしまうが、この例の製造方法では、押出機16から押し出したゴム材料からエアを十分に除去しておくことができるため、無加圧で加硫処理を行ってもそのような発泡を防ぐことができ、無発泡の良好な製品を得ることが可能となる。
而して無加圧で、即ち蒸気を用いないで加硫処理することができるために容易に連続加硫を実現することができるとともに、蒸気による加硫のための高価な設備設置費やランニングコストを削減することが可能となる。
例えば上流側の第1スクリューと下流側の第2スクリューとは直角以外の角度で交差させておいても良いし、また本発明は各種用途の押出機に適用することが可能であり、更に上記の受渡し部88の形状を他の様々な形状となすことが可能である。
また上記の実施形態では堰80の外周部に沿って小溝84を多数設け、全体の小溝84をもって狭小通路86を形成しているが、図8に示したような堰218をフライト部とフライト部との間に設け、その堰とシリンダ内面との間の隙間をもって狭小通路となすことも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
12 成形型
13 キャビティ
14 射出機
16 押出機
32 第1スクリュー
34 第2スクリュー
52,76 フライト部
80 堰
84 小溝
86 狭小通路
88 受渡し部
90 案内部
98 脱気室
100 ベント孔
Claims (15)
- 2つの単軸のスクリューを重なり合うように交差して設け、上流側の1軸目の第1スクリューは、交差部に隣接した上流部位に堰を有して該堰により押出材料の狭小通路を形成するとともに、該交差部には、スクリュー軸部の外周面に該堰の最外径よりも小径となる該押出材料の受渡し部を有し、該受渡し部の外周側にベント孔を通じ真空吸引される脱気室を形成するものとなしてあり、
下流側の第2スクリューは、該第2スクリューの軸方向視において該第2スクリューのフライト部が前記受渡し部に向けて前記堰の外周端よりも前記第1スクリューの径方向内方に入り込んだ状態となる位置に、前記第1スクリューに近接して配置してあり、
前記第1スクリューの、前記狭小通路を通じて前記受渡し部に流れ込んだ押出材料を、該受渡し部に対して交差する前記第2スクリューが前記フライト部で掻き取って前進送りするようになしてあることを特徴とする2軸ベント式押出機。 - 請求項1において、前記押出材料がゴム材料であることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記受渡し部が、前記第1スクリューの軸方向において前記堰から前記第2スクリューの径方向の中心に向って小径となる形状となしてあることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項3において、前記受渡し部が、軸方向両端から中間部に向って小径化するくびれ形状をなしており、前記第2スクリューのフライト部が、該第2スクリューの前記軸方向視において、該くびれ形状の外周側に形成される溝空間に入り込んだ状態に位置している
ことを特徴とする2軸ベント式押出機。 - 請求項1〜4の何れかにおいて、前記第1スクリューの前記受渡し部がフライト部を有していないことを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1〜5の何れかにおいて、前記狭小通路が、前記堰の外周部に形成された複数の小溝からなっており、該小溝が、前記第1スクリューの軸方向に対して、前記交差部の前記受渡し部側に進むに連れて該第1スクリューに対する前記押出材料の相対回転方向に移行する形状の傾斜形状とされていることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項6において、前記第1スクリューの外周部には、前記堰に隣接した上流部位に該堰に向って大径化する案内部が設けてあることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1〜7の何れかにおいて、前記第1スクリューと第2スクリューとがそれぞれ水平方向に配向されていることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1〜8の何れかにおいて、前記第2スクリューは、外周部における前記第1スクリュー側の部位が、該第1スクリューによる前記押出材料の送り方向に回転するものとなしてあることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1〜9の何れかにおいて、前記第1スクリューは、軸方向の両端部が回転可能に支持されていることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1〜10の何れかにおいて、前記第1スクリューは、前記第2スクリューよりも短いものであることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項1〜11の何れかにおいて、前記第1スクリューのフライト部の外径が、前記第2スクリューのフライト部の外径よりも大径であることを特徴とする2軸ベント式押出機。
- 請求項2〜12の何れかに記載の2軸ベント式押出機を用いてゴム材料を成形型のキャビティに注入し、該成形型で加硫してゴム製品を得ることを特徴とするゴム製品の製造方法。
- 請求項2〜12の何れかに記載の2軸ベント式押出機を用いてゴム材料の押し出しを行い、押出し後の脱気状態のゴムを加硫してゴム製品を得ることを特徴とするゴム製品の製造方法。
- 請求項2〜12の何れかに記載の2軸ベント式押出機を用いてゴム材料の連続押出しを行い、押出し後の脱気状態のゴム押出し品を無加圧の状態で加硫して長尺ゴム製品を得ることを特徴とするゴム製品の製造方法。
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