JP5787745B2 - シリカ系複合粒子の製造方法 - Google Patents
シリカ系複合粒子の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5787745B2 JP5787745B2 JP2011283965A JP2011283965A JP5787745B2 JP 5787745 B2 JP5787745 B2 JP 5787745B2 JP 2011283965 A JP2011283965 A JP 2011283965A JP 2011283965 A JP2011283965 A JP 2011283965A JP 5787745 B2 JP5787745 B2 JP 5787745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silica
- particles
- based composite
- oxide layer
- composite particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、酸化セリウム粒子の水分散体を使ったSiO2絶縁膜の研磨例が開示されている。特許文献1に記載されるような酸化セリウム粒子は研磨速度が高く、優れた研磨特性を有するものの、近年のレアアースの価格高騰に伴う製造コストの観点から、研磨材に使用するセリウム含有量の低減、あるいは、酸化セリウムに代わる材料を用いた研磨材が求められていた。
[1]シリカ粒子の表面に、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含み、かつ、アルミニウムを必須成分として含む非晶質の酸化物層を有するシリカ系複合粒子であって、該酸化物層に含まれるアルミニウム含有量の合計がシリカ粒子に対してAl2O3換算基準で2.0〜150重量%の範囲にあることを特徴とするシリカ系複合粒子。
[4]平均粒子径が10〜1000nmの範囲にあることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載のシリカ系複合粒子。
[5]前記酸化物層Bが、ポリ塩化アルミニウムに由来する酸化物層であることを特徴とする[2]〜[4]のいずれかに記載のシリカ系複合粒子。
[6]上記[1]〜[5]のいずれかに記載のシリカ系複合粒子を含むことを特徴とする研磨用スラリー。
(1)シリカ粒子を含むシリカゾルに、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含む金属塩および/または高分子化合物を添加したのち、5〜98℃で0.5〜24時間攪拌して混合液を得る工程と、
(2)前記工程で得られた混合液に、さらにアルミニウムを含む高分子化合物を添加して5〜98℃で0.5〜24時間攪拌してシリカ系複合粒子の前駆体粒子を含む分散液を得る工程と、
(3)前記工程で得られた分散液を乾燥させたのち、400〜1200℃で焼成する工程
を含むことを特徴とする製造方法。
本発明に係るシリカ系複合粒子は、シリカ粒子の表面にアルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含む非晶質の酸化物層Aと、アルミニウムを含む非晶質の酸化物層Bとを有するシリカ系複合粒子であって、該酸化物層Aと酸化物層Bに含まれるアルミニウム含有量の合計がシリカ粒子に対してAl2O3換算基準で0.5〜150重量%の範囲にあることを特徴とする。
前記シリカ粒子はシリカを主成分とするものであれば良く、さらに副成分あるいは不純物としてナトリウム、カリウムなどの元素を含んでいてもよい。
前記シリカ粒子は非晶質であることが好ましい。
上記の元素を含む非晶質の酸化物層Aを非晶質のシリカ粒子の表面に有することによっ て、焼成工程によるシリカ粒子の焼結を抑制することができる。
前記非結晶質の酸化物層Aは、ポリ塩化アルミニウム、ポリ硫酸鉄、ペルオキソチタン酸、ポリジルコン酸、硝酸第一セリウムより選ばれたいずれか1種以上を由来とするものであることが好ましい。
なお、前記金属元素の酸化物換算はAl2O3、ZrO2、TiO2、Fe2O3、Mn2O3、ZnO、CeO2、Y2O3、CaO、MgO、La2O3、SrO)とし、フッ素の場合は原子換算基準(F)の重量の合計とし、シリカ粒子の固形分重量はSiO2換算基準とする。
また、前記酸化物層Aがアルミニウムを含む場合には、シリカ粒子に対するアルミニウムの量がAl2O3換算基準で100重量%未満となるようにすることが好ましい。
従来の結晶性の無機酸化物粒子を粉砕し研磨用スラリーとする際には、粒子同士の焼結のため、該粒子の粒子径や粒度分布を制御することは困難であるが、本発明に係るシリカ系複合粒子は、シリカ系複合粒子同士の焼結が抑制され、シリカ粒子の非晶質性が保たれているので、該シリカ粒子の一次粒子径や形状が焼成工程などで損なわれにくく、シリカ系複合粒子の粒子径、粒度分布および形状を制御することが可能となり、これによって研磨スラリーの性能を向上させることができる。
前記酸化物層Bは、アルミニウムの単独酸化物であっても、複合酸化物であってもよい。
その場合、酸化物層Aと酸化物層Bの境界は区別できないが、製造工程において、シリカ粒子表面に2段階に分けて酸化物層を形成させたものであれば良い。
すなわち、シリカ粒子表面に前記酸化物層Aを形成させた上で、酸化物層Bをさらに形成させることによって、アルミニウムの修飾量を従来技術では達成できなかった範囲まで増やすことができ、研磨速度を向上させることができるとともに、焼成工程に処した際のシリカ粒子Aの焼結が抑制されるので、研磨スラリー中での分散性が向上する。
また、前記酸化物層Bは、さらに副成分としてケイ素、塩素、窒素および硫黄などを含んでいてもかまわない。(ケイ素については同上)
前記アルミニウム含有量が0.5重量%未満の場合には、シリカ系複合粒子の研磨速度が低下するので好ましくない。前記アルミニウム含有量が150重量%を超えると、アルミナの結晶が成長する事があり、粒子形状もいびつになるとなるので好ましくない。
本発明に係わるシリカ系複合粒子は、2層の酸化物層をシリカ粒子表面に段階的に形成させることで、シリカ系複合粒子のアルミニウム含有量を増やすことができるので、研磨速度を向上させることができる。
前記平均粒子径が10nm未満の場合には、シリカ粒子が結晶質となる場合があり、また前記平均粒子径が1000nmを超えると研磨時に研磨基材の表面にキズが発生する場合があるので、好ましくない。
本発明に係る研磨用スラリーは、本発明に係るシリカ系複合粒子を含むことを特徴としている。
前記研磨用スラリーは、ハードディスクや半導体基板などを研磨する際の研磨速度が高く、また研磨時に研磨面のキズが少ないなどの効果に優れている。
前記研磨用スラリーは、さらに分散溶媒として、水および/または有機溶媒を含む。
さらに、前記研磨用スラリーは、所望により、添加剤として、研磨促進剤、界面活性剤、複素環化合物、pH調整剤およびpH緩衝剤からなる群より選ばれる1種以上を含んでいても良い。
前記濃度が3重量%未満の場合には研磨速度が低下する場合があるので好ましくない。
前記濃度が30重量%を超えても研磨速度はそれ以上向上する場合は少ないので、不経済となり好ましくない。
本発明に係るシリカ系複合粒子の製造例を以下に説明する。
本発明に係るシリカ系複合粒子の好ましい製法の一例は、下記工程
(1)シリカ粒子Aを含むシリカゾルに、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含む金属塩および/または高分子化合物を添加したのち、5〜98℃で0.5〜24時間攪拌して混合液を得る工程と、
(2)前記工程で得られた混合液に、さらにアルミニウムを含む高分子化合物を添加して5〜98℃で0.5〜24時間攪拌してシリカ系複合粒子の前駆体粒子を含む分散液を得る工程と、
(3)前記工程で得られた分散液を乾燥させたのち、400〜1200℃で焼成する工程
を含むことを特徴としている。
この工程では、シリカ粒子を含むシリカゾルに、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含む金属塩および/または高分子化合物を添加したのち、5〜98℃で0.5〜24時間攪拌することによって、シリカ粒子表面に前記金属元素の水酸化物または酸化物を形成させる。
この水酸化物または酸化物をシリカ粒子の表面に一旦形成することにより、次の工程で酸化物層Bあるいはその前駆体がシリカ粒子の表面に形成しやすくなるので、シリカ系複合粒子の研磨速度や焼結抑制効果が向上する。
例えば特開昭63−045113号公報、特開昭63−064911号公報に記載される製造方法に準じて製造することができ、カタロイドSI−80(日揮触媒化成株式会社製)、スノーテックスZL(日産化学工業株式会社製)などの市販品を用いても良い。
前記シリカゾルに含まれるシリカ粒子の平均粒子径は、最終的なシリカ系複合粒子の平均粒子径が10nm〜1000nmの範囲となるようなものであれば良く、後の焼成工程の条件にもよるが、焼成による粒子径の減少を考慮すると概ね13〜1100nmの範囲にあればよい。
シリカゾルの濃度としてはSiO2換算基準での固形分濃度が20〜40重量%の範囲にあるものが好ましい。
また、陽イオン交換樹脂あるいは陰イオン交換樹脂、限外ろ過膜などを用いて、必要に応じて、シリカゾルの脱イオン処理を行うことができる。
アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含む金属塩および/または高分子化合物の一例としては、これらの元素を含む塩化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、炭酸塩、金属アルコキシド、ポリ硫酸鉄、ペルオキソチタン酸、ポリジルコン酸、ポリ塩化アルミニウムなどを用いることができる。
前記金属塩および/または高分子化合物の添加量は、特に制限されるものではないが、好ましくはシリカ粒子の固形分重量に対して前記金属塩および/または高分子化合物の重量比が酸化物換算重量比で0.01〜1.5の範囲にあることが望ましい。
なお、この工程でアルミニウムを含む金属塩または高分子化合物を用いる場合には、最終的に得られるシリカ系複合粒子において、酸化物層Aと酸化物層Bのアルミニウム含有量の合計がシリカ粒子に対してAl2O3換算基準で0.5〜150重量%となるような量に調整すれば良い。
このとき混合液の固形分濃度は23〜27重量%の範囲となるように調整すればよい。
この工程は、前記工程(1)で得られた混合液に、さらにアルミニウムを含む高分子化合物を添加して5〜98℃で0.5〜24時間攪拌することにより、シリカ系複合粒子の前駆体粒子を含む分散液を得る工程である。
前記ポリ塩化アルミニウムの添加量は、最終的に得られるシリカ系複合粒子の酸化物層Aと酸化物層Bに含まれるアルミニウムがAl2O3換算基準でシリカ粒子の固形分重量に対して0.5〜150重量%の範囲となるように添加すればよい。
また、この工程で得られた分散液を、陽イオン交換樹脂あるいは陰イオン交換樹脂、限外ろ過膜などを用いて脱イオン処理してもよい。このような処理は、用いる原料にもよるが、不純物除去などの目的で必要に応じて行うことができる。
この工程では、前記工程で得られた分散液を乾燥させたのち、400〜1200℃で焼成することにより、シリカ複合粒子を得る工程である。この工程により、シリカ粒子の結晶性が増加し、シリカ系複合粒子の研磨速度を向上させることができる。
このシリカ系複合粒子は一次粒子の形状や粒子径が変動しにくいので、シリカ系複合粒子の形状や粒子径、粒度分布制御が容易である。
このようにしてシリカ系複合粒子を含む焼成体を得ることができる。
上記のような製造方法により得られたシリカ系複合粒子の焼成体を、粉砕したのち、分散溶媒に分散させ、必要に応じて希釈または濃縮することにより、シリカ系複合粒子を含む研磨スラリーを得ることができる。
前記粉砕は公知の方法で行うことができ、乾式法であっても湿式法であってもとく、例えばビーズミル、ジェットミル、サンドミル、ロールミル、超音波分散機、アルティマイザー、ナノマイザーのような装置を用いて行えばよい。
また研磨用スラリーの固形分濃度は3〜30重量%となるように調整すればよい。
またこの研磨用スラリーに上述した添加剤を添加してもよい。
本発明に係る研磨スラリーは、シリカ系複合粒子を含むので、研磨速度が非常に高く、分散性に優れ、必ずしも高価な酸化セリウムを使用する必要がない。また、酸化セリウムを使用する場合でも、酸化セリウムの使用量を低減することができるので、安価に製造することが可能である。
されるものではない。
[測定方法]
(1)平均粒子径の測定方法
シリカ系複合粒子の平均粒子径は、シリカ系複合粒子を固形分濃度で1重量%含む水分散液を、日機装株式会社マイクロトラックUPA装置に供して、レーザー回折・散乱法により、シリカ系複合粒子の平均粒子径を求めた。
なお、原料に使用したシリカゾルに含まれるシリカ粒子の平均粒子径については、BET表面積換算の平均粒子径についても参考までに併記した。
実施例および比較例で得られたシリカ系複合粒子の焼成粉体を乳鉢にて10分粉砕し、X線回折装置(理学電気株式会社製、RINT1400)により測定したXRD回折パターンから結晶構造を調べた。
[SiO2含有量の測定方法]
シリカ系複合粒子の固形分重量から、不純物としてのナトリウム成分(Na2O換算)と、酸化物層Bの含有量と、酸化物層Cを含む場合にはその含有量とを差し引いたものをSiO2の含有量として求めた。
実施例で調製したシリカ系複合粒子の研磨用スラリー2gを容量100mlの白金皿に採取したのち0.1mgまで秤量し、これをサンドバス上で200℃、20分間乾燥させたのち、バーナーで700℃、5分間加熱して有機物を除去後、10mlのHFと5mlのH2SO4を加えて白煙が出るまで加熱する。さらに、これを100mlとなるように純水で希釈した後、原子吸光装置(株式会社日立製作所製、Z−5300、ソフトウェアZ−2000)を用いて、シリカ系複合粒子に含まれるナトリウムの含有量をNa2O換算基準で測定した。なお、カリウムも同様の方法で測定できる。
1)実施例で調製したシリカ系複合粒子の研磨用スラリー2gを白金皿に採取し、0.1mgまで秤量する。
2) 濃度63%の硫酸2mlとフッ化水素酸20mlを加えて、400℃のサンドバス上で加熱し、蒸発乾固する。
3) 上記2)で得られた試料を室温まで冷却したのち、塩酸5mlと水を約30ml加えて、サンドバス上で加熱し溶解させる。
4) 上記3)で得られた試料を室温まで冷却したのち、容量200mlのフラスコに供して、水で200mlに希釈して試料溶液を作成する。
5) 上記4)で得られた試料溶液に含まれるアルミニウム、ジルコニウム、鉄、セリウムの量を、誘導結合プラズマ発光分光分析装置(島津製作所株式会社製、ICPS−8100、解析ソフトウェアICPS−8000)により測定し、Al2O3換算基準での重量%を求めた。
被研磨基板として、ハードディスク用アルミノシリケート製ガラス基板を準備した。
この基板はドーナツ形状で、外径64mm、内径20mm、厚み0.635mmである。この基板は一次研磨ずみで、表面粗さ(RA)は0.3nmであった。
そして、研磨前後の研磨基板の重量差と研磨時間から、研磨速度(nm/min)を算出した。
シリカゾルの調製
シリカ粒子を含むシリカゾル(日揮触媒化成株式会社製カタロイドSI-80P、SiO2固形分濃度40.5%、BET比表面積換算の平均粒子径80nm、レーザー回折・散乱法による平均粒子径105nm)493.8gにイオン交換水246.9gを添加してSiO2濃度27%に調整した。これに陽イオン交換樹脂(三菱化学製SK-1BH)114gを徐々に添加して30分間攪拌を行ったのち、樹脂を分離した。この時のpHは1.8であった。次に陰イオン交換樹脂(三菱化学製SANUPC)30gを徐々に添加して30分間攪拌したのち樹脂を分離した。この時のpHは4.2であった。得られたシリカゾルにイオン交換水を加えてSiO2固形分濃度23%のシリカゾル782.6gを得た。
次に、このシリカゾル782.6gを攪拌しながら、ポリ塩化アルミニウム(多木化学製PAC#1000:Al2O3固形分濃度23.55重量%)6.96gを添加して1時間攪拌することにより、水酸化アルミニウムで被覆されたシリカ粒子を含む混合液789.6gを得た。次にイオン交換水を1634g加えたのち、陰イオン交換樹脂150gを徐々に添加し、30分間攪拌したのち樹脂を分離した。この時のpHは9.5であった。こうして固形分濃度9.5重量%の混合液1800gを得た。
この混合液1800gにさらにポリ塩化アルミニウム(多木化学製PAC#1000:Al2O3固形分濃度23.55重量%)6.61gを攪拌しながら添加して、さらに1時間攪拌して分散液を得た。なお、攪拌時の液温は25℃であった。
このときのpHは9.5であった。この分散液に酢酸を添加してpHを7に調整した。
前記工程で得られた分散液を100℃の乾燥機で16時間乾燥させたのち、1000℃のマッフル炉にて2時間焼成を行いシリカ系複合粒子の粉体170gを得た。
またこの研磨スラリーに含まれるシリカ系複合粒子のレーザー回折・散乱法による平均粒子径は216nmであった。
シリカ粒子を含むシリカゾル(日揮触媒化成株式会社製カタロイドSI-80P、SiO2固形分濃度40.5%、BET比表面積換算の平均粒子径80nm、レーザー回折・散乱法による平均粒子径105nm)493.8gにイオン交換水を添加してSiO2固形分濃度9重量%のシリカゾルとして、これを研磨用スラリーとして評価したところ、研磨速度は30nm/minであった。
実施例1のシリカゾルの調製の工程にて製造したシリカゾル(粒子径80nm)に3重量%のアンモニア水を添加してpHを7としたのち、100℃の乾燥機で16時間乾燥させて、1000℃のマッフル炉で2時間焼成を行いシリカ粒子の焼成粉体200gを得た。
実施例1の工程(1)で調製した、水酸化アルミニウムで被覆されたシリカ粒子の混合液1800gに5重量%の酢酸を加えてpH7とし、100℃の乾燥機で16時間乾燥させたのち、1000℃のマッフル炉で2時間焼成を行いシリカ系複合粒子の複合粉体155gを得た。このシリカ系複合粒子のXRDパターンを測定したところ、ケイ素およびアルミニウムに由来する結晶ピークは確認されず、シリカの非晶質に由来するパターンが確認された。
この粉体126gにイオン交換水378を加えて直径0.5mmのガラスメジアにて90分間湿式粉砕を行い、固形分濃度20重量%のスラリー410を得た。これをイオン交換水で希釈して固形分濃度9重量%のスラリーとし、研磨用スラリーとして評価したところ、研磨速度は33nm/minであった。
実施例および比較例の結果を表1に示す。
Claims (1)
- シリカ系複合粒子の製造方法であって、下記工程
(1)シリカ粒子を含むシリカゾルに、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム、鉄、マンガン、亜鉛、セリウム、イットリウム、カルシウム、マグネシウム、フッ素、ランタニウム、ストロンチウムより選ばれた1種以上の元素を含む金属塩および/または高分子化合物を添加したのち、5〜98℃で0.5〜24時間攪拌して混合液を得る工程と、
(2)前記工程で得られた混合液に、さらにアルミニウムを含む高分子化合物を添加して5〜98℃で0.5〜24時間攪拌してシリカ系複合粒子の前駆体粒子を含む分散液を得る工程と、
(3)前記工程で得られた分散液を乾燥させたのち、400〜1200℃で焼成する工程を含むことを特徴とする製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011283965A JP5787745B2 (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | シリカ系複合粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011283965A JP5787745B2 (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | シリカ系複合粒子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013133255A JP2013133255A (ja) | 2013-07-08 |
| JP5787745B2 true JP5787745B2 (ja) | 2015-09-30 |
Family
ID=48910201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011283965A Active JP5787745B2 (ja) | 2011-12-26 | 2011-12-26 | シリカ系複合粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5787745B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6358899B2 (ja) * | 2013-08-28 | 2018-07-18 | 日揮触媒化成株式会社 | 金属酸化物粒子およびその製造方法 |
| JP6371193B2 (ja) * | 2014-10-22 | 2018-08-08 | 日揮触媒化成株式会社 | シリカ系複合粒子分散液の製造方法 |
| TW201817835A (zh) * | 2015-01-12 | 2018-05-16 | 美商慧盛材料美國責任有限公司 | 用於化學機械平坦化組合物之複合研磨粒及其使用方法 |
| US10032644B2 (en) | 2015-06-05 | 2018-07-24 | Versum Materials Us, Llc | Barrier chemical mechanical planarization slurries using ceria-coated silica abrasives |
| US10421890B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-09-24 | Versum Materials Us, Llc | Composite particles, method of refining and use thereof |
| KR102394895B1 (ko) * | 2016-04-22 | 2022-05-04 | 니끼 쇼꾸바이 카세이 가부시키가이샤 | 실리카계 복합 미립자 분산액 및 그 제조방법 |
| US20200095502A1 (en) | 2018-09-26 | 2020-03-26 | Versum Materials Us, Llc | High Oxide VS Nitride Selectivity, Low And Uniform Oxide Trench Dishing In Shallow Trench Isolation(STI) Chemical Mechanical Planarization Polishing(CMP) |
| JP7470079B2 (ja) * | 2021-03-31 | 2024-04-17 | 日揮触媒化成株式会社 | 金平糖状アルミナ-シリカ複合微粒子分散液の製造方法 |
| WO2025244080A1 (ja) * | 2024-05-24 | 2025-11-27 | 日産化学株式会社 | シリカ粒子と塩基性アルミニウム塩水溶液とを含む分散液、及び研磨用組成物 |
-
2011
- 2011-12-26 JP JP2011283965A patent/JP5787745B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2013133255A (ja) | 2013-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5881394B2 (ja) | シリカ系複合粒子およびその製造方法 | |
| JP5787745B2 (ja) | シリカ系複合粒子の製造方法 | |
| JP6948423B2 (ja) | シリカ系複合微粒子分散液、その製造方法及びシリカ系複合微粒子分散液を含む研磨用スラリー | |
| US10920120B2 (en) | Ceria composite particle dispersion, method for producing same, and polishing abrasive grain dispersion comprising ceria composite particle dispersion | |
| JP5862578B2 (ja) | 研磨材微粒子及びその製造方法 | |
| JP6920430B2 (ja) | セリア系複合微粒子分散液、その製造方法及びセリア系複合微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP5356665B2 (ja) | ジルコニア焼結体 | |
| JP6829007B2 (ja) | シリカ系複合微粒子分散液、その製造方法及びシリカ系複合微粒子分散液を含む研磨用スラリー | |
| JP6603142B2 (ja) | シリカ系複合微粒子分散液、その製造方法及びシリカ系複合微粒子分散液を含む研磨用スラリー | |
| JP2009167085A (ja) | ジルコニアゾルの製造方法 | |
| JP7117225B2 (ja) | セリア系複合微粒子分散液、その製造方法及びセリア系複合微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP7215977B2 (ja) | セリア系複合微粒子分散液、その製造方法及びセリア系複合微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP5356639B2 (ja) | ジルコニア微粉末及びその製造方法 | |
| JP6710100B2 (ja) | シリカ系複合微粒子分散液の製造方法 | |
| JP6616794B2 (ja) | シリカ系複合微粒子分散液、その製造方法及びシリカ系複合微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP2008024555A (ja) | ジルコニア微粉末及びその製造方法並びにその用途 | |
| JP6371193B2 (ja) | シリカ系複合粒子分散液の製造方法 | |
| JP6598719B2 (ja) | シリカ系複合粒子分散液の製造方法 | |
| JP5895557B2 (ja) | 粒子状組成物、粒子状組成物の製造方法、及び、粒子状組成物分散体 | |
| JP2021014375A (ja) | セリア系微粒子分散液、その製造方法およびセリア系微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP7038031B2 (ja) | セリア系複合微粒子分散液、その製造方法及びセリア系複合微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP2012041232A (ja) | 酸化イットリウム粒子を含む水性分散液 | |
| JP2017214271A (ja) | シリカ系複合微粒子分散液、その製造方法及びシリカ系複合微粒子分散液を含む研磨用砥粒分散液 | |
| JP2007015898A (ja) | 酸化ジルコニウム粉末の製造方法及び酸化ジルコニウム粉末 | |
| TW202132222A (zh) | 被覆氧化鋯微粒子及其製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140919 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150430 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150512 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150708 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150721 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150728 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5787745 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |