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JP5999971B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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JP5999971B2
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Description

本発明は、冷凍・空調用途に用いられるスクロール圧縮機に関するもので、特に限られたスペース内での行程容積を増大させるために渦巻をいわゆる非対称形状としたスクロール圧縮機に関するものである。
スクロール圧縮機は、形成された渦巻が互いに噛み合うように組み合わされた固定スクロール及び揺動スクロールを備えている。そして、揺動スクロールが揺動することにより、それぞれの渦巻で形成される圧縮室の容積が減少し、流体を圧縮していくようになっている。
このようなスクロール型の圧縮機においては、揺動スクロールに作用するガス荷重が中心からずれて作用するために揺動スクロールを自転させようとする自転モーメントが発生し、これに抗して揺動スクロールの姿勢を規正し、揺動運動を行なわせるための自転防止手段としてオルダムリングが用いられることが多い。
オルダムリングの爪部には、自転モーメントに抗するための反力が作用するが、その大小は自転モーメントの大小に依存する。揺動スクロールの最外周外向面の最大半周分を圧縮室形成に関与させて行程容積増大を図った非対称形状の渦巻(以下、非対称渦巻と称する)の場合、自転モーメントの変動が増大し、向きが逆転する場合もある。自転モーメントの反転は、オルダムリングの爪に作用する反力向きの逆転となる。
このような自転モーメントの変動に対処する方法として、往復動するオルダムリングの自重分の慣性力を利用して揺動スクロールとオルダムリング間のキー部反力の変動を抑制するようにしたスクロール圧縮機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、揺動スクロール外向面側の圧縮室或いは内向面側の圧縮室の少なくとも一方に吸入完了位置を調節する吸入容積調整機構を備えることにより容量制御を行ない、過圧縮、転覆、自転トルクの変動による振動の影響を抑制するようにしたスクロール圧縮機が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−019545号公報(第8−10頁等) 特開2007−154761号公報(第15−18頁等)
特許文献1のスクロール圧縮機においては、変動する自転モーメントとオルダムリングの自重による慣性力を重ね合わせたものが、元々の自転モーメントよりも変動が小さくなるようにオルダムリングの往復動方向が決められている。しかしながら、オルダムリングの慣性力を利用する方法は、オルダムリング〜揺動スクロール間の爪部分の反力には有効であるが、固定スクロール等の固定部材〜オルダムリング間の爪部分については、オルダムリングが爪方向に往復動するので効果は期待できない。
非対称渦巻の場合、元々の自転モーメントの変動が増大し、一回転中に正負の逆転が発生する場合があり、オルダムリングの慣性力利用によりオルダムリング〜揺動スクロール間の爪反力の逆転を回避することができたとしても、固定部材〜オルダムリング間の爪反力逆転を回避することはできない。その場合、爪の反力を支持する面が入れ替わり、爪/溝のクリアランス分だけ固定部材に対してオルダムリングが自転するので、騒音、振動源となるだけでなく、揺動スクロールの姿勢規正が甘くなり、半径方向すきまからの流体漏れの原因にもなる。
また、特許文献2のスクロール圧縮機においては、吸入容積調整機構で容量制御するようになっているが、揺動スクロール外向面側の最外周の最大1/2巻き分による非対称吸入で増大させた分の行程容積をリリーフして逃がすことになるので、有効な行程容積が対称の渦巻(以下、対称渦巻と称する)と同じになり非対称渦巻を採用することによる利点が失われている。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、元々の自転モーメントが一回転中に反転しないような非対称渦巻を備えたスクロール圧縮機を提供することを目的としている。
本発明に係るスクロール圧縮機は、固定スクロールの渦巻及び揺動スクロールの渦巻が非対称形状に形成され、前記固定スクロールの渦巻と前記揺動スクロールの渦巻とを組合わせて形成される圧縮室で流体を圧縮するものであり、自転モーメントのガス圧縮トルクに対する比の最大値が常に負であるスクロール圧縮機であって、前記固定スクロールを支持するとともに、前記揺動スクロールを回転可能に支持するフレームと、前記フレーム及び前記揺動スクロールに形成されているオルダム溝に摺動可能に嵌入される爪が形成され、前記揺動スクロールの自転運動を阻止するとともに、前記揺動スクロールの揺動運動を可能とするオルダムリングと、を備え、前記揺動スクロールの歯厚t1>前記固定スクロールの歯厚t2であって、前記オルダムリングの爪が前記揺動スクロール外向面側シール点が開く方向の自転を規正する対角2面に当接した時に、逆向きの自転規正時よりも前記揺動スクロールの姿勢精度が高くなるように、前記オルダム溝の側面の位置精度を規定したものである。
本発明に係るスクロール圧縮機によれば、元々の自転モーメントが一回転中に反転しないような非対称渦巻を備えたので、自転モーメントによる振動・騒音の増大を抑制し、角度規正精度を向上し、低振動・低騒音、高効率なものとなる。
本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の全体の構造を概略的に示す概略断面図である。 本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の固定スクロール及び揺動スクロールの渦巻形状と圧縮過程を説明するための説明図である。 対称渦巻と非対称渦巻について圧力Pの変化を圧縮室の容積Vに対してプロットしたPV線図である。 一般的な非対称渦巻における揺動スクロールに作用するガス荷重の計算を説明するための説明図である。 対称渦巻と非対称渦巻について自転モーメントTrの変化を回転角に対してプロットしたグラフである。 ある組込容積比ρ=2.19の非対称渦巻を冷媒R410AのCT/ET(凝縮温度/蒸発温度)=52/5[℃]で運転したときの自転モーメントのガス圧縮トルクに対する比の最大値と最小値を、パラメータ(t1+t2)/pをふって、歯厚差に対してプロットしたグラフである。 異なるスペックの渦巻の自転モーメント反転限界を与える(t1+t2)/p+νを各運転条件での理想容積比ρidに対してプロットしたグラフである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機1の全体の構造を概略的に示す概略断面図である。図1に基づいて、スクロール圧縮機1の構成及び動作について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
スクロール圧縮機1は、たとえば冷蔵庫や冷凍庫、自動販売機、空気調和機、冷凍装置、給湯器等の冷凍サイクル装置に適用されるものである。このスクロール圧縮機1は、冷凍サイクルを循環する冷媒等の流体を吸入し、圧縮して高温・高圧の状態として吐出させるものである。
スクロール圧縮機1は、固定スクロール11、揺動スクロール12、オルダムリング13、フレーム14、軸15、第1バランサー16、第2バランサー17、ローター18、ステーター19、副軸受部20、及び、吐出弁25が密閉容器21内に収納されて構成されている。密閉容器21の底部は、潤滑油22を貯留する油だめとなっている。また、密閉容器21には、流体を吸入するための吸入管23と、流体を吐出するための吐出管24とが連接されている。なお、吸入管23は密閉容器21の側面の一部に、吐出管24は密閉容器21の上面の一部に、それぞれ連接されている。
固定スクロール11は、密閉容器21内に固定支持されているフレーム14に図示省略のボルト等によって固定されている。固定スクロール11は、鏡板11aと、鏡板11aの一方の面に立設された渦巻11bと、を有している。また、固定スクロール11の略中央部には、圧縮された流体を吐出するための吐出ポート111が貫通形成されている。さらに、固定スクロール11の吐出ポート111の出口部には、吐出弁25が設置される凹部が形成されている。吐出弁25は、吐出ポート111を覆うように設置され、流体の逆流を防止するようにしている。
揺動スクロール12は、オルダムリング13によって固定スクロール11に対して自転運動することなく揺動運動を行なうようになっている。揺動スクロール12は、鏡板12aと、鏡板12aの一方の面に立設された渦巻12bと、を有している。また、揺動スクロール12の渦巻12bの形成面とは反対側の面の略中心部には、中空円筒形状のボス部121が形成されている。このボス部121には、後述する軸15の上端に設けられた偏心部151が嵌入(係合)される。
そして、固定スクロール11と揺動スクロール12とは、渦巻11bと渦巻12bとを互いに噛み合わせるようにして嵌合し、密閉容器21内に装着される。そして、渦巻11bと渦巻12bとの間には、相対的に容積が変化する圧縮室4が形成される。
オルダムリング13は、揺動スクロール12のスラスト面(渦巻形成面とは反対側の面)に配設され、揺動スクロール12の自転運動を阻止するために機能する。すなわち、オルダムリング13は、揺動スクロール12の自転運動を阻止するとともに、揺動スクロール12の揺動運動を可能とする機能を果たすようになっている。オルダムリング13の上下面には、互いに直交するように突設された爪(図示省略)が形成されている。オルダムリング13の爪は、揺動スクロール12、フレーム14に形成されたオルダム溝(図示省略)に嵌入されるようになっている。
ローター18は、軸15に固定され、ステーター19への通電が開始することにより回転駆動し、軸15を回転させるようになっている。なお、ローター18の下面には、第2バランサー17が取り付けられている。第2バランサー17は、ローター18とともに回転して、この回転に対しての質量バランス(静的及び動的釣合わせ)をとる機能を有している。なお、第2バランサー17は、リベット等でローター18に取り付けられる。
ステーター19は、ローター18の外周側に所定の隙間を空けて配置され、通電が開示されることでローター18を回転駆動するものである。また、ステーター19の外周面は焼き嵌め等により密閉容器21に固着支持されている。
軸15は、ステーター19の通電によりローター18とともに回転駆動し、この駆動力を偏心部151に装着されている揺動スクロール12に伝達するものである。なお、軸15の内部には、密閉容器21の底部に貯留してある潤滑油22の流路となる図示省略の給油路が形成されている。
また、軸15のローター18の上方に位置する部分には、第1バランサー16が取り付けられている。第1バランサー16は、軸15とともに回転して、この回転に対しての質量バランス(静的及び動的釣合わせ)をとる機能を有している。なお、第1バランサー16は、焼き嵌め等で軸15に取り付けられる。
密閉容器21の内周面には、外周面が焼き嵌めや溶接等によって固着され、固定スクロール11を支持するとともに、中心部に形成された貫通孔を介して軸15を回転可能に支持するフレーム14が設置されている。このフレーム14は、揺動スクロール12を回転可能に支持する機能も有している。フレーム14の貫通穴には、軸15を回転自在に支持する図示省略の主軸受部が設けられている。また、フレーム14には、モーター(ローター18、ステーター19)の上部空間に存在する冷媒ガスを圧縮室4に導く吸入口14aが形成されている。
また、密閉容器21の内周面には、外周面が焼き嵌めや溶接等によって固着され、中心部に形成された貫通孔を介して軸15を回転可能に支持するサブフレーム14Aが設置されている。サブフレーム14Aの貫通穴には、軸15を回転自在に支持する副軸受部20が設けられている。サブフレーム14Aは、軸15の下方部分を支持するように、密閉容器21内の下方に設置されるようになっている。
スクロール圧縮機1の動作を説明する。
ステーター19に電力が供給されると、ローター18がトルクを発生し、フレーム14の主軸受部と副軸受部20とで支持された軸15が回転する。軸15の偏心部151によりボス部121が駆動される揺動スクロール12は、オルダムリング13により自転を規制されて揺動運動する。つまり、フレーム14のオルダム溝方向に往復動するオルダムリング13により自転を規制された状態で揺動スクロール12のボス部121が軸15の偏心部151により駆動されることにより、揺動スクロール12が揺動運動する。これにより、固定スクロール11の渦巻11bとの組み合わせで形成された圧縮室4の容積を変化させる。
揺動スクロール12の揺動運動に伴い吸入管23から密閉容器21内に吸入されたガス状態の流体が、固定スクロール11と揺動スクロール12の両渦巻間の圧縮室4に取り込まれ、圧縮されていく。そして、圧縮された流体は、固定スクロール11に設けた吐出ポート111から吐出弁25に抗して吐出され、吐出管24からスクロール圧縮機1の外部、すなわち冷媒回路へ排出される。
なお、揺動スクロール12とオルダムリング13の運動に伴うアンバランスを軸15に取り付けられた第1バランサー16とローター18に取り付けられた第2バランサー17によって釣り合わせるようになっている。密閉容器21下部に貯留した潤滑油22は、軸15内に設けられた給油路から各摺動部(主軸受部、副軸受部20、スラスト面など)に供給される。
図2は、スクロール圧縮機1の固定スクロール11及び揺動スクロール12の渦巻形状と圧縮過程を説明するための説明図である。図2に基づいて、スクロール圧縮機1の固定スクロール11及び揺動スクロール12の渦巻形状と圧縮過程について説明する。図2では、細線が固定スクロール11を、太線が固定スクロール11に組み合わされた揺動スクロール12を、それぞれ表している。
(a)は、固定スクロール11に組み合わされた揺動スクロール12の外向面側の最外室が形成された吸入完了の状態を示している。(b)は、(a)の状態から揺動スクロール12が90deg公転した位置にあるときの状態を示している。(c)は、(a)の状態から揺動スクロール12が180deg公転した位置にあるときの状態を示している。(d)は、(a)の状態から揺動スクロール12が270deg公転した位置にあるときの状態を示している。すなわち、揺動スクロール12は、(a)→(b)→(c)→(d)→(a)と揺動運動、すなわち自転を伴わない公転運動を行う。
これにより、各圧縮室4は容積を減じていく。それに伴い、吸入されたガス状態の流体は、圧縮されるとともに順次中央へ送られ、最内室(第0室)から固定スクロール11に設けられた吐出ポート111(図2では図示せず)を経てスクロール圧縮機1の外部へ吐出される。
揺動スクロール12の外向面と固定スクロール11の内向面で形成される圧縮室4のうち最外周の第2室は、0degの時点で吸入完了=圧縮開始となり、その圧力はP2oである。第2室は、回転後には一周内側の第1室となり圧力はP1oとなる。そして、第1室は、更に1回転後には揺動内向面/固定外向面側の第1室と連通して圧力P0となっている。
揺動内向面/固定外向面側の最外(第2)室は180degが吸入完了=圧縮開始で、この時点で対となる揺動外向面/固定内向面側の第2室は既に1/2回転分圧縮過程が進んでいるので、P2oはP2iよりも高くなっている。一周内側の第1室のP1oとP1iについても同様で、この状況は揺動内向面側と揺動外向面側の圧縮室が連通して圧力P0の最内室となるまで続く。通常の対称渦巻の場合、揺動外向面側の吸入完了は揺動内向面側の吸入完了と同じタイミングとなり、対応する双方の圧縮室4の圧力は原理的には常に等しい。
図3は、対称渦巻と非対称渦巻について圧力Pの変化を圧縮室の容積Vに対してプロットしたPV線図である。図3に基づいて、図2で示した状況を詳しく説明する。図3(a)は対称渦巻の場合のPV線図を示している。図3(b)は非対称渦巻の場合のPV線図を示している。なお、図3では、横軸が圧縮室容積を、縦軸が圧縮室内圧を、それぞれ示している。
図3(a)に示すように対称渦巻の場合、揺動外向面/固定内向面側と揺動内向面/固定外向面側の圧縮室4は同時に同じ容積で吸入完了となるので、それ以降の圧縮過程も同じ圧力上昇をたどり、ある回転角での容積Vに対する揺動外向面側の圧力Poutと揺動内向面側の圧力Pinは等しい。
これに対して非対称渦巻の場合、図3(b)に示すように揺動外向面/固定内向面側の圧縮室が揺動内向面/固定外向面側の圧縮室よりも大きな行程容積Vstoで先行して吸入完了となり、揺動内向面側の圧縮室では揺動外向面側に遅れて行程容積Vstiから圧縮過程が進行する。そのため、非対称渦巻の場合では、最内室と連通するまでの間は、ある容積Vに対する揺動外向面側の圧力Poutが揺動内向面側の圧力Pinよりも高い状況が続くことになる。
このように非対称渦巻では、揺動外向面側のシール点形成開始タイミングが早く、揺動外向面側と揺動内向面側の対応する圧縮室の圧力が異なることによる揺動スクロールに作用するガス荷重への影響が、揺動スクロールの自転モーメントの変動の拡大として現れる。例えば、図2(c)において、等歯厚で対称渦巻の場合にはP2o=P2i、P1o=P1iとしてガス荷重計算を行なう必要のなかったP2oとP2iの間の半周分、P1oとP1iの間の半周分の揺動スクロール渦巻部分についても差圧を計算に入れなくてはならない。
また、180degで揺動内向面側圧縮室は内向面側の行程容積Vstiとなっており、対称形状の場合は外向面側の行程容積Vstoも等しいので、圧縮機としての行程容積Vst=Vsti+Vsto=2×Vsti(=2×Vsto)であったのが、非対称形状としたことにより、Vsto>VstiでVst=Vsti+Vsto>2×Vstiとなる。圧力P0の最内室とその一周外側の圧力P1o、P1iの第1室とが連通する時点での第1室の容積V1(外向面側V1oと内向面側V1iの合計)は最外周が対称でも非対称でも変わらないので、組込容積比(Vsto+Vsti)/V1は対称形状の時よりも上がる。そのため、非対称化により行程容積及び組込容積比を大きくすることができる。
図4は、一般的な非対称渦巻における揺動スクロールに作用するガス荷重の計算を説明するための説明図である。図4に基づいて、一般的な非対称渦巻における揺動スクロールに作用するガス荷重の計算について説明する。図4では、(a)が揺動内向面側圧縮室〜揺動外向面側圧縮室間の渦巻に作用するガス荷重の計算の説明を、(b)が揺動外向面側圧縮室〜揺動内向面側圧縮室間の渦巻に作用するガス荷重の計算の説明を、それぞれ示している。
図4(a)において、実線で示した揺動スクロール12の渦巻12bの斜線部には、内向面側第n室の圧力Pniと外向面側第n+1室の圧力P(n+1)oの差圧(但し最内室はP0、最外周は吸入圧Ps)が作用している。そして、シール点間距離はLni(n+1)oとなっているので、h(歯高)×Lni(n+1)o×(Pni−P(n+1)o)の合計に相当する力Fioに抗して揺動スクロール12を駆動しなければならない。更に図4(b)のシール点間距離Lnoiの斜線部に作用する差圧(Pno−Pni)について、対称渦巻ではPno=Pniとみなして計算の必要がなかったh×Lnio×(Pno−Pni)を合計した力Foiを加えて、Rr(揺動半径)×(Fio+Foi)がガス圧縮に要するトルクTθとなる。
このとき、Fio、Foiの作用点と揺動スクロール12の中心が一致しないため、FioとFoiはそれぞれ揺動スクロール12を中心周りに回転(自転)させるように作用する。これが自転モーメントTrと言われるもので、その大きさは図4の揺動スクロール中心〜作用点間の距離を参照して、内向面側→外向面側がFio×Rr/2、pを渦巻ピッチとして外向面側→内向面側は向きが逆になるので−Foi×(p−Rr)/2である。
前述の如く、等歯厚の対称渦巻の場合には、外向面側→内向面側の差圧が0とみなせたので、内向面側→外向面側について合計すればよく、ガス圧縮トルクはTθ=Rr×Fioで自転モーメントはTr=Rr/2×Fio=Tθ/2となる。そして、自転の向きは揺動外向面側シール点が閉じる方向、揺動内向面側シール点が開く方向で一定していた。これに対して、非対称渦巻では、自転モーメントがTr=Fio×Rr/2−Foi×(p−Rr)/2=(Fio+Foi)×Rr/2−Foi×pとなるので、向きが逆転する場合もあり得ることになる。
揺動スクロール12の自転を規正するためのオルダムリング13は、本来一方向の自転モーメントに対して姿勢を規正するためのものなので、フレーム側、揺動スクロール側それぞれ2個の爪について、前述の揺動外向面側シール点が閉じる方向の自転を規正する対角2面を用い、残りの対角2面は使用しない。このため、フレーム14または揺動スクロール12に形成されオルダムリング13の爪が嵌入されるオルダム溝については、姿勢規正に用いられる爪の対角2面に対応する2面の位置精度を規定することで揺動スクロールの姿勢規正精度を確保するのが一般的である。
したがって、オルダム爪の姿勢規正に用いられない側の対角2面については、溝幅寸法−爪幅寸法の比較的大きなクリアランスが存在するため、自転モーメントが反転するとオルダムリングの爪部分の摺動面が反転して、爪/溝部のクリアランス分の自転による振動・騒音の発生、渦巻側面すきまからの漏れの増大を招くので、このような使い方は避けるべきである。
自転モーメントが反転するかどうかは、上記の計算式よりFoiの大きさに依存しており、Foiは元々揺動スクロール外向面側の圧縮室の吸入完了を早めて、外向面側の圧縮室での圧縮過程が内向面側の圧縮室に対して先行することにより生じた差圧が作用した力である。そのため、一般に揺動スクロール外向面側を内向面側の吸入完了=圧縮開始角度の差(延長伸開角φex≦180deg)が大きいほど、また揺動スクロール外向面側と内向面側の行程容積の差(Vsto−Vsti)が大きいほど、自転モーメントの変動が大きくなるといえる。
図5は、対称渦巻と非対称渦巻について自転モーメントTrの変化を回転角に対してプロットしたグラフである。図5に基づいて、図3で示したPV線図から計算した自転モーメントTrの変化について説明する。図5(a)は対称渦巻の場合の自転モーメントTrの変化を回転角に対してプロットしたグラフを示している。図5(b)は非対称渦巻の場合の自転モーメントTrの変化を回転角に対してプロットしたグラフを示している。なお、図5では、横軸が回転角ψを、縦軸が回転角に対しての自転モーメントTrを、それぞれ示している。
図5の横軸は回転角であるが、図2のように揺動外向面側の吸入完了時を0degとするのではなく、吸入完了タイミングの異なる渦巻同士を対照比較するため、最内室とその外側の第1室(揺動外向面側、揺動内向面側)とが連通するタイミングを180degとしている。
図5において、(a)の対称渦巻は常にTr>0となっており、姿勢規正のためのオルダムリング爪反力が一方向のみであるのに対して、(b)の非対称渦巻では対称渦巻に較べてTrの平均値が下がるとともに変動が大きくなる。そのため、一回転中にTr>0の範囲とTr<0の範囲の両方があることがわかる。このように一回転中に自転モーメントの正負が逆転すると、オルダムリングは爪の片側の対角2面だけで姿勢規正することが出来なくなる。
自転モーメントTrの変動拡大要因は、対称渦巻で差圧が無いために無視できた揺動スクロールの外向面側から内向面側に向かって作用するガス力Foiとその作用点位置であり、Foiは揺動スクロール外向面側の行程容積Vstoと内向面側の行程容積Vstiiの差に依存している。
揺動スクロールと固定スクロールの歯厚が異なる“異歯厚”の渦巻では、対称渦巻であってもVstoとVstiが異なってくる。揺動スクロールの歯厚をt1、固定スクロールの歯厚をt2、揺動/固定で共通の渦巻ピッチをpとすると、t1>t2のときVsto/Vstiが大きくなって容積差が拡大するとともに、Fioの作用点がRr/2=(p−t1−t2)/4の点、Foiの作用点が−(p−Rr)/2=(p−t1−t2)/4−p/2=−(p+t1+t2)/4の点、すなわち揺動スクロール中心に対して±p/4−(t1+t2)/4の点となる。
このような非対称渦巻について、等歯厚/異歯厚の制約無く自転モーメントの変動に対する渦巻スペックの影響を整理するために、(t1+t2)/pとVsto/Vstiを無次元のパラメータとして選び、自転モーメントTrをガス圧縮トルクTθで無次元化して表わす(図6参照)。
図6は、ある組込容積比ρ=2.19の非対称渦巻を冷媒R410AのCT/ET(凝縮温度/蒸発温度)=52/5[℃]で運転したときの自転モーメントのガス圧縮トルクに対する比の最大値と最小値を、パラメータ(t1+t2)/pをふって、歯厚差に対してプロットしたグラフである。図6に基づいて、自転モーメント及びガス圧縮トルクについて説明する。図6(a)は、最大値/最小値を揺動/固定の歯厚差に対してプロットしたグラフを、図6(b)は、図6(a)の最大値側を拡大して、揺動外向面側と内向面側の行程容積比Vsto/Vstiを等歯厚の場合の(Vsto/Vsti)等歯厚 で無次元化して横軸にとり直したものである。
図6(a)に示されているように最大値側が0近傍にあることから、図5(b)のように一回転中の大部分はTr<0となっていることが推察される。図6(a)は、図5(b)の最大値と最小値をガス圧縮トルクTθに対する比Tr/Tθとしてまとめたものなので、最大値と最小値が0をまたぐことなく、共に<0または共に>0であれば自転モーメントが一回転中に反転しないことになる。
すなわち、図6(b)でパラメータ(t1+t2)/pの各値に対してMAX(Tr/Tθ)が0とクロスする点が、自転モーメントの反転限界となり、それよりもν=(Vsto/Vsti)/(Vsto/Vsti)等歯厚 が大であれば、一回転を通じてTrは常にマイナス側で、等歯厚対称渦巻に対する通常の場合とは逆になるが、オルダムリングの爪の両面が姿勢規正に用いられることはなくなる。このような自転モーメント反転限界点の(t1+t2)/p+νはほぼ一定となる。これは、反転限界に対する無次元パラメータ(t1+t2)/pとνの影響度がほぼ等しいことを示している。
図7は、異なるスペックの渦巻の自転モーメント反転限界を与える(t1+t2)/p+νを各運転条件での理想容積比ρidに対してプロットしたグラフである。つまり、図7は、図6を、更に異なる組込容積比ρの渦巻で高低圧を変えたときの反転限界の(t1+t2)/p+νを各高低圧におけるρid=(吸入状態での比容積)/(吐出状態での比容積)に対してプロットしたものである。図7に基づいて、自転モーメント及びガス圧縮トルクについて更に説明する。
図7には、“自転モーメント反転限界線”を示しており、R410Aのある運転条件における吸入/吐出の比容積の比ρidの関数(以下に示す式(1))が渦巻の(t1+t2)/p+ν以下であれば、自転モーメントの反転が生じないことを示している。
式(1):
L(ρid)=−0.009・ρid4 +0.1427・ρid3 −0.8589・ρid2 +2.3868・ρid−0.8934
したがって、渦巻設計にあたっては低振動・低騒音、高効率を特に要求される運転条件のうち、もっとも理想容積比ρidが高くなる条件に対するL(ρid)よりも(t1+t2)/p+νが大きくなるような渦巻スペックを選択することにより、通常の運転では自転モーメント反転が発生しない渦巻を得ることが可能となる。また、フレーム及び揺動スクロールのオルダム溝の揺動スクロール外向面側シール点が開く方向の自転を規正する対角2面の位置精度を規定することで、低振動・低騒音かつ角度規正精度確保により高効率の、スクロール圧縮機が得られる。
そこで、本実施の形態に係るスクロール圧縮機1では、揺動スクロール12と固定スクロール11の歯厚が異なる非対称渦巻を、揺動スクロールの歯厚をt1、固定スクロールの歯厚をt2、渦巻ピッチ(揺動/固定で共通)をpとしたときの(t1+t2)/pと、非対称化により異なっている揺動スクロール外向面側の行程容積Vstoと内向面側の行程容積Vstiについて、比Vsto/Vsti(≠1)の等歯厚の場合に対する比(Vsto/Vsti)/(Vsto/Vsti)等歯厚 =νとをパラメータとし、所定の運転条件におけるρid=(吸入状態での比容積)/(吐出状態での比容積)の関数(式(1))を満たす形状としている。
これにより、本実施の形態に係るスクロール圧縮機1は、非対称渦巻を上記式(1)を満たす“異歯厚”渦巻で構成したことにより、揺動スクロール12に作用する自転モーメントの一回転中での反転が起こらないようになっている。つまり、スクロール圧縮機1は、元々の自転モーメントが一回転中に反転しないような非対称渦巻を採用し、非対称渦巻による行程容積増大を無効化することなく、オルダムリング13の自転を回避し、振動・騒音の低減とともに対称渦巻と同等の角度規正精度を確保して流体の漏れ低減による性能向上を図るようにしている。これにより、限られたスペースでの行程容積増大という、非対称渦巻によるメリットを損なうことなく、自転モーメントの反転を回避することが可能となり、低振動・低騒音とともに、角度規正精度確保により高効率のものとなる。
1 スクロール圧縮機、4 圧縮室、11 固定スクロール、11a 鏡板、11b 渦巻、12 揺動スクロール、12a 鏡板、12b 渦巻、13 オルダムリング、14 フレーム、14A サブフレーム、14a 吸入口、15 軸、16 第1バランサー、17 第2バランサー、18 ローター、19 ステーター、20 副軸受部、21 密閉容器、22 潤滑油、23 吸入管、24 吐出管、25 吐出弁、111 吐出ポート、121 ボス部、151 偏心部。

Claims (2)

  1. 固定スクロールの渦巻及び揺動スクロールの渦巻が非対称形状に形成され、前記固定スクロールの渦巻と前記揺動スクロールの渦巻とを組合わせて形成される圧縮室で流体を圧縮するものであり、自転モーメントのガス圧縮トルクに対する比の最大値が常に負であるスクロール圧縮機であって、
    前記固定スクロールを支持するとともに、前記揺動スクロールを回転可能に支持するフレームと、
    前記フレーム及び前記揺動スクロールに形成されているオルダム溝に摺動可能に嵌入される爪が形成され、前記揺動スクロールの自転運動を阻止するとともに、前記揺動スクロールの揺動運動を可能とするオルダムリングと、を備え、
    前記揺動スクロールの歯厚t1>前記固定スクロールの歯厚t2であって、
    前記オルダムリングの爪が前記揺動スクロール外向面側シール点が開く方向の自転を規正する対角2面に当接した時に、逆向きの自転規正時よりも前記揺動スクロールの姿勢精度が高くなるように、前記オルダム溝の側面の位置精度を規定した
    ことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 冷媒としてR410Aを使用するものにおいて、
    各スクロールの渦巻ピッチをpとし、所定の運転条件における吸入/吐出の比容積の比ρidの関数である下記式(1)に対して、
    (t1+t2)/pと、
    揺動スクロール外向面側の行程容積Vstoと内向面側の行程容積Vstiの比Vsto/Vstiの等歯厚の場合に対する比(Vsto/Vsti)/(Vsto/Vsti)等歯厚=νと、
    による(t1+t2)/p+νがL(ρid)以上となる形状の渦巻で構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。

    (式1)
    L(ρid)=−0.009・ρid+0.1427・ρid−0.8589・ρid+2.3868・ρid−0.8934
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