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JP5842111B2 - アンテナ切り替え受信システム - Google Patents

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JP5842111B2
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Description

本発明は、無線通信システムにおいてアンテナを切り替えて受信するアンテナ切り替え受信システムに関する。
無線通信システムにおいて、マルチパスフェージングによるレベル劣化が課題のひとつとして挙げられる。受信アンテナが受信する信号は、送信アンテナから直接受信アンテナに入力される信号だけではなく、複数の異なる経路を経て入力される信号も存在する。そのため、各々異なる遅延時間を持った信号(マルチパス)も受信アンテナに入力されてしまうため、受信アンテナ端で信号同士が重なり合い、打ち消し合うなどして受信レベルが劣化してしまう。これがマルチパスフェージングによるレベル劣化と称される現象である。
このマルチパスフェージングによるレベル劣化の影響を回避するための代表的な方策として、OFDMなどのマルチキャリア伝送技術がある。これは伝送する情報を複数のキャリア(サブキャリア)に分けて広い周波数帯域で伝送するため、マルチパスフェージングによるレベル劣化の影響を低減できるという技術である。しかしながら、OFDM伝送ではフーリエ逆変換及びフーリエ変換により周波数軸と時間軸を変換して処理する複雑な構成が必要となり回路規模が増大してしまうため、低コスト化を図るのが困難であるという欠点があった。
また、複数のアンテナを切り替える「切り替えダイバーシチ」、「選択ダイバーシチ」や各アンテナでの受信信号を合成する「合成ダイバーシチ」による対策がある。これらはマルチパスフェージングによる影響は受信器の場所や電波の偏波面などによって異なることを利用した方策である。「選択ダイバーシチ」は、複数のアンテナでの受信レベルを監視しておき、最適なアンテナで信号を受信する技術であるが、アンテナの個数分の受信器が必要となるため回路規模が大きくなるという欠点があった。また、「合成ダイバーシチ」は複数のアンテナで受信した信号の位相を揃えて合成する技術であるが、こちらもアンテナの個数分の受信器及び各信号の位相を合わせる移相器が必要となるため回路規模が大きくなるという欠点があった。
「切り替えダイバーシチ」は一方のアンテナでマルチパスフェージングの影響がある場合は、もう一方のアンテナに切り替えることによりマルチパスフェージングの影響を低減するという技術である(例えば、特許文献1参照)。近年、携帯用無線機器の普及により、アンテナ切り替え部も小型化や低コスト化が要求されており、1つの受信機で構成できるため、開発が容易で回路規模が小さく低コスト化が図れる「切り替えダイバーシチ」が様々な無線器に搭載されている。
特開平06−303218号公報
しかしながら、「切り替えダイバーシチ」においては、切り替え先のアンテナでの受信レベルはアンテナを切り替えるまで分からない。そのため、もし切り替え先のアンテナでの受信レベルがさらに低かった場合には、より劣悪な条件で信号を受信しなければならないという欠点がある。
さらに無線LANでは、複数のフレーム(ペイロード信号の一塊)を受信し、エラーが複数のフレームに亘って検出された際にアンテナを切り替えるシステム、つまりエラーが発生した後のアンテナ切り替えを基本としている。発生したエラーに対しては再度同じフレームを送信器に送ってもらうことにより対応している(再送機能)。しかしながら、マルチパスフェージングにより通信環境が劣悪な状況では再送回数が増え、音声や映像など高速で次々に新しいペイロード信号を受信する必要がある機器には不向きとなる。
本発明は、簡素な構成で、マルチパスが多い環境下においても正確に受信レベルの高いアンテナを選択することにより、マルチパスフェージングによるレベル変動の影響を低減できるアンテナ切り替え受信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のアンテナ切り替え受信システムは、複数のアンテナを切り替えて無線信号を受信するアンテナ切り替え受信システムにおいて、
送信システムからは、プリアンブル信号と、少なくとも1つのテスト信号とペイロード信号がこの順番で送信され、前記プリアンブル信号に含まれるアンテナ切り替えタイミング検出用信号は、前記ペイロード信号と比較して、低い伝送速度で送信され、
選択されているアンテナが受信した信号の受信レベルが瞬間的に又は所定時間以上継続して閾値以上であることを検出すると前記プリアンブル信号が入力されたと判断し、前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号を検出し、
前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号に基づいて前記複数のアンテナを切り替えて前記少なくとも1つのテスト信号を受信し、
前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号及び前記テスト信号は、それぞれ特定の並びの信号列によって構成されて送信されるものであり、
送信される前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号及び送信される前記テスト信号と同一の並びの信号列を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている信号列と、受信した前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号の信号列の相関値、及び受信した前記テスト信号の信号列の相関値を算出する相関値算出部を有し、
前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号を前記相関値算出部によって算出された相関値に基づいて検出し、
前記相関値算出部によって算出された受信した前記テスト信号の信号列の相関値に基づいて前記ペイロード信号を受信するアンテナを選択することを特徴とする。
本発明によれば、ペイロード信号を受信する前に、各アンテナでテスト信号を受信してペイロード信号を受信するアンテナを選択するので、簡素な構成でマルチパスフェージングによるレベル変動の影響を低減できる。これにより、マルチパス環境下においてもマルチパスフェージングに起因した受信レベルの劣化によるエラー発生を回避しやすくなる。
本発明の第1実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示すフローチャート。 第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第2実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示すフローチャート。 第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第3実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示すフローチャート。 第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第4実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第4実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示すフローチャート。 本発明の第5実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第5実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 第6実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第7実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第7実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第8実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示すフローチャート。 第9実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第10実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第10実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第11実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第11実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。 本発明の第12実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示すブロック図。 第13実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示す図。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて図面を参照して説明する。図1はアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。アンテナ切り替え受信システムは、2本のアンテナが接続されたアンテナ切替部1と、無線部(復調部)2と、RSSI検出部3と、アンテナ制御部4と、ユニークワード検出部(UW検出部)5等によって構成されている。アンテナ切替部1は、アンテナ制御部4から入力された制御信号に応じて、無線信号を受信するアンテナを切り替える。以下において、アンテナ切替部1に接続され、切り替えられるアンテナが2本の場合について説明するが、同アンテナは3本以上であってもよい。無線部2は、アンテナ切替部1を介していずれかのアンテナで受信した信号を復調する。RSSI検出部3は、アンテナ切替部1を介していずれかのアンテナで受信した信号のRSSI(受信信号強度)を検出する。アンテナ制御部4は、RSSI検出部3によって検出されたRSSI等に基づいて、無線信号を受信するアンテナを選択し、その旨の制御信号をアンテナ切替部1に出力する。UW検出部5は、アンテナ切替部1を介していずれかのアンテナで受信した信号からユニークワードを検出する。
図2は、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示している。また、図3は、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、2つのアンテナ、すなわちアンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。図3に示した信号は、本実施形態のアンテナ切り替え受信システムと対応する送信システムから送信される。送信システムからは、プリアンブル信号、テスト1信号、テスト2信号、ユニークワード信号及びペイロード信号が送信される。プリアンブル信号、テスト1信号、テスト2信号、ユニークワード信号及びペイロード信号によって1つのフレームが構成される。プリアンブル信号には、例えば、テスト1信号及びテスト2信号の受信の際に、受信するアンテナをアンテナA又はアンテナBに切り替えるタイミングを検出するためのアンテナ切り替えタイミング検出用信号が含まれる。テスト1信号及びテスト2信号は、ペイロード信号を受信するアンテナを選択するために用いられる。テスト1信号は、当初選択されていたアンテナによって受信され、テスト2信号は、切り替えられたアンテナによって受信される。なお、このテスト信号は、アンテナ切替部1によって切り替えられるアンテナの本数に応じて適宜追加される。ペイロード信号には、例えばヘッダ及び映像や音声並びに気温などのデータ又は各種の制御信号が含まれる。
図2、3を参照して、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作について説明する。まず、RSSI検出部3が常時、RSSI値を観測し(#1)、RSSIのレベルが瞬間的に又は所定時間以上継続して閾値以上であることを検出するとプリアンブルが入力されたと判断する(#2においてYES)。そして、アンテナ制御部4が現在選択されているアンテナの受信レベルを測定し(#3)、保存する(#4)。図3においては、アンテナAによってテスト1信号が受信され、受信レベルが検出される。そして、アンテナ制御部4がアンテナ切替部1にアンテナを切り替えさせ、アンテナの受信レベルを測定し(#5)、保存する(#6)。図3においては、アンテナBによってテスト2信号が受信され、受信レベルが検出される(アンテナBが当初選択されている場合は、アンテナBによってテスト1信号が受信され、アンテナAによってテスト2信号が受信される)。なお、#3及び#5における受信レベルの測定は、RSSIによるものに限られない。例えば、受信信号を自動利得制御回路によって増幅する際の増幅率から受信レベルを測定する構成であってもよい。
その後、アンテナ制御部4は、保存した2つの受信レベルを比較する(#7)。アンテナAの受信レベルが大きいときは(#8においてYES)、アンテナ制御部4は、ペイロード信号を受信するためのアンテナとしてアンテナAを選択する。そして、アンテナ切替部1を制御してアンテナAに固定して(#9)、ユニークワード及びペイロード信号を順次受信する(#11)。図3に示す例は、この場合に相当する。アンテナBの受信レベルが大きいときは(#8においてNO)、アンテナ制御部4は、ペイロード信号を受信するためのアンテナとしてアンテナBを選択する。そして、アンテナ切替部1を制御してアンテナBに固定して(#10)、ユニークワード及びペイロード信号を順次受信する(#11)。なお、アンテナAの受信レベルとアンテナBの受信レベルが同等である場合も(#8においてNO)、アンテナの切替を行うことなく(最後にテスト信号を受信したアンテナBに固定して(#10))、ユニークワード等を受信する(#11)。
第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、ペイロード信号を受信する前に、各アンテナでテスト信号を受信してペイロード信号を受信するアンテナを選択するので、簡素な構成でマルチパスフェージングによるレベル変動の影響を低減できる。これにより、マルチパス環境下においてもマルチパスフェージングに起因した受信レベルの劣化によるエラー発生を回避できる。また、再送回数を減らしてよりリアルタイムに近い伝送を実現することができる。また、再送が不要な場合にあっては、再送機能を無くして、低コスト化及び小型化に貢献することもできる。
また、RSSIのレベルが瞬間的に又は所定時間以上継続して閾値以上となったことをきっかけとして、アンテナを切り替えながらテスト信号を受信する。これにより、アンテナ切り替えを判断するために受信するテスト信号に受信レベルを検出するタイミングを合わせることができる。従って、それぞれのアンテナでテスト信号からより正確に受信レベルを検出して、ペイロード信号を受信するアンテナの選択を適格に行えるようになる。また、アンテナの受信レベルをテスト信号の受信レベル検出のトリガとしているので、迅速にテスト信号の受信レベルの検出に移行することができる。また、それぞれのアンテナで受信したテスト信号のRSSIレベルすなわち受信レベルに基づいて、ペイロード信号を受信するアンテナを選択するので、受信状態の良好なアンテナを精度良く選択することができる。なお、#2において、プリアンブル信号の入力を閾値以上のレベルのRSSIの検出によって行っているが、他の手法、例えば上述した自動利得制御回路の増幅率によって選択されているアンテナの受信レベルを検出し、閾値を比較するように構成してもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図4は第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成に、プリアンブル検出部6を追加して構成されている。プリアンブル検出部6は、無線部2によって復調された信号からプリアンブル信号を検出する。
上記第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、RSSIのレベルが閾値以上であることを検出するとプリアンブル信号が入力されたと判断していた。これに対して、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、プリアンブル検出部6は、無線部2によって復調された信号からプリアンブル信号を検出するように構成されている。
送信システムから送信されるプリアンブル信号には、テスト1信号及びテスト2信号の受信の際に、アンテナを切り替えるタイミングを検出するためのアンテナ切り替えタイミング検出用信号が含まれている。アンテナ切り替えタイミング検出用信号は、例えば、少なくとも1つのシンボルに相当する所定時間以上に亘って同一の符号が繰り返される信号によって構成される。プリアンブル検出部6は、少なくとも1つのシンボルに相当する所定時間以上に亘って同一の符号が繰り返される信号を検出したとき、アンテナ切り替えタイミング検出用信号すなわちプリアンブル信号を検出したと判断できる。そして、このアンテナ切り替えタイミング検出用信号に基づいて、アンテナAによってテスト1信号又はテスト2信号を、アンテナBによってテスト2信号又はテスト1信号をそれぞれ受信することができる。
図5は、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示している。また、図6は、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。
図5、6を参照して、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作について説明する。第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおける#1、#2の処理に替えて、プリアンブル検出部6によるプリアンブル信号の検出がなされる(#21)。プリアンブル検出部6によってプリアンブル信号が検出されると(#21においてYES)、アンテナ制御部4が現在選択されているアンテナの受信レベルを測定し(#3)、保存する(#4)。図6においては、アンテナAによってテスト1信号が受信され、受信レベルが検出される。以降の動作は、図2及び図3に示した第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作と同様である。
第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、テスト信号の前に受信したプリアンブル信号に基づいてテスト信号を受信するアンテナを切り替える。これにより、アンテナ切り替えを判断するために受信するテスト信号に受信レベルを検出するタイミングを合わせることができる。従って、それぞれのアンテナでテスト信号からより正確に受信レベルを検出して、ペイロード信号を受信するアンテナの選択を適格に行えるようになる。また、アンテナ切り替えタイミング検出用信号として、少なくとも1つのシンボルに相当する所定時間以上に亘って同一の符号が繰り返される信号が用いられる。これにより、アンテナ切り替えタイミング検出用信号をノイズと区別して検出できるようになる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図7は第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成に、スリープ解除部7を追加して構成されている。第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、消費電力の低いスリープモードと通常の受信モードで動作する。スリープモードから通常の受信モードへの移行は、スリープ解除部7によって制御される。
図8は、第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示している。また、図9は、第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。またプリアンブル信号として、スリープモードを解除するためのプリアンブル1信号と、アンテナを切り替えるタイミングを検出するためのプリアンブル2信号が送信される。なお、プリアンブル1信号又はプリアンブル2信号には、スリープモードから通常の受信モードに移行するのに十分な時間が設定されている。
図8、9を参照して、第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作について説明する。第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおける#2の処理と#3の処理の間に、#20乃至#23の処理が挿入される。#2において、RSSIのレベルが瞬間的に又は所定時間以上継続して閾値以上であることを検出するとフレームの先頭が入力されたと判断し(#2においてYES)、スリープ解除部7がスリープモードを解除し、通常の受信モードに移行する(#20)。
プリアンブル検出部6によるプリアンブル信号が検出されると(#21においてYES)、アンテナ制御部4が現在選択されているアンテナの受信レベルを測定し(#3)、保存する(#4)。図9においては、アンテナAによってテスト1信号が受信され、受信レベルが検出される。以下、図2及び図3に示した第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作と同様である。#21において直ちにプリアンブル信号が検出されない場合であっても、一定時間が経過するまでは、プリアンブル検出部6によってプリアンブル信号の検出が継続される(#21においてNO、#22においてNO)。一定時間が経過するまでにプリアンブル検出部6によってプリアンブル信号が検出されない場合は(#22においてYES)、再びスリープモードに移行する(#23)。
第3実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、RSSIのレベルが瞬間的に又は所定時間以上継続して閾値以上となったことをきっかけとしてスリープモードを解除し、選択されているアンテナでアンテナ切り替えタイミング検出用信号を受信する。これにより、アンテナの受信レベルが所定レベル以上になるまで、アンテナ切り替えタイミング検出用信号の受信を開始させずに待機させ、アンテナ切り替え受信システムの消費電力の低減を図ることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図10は第4実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第4実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成におけるプリアンブル検出部6に替えて低速プリアンブル検出部8が設けられている。低速プリアンブル検出部8は、ペイロード信号と比較して、低い伝送速度で送信されたプリアンブル信号を検出するように構成されている。
図11は、第4実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示している。第4実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおける#21の処理に替えて、#25の処理が実行される。すなわち、低速プリアンブル検出部8によって低速のプリアンブル信号が検出されると(#25においてYES)、アンテナ制御部4が現在選択されているアンテナの受信レベルを測定し(#3)、保存する(#4)。以降の動作は、図5に示した第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作と同様である。
第4実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、ペイロード信号と比較して低い伝送速度で送信されたプリアンブル信号を受信する。マルチパスフェージング等の通信環境の劣化に起因する受信レベル劣化の影響を受けたアンテナが選択されている場合であっても、もれなくプリアンブル信号を検出できるようになる。従って、それぞれのアンテナでテスト信号からより正確に受信レベルを検出して、ペイロード信号を受信するアンテナの選択を適格に行えるようになる。例えば、当初選択されたアンテナがマルチパスフェージングに起因するレベル劣化の影響を受けていても、上記影響がより少ないアンテナでペイロードを受信できる。これにより、マルチパスフェージングに起因するレベル劣化の影響による受信エラーを回避することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図12は第5実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第5実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成に平均化部9を追加して構成されている。また、第5実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、RSSI検出部3は、各アンテナで受信したテスト1信号及びテスト2信号について、RSSIを複数回検出する。平均化部9は、RSSI検出部3によって複数回検出されたRSSIを各アンテナ毎に平均化する。
図13は、第5実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。アンテナAは、プリアンブル信号に続けてテスト1信号を受信する。アンテナAによるテスト1信号の受信レベルの測定にあたっては、RSSI検出部3によってRSSIが複数回検出され、平均化部9によって平均化された値がアンテナAの受信レベルとされる。その後アンテナが切り替えられ、アンテナBは、テスト2信号を受信する。アンテナBによるテスト2信号の受信レベルの測定にあたっても、RSSI検出部3によってRSSIが複数回検出され、平均化部9によって平均化された値がアンテナBの受信レベルとされる。以降の動作は、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムと同様であるため、その説明を省略する。
第5実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、受信したテスト信号から複数回検出したRSSIの平均値に基づいて、ペイロード信号を受信するアンテナを選択する。これにより、テスト信号の受信時に瞬間的に混入したノイズによって誤ったアンテナを選択してしまうことを防止できる。すなわち、突発的なノイズの影響を低減し、アンテナ選択の精度を向上させることができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。第6実施形態によるアンテナ切り替え受信システムの構成は、図1に示した第1実施形態によるアンテナ切り替え受信システムと同等である。
図14は、第6実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。第6実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、送信システムから送信される信号は、テスト1信号が省かれ、プリアンブル信号、テスト2信号、ユニークワード信号及びペイロード信号等によって構成される。
第6実施形態においては、アンテナAによってプリアンブル信号が受信され、RSSI検出部3によって所定の閾値以上のRSSIが検出されると、アンテナ制御部4は、その値をアンテナAによるテスト信号の受信レベルとして保存する。そして、アンテナBに切り替えてテスト2信号の受信レベルの測定を開始する。以降の動作は、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムと同様であるため、その説明を省略する。なお、本実施形態においては、図14に示す所定の閾値以上のRSSIの検出に替えて、第2実施形態等に示す手法によってプリアンブル信号を検出し、そのときのRSSIの値をアンテナAによるテスト信号の受信レベルとして保存してもよい。
第6実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、テスト信号を受信する前に選択されているアンテナで受信したプリアンブル信号の受信レベルを、そのアンテナによるテスト信号の受信レベルとする。これにより、プリアンブル信号を受信したアンテナに対するテスト信号の送信を不要とすることができ、通信のパケット長を短くして伝送効率の向上を図ることができる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図15は第7実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第7実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成にアンテナ切替カウンタ部10を追加して構成されている。
実際にアンテナを切り替えるには一定時間が必要であり、切り替え中は受信レベルが不安定となって正確なRSSIを測定できないことがある。そのため、本実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、アンテナ切替後の一定時間はRSSIを検出しないように、アンテナ切替カウンタ部10が設けられている。すなわち、アンテナ切替カウンタ部10は、アンテナを切り替えた後、受信した信号の受信レベルが安定するまでの所定時間をカウントする。
図16は、第7実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。図16に示す場合、アンテナは、2度に亘って切り替えられる。すなわち、アンテナAによってテスト1信号の受信レベルが検出された後、アンテナBに切り替えられ(1度目)、アンテナBによってテスト2信号の受信レベルが検出された後、より受信レベルの大きいアンテナAに切り替えられる(2度目)。これらのアンテナの切替時に、アンテナ切替カウンタ部10は、カウントを開始する。そして、アンテナ制御部4は、アンテナ切替カウンタ部10が所定時間をカウントするまで(図16において、黒く塗りつぶされた時間)は、受信レベルの検出を行わないようにRSSI検出部3を制御する。
第7実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、アンテナ切り替えカウンタ部10のカウントにより、受信した信号の受信レベルが十分に安定した後、RSSIを検出するように構成されている。これにより、正確なRSSIレベルの検出が可能となり、アンテナ選択の精度をより一層向上させることができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図17は第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成からRSSI検出部3を廃し相関値算出部11を追加して構成されている。
テスト1信号及びテスト2信号は、特定の並びの信号列によって構成されて送信システムから送信され、相関値算出部(記憶部)11は、送信されるテスト1信号及びテスト2信号と同一の並びの信号列を記憶している。相関値算出部11は、記憶している信号列と、無線部2によって復調されたテスト信号の信号列の相関値を算出し、アンテナ制御部4は、相関値算出部11によって算出された相関値に基づいてペイロード信号を受信するアンテナを選択する。
図18は、第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作を示している。第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいては、第2実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおける#3乃至#8の処理に替えて、#31乃至#36の処理が実行される。まず、プリアンブル信号が検出されると(#21においてYES)、現在選択されているアンテナによってテスト1信号が受信され、相関値算出部11によって相関値が算出され(#31)、最大相関値が保存される(#32)。相関値の算出は、以下の手順でなされる。すなわち受信された信号が無線部2によって復調されると、相関値算出部11は、記憶している信号列に対して、復調されたテスト信号の信号列を1ビットずつずらしながら両者の一致度を順次数値化することにより、相関値を算出する。
一方のアンテナの相関値が算出されると、アンテナ制御部4の制御によってアンテナが切り替えられて、テスト1信号が受信され、相関値算出部11によって相関値が算出され(#33)、最大相関値が保存される(#34)。そして、それぞれのアンテナにおける最大相関値が比較され(#35)、アンテナAの相関値が大きい場合は(#36においてYES)#9に移行し、アンテナAの相関値が大きくない場合は(#36においてNO)#10に移行する。以下、図2に示した第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの動作と同様である。なお、#21の処理に替えて、図11に示した#25の処理を行うものとして構成してもよい。
第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、相関値算出部11に記憶されている信号列と、受信したテスト信号の信号列から算出された相関値に基づいてペイロード信号を受信するアンテナを選択する。これにより、テスト信号の受信レベルを検出するための構成(例えば、RSSI検出部3等)を必要とすることなく、ペイロード信号を受信するアンテナを選択することが可能となる。よって、アンテナ切り替え受信システムの構成を簡素かつ安価なものとすることができる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。第9実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成は、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成と同等である。
図19は第9実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信し、アンテナの受信レベルの測定をする長さが2シンボルに相当する場合の例を示している。そして、アンテナA及びアンテナBは、テスト信号を受信する際に、所定時間(図19においては、1/2シンボルに相当する時間)毎に切り替えられる。
まず、アンテナAによってプリアンブル信号が受信されて検出された後、アンテナAでテスト1信号を受信して受信レベルの測定が開始される。アンテナAの受信レベルが測定されて保存されるとアンテナBに切り替えられ、アンテナBでもテスト1信号を受信して受信レベルの測定が開始される。アンテナBの受信レベルが測定されて保存されると再びアンテナAに切り替えられ、アンテナAでテスト2信号を受信して受信レベルの測定が開始される。そして、アンテナAの受信レベルが測定されて保存されると再びアンテナBに切り替えられ、アンテナBでもテスト2信号を受信して受信レベルの測定が測定されて保存される。こうして得られた受信レベルは、各アンテナ毎に平均化され、比較される。
第9実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、それぞれのアンテナは、テスト信号を受信する際に、所定時間毎に交互に切り替えられる。これにより、フェージングの発生等による瞬間的な受信レベルの落ち込み等の変動による誤判断を防いで、アンテナ選択の精度を向上させることができる。なお、アンテナの受信レベルの測定にあたっては、3シンボル以上の長さを用いてもよい。この場合、長時間に亘って受信レベルをより正確に判定することができる。また、アンテナの選択にあたっては、受信レベルの平均値に限られず、第8実施形態のアンテナ切り替え受信システムに係る最大相関値に基づくものとしてもよい。
(第10実施形態)
本発明の第10実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図20は第10実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第10実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成に、ペイロード長カウンタ部12を追加して構成されている。ペイロード長カウンタ部12は、ペイロード信号を受信している際には、アンテナの切り替えを行わないように、受信しているパケットのペイロード信号の長さに相当する時間をカウントする。
図21は、第10実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。
図21において、アンテナ1に固定した後、ユニークワード信号が検出されるまでは、図3に示した第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムと同等の動作を行う。ユニークワード信号が検出されると、ペイロード長カウンタ部12は、ペイロード信号の長さに相当する時間のカウントを開始する。そして、一定時間(ペイロードの受信時間)は、アンテナ切替機能(つまりはそのトリガとなるプリアンブル信号(RSSI)の検出)を停止する。
第10実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、ペイロード長カウンタ部のカウントによって、ペイロード信号を受信している際にはアンテナの切り替えを行わない。これにより、ペイロード信号の受信中に誤ってアンテナが切り替えられることによって発生する受信エラーを防止できる。
(第11実施形態)
本発明の第11実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図22は第11実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第11実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成に、切替停止閾値設定部13を追加して構成されている。第11実施形態のアンテナ切り替え受信システムにあっては、プリアンブル信号の受信においてアンテナを切り替える必要がないほどに十分に強いRSSIレベルが検出されたとき、アンテナの切り替え機能を停止させる。そこで、切替停止閾値設定部13は、アンテナの切り替え機能を停止させる基準となるRSSIレベルの閾値を設定する際に用いられる。なお、切替停止閾値設定部13によって設定される閾値は、第1実施形態の図2の#2及び図3に記載の閾値よりも大きな値で設定されている。
図23は、第11実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。図23において、まずプリアンブル信号の受信し、そのRSSIを検出する。このとき、RSSIが切替停止閾値設定部13によって設定される閾値よりも大きい場合は、アンテナの切り替えは行わない。すなわち、引き続きアンテナAによって、テスト1信号、テスト2信号、ユニークワード信号及びペイロード信号が受信される。
第11実施形態のアンテナ切り替え受信システムによれば、当初選択されているアンテナの受信レベルが所定の閾値以上であるときは、そのアンテナで問題なくペイロード信号を受信できると判断してアンテナの切り替えを行わない。これにより、受信レベルの検出誤差等の発生に伴うアンテナ選択の誤動作の可能性を低減できる。
(第12実施形態)
本発明の第12実施形態によるアンテナ切り替え受信システムについて説明する。図24は第12実施形態のアンテナ切り替え受信システムの概略構成を示している。第12実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、第1実施形態のアンテナ切り替え受信システムの構成に、通信周期カウンタ部14を追加して構成されている。無線通信においては、通常、各機器の状態を確認するために各機器間において、例えば数分乃至数時間毎に定期通信が実行される。本第12実施形態は、定期通信の通信可否に応じてアンテナを切り替える。具体的には、選択されているアンテナで定期通信のユニークワードが所定の時間内に検出されなかったとき、他方のアンテナに切り替える。通信周期カウンタ部14は、ユニークワード検出部5によってパケット内のユニークワードが検出されたことをきっかけとして、カウントを開始する。
図25は、第12実施形態のアンテナ切り替え受信システムにおいて、アンテナA及びアンテナBを用いて受信される信号と、この信号を受信したときの上記アンテナ切り替え受信システムの動作を示している。特に、当初アンテナAが選択されており、そのアンテナAによってプリアンブル信号を受信する場合の例を示している。図25において、送信システムからは、定期通信パケット1、定期通信パケット2、定期通信パケット3、定期通信パケット4...が定期的に送信される。これらの定期通信パケットは、通常のデータ伝送信号や制御信号の合間に適宜送信される。アンテナAによって定期通信パケット1が受信されると、通信周期カウンタ部14は、ユニークワード検出部5によってパケット内のユニークワードが検出されたことをきっかけとして、カウントを開始する。その後アンテナAに故障等が発生すると、通信周期カウンタ部14のカウント値が一定値を超えても、アンテナ切り替え受信システムは、定期通信パケット2を受信できなくなる。このとき、アンテナ制御部4は、アンテナAに故障等が発生した可能性があると判断して、アンテナBに切り替えて、定期通信パケット3以降を受信する。
第12実施形態のアンテナ切り替え受信システムは、ユニークワード検出部5によってユニークワードが検出された後、通信周期カウンタ部14が所定値をカウントするまでに次の定期通信のユニークワードが受信できなかったとき、別のアンテナに切り替える。これにより、選択されているアンテナに故障等の不具合が発生したことを検知して別のアンテナに切り替えることができるので、受信できない状態が継続してしまうことを防止できる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく、少なくともペイロード信号を受信する前に、複数のアンテナでテスト信号を受信してペイロード信号を受信するアンテナを選択するように構成されていればよい。また、上述した各実施形態の特徴を適宜組み合わせたアンテナ切り替え受信システムであってもよい。
また、本発明は種々の変形が可能であり、例えば、各実施形態において、プリアンブル信号とテスト信号とは、同一の信号列によって構成されていてもよい。この場合にあっては、プリアンブル信号及びテスト信号を単一の構成によって生成することができる。これにより、プリアンブル信号及びテスト信号を生成し送信する送信システムの構成を簡素化することができる。
また、テスト信号は、ペイロード信号を模した擬似ランダム信号列を含むように構成されていてもよく、さらには、ペイロード信号の中に含まれる一部の信号列と同一の信号列で構成されていてもよい。この場合にあっては、ペイロード信号に近い又は同一の並びの信号列のテスト信号を受信した結果に基づいて、ペイロード信号を受信するアンテナを選択することができる。これにより、アンテナ選択の精度をより一層向上させることができる。
また、ペイロード信号と同等の伝送速度で送信システムから送信されたテスト信号を受信するように構成することにより、ペイロード信号を実際に受信している状態に近い状態でテスト信号を受信し、アンテナを選択することができる。これにより、アンテナ選択の精度をより一層向上させることができる。また、テスト信号の送受信に要する時間を短縮できる。
また、第2実施形態及び第8実施形態におけるプリアンブル信号の検出(図5及び図18における#21)は、相関値の算出によって行うように構成されていてもよい。この場合、アンテナ切り替えタイミング検出用信号を含むプリアンブル信号は、特定の並びの信号列によって構成されて送信システムから送信される。プリアンブル検出部(記憶部、相関値算出部)6は、プリアンブル信号と同一の並びの信号列を記憶する。さらにプリアンブル検出部6は、記憶した信号列と、受信したプリアンブル信号の信号列の相関値を算出する。相関値の算出は、以下の手順でなされる。すなわち受信された信号が無線部2によって復調されると、プリアンブル検出部6は、記憶している信号列に対して、復調されたプリアンブル信号の信号列を1ビットずつずらしながら両者の一致度を順次数値化することにより、相関値を算出する。この構成によれば、プリアンブル信号とノイズとをより明確に区別することができ、ノイズに対する耐性を強化することが可能となる。なお、第4実施形態におけるプリアンブル信号の検出(図11における#25)についても、上記と同様である。
1 アンテナ切替部
2 無線部(復調部)
3 RSSI検出部
4 アンテナ制御部
5 ユニークワード検出部
6 プリアンブル検出部
7 スリープ解除部
8 低速プリアンブル検出部
9 平均化部
10 アンテナ切替カウンタ部
11 相関値算出部
12 ペイロード長カウンタ部
13 切替停止閾値設定部
14 通信周期カウンタ部

Claims (1)

  1. 複数のアンテナを切り替えて無線信号を受信するアンテナ切り替え受信システムにおいて、
    送信システムからは、プリアンブル信号と、少なくとも1つのテスト信号とペイロード信号がこの順番で送信され、前記プリアンブル信号に含まれるアンテナ切り替えタイミング検出用信号は、前記ペイロード信号と比較して、低い伝送速度で送信され、
    選択されているアンテナが受信した信号の受信レベルが瞬間的に又は所定時間以上継続して閾値以上であることを検出すると前記プリアンブル信号が入力されたと判断し、前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号を検出し、
    前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号に基づいて前記複数のアンテナを切り替えて前記少なくとも1つのテスト信号を受信し、
    前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号及び前記テスト信号は、それぞれ特定の並びの信号列によって構成されて送信されるものであり、
    送信される前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号及び送信される前記テスト信号と同一の並びの信号列を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている信号列と、受信した前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号の信号列の相関値、及び受信した前記テスト信号の信号列の相関値を算出する相関値算出部を有し、
    前記アンテナ切り替えタイミング検出用信号を前記相関値算出部によって算出された相関値に基づいて検出し、
    前記相関値算出部によって算出された受信した前記テスト信号の信号列の相関値に基づいて前記ペイロード信号を受信するアンテナを選択することを特徴とするアンテナ切り替え受信システム。
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