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JP5920111B2 - 通信制御装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

通信制御装置、通信システム及び通信方法 Download PDF

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JP5920111B2
JP5920111B2 JP2012185436A JP2012185436A JP5920111B2 JP 5920111 B2 JP5920111 B2 JP 5920111B2 JP 2012185436 A JP2012185436 A JP 2012185436A JP 2012185436 A JP2012185436 A JP 2012185436A JP 5920111 B2 JP5920111 B2 JP 5920111B2
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Description

本明細書で論じられる実施態様は、複数の無線通信装置へのデータ送信を制御する通信制御装置、通信システム及び通信方法に関する。
この種の通信システムでは、移動局装置が基地局装置のセル内又はセル間を自由に移動することがあり、移動局装置の移動や電波環境の経時変化に応じて移動局装置が信号を受信する受信品質に変化が生じる。例えば受信品質が劣化すると、移動局装置へのデータの送信効率が低下し、時には移動局装置との通信が断絶することがある。
関連する技術として、複数のデバイスから1のデバイスを選択するステップと、選択した1のデバイスについて、この選択した1のデバイスから伝送するデータの伝送サイズおよび他のデバイスの利用可能な伝送期間を用いてログ・データをサーバに伝送する開始時刻および終了時刻を含む伝送期間を計算するステップを含むデータロギング方法が知られている。
また、ネットワークのトラフィック状況を含む動的性能を含む計算リソース情報を管理する計算リソース情報管理手段と、計算リソース情報とリクエストの内容とに基づいて、分割されたそれぞれのジョブを複数の計算機に動的に割り当てる管理を行うジョブスケジューリング管理手段を備える異種混合計算機接続システムが知られている。
また、使用予定数分のチャネルを確保できるまで待ってこの使用予定数分のチャネルを使用してデータ通信を行った場合の予想通信終了時間を算出する第1の予想終了時間算出手段と、使用予定数分の空きチャネルが無いと判別された際、現在の空きチャネルだけを使用して直ちにデータ通信を開始した場合の予想通信終了時間を算出する第2の予想終了時間算出手段と、これら2つの予想通信終了時間を比較して予想通信終了時間の早い方の通信形態を選択する選択手段と、選択手段により選択された通信形態でデータ通信を行うように制御する制御手段を備える通信端末装置が知られている。
特表2006−523984号公報 特開2005−56201号公報 特開平6−205071号公報
無線通信装置へのデータの送信効率を向上するために、例えば、無線通信装置における将来の受信品質を予測して、予測結果に基づいて無線通信装置へのデータ送信の実行及び停止する等の手法が考えられる。しかし、この手法によると、予測結果に応じて送信開始時刻が決定されるため、データの送信開始の遅れによってデータ送信完了時刻が遅れるおそれがある。
また、データを受信する無線通信装置が複数個存在すると、これらの無線通信装置に対するデータ送信が重なることによりデータの送信動作が不適切になる恐れがある。例えば、データを受信する複数の無線通信装置の受信品質の変動が類似する場合を想定する。例えばこのような状態は、データを受信する複数の無線通信装置が公共交通機関等でまとまって移動する場合に発生しうる。
無線通信装置の受信品質が一斉に良くなると、無線通信装置へのデータ送信が集中して発生し個々のデータ受信速度が低下する。無線通信装置の受信品質が悪くなると、無線リソースが余っていても一斉にデータ送信が停止する。このためデータ送信完了時刻が遅れるおそれがある。
本明細書に開示される装置又は方法は、複数の無線通信装置へ送信されるデータが同時に存在する場合に、送信完了時刻を考慮したデータの送信制御を行うことを目的とする。
装置の一観点によれば通信制御装置が与えられる。通信制御装置は、複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定める開始時刻候補指定部と、複数の候補においてそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出する終了時刻算出部と、終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を用いて複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定する最適化処理部を備える。
装置の他の一観点によれば、データを受信する複数の無線通信装置と、ネットワークを介して複数の無線通信装置と接続される通信制御装置を含む通信システムが与えられる。通信制御装置は、複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定める開始時刻候補指定部と、複数の候補においてそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出する終了時刻算出部と、終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を用いて複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定する最適化処理部と、決定された送信開始時刻を複数の無線装置へ送信する開始時刻送信部を備える。
方法の一観点によれば通信方法が与えられる。通信方法は、複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定めることと、複数の候補においてそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出することと、終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を用いて複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定することを含む。
本明細書に開示される装置又は方法によれば、複数の無線通信装置へ送信されるデータが同時に存在する場合に、送信完了時刻を考慮したデータの送信制御が可能になる。
通信システムの構成例の説明図である。 制御サーバ装置の一例の機能構成図である。 (A)は路線情報の一例の説明図であり、(B)はダイヤグラム情報の一例の説明図であり、(C)は品質データベースの一例の説明図であり、(D)は移動局装置について予測された受信品質の説明図である。 移動局装置の一例の機能構成図である。 制御サーバ装置の動作の第1例の説明図である。 移動局装置の動作の一例の説明図である。 制御サーバ装置の動作の第2例の説明図である。 (A)及び(B)は、2つの移動局装置の期待データレートの説明図である。 (A)及び(B)は、2つの移動局装置の実際のデータレートの一例の説明図(その1)である。 (A)及び(B)は、2つの移動局装置の実際のデータレートの一例の説明図(その2)である。 (A)及び(B)は、2つの移動局装置の実際のデータレートの一例の説明図(その3)である。 制御サーバ装置のハードウエア構成の一例の説明図である。 移動局装置のハードウエア構成の一例の説明図である。
<1.第1実施例>
<1.1.通信システムの構成例>
以下、添付する図面を参照して好ましい実施例について説明する。図1は、通信システムの構成例の説明図である。通信システム1は、制御サーバ装置2と、ゲートウエイ装置3と、基地局装置4a及び4bと、移動局装置5a〜5cを備える。
制御サーバ装置2は、コンテンツサーバ装置101から移動局装置5a〜5cへ配信されるコンテンツデータの送信開始時刻を制御する。コンテンツサーバ装置101は、移動局装置5a〜5cに対してネットワーク100を介して、ウェブサイトのページ、ニュース情報、音楽又は動画等のコンテンツデータの配信のサービスを行うコンテンツ配信用のサーバ装置である。コンテンツサーバ装置101は、移動局装置5a〜5cで動作するソフトウエアやファームウエアを供給するサーバ装置であってもよい。制御サーバ装置2及びコンテンツサーバ装置101は、ネットワーク100を介してゲートウエイ装置3に接続される。制御サーバ装置2は通信制御装置の一例であり、移動局装置5a〜5cは無線通信装置の一例である。コンテンツサーバ装置101から移動局5a〜5cに配信されるコンテンツデータやソフトウエア、ファームウエアは、通信制御装置に送信されるデータの一例である。
なお、以下の説明及び添付図面において、制御サーバ装置、基地局装置、移動局装置、ゲートウエイ装置及びコンテンツサーバ装置を、それぞれ「制御サーバ」、「基地局」、「移動局」、「GW」及び「コンテンツサーバ」と表記することがある。また、基地局4a及び4bを総称して「基地局4」と表記することがある。移動局5a〜5cを総称して「移動局5」と表記することがある。
GW3は、制御サーバ2及びコンテンツサーバ101と、基地局4との間の通信を中継するネットワーク装置である。基地局4は、それぞれ電波を送信することでセルを形成し、このセル内に位置する移動局5との間でデータの送受信を行う。
移動局5は、基地局4のいずれかのセル内に位置している場合に、基地局4を介して制御サーバ2及びコンテンツサーバ101との間で信号の送受信が可能である。移動局5は、適宜移動可能な通信装置であり、例えば携帯電話機や情報携帯端末装置などであってよい。なお、図1では、基地局4a及び4b並びに移動局5a〜5cが図示されているが、通信システム1は、より多くの基地局4や移動局5を備えていてもよい。
制御サーバ2は、コンテンツデータの送信開始時刻を決定する際に、移動局5の移動経路を推定し、推定した移動経路で移動する移動局5が基地局4から受信する信号の受信品質を予測する。
例えば、制御サーバ2は、交通機関により移動する移動局5の移動経路を、交通機関の運行情報に基づいて予測する。例えば制御サーバ2は、ネットワーク100を介して、交通機関の運行情報を保持する運行情報データベース102にアクセスし、移動局5の移動経路の推定に使用する運行情報を受信してよい。以下の説明及び添付図面においてデータベースを「DB」と表記することがある。運行情報DB102は、ネットワーク100と異なるネットワークを介して制御サーバ2に接続されてもよく、運行情報DB102は制御サーバ2に設けられてもよい。
品質DB103は、基地局4のセルを含むある地域の各位置における基地局4からの信号の受信品質を保持するデータベースである。制御サーバ2は、ネットワーク100を介して品質DB103にアクセスし、移動経路上を移動する移動局5の将来の各時刻における所在位置での受信品質を受信してよい。品質DB103は、ネットワーク100と異なるネットワークを介して制御サーバ2に接続されてもよく、品質DB103は、制御サーバ2に設けられてもよい。
以下、制御サーバ2による、移動局5の移動経路の推定、受信品質の予測及びコンテンツデータの送信開始時刻の制御動作をより詳しく説明する。
<1.2.機能構成>
図2は、制御サーバ2の一例の機能構成図である。制御サーバ2は、開始要求受信部10と、移動経路推定部11と、品質予測部12と、開始時刻算出部13と、開始時刻送信部14を備える。
開始要求受信部10は、移動局5から送信されるダウンロード開始要求信号を受信する。ダウンロード開始要求信号は、移動局5が、コンテンツサーバ101からのコンテンツデータのダウンロードの開始を要求する信号である。ダウンロード開始要求信号は、移動局5の現在位置の位置情報と、ダウンロードされるコンテンツデータのファイルサイズを指定するサイズ情報と、移動局5が接続中の基地局4の基地局情報を含んでいてよい。
移動経路推定部11は、移動局5の位置情報に基づいて、移動局5の移動経路を推定する。以下、運行情報DB102に保持された運行情報に基づく移動経路の推定例を説明する。運行情報DB102には、運行情報として例えば路線情報とダイヤグラム情報を含んでいてよい。図3の(A)は路線情報の一例の説明図であり、図3の(B)はダイヤグラム情報の一例の説明図である。なお、図3の(A)及び図3の(B)は、交通機関が鉄道である場合に使用可能な運行情報を例示する。
路線情報は、交通機関の路線上の各地点の座標を指定する情報である。例えば、路線情報は、情報要素「路線名」、「キロ程」、「北緯」及び「東経」を含んでよい。情報要素「路線名」は交通機関の路線を識別する。情報要素「キロ程」は路線上の各地点を、路線の起点から路線に沿って移動した距離で指定する。情報要素「北緯」及び「東経」は路線上の各地点の座標情報として緯度及び経度を指定する。例えば、図3の(A)の第2行目は、路線「A線」の起点から「500m」の地点の座標は、「北緯35.681614度」及び「東経139.707831度」であることを示す。
ダイヤグラム情報は、交通機関の個々の輸送装置の運行スケジュールを指定する情報である。例えばダイヤグラム情報は、情報要素「路線名」、「列車番号」、「時刻」及び「キロ程」を含んでよい。情報要素「路線名」は交通機関の路線を識別する。情報要素「列車番号」は個々の列車を識別する。情報要素「時刻」及び「キロ程」は列車が走行している予定の各時刻と、それぞれの時刻に列車が位置している予定地点を示す。例えば、図3の(B)の第2行目は、路線「A線」の列車番号「700H」の列車は「13時00分20秒」に起点から「500m」の地点にいる予定であることを示す。
図2を参照する。移動経路推定部11は、例えば移動局5の位置情報と、現在時刻及び路線情報及びダイヤグラム情報から移動局5を輸送する列車を特定する。移動経路推定部11は、特定した列車のダイヤグラム情報と路線情報の座標情報から、将来の各時刻t1、t2、t3…のそれぞれにおける移動局5の位置情報を将来の移動経路として推定する。
なお、移動経路推定部11は、交通機関の運行情報の使用以外の様々な方法に基づいて移動局5の移動経路を推定してもよい。移動経路推定部11は、移動局5のユーザの行動履歴を保持しておき、過去の行動履歴から将来の移動局5の移動経路を推定してもよい。移動経路推定部11は、移動局5から移動目的地を受信してもよい。移動経路推定部11は、移動局5の現在位置から移動目的地までの移動経路を計算するナビゲーション処理を行ってもよい。
品質予測部12は、移動経路推定部11が推定した移動経路の各地点において移動局5が基地局4から受信する信号の受信品質を予測する。受信品質の予測の際に、品質予測部12は、例えば、品質DB103に保持されている移動局5の位置に応じた受信品質情報を参照する。
図3の(C)は品質DB103に保持される受信品質情報の一例の説明図である。受信品質情報は、基地局4のセルを含むある地域の各位置に応じた基地局4からの信号の受信品質を示す。受信品質情報は、情報要素「北緯」、「東経」及び「受信品質」を含んでよい。情報要素「北緯」及び「東経」は、各位置を指定する座標情報であり、「受信品質」は各位置における基地局4からの信号の受信品質を指定する。受信品質は、例えば受信SIR(Signal-to-Interference power Ratio)の形式で指定されてもよく、受信RSSI(Received Signal Strength Indication)の形式で指定されてもよく、これらの組合せで指定されてもよい。例えば、図3の(C)の第2行目は、北緯「35.681614度」及び東経「139.707831度」の位置における受信品質としての受信SIRは「17dB」であることを示す。
受信品質情報は、通信システム1に含まれる移動局5や通信システム1のオペレータにより測定された受信品質について測定位置と共にデータベースに蓄積することによって作成された情報であってよい。また、受信品質情報は、基地局4の位置やアンテナ高、アンテナ角度、送信電力、セル内の地理情報に基づいて算出された情報であってもよい。
品質予測部12は、例えば、推定された移動局5の移動経路と品質DB103の座標情報とを対応させることで、移動経路上を移動する移動局5の将来の時刻における受信品質を予測する。図3の(D)は、移動局5について予測された受信品質の模式図である。品質予測部12は、将来の各時刻t1、t2、t3…における移動局5の受信品質を予測する。
図2を参照する。開始時刻算出部13は、ダウンロード開始要求信号を送信した移動局5へコンテンツデータの送信を開始するダウンロード開始時刻を計算する。開始時刻算出部13は、開始時刻候補指定部15と、終了時刻算出部16と、最適化処理部17を備える。
開始時刻候補指定部15は、コンテンツサーバ101からコンテンツデータを受信する複数個の移動局5のうち、共通の無線リソース中にそれぞれの移動局5宛のコンテンツデータが多重化される移動局5(i=1、2、…Nu)の集合を特定する。符号Nuは、この集合に含まれる移動局5の総数を示す。移動局5の集合の例は、同じ基地局4に接続してコンテンツサーバ101からコンテンツデータを受信する移動局5の集合である。開始時刻候補指定部15は、例えばダウンロード開始要求信号に含まれる接続中の基地局情報に従って、移動局5の集合を特定してよい。以下、開始時刻候補指定部15により測定された移動局の集合を「複数の移動局」と表記する。
開始時刻候補指定部15は、複数の移動局5毎にそれぞれのダウンロードの開始時刻候補を複数個指定する。移動局5、5、…5Nuの各々について複数個ずつ指定した開始時刻候補を、総称して開始時刻候補d、d、…dNuとそれぞれ表記する。
開始時刻候補指定部15は、複数の移動局5、5、…5Nuの各々について複数個ずつ指定した開始時刻候補を組み合わせることにより、開始時刻候補の組合せd^=(d,d,…dNu)を複数個指定する。
終了時刻算出部16は、品質予測部12により予測された複数の移動局5〜5Nuの各々の受信品質に基づいて、将来の時刻tにおける複数の移動局5〜5Nuの各々の予測スループットθ(t)〜θNu(t)[bps/Hz]を算出する。
開始時刻候補の組合せd^=(d,〜dNu)に含まれる開始時刻候補d〜dNuで移動局5〜5Nuのダウンロードを開始した場合の各移動局5〜5Nuのダウンロードの終了時刻をそれぞれT(d^)〜TNu(d^)と表記する。ダウンロードの終了時刻はダウンロードの開始時刻に依存するので、終了時刻T(d^)〜TNu(d^)は、開始時刻候補の組合せd^の関数となる。終了時刻算出部16は、複数個指定した開始時刻候補の組合せd^それぞれについて、終了時刻T(d^)〜TNu(d^)を算出する。
ここで、終了時刻T(d^)〜TNu(d^)は次式(1)を満たす。
Figure 0005920111
Bは基地局4と移動局5の間の無線アクセスネットワークのシステム帯域幅である。Sは、コンテンツデータの残りダウンロードサイズである。N(t)は時刻tにおいてダウンロードを実行している移動局5の総数であり、次式(2)で与えられる。
Figure 0005920111
関数f(x)は階段関数でありx≧0で値が「1」となりx<0で値が「0」となる。
なお、式(1)は移動局5に均等に無線リソースを割り当てる場合に使用される。移動局5間に割り当てる無線リソースの量に差がある実施例では、この差に応じた係数を式(1)の左辺に乗じてもよい。
式(1)及び式(2)を離散時間(ここでは1秒間隔)により量子化した表現に変形すると、次式(3)及び(4)が得られる。
Figure 0005920111
Figure 0005920111
終了時刻算出部16は、時刻を離散的に進めながら式(3)及び式(4)に従って各移動局5〜5Nuによるダウンロードが終了したか否かを判断することにより終了時刻T(d^)〜TNu(d^)を算出する。
最適化処理部17は、所望のダウンロード形態に応じて定められた、終了時刻算出部16により算出された終了時刻T(d^)の目的関数の最適化問題を解くことにより、各移動局5によるダウンロードの開始時刻dを決定する。例えば、全ての移動局5のダウンロードの終了時刻T(d^)を総合的に早める場合には、次式(5)の目的関数C(d^)が最小となる開始時刻候補の組合せd^を、各移動局5によるダウンロードの開始時刻dとして選択すればよい。
Figure 0005920111
式(5)の目的関数C(d^)は、全ての移動局5のダウンロードの終了時刻T(d^)の和である。言い換えれば、式(5)の目的関数C(d^)は、ある基準時刻から、全ての移動局5がダウンロードを終了する時刻T(d^)までの時間の和である。
開始時刻送信部14は、最適化処理部17によって決定された各移動局5のダウンロードの開始時刻dを、各移動局5にそれぞれ送信する。
続いて、移動局5の機能について説明する。図4は、移動局5の一例の機能構成図である。移動局5は、受信部20と、送信部21と、操作受付部22と、コンテンツ制御部23と、位置情報取得部24と、コンテンツ保持部25と、コンテンツ出力部26を備える。
受信部20は、アンテナを介して基地局4からの下りリンク信号を受信し、下りリンク信号を復調及び復号する。下りリンク信号には、コンテンツサーバ101から基地局4を介して送信されたコンテンツデータや、制御サーバ2から基地局4を介して送信された、コンテンツデータのダウンロードの開始時刻情報が含まれる。受信部20は、受信したコンテンツデータをコンテンツ保持部25へ出力し、ダウンロードの開始時刻情報をコンテンツ制御部23へ出力する。
送信部21は、上りリンク信号を符号化及び変調し、アンテナを介して基地局4へ送信する。上りリンク信号には、基地局4を介して制御サーバ2へ送信されるダウンロード開始要求信号が含まれる。また、上りリンク信号には、基地局4を介してコンテンツサーバ101へ送信されるダウンロード要求信号が含まれる。ダウンロード要求信号は、移動局5がコンテンツサーバ101にコンテンツデータの送信を要求する信号であり、コンテンツサーバ101は、ダウンロード要求信号の受信を契機としてコンテンツデータの送信を開始する。送信部21は、ダウンロード開始要求信号及びダウンロード要求信号をコンテンツ制御部23から受信して、上りリンク信号として、それぞれ制御サーバ2及びコンテンツサーバ101へ送信する。
操作受付部22は、ユーザによる移動局5に対する指示操作を受け付ける。操作受付部22は、例えば、移動局5に設けられるキーボードやボタン、タッチパネル、マイクロフォンなどの情報入力装置であってよい。コンテンツ制御部23は、操作受付部22を介して入力されるユーザの指示に応じて、コンテンツデータを受信するためのダウンロード開始要求信号を生成し送信部21へ出力する。上述の通り、ダウンロード開始要求信号は、移動局5の現在位置の位置情報と、ダウンロードされるコンテンツデータのファイルサイズを指定するサイズ情報と、移動局5が接続中の基地局4の基地局情報を含む。
コンテンツ制御部23は、ダウンロード開始要求信号として送信する移動局5の位置情報を、位置情報取得部24から受信する。位置情報取得部24は、移動局5の現在位置を取得しその位置情報をコンテンツ制御部23に出力する。位置情報取得部24の一例はGPS(Global Positioning System)測位装置や慣性航法装置であってよい。
コンテンツ制御部23は、制御サーバ2からコンテンツデータのダウンロードの開始時刻情報を受信すると、開始時刻情報で指定されたダウンロードの開始時刻の到来を監視する。ダウンロードの開始時刻が到来すると、コンテンツ制御部23は、ダウンロード要求信号を送信部21へ出力する。
送信部21がダウンロード要求信号を送信すると、これに応答してコンテンツサーバ101はコンテンツデータの送信を開始する。受信部20により受信されたコンテンツデータは、コンテンツ保持部25に格納される。コンテンツ保持部25は、コンテンツデータを保持するための、ハードディスクドライブやメモリなどの情報格納装置を備えていてよい。
コンテンツ出力部26は、操作受付部22を介して入力されるユーザの指示に応じて、コンテンツ保持部25に格納されるコンテンツデータを出力する。コンテンツ出力部26は、例えば視覚的なコンテンツデータを表示するための表示装置を備えていてよい。コンテンツ出力部26は、例えば聴覚的なコンテンツデータを出力するためのスピーカ等のオーディオ信号装置を備えていてよい。
<1.3.動作説明>
続いて、制御サーバ2及びの移動局5の動作を説明する。図5は、制御サーバ2の動作の第1例の説明図である。
オペレーションAAにおいて開始要求受信部10は、複数の移動局5からそれぞれ送信されるダウンロード開始要求信号を受信する。オペレーションABにおいて移動経路推定部11は、複数の移動局5の位置情報に基づいて、複数の移動局5の移動経路をそれぞれ推定する。オペレーションACにおいて品質予測部12は、将来の時刻において複数の移動局5がそれぞれ基地局4から受信する信号の受信品質を予測する。
オペレーションADにおいて開始時刻候補指定部15は、複数の移動局5毎にそれぞれのダウンロードの開始時刻候補を複数個指定する。開始時刻候補指定部15は、複数の移動局5〜5Nuの各々について複数個ずつ指定した開始時刻候補を組み合わせることにより、開始時刻候補の組合せd^=(d,d,…dNu)を複数個指定する。
オペレーションAEにおいて終了時刻算出部16は、複数個指定した開始時刻候補の組合せd^それぞれについて、終了時刻T(d^)〜TNu(d^)を算出する。オペレーションAFにおいて最適化処理部17は、終了時刻T(d^)の目的関数の最適化問題を解くことにより、各移動局5によるダウンロードの開始時刻dを決定する。オペレーションAGにおいて開始時刻送信部14は、最適化処理部17によって決定された各移動局5のダウンロードの開始時刻dを、各移動局5にそれぞれ送信する。
次に、図6を参照して移動局5の動作の一例を説明する。オペレーションBAにおいてコンテンツ制御部23は、操作受付部22を介してユーザから入力されるコンテンツデータのダウンロード指示があるか否かを判断する。ダウンロード指示がある場合(オペレーションBA:Y)に動作はオペレーションBBへ進む。ダウンロード指示がない場合(オペレーションBA:N)に動作はオペレーションBAへ戻る。
オペレーションBBにおいてコンテンツ制御部23は、ダウンロード開始要求信号を生成し送信部21へ出力する。送信部21は、ダウンロード開始要求信号を基地局4及びGW3を介して制御サーバ2へ送信する。
オペレーションBCにおいてコンテンツ制御部23は、制御サーバ2からコンテンツデータのダウンロードの開始時刻情報を受信する。オペレーションBDにおいてコンテンツ制御部23は、開始時刻情報で指定されたダウンロードの開始時刻が到来したか否かを判断する。ダウンロードの開始時刻が到来した場合(オペレーションBD:Y)に動作はオペレーションBEへ進む。ダウンロードの開始時刻が到来していない場合(オペレーションBD:N)に動作はオペレーションBDへ戻る。
オペレーションBEにおいてコンテンツ制御部23は、ダウンロード要求信号を送信部21へ出力する。送信部21は、ダウンロード要求信号を基地局4及びGW3を介してコンテンツサーバ101へ送信する。オペレーションBFにおいて受信部20はコンテンツデータを受信する。受信部20により受信されたコンテンツデータは、コンテンツ保持部25に格納される。
オペレーションBGにおいてコンテンツ制御部23は、操作受付部22を介してユーザから入力されるコンテンツデータの再生指示があるか否かを判断する。再生指示がある場合(オペレーションBG:Y)に動作はオペレーションBHへ進む。再生指示がない場合(オペレーションBG:N)に動作はオペレーションBGへ戻る。オペレーションBHにおいてコンテンツ制御部23は、コンテンツ出力部26に、コンテンツ保持部25に格納されるコンテンツデータを出力させる。
<1.4.効果>
本実施例によれば、移動局5のダウンロード終了時刻の目的関数の最適化問題を解くことによりダウンロードの開始時刻が決定される。このため、ダウンロード終了時刻を考慮したダウンロード動作の最適化を図ることが可能となる。上式(5)の例によれば移動局5のダウンロード終了時刻が最も早くなるようにダウンロード動作が制御される。
本実施例によれば、複数の移動局5〜5Nuのダウンロード終了時刻T(d^)〜TNu(d^)の目的関数の最適化問題を解くことによりダウンロードの開始時刻が決定される。このため、複数の移動局5〜5Nu間のダウンロードの重なりを考慮したダウンロード動作の最適化を図ることが可能となる。上式(5)の例によれば、複数の移動局5〜5Nuの全てのダウンロードの終了時刻Ti(d^)を総合的に早くなるようにダウンロード動作が制御される。
<1.5.変形例>
ダウンロード開始時刻diの決定に使用される終了時刻T(d^)の目的関数には、所望のダウンロード形態に応じて様々な関数を採用できる。例えば、ダウンロードに使用される無線リソースの使用量を最小化して、ダウンロード効率を向上するためには次式(6)の目的関数C(d^)が最小となる開始時刻候補の組合せd^をダウンロードの開始時刻dとして選択すればよい。
Figure 0005920111
Di(d^)=Ti(d^)−diは、ダウンロードの開始時刻から終了時刻までの期間、すなわちダウンロード実行時間を表し、式(6)の目的関数C(d^)は、全ての移動局5のダウンロード実行時間の和となる。このため式(6)の目的関数C(d^)を最小化すると、全移動局によるダウンロード実行時間の総和が最小となるため、無線リソースの使用量が最小化される。
また、複数の移動局5のダウンロード終了時刻が、それぞれの許容終了時刻Tmax,iを超えないように開始時刻を最適化するには、次式(7)の目的関数C(d^)が最小となる開始時刻候補の組合せd^をダウンロードの開始時刻dに選べばよい。
Figure 0005920111
関数g(x)は、x≦0で値が「0」となり、x>0でxの単調増加関数となる関数であってよい。例えば関数g(x)は、x≦0で値が「0」となり、x>0で値がxとなるランプ関数であってよい。式(7)の目的関数C(d^)は、ダウンロード終了時間Ti(d^)から閾値Tmax,iを引いた差分の関数g(Ti(d^)−Tmax,i)を、全ての移動局5について乗じた積となる。
式(7)の目的関数C(d^)を最小化すると、全ての移動局5のダウンロード終了時間Ti(d^)が許容終了時間Tmax,i以下である場合に最小値「0」となる。このため、複数の移動局5のダウンロード終了時間がそれぞれの許容終了時間Tmax,iを超えないようにダウンロードの開始時刻dが最適化される。
なお、本実施例は、制御サーバ2とコンテンツサーバ101とが別個のサーバ装置である例示であるが、他の実施例では、制御サーバ2とコンテンツサーバ101とが同じサーバ装置であってもよい。
<2.第2実施例>
<2.1.動作説明>
続いて、通信システム1の他の実施例について説明する。いま、最適化処理部17が移動局5〜5Nuのダウンロード開始時刻d〜dNuを既に決定した後に、新規の移動局5Nu+1がダウンロード開始要求信号を送信した場合を想定する。本明細書においてダウンロード開始時刻diを既に決定された移動局を「ダウンロード中の移動局」と表記する。
ある実施例では、上記第1実施例の決定方法に従ってダウンロード中の移動局5〜5Nuのダウンロードの開始時刻d〜dNuを、新たな移動局5Nu+1のダウンロードの開始時刻dNu+1と共に再計算してもよい。この場合、ダウンロード中の移動局5〜5Nuのうち実際にダウンロードを始めている移動局は、ダウンロードが一度中断した後に新たに決定される開始時刻でダウンロードを再開することもある。
第2実施例では、ダウンロード中の移動局5〜5Nuのダウンロードの開始時刻d〜dNuを変更せずに、新規の移動局5Nu+1のダウンロード開始時刻dNu+1のみ最適化する。
ここで、開始時刻候補指定部15は、新規の移動局5Nu+1のダウンロードの開始時刻候補dNu+1を複数個指定する。各移動局5〜5Nu、5Nu+1のダウンロードの終了時刻は、新規の移動局5Nu+1のダウンロードの開始時刻によって変わるので、終了時刻は開始時刻候補dNu+1の関数となる。各移動局5〜5Nu、5Nu+1のダウンロードの終了時刻を、T(dNu+1)〜TNu(dNu+1)、TNu+1(dNu+1)と表記する。
終了時刻算出部16は、時刻を離散的に進めながら次式(8)及び(9)により移動局5〜5Nu、5Nu+1のダウンロードが終了したか否かを判断することで、終了時刻T(dNu+1)〜TNu(dNu+1)、TNu+1(dNu+1)を算出する。
Figure 0005920111
Figure 0005920111
最適化処理部17は、終了時刻T(dNu+1)の目的関数の最適化問題を解くことにより、新規の移動局5Nu+1のダウンロード開始時刻dNu+1を決定する。例えば、最適化処理部17は、次式(10)の目的関数C(dNu+1)が最小となる開始時刻候補dNu+1を、新規の移動局5Nu+1によるダウンロードの開始時刻dNu+1として選択してよい。次式(10)の目的関数C(dNu+1)は、上式(5)と同様に、全ての移動局5〜5Nu+1のダウンロードの終了時刻の和である。上式(6)及び(7)と同様の目的関数を第2実施例で使用してもよい。
Figure 0005920111
図7を参照して、第2実施例による制御サーバ2の動作を説明する。ここでは移動局5〜5Nuのダウンロード開始時刻d〜dNuが、下記オペレーションCAの実行より前に既に決定されている場合を想定する。
オペレーションCAにおいて開始要求受信部10は、新規の移動局5Nu+1から送信されるダウンロード開始要求信号を受信する。オペレーションCBにおいて移動経路推定部11は、複数の移動局5〜5Nu+1の移動経路をそれぞれ推定する。オペレーションCCにおいて品質予測部12は、将来の時刻において複数の移動局5〜5Nu+1がそれぞれ基地局4から受信する信号の受信品質を予測する。なお、オペレーションCAの実行前に行われた移動局5〜5Nuのダウンロード開始時刻d〜dNuの決定時に予測された移動局5〜5Nuの受信品質は、例えば品質予測部12等に保持されていてもよい。オペレーションCAの実行前に予測された移動局5〜5Nuの受信品質を利用できる場合には、オペレーションCB及びCCにおいて移動局5〜5Nuの移動経路の推定及び受信品質の予測を省略してもよい。
オペレーションCDにおいて開始時刻候補指定部15は、新規の移動局5Nu+1のダウンロードの開始時刻候補dNu+1を複数個指定する。オペレーションCEにおいて終了時刻算出部16は、複数個指定した開始時刻候補dNu+1それぞれについて、終了時刻T(dNu+1)〜TNu+1(dNu+1)を算出する。
オペレーションCFにおいて最適化処理部17は、終了時刻T(dNu+1)の目的関数の最適化問題を解くことにより、新規の移動局5Nu+1によるダウンロードの開始時刻dNu+1を決定する。オペレーションCGにおいて最適化処理部17によって決定されたダウンロードの開始時刻dNu+1を、新規の移動局5Nu+1に送信する。
<2.2.動作例>
続いて、第2実施例に従ってダウンロードが制御される場合の動作状態の例を、ダウンロード開始時間を制御しない場合及び他のダウンロードの制御が行われる場合の動作状態と比較する。いま、2つの移動局5a及び5bが、同じ基地局4に接続された状態でコンテンツデータのダウンロードを開始する場合を想定する。
図8の(A)及び図8の(B)は、移動局5a及び5bの期待データレートの模式図である。図8の(A)及び図8の(B)において、期待データレートは時間間隔T内で送信できるデータ量の相対値として表される。移動局5aの期待データレートは、時刻0〜T、T〜2T、2T〜3T、3T〜4T、4T〜5T、5T〜6T及び6T〜7Tにおいてそれぞれ「4」、「4」、「4」、「2」、「2」、「2」及び「1」である。
移動局5bの期待データレートは、時刻0〜T、T〜2T、2T〜3T、3T〜4T、4T〜5T、5T〜6T及び6T〜7Tにおいてそれぞれ「2」、「1」、「8」、「6」、「4」、「1」及び「1」である。なお、時間間隔Tは、無線パケットの送信間隔が1ms程度であった場合に、それよりも比較的長い期間であってよい。例えば時間間隔Tは、1秒〜数分程度の期間であってよい。
以下、移動局5a及び5bがダウンロードするデータ量の相対値がそれぞれ「12」及び「10」であり、コンテンツデータのダウンロード要求が移動局5a及び5bでそれぞれ時刻0及びTで発生した場合のダウンロード終了時刻を比較する。
<2.2.1.ダウンロード開始時間を制御しない場合>
図9の(A)及び図9の(B)は、ダウンロード開始時間を制御しない場合における移動局5a及び5bの実際のデータレートを示す。ダウンロード開始時間を制御しない場合には、移動局5a及び5bはそれぞれ時刻0及びTでダウンロードを開始する。
移動局5aだけがダウンロードを行っている時刻0〜T及び6T〜7Tでは、移動局5aのデータレートは期待データレート「4」及び「1」と等しくなる。また、移動局5a及び5bが同時にダウンロードを行っている期間では、移動局5a及び5bの間で無線リソースが等分されると仮定すると、実際のデータレートは期待データレートの半分になる。このため、移動局5a及び5bが同時にダウンロードを行う時刻T〜2T、2T〜3T、3T〜4T、4T〜5T及び5T〜6Tでは、移動局5aのデータレートは期待データレートの半分になる。すなわち時刻T〜2T、2T〜3T、3T〜4T、4T〜5T及び5T〜6Tでは、移動局5aのデータレートは、「2」、「2」、「1」、「1」及び「1」である。
同様に、時刻T〜2T、2T〜3T、3T〜4T、4T〜5T及び5T〜6Tでは、移動局5aのデータレートは、「0.5」、「4」、「3」、「2」及び「0.5」である。この結果、移動局5aがデータ量「12」のコンテンツのダウンロードを完了する時刻は7Tとなる。また、移動局5aのダウンロード期間は7Tとなる。一方で移動局5bがデータ量「10」のコンテンツのダウンロードを完了する時刻は6Tとなる。また、移動局5bのダウンロード期間は5Tとなる。
<2.2.2.移動局毎に独立してダウンロード開始時間を制御する場合>
次に、移動局5a及び5bのダウンロード開始時間を移動局毎に独立して決定する場合を想定する。このときの移動局5a及び5bの実際のデータレートの例を図10の(A)及び図10の(B)に示す。
この例では、移動局の期待データレートが最も高くなる期間にダウンロードが始まるように、ダウンロード開始時間を制御する。したがって、移動局5a及び5bのダウンロードはそれぞれ時刻0及び時刻2Tに開始する。この結果、移動局5aのダウンロード完了時刻は5Tとなる。また、移動局5aのダウンロード期間は5Tとなる。一方で移動局5bのダウンロード完了時刻は6Tとなる。また、移動局5bのダウンロード期間は4Tとなる。
ダウンロード開始時間を制御しない場合と比較して、移動局5aのダウンロード完了時刻及びダウンロード期間は「7T」から「5T」へ改善されているが、移動局5bのダウンロード完了時刻は「6T」のまま改善されない。
<2.2.3.第2実施例により制御をする場合>
次に、第2実施例により制御をする場合の移動局5a及び5bの実際のデータレートの一例を図11の(A)及び図11の(B)に示す。本例では上式(10)を目的関数に使用することにより、移動局5a及び5bの終了時刻の和を最小化するように、ダウンロード開始時間を制御する。
本例では、移動局5a及び5bのダウンロードをそれぞれ時刻0及び時刻3Tに開始することにより、移動局5a及び5bの終了時刻の和が最小化される。移動局5aのダウンロード完了時刻は3Tとなる。また、移動局5aのダウンロード期間は3Tとなる。一方で移動局5bのダウンロード完了時刻は5Tとなる。また、移動局5bのダウンロード期間は2Tとなる。
ダウンロード開始時間を制御しない場合と比較して、移動局5a及び5bのダウンロード完了時刻はそれぞれ「7T」から「3T」及び「6T」から「5T」へ改善されている。また、移動局毎に独立してダウンロード開始時間を制御する場合と比較して、移動局5a及び5bのダウンロード完了時刻はそれぞれ「5T」から「3T」及び「6T」から「5T」へ改善されている。また、ダウンロード期間も短縮されていることが分かる。
<2.3.効果>
新規の移動局5Nu+1によるダウンロード発生時に、新規の移動局5Nu+1のダウンロードの開始時刻のみを最適化することにより、ダウンロード中の移動局5〜5Nuの開始時刻d〜dNuも再計算するのに比べ計算量を低減できる。
また、ダウンロード中の移動局5〜5Nuの開始時刻d〜dNuの再計算のために、既に開始しているダウンロードを一時中断しなくて済むため無線リソースの使用効率の低下を防止できる。
<3.ハードウエア構成>
最後に、上記の制御サーバ2及び移動局5を実現するハードウエア構成の一例について説明する。図12は、制御サーバ2のハードウエア構成の一例の説明図である。制御サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)50とメモリ51と、ネットワークインタフェース回路52を備える。添付図面においてネットワークインタフェースを「NIF」と表記する。メモリ51は、コンピュータプログラムやデータを記憶するための、不揮発性メモリや、読み出し専用メモリ(ROM: Read Only Memory)やランダムアクセスメモリ(RAM: Random Access Memory)等を含んでいてよい。
図2に示す制御サーバ2の開始要求受信部10及び開始時刻送信部14の上記動作は、例えば、CPU50とネットワークインタフェース回路52とが協働することにより実行される。移動経路推定部11、品質予測部12及び開始時刻算出部13の上記動作は、CPU50によって実行される。
図13は、移動局5のハードウエア構成の一例の説明図である。移動局5は、CPU60と、メモリ61と、LSI(Large Scale Integration)62と、無線通信回路63及び64と、入力装置65と、出力装置66と、測位装置67を備える。メモリ61は、コンピュータプログラムやデータを記憶するための、不揮発性メモリや、読み出し専用メモリやランダムアクセスメモリを含んでいてよい。LSI62は、FPGA(Field-Programming Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やDSP(Digital Signal Processing)等を含んでいてよい。
無線通信回路63は、アナログ・デジタル変換回路や、周波数変換回路などを含んでいてよい。無線通信回路64は、デジタル・アナログ変換回路や、周波数変換回路などを含んでいてよい。入力装置65は、キーボードやボタン、タッチパネル、マイクロフォンなどの情報入力装置を備えていてよい。出力装置66は、表示装置やオーディオ信号装置を備えていてよい。測位装置67は、移動局5の現在位置を測定するためのGPS測位装置や、慣性航法装置を備えていてよい。
図4の移動局5の受信部20及び送信部21の上記動作は、無線通信回路63及び64によって実行される。操作受付部22及びコンテンツ出力部26の上記動作は、入力装置65及び出力装置66によって実行される。コンテンツ制御部23の上記動作は、CPU60によって実行される。位置情報取得部24による上記動作は、測位装置67により実行される。コンテンツ保持部25に保持されるデータは、メモリ61に格納される。
なお、図12及び図13に示すハードウエア構成は実施例の説明のための例示にすぎない。以下に記載される動作を実行するものであれば、本明細書に記載される制御サーバ2及び移動局5は他のどのようなハードウエア構成を採用してもよい。
また、図2及び4の機能構成図は、本明細書において説明される制御サーバ2及び移動局5の機能に関係する構成を中心に示している。制御サーバ2及び移動局5は、図示の構成要素以外の他の構成要素を含んでいてよい。
図5〜図7を参照して説明する一連の動作は複数の手順を含む方法と解釈してもよい。この場合に「オペレーション」を「ステップ」と読み替えてもよい。
1 通信システム
2 制御サーバ
5、5a〜5c 移動局
101 コンテンツサーバ
11 移動経路推定部
12 品質予測部
13 開始時刻算出部
15 開始時刻候補指定部
16 終了時刻算出部
17 最適化処理部

Claims (9)

  1. 複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定める開始時刻候補指定部と、
    前記複数の候補においてそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出する終了時刻算出部と、
    前記終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を用いて前記複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定する最適化処理部と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記複数の無線通信装置がデータを受信する受信品質を予測する品質予測部を備え、
    前記終了時刻算出部は、前記複数の無線通信装置の受信品質の予測結果に応じてデータ送信の終了時刻を算出することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記複数の無線通信装置のそれぞれの移動経路を推定する移動経路推定部を備え、
    前記品質予測部は、移動経路の推定結果に基づいて前記複数の無線通信装置の受信品質を予測することを特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記関数は、ある時刻から前記複数の無線通信装置へのデータ送信がそれぞれ終了する時刻までの時間の和であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信制御装置。
  5. 前記関数は、前記複数の無線通信装置へのデータ送信の開始時刻から終了時刻までの期間の和であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信制御装置。
  6. 前記関数は、前記無線通信装置毎に算出したデータ送信の終了時刻からそれぞれ閾値を引いて差分を求め、前記複数の無線通信装置毎に求めた該差分についての第2関数を互いに乗じた積であり、
    前記差分が0以下の場合に前記第2関数は「0」であり、前記差分が0より大きい場合に前記差分の単調増加関数である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信制御装置。
  7. 前記開始時刻候補指定部は、前記最適化処理部が前記複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定した後に、他の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定め、
    終了時刻算出部は、前記最適化処理部が決定した送信開始時刻において前記複数の無線通信装置へのデータ送信が開始され、前記複数の候補において前記他の無線通信装置にそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出し、
    最適化処理部は、前記終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を解くことにより前記他の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の通信制御装置。
  8. データを受信する複数の無線通信装置と、ネットワークを介して前記複数の無線通信装置と接続される通信制御装置と、を含む通信システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定める開始時刻候補指定部と、
    前記複数の候補においてそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出する終了時刻算出部と、
    前記終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を用いて前記複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定する最適化処理部と、
    決定された送信開始時刻を前記複数の無線装置へ送信する開始時刻送信部と、を備え、
    前記無線通信装置は、
    前記通信制御装置から送信開始時刻を受信する受信部と、
    受信した送信開始時刻にデータの受信を開始する制御部と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  9. 複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻の複数の候補を定め、
    前記複数の候補においてそれぞれデータ送信を開始した場合のデータ送信の終了時刻を算出し、
    前記終了時刻の関数を目的関数とする最適化問題を用いて前記複数の無線通信装置にデータを送信する送信開始時刻を決定する、
    ことを特徴とする通信方法。
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