JP5710831B1 - ヘッドレスト用傾倒装置及びヘッドレスト - Google Patents
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Abstract
Description
ヘッドレストフレームをヘッドレストステーに対して回動可能な状態で支持することにより、ヘッドレストの傾倒位置を前方に調節可能とするヘッドレスト用傾倒装置であって、
その内周部における一部の区間に複数の係合歯を有するラチェット孔が形成された左右一対の縦壁部を備え、ヘッドレストステーに一体結合されるラチェットプレートと、
ヘッドレストフレームに一体結合されるフロントプレートと、
フロントプレートを後方へ回動するように付勢するフロントプレート付勢手段と、
前記係合歯に係合するための左右一対の係合片がその左右両側縁から外方に突出して設けられ、フロントプレートに対して回動可能な状態で支持され、その回動中心から先端までの長さが係合歯の傾倒角度ピッチの10倍以上とされ、15°以下の回動角度で回動するロックプレートと、
ロックプレートを常時ロック方向に付勢するためのロック付勢手段と、
ロックプレートをロック解除方向に回動させて前記係合歯と前記係合片との係合を一時的に解除するロック解除手段と、
部材を覆う樹脂カバーと、
で構成されたことを特徴とするヘッドレスト用傾倒装置
を提供することによって解決される。
ラチェットプレートに固定された切替ピンと、
フロントプレートに一体結合されたガイドバーと、
ガイドバーにスライド可能な状態で挿入された樹脂ピースと、
で構成し、
樹脂ピースが、切替当接片A、切替当接片B及び切替カムを具備するとともに、
ロックプレートが、切替カム当接部を具備し、
ロック状態においては、切替当接片Aが切替ピンに対して規制のない自由状態にある一方、
ヘッドレストに前向きの外力が加えられた際には、樹脂ピースがガイドバーと一体的に移動して、最前方調整位置で切替当接片Bが切替ピンに当接し、
ヘッドレストが最前方調整位置を越えてさらに前方へ操作されると、樹脂ピースがガイドバーをスライドして、切替カムが切替カム当接部と当接し、ロックプレートを回転動させることで、前記係合が解除されてロックが解除され、
ヘッドレストに前記外力が加わらなくなると、後方回動付勢バネ(フロントプレート付勢手段)によってヘッドレストが最後方調整位置に戻されるとともに、樹脂ピースがスライドすることで元の状態に復帰するようにすることもできる。
以下においては、この態様のロック解除手段を「ボタン無しタイプのロック解除手段」と呼ぶことがある。
ヘッドレストステー及びヘッドレストフレームに結合された本発明のヘッドレスト用傾倒装置と、
樹脂カバーをヘッドレストフレームとともに覆う表皮と、
発泡樹脂からなるクッション材と、
を備え、
樹脂カバーが、ヘッドレスト用傾倒装置を左右から覆うための左側樹脂カバー及び右側樹脂カバーを有する左右分割式のものとされて、そのいずれかにロック解除バーを案内支持するためのロック解除バー案内支持部が設けられたことを特徴とするヘッドレスト
を提供することによっても解決される。
まず、第一実施態様のヘッドレストについて説明する。図1は、第一実施態様のヘッドレストを分解して示した後方斜視図である。図2(a)は、第一実施態様のヘッドレストを左右方向に垂直な平面で切断した断面図である。図2(b)は、第一実施態様のヘッドレストを水平面で切断した断面図である。図3は、第一実施態様のヘッドレストを前後方向に垂直な平面で切断した断面図である。図3及び図2(b)においては、ヘッドレストの左側(ヘッドレストを後方から見て左側)半分のみを表している。
ヘッドレスト用傾倒装置30は、図1に示すように、ヘッドレストステー10に溶接で一体結合されるラチェットプレート31と、ヘッドレストフレーム20に一体結合されるフロントプレート32と、フロントプレート32に対して回動可能な状態で支持されたロックプレート33と、ロック付勢手段34と、ロックプレート33をロック解除方向に回動させるロック解除手段35と、部材31〜35を覆う樹脂カバー36とを備えたものとなっている。フロントプレート32は、ラチェットプレート31に対して左右方向に挿通固定されるピン101によって軸支され、ロックプレート33は、フロントプレート32の曲面で広く保持され、フロントプレート32に対して左右方向に挿通固定されるピン102に軸支される。このヘッドレスト用傾倒装置30は、ヘッドレストフレーム20をヘッドレストステー10に対して回動可能な状態で支持することにより、ヘッドレストの傾倒位置を調節可能とするためのものとなっている。
ラチェットプレート31は、板厚1.6〜2mmの高張力鋼板で、その内周部における一部の区間に複数の係合歯31a1を有するラチェット孔31a2が形成された左右一対の縦壁部31aと、左右一対の縦壁部31aの後側縁部を繋ぐ背面壁部31bとを備え、水平断面コの字状に形成された板状部材となっている。ラチェット孔31a2は、ラチェットプレート31における縦壁部31aを通常プレスで打ち抜くことによって形成されており、その周辺部を切れ目等の無い繋がった状態で残された独立した打抜孔となっている。ラチェット孔31a2の内周部のうち、上側区間は、図2に示すように、三角形状の係合歯31a1が8箇所に形成された前後位置調節部となっており、下側前方区間は、前側ストッパー部となっている。このため、第一実施態様において、ヘッドレストの前後位置は、8つの係合歯31a1と、ラチェット孔31a2の後側区間上部(この部分も概念的に係合歯に含まれるものとする。)と合わせて9段階の細かい調整が可能となっている。なお、図1及び図2以外は説明上分かりやすくするため、実際よりも少ない歯数4個で図示している。
フロントプレート32は、板厚1.6〜2mmの高張力鋼板で、薄肉(直径10〜12mm、厚み1mm)の軽量パイプからなるヘッドレストフレーム20の左右を溶接固定した水平断面ハット状の前面壁部32aと、前面壁部32aの下部両端から後方に突出して設けられた左右一対の突出壁部32bと、ロックプレート33を広い曲面で回動自在に保持している後面壁部32a1とを有する板状部材となっている。突出壁部32bには、後述する樹脂カバー36の内側に設けられた係合爪36eを係合するための樹脂カバー係合孔32b1が設けられて嵌合している。さらに、図2(b)の断面図で示すように、樹脂カバー36でフロントプレート32を挟み込むことで一体結合している。
ロックプレート33は、板厚1.6〜2mmの高張力鋼板で、係合歯31a1の傾倒角度ピッチの10倍以上の長さにすることで回動角度を15°以下にした本体部33aと折返部33bとで構成された側面視V字状の板状部材となっており、その本体部33aの左右両側縁には、外方に突出する左右一対の係合片33a1が設けられ、その折返部33bの左右両側縁には、外方に突出する左右一対のロック解除バー当接部33b1が設けられている。ただし、ロックプレート33は、ロック解除バー当接部33b1に相当する部分を本体部33aに設けることで、折返部33bを有さない形態とすることも可能である。ロックプレート33は、その左右一対の係合片33a1がラチェット孔31a2の内周部に設けられた係合歯31a1に係合できるように、その左右一対の係合片33a1がラチェットプレート31における左右一対の縦壁部31aのそれぞれの内方からラチェット孔31a2に挿入された状態となるように配される。係合片33a1の上向き端面は、ラチェット孔31a2の前後位置調節部(上側区間)に設けられた係合歯31a1に下方から当接してヘッドレストの後方回動を規制する後方回動規制係合部となっており、係合片33a1の下向き端面は、ラチェット孔31a2の前側ストッパー部(下側前方区間)に上方から当接してヘッドレストの前方回動を規制する前方回動規制当接部となっている。また、ロックプレート33の一端は、強い力を受けることができるようにフロントプレート32の後面壁部32a1の広い曲面で回動自在に保持されている。
ロック付勢手段34は、ロックプレート33を常時ロック係合方向(係合片33a1が係合歯31a1に係合する向き)に押付付勢するためのものである。第一実施態様において、ロック付勢手段34は、その両端部がフロントプレート32の上部とロックプレート33の本体部33aの上部との両端の穴に引っ掛けられた引っ張りコイルバネである。ロック付勢手段34に必要な強さは、係合歯面31a4と係合片33a1(ロックプレート33)の位置、角度及びベクトルの関係によって決まり、その関係は図5及び図6を用いて後述する。なお、このロック付勢手段34は、その形態について特に限定されない。
ロック解除手段35は、係合歯31a1と係合片33a1との係合を一時的に解除するためのものとなっている。第一実施態様において、ロック解除手段35は、ロック解除バー35aとロック解除バー付勢手段35bとで構成されたボタン有りタイプのものとなっている。ロック解除バー35aの基端部には、ヘッドレストの外部から操作されるロック解除ボタン35a1が設けられており、ロック解除バー35の先端部には、傾斜カム35a2が設けられている。ロック解除バー35aは、樹脂カバー36に対して内外にスライド可能な状態で支持されており、ロック解除ボタン35a1が内方に押し込まれると、傾斜カム35a2がロックプレート33におけるロック解除バー当接部33b1に当接することで、ロックプレート33をロック解除方向(係合片33a1が係合歯31a1から離反する向き)に回動させるようになっている。ロック解除バー付勢手段35bは、ロック解除バー35aを外方に付勢するための部材となっており、第一実施態様においては、圧縮コイルバネを採用している。
樹脂カバー36は、ヘッドレスト用傾倒装置30における内部機構を覆うための部材となっており、左側樹脂カバー36aと、右側樹脂カバー36bとで構成された左右分割式のものとなっている。樹脂カバー36は、通常、樹脂の射出成形品とされる。左側樹脂カバー36a若しくは右側樹脂カバー36bには、左右に貫通する貫通孔36a1が設けられており、この貫通孔36a1に、ロック解除バー35aを案内支持するためのロック解除バー案内支持部36dを挿通支持することができるようになっている。また、左側樹脂カバー36a及び右側樹脂カバー36bの内面には、フロントプレート32の樹脂カバー係合孔32b1に係合するための係合爪36eが設けられている。さらに、樹脂カバー36における下面部は、左側樹脂カバー36a及び右側樹脂カバー36bから分離可能な下側樹脂カバー36cとなっている。下側樹脂カバー36cには、ヘッドレストステー10における左右一対のパイプを挿入するための左右一対のステー挿入孔36c1と、左側樹脂カバー36aと右側樹脂カバー36bとをより強固に一体結合させるための係合爪36c2が設けられており、樹脂カバー36全体のがたつきを抑制している。
後方回動付勢手段37は、フロントプレート32を常時後方向(ラチェットプレート31側)に付勢する手段である。これは、振動によるヘッドレスト用傾倒装置30のがたつきを抑制するためのものである。なお、図1の後方回動付勢手段37は、捻りバネを採用しているが、フロントプレート32を後方向に付勢できるものであれば、その形態は特に限定されない。
図5は、第一実施態様のヘッドレスト用傾倒装置30におけるヘッドレストフレーム20及びロックプレート33の回動中心P1,P2と係合歯31a1及び係合片33a1の係合点P3との位置とベクトル(分力)の関係を説明する図である。第一実施態様のヘッドレストにおいては、図2に示すように、ヘッドレストを側方から見た場合における、ヘッドレストフレーム20の回動中心をP1とし、ロックプレート33の回動中心をP2とし、係合片33a1と係合歯31a1との係合点をP3とした場合における、線分P1P2と線分P2P3とが為す角の大きさθが90°以上となるようにしている。というのも、θを90°以上とすると、図5(a)に示すような状態となるが、この場合には、ヘッドレストの後方向に負荷が掛かった際に、係合片33a1が係合歯31a1に食い込む方向にベクトル(分力)が働くのに対し、θを90°未満とすると、図5(b)に示すような状態となるが、この場合には、ヘッドレストの後方向に負荷が掛かった際に、係合片33a1が係合歯31a1に対して外れる方向にベクトル(分力)が働くからである。
図6は、第一実施態様のヘッドレスト用傾倒装置30における係合歯面31a4と係合片33a1との当接角度とベクトル(分力)の関係を説明する図である。第一実施態様のヘッドレストにおいては、図2に示すように、ヘッドレストを側方から見た場合における、係合歯31a1に対する係合片33a1の当接角の大きさγが90°以上となるようにしている。というのも、γを90°以上とすると、図6(a)に示すような状態となるが、この場合には、ヘッドレストの後方向に負荷が掛かった際に、係合片33a1が係合歯31a1に食い込む方向にベクトル(分力)が働くのに対し、γを90°未満とすると、図6(b)に示すような状態となるが、この場合には、ヘッドレストの後方向に負荷が掛かった際に、係合片33a1が係合歯31a1に対して外れる方向にベクトル(分力)が働くからである。なお、上記(8),(9)で述べた角度θ、γに関する設定値は、バネの強度や係合歯31a1及び係合片33a1の摩擦係数による摩擦角等によって影響され、それを加減される。
図7は、第一実施態様のヘッドレスト用傾倒装置30の調整動作を説明する図である。このヘッドレストでは、図7(a)に示すように、ロックプレート33の係合片33a1が係合される係合歯31a1が最も後側に位置するものから、図7(b)に示すように、前方のものへと段階的に切り替わっていくことにより、図7(c)に示すように、最も前側に位置するものへと切り替えることができるようになっている。図7(a)の状態にあっては、ヘッドレストは後方の限界位置となっており、図7(c)の状態にあっては、ヘッドレストは前方の限界位置となっている。図7(a)の状態から図7(c)の状態へは、ヘッドレストに前向きの力をかけただけで移行する。ただし、ヘッドレストが前方の限界位置に達した場合(図7(c)の状態)であっても、係合歯31a1と係合片33a1との係合(ロック)が解除されないようになっている。一方、ヘッドレストを後方に移動させる際には、ロック解除ボタン35a1(図3)を操作することにより、図7(d)に示すように、係合歯31a1と係合片33a1との係合(ロック)を解除する。
続いて、第二実施態様のヘッドレストについて説明する。図8は、第二実施態様のヘッドレスト用傾倒装置30の動作を説明する図である。図9は、第二実施態様のヘッドレストを左右方向に垂直な平面で切断した断面図であり、下振り構造としての使用例である。
20 ヘッドレストフレーム
30 ヘッドレスト用傾倒装置
31 ラチェットプレート
31a 縦壁部
31a1 係合歯
31a2 ラチェット孔
31a3 脱落防止突起
31a4 係合歯面
31b 背面壁部
32 フロントプレート
32a 前面壁部
32a1 後面壁部
32b 突出壁部
32b1 樹脂カバー係合孔
33 ロックプレート
33a 本体部
33a1 係合片
33b 折返部
33b1 ロック解除バー当接部
33b2 切替カム当接部
34 ロック付勢手段
35 ロック解除手段
35a ロック解除バー
35a1 ロック解除ボタン
35a2 傾斜カム
35b ロック解除バー付勢手段
35c 切替ピン
35d ガイドバー
35e 樹脂ピース
35e1 切替カム
35e2 切替当接片A
35e3 切替当接片B
36 樹脂カバー
36a 左側樹脂カバー
36a1 貫通孔
36b 右側樹脂カバー
36c 下側樹脂カバー
36c1 ステー挿入孔
36c2 係合爪
36d ロック解除バー案内支持部
36e 係合爪
37 後方回動付勢手段(フロントプレート付勢手段)
40 表皮
50 クッション材
101 ピン
102 ピン
P1 ヘッドレストフレームの回動中心
P2 ロックプレートの回動中心
P3 係合片と係合歯との係合点
P4 頭部負荷入力部
Claims (9)
- ヘッドレストフレームをヘッドレストステーに対して回動可能な状態で支持することにより、ヘッドレストの傾倒位置を前方に調節可能とするヘッドレスト用傾倒装置であって、
その内周部における一部の区間に複数の係合歯を有するラチェット孔が形成された左右一対の縦壁部を備え、ヘッドレストステーに一体結合されるラチェットプレートと、
ヘッドレストフレームに一体結合されるフロントプレートと、
フロントプレートを後方へ回動するように付勢するフロントプレート付勢手段と、
前記係合歯に係合するための左右一対の係合片がその左右両側縁から外方に突出して設けられ、フロントプレートに対して回動可能な状態で支持され、その回動中心から先端までの長さが係合歯の傾倒角度ピッチの10倍以上とされ、15°以下の回動角度で回動するロックプレートと、
ロックプレートを常時ロック方向に付勢するためのロック付勢手段と、
ロックプレートをロック解除方向に回動させて前記係合歯と前記係合片との係合を一時的に解除するロック解除手段と、
ラチェットプレート、フロントプレート、フロントプレート付勢手段、ロックプレート、ロック付勢手段及びロック解除手段からなる部材群を覆う樹脂カバーと、
で構成されたことを特徴とするヘッドレスト用傾倒装置。 - ヘッドレストを側方から見たときの、ヘッドレストフレームの回動中心をP1とし、ロックプレートの回動中心をP2とし、前記係合片と前記係合歯との係合点をP3とした場合における、線分P1P2と線分P2P3の為す角度θが、90〜110°とされた請求項1記載のヘッドレスト用傾倒装置。
- 前記ラチェット孔の内周部における上側区間に前記複数の係合歯が形成されて、当該内周部における下側前方区間が前側ストッパー部とされるとともに、
前記係合片の上向き端面が、前記係合歯に下方から係合してヘッドレストの後方回動を規制する後方回動規制係合部とされて、前記係合片の下向き端面が、前記前側ストッパー部に上方から当接してヘッドレストの前方回動を規制する前方回動規制当接部とされ、
前記係合歯の頂部に、前記係合歯に係合された前記係合片の下向き端面に当接する脱落防止突起を設けた請求項1又は2記載のヘッドレスト用傾倒装置。 - ラチェットプレートが鋼板製とされ、前記ラチェット孔がその周辺部を繋がった状態で残された打抜孔とされた請求項1〜3いずれか記載のヘッドレスト用傾倒装置。
- ロック解除手段が、
ヘッドレストの外部から操作されるロック解除ボタンが設けられるとともにその先端部に傾斜カムが設けられ、ロック解除ボタンが押し込まれた際に当該傾斜カムがロックプレートにおけるロック解除バー当接部に当接することにより、ロックプレートをロック解除方向に回動させるロック解除バーと、
ロック解除バーを外方に付勢するためのロック解除バー付勢手段と、
で構成された請求項1〜4いずれか記載のヘッドレスト用傾倒装置。 - ロック解除手段が、
ラチェットプレートに固定された切替ピンと、
フロントプレートに一体結合されたガイドバーと、
ガイドバーにスライド可能な状態で挿入された樹脂ピースと、
で構成され、
樹脂ピースが、切替当接片A、切替当接片B及び切替カムを具備するとともに、
ロックプレートが、切替カム当接部を具備し、
ロック状態においては、切替当接片Aが切替ピンに対して規制のない自由状態にある一方、
ヘッドレストに前向きの外力が加えられた際には、樹脂ピースがガイドバーと一体的に移動して、最前方調整位置で切替当接片Bが切替ピンに当接し、
ヘッドレストが最前方調整位置を越えてさらに前方へ操作されると、樹脂ピースがガイドバーをスライドして、切替カムが切替カム当接部と当接し、ロックプレートを回転動させることで、前記係合が解除されてロックが解除され、
ヘッドレストに前記外力が加わらなくなると、後方回動付勢バネによってヘッドレストが最後方調整位置に戻されるとともに、樹脂ピースがスライドすることで元の状態に復帰する請求項1〜3いずれか記載のヘッドレスト用傾倒装置。 - ヘッドレストステー及びヘッドレストフレームに結合された請求項6記載のヘッドレスト用傾倒装置と、
樹脂カバーをヘッドレストフレームとともに覆う表皮と、
発泡樹脂からなるクッション材と、
を備え、
樹脂カバーが、ヘッドレスト用傾倒装置における前記部材群を左右から覆うための左側樹脂カバー及び右側樹脂カバーを有する左右分割式のものとされて、そのいずれかにロック解除バーを案内支持するためのロック解除バー案内支持部が設けられたことを特徴とするヘッドレスト。 - フロントプレートに樹脂カバー係合孔が設けられ、樹脂カバーの内側に設けられた係合爪を樹脂カバー係合孔に対して係合することにより、フロントプレートに対して樹脂カバーを固定した請求項7記載のヘッドレスト。
- 樹脂カバーにおける下面部が、樹脂カバーにおける他の部分から分離可能な下側樹脂カバーとされて、
下側樹脂カバーに、左側樹脂カバー及び右側樹脂カバーに一体結合させるための係合爪を設けた請求項7又は8記載のヘッドレスト。
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