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JP5949791B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、側面衝突時にファーサイドエアバッグによって乗員を保護する車両用乗員保護装置に関する。
下記特許文献1には、車幅方向に隣り合う左右の車両用シートの各シートバックにおける車幅方向中央側の側部に、夫々エアバッグ装置(ファーサイドエアバッグ装置)が搭載された構成が開示されている。これらのファーサイドエアバッグ装置は、側面衝突の衝突箇所側とは反対側(以下、反衝突側という)に着座している乗員の頭部に対して衝突箇所側(以下、衝突側という)へエアバッグを膨張展開させる。それにより、側面衝突の衝撃によって衝突側へ慣性移動する頭部をエアバッグによって受け止めるようにしている。
また、下記特許文献2には、シートバックフレームに結合されたテザーが、エアバッグの非膨張部位に形成された開口に通されてエアバッグの前端に接続された構成のファーサイドエアバッグ装置が記載されている。このファーサイドエアバッグ装置では、上記のテザーによって、側面衝突時におけるエアバッグの展開軌跡を制御すると共に、反衝突側に着座している乗員に対して有効な拘束をもたらすようにしている。
特開2010−070003号公報 特開2012−051557号公報
上述の如きファーサイドエアバッグ装置では、膨張展開したエアバッグ(ファーサイドエアバッグ)に対して衝突側から反力を付与する反力面が存在しないため、ファーサイドの乗員拘束性能を十分に確保する観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、ファーサイドエアバッグの乗員拘束性能向上に寄与することができる車両用乗員保護装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用乗員保護装置は、車幅方向に隣り合って配設され、側面衝突時の衝撃によって相対的に車幅方向に接近する左右の車両用シートと、前記左右の車両用シートの各シートバックにおける車幅方向中央側の側部に夫々配設され、各々が側面衝突時に作動されてガスを発生させる左右のインフレータと、前記各シートバックにおける車幅方向中央側の側部に夫々配設され、各々が前記ガスの供給を受けて膨張展開すると共に、当該膨張展開状態で前記側部の車両前方側へ突出する前バッグ部と前記前バッグ部の車両後方側に位置して前記前バッグ部よりも内圧が高くなる後バッグ部とに夫々が仕切られており、各々の前記後バッグ部が前記接近によって前記各シートバック間で圧縮される左右のファーサイドエアバッグと、を備え、前記ファーサイドエアバッグは、前後仕切りテザーによって前記前バッグ部と前記後バッグ部とに仕切られており、前記前後仕切りテザーには、連通口が形成されており、前記後バッグ部内に収容された前記インフレータから発生するガスが前記連通口を通って前記前バッグ部内に供給される
請求項1に記載の発明では、車両が側面衝突をすると、左右の車両用シートの各シートバックにおける車幅方向中央側の側部に配設された左右のインフレータが作動され、各シートバックの前記側部に配設された左右のファーサイドエアバッグが膨張展開する。これらのファーサイドエアバッグは、膨張展開状態で前記側部の車両前方側へ突出する前バッグ部と、前バッグ部の車両後方側に位置して前バッグ部よりも高圧になる後バッグ部とに仕切られている。
また、車両が側面衝突をした際には、左右の車両用シートが衝撃によって相対的に車幅方向に接近する。この接近によって左右のファーサイドエアバッグの各後バッグ部が左右のシートバック間で圧縮される。それにより、衝撃が吸収されると共に、各ファーサイドエアバッグが互いに相手方の反力面となり、各ファーサイドエアバッグの内圧が上昇する。その結果、何れか一方のファーサイドエアバッグが反衝突側の乗員を受け止める際の拘束性能の向上に寄与することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用乗員保護装置は、車幅方向に隣り合って配設され、側面衝突時の衝撃によって相対的に車幅方向に接近する左右の車両用シートと、前記左右の車両用シートのうちの一方の車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部に配設され、側面衝突時に作動されてガスを発生させるインフレータと、前記側部に配設され、前記ガスの供給を受けて膨張展開すると共に、当該膨張展開状態で前記側部の車両前方側へ突出する前バッグ部と前記前バッグ部の車両後方側に位置して前記前バッグ部よりも内圧が高くなる後バッグ部とに仕切られており、前記後バッグ部が前記接近によって前記左右の車両用シートの各シートバック間で圧縮されるファーサイドエアバッグと、を備え、前記ファーサイドエアバッグは、前後仕切りテザーによって前記前バッグ部と前記後バッグ部とに仕切られており、前記前後仕切りテザーには、連通口が形成されており、前記後バッグ部内に収容された前記インフレータから発生するガスが前記連通口を通って前記前バッグ部内に供給される
請求項2に記載の発明では、車両が側面衝突をすると、左右の車両用シートの何れか一方の車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部に配設されたインフレータが作動され、前記側部に配設されたファーサイドエアバッグが膨張展開する。このファーサイドエアバッグは、膨張展開状態で前記側部の車両前方側へ突出する前バッグ部と、前バッグ部の車両後方側に位置して前バッグ部よりも高圧になる後バッグ部とに仕切られている。
また、車両が側面衝突をした際には、左右の車両用シートが衝撃によって相対的に車幅方向に接近する。この接近によってファーサイドエアバッグの後バッグ部が左右のシートバック間で圧縮される。それにより、衝撃が吸収されると共に、ファーサイドエアバッグの反力面が確保され、ファーサイドエアバッグの内圧が上昇する。その結果、ファーサイドエアバッグが反衝突側の乗員を受け止める際の拘束性能の向上に寄与することができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用乗員保護装置は、請求項1又は請求項2において、前記ファーサイドエアバッグは、前記膨張展開状態において、自らが配設された前記シートバックの背面よりも車両後方側へ前記後バッグ部の一部が突出するように形成されている。
請求項3に記載の発明では、後バッグ部が上記のように車両後方側へ延長されているため、車幅方向から見た場合の後バッグ部と左右のシートバックとの重なり量を大きく確保することができる。それにより、後バッグ部が左右のシートバック間で圧縮される際に、後バッグ部の内圧を効果的に上昇させることが可能になる。
以上説明したように、本発明に係る車両用乗員保護装置では、ファーサイドエアバッグの乗員拘束性能向上に寄与することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用乗員保護装置が適用されて構成された自動車の車室前部の構成を示す平断面図である。 側面衝突の衝撃によって左右の車両用シートが相対的に車幅方向に接近した状態を示す図1に対応した平断面図である。 同車両用乗員保護装置の構成部材である車両右側の車両用シートを車幅方向中央側から見た側面図であり、ファーサイドエアバッグが膨張展開した状態の図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用乗員保護装置が適用されて構成された自動車の車室前部の構成を示す平断面図である。 側面衝突の衝撃によって左右の車両用シートが相対的に車幅方向に接近した状態を示す図4に対応した平断面図である。 ファーサイドエアバッグの変形例を示す側面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1実施形態に係る車両用乗員保護装置10について、図1〜図3に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る車両用乗員保護装置10は、車幅方向に隣り合って配設された左右の車両用シート12L、12Rと、各車両用シート12L、12Rに搭載された左右のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rとによって構成されている。左右の車両用シート12L、12Rは、例えば車両の運転席及び助手席であり、車室16内の前部において車両の左側部18Lと右側部18Rとの間に配置されている。なお、図1及び図2においては、車両の左側部18L及び右側部18Rを概略的に記載している。
これらの車両用シート12L、12Rは、乗員P1、P2が着座するためのシートクッション20L、20Rと、乗員P1、P2の背凭れとなるシートバック22L、22Rと、乗員P1、P2の頭部Hを支持するヘッドレスト25L、25Rとを、それぞれが備えている。なお、図1及び図2において符号27Aが付された部材は、シートバック22L、22Rの骨格部材であるシートバックフレーム27が備えるドア側サイドフレームである。また、図1〜図3において符号27Bが付された部材は、シートバックフレーム27が備えるトンネル側サイドフレームである。
シートクッション20L、20Rは、シートスライド機構を介して車体のフロア(何れも図示省略)に連結されており、フロアに対して前後位置を調節可能とされている。シートバック22L、22Rは、シートクッション20L、20Rの後端部にリクライニング機構(図示省略)を介して連結されており、シートクッション20L、20Rに対するリクライニング角度を調節可能とされている。
上記構成の左右の車両用シート12L、12Rは、車両が側面衝突をした際には、側面衝突の衝撃によって相対的に車幅方向に接近する。例えば、車両の左側部18Lに対して他車両が衝突した際には、側面衝突の衝撃によって車室16側へ侵入してくる左側部18Lからの荷重によって左側の車両用シート12Lが車体に対して車幅方向中央側へ変位する。またこの際には、右側の車両用シート12Rが、上記の衝撃によって生じる慣性力により、車体に対して車幅方向中央側へ変位する(図2図示状態)。
同様に、車両の右側部18Rが側面衝突をした際には、側面衝突の衝撃によって車室16側へ侵入してくる右側部18Rからの荷重によって右側の車両用シート12Rが車幅方向中央側へ変位すると共に、左側の車両用シート12Lが慣性力によって車体に対して車幅方向中央側に変位する。なお、上記各変位の際には、車両用シート12L、12Rの骨格の一部が変形するようになっている。この変形には、前記骨格の一部が塑性変形する場合の他、剛性領域で弾性的に変形する場合が含まれる。
上述した左右の車両用シート12L、12Rのシートバック22L、22Rにおける各ドア側サイド部21(車幅方向外側の側部)には、それぞれサイドエアバッグ装置24L、24Rが配設(搭載)されている。これらのサイドエアバッグ装置24L、24Rは、インフレータ26L、26Rが発生させるガスの圧力で、サイドエアバッグ28L、28Rを各ドア側サイド部21の車両前方側へ膨張展開させる構成になっている。なお、図1及び図2では、左側のシートバック22Lに配設されたサイドエアバッグ28Lが膨張展開する一方、右側のシートバック22Rに配設されたサイドエアバッグ28Rが膨張展開していない状態が図示されている。これらのサイドエアバッグ装置24L、24Rは、従来周知のものであるため、詳細な説明は省略する。
左右のシートバック22L、22Rにおけるトンネル側サイド部23(車幅方向中央側の側部)には、それぞれファーサイドエアバッグ装置14L、14Rが配設されている。左右のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rは、左右対称に構成されている以外は同一の構成とされている。以下、左右のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rについて詳細に説明する。
左右のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rは、車両用乗員保護装置10の構成部材であり、ガス発生装置であるインフレータ30L、30Rと、袋体であるファーサイドエアバッグ32L、32Rとを主要部として構成されている。ファーサイドエアバッグ32L、32Rは、通常時には、インフレータ30L、30R等と共にモジュール化され、折り畳まれた状態でトンネル側サイド部23内に収納されている。
ファーサイドエアバッグ32L、32Rは、インフレータ30L、30Rから発生するガスの圧力によって乗員P1、P2の車幅方向中央側へ膨張展開する(図1〜図3図示状態)。この膨張展開の際には、トンネル側サイド部23に配設されたシート表皮及びシートバックパッド(何れも図示省略)がファーサイドエアバッグ32L、32Rの膨張圧を受けて破断される。なお、以下の説明に記載するファーサイドエアバッグ32L、32Rの前後上下の方向は、特に断りのない限り、ファーサイドエアバッグ32L、32Rが膨張展開した状態での方向を示すものであり、シートバック22L、22Rの前後上下の方向と略一致している。
各ファーサイドエアバッグ32L、32Rは、例えばナイロン系又はポリエステル系の布材を切り出して形成された2枚の基布が重ね合わされて外周縁部を縫製されることにより長尺な袋状に形成されている。これらのファーサイドエアバッグ32L、32Rは、長手方向が車両上下方向に沿うように膨張展開する(図2参照)。なお、ファーサイドエアバッグ32L、32Rの製造方法は、上記に限らず、適宜変更することができる。例えば1枚の基布が二つ折りにされて外周縁部を縫製されることにより袋状のファーサイドエアバッグ32L、32Rが製造される構成にしてもよい。
ファーサイドエアバッグ32L、32Rの内部には、それぞれ前後仕切り部としての前後仕切りテザー34が設けられている。これらの前後仕切りテザー34は、ファーサイドエアバッグ32L、32Rの基布と同様の布材が長尺帯状に切り出されて形成されてものであり、一方の長辺縁部がファーサイドエアバッグ32L、32Rの一方の基布に縫製され、他方の長辺縁部がファーサイドエアバッグ32L、32Rの他方の基布に縫製されている。これらの前後仕切りテザー34によって、ファーサイドエアバッグ32L、32Rが、乗員Pの肩部S、胸部C及び腹部Bの前部並びに頭部Hを拘束するための前バッグ部36と、肩部S、胸部C及び腹部Bの後部を拘束するための後バッグ部38とに仕切られている(区画されている)。なお、前後仕切りテザー34の設定の仕方は上記に限らず、適宜変更することができる。例えば、後バッグ部38の上部によって肩部Sの全体が拘束される構成にしてもよい。
前バッグ部36の内部は、前チャンバ40とされており、後バッグ部38の内部は、後チャンバ42とされている。前チャンバ40と後チャンバ42とは、前後仕切りテザー34の上端部に設けられた上側連通口46、及び前後仕切りテザー34の下部に設けられた下側連通口48において、相互に連通されている。なお、前チャンバ40と後チャンバ42とを相互に連通させる連通口の形成部位は、上記に限らず適宜変更することができる。
一方、インフレータ30L、30Rは、ファーサイドエアバッグ32L、32Rの各後バッグ部38内に収容されている。各インフレータ30L、30Rは、円筒状に形成された所謂シリンダータイプのインフレータであり、軸線方向がシートバック22L、22Rの高さ方向に沿う姿勢で後バッグ部38内の前後方向中間部で且つ上下方向中間部に配設されている。
インフレータ30L、30Rの外周部からは、車幅方向外側(シート幅方向内側)へ向けて上下一対のスタッドボルト50(図1及び図2参照)が突出している。これらのスタッドボルト50は、ファーサイドエアバッグ32L、32Rの基布及びトンネル側サイドフレーム27Bを貫通しており、先端側にナット52が螺合している。これにより、ファーサイドエアバッグ32L、32Rがインフレータ30L、30Rを介してトンネル側サイドフレーム27Bに締結固定されている。
インフレータ30L、30Rが作動(起動)されると、インフレータ30L、30Rの上端部及び下端部のうちの少なくとも一方に設けられたガス噴出部から後バッグ部38内にガスが放射状に噴出される。後バッグ部38内に噴出されたガスは、上側連通口46及び下側連通口48を通って前バッグ部36内に供給される(図3の矢印G1、G2参照)。これにより、ファーサイドエアバッグ32L、32Rが膨張展開する。
この膨張展開の際には、インフレータ30L、30Rから噴出されたガスが後バッグ部38内に供給された後で、上下の連通口46、48を通って前バッグ部36内に供給されるため、後バッグ部38の内圧が前バッグ部36の内圧よりも高くなる。つまり、本実施形態では、後バッグ部38内にインフレータ26が設けられること、及び、前後仕切りテザー34に上下の連通口46、48が形成されることにより、後バッグ部38の内圧を前バッグ部36の内圧よりも高くする内圧調整手段が構成されている。
ファーサイドエアバッグ32L、32Rの膨張展開状態では、前バッグ部36がトンネル側サイド部23の車両前方側へ突出し、後バッグ部38の一部(ここでは後端部)がシートバック22L、22Rの背面から車両後方側へ突出する。また、この膨張展開状態では、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの全体がシートバック22L、22Rの車幅方向中央側へ膨出し、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rが互いに接近する。
上記のインフレータ30L、30R及びサイドエアバッグ装置24L、24Rのインフレータ26L、26Rには、図1に示されるように、車両に搭載されたECU54(制御装置)が電気的に接続されている。このECU54には、車両の側面衝突を検出する側突センサ56と、左右の車両用シート12L、12Rにおける乗員着座状態を検出する着座センサ(図示省略)とが電気的に接続されている。これらのECU54、側突センサ56及び着座センサは、ファーサイドエアバッグ装置14L、14R及びサイドエアバッグ装置24L、24Rの構成部材として共用されている。
ECU54は、側突センサ56からの信号に基づいて車両の側面衝突(の不可避)を検知した際には、着座センサからの信号に基づいて、インフレータ30L、30R、26L、26Rを適宜作動(起動)させる構成とされている。例えば、左右の車両用シート12L、12Rに乗員P1、P2が着座している状態で、車両の左側部18Lに対して他車両が衝突した際(図1の矢印F参照)には、ECU54は、左側のサイドエアバッグ装置24Lのインフレータ26L、及び左右両側のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rの各インフレータ30L、30Rを作動させる。それにより、図1に示されるように、左側のサイドエアバッグ28L及び左右両側のファーサイドエアバッグ32L、32Rが膨張展開する。なお、左側の車両用シート12Lに乗員P1が着座していない場合には、ECU54は、サイドエアバッグ装置24Lのインフレータ26Lを作動させない構成になっている。
一方、ECU54は、左右の車両用シート12L、12Rに乗員P1、P2が着座している状態で、車両の右側部18Rに対して他車両が衝突した際には、右側のサイドエアバッグ装置24Rのインフレータ26R、及び左右両側のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rの各インフレータ30L、30Rを作動させる。それにより、右側のサイドエアバッグ28R及び左右両側のファーサイドエアバッグ32L、32Rが膨張展開する(なお、この場合の膨張展開状態については図示を省略する)。なお、右側の車両用シート12Lに乗員P2が着座していない場合には、ECU54は、サイドエアバッグ装置24Rのインフレータ26Rを作動させない構成になっている。
また、本実施形態では、側面衝突が生じた際には、前述したように、左右の車両用シート12L、12Rが互いに車幅方向に接近する。それにより、膨張展開した左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rが互いに車幅方向に当接し、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの各後バッグ部38が、左右のシートバック22L、22R間で車幅方向に圧縮されるように構成されている。つまり、各後バッグ部38が上記のように圧縮されるように、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの車幅方向の膨張幅や、左右の車両用シート12L、12Rの間隔などが設定されている。
上記の圧縮によって、各後バッグ部38の内圧が上昇すると共に、各後バッグ部38内のガスが上下の連通口46、48から各前バッグ部36内へ流れ込み、各前バッグ部36の内圧が上昇するようになっている。上記の圧縮は、少なくとも、MDB(Moving Deformable Barrier)を用いた側面衝突試験(MDBの衝突速度:時速50キロメートル)、及び、ポール側面衝突試験(ポール速度:時速32キロメートル、ポール進入角度:15度)において生じるように設定されている。
なお、本実施形態では、左右の車両用シート12L、12Rのそれぞれに乗員P1、P2が着座しているが、これに限らず、ECU54は、車両用シート12L、12Rの何れか一方にしか乗員が着座していない場合でも、側面衝突を検知した際には左右両側のインフレータ30L、30Rを作動させるように構成されている。また、本実施形態では、ECU54は、側面衝突を検知した際に、左右両側のインフレータ30L、30Rを同時に作動させる構成になっているが、これに限るものではない。例えば、ECU54が、左右のインフレータ30L、30Rのうち衝突側のインフレータを反衝突側のインフレータよりも先に作動させる構成にしてもよい。
また、本実施形態では、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rが互いに当接する際の当接面積は、左右の車両用シート12L、12Rの車体に対する前後位置のずれや、左右のシートクッション20L、20Rに対する左右のシートバック22L、22Rのリクライニング角度の違いによって変化する。この点、本実施形態では、左右のシートバック22L、22Rのリクライニング角度が同じ場合、左右の車両用シート12L、12Rの前後位置が、前後位置調整範囲の半分程度ずれるまでは、各後バッグ部38が車幅方向から見て重なるように構成されている。
(作用及び効果)
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、例えば図1に示される通常状態において、車両の左側部18Lが側面衝突をすると、左側のサイドエアバッグ装置24Lのインフレータ26Lが作動されると共に、左右両側のファーサイドエアバッグ装置14L、14Rの各インフレータ30L、30Rが作動される。それにより、左側のサイドエアバッグ28Lが膨張展開すると共に、左右両側のファーサイドエアバッグ32L、32Rが膨張展開する(図1図示状態)。左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rは、膨張展開状態でトンネル側サイド部23の車両前方側へ突出する前バッグ部36と、前バッグ部36の車両後方側に位置して前バッグ部36よりも高圧になる後バッグ部38とに仕切られている。
また、車両が側面衝突をした際には、図2に示されるように、左右の車両用シート12L、12Rが衝撃によって相対的に車幅方向に接近する。この接近によって左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの各後バッグ部38が左右のシートバック22L、22R間で圧縮される。それにより、衝撃が吸収されると共に、各ファーサイドエアバッグ32L、32Rが互いに相手方の反力面となり、各ファーサイドエアバッグ32L、32Rの内圧が上昇する。その結果、何れか一方(ここでは右側)のファーサイドエアバッグ32Rが反衝突側の乗員P2を受け止める際の拘束性能の向上に寄与することができる。
なお、ファーサイドエアバッグの乗員拘束性能を向上させるためには、例えば、インフレータの出力を高くして、ファーサイドエアバッグの内圧を増加させることが考えられる。しかしながら、ファーサイドエアバッグの内圧を過度に増加させると、ファーサイドエアバッグの膨張展開領域である非適正位置に乗員が位置する状態でファーサイドエアバッグが膨張展開した際の乗員保護性能(所謂OOP性能)を確保する観点で問題が生じてしまう。また、インフレータの体格が大きくなり、車両用シートへの搭載性が低下するという問題も生じる。
この点、本実施形態では、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの各後バッグ部38が左右のシートバック22L、22R間で圧縮される前の状態では、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの内圧が過大にならないようにすることができる。それにより、OOP性能を確保することができると共に、インフレータ26L、26Rの体格を小さくすることができ、車両用シート12L、12Rへの搭載性を良好にすることができる。しかも、本実施形態では、左右のファーサイドエアバッグ32L、32Rの各前バッグ部36の内圧が、各後バッグ部38の内圧よりも低く設定されているため、OOP性能を良好にすることができる。
また、本実施形態では、各ファーサイドエアバッグ32L、32Rは、膨張展開状態において、自らが配設されたシートバック22L、22Rの背面よりも車両後方側へ各後バッグ部38の一部が突出するように形成されている。このように、各後バッグ部38が車両後方側へ延長されているため、車幅方向から見た場合の各後バッグ部38と左右のシートバック22L、22Rとの重なり量(ラップ量)を大きく確保することができる。それにより、各後バッグ部38が左右のシートバック22L、22R間で圧縮される際に、各後バッグ部38の内圧を効果的に上昇させることが可能になる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図4には、本発明の第2実施形態に係る車両用乗員保護装置60が適用されて構成された自動車の車室前部の構成が平断面図にて示されている。この実施形態は、前記第1実施形態と基本的に同様の構成とされているが、前記第1実施形態よりも左右の車両用シート12L、12Rの間隔が狭く設定されている。また、この実施形態では、ECU54によるインフレータ26L、26R、30L、30Rの作動制御が前記第1実施形態とは異なっている。
ECU54は、例えば、車両の左側部18Lに対して他車両が衝突した際(図4の矢印F参照)には、左側のサイドエアバッグ装置24Lのインフレータ26L、及び右側のファーサイドエアバッグ装置14Rのインフレータ30Rを作動させる。それにより、図4に示されるように、左側のサイドエアバッグ28L及び右側のファーサイドエアバッグ32Rが膨張展開する。また、上記のように側面衝突が生じた際には、前記第1実施形態と同様に、左右の車両用シート12L、12Rが互いに車幅方向に接近する(図5参照)。それにより、膨張展開した右側のファーサイドエアバッグ32Rが左側のシートバック22Lに当接し、左右のシートバック22L、22R間で車幅方向に圧縮されるように構成されている。
一方、ECU54は、車両の右側部18Rに対して他車両が衝突した際には、右側のサイドエアバッグ装置24Rのインフレータ26R、及び左側のファーサイドエアバッグ装置14Lのインフレータ30Lを作動させる。それにより、右側のサイドエアバッグ28R及び左側のファーサイドエアバッグ32Lが膨張展開する(なお、この場合の膨張展開状態については図示を省略する)。この場合にも、左右の車両用シート12L、12Rが互いに車幅方向に接近することにより、膨張展開した左側のファーサイドエアバッグ32Lが右側のシートバック22Rに当接し、左右のシートバック22L、22R間で車幅方向に圧縮されるようになっている。この実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、ファーサイドエアバッグ32L、32Rの乗員拘束性能向上に寄与することができる。
<実施形態の補足説明>
前記第2実施形態では、左右の車両用シート12L、12Rの両方に、ファーサイドエアバッグ装置14L、14Rが搭載された構成にしたが、本発明はこれに限らず、左右何れか一方の車両用シート(例えば運転席だけ)にファーサイドエアバッグ装置が搭載された構成にしてもよい。
また、前記各実施形態では、ファーサイドエアバッグ32L、32Rが、前後仕切りテザー34のみによって前バッグ部36と後バッグ部38とに仕切られた構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、図6に示されるファーサイドエアバッグ32R’のように構成してもよい。このファーサイドエアバッグ32’の中央部における乗員の肩部を拘束する部位には、円形状の縫製部70(シーム)が設定されることにより、非膨張部72が設けられている。この縫製部70と前後仕切りテザー34’とによってファーサイドエアバッグ32’が前バッグ部36と後バッグ部38とに仕切られており、縫製部70と前後仕切りテザー34’との間には、前バッグ部36と後バッグ部38とを相互に連通させた中間連通口74が形成されている。なお、図6の矢印G1〜G3は、後バッグ部38から前バッグ部36に供給されるガスの流れを示している。このファーサイドエアバッグ32’は、上記のように構成されているため、膨張展開したファーサイドエアバッグ32’が乗員の肩部に押されて反乗員側へ不用意に変位することを防止又は抑制できる。
また、前記各実施形態では、ECU54に、側面衝突を検出する側突センサ56が接続された構成にしたが、本発明はこれに限らず、ECU54に、側面衝突を予知(予測)するプリクラッシュセンサが接続された構成にしてもよい。その場合、プリクラッシュセンサからの信号に基づいてECU54が側面衝突を予知した際に前記各インフレータが適宜作動される構成になる。
また、前記各実施形態では、左右の車両用シート12L、12R間にセンターコンソールが設けられていない構成にしたが、これに限らず、本発明は、左右の車両用シートの間にセンターコンソールが設けられた車両に対しても適用することができる。
さらに、前記各実施形態では、左右の車両用シート12L、12Rが運転席及び助手席とされた構成にしたが、本発明はこれに限らず、左右の車両用シートは、左右に独立したものであれば、車両の後部座席(2列目以降の座席)であってもよい。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が前記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用乗員保護装置
12L、12R 車両用シート
14L、14R ファーサイドエアバッグ装置
21 トンネル側サイド部(車幅方向中央側の側部)
22L、22R シートバック
30L インフレータ
30R インフレータ
32L、32R ファーサイドエアバッグ
32R’ ファーサイドエアバッグ
36 前バッグ部
38 後バッグ部
60 車両用乗員保護装置

Claims (3)

  1. 車幅方向に隣り合って配設され、側面衝突時の衝撃によって相対的に車幅方向に接近する左右の車両用シートと、
    前記左右の車両用シートの各シートバックにおける車幅方向中央側の側部に夫々配設され、各々が側面衝突時に作動されてガスを発生させる左右のインフレータと、
    前記各シートバックにおける車幅方向中央側の側部に夫々配設され、各々が前記ガスの供給を受けて膨張展開すると共に、当該膨張展開状態で前記側部の車両前方側へ突出する前バッグ部と前記前バッグ部の車両後方側に位置して前記前バッグ部よりも内圧が高くなる後バッグ部とに夫々が仕切られており、各々の前記後バッグ部が前記接近によって前記各シートバック間で圧縮される左右のファーサイドエアバッグと、
    を備え
    前記ファーサイドエアバッグは、前後仕切りテザーによって前記前バッグ部と前記後バッグ部とに仕切られており、前記前後仕切りテザーには、連通口が形成されており、前記後バッグ部内に収容された前記インフレータから発生するガスが前記連通口を通って前記前バッグ部内に供給される車両用乗員保護装置。
  2. 車幅方向に隣り合って配設され、側面衝突時の衝撃によって相対的に車幅方向に接近する左右の車両用シートと、
    前記左右の車両用シートのうちの一方の車両用シートのシートバックにおける車幅方向中央側の側部に配設され、側面衝突時に作動されてガスを発生させるインフレータと、
    前記側部に配設され、前記ガスの供給を受けて膨張展開すると共に、当該膨張展開状態で前記側部の車両前方側へ突出する前バッグ部と前記前バッグ部の車両後方側に位置して前記前バッグ部よりも内圧が高くなる後バッグ部とに仕切られており、前記後バッグ部が前記接近によって前記左右の車両用シートの各シートバック間で圧縮されるファーサイドエアバッグと、
    を備え
    前記ファーサイドエアバッグは、前後仕切りテザーによって前記前バッグ部と前記後バッグ部とに仕切られており、前記前後仕切りテザーには、連通口が形成されており、前記後バッグ部内に収容された前記インフレータから発生するガスが前記連通口を通って前記前バッグ部内に供給される車両用乗員保護装置。
  3. 前記ファーサイドエアバッグは、前記膨張展開状態において、自らが配設された前記シートバックの背面よりも車両後方側へ前記後バッグ部の一部が突出するように形成されている請求項1又は請求項2に記載の車両用乗員保護装置。
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