JP5787085B2 - ターボチャージャ - Google Patents
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Description
上記課題を解決するためのターボチャージャは、タービンシャフトが回転可能に支持されるベアリングハウジングと、前記タービンシャフトの軸線に沿う方向について前記ベアリングハウジングの一側に配置され、タービン室を有するとともに、同タービン室の周りにスクロール通路を有するタービンハウジングと、前記タービンシャフト上に設けられ、前記タービンハウジングの前記タービン室内で回転するタービンホイールとを備え、エンジンから排出され、前記スクロール通路に沿って流れた排気を前記タービンホイールに吹付けて、同タービンホイールを回転駆動するターボチャージャであり、前記スクロール通路及び前記タービン室間に複数の可変ノズルを有し、前記可変ノズルの開度の変更により、前記タービンホイールに吹付けられる排気の流速を可変とする可変ノズル機構と、前記タービンハウジング及び前記可変ノズル機構間に配置され、同可変ノズル機構を前記軸線に沿う方向へ付勢して前記ベアリングハウジングに押し当てる皿ばねと、前記皿ばね及び前記スクロール通路間に設けられた遮熱部とをさらに備えることを要旨とする。
上記ターボチャージャの一例では、前記可変ノズル機構は、前記可変ノズルを開閉可能に支持するプレートを、同可変ノズル及び前記タービンハウジング間に備えており、前記タービンハウジングには、前記プレート側へ延び、前記皿ばねよりも前記スクロール通路側に位置する第2遮熱部が設けられており、前記第2遮熱部により前記遮熱部の少なくとも一部が構成されている。
上記ターボチャージャの一例では、前記第1遮熱部及び前記第2遮熱部は前記軸線に沿う方向に重なっている。
車両には、吸気通路を通じて燃焼室に吸入される空気と、同燃焼室に供給される燃料との混合気を燃焼するエンジンが搭載されている。このエンジンには、図1に示すターボチャージャ10が設けられている。このターボチャージャ10では、タービンシャフト11がベアリング13によってベアリングハウジング12に回転可能に支持されている。タービンシャフト11の軸線L1に沿う方向(以下「軸線方向」という)についてベアリングハウジング12の一側(図1の右側)には、タービンハウジング14が隣接して配置され、他側(図1の左側)には、複数の部材からなるコンプレッサハウジング(図示略)が隣接して配置されている。タービンハウジング14及びコンプレッサハウジングは、ベアリングハウジング12に対しそれぞれ締結されている。そして、これらのベアリングハウジング12、タービンハウジング14及びコンプレッサハウジングによって、ターボチャージャ10のハウジングが構成されている。
第1遮熱部42は、シュラウドプレート41からタービンハウジング14側へ延び、皿ばね50の外周縁部52よりもスクロール通路16側に位置している。第1遮熱部42は、シュラウドプレート41をタービンハウジング14側へ曲げることにより形成されている。
エンジンの運転に伴い生じた排気Eは、排気通路を流れる過程でターボチャージャ10に流入し、タービンハウジング14のスクロール通路16に沿って流れる。この排気Eは、隣り合う可変ノズル33間を通り、タービン室15内のタービンホイール26に吹付けられる。この排気Eの吹付けにより、タービンホイール26が回転駆動される。これに伴い、タービンホイール26と同軸上のコンプレッサホイールがタービンホイール26と一体となって回転して過給が行なわれる。
(1)タービンハウジング14と可変ノズル機構30の組立体48との間の間隙Gに皿ばね50を配置し、その組立体48をタービンシャフト11の軸線方向へ付勢してベアリングハウジング12に押し当てるようにしたターボチャージャ10を対象とする。
また、皿ばね50を、軸線方向についての両側から、第1遮熱部42及び第2遮熱部18によって覆うことになるため、片側のみから覆う場合よりも、排気Eが皿ばね50に直接当たるのを起こりにくくすることができる。
そのため、スクロール通路16を流れる排気Eが皿ばね50に到達するまでに、その流れを第2遮熱部18及び第1遮熱部42によってそれぞれ妨げることができ、排気Eが皿ばね50に直接当たる現象をより起こりにくくすることができる。
そのため、スクロール通路16を流れる排気Eが皿ばね50に直接当たるのを第2遮熱部18によって妨げることができるだけでなく、第2遮熱部18によってスクロール通路16の内壁面16Aの一部を構成させることができる。
(6)皿ばね50の付勢力のみによって、可変ノズル機構30の組立体48をベアリングハウジング12に対して押し当てて位置決めさせている。表現を変えると、組立体48をターボチャージャ10のハウジング(ベアリングハウジング12、タービンハウジング14)に固定することなく、フローティング状態で位置決めしている。
また、ノズルプレート31等の外径側で組立体48を強制的に固定していないため、変形に対する拘束を少なくし、熱変形を小さくすることができる。
・上記実施形態では、第1遮熱部42及び第2遮熱部18の両者によって遮熱部が構成されたが、いずれか一方のみによって遮熱部が構成されてもよい。
・第1遮熱部42及び第2遮熱部18は、タービンシャフト11の径方向に互いに同じ箇所、すなわち軸線L1から同じ距離離れた箇所に設けられてもよい。この場合、第1遮熱部42及び第2遮熱部18は、皿ばね50及びスクロール通路16間で軸線L1に沿う方向に対向することとなる。
Claims (8)
- タービンシャフトが回転可能に支持されるベアリングハウジングと、
前記タービンシャフトの軸線に沿う方向について前記ベアリングハウジングの一側に配置され、タービン室を有するとともに、同タービン室の周りにスクロール通路を有するタービンハウジングと、
前記タービンシャフト上に設けられ、前記タービンハウジングの前記タービン室内で回転するタービンホイールと
を備え、
エンジンから排出され、前記スクロール通路に沿って流れた排気を前記タービンホイールに吹付けて、同タービンホイールを回転駆動するターボチャージャであり、
前記スクロール通路及び前記タービン室間に複数の可変ノズルを有し、前記可変ノズルの開度の変更により、前記タービンホイールに吹付けられる排気の流速を可変とする可変ノズル機構と、
前記タービンハウジング及び前記可変ノズル機構間に配置され、同可変ノズル機構を前記軸線に沿う方向へ付勢して前記ベアリングハウジングに押し当てる皿ばねと、
前記皿ばね及び前記スクロール通路間に設けられた遮熱部と
をさらに備え、
前記可変ノズル機構は、前記可変ノズルを開閉可能に支持するプレートを、同可変ノズル及び前記タービンハウジング間に備えており、
前記プレートには、前記タービンハウジング側へ延び、前記皿ばねよりも前記スクロール通路側に位置する第1遮熱部が設けられており、前記第1遮熱部により前記遮熱部の少なくとも一部が構成されていることを特徴とするターボチャージャ。 - 前記第1遮熱部は、前記プレートを前記タービンハウジング側へ曲げることにより形成されたものである請求項1に記載のターボチャージャ。
- 前記可変ノズル機構は、前記可変ノズルを開閉可能に支持するプレートを、同可変ノズル及び前記タービンハウジング間に備えており、
前記タービンハウジングには、前記プレート側へ延び、前記皿ばねよりも前記スクロール通路側に位置する第2遮熱部が設けられており、前記第2遮熱部により前記遮熱部の少なくとも一部が構成されている請求項1又は2に記載のターボチャージャ。 - タービンシャフトが回転可能に支持されるベアリングハウジングと、
前記タービンシャフトの軸線に沿う方向について前記ベアリングハウジングの一側に配置され、タービン室を有するとともに、同タービン室の周りにスクロール通路を有するタービンハウジングと、
前記タービンシャフト上に設けられ、前記タービンハウジングの前記タービン室内で回転するタービンホイールと
を備え、
エンジンから排出され、前記スクロール通路に沿って流れた排気を前記タービンホイールに吹付けて、同タービンホイールを回転駆動するターボチャージャであり、
前記スクロール通路及び前記タービン室間に複数の可変ノズルを有し、前記可変ノズルの開度の変更により、前記タービンホイールに吹付けられる排気の流速を可変とする可変ノズル機構と、
前記タービンハウジング及び前記可変ノズル機構間に配置され、同可変ノズル機構を前記軸線に沿う方向へ付勢して前記ベアリングハウジングに押し当てる皿ばねと、
前記皿ばね及び前記スクロール通路間に設けられた遮熱部と
をさらに備え、
前記可変ノズル機構は、前記可変ノズルを開閉可能に支持するプレートを、同可変ノズル及び前記タービンハウジング間に備えており、
前記タービンハウジングには、前記プレート側へ延び、前記皿ばねよりも前記スクロール通路側に位置する第2遮熱部が設けられており、前記第2遮熱部により前記遮熱部の少なくとも一部が構成されていることを特徴とするターボチャージャ。 - タービンシャフトが回転可能に支持されるベアリングハウジングと、
前記タービンシャフトの軸線に沿う方向について前記ベアリングハウジングの一側に配置され、タービン室を有するとともに、同タービン室の周りにスクロール通路を有するタービンハウジングと、
前記タービンシャフト上に設けられ、前記タービンハウジングの前記タービン室内で回転するタービンホイールと
を備え、
エンジンから排出され、前記スクロール通路に沿って流れた排気を前記タービンホイールに吹付けて、同タービンホイールを回転駆動するターボチャージャであり、
前記スクロール通路及び前記タービン室間に複数の可変ノズルを有し、前記可変ノズルの開度の変更により、前記タービンホイールに吹付けられる排気の流速を可変とする可変ノズル機構と、
前記タービンハウジング及び前記可変ノズル機構間に配置され、同可変ノズル機構を前記軸線に沿う方向へ付勢して前記ベアリングハウジングに押し当てる皿ばねと、
前記皿ばね及び前記スクロール通路間に設けられた遮熱部と
をさらに備え、
前記可変ノズル機構は、前記可変ノズルを開閉可能に支持するプレートを、同可変ノズル及び前記タービンハウジング間に備えており、
前記プレートには、前記タービンハウジング側へ延び、前記皿ばねよりも前記スクロール通路側に位置する第1遮熱部が設けられ、
前記タービンハウジングには、前記プレート側へ延び、前記皿ばねよりも前記スクロール通路側に位置する第2遮熱部が設けられており、
前記第1遮熱部及び前記第2遮熱部により前記遮熱部が構成されていることを特徴とするターボチャージャ。 - 前記第1遮熱部及び前記第2遮熱部は、前記タービンシャフトの径方向の互いに異なる箇所に設けられている請求項5に記載のターボチャージャ。
- 前記第1遮熱部及び前記第2遮熱部は前記軸線に沿う方向に重なっている請求項6に記載のターボチャージャ。
- 前記皿ばねは、前記軸線に沿う方向の寸法が小さくなるように弾性変形させられた状態で、外周縁部及び内周縁部の一方において前記可変ノズル機構に接触し、他方において前記タービンハウジングに接触することにより、前記可変ノズル機構を前記ベアリングハウジングに押し当てるとともに、前記可変ノズル機構及び前記タービンハウジング間の間隙をシールするものである請求項1〜7のいずれか1つに記載のターボチャージャ。
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