JP5869110B2 - 薄膜トランジスタ、表示装置、イメージセンサ及びx線センサ - Google Patents
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Description
IGZOはその組成がInリッチ、すなわちInの組成比が高くなるほど電子移動度が高くなることが知られており、上記要求に対してInリッチなIGZOを用いたTFTへの期待が高まっている(例えば、Appl.Phys.Lett.,90(2007) 242114.およびJ.Non−Cryst.Solid,352(2006) 851.参照)。
例えば特開2011−103402号公報では、Inの組成比が高い、すなわちInリッチなIGZO層を用いたTFTにおいてIGZO層の膜厚を薄くすることで高い移動度と小さな閾値電圧を実現することが提案されている。
また、実際にはInリッチなIGZOの膜厚だけで閾値電圧を制御することは極めて困難であり、生産性、再現性、均一性等の観点から実用的な手法ではない。
<1> 活性層と、ソース電極と、ドレイン電極と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極とを有し、前記活性層が金属元素として少なくともInを含む非晶質酸化物半導体層であり、前記活性層において、前記活性層に含まれる全金属元素に対するInの組成比が50%以上であり、前記活性層の厚みが25nm以下であり、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の各々が2以上の層を含み、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の各々において、厚さ方向において前記活性層に最も近い層が金属元素として少なくともGaを含む酸化物層であり、前記酸化物層において、前記酸化物層に含まれる全金属元素に対するGaの組成比が30%以上である、薄膜トランジスタ。
<3> 前記酸化物層において、前記酸化物層に含まれる全金属元素に対するGaの組成比が50%以上である<1>又は<2>に記載の薄膜トランジスタ。
<4> 前記酸化物層がIn、Ga、Zn、及びOを含む<1>〜<3>のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
<5> 前記酸化物層が非晶質である<1>〜<4>のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
<6> 前記酸化物層の厚みが10nm以上100nm以下である<1>〜<5>のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
<7> 前記ソース電極と前記ドレイン電極との間で露出する前記活性層の表面に保護層が形成されている<1>〜<6>のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
<8> 前記活性層がスパッタリングによって形成されたものである<1>〜<7>のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
<10> <1>〜<8>のいずれかに記載の薄膜トランジスタを備えているイメージセンサ。
<11> <1>〜<8>のいずれかに記載の薄膜トランジスタを備えているX線センサ。
トップゲート型とは、ゲート絶縁膜の上側にゲート電極が配置され、ゲート絶縁膜の下側に活性層が形成された形態であり、ボトムゲート型とは、ゲート絶縁膜の下側にゲート電極が配置され、ゲート絶縁膜の上側に活性層が形成された形態である。また、ボトムコンタクト型とは、ソース・ドレイン電極が活性層よりも先に形成されて活性層の下面がソース・ドレイン電極に接触する形態であり、トップコンタクト型とは、活性層がソース・ドレイン電極よりも先に形成されて活性層の上面がソース・ドレイン電極に接触する形態である。
また、本実施形態に係るTFTは、上記以外にも、様々な構成をとることが可能であり、適宜、活性層14上に保護層や基板上に絶縁層等を備える構成であってもよい。
本発明の薄膜トランジスタ10が形成される基板12の形状、構造、大きさ等については特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。基板12の構造は単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。
基板12の材質として、例えばガラス、YSZ(イットリウム安定化ジルコニウム)等の無機基板、樹脂基板や、その複合材料等を用いることができる。
中でも軽量である点、可撓性を有する点から樹脂基板及びその複合材料が好ましい。具体的には、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、アリルジグリコールカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリベンズアゾール、ポリフェニレンサルファイド、ポリシクロオレフィン、ノルボルネン樹脂、ポリクロロトリフルオロエチレン等のフッ素樹脂、液晶ポリマー、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、アイオノマー樹脂、シアネート樹脂、架橋フマル酸ジエステル、環状ポリオレフィン、芳香族エーテル、マレイミド−オレフィン、セルロース、エピスルフィド化合物等の合成樹脂基板、酸化珪素粒子との複合プラスチック材料、金属ナノ粒子、無機酸化物ナノ粒子、無機窒化物ナノ粒子等との複合プラスチック材料、カーボン繊維、カーボンナノチューブとの複合プラスチック材料、ガラスフレーク、ガラスファイバー、ガラスビーズとの複合プラスチック材料、粘土鉱物や雲母派生結晶構造を有する粒子との複合プラスチック材料、薄いガラスと上記単独有機材料との間に少なくとも1つの接合界面を有する積層プラスチック材料、無機層と有機層を交互に積層することで、少なくとも1つ以上の接合界面を有するバリア性能を有する複合材料、ステンレス基板或いはステンレスと異種金属を積層した金属多層基板、アルミニウム基板或いは表面に酸化処理(例えば陽極酸化処理)を施すことで表面の絶縁性を向上させた酸化皮膜付きのアルミニウム基板等を用いることができる。
なお、樹脂基板は耐熱性、寸法安定性、耐溶剤性、電気絶縁性、加工性、低通気性、又は低吸湿性等に優れていることが好ましい。樹脂基板は、水分や酸素の透過を防止するためのガスバリア層や、樹脂基板の平坦性や下部電極との密着性を向上するためのアンダーコート層等を備えていてもよい。
活性層14は、金属元素として少なくともInを含む非晶質酸化物半導体層であり、活性層14に含まれる全金属元素に対するInの組成比(原子数比)が50%以上であり、厚みが25nm以下である。活性層14はソース・ドレイン電極16,18と接してソース・ドレイン電極16,18間(S−D間)を導通可能にする。
なお、活性層14は、高い伝達特性を得る観点から、金属元素として、Inと、Zn、Ga、及びSnから選ばれる少なくとも1種の元素とを含むことが好ましい。
なお、活性層14における全金属元素に対するInの組成比は、非晶質膜が得られやすい観点から、90%以下であることが好ましい。90%以上の場合、膜が結晶化しやすくなり、結晶粒界密度による素子特性ばらつきが大きくなりやすい。
また、酸化物半導体層14上にはソース・ドレイン電極16,18の成膜時及びエッチング時に酸化物半導体層14のソース・ドレイン電極16,18間で露出する面を保護するための保護層(不図示)を形成することが好ましい。
保護層の成膜方法は特に限定はなく、酸化物半導体層14の成膜と連続して保護層の成膜を行ってもよいし、酸化物半導体層14のパターニング後に保護層を成膜してもよく、気相成膜でも液相成膜でも構わない。
保護層としては金属酸化物層であってもよく、樹脂等の有機材料で形成してもよい。また、保護層はソース・ドレイン電極形成後に除去しても構わない。
保護層の厚みは特に限定されず、例えば、5nm以上200nm以下である。
ソース電極16及びドレイン電極18は酸化物半導体層14を介して導通可能に配置されている。ソース・ドレイン電極16,18は各々2層以上の積層構造を有し、それぞれ厚さ方向において酸化物半導体層14に最も近い層、すなわち、図1Aに示すTFT10では酸化物半導体層14に接する層16A,18Aは、金属元素として少なくともGaを含む酸化物層であり、Gaを含めた全金属元素に対するGaの組成比(原子数比)が30%以上である。
各酸化物層16A,18Aの膜厚は、TFTにした際にノーマリーオフ駆動を得やすくする観点から、10nm以上100nm以下であることが好ましく、30nm以上70nm以下であることがより好ましい。
なお、活性層14や酸化物層16A,18Aが非晶質であるかどうかは、X線回折測定により確認することができる。すなわち、X線回折測定により、結晶構造を示す明確なピークが検出されなかった場合は、その酸化物層16A,18Aは非晶質であると判断することができる。
なお、ソース・ドレイン電極16,18はそれぞれ2層以上の積層構造を有し、3層以上とすることもできるが、製造コスト等の観点から、2層構造とすることが好ましい。
ゲート絶縁膜20は、活性層14及びソース・ドレイン電極16,18をゲート電極22から隔てるように配置されている。ゲート絶縁膜20は高い絶縁性を有するものが好ましく、例えばSiO2、SiNx、SiON、Al2O3、Y2O3、Ta2O5、HfO2等の絶縁膜、又はこれらの化合物を2種以上含む絶縁膜としてもよい。
ソース・ドレイン電極16,18及び酸化物半導体層14を覆うようにゲート絶縁膜20を成膜後、フォトリソグラフィー及びエッチングによって所定の形状にパターニングされる。
ゲート電極22は、ゲート絶縁膜20を介して活性層14と対向するように配置されている。ゲート電極22は高い導電性を有する材料によって構成される。例えば、Al,Mo,Cr,Ta,Ti,Au,Ag等の金属、Al−Nd、Ag合金、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛インジウム(IZO)、IGZO等の金属酸化物の導電膜等を用いて形成することができる。ゲート電極22としてはこれらの導電膜を単層構造又は2層以上の積層構造にして用いることができる。
ポストアニール処理は、酸化物半導体層の成膜後であれば、特に順序は限定されず、例えば、酸化物半導体層の成膜直後に行ってもよいし、電極、絶縁膜の成膜及びパターニングが全て終わった後に行ってもよい。
ポストアニール温度は、電気特性のバラツキを抑えるために100℃以上500℃以下であることが好ましく、可撓性基板として樹脂基板を用いる場合は、100℃以上300℃以下であることがより好ましい。
ポストアニール中の雰囲気は不活性雰囲気又は酸化性雰囲気にすることが好ましい。還元性雰囲気中でポストアニールを施すと酸化物半導体層14中の酸素が抜け、余剰キャリアが発生し、電気特性のバラツキが起こり易い。
なお、図1B及び図1Dに示すボトムコンタクト型よりも図1A及び図1Cに示すトップコンタクト型の方がソース・ドレイン電極16,18の形成が容易であり、製造コストを低く抑えることができる。
更に本発明の薄膜トランジスタは、樹脂基板を用いた低温プロセスで作製可能なデバイス(例えばフレキシブルディスプレイ等)に特に好適であり、X線センサ等の各種センサ、MEMS(Micro Electro Mechanical System)等、種々の電子デバイスにおける駆動素子(駆動回路)として、好適に用いられるものである。
本発明の電気光学装置は、前述の本発明の薄膜トランジスタを備えて構成される。
電気光学装置の例としては、表示装置(例えば液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置、無機EL表示装置、等)がある。
センサの例としては、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサや、X線センサ等が好適である。
図2に、本発明の電気光学装置の一例である液晶表示装置の電気配線の概略構成図を示し、図3に、その一部分の概略断面図を示す。
液晶表示装置100は、互いに平行な複数のゲート配線112と、該ゲート配線112と交差する、互いに平行なデータ配線114とを備えている。ここでゲート配線112とデータ配線114は電気的に絶縁されている。ゲート配線112とデータ配線114との交差部付近には、本発明の薄膜トランジスタ10が備えられている。
薄膜トランジスタ10のゲート電極22はゲート配線112に接続されており、薄膜トランジスタ10のソース電極16はデータ配線114に接続されている。また、薄膜トランジスタ10のドレイン電極18はコンタクトホール116を介して画素電極104に接続されており、該画素電極104と対向電極106との間には液晶108が保持されている。更に該画素電極104は、接地された対向電極106とともにキャパシタを構成している。また、TFT10の基板12側およびRGBカラーフィルタ110上にそれぞれ偏光板112a,112bを備えている。
本発明の薄膜トランジスタは電子移動度が非常に高いことから、液晶表示装置における大画面化、高精細化、3D応用に適している。また、可視光に対して鈍感であることから、透明ディスプレイ用駆動素子にも適している。また、本発明のTFTは、低温でのアニール処理によって高い移動度と光安定性を有することから、基板12としては樹脂基板(プラスチック基板)を用いることができ、高精細、大面積で、透明なフレキシブル液晶表示装置を提供できる。
図4に、本発明の電気光学装置の一例であるアクティブマトリックス方式の有機EL表示装置の電気配線の概略構成図を示し、図5に、その一部分の概略断面図を示す。
図6に、本発明の薄膜トランジスタを備えたセンサの一例であるX線センサの概略構成図を示し、図7に、本発明のセンサの一例であるX線センサの一部を拡大した概略断面図を示す。
X線センサ300は、互いに平行な複数のゲート配線320と、該ゲート配線320と交差する、互いに平行なデータ配線322とを備えている。ゲート配線320とデータ配線322は電気的に絶縁されている。ゲート配線320とデータ配線322との交差部付近には、本発明の薄膜トランジスタ10が備えられている。
薄膜トランジスタ10のゲート電極は、ゲート配線320に接続されており、薄膜トランジスタ10のソース電極16はデータ配線322に接続されている。また、薄膜トランジスタ10のドレイン電極18は電荷収集用電極302に接続されており、更に該電荷収集用電極302は、接地されたキャパシタ用下部電極312とともにキャパシタ310を構成している。
電荷収集用電極302は、キャパシタ310におけるキャパシタ用上部電極314上に設けられており、該キャパシタ用上部電極314に接している。
X線変換層304はアモルファスセレンからなる層であり、薄膜トランジスタ10及びキャパシタ310を覆うように設けられている。
上部電極306はX線変換層304上に設けられており、X線変換層304に接している。
以下のような試料を作製し、評価を行った。
図8Aは実施例及び比較例で作製した簡易型TFTの平面図であり、図8Bは図8Aに示すTFTのA−A線矢視断面図である。
熱酸化膜604付p型Si基板602(1インチ角)上に活性層としてInリッチなIGZO膜606を以下の条件でスパッタ成膜した。成膜の際にはメタルマスクを用い、3mm×4mmのパターン成膜を行った。成膜は、In2O3ターゲット、Ga2O3ターゲット、ZnOターゲットを用いた共スパッタ(co−sputter)により行い、組成比の調整は各ターゲットに投入する電力比を変化させることで行った。
・カチオン組成比 In:Ga:Zn=1.5:0.5:1.0
・膜厚 25nm
・成膜時圧力 4.4×10−1Pa
・Ar流量 30sccm
・O2流量 2sccm
具体的には、InリッチIGZO膜606上にIGZO電極層608A,610A(In:Ga:Zn=0.5:1.5:1.0、成膜時圧力:4.4×10−1Pa、Ar流量:30sccm、O2流量:2sccm)を膜厚50nmで成膜後、IGZO電極層608A,610A上に、それぞれMo層608B,610Bを膜厚40nmで成膜した。
ソース・ドレイン電極608,610の平面視サイズは各々1mm角とし、電極間距離は0.2mmとした。
実施例1と同様の手法で、下記表1に示すようにInリッチ活性層の金属組成比及び膜厚、電極層(GaリッチなIGZO層)の有無及び金属組成比が異なる簡易型TFTを作製した。
Vg−Id特性の測定は、ドレイン電圧(Vd)を+10Vに固定し、ゲート電圧(Vg)を−30V〜+30Vの範囲内で変化させ、各ゲート電圧(Vg)におけるドレイン電流(Id)を測定することにより行った。また、モノクロ光源の照射強度は10μW/cm2、波長λの範囲を360〜700nmとし、モノクロ光非照射時のVg−Id特性と、10分間モノクロ光を照射した時のVg−Id特性を比較することでΔVthを求め、光照射安定性を評価した。
一方、活性層の膜厚が厚い比較例1,2では移動度は高いもののモノクロ光照射時のΔVthが大きく、光に対して不安定な特性を示し、Vg=0のIdも高くなり、ノーマリーオフは実現されなかった。
IGZO電極層を配置しなかった比較例3においては、移動度は高く、光に対する安定性も良好だが、Vg=0でのIdが高く、ノーマリーオフ駆動が実現されなかった。
IGZO電極層の組成がInリッチな組成の層を用いた場合の比較例4においては、やはりノーマリーオフ駆動が実現しなかった。
また、一般的な組成であるIn:Ga:Zn=1:1:1の活性層を用いた比較例5,6ではノーマリーオフと高い光安定性を示す一方、移動度は低くなった。
活性層の組成比及び活性層に接するIGZO電極層の組成比を表3に示すように変更して実施例1と同様にしてTFTを作製した。作製したTFTについて、実施例1と同様にしてTFT特性を測定し、結果を表4に示した。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、および技術規格は、個々の文献、特許出願、および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
Claims (11)
- 活性層と、ソース電極と、ドレイン電極と、ゲート絶縁膜と、ゲート電極とを有し、
前記活性層が金属元素として少なくともInを含む非晶質酸化物半導体層であり、
前記活性層において、前記活性層に含まれる全金属元素に対するInの組成比が50%以上であり、
前記活性層の厚みが25nm以下であり、
前記ソース電極及び前記ドレイン電極の各々が2以上の層を含み、
前記ソース電極及び前記ドレイン電極の各々において、厚さ方向において前記活性層に最も近い層が金属元素として少なくともGaを含む酸化物層であり、
前記酸化物層において、前記酸化物層に含まれる全金属元素に対するGaの組成比が30%以上である、
薄膜トランジスタ。 - 前記活性層が、金属元素として、Inと、Zn、Ga、及びSnから選ばれる少なくとも1種の元素とを含む請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
- 前記酸化物層において、前記酸化物層に含まれる全金属元素に対するGaの組成比が50%以上である請求項1又は請求項2に記載の薄膜トランジスタ。
- 前記酸化物層がIn、Ga、Zn、及びOを含む請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
- 前記酸化物層が非晶質である請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
- 前記酸化物層の厚みが10nm以上100nm以下である請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
- 前記ソース電極と前記ドレイン電極との間で露出する前記活性層の表面に保護層が形成されている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
- 前記活性層がスパッタリングによって形成されたものである請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
- 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタを備えている表示装置。
- 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタを備えているイメージセンサ。
- 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタを備えているX線センサ。
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