JP5919671B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Description
前記モータは、車両の駆動力を出力する。
前記第1締結要素は、前記エンジンと前記モータとの間に介装され前記エンジンと前記モータとを断接する。
前記第2締結要素は、前記モータと駆動輪との間に介装され前記モータと前記駆動輪とを断接する。
前記勾配推定手段は、前後加速度センサの検出値に基づいて路面勾配を推定し、推定勾配として出力する。
前記第2締結要素保護走行制御手段は、前記推定勾配が閾値以上のとき、前記エンジンを所定回転数で作動させたまま前記第1締結要素を解放又はスリップ締結し、前記モータを前記所定回転数よりも低い回転数として前記第2締結要素をスリップ締結する第2締結要素保護走行モードに制御する。
前記閾値変更手段は、前記第2締結要素保護走行モードへ移行する前記閾値を、ステアリング操作が行われたことを検出した際に低下させる。
すなわち、第2締結要素保護走行モードでは、エンジン回転数よりも低い回転数でモータを回転駆動するため、第2締結要素のスリップ量を小さくすることが可能となり、第2締結要素の発熱量を抑制できる。
そして、負荷判定を遅らせる要因になるステアリング操作が行われたことを検出した際、第2締結要素保護走行モードへ移行する推定勾配の閾値を低下させることで、負荷判定のタイミングが早期となる。したがって、旋回登坂路発進時等において、負荷判定タイミングが適正化されることになり、遅れることなく第2締結要素保護走行モードへ移行し、第2締結要素を発熱から保護することができる。
この結果、ステアリング操作を伴う高負荷時、負荷判定タイミングの適正化により、遅れることなく第2締結要素保護走行モードへ移行することができる。
実施例1のハイブリッド車両の制御装置の構成を、「システム構成」、「統合コントローラの制御構成」、「走行モード遷移制御構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の制御装置が適用された後輪駆動によるハイブリッド車両を示す全体システム図である。以下、図1に基づいて、システム構成(駆動系と制御系の構成)を説明する。
「エンジン走行モード」は、エンジンEのみを動力源として駆動輪を動かす。「モータアシスト走行モード」は、エンジンEとモータジェネレータMGの2つを動力源として駆動輪を動かす。「走行発電モード」は、エンジンEを動力源として駆動輪RR,RLを動かすと同時に、モータジェネレータMGを発電機として機能させる。また、減速運転時は、制動エネルギを回生してモータジェネレータMGにより発電し、バッテリ4の充電のために使用する。また、更なるモードとして、車両停止時には、エンジンEの動力を利用してモータジェネレータMGを発電機として動作させる発電モードを有する。
次に、図2に示すブロック図を用いて、実施例1の統合コントローラ10にて演算される制御構成を説明する。例えば、この演算は、制御周期10msec毎に統合コントローラ10で演算される。
第1スケジュールは、図6(a)に示すように、マップ内に、WSC走行モードと、MWSC走行モードと、MWSC+CL1スリップ制御走行モードと、HEV走行モードとを有し、アクセル開度APOと車速VSPとから目標モードを演算する。
第2スケジュールは、図6(b)に示すように、マップ内に、MWSC走行モードと、MWSC+CL1スリップ制御走行モードと、HEV走行モードとを有し、アクセル開度APOと車速VSPとから目標モードを演算する。
第3スケジュールは、図6(c)に示すように、マップ内に、WSC走行モードと、EV走行モードと、MWSC+CL1スリップ制御走行モードと、HEV走行モードとを有し、アクセル開度APOと車速VSPとから目標モードを演算する。
これら第1〜第3スケジュールは、車種毎のモータジェネレータMGや第1クラッチCL1や第2クラッチCL2等の条件により選択しても良いし、1つのハイブリッド車両で第1〜第3スケジュールの少なくとも2つのスケジュールを使い分けても良い。
図7は、実施例1の統合コントローラ10にて実行される走行モード遷移制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、図7に基づき、走行モード遷移制御構成をあらわす各ステップについて説明する。
ここで、初期状態がWSC走行モードの選択状態であるときには問題ないが、初期状態がEV走行モードの選択状態であるときには、アクセル踏み込み操作によりEV走行モードからWSC走行モードへとモード遷移するまで待たれる(図5参照)。
ここで、所定値は、CL2保護走行モード(MWSC走行モード及びMWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行し、第2クラッチCL2に加わるスリップ締結による熱負荷を軽減し、第2クラッチCL2を保護する必要があるCL2温度に設定される。
ここで、第2閾値g2の変更設定は、図4(b)に示すように、操舵角センサ24からのステアリング角(絶対値)が、ステアリング切れた判定閾値(操舵判定閾値)以下のときには直進登坂路に基づき設定された値とし、操舵判定閾値を超える領域にて、一定の低下幅により低下させるようにしている。
ここで、所定値Aとは、モータジェネレータMGのみによって駆動力を確保することが可能か否かを判断するための閾値である。バッテリSOCが所定値Aよりも大きいときはモータジェネレータMGのみによって駆動力を確保できる状態であり、所定値A以下のときはバッテリ4への充電が必要であるため、MWSC走行モードの選択を禁止する。
ここで、所定値Bとは、モータジェネレータMGに過剰な電流が流れないことをあらわす所定値である。モータジェネレータMGは回転数制御されるため、モータジェネレータMGに発生するトルクは、モータジェネレータMGに作用する駆動力伝達系負荷以上となる。
言い換えると、モータジェネレータMGは第2クラッチCL2をスリップ状態となるように回転数制御されるため、モータジェネレータMGには第2クラッチ伝達トルク容量TCL2よりも大きなトルクが発生する。よって、第2クラッチCL2の伝達トルク容量TCL2が過剰なときは、モータジェネレータMGに流れる電流が過剰となり、スイッチング素子等の耐久性が悪化する。この状態を回避する為に所定値B以上のときはMWSC走行モードの選択を禁止する。
MWSC制御処理は、具体的に、エンジン動作状態のまま第1クラッチCL1を解放し、エンジンEをアイドル回転数となるようにフィードバック制御とし、モータジェネレータMGを第2クラッチCL2の出力側回転数Ncl2outに所定回転数βを加算した目標回転数(ただし、アイドル回転数よりも低い値)とするフィードバック制御とし、第2クラッチCL2を目標駆動トルクに応じた伝達トルク容量とするフィードバック制御とする。尚、通常モードマップにはMWSC走行モードが設定されていないことから、ステップS10におけるMWSC制御処理にはWSC走行モードやアイドル発電モードからのモード遷移処理が含まれる。
MWSC+CL1スリップ制御処理は、具体的に、エンジン動作状態のまま第1クラッチCL1の目標CL1トルクを要求トルクとしてスリップ締結し、エンジンEをアイドル回転数となるようにフィードバック制御とし、モータジェネレータMGを第2クラッチCL2の出力側回転数Ncl2outに所定回転数β’を加算した目標回転数(ただし、アイドル回転数よりも低い値)とするフィードバック制御とし、第2クラッチCL2を目標駆動トルクに応じた伝達トルク容量とするフィードバック制御とする。なお、目標CL1トルクとしては、例えば、モータトルクの低減要求時には(目標駆動トルク−α)とし、モータトルクのゼロ要求時には(目標駆動トルク)とし、発電要求時には(目標駆動トルク+発電トルク)とする。また、所定回転数β’(=CL2スリップ量)は、例えば、CL2温度が高いほど、低い回転数に設定する。
WSC制御処理は、具体的に、第1クラッチCL1を完全締結し、エンジンEを目標トルクに応じたフィードフォワード制御とし、モータジェネレータMGをアイドル回転数となるフィードバック制御とし、第2クラッチCL2を目標駆動トルクに応じた伝達トルク容量とするフィードバック制御とする。尚、EV走行モードが設定されていないMWSC対応モードマップの場合には、ステップS14におけるWSC制御処理にはEV走行モードからのモード遷移処理が含まれる。
HEV制御処理は、具体的に、第1クラッチCL1を完全締結し、エンジンE及びモータジェネレータMGを目標駆動トルクに応じたトルクとなるようにフィードフォワード制御し、第2クラッチCL2を完全締結する。尚、EV走行モードが設定されていないMWSC対応モードマップの場合には、ステップS12におけるHEV制御処理にはEV走行モードからのモード遷移処理が含まれる。
なお、MWSC対応モードマップから通常モードマップに切り替えると、MWSC走行モードからWSC走行モードへの遷移、WSC走行モードからEV走行モードへの遷移、HEV走行モードからEV走行モードへの遷移、等が生じ得るからである。
具体的には、例えば、MWSC走行モードからWSC走行モードへの遷移時には、モータジェネレータMGの目標回転数をアイドル回転数に変更し、同期した段階で第1クラッチCL1を締結する。そして、エンジン制御をアイドル回転数フィードバック制御から目標エンジントルクフィードフォワード制御に切り替える。
実施例1のハイブリッド車両の制御装置における作用を、「WSC制御・MWSC制御・MWSC+CL1スリップ制御の対比」、「WSC走行モード作用」、「MWSC走行モード作用」、「MWSC+CL1スリップ制御走行モード作用」、「推定勾配の第2閾値g2の変更設定作用」に分けて説明する。
図8はWSC制御中の各アクチュエータの動作点、図9はMWSC制御中の各アクチュエータの動作点、図10は、MWSC+CL1スリップ制御中の各アクチュエータの動作点を示す概略図である。以下、図8〜図10に基づき、WSC制御・MWSC制御・MWSC+CL1スリップ制御を対比して説明する。
WSC走行モード領域を設定した理由について説明する。実施例1のハイブリッド車両では、トルクコンバータのように回転数差を吸収する要素が存在しないため、第1クラッチCL1と第2クラッチCL2を完全締結すると、エンジンEの回転数に応じて車速が決まってしまう。エンジンEには、自立回転を維持するためのアイドル回転数による下限値が存在し、このアイドル回転数は、エンジンの暖機運転等によりアイドルアップを行っていると更に下限値が高くなる。また、目標駆動トルクが高い状態では素早くHEV走行モードに遷移できない場合がある。
(a)第2クラッチCL2が駆動輪回転数とエンジン回転数の回転差吸収要素となり、第2クラッチCL2のスリップにより回転差を吸収できる。
(b)第2クラッチCL2を目標駆動トルクに応じた伝達トルク容量としているため、ドライバが要求する駆動トルクを駆動輪へ伝達しての発進を行うことができる。
(c)アクセル開度APOの変化や車速VSPの変化による目標駆動トルク変化に対し、エンジンEによる駆動力変化を待つことなく、第2クラッチCL2の伝達トルク容量変化で対応することができるので、目標駆動トルク変化に対する応答性が高い。
MWSC走行モード領域を設定した理由について説明する。走行路面の推定勾配が所定勾配(g1もしくはg2)より大きいときに、例えば、ブレーキペダル操作を行うことなく車両を停止状態もしくは微速発進状態に維持しようとすると、平坦路に比べて大きな駆動力が要求される。なぜなら、自車両に加わる勾配負荷に対抗する必要があるからである。
(a)エンジンEが作動状態であることからモータジェネレータMGにエンジン始動分の駆動トルクを残しておく必要が無く、モータジェネレータMGの駆動トルク上限値を大きくすることができる。具体的には、目標駆動トルク軸で見たときに、EV走行モードの領域よりも高い目標駆動トルクに対応できる。
(b)モータジェネレータMGの回転状態を確保することでスイッチング素子等の耐久性を向上できる。
(c)アイドル回転数よりも低い回転数でモータジェネレータMGを回転することから、第2クラッチCL2のスリップ量を小さくすることが可能となり、第2クラッチCL2の耐久性の向上を図ることができる(CL2保護制御)。
MWSC+CL1スリップ制御走行モード領域を設定した理由について説明する。MWSC走行モードでは、モータジェネレータMGを用いて第2クラッチCL2のスリップ回転数の低減を行っている。このため、モータジェネレータMGの出力制限や、バッテリ4の出力制限があった場合には、MWSC走行モードを適用することができない。
Teng−Tcl1=Ieng・dωeng …(1)
モータ軸周りの運動方程式は、
Tmg+Tcl1−Tcl2=Img・dωmg …(2)
であらわされる。但し、
Teng:エンジントルク
Tmg:モータトルク
Tcl1:CL1トルク容量
Tcl2:CL2トルク容量
Ieng:エンジンイナーシャ
Img:モータイナーシャ
dωeng:エンジン回転角加速度
dωmg:モータ回転角加速度
である。
Teng=Ieng・dωeng …(1-1)
となり、上記(2)式は、
Tmg−Tcl2=Img・dωmg …(2-1)
となる。よって、MWSCモードを選択した場合、(2-1)式から明らかなように、CL2トルク容量Tcl2に対抗できるだけのモータトルクTmgが必要である。
(a)MWSC+CL1スリップ制御走行モードが選択されると、第1クラッチCL1がスリップすることで、モータジェネレータMGのモータトルクが低減される。この結果、モータジェネレータMGの耐久性向上や消費電力の低減を図ることができる。
(b)MWSC走行モードが選択されるアクセル開度上限値APO1以上でMWSC+CL1スリップ制御走行モードを選択することで、モータジェネレータMGが使える間はMWSC走行モードの選択が維持される。この結果、長時間にわたるMWSC+CL1スリップ制御走行モードの選択による第1クラッチCL1の負荷を低減できる。
(c)MWSC+CL1スリップ制御走行モードでの第2クラッチCL2のスリップ量β’は、MWSC走行モードからのモード遷移時のCL2温度により決める。この結果、MWSC+CL1スリップ制御走行モードへのモード遷移後、MWSC走行モードの選択時と同様に第2クラッチCL2の熱負荷を低減できる(CL2保護制御)。
まず、路面勾配を(前後Gセンサ値−実加速度)の式にて推定し、この推定勾配の第2閾値g2をステアリング操作にかかわらず、一定値与える場合を比較例とする。
このように、旋回登坂時に負荷判定のタイミングが早まることになり、第2クラッチCL2の熱負荷を低減するCL2保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ早期に移行できる。
実施例1のハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
車両の駆動力を出力すると共に前記エンジンEの始動を行うモータ(モータジェネレータMG)と、
前記エンジンEと前記モータ(モータジェネレータMG)との間に介装され前記エンジンEと前記モータ(モータジェネレータMG)とを断接する第1締結要素(第1クラッチCL1)と、
前記モータ(モータジェネレータMG)と駆動輪(左右後輪RL,RR)との間に介装され前記モータ(モータジェネレータMG)と前記駆動輪(左右後輪RL,RR)とを断接する第2締結要素(第2クラッチCL2)と、
駆動力伝達系負荷を検出または推定する駆動力伝達系負荷検出手段(路面勾配推定演算部201)と、
前記駆動力伝達系負荷が閾値以上のとき、前記エンジンEを所定回転数で作動させたまま前記第1締結要素(第1クラッチCL1)を解放又はスリップ締結し、前記モータ(モータジェネレータMG)を前記所定回転数よりも低い回転数として前記第2締結要素(第2クラッチCL2)をスリップ締結する第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)に制御する第2締結要素保護走行制御手段(図7のステップS10,S12)と、
前記第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行する前記閾値を、ステアリング操作が行われたことを検出した際に低下させる閾値変更手段(図7のステップS4)と、
を備える。
このため、ステアリング操作を伴う高負荷時、負荷判定タイミングの適正化により、遅れることなく第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行することができる。
前記閾値変更手段(図7のステップS4)は、前記第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行する前記推定勾配の閾値(第2閾値g2)を、ステアリング操作が行われたことを検出した際に低下させる。
このため、(1)の効果に加え、前後加速度センサ値に基づく勾配推定誤差を、推定勾配の閾値(第2閾値g2)を変更することにより低減し、推定勾配を用いた精度の良い負荷判定を行うことができる。
前記駆動力伝達系負荷検出手段は、前記路面勾配と前記第2締結要素(第2クラッチCL2)の熱負荷を検出または推定する手段であり、
前記閾値変更手段(図7のステップS4)は、初期状態が前記エンジン使用スリップ走行モード(WSC走行モード)の選択状態であるとき(ステップS2でYES)、前記第2締結要素(第2クラッチCL2)の熱負荷が所定負荷以上となった場合(ステップS3でYES)、前記第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行する前記路面勾配の閾値(第2閾値g2)を、ステアリング操作が行われたことを検出した際に低下させる。
このため、(2)の効果に加え、初期状態がエンジン使用スリップ走行モード(WSC走行モード)であるとき、第2締結要素(第2クラッチCL2)の熱負荷を駆動力伝達系負荷に加えることで、第2締結要素(第2クラッチCL2)の保護必要時、早期タイミングにて第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行することができる。
前記エンジンEを作動させた状態で前記第1締結要素(第1クラッチCL1)を締結し、前記第2締結要素(第2クラッチCL2)をスリップ締結するエンジン使用スリップ走行モード(WSC走行モード)に制御するエンジン使用スリップ走行制御手段(図7のステップS14)と、を備え、
前記駆動力伝達系負荷検出手段は、前記路面勾配と前記第2締結要素(第2クラッチCL2)の熱負荷を検出または推定する手段であり、
前記閾値変更手段(図7のステップS4)は、初期状態が前記モータ使用走行モード(EV走行モード)の選択状態であるとき、アクセル操作により前記エンジン使用スリップ走行モード(WSC走行モード)へ移行し(ステップS2でYES)、前記第2締結要素(第2クラッチCL2)の熱負荷が所定負荷以上となった場合(ステップS3でYES)、前記第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行する前記路面勾配の閾値(第2閾値g2)を、ステアリング操作が行われたことを検出した際に低下させる。
このため、(2)の効果に加え、初期状態がモータ使用走行モード(EV走行モード)であるとき、エンジン使用スリップ走行モード(WSC走行モード)へ移行するのを待ち、第2締結要素(第2クラッチCL2)の熱負荷を駆動力伝達系負荷に加えることで、第2締結要素(第2クラッチCL2)の保護必要時、早期タイミングにて第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行することができる。
このため、(2)〜(4)の効果に加え、操舵判定がなされると、操舵量にかかわらず早期に第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行することができる。
ここで、第2閾値g2の変更設定は、図12に示すように、操舵角センサ24からのステアリング角(絶対値)が、ステアリング切れた判定閾値(操舵判定閾値)以下のときには直進登坂路に基づき設定された値とし、操舵判定閾値を超える領域にて、ステアリング角(絶対値)が大きいほど大きな可変低下幅により低下させるようにしている。
なお、他の作用は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
実施例2のハイブリッド車両の制御装置にあっては、実施例1の(2)〜(4)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
このため、操舵判定がなされると、操舵量に応じた適切なタイミングにて第2締結要素保護走行モード(MWSC走行モード、MWSC+CL1スリップ制御走行モード)へ移行することができる。
CL1 第1クラッチ(第1締結要素)
MG モータジェネレータ(モータ)
CL2 第2クラッチ(第2締結要素)
AT 自動変速機
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 インバータ
4 バッテリ
5 第1クラッチコントローラ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
9 ブレーキコントローラ
10 統合コントローラ
10a CL2温度センサ
10b 前後加速度センサ
24 操舵角センサ
100 目標駆動トルク演算部
200 モード選択部
201 路面勾配推定演算部(駆動力伝達系負荷検出手段)
300 目標充放電演算部
400 動作点指令部
500 変速制御部
Claims (3)
- エンジンと、
車両の駆動力を出力するモータと、
前記エンジンと前記モータとの間に介装され前記エンジンと前記モータとを断接する第1締結要素と、
前記モータと駆動輪との間に介装され前記モータと前記駆動輪とを断接する第2締結要素と、
前後加速度センサの検出値に基づいて路面勾配を推定し、推定勾配として出力する勾配推定手段と、
前記推定勾配が閾値以上のとき、前記エンジンを所定回転数で作動させたまま前記第1締結要素を解放又はスリップ締結し、前記モータを前記所定回転数よりも低い回転数として前記第2締結要素をスリップ締結する第2締結要素保護走行モードに制御する第2締結要素保護走行制御手段と、
前記第2締結要素保護走行モードへ移行する前記閾値を、ステアリング操作が行われたことを検出した際に低下させる閾値変更手段と、
を備えることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記閾値変更手段は、前記第2締結要素保護走行モードへ移行する前記閾値を、操舵角センサからのステアリング角絶対値が操舵判定閾値を超える領域にて、一定の低下幅により低下させる
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記閾値変更手段は、前記第2締結要素保護走行モードへ移行する前記閾値を、操舵角センサからのステアリング角絶対値が操舵判定閾値を超える領域にて、ステアリング角絶対値が大きいほど大きな可変低下幅により低下させる
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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