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JP6063081B2 - 積層造形装置 - Google Patents

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JP6063081B2
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Description

この発明は、積層造形装置に関する。
レーザ光による金属の積層造形においては、窒素ガスで充満されたチャンバ内に配置され且つ上下方向に移動可能な造形テーブル上に造形プレートを取り付け、前記造形プレートを覆うように非常に薄い材料粉体層を形成し、この材料粉体層の所定箇所にレーザ光を照射して照射位置の材料粉体を焼結させる工程を繰り返すことによって、造形プレート上に所望の造形物を形成する。
一般に、金属粉末を所定の硬度や密度を保って焼結するには、造形テーブルの温度を50℃〜150℃(粉末材料により異なる)に上げて保たなければならない。造形テーブル上に造形プレートをセッティングする時は常温である必要があるので、作業の段取り時間短縮のためには、造形テーブルをできるだけ早く所定の温度に上昇させる必要がある。また、造形終了後にできるだけ早く造形物に触れられるように、造形テーブルを積層造形終了後に冷却することが必要になる。しかし、この温度変化は造形テーブルの駆動機構の熱変形を引き起こす原因になり、造形物の積層造形の精度に影響する。 また、造形時間は一般に数十時間以上必要なので、造形中に加熱された造形テーブルから、材料粉体を介して駆動機構へ熱が伝わる場合もあり、このような経路で伝達された熱によっても、造形物の積層造形の精度が影響される。
特許文献1では、造形テーブルを効率的に加熱及び冷却するために、上下方向に移動可能なテーブルの上側に冷却管またはヒートパイプを支持する基台を設け、基台の上に基板を取り付け、基台とテーブルの間に空隙または断熱材を設けている。
特許第4566286号公報
特許文献1の構成によっても、冷却管またはヒートパイプからテーブルの駆動機構への熱の移動はある程度は抑制することができるが、それでも駆動機構の熱変位の抑制は不十分であり、積層造形の精度を十分に高めることが難しい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、積層造形の精度を高めることができる積層造形装置を提供するものである。
本発明によれば、所要の造形領域を覆い且つ所定濃度の不活性ガスで充満されるチャンバと、前記造形領域に設けられ且つ駆動機構によって上下方向に移動可能に構成された造形テーブルを備え、前記造形テーブルは、温度調節可能に構成され、前記造形テーブルと前記駆動機構の間に、又は前記駆動機構内部に、温度が略一定に維持される恒温部が設けられる、積層造形装置が提供される。
本発明の積層造形装置では、前記造形テーブルと前記駆動機構の間に、又は前記駆動機構内部に、温度が略一定に維持される恒温部が設けられる。この恒温部は、造形テーブルが加熱されているか冷却されているかに関わらず、常に略一定の温度に維持されるように温度制御される。このような恒温部を造形テーブルと前記駆動機構の間や、駆動機構の内部に設けることによって、造形テーブルからの熱による駆動機構の熱変形が抑制されるので、積層造形の精度を高めることができる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記駆動機構は、ガイドベースと、前記ガイドベースに対して上下方向に駆動可能であり且つ前記造形テーブルの下側に配置されるスライドベースを備え、前記恒温部は、前記造形テーブルと前記スライドベースの間に設けられる。
好ましくは、前記造形テーブルは、天板と、前記天板の下側に設けられ且つ前記天板の温度調節が可能な温調部を備え、前記恒温部は、前記温調部と前記スライドベースの間に設けられる。
好ましくは、前記温調部は、前記天板の下側に配置され且つ前記天板を加熱可能な加熱器と、前記加熱器の下側に配置され且つ前記天板を冷却可能な冷却器を備え、前記恒温部は、前記冷却器の下側に設けられる。
好ましくは、前記恒温部と前記造形テーブルの間に断熱板が設けられる。
好ましくは、前記造形テーブルを取り囲み且つ前記造形テーブル上に供給される材料粉体を保持する粉体保持壁を備え、前記駆動機構は、ガイドベースと、前記ガイドベースに対して上下方向に駆動可能であり且つ前記造形テーブルの下方に配置されるスライドベースを備え、前記ガイドベースは、前記粉体保持壁に直接又は接続部材を介して連結され、前記恒温部は、前記ガイドベース又は前記接続部材に設けられる。
好ましくは、前記恒温部は、配管と、その内部を流れる略一定の温度の媒体によって構成される。
本発明の一実施形態の積層造形装置の概略構成図である。 粉体層形成装置3及びレーザ光照射部13の斜視図である。 リコータヘッド11の斜視図である。 リコータヘッド11の別の角度から見た斜視図である。 図2の粉体層形成装置3の造形テーブル5の位置を下げた状態の斜視図である。 図5を別の角度から見た斜視図である。 図5から抜き出した駆動機構31及び造形テーブル5の斜視図である。 図6のスライドベース86をガイドベース85から外した状態を示す斜視図である。 図7中のスライドベース86及び造形テーブル5の分解斜視図である。 (a)は所望形状の造形物47の斜視図、(b)は、(a)の造形物のモデル48の斜視図、(c)は、(b)のモデル48を所定単位高で水平面で分割した状態を示す斜視図である。 焼結層50を積層させて得られる造形物47の斜視図である。 本発明の一実施形態の積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。 本発明の一実施形態の積層造形装置を用いた積層造形方法の説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
図1に示すように、本発明の一実施形態の積層造形装置は、所要の造形領域Rを覆い且つ所定濃度の不活性ガスで充満されるチャンバ1と、チャンバ1内で移動しながら造形領域R上に材料粉体を供給して材料粉体層8を形成するリコータヘッド11と、材料粉体層8の所定箇所にレーザ光Lを照射して照射位置の材料粉体を焼結させるレーザ光照射部13を備える。
チャンバ1内には、粉体層形成装置3が設けられる。粉体層形成装置3は、造形領域Rを有するベース4と、ベース4上に配置され且つ水平1軸方向(矢印B方向)に移動可能に構成されたリコータヘッド11と、リコータヘッド11の移動方向に沿って造形領域Rの両側に設けられた細長部材9r,9lとを備える。造形領域Rには、駆動機構31によって駆動されて上下方向(図1の矢印A方向)に移動可能な造形テーブル5が設けられる。積層造形装置の使用時には、造形テーブル5上に造形プレート7が配置され、造形テーブル5上に材料粉体層8が形成される。
造形テーブル5を取り囲むように粉体保持壁26が設けられており、粉体保持壁26と造形テーブル5によって囲まれる粉体保持空間に未焼結の材料粉体が保持される。粉体保持壁26の下側には、粉体保持空間内の材料粉体を排出可能な粉体排出部27が設けられ、積層造形の完了後に、造形テーブル5を降下させることによって、未焼結の材料粉体が粉体排出部27から排出され、排出された材料粉体は、シューターガイド28によってシューターに案内され、シューターを通じてバケット(共に図示せず)に収容される。
リコータヘッド11は、図2〜図4に示すように、材料収容部11aと、材料収容部11aの上面に設けられた上面開口部11bと、材料収容部11aの底面に設けられ且つ材料収容部11a内の材料粉体を排出する材料排出口11cとを備える。材料排出口11cは、リコータヘッド11の移動方向(矢印B方向)に直交する水平1軸方向(矢印C方向)に延びるスリット状の細長い形状を有する。リコータヘッド11の両側面には材料排出口11cから排出された材料粉体を平坦化して材料粉体層8を形成するスキージングブレード11fb,11rbが設けられる。また、リコータヘッド11の両側面には、材料粉体の焼結時に発生するヒュームを吸引するヒューム吸引部11fs,11rsが設けられる。ヒューム吸引部11fs,11rsは、リコータヘッド11の移動方向(矢印B方向)に直交する水平1軸方向(矢印C方向)に沿って設けられる。材料粉体は、例えば、金属粉(例:鉄粉)であり、例えば平均粒径20μmの球形である。
細長部材9r,9lにはそれぞれリコータヘッド11の移動方向(矢印B方向)に沿って開口部が設けられる。これらの開口部の一方が不活性ガス供給口として利用され、他方が不活性ガス排出口として利用されることによって、造形領域R上に矢印C方向の不活性ガスの流れができるので、造形領域Rで発生したヒュームがこの不活性ガスの流れに沿って容易に排出される。なお、本明細書において、「不活性ガス」とは、材料粉体と実質的に反応しないガスであり、窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガスなどが例示される。
チャンバ1の上方にはレーザ光照射部13が設けられる。図2に示すように、レーザ光照射部13は、レーザ光Lを出力するレーザ光源42と、レーザ光源42から出力されたレーザ光Lを二次元走査する一対のガルバノスキャナ43a,43bと、レーザ光Lを集光する集光レンズ44とを備える。ガルバノスキャナ(X軸スキャナ)43aは、レーザ光Lを矢印B方向(X軸方向)に走査し、ガルバノスキャナ(Y軸スキャナ)43bは、レーザ光Lを矢印C方向(Y軸方向)に走査する。スキャナ43a,43bは、それぞれ、回転角度制御信号の大きさに応じて回転角度が制御されるので、スキャナ43a,43bに入力する回転角度制御信号の大きさを変化させることによって所望の位置にレーザ光Lの照射位置を移動させることが可能になっている。集光レンズ44の例は、fθレンズである。
集光レンズ44を通過したレーザ光Lは、チャンバ1に設けられたウィンドウ1aを透過して造形領域Rに形成された材料粉体層8に照射される。レーザ光Lは、材料粉体を焼結可能なものであればその種類は限定されず、例えば、COレーザ、ファイバーレーザ、YAGレーザなどである。ウィンドウ1aは、レーザ光Lを透過可能な材料で形成される。例えば、レーザ光Lがファイバーレーザ又はYAGレーザの場合、ウィンドウ1aは石英ガラスで構成可能である。
チャンバ1の上面には、ウィンドウ1aを覆うようにヒューム付着防止部17が設けられる。付着防止部17は、円筒状の筐体17aと、筐体17a内に配置された円筒状の拡散部材17cを備える。筐体17aと拡散部材17cの間に不活性ガス供給空間17dが設けられる。また、筐体17aの底面には、拡散部材17cの内側に開口部17bが設けられる。拡散部材17cには多数の細孔17eが設けられており、不活性ガス供給空間17dに供給された清浄な不活性ガスは細孔17eを通じて清浄空間17fに充満される。そして、清浄空間17fに充満された清浄な不活性ガスは、開口部17bを通じて付着防止部17の下方に向かって噴出される。
図2に示すように、駆動機構31は、ガイドベース85と、ガイドベース85に対して上下方向に駆動可能であり且つ造形テーブル5の下側に配置されるスライドベース86を備える。ガイドベース85には、スライド機構87とネジ送り機構88が取り付けられている。
図5〜図8に示すように、粉体保持壁26は、接続部材89を介してガイドベース85に固定されている。また、図7〜図8に示すように、スライド機構87は、レール87aと、レール87aに沿ってスライド移動可能なスライド部材87bを備える。一方、ネジ送り機構88は、ネジ軸88aと、ネジ軸88aに螺合されたナット部材88bと、ネジ軸88aを回転駆動するモーター88cを備える。図8に示すように、4つのスライド部材87bがスライドベース86の取付部86aに固定され、ナット部材88bがスライドベース86の取付部86bに固定される。そして、モーター88cの回転に伴ってナット部材88bがネジ送りされて上下方向に移動すると、それに伴ってスライドベース86がスライド機構87によって案内されながら上下方向に移動し、その結果、造形テーブル5が上下方向に移動する。
図8〜図9に示すように、造形テーブル5は、天板5a及び3つの支持板5b,5c,5dを備える。天板5aとこれに隣接する支持板5bの間には天板5aを加熱可能な加熱器92が配置されている。また、支持板5bの下側の2枚の支持板5c,5dの間には天板5aを冷却可能な冷却器93が配置されている。造形テーブル5は、加熱器92及び冷却器93によって温度調節可能に構成されており、加熱器92及び冷却器93が特許請求の範囲の「温調部」を構成する。なお、図9に示される実施形態では、管材(パイプ)を支持板5c,5dの間に挟み込むようにして冷却器93を構成しているが、例えば、支持板5c,5d(板材)の一方または両方に配管穴を形成し支持板5c,5dを合わせることによって支持板5c,5dに直接冷却配管を形成するようにして冷却器93を構成するようにすることができる。
スライドベース86の上部には、梁状の一対の取付部86cが設けられており、取付部86c上に温度が略一定に維持される恒温部91が配置される。恒温部91は、一例では、配管と、その内部を流れる略一定の温度の媒体(例:水)によって構成される。図9に示すように、恒温部91を構成する配管が一対の支持板91a,91bによって挟まれて支持されている。恒温部91と造形テーブル5の間に断熱板90が設けられている。断熱板90を設けることによって造形テーブル5から恒温部91への熱の移動が抑制され、造形テーブル5の効率的な加熱及び冷却が可能になる。なお、冷却器93と同様に、実施形態では、管材を支持板91a,91bの間に挟み込むようにして恒温部91を構成しているが、例えば、支持板91a,91b(板材)の一方または両方に配管穴を形成し支持板91a,91bを合わせることによって支持板91a,91bに直接配管を形成するようにして恒温部91を構成するようにすることができる。
次に、チャンバ1への不活性ガス供給系統と、チャンバ1からのヒューム排出系統について説明する。
チャンバ1への不活性ガス供給系統には、不活性ガス供給装置15と、ヒュームコレクタ19が接続されている。不活性ガス供給装置15は、不活性ガスを供給する機能を有し、例えば、不活性ガスのガスボンベである。ヒュームコレクタ19は、その上流側及び下流側にダクトボックス21,23を有する。チャンバ1から排出されたガス(ヒュームを含む不活性ガス)は、ダクトボックス21を通じてヒュームコレクタ19に送られ、ヒュームコレクタ19においてヒュームが除去された不活性ガスがダクトボックス23を通じてチャンバ1へ送られる。このような構成により、不活性ガスの再利用が可能になっている。
不活性ガス供給系統は、図1に示すように、チャンバ1の上部供給口1bと、付着防止部17の不活性ガス供給空間17dと、細長部材9lにそれぞれ接続される。上部供給口1bを通じてチャンバ1の造形空間1d内に不活性ガスが充填される。細長部材9l内に供給された不活性ガスが開口部を通じて造形領域R上に排出される。
本実施形態では、ヒュームコレクタ19からの不活性ガスが上部供給口1bに送られ、不活性ガス供給装置15からの不活性ガスが不活性ガス供給空間17d及び細長部材9lに送られるように構成されている。ヒュームコレクタ19からの不活性ガス中には除去しきれなかったヒュームが残留するおそれがあるが、本実施形態の構成では、ヒュームコレクタ19からの不活性ガスが特に高い清純度が要求される空間(清浄空間17f及び造形領域R近傍の空間)に供給されないので、残留ヒュームの影響を最小限にすることができる。
チャンバ1からのヒューム排出系統は、図1に示すように、チャンバ1の上部排出口1cと、リコータヘッド11のヒューム吸引部11fs,11rs、及び細長部材9rにそれぞれ接続される。上部排出口1cを通じてチャンバ1の造形空間1d内の、ヒュームを含む不活性ガスが排出されることによって、造形空間1d内に上部供給口1bから上部排出口1cに向かう不活性ガスの流れが形成される。リコータヘッド11のヒューム吸引部11fs,11rsは、リコータヘッド11が造形領域R上を通過する際に造形領域Rで発生したヒュームを吸引することができる。また、細長部材9rの開口部を通じてヒュームを含む不活性ガスがチャンバ1外に排出される。ヒューム排出系統は、ダクトボックス21を通じてヒュームコレクタ19に接続されており、ヒュームコレクタ19においてヒュームが取り除かれた後の不活性ガスが再利用される。
次に、上記の積層造形装置を用いた粉末焼結積層造形方法について説明する。
ここでは、図10(a)に示す三次元形状を有する造形物47を積層造形によって生成する場合を例に挙げて説明を進める。
まず、図10(b)〜(c)に示すように、所望の三次元形状を有する造形物47をコンピュータ上でモデル化した造形物モデル48を所定単位高で水平面で分割して分割層49a,49b,・・・49fを形成する。次に、図10〜図13に示すように、材料粉体層8に対してレーザ光Lを照射して材料粉体を選択的に焼結させて分割層49a,49b,・・・49fに対応した形状を有する焼結層50a,50b,・・・50fを形成すると共にこれらの層を互いに融合させることによって、造形物47を形成する。分割層49a,49b,・・・49fのそれぞれの輪郭形状で囲まれた領域がレーザ光Lを照射すべき照射領域45a,45b,・・・45fとなる。分割層、焼結層、及び照射領域は、それぞれ、分割層49、焼結層50、及び照射領域45とも称する。
このように、造形物モデル48の各分割層49の輪郭形状で囲まれた照射領域45にレーザ光Lを照射して照射領域45内の材料粉体層8の材料粉体を選択的に焼結することを繰り返することによって、造形物47が生成される。
次に、焼結層50を形成する方法を詳細に説明する。
まず、造形テーブル5上に造形プレート7を載置した状態で造形テーブル5の高さを適切な位置に調整し、造形テーブル5に内蔵された加熱器92を作動させて造形テーブル5を適切な温度(材料にもよるが50〜150℃程度)にまで上昇させる。この際、造形テーブル5の温度を素早く上昇させるために冷却器93は停止させている。また、恒温部91を構成する配管には、常時、略一定温度の媒体を流通させて、恒温部91の温度が略一定に維持されるようにしている。
この状態で材料収容部11a内に材料粉体が充填されているリコータヘッド11を図1の矢印B方向に造形領域Rの左側から右側に移動させることによって、造形テーブル5上に1層目の材料粉体層8を形成する。
次に、材料粉体層8中の所定部位にレーザ光Lを照射することによって材料粉体層8のレーザ光照射部位を焼結させることによって、図12に示すように、1層目の焼結層50aを得る。
次に、造形テーブル5の高さを材料粉体層8の1層分下げ、リコータヘッド11を造形領域Rの右側から左側に移動させることによって、焼結層50aを覆うように造形テーブル5上に2層目の材料粉体層8を形成する。
次に、上記と同様の方法に従って、材料粉体層8中の所定部位にレーザ光Lを照射することによって材料粉体層8のレーザ光照射部位を焼結させることによって、図13に示すように、2層目の焼結層50bを得る。
以上の工程を繰り返すことによって、3層目の焼結層50c、4層目の焼結層50d、5層目以降の焼結層が形成される。隣接する焼結層は、互いに強く固着される。
積層造形の完了後は、加熱器92を停止させ、冷却器93を作動させることによって造形テーブル5の温度を低下させる。本実施形態では、造形テーブル5のスライドベース86の間に恒温部91が設けられているので、加熱器92で発生した熱は、恒温部91に到達すると恒温部91によって除去される。このため、加熱器92からの熱は、ほとんど又は全くスライドベース86に伝達されない。従って、積層造形が数十時間に渡って続けられても、造形テーブル5の熱によってスライドベース86はほとんど又は全く加熱されることがなく、冷却器93を作動させると造形テーブル5の温度が速やかに低下する。一方、従来技術のように恒温部91がない場合には、スライドベース86に大量の熱が蓄えられることになり、冷却器93を作動させた際の造形テーブル5の温度低下にかかる時間が長くなってしまい、その結果、造形物の取り出しに時間がかかり、生産性が低下してしまう。また、恒温部91を設けることによって駆動機構31に流入する熱の量が低減されるので、駆動機構31の熱変形が抑制されて、積層造形の精度が向上する。
本実施形態では、造形テーブル5とスライドベース86の間に恒温部91を設けているが、恒温部91は、別の位置に設けてもよい。図5に示すように造形テーブル5がある程度下がった状態では粉体保持壁26で囲まれた空間内に大量の材料粉体が収容されており、造形テーブル5又はレーザ光Lによって材料粉体が加熱されると、材料粉体からの熱は、図6〜図8に示すように、粉体保持壁26及び接続部材89を通じてガイドベース85に到達して、ガイドベース85を熱変形させる。このような経路による熱流入によってガイドベース85が熱変形することを抑制すべく、ガイドベース85又は接続部材89に、温度が略一定に維持される恒温部を設けることができる。恒温部は、具体的には、ガイドベース85又は接続部材89に配管を設け、この配管内に略一定温度の媒体を常時流通させることによって構成することができる。なお、接続部材89は必須ではなく、ガイドベース85を粉体保持壁26に直接連結してもよく、その場合、恒温部は、ガイドベース85に設けることができる。
ガイドベース85に恒温部を設ける場合、熱の影響をできるだけ小さくするために、恒温部は、粉体保持壁26に隣接した位置に設けることが好ましい。
なお、恒温部は、駆動機構31内部の任意の位置に設けることができ、例えばスライドベース86に設けてもよい。
1:チャンバ、3:粉体層形成装置、5:造形テーブル、8:材料粉体層、11:リコータヘッド、13:レーザ光照射部、17:ヒューム付着防止部、26:粉体保持壁、27:粉体排出部、28:シューターガイド、29:シューター、31:駆動機構、42:レーザ光源、43a,43b:ガルバノスキャナ、44:集光レンズ、45:照射領域、47:造形物、48:造形物モデル、49:分割層、50:焼結層、85:ガイドベース、86:スライドベース、87:スライド機構、88:ネジ送り機構、89:接続部材、90:断熱板、91:恒温部
L:レーザ光

Claims (5)

  1. 所要の造形領域を覆い且つ所定濃度の不活性ガスで充満されるチャンバと、
    前記造形領域に設けられ且つ駆動機構によって上下方向に移動可能に構成された造形テーブルを備え、
    前記駆動機構は、ガイドベースと、前記ガイドベースに対して上下方向に駆動可能であり且つ前記造形テーブルの下方に配置されるスライドベースと、前記ガイドベースに支持されるネジ軸と前記スライドベースに固定され前記ネジ軸に螺合するナット部材とでなり前記ガイドベースに取り付けられるネジ送り機構と、を有し、
    前記造形テーブルは、温度調節可能に構成され、
    前記造形テーブルと前記駆動機構の間であって、前記駆動機構の前記スライドベースの上部に、温度が略一定に維持される恒温部が設けられ、
    前記ガイドベースと前記スライドベースは、レールと前記レールに沿ってスライド移動可能なスライド部材を含むスライド機構を介して接続され、
    前記スライド部材は、前記スライドベースの上下方向の中央よりも下方に位置する取付部に固定される、積層造形装置。
  2. 前記ナット部材は、前記恒温部とは接触しないように前記スライドベースに固定される、請求項1に記載の積層造形装置。
  3. 所要の造形領域を覆い且つ所定濃度の不活性ガスで充満されるチャンバと、
    前記造形領域に設けられ且つ駆動機構によって上下方向に移動可能に構成された造形テーブルを備え、
    前記駆動機構は、ガイドベースと、前記ガイドベースに対して上下方向に駆動可能であり且つ前記造形テーブルの下方に配置されるスライドベースと、前記ガイドベースに支持されるネジ軸と前記スライドベースに固定され前記ネジ軸に螺合するナット部材とでなり前記ガイドベースに取り付けられるネジ送り機構と、を有し、
    前記造形テーブルは、温度調節可能に構成され、
    前記造形テーブルと前記駆動機構の間であって、前記駆動機構の前記スライドベースの上部に、温度が略一定に維持される恒温部が設けられ、
    前記ナット部材は、前記恒温部とは接触しないように前記スライドベースに固定され
    前記ナット部材は、前記スライドベースの上下方向の中央よりも下方に位置する取付部に固定される、積層造形装置。
  4. 前記ナット部材は、前記スライドベースの側面に固定される、請求項2又は請求項3に記載の積層造形装置。
  5. 前記造形テーブルを取り囲み且つ前記造形テーブル上に供給される材料粉体を保持する粉体保持壁を備え、
    前記ガイドベースは、前記粉体保持壁に接続部材を介して連結され、
    前記接続部材に前記恒温部がさらに設けられる請求項1〜請求項の何れか1つに記載の積層造形装置。
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